JP2002512141A - 多層証券積層用のフィルム - Google Patents
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- B32B2307/734—Dimensional stability
Abstract
Description
ような紙状製品の製造において使用するための多層フィルムに関し、そしてそれ
らの製造方法に関する。より詳細に述べると、本発明は、銀行券及び証券の製造
において典型的に使用される高品質紙の特徴を有する多層フィルムに関する。
って使用されてきた。よく知られているように、ラグペーパーは、永久折り目性
(dead foldability)、引裂抵抗、印刷適性、エンボス加工性、及び非離層性を
含む、そのような用途に非常に望ましい幾つかの特性を有している。
り目は、支持体が折り目が付けられ又は折りたたまれることができ、そして開く
ことなくその折り目を保持できる能力である。引裂抵抗は、開始した(切れ目を
入れた後の)及び開始していない(切れ目を入れていないときの)引裂け及び破
壊の両方に対して支持体が抵抗する能力である。印刷適性は、支持体が石版印刷
プロセス中に使用されたインクを吸収し結合する能力である。エンボス加工性は
、凹版印刷(intaglio printing)プロセスの圧力下に支持体が変形して得られ
る銀行券又は証券上に像を高く浮き上がらせ、凹版インクをその高くなった変形
された領域に残し、その結果、銀行券又は証券に高度の触知性又は触感をもたら
すことができる能力である。非離層性は、積層後に層全体が分離できないという
ことである。理解されるように、これらの特性は一緒になって銀行券及び類似物
にそれらのよく知られた触感及び機能を与える。
券の偽造が著しく増加した。主要な紙幣製造業者によって、すかし、金属化細線
(metallized threads)及び、光互変異性又は光可逆変色(photochromics)、
ホログラフィー、及び回折格子のような、光学的に可変な仕組み(optical vari
able devices)(OVD)によるそれらの支持体をより安全にするための活発な
計画が進行中であるが、現在のところ、これらの努力は、偽造者の妨害をそれほ
ど約束しているようには見えない。
成するように支持体を分離することができないことを保証することである。銀行
券の分割は、低開発国における偽造者の主要な方法である。多層証券であるTyve
k(登録商標)は現場での使用においては失敗したが、それはこの分野において
簡単な道具を使用してこの不織証書を分割することができたからである。
、大きな安全上の特徴を提供する。この窓は、スキャナー又はカラーコピー機が
この銀行券をコピーできないことを保証する。さらに、安全のための仕組み及び
印刷を保護するための銀行券の反転印刷(reverse printing)を含む、その他の
安全上の特徴を銀行券の内部又は上に組み入れることができる。
アプローチを開示しており、そして偽造に関して従来的銀行券に持ち上がる深刻
な問題を記載している。そこに開示されている銀行券は、織られているか又は織
られていない熱可塑性プラスチック繊維のウェブに密接に結合された不透明の熱
可塑性シートの支持体を含み、この支持体は所望のように印刷されそして1つ以
上の光学的に可変の安全のための仕組みをその上に結合させている。繊維のウェ
ブは、銀行券に耐久性、しわ抵抗、及び引裂強さを付与するために使用された。
モアレパターンのような安全のための仕組み(これはその光学的に可変の特性を
光の透過に依存していた)が使用された場合、支持体に穴をあけ、前記仕組みを
挿入し、そして透明プラスチックシート材料のさらなる層でそれを所定の位置に
結合させる必要があった。
ンプルは、従来的銀行券の耐久性と安全性に関して最も満足のいくように性能を
示したと言われているが、それらは構造がかなり複雑であり、製造コストが比較
的高いことが判明した。さらに、光透過型の安全のための仕組みが支持体中にお
いて層と層の間に積層された場合、弱くて応力の高い領域が形成され、これが耐
久性と安全性の両方を低減させた。
び第4,281,208号を含み、これらは、太陽電池又は非晶質珪素材料のよ
うな光起電要素によって駆動される液晶装置の使用に関する。
の他の有価書類に関し、当該装置は人工光又は環境光に応答してコード化された
ディスプレーを形成する。この装置は、偽造防止抑止力として機能することがで
