JP2002515293A - 手術システム - Google Patents

手術システム

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JP2002515293A JP2000549176A JP2000549176A JP2002515293A JP 2002515293 A JP2002515293 A JP 2002515293A JP 2000549176 A JP2000549176 A JP 2000549176A JP 2000549176 A JP2000549176 A JP 2000549176A JP 2002515293 A JP2002515293 A JP 2002515293A
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Abstract

(57)【要約】 手術システムは、マイクロサージェリー(顕微外科)による手術、例えば、自然の眼球レンズを人工の眼内レンズ(水晶体)によって代替する手術を支援するのに使用される。手術システムは、複数の手術器具(5)を有しており、各手術器具は、それぞれケース(4)内に収容されており、ケース内で、例えば、液体管路(22,23)及び/又は電気線路(24)からのコネクションチューブ(21)と接続されている。手術器具用のケース(4)は、サプライユニット(2)にドッキングされており、サプライユニットの複数のコネクションポイントには、それぞれの手術器具のサプライ用の各コネクションが設けられている。デコーディングコネクション(17)を介して、制御ユニット(41)は、どの手術器具(5)が当該手術器具のケース内でサプライユニット(2)に接続されているか検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、手術システム、例えば、請求項1の上位概念に記載のオプタルモ
ロジック(眼科学的)手術システム、つまり、マイクロサージェリー(顕微外科
)による手術の際に使用するための手術システム、例えば、オプタルモロジック
(眼科学的)手術システムであって、複数の手術器具と制御ユニットとを有して
おり、前記手術器具は、コネクションチューブを介してサプライユニットに交換
可能に接続可能であり、前記サプライユニットは、それぞれ接続された前記手術
器具に必要な供給、例えば、電流、圧縮空気、及び/又は、液体を供給するのに
利用され、前記制御ユニットは、前記手術器具の前記供給用のパラメータを調整
可能である手術システムに関する。
【0002】 近年、全ての外科領域で、マイクロサージェリー(顕微外科,顕微(鏡)手術
)による手術の意義が著しく高まっている。そのような手術にとって特徴的なの
は、種々の幾つかの手術機器を用いて作業を行い、この手術機器を迅速に交換す
る必要があることが屡々ある点にある。
【0003】 例としては、白内障(Grauen Star)によって混濁した自然の眼球
レンズ(水晶体)を取り除き、その代わりに、人工的な眼内レンズ(人工水晶体
)を挿入することを挙げることができる。この手術の際、オプタルモロジック(
眼科学的)手術システム、所謂ファコ(Phako:水晶体)マシーンが使用さ
れる。ファコマシーンは、電力用電源装置を備えた給電ユニット、手術機器用の
チューブ及び接続システム、所謂ツール、洗浄液用の注入ビン、並びに、1つ以
上のポンプを有する。ツールが圧縮空気で作動される場合、このようなツールも
利用される。
【0004】 米国特許出願公開第5 249 121号公報から、そのようなファコマシー
ンが公知であり、このファコマシーンのサプライユニットには、複数のツールが
接続されており、この場合には、ピエゾ電気により作動される超音波水晶体乳化
装置及び吸引及び灌流装置、更に、小型の棒型照明器具が接続されている。
【0005】 ヨーロッパ特許出願公開第A2-0 596314号公報からは、オプタルモ
ロジック(眼科学的)吸引及び灌流システムが公知であり、この灌流システムを
用いて、手術時に、眼内圧が選択的にガス状又は液状媒体の供給により安定状態
に維持される。このシステムは、圧力ユニット、吸引ユニット及び灌流ユニット
を有しており、圧力ユニット、吸引ユニット及び灌流ユニットは、交互に切り換
え可能なモジュール(Einschuebe)としてケーシング内に構成されて
おり、外部管路を介して相互に接続されている。
【0006】 眼球の角膜(hornhaut)内の小さな部分を通して、ツールが眼球内部
内に挿入され、このツールを用いて、先ず、自然の眼球レンズがある包(皮膜)
(kapselsack)が切り離され、続いて、自然の眼球レンズが超音波水
晶体乳化装置、所謂ファコツールによって打ち砕かれ、破片が吸引及び灌流装置
を用いて洗浄液により吸い出される。ツールとしては、止血したり、包(皮膜)
内壁を切断したり等するのに、バイポーラ高周波凝固装置(Koagulato
r)が依然として使用されている。執刀医は、手術部位をオプタルモロジック(
眼科学的)ステレオマイクロスコープを用いて観測する。執刀医は、ツールの機
