JP2002513350A - 液体推進剤によりエアバッグを膨張させる装置 - Google Patents

液体推進剤によりエアバッグを膨張させる装置

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Abstract

(57)【要約】 エアバッグ膨張装置(20)はハウジング(22)内に摺動自在に設けた1対のテレスコープ式のピストン(28,52)を含む。火工術起爆装置(38)によって燃焼室(50)を加圧して1つのピストンに力を作用させて作動油室(58)を加圧し、作動油室の加圧が次にもう一方のピストンに作用して液体推進剤リザーバ(54)を加圧する。液体推進剤は次に、エアバッグ膨張ガスを生成する燃焼を生じさせるためにリザーバから燃焼室内に再生的に圧送される。作動油減衰室(62)を用いてピストンに制御可能な減衰力を与えて、エアバッグ膨張ガス発生速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 液体推進剤によりエアバッグを膨張させる装置 技術分野 本発明は安全装置に関し、特に、自動車の事故の際に搭乗者が大けがを負うこ とを防止するために膨張させることができるエアバッグを利用した消極安全装備 (パッシブ拘束装置)に関する。 背景技術 従来のシートベルトのように車両搭乗者が意識的な処置をとる必要がある「ア クティブ(積極的)な」安全装置と対照的に搭乗者が何も処置する必要がない「 パッシブ(消極的)な」安全装置は、行政機関、保険業界及び消費者の圧力によ り、今では一般に標準装備品として自動車に搭載されている。最も効率的なパッ シブ安全装置は、大きな衝撃に応答して自動的にエアバッグを急激に(ミリセカ ンド単位で)膨張させることが経験及びテストにより明らかになっている。膨ら んだエアバッグは、事故の衝撃により搭乗者が重大なけがを負うことがないよう に十分な時間搭乗者にクッションを与える。 典型的なエアバッグ膨張装置は、発熱反応によって急速に多量のバッグ膨張ガ スを生み出すために燃焼する着火可能な推進剤を使う。これまで、推進剤は固体 、あるいは粒子状であり、アルカリ金属アジ化物、酸化第二銅、ホウ素硝酸塩な どのような、低エネルギー化合物で構成されていた。固体推進剤は圧力下でしま っておく必要がなく、変化する周囲条件の下で長期間にわたって安定性があり、 そして消極安全装置で包装するのに都合が良い。 膨張ガスを発生させる固体又は粒子状の推進剤を用いる代わりに、同目的の液 体推進剤の使用が試みられている。エアバッグ膨張装置で液体推進剤を使う実行 可能なアプローチがGiovanettiに付与された米国特許第5,060,973号、Ma ndzy他に付与された米国特許第5,487,561号及び5,639,117号、並 びに、Messina他により1996年7月1日に出願された米国特許出願第08/ 674,063号に開示されている。エアバッグ膨張装置で液体推進剤を使用 することによって与えられる多数の利点はこれらの特許書類に記載されており、 これらの開示は参照のためにここに組み入れられる。 車両のドライバーと乗客を守るために、現在エアバッグは、正面衝突からの保 護のためにダッシュボード内に、側面衝突からの保護のためにドア内に設置され ている。バッグの大きさと膨張係数は特定の装置設置場所に依存し、それぞれの 取付装置は自動車の車両タイプと型に従って変化する。従って、バッグを膨張さ せる装置は、特定の装置設置場所に適切なユニークな膨張係数を与えることを満 足させるだけではなく、装置の設置場所に特有な利用可能なスペースに納まるサ イズに設計されなければならない。膨張係数に関して、最近の研究により、特に 急激なバッグの膨張は、激しい衝撃の場合に車両搭乗者を守るのではなく、むし ろ、けがをさせ、場合によっては死に至らしめるかもしれないことが判った。こ れは特に搭乗者が子供たちの場合である。 