JP2002511450A - 4−アミノ−(エチルアミノ)−オキソインドールドパミン自己受容体作動薬 - Google Patents

4−アミノ−(エチルアミノ)−オキソインドールドパミン自己受容体作動薬

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JP2002511450A
JP2002511450A JP2000543433A JP2000543433A JP2002511450A JP 2002511450 A JP2002511450 A JP 2002511450A JP 2000543433 A JP2000543433 A JP 2000543433A JP 2000543433 A JP2000543433 A JP 2000543433A JP 2002511450 A JP2002511450 A JP 2002511450A
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alkyl
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acid
indol
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JP2000543433A
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ジェイムズ・アルバート・ネルソン
ミラ・アナ・カンゼルバーガー
リチャード・エリック・ミューショー
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アメリカン・ホーム・プロダクツ・コーポレイション
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    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/04Indoles; Hydrogenated indoles
    • C07D209/30Indoles; Hydrogenated indoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
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Abstract

(57)【要約】 ドパミン作動活性を有する、式(I): 【化1】 [式中、R1およびR2は、各々独立して、水素、C1-10アルキル、または(CH2)m4(ここで、R4はフェニルまたはナフチルであって、C1-6アルキル、ハロゲン、C1-6アルコキシドおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく、mは1〜5);ならびに、R3は水素またはC1-6アルキル]で示される化合物またはその医薬上許容される塩が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ドパミン作動性を有する一連の4-アミノ-(エチルアミノ)-オキソ
インドールに関する。本発明の化合物は、ドパミン作動薬により影響を受ける様
々な状態(例えば、パーキンソン病、トゥーレット症候群、精神分裂病、および
アルコールや薬物に対する嗜癖)を治療するのに有用である。
【0002】 (背景技術) ドパミン自己受容体作動薬を用いて抗精神病活性を誘発する試みが成功してい
る[例えば、ドルシニ(Dorsini)ら、アドバンシズ・イン・バイオケミカル・サ
イコファーマコロジー(Adv. Biochem. Psychopharmacol.),16:645-648(1977);
タミンガ(Tamminga)ら、サイエンス(Science),200:567-568(1975);およびタミ
ンガ(Tamminga)ら、サイキアトリー(Psychiatry),398-402(1986)を参照]。最近
、ラーチ(Lahti)らにより、ドパミンD2受容体における固有活性を測定する方法
が報告された[モレキュラー・ファーマコロジー(Mol. Pharm.),42:432-438(199
3)]。固有活性は、この受容体の「低親和性作動薬」(すなわち、低Ag)状態と
、この受容体の「高親和性作動薬」(すなわち、高Ag)状態との比率、すなわち
低Ag/高Agを用いて予想される。これらの比率は、与えられた化合物の作動
薬活性、部分作動薬活性および拮抗薬活性と相関している。かかる活性は、抗精
神病効果を誘発する化合物の能力を特徴付ける。
【0003】 国際出願公開第WO 91/09849号には、一連のインドール-アミン化合物(例えば