能を一般的にフット作動スイッチを用いて制御する。
【0007】 手術過程で、他のツールが必要となった場合、例えば、ファコツールの代わり
に吸引及び灌流装置が必要となった場合、丁度使用されているツールが、ファコ
マシーンに接続されたサプライチューブ及び管路から切り離され、新たなツール
が装着される。この新たなツールへの供給を確実なものとするために、付加的に
、このサプライユニットを新規に調整する必要がある。このために、制御ユニッ
ト、例えば、キー入力部、回転スイッチ等が設けられており、この制御ユニット
を用いて、この供給パラメータを、それぞれの手術装置用に調整することができ
る。つまり、電気焼勺器用には電気端子が1つだけ必要であるが、灌流又は吸引
管路、即ち、一般的に一本の液体管路につなぐ必要はないが、この液体管路は、
ファコツール用及び硝子体切除(Vitrektomie)ツール用には必要で
ある。
【0008】 その種の、眼球内部での手術を、患者の不必要な刺激や、その他の副作用を回
避するために、できる限り迅速に実行する必要があるので、手術中、殊に、ツー
ルを交換する際、執刀医を最適に支援する必要があり、つまり、新たなツールを
接続した後、このために必要な新たなパラメータをファコマシーンに迅速且つ高
い信頼度で調整する必要がある。従来、この調整は、一般的に、執刀医自身によ
ってか、又は、手術に参加していて、ファコマシーンの走査並びに作動を監視す
る看護婦によって行われている。従って、迅速且つ成功する手術の前提条件は、
手術チームの最適な共働作業である。
【0009】 公知のファコマシーンの問題点は、手術システム全体の無菌性及び滅菌にある
。例えば、無菌性の不足のためにツールを交換する必要があり、つまり、従来の
ファコマシーンでは、新しい無菌チューブを取付け、このチューブを充填し(B
efuellen)、このチューブを所定のように案内して、このファコマシー
ン内に敷設し、ポンプと圧力センサとをファコマシーンのタイプに応じてコネク
ションを形成するのに5〜10分掛かる。患者の手術中ファコマシーンを交換す
る必要がある場合、この時間は、患者にとってのみならず、手術チームにとって
も非常に長い。ファコマシーンの部品の滅菌もコスト高である。つまり、例えば
、ツールを滅菌する必要があり、つまり、ツールのコネクションチューブ及び管
路をファコマシーンから切り離し、続いて、滅菌器内で滅菌する必要がある。続
いて、滅菌されたツールをチューブ及び管路を用いてファコマシーンにつなぎ、
チューブを洗浄液で充填する必要がある。このような交換は、複雑であり、時間
コストが掛かる。
【0010】 種々異なるツール間の交換も、従来のファコマシーンでは複雑である。このた
めに、同様に、丁度使用しているツールのチューブのコネクションと電気接続を
切り離し、それから、新たなツールをつなぐ必要がある。その後、ファコマシー
ンを制御ユニットを介して調整する必要があり、その結果、サプライユニットに
は、新たなツールに必要な供給パラメータについて通知される。それから初めて
、新たなツールを用いて手術することができる。種々異なるツール間を繰り返し
交換する際、従来の方法では、極めて時間を浪費し、手間が掛かり、特殊なツー
ルを緊急且つ迅速に使用する必要がある場合、例えば、ファコマシーンを新規に
調整する際、付加的なリスクがある。
【0011】 本発明の課題は、手術システム、例えば、前述のようなオプタルモロジック(
眼科学的)手術システムを改善して、その都度、執刀医が必要としているツール
を、執刀医が迅速に利用し、ツールを交換する際、手術システムの何らかの機能
パラメータの新規な調整を高い信頼度で行うことができるようにすることにある
。しかも、手術システムの機能状態についてユーザに通知する高い信頼度のデー
タをユーザに指示する必要がある。殊に、ユニット全体が常に手術に適した状態
であるように確実にする必要がある。
【0012】 この課題は、本発明によると、請求項1記載の要件により解決される。
【0013】 それによると、手術システムは、例えば、前述のファコマシーン、それぞれ1
つの手術器具用のコネクションポイントを具備したサプライユニットを有してい
る。この際、各手術器具は、ケースユニット内に収容されており、該ケースユニ
ットは、サプライユニットにドッキングすることができる。各ケースユニットは
、ツールに必要なコネクションチューブ及び当該コネクションチューブ用の巻き
取り機構を有している。各ケースユニットは、更に、収容されたツールを識別す
るコーディングコネクションを有しており、該コーディングコネクションは、ケ
ースユニットをサプライユニットにドッキングする際、当該サプライユニットの
問い合わせコネクション内に係合される。この問い合わせコネクションは、手術
システムの機能を制御する制御ユニットと接続されており、制御ユニットは、そ
れぞれのコネクションポイントに接続されたツールを識別し、それぞれのツール
の機能用に手術システムのパラメータを調整する。
【0014】 有利には、サプライユニットは、ベースユニットと、ケースユニット用のコネ