き、そしてそのような装置を含む書類の価値を使用者が容易に証明できるように
するための手段としても機能することができる。
券(security token)を開示しており、その券は、不透明で熱活性化される接着
剤材料の複数の層でコーティングされた、透明で二軸延伸されたポリマーのフィ
ルムから製造されたシート状支持体を含んだ。不透明な層は、ポリマーフィルム
中に組み入れられた安全のための仕組み、例えば、回折格子、の検出のための透
明の領域を残すように塗布される。支持体は、印刷されたか又はその他の識別用
のしるしを有することができ、透明性プラスチック材料の緊密に結合された層に
よって保護されていた。
ポリプロピレン(OPP)の使用に基づいていた。幾つかの記念となる銀行券の
印刷の後、銀行券支持体についての要件の多くを満たしていたが、これらのプラ
スチック銀行券は3つの主要な領域において落第することが判明した。第1に、
OPP支持体は、永久折れ目を作らず、フィルムが平らか又は湾曲した形態を保
持し、キャッシュレジスター及び自動取り扱い装置を動かなくするという問題を
生じた。第2に、OPP支持体は、流通のプロセスにおいて、開始した引裂抵抗
が劣っており、このことは紙幣の端において非常に頻繁に切れ目を生じさせ、そ
の結果破滅的な引裂けをもたらした。最後に、OPPは、凹版印刷プロセス中に
十分に模様を隆起させず、上塗りされるという事実のために、OPP製品は、紙
幣の触知性を示さなかった。
領域において使用されてきた。縦方向(MD)及び横断方向(TD)の両方にお
いて6.5倍より大きい程度まで二軸延伸されたそのようなフィルムが、英国特
許第1,287,527号中に記載されている。米国特許第4,680,207
号は、縦方向においては6倍まで延伸され、そして横断方向においては3倍まで
であるが縦方向よりは低い程度まで延伸された、線状低密度ポリエチレン(LL
DPE)の不均衡に二軸方向に延伸されたフィルムに関する。
ム構造体に関する。
そして一般的にそれらの設計の目的である要件を満足しているが、銀行券及び証
券製品の製造において典型的に使用されているタイプの高品質ラグ型紙の特徴を
提供するフィルムに対する要望が依然として存在する。
ルムを提供することである。
易であり適度の耐久性を有する多層フィルムを提供することである。
いという特性を有する多層フィルムを提供することである。
層フィルムを提供することである。
以上で、カールに対する高度の抵抗を有する多層フィルムを提供することである
。
する多層フィルムを提供することである(これは長い実用寿命の銀行券をもたら
す)。そのようなフィルムは、ラッカー又はポリウレタンのような保護コーティ
ングでインクののった表面を上塗りすることなく、高水準の耐久性を達成するこ
とができる。
フィルムを提供することである。
囲を読めば当業者には明らかになるだろう。
プロピレン(OPP)が、当該OPP層の各々の面上の少なくとも1層のHDP
Eによって囲まれている。本発明の多層フィルムは、反復折り試験において良好
な性能を示す。本発明の多層フィルム構造体は、また、延伸された方向及び延伸
されていない方向の両方において高い引張強さを有する。本発明の多層構造体は
、印刷ウインドウ(print window)中においてもみくちゃにされたときひび割れ
を起こさない。
て引裂抵抗の点において弱められている。1つの方向における引裂抵抗は、別の
方向における引裂抵抗よりも少なくとも10倍大きい。
耐カール性で、断面が対称の積層された多層フィルム支持体であって、 (a)不均衡に二軸方向に延伸された第1の層であって、開始した引裂抵抗間の
比率が10:1より大きく、内側と外側を有し、少なくとも0.94の密度を有
するHDPEを少なくとも50重量%含み、当該第1の層は、少なくとも第1の
方向において、当該第1の方向に対して実質的に垂直な第2の方向において存在
する延伸の程度よりも延伸倍率で少なくとも3小さい程度まで延伸されている、
第1の層、 (b)内側及び外側を有し、ポリプロピレンを少なくとも90重量%含む、均衡
に二軸方向に延伸された第2の層であって、当該第2の層は、少なくとも第1の
方向において少なくとも4:1の延伸比で延伸され、そして当該第1の方向に対
して実質的に垂直な第2の方向において少なくとも6:1の延伸比で延伸されて
いる、第2の層、 (c)不均衡に二軸方向に延伸された第3の層であって、開始した引裂抵抗間の
比率が10:1より大きく、内側と外側を有し、少なくとも0.94の密度を有
するHDPEを少なくとも50重量%含み、当該第3の層は、少なくとも第1の
