JP2002519708A - 背面照光式看板の低損失表面拡散体フィルムおよびそれを用いた方法 - Google Patents

背面照光式看板の低損失表面拡散体フィルムおよびそれを用いた方法

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JP2002519708A JP2000556263A JP2000556263A JP2002519708A JP 2002519708 A JP2002519708 A JP 2002519708A JP 2000556263 A JP2000556263 A JP 2000556263A JP 2000556263 A JP2000556263 A JP 2000556263A JP 2002519708 A JP2002519708 A JP 2002519708A
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ジー. フレイアー,デビット
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 照光式看板の半透明面用の低損失拡散体フィルムが提供される。このフィルムは、吸光性がほとんどなく、部分透過性および部分反射性を有する。背面照光式の看板で使用されている従来のフィルムを上回って著しく輝度効率と輝度が改善される。また、照光標識キャビティの拡散体フィルムおよび内面の選択に役立つ輝度効率予測方程式も提供される。照光標識キャビティの内面をライニングする拡散体フィルムと拡散反射フィルムを組み合わせたときの効果は、単独で作用させたときの効果の合計を予想外に上回る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、照明効果を増大させるために看板業界で使用される拡散体フィルム
に関する。
【0002】発明の背景 照光標識は、近代的な国々のいたるところに存在する。この標識は、見る人を
啓発したり、楽しませたり、情報を提供したり、警告に与えたりすることができ
る。この標識は、近くから見るようにも、遠くから見るようにも設計できる。特
に薄暗い昼間や夜間には、観測者にメッセージが見えるようにするために照光が
行われる。
【0003】 照灯するにはエネルギーを必要である。近代的な国々では簡単に電力を供給で
きるが、エネルギーの代金を支払う者は、より効率的な電力の供給およびより効
率的な電力の利用を常に求めている。経済的および環境上の理由から、照光標識
の照灯に要するエネルギーを無駄にすべきではない。
【0004】 照光標識には、「正面照光式」と「背面照光式」がある。前者は一般に、標識
の周囲から標識に対してある角度で光を照射する広告掲示板または他のディスプ
レーなどの標識を含む。後者は一般に、光が透けて見え、表面にメッセージまた
は画像が配置されている半透明の表面を有する。半透明面から発出する光の均一
性は重要である。半透明の表面は、観測者が標識ハウジング内の点状または線状
の光源をはっきり見分けられないように光を拡散させるいくつかの素子を含んで
いることが多い。また、今日の一般的な背面照光式看板では、見る標識の内部か
ら光の30%未満を逃げ出させている。より効率的な照光システムが必要とされ
ているのは明らかである。
【0005】 照光標識は、任意の形状にすることができる。光源は、ネオン、蛍光、白熱、
ハロゲン、高輝度放電(HID)、発光ダイオード(LED)または光ファイバ
であることができる。標識は、建造物と一体構成にしたり、建造物に備品として
取り付けたり、自立型にしたり、他の装置や設備の一部にすることができる。光
は、連続的、周期的、偶発的、または不規則に照灯できる。標識の照光を行う場
合はいつでも、使用電力を無駄にすべきではない。
【0006】 照光標識キャビティは、任意の幾何学構成にすることができる。
【0007】 意図するメッセージを伝達するために複雑な幾何学的外周形状を有する照光標
識は、外周内部に意図するメッセージを含むユークリッド幾何学に依存する照光
標識とは、全く異なるタイプの標識である。業界では、前者のタイプの照光の例
を「チャンネルレター」と呼ぶが、総称して「複雑形照光標識」と呼ぶこともで
きる。後者は、標識の外周が伝達対象メッセージと無関係なために「標識キャビ
ネット(sign cabinet)」と呼ばれている。
【0008】 標識キャビネットの非限定的例として、長方形、長円形、円形、楕円形、およ
び他のユークリッド幾何学形状のものが含まれる。複雑形照光標識の非限定的例
として、文字、輪郭、シルエット、記号、または、それ以外の、宣伝、啓発、警
告等を助ける顧客所望の形状などがある。
【0009】 ユークリッド幾何学的な標識キャビネットの照光は、複雑形照光標識よりも意
外性に乏しい。これは、光源が、標識の観察領域と実質的に同一の形状を持って
いなければ、配光することさえ極めて困難だからである。
【0010】発明の概要 照光式看板の技術で必要とされているのは、照光標識の輝度効率を向上させる
ことができ、したがって明るさ(ブライトネス)を増加させることができ、また
は電力消費を減少させることができるか、もしくはこれらの利点の組合せを実現
できる、照光標識の半透明面と組み合わせて使用される拡散層である。
【0011】 「輝度効率」とは、照光標識キャビティの半透明表面から出る総光束(ルーメ