、下記の化合物AおよびB)が広範囲に開示されているが、かかる化合物は逆転
写酵素阻害薬としてAIDSの治療に有用であると開示されている。
【0004】
【化6】
【0005】 しかし、この文献には、かかる化合物がD2受容体作用活性を有することや、
パーキンソン病、精神分裂病またはドパミンにより影響を受ける他の状態の徴候
を軽減するように作用することは、全く開示も示唆もされていない。
【0006】 (発明の開示) 本発明の化合物は、式I:
【0007】
【化7】
【0008】 [式中、R1およびR2は、各々独立して、水素、C1-10アルキル、または(CH2 )m4(ここで、R4はフェニルまたはナフチルであって、C1-6アルキル、ハロゲ
ン、C1-6アルコキシドおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される1
または2個の置換基で置換されていてもよく、mは1〜5);ならびに、 R3は水素またはC1-6アルキル] で示される4-アミノ-(エチルアミノ)-オキソインドールまたはその医薬上許容
される塩である。
【0009】 本発明の化合物は、様々な固有ドパミン活性度を有するドパミン作動薬である
。これらの化合物のいくつかは、選択的な自己受容体作動薬(すなわち、シナプ
ス後D2ドパミン受容体に対して自己受容体のみを活性化する部分作動薬)である
。したがって、本発明の化合物は、精神分裂病の治療に臨床上有効であることが
知られている薬剤により示されることが多い重篤な副作用の原因であると認めら
れているシナプス後ドパミン受容体を過剰に遮断することなく、脳のドパミン系
の機能的な変調を与える。さらに、本発明の化合物は、高い固有活性度を有し、
それゆえ、それらは天然の神経伝達物質として、すなわち完全作動薬として挙動
することができる。したがって、それらは異常な濃度のドパミンにより引き起こ
される疾患(例えば、パーキンソン病)の治療に有用である。
【0010】 本発明の化合物は、好ましくは、式I[式中、R1およびR2は、各々独立して
、C1-10アルキル、または(CH2)m4(ここで、R4はフェニル、mは1);なら
びに、R3は水素またはC1-6アルキル]で示される化合物またはその医薬上許容
される塩である。
【0011】 最も好ましくは、本発明の化合物は、4-(2-ベンジルアミノ-エチルアミノ)-
1,3-ジヒドロ-インドール-2-オン・二塩酸塩および4-[2-(ベンジル-メチル
アミノ)-エチル-アミノ]-1,3-ジヒドロ-インドール-2-オン・二塩酸塩からな
る群から選択しうる。
【0012】 ここで用いるように、「アルキル」および「アルコキシ」という用語は、それ
ぞれ直鎖または有枝鎖のアルキル基およびアルコキシ基を意味する。「ハロゲン
」という用語は、塩素、臭素、フッ素およびヨウ素を意味する。
【0013】 本発明の化合物は、遊離塩基の有用性を有するそれらの医薬上許容される酸付
加塩の形態で用いてもよい。かかる塩は、当業者に公知の方法により調製するこ
とができるが、無機酸または有機酸のいずれを用いても形成される。かかる無機
酸および有機酸としては、例えば、フマル酸、マレイン酸、安息香酸、アスコル
ビン酸、パモ酸、コハク酸、ビスメチレンサリチル酸、メタンスルホン酸、エタ
ンジスルホン酸、酢酸、シュウ酸、プロピオン酸、酒石酸、サリチル酸、クエン
酸、グルコン酸、乳酸、リンゴ酸、マンデル酸、桂皮酸、シトラコン酸、アスパ
ラギン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、イタコン酸、グリコール酸、p-アミ
ノ安息香酸、グルタミン酸、ベンゼンスルホン酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸、シ
クロヘキシルスルファミン酸、リン酸および硝酸が挙げられる。
【0014】 本発明の化合物は、神経伝達物質ドパミンの合成および放出を変調するドパミ
ン自己受容体作動薬である。したがって、それらは、ドパミン系の障害(例えば
、精神分裂病、パーキンソン病およびトゥーレット症候群)の治療に有用である
。本発明の化合物は、シナプス後ドパミンD2受容体における部分作動薬でもあ
り、したがって、かかる作動薬により影響を受ける他の状態(例えば、アルコー
ルや薬物に対する嗜癖)の治療に有用である。
【0015】 本発明の化合物は、当業者に認識される任意の適当な従来法により調製すれば
よい。しかし、本発明の化合物はスキームIおよびIIに示す全経路により調製す
ることが好ましい。
【0016】
【化8】
【0017】
【化9】
【0018】 本発明は、式Iで示される化合物またはその医薬上許容される塩の製造方法を
