JP2002515604A - 小型化分離カラム - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、分離手段が、分離エフェクタで誘導体化をおこなった特有の多孔性中空糸膜から形成された小型化分離カラムに関する。加えて、分離カラムは溶離剤を入れるためおよび排出するための連結を備えている。
Description
【0001】 本発明は、特に液体クロマトグラフィー用小型化分離カラムに関し、物質分離
のために分離装置におけるその使用に関する。 分析への応用のため、例えばHPLCユニットなどの分離装置の小型化は、増
々実施されつつある。従って、分析のHPLCにおいて通例である4mmの内径
を有する分離カラムの代わりに、例えば2mmの内径を有するようなもの、また
は1mm以下の内径を有するマイクロ口径のカラムなどの、より細い分離カラム
が増々用いられてきている。この種の小型化カラム用吸着剤は3μm以下の粒子
径を有する。これによって、良好な分離効率、すなわち大きい数の理論段(≧1
00,000/m)が可能である。しかしながら、分離カラムに、この種の吸着
充填剤を再生的に充填することは困難である。この種の小さな吸着剤粒子を用い
る場合、通例の直線的な流速を用いると、圧力損失もまた極めて高い。
のために分離装置におけるその使用に関する。 分析への応用のため、例えばHPLCユニットなどの分離装置の小型化は、増
々実施されつつある。従って、分析のHPLCにおいて通例である4mmの内径
を有する分離カラムの代わりに、例えば2mmの内径を有するようなもの、また
は1mm以下の内径を有するマイクロ口径のカラムなどの、より細い分離カラム
が増々用いられてきている。この種の小型化カラム用吸着剤は3μm以下の粒子
径を有する。これによって、良好な分離効率、すなわち大きい数の理論段(≧1
00,000/m)が可能である。しかしながら、分離カラムに、この種の吸着
充填剤を再生的に充填することは困難である。この種の小さな吸着剤粒子を用い
る場合、通例の直線的な流速を用いると、圧力損失もまた極めて高い。
【0002】 特開昭63−246657号には、多孔性膜材料で作られた、液体を通さないように被
覆された柔軟または硬直である細管が開示されている。該細管は、ゲル透過クロ
マトグラフィー用小型化分離カラムとして適している。分離エフェクタの導入に
ついての知見は与えられていない。この刊行物は、試料と溶離液が中空の膜のル
ーメンを通って流れる分離カラムを開示しており、膜自体は開示していない。
覆された柔軟または硬直である細管が開示されている。該細管は、ゲル透過クロ
マトグラフィー用小型化分離カラムとして適している。分離エフェクタの導入に
ついての知見は与えられていない。この刊行物は、試料と溶離液が中空の膜のル
ーメンを通って流れる分離カラムを開示しており、膜自体は開示していない。
【0003】 したがって課題は、分離剤が分離エフェクタを含有しており、たとえばイオン
交換または逆相クロマトグラフィー用に適している小型化分離カラムを利用可能
にすることである。これら小型化分離カラムは小型化分離装置に適しているべき
で、再生的に製造することができるべきで、かつ低い圧力損失によって区別され
るべきである。
交換または逆相クロマトグラフィー用に適している小型化分離カラムを利用可能
にすることである。これら小型化分離カラムは小型化分離装置に適しているべき
で、再生的に製造することができるべきで、かつ低い圧力損失によって区別され
るべきである。
【0004】 本発明は、分離剤が分離エフェクタで誘導体化された特有の多孔性中空糸膜が
分離剤を形成しているおり、かつ溶離液の供給と排出のための連結を備えた小型
化クロマトグラフの分離カラムに関する。さらに本発明は、少なくとも2つの物
質クロマトグラフの分離のための本発明による分離カラムの使用、および分離装
置における本発明による分離カラムの使用に関する。 図1、2および3(それぞれ部分的な図aおよびbをともなう)は、本発明に
よる分離カラムの変形体を示している。矢印は溶離液と試料の流れる方向を示す
。図4aおよび4bは、本発明による分離カラムの光学的測定セルを加えた2つ
のさらなる変形体を示している。図5は、溶出グラフを示している。実験の詳細
は使用例Aにみられる。
分離剤を形成しているおり、かつ溶離液の供給と排出のための連結を備えた小型
化クロマトグラフの分離カラムに関する。さらに本発明は、少なくとも2つの物
質クロマトグラフの分離のための本発明による分離カラムの使用、および分離装
置における本発明による分離カラムの使用に関する。 図1、2および3(それぞれ部分的な図aおよびbをともなう)は、本発明に