ン単位)を、照光標識キャビティ内の光源が発光する総光束で割ったものを意味
する。
【0012】 本発明の一面は、構造一体性を提供するために必要に応じて透明な非拡散性の
基板に任意に積層され、少なくとも塗装壁程度の反射性を備えた内面を有する照
光標識キャビティの半透明面の少なくとも一部分と協働させて使用する、部分拡
散反射性と部分拡散透過性を備えた低損失の拡散体フィルムであって、そのよう
なフィルムが付加されていない照光標識を上回る照光標識の輝度効率の増加が得
られる拡散体フィルムである。
【0013】 構造一体性のために複合ラミネートが存在する場合には、標識キャビネットの
内側に最も近い層として低損失拡散体フィルムが存在することが好ましい。
【0014】 照光標識キャビティ内側から本発明の拡散体フィルムに入射した光は、拡散体
フィルムによって部分的に反射され、部分的に透過される。反射光は、照光標識
のキャビティに戻される。透過光は、拡散体フィルムと、存在していれば任意に
拡散体フィルムの複合ラミネートとを透過し、反射すること無く照光標識を出て
観察者に達する。
【0015】 そのような光が本発明の低損失屈折率フィルムに達するときに著しい吸光がな
いので、本発明の拡散体フィルムによる輝度効率が提供される。
【0016】 したがって、「低損失」とは、そのような光が、照光標識の内側から本発明の
拡散体フィルムに達するときに、本発明の拡散体フィルムに光が吸収されないこ
とを意味する。本発明の拡散体フィルムは、部分透過にしても部分反射にしても
低損失である。拡散体フィルムに達する100ルーメンについて、58ルーメン
が反射されて照光標識キャビティに戻され、41ルーメンが半透明面を透過でき
る。しかし、1ルーメンは拡散体フィルムに吸収されて輝度効率から失われたと
考えられる。これは、本発明の拡散体フィルムを使用したときの輝度効率が99
になることを意味する。この予想外の輝度効率により、エネルギー消費または照
明効果、あるいはその両方について、そのような優れた輝度効率を考慮に入れる
ように照光標識のエンジニアリング科学全体を書き直すことができる。
【0017】 照光標識の半透明面での何らかの著しい吸光が、拡散体フィルムと半透明面と
の複合ラミネートの内部、すなわち、本発明の拡散体フィルムを照光標識の半透
明面に接着させ、または支持させるのにそれぞれ必要となりうる任意の接着材層
および基板層で発生することがある。
【0018】 また、著しい吸光は、拡散体フィルムを透過する光に対してのみ影響を及ぼす
。フィルムの内側から照光標識キャビティに戻る光の反射は、著しい吸光を伴わ
ずに発生する。
【0019】 拡散体フィルムの反射率Rが約50%を越えるとき、照光標識キャビティ内の
光源によって発せられる光は、平均で数回、表面および壁で反射された後に照光
標識の半透明面を出る。照光標識キャビティにおけるこの光再利用は、半透明面
の表面の向こう側に透過光で均一に照光する必要がある場合に重要である。本発
明の拡散体フィルムは、輝度効率の損失を最小限するとともに、照光標識キャビ
ティ内で反射される光の再利用プロセスの効率を意外なほど増加させる。
【0020】 本発明の低損失拡散体フィルムは、任意ではあるが好ましくは、照光標識キャ
ビティの壁をライニングする拡散反射フィルム、拡散反射型の多層偏光子やミラ
ー、および微細孔膜(熱誘導型の相分離膜など)と組み合わせて使用される。
【0021】 簡単に述べると、そのようなフィルムは、照光標識ハウジングの少なくとも内
面の一部分に利用される。低損失拡散体フィルムは、光源からの光のルーメン、
または拡散パネルや照光キャビネットで反射される光のルーメンを捕捉し、その
ような光が最終的に標識ハウジングの半透明面から出るまで、ほとんど損失する
ことなくそのような光を再放射する。
【0022】 本発明の拡散体フィルムは、部分透過性と部分反射性の両方を備えたフィルム
からなる群より選択されることが好ましい。そのようなフィルムの非限定的例と
して、Scotchcal(商標)3635−30および70ディフューザーフ
ィルムおよびScotchcal(商標)3630−20ディフューザーフィル
ムなどがある。
【0023】 「フィルム」は、照光標識キャビティまたはその半透明面と接触する前に存在
する薄い柔軟なシートを意味する。
【0024】 「拡散反射フィルム」は、鏡面にならない反射型のフィルムを意味する。「反
射性の」は、米国材料試験協会(ASTM)の規格ASTM E1164−94
によって制定されている工業規格中に記載の名詞「反射」の形容詞である。
【0025】 「輝度均一性」は、半透明面から発出する光のルーメン値が、表面上の多数の
位置において実質的に均一であることを意味し、それによって、標識ハウジング
内の光源の位置がはっきり分からない標識が得られる。照光標識キャビティの半
透明面上の異なる二地点における輝度の極値どうしの比の関数である均一性は、
最適には1.0である。
【0026】 照光標識キャビティのフィルムをライニングした内面は、ASTM E116
4−94を使用して測定したときに少なくとも80%の反射率を有しており、そ
して白色粒子を充填したポリオレフィンフィルム、不相溶ポリマーのブレンド、
ポリオレフィン多層フィルム、微孔性ポリオレフィンおよびポリエステルフィル
ム、ふっ化ポリオレフィンフィルム、白色粒子を充填した塩化ビニルポリマーフ