提供する。ここで、
【0019】 (a)式C: X4-NX3-CH2-CH2-NX2-X1 (C) [式中、X1は除去可能な保護基またはR1;X2は除去可能な保護基またはR2
3は除去可能な保護基またはR3;ただし、X1、X2およびX3の少なくとも1
つは除去可能な保護基;ならびに、X4は2-オキソ-1,3-ジヒドロ-インドール
-4-イル] で示される化合物を処理して、除去可能な保護基を除去する;あるいは、
【0020】 (b)式D: X5-NX3-CH2-CH2-NX2-X1 (D) [式中、X1は除去可能な保護基またはR1;X2は除去可能な保護基またはR2
3は除去可能な保護基またはR3;ならびに、X5は2-オキソ-1,3-ジヒドロ-
インドール-4-イルの前駆体] で示される化合物を処理して、X5を2-オキソ-1,3-ジヒドロ-インドール-4-
イルに変換するが、X1、X2およびX3の少なくとも1つが除去可能な保護基で
ある場合には、反応生成物を処理して除去可能な保護基を除去する;あるいは、
【0021】 (c)式E: X4-NR3-H (E) [式中、X4およびR3は上記と同意義] で示される化合物を、式F: X6-CH2-CH2-NX2-X1 (F) [式中、X1は除去可能な保護基またはR1;X2は除去可能な保護基またはR2
6は保護基] で示される化合物と反応させるが、X1およびX2の少なくとも一方が除去可能な
保護基である場合には、反応生成物を処理して除去可能な保護基を除去する;あ
るいは、
【0022】 (d)式Iで示される化合物を、医薬上許容される酸付加塩を形成するように酸
で処理する。
【0023】 トリフルオロアセチルは、工程(a)の除去可能な保護基として、好ましく用い
られる。それは、適当な塩基性条件により、例えば、メタノール中の水酸化ナト
リウムで除去することができる。式Cで示される化合物は、様々な方法で、例え
ば、工程(b)または(c)の一次反応生成物として調製すればよい。工程(b)では
、3-クロロ-1H-インドール-4-イルをX5として用いればよい。工程(c)は、
アミンを調製する標準的な方法で行えばよい。X6は、例えば、クロロ、ブロモ
、アルキルスルホニルオキシまたはアリールスルホニルオキシでありうる。
【0024】 ここで、本発明を以下の具体的であるが非限定的な実施例により詳しく説明す
る。
【0025】 中間体1 2-クロロ-N-(1H-インドール-4-イル)-アセトアミド 0℃で、塩化メチレン(50mL)中における4-アミノインドール(1.0g、
7.57ミリモル)およびトリエチルアミン(1.07mL、7.57ミリモル)の懸
濁液に、塩化メチレン(5mL)中における塩化クロロアセチル(0.615mL、
7.57ミリモル)の溶液を滴下した。30分後、溶液を水(2×100mL)で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。シリカゲル(60g、40%酢酸エ
チル-ヘキサン)上でのクロマトグラフィーにより精製し、ヘキサン-酢酸エチル
から結晶化させて、表題化合物を白色の固形物(1.17g、74.1%)として得
た。融点114〜116℃;MS EI m/e 208/210(M+)。 元素分析の結果(C109ClN2Oとして): 計算値:C,57.54;H,4.39;N,13.31 実測値:C,57.32;H,4.19;N,13.19
【0026】 中間体2a 2-ベンジルアミノ-N-(1H-インドール-4-イル)-アセトアミド DMSO(60mL)中における2-クロロ-N-(1H-インドール-4-イル)-ア
セトアミド(3.0g、14.4ミリモル)およびベンジルアミン(4.76g、43
.1ミリモル)を含む溶液を周囲温度で16時間攪拌した。混合物を水(700m
L)に注ぎ込み、粗生成物を固形物として結晶化させた。濾過後、固形物を酢酸
エチル(600mL)に溶解し、水(200mL)および食塩水(200mL)で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。酢酸エチルを濃縮して、表題
化合物を白色の固形物(3.36g、83.6%)として得た。融点158〜161
℃;MS EI m/e 279(M+)。 元素分析の結果(C17173Oとして): 計算値:C,73.10;H,6.13;N,15.04 実測値:C,73.19;H,6.17;N,14.68
【0027】 中間体2b 2-(ベンジル-メチル-アミノ)-N-(1H-インドール-4-イル)-アセトアミド N-ベンジル-メチルアミンを利用して、中間体2aについて説明した方法を繰
り返した。表題化合物は黄色がかった緑色の油状物(98.0%)として得た。M