よる分離カラムの変形体を示している。矢印は溶離液と試料の流れる方向を示す
。図4aおよび4bは、本発明による分離カラムの光学的測定セルを加えた2つ
のさらなる変形体を示している。図5は、溶出グラフを示している。実験の詳細
は使用例Aにみられる。
【0005】 WO 96/22 316およびWO 97/49 754には、中空糸膜として形作ることもできる分
離剤が開示されている。特有の多孔性中空糸が分離剤として用い得ることが見出
された。それらは吸着剤の代わりに適切なクロマトグラフィーのカラムに組み込
むことができる。この種の中空糸は再生的に調整し得る。この分離剤を備えたク
ロマトグラフィーのカラムにより、過剰な圧力損失を起こすことなしに、直線的
な流速の広い範囲での分離が可能である。
離剤が開示されている。特有の多孔性中空糸が分離剤として用い得ることが見出
された。それらは吸着剤の代わりに適切なクロマトグラフィーのカラムに組み込
むことができる。この種の中空糸は再生的に調整し得る。この分離剤を備えたク
ロマトグラフィーのカラムにより、過剰な圧力損失を起こすことなしに、直線的
な流速の広い範囲での分離が可能である。
【0006】 「分離剤」の用語には、既知の粒状のおよび非粒状の吸着剤、および本発明に
よる分離膜が含まれ、分離剤は基礎の支持体およびこの基礎の支持体に結合して
いる分離エフェクタからなる。分離エフェクタは溶離剤の流れにおいて物質のク
ロマトグラフィーの分離をおこなう。分離エフェクタの例としては、カルボキシ
ル基またはスルホン酸基などの陰イオン交換クロマトグラフィーのためのイオン
基、陽イオン交換クロマトグラフィーのためのアルキル化アミノ基またはアンモ
ニウム基、逆相クロマトグラフィーのための長鎖および中程度の鎖のアルキル基
またはアリル基があげられる。さらに分離エフェクタの例としては、刊行物WO 9
6/22 316およびWO 97/49 754に開示されている。本発明による分離膜は、分離エ
フェクタを含む特有の中空糸膜である。分離剤に加えて、分離カラムは付加的に
カラム被覆および溶離剤の供給および排出のための連結を含む。分離カラムに加
えて、分離装置は、プレカラムとしてのさらなる分離カラムおよび例えば溶離剤
コンテナおよびポンプ、勾配ミキサー、試料適用装置および検出器などを含む周
辺装置を随意に含む。
よる分離膜が含まれ、分離剤は基礎の支持体およびこの基礎の支持体に結合して
いる分離エフェクタからなる。分離エフェクタは溶離剤の流れにおいて物質のク
ロマトグラフィーの分離をおこなう。分離エフェクタの例としては、カルボキシ
ル基またはスルホン酸基などの陰イオン交換クロマトグラフィーのためのイオン
基、陽イオン交換クロマトグラフィーのためのアルキル化アミノ基またはアンモ
ニウム基、逆相クロマトグラフィーのための長鎖および中程度の鎖のアルキル基
またはアリル基があげられる。さらに分離エフェクタの例としては、刊行物WO 9
6/22 316およびWO 97/49 754に開示されている。本発明による分離膜は、分離エ
フェクタを含む特有の中空糸膜である。分離剤に加えて、分離カラムは付加的に
カラム被覆および溶離剤の供給および排出のための連結を含む。分離カラムに加
えて、分離装置は、プレカラムとしてのさらなる分離カラムおよび例えば溶離剤
コンテナおよびポンプ、勾配ミキサー、試料適用装置および検出器などを含む周
辺装置を随意に含む。
【0007】 中空糸膜は、一般的に外径0.2から3mmおよび内径0.1から1mmに調
整される。本発明により用いられる分離膜の基礎として、適切な誘導体化プロセ
スで分離エフェクタが導入された商業的に入手できる多孔性中空糸膜が適してい
る。前記刊行物において、ポリアミド膜の誘導体化のためのプロセスもまた開示
され、それによれば、前記分離エフェクタは基膜(base membrane)へ導入し得
る。
整される。本発明により用いられる分離膜の基礎として、適切な誘導体化プロセ
スで分離エフェクタが導入された商業的に入手できる多孔性中空糸膜が適してい
る。前記刊行物において、ポリアミド膜の誘導体化のためのプロセスもまた開示
され、それによれば、前記分離エフェクタは基膜(base membrane)へ導入し得
る。
【0008】 本発明による分離カラムの構築と調整は以下の例の方法で記載される:分離膜
(中空糸膜)は一方を例えばエポキシ栓で封をする。例えばポリプロピレン(P
P)、ポリエチレン(PE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ガラ
スまたは代替的なステンレス鋼などで作られた細管を分離膜の他端に挿入する。
分離カラムのさらなる構築は図1から3より知ることができる。図1は本発明に
