JP2002519580A - 補助圧縮空気によるガスタービンの運転 - Google Patents

補助圧縮空気によるガスタービンの運転

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Abstract

(57)【要約】 燃焼タービン12が高い周囲温度及び/又は低い空気密度にて最大出力で運転し得る方法を提供する。この方法は、空気が燃焼タービンコンプレッサから排他的に供給される燃焼タービンモードと、追加の空気が空気ストレージ28から供給される圧縮空気増大モードと、充填コンプレッサ32からの空気が空気ストレージ28へと供給される空気ストレージ充填モードと、を有する。別法として、空気ストレージ28は除去することができ、そして充填コンプレッサ32は全補助空気流量に適した大きさとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、燃焼タービン発電プラントに関するものであり、特に、燃焼タービ
ン組立体が高い周囲温度或いは低い空気密度にて作動する時に発生する出力損失
を回復するために、及び/又は通常の燃焼タービン組立体の出力を超える出力を
発生するように燃焼タービン発電プラントを運転する方法に関するものである。
【0002】 発明の背景 燃焼タービン発電プラントは、ピーク出力を供給するための優れた発電プラン
トである。米国及びその他の国において、大多数の電力需要者にとって、電力消
費は、夏季にピークに達する。この時、周囲温度が高くなることにより、燃焼タ
ービンの出力は最低となる。出力がが減少することについて簡単に説明すると、
入口空気密度が低下することに関連する高周囲温度は、燃焼タービン組立体を流
れる質量流量を減少させ、発生する出力を対応して減少させる。図1a、1b、
1cは、三つの周囲温度、即ち、59°F(図1a)、0°F(図1b)、90
°F(図1c)、にて作動する通常のゼネラル エレクトリック フレーム 7
EA燃焼タービン組立体12の簡単化された熱−質量バランスを表す。燃焼ター
ビン12は、コンプレッサ14、膨張タービン16、膨張タービン16に加熱さ
れた燃焼生成物ガスを供給する燃焼器8を有する。膨張タービン16は、コンプ
レッサ14及び発電機20を駆動するべく接続されており、発電機20は電気グ
リッド17に接続されている。
【0003】 図1a〜1cは、59°F、相対湿度60%のISO条件にて定格84.5M
Wの、通常のゼネラル エレクトリック 燃焼タービン組立体が、周囲温度0°
Fの時、略102.5MWの最大出力を発生し、周囲温度90°Fの時、略76
.4MWにまで出力が低下することを示している。燃焼タービンにおける高周囲
温度時の著しい出力損失は、公益事業体に夏季ピーク需要に合致する追加のピー
ク容量を買い入れることを要求する。高周囲温度で作動するコンバインドサイク
ル発電プラントにおける出力損失も燃焼タービン組立体のものと同様である。
【0004】 従来、高周囲温度時の燃焼タービン/コンバインドサイクルプラントの損失出
力を一部回復するための方法、即ち、蒸発冷却及び種々の燃焼タービン入口空気
冷却器(チラー)(機械的或いは吸収タイプ)がある。これらの方法は、燃焼タ
ービンの回復を一部もたらすに過ぎず、同時に、資本コストを著しく増大する。
これは、運転を高周囲温度時期に限定するためには必ずしも正当化されるもので
はない。
【0005】 従って、周囲温度に関わらず燃焼タービン組立体を最大出力で運転させ得る方
法の開発が必要とされる。
【0006】 同様の出力損失の問題は、燃焼タービン組立体が高い海抜高度に設置された場
合にも存在する。これらの用途における問題は、低空気密度及び対応した消費タ
ービン出力損失に関連している。現在、高高度用途に関連した出力損失を回復す
る方法はない。
【0007】 従って、高硬度域にて作動する時においても燃焼タービン組立体が最大出力を
維持し得る方法の開発が要望されている。
【0008】 発明の要約 本発明の目的は、上記要望を満足させることである。本発明の原理によれば、
これら諸目的は、燃焼タービン発電システムが、高い周囲温度及び/又は低い空
気密度で最大許容出力で作動し得る、及び/又は、空気ストレージから補助空気
を提供することによって通常の燃焼タービン組立体の出力を上回る出力で作動し
得ることを保証する方法によって達成される。この方法は、コンプレッサ、コン
プレッサと作動的に関連した膨張タービン、膨張タービンに接続された発電機、
を含む、少なくとも一つの燃焼タービン組立体;膨張タービンに燃焼生成ガスを
供給する燃焼器;コンプレッサの出口を燃焼器の入口に流体的に接続するフロー
パス構造体;圧縮空気ストレージ;圧縮空気ストレージを充填する充填コンプレ
ッサ;充填コンプレッサの出口を圧縮空気ストレージへの入口と流体的に連結す
るチャージング構造体;圧縮空気ストレージの出口を燃焼器の入口に流体的に連
結するコネクション構造体;及びコネクション構造体及びチャージング構造体を
通る流量を制御するためにそれぞれコネクション構造体とチャージング構造体と
に関連したバルブ構造体;を提供すること、を含む。
【0009】 バルブ構造体は、次の運転モードを選択的に可能とするべく制御される。(1
)コンプレッサから圧縮された空気がフローパス構造体を介して、膨張タービン
に燃焼生成ガスを供給する燃焼器へと流動し、膨張タービンが発電機を駆動する
燃焼タービン運転モード、(2)フローパス構造体を介して燃焼器へと流れる圧
縮空気に加えて、圧縮空気ストレージからの圧縮空気がコネクション構造体を介
して燃焼器へと供給され、これによって、膨張タービンへの圧縮空気とガスの質
量流量を増大させ、従って、発電機は、膨張タービンへと供給される追加の圧縮
空気に起因して出力が増大する圧縮空気増大運転モード、そして(3)充填コン
プレッサからの圧縮空気がチャージング構造体を介して流動し、圧縮空気ストレ
ージを充填する空気ストレージ充填運転モード。
【0010】 本発明の一実施の形態によると、圧縮空気ストレージからの圧縮空気は、飽和
器へと差し向けられ、飽和器にて圧縮空気は加熱水と混合される。飽和され且つ
予加熱された圧縮空気は、復熱装置へと送給され、燃焼器の上流に噴射される前
に更に加熱される。
【0011】 本発明の他の実施の形態によると、圧縮空気ストレージは除去され、そして、
補助空気構造体は、空気ストレージの大きさによって制限されることなく連続的
に作動し、増分出力を発生するように、その大きさが燃焼器への全補助空気流量
に対するものとされる。
【0012】 本発明の上記及び他の目的は、以下の詳細な記載及び請求の範囲の記載により
明らかとなるであろう。
【0013】 本発明は、本発明の実施例を示す添付図面を参照することによりより良く理解
されるであろう。図面にて同じ部材には同じ参照番号が付されている。
【0014】 発明の詳細な説明 図2を参照すると、本発明の原理に従って提供される燃焼タービン発電システ
ムが示され、総括して参照番号10が付されている。本発明に係るシステム10
の物理学的及び機械学的なことは、周囲温度が高い場合と、高度が高い場合とに
おける運転において同じであると理解される。従って、本明細書における説明は
全て、周囲温度が高い場合の用途における方法及びその有効性についてのみ説明
する。更に、本発明は、燃焼タービンが主要構成要素とされるコンバインドサイ
クルプラントに対しても等しく適用されることを理解されたい。
【0015】 図2を参照すると、燃焼タービン発電システム10の一実施例が概略示される
。このシステム10は、例えば、GE7EA燃焼タービン組立体とすることがで
きる通常の燃焼タービン組立体12を有する。燃焼タービン組立体12は、コン
プレッサ14、膨張タービン16、及び加熱燃焼生成ガスを膨張タービン16へ
と供給する燃焼器18を備えた軸組立体を有する。膨張タービン16は、コンプ
レッサ14を駆動するために接続され、又、発電機20に接続されている。発電
機20は、電気グリッド17に接続される。燃焼タービン運転モードにおいては
、空気はコンプレッサ14にて圧縮され、圧縮された空気は、フローパス(流路
)構造体21を介して燃焼器18へと送給され、その後、加熱燃焼生成ガスは膨
張タービン16にて膨張され、動力を発生する。
【0016】 本発明によれば、燃焼タービン組立体12は、膨張タービン16に加熱燃焼生
成ガスを供給する燃焼器18の入口に、予め貯蔵された圧縮空気を噴射するよう
に構成される。もし、燃焼タービン組立体12により発生する出力以上の出力が
提供される場合には、発電機の容量をアップグレードすることができる。これら
の機能に付いては後でより詳しく説明する。
【0017】 追加の圧縮空気圧縮貯蔵、回収システム(compressed air compression stora
