JP2002513614A - 冷却プローブのための構成 - Google Patents

冷却プローブのための構成

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JP2002513614A
JP2002513614A JP2000546676A JP2000546676A JP2002513614A JP 2002513614 A JP2002513614 A JP 2002513614A JP 2000546676 A JP2000546676 A JP 2000546676A JP 2000546676 A JP2000546676 A JP 2000546676A JP 2002513614 A JP2002513614 A JP 2002513614A
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catheter
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pressure
leak
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JP2000546676A
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クラーク,ブライアン
コールマン,リチヤード
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スペンブリー メデイカル リミテツド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凍結外科用カテ−テル・プロ−ブおよびその操作方法の提供 【解決手段】 このプロ−ブは、内側の供給導管(12)および外側の排出導管(14)を含むカテ−テル(10)に取り付けられたジュ−ル・トムソン(Joule Thompson)プロ−ブ・チップ(20)を含むものである。ポンプ(26)は、排出導管を通じ排出冷凍剤を引き出すため排出導管(14)の下流端に連結されている。このポンプ(26)は、排出路のチップ(20)に隣接した所に負圧を発生させために充分大きい負圧をポンプで発生する。この負圧は、漏れの機会を減少させ、また若し漏れが起こっても、冷凍剤がカテ−テルから患者の血管へ逃げ込む機会を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、冷却プローブに関し、特にヒトまたは動物の体に挿入するためのプ
ローブに係る。ここで用語「プローブ」とは広く解釈され、且つカテーテルなど
の道具を含むことを意図している。ある形において、本発明は、凍結外科用カテ
ーテルと関連して使用されるのに特に適しているが、本発明は、このような用途
に排他的なものとは限られない。
【0002】
【従来の技術】
凍結外科用器具は一般に、所望の冷却を達成するために二つのメカニズムの一
つを用いている。液体冷凍剤型の器具は、その冷却効果を生じるために、液体窒
素または液体ヘリウムのような液体冷凍剤の蒸発に依つている。ジュール・トム
ソン(Joule−Thompson)型の器具は、その冷却を生じるために、
例えば亜酸化窒素(NO)のような高圧ガスの小径オリフイスを通じるスロ
ットリング(吹き出し)によるジュール・トムソン効果に依つている。本発明は
、ジュール・トムソン効果システムに特に適している。
【0003】 ジュール・トムソン冷却チップを有する凍結外科用カテーテルは、米国特許出
願(US−A)5078713で提案されている。このカテーテルは、カテーテ
ルの端部に結合した金属のチップを有している。このカテーテル管内では、導管
が高圧ガスをプローブのチップに配達している。膨張の後、ガスは配達導管を囲
む空間内のカテーテル管内を通じて排出される。
【0004】 その他のカテーテル構成は、例えば、英国特許出願(GB−A)228367
8、2226497、欧州特許出願(EP−A)0655225およびドイツ特
許出願(DE−A)2332513に記述されている。
【0005】 凍結外科用プローブのチップを、患者の動脈に沿つて導き、目標領域、例えば
患者の心臓に届かせることを可能とするについては大きな可能性があるにもかか
わらず、凍結外科用カテーテルの使用に関しては重要な安全上の懸念がある。所
望の冷却効果を生じるために、ガスはプローブのチップまで非常に高い圧力、典
型的には5000KPa(50バールまたは約725psi)で配達されなけれ
ばならない。排出側においても、圧力は、345KPaと690KPaとの間(
約50−100psi)で、比較的高い。きわどい(クリティカルな)漏れがカ
テーテルの壁で、あるいはより重要なことには、カテーテルと金属チップとの接
合部で発生することがある。このような漏れが発生すると、ガスのかなりの量が