発明の要約 本発明の1つの目的は、液体推進剤の燃焼を制御して自動車内の装置設置場所 に適するように計画されたバッグ膨張速度を達成して、それにより搭乗者を事故 とバッグの膨張の両方の影響から守ることができる液体推進剤を用いる改良エア バッグ膨張装置を供給することである。 本発明に従いこの目的を成し遂げるために、エアバッグ膨張装置であって、エ アバッグに連通する通気孔を有するハウジングと、ハウジング内に軸方向に摺動 自在に設けた第1及び第2テレスコープ式(入れ子)ピストンと、ハウジング内 に設けた燃焼室と液体推進剤リザーバと、液体推進剤がリザーバから燃焼室の中 に流れ出ることができる噴射オリフィスと、第1及び第2ピストンに曝された作 動油を含むハウジング内の連結室とを含んでなるエアバック膨張装置を提供する 。 エアバッグ膨張装置は燃焼室の圧力を高める火工術起爆装置をさらにハウジン グ内に有する。燃焼室の圧力は第1ピストンを第1軸方向に移動して連結室作動 油に圧力をかける力を生じさせる。圧力のかかった連結室作動油は第2ピストン を前記第1軸方向と反対方向の第2軸方向に移動してリザーバ内の液体推進剤に 圧力をかける力を生じさせる。液体推進剤の圧力は、液体推進剤を噴射オリフィ スを介して燃焼室に再生的に圧送してエアバッグの膨張ガスを生成するための燃 焼を可能にするように燃焼室圧力を超える。 本発明の更に別の特徴、利点及び目的は次に続く発明の詳細な説明で明らかに される。前記特徴等の一部は詳細な説明から明白であるし、一部は発明を実行す ることにより理解できるであろう。本発明の目的と利点は、添付の図面はもちろ ん、以下の詳細な説明と請求の範囲に特に記載された装置によって理解されかつ 得られるであろう。 前述の一般的な説明と次の詳細な説明は例示的、また、説明的なものであって 、請求の範囲の発明をさらに詳しく説明するように意図するものであることが理 解されるであろう。 添付図面は発明をさらに理解するためのものであり、明細書の一部をなし、発 明の望ましい実施態様を示し、明細書と共に発明の原理を説明するのに役立つ。 図面の簡単な説明 本明細書に含まれその一部を形成する添付図面は発明の実施形態を示し、以下 の発明の詳細な説明と共に発明の目的、利点及び原理を説明するのに役立つ。 図1は、本発明の実施形態のエアバッグ膨張装置の断面図。 図2A−2Dは、リザーバから燃焼室に流れる液体推進剤の流れに対して噴射オ リフィスを解放する種々の構造を示す部分断面図。 図3は、図1のエアバッグ膨張装置内のテレスコープ式ピストンのストローク エンド位置を示す一部破断断面図。 図4は、図1のエアバッグ膨張装置の性能を高めるために付加することができ る特徴を示す断面図。 図5Aは、発明の第2実施形態に従うエアバッグ膨張装置の一部を省略して示 す断図図。 図5Bは、図5Aのエアバッグ膨張装置内の2つのテレスコープ式ピストンの1 つを示す側面図。 図6は、発明の第3実施形態に従うエアバッグ膨張装置の一部を省略して示す 断面図。 いくつかの図面において同様の参考番号は同様な部分を示す。 発明の詳細な説明 図1に示す本発明の実施形態において、エアバッグ膨張装置20は、大径の空 洞24と小径空洞26をなすように形成した円筒ハウジング22を含む。ピスト ン28は、ハウジング小径空洞26内に摺動自在に受けられる円筒状のスカート 30と、ハウジング大径空洞24内に摺動自在に受けられる環状ピストンヘッド 32を含む。ピストンヘッド32は機械加工されて、円形のオリフィスプレート 34が座るための内部環状レッジ33を与えている。環状ピストンヘッド32の 周面溝内に配設されたOリング36と、スカート30は両方の空洞24,26に 対して摺動自在な流体シールを与える。 ハウジング22の左端は、起爆アッセンブリ38に着座するように内側に折り 曲げられている。起爆アッセンブリ38は、火工術起爆装置42を担持する基部 40と、オリフィスプレート34に近接して位置する閉鎖端の方へ軸方向に延伸 する管44を含む。