JP2002514544A - 穿孔式の破断線を有する自動車用エアバッグカバー - Google Patents

穿孔式の破断線を有する自動車用エアバッグカバー

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隠された破断シームを有する外面表皮を有するエアバッグカバー。 【解決手段】 エアバッグカバー12の破断シーム31が、レーザ46によってカバーの下面26に所定深さで形成された等間隔のテーパー穴からなる部分的な穴40列で形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は自動車用エアバッグカバーに関するものである。 本発明は特に、エアバッグを展開するためにエアバッグの膨張力で裂けて表皮
に開口部を形成するためのエアバッグカバーの表皮に隠れた破断シームを形成す
る方法と、この方法で得られる所定奥行を有する等間隔に配置されたテーパー孔
を有する破断シーム製品とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エアバッグを自動車内に収納し、隠すために用いられるインテリア装飾トリム
パネルすなわちカバーは非反射式のエンボス面を有する薄い弾性プラスチック表
皮と、剛体のリテーナすなわち基板と、表皮と基板との間に配置された軟質発泡
体の中間層とで構成され、発泡体が省略される場合もある。 カバーの表皮は熱可塑性または熱硬化性樹脂から成り且つ隠れた破断シームを
有し、基板は膨張するエアバッグの衝撃を受けてカバーを押し、破断シームを割
って外側へ開かれ、それによってエアバッグが助手席側の保護位置へ展開するた
めの開口部をカバーに形成する1つ以上のドアを有する。破断シームは種々の形
状またはパターンを有しているが、最も一般的にはC、H、UまたはX型パター
ンを有し、このパターンによってドアの数が決まる。
【0003】 破断シームとエアバッグの存在は種々の理由から隠すのが好ましく、そのため
にはいくつかの方法が用いられてきた。このような破断シームは一般に「隠され
た(invisible)破断シーム」といわれる。この隠された破断シームは例えば表皮
の裏側に溝または一連の凹みを規定する破断シームを形成して作られている。溝
や凹みによって表皮の表面すなわち外面側に薄い弱化部分が残り、破断シームが
できる。この破断シームの存在は一般の人の目には分からない。 このような隠されたエアバッグカバーの破断シームは米国特許第5,072,
967号、第5,082,310号、第5,316,822号、第5,348,
339号および第5,632,914号に記載されている。破断シームは当業者
に周知の方法で表皮の裏側に形成できる。
【0004】 しかし、シームを弱化するためのこれらの提案はエアバッグカバーの正確な加
工および/または複合加工を必要とし、製造コストを上昇させる。さらに、所定
条件下では表皮の裏側の隠された破断シームの位置が「読み取られ(read throu
gh)」、表皮の表面側から分かってしまうということが分かっている。
【0005】 米国特許第5,632,914号(本発明の出願人に譲渡されている)に記載
のレーザスコアリングの場合にはシェルを完全に貫通した非常に小さい穴を精密
にあける装置が必要である。この穴は普通では見てないが、エアバッグのシェル
または表皮カバーの表面に中断部を形成することになる。また、穴が非常に小さ
いので十分に弱化するには多数の穴を開ける必要である。そのためには穿孔装置
の精度とサイクルタイムを上げる必要があるが、そうすると製造コストが上昇す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は上記方法を大きく改良したエアバッグカバーの薄い弾性熱可塑
性または熱硬化性プラスチックの表皮に破断シームを形成する方法と、この方法
で得られた破断シーム製品とを提供することにある。 本発明は特に、シェルまたは表皮をリードスルーしない各種の所定破断シーム
パターンを繰り返し形成することができる製造コストが低い、コスト効果に優れ
、レーザ製造の柔軟性に優れた破断シームを形成する方法を提供することにある
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の対象は、エアバッグカバーの表皮またはシェルをリードスルーしない
一連の部分的な穴(pertly perforated hole)として成形される自動車のエアバッ
グカバーの表皮の新規な破断シーム(score line)にある。
【0008】 本発明の他の対象は、表皮またはシェルの内側に、スロート直径が約0.03
5インチ以下で、深さが0.020インチ以下で、中心間間隔が0.030イン
チ以下となる穴の寸法を有する、車両内の一般的な目視距離から見た場合に通常