ィルム、白色粒子を充填したアクリルフィルム、エチレンビニルアセテートフィ
ルムと一緒に共押し出しされたポリオレフィンフィルム、およびそれらの組合せ
からなる群より選択される拡散反射フィルムを含むことが、任意ではあるが更に
好ましい。
【0027】 本発明のもう1つの面は、半透明面と、(a)半透明面に適用される前述の拡
散体フィルム、および(b)内面の少なくとも一部に適用される、ASTM E
1164−94を使用して測定したときに反射率が少なくとも80%であるフィ
ルムを含む内面と、を有する照光標識である。
【0028】 本発明の更に別の面は、照光標識キャビティをライニングし、照光標識キャビ
ティの半透明面上で拡散体フィルムとして利用するのに最適なフィルムを選択す
るために照光標識キャビティの輝度効率を予測する方法であって、 (a)データを集めて以下の方程式(1)を解く段階と、
【数3】 (b)照光標識キャビティの任意の幾何学形状の輝度効率を最大にするフィル
ムを使用した照光標識キャビティを作製する段階と、 を備える輝度効率予測方法である。
【0029】 上記の方程式(1)を使用することにより、照光標識産業の主問題が解決する
。照光標識産業において、半透明面の照光の均一性は必須である。背面照光標識
の設計は、従来、均一性に影響を及ぼす光学特性に焦点をあててきた。適切な均
一性を保証するためにいくつもの標準が登場した。
【0030】 1.反射(正面部および壁)および透過(正面部のみ)の角度分布は、正反射
性と対立する乱反射性でなくてはならない。
【0031】 2.正面部の反射率(R)は、少なくとも60%でなくてはならない。実質的
に60%を越える反射率は均一性を更に向上するが、輝度効率が犠牲になる。し
たがって、一般に設計目標として採用されるのはR≒0.60である。散乱粒子
(TiO2など)を加えることによってR≒0.60を達成する正面部材料であ
れば、通常、R≒0.60で反射および透過の拡散角度分布が保証される。
【0032】 3.直接経路で正面部に当たる光の割合(f)は、できる限り小さくなくては
ならない。達成可能な最小値は、通常、キャビネット断面の縦横比によって決ま
る。0.25程度の小さい値は、内蔵チャネルレターに代表される深型キャビネ
ットで一般に実現される。従来の標識キャビネットに代表される浅型キャビネッ
トは一般に0.50に近い値を有する。
【0033】 Nの値も、キャビネット断面の縦横比によって大方決まる。深型キャビネット
の典型はN≒2.5であると考えられている。1.0程度の小さい値は、極めて
浅いキャビネットで可能である。
【0034】 (均一性要件による制約を受けない)残りの光学特性は、壁の反射率R(ベク
トルR)、拡散層の吸光率(A)、およびいずれか任意の接着剤層および基板層
の吸光率(α)である。ベクトルRの増加およびAとαの減少に伴って効率が増
加する。
【0035】 本発明の方程式(1)の利用は、α≒0を保持しながら実質的にAを減少させ
ることを目指すものである。
【0036】 本発明の特徴は、本発明の拡散体フィルムが低損失であり、照光標識キャビテ
ィの内面の拡散反射フィルムと組み合わせることによって輝度効率を意外なほど
増加させることができることである。
【0037】 本発明の利点は、照光標識キャビティの半透明面の輝度効率を増加させる拡散
体フィルムを使用することである。
【0038】 本発明の別の利点は、フィルムの選択に際して方程式(1)を利用して、α≒
0を保持しながらAを減少させて輝度効率を増加させる照光標識を作製できるこ
とである。
【0039】 本発明の他の特徴および利点は、添付図面と組み合わせた本発明の実施形態の
説明から分かるであろう。
【0040】発明の実施形態 図1に、照光標識キャビティの半透明面として使える拡散体フィルムの任意の
構造を示す。ラミネート10は、拡散体フィルム12、接着剤14、基板16を
含む。基板16および接着剤14は、フィルム12に十分な構造一体性が無い場
合、または、照光標識が直面する風、日光、雨、熱、寒さ等の環境条件に耐える
耐性が不十分な場合にのみ必要となる。
【0041】 拡散体フィルム12の非限定的例として、ScotchcalTM 3635−
30、3635−70、3630−20、PanaflexTM 930、945
、600、635、645、ならびに拡散性で硬質のアクリル、ポリカーボネー
ト、およびPETGプラスチックなどがある。また、更に好ましくは、米国特許
第4,539,256号(Shipman他)、同第4,726,989号(M
rozinski)、および同第5,120,594号(Mrozinski)
に開示されている微細孔膜を使用することもできる。
【0042】 フィルム12の厚さは約0.01mm〜約6.35mmにすることができるが
、好ましくは約0.02mm〜約0.7mmであり、最も好ましくは約0.05
mm〜約0.08mmである。
【0043】 フィルム12の反射率は、約0.50〜約0.7、好ましくは約0.55〜約
0.65にすることができる。
【0044】 フィルム12の透過率は約0.30〜約0.50、好ましくは約0.35〜約
0.45にすることができる。
【0045】 フィルム12の吸光率は約0.00〜約0.15、好ましくは約0.00〜約
0.03にすることができる。
【0046】 接着剤14の非限定的な例として、Satas(セータス)編「感圧接着剤ハ