基部40は、溶接物(図示省略)のような適当な手段によっ てハウジング22の左端で流体シールされ、そして基部40は、また、ハウジン グ大径空洞24の内径に合う右側円筒部(バッフル部)46aを備えるカップ状 の外側バッフル46を担持する役割を果たす。カップ状の内側バッフル48は、 中を起爆薬管44が延伸する中央開口48aと、外側バッフル46がその大径セ クション46aと基部40の方へ延伸する小径セクション46cとの間のバッフ ル46の遷移部分に形成されたレッジ46bに座る外側にカールした鍔とを有す る。 ピストンヘッド32、オリフィスプレート34、バッフル部46a及び起爆薬 管44の終端部は燃焼室50を形成する。ピストンスカート30の開放した右端 内にテレスコープ式(入れ子式)に第2ピストン52が受け入れられており、第 2ピストン52はオリフィスプレート34と共に、液体推進剤55を擁するリザ ーバ54の軸方向の境界を与える。適当な液体推進化合物は先に引用した出願又 は特許に開示されている。図1に示すように、ピストンスカート30の内部円筒 壁とオリフィスプレート34の右側の面は、これらの部材がリサーバ54内の液 体推進剤55に長期間曝されて劣化することから保護するためにPVD、HDPE、あ るいはPTEEのような適当な材料のカップ状のライナー56によって覆われてい る。ピストン52の周囲に設けた環状溝にOリング36が填っており、ライナー 56と共に、摺動自在な流体シールを構成している。ピストン52とハウジング 22の閉じた右端22aの間に形成された連結室58は作動油59を含んでいる ピストンスカート30と、ハウジング22の大径空洞24の間に形成した環状減 衰室62もまた作動油60で満たされている。この減衰室62は、破壊可能なパ ッチ64によって常時シールされたハウジングポート63を介して出口を与えら れる。 エアバッグの膨張は、車両の衝突による大きな衝撃に応答して作動する。例え ば、慣性スイッチ(図示省略)を閉じることによる電気的起爆装置42によって 開始される。起爆装置42は、着火されると起爆薬管44内の固体推進剤を燃焼 させる。その結果生じた燃焼排気ガスは管の孔44aから燃焼室50へ流れる。 その結果、燃焼室が圧縮されてピストン28に作用する右向きの力が生じ、ピス トンは連結室58内の非圧縮作動油59の圧力による抵抗を受ける。連結室58 の圧力はピストン52に対して左向きの力を与えてリザーバ54内の液体推進剤 55を加圧する。 部分断面図である図2Aから最も良くわかるように、円形オリフィスプレート 34の中央部分はウェル34aを与えるために左側に変形されている。さらに、 円周方向に離間した複数の噴射オリフィス34bが、オリフィスプレートのウェ ル34aとその周囲の半径方向延伸部34cとの間の環状境界部に穿設されてい る。オリフィスプレート34の右側の面に対して押しつけられたライナー56の 半径方向に延伸する壁56aには、部分的にウェル34a内に突き出たポスト(柱) 56bが形成されている。ポスト56bの反対側のライナー壁56aに円錐形の切 欠き56cを設けて薄肉で、圧力により壊れやすい環状のつなぎ部分56dをポ スト56bとライナーの半径方向延伸壁部56aの間に形成している。図2Bに 示すように、起爆薬管44内の固体推進剤を燃焼させることによって燃焼室50 を加圧する結果、液体推進剤リザーバ54が十分に加圧されると、ライナーのつ なぎ部分56dは破断してポスト56bは完全にウェル34a内に追いやられるの で、噴射オリフィス34bの流路を塞ぐ物がなくなり、リザーバ54から液体推 進剤55の燃焼室50内への噴射がなされる。そこで、液体推進剤は、固体推進 剤を 燃焼させた燃焼ガスによって着火されてエアバッグ膨張ガスを発生させる。 図1に戻り、内側バッフル48の環状角部に円周方向に離間した複数の切欠き 開口を設けて排出ポート48cを形成している。これらの切欠き開口は壊れやす いシール66によって常時塞がれている。排出ポート48cをテープで塞いだこ れらのシール66は、燃焼室の圧力が所定のしきい値を超えるときに破断するよ うに、あるいは燃焼室50内での最初の燃焼の間に燃え尽きるように設計されて いる。