S EI m/e 293(M+)。 元素分析の結果(C18193Oとして): 計算値:C,73.69;H,6.53;N,14.32 実測値:C,73.47;H,6.31;N,13.97
【0028】 中間体3a N-ベンジル-N'-(1H-インドール-4-イル)-エタン-1,2-ジアミン・1/4 水和物 窒素下で、テトラヒドロフラン(300mL)中における2-ベンジルアミノ-N
-(1H-インドール-4-イル)-アセトアミド(3.03g、10.8ミリモル)の溶
液に、テトラヒドロフラン(54mL)中における1.0M水素化リチウムアルミ
ニウムを徐々に加えた。混合物を5時間還流し、冷却し、含水テトラヒドロフラ
ンでクエンチした。水酸化ナトリウム(1.0M、100mL)を加え、有機層を
分離した。水層を酢酸エチル(2×200mL)で洗浄した。合わせた有機層を水
(2×200mL)、食塩水(200mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
させた。濾過した後、溶媒を濃縮して、表題化合物を褐色の油状物(2.80g、
99.0%)として得た。MS EI m/e 265(M+)。 元素分析の結果(C17193・0.25H2Oとして): 計算値:C,75.66;H,7.28;N,15.57 実測値:C,75.40;H,7.23;N,15.31
【0029】 中間体3b N-ベンジル-N'-(1H-インドール-4-イル)-N-メチル-エチル-1,2-ジア
ミン 2-(ベンジル-メチル-アミノ)-N-(1H-インドール-4-イル)-アセトアミド
を利用して、中間体3aについて説明した方法を繰り返した。表題化合物はオフ
ホワイト色の固形物(63.9%)として得た。融点73〜74℃;MS EI m/
e 279(M+)。 元素分析の結果(C18213として): 計算値:C,77.38;H,7.58;N,15.04 実測値:C,77.24;H,7.64;N,15.07
【0030】 中間体4a N-[2-(ベンジル-トリフルオロアセチル-アミノ)-エチル]-2,2,2-トリフ
ルオロ-N-(1H-インドール-4-イル)-アセトアミド 0℃で、N-ベンジル-N'-(1H-インドール-4-イル)-エタン-1,2-ジアミ
ン(1.22g、4.60ミリモル)、トリエチルアミン(2.56mL、18.4ミ
リモル)および塩化メチレン(40mL)の溶液に、塩化メチレン(5mL)中にお
ける無水トリフルオロ酢酸の溶液(1.56mL、11.0ミリモル)を滴下した。
1時間後、溶液を水(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、濾過した。シリカゲル(60g、40%酢酸エチル-ヘキサン)上でのクロマ
トグラフィーにより精製し、ヘキサンから再結晶して、表題化合物を白色の固形
物(1.79g、85.7%)として得た。融点174〜177℃;MS EI m/
e 459(M+)。 元素分析の結果(C2117632として): 計算値:C,55.15;H,3.75;N,9.19 実測値:C,55.19;H,3.62;N,9.15
【0031】 中間体4b N-[2-(ベンジル-メチル-アミノ)-エチル]-2,2,2-トリフルオロ-N-(1H -インドール-4-イル)-アセトアミド N-ベンジル-N'-(1H-インドール-4-イル)-N-メチル-エチル-1,2-ジア
ミンを用いて、中間体4aについて説明した方法を繰り返した。表題化合物はオ
フホワイト色の固形物(91.2%)として得た。融点105〜108℃;MS E
I m/e 375(M+)。 元素分析の結果(C202033Oとして): 計算値:C,63.99;H,5.37;N,11.19 実測値:C,64.06;H,5.32;N,11.22
【0032】 中間体5a N-[2-(ベンジル-トリフルオロアセチル-アミノ)-エチル]-2,2,2-トリフ
ルオロ-N-(3-クロロ-1H-インドール-4-イル)-アセトアミド N-[2-(ベンジル-トリフルオロアセチル-アミノ)-エチル]-2,2,2-トリフ
ルオロ-N-(3-クロロ-1H-インドール-4-イル)-アセトアミド(5.9g、12
.9ミリモル)、N-クロロスクシンイミド(1.76g、12.9ミリモル)およびア
セトニトリル(40mL)を含有する溶液を周囲温度で16時間攪拌した。混合物
を濃縮し、残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解した。有機層を水(2×100m
L)、食塩水(100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し
た。溶媒を濃縮し、ヘキサンから結晶化させて、表題化合物を白色の固形物(6.