方向において、当該第1の方向に対して実質的に垂直な第2の方向において存在
する延伸の程度よりも延伸倍率で少なくとも3小さい程度まで延伸されている、
第3の層、及び (d)(a)及び(c)の内側面の間に置かれた積層接着樹脂、 を含み、第2の層が、第1及び第3の層に、第3の層の延伸の第1の方向が第1
の層の延伸の第1の方向と実質的に合わされるように積層され、そして、(a)
がその内側面上において同時押出しされたプロピレンコポリマーの表皮層をさら
に含む、フィルム支持体が提供される。
Pを含む。芯層におけるOPPの使用は、高い引張特性及び反復折り試験におけ
る高い性能をもたらす。さらに、本発明の3枚重ね構造体を使用する場合、激し
くもみくちゃにされた後印刷ウインドウにおけるひび割れがない。
イロン、又はポリエステルのような同等の引張強さのその他の二軸延伸されたポ
リマーも使用することができる。OPP芯層が添加剤、例えば、静電防止剤及び
シリコーンを含まないのが好ましい。これらは、その他の層への接着に影響を与
える。
支持体の形成においては、支持体の少なくとも2つの層は、主要割合の、少なく
とも0.94、好ましくは少なくとも0.945、より好ましくは少なくとも0
.96の密度を有するHDPEを含む。これらのフィルムの層は、単一のHDP
E樹脂のみ、複数のHDPEの混合物、又はLDPE、LLDPE、ポリプロピ
レン、エチレンビニルアルコール(EVOH)コポリマー、エチレンプロピレン
(EP)コポリマー又はエチレン−プロピレン−ブテン−1(EPB)コポリマ
ーのようなもう1つのポリマー物質の小割合を含むHDPEの混合物から成るこ
とができる。しかしながら、単一のHDPE樹脂又は複数のHDPE樹脂のブレ
ンドが本発明の実施において特に好ましい。
、2種以上のポリマーを含むことができ、それらの全てが0.94以上の密度を
有するのが好ましい。HDPEポリマーのブレンドは、主要割合の0.6乃至1
.2のメルトインデックスを有するHDPE及び異なるメルトインデックスを有
する1種以上のポリマーを含むのが有利である。
重量%、好ましくは84乃至96重量%の、0.96以上の密度及び0.5より
大乃至2.0のメルトインデックスを有するHDPE;1乃至25重量%、好ま
しくは3乃至8重量%の、0.94以上の密度及び0.1乃至0.5のメルトイ
ンデックスを有するHDPE;及び1乃至25重量%、好ましくは3乃至8重量
%の、0.96以上の密度及び2より大乃至8のメルトインデックスを有するH
DPEを一般的に含む。小割合成分である第2と第3のHDPEポリマーが同じ
量で存在するのが好ましい。
94の密度を有するHDPEを少なくとも50重量%含む第1の層であって、当
該第1の層は少なくとも第1の方向(例えば、MD)において、当該第1の方向
に対して実質的に垂直な第2の方向(例えば、TD)において存在する延伸の程
度よりも延伸倍率で少なくとも3小さい程度まで延伸されている、第1の層、(
b)ポリプロピレンを少なくとも90重量%含む第2の層であって、当該第2の
層は、少なくとも第1の方向(例えば、MD)において少なくとも3:1の延伸
比で延伸され、そして当該第1の方向に対して実質的に垂直な第2の方向(例え
ば、TD)において少なくとも6:1の延伸比で延伸されている、第2の層、及
び(c)少なくとも0.95の密度を有するHDPEを少なくとも50重量%含
む第3の層であって、当該第3の層も、少なくとも第1の方向(例えば、MD)
において、当該第1の方向に対して実質的に垂直な第2の方向(例えば、TD)
において存在する延伸の程度よりも延伸倍率で少なくとも3小さい程度まで延伸
されており、当該第3の層は、フィルム支持体に、第3の層の延伸の第1の方向
が第1の層の延伸の第1の方向に実質的に平行であるように(又は合わされるよ
うに)積層されている、第3の層、を含む。
第4,870,122号中に開示されている。
熱され、そして初めに2組のニップロール(第2のロールは所望の延伸比に等し
い量で第1のロールよりも大きい速度で回転している)の間でMD延伸を施され
る。その後、フィルムは、加熱され、そして幅出し機中で横断方向の延伸を施さ
れることによってTD延伸される。典型的には、MD延伸は60乃至120℃で
行われ、TD延伸は110乃至145℃で行われる。
垂直な方向において存在する延伸の程度よりも、延伸倍率で少なくとも3小さい
ことが望ましいが、各々のHDPEフィルム層がMDにおいては1.1乃至2.