いずれの場合にも、燃焼ガスは次に燃焼室を出て、バッフル46,48と 起爆薬管44の間の環状の室68内に入る。燃焼ガスはバッフル46内のスロッ ト46dを介してそこから出て、バッフル部46cとハウジング大径空洞24と の間の環状室70内に入る。燃焼ガスは室68,70内で攪拌及び冷却された後 、ハウジングポート22bを通って排出され、エアバッグ21に導びかれた多岐 管(図示省略)の中へ入る。 図2Cは、図2Aのライナーポスト56bの形成についての変形例を示すもので あり、ポストに環状溝を設け、そこにOリング72を受けてウェル34aの内壁 に対して流体シールを形成している。このシールは、つなぎ部分56dが破断す る前に、燃焼室50の燃焼ガスがオリフィス34bを通してウェル34aの中に流 入することを阻止する。もしも燃焼ガスがウェル34a内に入るならば、ポスト 56bに背圧が生じ、燃焼室50の中に液体を推進噴射させるためにつなぎ部分 56dを破断させるのに必要な液体推進リザーバの圧力しきい値を上げることに なる。経済的な製造及び破断圧力のしきい値の信頼性の立場から、ウェル34a の中に燃焼ガスが侵入することを防ぐためにOリング72を使用することの方が 噴射オリフィス34bに破断容易なパッチシールを被せることよりも好まれる。 また図2Cからわかるように、ポスト56bがウェル34a内に追いやられるとき に(図2B)、ポストの背後にたまる圧縮空気をシール72のそばで逃がすように ウェル34aの内壁を番号74で示すように切り込むこととしてもよい。 図2Dに更に別の代替例を示すように、ウェル34aの円筒側壁に噴射オリフィ ス34bを斜めに穿孔して設け、かつ、ポスト56bをウェル34aの内径にピッ タリと嵌合する大きさに設け、つなぎ部分56dが破断する前に噴射オリフィス を閉鎖することとしてもよい。ウェル34aの中に燃焼ガスが侵入しないように するために、ポスト56bをOリング72に填め込むこととしてもよい。ここで も、ウェル内壁に切り込み74を設け、つなぎ部分56dが破断してオリフィス 34bの閉鎖を解くためにポスト56bがウェル内に押しやられる際にたまったエ アを逃がすようにすることができる。追加された特徴として、ポストを十分な量 ウェル内に押し込んでオリフィス34bの閉鎖を解くように働くポスト56bを スプリング76により背後から支持することとしてもよい。しかしながら、液体 推進剤リザーバ54の中の圧力が所定のしきい値以下に下がるとき、スプリング 76は、ポスト56bがオリフィス34bを閉鎖するようにポストを元の位置に 戻し、チェックバルブとして機能し、燃焼ガスが燃焼室50からオリフィス34 bを通って液体推進剤リザーバ54内に逆流することを防止する。 図1に戻り、上記の通り、起爆アッセンブリ38は管44内の固体推進剤に着 火することによりエアバッグの膨張処理を開始し、燃焼ガスを発生させて燃焼室 50の圧力を高める。この燃焼室の圧力は、ピストン28の露出した領域(番号 30で示す直径を有する)に作用し、ピストン28を右方に動かそうとする力を 発生させる。これに対抗して、室58内の作動油59が加圧され、その結果とし て生じる作動油の圧力が番号82で表される直径を持つ露出した領域に作用する 。直径82で表されるその領域(ピストン28と52の右面)が直径80で表さ れる領域よりも小さいことから、作動油室(連結室)58の流体圧力は常に燃焼 室50の流体圧力を超え、これらの室の圧力比は直径80,82の平方比となる 。室58に対面するピストン52の面と液体推進剤リザーバ54の面に対面する ピストン52の面は同じ面積であるため、ピストン52に作用する摩擦を無視す れば、これらの2つの室の流体圧はまた等しい。従って、リザーバ54内の流体 圧もまた燃焼室50内の流体圧を超え、それらの圧力比は同じく直径80,82 の平方の比となり、それによってエアバッグ膨張サイクルの全体を通した燃焼の ために、オリフィス34bを通して燃焼室50に液体推進剤55を噴射するため に、効率的な一貫した再生的な圧送圧力を提供している。