0g、95.4%)として得た。融点139〜142℃;MS EI m/e 491
/493(M+)。 元素分析の結果(C2116ClF632として): 計算値:C,51.29;H,3.28;N,8.54 実測値:C,51.17;H,3.05;N,8.43
【0033】 中間体5b N-[2-(ベンジル-メチル-アミノ)-エチル]-N-(3-クロロ-1H-インドール- 4-イル)-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミド N-[2-(ベンジル-メチル-アミノ)-エチル]-2,2,2-トリフルオロ-N-(1H
-インドール-4-イル)-アセトアミドを利用して、中間体5aについて説明した
方法を繰り返した。表題化合物はオフホワイト色の固形物(72.6%)として得
た。融点150〜153℃;MS EI m/e 409/411(M+)。 元素分析の結果(C2019ClF33Oとして): 計算値:C,58.61;H,4.67;N,10.25 実測値:C,58.64;H,4.73;N,10.19
【0034】 中間体6a N-[2-(ベンジル-トリフルオロアセチル-アミノ)-エチル]-2,2,2-トリフ
ルオロ-N-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-4-イル)-アセトアミ
酢酸(18mL)中におけるN-[2-(ベンジル-トリフルオロアセチル-アミノ)-
エチル]-2,2,2-トリフルオロ-N-(3-クロロ-1H-インドール-4-イル)-ア
セトアミド(1.4g、2.85ミリモル)の溶液に、85%リン酸(10mL)およ
び水(3mL)の混合物を加えた。反応物を75〜80℃で16時間加熱した。混
合物を水(100mL)に注ぎ込み、粗生成物を固形物として結晶化させた。濾過
後、固形物を酢酸エチル(100mL)に溶解し、水(50mL)、飽和重炭酸ナト
リウム溶液(50mL)および食塩水(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥させ、濾過した。残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル、40%ヘキサ
ン-酢酸エチル)により精製し、エーテル-石油エーテルから結晶化させて、表題
化合物を白色の固形物(0.31g、23.0%)として得た。融点108〜111
℃;MS EI m/e 473(M+)。 元素分析の結果(C2117633として): 計算値:C,53.28;H,3.62;N,8.88 実測値:C,53.01;H,3.37;N,8.92
【0035】 実施例1 4-(2-ベンジルアミノ-エチルアミノ)-1,3-ジヒドロ-インドール-2-オン
・二塩酸塩・0.1水和物 テトラヒドロフラン(40mL)中におけるN-[2-(ベンジル-トリフルオロア
セチル-アミノ)-エチル]-2,2,2-トリフルオロ-N-(2-オキソ-2,3-ジヒド
ロ-1H-インドール-4-イル)-アセトアミド(1.0g、2.1ミリモル)の溶液に
、室温で、メタノール(10mL)中における50%水酸化ナトリウム(1.0mL
)の混合物を加えた。15分後、混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチル(50mL)
に溶解した。有機層を水(2×50mL)、食塩水(50mL)で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥させ、濾過した。クロマトグラフィー(シリカゲル、7% メ
タノール中の2Nアンモニア-酢酸エチル)により精製し、酢酸エチルから結晶化
させて、遊離塩基を明るい緑色の固形物(0.7g、87.5%)として得た。融点
120〜124℃;MS EI m/e 281(M+)。 元素分析の結果(C17193O・0.25H2Oとして): 計算値:C,71.43;H,6.88;N,14.70 実測値:C,71.81;H,6.71;N,14.73 テトラヒドロフラン(25mL)およびメタノール(20mL)中における4-(2
-ベンジルアミノ-エチルアミノ)-1,3-ジヒドロ-インドール-2-オン(0.45
g、1.6ミリモル)の溶液に、エーテル(4.0mL)中における1M塩化水素を
加えた。溶媒を濃縮すると、表題化合物が灰色の固形物(0.52g、91.2%)
として結晶化させた。融点184〜195℃;MS EI m/e 281(M+)。 元素分析の結果(C17193O・2HCl・0.1H2Oとして): 計算値:C,57.34;H,6.00;N,11.94 実測値:C,57.00;H,5.90;N,11.72
