JP2002514062A - 不毛な海洋における海産物の増産方法 - Google Patents

不毛な海洋における海産物の増産方法

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Abstract

(57)【要約】 欠如した栄養分を決定するための海洋面の水質検査と、鉄キレートを含む第一の肥沃化剤の海洋面への適用と、その結果、増産した海産物の漁獲とを含む海洋における海産物の増産方法。更にこの方法は、植物プランクトン等の窒素固定用微生物の適用と、他の肥沃化剤の適用と、海洋への魚類の導入(seeding)とを含んでもよい。各肥沃化剤は透光層にて植物プランクトンが摂取する以前には沈降しないような形態で経時的に栄養分を放出する。

Description

【発明の詳細な説明】 不毛な海洋における海産物の増産方法 発明の背景 本発明は、海産物の生産に関する分野の発明である。 人類の初期の歴史において、我々は狩猟者や採収者であり、大地の生み出す物 を自分達の目的のために獲得していた。これら狩猟者や採収者は自然状況の一部 であり、彼らが自分達の目的のために自然状況を変えることは無かった。しかし 、約7000〜8000年前の中東において、牛、豚、山羊、羊、及び犬等の野 生動物の家畜化により変化が生じた。この時期、我々の祖先は、季節や状況の変 化に応じて、最適な牧草地で牧畜を始めた。彼らは、狩猟や採収を続けてはいた が、牧畜の方が生産性の高いことを悟った。こうした傾向は、西アジアの乾燥地 帯における馬の家畜化にも見られる。 そして、約5500年前、新しい発明がその当時の文明世界を一変させた。そ の発明とは撥土板付きの鋤であったが、これにより農民の生産性は約7倍に増加 した。それに伴い、消極的な受容から積極的な介入へと我々の土地に対する見方 も変わった。こうした意識の変化によって、それまでのように常にその土地で育 つものを受け入れるのではなく、好みの作物を植えるようになった。また、我々 の祖先は土に水や栄養分を与えることも始め、更に生産性を向上させた。 しかし、こうした変化は必ずしもスムーズに、または論争もなく進んだわけで はない。長年に亘って、アメリカ合衆国西部の各州には放牧地が存在したが、そ の頃、一部の人々が垣根、道路、家、農場、及び鉄道に強く反対した。彼らは、 放牧地へのこうした侵略に続いて都市ができるだろうと主張したが、正にその通 りとなった。 陸地ではこうした変化がかなり進み、その結果、生産量は約2000倍に増加 した。一方、地球表面の4分の3を占める海洋では、このような変化はなかなか 始まらなかった。しかし、陸地同様の変化によって、海洋においても海産物の生 産性を上げることが可能である。 世界の漁業関係者は昔から、海洋や他の水域において領域が異なれは海産物の 生産性も大きく異なることを知っている。近年、この生産性の差の程度が測定さ れるようになり、その原因も特定されている。現在、海洋中の全生命体の約60 %が海洋面の2%の領域で発生していることが判明している。従って、海洋は広 大な不毛砂漠と見なすことができ、生物に富む肥沃な領域はほんのわずかである 。この肥沃な領域は容易に示すことができる。殆どの海洋面では、メキシコ湾流 の場合と同様、水中約150〜300フィート(約46〜91メートル)まで見 通すことができる。これに対し、海洋生物に富む領域では、生物が非常に密集し ているため、水中わずか数フィート先までしか見通すことができない。ペルー沿 岸の自然湧昇流の場合がこれに当たる。 こうした生物に富んだ海域、及びその他の海域からサンプルが採取され、その 違いが確認されている。生物に富んだ海域には、鉄、リン、窒素、及び少量のミ ネラル類が豊富に含まれている一方、その他の海域ではこれら成分の一種類以上 が欠落している。海洋の所定の領域から得られる海産物の生産量を最大にするに は、このような肥沃化ミネラルが必要である。