JP2002514379A - 電力ケーブルの継手装置 - Google Patents

電力ケーブルの継手装置

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Abstract

(57)【要約】 電力ケーブルの継手装置は、円筒状又は円錐形の凹所(4a乃至4b)を含み且つその外面の大部分に亙って、収縮可能なスリーブにより加えられる圧力の作用の下、流動しないグリースにより潤滑された少なくとも1つの管状の剛性な支持要素(4)と、該グリースが、タルクで充填され、少なくとも1つの耐圧性添加剤を含むシリコーン又はグリコールを基材としていることと、その長さの大部分に亙り且つその内端にて上記支持要素(4)を把持する冷間収縮可能な予膨張させたスリーブ(5)と、該支持要素(4)を予膨張させたスリーブ(5)に対して固定された状態に保つ解放可能な固定手段とを備えている。該解放可能な固定手段は、支持要素(4)と収縮可能なスリーブ(5)との間に局部的な摩擦領域を形成し、解放されたとき、支持要素の内端付近にてスリーブを局部的に収縮させ、その後、該支持要素が軸方向外方に押し出されるようにするものである。

Description

【発明の詳細な説明】 電力ケーブルの継手装置 本発明の主題は、少なくとも1つの管状の剛性な支持要素を備え、その支持要 素の上に、最初に、冷間収縮可能な予膨張させたスリーブが取り付けられ、該管 状の支持要素が解放可能な固定手段に作用することによって自動的に押し出され る、電力ケーブル又は電力ケーブルの端子用の継手装置である。このため、この ようにして画定された支持体は、「自動作動式の引き抜き」支持体と称され、2 本の電力ケーブル間の継手に、又はケーブルの端子に冷間収縮可能な膨張した保 護スリーブを取り付けるためには、このスリーブの直径は、該スリーブを1本又 は2本以上のケーブルに正確に取り付けるのに十分であり、また、このスリーブ は、保護すべき継手をみ把み得るように、収縮可能でなければならないことが公 知である。 この目的のため、予膨張させたスリーブに対する支持体として機能し、また、 そのスリーブを取り付けることをより容易にする剛性な管が通常、使用される。 スリーブは、その後、該スリーブが収縮するのを許容し得るように引き抜かなけ ればならず、該スリーブは、シリコーンを基材とした合成ゴムで出来ている。 この引き抜き作業は、スリーブによって付与される半径方向への圧縮応力のた め、実施が容易でない。 ある構造において、ら旋状経路に沿って予め切目が付けられた、予膨張したス リーブの支持体が使用され、また、支持体の材料が、ら旋状の切込みに沿って巻 き広がるのを許容する引張りコードが使用される。次に、この支持体は、引張り コードの端部を引っ張ったとき、スリーブの内部から抜くことができる。しかし ながら、これらの引張りコードは高価であり、これら引張りコードを引き抜くた めには、比較的長く時間がかかる。 仏国特許出願第2 724 444号(アルカテル(ALCATEL))には、摺動膜が設けら れた円筒管状の剛性な要素を備え、周方向への引張り力を加えたとき、該摺動膜 がその剛性な要素を引き抜くことを可能にする、電力ケーブルの継手装置が記載 されている。シリコーンを基材とした膜のような、低摩擦率の可撓性で且つ 強い膜が摺動膜として使用される。管状要素が漸進的に解放されると、予膨張さ せたスリーブは継手に収縮し、摺動膜は外方に広がる。 米国特許第5 467 515号(ルッツェイ(LUZZI))には、冷間収縮可能な継手装 置が開示されており、この継手装置において、該継手装置を把む予膨張させたス リーブによりテーパー付き面に加えられた圧力によって剛性なテーパー付きマン ドレルを押し出すことができる。この押し出しを容易にするため、この特許では 、テーパー付きの剛性な要素の外面を潤滑すべきであると記述されている。テー パー付きの支持体を収縮可能なスリーブに対して所定位置に一時的に保つため、 外側の係止装置が提供される。 実際には、こうした色々な方案は、完全に満足し得るものではない。このため 、上記の特許にて推奨された摺動膜は、製造することが複雑であり、また、比較 的弱体である。更に、1つ又は2つ以上の管状の支持要素を除去するとき、スリ ーブが少しでも変位するのを防止することは難しい。 更に、継手が収縮したスリーブによって効果的に保護されることを保証するた め、このスリーブにより継手の全体に加えられる圧力は、高圧でなければならな い。その結果、収縮可能なスリーブの支持面には、大きい圧縮力が作用する。潤 滑された面を有する支持要素のテーパー付きの形状は、このテーパーによって引 込み可能なスリーブの押圧力により支持体が効果的に押し出されるようなものと することができる。しかしながら、このテーパー付きの形状は、テーパー付き支 持体の最大の直径点にて引込み可能なスリーブを過度に変形させる可能性もある 点にて望ましくない。この時点にて、変形が大きいとき、材料の弾性復元力が小 さいため、スリーブが戻ることは、より難しい。スリーブの緊密さが達成される のは、正に、このスリーブの端部付近である。このため、こうした領域において 、縮小効果は特に顕著でなければならない。 更に、縮小可能なスリーブによって付与された圧力は、中間の潤滑剤にも拘ら ず、スリーブの内面が所定位置にて支持要素の外面と直接、接触するようにし、 これにより、支持要素自体が最早、自然に押し出されることができなくなるよう にすることがある。 