JP2002511790A - 心房トラッキング型心臓刺激装置 - Google Patents

心房トラッキング型心臓刺激装置

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JP2002511790A JP55412299A JP55412299A JP2002511790A JP 2002511790 A JP2002511790 A JP 2002511790A JP 55412299 A JP55412299 A JP 55412299A JP 55412299 A JP55412299 A JP 55412299A JP 2002511790 A JP2002511790 A JP 2002511790A
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カーディアック・ペースメイカーズ・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 心房トラッキング型心臓刺激装置(30)は、心臓の心房(12)の少なくとも一方と結合する心房リード(36)を通じて心臓(10)の心房活動を検出し、心臓の心室(16)の少なくとも一方と結合する心室リード(38)を通じて心室ペーシング・パルスを心臓に送出する。刺激装置(30)は、心房活動を検出するために心房リード(36)にペーシング・パルスを送出する出力段(92)を含むパルス発生器(74)を備える。拒絶プロセッサ(72)は、検出された心房活動に応答して拒絶時間期間を計時する。拒絶プロセッサ(72)は、更に、検出された心房活動が拒絶時間期間外で発生した場合に、伝達された心房活動をパルス発生器(74)に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 心房トラッキング型心臓刺激装置 発明の背景 本発明は、一般的に、心房トラッキング型心臓刺激装置(atrial tracking ca rdiac stimulator)に関する。更に特定すれば、本発明は、心房活動を検知し、 選択された検知された心房活動に応答して心室のペーシングを行い、心房レート (atrial rate)が高い場合または増加しつつある時に心室レート(ventricular rate)を調節する、インプラント可能な心房トラッキング型心臓刺激装置また はペースメーカに関する。心室レートの調節はシームレスであり、ペーシング・ モダリティの変更を必要としない。 インプラント可能なペースメーカは当技術分野では公知である。初期のペース メーカは、一房室ペースメーカ(single chamber pacemaker)であり、トリガ・ モードで心室のペーシングを行うだけであった。これらのものは、心臓活動を検 知せず、所定の固定レートで心室のペーシングを行っていた。 その後の一房室ペースメーカは、心室活動の検知および心室ペーシングの双方 を行うようになった。心室を検知することによって、ペースメーカは、固定ペー シング・レートに対応する補充収縮間隔(escape interval)中に自発性の心室活 動(R波)が検知された場合に、ペーシングを禁止することが可能となった。か かるペーシングは、必要なときにだけ心臓のペーシングを行うので、デマンド・ ペーシング(demand pacing)と呼ばれる。このペーシング・モダリティのこと を、当技術分野ではVVIペーシングと呼んでいる。 ペースメーカの技術が進歩するにつれて、二房室ペースメーカ(double chamb er pacemaker)が入手可能となった。最初の二房室ペースメーカは、心房および 心室の双方において検知を行い、心室のペーシングを行うものであった。これら の二房室ペースメーカは、主に、心房と心室の間の伝達欠如を患っている心臓ブ ロックの患者のためのものであった。その目的は、心室の応答を心房の活動に結 合することにより、心臓ブロック患者において、正常な心房−心室同期性をシミ ュレートすることであった。心房活動(P波)を検知した場合、AV遅延の計時 を開始した。AV遅延の終了時に、心室のペーシングを行った。前述のペースメ ーカにおける最も有意な効果は、運動またはその他の何らかの代謝要求増加の原 因により心房レートが増加した場合に、心室レートも同様に増加して、心臓の血 流力学出力が代謝要求を満たすようにすることである。かかるペースメーカは、 心室検知に支持されるデマンド・モードにおいても機能することもできた。 