クションポイントを備えていて、ベースユニットに接続可能な、別個のディスト
リビューションユニットとに分割されており、該ディストリビューションユニッ
ト内には、ツールに液体及び場合によっては圧縮空気を供給するために、チュー
ブシステムが収容されている。
【0015】 手術システムの前述の構成は、外科の多くの領域及び有利にはマイクロサージ
ェリー(顕微外科,顕微(鏡)手術)の領域で使用可能であり、有利には、例え
ば、複数の手術器具を交換する必要があるような手術で使用可能である。以下、
例として、オプタルモロジック(眼科学的)手術システム、所謂ファコマシーン
について説明するが、本発明は、このファコマシーンに限定されるものではない
【0016】 本発明の手術システムによると、高速、清浄且つ特に滅菌状態で作動すること
ができる。ツールをケースから取り出した際、このツールと接続されたコネクシ
ョンチューブと、場合によっては電気接続線路も一緒に取り出される。ツールが
ケース内に戻し込まれると、コネクションは、統合された巻き取り機構によって
自動的に巻き取られ、その結果、従来技術のように、各コネクションチューブが
装置テーブル上に雑然と置かれていて相互に入り組んでいるといった状態にはな
らない。
【0017】 その種の手術システムにより、手術チーム全体にとって手術が極めて容易とな
る。つまり、執刀医が、新しいツールに交換する際、これまで使っていたツール
を単にケース内に差し込みさえすればよく、その際、コネクションチューブは自
動的に巻き取られ、続いて、他のツールを他のケースから取り出して、そのツー
ルを用いて手術を続けることができる。これまで使っていたツールをケースに戻
して新しいツールを他のケースから取り出した場合に、ケース内の作動状態指示
センサによって自動的に、丁度実際に使用されているツールについて制御ユニッ
トに通知され、この新しいツール用の機能パラメータが自動的に調整される。こ
のようにして、種々異なるツール同士を簡単に交換することができ、つまり、公
知技術の手術システム、例えば、ファコマシーンの場合のように、面倒なツール
交換はもはや必要ない。
【0018】 丁度使用されているツールをコーディングコネクションを介して自動的に検出
するので、更に、ツールの交換の際、手術システムを新たなツールに調整し忘れ
る危険性がなくなる。
【0019】 全体として、執刀医は、種々のツールを極めて変則的に選択して使用すること
ができ、その際、手術システムが間違えて調整される危険性はない。
【0020】 つまり、例えば、ファコマシーンの場合、種々異なったファコニードルを具備
した2つのファコツールを別個のケース内にドッキングすることができる。こう
することによって、執刀医は、種々異なったファコニードルの、患者での有効性
にっいてチェックすることができ、その都度最も好都合なツールを選択すること
ができる。手術時に種々異なった目的のため、異なった2つのファコニードル乃
至ツールを使用するのが有意義でもあることが多々ある。慣用のファコマシーン
の場合、他のツールに交換するのは、上述のように、極めて大きな時間コストを
かけずに行うことはできず、その結果、通常、異なった2つのファコニードル乃
至ツールを使用することはできない。
【0021】 従来技術の手術システムに比した本発明の主要な利点は、個別ケースユニット
乃至ケース及びディストリビューションユニットを、例えば、クリーニング、滅
菌又は修理のために、ベースユニットから簡単に取り外すことができるという点
にある。続いて、簡単に、他のケース又は他のディストリビューションユニット
をベースユニットにドッキングすることができる。その際、手術システムを、遮
断せずに作動させ続けることができる。クリーニング、滅菌及び修理等によって
従来技術では相当制約されていた手術システムの停止及び交換時間を、このよう
にして著しく少なくすることができる。ケース内に収容された、ツールのサプラ
イチューブを備えたツールを迅速に交換する手段により、従来技術での、十分に
滅菌されていない装置で作動する危険性も小さくすることができる。
【0022】 収容ケース又はディストリビューションユニットのクリーニングのために、別
個の洗浄ステーションを設け、この洗浄ステーションに、クリーニングすべきケ
ース及びディストリビューションユニットを同じ原理によりドッキングすること
ができ、即ち、洗浄ステーションがディストリビューションユニット及びケース
用のコネクションポイントを有するようにすると目的に適っている。ケース又は
ディストリビューションユニットを洗浄ステーションに接続すると即座に、ケー
ス又はディストリビューションユニットのチューブシステムを洗浄液でクリーニ
ングすることができる。洗浄ステーションを「インテリジェント」ステーション
として構成するとよく、即ち、制御ユニットを有しており、この制御ユニットに
より、クリーニング用の各ステップを自動的に実行することができる。この洗浄
ステーションをデータ線路を介して手術システムの制御ユニットと接続し、その
結果、クリーニング後、クリーニングされたユニットの識別データとクリーニン