ge and retrieval system:CACSRS)が設けられる。このシステムは、図2
に示す実施例では、コンプレッサトレイン32を有し、圧縮空気を、配管形態と
されるチャージング(充填)構造体34を介して圧縮空気ストレージ28に供給
する。例示する実施例では、コンプレッサトレイン32は、第1コンプレッサ3
6及び第2コンプレッサ38を備え、それぞれ電動モータ40にて駆動される。
インタークーラ42を第1コンプレッサ36と第2コンプレッサ38との間に設
けることができる。更に、アフタークーラ44を第2コンプレッサ38の出口と
圧縮空気ストレージ28への入口との間に設けることができる。バルブ46が第
2コンプレッサ38とアフタークーラ44への入口との間に設けられる。バルブ
48がアフタークーラの出口と圧縮空気ストレージ28への入口との間に設けら
れる。バルブ46、48は第1のバルブシステムを画定する。
【0018】 圧縮空気ストレージ28の出口は、コネクション(連結)構造体50を介して
燃焼器18の入口に流体的に接続される。例示する実施例において、復熱装置5
2が圧縮空気ストレージ28の出口と燃焼器18への入口との間に設けられる。
バルブ54が復熱装置52の出口と燃焼器18の入口との間に設けられ、バルブ
55が圧縮空気ストレージ28の出口と復熱装置52への入口との間のコネクシ
ョン構造体50に設けられる。バルブ54と55は、第2のバルブシステムを画
定する。加えるに、チャージング構造体34と、圧縮空気ストレージ28に至る
コネクション構造体50との間の接続部の下流にバルブ56を任意に設けること
ができる。もし復熱装置52が設けられないのであれば、バルブ54は必要でな
いことが理解されるであろう。同様に、もしアフタークーラ44が設けられない
のであれば、バルブ46は必要ではない。
【0019】 電動モータ40が電気グリッド17に接続されている。従って、オフピーク時
間に電動モータ40によりコンプレッサトレイン32を駆動し、圧縮空気ストレ
ージ28を給気充填することができる。
【0020】 圧縮空気ストレージは、例えば、岩塩ドーム、岩塩沈積層、耐水層などのよう
な地下の地質構造体とすることができ、或いは、硬岩にて形成することもできる
。別法として、圧縮空気ストレージ28は、地上に設けることのできる人口の圧
力容器であってもよい。
【0021】 本発明の方法は、燃焼タービン組立体12と、追加の圧縮空気充填貯蔵、回収
システムとを統合一体化し、次の三つの運転モードを提供することを含む。 (1)圧縮空気ストレージシステム充填運転モード:コンプレッサ32、アフタ
ークーラ44、圧縮空気ストレージ28へのチャージング構造体34を経由する
流通路が設けられる。ここで、チャージング構造体34におけるバルブ46及び
48は開とされ、コネクション構造体50におけるバルブ54及び55は閉とさ
れる。そして、モータにて駆動されるコンプレッサトレイン32は、グリッド1
7からのオフピークエネルギを用いて周囲空気を圧縮空気ストレージ28の特定
の圧力にまで圧縮する。 (2)空気増大運転モード:ここで、通常の燃焼タービン組立体12の作動は、
圧縮空気ストレージ28からの圧縮空気流と一体とされる。圧縮空気ストレージ
28からの空気は復熱装置52にて予加熱され、燃焼器18の上流に噴射される
。そして、ここで、圧縮空気ストレージ28からの圧縮空気はコネクション構造
体50を介し、復熱装置52を通って燃焼器18の上流位置へと流動する。この
運転時に、チャージング構造体34の作動バルブ46及び48閉とされ、コネク
ション構造体50のバルブ54及び55は開とされ、圧縮空気ストレージからの
追加の流れを制御する。この運転モードは、燃焼タービン組立体12の出力発生
よりも著しく大きな出力を発生させる。それは、膨張タービン16により生じる
動力が、コンプレッサ14によって圧縮された流量と圧縮空気ストレージ18か
らの追加の流量との合計である全流量の膨張により生じるからである。コンプレ
ッサ14の入口ガイド翼は閉鎖してコンプレッサ14による電力消費を減少し、
発電機20から電気グリッド17への電力を増大させることができる。そして、 (3)通常の燃焼タービン運転モード:ここで、CACSRSは、燃焼タービン
組立体12から分離され、そしてチャージング構造体34のバルブ46及び48
、並びにコネクション構造体50のバルブ54及び55は閉鎖され、圧縮空気が
、コンプレッサ14からフローパス構造体21を通り、膨張タービン16に加熱
燃焼生成ガスを供給する燃焼器18へと流動される。
【0022】 本明細書の実施例では一つの燃焼タービン組立体12が示されているが、多数
の燃焼タービン組立体を設け、共通の空気ストレージに連結して、所望の増大し
た空気流を、従って、所望の出力を提供し得ることが理解される。
【0023】 本発明の第2の実施例の概略構成が図3に示される。第2の実施例は、燃焼タ
ービン組立体12を有する。上述のように、燃焼器18の上流に予め圧縮された
空気を送給するための構成、及び、コンプレッサ14の下流にて圧縮空気を抜き
取り、インタークーラ58にて中間冷却し、且つ、ブーストコンプレッサ60に
て圧縮するするための構成、が設けられる。又、発電機20の容量は、必要に応
じて、アップグレードしてもよい。
【0024】 本方法も又、電動モータ40を備えたCACSRSを提供し、電動モータ40
は、インタークーラ58によって給気される充填ブーストコンプレッサ60を駆
動する。アフタークーラ44は、ブーストコンプレッサ60の下流に設けられ、
バルブ46及び48がそれぞれアフタークーラの前後に、且つチャージング構造
体34中に設けられる。従って、コンプレッサ14の出口から、インテグレイテ
ィング(一体化)構造体62に配置されたインタークーラ58を通り、ブースト
コンプレッサ60の入口に至り、アフタークーラ44を通って圧縮空気ストレー
ジ28へと至る流路が提供される。加えるに、圧縮空気は、コンプレッサ14の
出口からフローパス構造体21を経由して燃焼器18の入口へと流れる。圧縮空
気ストレージは、コネクション構造体50を介して燃焼器18の上流位置に流体
的に連通する。インテグレイティング構造体62のバルブ64は、フローパス構
造体21のバルブ66、チャージング構造体34のバルブ46及び48、並びに
、コネクション構造体50のバルブ54及び55と共に、フローパス構造体21
、コネクション構造体50、チャージング構造体34及びインテグレイティング
構造体62を流動する流れを選択的に制御する。
【0025】 第1の実施例の場合と同じく、燃焼タービン組立体12及びCACSRSは、
統合されて三つの運転モードを提供する。 (1)圧縮空気ストレージシステム充填運転モード:コンプレッサ14から、イ
ンタークーラ58を含むインテグレイティング構造体62を介して、ブーストコ
ンプレッサ60へと至り、アフタークーラ44を含むチャージング構造体34を
通り、圧縮空気ストレージ28へと至る流路が存在する。公称流量の概略5〜1
0%の膨張タービン冷却流が圧縮空気ストレージ28からコネクション構造体5
0を介し、復熱装置52へと、又、非点火燃焼器18を介して膨張タービン16
へと、そして排気筒へと流動する。チャージング構造体34のバルブ46及び4
8は開とされ、コネクション構造体50のバルブ54及び55は一部開とされ冷
却流れを非点火燃焼器18から膨張タービンへと提供する。インテグレイティン
グ構造体62のバルブ64は開とされ、そしてバルブ66は閉とされる。グリッ
ド17からのオフピーク電力によって付勢される燃焼タービン発電機20が燃焼
タービン軸を駆動し、そしてブーストコンプレッサ60は、これもまたグリッド
17からオフピークエネルギによって付勢される電動モータ40によって駆動さ
れる。 (2)空気増大運転モード:ここで、通常の燃焼タービン組立体12の作動は、
圧縮空気ストレージ28からの追加の圧縮空気流と一体とされる。圧縮空気スト
レージ28からの空気は復熱装置52にて予加熱され、燃焼器18の上流に送給
される。従って、ここで、圧縮空気ストレージ28からの圧縮空気はコネクショ
ン構造体50を介し、復熱装置52を通って燃焼器18の上流位置へと流動する
。チャージング構造体34のバルブ46及び48は閉とされ、コネクション構造
体50のバルブ54及び55は開とされ、圧縮空気ストレージ28からの追加の
流れを制御する。インテグレイティング構造体62のバルブ64は閉とされそし
てバルブ66は開とされる。この運転モードは、燃焼タービン組立体12の動力
発生よりも著しく大きな動力を発生させる。それは、膨張タービン16により発
生する動力が、コンプレッサ14によって圧縮された流量と圧縮空気ストレージ
28からの追加の流量との合計である全流量の膨張により生じるからである。コ