よる分離カラムの一態様を示す。(1)はカラム材料、すなわち分離エフェクタ
で誘導体化した多孔性中空糸を表す。(2)は被覆管を表し、(3a)はカラム
材料(1)を突く細管を表す。細管(3a)およびカラム材料(1)は、被覆管
(2)に粘着スリーブ(sleeve of adhesive)(4)によって液体を通さないで固
定される。粘着プラグ(plug of adhesive)(5)は、カラム材料、すなわち多孔
性中空糸(1)のルーメンを封する。排出として、細管(3b)は、粘着スリー
ブ(4)の中の被覆管(2)に保持されるように提供される。
(中空糸膜)は一方を例えばエポキシ栓で封をする。例えばポリプロピレン(P
P)、ポリエチレン(PE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ガラ
スまたは代替的なステンレス鋼などで作られた細管を分離膜の他端に挿入する。
分離カラムのさらなる構築は図1から3より知ることができる。図1は本発明に
よる分離カラムの一態様を示す。(1)はカラム材料、すなわち分離エフェクタ
で誘導体化した多孔性中空糸を表す。(2)は被覆管を表し、(3a)はカラム
材料(1)を突く細管を表す。細管(3a)およびカラム材料(1)は、被覆管
(2)に粘着スリーブ(sleeve of adhesive)(4)によって液体を通さないで固
定される。粘着プラグ(plug of adhesive)(5)は、カラム材料、すなわち多孔
性中空糸(1)のルーメンを封する。排出として、細管(3b)は、粘着スリー
ブ(4)の中の被覆管(2)に保持されるように提供される。
【0009】 図2に示される変形では、カラム材料(1)は同様に細管(3a)に突かれ、
粘着剤(4)で固定される。しかしながら、図1による態様と異なり、カラム材
料(1)を備えた細管(3a)、および細管(3b)は粘着スリーブ(4)では
固定されず、スチールの圧縮リング(5)で固定される。 さらなる変形体を図3に示す。粘着スリーブ(4)またはスチールの圧縮リン
グ(5)が、ねじ蓋((7a)および(7b))に置き換えられている。該ねじ
蓋は、細管(3a)およびカラム材料(1)のまわり、および細管(3b)のま
わりの変形できる材料の二重のコーン(8)を圧縮する。
粘着剤(4)で固定される。しかしながら、図1による態様と異なり、カラム材
料(1)を備えた細管(3a)、および細管(3b)は粘着スリーブ(4)では
固定されず、スチールの圧縮リング(5)で固定される。 さらなる変形体を図3に示す。粘着スリーブ(4)またはスチールの圧縮リン
グ(5)が、ねじ蓋((7a)および(7b))に置き換えられている。該ねじ
蓋は、細管(3a)およびカラム材料(1)のまわり、および細管(3b)のま
わりの変形できる材料の二重のコーン(8)を圧縮する。
【0010】 このように本発明による分離カラムは、シーリング要素および連結要素((4
)、(5)、(6)、(7a)、(7b)、(8)および(3b))と同様に、
分離膜(1)、すなわち一方が封された中空糸膜、前記細管(3a)および被覆
管(2)を含む。 一方が封された分離膜(1)を備えた供給細管(3a)および排出細管をつめ
ることもまた可能である。この場合、つめた管が被覆管を置き換えている。
)、(5)、(6)、(7a)、(7b)、(8)および(3b))と同様に、
分離膜(1)、すなわち一方が封された中空糸膜、前記細管(3a)および被覆
管(2)を含む。 一方が封された分離膜(1)を備えた供給細管(3a)および排出細管をつめ
ることもまた可能である。この場合、つめた管が被覆管を置き換えている。
【0011】 本発明による分離カラムはまた通例のHPLC用UV検出器を組み込み得る(
図4参照)。図4において、(9)は中心の口径を有するねじを示し、該ねじは
分離カラムをセル本体に固定する。UV検出器の測定セルは(14)で示される
。図4bによる態様はさらなるシーリング要素、すなわちPTFEコーン(10
)およびPTFEディスク(11)を有する。 被覆管の寸法は、被覆管の内径が分離膜の外径よりわずかに大きくなるように
、小さな無駄な体積だけが2つの間にのこるようになるように選択される。被覆
管の長さは分離膜の長さにしたがって選択される。 原則として、はじめに修飾していない基膜から分離カラムを構築し、ついでそれ
を修飾することも可能である。
図4参照)。図4において、(9)は中心の口径を有するねじを示し、該ねじは
分離カラムをセル本体に固定する。UV検出器の測定セルは(14)で示される
。図4bによる態様はさらなるシーリング要素、すなわちPTFEコーン(10