本発明の主題は、こうした欠点を軽減し、又は解消すると共に、収縮可能なス リーブにより、その支持体に加えられた極めた高い圧力にも拘らず、スリーブの 変形を制限し且つ完全に作動する、冷間収縮可能な予膨張させたスリーブの支持 要素により作動されて自己充足式の押し出しを可能にする装置である。 また、本発明の主題は、支持体が収縮可能なスリーブから押し出された後、優 れた電気的絶縁特性を有する継手でもある。 最後に、本発明の主題は、何年も格納されたときでさえ、その作動特性が一定 のままである継手装置である。 また、本発明の主題は、継手装置が取り付けられた後、収縮したスリーブによ って付与される圧力が1バール(105Pa)以上であり、好ましくは、4バール (4×105Pa)以上であり、優れた保護を保証すると共に、スリーブが収縮す る間に、形成されるであろう全ての空隙を除去することが確実であるようにする ため、15バール(15×105Pa)まで上昇する可能性がある、継手装置でもある 。 本発明による電力ケーブルの継手装置は、その外面の大部分に亙って潤滑され た少なくとも1つの剛性な管状の支持要素と、その長さの大部分に亙り且つその 内端にて上記の支持要素を把持する、冷間収縮可能な予膨張させたスリーブと、 上記の支持要素を予膨張させたスリーブに対して保持する解放可能な固定手段と を備えている。本発明によれば、上記の支持要素は、その外面の大部分に亙って グリースにより覆われている。このグリースは、収縮可能なスリーブによって付 与された圧力の作用の下、流動せず、上記のグリースは、シリコーン又はポリア ルキレングリコールを基材としたものであり、この基材は、例えば、15乃至3 5%の重量比にてタルクからなるフィラーが添加されることが好ましく、また、 好ましくは、窒化ホウ素のような少なくとも1つの耐圧性添加剤を2乃至10%の 重量比にて含む。 使用されるグリースは、装置の格納期間、すなわち、少なくとも6ヶ月で、約 3年以内の間、収縮可能なスリーブによって加えられる大きい力に耐えるのに十 分な耐圧性を有し得るように選択される。このため、このグリースは、スリーブ によって加えられた高圧の下、顕著に流動しない。更に、使用されるグリースは 、約5乃至6バール(5×105乃至6×105Pa)及び15バール(15×105Pa) となる可能性のある、スリーブによって加えられる圧力にも拘らず、支持要素の 全面に亙って連続的な潤滑膜を形成しなければならない。 こうした主たる相反する技術上の効果を達成するためには、使用されるグリー スは、ポリジメチルシキロキサンのようなシリコーンを基材とするか、又はポリ エチレングリコールのような、ポリアルキレングリコールを基材とした、100乃 至400,000センチトークの粘度を有するペーストである。このペーストは、例え ば、シリカが最終的に添加された重量比で15乃至45%の比率のタルクから成るフ ィラーにて強化されることが好ましい。また、このペーストは、例えば、重量比 で2乃至10%の比率の窒化ホウ素から成る高耐圧性の添加剤を更に含むことがで きる。 グリース基材の選択は、膨張したスリーブに対して使用される材料の性質に関 係している。シリコーンスリーブの場合、ポリアルキレングリコールを基材とし たグリースを使用することが好ましい。スリーブがエチレン−プロピレンジエン テルポリマーのような、別のエラストマー的材料で出来ている場合には、逆に、 シリコーン基材のグリースを使用することが望ましい。グリースの粘度は、スリ ーブによって付与される圧力がより大きいとき、より大きいものが選択される。 例えば、タルクのような、使用されるフィラーは、スリーブと支持要素との間 に潤滑剤の膜が残るように、グリースの均質性を増加させることを許容する。フ ィラーが過度に多い場合、グリースは粘着性となる。上記のフィラーのみが使用 されるとき、その量は、重量比で15%乃至35%の範囲とすることができる。 耐圧性の添加剤は、適当な滑り効果を実現することを可能にする。上記添加剤 の任意のものが使用されるならば、15%以上、好ましくは、重量比で約20乃至40 %の範囲の量を使用しなければならない。 最後に、使用されるグリースの組成は、次の通りである。 シリコーン又はポリアルキレングリコール基材 (粘度100乃至400センチトークの範囲) …60乃至80%重量比 高温生成シリカ(濃縮剤) …0乃至10%重量比 タルク …15乃至35%重量比 窒化ホウ素(高圧耐性添加剤) …0乃至10%重量比 かかるグリースは、優れた疎水性及び良好な電気絶縁性を有している。また、 該グリースは、優れた耐温性及び大きい化学的不活性を有している。 解放可能な固定手段は、支持要素と収縮可能なスリーブとの間に局部的な摩擦 領域を形成し、その固定手段が解放されたとき、支持要素の内端付近にてスリー ブを局部的に収縮させ、支持要素が、その後、軸方向外方に押し出されるような ものであることが好ましい。上述したグリースは、支持要素の形状に関係なく、 支持要素を効果的に自己充足的に押し出すのに十分な潤滑を保証する。 支持要素は、全体として、2本のケーブル間の継手に対して、その内端が互い に面する状態にて予膨張させたスリーブ内に配置された2つの剛性な管状の半支 持体を備えている。 これら2つの半支持体の寸法は、等しく、又は異なるものとすることができる 。 半支持体は、円形又は楕円形の断面を有する円筒状とすることができる。これ ら半支持体は、少なくとも部分的に、円形又は楕円形の断面にてテーパーを付け ることができ、該テーパーは、半支持体の直径が継手の内部に向けてより小さく なるような方向にする。 解放可能な固定手段は、色々な方法にて製造することのできる、2つの半支持 体を共に、一時的に締結する手段を備えることが好ましい。 