JP2002515552A - プログラム可能ファイバーチョッパおよびその方法 - Google Patents

プログラム可能ファイバーチョッパおよびその方法

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JP2002515552A
JP2002515552A JP2000549791A JP2000549791A JP2002515552A JP 2002515552 A JP2002515552 A JP 2002515552A JP 2000549791 A JP2000549791 A JP 2000549791A JP 2000549791 A JP2000549791 A JP 2000549791A JP 2002515552 A JP2002515552 A JP 2002515552A
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ブラウン、バリ、ダブリュ
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リア コーポレイション
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    • D01G1/00Severing continuous filaments or long fibres, e.g. stapling
    • D01G1/02Severing continuous filaments or long fibres, e.g. stapling to form staple fibres not delivered in strand form
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  • Laser Beam Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 この装置は、レーザービーム(24)および糸ファイバー切断ユニット(30)を制御するためにプログラム可能制御装置(48)を使用している。このユニットは樹脂混合ヘッド(38)に一般に取付けられる。従来のチョッパは不規則な間隔、角度および寸法で配置された鋼製ブレード(58)を使用している。PCはまた標準的チョッパの速度も変化させる。レーザー装置は、ファイバー片の長さを変化させる特定の目的でパルス繰返数を設定できるように作動される。作動時に、レーザーの強度はファイバーの切断または異なる寸法および種類を処理できるように調整される。この装置は、自動車ドアーの内側ドアーパネルのようなファイバー強化ウレタン基材を製造するのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、例えばガラスファイバー糸のような連続粗糸を個々の長さに切断さ
れたファイバー片となるように切断し、その個々の長さに切断したファイバー片
は流体ジェット流によってそこから高速排出されるように使用できるレーザーフ
ァイバーチョッパすなわちレーザーファイバーガンに関する。
【0002】 (背景技術) ガラスチョッパは、連続したガラス粗糸を個々の短い長さのファイバー片に破
断するために、流体または電気で駆動されるブレードローターを使用している。
これらのチョッパは、横方向に延在する1以上のブレードを担持したローターと
協働するアンビルとして、硬質ゴム製のバックアップロールを使用している。こ
のバックアップロールおよびローターが協働して、ローターブレードがバックア
ップロールに接触する毎に連続粗糸を個々の長さのガラスファイバー片に切断す
る。
【0003】 連続したファイバーガラスフィラメントは、ブッシュを通して溶融ガラスを流
し、引き続き材料を細くすることにより製造される。凝固後、形成されたフィラ
メントは所望の製品に作り替えるために別の場所へ送られるか、またはさらに他
の処理が行われるまで保管するためにボビン上に集められる。フィラメントの形
成は、その後の作動におけるファイバーガラスの特性を向上させるために、一般
にフィラメントの寸法処理も必要とする。
【0004】 連続フィラメントは1本の糸に1本のフィラメントまたは複数のフィラメント
を含み、そのフィラメントは例えば30.5cm(1フィート)より長い連続し
た長さすなわち実質的な長さを有する。複数のフィラメントは、ボビンチューブ
のまわりに1本のフィラメントが巻き付けられたときに形成されるような、1本
のフィラメントにおける隣り合う状態の複数の部片である。