の視力の人に見えない(すなわちリードスルーが無い)、部分的な穴からなる自
動車のエアバッグカバーの表皮の破断シームにある。 本発明の他の対象は、各穴が正確な深さを有し、カバーの外側または外面を貫
通またはリードスルーしないで、エアバッグカバーに容易に切り離せる弱化シー
ムを成す、表皮の内側にレーザ加工した穴から成る破断シームを有する自動車の
エアバッグカバー用の表皮にある。
【0009】 本発明の他の対象は、表皮の裏側からレーザ加工された、表皮の外側に隣接し
た底面を有する正確に形成された部分的な穴から成る隠された破断シームを有す
るエアバッグカバーの表皮またはシェルにある。 本発明の他の対象は、互いに隣接する穴の寸法および/または位置を制御して
容易に変化可能な破断シームパターンのレーザ加工された部分的な穴で破断シー
ムを成形した自動車のエアバッグカバーの隠された破断シームの柔軟な製造方法
にある。
【0010】 本発明の他の対象は、レーザが表皮に対して相対移動する間に各穴に同じ回数
のレーザパルスを当てて、自動車のエアバッグカバーの隠された破断シームを部
分的に穿孔された所定間隔に離れた穴列またはマトリックスを所定破断シームパ
ターンに従って表皮にレーザ加工で成形する方法にある。 本発明のさらに他の対象は、表皮またはシェルにリードスルーを生じるような
表皮またはシェルの過剰な機械的弱化を示さない、表皮またはシェルの内側また
は裏側表面のレーザ成形した穴のパターンにある。
【0011】 本発明のさらに他の対象は、均一に間隔を開け、シェルまたは表皮の下面で均
一な奥行に形成したテーパー穴から成る部分的穿孔のパターンで形成される、隠
れたシームを有するエアバッグカバー組立体の表皮またはシェルカバーにある。
穴の均一な間隔および奥行は、エアバッグが展開する時に好ましくプログラムさ
れたカバーの開放を維持しながらリードスルーしないように選択される。 本発明のさらに他の対象は、均一に間隔の開いた、制御された奥行の穴のパタ
ーンを生じ、弱化シームを成すV型レーザで形成した溝または‘914号特許に
開示されたタイプの貫通したレーザマイクロ穴と同じ破断特性を有する弱化シー
ムを成し、この部分の目に見える面にリードスルーしない、部分的な穴のパター
ンを提供する部品送り速度に同期した一連のレーザパルスを出す段階を含むリー
ドスルーを防ぐ、エアバッグカバーの破断シームの製造方法にある。
【0012】
【実施の態様】
本発明では同じレーザを用いて等間隔に離れた複数の部分的な穴の破断線)が
パターン状に形成される。各穴は同じスロート直径、同じ間隔および均一な寸法
の制御された深さを有し、全ての穴はシェルまたは表皮をリードスルーせず、所
定間隔で互いに隔てられた部分的な穴はシェルまたは表皮の内面に同じスロート
直径および制御された深さのテーパーを有する間隔を開けた穴から成り、シェル
または表皮を部分的に切り取るV溝型のレーザ切断と同じ破断性質を示す。
【0013】 本発明方法はロボットまたは多軸供給システムに取り付けられたレーザと、レ
ーザおよび供給システムが複数の等間隔の穴をエアバッグ展開システム用の表皮
またはシェルカバーの内側表面に形成するように制御する制御装置とを用いて達
成することができきる。各穴はレーザパルスを同じ速度または実質的に同じ速度
でオンまたはオフし、それと同時にパルス速度と同期させて供給システムを前進
させて、シェルまたは表皮を部分的に切り取るV溝型のレーザ切断と同じ破断特
性が維持されるようして、正確な深さを有する穴を所定間隔に成形する。それに
よって各穴は同じスロート直径とシェルまたは表皮をリードスルーしないように
制御された深さを有するテーパー状の部分的な穴としてパターン状に等間隔に形
成される。
【0014】 破断シームは実質的に一定のレーザパルス速度で形成される各穴をからなる一
連の部分的な穴で形成され、各穴の間隔はレーザに対する部品の送り速度によっ
て決定される。同じ数のレーザパルスのオンザフライで各穴が生じる。従って、
シェルまたは表皮の裏側の穴はスロート直径が0.035インチ、深さが0.0
20インチ、中心間間隔が0.030インチ以下のレーザ加工された精密な深さ
の穴の列またはマトリクスを作る。内面のこの穴の寸法はステアリングコラムま
たはダッシュボードまたはエアバッグカバーの目に見える面のリードスルーを防
ぎ、エアバッグの膨張時に正しく破断するのに十分なだけ表皮を弱くする。上記
の寸法は代表であり、出願中の米国特許出願第08/319,614号に記載の
TPU(熱可塑性ウレタン)材料の表皮またはカバーに適した値である。
【0015】 薄い表皮またはシェルは一般に約0.040インチの厚さを有し、典型的なレ
ーザで成形される穴は炭酸ガスレーザで十分にできる範囲内にある。レーザは穴
を円、楕円、四角、ダイヤモンド形および長円形を含む種々の幾何学形に成形す
ることができる。