この再生的な圧送圧力 はピストン28の右側への変位を超えるピストン52の左側への変位を生じさせ る。 リザーバ54と室58内の流体圧がエアバッグ膨張サイクルを通して実質的に 等しいため、ピストン52上のOリング36を前後して小さい圧力降下があるだ けである。このことにより、リザーバ54内の液体推進剤55と室58内の作動 油59とを完全に絶縁することができる。 図3は、膨張サイクルの終わりにおけるピストン28と52の位置を示す。ピ ストン52の中央ポスト52aがオリフィスプレート34のウェル34a内に入り 、実質的にすべての液体推進剤55をリザーバ54から圧送し終えたことに留意 されたい。 図4に示すように、室58とリザーバ54内の流体の熱膨張及び収縮を吸収す るために、圧縮ばね90を燃焼室50に設けてピストン28に右側方向の対抗力 を与えることができる。さらに、ピストン52の右面内の横方向に延伸する凹溝 92aに湾曲板ばね92を嵌合させることとしてもよい。この板ばねの端部は、 初期状態のとき、ピストン28のスカート30に設けた切欠き92bで受けるこ とができる。板ばね92は、リザーバ54と連結室58内の流体の熱膨張及び収 縮の際にピストン28に対するピストン52の変位をコントロールするのに役立 つ。さらに、板ばね92を温度上昇に伴い曲率が小さくなるバイメタル板とする ことによって、リザーバ54の中の液体推進剤55の圧力変動を最小にすること ができる。圧縮ばね90は、また、液体推進剤55の衝撃荷重に対してクッショ ンを与えるために有効である。 点火の際の連結室58内の作動油59の変位を減少させ、かつ燃焼室50内で の液体推進剤の燃焼を確実にするために、ピストン52は、また、図4に示すよ うに、作動油リザーバ58内に延伸する突出部94を備えることができる。起爆 アッセンブリ38による点火の前に、ばね90はピストン28を右方へ室58内 に押しやり、突出部94の端部がハウジング22の右側端部壁を打つ。板ばね9 2によって、ピストン52がピストン28と共に右方に動く。次に、燃焼室50 が起爆アッセンブリの作用によって加圧されると、ピストン28を右方へ、室5 8内に移動させ、ピストン52を左方へリザーバ54内に移動させて液体推進剤 剤を燃焼室の中に噴射する。 図1に戻り、ピストン28の右方への変位速度はピストン52の左方への変位 速度を決定し、これにより、液体推進剤55を燃焼室50の中に噴射する速度を 決定することが理解される。液体推進剤噴射速度は次に液体推進剤燃焼速度を決 定し、この燃焼速度は、エアバッグ膨張速度を決定する。このように、ピストン 28の右方への変位速度はエアバッグの膨張速度を決定する。ピストン28の右 方への移動により減衰室62の容積が減少してその中の作動油60が加圧され、 ピストンの右方への変位に対抗する力が生じることが理解される。従って、作動 油60がハウジングポート63を通して減衰室62から排出される速度は、ピス トン28の右方への変位速度をコントロールすることができ、そして上述したと おり、これによりエアバッグの膨張速度をコントロールする。図1に示す膨張装 置の実施形態において、作動油60を減衰室62から排出する速度は、主として ハウジングポート63の固定サイズによって決定される。 図5Aと5Bに示す実施形態の膨張装置は、ピストン28の右方への移動ストロ ークの間に減衰室62から作動油60を排出する速度を変えることができるよう に設けられている。この目的のために、ハウジングポート63はハウジング小径 空洞26を形成しているハウジング部分の方へ位置替えされており、これにより 、エアバッグ膨張サイクルが開始される前にハウジングポート63がピストン2 8のスカート30によって閉鎖されるようになっている。ハウジングポート63 と一致するハウジング小径空洞の軸方向の所定位置において切り込み環状溝10 0が形成されている。円周方向に離間した複数の外面溝102を機械加工により ピストンスカート30に形成している。