ンドブック(Handbook of Pressure Sensitive
Adhesives)」第2版(Van Nostrand,New Yor
k,1989)に開示されているアクリル接着剤等の感圧接着剤などがある。フ
ィルム14の厚さは約0.002mm〜約0.10mm、好ましくは約0.1m
m〜約0.10mmすることができる。
【0047】 接着剤層14の別の選択枝として、必要とされる看板、基板の性質、および当
業者に公知の他の要因に基づいて選択されるものもある。例えば、用途によって
は感圧接着剤が好ましいこともある。感圧接着剤は、感圧接着性の他に、接着剤
が凝固または硬化する前にスライドさせたり再配置したりできる点が有利である
。標識グラフィクス用の感圧接着剤として営利的に優れている感圧接着剤は、米
国ミネソタ州セントポールの3M社製からScotchcalTMおよびScot
chcalTM Plusというブランド名で販売されているイメージグラフィッ
クウェブに使用されている。この利便性を有する感圧接着剤は種々の特許に開示
されている。これらの接着剤の中には、米国特許第5,141,790号(Ca
lhoun他)、同第5,229,207号(Paquette他)、同第5,
296,277号(Wilson他)、同第5,362,516号(Wilso
n他)、PCT国際公表第WO97/18246号、同第WO97/31076
号、同第WO97/31077号、および同第WO98/29516号に開示さ
れているものもある。剥離ライナーを使用して、必要になるまで接着剤層を保護
することもできる。
【0048】 任意の基板16の非限定的例として、ポリカーボネート(米国マサチューセッ
ツ州ピッツフィールドのゼネラルエレクトリック社(General Elec
tric Co.)製のLexanTMブランドのポリカーボネート、アトハース
アメリカズ社(Atohaas Americas Inc.)製のImple
x(登録商標)Plusインパクトアクリルシート、およびテネシー州ジョンソ
ンシティのイーストマンケミカル社(Eastman Chemical)製の
SpectarTMコポリマーなど)が含まれる。基板16の厚さは約0.02m
m〜約6.3mm、好ましくは約2.54mm〜約5.1mmにすることができ
る。
【0049】 図2に、照光標識の構造に拡散体フィルムラミネートを使用した場合を示す照
光標識20の断面図を示す。図2は、輝度効率を最大にする照光標識キャビティ
を作製するフィルムを選定するために、どのように方程式(1)を利用できるか
を示すものでもある。
【0050】 標識20は、半透明の正面側24、2つの側壁内面26、1つの背壁内面28
、および光源30を有し、全体として22で示されているハウジングを備えてい
る。
【0051】 低損失拡散体フィルム12は、半透明面24の少なくとも一部、任意の広さの
表面積であるが好ましくは半透明面24の全面、に施すことができる。表面24
の残りの領域があれば、基板16で構成することできる。
【0052】 任意ではあるが好ましくは、内面26と28は、反射率R(ベクトルR)を少
なくとも約0.60に向上させる任意の材料から作製できる。反射率は、好まし
くは少なくとも約0.80にすべきであるが、これはTiO2含有塗料を使用し
た塗装面によって提供される。更に好ましくは、反射率は少なくとも約0.90
にすべきであるが、これは、同時係属出願中の同出願人のPCT特許出願第
号(Deyak他)、米国特許第4,539,256号(Shipma
n他)、同第4,726,989号(Mrozinski)、および同第5,1
20,594号(Mrozinski)に開示されている拡散反射フィルムを使
用することによって提供できる。
【0053】 表面26および28のフィルムに関する別の選択枝は、PCT国際公表第WO
97/01774号および同第WO97/0178が開示されており、白色粒子
が充填されたポリオレフィンフィルム(米国ペンシルバニア州ピッツバーグのP
PGによって販売されているTeslinTMブランドのフィルムなど)、不相溶
性ポリマーのブレンド(米国デラウェア州ウィルミントンのデュポン社(DuP
ont)製のMelinexTMブランドのポリエステル/ポリプロピレンフィル
ムなど)、微孔性ポリエステルフィルム、ポリオレフィン多層フィルム(米国デ
ラウェア州ウィルミントンのデュポン社(DuPont)から市販されているT
yvekTMブランドのポリオレフィンフィルムなど)、ふっ化ポリオレフィンフ
ィルム(ポリテトラフルオロエチレンなど)、白色粒子を充填した塩化ビニルポ
リマーフィルム、白色粒子を充填したアクリルフィルム、エチレンビニルアセテ
ートフィルムと一緒に共押し出しされたポリオレフィンフィルム(同時係属出願
中の同出願人のPCT特許出願US97/18295号に開示されているもの、
およびPCT国際公表第WO97/32224号、同第WO97/32225、
同第WO97/3227および同第WO97/32230号に記載の第1の複屈
折相と屈折率の異なる第2の相とを有するフィルムなど)等がある。
【0054】 そのようなフィルムは、米国特許第4,539,256号(Shipman他
)、同第4,726,989号(Mrozinski)、および同第5,120
,594号(Mrozinski)に開示されている熱誘導型層分離フィルムで
あることが好ましい。