【0016】 破断シーム上に形成される正確な深さと間隔を有するレーザ穴の列またはマト
リクスの深さまたは間隔は穴の寸法に依存する。これは破断シームに沿ったおよ
びそれを横切る表皮の有効断面積、従って破断シームにおける表皮の引張強度を
約50パーセント以下に減少させる。これによって表皮を破断シームで十分に弱
くし、エアバッグの展開による一般的な力で確実にせん断または破断するように
し且つ表皮の構造的結合性を十分に維持することができるということがわかった
。穴は所定の破断シームパターンで一列に配置され、望ましい破断シームを成す
か、複数の平行な列またはランダムに配置される。所定の破断シームパターンの
穴の数が増えると望ましい弱化を作るための穴は小さくなる。
【0017】 破断シームの穴のレーザ加工を行う際には、エアバッグカバー表皮を固定具の
定位置にしっかりと固定し、コンピュータ制御された炭酸ガスレーザと、このレ
ーザを取り付けた同様に制御されたロボットとをプログラム制御で操作して、レ
ーザによって所定の距離から表皮上に所望の破断シームパターンを極めて正確に
たどって、所望の大きさと数の穴を所望間隔で形成する。その構成、穴の寸法、
形、穴の数を含む破断シームの穴のパターンを予め決定し、レーザおよびロボッ
ト制御装置をこれに従ってプログラムすることによって各種の破断シームの穴の
パターンを単一のレーザ加工装置で同一および異なる表皮に形成することができ
る。各穴は表皮またはシェルの内側または裏側からレーザ加工され、エアバッグ
展開システムのカバーとなる裏側が発泡体のダッシュボードユニットの場合には
、それに接する発泡層(発泡層が用いられる場合)の成形前に行う。発泡体は発
泡体の流動性および硬化性によって穴を充填してもしなくてもよい。発泡層の成
形後に部分的な穴をレーザ加工するのが望ましい。この場合には発泡層の穴のパ
ターンは表皮またはシェルの穴の寸法、形および間隔を実質的に複製したもので
ある。
【0018】 必要な場合には、1つの装置でロボットに取り付けた複数のレーザまたは固定
レーザを用いて破断シームの所定部分を同時に加工して、加工時間を短縮するこ
ともできる。 本発明の上記およびその他の目的、利点および特徴は以下の説明および添付図
面からより明確になるであろう。
【0019】
【図面の簡単な説明】
図1、図2には自動車のフロントガラス11の前に設けられるダッシュボード
10が示してある。一般に、このダッシュボード10の助手席側の部分はエアバ
ッグシステム14を覆い隠すカバー12を形成している。このエアバッグシステ
ムは助手席スペース18に座ったフロントシートの乗員を保護する膨張式エアバ
ッグ16を有する一般型なものであり、エアバッグ16は当業者に周知の衝撃検
出器24を含むコントローラ22からの信号に反応して点火されるガス発生器2
0によって膨張される。エアバッグカバー12を収容したダッシュボード10は
薄い軟質弾性プラスチックのシェルすなわち表皮26と、中間の軟質プラスチッ
クの発泡層28と、硬質プラスチックのリテーナまたは基板30とから成る積層
構造体である。基板30はダッシュボードを補強し、自動車の本体構造に固定す
る手段を提供する。発泡層28は省略することもできる。
【0020】 表皮26は非反射性エンボス成形表面31を有し、その厚さは約0.038〜
0.052インチであり、少なくともエアバッグ被覆区域では約0.040イン
チであるのが好ましくい。この表皮26はビニル、熱可塑性オレフィン(TPO
)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)およびポリ塩化ビニル(PVC)等の適切
な熱可塑性材料で作ることができる。表皮をウレタンをスプレーする等によって
熱硬化性プラスチック材料で作ることもできる。 基板30はポリカーボネートやアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(A
BS)等の熱可塑性材料で作ることができる。 発泡層28は表皮およびリテーナに接着され、例えばポリウレタン(PU)の
発泡体にすることができる。これらの材料を全て当業者に周知の方法で用いて各
パネル部品を形成することができる。
【0021】 エアバッグ展開用の開口部をエアバッグカバー12に作るために、表皮26の
内側には部分的な穴からなるH型の破断シーム32(図1に破線で示す)が形成
される。後で説明するように、この破断シーム32は表皮またはシェル26の外
側には現れないが、エアバッグがエアバッグカバー12を通って展開する際の所
望の分離特性を有しいる。 エアバッグカバー12は図2、図3に示すようにプラスチックまたは金属製の
一対のドア34A、34Bを有する基板30を含み、ドア34A、34Bはヒン
ジ36A、36Bによってリテーナに取り付けられている。図ではヒンジは概念