第一の実施の形態において、2つの半支持体を共に一時的に締結する手段は、 半支持体に形成された穴を介して外側に出る端部を有する内側フラップを備えて いる。 第二の実施の形態において、2つの半支持体を共に一時的に締結する手段は、 少なくとも1つのタブを備えている。該タブは、半支持体の内縁部から突き出し 、また、半支持体の軸線に対して傾斜しており、他方の半支持体の内縁部に切り 込んだ対応する形状の凹所内に係合し、このため、半支持体が互いに対して相対 的に回転することにより、これら支持体は分離する。 別の実施の形態において、2つの半支持体を共に一時的に締結する手段は、該 2つの半支持体の内縁部を弱体に締結することにより形成される。 また、その内縁部付近にて、少なくとも1つの半支持体の上に、外側までも伸 長する連結具を引っ張ることにより引きちぎることのできる部分を提供すること も可能である。この引きちぎり可能な部分の外面に、グリースは存在しない。こ の無潤滑部分は、収縮可能なスリーブによって付与される押出し力にも拘らず、 該当する半支持体を固定するのに十分である。 半支持体の各々が、予膨張させたスリーブと接触した環状の摩擦要素を備える とき、同一の効果が得られ、外側までも伸長する連結具を引っ張ることにより上 記要素を押し出すことが可能である。 継手の保護性能の点に関して、収縮したスリーブが継手に対して完全に中心決 めされることが重要である。しかしながら、変位する間又は押し出される間に、 1つ又は双方の半支持体が少しでも変位するならば、収縮する前に行われた全て の中心決め状態を変化させる虞れがある。このため、更に、スリーブを継手に対 して正確に中心決めするための手段を提供することが有効である。 この目的のため、本発明による継手は、一方又は双方の半支持体を予膨張させ たスリーブに対して固定する追加的な手段を備えており、他方の半支持体を押し 出し且つ継手が中心決めされたことを確認した後、この追加的なスリーブの効果 を不要にすることが可能である。 1つの実施の形態において、半支持体の外縁部を共に接続する少なくとも1つ の長手方向外側ストラップが設けられる。また、上記の外側ストラップを予膨張 させたスリーブに固定し且つストラップにおける不等な長さの部分を画定する、 除去可能なクランプ手段が設けられる。 別の実施の形態において、少なくとも1つの長手方向外側ストラッブは、半支 持体の外縁部を共に接続し、また、少なくとも1つの戻しストラップが、その一 側部にて、半支持体の外縁部に固定され、その反対側部にて、継手装置の中心付 近で予膨張させたスリーブの外面に固定される。 別の実施の形態において、半支持体の外縁部を共に接続する少なくとも1つの 長手方向外側ストラップが設けられる。また、半支持体の各々に設けられ且つ収 縮可能なスリーブと直接、接触した除去可能な局部的な摩擦手段が設けられる。 全ての場合、支持要素は、該支持要素が収縮可能なスリーブから押し出された 後、該支持要素を電力ケーブルから分離する手段を備えることが好ましい。 例えば、支持要素は、ら旋状の切込み部に沿って予め切目を付けるか、又は母 線に沿って、2つの部分となるように切断する。 また、支持要素は、少なくとも1本の母線に沿って、1つ以上の弱体な破断領 域を有することもできる。 本発明は、完全に非限定的な一例として記載し且つ添付図面に図示した、幾つ かの特定の実施の形態を検討することにより、明確に理解されよう。添付図面に おいて、 図1は、2つの円筒状の半支持体を使用する、本発明による継手装置の1つの 実施の形態の概略図的な部分断面図である。 図2は、図1に図示した装置にて使用される半支持体の側部から見た外観図で ある。 図3は、図2に図示した半支持体の線III−IIIに沿った断面図である。 図4は、本発明による継手装置内にて使用することのできる半支持体の別の実 施の形態の側部から見た外観図である。 図5は、予膨張させたスリーブが収縮する間の装置の状態を示す、図1に図示 した継手装置の部分断面図である。 図6は、この場合、2つのテーパー付きの半支持体を使用する、本発明による 継手装置の別の実施の形態の部分断面図である。 図7は、予膨張させたスリーブが収縮する間の装置の状態を示す、図6に図示 した継手装置の部分断面図である。 図8は、この場合、2つの部分截頭円錐形で且つ部分的に円筒状の半支持体を 使用する、本発明による継手装置の別の実施の形態の部分断面図である。 図9は、解放可能な固定手段の1つの実施の形態の図である。 図10は、解放可能な固定手段の別の実施の形態の図である。 図11は、解放可能な固定手段の更に別の実施の形態の図である。 図12及び図13は、予膨張させたスリーブが収縮した後に上記支持体を押し 出すことを許容する支持体の2つの実施の形態の図である。 図14は、別の実施の形態による支持体の断面図である。 図15は、中心決め手段を備える、本発明による継手装置を示す、部分断面図 である。 図15a乃至図15hは、図15に図示した装置の使用状態を示す図である。 図16は、図15に図示した装置のものと相違する中心決め手段を備える継手 装置の部分断面図である。 図17は、図15及び図16に図示した装置のような中心決め手段を備えるが 、別の実施の形態による本発明の継手装置の部分断面図である。 図18は、図17に図示した係止リングの1つの断面図である。 図1乃至図3に図示するように、全体として参照番号1で表示した、本発明に よる電力ケーブルの継手装置は、その端部2aが剥ぎ取られた2本の電力ケーブ ル2と相互作用することを目的とするものである。この剥ぎ取られた部分2bは 、接続具3により共に接続されている。本発明による継手装置1の目的は、継手 及び接続具3を保護することである。 