【0005】 典型的にファイバーガラスのパッケージは、チューブ上に巻き付けられた連続
フィラメントで形成される。その後フィラメントの内側端がパッケージの内部か
ら引き出されて、フィラメントは巻き解される。この内側端はガラスチョッパへ
給送される。
【0006】 ファイバーチョッパは、ガラスファイバー強化構造を形成するために基材上に
撒かれる樹脂を含浸した切断ファイバー片の流れを形成するために、液体樹脂ス
プレー散布器と関連させて使用される。典型的にファイバーチョッパは、本体す
なわちハウジングと、バックアップローラーと、切断ローラーとを有する。細長
いガラスファイバー糸がローラー間を通過されるとき、そのガラスファイバー糸
は比較的短いファイバー部片に切断され、ローラーの作用によってチョッパ本体
のノズル開口を通して押し出される。触媒作用を受けた樹脂流れと交差する関係
にファイバー流れを形成するように、本体、したがってノズルが配向され、これ
により樹脂を含浸した切断ファイバー片の流れが形成される。樹脂含浸ファイバ
ー片の流れは基材に向けられ、基材に衝突してその基材上に樹脂含浸ファイバー
片の層を形成できるようにされる。典型的な製品には、自動車の車体部品、地下
式保存タンクおよびボートが含まれる。
【0007】 (発明の開示) 本発明のプログラム可能制御装置(PLC)はレーザービームチョッパユニッ
トまたは既存の糸ファイバーチョッパユニットと使用される。これらのユニット
は典型的に樹脂混合ヘッドに関連して使用される。従来のガラスチョッパは鋼製
ブレード、チゼル形(chisel-shaped)の歯などを使用している。この切断ブレ
ードまたは歯は不規則な間隔、角度および寸法で配置され、さまざまに異なる長
さの切断ファイバー片を形成する。間隔、角度および寸法をさまざまに変化させ
る実施例に加えて、プログラム可能制御装置が切断を変化させることができる。
このような変化される速度および形状は、さまざまな長さに切断したファイバー
片を形成するためのプログラムに応答する。レーザー装置は、ファイバー片の長
さを変化させる特定の目的でパルス繰返数を設定できるように作動する。照射作
動時に、レーザーの強度はファイバーのさまざまに異なる寸法および種類の切断
を可能にするために調整されることができる。
【0008】 このガラスファイバーチョッパで使用するレーザーは、各種さまざまに変更で
きる。この装置は、光子誘発放出の結果としてコヒーレント光すなわち単色光の
ビームを発生する。このビームは単一波長および周波数で成るので極めて高いエ
ネルギーを有する。自動車ドアーの内側パネルのように長いファイバーで強化さ
れたウレタン製品を製造するのに使用するレーザーチョッパを設計した。
【0009】 12.7mm〜152.4mm(1/2〜6インチ)の長さを有する切断ファ
イバー片を形成するために、本発明のレーザーチョッパを設計した。しかしなが
ら第2実施例では、レーザーチョッパは6.35mm(1/4インチ)程度に短
く切断できる。さらに他の実施例では、チョッパはさまざまな長さのファイバー
片を切断できる。プログラム可能制御装置によって、チョッパは作動時にファイ
バー長さを変化させることができる。例えば、リブ付き部品のモールド成形作業
用のファイバー片を形成する場合、レーザーはリブ用に短いファイバー片を、ま
たその部品本体に関して長いファイバー片を形成できる。プログラム可能制御装
置(PLC)は切断時にファイバー片の長さを変化させるようにレーザーを制御
することが容易にできる。典型的に、プログラム可能制御装置およびチョッパは
所望される切断ファイバー片のパターンを生み出すために、ロボットアームと共
に使用される。
【0010】 (発明を実施する最良形態) このガラスファイバーチョッパに使用されるレーザーは、各種さまざまに変更
できる。この装置は、誘発光子放出(photon-stimulated emission)の結果とし
てコヒーレント光すなわち単色光のビームを発生する。ビームは単一の波長およ
び周波数で構成されるので、極めて高いエネルギーを有する。この効果を生み出
すことのできる材料は、或る高純度の結晶(ルビー、イットリウムガーネット、
および希土イオンを添加(doped)された金属タングステン酸塩またはモリブデ
ン酸塩)である。他の材料には、砒化ガリウム、ネオジミウム添加ガラスのよう
な半導体;二酸化炭素、ヘリウム、アルゴンおよびネオンを含む各種ガス;およ
びプラズマが含まれる。
【0011】 1つの実施例で、この非接触切断方法は、高パルス繰返数で高ピーク出力モー
ドで作動される回折を制限された(diffraction-limited)ネオジミウム(Nd