0倍の程度まで延伸され、そしてTDにおいては6乃至12倍の程度まで延伸さ
れるのが特により好ましい。これらのHDPEフィルム層は、1.25倍のMD
延伸率において140fpm(feet per minute)の線速度に相当する110f
pmのまでのキャスター(caster)速度で優れた品質を伴って製造され得ること
が判明した。或いは別法として、第1のフィルム方向における延伸の程度は、当
該第1の方向に対して実質的に垂直な方向において存在する延伸の程度よりも、
延伸倍率で少なくとも3だけ大であることができる。延伸されていないインフレ
ートHDPEでさえ第1及び第3の層として使用することができ、依然として本
発明の多層フィルム支持体中においてある程度の永久折り目性を保持している。
て興味のある効果を生じる。この効果は、目に見える波型の及び筋状の外観であ
り、波紋は横断延伸方向に対して平行である。低い倍率下においては、HDPE
フィルムの1平方センチメートル中に、延伸の方向に対して一般的に平行な5乃
至30本の不連続な緩やかにうねる波及び筋が見られるだろう。この効果はフィ
ルムにわずかに半透明な外観を与え、これはフィルムを通して見た遠くの物体を
わずかにかすませる傾向を有する。この効果は、層が不均衡に延伸されたことを
示している。本発明の実施において使用することが意図される高密度ポリエチレ
ンは、米国特許第4,870,122号中に開示されているものを含む。
引張特性を与えるように調節される。
皮層を、公知の方法で、多層HDPE支持体材料に、例えば、延伸の前にコーテ
ィング又は同時押出しによって、或いは延伸操作の一方又は両方の後HDPEを
コーティングすることによって、張りつけることができる。表皮層は、ポリオレ
フィンフィルム、特にポリエチレンフィルムと共にこの目的のために使用される
従来的材料のいずれでもよい。印刷の用意の整った(press-ready)表面を得る
ために、必要に応じて、ポリマー樹脂を充填剤、繊維、顔料などとブレンドする
ことができた。さらに、米国特許第4,377,616号、第4,632,86
9号、第4,758,462号、及びその他に記載されているもののような、気
孔の開けられたフィルムを多層HDPE支持体に積層して、本発明のフィルムに
それらの構造体の不透明化特性を付与することができる。
、好ましくはその内側と外側の両方の面上に設けられた、コポリマーポリプロピ
レンの表皮、例えば、エチレン−プロピレン−ブテン−1ターポリマーをさらに
含むことができる。1つの態様において、表皮層そのものが、層(a)、(b)
、及び(c)を積層するのに使用される接着樹脂中の成分と同様な成分を含むこ
ともできる。例えば、LDPEが表皮層の10乃至20重量%を構成することが
でき、残りがコポリマーのポリプロピレンである。
り大きな接着力を提供する適当な接着促進プライマー、例えば、ポリエチレンイ
ミド、エポシキ、ポリウレタン、及びアクリル、をHDPE層及びコーティング
された表面の間に設けることができる。プライマー組成物は、米国特許第4,4
47,494号及び第4,681,803号中に開示されている。
の他の方法で処理可能であることも意図されている。これは、例えば、銀行券の
性質(即ち、その重要性又は価値)の視覚的及び/又は触感的確認を与えるよう
に、積層される層の内側又は外側表面上において行われる。芯層の上の印刷も同
様に安全上の特徴である。有色の又は、IR、UV、又は磁気インクのような機
械で読み取り可能なインクであるフレキソ又はグラビア印刷可能なインクを使用
することができる。
ば、積層接着樹脂、好ましくは透明な薬剤、による接着剤結合又は接合;溶媒の
霧が一緒に結合される表面上に噴霧される溶媒結合;熱可塑性プラスチックシー
トに高温の圧延又はプレス操作が施される熱接着による熱積層;1つの層が第2
の層上でキャストされ、この第2の層が支持体を形成する、キャスト積層(cast
- lamination);又は押出し又は本技術分野において公知のカレンダリング操作