後に、二房室ペースメーカの機能に心房ペーシングが追加された。これらのペ ースメーカのことを、当技術分野ではDDDペースメーカと呼ぶ。これらは、心 房と心室を結合することによって心臓ブロック患者を支援するだけでなく、更に 、心房が通常自力では適正に機能しない洞不全症候群の患者における心房機能を 促進する。 現在の二房室ペースメーカは、心臓病の患者、特に洞不全症候群および心臓ブ ロックの患者の治療には貢献したが、かかる装置には問題がない訳ではない。例 えば、心臓ブロック患者に急速な心房レートが生じた場合、二房室ペースメーカ は、心房と心室の間の結合に起因して、高い心房レートで心室のペーシングを行 う。高心房レートが代謝要求に起因するものでなく、代わりに心房粗動や心房細 動のような心房不整頻搏によるものである場合、心室レートは、代謝要求を満た すのに必要とされるよりも高くなる。ある意味では、ペースメーカは、これらの 状態では、心臓を過剰に速く駆動することになろう。 DDDペーシングおよび心房不整頻搏に伴う前述の問題を克服するために、こ れらの装置にモード切り替えが追加された。モード切り替えは、ペースメーカを DDDモードから、本質的に正常なレートでペーシングを行うために設定するV VIモードに切り替える。心室レートの急激な変化がモード切り替え時点におい て発生する可能性があり、多くの患者はそれを好ましくないものしている。かか るDDDペースメーカの1つが、米国特許第4,624,260号に記載されてい る。それは、高心房レートに応答して、DDDモダリティからVVIモダリティ にモードを切り替える。 DDDペースメーカに伴う別の問題として、それら自体の本質により、人間の 心臓の生理と相まって、ペースメーカ自体が速いレートの原因となり得ることが あげられる。この状態は、ペースメーカ仲介頻脈(pacemaker mediated tachyca rdia)(PTM)として知られており、それは、心房へ逆行して行われるペーシ ングされた又は自発的な心室活動に起因するP波を、ペースメーカが検知した場 合に発生する。その結果、逆行して伝達されたR波をP波として検知し、装置に AVペーシング遅延を開始させる。AV遅延の終了時に、別の逆行して伝達する R波を設定するように心室のペーシングが行われる。これを持続させた場合、心 拍が非常に速くなるおそれがある。PMTを防止するためおよび/またはなくす ためには、二房室ペースメーカに追加のPMT防止および/または終結機能性を 組み込む。 本発明は、二房室ペースメーカの発展における更なる改良を表すものである。 これは、心房レートを探知(トラッキング)する。しかしながら、独特の拒絶プ ロセッサ(rejectory processor)を通じて、これは、検出したP波のうちの選 択したもののみに対するAV間隔の後に心室のペーシングを行い、高い心房レー トが存在する場合に心室レートを規制するようにする。本発明は、この目的を、 モードの切り替えを必要とせずにシームレスに達成する。更に、ペースメーカ仲 介頻脈を自動的に防止するので、追加のPMT防止および/または終結機能性が 不要となる。 発明の概要 本発明は、心臓の心房の少なくとも1つに結合する心房リードを通じて心臓の 心房活動を検出し、心臓の心室の少なくとも1つに結合する心室リードを通じて 心臓に心室ペーシング・パルスを送出する、心房トラッキング型心臓刺激装置を 提供する。この刺激装置は、ペーシング・パルスを心室に送出する出力段を含む パルス発生器と、心房リードに結合され、心房活動を検出するセンサと、検出し た心房活活動に応答して拒絶時間期間を計時し、拒絶時間期間外に発生した心房 活活動の検出に応答して、パルス発生器の出力段にペーシング・パルスを送出さ せる手段とを含む。 本発明は、更に、心臓の心房のうちの少なくとも一つと結合される心房リード を通じて心臓の心房活動を検出し、前記心臓の心室のうちの少なくとも一つと結 合される心室リードを通じて心室ペーシング・パルスを心臓に送出する心房トラ ッキング型心臓刺激装置を提供する。この刺激装置は、伝達された心房活動に応 答して心室リードにペーシング・パルスを送出する出力段を含むパルス発生器と 、心房リードに結合され、心房活動を検出するセンサとを含む。刺激装置は、更 に、検出された心房活動に応答して拒絶時間期間を計時し、拒絶時間期間外で発 生した検出された心房活動に応答して、行われた心房活動を提供する拒絶プロセ ッサを含む。 