)イットリウム−アルミニウム−ガーネット(YAG)レーザーを使用して、高
速度にてガラスファイバーを切断する。このようにして、ファイバーは熱影響領
域(HAZ)を最小限に抑えて切断されることができる。選択された、また複数
波長による処理も使用できる。レーザーの適用において、ファイバーに対する物
理的損傷を最小限にし、また熱損傷を最小限に抑えてファイバーを迅速に切断す
るために、さまざまに異なる複数の波長が使用される。
【0012】 図1は、本発明による高ピーク出力モードで高パルス繰返数にて作動されるレ
ーザーにより、ファイバーを切断する概略ブロック線図10を示している。特に
発振器14からのビーム12は増幅器16に与えられる。発振器14は、回折制
限されたビームすなわち最も利用可能なビームを発生することのできる、購入可
能な回折制限Nd:YAGレーザーまたはロッドレーザー発振器のようないずれ
かの低出力発振器とされる。増幅器16は、ビーム12を増幅する一方でそのビ
ームの品質を損なわないいずれかの適当な増幅器とすることができ、また購入可
能なスラブレーザー増幅器(slab laser amplifier)とすることが好ましい。ス
ラブレーザー増幅器の利点は、発振器から発せられたビーム品質を維持できるこ
とである。
【0013】 図1は、Qスイッチ結晶20に与えられた増幅器16からの増幅されたビーム
18の出力を示している。スイッチ20は、いずれかの適当な購入可能なQスイ
ッチ装置とされることができ、非常に短いパルス波長を与えることのできること
が好ましい。同じエネルギー量に関して、短いパルス波長のパルスの方が長いパ
ルス波長のパルスよりも大きいピーク出力を有する。増幅されたビーム18はそ
の後収束レンズ22で収束される、すなわち横断面積を減少される。収束された
ビーム24がその後ファイバー26を切断する。
【0014】 好ましい実施例では、切断は、3000パルス/秒以上のパルス繰返数により
40ワット以上の平均出力で行われる。ピークエネルギーは6〜10mJである
のが好ましく、また切断速度は25.4〜63.5cm(10〜25インチ/分
)であるのが好ましい。切断はN2(窒素)で掃気するような不活性環境の中で
行われるのが好ましい。これらのパラメータは熱影響領域が最小限の状態で明確
な切断を与える。
【0015】 限定するのではないが、以下の組合わせを含む幾つかの波長の組合わせが可能
である。第1の組合わせは、基本波長および周波数を倍加したNd:YAG波長
(すなわち1.06ミクロン波長と、0.530ミクロン波長)を含んで成る。
この組合わせは波長成分が短いので同じ光学装置に対して増大された結合および
出力密度を与える。何故なら、すべての発生したレーザーエネルギーを使用でき
るからである。
【0016】 図1は窒素(N2)または二酸化炭素(CO2)ガスノズルのようなガスノズ
ル28を処理時のファイバーの保護のために含めることができる。ノズル28か
ら放出されたガス29はファイバーの切断が行われる環境を変化させる。ガスは
酸化物の生成、またはファイバーの燃焼を阻止するのに使用できる。したがって
切断は不活性環境の中で遂行できる。
【0017】 図2は、装置の一体部として組合わされたノズル28およびレーザービーム2
4を示している。この実施例では、ノズル28はガス入口28Aを必要としてい
る。
【0018】 切断処理は、基本的には切断部、すなわち切り口から材料を除去する処理であ
る。切断に関するレーザーの有効性は、レーザービームと共にガスジェットを使
用することで高めることができる。ガスジェットは一般にCO2またはN2のよ
うな不活性ガスである。ガスは直角な切断縁を形成するようにファイバーの冷却
を助成する。ビーム焦点の外側における冷却効果は、その領域の外側で燃焼が高
速度で生じるのを阻止するほど十分に大きい。しかしながら不活性環境の有無に
拘わらず、切断縁には限られた程度の炭化が生じる。しばしば高速度の空気流が
ファイバー切断部の燃焼を阻止できる。低速度の場合には、過大な炭化を阻止す
るために不活性ガスを使用しなければならない。この影響は変色と大差なく、切
断速度が高くなると減少する。
【0019】 不活性ガスノズルおよび切断ファイバー片を排出する流体排出ブロックは、装
置の同じ部材とすることができる
【0020】 図3はまた本体32およびノズル34を有するチョッパ30を示している。ノ
ズル34はいずれの形状とすることもできる。ノズル34は単独で、または偏向
器(図示せず)と共に、ノズル34から排出されるファイバー片のすべてがファ