【0036】 実施例2 4-[2-(ベンジル-メチル-アミノ)-エチルアミノ]-1,3-ジヒドロ-インドー
ル-2-オン・二塩酸塩・0.8水和物 酢酸(27mL)中におけるN-[2-(ベンジル-メチル-アミノ)-エチル]-N-(3
-クロロ-1H-インドール-4-イル)-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミド(5b
、1.75g、4.27ミリモル)の溶液に、70%リン酸(20mL)の混合物を
加えた。反応物を75〜80℃で16時間加熱した。混合物を水(100mL)に
注ぎ込み、粗生成物を固形物として結晶化させた。濾過後、固形物を酢酸エチル
(100mL)に溶解し、水(50mL)、飽和重炭酸ナトリウム溶液(50mL)お
よび食塩水(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。
酢酸エチルを濃縮して、粗製の中間体6bを暗緑色の残渣(1.5g)として得た
。さらに精製することなく、この物質をテトラヒドロフラン(40mL)に溶解し
、メタノール(10mL)中における50%水酸化ナトリウム(1.0mL)の混合
物を室温で加えた。15分後、混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチル(50mL)に
溶解した。有機層を水(2×50mL)、食塩水(50mL)で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥させ、濾過した。クロマトグラフィー(シリカゲル、7% メ
タノール中の2Nアンモニア-酢酸エチル)により精製し、酢酸エチルから結晶化
させて、遊離塩基をオフホワイト色の固形物(0.48g、40.4%)として得た
。融点122〜124℃;MS EI m/e 295(M+)。 元素分析の結果(C18213O・0.25H2Oとして): 計算値:C,72.09;H,7.23;N,14.01 実測値:C,72.11;H,7.16;N,14.05 表題化合物は、HCl-テトラヒドロフランから調製して、黄褐色の固形物と
して得た。MS EI m/e 295(M+)。 元素分析の結果(C18213O・HCl・0.8H2Oとして): 計算値:C,62.56;H,6.99;N,11.79 実測値:C,62.49;H,6.79;N,11.63
【0037】 ドパミン自己受容体に対する親和性は、ジーメン(Seemen)およびシャウス(Sch
aus)の標準的な実験的試験法[ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロ
ジー(European Journal of Pharmacology),203:105-109(1991)]により確立した
。この方法に従って、均質化したラットの線条体脳組織を適当な濃度の試験化合
物と共にインキュベートし、濾過し、洗浄し、ベータプレート(Betaplate)シン
チレーションカウンターで計数した。
【0038】 ドパミンD2受容体に対する高親和性は、フィールズ(Fields)らの標準的な実
験的試験法[ブレイン・リサーチ(Brain Res.),136,578(1977)およびヤマムラ(Y
amamura)ら編、ニューロトランスミッター・レセプター・バインディング(Neuro transmitter Receptor Binding ),レイバン・プレス(Raven Press),N.Y.(1978)]
により確立した。均質化した辺縁系脳組織を3H-スピロペリドール(Spiper.)お
よび適当な濃度の試験化合物と共にインキュベートし、濾過し、洗浄し、ハイド
ロフルオール(Hydrofluor)・シンチレーションカクテル(ナショナル・ダイアグ
ノスティクス(National Diagnostics)から入手可能)と共に振盪し、パッカード
(Packard)460CDシンチレーションカウンターで計数した。
【0039】 本発明の代表的な化合物を用いた試験の結果を以下に示す。
【0040】
【表1】
【0041】 したがって、本発明の化合物は、神経伝達物質ドパミンの合成をもたらし、そ
れゆえ、ドパミン自己受容体作動薬であることがわかる。かかる化合物は、精神
分裂病、パーキンソン病、トゥーレット症候群、アルコール嗜癖、コカイン嗜癖
、および類似した薬物に対する嗜癖などのドパミン障害の治療に有用である。
【0042】 本発明の化合物は、そのままで、あるいは、従来の医薬用担体と組み合わせて
、経口的または非経口的に投与すればよい。適用可能な固形担体としては、香味