これらの溝102は、ハウジング溝10 0のすぐ左側に位置する先端102aから後方へ環状ピストンヘッド32まで延 伸している。従って、燃焼室50の起爆による加圧によって生じるピストン28 の初期の右方への移動に伴い、スカート溝102の先端102aが溝100に開 口してハウジングポート63の通路を明ける。このピストン28の初期右方移動 を受け入れるために、室58を作動油59で完全に満たさず、それによってピス トン28によって圧縮されるエアポケットを残す。図示の通り、スカートの溝1 02の幅と奥行きを溝の長さ方向の位置に関して変化させて、事実上、排出ポー トの開口面積を変化させ、それによりハウジングポート63を介して排出される 作動油の排出速度をピストン28の変位の関数として変化させることができる。 そのように、ピストン28の変位速度をその右方への変位ストロークの間に変化 させて、所望のエアバッグ膨張速度変化を成し遂げることができる。例えば、初 期に急速なエアバッグ膨張速度を達成し、その後のピストン28の中間ストロー クの間は減速した膨張速度とし、その後のピストンストロークの最後まではより 速い膨張速度とするようにスカートの溝102の幅と奥行きをその長さに沿って 変化させて形成することができる。 ブラウン(Brown)他による米国特許出願番号(代理人整理番号(5706.003 6))、発明の名称「Inflator Capable of Modulating Airbag Inflation Rate in a VVehicle Occupant Restraint Apparatus(車両搭乗者安全装置におけるエア バッグの膨張速度を変えることができる膨張装置)」であって、本願と同時に提出 された米国出願(この出願は参照のためにここに記載する)に開示される方法に おいて、膨張装置20は、図6に示すように、「スマート」膨張装置として機能 するように装備させている。この目的のために、環状減衰室62は磁性流動作動 油110で満たされる。ハウジング22の小径空洞26部分にカップ形状の副ハ ウジング112を被せて環状室114を形成している。この環状室114は、周 面に離間して配列された複数のポート116を介して室62に連通する。環状の コア119を有する電磁石118を室114内に設けている。この電磁石はハウ ジング22から僅かに離間してハウジングとの間に環状のギャップを120を形 成するようにハウジング22に取り付けられている。閉鎖されたセルフォーム( 泡)のスリーブ122がコア118の右側の室114を占領している。室62か らギャップ120のそばのポート116へと流れる磁性流動作動油110の向き を操る環状スコップ124を室114に設けている。その向こうで、磁性流動作 動油はスリーブ112内に吸収され、蓄圧器の役目をなす。 電磁石118の巻線126は、ギャップ120内に磁界を生成する制御された 電流エネルギを得るためにセンサー対128から接続されている。引用されたブ ラウン(Brown)他の出願に開示されるように、ギャップ120を流れる磁性流動 作動油110の粘性は電磁石118によって生成する磁界の強さによって制御さ れる。ブラウン(Brown)他の出願にすべて記述されるように、リアルタイムベー スで磁界の強さを制御することによって、センサ対128を構成するセンサによ って検出される特定の車両衝突パラメータ及び搭乗者パラメータに対してエアバ ッグの膨張を調整することができることが理解される。 発明の原理あるいは範囲から逸脱することなく本発明のエアバッグ膨張装置に 種々の変形及び変更をなしうることは当業者によって明白である。従って、本発 明は、添付の請求の範囲内にある変形及び変更、並びに、その同等物を含むこと を意図する。