イバー流れ36を形成するようにさせる。その後樹脂スプレーヘッド38が樹脂
スプレー40をファイバー流れ36に向けて噴射する。樹脂スプレーヘッド38
は通常はチョッパ30の直ぐ下方に配置される。
【0021】 図3はまた流体(空気)44を排出する流体排出ブロック42を示している。
ニップローラー46が十分に大きい力で排出ノズル34へファイバー26を推進
しない場合に、必要ならばブロック42が使用される。他の実施例で、ノズル2
8および不活性ガス29がファイバー26を推進するのに使用される。この場合
、ブロック42は必要ない。さらに他の実施例では、ブロック42およびノズル
28は必要とされない。切断速度が速くなれば、それらのユニットの使用を不要
にする。切断作業時に切断したファイバー片の長さを所望されるように変化させ
るために、プログラム可能制御装置(PLC)48はレーザービーム24を調整
する。
【0022】 このレーザーガラスファイバー切断装置の製造効率は、本発明による連続型を
使用することで大きく改善される。個々のブレード交換のための休止時間は効果
的に排除され、また実際の使用においては、この連続カッターは無制限の時間に
わたって満足できるように作動した。これはブレードが交換式の切断ヘッドでは
24時間に満たない平均的な製造処理寿命であることに対比される。改良された
チゼル形(chisel-shaped)の歯を使用したリング、切断ホイールまたはフープ
でさえ1〜2週間の限られた寿命でしかない。
【0023】 図4は、従来技術で周知のいずれかのファイバーチョッパである非レーザー式
ファイバーチョッパ50を示している。チョッパ50は切断ローラー52と、そ
のローラー52に平行に整列された平行ローラー54とを含んで成る。調整可能
な駆動手段(図示せず)が切断ローラー52およびローラー54を駆動する。ロ
ーラー52の外周面56はチゼル形の歯58を含んでいる。歯58は切断ブレー
ドのような他の切断縁とすることができる。歯58は等しい間隔、角度、および
一様な高さおよび幅寸法とされることができる。歯58はまたさまざまに異なる
長さに切断したファイバー片を与えるために、不規則な間隔、角度および寸法と
されることができる。ホイールすなわちローラー54の外周面60は弾性材料6
2で作られている。ローラー52,54の協働した回転は、外周面60に歯58
を接触させてファイバー片26を切断し、それにより切断ファイバー36を作り
出す。ファイバー26は連続ファイバー、フィラメント、糸などとすることがで
きる。
【0024】 作動において、チョッパ50はレーザー22およびレーザービーム24に置き
換えられる。歯58の間隔、角度および寸法を変化させる実施例に加えて、制御
装置48はローラー52,54の速度を変化させることができる。制御装置48
はまたニップローラー46の速度を変化させることもできる。このような速度お
よび形状の変化はプログラム可能な制御装置48に応答し、12.7mm〜15
2.4mm(1/2〜6インチ)の範囲で長さが変化する切断ファイバー36を
作り出す。制御装置48のメモリーすなわちプログラムは、制御装置48に連結
されているコンピュータまたは電気的消去可能でプログラム可能なROMすなわ
ちEEPROM(図示せず)に保存される。
【0025】 工業分野では自動車部品、地下式保存タンクおよびボート船体を製造するため
のスプレー塗布の適用にポリエステル樹脂を典型的に使用している。この装置は
そのような応用例に使用できる一方、レーザーチョッパはファイバー強化ポリウ
レタン製品を製造するのに使用されるように設計された。
【0026】 本発明のレーザーチョッパの1つの工業的適用例は、自動車ドアーの内側トリ
ムパネルの圧縮モールド成形である。ビニルパネルが最初に真空成形されて、圧
縮モールド成形の開放モールド成形型へ送られる。その後、レーザーチョッパが
このビニル成形体に切断したガラスファイバー糸片をスプレーする。切断糸片の
長さ範囲は12.7mm〜152.4mm(1/2〜6インチ)である。このガ
ラスは、ポリオル(polyol)、イソシアン酸塩(−NCO)ウレタン樹脂混合物
でビニル成形体上に成形される。こうして作られた少量の膨張剤を含むポリウレ
タンは、約0.008g/cm3(0.5ポンド/立方フィート)の密度を有す
るポリウレタン発泡体を形成する。しかしながらこの密度は0.004〜0.0
30g/cm3(0.25〜2.0ポンド/立方フィート)とすることができる
。さらに詳しくは、ポリプロピレングリコールのようなポリオルは、多少の水お
よび触媒(アミン、錫石鹸、有機錫化合物)が存在する中でジイソシアン酸塩に