この目的のため、接続する前に、一方の電力ケーブル2の端部の外側に滑り込 ませた装置1は、その後、図1に図示するように、接続具3に対して中心決めし た位置まで押し込む。 本発明による装置は、剛性な管状の支持要素4を備えており、該管状の支持要 素4は、図1に図示した実施の形態において、同一寸法であり且つ円形断面の円 筒体の全体的形状を有する2つの半支持体4a、4bから成っている。 冷間収縮可能な予膨張させた管状スリーブ5は、その長さの大部分に亙って管 状の支持要素4を把持する。該スリーブ5は、シリコーン基材のエラストマー的 材料で出来たものとすることができる。また、該スリーブは、その後に継手、及 び2本の電力ケーブル2の端部を保護するのに適した物理的及び電気的特性を有 する別のエラストマー的材料又は任意のその他の冷間収縮可能な材料で出来たも のでもよい。継手及び電力ケーブル2の端部をその後に良好に保護するためには 、スリーブ5が収縮した後、接続具3に加わる圧力が高圧であることが重要であ ることが理解されよう。本発明による装置は、特に、1バール(105Pa)以上 又は約4バール(4×105Pa)以上で15バール(15×105Pa)以内の圧力を支 持体4に付与する収縮可能なスリーブ5を使用することを可能にする。 スリーブ5が把持する支持要素4のその外面の部分は、上述した組成及び特性 を有する非流動性のグリースの膜で覆われている。このグリースは、スリーブが 別のエラストマー材料で出来ているとき、シリコーン基材であり、また、スリー ブがシリコーンで出来ているとき、グリコール基材であることが好ましい。この グリースの膜は、図1に実線6の形態にて、その厚さに関して、誇張した状態で 示してある。このグリースの膜の厚さは、その粘度及びスリーブ5により付与さ れる圧力に依存する。 2つの半支持体4a、4bの内縁部、すなわち、スリーブ5が把持する縁部は 全て、管状の支持体4の軸線に対して傾斜した複数の突出しタブ7を備えており 、該突出しタブは、同様に図2に図示するように、他方の半支持体の内縁部に切 り込まれた対応する形状の凹所7a内に係合する。 この構造のため、2つの半支持体4a、4bは、そのそれぞれの内縁部により 相互係止状態に保たれ、このため、予膨張させたスリーブ5により把持された2 つの半支持体4a、4bにより形成された組立体は、使用する前に容易に格納可 能な単一体の組立体を構成する。更に、使用時、タブ7及び凹所7aの傾斜によ り、2つの半支持体4a、4bを装置の軸線に沿って互いに分離させ得るように 、例えば4bのような他方の半支持体に対して、例えば4aのような一方の半支 持体を回転させるだけでよい。 2つの半支持体4a、4bは、同一であり、図2に図示したその一方(4a) のみについて説明する。半支持体4aは、各々が半支持体4aの半体を表わす2 つの半円筒状穀体8、9を組み立てることにより形成される。2つの殻体8、9 は、図2に図示するように、それぞれ殼体8、9の接触母線に沿って交互に形成 された複数の狭間10により軸線に対して平行な1本の母線に沿って組み立てら れる。該狭間10は、更に、次のようにして形成される。すなわち、図3に図示 するように、半支持体4aの外面に何ら突起が現れず、スリーブ5が収縮する間 、スリーブ5の内面に対して半支持体4a、4bの外面が潤滑状態で摺動するこ とにより、半支持体4a、4bが押し出されるのを何ら妨害されないような仕方 にて形成される。 図4には、半支持体4aの構造的改変例が図示されており、この場合、各半支 持体4aの内縁部には直径方向に対向した2つのタブ11が設けられ、該半支持 体の縁部は、また、該支持体に面する半支持体4bの対応するタブ11を受け入 れることを目的とする相補的な形状の凹所12も有している。タブ11は、図2 に図示した実施の形態のタブ6よりも長い。しかしながら、その効果は同様であ り、2つの半支持体4a、4bが相対的に回転したとき、これら半支持体が分離 することを可能にする。 図5には、上述したように、2つの半支持体4a、4bが互いに対して相対的 に回転して、継手装置の中央部分付近、すなわち、接続具3の側部にて僅かな分 離状態を生じさせた後の本発明の継手装置の使用状態が図示されている。僅かな 分離状態となったならば、直ちに予膨張させたスリーブ5は収縮し、接続具3の 中央部分5aを把持する。このスリーブ5の局部的な収縮の結果、スリーブ5に より2つの半支持体4a、4bのそれぞれの内縁部に軸方向への押圧力が加わり 、このため、これら2つの半体は、図5に図示した矢印13の方向に動くことに より自動的に押し出される。この効果は、スリーブ5により加えられる押圧力に より、また、スリーブ5により付与される高圧にも拘らず、半支持体4a、4b の全面に亙って連続的な潤滑膜を効果的に形成する特性であるグリース膜が存在 するために実現される。このように、半支持体4a、4bが円筒状の形状である にも拘らず、この自動的な押し出しが為される。 図6に図示した実施の形態は、2つの半支持体4a、4bが、継手の内側に向 けて僅かにテーパーが付けられており、その直径は、その内縁部が互いに接触す る箇所において、その直径がより大きいその外縁部と比較して僅かに小さい点に て、先の図面に図示した実施の形態と相違している。半支持体4a、4bの各々 が、その外縁部付近にて、スリーブ5の対応する外縁部を越えて伸長する部分1 4a、14bを有している。これら2つの半支持体4a、4bは、装置1の軸線 に沿って方向決めされた長手方向内側ストラップ15により装置1内で互いに対 して保持されており、ストラッブの端部16は、穴17a、17bを介して半支 持体4a、4bの外側に現れる。