におけるような引張積層(drawlamination)を含む。積層接着樹脂は、外側表面
層よりも強い。
無溶媒又は100%固体の接着樹脂の使用は特に好ましい。100%固体の積層
接着剤は、溶媒に基づく接着剤の有効な代替物である。100%固体の積層接着
剤は、本発明の多層フィルム積層構造体に、優れた透明性、印刷の強化、高い結
合強度、及びヒートシール抵抗を付与する。
持体内部に組み入れられる場合、それらは支持体に貼り付けられたポケット中に
封入することができる。一方、OVDそれら自身を積層された支持体の一方(又
は両方)の層中又は層と層の間に組み入れることができ、層と層の間に形成され
た明確に境界の定められたポケット内に物理的に別個の仕組みを組み入れる必要
はない。
る群から選択されるもののような任意の安全のための仕組みを本発明中において
使用することができるが、OVD類が特に好ましい。
)」という用語は、可逆的に、予想可能、かつ再現可能な態様で外観を変化させ
るように容易に製造できる任意の仕組みを示すために使用される。そのような仕
組みの外観は、例えば、体温又は手の圧力の適用、見る角度の変更、及び見ると
きの照明条件によって、変化させることができる。本発明によって意図されてい
る仕組みの種類は、回折格子、液晶、モアレパターン及び、重ね合わされた、屈
折性の、レンズ状及び透明の格子(フレネルレンズのようなもの)を伴ってか又
は伴わずに、直交格子によって形成される類似のパターン、可変の干渉パターン
又は類似物を生じる間隔の置かれた部分的に屈折性で、部分的に透明のコーティ
ング、複屈折又は偏光層、ゾーンプレートなどを含む。
れ、しかも写真及び印刷技術によっては再現が極めて難しい。さらに、そのよう
な仕組みの1つの再現可能な態様での製造及び本発明によって記載されているよ
うなプラスチック積層体へのそのような仕組みの組み入れは、大多数の偽造者志
望者の力量を超えている。銀行券のような屈曲性の紙状製品を得ようとする場合
、OVD自身がシート状で屈曲性で薄いことが好ましい。結合を促進するため及
び時間の経過とともに生じる反応性の変化を軽減するために、そのような仕組み
が薄層に使用されるプラスチック材料と相溶性であることも好ましい。
工された金属化熱可塑性フィルムから成る反射回折格子でよい。不正な複製の目
的のためのエンボス加工された模様への接近を防止するために、本発明によれば
、選択的なエッチングによる分離が極めて難しくなるように、金属層のものと類
似の溶解度特性を有する熱可塑性材料の層を金属化フィルムの各々の面において
使用するのが好ましい。もう1つの好ましい仕組みは、薄いフィルムの各々の面
上において細かい線又はドットパターンを写真的に複製することによって形成さ
れたモアレパターンである。ドット及び線の間隔は、印刷技術によって再現する
には細か過ぎる程度まで細かくすることが容易にでき、そしてしかもモアレパタ
ーンはずっと大きなスケールで示され得る。特異な回折及びモアレパターンはし
ばしば銀行券中における使用に対して好まれ、コンピューター及び光還元(phot
o- reduction)法によってそれらを製造する技術が利用可能である。
を通して透明な「窓」をただ単に設けることによって得ることができる。上で示
したように、そのような窓は、スキャナー又はカラーコピー機がそのような銀行
券をコピーできないことを保証する。さらに、安全のための仕組み及び印刷を保
護するための銀行券の反転印刷を含めて、その他の安全のための特徴を銀行券の
中又は上に組み入れることができる。
」フィルムは、150°F(65.5556℃)を超える温度でカールしやすい
ことが判明した。そのような直交延伸されたフィルムは、第2の層がフィルム支
持体に、第2の層の延伸の第1の(最初の)方向が第1の層の延伸の第1の(最
初の)方向に対して実質的に垂直になるように積層されていることを除いて、本
発明のものと同様である。そのようなカールは、各々の層の縦方向と横断方向に