より処理される。ポリマーが形成されるので、水はイソシアン酸塩群と反応して
クロスリンクを生じ、また二酸化炭素も発生して、これが発泡を引き起こす。他
の例では、トリフルオロメタンなどの揮発剤が膨張剤として使用できる。
【0027】 ポリウレタン中のガラスの充填は約15〜18重量%であった。しかしながら
ポリウレタン発泡体は10〜60重量%のガラスファイバー片を含有することが
できる。さらなるトリムをカーペットパネルのようなモールド成形体に含めるこ
とができる。圧縮モールド成形後に、この部品は自動車ドアーにすぐに取付けで
きる。ガラスの充填およびスプレーパターンは、プログラム可能制御装置を使用
することによって望まれるままに調整することができる。例えば、パネルにモー
ルド成形されるリブは、そのリブの面積部分に短いファイバーでガラスを高充填
されることを必要とする。パネル縁部は強度増強のためにさらなるガラスの追加
を必要とする。
【0028】 本明細書で使用した重量パーセントは重量平均分子量に基づいている。
【0029】 圧縮モールド成形でこのレーザーチョッパの工業的な使用を示したが、さまざ
まなモールド成形作業でさまざまな基材を製造するのにこのレーザーを使用する
ことができる。例えばこのレーザーは、樹脂検査済み(resin inspected)モー
ルド成形(RIM)にそれ自体を容易に使用できるようにする。このレーザーは
他のファイバー、例えばポリアミド(ナイロン)、鉱物ファイバー、アラミド(
ケヴラー)ファイバーなどに容易に作動する。
【0030】 ファイバースプレーおよび樹脂スプレーがいずれもモールド成形される基材に
スプレーされる前に行われることを示したが、これらの流れは互いに組合わされ
、分離され、または独立して実行することができる。これらの流れは同心チュー
ブから混成されて放出されることもでき、ファイバーは中央のチューブで送られ
るのが好ましい。樹脂中に放出する前に、ファイバーをまず最初にモールド成形
型の中にスプレーすることもできる。
【0031】 本発明の現在好ましいとされる実施例を前述したが、特許請求の範囲の欄に記
載した本発明の精神および範囲から逸脱しないでさまざまな変化および改良を成
し得ることが当業者に明白となろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレーザービームの斜視図である。
【図2】 図1のレーザービーム切断装置の他の実施例を示す拡大した断片図である。
【図3】 レーザー式ガラスチョッパを樹脂混合ヘッドと組合わせた装置の斜視図である
【図4】 ファイバーチョッパのための連続的な非レーザー式切断装置の側面図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバーチョッパと、 連続ファイバーをそのファイルチョッパに給送する手段と、 そのチョッパから個々の長さに切断したファイバー片を排出する手段と、 チョッパから排出されるファイバー片の長さを変化させるようにチョッパを制
    御するプログラム可能制御装置とを含んで構成された連続ファイバーを個々の長
    さのファイバー片に切断する装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された装置であって、プログラム可能チョッ
    パがファイバー片の長さを変化させるためにチョッパへファイバーを給送する手
    段も制御する連続ファイバーを個々の長さのファイバー片に切断する装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された装置であって、チョッパがレーザービ
    ームを発生するレーザーである連続ファイバーを個々の長さのファイバー片に切
    断する装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された装置であって、レーザーは可変出力範
    囲および可変パルス繰返数を有し、そのレーザーの可変出力範囲および可変パル
    ス繰返数に基づいてレーザービームが可変波長を有しており、また出力範囲を変
    化させるため、およびレーザーのパルス繰返数を変化させるためのプログラムを
    プログラム可能制御装置が含んでいる連続ファイバーを個々の長さのファイバー
    片に切断する装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された装置であって、ファイバーチョッパが
    周辺に取付けられた円周方向の切断ブレードを有する回転可能なローラー、およ