剤、滑沢剤、可溶化剤、懸濁化剤、充填剤、流動化剤、圧縮補助剤、結合剤また
は錠剤崩壊剤としても作用しうる1種またはそれ以上の物質、あるいはカプセル
化材料を挙げることができる。散剤の場合、担体は、細かく粉砕された固体であ
って、やはり細かく粉砕された有効成分と混合されている。錠剤の場合、有効成
分は、必要な圧縮性を有する担体と適当な割合で混合され、所望の形状および寸
法に成形される。散剤および錠剤は、好ましくは99%までの有効成分を含有す
る。当業者に公知のいずれの固形担体を本発明の化合物と共に用いてもよい。特
に適当な固形担体としては、例えば、リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシ
ウム、タルク、砂糖、乳糖、デキストリン、デンプン、ゼラチン、セルロース、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニルピロリ
ドン、低融点ワックスおよびイオン交換樹脂が挙げられる。
【0043】 液状担体は、本発明の化合物の液剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤およびエリキ
シル剤を調製する場合に用いうる。本発明の化合物は、水、有機溶媒、両方の混
合物、または医薬上許容される油脂などの医薬上許容される液状担体中に溶解ま
たは懸濁させることができる。液状担体は、可溶化剤、乳化剤、緩衝化剤、保存
剤、甘味剤、香味剤、懸濁化剤、増粘剤、着色剤、粘度調節剤、安定化剤または
浸透圧調節剤などの他の適当な医薬用添加物を含有することができる。経口およ
び非経口投与用の液状担体の適当な例としては、水(特に上記のような添加物、
例えば、セルロース誘導体、好ましくはカルボキシメチルセルロースナトリウム
溶液を含有する)、アルコール(一価アルコールおよび多価アルコール、例えば、
グリコールを含む)およびそれらの誘導体、ならびに油(例えば、分別ヤシ油およ
び落花生油)が挙げられる。非経口投与の場合、担体は、オレイン酸エチルおよ
びミリスチン酸イソプロピルなどの油状エステルとすることもできる。無菌の液
状担体は、非経口投与用の無菌液状組成物に用いられる。
【0044】 無菌の液剤または懸濁剤である液状医薬組成物は、例えば、筋肉内、腹腔内ま
たは皮下への注射によって利用することができる。無菌液剤は、静脈内投与する
こともできる。経口投与用の組成物は、液状または固形のいずれの組成物形態で
あってもよい。
【0045】 好ましくは、本発明の化合物を含有する医薬組成物は、例えば、錠剤またはカ
プセル剤のような単位剤形である。このような形態では、かかる組成物は、適当
量の本発明の化合物を含有する単位用量に細分される。単位剤形は、包装された
組成物、例えば、分包散剤、バイアル、アンプル、充填済シリンジまたは含液薬
袋とすることができる。あるいは、単位剤形は、例えば、カプセル剤または錠剤
それ自体としたり、このような組成物を適当数だけ包装した形態とすることもで
きる。
【0046】 投与される本発明の化合物の治療有効量および投与計画は、患者の体重、年齢
、性別および治療状況、疾患の重篤度、投与の経路および頻度、ならびに採用し
た特定の化合物を含めて、様々な因子に依存し、それゆえ、幅広く変化しうる。
しかし、上記の医薬組成物は、本発明の化合物を、約0.1〜約2000mg、
好ましくは約0.5〜約500mg、より好ましくは約1〜約100mgの範囲
内で含有しうると考えられる。活性化合物の計画的な一日量は、約0.01〜約
100mg/kg体重である。一日量は、1日に2〜4回の割合で都合よく投与
することができる。
【0047】 本発明は、その精神および本質的な属性から逸脱することなく、他の特定の形
態で具体化してもよく、したがって、本発明の範囲を示すものとしては、上記の
明細書よりむしろ添付の請求の範囲に言及すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 25/30 A61P 25/30 43/00 111 43/00 111 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 ミラ・アナ・カンゼルバーガー アメリカ合衆国10025ニューヨーク州ニュ ーヨーク、リバーサイド・ドライブ410番 (72)発明者 リチャード・エリック・ミューショー アメリカ合衆国08512ニュージャージー州 プリンストン、ボックスウッド・ドライブ 21番 Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 AA03 BC13 MA01 NA14 ZA02 4C204 BB01 CB03 DB30 EB02 FB01 GB32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 [式中、R1およびR2は、各々独立して、水素、C1-10アルキル、または(CH2 )m4(ここで、R4はフェニルまたはナフチルであって、C1-6アルキル、ハロゲ