図面の簡単な説明 新規であると確信する本発明の特徴は、添付した請求の範囲に特定して記載さ れている。本発明は、その更なる目的および利点とともに、添付図面に関連付け て以下の説明を参照することによって、最も良く理解することができよう。幾つ かの図では、同様の参照番号は同一のエレメントを示すものとする。 図1は、本発明を具体化した完全にインプラント可能な心房トラッキング型心 臓刺激装置を、ペーシング管理を必要とする人間の心臓と関連付けて示す概略ブ ロック図である。 図2は、本発明の心臓刺激装置において発生する、心房および心室信号、なら びに関連するタイミング信号の図である。 図3は、本発明の第2実施形態による、心臓刺激装置において発生することが できる更なるタイミング信号の図である。 図4は、図3のタイミング信号の部分分解図を拡大したものである。 好適な実施形態の詳細な説明 図1を参照すると、本発明を具体化した完全にインプラント可能な心房トラッ キング型心臓刺激装置30が、ペーシング管理を必要とする人間の心臓10に関 連付けて示されている。図1に示す心臓10の部分であり且つ本発明の理解に関 連する部分はに、右心房12、左心房14、右心室16、左心室18、および上 大静脈20がある。心臓刺激装置30は、概略的に、エンクロージャ32、なら びに、第1心臓内リード36および第2心臓内リード38を含むリード・システ ム34から成る。第1心臓内リード36は、心臓10の右心房12と関連し、且 つ、遠位又は先端電極40および近位電極42を含むバイポーラ電極対を含む。 電極40および42は、右心房12の内壁と接触し、心房活動の検知を可能とす るように配置される。心房ペーシングも採用する場合には、電極40および42 は、心房にも同様にペーシング刺激を与えるために利用することが可能である。 第2心臓内リード38は、心臓の右心室と関連し、且つ、遠位又は先端電極44 および近位電極46から成る別のバイポーラ電極対を含む。電極44および46 は、右心室16の内壁と電気的に接触するように配置されており、右心室におけ る心室活動の検知と、右心室へのペーシング・パルスの印加との両方を可能にす る。 エンクロージャ32内部では、心臓刺激装置30は、バンドパス・フィルタ5 2およびスレッショルド検出器54を含む心房チャネル50と、バンドパス・フ ィルタ62およびスレッショルド検出器64を含む心室チャネル60とを備える 。心臓刺激装置30は、更に、AV遅延プロセッサ70、拒絶プロセッサ72、 心室ペーシング回路74、およびブランキング回路76を含む。拒絶プロセッサ は、タイマ80、拒絶時間期間延長器82、心房レート判定段84、および心房 レート変化性判定段86を含む。最後に、心室ペーシング回路74は、タイマ9 0および出力段92を含む。 右心房リード36の電極40および42は、バンドパス・フィルタ52に結合 される。バンドパス・フィルタ52の出力は、スレッショルド検出器54に結合 される。スレッショルド検出器54は心房活動を検出する。更に特定すれば、心 房の活動(activation)又は心房のP波を検出する。スレッショルド検出器54 の出力は、AV遅延プロセッサ70の入力に、および拒絶プロセッサ72の入力 に結合される。 スレッショルド検出器54によってP波が検出されたときはいつでも、AV遅 延プロセッサ70は、AV遅延時間期間の終了時に心室のペーシングを行うため に使用され得るAV遅延時間期間を計算する。AV遅延時間期間の計算において 、AV遅延プロセッサは、好ましくは、例えば、最後の8または10の心房間隔 にわたる心房レートを平均し、その平均に基づいてAV遅延時間期間を決定する 。通常、AV遅延時間期間は、平均心房間隔に直接関係する持続期間(duration )を有する。従って、心房レートが高い場合には、AV遅延時間期間は比較的短 くなる。逆に、心房レートが低い場合には、AV遅延時間期間は比較的長くなる 。 当業者には理解されるであろうが、AV遅延時間期間は、最短の持続期間および 最長の持続期間で制限されるべきであり、例えば50ミリ秒の最短AV遅延時間 期間、および、例えば150ミリ秒の最長AV遅延時間期間を与えるようにする 。 拒絶プロセッサ72のタイマ80は、検出された心房活動に応答して、拒絶時 間期間を計時する。タイマ80は、P波の検出に応答して、拒絶時間期間の計時 を開始する。