【0055】 表面26および28のフィルムは、一般に、接着剤で被覆された主表面を有す
る。そのような接着剤は一般にフィルムの底面(関連実施形態に応じて、連続的
または各部)にあり、それによってフィルムを標識キャビネットの壁、パネル、
テーブル、床、安定器、変形物、または他の基板上に確実に貼り付けることがで
きる。接着剤の種類は、必要とされる看板、基板の性質、および当業者に公知の
他の要因に基づいて選択される。例えば、用途によっては感圧接着剤が好ましい
こともある。感圧接着剤は、感圧接着性の他に、接着剤が凝固または硬化する前
にスライドさせたり位置決めし直したりできる点が有利である。標識グラフィク
ス用の感圧接着剤として営利的に優れている感圧接着剤は、米国ミネソタ州セン
トポールの3M社からScotchcalTMおよびScotchcalTM Pl
usというブランド名で販売されているイメージグラフィックウェブに使用され
ている。この便利性を有する感圧接着剤は種々の特許に開示されている。これら
の接着剤の中には、米国特許第5,141,790号(Calhoun他)、同
第5,229,207号(Paquette他)、同第5,296,277号(
Wilson他)、同第5,362,516号(Wilson他)、PCT国際
公表第WO97/18246号、同第WO97/31076号、同第WO97/
31077号、および同第WO98/29516号に開示されているものもある
。剥離ライナーを使用して、必要になるまで接着剤層を保護することもできる。
【0056】 拡散体フィルムの反対側の主表面に公知の方法で積層を行う場合、接着剤の変
わりに機械的留め具を使用することもできる。機械的留め具の非限定的例として
、PCT特許出願第08/930957号(Loncar)に開示されているS
cotchmateTMおよびDual LockTM固定システムなどがある。
【0057】 接着剤付きのそのようなフィルムの厚さは約50μm〜約500μm、好まし
くは約75μm〜約375μmである。この厚さにすることにより、前記接着剤
で裏打ちされたフィルムを、標識20のハウジングの内側の寸法を実質的に変更
することなく、電気技術基準等の規定を遵守した状態で、図2に記載のハウジン
グ22の内面26と28のいずれに貼り付けることもできる。
【0058】 光源30は、単一にすることも複数にすることもでき、また、前述タイプのど
れであってもよい。照明工学の目標は、光源30から発出する光1ルーメン(L
)当たりの、標識20の半透明面24から出てくるルーメン数(L)を最大にす
ることである。図2に記載されているように、1ルーメンの形で表したとき、標
識20内において、内面26および28からは反射率R(ベクトルR)、半透明
面24からは反射率Rで反射する。表面24から観測者への光のルーメンの透過
率Tのために、拡散体フィルム12の吸光率A(および、図2に記載されていな
い任意の接着剤14および基板16の吸光率α)は最小でなければならない。
【0059】 図2は、直角に形作られた照光標識20の簡易図である。市場取引要件のため
に、種々の形状および深さの照光標識キャビティが本発明のフィルムおよび予測
方程式の恩恵を受ける。例えば、直径17.145cm(6.75インチ)の正
面部を備えた、直径17.145cm(6.75インチ)、深さ12.065c
m(4.75インチ)の円形筒状キャビネットの輝度効率を、既に分かっている
Rの4つ値、既に分かっているR(ベクトルR)、A、およびαの3つの組み合
わせ、および既に分かっている1つの値fから構成される組合せのそれぞれにつ
いて測定した。12種類の測定効率のすべてに対して最良可能の適合をもたらす
ようにNを選択すると、前述の値は実験誤差内(Δε〜+/−0.05)で方程
式(1)の予測と一致した。そのようにして得たNの推定値(N=2.5)は、
キャビネットの幾何学形状と、壁26と28ならびに正面部24の拡散反射特性
とに基づく予想値と一致していた。このように方程式(1)は、本発明または他
の標識工学の影響の大きさを評価しうる優れた予測モデルとなる。
【0060】 以下の実施例により、本発明の実施形態の特徴を更に明らかにする。
【0061】実施例及び本発明の有用性 以下の実施例により、低損失を呈する拡散体フィルムを利用することによって
得られる本発明の予想外の利点を明らかにする。更に詳細には、拡散反射フィル
ムと組み合わせた拡散体フィルムは、輝度効率を意外なほど増大させる。最も詳
細には、反射率R(ベクトルR)が0.9を越えて増加して0.98に近づくと
、輝度効率εは、前述の方程式(1)にしたがって、当該方程式によって予測さ
れる通りに幾何学的に増加する。換言すると、内面26および28をライニング
する拡散体フィルム12および拡散反射フィルムの好適な組合せにより、浅型お
よび深型の両方のキャビネットで輝度効率が100%に近づく。
【0062】 図3および図4に、総称的な深型(f=0.25、N=2.5)および浅型(
f=0.50、N=1.0)片面標識キャビネットの輝度効率に対する、各種の
拡散体フィルム材料の予測影響をそれぞれ示す。大部分のキャビネットは、これ
ら2つの極端例と同じまたはその間にあると考えられる。
【0063】 各図中、輝度効率εは、4種類の拡散体フィルムのR(ベクトルR)の関数と
してプロットされている。これらは、3M社製のPanaflex645フレキ