おける高温での収縮度の違いに起因していると考えられる。さらなるカールの生
じやすさは、層のコーティング又は表皮層が層のHDPE成分とは異なる収縮係
数を有する場合に起こり得る。そのような不均衡な収縮及びそれに付随するカー
ルは、1つの層の全体的収縮特性を、その第1の層と同一であり第1の層の鏡像
として設けられる第2の層を第1の層に積層することにより、釣り合いを取るこ
とによって防ぐことができる。言い換えると、層化されたフィルム構造体の半分
は他方の鏡像であり、ここで対称面は層化されたフィルム構造体の断面の水平正
中線を通っている。これは、断面が対称な層化されたフィルム構造体を提供する
。そのようなフィルムの例は、ABA、ABBA、ABCCBA、ABCDCB
A、その他の構造を含むが、ここで各々の文字は、フィルム層、表皮層、コーテ
ィング、又は接着剤層を表している。そのような断面的に対称な層化されたフィ
ルム構造体は必然的に「平行に延伸された」構造体である。即ち、鏡像要件を満
たすために、第1の層の延伸の第1の方向は第2の層の延伸の第1の方向と平行
である。そのような構造は、反対の収縮力がかなりの程度までお互いに反作用し
合う対称構造体を提供する。しかしながら、そのような2層平行構造は、1つの
方向(例えば、2つのTD延伸されたフィルムが使用される場合のTD)におい
て劣った引裂特性になりやすいかもしれない。
積層方法に由来する延伸の効果が改善され、耐カール性及び改善された耐薬品性
を示す多層フィルムがもたらされることも判明した。
脂及びOPP含有芯層よりも有意に弱くなる点まで、1つの方向において引裂抵
抗に関して弱められている。偽造の目的で構造体を剥離させようと試みるとき、
外側の印刷されたHDPE含有層の小さいストリップのみが剥がされるだろう。
HDPE含有層全体は剥がすことができないだろう。
できる。レーザー技術を使用する微小穿孔(microperforating)及び/又は切れ
目付けもHDPE含有層を弱くできる。微小抜き穴は、例えば、1インチ(2.
54cm)当たり50乃至300ドット(dpi)の範囲内で、対角線状又は一
方向性でよい。
溶性の添加剤の添加によっても、引裂けに関して弱くすることができる。結晶化
を生じる適する非相溶性ポリマー添加剤は、ポリエステル(PET)、ポリブチ
レンテレフタレート(PBT)、ポリスチレン又はそれらの混合物を含む。一般
的に、1乃至10重量%、好ましくは4乃至8重量%の非相溶性添加剤がHDP
E層に添加される。フィブリル化は、非相溶性ポリマーの長い平らな領域を取り
囲む延伸されたHDPEの領域をもたらし、これは低い引裂抵抗の領域をもたら
す。
提供する。
、全ての部数は特に特定されない限り重量によるものである。
て製造される多層フィルム支持体の製造を示す。
と共に同時押出して第1の層(a)を形成することにより、1.15ミルの最終
厚さを有する多層延伸フィルム支持体を調製する。このHDPE層は、94%の
HDPE(0.96の密度と1.0のメルトインデックスを有する、テキサス州
ダラスのOccidental Chemical Corp.から入手可能なOxychem M-6211)と6%の
ポリスチレンを含む。コポリマーポリプロピレンの表皮層は、90重量%のChis
so 7510(日本のチッソ株式会社から入手可能なEPB-1ターポリマー)及び10重
量%のNobil LKA-753(コネチカット州NorwalkのMobil Chemical Co.から入手可
能なLDPE)を含む。HDPEは、得られるフィルム層(a)の90重量%を構成
し、一方、表皮層は10重量%(各々の面で5重量%ずつ)を構成する。フィル
ム(a)は、その後、115℃でMDに1.4倍に延伸され、そして幅出し機中
において115〜140℃でTDに6乃至12倍、例えば、10倍に延伸される
。
0を使用して、以下で説明するOPP層(b)に接着により積層された100%
固体である。