タイマ80が計時していない時点、言い換えると、タイム・アウト したところにおいて、P波が検出された場合には、P波は、拒絶プロセッサから 心室ペーシング回路74へ、伝達された心房活動(conducted atrial activatio n)または伝達されたP波として、伝達される。そのために、拒絶プロセッサ7 2の出力は心室ペーシング回路74の入力に結合されることを注記しておく。拒 絶時間期間の持続期間は、以下で分かるように、心房レート判定段84により判 断された心房レート、心房レート変化性判定段86によって判断される心房レー トの変化性、または、以下で図3および図4に見られるような、心房活動を検出 した時間に応じて、変動する可能性がある。 更に図1において認められるように、AV遅延プロセッサ70の出力は、心室 ペーシング回路74の入力に結合される。P波又は心房活動が、拒絶プロセッサ 72によって心室ペーシング回路74に伝達された場合には、その伝達された心 房活動又はP波に対してAV遅延プロセッサ70が決定したAV遅延時間期間が タイマ90により用いられて、AV遅延時間期間を計時する。タイマ90が計時 するAV遅延時間期間の終了前に自発的な心室活動が検出されない場合には、出 力段92は、ペーシング出力パルスを心室リード38に供給し、電極44および 46から右心室に印加する。これによって、右心室16および左心室18のペー シングによる心室活動が行われる。 ペーシング・パルスの心室への印加の時、およびその後の短い時間に対して、 ブランキング回路76は、例えば、100ミリ秒のブランキング時間期間の間、 スレッショルド検出器54および64をブランキング・モードにする。スレッシ ョルド検出器54および64のブランキングによって、スレッショルド検出器が 飽和するのを防止し、ブランキング期間が終了したときに迅速な検出応答を行う ことを保証する。また、これによって、心房チャネルにおいて心室ペーシング・ パルス・アーチファクトが検出されないこと、及びそのアーチファクトが検出さ れた心房の活動と間違えられないことを保証する。ブランキング時間期間は比較 的短くしており、重大な心臓活動が検出されないで見過ごされないようにしてい る。 右心室リード38は、フィルタ62の入力に結合される。フィルタ62は、ス レッショルド検出器64に結合される。その結果、スレッショルド検出器64は 、心室の心室活動又はR波を検出する。スレッショルド検出器の出力は、心室ペ ーシング回路74に結合される。これによって、デマンド・ペーシングが可能と なる。心室ペーシング回路が心室のペーシングを行うようにされているが、スレ ッショルド検出器64によって内因性(intrinsic)又は自発的な心室活動又はR 波が検出されたAV遅延時間期間の間である場合には、心室ペーシング回路は動 作を禁止され、ペーシング・パルスを心室に印加しない。 次に図2を参照する。図2の最初の信号波形100は、拒絶プロセッサ72の タイマ80の状態を示す。2番目の信号波形102は、スレッショルド検出器5 4の入力において見られる心房電位図を示す。3番目の信号波形104は、心室 ペーシング回路74の出力、およびタイマ90によるAV遅延時間間隔の計時を 示す。最後に、4番目の信号波形106は、フィルタ62の入力間で見られる心 室電位図を示す。 本発明の第1の好適な実施形態によれば、拒絶プロセッサのタイマ80は、基 準又は絶対拒絶時間期間110を計時し、また、高心房レートまたは高心房レー ト変化性の状態の下で、基準拒絶時間期間110の直後に可変拒絶時間期間11 2を調整する。基準拒絶時間期間110は、例えば、400ミリ秒である。可変 拒絶時間期間は、例えば、0から200ミリ秒までの範囲とすることができ、合 計拒絶時間期間が400ないし600ミリ秒の間の範囲を取るようにすることが できる。基準拒絶時間期間が、可変拒絶時間期間により延長される程度は、例え ば、心房レートに依存し得る。拒絶期間延長の程度は、比較的狭い心房レート範 囲では、心房レートに線形的に関係し得る。例えば、1分あたり150のP波未 満の心房レートでは、可変拒絶期間は0ミリ秒となる場合もある。しかしながら 、1分あたり200のP波の心房レートでは、可変拒絶期間は最大の200ミリ 秒 となる場合もある。更に、可変拒絶期間を判定するための心房レート範囲内で、 可変拒絶期間の持続期間を心房レートに線形的に関係付けることも可能である。 その結果、1分あたり150P波以下の心房レートでは、拒絶期間は400ミリ 秒の基準拒絶期間となる。1分あたり200P波以上の心房レートでは、合計拒 絶期間は600ミリ秒となる。