シブル標識基材、ユタ州ソルトレイクシティのヤングエレクトリックサイン社(
Young Electric Sign Co.)から市販されている0.4
7cm(3/16インチ)の拡散型Plexiglass(アクリル)、厚さ0
.31cm(1/8インチ)の透明なPlexiglassシートに積層された
3M社製の3635−30半透明Scotchcalフィルム、および、やはり
0.31cmの透明なPlexiglassに積層された前述のシップマン(S
hipman)およびムロジンスキー(Mrozinski)特許に基づいて作
製された0.07mm(3ミル)のオイルイン微細孔膜である。
【0064】 Panaflex材およびPlexiglass材は、今日の照光標識産業で
利用されている一般的な外面材である。Scotchcal3635−30フィ
ルムは、一般に外面材としては使用されない既存の3M社製品である。各ラミネ
ートの拡散成分の反射率Rと透過率T=(1−R−A)とをラムダ−19分光光
度計で測定し、1から減算することによって吸光率(A)を計算した。結果を、
下記の第1表にまとめた。
【0065】
【表1】
【0066】 PafanlexもPlaxiglassも構造基板に積層を必要としないの
で、これらの材料についてはα=0である。Plexiglassの吸光性は、
測定不可能なほど小さいので、Scotchcalフィルムおよびオイルイン膜
についても同様に、α≒0と考えることができる。
【0067】 図3から分かるように、十分に塗装された内壁の反射率R(ベクトルR)は、
いくつかのフィルムの反射率と同様に、各図表の横座標に沿って示されている。
塗装は、今日、工業で利用されている最も一般的な壁処理法である。最も好まし
い内面処理の代表は、0.28mm(11ミル)のオイルイン微細孔膜、または
0.9を越える同様反射率を有する、それに代わる材料である。
【0068】 図3によれば、今日のチャネルレターの多くは、輝度効率が約30%である。
そのようなレターの内壁を、0.28mmのオイルイン微細孔膜でライニングす
ると、輝度効率が62%に増加する。また、Plexigal面を3635−3
0フィルムに交換すると、輝度効率は38%に増加する。
【0069】 0.28mmのオイルイン膜および3635−30フィルムを組み合わせると
、輝度効率は76%に増加する。これらベンチマークテストの結果を下記の第2
表にまとめた。観測者の目は、主として輝度の相対的増加に対して敏感である。
50%増加が認識可能な境界である。100パーセントの増加ははっきりと分か
る。同様に、照明列を削除しても輝度を維持し続けるには、輝度効率を50%(
ベースライン3列)〜100%(ベースライン2列)増加することが要求される
。オイルイン微細孔膜だけ、低損失拡散体フィルムだけ、およびそれら2つの組
合せ、によってもたらされる相対的な増加を第2表に記載する。前述の基準によ
れば、オイルイン微細孔膜だけ場合の利点はかなり大きい。しかし、本発明の低
損失拡散体フィルムと組み合わせた場合の微細孔膜の利点は予想外に大きく、実
質的に前述利益を上回る。これら低損失拡散体フィルムだけのものは、それほど
大きくはない。
【0070】 普通の(浅型の)標識キャビネットの今日のベースラインは、(深型の)チャ
ネルレターの場合ほど十分に定められていない。Plaxiglass面および
Panaflex面の両方でそうであるように、塗装(ベクトルR≒0.80)
および非塗装(0.60<ベクトルR<0.80)のいずれのキャビネットも広
く使用されている。高効率のベースライン(塗装キャビネット、Plaxigl
ass面)を想定すると、0.28mmのオイルイン膜で内壁をライニングする
ことによって輝度効率は52%から71%に増加する。Plexigal面を3
635−30フィルムに交換すると、輝度効率は64%に増加する。0.28m
mのオイルイン膜および3635−30フィルムを組み合わせると、輝度効率は
87%に増加する。これらのベンチマークテストの結果を、対応相対増加と一緒
に第2表にまとめた。
【0071】 前述の基準により、浅型キャビネットでは、オイルイン膜ライニングだけの場
合の利点も、低損失拡散体フィルムだけの場合の利点もあまり大きくない。しか
しながら、組み合わせると、それらの利点は意外なほど大きくなる。これらの結
果の詳細は、ベースラインの選択よって異なる。オイルイン膜の利点は、ベース
ラインのR(ベクトルR)が小さほど大きくなり、また、基準線のAが大きいほ
ど大きい。これに代わる具体的なシナリオを、図4から直接に推理することがで
きる。
【0072】
【表2】
【0073】 以下の実施例では、基準のRが小さく、基準のAが小さい場合の浅型キャビネ
ットにおいて、高反射性内面および低損失の表面拡散体の両方の利点を考える。
この状況において、高反射性ライナだけ場合の恩恵、低損失の表面拡散体だけの
利点、およびこれら2つを組み合わせた場合の恩恵は、いずれもかなり大きい。
【0074】 下記の第3表は、一般的な浅型片面標識キャビネットの半透明面の測定によっ
て得られる平均輝度に対する拡散体フィルムの影響を示す。当該キャビネットは
、幅1.23m(4フィート)×高さ1.23m×深さ0.23m(9インチ)
である。キャビネットは、縦1.23m(4フィート)の4本の平行な蛍光灯管
によって照明されている。ベアアルミニウムの内側背面および側面、および0.