的に示してあるが、このヒンジは当業者に周知の種々の方法で形成でき、例えば
別体のヒンジ部材にしたり、フレキシブルストラップにしたり、基板に弱化部分
を形成してその部分でヒンジドアを曲げることができるようにすることができる
。しかし、これらの方法に限定されるものではない。
【0022】 ヒンジ付きドア34a、34bは膨張するエアバッグ16が強く当たり、発泡
層28(存在すれば)および表皮26を外側に押し、発泡層の対応部分28a、
28bを破断し且つ図5に示した破断シーム32を破断するように配置される。
エアバッグ作動時にはドア34a、34bは破断された各発泡層28a、28b
(存在すれば)および表皮の破断された各対応部分26a、26bと一緒に外側
に回動し、カバーに開口部38を形成して、自動車の助手席側の乗員スペースの
保護位置にエアバッグが展開できるようにする。
【0023】 破断シーム32は部分的な穴40によって所定の破断シームパターン(実施例
ではHの形)に形成される。穴40は図3、図4A〜4Cに示すように表皮26
の深さの一部に延びている(破断シームの寸法は極めて小さいため、図では穴を
大きく誇張して示してある)。この部分的な穴40は例えば本件出願人の米国特
許第5,632,914号(この内容は本願明細書の一部をなす)に記載のレー
ザ加工によって種々の形および配列に形成することができる。例えば、破断シー
ム32を形成する穴40は図4Aに拡大して示した丸い穴にすることがである。 本発明では各穴40の上側にある表皮26の外側の厚さ26cが下側にある穴
を遮断し、リードスルーの問題がなくなるのに十分な厚さとなるように穴40を
同じ深さ且つ等間隔に配置する。従って、部分的な穴40から成る弱化シームは
乗客には認識できない隠されたシームとなり、従って、カバー12は下にあるエ
アバッグ展開システムを完全に隠すことができる。
【0024】 表皮に形成される部分的な孔または穴の寸法を、直径Tが0.035インチ、
穴の奥さDが0.020インチ、等間隔距離Sが0.030インチ、表皮表面側
31からテーパー穴40の底面40bまでを測定した時の穴の上方にあるシェル
の厚さT0を0.018〜0.032インチに制限することは炭酸ガスレーザー
の機械加工精度の範囲内で十分可能なことであり、こうした穴を正確に成形する
ことによってリードスルー無しで容易に分離する破断シームを作ることができる
ということが分かっている。すなわち、この方法で材料が十分に除去され、しか
も、不正確な材料の除去による過度に弱化した破断シームのリードスルーの問題
はない。 本発明のテーパー穴で規定される精密な部分的孔の場合には、上記の寸法限界
は穴のスロート直径、奥行および間隔に関するものである。玉子形の穴および楕
円形の穴の場合には、上記寸法限界は穴を横切る最大寸法に関するものであり、
角穴の場合は対角線上で互いに反対側にあるコーナー間の寸法に関するものであ
り、ダイヤモンド形の穴の場合にはダイヤモンド形の最も遠い点の間の寸法に関
するものである。
【0025】 各穴は破断シームのパターンに沿って配列され、図4Bに示すように各穴のス
ロート入口の最大穴寸法は約0.035インチまたはそれ以下である。この穴4
0は円形入口40cを有し、円形の閉端部40bに向けて先細になっている。入
口40bと閉端部40cと間の平均直径は0.022である。各穴40は中心間
距離が0.030インチ間隔で隔てられて、薄い壁のセグメント40dで分けら
れた部分的な穴のパターンを形成する。穴の量およびその結果できる間隔部分の
量または密度によって表皮の断面積は減少し、その結果、破断シームに沿った引
張強度およびこれを横切る引張強度は約50パーセント以下になる。表皮を形成
する熱可塑性または熱硬化性材料のこのような形の破断シームおよび部分的穴は
エアバッグの膨張時の一般的な力で確実に裂けるか、せん断される。一方、この
表皮は構造的に一体性を維持しているので、例えば通常の使用時(乗客がエアバ
ッグカバー領域を内側に押した時)に加わる力には十分に耐え、破断シームが破
断することはない。本発明では各部分的な穴40の奥行が正確に形成されるので
、本発明の穴からなる破断シームは穴40が表皮を貫通せず、上方にある表皮材
料の厚さの変動に起因するリードスルーがなく、目には見えないということは理
解できよう。
【0026】 破断シームを形成する穴40は表皮に接した発泡層(存在すれば)の形成前また
は発泡層設置後に表皮の裏側41からレーザ加工で形成される。穴は加工方向に
収束したテーパー形状のレーザで形成され、裏側から加工されるので、各穴は表
皮材料の下側の点26で最小になり、従って、この点でレーザ能力は最小になる
。例えば図3、図4Cに示すような丸い穴40を裏側からレーザ加工する時には
、表皮が0.038〜0.052インチ厚の場合、穴は裏側41における約0.