海洋面の領域が異なるとそこに存 在する栄養分もかなり違ってくる。従って、ペルー湧昇流と同等の生産性を得る ために必要な栄養分のレベルを正確に把握するには、サンプルを採取、分析しな ければならない。 海洋は幾つかの点で陸地とは異なる。(1)海洋では干ばつが無い。(2)海 洋は動く。(3)海洋は垂直、水平両方向に混交する。(1)の点から、生産性 の向上のために海洋が必要とするのは副次的な成分のみであることがわかる。( 2)の点から、肥沃化の場所は、実際に海産物の漁獲が行われる場所からかなり 離れていてもよいことになる。また、(3)の点から、肥沃化の際は規模を大き くしないと効果が得られないことになる。 発明の概要 公海における海産物の増産方法は以下のように行われる。(1)海洋表面の海 水を検査し、欠如しているか又は濃度の低すぎる栄養分を決定する。(2)決定 された栄養分の適切な量を経時的に放出する肥沃化剤を用いて海洋の栄養分を豊 富にする。その際、肥沃化剤を、植物プランクトンがその栄養分を摂取できるよ うな形態にしておく。(例えば、栄養分を沈降させないようにし、透光層に残さ なければならない。)(3)このようにして肥沃化した海洋に、好適な植物プラ ンクトン及び魚類を播く(seeding)。(4)肥沃化により産出した海産物を漁獲 する。海水検査は当業者に公知の各種方法の任意の方法によって行い、海水中か ら相当量欠如した栄養分を特定する。ある栄養分が相当量欠如しているとは、海 水中のその栄養分のレベルに呼応して海産物の生産量が大幅に減少することを言 う。欠如した栄養分の適正量とは、海洋表面でその栄養分の濃度を上昇させる量 であり、その濃度が保たれれば、海産物の生産量が大幅に減少することはない。 海産物の生産を向上させるための不毛海洋の肥沃化は、一種以上の肥沃化剤を 含んだ肥沃化システムを用いて行われる。海水に硝酸塩が欠如している場合には 、青緑藻類及び植物プランクトン(トリコデスミウム等)等の海洋中で窒素を固 定する窒素固定用微生物を含有させると共に、これら微生物が欠如したり、その 濃度がかなり低くなる場合に備え、これら微生物を繁殖させる充分な栄養分も含 有させる。鉄分は、青緑藻類及び植物プランクトン(トリコデスミウム等)が多 量に繁殖し且つ窒素を固定するうえで必要とされる唯一の栄養素であるか、鉄分 を添加する際は、海水と反応しないような形態にし、鉄分が沈降せず、海洋中の 上記植生を富化し得る透光層にとどまるようにしなければならない。従って、鉄 分はキレートの形態で添加するのが最適である。必要に応じて、海水中で徐々に 鉄分を放出するような徐放性ペレット状のキレートを使用することができる。 本発明肥沃化システムは、海洋中に欠如したその他(硝酸塩及び鉄分以外)の 栄養分も提供する必要がある。他の栄養分、特にリン酸塩は、海水中のリン酸塩 と鉄キレートの濃度が共に高い場合、鉄キレートと反応することがあるので、海 水中に添加する場合には、徐放性ペレットの形態が好ましい。また、リン酸を添 加する場合には希釈液を使用することができる。この徐放性ペレットは、沈降し ない形態、又は肥沃化成分を透光層の外に出さない形態で、透光層へ各肥沃化成 分を放出しなければならない。このような操作は、大きい船の両側から添加する 方法や、二隻一組の船(companion boats)から添加する方法によって、リン酸塩 及び/又は鉄分の肥沃化剤を他の栄養分の肥沃化剤とは分けて適用することによ って実施できる。 ペレット状肥沃化剤は、肥沃化成分を海洋表面又はその付近に放出しながら浮 くように、他の物質と複合化して海水よりも低い密度とする。例えば肥沃化成分 を、ガラス又はセラミックの浮玉やプラスチックフォーム等のフロート材料に付 着せしめる方法や、ペレット状肥沃化剤の製造中に気泡をペレット中に導入する 方法などかある。ペレット状肥沃化剤はプラスチック、ロウ、高分子量デンプン もしくはこれらを組み合わせたもの等をバインダとして含むことができ、このバ インダによって、肥沃化成分は適切な時に海水中へ放出される。 