30mm(12ミル)のオイルアウト膜(R≒0.99)でライニングされた内
側背面および側面について測定を行った。半透明表面の上面の等間隔に設けた5
つの点と、中間部の等間隔に設けた19の点と、下面の等間隔に設けた5つの点
において、直角入射時の輝度を測定した。中間部の間隔を更に細かくすることに
より、電球の最小距離を構成できる。フートランベルト単位の平均輝度(カンデ
ラ/m2を3.426で割ったもの)は、29個の測定値の相加平均として計算
した。7種類の拡散体フィルム候補のそれぞれに対して測定を行った。これらは
、Panaflex−945、Panaflex−645、Panaflex−
950標識表面基板とScotchcal 3630−20フィルム、Scot
chcal 3635−30フィルム、Scotchcal 3635−70フ
ィルム、および0.07mm(3ミル)微細孔膜である。Scotchcalフ
ィルムおよび膜のそれぞれを、吸光性を持たない3/16インチ透明Plexi
glassで積層した。各拡散フィルムの小型サンプルの反射性と透過性を、ラ
ムダ(Lambda)−19分光光度計で測定した。結果を、下記の第3表に記
載する。
【0075】
【表3】
【0076】 相対的測定平均輝度は、第3表の第6および第7コラムに記載されている。ベ
ースラインは、Pabaflex945半透明表面を備えたベアアルミニウムの
内側背面および側面である。このベースラインと他のすべての測定値を比較する
ことにより、改良の増加の割合が分かりやすくなる。膜ライナー付きおよび膜ラ
イナー無しの両方の測定平均輝度は、次の3グループのいずれかに分類される。
【0077】 (1)Panflex−945、Panaflex−645、およびPana
flex−950フィルムは、他の拡散体と比べて、比較に値する高い吸光性を
有し、比較に値する低い輝度を呈する。
【0078】 (2)Scotchcal 3635−20フィルム、Scotchcal
3635−30フィルム、および厚さ0.07mmのオイルイン膜は、比較に値
する低い吸光性を有し、比較に値する高い輝度を呈する。これらは、Panaf
lex 945のベースラインに対して約2/3倍の増加をもたらす。
【0079】 (3)Scotchcal 3635−70フィルムは、Scotchcal
3635−20フィルム、Scotchcal 3635−30フィルム、お
よび0.07mm膜に匹敵する吸光性を有し、しかも、著しく高い輝度を呈する
。これは、すべての拡散体フィルム候補の中で最も低い、その著しく低い反射率
Rの結果である。試験を行ったすべての材料の中で、Scotchcal 36
35−70フィルムだけが0.60を実質的に下回る反射率Rを有し、また、S
cotchcal 3635−70だけが視認可能な不均一性を呈する。Sco
tchcal 3635−70は、高輝度ではあるが、適切な均一性を提供しな
いので、適切な表面材料ではない。
【0080】 反射率が低いまたは高い背面および側面の、低吸光性と高輝度の間の相関関係
は、第3表の結果から明らかである。また、前述の基準により、反射性の高いラ
イナーだけの場合、低損失の表面拡散体だけの場合、およびその2つの組合せの
場合の利点の意味も明らかである。
【0081】 これら7種類の表面材料のそれぞれの相対予測効率を第3表の最後のコラムに
示す。これらは、ベアアルミニウムについてはf=0.50、N=1.0、R=
0.60とし、0.30mmのオイルアウト膜についてはR=0.99として、
前述の方程式(1)から予測したものである。測定によって得られた平均輝度は
、この効率に比例している。比例定数が一定である限り、相対輝度と相対効率は
等しい。しかし、半透明面と透過する光の角度分布が前方散乱方向に更に最高度
に達すると、比例定数は予想外に増加する。そして、半透明面の反射率が減少す
ると透過角度分散が更に最高度に達すると予測される。これは、恐らく、Sco
tchcal 3635−70フィルムの相対輝度と相対効率との相違に対応す
るものであろう。それ以外の差異は、予測方程式(1)およびRとAのラムダ−
19測定値の予想不確定度の範囲内である。これらは、方程式(1)を利用して
浅型キャビネットの輝度効率を予測できることを実証するものである。深型キャ
ビネットの場合の前述の検証と組合せることにより、方程式(1)を使用するこ
とによって広範囲にわたる幾何学形状のキャビネットの効率を予測できることが
実証される。
【0082】 図5は、第3表に記載の各拡散体フィルムについて、(半透明面に直接当てる
ミノルタ社製の光度計モデルLS110を使用して)第3表の記載と同じアルミ
ニウム標識キャビティに対して6.4cm間隔で行った実際の輝度測定結果を示
すグラフである。上に列挙した3種類の分類の区別は、図5のグラフから歴然と
分かる。3635−70フィルムは、照光標識の半透明面を通して光源各点がは
っきりと分かるので、拡散型の照光標識としては不適格である。Panafle
x 645、945、および950フィルムは、拡散性に優れているが、輝度は
、より好適な3635−30および3630−20フィルムならびに0.07m
m微細孔膜より少なかった。輝度が高くなると、光源の位置の見え方が、よりは
っきりしてくる。
【0083】 図6は、第3表で確認されたものと同じ拡散体フィルム候補を利用して、膜で
ライニングした標識キャビティのグラフである。図3および第3表と同じ3種類
のまとまりが生じたが、次の2つの重要かつ予想外の効果が明らかとなった。
【0084】 (1)ベアアルミニウムの標識キャビティで使用したとき、すべての拡散体候
補の輝度が増加した。
【0085】 (2)光源の識別がはるかに分かりにくくなった、すなわち、照光標識の半透
明面の横幅方向の起動測定値のラインが平らになった。この効果の利点は、前述
の好適拡散体フィルムでは更に顕著で好都合である。光源について、その存在を
示すのは3635−70フィルムだけである。
【0086】 図5と図6を比較することにより、すべての拡散体フィルムで輝度が増加する