グが完了されたことが制御ユニットに通知されるようにしてもよい。ファコマシ
ーンの制御ユニットへの、そのような通知は、滅菌後にも行うとよい。制御ユニ
ットへの情報は、マニュアルで入力してもよいことは当然であり、同様に、ケー
ス及びディストリビューションユニットが電子メモリを有するようにすることが
でき、このメモリの中に、プロトコル形式で、このユニットで行われる方式及び
過程を記憶することができる。それぞれのユニットを手術システムにドッキング
する際、このユニットで行われる方式及び過程についての情報が制御ユニットに
供給され、場合によっては引き継がれる。このようにして、制御ユニットは、ド
ッキングされたユニットが、使用するために正常にスタンバイされたかどうか検
出することができる。例えば、うっかり間違えて、滅菌されていないユニットが
接続された場合、制御ユニットにより、アラームと、場合によっては相応の指示
が出力される。
【0023】 手術システムは、このために更にカウント装置を有しており、このカウント装
置を用いて、手術システムの少なくとも一つの部品の使用回数が測定される。有
利には、このカウント装置には、更に計時装置が接続されており、この計時装置
により、カウント装置を用いて監視される部品の使用時間が測定される。
【0024】 有利には、この際、個別手術器具、個別ケース及びディストリビューションユ
ニットにカウント装置及び/又は計時装置が設けられている。そのような装置構
成をサプライユニットに設けてもよい。
【0025】 手術システムの、そのような装置構成は、殊に、個別部品を監視し、例えば、
経験に基づいて求められた所定の使用回数の超過後、乃至、所定使用時間の超過
後、例えば、警報信号を送出するか、又は、監視部品の機能を制限乃至遮断して
、ユーザに対して例えばメンテナンス時間の注意を促すようにすることができる
【0026】 カウント装置及び計時装置は、ケース及び手術器具乃至ツールの監視のために
有利にはケース内に配設され、その際、ケース及びツールの使用回数が記録され
る。オプタルモロジック(眼科学的)手術システムの場合、カウント及び計時装
置の調整は、例えば、手術器具、例えば、ファコツールの50回の利用後、ファ
コニードルを交換し、手術器具用のコネクションチューブの密閉性をチェックす
る必要があるように行われる。ケース内でのファコツールの100回の使用後、
例えば、ファコツールを有するケースをサービスのために製造業者に送るように
指示することができる。この指示通りに製造業者に送ることが実行されない場合
、上述のように、ファコマシーンの機能を遮断するようにすることができる。こ
のようにして、ユーザは、所定のサービス、例えば、チューブの交換、ツールの
測定(Einmessen)及び安全性チェックをするように、いわば強要され
る。
【0027】 カウント装置を用いて、クリーニング、滅菌方法及びサービスの回数をカウン
トして、制御ユニットに通知してもよい。これは、ケースにもディストリビュー
ションユニットにも行うことができる。カウント装置及び/又は計時装置のデー
タを全て、時間毎に指示し、その結果、ユーザに、手術システム全体の機能状態
について具体的に画像で示すことができる。
【0028】 クリーニング、滅菌及びサービス等の回数を監視するカウント装置は、簡単な
機械的又は電気的なカウント機構にすることができ、このカウント機構は、例え
ば、ケース又はディストリビューションユニットをサービスステーションにドッ
キングする際自動的に継続して接続される。その際、接続回数は、自らケース又
はディストリビューションユニット上に指示するか、又は、制御ユニットを介し
て別個の指示部に指示することができる。
【0029】 カウント装置を介して、例えば、確実に、手術器具を各使用後規定通りに洗浄
又は滅菌するようにできる。これは、相応の指示部を介して、制御ユニットによ
り行うことができるが、手術器具の各監視部品の機能を遮断することもでき、監
視部品が規定通り利用できる状態となった、即ち、例えば、クリーニング、洗浄
又は滅菌された場合に初めて再度この機能を作動させることができる。
【0030】 更に、有利には、所定の間隔で滅菌する必要がある手術システムの部品に、滅
菌センサ、例えば、小型の温度センサが接続されており、この小型の温度センサ
により、滅菌過程で、所要の滅菌温度が達成されたかどうか検出される。この検
出が行われた後初めて、例えば、監視部品の機能が、有利には、制御ユニットを
介して再度作動開始される。
【0031】 本発明によると、手術システムは、モジュール形式で構成することができ、そ
の際、モジュールの幅は、丁度、ケースの幅に調整される。このモジュール形式
の構成により、手術システムを実際上任意に組み合わせることができ、そうする
ことによって、手術システムを別の実施例に適合させることもできる。例えば、
既存のベースユニットに、新規に用いられるツールを当該ツールのケースユニッ
トに接続するのに適している新しいモジュールを接続することができる。
【0032】 本発明の有利な実施例は、従属請求項に記載されている。