ストラップ15の端部は、舌状体の外形とされ ており、装置を使用する間、これら端部を容易に把持することを可能にする。 図1乃至図5に図示した実施の形態におけるように、ストラップ15により一 方が他方に接触する状態に相互に係止されると共に、その上側に予膨張させたス リーブ5(該半支持体を把持する)が存在する2つの半支持体4a、4bから成 る継手装置1の全体を、継手のカップリング又は接続具3を取り付ける前に、電 カケーブル2の一方の上を摺動させることができる。2つの半支持体4a、4b のより小さい直径は、内側ストラップ15により形成された僅かな追加的な厚さ にも拘らず、装置の全体をケーブル2及び継手カップリング3の上で容易に摺動 させるのに十分である。使用中、装置1の全体を所定位置に動かし、継手カッブ リング3に対して中心決めし、次に、ユーザは端部舌状体の一方を切除すること により、ストラップ15を解放し、これにより、半支持体4a、4bにより形成 された支持要素のストラップ15を解放する。2つの半支持体は、互いに解放さ れているため、これら半支持体は、自動的に非係合状態となり且つ一方が他方に 対して図7に図示した矢印13の方向に移動する。この動作は、半支持体4a、 4bに加わるスリーブ5の収縮圧力の作用によるものであり、このスリーブに僅 かなテーパーが付けられていることは、反対方向への押出し及び引き抜きを容易 にする。 この場合にも、半支持体4a、4bのこの押し出しは、スリーブ5により付与 される押圧力の作用により行われ、また、半支持体4a、4bの外面を覆う連続 的なグリースの潤滑膜が存在することにより行われる。 上述したように、2つの半支持体4a、4bは、共にクリップ止めした2つの 殻体の形態にて形成されることが好ましく、このことは、半支持体の各々を長手 方向に開放し且つ該半支持体を電力ケーブル2から除去することを可能にする。 殻体は、機械的な締結具を切り離し又は材料を除去し、若しくは破断させること により分離させる。上述したように、半支持体は電力ケーブル上の所定位置に残 し又はそれら半支持体を継手カップリング3の頂部にて収縮したスリーブ5の上 に戻し、この継手カップリングの頂部にて、半支持体が追加的な機械的保護を提 供し得るようにすることも考えられる。 同一の構成要素を同一の参照番号で表示する、図8に図示した実施の形態によ れば、図示し且つ上述した装置と比較して唯一の相違点は、2つの半支持体4a 、4bの形状であり、これら2つの半支持体は、この場合、その内縁部の各々の 付近に僅かなテーパー付き部分18a、18bと、その外縁の各々の付近に円筒 状の部分19a、19bとを有している。図2に図示した実施の形態と同様の方 法にて、半支持体4a、4bの各々が、直径方向に対向した2本の母線に沿って 共に接続された2つの殼体から更に成っている。 簡略化のため図8には図示しないが、装置が使用される前、2つの半支持体4 a、4bを互いに対して保持することを許容する手段が設けられている。図6及 び図7に図示した実施の形態の長手方向ストラップ15から成る手段を使用する ことができ、又は本明細書に記載したその他の任意の手段も使用可能である。 同一の寸法を有する2つの半支持体を使用する場合について説明したが、用途 に依存して、他方よりも長い1つの半支持体を使用することも可能であることが 理解されよう。 更に、本発明をケーブル端子の保護に適用することも可能である。この場合、 一方の半支持体のみが使用され、該半支持体を収縮可能なスリーブに対して固定 する手段が提供される。 前の図面に図示した半支持体の断面は、全ての場合、円形であるが、用途に依 存して、他の断面、特に楕円形の断面を使用することも可能であることが理解さ れよう。 図9、図10及び図11には、2つの半支持体を共に一時的に締結する手段の 色々な実施の形態が図示されている。これらの実施の形態に記載された手段は、 半支持体の形状の如何を問わず使用可能であることが理解されよう。簡略化のた め、図9乃至図11に図示した半支持体4a、4bは、同一寸法で且つ円筒状で ある。 図9に図示した実施の形態において、半支持体4a、4bの各々は、その内縁 部付近に、対応する半支持体4a、4bの外側まで引き裂き可能な部分20a、 20bから伸長する紐21a、21bを引っ張ることにより引き裂くことのでき る部分20a、20bを備えている。引き裂き可能な部分20a、20bの各々 は、例えば、ら旋状に巻いたストリップにより構成され、接続部の中心方向に向 けたそのストリップの内端は、引張り紐21a、21bとして対応する半支持体 4a、4bの内側を伸長する。更に、引き裂き可能な部分20a、20bの外面 は、少なくともその一部の外側にて、潤滑膜が存在しない。このようににして、 収縮可能なスリーブ5は、グリースが存在しない引き裂き可能な部分20a、2 0bの外面と緊密に接触し、これにより、2つの半支持体4a、4bを完全に固 定する。 装置を使用しようとするとき、ユーザは、2つの紐21a、21bを引っ張り 、これにより、部分20a、20bを構成するストリップを巻き広げる。部分2 0a、20bを除去すると、上述したように、スリーブ5は、継手カップリング 3の中央領域に収縮し、上述したように、その潤滑面のみが残る半支持体4a、 4bを押し出す。 図9に図示した実施の形態において、グリースが存在しない引き裂き可能な部 分は双方の半支持体4a、4bの上に提供されているが、かかるグリースが存在 しない引き裂き可能な部分を2つの半支持体4a、4bの一方にのみ設けること も可能である。 