1分あたり150ないし200P波の間の心房レ ートでは、合計拒絶期間は、400ミリ秒から600ミリ秒まで線形的に延びる 。なお、これら特定の範囲は一例として提示したに過ぎないことは理解されよう 。 拒絶期間の持続期間を判定するための心房レートは、心房レート判定段84に よって決定することが好ましい。これは、好ましくは、最後の所定数の心房間隔 を平均して、心房レートを判断する。例えば、最後の8または10の間隔を用い て、心房レートを判定するとよい。 拒絶期間延長段82は、心房レート判定段84によって判定された心房レート に応答して、タイマ80に拒絶期間を延長させる。拒絶期間延長段82は、前述 のように、心房レートが最大基準拒絶期間レートを上回る場合に、タイマ80に その計時を延長させる。 ここで、図2の2番目の信号波形102を参照すると、その図に示されるよう に、122において、心房活動又はP波120が122でスレッショルド検出器 54によって検出される。心房活動120の検出時点で拒絶時間期間タイマ80 はタイム・アウトされていたので、心房活動120の検出によって、122にお いて新たな拒絶時間期間の計時が開始される。 拒絶時間期間の計時の開始と同時に、心房活動120の検出により、AV遅延 プロセッサ70は新たなAV遅延時間間隔を計算する。また、心房活動120は 、拒絶時間期間の外側で検出されるので、122において心室ペーシング回路7 4に伝達され、心室ペーシング回路74のタイマ90にAV遅延時間期間の間隔 の計時を開始させる。3番目の信号波形104に見られるように、AV遅延時間 期間の間隔の終端において、ペーシング出力段92は、時点124において、ペ ーシング・パルスを心室リード38、従って、電極44および46に供給する。 これによって、3番目の信号波形106の心室活動126が発生する。 時点132において、次の心房活動130が検出される。時点132における 心房活動130の検出は、拒絶プロセッサ72の拒絶時間期間タイマ80によっ て計時される拒絶時間期間中又は期間内に行われる。その結果、心房活動130 は、AV遅延時間期間の計時を開始するために心室ペーシング回路72へ拒絶プ ロセッサ72の出力から伝達されない。しかしながら、先に説明したように、検 出した心房活動130に関連しての考慮され得る使用のために、心房活動130 によって、なおも、AV遅延プロセッサ70がAV遅延時間期間を計算するよう にされ、且つ心房レート判定段84が心房レートを計算するようにされる。 図2に示すように、時点134などでは、心房レートは基準拒絶期間の心房レ ートより高く、基準拒絶期間がタイム・アウトしたとき、拒絶期間延長段82は 、タイマ80に、延長される可変拒絶期間112を計時することを継続させる。 延長される拒絶期間の時間中、時点136において次の心房活動140が検出さ れる。心房活動140は拒絶期間の外側で検出されたのではないので、タイマ9 0によるAV遅延時間期間の計時の設定のために心室ペーシング回路74の入力 へ拒絶プロセッサ72の出力から伝達されない。しかしながら、心房活動130 の場合のように、心房活動140が検出された場合に、考慮され得る使用のため にAV遅延プロセッサ70に新たなAV遅延時間期間を計算させ、且つ心房レー ト判定段84に新たな平均心房レートを計算させる。 時点138において、合計拒絶期間が終了する。気が付くであろうが、拒絶プ ロセッサ72のタイマ80はタイム・アウトしている。 拒絶時間期間の外側の時点152において、次の心房活動150がスレッショ ルド検出器54によって検出される。その結果、時点152において、心房活動 150の検出により、拒絶プロセッサ72のタイマ80が、別の拒絶時間期間の 計時を開始する。心房活動150の検出時にも、AV遅延プロセッサ70に新た なAV遅延時間期間を決定させる。時点138においての、拒絶時間期間外の心 房活動の検出時に、心室ペーシング回路74のタイマ90にAV遅延時間期間の 計時を開始させる。AV遅延時間期間154の終了時に、心室ペーシング回路7 4の出力段92は、ペーシング・パルスを心室リード38に、即ち、電極44お よび46に印加し、時点154において心室のペーシングを行い、心室活動15 6を促す。 2番目の信号波形102から気付くであろうが、心室レートがはるかに低いレ ートにあるときに、心房レートは非常に高いレートとなる。従って、前述の説明 からわかるように、本発明の心房トラッキング型心臓刺激装置は、高心房レート が現れた場合に心室レートを規制することができる。