【0033】 以下、本発明について図示の実施例を用いて説明する。その際: 図1は、手術システム、つまり、本発明のファコマシーンの正面図であり、サプ
ライユニット、ディストリビューションユニット、及び、各々1つのツール用の
複数のケースと統合されており、 図2は、図1のファコマシーンの部分断面側面図であり、 図3は、ファコマシーンの部分断面平面図であり、 図4は、流体ポンプの領域内の部分断面図であり、 図5は、本発明のファコマシーンの制御ユニット用の経過図を示す。
【0034】 図では、ベースユニット2、当該ベースユニットにドッキング可能なディスト
リビューションユニット3及びディストリビューションユニットに接続可能な、
各々1つのツール5用の複数のケース4から構成されたファコマシーン1が図示
されている。
【0035】 各手術器具5は、ケース4内のローラ7上に巻き付けられて保持されたコネク
ションチューブ6を有しており、このローラは、有利にはモータ駆動される。手
術器具の形式に応じて、コネクションチューブは、流体管路8及び9並びに電気
線路10を有している。この場合には、ファコツールは、2つの流体管路と電気
端子と共に図示されている。電気端子は、複数の線路を有しており、例えば、駆
動電流及びデータ線路用の線路を有している。この線路は、接続プラグ10に接
続されており、この接続プラグは、ケース4のドッキング時に相応のプラグ11
に係合される。データ線路の少なくとも一部分は、ケース内のコーディングコネ
クション12に接続されており、コーディングコネクションは、相応の問い合わ
せコネクション13内で、ケース4のドッキング時にベースユニット2に係合さ
れる。コネクション12及び13は、プラグ10乃至11の部分を構成すること
ができる。両流体管路8及び9は、ケース4内のコネクション14に接続されて
おり、このコネクションは、ケース4のドッキング時に相応のコネクション15
内でディストリビューションユニットに係合されている。コネクション10〜1
5は、ケース4乃至ツール5用の各々1つのコネクションポイントを形成する。
【0036】 ディストリビューションユニット3は、図3及び4から詳細に分かるように、
灌流管路の管路システム乃至チューブシステム、即ち、圧力管路21、及び、吸
引乃至吸引管路22が内部に装置構成されており、その際、圧力管路21には、
ディストリビューションユニット3の一端にコネクション23が設けられており
、吸引管路22には、ディストリビューションユニット3の他端に同様にコネク
ション24が設けられている。圧力管路21からは、各コネクションポイントで
横方向管路25が分岐しており、この横方向管路内には、電気的に作動される弁
26が設けられており、ディストリビューションユニット3のコネクション15
に接続されている。吸引管路22からは、同様に、各コネクションポイントに横
方向管路27が分岐しており、この横方向管路内には同様に電気的に作動可能な
弁28が設けられており、同様に各コネクションポイントでコネクション15に
接続されている。この際、各管路は、ケース4の接続時にコネクションチューブ
8が横方向線路25と接続され、コネクションチューブ9が横方向線路27と接
続されるように構成されている。圧力管路21の入り口のコネクション23には
、チューブ29が接続されており、チューブは、注入ビン30に接続され、注入
ビン30は、高く調整可能な支持架31に懸架されている。
【0037】 吸引管路22には、ポンプ32が設けられており、このポンプは、有利には、
チューブポンプとして構成されている(図4に略示されているように)。チュー
ブポンプ32は、ベースユニット2内に設置されており、ディストリビューショ
ンユニット3内の開口部を通して当該ディストリビューションユニット内に係合
されており、ローラ要素33を用いてホイール34の周囲に少なくともこの領域
内でフレキシブルなチューブとして構成された吸引管路22内につながっており
、その結果、この吸引管路内で、洗浄液が注入ビン30から搬送される。コネク
ション24は、排出管と接続されている。吸引管路22には、もう1つの圧力セ
ンサ35を接続することができる(図4参照)。
【0038】 ディストリビューションユニット3には、図2から分かるように、更に電気端
子36が設けられており、この電気端子は、ディストリビューションユニットを
ベースユニット2にドッキングする際に、ベースユニット2の相応の端子37内
に係合される。この端子を介して、例えば、弁26及び28用の作動電流が給電
され、更に、データ線路が設けられており、このデータ線路は、例えば、弁26
及び28のその都度の状態、管路21及び22の充填状態、圧力センサ35の出
力信号等を通報する。
【0039】 既述のファコマシーン内には、場合によっては、更に別のセンサを設けてもよ
く、この別のセンサは、ファコマシーンの状態を検出し、例として、ファコマシ
ーンの作動状態指示センサ38について述べると、この作動状態指示センサは、
ツール5用の収容凹部39内に設けられており、ツール5がケース4内にあるか