035インチの直径から表面31側における表皮層26aの下側での約0.00
05インチの直径に先細になる。穴の形成後に発泡層を貼付する場合には穴が発
泡体で充填される場合と充填されない場合がある。発泡体で充填される場合には
発泡層の形成後に本発明の部分的な穴をレーザ加工するのが望ましい。この場合
には、発泡層の穴のパターンは実質的に表皮またはシェルの穴の大きさ、形およ
び間隔を複写したものである。
【0027】 図6は上記の破断シームを形成するためのコンピュータ制御式レーザ加工装置
44を示している。このレーザ加工装置44では加工用レーザ46がロボット4
8に取り付けられ、このロボットをプログラム可能な制御装置50で制御する。
レーザ46は熱可塑性および熱硬化性材料に直径が0.0005インチ〜0.0
5インチの穴をシェルの厚さ約0.001〜0.160、実施例では約0.04
0インチに加工可能な炭酸ガスレーザである。ここでのシェルの厚さはエアバッ
グカバーでの表皮材料の初期厚さに対応するということを理解すべきである。
【0028】 レーザ加工操作を説明すると、上記のエアバッグ表皮52(ただし、破断シー
ム、発泡層およびリテーナ無し)を裏側54が上を向くようにしてクランプ58
を備えた固定具56に保持する。次に、制御装置50のプログラム制御下にある
ロボット48を操作し、望ましい破断シームパターンに沿ってレーザ46を表皮
の裏側で表皮の湾曲に合わせて動かし、所望の穴位置に所定の加工時間だけ止め
る。一方、制御装置50はプログラム制御に従って停止時間中にレーザで破断シ
ームとなる穴を加工し、所望の破断シームパターンを形成する。テーパー穴を加
工する場合には、レーザのパルスレートを送り速度と同期させて、各穴でのレー
ザパルスを同じ数にして正確に穴の深さにする。
【0029】 上記のような微細な穴列からなる破断シームを加工するのに適した炭酸ガスレ
ーザはConvergent Energy社(Sturbridge, MA)から市販されている。ロボットは
5軸または6軸ロボットが好ましい。固定具56は単軸シャトルテーブルに取り
付けられているのが好ましい。レーザおよびロボットの制御装置も一般的なもの
で、ロボットおよびレーザを操作する制御装置のプログラミングも表皮の穴、所
定形状および所望破断シームパターンに関する前記説明から当業者が行いえるこ
とである。破断シームのパターンは制御装置のプログラミングによって容易に変
えることができるので、コスト効率が非常に柔軟な製造法が提供される。本発明
方法では同じ製造装置で種々のプログラムを用いて互いに異なるまたは同一の表
皮に各種の破断シームパターンを加工することができる。
【0030】 上記の破断シームパターンを作る本発明方法は、焦点距離が10インチのレン
ズを有する平均出力電力が10〜75ワットの炭酸ガスレーザと、スコアリング
面に対して所定距離を維持し、それにできるだけ直角に毎秒50mmの一定速度
で移動するようにプログラムされたスコアリングロボットとを用いて実施するこ
とができる。本明細書に記載の穴の各寸法はレーザのパルス時間を4000〜8
000マイクロ秒にし、パルス幅を400〜1000マイクロ秒に設定した時に
得られる。これらのパラメターはTPUの場合、直線に沿って直線1インチ当た
り約25〜50個の穴、特に直線1インチ当たり32〜39個の穴を作る場合に
用いられる。TPUで1インチに40個以上の穴を形成するとリードスルーが生
じ始め、1インチに30個以下では表皮が十分に弱化されない。一般にリードス
ルーが検出され難いコーナー領域では1インチ当たりの穴の数を約25%増加す
る。もちろん、これらの値は処理される材料の形式およびその寸法に応じて変化
する。
【0031】 本発明の他の特徴は、コンピュータフィードシステムを上記のようにプログラ
ミングすることによって各穴の位置で同数のオンザフライレーザパルスを受け、
各穴の深さが同じ深さで正確に形成され、穴は表面の過剰に近い位置に形成され
ない点にある。これに対して、穴をV溝型に連続して形成して弱化シームを作っ
た場合には穴は表面の過剰に近い位置に形成されてしまう。
【0032】 以上、本発明の好ましい実施例を例示したが、ここで使用した用語に限定され
るものではなく、単なる説明のためのものであることを理解すべきであり、上記
の記載から本発明を種々に改良、修正および変形することができる。例えば、本
発明で作られる破断シームパターンを有する類似または異なる形のエアバッグカ
バーを乗客室の前部または後部の他の位置に取付けたエアバッグユニットの被覆
に用いることもできる。実施例ではH形の破断シームパターンを説明したが、破
断シームの穴の形や基板に設けるドアの数に応じてC、U、X形等の他の破断シ
ームパターンにすることができる。すなわち、特許請求項の範囲を逸脱しない限
り、上記実施例とは異なる方法で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の部分的な穴からなる隠れた破断シームを有するエアバッグ
カバーを組み込んだ自動車のダッシュボードの透視図。
【図2】 図1の2−2線による矢印方向から見た断面図。
【図3】 図1の3−3線による矢印方向から見たダッシュボードの一部の拡
大断面図。
【図4】 4Aは図3の4A−4A線による矢印方向から見たダッシュボード
の一部の拡大底面図。4Bは図4Aの4B−4B線による矢印方向から見たとき
の、破断シームを形成する穴の実施例(例えばテーパー付き丸孔)の寸法を大き