患者のベナル(venal)系(血管系)に漏れがちであり、また若しプローブ
が心臓に位置していれば、ガスは心臓自体に漏れ込むこととなる。若し漏れが発
生すると、これは患者の死に到る悲劇になりそうである。
【0006】 全ての漏れを検出する試みとして、ガスの配達と排出の流速および圧力を監視
するため、巧妙なセンサをカテーテルの近接端部で使用することが提案されてい
る。しかしながら現存する、漏れの存在、または非常に小さい漏れの発生を検出
できる、あるいはマ(ma)(不具合)または漏れの発生に際し充分迅速にガス
の流れを止めることのできるようなシステムを開発することは不可能であること
が分かった。最小の応答時間は現在のところ約1秒であつて、これは全てのガス
漏れを非到命的なレベルに止めることが出来ることを保証するのに不充分なもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ジュール・トムソン・システムに関連した一つの具体的課題は、高圧ガスのス
ロットリング(吹き出し)が、カテーテル・システムの配達側(即ち、上流側)
および排出側(即ち、下流側)両方に大きな乱流をもたらすことである。それゆ
え、圧力または流速の即時の測定が不可能で、この乱流により生じた信号中の変
動成分を取り除くために、センサの出力はフイルタをかけるか平均化しなければ
ならない。これは、センサの応答を、漏れにより生じた変化を検出するにつき、
有意に遅らせる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を念頭において案出されたものである。 第一の観点においては、本発明は冷却プローブ装置であつて: プローブのチップ; 冷媒を前記プローブに適用するための流入路および前記プローブから排出媒を
運び出す排出路を含み、前記プローブのチップにまで延びたカテーテル、;およ
び 前記プローブの普通の作動条件下で、前記排出路の前記プローブのチップに隣
接した点において、前記プローブのチップ周辺の外部圧力より有意に大きくない
圧力を発生するように動作可能な前記排出路の下流端と連結されて前記排出路を
通じ前記排出媒を引き出すポンプ手段、; を含む装置を提供するものである。
【0009】 好ましくは、このプローブは凍結外科用プローブである。
【0010】 好ましくは、このプローブのチップはジュール・トムソン(Joule Thompson)冷却構成を含むものである。
【0011】 このプローブの普通の作動条件には、プローブに漏れの無いこと、および冷凍
剤の流速が普通の作動限界内にあることが含まれている。
【0012】 排出路のプローブのチップに隣接した点で見られる圧力は、排出路のポンプに
隣接した端の圧力と大きく異なる。特に、圧力はカテーテルのコンダクタンス(
伝導性)、カテーテルとポンプとを結ぶ導管のコンダクタンス、およびポンプの
ために設けられたすべてのインライン保護フイルタのコンダクタンスに影響され
るだろう。このカテーテルは普通狭い排出ボアしか持たず、典型的には、約2メ
ートルに達する程、かなり長いだろう。また、カテーテルの端とポンプとの間に
は追加的な狭い骨格チュービング(bone tubing)があり得る。後で
更に説明するテスト結果に示すように、40リットル/分の流速で、結合導管に
沿う圧力低下は約0.02バールで、フイルタ間の圧力低下は約0.13バール
である。
【0013】 ポンプにより発生した圧力減少もまた、ポンプを通じる流速により影響され、
これは、排出冷凍剤の流速が減少するに従い圧力減少が増大(改善)するように
、一般に逆比例関係にある。
【0014】 このような装置は、先行技術に関し下記の利点を提供することが出来る: (1)漏れを生じるまでの、排出導管と外部大気、あるいはその他の包囲物(例
えば、人の血流)との間の圧力差は非常に小さい。 (2)漏れが起こっても、流出導管中の圧力は、包囲物圧力より有意に大きくな
いので、排出冷凍剤の漏れは非常に小さい。
【0015】 更に他の利点は、若し、好ましくは、流出導管のプローブのチップに隣接した
点の圧力が、周囲圧力のレベルより低いレベルにまで減少するなら達成出来る。
このような場合、流出導管には、周囲と比較して「負」の圧力がある。漏れが起
こったならば、この傾向は、何らかの排出冷凍剤が漏れ出すことではなく、寧ろ
プローブを包囲する流体(例えば、血液)が流出導管内に漏れ込むこととなる。
この好ましい特徴により、本発明は、このような凍結外科用カテーテルのような
器具が、そのカテーテルに漏れを生じるならば潜在的に生命を脅かす器具として
ではなく、寧ろ本質的に安全に使用出来るようにすることが認められるだろう。
【0016】 本発明は、流出導管内圧力を減じるようにして作用するので、流入導管を流出
導管の内部に保持させることが好ましい。流入導管から漏れが発生した場合、高
圧ガスは流出導管に漏れ込み、そこからガスは安全に引き出される。