どうか、又は、このケース4から取り出されているかどうか指示する。
【0040】 更に、注入ビン30用の支持架31にも、ここでは単に示されているにすぎな
いセンサ40を設けてもよく、このセンサは、注入ビン30の高さ、従って、灌
流管路21内の圧力も示す。支持架31の高さは、マニュアル又は、ここには示
されていないが、モータによって調整することができる。
【0041】 個別センサの信号及びコネクション12及び13のコーディング信号は全て、
ベースユニット2の部分である中央制御ユニット41に伝送され、図1に示され
ているように、例えば、モジュールとして、このベースユニットに接続してもよ
い。伝送された信号に基づいて、制御ユニット41は、ファコマシーンの機能パ
ラメータを自動的に調整する。その際、ツール5がケース4から取り出されると
即座に、このツールへの供給が相応に作動される。これには、注入ビン30から
洗浄液の供給、注入ビン30の高さの調整、洗浄液用の弁26及び28の調整、
ツール用の作動電流の調整、吸引管路22内の圧力の監視、チューブポンプ32
の作動、等が属している。その際、ツールの機能は、執刀医によって、例えば、
上述のフット作動スイッチを用いて制御することができ、その際、ファコマシー
ンの、その他の調整は必要ない。有利には、フット作動スイッチの信号は、ワイ
ヤレス通信コネクションを介して、例えば、無線周波領域内で、赤外線又は超音
波領域内で伝送され、このようにして、そのようにしない場合にケーブルが床に
雑然と置かれている状態を回避することができる。
【0042】 制御ユニット41には、もう一つの入力フイールド42(例えば、キーボード
の形式)が接続されており、更に、指示部(例えば、モニタ43)が設けられて
おり、この指示部上に、ファコマシーンのシステムパラメータが表示される。こ
の指示部は、光学的又は音響的な警報指示部47を含むことができる。キーボー
ド42の代わりに、他の入力部を使用してもよいことは当然であり、例えば、モ
ニタ上の接触要素で直接入力してもよい。付加的に、モニタのために、更に相応
のインターフェース44を介して周辺装置、例えば、プリンタを接続してもよく
、このインターフェースにより、各手術のプロトコルが作成される。
【0043】 ケース4及びディストリビューションユニット3は、小型電気メモリ45乃至
46を有するようにしてもよく、このメモリは、データコネクション10乃至3
6に接続されている。このメモリ内には、ケース及びディストリビューションユ
ニットにより行われる作業、例えば、クリーニング作業、滅菌等についてのデー
タが入力されており、このデータは、ケース又はディストリビューションユニッ
トをドッキングする際制御ユニットに伝送されて、制御ユニットで評価され、例
えば、それぞれのユニットの機能スタンバイ状態についてチェックされる。
【0044】 殊に、ケース及びディストリビューションユニット内に、それぞれ1つのカウ
ント装置48乃至49を設けてもよく、カウント装置は、それぞれ計時装置50
乃至51とも接続されている。計時装置は、同様にデータコネクション10乃至
36と接続されており、メモリ45乃至46へのコネクションを同様に設けても
よい。ベースユニット2内にも監視装置、有利には、計時装置52を設けてもよ
い。
【0045】 この付加的な装置48〜52は、そのデータ、即ち、個別要素、つまり、ツー
ル、ケース、ディストリビューションユニット及びベースユニットの使用回数を
中央制御ユニット41に通知し、中央制御ユニットは、相応の所定の値をユーザ
に、例えば、所要のメンテナンス作業を行うことを、指示部43乃至警報信号4
7を介して通知する。
【0046】 ケース4及びディストリビューションユニット3内には、更に温度センサ53
及び54を設けてもよく、温度センサは、この部品の滅菌時に温度を検出し、ベ
ースユニット2へのドッキングの際制御ユニット41に通知する。
【0047】 図5には、例として、上述のファコマシーン用の機能ダイアグラムが図示され
ている。ファコマシーンは、ディストリビューションユニットをベースユニット
にドッキングする際、手術のスタンバイを行い、その際、ディストリビューショ
ンユニット内のチューブシステム全てが洗浄液で充填される。ケースの接続の際
、制御ユニットのコーディングコネクションを介して、どのケースがドッキング
されているのか通知され、即ち、個別ツールのそれぞれ特定のデータが制御ユニ
ットに通知される。この情報に基づいて、全てのケース乃至ツール用の供給が調
整され、即ち、ケース内のサプライチューブが洗浄液で充填され、場合によって
は、電気線路に電圧又はニューマチック管路に圧縮空気が供給される。このスタ
ンバイ過程は、「プライミング」と呼ばれる。その際、ツールがケースから取り
出されると即座に、このコネクションポイント及びツールへ供給開始される。そ
の際、ツールの機能は、執刀医によりここには図示していないフット作動スイッ
チによって制御される。
【0048】 この過程と並行して、定常的に、ファコマシーンの機能パラメータが検出され