本発明方法によって海産物の増産が好適に行われる多くの海域では、増加した 植物プランクトン等を餌にして増える土着の魚類が存在しない。従って、植物プ ランクトンや動物プランクトンを餌にする濾過摂食魚のような魚類種を選択し、 肥沃化された海洋に播き付ける(seeding)ことは有用である。この播き付けられ た(seeding)魚やその他肥沃化海域に惹きつけられた遠洋魚、回遊魚の漁獲は肥 沃化システムを適用した場所で行うことができるか、漁獲時期が遅かったり、海 流がある場合には、肥沃化剤を添加した場所よりも下流側、及び播き付け(seed ing)を行った場所の下流で漁獲することができる。 発明の詳細な説明 本発明に記載の海洋肥沃化によって、海産物の生産量を大幅に向上させること ができる。(ここで言う「海洋」には海、湾、その他の大水域が含まれる。)例 えば、アメリカの大西洋及び太平洋沿岸にて海洋肥沃化を行った場合、これら沿 岸の海産物の生産量は、通常のペルー沿岸のレベルまで増加する。すなわち、ア メリカの大西洋及び太平洋沿岸における海産物の生産量は30倍以上に増加し、 それによって、何千もの新しい職種が提供され、アメリカ内の各所で衰退してい る漁業を生き返らせることができる。一方、同時に高品質のタンパク性食品を生 産することができ、国内消費用及び輸出用となる。海洋肥沃化は他の国々の沿岸 でも漁獲量を増加させ、アメリカ同様の効果が期待できる。 海洋肥沃化を各国の海域で行うことによって、海産物の増産による利益は海洋 肥沃化を行った国の漁業の利益に帰することが保証される。例えば、アメリカの 場合、海洋肥沃化を沿岸から200マイル(約323キロメートル)以内の制限 区域で行うことによって、利益の全てがアメリカの海域内で得られることになる 。 海洋肥沃化において、基本的には肥沃化剤約1ポンド(約0.45キログラム )当たり海洋のバイオマスが約2〜10トン(約1.8〜9.1メトリックトン )増加すると考えられる。控えめに見積もっても、1トン(0.9メトリックト ン)の肥沃化剤によって約4000トン(約3600メトリックトン)の海洋の バイオマス増加につながると考えられる。 表面積当たりの生産性で考えた場合、肥沃化した海洋の方が施肥した土地に比 べて効率が高いはずである。例えばサトウキビの場合、1年で1エーカー当たり 約40トン(すなわち、0.4ヘクタール当たり約36メトリックトン)が収穫 される。海洋肥沃化によって同じ割合で海産物が生産されるとすれは、1年で1 平方マイル当たり約25,600トン(すなわち、2.6平方キロメートル当た り約23,300メトリックトン)の生産量となる。 陸地の肥沃化は、ほとんどの場合、作物の植付けを伴う。一方、海洋の肥沃化 の場合、藻類、大量の卵、孵化場から得た幼魚等の他の生物の導入と組み合わせ て行ってもよい。これにより、更に海産物の生産量を上げることが可能である。 陸地では、作物の植付け及び土地の施肥は通常春に行われ、収穫は通常秋に行 われる。海洋飼養において、肥沃化から漁獲までの期間は多くの要素によって変 わってくる。熱帯海域で肥沃化が行われた場合、植物プランクトンは1日で2〜 4倍に増加する。その植物プランクトンは動物プランクトンの餌になり、両方の プランクトンを餌にする魚が食物連鎖によって大型の哺乳類や魚の餌となる。ア メリカ沿岸の沖では、メキシコ湾流及び日本海流が重要とされており、両海流と も、1時間当たり約4マイル(約6.4キロメートル)の速度で流れている。よ って、いずれの海流の場合でも、肥沃化を行ったある海表面の場所に対し海産物 の漁獲は下流側で行われることになる。1時間当たり約4マイル(約6.4キロ メートル)流れるため、4日間では約400マイル(約645キロメートル)流 れることになる。メキシコ湾流の場合、フロリダ州のキーウェスト沿岸で肥沃化 を行った場合、北フロリダ沿岸の魚類の生産量が上がり、更にジョージア州、サ ウスカロライナ州、ノースカロライナ州、及びヴァージニア州の各沿岸では大型 魚類の生産量が上がる。