同一の構成要素を同一の参照番号で表示する図10に図示した実施の形態にお いて、2つの半支持体4a、4bは、連続的な材料のリング22によりその内縁 にて互いに一体化されており、該連続的なリングは、例えば、複数のスリット2 3又はスポット溶接により半支持体4a、4bの各々に破断可能に連結されてい る。該リング22は、該リング22を引き裂き且つ引込ませ得るように紐22a の外側に連結されている。次に、このリング22を除去すると、上述したように 、スリーブ5がこの時点で収縮を開始し、これにより、2つの半支持体4a、4 bに軸方向の押圧力を発生し、次に、その2つの半支持体は、潤滑膜の存在及び スリーブ5の押圧力により自動的に押し出される。 リング22に代えて、単に、スポット溶接又は同様の弱体領域により2つの半 支持体4a、4bのそれぞれの内縁部を共に締結するだけでもよく、2つの半支 持体4a、4bの相対的な回転又は該半殻体に作用する引張り力により、2つの 半支持体4a、4bの弱体領域が破断すると共に、該部分が僅かに相対的に分離 し、上述したように、これら半支持体が自動的に押し出されるようにする。 同一の部品を同一の参照番号で表示する図11に図示した実施の形態において 、半支持体4a、4bの各々は、対応する半支持体4a、4bの外周の周りに形 成された溝内に配置されたコード24a、24bを有している。このコードは、 スリーブ5の内面と摩擦接触する環状の摩擦要素を構成し、これにより、この実 施の形態において、互いに対して締結されていない2つの半支持体4a、4bが 少しでも摺動動作するのを防止する。 使用中、その一端が外側に止まる押出し紐25a、25bを引っ張ることによ り、コード24a、24bを除去し、2つの半支持体4a、4bが予膨張させた スリーブ5によりそれぞれの内縁部に加えられた押圧力の作用により、また、2 つの半支持体4a、4bの外面に連続的な潤滑膜が存在することにより、自動的 に押出されるようにする。 図12、図13及び図14には、2つの半支持体が継手に沿って長手方向に摺 動させ且つ動かすことにより押し出された後、2つの半支持体4a、4bが分離 することを許容する3つの実施の形態が図示されている。 図12に図示した実施の形態において、半支持体4a、4bの各々は、直径方 向に対向した2本の母線に沿って、複数のスリット26を有しており、このため 、これら複数のスリットは、2本の破断線を画定する。これら線の各々に沿って 半支持体の肉厚部分に植え込まれた紐27を使用して、該紐27を引っ張ること により、各半支持体4a、4bを2つの部分に分離することを容易にすることが できる。 1つの可能な改変例において、スリット26を有する半支持体4a、4bによ らずに、紐27によってのみ分離が可能である。また、破断線は、例えば、スリ ット26に代えて、局部的に薄い肉厚とすることで材料を弱体化させることによ り、形成することもできる。 図13に図示した実施の形態において、半支持体4a、4bの各々には、ら旋 状の切り込み28にて予め切目が付けられている。各半支持体4a、4bを押し 出した後、ヘリックスを巻き広げ、これにより、半支持体4a、4bを電力ケー ブル2から除去するため、各半支持体4a、4bの一端を引っ張るだけでよい。 半支持体4aを断面で図示した図14に図示した実施の形態において、半支持 体は、図2に図示した実施の形態の殻体と同様の2つの殻体8、9を備えている が、これら2つの殻体は、殼体9に沿って長手方向に突き出す2つの摺動レール 29により共に接続されている。これら摺動レールは、殻体8の対面側の長手方 向縁部に沿って対応する長手方向凹所30に係合することができる。このため、 殻体8、9は、摺動させ又は材料の破断によって分離させ、摺動レール9は、長 手方向の薄壁31により殻体9の本体に接続されている。 図15には、本発明の装置を継手カップリングに対して正確に中心決めするこ とを許容する手段も備える1つの実施の形態が図示されている。勿論、これら手 段は、上述した色々な実施の形態、特に、半支持体の構造を問わずに適用可能で ある。 図15に図示した継手装置は、2つの長手方向ストラップ32を備えており、 該長手方向ストラップの端部は、そのそれぞれの外縁部付近にて固定手段33a 、33bにより半支持体4a、4bに固定されている。クランプ止めストラップ 34が装置の全体の周りを伸長し、また、2つの長手方向ストラップ32とを把 持し、これにより、該長手方向ストラップの各々に2つの部分35、36を画定 する。部分35は、固定点33bからクランプ用ストラップ34のクランプによ り画定された固定点まで伸長する。これら2つの固定点の間にて、部分35は緊 張状態にある。 半支持体4aの外縁部付近の固定点33aと、クランプ用ストラッブ34のク ランプにより形成された固定点との間にて固定された他方の部分36は、より長 く、更に、これら2つの固定点の間にて緊張状態にはない。また、図15には、 外側保護カバー37と共に、収縮可能なスリーブ5が概略図的に示してある。簡 略化のため、これは図15には図示されていないが、2つの半支持体4a、4b の外面も、上述したグリースから成る潤滑膜で被覆されている。 同一の方法にて、上記の実施の形態にて説明したような適当な手段を使用して 半支持体4a、4bを係止する手段を固定することができる。 次に、図15に図示した実施の形態が使用される方法について、図15a乃至 図15hを参照しつつ説明する。 接続すべき2本の電力ケーブルを切断した後、本発明による継手装置1をそれ ら電力ケーブルの一方の外側に滑り込ませる。ケーブルは、電力ケーブルの半導 体絶縁性保護スリーブ及び心線を特定の寸法まで剥ぎ取ることにより準備が為さ れる。