ことから、吸光性による輝度損失の無い本発明の好適フィルムの拡散体品質の明
白な証拠、本発明を使用した輝度効率の照明に至るまで、本発明の多くの意外な
利点が明らかになる。
【0087】 照光標識技術は、方程式(1)の利用と組み合わせることによって、光源の種
類、光源の位置、および輝度効率の制限によって限定されない方向を取れること
が図5および図6から分かる。したがって、従来の制限が解消された。
【0088】 本発明は、前述の実施形態に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 照光標識キャビティの半透明表面上の拡散体フィルムラミネートの一実施例の
断面図である。
【図2】 本発明の照光標識キャビティ予測方程式(1)に関する断面図である。
【図3】 方程式(1)を使用して、種々の拡散体フィルムを使った「深型」照光標識キ
ャビティの輝度効率を予測したグラフである。
【図4】 方程式(1)を使用して、種々の拡散体フィルムを使った「浅型」照光標識キ
ャビティの輝度効率を予測したグラフである。
【図5】 種々の拡散体フィルムを使ったアルミニウム照光標識キャビティの実測値のグ
ラフである。
【図6】 内面に拡散反射フィルムを有する、種々の拡散体フィルムを使った照光標識キ
ャビティの実測値のグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ケイター,スコット アール. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 ディヤック,フランク エル. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 Fターム(参考) 2H042 BA02 BA20 DA02 DA11 DA21 DB01 DE04 5C096 AA01 AA05 AA24 BA01 BB07 BB08 BB27 BB34 CA02 CA12 CA25 CA26 CA32 CB01 CE06 CE07 CE17 CE22 CE30 CF02 CF04 CF09 DA01 EA01 EA02 EA04 EA10 EB04 FA01 FA02 FA03 FA09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造一体性を提供するために必要に応じて透明な非拡散性の
    基板に任意に積層され、少なくとも塗装壁程度の反射性を備えた内面を有する照
    光標識キャビティの半透明面の少なくとも一部分と協働させて使用する、部分拡
    散反射性と部分拡散透過性を備えた低損失の拡散体フィルムであって、そのよう
    なフィルムが付加されていない照光標識を上回る照光標識の輝度効率の増加が得
    られる拡散体フィルムを有する物品。
  2. 【請求項2】 前記内面は、TiO2含有塗料と、拡散反射フィルムと、半
    鏡面反射フィルムと、拡散反射フィルムを積層または被覆した鏡面反射フィルム
    とから成る群より選択されたフィルムを含む、請求項1に記載の物品。
  3. 【請求項3】 以下の方程式(1) 【数1】 によって予測される輝度効率の増加が少なくとも約50%である、請求項1また
    は請求項2に記載の物品。
  4. 【請求項4】 前記拡散体フィルムがオイルイン微細孔膜を含む、請求項1
    〜3のいずれか一項に記載の物品。
  5. 【請求項5】 前記膜は、主表面上に感圧接着剤層を有し、前記膜および接
    着剤の厚さは、約0.012mmから約6.45mmである、請求項1〜4のい
    ずれか一項に記載の物品。
  6. 【請求項6】 前記拡散体フィルムを、前記照光標識の半透明面の実質的に
    全領域に付加する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の物品。
  7. 【請求項7】 前記拡散体フィルムの反射率は約0.5〜約0.7であり、
    前記拡散体フィルムの透過率は約0.3〜約0.5であり、前記拡散体フィルム
    の吸光率は約0.00〜約0.15である、請求項1〜6のいずれか一項に記載
    の物品。
  8. 【請求項8】 半透明面と内面とを有する照光標識であって、 (a)前記半透明面に付加される請求項1〜7のいずれか一項に記載の拡散体
    フィルムと、 (b)前記内面の少なくとも一部に付加された、ASTM E1164−94
    を使用して測定したときに少なくとも80%の反射率を有するフィルムと、 を備える照光標識。
  9. 【請求項9】 前記内面フィルムは、ASTM E1164−94を使用し
    て測定したときに少なくとも90%の反射率を有しており、そして白色粒子を充
    填したポリオレフィンフィルム、不相溶ポリマーのブレンド、ポリオレフィン多
    層フィルム、微孔性ポリオレフィンおよびポリエステルフィルム、ふっ化ポリオ
    レフィンフィルム、白色粒子を充填した塩化ビニルポリマーフィルム、白色粒子
    を充填したアクリルフィルム、エチレンビニルアセテートフィルムと一緒に共押
    し出しされたポリオレフィンフィルム、およびそれらの組合せからなる群より選
    択される拡散反射フィルムである、請求項8に記載の標識。
  10. 【請求項10】 照光標識キャビティをライニングし、前記照光標識キャビ
    ティの半透明面上で拡散体フィルムとして利用するのに最適なフィルムを選択す
    るために前記照光標識キャビティの輝度効率を予測する方法であって、 (a)データを集めて以下の方程式(1)を解く段階と、 【数2】 (b)照光標識キャビティの任意の幾何学形状の前記輝度効率を最大にするフ
    ィルムを使用した照光標識キャビティを作製する段階と、 を含む方法。
  11. 【請求項11】 前記付加する段階は、前記フィルムを前記半透明面に接着
    することを含む、請求項10に記載の方法。
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