メキシコ湾流では、このような生産量の増加が何マイル にも亘って続いていくが、この現象は肥沃化の実行方法によって変わる。 海水の調査によって、メキシコ湾流での肥沃化が比較的早く、フロリダ州西海 岸沖等の場所で行えることが確認できることがある。それは植物プランクトンが 、メキシコ湾流がフロリダ州キーウェスト辺りを流れる時期までにすでに異常発 生していることから裏づけられる。この場合、メキシコ湾流がアメリカ領海域か ら東へ向きを変えて流れていく前に、アメリカ東海岸で大型魚類を漁獲するに当 たって、より多くの時間的猶予が得られる。 メキシコ湾流内の栄養分量をペルー湧昇流のレベルまで上げるため、使用する 肥沃化剤に、主成分として鉄分、リン酸塩、及び窒素固定用微生物を添加する必 要がある。肥沃化の際、海水調査によってチェックする必要がある。その理由と して、メキシコ湾流が海岸に沿って渦潮や傍流によって複雑な流れをしたり、嵐 、潮の干満、又は時折り発生するハリケーンによって影響を受けるからである。 しかし、肥沃化によって植物プランクトンが増え、その後の過程も引き続き起こ ることはほぼ確実である。 海洋肥沃化は水面近くでのみ有効であり、特に水面から約100フィート(約 30メートル)の深さまでで行われるのが好ましい。従って、海洋肥沃化の好ま しい方法としては、密度を海水よりも低く(好ましくは海水の約0.9倍の密度 にする)して、海水に浮かぶようなペレット状肥沃化剤を調製することである。 このペレットを調製する際には、ロウ等の低密度の物質を混合する方法や、ペレ ットをガラス又はセラミックの浮玉、プラスチックフォーム等のフロート材料に 付着する方法、より好ましくは、ペレット状肥沃化剤中に気泡入りセラミックバ ルーンやプラスチックマトリックスを含ませる方法が行われる。海流の混ざる層 が浅い場所では、リン酸のような溶解型の肥沃化剤を、船の通った後に直接散布 し、その肥沃化剤を透光層に残すことが可能である。 肥沃化剤の形態としては、数日から2週間の期間に亘って海水表面で溶解する ものが好ましい。従って、海洋肥沃化の際の好ましい方法として、肥沃化成分を 海水中でゆっくりと溶解させるように、肥沃化剤を高分子量デンプン、ロウ、酢 酸セルロース等のプラスチックマトリックスといったバインダと混合する方法が 挙げられる。この方法によって、肥沃化成分を低い濃度で保つことができ、その 結果、これら成分がお互い反応したり海水と反応することも無く、また沈殿物の 形成や透光層からの離脱も見られない。 上記方法は、特に鉄分の肥沃化の際重要である。鉄分はキレートの形状で海洋 に添加することによって、海水との反応を防ぐことができる。キレートの例とし ては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、リグニン、及びその他多くの物質 を含んでもよい。鉄リグニンは、海水中で、鉄濃度及びリン分濃度が約2ppm (16ppmMAP、18ppm鉄リグニン)を超える場合に、リン酸モノアン モニウム(MAP)と沈殿を生じることがある。これら2種類の肥沃化成分が例 えば船の両側から、又は離れた場所に位置する船から等の方法によって別々に撒 かれる限り、上記各濃度は問題にならない。好ましいキレートの例としてリグニ ン酸スルホン酸塩が挙げられる。 肥沃化成分は肥沃化した海水中では20日間で消費されるため、所望の海産物 生産量を維持するためには肥沃化剤を絶えず添加する必要がある。 こうして肥沃化された海洋に所望の魚類、カタクチイワシ、ニシン類、及びイ ワシといった濾過摂食魚などの魚類が放たれる。肥沃化した海洋で成長したこと により、これら魚類の価値が上がり、大型の魚を特別に惹きつけることが可能と なる。その結果、マグロ、メカジキ、イルカといった高価値の海洋生物を呼び込 むことになる。 