ンプレッサ14の入口ガイド翼は閉鎖してコンプレッサ14による電力消費を減
少し、発電機20による電気グリッド17への電力を増大させることができる。 (3)通常の燃焼タービン運転モード:ここで、CACSRSは、燃焼タービン
組立体12から分離され、そしてチャージング構造体34のバルブ46及び48
、並びにコネクション構造体50のバルブ55及び54は閉鎖され、インテグレ
イティング構造体のバルブ64は閉鎖され、そのとき、フローパス構造体のバル
ブ66は開とされて圧縮空気が、コンプレッサ14からフローパス構造体を通り
、膨張タービン16に加熱燃焼生成ガスを供給する燃焼器18に供給される。
【0026】 本発明の第3の実施例の概略構成が図4に示される。第3の実施例は、燃焼タ
ービン組立体12を備えたコンバイドサイクルプラントを有する。燃焼タービン
組立体12は通常のボトミング蒸気サイクル構成要素、即ち、熱回収蒸気発生器
68、蒸気タービン70、タービン70に接続された発電機71、凝縮器72、
空気分離器74及びポンプ76を備えている。燃焼タービン組立体は、燃焼器1
8の上流にあらかじめ貯蔵した圧縮空気を送給する構成、そして、コンプレッサ
14の下流にて圧縮空気を抜き出して更にブーストコンプレッサ60にて中間冷
却し且つ圧縮するための構成を設置することを必要とする。又、発電機20の容
量は、所望によりアップグレードしてもよい。
【0027】 本発明もまた、追加のCACSRSを提供する。このCACSRSは、インタ
ークーラ58によって給気される電動モータ駆動式ブーストコンプレッサ60、
アフタークーラ44、及びインテグレイティング構造体62を有する。インテグ
レイティング構造体62は、コンプレッサ14の出口からインタークーラ58を
介して、ブーストコンプレッサの入口へと連通し、そして、フローパス構造体2
1を通って燃焼器18の入口へと至る。チャージング構造体34は、ブーストコ
ンプレッサ60の出口と圧縮空気ストレージ28への入口との間を連通する。コ
ネクション構造体50は、圧縮空気ストレージ28と燃焼器18の上流の位置と
を連通する。バルブ46及び48がチャージング構造体34に設けられ、バルブ
55がコネクション構造体に設けられ、そしてバルブ64がインテグレイティン
グ構造体62に設けられる。同時に、バルブ66がフローパス構造体21に設け
られ、チャージング構造体34、コネクション構造体50及びインテグレイティ
ング構造体62と、フローパス構造体21とを通る流れを選択的に制御する。
【0028】 燃焼タービン組立体12は、総括して参照番号78で示される蒸気ボトミング
サイクル及び追加のCACSRSと統合されて三つの運転モードを提供する。 (1)圧縮空気ストレージ充填運転モード:ここで、流れは、コンプレッサ14
から、インタークーラ58を有するインテグレイティング構造体62を介して、
ブーストコンプレッサ60へと至り、アフタークーラ44を有するチャージング
構造体34を通り、圧縮空気ストレージ28へと流れる。公称流量の概略5〜1
0%の膨張タービン冷却流が圧縮空気ストレージ28からコネクション構造体5
0を介し、非点火燃焼器18を介して膨張タービン16へと、そして排気筒へと
流動する。チャージング構造体34のバルブ46及び48は開とされ、コネクシ
ョン構造体50のバルブ55は一部開とされ冷却流れを非点火燃焼器18から膨
張タービンへと提供する。そして、インテグレイティング構造体62のバルブ6
4は開とされ、そしてバルブ66は閉とされる。グリッド17からオフピーク動
力によって付勢される燃焼タービン発電機20が燃焼タービン軸を駆動し、そし
てブーストコンプレッサ60は、これもまたグリッド17からオフピークエネル
ギによって付勢される電動モータ40によって駆動される。 (2)空気増大運転モード:ここで、通常の燃焼タービンの作動は、燃焼器18
の上流に送給される圧縮空気ストレージ28からの追加の圧縮空気流と統合一体
化される。ここで、圧縮空気ストレージ28からの圧縮空気はコネクション構造
体50を介し、燃焼器18の上流位置へと流動する。チャージング構造体34の
バルブ46及び48は閉とされ、コネクション構造体50のバルブ55は開とさ
れ、圧縮空気ストレージ28からの追加の流れを制御する。インテグレイティン
グ構造体62のバルブ64は閉とされそしてバルブ66は開とされる。加えるに
、通常の閉ループ蒸気/凝縮物流路が設けられる。ここで、熱回収蒸気発生器6
8にて発生した蒸気は、蒸気タービン70にて膨張し、グリッド17への電力を
発生する。次いで、蒸気は、凝縮器72、空気分離器74、給水ポンプ76を介
して流動し、熱回収蒸気発生器68へと還流する。この運転モードは、追加の空
気流のない通常の燃焼タービン組立体12の出力発生よりも著しく大きな燃焼タ
ービン組立体12による出力を発生させる。それは、膨張タービン16により発
生した動力が、コンプレッサ14によって圧縮された流量と圧縮空気ストレージ
28からの追加の流量との合計である全流量の膨張により生じるからである。又
、膨張タービン16の排気からの熱を回収する熱回収蒸気発生器68による追加
の蒸気流のために、ボトミングサイクル78の蒸気タービンによって追加の出力
が発生する。コンプレッサ14の入口ガイド翼は閉鎖することができ、これによ
ってコンプレッサ14による電力消費を減少し、発電機20による電気グリッド
17への電力を増大させることができる。そして、 (3)通常の燃焼タービン運転モード:ここで、CACSRSは、燃焼タービン
組立体12から分離され、そしてチャージング構造体34のバルブ46及び48
、並びにコネクション構造体50のバルブ55及び54は閉鎖され、そしてフロ
ーパス構造体のバルブ66は開とされて圧縮空気が、コンプレッサ14からフロ
ーパス構造体を通り、膨張タービン16に加熱燃焼生成ガスを供給する燃焼器1
8に供給される。
【0029】 本発明の方法を実際に適用した態様が図5に例示される。図5は、概略線図で
あって、本発明の第1及び第2の実施例に適用可能な作動パラメータが示される
。ここで、GEフレーム7EA燃焼タービン組立体12は、空気増大モードで、
且つ、周囲温度90°Fにて作動する。図5は、周囲温度が90°Fにまで上昇
した空気増大時に、追加の圧縮空気流量168lbs/secが圧縮空気ストレ
ージから取出されて燃焼器18の上流に噴射され、燃焼タービン出力を、同じ9
0°F周囲温度での通常の燃焼タービン組立体の作動による76.4MWから1
29.2MWにまで増大させる(図1c参照)。取出される空気量は、多数の設
計上の制限事項により制約を受ける。GEフレーム7EA燃焼タービン組立体に
対しては、この制限事項は、最大膨張タービン出力228MWであり、燃焼ター
ビン組立体が0°Fで作動する時に達成される(図1b参照)。
【0030】 表1aは、本発明の第1及び第2実施例に適用し得る、空気増大構成を備えた
通常の燃焼タービン組立体として作動するGEフレーム7EAの性能特性を示す
。表1aは、0°F以上の全範囲の周囲温度にわたって、空気増大構成により周
囲温度90°Fでは52.8MWの出力増大があり、59°Fでは32.8MW
の出力増大があることを示している。空気増大概念に対する性能パラメータは、
燃料消費を特徴付ける熱消費率BTU/発生kWh及び圧縮空気ストレージ再充
填のための消費量kWhである。発生する電気のコスト(COE)は、次のよう
に計算される。 COE=(熱消費率、BTU/kWh)×(燃料コスト、$/BTU)+(圧縮
空気ストレージ再充填のためのオフピークエネルギー、kWh)×(オフピーク
エネルギーコスト、$/kWh)/空気増大運転モードにて発生する総kWh
【0031】
【表1】
【0032】 表1bは、本発明の第3の実施例の性能特性を示す。即ち、GEフレーム7E
Aに基づく通常のコンバインドサイクルプラント及び空気増大モードによるプラ
ント運転である。結果は、第1及び第2実施例と同様である。
【0033】
【表2】
【0034】 空気増大にて提供される燃焼タービンシステムの変換コストは、次のとおりで
ある。 ・圧縮空気ストレージコスト ・ストレージ再充填のためのコンプレッサトレインコスト ・全体システムを一体化するための相互連結のための配管、バルブ及び制御装置
のコスト 圧縮空気ストレージは、高い周囲温度で、特定の時間最大動力出力にて空気増
大運転を支持するに十分の質量の空気を貯蔵できる大きさとされる。貯蔵された
圧縮空気の圧力は、燃焼器の上流に追加質量の空気を噴射するに十分なものでな
ければならない。図5、並びに表1a及び1bに示す実施例では、圧縮空気スト
レージが最大出力129.2MWで、90°F、連続6時間運転を行うために準
備される場合には、岩塩ドームにて適当な大きさとされる圧縮空気ストレージは
、5.4百万立方フィート(概略1000フィートの深さ、最大と最小の圧力差