いてFINA 3071ホモポリマーポリプロピレンを使用し、そしてLyondell M60-30
HDPEから成る3ゲージ単位の2つの表皮層を使用して調製される。MG60-30
は加工助剤及び/又は表面改質剤を含むことができる。
DPE層に接着により積層された100%固体である。
D4006を使用し、両方のHDPE層中の非相溶性ポリマーとして4%のポリブチ
レンテレフタレートを使用して、実施例1を繰り返した。
相溶性ポリマー無しに積層時にHDPE層のミクロ穿孔を使用して、実施例1を
繰り返した。
理解されるように、本発明の精神及び範囲から離れることなく改良及び変更を利
用できることは理解されるだろう。そのような改良及び変更は添付の請求の範囲
の範囲内にあると考えられる。
Claims (21)
- 【請求項1】 銀行券、証券、及び類似物の製造において使用するための、
耐カール性で、断面が対称の積層された多層フィルム支持体であって、 (a)不均衡に二軸方向に延伸された第1の層であって、開始した引裂抵抗間の
比率が10:1より大きく、内側と外側を有し、少なくとも0.94の密度を有
するHDPEを少なくとも50重量%含み、当該第1の層は、少なくとも第1の
方向において、当該第1の方向に対して実質的に垂直な第2の方向において存在
する延伸の程度よりも延伸倍率で少なくとも3小さい程度まで延伸されている、
第1の層、 (b)内側及び外側を有し、ポリプロピレンを少なくとも90重量%含む、均衡
に二軸方向に延伸された第2の層であって、当該第2の層は、少なくとも第1の
方向において少なくとも4:1の延伸比で延伸され、そして当該第1の方向に対
して実質的に垂直な第2の方向において少なくとも6:1の延伸比で延伸されて
いる、第2の層、 (c)不均衡に二軸方向に延伸された第3の層であって、開始した引裂抵抗間の
比率が10:1より大きく、内側と外側を有し、少なくとも0.94の密度を有
するHDPEを少なくとも50重量%含み、当該第3の層は、少なくとも第1の
方向において、当該第1の方向に対して実質的に垂直な第2の方向において存在
する延伸の程度よりも延伸倍率で少なくとも3小さい程度まで延伸されている、
第3の層、及び (d)(a)及び(c)の内側面の間に置かれた積層接着樹脂、 を含み、第2の層が、第1及び第3の層に、第3の層の延伸の第1の方向が第1
の層の延伸の第1の方向と実質的に合わされるように積層され、そして、(a)
がその内側面上において同時押出しされたプロピレンコポリマーの表皮層をさら
に含む、フィルム支持体。 - 【請求項2】 (a)及び(c)の両方が非相溶性ポリマーをさらに含む、
請求項1のフィルム支持体。 - 【請求項3】 非相溶性ポリマーが、ポリスチレン、ポリエステル、ポリブ
チレンテレフタレート、及びそれらの混合物から成る群から選択される、請求項
1のフィルム支持体。 - 【請求項4】 非相溶性ポリマーが、(a)及び(c)の1乃至10重量%
の範囲内の量で添加される、請求項1のフィルム支持体。 - 【請求項5】 (a)が、対角線状及び/又は一方向性の微小抜き穴を有す
る、請求項1のフィルム支持体。 - 【請求項6】 微小抜き穴が、1インチ(2.54cm)当たり50乃至3
00ドットの範囲内である、請求項5のフィルム支持体。 - 【請求項7】 (a)及び(c)が、対角線状及び/又は一方向性の微小抜
き穴を有する、請求項1のフィルム支持体。 - 【請求項8】 (a)及び(c)の両方が、その少なくとも一方の面におい
てコポリマーポリプロピレンの表皮層をさらに含む、請求項1のフィルム支持体
。 - 【請求項9】 (d)が無溶媒接着剤を含む、請求項1のフィルム支持体。
- 【請求項10】 (d)がポリウレタンを含む、請求項9のフィルム支持体
。 - 【請求項11】 (d)が、低密度ポリエチレン及び線状低密度ポリエチレ
ンから成る群から選択される成分を含む、請求項1のフィルム支持体。 - 【請求項12】 (a)と(c)の間に安全のための仕組み(e)をさらに