く誇張して示した断面図。4Cは図4Bの4C−4C線による垂直断面図。
【図5】 表皮の破断シームの破断時にエアバッグがダッシュボードに形成さ
れた開口部を通って展開される時の状態を示す図1のダッシュボードの図。
【図6】 本発明の破断シームを作る装置の概略図。
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月9日(2001.2.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 本発明の他の対象は、表皮またはシェルの内側に、スロート直径が約0.89 mm( 0.035インチ)以下で、深さが0.51mm(0.020インチ
下で、中心間間隔が0.76mm(0.030インチ以下となる穴の寸法を有
する、車両内の一般的な目視距離から見た場合に通常の視力の人に見えない(す
なわちリードスルーが無い)、部分的な穴からなる自動車のエアバッグカバーの
表皮の破断シームにある。 本発明の他の対象は、各穴が正確な深さを有し、カバーの外側または外面を貫
通またはリードスルーしないで、エアバッグカバーに容易に切り離せる弱化シー
ムを成す、表皮の内側にレーザ加工した穴から成る破断シームを有する自動車の
エアバッグカバー用の表皮にある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 破断シームは実質的に一定のレーザパルス速度で形成される各穴をからなる一
連の部分的な穴で形成され、各穴の間隔はレーザに対する部品の送り速度によっ
て決定される。同じ数のレーザパルスのオンザフライで各穴が生じる。従って、
シェルまたは表皮の裏側の穴はスロート直径が0.89mm(0.035インチ 、深さが0.51mm(0.020インチ、中心間間隔が0.76mm(
.030インチ以下のレーザ加工された精密な深さの穴の列またはマトリクス
を作る。内面のこの穴の寸法はステアリングコラムまたはダッシュボードまたは
エアバッグカバーの目に見える面のリードスルーを防ぎ、エアバッグの膨張時に
正しく破断するのに十分なだけ表皮を弱くする。上記の寸法は代表であり、出願
中の米国特許出願第08/319,614号に記載のTPU(熱可塑性ウレタン
)材料の表皮またはカバーに適した値である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 薄い表皮またはシェルは一般に約1.02mm(0.040インチの厚さを
有し、典型的なレーザで成形される穴は炭酸ガスレーザで十分にできる範囲内に
ある。レーザは穴を円、楕円、四角、ダイヤモンド形および長円形を含む種々の
幾何学形に成形することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 表皮26は非反射性エンボス成形表面31を有し、その厚さは約0.97〜1 .32mm( 0.038〜0.052インチであり、少なくともエアバッグ被
覆区域では約1.02mm((0.040インチであるのが好ましくい。この
表皮26はビニル、熱可塑性オレフィン(TPO)、熱可塑性ポリウレタン(T
PU)およびポリ塩化ビニル(PVC)等の適切な熱可塑性材料で作ることがで
きる。表皮をウレタンをスプレーする等によって熱硬化性プラスチック材料で作
ることもできる。 基板30はポリカーボネートやアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(A
BS)等の熱可塑性材料で作ることができる。 発泡層28は表皮およびリテーナに接着され、例えばポリウレタン(PU)の
発泡体にすることができる。これらの材料を全て当業者に周知の方法で用いて各
パネル部品を形成することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 表皮に形成される部分的な孔または穴の寸法を、直径Tが0.89mm(0.
035インチ、穴の奥さDが0.51mm(0.020インチ、等間隔距離
Sが0.76mm(0.030インチ、表皮表面側31からテーパー穴40の
底面40bまでを測定した時の穴の上方にあるシェルの厚さT0を0.46〜0
.81mm(0.018〜0.032インチに制限することは炭酸ガスレーザ
ーの機械加工精度の範囲内で十分可能なことであり、こうした穴を正確に成形す
ることによってリードスルー無しで容易に分離する破断シームを作ることができ
るということが分かっている。すなわち、この方法で材料が十分に除去され、し
かも、不正確な材料の除去による過度に弱化した破断シームのリードスルーの問
題はない。 本発明のテーパー穴で規定される精密な部分的孔の場合には、上記の寸法限界
は穴のスロート直径、奥行および間隔に関するものである。玉子形の穴および楕
円形の穴の場合には、上記寸法限界は穴を横切る最大寸法に関するものであり、
角穴の場合は対角線上で互いに反対側にあるコーナー間の寸法に関するものであ
り、ダイヤモンド形の穴の場合にはダイヤモンド形の最も遠い点の間の寸法に関
するものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 各穴は破断シームのパターンに沿って配列され、図4Bに示すように各穴のス
ロート入口の最大穴寸法は約0.89mm(0.035インチまたはそれ以下
である。この穴40は円形入口40cを有し、円形の閉端部40bに向けて先細
になっている。入口40bと閉端部40cと間の平均直径は0.56mm(0.