【0017】 ポンプ器具は、流入および流出導管の間のプローブのチップにおける圧力差を
増大させ(即ち、内部圧力差を増大させ)、そしてカテーテル・プローブの効率
を増大させるように、比較的低い流速で作動するものとして以前から提案されて
来た。そのようなポンプは、例えば上述の欧州特許出願(EP−A)06552
25に示されている。しかしながら、そのような構成は、ここで記述されたよう
なものと同じ漏れ防止保護を提供してはいない、また外部圧力と対比したプロー
ブのチップにおける排出路圧力の問題に取り組んでいない。
【0018】 このポンプにより提供出来るその他の利点は次の通りである: (c)流出導管内の圧力を低下させることにより、プローブのチップに対する機
械的ストレインも減少させ、それによりチップがカテーテルから脱落する機会を
減少させる。 (d)排出冷凍剤を引き出すことにより、流入および流出導管の両方における乱
流を驚くほど減少させる。これにより、流速および圧力のようなガス・パラメー
タのより正確で信頼性の高い測定を瞬時にすることが可能となり、それにより全
ての監視回路構成の応答時間を減少させる。
【0019】 例えば、漏れの発生は、以下のパラメータの一つまたはそれ以上の監視により
検出できる:(a)プローブのチップ温度 (b)排出圧力 (c)流入および/または排出の流速 (d)排出物中の液体の存在
【0020】 パラメータ(a)、(b)および(c)に関し、変化、例えば、パラメータ値
の突然の変化のようなものを、漏れの発生を示すものとして、検出すれば充分で
あろう。
【0021】 本発明はまた、パラメータ(d)の使用も可能としている、と言うのは、排出
路のポンピングの見地から、患者の体液(例えば、血液)が排出路に吸い込まれ
る傾向があり得るからである。
【0022】 好ましい側面において、本発明は凍結外科(クリオサージカル)装置であつて
: プローブのチップ; 前記プローブのチップにまで延び、冷媒を前記プローブのチップに適用するた
めの流入路および前記プローブのチップから排出媒を運び出す流出路を含む、カ
テーテル、; 前記排出路の下流端と連結されて前記排出路を通じ前記排出媒を引き出すポン
プ手段;および 前記カテーテルにおける漏れの発生を検出する手段、 を具える装置を提供する。
【0023】 この検出する手段は、装置の一以上の動作特性、例えば、プローブのチップの
温度、排出圧力、流入および/または排出の流速、および排出物中の液体の存在
を監視する手段を含むものであってよい。
【0024】 この検出する手段は、漏れの発生を示す動作特性における突然の変化に応答す
るものであってよい。
【0025】 好ましくは、この装置は、若し漏れが検出されたならば冷媒の供給を断ち切る
制御手段を含むものである。
【0026】 好ましくは、この装置は、ポンプ手段の作動を、漏れの検出に続き少なくとも
予め定められた時差の間継続して、カテーテルおよびプローブのチップから冷媒
を取り除くようにするための制御手段を含むものである。
【0027】
【発明の実施形態】
本発明の一実施例を例示のみのため示した添付図面を参照して、以下に記述す
る。
【0028】 図1を参照すると、凍結外科カテーテル・1システムは、外管14内に配置さ
れた内管12を有するカテーテル10を含むものである。亜酸化窒素または二酸
化炭素のような冷凍剤ガスはその供給源16から配達制御弁18を通じて、カテ
ーテル・チップ20への供給のために内管12に供給される。このガスは、典型
的に600〜750psiの範囲の高圧である。チップ20において、内管12
は、そこにガスを通じて冷却を発生するよう強制させるジュール・トムソン・ノ
ズル22(あるいは、圧縮または他のタイプのオリフイス)を有している。この
ガスは、それぞれ内管12および外管14の間の排出路24に沿つてカテーテル
を通じ排出される。
【0029】 本発明の原理によると、ポンプ26は排出路24とその出口端で接続されてい
る。ポンプ26は、排出ガスをチップおよび排出路24から引き出し、それによ
り排出路24内のガス圧を低下させる。最適な効果のため、この実施例では、ポ
ンプは、正常な(即ち、漏れの無い)作動条件下で、排出路24内の圧力を、包
囲物の圧力より低く低下させるのに充分な能力を有している。特に、排出路の全
長にわたり負圧が達成され、それにより、プローブのチップに隣接したところの
圧力も外側の包囲物に関して負となる。
【0030】 この圧力は周囲の大気圧に関しても、またはプローブのチップを包囲している
僅かに高い圧力に関しても負であってよい。例えば、ヒトの心臓において、圧力
は永久(外部)大気圧より約100mmHgまたは0.15バール高い。
【0031】 本実施例においては、普通の作動条件下で、プローブのチップを通じる冷凍剤
の流速は1分あたり約8〜9リットルで;ポンプも同様に少なくとも1分あたり