含む、請求項1のフィルム支持体。 - 【請求項13】 安全のための仕組みが、光学的に可変な仕組み、磁気的仕
組み、電子的仕組み、及び希土類元素含有の仕組みから成る群から選択される、
請求項12のフィルム支持体。 - 【請求項14】 積層接着樹脂(d)での積層の前に層(b)上に印刷され
た安全のための仕組み(e)をさらに含む、請求項1のフィルム支持体。 - 【請求項15】 外側面上のコポリマーポリプロピレンの表皮層が不透明化
コーティングで外側からコーティングされる、請求項8のフィルム支持体。 - 【請求項16】 フィルム支持体を通して透明な窓をさらに含む、請求項1
2のフィルム支持体。 - 【請求項17】 銀行券の形態の請求項1のフィルム支持体。
- 【請求項18】 第1の方向が縦方向(MD)であり、第2の方向が横断方
向(TD)である、請求項1のフィルム支持体。 - 【請求項19】 銀行券、証券、及び類似物の製造において使用するための
、耐カール性で、断面が対称の積層された多層フィルム支持体であって、 (a)不均衡に二軸方向に延伸された第1の層であって、開始した引裂抵抗間の
比率が10:1より大きく、内側と外側を有し、少なくとも0.94の密度を有
する高密度ポリエチレンを少なくとも50重量%含み、当該第1の層は、少なく
とも第1の方向において、当該第1の方向に対して実質的に垂直な第2の方向に
おいて存在する延伸の程度よりも延伸倍率で少なくとも3大きい程度まで延伸さ
れている、第1の層、 (b)内側及び外側を有し、ポリプロピレンを少なくとも90重量%含む、均衡
に二軸方向に延伸された第2の層であって、当該第2の層は、少なくとも第1の
方向において少なくとも4:1の延伸比で延伸され、そして縦方向に対して実質
的に垂直な第2の方向において少なくとも6:1の延伸比で延伸されている、第
2の層、 (c)不均衡に二軸方向に延伸された第3の層であって、開始した引裂抵抗間の
比率が10:1より大きく、内側と外側を有し、少なくとも0.94の密度を有
する高密度ポリエチレンを少なくとも50重量%含み、当該第3の層は、少なく
とも第1の方向において、横断方向に対して実質的に垂直な第2の方向において
存在する延伸の程度よりも延伸倍率で少なくとも3大きい程度まで延伸されてい
る、第3の層、及び (d)(a)及び(c)の内側面の間に置かれた積層接着樹脂、 を含み、第2の層が、第1及び第3の層に、第3の層の延伸の第1の方向が第1
の層の延伸の第1の方向と実質的に合わされるように積層され、そして、(a)
がその内側面上において同時押出しされたプロピレンコポリマーの表皮層をさら
に含む、フィルム支持体。 - 【請求項20】 第1の方向が縦方向(MD)であり、第2の方向が横断方
向(TD)である、請求項19のフィルム支持体。 - 【請求項21】 銀行券、証券、及び類似物の製造において使用するための
、耐カール性で、断面が対称の積層された多層フィルム支持体であって、 (a)開始した引裂抵抗間の比率が10:1より大きく、内側と外側を有し少な
くとも0.94の密度を有する未延伸のインフレート高密度ポリエチレンを少な
くとも50重量%含む、第1の層、 (b)内側及び外側を有し、ポリプロピレンを少なくとも90重量%含む第2の
層であって、当該第2の層は、少なくとも第1の方向において少なくとも4:1
の延伸比で延伸され、そして縦方向に対して実質的に垂直な第2の方向において
少なくとも6:1の延伸比で延伸されている、第2の層、 (c)開始した引裂抵抗間の比率が10:1より大きく、内側と外側を有し、少
なくとも0.94の密度を有する未延伸のインフレートHDPEを少なくとも5
0重量%含む、第3の層、及び (d)(a)及び(c)の内側面の間に置かれた積層接着樹脂、 を含み、そして、(a)がその内側面上において同時押出しされたプロピレンコ
ポリマーの表皮層をさらに含む、フィルム支持体。
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