    び個々の長さのファイバー片に切断するために切断ブレードと協働するように取
    付けられる回転可能なバックアップローラーである連続ファイバーを個々の長さ
    のファイバー片に切断する装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された装置であって、切断ブレードがナイフ
    エッジすなわちチゼル形歯である連続ファイバーを個々の長さのファイバー片に
    切断する装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載された装置であって、切断ブレードが不規則
    な間隔、角度および寸法で配置され、長さが12.7mm〜152.4mm(1
    /2〜6インチ)の範囲で個々の長さに切断されたファイバーを形成する連続フ
    ァイバーを個々の長さのファイバー片に切断する装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載された装置であって、ファイバーチョッパが
    回転速度を有し、プログラム可能制御装置がその回転速度を制御する連続ファイ
    バーを個々の長さのファイバー片に切断する装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載された装置であって、プログラム可能制御装
    置が連続ファイバーをチョッパへ給送する手段も制御する連続ファイバーを個々
    の長さのファイバー片に切断する装置。
  10. 【請求項10】 ファイバーチョッパを準備する段階と、 ファイバーチョッパへ連続するファイバーを給送する段階と、 個々の長さのファイバー片となるように連続ファイバーを切断する段階と、 個々の長さに切断されたファイバー片をチョッパから排出する段階と、 チョッパから排出されるファイバー片の長さを変化させるためにチョッパを制
    御する段階とを含んでいる連続ファイバーを個々の長さのファイバー片に切断す
    る方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載された方法であって、ファイバー長さを
    変化させるためにファイバーをチョッパへ給送する手段を制御する段階を含んで
    いる連続ファイバーを個々の長さのファイバー片に切断する方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載された方法であって、切断がレーザービ
    ームを発生するレーザーで行われる連続ファイバーを個々の長さのファイバー片
    に切断する方法。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載された方法であって、周辺に取付けられ
    た円周方向の切断ブレードを有する回転ローラーおよび個々の長さのファイバー
    片に切断するために切断ブレードと協働するように取付けられる回転バックアッ
    プローラーへ連続ファイバーを給送することで連続ファイバーが切断される連続
    ファイバーを個々の長さのファイバー片に切断する方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載された方法であって、不規則な間隔、角
    度および寸法で配置された切断ブレードが、長さが12.7mm〜152.4m
    m(1/2〜6インチ)の範囲の個々の長さに切断されたファイバー片となるよ
    うに連続ファイバーを切断する連続ファイバーを個々の長さのファイバー片に切
    断する方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載された方法であって、ファイバー片の長
    さを変化させるために回転ローラーを制御する段階を含んでいる連続ファイバー
    を個々の長さのファイバー片に切断する方法。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載された方法であって、連続ファイバーを
    チョッパへ給送する手段を制御する段階を含んでいる連続ファイバーを個々の長
    さのファイバー片に切断する方法。
JP2000549791A 1998-05-18 1999-05-13 プログラム可能ファイバーチョッパおよびその方法 Pending JP2002515552A (ja)

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