約8〜9リットルのガスを引き出す能力を有している。ポンプの引き、または「
吸引」圧力は流速とともに変動するが、上記流速では、概ね−0.8バールであ
る。
【0032】 カテーテルに生じる漏れは一般に三つの領域の一つで起こり得る。配達導管の
壁で(例えば、点30で)小さな漏れが起これば、高圧ガスは排出路24に直接
漏れ込むが、そこから引き出され得る。若し漏れが大きければ(ガスの流れが通
常の8−9リットル/分を越える程になる)、排出路24内そして内管12内の
ガス圧力に顕著な変化が生じ、それは監視装置(後で記述する)により容易に検
出され得る。
【0033】 外管14の壁で小さな漏れ(例えば、カテーテル壁を通じる小さな漏れ、また
は特に傷つき易い領域であるチップ20との接続部での小さな漏れのいずれか)
が起これば、排出路内の負圧(包囲物圧力と比べた場合の)が、ガスの管外への
漏れ出しがないことを確保できる。この圧力差が、カテーテルを取り囲む体液(
例えば、血液)を、この「漏れ」小孔を通じ排出路24に進入させることになる
。しかしながら、比較的に粘性で凝固し易い血液の場合、(あつたとしても)非
常に少量の血液が、小孔がかなり大きくない限り、この漏れ小孔を通過するだけ
である。
【0034】 第三の型の漏れは、チップ20のカテーテル10からの完全な脱離である。こ
れは大規模な端からの漏れとなる。このようなシナリオは極めて起こり難い、と
言うのはチップ20はカテーテルの内および外管に取り付けられており、そして
カテーテルが血管内を案内されるとき、チップを操縦するのに使用される制御ワ
イヤ(図示せず)にも取り付けられているからである。それにもかかわらず、こ
こではこのような漏れも最悪の場合の漏れとして考慮している。若しこのような
漏れが起こったとすると、排出路内の負圧が少なくとも冷凍剤の漏れ部を通じる
流速を低減する。この大規模な端部漏れに関してのオリフイス22の配置が、冷
凍剤の幾らかが高い流入圧力で逃げ出すのを防止することを困難にするかもしれ
ないが、状況は、排出路内に全く負圧が存在しない場合より臨界的でない。この
ような漏れは、排出路内における主要な圧力変化を生じ、これは容易に検出され
得て、カテーテルを通じる供給を断ち切る。
【0035】 図2および図3を参照すると、カテーテル10およびチップ20の構成がより
詳細に示されている。チップ20は、カテーテルの外管14の末端に嵌め込まれ
る後方の延長部34を有し、接着剤により固着されている。図示はしていないが
保証(セキュリティ)ワイヤおよびカテーテル操縦ワイヤもカテーテルを通じて
延びチップ20に(例えば、クリンピング(crimping)または溶接によ
り)保持されている。上述したように、このようなワイヤは普通、チップ20を
外管12(14)の端に固定し、チップ20がカテーテル内のガス圧により管1
2から吹き落とされるのを防止する補助的な保証を提供することとなる。
【0036】 本実施例においては、排出路24内に確立された負圧が、チップ20をカテー
テルの外管14の端部に能動的に「吸い込む」ことにより、チップとカテーテル
との一体性を更に強めている。それゆえ、このことは更に、カテーテル・チップ
20が、機械的固定操作の欠陥の場合でさえ、カテーテルから脱落するリスクを
減少させ、且つ機械的固定具上への普通の操作ストレスも減少させている。
【0037】 このカテーテルは、一以上(図2には二つが示されている)の金属バンド36
の形の電気接点を備えていてよい。この電気接点は、生理学的計測のため、ある
いは身体の対象領域にRF信号のような電気信号を加えるためのいずれかに用い
られてよい。サーモカップルや他の温度センサ(大略38に示されている)が、
チップ20に、冷却操作中チップでの温度を計測するため取り付けられていてよ
い。バンド36および温度センサ38への、および/または、それからの電気信
号は、外管14内に受入れられた保護絶縁鞘42内に含まれたワイヤ40(図3
)を通じて伝達される。
【0038】 図3を参照すると、内管12および鞘42は外管14内に自由に「浮遊」させ
られていて良いことがわかる。操縦ワイヤおよび固定ワイヤ(図示せず)も鞘4
2内に受入れられるか、または外管14内を別に延びていてよい。
【0039】 図示はしていないが、このカテーテル・システムはチップ付近(例えば、英国
特許出願(GB−A)2226497に記述されたように)および/またはカテ
ーテル・ハンドル内(例えば、英国特許出願(GB−A)2283678に記述
されたように)に予備冷却構成を含んでいてよい。
【0040】 図4を参照すると、そこにはカテーテル10の冷却操作を制御するための制御
コンソール50が示されている。コンソール50は、主冷凍剤ガス圧レギュレー
タ弁18を表しているフロント・パネル52、冷凍剤ガス圧ゲージ56、カテー
テル(チップ)温度ゲージ58、およびそこにカテーテルが取り外し可能に接続
されるカテーテル・コネクタ60を含んでいる。