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ハウジングと、 テレスコープ式に軸方向に摺動自在に前記ハウジング内に設けた第1及び第 2ピストンと、 前記ハウジング内に設けた燃焼室と、 前記ハウジング内に設けられ液体推進剤を収容するリザーバと、 前記液体推進剤を前記リザーバから前記燃焼室へ流すための噴射オリフィス と、 前記第1及び第2ピストンに曝された作動油を収容するため前記ハウジング 内に設けた連結室と、 前記燃焼室を加圧するために前記ハウジング内に設けた火工術起爆装置であ って、前記燃焼室の圧力は前記第1ピストンを第1軸方向に移動させて前記連 結室の作動油を加圧する力を生じさせ、前記加圧された連結室作動油は前記第 2ピストンを前記第1軸方向と反対方向の第2軸方向に移動させて前記リザー バ内の液体推進剤を加圧し、前記液体推進剤の圧力は前記燃焼室の圧力を超え 、前記液体推進剤を燃焼させてエアバッグ膨張ガスを生成するために前記噴射 オリフィスを介して前記燃焼室に再生的に前記液体推進剤を圧送することがで きる起爆装置とを、 含んでなるエアバッグ膨張装置。 2. 請求項1の装置であって、前記第1ピストンに曝された作動油を収容する 減衰室を更に含んでなり、前記第1ピストンの前記第1軸方向の移動により前 記減衰室作動油を加圧して、前記第1ピストンの前記第1軸方向の移動速度を 遅らせる減衰力を与える装置。 3. 請求項2の装置であって、前記減衰室作動油は磁性流動作動油であり、前 記第1ピストンの前記第1軸方向の移動により前記減衰室が加圧されて前記磁 性流動作動油が前記減衰室から流れてギャップを通り、装置は前記ギャップ内 に磁界を発生させる電磁石を更に含んでなり、前記磁界を変化させることによ り前記磁性流動作動油の粘性を変化させて該粘性変化に相当する前記減衰 力の変化を生じさせる装置。 4. 請求項3の装置であって、前記第2ピストンはテレスコープ式に前記第1 ピストン内に受けられる装置。 5. 請求項4の装置であって、前記液体推進剤リザーバを前記第1ピストンと 、前記第2ピストンの正面の間に形成した装置。 6. 請求項5の装置であって、前記連結室を前記第1及び第2ピストンの後面 とハウジングの後部との間に形成した装置。 7. 請求項6の装置であって、前記噴射オリフィスを前記第1ピストンの正面 に設けた装置。 8. 請求項7の装置であって、前記ハウジングはその前部に第1空洞を、後部 に第2空洞を有し、前記第1空洞の直径は前記第2空洞の直径よりも大きく、 前記第1ピストンは前記第1空洞に摺動自在に受けられたヘッドを有し、かつ 、正面を有し、かつ、後面を備えて前記第2空洞に摺動自在に受けられる自由 端を有しかつ前記正面に結合された円筒状のスカートを有し、前記第2ピスト ンは前記円筒状スカート内に摺動自在に受けられた装置。 9. 請求項8の装置であって、前記起爆装置を前記ハウジングの前方端に設け 、前記燃焼室内に延伸する孔空き端部を備えて固体推進剤を収容する管を前記 起爆装置に設けた装置。 10. 請求項9の装置であって、前記ハウジングの前方部分に複数のバッフルを 設け、前記バッフルの少なくとも1つは前記第1ピストンの正面に直面して前 記燃焼室の境界を形成し、前記1つのバッフルは、前記燃焼室の圧力が圧力し きい値を超えるときに開口してエアバッグ膨張ガスを逃がすために圧力下で壊 れやすいポートを含んでなり、その逃げたエアバッグ膨張ガスは、ハウジング の排出ポートに導かれた他方のバッフルの開口を流れる装置。 11. 請求項8の装置であって、前記第1ピストンに前記第1方向の力を作用さ せるように設けた圧縮ばねを更に含んでなる装置。 12. 請求項8の装置であって、前記第2ピストン背面に設けた凹状の溝表面に 配設した湾曲板バネを更に含んでなり、前記板バネの対向端部は前記第1ピス トンスカートに設けた切欠きに係合する装置。 13. 請求項8の装置であって、前記第2ピストン背面に設けられ前記連結室内 に突出して前記ハウジング後方部分の端部壁に接する突出部をさらに含んでな 装置。 14. 請求項8の装置であって、前記第1ピストンスカートの内面を覆う円筒壁 と、前記第1ピストン正面を覆う半径方向に延伸する壁であって、前記第1ピ ストン正面内の前記噴射オリフィスを常時閉鎖する圧力破壊可能な部分を含む 壁とを含むカプセル化したライナーをさらに含んでなる装置。 