022インチ)である。各穴40は中心間距離が0.76mm(0.030イン
間隔で隔てられて、薄い壁のセグメント40dで分けられた部分的な穴のパ
ターンを形成する。穴の量およびその結果できる間隔部分の量または密度によっ
て表皮の断面積は減少し、その結果、破断シームに沿った引張強度およびこれを
横切る引張強度は約50パーセント以下になる。表皮を形成する熱可塑性または
熱硬化性材料のこのような形の破断シームおよび部分的穴はエアバッグの膨張時
の一般的な力で確実に裂けるか、せん断される。一方、この表皮は構造的に一体
性を維持しているので、例えば通常の使用時(乗客がエアバッグカバー領域を内
側に押した時)に加わる力には十分に耐え、破断シームが破断することはない。
本発明では各部分的な穴40の奥行が正確に形成されるので、本発明の穴からな
る破断シームは穴40が表皮を貫通せず、上方にある表皮材料の厚さの変動に起
因するリードスルーがなく、目には見えないということは理解できよう。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 破断シームを形成する穴40は表皮に接した発泡層(存在すれば)の形成前また
は発泡層設置後に表皮の裏側41からレーザ加工で形成される。穴は加工方向に
収束したテーパー形状のレーザで形成され、裏側から加工されるので、各穴は表
皮材料の下側の点26で最小になり、従って、この点でレーザ能力は最小になる
。例えば図3、図4Cに示すような丸い穴40を裏側からレーザ加工する時には
、表皮が0.96〜1.32mm(0.038〜0.052インチ厚の場合、
穴は裏側41における約0.89mm(0.035インチの直径から表面31
側における表皮層26aの下側での約0.01mm(0.0005インチの直
径に先細になる。穴の形成後に発泡層を貼付する場合には穴が発泡体で充填され
る場合と充填されない場合がある。発泡体で充填される場合には発泡層の形成後
に本発明の部分的な穴をレーザ加工するのが望ましい。この場合には、発泡層の
穴のパターンは実質的に表皮またはシェルの穴の大きさ、形および間隔を複写し
たものである。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 図6は上記の破断シームを形成するためのコンピュータ制御式レーザ加工装置
44を示している。このレーザ加工装置44では加工用レーザ46がロボット4
8に取り付けられ、このロボットをプログラム可能な制御装置50で制御する。
レーザ46は熱可塑性および熱硬化性材料に直径が0.01〜1.27mm(
.0005インチ〜0.05インチの穴をシェルの厚さ約0.02〜4.0m m( 0.001〜0.160、実施例では約1.02mm(0.040インチ に加工可能な炭酸ガスレーザである。ここでのシェルの厚さはエアバッグカバ
ーでの表皮材料の初期厚さに対応するということを理解すべきである。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】 上記の破断シームパターンを作る本発明方法は、焦点距離が254mm(10
インチのレンズを有する平均出力電力が10〜75ワットの炭酸ガスレーザと
、スコアリング面に対して所定距離を維持し、それにできるだけ直角に毎秒50
mmの一定速度で移動するようにプログラムされたスコアリングロボットとを用
いて実施することができる。本明細書に記載の穴の各寸法はレーザのパルス時間
を4000〜8000マイクロ秒にし、パルス幅を400〜1000マイクロ秒
に設定した時に得られる。これらのパラメターはTPUの場合、直線に沿って直
25.4mm(1インチ当たり約25〜50個の穴、特に直線1インチ当た
り32〜39個の穴を作る場合に用いられる。TPUで25.4mm(1インチ に40個以上の穴を形成するとリードスルーが生じ始め、25.4mm(1イ
ンチに30個以下では表皮が十分に弱化されない。一般にリードスルーが検出
され難いコーナー領域では25.4mm(1インチ当たりの穴の数を約25%
増加する。もちろん、これらの値は処理される材料の形式およびその寸法に応じ
て変化する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AU,BA,BB,BG,BR,CA ,CN,CU,CZ,EE,GE,HU,ID,IL, IS,JP,KP,KR,LC,LK,LR,LT,L V,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO ,RU,SG,SI,SK,SL,TR,TT,UA, UG,US,UZ,VN,YU (72)発明者 クズロ,ピーター,エフ. カナダ国 ケー0ケー 1エイチ0 オン タリオ ブライトン アール.アール. #3 (72)発明者 クーパー,ロバート,シー. カナダ国 エル1ジー 2イー8 オンタ リオ オシャワ ヴァビーナ コート 219 Fターム(参考) 3D054 AA03 AA14 BB09 BB23 BB30 FF18

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隠された破断シームを有する外面表皮を有するエアバッグカ
    バーにおいて、隠された破断シームが表皮の内側の一部に穿孔された一連の穴で
    構成され、各穴は約0.020〜0.035インチの寸法を有し、各穴の中心間
    距離が約0.005〜0.045インチの間隔で配置されていることを特徴とす
    るエアバッグカバー。