【0041】 冷凍剤ガスは、レギュレータ弁18の上流側に結合している入口コネクタ62
に接続された供給源(図示せず)から受入れられる。レギュレータ弁18の下流
側は、電気的に作動する逃し弁64を通じ供給ライン導管66と連結され、カテ
ーテル10がコネクタ60に接続された時、ガスを圧力ゲージ56およびカテー
テルの内管12に供給する。逃し弁64は、若しカテーテルを通じるガス流を緊
急の場合に急速に止める必要があれば、供給ライン導管66内の圧力を、例えば
、逃し導管68を通じて逃すことににより大気圧まで低下させる。
【0042】 排出ライン導管70は、カテーテル・コネクタ60からポンプ26を経て排出
コネクタ72まで延びている。カテーテル10が接続された時、排出ライン導管
70は、それぞれカテーテル内管12および外管14の間で排出路24と連結さ
れる。ポンプ26はコンソール50内に配置されているように概略的に示されて
いるが、ポンプは排出コネクタ72の下流に配置出来ることが認められるだろう
。更に、若し望むなら排出ライン導管70内には、医療用収集フイルタ/瓶また
は捕捉タンク(74に概略的に示されている)が、カテーテル内で漏れが生じた
場合ポンプ26により吸い出された何らかの体液を濾去および収集するために含
まれていてもよい。捕捉タンクは、漏れ小孔を通じ何らかの血液がカテーテル内
に吸い込まれたかどうかを知る用途を可能とする可視フイルタを提供出来る。捕
捉タンクはまた、若し液体が検出されたなら、漏れの発生を示す電気信号を提供
するための液体センサを含むものであってよい。
【0043】 若しカテーテルが入って来る冷凍剤流体を予備冷却するための装置(この装置
は、入ってくる流体の一部をカテーテルに流れている残りの流体を冷却するよう
に向けるタイプのものである)を含むものであれば、予備冷却装置の排出物は、
ポンプにより供給されたカテーテル中の排出物とは別に、保持されることが好ま
しい。このことは、最適な負圧が(予備冷却排出路中に無駄に供給されるのでは
なく、寧ろ)カテーテルの排出路自体内に保持出来ることを保証している。
【0044】 図示していないが、カテーテル・コネクタ60はまた、温度サンサ38および
金属バンド36と連通するワイヤ40のための電気接続部も含むものである。
【0045】 コンソール50は、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ回路(7
6に略示する)の制御下に動作する。この回路70(76)には、システムの性
能を監視するため、またカテーテルの漏れを検出するために一以上の更なるセン
サが接続されていてもよい。例えば、供給ライン導管66には、圧力ゲージ(お
よびセンサ)56に加えて、流れセンサ(78に略示する)が含まれていてよい
。排出路24から排出ガスをポンピングで吸い出すことにより、配達および排出
路の通常の乱流(ノズル22のスロットリングにより生じる)をかなり減少させ
ることが出来、より正確で信頼性の高い瞬時の計測を可能とすることが見出され
た。特に、単にカテーテルの配達側で圧力および流れパラメータを感知するだけ
で、カテーテル・システムを監視することが可能となろう。これに加えて、ある
いはこれに代えて、流れセンサ80および圧力センサ82が、排出パラメータを
監視するために、排出路内に含まれていてよい。若し、流入または排出パラメー
タのいずれかのものが、普通のレベルを越えて変動するか、あるいはレベル内で
急峻な変化を示すなら、これはポンプ26にとって適応するには大き過ぎる漏れ
を表わしている。これに加えて、あるいはこれに代えて、漏れの発生はチップ温
度を監視することで検出してもよい。温度に急峻な変化があれば、これは漏れを
表示するものかも知れない。
【0046】 漏れ発生の場合、回路76は、冷凍剤ガスの供給を断ち切るように逃し弁64
を制御し、且つ供給ライン導管66を大気圧に開放する。ポンプ26は、冷凍剤
ガスを排出路24から吸い出すように、供給ライン導管66の開放の後の少なく
とも短時間はポンピングを続けるように制御され、カテーテル内に残る全ての冷
凍剤ガスの抜き取りを試みる。ポンプ26は、排出路24内の圧力が一定のレベ
ルより下がった時、あるいは予め定められた時間間隔が経過した後に停止するよ
うに制御されていてももよい。排出路内の負圧は、カテーテル外管14が破壊さ
れることなく耐えられる最大の負圧を表す予め定められた「破壊」しきい値を越
える(負方向で)ものであってはならない。若しカテーテル管が破壊されたなら
ば、カテーテルの柔軟性および操縦性が損なわれるので、カテーテルを患者から
引き抜くのは非常に困難になり得ることは判るであろう。
【0047】 ポンプ26は、任意の適当なポンプ、例えば真空型ポンプ(即ち、少量の移動
させるガスに対し大きなポンピング圧力を発生させ得る)、またはフアン型ポン