150p.s.i.)、コストが概略$5百万が必要とされる。エンジニアリン
グ及びコスト見積もりは、上記諸条件において、空気増大構成を含むGEフレー
ム7EA燃焼タービン組立体を提供するための総コストは、90°F周囲温度で
52.8MWの追加の出力を有して、概略$8.8百万である。即ち、改良のた
めの比コストは、概略$160/kWである。これは、同様の、即ち、50MW
の容量を有する燃焼タービン組立体に対する概略$300/kWといった比コス
トと比較しても好ましいものである。コンバインドサイクルプラントに対する同
様の改良を行った場合(表1bを参照)には、そのコストは概略$150/kW
となり、コンバインドサイクル発電プラントに対する概略$500/kWと比較
して更に魅力的なものである。
【0035】 本発明の他の実施の形態によれば、図2の実施例は、更に変更され、この変更
されたシステムが図6に示される。図2及び図6にて同じ番号は同じ部材を示す
。例えば、図6の実施例は、商業的に入手可能なサチュレータ(飽和器)80を
有する。飽和器80は、コネクション構造体50を介して飽和器80に流入する
圧縮空気の混合を改良するための内部パッキンを備えたタワーとされる。温水器
82が入口管路85及び出口管路87を介して飽和器80に接続される。温水器
82は、好ましくは、典型的なシェル−チューブ設計とされる。ウォータポンプ
83は、管路84を介して補給水を飽和器80に提供し、又、ウォータポンプ8
1は、水を温水器82を介して循環するために入口管路85に設けられる。
【0036】 圧縮空気ストレージ28からの圧縮空気は、コネクション構造体50を経由し
て飽和器80へと差し向けられ、そこで温水器82にて加熱された加熱水と混合
される。圧縮空気は飽和器80にて飽和され且つ予加熱され、次いで、復熱装置
52へと送給されて更に加熱され、そして燃焼器18の上流に噴射される。ター
ビン16の同じ最大出力及び体積流量に対して、所要補給圧縮空気流量が所定周
囲温度に対して確立される。
【0037】 図6の実施例にて、補給空気流の給湿は、コンプレッサトレイン32によって
圧縮され圧縮空気ストレージ28に貯蔵される圧縮空気の量を著しく減少させる
。図7は、図6の実施例に対する熱と質量流量のバランスを表しており、又、周
囲温度90°F、飽和器80を出る湿度60%の流れに対して、圧縮空気ストレ
ージ28を出る補給圧縮空気流が35lbs/secであることを示している。
同じ正味出力に対してこれは、給湿をしない図2の実施例での100lbs/s
ecからは略70%の減少である。(注:図5は、総出力が129.2MWであ
った図2の実施例に対する熱及び質量流量のバランスを示す。)このように、圧
縮空気ストレージのコストは略70%だけ低減され、又、コンプレッサトレイン
32及び復熱装置52のコストもまた著しく減少される。飽和器80、水加熱器
82及びポンプ81、83のための追加のコストは、ストレージ体積が減少され
ることと関連したコスト節減の小部分である。図7は、9012Btu/kWh
の熱消費率を示す。この熱消費率は、給湿を行っていない図5の実施例のものと
同様である。図7の実施例対図2の実施例における追加の空気流が図7の実施例
にて70%だけ減少するといった事実のために、ストレージ再充填のためのエネ
ルギー所要量も又、70%だけ減少する。これはシステムの電気コスト(燃料と
オフピークエネルギーコスト)を減少させる。エンジニアリング及びコスト評価
の努力により、図6のシステム(略$170/kW)に対する比資本コスト($
/増分kW)が図2のシステムに比較して略40%だけ減少されることが確立さ
れた。
【0038】 本発明の更に他の実施例が図8に示される。この実施例は、図6の実施例と同
様であり、同じ参照番号は同じ部分を示す。図8の実施例は図6の実施例とは、
図8の実施例においては圧縮空気ストレージが除去され、そしてコンプレッサト
レイン32の形態とされた追加のコンプレッサ構造体は、全ての補給空気流(例
えば、約35lbs/sec)を提供する大きさのものとされる点において異な
る。図2及び図6のコンプレッサトレインは、そのサイズは全補給空気流量より
少ない空気流量のサイズとすることができ、又、ピーク出力発生時間と、圧縮空
気ストレージを充填するために利用できるオフピーク時間との割合に依存するこ
とが分る。
【0039】 図8のシステムの熱及び質量バランスは、図9に示される。発生される増分ピ
ーク出力に対して、補給空気流がコンプレッサトレイン32によって連続的に提
供される。コンプレッサトレイン32の吐出流は、飽和器80において、温水器
82にて生成される熱水にて飽和される。飽和され且つ予加熱された空気は、燃
焼器18の上流に噴射される前に、更に復熱装置52にて加熱される。
【0040】 図8のシステムの大きな利点は、動力が増分出力を提供するべく発生されてい
る時に、このシステムは連続的に作動可能であるということである。特定のピー
ク時間のための大きさを有する圧縮空気ストレージによっれ付与される制限はな
い。圧縮空気ストレージの寸法は、過度の資本コスト又は用地の制約によって制
限されることがある。又、図8のシステムは運転及び保守が簡単である。
【0041】 図9に示されるように、図8のシステムの性能特性は、図7に示されるものと
同様である。例えば、両実施例は燃料とオフピークエネルギーとに関連した同じ
運転コストを有している。図8のシステムは圧縮空気ストレージがないことによ
りより低い運転及び保守コストを有することが期待される。エンジニアリング及
びコスト評価努力が、図8のシステムは、比資本コストが図6のシステムと略同
じであることを示した(大流量コンプレッサトレインのためのコスト増大は、圧
縮空気ストレージ除去によるコスト節約に等しい)。
【0042】 このように、本発明の諸目的は、完全に且つ有効に達成されたことが理解され
るであろう。しかしながら、上記実施例は、本発明の構造及び機能の原理、並び
に実施例を利用した方法を図示し説明するためのものであって、このような原理
を離脱することなく改変することも可能であることを理解されたい。従って、本
発明は、特許請求の範囲に記載した範囲内での改良態様をも含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 59°Fで作動する通常のGE7EA燃焼タービンの概略構成線図である。
【図1b】 0°Fで作動する通常のGE7EA燃焼タービンの概略構成線図である。
【図1c】 90°Fで作動する通常のGE7EA燃焼タービンの概略構成線図である。
【図2】 本発明の原理に従って提供される燃焼タービン発電システムの一実施例である
【図3】 本発明の燃焼タービン発電システムの他の実施例である。
【図4】 ボトム蒸気サイクルを備えた本発明の燃焼タービン発電システムの更に他の実
施例である。
【図5】 燃焼タービン組立体が90°F周囲温度、空気増大運転モードで作動する、図
2及び図3に例示した実施例に適用し得る作動パラメータの概略構成線図である
【図6】 補助空気流の給湿を行う本発明の燃焼タービン発電システムの他の実施例であ
る。
【図7】 燃焼タービン組立体が90°F周囲温度、空気増大運転モードで作動する、図
6に例示した実施例に適用し得る作動パラメータの概略構成線図である。
【図8】 圧縮空気ストレージを除去し、補助空気流の給湿を行う本発明の燃焼タービン
発電システムの他の実施例である。
【図9】 燃焼タービン組立体が90°F周囲温度、空気増大運転モードで作動する、図
8に例示した実施例に適用し得る作動パラメータの概略構成線図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月16日(2001.2.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼タービン発電システム及びその改良システムの運転方法
    であって、 コンプレッサ、前記コンプレッサと作動的に関連した膨張タービン、前記膨張
    タービンに接続された発電機を含む、少なくとも一つの燃焼タービン組立体;前
    記膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する燃焼器;前記コンプレッサの出口を前
    記燃焼器の入口に流体的に接続するフローパス構造体;圧縮空気ストレージ;前
    記圧縮空気ストレージを充填する充填コンプレッサ;前記充填コンプレッサの出
    口を前記圧縮空気ストレージへの入口と流体的に連結するチャージング構造体;
    前記圧縮空気ストレージの出口を前記燃焼器の入口に流体的に連結するコネクシ
    ョン構造体;及び前記コネクション構造体及び前記チャージング構造体を通って