この目的は、モードの切り 替えを行わずに達成され、前述のように確定される拒絶期間によって、心臓刺激 装置は、継続していたペースメーカ仲介頻脈を自動的に防止する。 また、当業者には理解されるであろうが、図1の心臓刺激装置の機能性に、心 房ペーシングを追加することも可能である。かかる心房ペーシングについては、 本発明の心房トラッキング型心臓刺激装置の説明を過度に複雑化しないように、 省略した。 前述のように、可変拒絶時間期間の持続期間は、心房レートの変化性に基づく ことができる。このために、心房レート変化性段86は、心房レート判定段84 によって判定されたレートの標準偏差を決定するとよい。次いで、この標準偏差 を用いて可変拒絶時間期間の持続期間を制御することができ、偏差が大きいほど 持続期間は長くなり、偏差が小さいほど持続期間は短くなる。 次に図3および図4を参照すると、これらの図は、拒絶プロセッサ72のタイ マ80が本発明の代替実施形態に従って拒絶時間期間を計時する場合の様式を示 す。この代替実施形態は、心房と心室の間の結合を制御する、人の心臓の完全な 房室(AV)結節のエミュレーションに基づく。より具体的には、図3において 気付くであろうが、拒絶プロセッサ72のタイマ80は、基準拒絶時間期間16 0を計時して、AV結節の細胞の全てが不応期にある時間を複製し(duplicate )、且つ相対的拒絶時間期間を計時して、AV結節の細胞の漸進的な非不応性を 複製する。図3を更に特定的に参照すると、164において検出された心房活動 が、タイマ80に絶対拒絶期間160の計時を開始させることに気付くであろう 。心房活動164は、タイマ80に絶対拒絶期間160を計時させることに加え て、心室ペーシング回路74に伝達され、AV遅延プロセッサ70によって計算 されたAV時間遅延の後にペーシング・パルスを発生する。 絶対拒絶期間160の間に、別の心房活動166が発生する。これは、絶対拒 絶期間160の計時には何ら影響はなく、心室ペース回路74に伝達されない。 しかしながら、心房活動164と心房活動166との間の時間を利用して、新た なAV遅延時間期間をAV遅延プロセッサ70によって計算し、また、更新され た心房レートを心房レート判定段84によって計算する。更に図3において気付 くであろうが、心房の活動は相対拒絶期間162中は検知されず、カウンタ80 は168においてリセットすることができる。 170で検出される次の心房活動によって、タイマ80に新たな絶対拒絶時間 期間172の計時を開始させ、且つ心房活活動を心室ペーシング回路74に伝達 させ、AV遅延プロセッサ70によって計算された適切なAV遅延時間期間の後 に心室ペーシング・パルスを発生する。174で検出される次の心房活動は、絶 対拒絶期間172に続く相対拒絶期間176の間に発生するので、心室ペース回 路74には伝達されない。図4において気付くであろうが、174において検知 された心房活動は、相対拒絶時間期間の25%が完了した後に発生する。その結 果、延長段182は、タイマ70に、絶対拒絶時間期間全体の25%に当たる延 長時間期間だけ、拒絶期間を延長させる。この延長時間期間を図3および図4で は178で示す。これによって、AV結節細胞(AV nodal cell)の、それらが 完全に脱分極した且つ完全に不応性のそれまでの状態から25%再分極した状態 を、エミュレートする。この部分的な再分極状態では、細胞を電気的に活性化す ることができるが、完全な活動電位を導出することはなく、細胞間の伝搬を生ず ることはできないであろう。 図3および図4において更に気付くであろうが、延長した拒絶時間期間178 が完了した後、拒絶プロセッサ72のタイマ80によって、新たな相対拒絶期間 180が開始される。 図3および図4に関するこれまでの説明からわかるように、本実施形態は、A V結節が人の心臓において機能する態様を近似したものを提供することである。 前述のように絶対、相対、および延長拒絶時間期間を確定することにより、ペー シング・パルスを発生するために、心房活動すべてを心室ペーシング回路74に は伝達しない。その結果、心房レートが増加している場合や非常に速い場合でも 、本発明のこの追加的な実施形態によれば、AV結節の動作をエミュレートした 様式で心室レートの規制が行われる。 以上、本発明を特定の実施形態について示しかつ説明したが、変更も可能であ る。例えば、本発明は、レート応答型ペースメーカにも適用性を見出すことがで きる。