プ(即ち、大量のガスを移動させることができるが、概して控え目のポンピング
圧力を発生させ得る)であってよい。
【0048】 ポンプの性能を解析するため、そして漏れの場合のプローブの動作をシミュレ
ートするため、図5および図6に示す二つの構成のテスト装置100が活用され
た。このテストの目的は、本発明が実用上有効かどうかを証明するため、および
特定の型のポンプが特定のカテーテル構成のために適当であるかどうかを証明す
るためである。
【0049】 両構成において、カテーテル10は、英国特許出願(GB−A)228367
8に記載されたような上流予備冷却用熱交換器を含むハンドル・ユニット102
と連結されていた。このハンドル・ユニットは入って来る冷凍剤流体を主制御コ
ンソール(図示せず)に連結された流入ライン104を経由して受け入れる。カ
テーテル10からの排出物は、フイルタ108と連結された狭いボアの管106
を通じて吸引ポンプ110に渡される。ポンプへの入口での圧力は、圧力センサ
112で計測され、ポンプ中の流速は、フロー・メータ114で計測された。
【0050】 損傷シミュレーション・テストを行う前に、先ずカテーテルおよびポンプ・シ
ステムの安定な特性が決定され、図7のグラフに示された。このグラフはシステ
ムを通じる流速に対するポンプ入口の圧力の変動を示している。予想どうり、圧
力の低下度合は、流速の減少に伴い増大している。約40リットル/分の流速で
フイルタ前後の圧力低下は、約0.13バールと計測され、ポンプの流入管を通
じる圧力低下は、約0.02バールと計測された。このことは、プローブのチッ
プにおける圧力低下が、ポンプ入口の圧力より約0.15バール低く予想され得
ることを意味している。
【0051】 図5に示された構成は、カテーテル壁の点120を通じる漏れの発生をシミュ
レートするように設計された。直径約0.35mmの小孔がカテーテル壁に、カ
テーテル・チップから約330mmの距離を置いて穿けられた。この孔での圧力
(大気圧に対する)は圧力ゲージ122で計測され、カテーテル・チップの温度
は温度センサ(サーモカップル)124で計測された。
【0052】 このテストの結果は次の表1に示される。この結果は、約45バールまでの供
給圧力に対しては、ポンプ・ホール圧力は常に負であつたことを示している。換
言すれば、カテーテルの排出路内の圧力は周囲の大気圧より低かつた。それゆえ
、カテーテルの排出路内のガスについては漏れ孔を通じて外部周辺(例えば、人
の血管)に逃げる傾向はない。反対に、この傾向は血液の少量をカテーテル内に
吸い込ませることとなる。
【0053】
【表1】
【0054】 本テストにおいて、カテーテル流入圧力が約45バールを越えた時、ホール圧
力は正となり、ガスがカテーテルから外周辺へ逃げ始めたことを示している。
【0055】 図6に示す構成は、チップのカテーテル端部からの全面的な欠損をシミュレー
トするために設計された。先述のように、チップの欠損は極めて起こり難いもの
で、これは損傷状況の最悪のケースとしてよい。図6に示すように、カテーテル
の開放端における圧力は圧力センサ126により計測され、カテーテルの端部に
通じる流速はフロー・メータ128により計測された。
【0056】 このテストの結果は次の表2に示される。この結果は、約40バールまでのカ
テーテル流入圧力に対しては、チップ圧力は(大気圧に対して)負、且つチップ
流速は0であった。このように、ガスについては開放チップを通じて外部周辺(
例えば、人の血管)に逃げる傾向はない。しかしながら、カテーテル・チップの
設計は、チップ欠損の場合、少なくともいくらかのガスの漏れを防止することを
実際上困難とすることがある。
【0057】
【表2】
【0058】 本テストにおいて、カテーテル流入圧力が約40バールを越えた時、チップ圧
力は正となり、チップのフロー・レート・メータ128を通じる流れも正となつ
た。これはガスが、ここで用いた特定のテスト条件下で、開放チップを通じて逃
げ始めたことを示している。
【0059】 このテストの目的は、操作の原理を実証すること、および特定のカテーテルと
ポンプとのシステムの特性を確認することであった。このテストにおいて、ガス
は高いカテーテル流入圧力で漏れることが見出された。実際に、このような漏れ
は、以下のことに配慮することで防止出来る: (a)このテストに用いたポンプは比較的控え目のポンピング・パワーを有し
ていた。漏れは、より強力なポンプを用いることで、非常に高い流入圧力でさえ
対抗出来る。適当なポンプ・システムは、上述のものと類似のテストを用いて見
出すことが出来る。 (b)患者の血管または心臓に用いられた時、周囲の血圧は一般に大気圧より
約0,1〜0.2バール程高い。このように、漏れは、漏れ孔の一方の側でのカ
テーテル内のガス圧力がこの高い圧力を越えない限り、起こり得ない。
【0060】 上述のカテーテル・システムは、組織の冷凍を含む凍結外科用途に特に適して