    流れる流量を制御するためにそれぞれ前記コネクション構造体と前記チャージン
    グ構造体とに関連したバルブ構造体;を提供すること、 次の運転モードの一つを選択的に可能とするように前記バルブ構造体を制御す
    ること、 前記コンプレッサからの圧縮された空気が前記フローパス構造体を介して前記
    膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する前記燃焼器へと流動し、それによって前
    記膨張タービンが前記発電機を駆動する燃焼タービン運転モード、 前記フローパス構造体を介して前記燃焼器へと流れる圧縮空気に加えて、前記
    圧縮空気ストレージからの圧縮空気が前記コネクション構造体を介して前記燃焼
    器へと供給され、それによって前記膨張タービンへの圧縮空気とガスの質量流量
    を増大させる圧縮空気増大運転モード、及び 前記充填コンプレッサからの圧縮空気が前記チャージング構造体を介して流動
    し、前記圧縮空気ストレージを充填する空気ストレージ充填運転モード、 を有することを特徴とする燃焼タービン発電システム及びその改良システムの運
    転方法。
  2. 【請求項2】 前記圧縮空気増大運転モードは、前記膨張タービンが最大許
    容出力で作動し得ないレベルにまで前記膨張タービンへの圧縮空気及びガスの質
    量流量が減少した運転条件時に行われることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記追加の圧縮空気は、周囲温度が上昇した時に供給される
    ことを特徴とする請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 前記追加の圧縮空気は、空気密度が低下し、前記膨張タービ
    ンが最大許容出力で作動し得ない時に供給されることを特徴とする請求項2の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記充填コンプレッサは、前記燃焼タービン組立体の前記コ
    ンプレッサの出口と連結された入口を備えたブーストコンプレッサを有し、電動
    モータが前記ブーストコンプレッサを駆動することを特徴とする請求項1の方法
  6. 【請求項6】 更に、前記燃焼タービン組立体の前記コンプレッサの出口と
    、前記ブーストコンプレッサへの入口との間にインタークーラを有することを特
    徴とする請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 前記充填コンプレッサは、少なくとも第1及び第2コンプレ
    ッサと、前記第1コンプレッサの出口と前記第2コンプレッサへの入口との間に
    設けられたインタークーラと、周囲空気を受容する前記第1コンプレッサの入口
    と、前記チャージング構造体を介して前記圧縮空気ストレージと接続された前記
    第2コンプレッサの出口と、前記第2コンプレッサの出口と前記圧縮空気ストレ
    ージへの入口との間に設けられたアフタークーラとを有し、そして、電動モータ
    が前記第1及び第2コンプレッサを駆動することを特徴とする請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 更に、蒸気タービンと、前記蒸気タービンと接続された発電
    機と、熱回収蒸気発生器とを有し、前記熱回収蒸気発生器の入口は、前記膨張タ
    ービンの出口と連通しており、前記熱回収蒸気発生器の出口は、前記蒸気タービ
    ンへの入口と連通していることを特徴とする請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 前記圧縮空気ストレージは、地下の地質構造体又は人口の圧
    力容器であることを特徴とする請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 前記燃焼タービンシステムの前記発電機は、前記燃焼ター
    ビン運転モードで作動している時に前記燃焼タービンシステムによって発生され
    る出力を超える出力を提供する能力を有しており、それによって、前記空気増大
    運転モード時に、前記発電機は、追加の圧縮空気が前記燃焼タービン組立体の前
    記膨張タービンへと供給されることにより前記過剰の出力を提供することができ
    ることを特徴とする請求項1の方法。
  11. 【請求項11】 圧縮空気ストレージを一体に備えた燃焼タービン改良発電
    プラントを提供する方法であって、 前記発電プラントは、少なくとも一つのコンプレッサと、前記少なくとも一つ
    のコンプレッサに作動的に関連した少なくとも一つの膨張タービンと、前記少な
    くとも一つの膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する少なくとも一つの燃焼器と
    、前記少なくとも一つの膨張タービンに接続された少なくとも一つの発電機と、
    を備え、前記少なくとも一つのコンプレッサは、フローパス構造体を介して前記
    少なくとも一つの燃焼器への入口と連通している燃焼タービン組立体を有してお
    り、 前記方法は、 前記少なくとも一つの膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する前記少なくとも
    一つの燃焼器の上流に圧縮空気を導入すること; 前記少なくとも一つのコンプレッサの吐出しから圧縮空気を引き出すこと; 前記発電機の容量をアップグレードすること; 少なくとも一つのブーストコンプレッサ、 前記ブーストコンプレッサを駆動するための少なくとも一つの電動モータ、 前記ブーストコンプレッサに給気する少なくとも一つのインタークーラ、 前記ブーストコンプレッサの下流のアフタークーラ、及び 前記アフタークーラの下流の圧縮空気ストレージ、 を有する圧縮空気圧縮貯蔵、取出しシステムを提供すること; インタークーラを介して前記燃焼タービン組立体コンプレッサの出口と、前記
    ブーストコンプレッサの入口との間の連通を可能とするインテグレイティング構
    造体、 前記ブーストコンプレッサの出口を前記アフタークーラの入口に接続し、そし
    て前記アフタークーラの出口を前記圧縮空気ストレージに接続するチャージング
    構造体、 前記圧縮空気ストレージの出口と前記燃焼器への入口との間の連通を可能とす
    るコネクション構造体、及び 前記チャージング構造体、前記コネクション構造体、前記インテグレイティン
    グ構造体及び前記フローパス構造体を流れる流量を選択的に制御するためのバル
    ブ装置、 を提供することによって、前記発電プラントを通る種々の流路を提供するために
    前記燃焼タービン組立体と前記貯蔵、取り出しシステムとを一体とすること; 上記一体化によって、次の三つの運転モードを選択的に提供すること; a.燃焼タービン運転モード、 b.前記少なくとも一つの膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する前記少なくと
    も一つの燃焼器へと前記圧縮空気ストレージからの補助空気流を差し向けること
    によって前記燃焼タービン運転モードにより提供される出力よりも高い出力を提
    供する空気増大運転モード、及び c.前記圧縮空気ストレージには前記少なくとも一つのコンプレッサ及び前記少
    なくとも一つのブーストコンプレッサによって圧縮空気が充填される空気ストレ
    ージ充填運転モード、 を有することを特徴とする圧縮空気ストレージを一体に備えた燃焼タービン改良
    発電プラントを提供する方法。
  12. 【請求項12】 前記バルブ装置は、前記チャージング構造体を通る空気流
    を制御するための第1バルブシステムと、前記圧縮空気ストレージと前記燃焼器
    との間の前記コネクション構造体の空気流を制御するための第2バルブシステム
    と、前記インテグレイティング構造体内のバルブと、前記少なくとも一つのコン
    プレッサの出口からの圧縮空気を差し向けるための前記フローパス構造体内のバ
    ルブと、を有することを特徴とする請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 更に、前記圧縮空気ストレージと前記燃焼器との間の前記
    コネクション構造体に配置された復熱装置を含むことを特徴とする請求項12の
    方法。
  14. 【請求項14】 前記燃焼タービン運転モード時に、前記第1及び第2バル
    ブシステムは閉鎖され、前記インテグレイティング構造体の前記バルブは閉鎖さ