る。この機能パラメータは、例えば、執刀医によって最適化される(所謂チュー
ニングと呼ばれる)。自然の眼球レンズの破壊用のファコツールでは、例えば、
40KHzの定格周波数で作動される。最適周波数及び最適振幅を検出するため
に、ファコツールは、先ずテスト容器内にセットされて最適化され、この値が制
御ユニット内に記憶される。しかし、手術時には、最適周波数が、自然の眼球レ
ンズがファコツールに接触する際変化し、その結果、ここでは、所定の修整又は
再チューニングが必要である。この再チューニングは、執刀医によって行われる
か、又は、自動的に、制御ユニットのテストプログラムを介して行われる。
【0049】 ファコマシーンのそれぞれの機能パラメータ及び各手術用のプロトコルが、必
要に応じて出力又は印刷される。
【0050】 図1に示されているように、ベースユニット及び場合によってはディストリビ
ューションユニットを、モジュール形式で構成するとよく、その際、各モジュー
ルはケースの幅である。
【0051】 前述のように、ファコマシーンについて説明し、このファコマシーンは、洗浄
液用のコネクション及び作動電流乃至データ伝送用の電気コネクションだけを有
している。そのような、ケースを有するファコマシーンの方式を、ニューマチッ
ク作動ツール用にも用いることができるのは当然である。基本的には、そのよう
なファコマシーンを他の形式のツールを用いても作動することができ、且つ、想
像可能であり、例えば、濁った眼球レンズをレーザビームによって破壊するツー
ルもある。
【0052】 更に、前述のように、コーディング及び問い合わせコネクションは電気的なデ
ータコネクションと呼ばれているが、他の形式の各コーディングを使用すること
も可能であるが、但し、制御ユニットに、それぞれ接続された手術器具の形式に
ついて通知されるのが確実である限りである。例えば、純粋に機械的なコーディ
ングを使用することもできる。電気的なコーディング機構とほぼ機械的なコーデ
ィング機構とを組み合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 手術システム、つまり、本発明のファコマシーンの正面図
【図2】 図1のファコマシーンの部分断面側面図
【図3】 ファコマシーンの部分断面平面図
【図4】 流体ポンプの領域内の部分断面図
【図5】 本発明のファコマシーンの制御ユニット用の経過図
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月7日(2000.12.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】 各手術器具5は、ケース4内のローラ7上に巻き付けられて保持されたコネク
ションチューブ6を有しており、このローラは、有利にはモータ駆動される。手
術器具の形式に応じて、コネクションチューブは、流体管路8及び9並びに電気
線路10を有している。この場合には、ファコツールは、2つの流体管路と電気
端子と共に図示されている。電気端子は、複数の線路を有しており、例えば、駆
動電流及びデータ線路用の線路を有している。この線路は、接続プラグ10aに
接続されており、この接続プラグは、ケース4のドッキング時に相応のプラグ1
1に係合される。データ線路の少なくとも一部分は、ケース内のコーディングコ
ネクション12に接続されており、コーディングコネクションは、相応の問い合
わせコネクション13内で、ケース4のドッキング時にベースユニット2に係合
される。コネクション12及び13は、プラグ10乃至11の部分を構成するこ
とができる。両流体管路8及び9は、ケース4内のコネクション14に接続され
ており、このコネクションは、ケース4のドッキング時に相応のコネクション1
5内でディストリビューションユニットに係合されている。コネクション10〜
15は、ケース4乃至ツール5用の各々1つのコネクションポイントを形成する
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CN,JP,K R,US

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロサージェリー(顕微外科)による手術の際に使用す
    るための手術システム、例えば、オプタルモロジック(眼科学的)手術システム
    であって、複数の手術器具と制御ユニットとを有しており、前記手術器具は、コ
    ネクションチューブを介してサプライユニットに交換可能に接続可能であり、前
    記サプライユニットは、それぞれ接続された前記手術器具に必要な供給、例えば
    、電流、圧縮空気、及び/又は、液体を供給するのに利用され、前記制御ユニッ
    トは、前記手術器具の前記供給用のパラメータを調整可能である手術システムに
    おいて、 サプライユニット(2,3)は、それぞれ1つの手術器具(5)用の複数のコネ
    クションポイントを有しており、 前記各手術器具(5)は、固有のケースユニット(4)内に収容されており、該