いる。しかしながら、本実施例または本発明全体は凍結外科用に排他的に限られ
るものではない。例えば、このカテーテルは、生理学的心臓計測に用いられても
よく、その中で心臓の各領域は神経活動を抑制するために(冷凍ではなく)冷却
され、心臓内の電気信号が(例えば、金属バンド36を用いて)計測される。ま
たこのカテーテルは、RF切除に用いられてもよく、そこではラジオ周波数の信
号が心臓に加えられる。従来のRFカテーテルにあった課題は、この処置がかな
りの熱を発生することで、そのことがRF処置の効率を順次減少させていた。最
適の効果を得るために、RF信号はかなり長い時間の間隔をおいて加えられるべ
きであるが、この加熱の問題は、従来の装置によるゴールの実現を妨げていたこ
とが知られている。しかしながら、上述のカテーテルを用いれば、チップは心臓
を冷却するための追加的なヒート・シンク機能を備えることが出来、RF処置を
より長い間隔をもって続けることを可能とすることが出来る。
【0061】 本発明は、これまでの好ましい実施例の記述に限定されないこと、および改良
が本発明の範囲および/または原理内でなし得ることが判るであろう。
【0062】 重要だと考えられる特徴および側面はこれまでの明細書に特定されて来たが、
本出願人は、そこに重点を置いたが否かにかかわらず、ここに記述された、およ
び/または図面に示された新規な特徴または特徴の組合せに対する保護を請求す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 凍結外科用カテーテル・システムにおける本発明の原理を模式的に示す図。
【図2】 凍結外科用カテーテルのチップの一部を切り開いた図。
【図3】 そのカテーテルの長さに沿い中程の点でのカテーテルの断面図。
【図4】 そのカテーテルのための制御コンソールの模式的ブロック・ダイアグラム。
【図5】 第一のカテーテル損傷のためのテスト構成を示す模式的ブロック・ダイアグラ
ム。
【図6】 第二のカテーテル損傷のためのテスト構成を示す模式的ブロック・ダイアグラ
ム。
【図7】 図5および図6のテスト構成に用いられたカテーテルおよびポンプ・システム
の特性を示すグラフ。
【符号の説明】
10 カテーテル 12 カテーテルの内管 14 カテーテルの外管 16 供給源 18 配達制御弁 20 カテーテル・チップ 22 ジュール・トムソン・ノズル 24 排出路 26 ポンプ 30 点 34 後方の延長部 36 金属バンド 38 温度センサ 40 ワイヤ 42 保護絶縁鞘 50 制御コンソール 52 フロント・パネル 56 圧力ゲージ 58 温度ゲージ 60、62、72 コネクタ 64 逃し弁 66 供給ライン導管 68 逃し導管 70 排出ライン導管 74 捕捉タンク 76 回路 78 フロー・センサ 80 流量センサ 100 テスト装置 102 熱交換器 104 流入ライン 106 狭いボアの管 108 フイルタ 110 吸引ポンプ 112、122、126 圧力ゲージ 114、128 フロー・メータ 120 点 124 サーモカップル
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月28日(2000.4.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コールマン,リチヤード 英国,ウイルツシヤー エスピー2 9ビ ージエイ,ソールズベリー,ローマン ロ ード 44 Fターム(参考) 4C060 JJ04 MM24

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凍結外科装置であつて: プローブのチップ; 前記プローブのチップにまで延び、冷媒をプローブのチップに適用するための
    流入路およびプローブのチップから排出媒を運び出す排出路を含む、カテーテル
    ; 前記排出路の下流端と連結されて前記排出路を通じ前記排出媒を引き出すポン
    プ手段;および 前記カテーテルにおける漏れの発生を検出する手段、 を含む装置。
  2. 【請求項2】 冷却プローブ装置であつて: プローブのチップ; 前記プローブのチップまで延び、冷媒をプローブのチップに適用するための流
    入路および前記プローブのチップから排出媒を運び出す排出路を含む、カテーテ
    ル;および 前記プローブの正常の作動条件下で、前記排出路の前記プローブのチップに隣
    接した点において、前記プローブのチップ周辺の外部圧力より有意に大きくない
    圧力を発生するように動作可能であって、カテーテルの前記排出路の下流端と連
    結されて前記排出路を通じ前記排出冷凍剤を引き出すポンプ手段、 を含む装置。
  3. 【請求項3】 更に漏れの発生を検出する手段を含む請求項2に記載の装置
  4. 【請求項4】 前記漏れを検出する手段が装置の一以上の動作特性を監視す