    ン、C1-6アルコキシドおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される1
    または2個の置換基で置換されていてもよく、mは1〜5);ならびに、 R3は水素またはC1-6アルキル] で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  2. 【請求項2】 R1およびR2が、各々独立して、C1-10アルキル、または(
    CH2)m4(ここで、R4はフェニル、mは1)であり、R3が水素またはC1-6
    ルキルである請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  3. 【請求項3】 4-(2-ベンジルアミノ-エチルアミノ)-1,3-ジヒドロ-イ
    ンドール-2-オンである請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される酸付
    加塩。
  4. 【請求項4】 4-[2-(ベンジル-メチルアミノ)-エチル-アミノ]-1,3-ジ
    ヒドロ-インドール-2-オンである請求項1記載の化合物またはその医薬上許容
    される酸付加塩。
  5. 【請求項5】 式: 【化2】 [式中、R1およびR2は、各々独立して、水素、C1-10アルキル、または(CH2 )m4(ここで、R4はフェニルまたはナフチルであって、C1-6アルキル、ハロゲ
    ン、C1-6アルコキシドおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される1
    または2個の置換基で置換されていてもよく、mは1〜5);ならびに、 R3は水素またはC1-6アルキル] で示される化合物またはその医薬上許容される塩からなる医薬組成物。
  6. 【請求項6】 それを必要とする患者の異常なドパミン伝達に関連する状態
    を治療する方法であって、該患者に有効量の式: 【化3】 [式中、R1およびR2は、各々独立して、水素、C1-10アルキル、または(CH2 )m4(ここで、R4はフェニルまたはナフチルであって、C1-6アルキル、ハロゲ
    ン、C1-6アルコキシドおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される1
    または2個の置換基で置換されていてもよく、mは1〜5);ならびに、 R3は水素またはC1-6アルキル] で示される化合物またはその医薬上許容される塩を投与することからなる方法。
  7. 【請求項7】 それを必要とする患者のパーキンソン病を治療する方法であ
    って、該患者に有効量の式: 【化4】 [式中、R1およびR2は、各々独立して、水素、C1-10アルキル、または(CH2 )m4(ここで、R4はフェニルまたはナフチルであって、C1-6アルキル、ハロゲ
    ン、C1-6アルコキシドおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される1
    または2個の置換基で置換されていてもよく、mは1〜5);ならびに、 R3は水素またはC1-6アルキル] で示される化合物またはその医薬上許容される塩を投与することからなる方法。
  8. 【請求項8】 それを必要とする患者の精神分裂病を治療する方法であって
    、該患者に抗精神分裂病量の式: 【化5】 [式中、R1およびR2は、各々独立して、水素、C1-10アルキル、または(CH2 )m4(ここで、R4はフェニルまたはナフチルであって、C1-6アルキル、ハロゲ
    ン、C1-6アルコキシドおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される1
    または2個の置換基で置換されていてもよく、mは1〜5);ならびに、 R3は水素またはC1-6アルキル] で示される化合物またはその医薬上許容される塩を投与することからなる方法。
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