)およびPTFEディスク(11)を有する。 被覆管の寸法は、被覆管の内径が分離膜の外径よりわずかに大きくなるように
、小さな無駄な体積だけが2つの間にのこるようになるように選択される。被覆
管の長さは分離膜の長さにしたがって選択される。 原則として、はじめに修飾していない基膜から分離カラムを構築し、ついでそれ
を修飾することも可能である。
【0012】 分離カラムが、電気的に絶縁である材料からなる場合、クロマトグラフィーの
分離のためだけでなく、キャピラリー電気泳動または電気泳動クロマトグラフィ
ーに基づく分離のためにも用いられ得る。圧力損失が小さいため、本発明の分離
カラムを操作する場合、例えばキャピラリーゾーン電気泳動や等速電気泳動など
の、画分をさらに分離できるほかの分離方法のための装置を提供することも可能
である。この種のさらなる分離プロセスの連結および操作のための装置が原則と
して、例えば、質量分析とクロマトグラフィーのプロセスの組み合わせから知ら
れている。このようにこの種の装置は、さらなる周辺装置として本発明による分
離装置にあわせることができる。さらに、小さい圧力損失ため、本発明による分
離カラムの操作する場合、溶離剤を輸送するためにシリンジポンプなどの簡単な
ポンプを用いることもできる。分離膜の孔を遮断させ得る錯体試料の分離のため
に、HPLCにおいて通例であるように、プレカラム上流としてさらなる分離カ
ラムを連結することもできる。
分離のためだけでなく、キャピラリー電気泳動または電気泳動クロマトグラフィ
ーに基づく分離のためにも用いられ得る。圧力損失が小さいため、本発明の分離
カラムを操作する場合、例えばキャピラリーゾーン電気泳動や等速電気泳動など
の、画分をさらに分離できるほかの分離方法のための装置を提供することも可能
である。この種のさらなる分離プロセスの連結および操作のための装置が原則と
して、例えば、質量分析とクロマトグラフィーのプロセスの組み合わせから知ら
れている。このようにこの種の装置は、さらなる周辺装置として本発明による分
離装置にあわせることができる。さらに、小さい圧力損失ため、本発明による分
離カラムの操作する場合、溶離剤を輸送するためにシリンジポンプなどの簡単な
ポンプを用いることもできる。分離膜の孔を遮断させ得る錯体試料の分離のため
に、HPLCにおいて通例であるように、プレカラム上流としてさらなる分離カ
ラムを連結することもできる。
【0013】 さらなる詳細がなくてさえも、当業者が前記記載をもっとも広い範囲で利用す
ることができるのは当然のことである。したがって、好ましい態様および実施例
は、単に記載の通りに解釈されるものではなく、いかなる点においても限定した
開示ではない。 前記および後述するすべての出願、特許および刊行物ならびに1998年5月
15日付で提出された対応出願DE 198 21 812.5の開示のすべてが参考文献とし
て本出願に組み込まれる。
ることができるのは当然のことである。したがって、好ましい態様および実施例
は、単に記載の通りに解釈されるものではなく、いかなる点においても限定した
開示ではない。 前記および後述するすべての出願、特許および刊行物ならびに1998年5月
15日付で提出された対応出願DE 198 21 812.5の開示のすべてが参考文献とし
て本出願に組み込まれる。
【0014】
【例】例1 :陽イオン交換クロマトグラフィー用分離カラムの調整(SO3 −型の膜) WO 96/22 316にしたがい、ポリアミドから作られ、SO3H基で修飾された中
空糸膜の一端をアラルジット(Araldit)(登録商標名)AW136H(チバガイギー
)で封をする。ステンレス鋼製の細管(内径0.2mm;外径0.5mm)を内
径0.55mmの中空糸膜の他端に挿入する。分離膜をガラス管(内径0.6m
m)に、鋼製の細管とともに挿入し、鋼製の細管がガラス管の端から突き出すよ
うにする。この端で、ガラス管中の鋼製の細管と鋼製の細管に張られた分離膜の
両方を囲うアラルジット(Araldit)(登録商標名)AW136H(チバガイギー)の
栓をつくる。他端でステンレス鋼製の細管をアラルジット(Araldit)(登録商
標名)AW136H(チバガイギー)の栓で固定する。 分離カラムを図1に示す。
空糸膜の一端をアラルジット(Araldit)(登録商標名)AW136H(チバガイギー
)で封をする。ステンレス鋼製の細管(内径0.2mm;外径0.5mm)を内
径0.55mmの中空糸膜の他端に挿入する。分離膜をガラス管(内径0.6m
m)に、鋼製の細管とともに挿入し、鋼製の細管がガラス管の端から突き出すよ
うにする。この端で、ガラス管中の鋼製の細管と鋼製の細管に張られた分離膜の
両方を囲うアラルジット(Araldit)(登録商標名)AW136H(チバガイギー)の