海洋に添加される鉄、リン、及びその他肥沃化成分量は、海産物の生産量増加 に対する要求に従って変わってくる。海洋肥沃化を実施する際、最初はその海洋 表面の栄養成分をペルー湧昇流の海洋表面のそれに近づける様な方法が採られる が、それは、ペルー湧昇流における海産物の生産量がすでにわかっているためで ある。海洋肥沃化において、引き続き、水質試験、及び肥沃化の条件下での海産 物の成長動向を調査することが好ましく、これによって、肥沃化剤の成分や海洋 肥沃化方法を更に変更したり、改良することが可能となる。 約13.4億トン(約12.2億メトリックトン)の二酸化炭素(CO2)を 取り除く割合で、約53,000平方マイル(約140,000平方キロメート ル)の海洋肥沃化を行う場合、当初、一年当たり約35万トン(約32.2万メ トリックトン)の肥沃化剤が必要になる。この量は、1年を350日とすると、 1日当たり約1000トン(約900メトリックトン)となる。海洋に添加され る肥沃化剤の価格が1トン(約0.9メトリックトン)当たり400ドルとする と、1年当たり約1.4億ドル費やすことになる。海洋肥沃化の費用には、好ま しくは水質の監視や試験、又は結果報告のための費用も含まれ、これらによって 肥沃化剤の成分、又はその添加割合や添加場所の最適化といった海洋肥沃化方法 の改良が行われる。 本発明の海産物増産方法は衝撃的結果をもたらす。アメリカにおいて、東海岸 沿い又は西海岸沿いのいずれかで海産物の生産量か1年当たり5000万トン( 約4,500万メトリックトン)増加すると、海産物の平均価格を1ポンド(約 0.45キログラム)当たり0.4ドルとして換算した場合、約400億ドルの 利益を生み出す。従って、1年の1人当たりの給与を5万ドルとすると、80万 人の雇用を新しく生み出すことになる。 以上の記述はメキシコ湾流のケースを基に行ったが、これは本海流がアメリカ 最大の人口地域付近を流れ、そこではすでに漁業が行われており、データの収集 が容易であるという理由によるものである。しかし、本発明による海産物増産方 法は他の地域でも同様に実施可能である。その実施場所によって本方法を多少変 更する必要があるが、例えば、太平洋赤道付近のいくつかの島国でも実施可能で ある。すなわち、これらの国々は、この目的のために利用可能な排他的経済水域 内に非常に広い海域を所有するからである。 このように、本発明による方法は各種変更が可能であり、その中には肥沃化剤 の組成変更とともに、肥沃化が実施される海域に従った肥沃化剤添加の場所や性 質の変更が含まれる。 本発明による海洋肥沃化方法には、約120日間航海でき、且つ12万トン( 約11万メトリックトン)の肥沃化剤が積載可能な船を複数隻利用する。船には 、海水と肥沃化剤を混合し、その混合物を海洋へ散布できるような複数のポンプ を搭載する。各船には2,500馬力のポンプを3台搭載し、海水90%、肥沃 化剤10%からなる混合液を船尾上方より散布する。各船には、約60万バレル (約9万キロリットル)の容量が必要であるが、これは中規模のタンカーに相 当する。 本発明の海産物生産方法において使用される肥沃化剤には、以下に示すいくつ かの仕様が含まれる。すなわち、肥沃化成分を海水に放出する速度、海洋植物体 (植物プランクトン)にとって摂取可能な場所に確実に留まる肥沃化成分の化学 的形態、及び、離れた海域に導入される個々のペレットへの肥沃化成分の分離等 である。また、肥沃化成分を海面又は海面付近で徐々に放出するよう、上記ペレ ットは海水より密度が低くなければならない。 本発明の海産物生産方法における播き付け(seeding)は、好ましくは、ペレッ ト状肥沃化剤を散布した海域に窒素固定用植物プランクトンを播き付け(seedin g)ることを含む。また、濾過摂食魚に当たる魚類は通常、海洋富化前の不毛海 域には存在しないため、所望する魚類の播き付け(seeding)も重要である。更に 、このような投資から得られる経済的利益を最大限にすべく、他の高価値の魚類 の播き付け(seeding)を行ってもよい。 本発明の各種変形例は、当業者であれば想到しうるであろう。また、本発明は 、添付した請求項によってのみ制限されるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z W