  2. 【請求項2】 破断シームが表皮の内側にレーザ加工で形成されたせ複数の
    穴から成り、各穴はエアバッグカバーに容易に分離可能な弱化シームを規定する
    ような正確な深さを有し、車内での通常の目視距離では見えず、カバーの外側ま
    たは外側表面を貫通またはリードスルーしない請求項1に記載のエアバッグカバ
    ー。
  3. 【請求項3】 各穴が表皮の外側の近くに配置された底面を有し且つ表皮の
    外側で穴がリードスルーしないように制御された深さを有する請求項2に記載の
    エアバッグカバー。
  4. 【請求項4】 各穴が互いに隣接して設置するように各穴を破断シームパタ
    ーンに従ってレーザ加工で形成した隠された破断シームを有する請求項2に記載
    のエアバッグカバー。
  5. 【請求項5】 各穴が、表皮がレーザ装置に対してオンザフライで移動する
    間に各穴で同数のレーザパルスを当てて互いに離れた微細な部分的な穴の列また
    はマトリックスをレーザ加工で作る請求項1に記載のエアバッグカバー。
  6. 【請求項6】 表皮またはシェルの内側または裏側の穴のパターンが、表皮
    またはシェルにリードスルーを引き起こすかもしれない表皮またはシェルの機械
    的弱化をしないように選択される請求項1に記載のエアバッグカバー。
  7. 【請求項7】 入口が円形のテーパー穴からなる所定パターンの隠されたシ
    ームを有する表皮またはシェルを有するエアバッグカバー組立体のカバーであっ
    て、各丸穴は等間隔に配置され、表皮の下側または内側のみに一定の深さを有し
    、丸穴の間隔および深さはリードスルーせず且つエアバッッグ展開時に所望のプ
    ログラムでカバーが開放されるように選択される請求項1に記載のエアバッグカ
    バー。
  8. 【請求項8】 外側表皮面と内側表皮面とを有する所定厚さのエアバッグカ
    バーであって、内側表皮面に外側表皮面の方へ延びた一連の部分的な穴が形成さ
    れ、部分的な穴のほぼ全てが外側表皮面から0.018インチ以上離れた底面を
    有し、各穴の中心間距離は穴が互いに重ならないようになっていることを特徴と
    するエアバッグカバー。
  9. 【請求項9】 部品のオンザフライ送り速度に対応した一連のレーザパルス
    を当てて、カバーの目で見える面にリードスルーしない制御された深さのテーパ
    ー穴のパターンを等間隔に形成する段階を含む、エアバッグカバーに隠された破
    断シームを付ける方法。
  10. 【請求項10】 表皮の破断シームパターンを規定し、表皮の裏側に穴の最
    大寸法が約0.035インチで、テーパー穴が表皮の外側の下側から0.018
    〜0.032インチの下で終わり、穴の外径から終点までの平均寸法が約0.0
    22〜0.030インチで、破断シームパターンに沿った表皮の引張強度を約5
    0%減少させて表皮に隠された破断シームを形成する間隔で、所定破断シームパ
    ターンに従って部分的な穴の列をレーザ加工する段階をさらに含む請求項9に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 各穴を作る際に同数のパルスが発生するように表皮の相対
    送り速度と同期させ且つレーザを4000〜8000のマイクロ秒のパルス時間
    および400〜1000マイクロ秒のパルス幅で送る請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 熱可塑性材料の表皮を形成する段階をさらに含む請求項9
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】 熱硬化性材料の表皮を形成する段階をさらに含む請求項9
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 切断面が丸形の穴を形成する段階を含む請求項9に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 切断面が玉子形である穴を形成する段階を含む請求項9に
    記載の方法。
  16. 【請求項16】 切断面が楕円形である穴を形成する段階を含む請求項9に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 破断シームパターン線上にコーナーを有する角形の穴を形
    成する段階を含む請求項9に記載の方法。
  18. 【請求項18】 破断シームパターン線上に点が配置されたダイヤモンド形
    である穴を形成する段階を含む請求項9に記載の方法。
  19. 【請求項19】 熱可塑性材料の表皮を形成する段階をさらに含む請求項1
    0に記載の方法。
  20. 【請求項20】 熱硬化性材料の表皮を形成する段階をさらに含む請求項1
    0に記載の方法。
  21. 【請求項21】 切断面が丸形である穴を形成する段階を含む請求項10に
    記載の方法。
  22. 【請求項22】 熱可塑性材料の表皮を形成する段階を含む請求項11に記
    載の方法。
  23. 【請求項23】 熱硬化性材料の表皮を形成する段階を含む請求項11に記
    載の方法。
  24. 【請求項24】 切断面が丸形である穴を形成する段階を含む請求項11に
    記載の方法。
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