栓をつくる。他端でステンレス鋼製の細管をアラルジット(Araldit)(登録商
標名)AW136H(チバガイギー)の栓で固定する。 分離カラムを図1に示す。
【0015】使用例A :陽イオン交換クロマトグラフィーによる種々のタンパク質の分離 例1にしたがい調整された分離カラムを分離装置に組み込む。該分離装置は、
2つの溶離液のための勾配ミキサー、試料適用装置およびUV検出器を含む。分
離条件は、 試料: 20mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)中のキモト リプシノーゲン、シトクロームC、リゾチーム(それぞれ15 μg/μl) 試料体積: 5μl 勾配: 開始溶離液: 20mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0) 最終溶離液: 20mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)中1M 塩 化ナトリウム 時間: 40分 流出速度: 1ml/分 溶出グラフを図5に示す。
2つの溶離液のための勾配ミキサー、試料適用装置およびUV検出器を含む。分
離条件は、 試料: 20mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)中のキモト リプシノーゲン、シトクロームC、リゾチーム(それぞれ15 μg/μl) 試料体積: 5μl 勾配: 開始溶離液: 20mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0) 最終溶離液: 20mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)中1M 塩 化ナトリウム 時間: 40分 流出速度: 1ml/分 溶出グラフを図5に示す。
【図1】 本発明による分離カラムの変形体を示す。
【図2】 本発明による分離カラムの変形体を示す。
【図3】 本発明による分離カラムの変形体を示す。
【図4】 本発明による分離カラムの光学的測定セルを加えた2つのさらな
る変形体を示している。
る変形体を示している。
【図5】 溶出グラフを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 レゲナー,ユルゲン ドイツ連邦共和国 デー−06188 ラント スベルク、フェルトシュトラーセ 7アー (72)発明者 ヴォルベック,ルディ ドイツ連邦共和国 デー−63906 エルレ ンバッハ、アム スタッドトラント 24 Fターム(参考) 4D017 AA09 BA07 CA13 CA17 CB10 DA03 EA01 EB03
Claims (3)
- 【請求項1】 溶離液の供給および排出のための連結を有し、カラム被覆中
に分離剤を含む小型化クロマトグラフ分離カラムであって、分離エフェクタで誘
導体化された特有の多孔性中空糸膜が分離剤を形成していることを特徴とする、
前記分離カラム。 - 【請求項2】 請求項1の特徴を備えた小型化クロマトグラフの分離カラム
の、分離装置における使用。 - 【請求項3】 請求項1の特徴を備えた小型化クロマトグラフの分離カラム
の、少なくとも2つの物質クロマトグラフの分離のための使用。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19821812A DE19821812C2 (de) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | Miniaturisierte Trennsäule |
DE19821812.5 | 1998-05-15 | ||
PCT/EP1999/003086 WO1999060394A1 (de) | 1998-05-15 | 1999-05-05 | Miniaturisierte trennsäule |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002515604A true JP2002515604A (ja) | 2002-05-28 |
Family
ID=7867865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000549955A Pending JP2002515604A (ja) | 1998-05-15 | 1999-05-05 | 小型化分離カラム |
Country Status (4)
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