ケーブルの心線は、接続具3により接続する。次に、本発明の継手装置1 をケーブルの準備した領域に対して中心決めし、作業員は、半支持体4a、4b とケーブルシースにおける基準標識との間の寸法Eが各側部にて等しく、正確な 中心決めを保証するように注意する。 図15aに図示するように、次に、作業員は、例えば、図15aの矢印Aで示 すように、上記半支持体を相対的に回転させることにより、2つの半支持体4a 、4bの間に空所を形成する。この結果、図15bから理解し得るように、この ようにして形成された空所内にスリーブ5が収縮し、半支持体4aに押圧力が加 わり、次に、該半支持体は矢印38の方向に向けてケーブル2に沿って移動し、 長手方向ストラップ32の部分36が図15bに図示した位置にて連結され且つ 折り返されるまで進む。半支持体4bは、クランプ用ストラップ34により固定 された長手方向ストラップ32の部分35により所定位置に保持されているため 移動してないことが理解されよう。 次に、作業員は、移動する半支持体4aと半体側の寸法Eは、作業の開始時か ら変化していないかどうかを確認することができる。変化しているならば、作業 員は装置の中心決め状態を補正することができる。 次に、作業員は、例えば、図15cに参照番号39で図示した鋏により長手方 向ストラップ32の部分36を切断することにより、該部分を解放する。自由と なった半支持体4aは完全に押し出される。該半支持体は、次に、上述したが、 図15dに図示しないケーブル2から解放することができる。 次に、作業員は、例えば、図15eに概略図で図示した鋏39によりクランプ 用ストラップ34を接続することにより、該ストラップを開放する。次に、図1 5fに図示した矢印40の方向に向けて軸方向に移動するスリーブ5が収縮する ため、第二の半支持体4bを押し出すことができ、該半支持体が図15gに図示 した位置となり、この位置にて、該半支持体は、以前に半支持体4aに関して示 したように、ケーブル2から除去することができる。 図15hには、2つの半支持体を完全に除去した後の本発明による装置が概略 図的に図示されている。該継手は、収縮したスリーブ5により完全に保護されて いることが理解できる。 図16には、図15に図示した実施の形態の1つの代替的な形態が図示されて いる。図16に図示した実施の形態において、この場合にも、2つの半支持体4 a、4bの外縁部に隣接する領域を共に接続する2つの長手方向ストラップ32 がある。しかしながら、この実施の形態において、クランプ用ストラップ34に 代えて、半支持体4bの外縁部領域を収縮可能なスリーブ5の中央領域に接続す る2つの戻りストラップ40が使用されている。この実施の形態を採用するとき 、図15a乃至図15hに以前に図示した方法にて半支持体4bは、クランプ用 ストラップ34と同様の方法で作用する2つの戻しストラップ40が存在するこ とで一時的に固定される。 図17に図示した実施の形態において、以前の実施の形態と同様の仕方にて、 すなわち、半支持体4a、4bの外縁部の領域を共に接続することにより配置さ れた2つの長手方向ストラップ32を使用することにより、図15及び図16に 図示した実施の形態における同一の効果が得られる。図17に図示した実施の形 態において、係止リング41a、41bは、収縮可能なスリーブ5の外側部分付 近にて半支持体4a、4bの各々を取り囲む。リング41a、41bの各々は、 図18から理解し得るように、複数の軸方向溝42を有しており、各リング41 a、41bの穴は、対応する半支持体4a、4bの外面と接触しており、上記溝 42は、その間に、グリースに対するハウジング43を画定する。リング41a 、41bの各々の外面は、ドライである、すなわち、潤滑剤が存在しない。この ため、係止リング41a、41bは、対応する半支持体4a、4bがスリーブ5 に対して摺動するのを防止し、これにより、図15に図示した実施の形態のクラ ンプ用ストラップ34又は図16に図示した実施の形態の戻しストラップ40と 同一の機能を果たす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァンデーレ,ジェローム フランス共和国エフ―60650 オーデンセ ン―ブレイ,アモー・ダルメンティエー ル,リュー・デュ・ラボアー 7 (72)発明者 グロアネ,ダニエル フランス共和国エフ―75018 パリ,リュ ー・ド・トレテーニュ 16 (72)発明者 リブーレ,ジル フランス共和国エフ―77420 シャンプ― シュール―マルヌ,アヴニュー・デ・ピラ ミッド 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.その外面の大部分に亙って潤滑された少なくとも1つの管状の剛性な支持 要素(4)と、その長さの大部分に亙り且つその内端にて該支持要素(4)を把 持する冷間収縮可能な予膨張させたスリーブ(5)と、該支持要素(4)を予膨 張させたスリーブ(5)に対して固定状態に保つ解放可能な固定手段とを備える 、電力ケーブルの継手装置において、 前記支持要素(4)が、その外面の大部分に亙って、収縮可能なスリーブによ り付与される圧力の作用下では流動しないグリースで覆われ、 該グリースが、重量比で15乃至45%の範囲の比率のフィラー(充填材)と、重 量比で2乃至10%の範囲の比率の耐圧性添加剤とのうち少なくとも一方を含むシ リコーン又はポリアルキレングリコールを基材としていることを特徴とする、電 力ケーブルの継手装置。 2.請求項1に記載の継手装置において、 前記フィラーが、重量比で15乃至35%の範囲の比率のタルクであることを特徴 とする、継手装置。 