    ケースユニットは、1つのコネクションポイントに接続可能であり、 前記各ケースユニット(4)は、当該ケースユニット内に収容された前記手術器
    具(5)を識別するコーディングコネクション(12)を有しており、該コーデ
    ィングコネクションは、前記ケースユニット(4)を前記サプライユニット(2
    ,3)に接続する際、当該サプライユニット(2,3)の問い合わせコネクショ
    ン(13)内に係合され、 制御ユニット(41)は、前記問い合わせコネクション(13)と全てのコネク
    ションポイントで接続されており、前記各コネクションポイントに対して、当該
    各コネクションポイントで接続された前記手術器具(5)を識別し、当該手術器
    具の供給用のパラメータを調整する ことを特徴とする手術システム。
  2. 【請求項2】 各ケースユニット(4)は、収容された手術器具(5)に必
    要なコネクションチューブ(6)と当該コネクションチューブ用の巻き取り機構
    とを有している請求項1記載の手術システム。
  3. 【請求項3】 サプライユニット(2,3)は、ベースユニット(2)と、
    ケースユニット(4)用のコネクションポイントを備えていて、前記ベースユニ
    ット(2)に接続可能な、別個のディストリビューションユニット(3)とに分
    割されており、該ディストリビューションユニットは、手術器具(5)に洗浄液
    を供給し、圧縮空気により作動される手術器具に圧縮空気を供給するために、各
    コネクションポイントで流入部(23)及び流出部(24)と接続されたチュー
    ブシステム(21,22)を収容している請求項1又は2記載の手術システム。
  4. 【請求項4】 作動状態指示センサ(38)が設けられており、該作動状態
    指示センサ(38)は、それぞれの手術器具(5)をケースユニット(4)から
    取り出す際、制御ユニット(41)に作動状態指示信号を送出し、それにより、
    前記制御ユニット(41)は、前記手術器具(5)への供給機構を作動状態にす
    る請求項1〜3迄の何れか1記載の手術システム。
  5. 【請求項5】 制御ユニット(41)は、手術システムの機能のプログラミ
    ングのための入力部(42)を有している請求項1〜4迄の何れか1記載の手術
    システム。
  6. 【請求項6】 制御ユニット(41)は、手術システムの機能を示す指示部
    (43)を有している請求項4記載の手術システム。
  7. 【請求項7】 制御ユニット(41)には、外部装置、例えば、プリンタの
    接続用のインターフェース(44)が設けられている請求項1〜6迄の何れか1
    記載の手術システム。
  8. 【請求項8】 ケースユニット(4)及びディストリビューションユニット
    (3)には、それぞれメモリ(45,46)が設けられており、該メモリ内には
    、前記ケースユニット(4)及び前記ディストリビューションユニット(5)の
    特定のデータが入力可能であり、ベースユニット(2)へのドッキングの際制御
    ユニット(41)に伝送される請求項1〜7迄の何れか1記載の手術システム。
  9. 【請求項9】 手術システム(1)は、手術システムの少なくとも1つの部
    品(4,5,3)の使用回数をカウントするためのカウント装置(48,46)
    を有する請求項1〜8迄の何れか1記載の手術システム。
  10. 【請求項10】 手術システムは、当該手術システム(1)の少なくとも1
    つの部品(4,3,2)の使用時間の測定用の計時装置を有している請求項1〜
    9迄の何れか1記載の手術システム。
  11. 【請求項11】 カウント装置(48,49)及び/又は計時装置(50,
    51,52)は、中央制御ユニット(41)と接続されている請求項9又は10
    記載の手術システム。
  12. 【請求項12】 カウント装置及び/又は計時装置を用いて監視される、手
    術システムの少なくとも1つの部品(4,3,2)の使用回数及び/又は使用時
    間の指示部(43,47)が設けられている請求項9〜11迄の何れか1記載の
    手術システム。
  13. 【請求項13】 制御ユニット(41)は、手術システムの少なくとも1つ
    の部品(4,3,2)の所定の使用回数及び/又は所定の使用時間の超過後、信
    号、例えば、警報信号を送出する請求項9〜12迄の何れか1記載の手術システ
    ム。
  14. 【請求項14】 カウント装置及び/又は計時装置を用いて監視される、手
    術システムの少なくとも1つの部品(4,3,2)の機能が、所定使用回数及び
    /又は所定の使用時間の超過後制限乃至遮断される請求項9〜13迄の何れか1
    記載の手術システム。
  15. 【請求項15】 手術システムの滅菌すべき部品(3,4)に、温度センサ
    (53,54)が設けられている請求項1〜14迄の何れか1記載の手術システ
    ム。
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