    る手段を含む請求項1または3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記動作特性が前記プローブのチップの温度である請求項4
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記動作特性が前記排出圧力である請求項4または5に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 前記動作特性が前記流入流速である請求項4、5または6に
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記動作特性が前記排出流速である請求項4、5、6または
    7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記検出する手段が、前記排出媒中における液体の存在を検
    出する手段を含む請求項4から8までのいずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記ポンプ手段が、前記プローブのチップに隣接した流出
    路における圧力を、使用中のチップおよび/または導管を取り囲む前記圧力より
    低い圧力まで減じるように動作可能である前記請求項のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ポンプ手段が、前記プローブのチップに隣接した流出
    路における圧力を、大気圧より低いかその付近である圧力まで減じるように動作
    可能である前記請求項のいずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ポンプ手段が、電気的に制御可能である前記請求項の
    いずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 更に、そこに冷凍剤を供給するための前記流入路と結合し
    た冷凍剤供給器具を含む前記請求項のいずれかに記載の装置。
  14. 【請求項14】 冷凍剤の供給を停止するように動作可能で、その後刻で前
    記手段の作動を止めるための制御手段を含む請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記流入路が、少なくとも導管の一部にわたり流出路の中
    に配置されている前記請求項のいずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記カテーテルが操縦可能である前記請求項のいずれかに
    記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記プローブが、ジュール・トムソン(Joule Thompson)冷却プローブである前記請求項のいずれかに記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記ポンプ手段が、排出冷凍剤が前記プローブの普通の作
    動条件下で供給される流速より大きな流速で取り除く能力を有している前記請求
    項のいずれかに記載の装置。
  19. 【請求項19】 冷却プローブの操作方法であって:前記方法は; 冷凍剤をカテーテル・プローブの流入路に供給して前記カテーテル・プローブ
    のチップ領域を冷却する操作;および 前記プローブの排出路を、前記排出路を通じて前記排出冷凍剤を引き出し、前
    記プローブの普通の作動条件下で、前記排出路の前記チップ領域に隣接した点で
    、前記プローブのチップ周辺の外部圧力より有意に大きくない圧力で圧力を発生
    させるようにポンピングする操作、; を含む方法。
  20. 【請求項20】 前記ポンピングする操作が、プローブのチップに隣接した
    前記流出路における圧力を、使用中の前記チップおよび/または流出導管を取り
    囲む前記圧力まで減じるものである請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記供給とポンピングの操作を、第一の時間間隔について
    同時に行うことを含む請求項19または20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記ポンピング操作を、冷凍剤を供給せずに引き続く第二
    の時間間隔について行うことを含む請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 更に、漏れの発生を検出するため、装置の一以上の特性を
    監視する操作を含む請求項19、20、21または22に記載の方法。
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