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.海洋における海産物の増産方法において、 (1)海面領域の水質を検査し、相当量欠如している第一の栄養分を決定する 段階と (2)前記第一の欠如栄養分を含む第一の肥沃化剤を適用し、前記海面領域を 適量の前記第一の欠落栄養分によって肥沃化する段階において、前記第一の肥沃 化剤が鉄キレートを含み且つかなりの程度まで沈降しない形態で前記欠如栄養分 を放出する段階と (3)前記海洋の前記肥沃化によって増産した海産物の少なくとも一部を漁獲 する段階、の各段階を含む方法。 2.キレートがリグニンを含むものである請求項1記載の方法。 3.キレートがリグニン酸スルホン酸塩を含むものである請求項2記載の方法。 4.更に前記海面領域の水質を検査し、相当量欠如している第二の栄養分を決定 する段階と、第二の欠如栄養分を含む第二の肥沃化剤を適用し、前記海面領域を 適量の第二の欠如栄養分で肥沃化する段階とを含み、第一の肥沃化剤は第二の肥 沃剤とは分けて適用し、第一及び第二の肥沃化剤はかなりの程度まで沈降しない 形態で各栄養分を放出する請求項1記載の方法。 5.窒素を固定する少なくとも一種の微生物が前記肥沃化剤の少なくとも一種と 共に適用される請求項4記載の方法。 6.微生物が青緑藻類及び植物プランクトンからなる群より選択される少なくと も一種を含む請求項5記載の方法。 7.段階(3)に先立って、海面に少なくとも一種の魚類を播き付ける(seeding )段階が行われる請求項1記載の方法。 8.第二の肥沃化剤がリン酸塩を含む請求項4記載の方法。 9.第二の肥沃化剤が少量のミネラル類を含む請求項4記載の方法。 10.第二の肥沃化剤はペレットの形態であり、前記ペレットは気泡及び/又は 低密度材料から選択されたフロート材料を含み、前記ペレットは更にプラスチッ ク、ロウ、高分子デンプン又はこれらを組み合わせたものから選択されたバイン ダを含む請求項4記載の方法。 11.第一の栄養分で海面を肥沃化するために肥沃化剤を適用する段階を含む海 洋肥沃化方法であって、第一の肥沃化剤は鉄キレートを含有し、第一の肥沃化剤 はかなりの程度まで沈降しないような形態で鉄分を放出することを特徴とする方 法。 12.キレートがリグニンを含むものである請求項11記載の方法。 13.キレートがリグニン酸スルホン酸塩を含むものである請求項12記載の方 法。 14.更に第二の栄養分で前記海面を肥沃化するために第二の肥沃化剤を適用す る段階を含み、第一の肥沃化剤は第二の肥沃化剤とは分けて適用し、第一及び第 二の肥沃化剤はかなりの程度まで沈降しない形態で各栄養分を放出する請求項1 1記載の方法。 15.窒素を固定する少なくとも一種の微生物が前記肥沃化剤の少なくとも一種 と共に適用される請求項14記載の方法。 16.微生物が青緑藻類及び植物プランクトンからなる群より選択される少なく とも一種を含む請求項15記載の方法。 17.更に海面に少なくとも一種の魚類を播き付ける(seeding)する段階を含む 請求項11記載の方法。 18.第二の肥沃化剤がリン酸塩を含む請求項14記載の方法。 19.第二の肥沃化剤が少量のミネラル類を含む請求項14記載の方法。 20.第二の肥沃化剤はペレットの形態であり、前記ペレットは気泡及び/又は 低密度材料から選択されたフロート材料を含み、前記ペレットは更にプラスチッ ク、ロウ、高分子デンプン又はこれらを組み合わせたものから選択されたバイン ダを含む請求項14記載の方法。
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