    れ、そして前記フローパス構造体の前記バルブは開とされ、それによって前記少
    なくとも一つのコンプレッサから前記フローパス構造体を介して、前記膨張ター
    ビンへ燃焼生成ガスを供給する前記少なくとも一つの燃焼器の入口への流路を画
    定することを特徴とする請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 前記空気増大運転モード時に、前記第1バルブシステムは
    閉鎖され、前記第2バルブシステムは開とされ、前記インテグレイティング構造
    体のバルブは閉鎖され、そして前記フローパス構造体の前記バルブは開とされ、
    それによってガス及び空気流路を画定し、前記圧縮空気ストレージに貯蔵された
    圧縮空気は、前記復熱装置を通って流動し、前記少なくとも一つの燃焼器の出口
    からの空気と混合し、そして前記少なくとも一つの膨張タービンに燃焼性生物を
    供給する前記少なくとも一つの燃焼器へと流動し、それによって、前記少なくと
    も一つの膨張タービンは最大許容出力を発生し、従って、前記少なくとも一つの
    発電機によって電気グリッドへと発生する電力を増大させることを特徴とする請
    求項13の方法。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも一つのコンプレッサの入口ガイド翼は閉鎖
    され、それによって前記少なくとも一つのコンプレッサによる電力消費を減少し
    、前記少なくとも一つの発電機による電気グリッドへの電力を増大することを特
    徴とする請求項15の方法。
  17. 【請求項17】 前記圧縮空気ストレージ充填運転モード時に、前記第1バ
    ルブシステムが開となり、前記第2バルブシステムが一部開となり、前記インテ
    グレイティング構造体のバルブが開となり、そして前記フローパス構造体の前記
    バルブは閉鎖され、それによって前記少なくとも一つのコンプレッサからの圧縮
    空気が前記インテグレイティング構造体に沿って前記インタークーラを通って流
    動しそして更に前記ブーストコンプレッサにて圧縮される空気及びガス流路を画
    定し、次いで圧縮空気は前記アフタークーラへ、そして前記圧縮空気ストレージ
    へと流動し、前記方法では、更に、冷却空気の少量部分が、前記圧縮空気ストレ
    ージから前記コネクション構造体を介し、前記第2バルブシステムの一部開とさ
    れるバルブを通り、前記復熱装置を通り、前記少なくとも一つの膨張タービンに
    燃焼生成ガスを供給する前記少なくとも一つの燃焼器へと流動し、それによって
    十分な冷却空気を前記少なくとも一つの膨張タービンに供給することが行われ、
    そして、前記少なくとも一つの発電機は電気グリッドに連結され、そして給電さ
    れ、前記発電機は、前記少なくとも一つのコンプレッサ及び少なくとも一つの膨
    張タービンを駆動し、前記ブーストコンプレッサは、電気グリッドにより給電さ
    れる前記電動モータによって駆動されることを特徴とする請求項13の方法。
  18. 【請求項18】 更に、前記少なくとも一つの膨張タービンの排気と作動的
    に関連した熱回収蒸気発電機を含むボトミング蒸気システムを有することを特徴
    とする請求項12の方法。
  19. 【請求項19】 少なくとも一つのコンプレッサと、前記少なくとも一つの
    コンプレッサに作動的に関連し、少なくとも一つの燃焼器が燃焼生成ガスを供給
    するようにした少なくとも一つの膨張タービンと、前記少なくとも一つの膨張タ
    ービンに接続された発電機と、を備えた燃焼タービン組立体を有する燃焼タービ
    ン改良発電プラントを提供する方法であって、 前記方法は、 前記少なくとも一つの膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する前記少なくとも
    一つの燃焼器の上流位置に圧縮空気を導入すること; 前記発電機の容量をアップグレードすること; コンプレッサ構造体、前記コンプレッサ構造体を駆動するための電動モータ、
    前記コンプレッサ構造体の下流のアフタークーラ、前記アフタークーラの下流の
    圧縮空気ストレージ、を有する追加の圧縮及び圧縮空気貯蔵システムを提供する
    こと; 前記燃焼タービン組立体及び前記圧縮及び圧縮空気貯蔵システムを一体化し、
    前記コンプレッサ構造体の出口と前記アフタークーラへの入口との間及び前記ア
    フタークーラの出口から前記圧縮空気ストレージまでの連通を可能とするチャー
    ジング構造体、前記圧縮空気ストレージの出口と前記少なくとも一つの燃焼器へ
    の入口との間の連通を可能とするコネクション構造体、前記チャージング構造体
    及び前記コネクション構造体を通る流れを選択的に制御するバルブ装置、によっ
    て前記システムを通る種々の流路を提供すること; 前記一体化によって次の三つの運転モードを選択的に提供することが確保され
    ること; a.燃焼タービン運転モード、 b.前記少なくとも一つの膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する前記少なくと
    も一つの燃焼器へと前記圧縮空気ストレージからの補助圧縮空気流を差し向ける
    ことによって前記燃焼タービン運転モードにより提供される出力よりも高い出力
    を提供する空気増大運転モード、及び c.前記圧縮空気ストレージには前記コンプレッサ構造体によって圧縮空気が充
    填される空気ストレージ充填運転モード、 を有することを特徴とする燃焼タービン組立体を有する燃焼タービン改良発電プ
    ラントを提供する方法。
  20. 【請求項20】 前記バルブ装置は、前記チャージング構造体を通る空気流
    を制御するための第1バルブシステムと、前記圧縮空気ストレージと前記燃焼器
    との間の前記コネクション構造体の空気流を制御するための第2バルブシステム
    と、を有することを特徴とする請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 更に、前記圧縮空気ストレージと前記燃焼器との間の前記
    コネクション構造体に配置された復熱装置を含むことを特徴とする請求項20の
    方法。
  22. 【請求項22】 前記燃焼タービン運転モード時に、前記第1及び第2バル
    ブシステムは閉鎖され、それによって前記少なくとも一つのコンプレッサから前
    記フローパス構造体を介し前記燃焼器へと至る流路を画定することを特徴とする
    請求項21の方法。
  23. 【請求項23】 前記空気増大運転モード時に、前記第1バルブシステムは
    閉鎖され、前記第2バルブシステムは開とされ、それによって前記圧縮空気スト
    レージに貯蔵された圧縮空気が前記コネクション構造体を通り前記復熱装置へと
    流動し、そして前記少なくとも一つのコンプレッサの出口からの空気と混合し、
    そして前記少なくとも一つの膨張タービンに燃焼生成物を供給する前記燃焼器へ
    と流動するガス及び空気流路を画定し、それによって、前記少なくとも一つの膨
    張タービンは最大許容出力を発生し、従って前記発電機による電気グリッドへの
    電力を増大させることを特徴とする請求項21の方法。
  24. 【請求項24】 前記少なくとも一つのコンプレッサの入口ガイド翼は閉鎖
    され、それによって前記少なくとも一つのコンプレッサによる電力消費を減少し
    、前記発電機による電気グリッドへの電力を増大することを特徴とする請求項2
    3の方法。
  25. 【請求項25】 前記圧縮空気ストレージ充填運転モード時に、前記第1バ
    ルブシステムが開となり、前記第2バルブシステムが閉鎖され、そして、前記電
    動モータ駆動式のコンプレッサ構造体が電気グリッドに接続されて給電され、そ
    れによって前記コンプレッサ構造体が、前記チャージング構造体に沿って前記ア
    フタークーラを通り、前記圧縮空気ストレージへと流動する大気空気を圧縮する
    流路を画定することを特徴とする請求項21の方法。
  26. 【請求項26】 燃焼タービン発電システム及びその改良システムの運転方
    法であって、 コンプレッサ、前記コンプレッサと作動的に関連した膨張タービン、前記膨張
    タービン及び前記コンプレッサの一つに接続された発電機、を含む少なくとも一
    つの燃焼タービン組立体;前記膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する燃焼器;