15. 請求項14の装置であって、前記第1ピストンの正面は、前記燃焼室内に 突出した中央ウェルを囲み複数の噴射オリフィスを備えた半径方向に延伸する 壁部分を有するオリフィスプレートを有し、前記ライナーの半径方向に延伸す る壁は、前記オリフィスプレートの半径方向に延伸する壁部分に重なる半径方 向に延伸する壁部分と、前記圧力破壊可能な部分によって前記ライナーの半径 方向に延伸する壁部分に結合され前記ウェル内に部分的に突出するポストを含 んでなり、前記リザーバ内の前記液体推進剤の圧力によって前記圧力破壊可能 な部分が破壊された際に、前記ポストは自由に前記ウェル内に更に奥に入って 前記噴射オリフィスを曝して該噴射オリフィスを介して前記液体推進剤を前記 燃焼室内に噴射する装置。 16. 請求項15の装置であって、前記ポストにOリングを設けて前記ウェルの 内面の入口部に流体シールを与えた装置。 17. 請求項16の装置であって、前記ウェル内面の底部を切り欠いて捕捉され た空気を前記Oリングのそばで逃がす装置。 18. 請求項17の装置であって、前記噴射オリフィスは前記ウェルの側壁に穿 孔され、前記噴射オリフィスの端部は前記ウェル内面の前記入口部の端部に開 放し、前記ポストは前記圧力破壊可能な部分が破壊される前は前記噴射オリフ ィスの開放端を塞ぐ大きさに設けられ、前記リザーバ内の液体推進剤の圧力が 低レベルになったときに前記噴射オリフィスを閉鎖するように前記自由なポス トを前記ウェル内面の前記入口部に押し戻すバネを更に前記ウェル内に設けた 装置。 19. 請求項8の装置であって、前記減衰室は前記第1ハウジング空洞と前記第 1ピストンスカートの間に形成した環状室である装置。 20. 請求項19の装置であって、少なくとも1つのポートを介して前記減衰室 と連通する蓄圧室であって、前記電磁石を内部に含む蓄圧室をさらに含んでな る装置。 21. 請求項20の装置であって、前記蓄圧室に設けた吸収性材料を更に含んで なる装置。 22. 請求項20の装置であって、前記ハウジング後部を囲む環状室として前記 蓄圧室を形成するように前記ハウジングに固設したジャケットを更に含んでな る装置。 23. 請求項22の装置であって、前記電磁石は、前記ハウジング後部を囲みか つ前記ハウジング後部と前記ジャケットのうちの1つに対して環状ギャップを 形成する環状コアを含み、前記磁性流動性液体が前記ハウジングに設けた前記 少なくとも1つのポートから前記ギャップへ流れるように設けた装置。 24.請求項2の装置であって、前記ハウジングは前部に第1空洞を、後部に第2 空洞を有し、前記第1空洞は前記第2空洞よりも径が大きく、前記第1ピスト ンは前記第1空洞に摺動自在に受けられるヘッドと、前記ヘッドに結合され前 記第2空洞に摺動自在に受けられる円筒スカートとを有し、前記減衰室は前記 円筒スカートの周面と前記第1ハウジング空洞との間に形成され、装置は、前 記第2空洞に曝された開放端を備えて前記ハウジング後部に設けられたポート であって、前記ポート開放端は常時前記スカート周面の終端部により閉鎖され たポートと、前記スカート周面に形成した溝であって、該溝の幅及び奥行き少 なくとも1つが変化し、前記スカート周面の終端部によって閉鎖される前記ポ ートから前記第2軸方向に前記第1ピストンヘッドまで延伸する溝とを備え、 前記第1ピストンが前記第1方向に移動する際に前記ポート開放端が前記溝に より開放され、前記減衰室から流れる作動油の流量を前記第1ピストンの変位 の関数として変化するように設けて前記減衰力を該変化する流量に対応するよ うにした装置。 25. 請求項24の装置であって、円周方向に離間した複数の細長い溝を前記ス カート周面に形成し、前記ポート開放端を曝すための環状溝を前記ハウジング 第2空洞に形成し、前記スカート周面の終端部は通常前記環状溝を塞いでいる 装置。
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