3.請求項2に記載の継手装置において、 前記フィラーが、重量比で10%以内の高温生成シリカ(pyrogenated silica)を 更に含むことを特徴とする、継手装置。 4.請求項1乃至3の1つに記載の継手装置において、 前記添加剤が窒化ホウ素であることを特徴とする、継手装置。 5.請求項1乃至4の何れかに記載の継手装置において、 前記解放可能な固定手段が、支持要素(4)と収縮可能なスリーブ(5)との 間に局部的な摩擦領域を形成し、解放されたとき、支持要素の内端付近にてスリ ーブを局部的に収縮させ、次に、該支持要素が軸方向外方に押し出されるように することを特徴とする、継手装置。 6.請求項1乃至5の何れかに記載の継手装置において、 その内縁部が互いに対面する状態で予膨張させたスリーブ(5)内に配置され た2つの管状の剛性な半支持体(4a、4b)を備えることを特徴とする、継手 装置。 7.請求項6に記載の継手装置において、 前記2つの半支持体の寸法が等しいことを特徴とする、継手装置。 8.請求項6に記載の継手装置において、 前記2つの半支持体の寸法が異なることを特徴とする、継手装置。 9.請求項3乃至5の何れかに記載の継手装置において、 前記半支持体(4a)が、円形又は楕円形の断面を有する円筒状であることを 特徴とする、継手装置。 10.請求項6乃至8の何れかに記載の継手装置において、 前記半支持体(4a)が、円形又は楕円形の断面にて少なくとも部分的にテー パーが付けられ、 該テーパーが、前記半支持体の直径が継手の内側に向けて小さくなるような仕 方にて方向決めされることを特徴とする、継手装置。 11.請求項6乃至8の何れかに記載の継手装置において、 前記解放可能な固定手段が、前記2つの半支持体を共に一時的に締結する手段 を備える、継手装置。 12.請求項11に記載の継手装置において、 前記2つの半支持体を共に一時的に締結する手段が、半支持体に形成された穴 を介して外側に出る端部を有する内側ストラップ(15)を備えることを特徴と する、継手装置。 13.請求項11に記載の継手装置において、 前記2つの半支持体を共に一時的に締結する前記手段が、半支持体の内縁部か ら突き出す少なくとも1つのタブ(7、11)を備え、 該少なくとも1つのタブが、半支持体の軸線に対して傾斜し且つ他方の半支持 体の内縁部に切り込まれた対応する形状の凹所内に係合し、半支持体(4a、4 b)が互いに対して相対的に回転することにより、該半支持体が分離するように したことを特徴とする、継手装置。 14.請求項11に記載の継手装置において、 前記2つの半支持体を共に一時的に締結する前記手段が、2つの半支持体の内 縁部を弱体に締結する(frangile fastening)ことにより形成されることを特徴と する、継手装置。 15.請求項6乃至10の何れかに記載の継手装置において、 前記半支持体の少なくとも一方が、その内縁部付近にて、外側までも伸長する 紐(21a、21b)を引っ張ることにより引き裂くことができる部分(20a 、20b)を有し、 該引き裂き可能な部分の外面には、グリースが存在しないことを特徴とする、 継手装置。 16.請求項6乃至10の何れかに記載の継手装置において、 前記半支持体の各々が、予膨張させたスリーブと接触した環状の摩擦要素(2 4a、24b)を備え、 外側までも伸長する紐(25a、25b)を引っ張ることにより前記要素を押 し出すことが可能である、継手装置。 17.請求項6又は7の何れかに記載の継手装置において、 前記半支持体の一方を予膨張させたスリーブに対して固定する追加的な手段を 備え、他方の半支持体を押し出し且つ継手が中心決めされていることを確認した 後、この追加的な手段の効果を不要にすることが可能であることを特徴とする、 継手装置。 18.請求項17に記載の継手装置において、 前記半支持体の外縁部を共に接続する少なくとも1つの長手方向の外側ストラ ップ(32)と、該外側ストラップを予膨張させたスリーブに固定すると共に、 ストラップの上に不等の長さの部分を画定する除去可能なクランプ手段(34) とを備えることを特徴とする、継手装置。 19.請求項17に記載の継手装置において、 前記半支持体の外縁部を共に接続する少なくとも1つの長手方向外側ストラッ プ(32)と、一側部にて半支持体の外縁部に固定され、反対側部にて継手装置 の中心付近で予膨張させたスリーブの外面に固定された少なくとも1つの戻しス トラップ(40)とを備えることを特徴とする、継手装置。 20.請求項17に記載の継手装置において、 前記半支持体の外縁部を共に連結する少なくとも1つの長手方向外側ストラッ プ(32)と、各半支持体に配置され且つ収縮可能なスリーブと直接、接触した 除去可能な局部的な摩擦手段(41a、41b)とを備えることを特徴とする、 継手装置。 21.請求項1乃至20の何れかに記載の継手装置において、 前記支持要素が、収縮可能なスリーブから押し出された後、該支持要素を電力 ケーブルから分離する手段を備えることを特徴とする、継手装置。 22.請求項21に記載の継手装置において、 前記支持要素には、ら旋状の切り込みに沿って予め切目が形成されることを特 徴とする、継手装置。 23.請求項21に記載の継手装置において、 前記支持要素が、母線に沿って2つの部分に切断可能であることを特徴とする 、継手装置。 24.請求項23に記載の継手装置において、 前記支持要素が、少なくとも1本の母線に沿って、1つ以上の弱体な破断領域 を有することを特徴とする、継手装置。
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