    前記コンプレッサの出口を前記燃焼器の入口に流体的に接続するフローパス構造
    体;圧縮空気ストレージ;前記圧縮空気ストレージを充填する充填コンプレッサ
    構造体;前記充填コンプレッサ構造体の出口を前記圧縮空気ストレージへの入口
    と流体的に連結するチャージング構造体;前記圧縮空気ストレージの出口を飽和
    器の入口に流体的に連結するコネクション構造体、前記飽和器に差し向けられる
    水を加熱する温水器、予加熱され飽和された圧縮空気を受容し、その出口は前記
    燃焼器に流体連通している復熱装置;及び前記コネクション構造体及び前記チャ
    ージング構造体を通って流れる流量を制御するためにそれぞれ前記コネクション
    構造体と前記チャージング構造体とに関連したバルブ構造体;を提供すること、 次の運転モードの一つを選択的に可能とするように前記バルブ構造体を制御す
    ること、 前記コンプレッサからの圧縮された空気が前記フローパス構造体を介して、前
    記膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する前記燃焼器へと流動し、それによって
    前記膨張タービンが前記発電機を駆動する燃焼タービン運転モード、 前記フローパス構造体を介して前記燃焼器へと流れる圧縮空気に加えて、前記
    圧縮空気ストレージからの補助の圧縮空気が前記コネクション構造体を介して前
    記飽和器へと供給され、そして前記飽和器にて飽和され且つ予加熱され、そして
    、前記復熱装置にて更に加熱されて前記燃焼器へと差し向けられ、それによって
    前記膨張タービンへの圧縮空気とガスの質量流量を増大させる圧縮空気増大運転
    モード、及び 前記充填コンプレッサ構造体からの圧縮空気が前記チャージング構造体を介し
    て流動し、前記圧縮空気ストレージを充填する空気ストレージ充填運転モード、
    を有することを特徴とする燃焼タービン発電システム及びその改良システムの運
    転方法。
  27. 【請求項27】 前記圧縮空気増大運転モードは、前記膨張タービンが最大
    許容出力で作動し得ないレベルにまで前記膨張タービンへの圧縮空気及びガスの
    質量流量が減少した運転条件時に行われることを特徴とする請求項26の方法。
  28. 【請求項28】 前記補助圧縮空気は、周囲温度が上昇した時に供給される
    ことを特徴とする請求項27の方法。
  29. 【請求項29】 前記補助圧縮空気は、空気密度が低下し、前記膨張タービ
    ンが最大許容出力で作動し得ない時に供給されることを特徴とする請求項27の
    方法。
  30. 【請求項30】 前記充填コンプレッサ構造体は、コンプレッサトレインを
    有し、電動モータが前記コンプレッサトレインを駆動することを特徴とする請求
    項26の方法。
  31. 【請求項31】 前記コンプレッサトレインは、少なくとも第1及び第2コ
    ンプレッサを備え、インタークーラが前記第1コンプレッサの出口と前記第2コ
    ンプレッサへの入口との間に設けられ、前記第1コンプレッサの入口が周囲空気
    を受容し、前記第2コンプレッサの出口が前記チャージング構造体を介して前記
    圧縮空気ストレージと接続され、アフタークーラが前記第2コンプレッサの出口
    と前記圧縮空気ストレージへの入口との間に設けられ、そして、電動モータが前
    記第1及び第2コンプレッサを駆動することを特徴とする請求項30の方法。
  32. 【請求項32】 前記圧縮空気ストレージは、地下の地質構造体又は人口の
    圧力容器であることを特徴とする請求項26の方法。
  33. 【請求項33】 前記燃焼タービンシステムの前記発電機は、前記燃焼ター
    ビン運転モードで作動している時に前記燃焼タービンシステムによって発生され
    る出力を超える出力を提供する能力を有しており、従って、前記空気増大運転モ
    ード時に、前記発電機は、追加の圧縮空気が前記燃焼タービン組立体の前記膨張
    タービンへと供給されることにより前記過剰の出力を提供することができること
    を特徴とする請求項26の方法。
  34. 【請求項34】 第1のウォータポンプが前記飽和器に水を供給するために
    設けられ、そして、第2のウォータポンプが前記温水器と前記飽和器の間にて水
    を循環するために設けられることを特徴とする請求項26の方法。
  35. 【請求項35】 圧縮空気ストレージを一体に備えた燃焼タービン改良発電
    プラントを提供する方法であって、 前記発電プラントは、少なくとも一つのコンプレッサと、前記少なくとも一つ
    のコンプレッサに作動的に関連した少なくとも一つの膨張タービンと、少なくと
    も一つの膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する少なくとも一つの燃焼器と、前
    記少なくとも一つの膨張タービンと前記少なくとも一つのコンプレッサの一つに
    接続された少なくとも一つの発電機と、を備え、前記少なくとも一つのコンプレ
    ッサは、フローパス構造体を介して前記少なくとも一つの燃焼器への入口と連通
    しており、 前記方法は、 前記発電機の容量をアップグレードすること; コンプレッサ構造体、 前記コンプレッサ構造体を駆動するための少なくとも一つの電動モータ、 前記コンプレッサ構造体に関連した少なくとも一つのインタークーラ、 前記コンプレッサ構造体の下流のアフタークーラ、 前記アフタークーラの下流の圧縮空気ストレージ、 前記圧縮空気ストレージの出口と連通する飽和器、 前記飽和器と連通し、前記飽和器に加熱水を提供し、前記飽和器に差し向けられ
    た圧縮空気を給湿し且つ予加熱する温水器、及び 前記飽和器の出口に連通し、前記飽和器から流出する予加熱され、給湿された圧
    縮空気を更に加熱する復熱装置、 を有する圧縮空気圧縮貯蔵、取出しシステムを提供すること; 前記コンプレッサ構造体の出口と前記アフタークーラの入口との間及び前記ア
    フタークーラの出口から前記圧縮空気ストレージへの連通を可能とするチャージ
    ング構造体、 前記圧縮空気ストレージの出口と前記飽和器への入り口との間を連通可能とし
    、そして、前記復熱装置の出口と前記少なくとも一つの燃焼器への入口との間を
    連通可能とするコネクション構造体、 前記チャージング構造体及び前記コネクション構造体を流れる流量を選択的に
    制御するためのバルブ装置、 を提供することによって、前記発電プラントを通る種々の流路を提供するために
    前記燃焼タービン組立体と前記貯蔵、取り出しシステムとを一体とすること; 上記一体化によって、次の三つの運転モードを選択的に提供すること; 燃焼タービン運転モード、 前記圧縮空気ストレージからの補助空気流を、前記飽和器、前記復熱装置、次
    いで前記少なくとも一つの膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する前記少なくと
    も一つの燃焼器へと差し向けることによって前記燃焼タービン運転モードにより
    提供される出力よりも高い出力を提供する空気増大運転モード、及び 前記圧縮空気ストレージに前記コンプレッサ構造体によって圧縮空気が充填さ
    れる空気ストレージ充填運転モード、 を有することを特徴とする圧縮空気ストレージを一体に備えた燃焼タービン改良
    発電プラントを提供する方法。
  36. 【請求項36】 前記バルブ装置は、前記チャージング構造体を通る空気流
    を制御するための第1バルブシステムと、前記圧縮空気ストレージと前記飽和器
    との間の前記コネクション構造体の空気流を制御するための第2バルブシステム
    ととを有することを特徴とする請求項35の方法。
  37. 【請求項37】 前記燃焼タービン運転モード時に、前記第1及び第2バル
    ブシステムは閉鎖され、それによって前記少なくとも一つのコンプレッサから前
    記フローパス構造体を通り、前記膨張タービンへ燃焼生成ガスを供給する前記少
    なくとも一つの燃焼器への流路を画定することを特徴とする請求項36の方法。
  38. 【請求項38】 前記空気増大運転モード時に、前記第1バルブシステムは
    閉鎖され、前記第2バルブシステムは開とされ、それによって、前記圧縮空気ス
    トレージに貯蔵された圧縮空気は、前記コネクション構造体を通り、前記飽和器
    、次いで前記復熱装置へと流動し、そして前記少なくとも一つのコンプレッサの
    出口からの空気と混合し、そして前記少なくとも一つの膨張タービンに燃焼生成
    物を供給する少なくとも一つの燃焼器に流動するガス及び空気流路を画定し、そ