加えて、前述のように、図1に示す心臓刺激装置の機能性に心房ペーシン グを追加することも可能であり、また、本発明から逸脱することなく、右心房− 冠状洞検知ベクトル(right atrium to coronary sinus sensing vector)のよう な他の検知ベクトルを採用して心房活動を検出することができる。従って、添付 の請求の範囲は、本発明の真の精神および範囲に該当するすべての変更および改 造を包含することを意図する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルファーネス,クリフトン・エイ アメリカ合衆国ワシントン州98053,レッ ドモンド,トゥハンドレッドフィフティエ イス・アベニュー・ノースイースト 8599 (72)発明者 アダムズ,ジョン・エム アメリカ合衆国ワシントン州98027,イサ クア,ハンドレッドナインティフォース・ アベニュー・サウス・イースト 4704

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 心臓の少なくとも1つの心房と結合する心房リードを通じて前記心臓の 心房活動を検出し、前記心臓の少なくとも1つの心室と結合する心室リードを通 じて心室ペーシング・パルスを前記心臓に送出する心房トラッキング型心臓刺激 装置であって、 ペーシング・パルスを前記心室リードに送出する出力段を含むパルス発生器と 、 前記心房リードに結合され、心房活動を検出するセンサと、 検出された心房活動に応答して拒絶時間期間を計時し、拒絶時間期間外に発生 する検出された心房活動に応答して、前記パルス発生器の出力段にペーシング・ パルスを送出させる手段と を備える心房トラッキング型心臓刺激装置。 2. 心臓の少なくとも1つの心房と結合する心房リードを通じて前記心臓の 心房活動を検出し、前記心臓の少なくとも1つの心室と結合する心室リードを通 じて心室ペーシング・パルスを前記心臓に送出する心房トラッキング型心臓刺激 装置であって、 伝達された心房活動に応答して前記心室リードにペーシング・パルスを送出す る出力段を含むパルス発生器と、 前記心房リードに結合され、心房活動を検出するセンサと、 検出した心房活動に応答して拒絶時間期間を計時し、拒絶時間期間外で発生す る検出された心房活動に応答して、伝達された心房活動を提供する拒絶プロセッ サと を備える心房トラッキング型心臓刺激装置。 3. 請求項2記載の心臓刺激装置において、前記拒絶プロセッサが、伝達さ れる心房活動の各々に応答して拒絶時間期間を計時する計時手段を含む、心臓刺 激装置。 4. 請求項2記載の心臓刺激装置において、前記拒絶プロセッサが、伝達さ れた心房活動の各々に応答して基準拒絶時間期間を計時する計時手段と、前記計 時手段に、選択された基準拒絶時間期間に続く拒絶時間期間の延長を計時させる 延長手段とを含む、心臓刺激装置。 5. 請求項4記載の心臓刺激装置において、前記延長手段が、拒絶時間期間 中に検出された心房活動に応答して前記計時手段に拒絶時間期間の延長を計時さ せる、心臓刺激装置。 6. 請求項4記載の心臓刺激装置において、前記拒絶プロセッサが、前記検 出された心房活動のレートを判断するための心房レート判定手段を含み、前記延 長手段が、前記心房レートに応答して前記計時手段に拒絶時間期間の延長を計時 させる、心臓刺激装置。 7. 請求項4記載の心臓刺激装置において、前記拒絶プロセッサが、検出さ れた心房活動レートにおける変化性を判断するための心房レート変化判定手段を 含み、前記延長手段が、心房レートの変化性に応答して前記計時手段に拒絶時間 期間の延長を計時させる、心臓刺激装置。 8. 請求項2記載の心臓刺激装置において、前記パルス発生器が、伝達され た心房活動の各々に応答してAV遅延時間期間を計時するAV遅延タイマを含み 、前記出力段が、前記AV遅延時間期間の計時を完了した前記AV遅延タイマに 応答してペーシング・パルスを前記心室リードに送出する、心臓刺激装置。 9. 請求項8記載の心臓刺激装置であって、更に、前記AV遅延時間期間を 判定するAV遅延プロセッサを含む心臓刺激装置。 10. 請求項8記載の心臓刺激装置であって、更に、検出した心房活動の各 々に応答してAV遅延時間期間を判定するAV遅延プロセッサを含む心臓刺激装 置。
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