    れによって、前記少なくとも一つの膨張タービンが最大許容出力を発生し、従っ
    て前記発電機による電気グリッドへの電力を増大させることを特徴とする請求項
    36の方法。
  39. 【請求項39】 前記圧縮空気充填運転モード時に、前記第1バルブシステ
    ムが開となり、前記第2バルブシステムが閉鎖され、そして前記電動モータ駆動
    コンプレッサトレインは電気グリッドに接続されて給電され、それによって、前
    記コンプレッサ構造体は、前記チャージング構造体に沿って、前記アフタークー
    ラを通り、前記圧縮空気ストレージへと流動する周囲空気を圧縮する空気流路を
    画定することを特徴とする請求項36の方法。
  40. 【請求項40】 燃焼タービン発電システム及びその改良システムの運転方
    法であって、 コンプレッサ、前記コンプレッサと作動的に関連した膨張タービン、前記膨張
    タービンに接続された発電機、を含む少なくとも一つの燃焼タービン組立体;前
    記膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する燃焼器;前記コンプレッサの出口を前
    記燃焼器の入口に流体的に接続するフローパス構造体;補助コンプレッサ構造体
    ;前記補助コンプレッサ構造体の出口を飽和器の入口に流体的に接続するコネク
    ション構造体、前記飽和器に差し向けられた水を加熱するための温水器、予加熱
    され飽和された圧縮空気を受容するための復熱装置、前記燃焼器に連通する前記
    復熱装置の出口;及び前記コネクション構造体を通る流れを制御するために前記
    コネクション構造体に関連したバルブ構造体;を提供すること、 次の運転モードの一つを選択的に可能とするように前記バルブ構造体を制御す
    ること、 前記コンプレッサからの圧縮された空気が前記フローパス構造体を介して前記
    膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する前記燃焼器へと流動し、これによって前
    記膨張タービンが前記発電機を駆動する燃焼タービン運転モード、及び 前記フローパス構造体を介して前記燃焼器へと流れる圧縮空気に加えて、前記
    補助コンプレッサ構造体からの補助の圧縮空気が前記コネクション構造体を介し
    て前記飽和器へと供給され、そして前記飽和器にて飽和され且つ予加熱され、そ
    して、前記復熱装置にて更に加熱されて前記燃焼器へと差し向けられ、それによ
    って前記膨張タービンへの圧縮空気とガスの質量流量を増大させる圧縮空気増大
    運転モード、 を有することを特徴とする燃焼タービン発電システム及びその改良システムの運
    転方法。
  41. 【請求項41】 前記圧縮空気増大運転モードは、前記膨張タービンが最大
    許容出力で作動し得ないレベルにまで前記膨張タービンへの圧縮空気及びガスの
    質量流量が減少した運転条件時に行われることを特徴とする請求項40の方法。
  42. 【請求項42】 前記補助圧縮空気は、周囲温度が上昇した時に供給される
    ことを特徴とする請求項41の方法。
  43. 【請求項43】 前記補助圧縮空気は、空気密度が低下し、前記膨張タービ
    ンが最大許容出力で作動し得ない時に供給されることを特徴とする請求項41の
    方法。
  44. 【請求項44】 前記補助コンプレッサ構造体は、コンプレッサトレインを
    備え、電動モータが前記コンプレッサトレインを駆動することを特徴とする請求
    項40の方法。
  45. 【請求項45】 前記コンプレッサトレインは、少なくとも第1及び第2コ
    ンプレッサを有し、インタークーラが前記第1コンプレッサの出口と前記第2コ
    ンプレッサへの入口との間に設けられ、前記第1コンプレッサの入口が周囲空気
    を受容し、前記第2コンプレッサの出口は前記コネクション構造体を介して前記
    飽和器と接続され、アフタークーラが前記第2コンプレッサの出口と前記飽和器
    への入口との間の前記コネクション構造体に設けられることを特徴とする請求項
    44の方法。
  46. 【請求項46】 前記燃焼タービンシステムの前記発電機は、前記燃焼ター
    ビン運転モードで作動している時に前記燃焼タービンシステムによって発生され
    る出力を超える出力を提供する能力を有しており、それによって、前記空気増大
    運転モード時に、前記発電機は、補助圧縮空気が前記燃焼タービン組立体の前記
    膨張タービンへと供給されることにより前記過剰の出力を提供することができる
    ことを特徴とする請求項40の方法。
  47. 【請求項47】 第1のウォータポンプが前記飽和器に水を供給するために
    設けられ、そして、第2のウォータポンプが前記温水器と前記飽和器の間にて水
    を循環するために設けられることを特徴とする請求項40の方法。
  48. 【請求項48】 補助圧縮空気システムを一体に備えた燃焼タービン改良発
    電プラントを提供する方法であって、 前記発電プラントは、少なくとも一つのコンプレッサと、前記少なくとも一つ
    のコンプレッサに作動的に関連した少なくとも一つの膨張タービンと、前記少な
    くとも一つの膨張タービンに燃焼生成ガスを供給する少なくとも一つの燃焼器と
    、前記少なくとも一つの膨張タービンと前記少なくとも一つのコンプレッサの一
    つに接続された少なくとも一つの発電機と、を備え、前記少なくとも一つのコン
    プレッサは、フローパス構造体を介して前記少なくとも一つの燃焼器への入口と
    連通した燃焼タービン組立体を有しており、 前記方法は、 前記発電機の容量をアップグレードすること; 或る補助空気流量を提供する大きさとされたコンプレッサ構造体、 前記コンプレッサ構造体を駆動するための少なくとも一つの電動モータ、 前記コンプレッサ構造体に関連した少なくとも一つのインタークーラ、 前記コンプレッサ構造体の下流のアフタークーラ、 前記アフタークーラの下流の飽和器、 前記飽和器に加熱水を提供し、前記飽和器へと差し向けられた圧縮空気を予加熱
    するために前記飽和器と連通した温水器、及び 前記飽和器の出口と連通し、前記飽和器から流出する予加熱され飽和された圧縮
    空気を更に加熱するための復熱装置、 を有する補助圧縮空気システムを提供すること、 前記アフタークーラの出口と前記飽和器への入口との間の連通を可能とし、そ
    して前記復熱装置の出口と前記少なくとも一つの燃焼器への入口との間の連通を
    可能とするコネクション構造体、及び 前記コネクション構造体を流れる流量を制御するためのバルブ装置、 を提供することによって、前記燃焼タービン組立体と前記補助圧縮空気システム
    とを一体とすること; 上記一体化によって、次の二つの運転モードを選択的に提供すること; a.燃焼タービン運転モード、及び b.前記補助コンプレッサ構造体からの補助圧縮空気流を、前記飽和器へと、そ
    して前記復熱装置へと、次いで、前記少なくとも一つの膨張タービンに燃焼生成
    ガスを供給する前記少なくとも一つの燃焼器へと差し向けることによって、前記
    燃焼タービン運転モードにより提供される出力よりも高い出力を提供する空気増
    大運転モード、 を有することを特徴とする補助圧縮空気システムを一体に備えた燃焼タービン改
    良発電プラントを提供する方法。
  49. 【請求項49】 前記燃焼タービン運転モード時に、前記バルブ装置は閉鎖
    され、それによって前記少なくとも一つのコンプレッサから前記フローパス構造
    体を介して前記少なくともひとつの燃焼器へと至る流路を画定することを特徴と
    する請求項48の方法。
  50. 【請求項50】 前記空気増大運転モード時に、前記バルブ装置は開とされ
    、それによって、前記補助コンプレッサ構造体からの補助の圧縮空気は、前記コ
    ネクション構造体を通り、前記飽和器、次いで前記復熱装置へと流動し、前記少
    なくとも一つのコンプレッサの出口からの空気と混合し、そして前記少なくとも
    一つの膨張タービンに燃焼生成物を供給する少なくとも一つの燃焼器に流動する
    ガス及び空気流路を画定し、それによって、前記少なくとも一つの膨張タービン
    は最大許容出力を発生し、従って前記発電機による電気グリッドへの電力を増大
    させることを特徴とする請求項48の方法。
  51. 【請求項51】 前記或る補助空気流量は約35lbs/secであること
    を特徴とする請求項48の方法。
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