JP2002511333A - 触媒チャンバー - Google Patents

触媒チャンバー

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JP2002511333A
JP2002511333A JP2000543177A JP2000543177A JP2002511333A JP 2002511333 A JP2002511333 A JP 2002511333A JP 2000543177 A JP2000543177 A JP 2000543177A JP 2000543177 A JP2000543177 A JP 2000543177A JP 2002511333 A JP2002511333 A JP 2002511333A
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ハーラン ミンター,マーク
フランク ステビンズ,レスリー
ジェーン グラハム,マーサ
アレン ジャンセン,ロバート
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ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト
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    • A61L12/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising contact lenses; Accessories therefor
    • A61L12/08Methods or apparatus for disinfecting or sterilising contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L12/12Non-macromolecular oxygen-containing compounds, e.g. hydrogen peroxide or ozone
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Abstract

(57)【要約】 健康管理製品製造設備において連続流水性ストリームを防腐処理及び/又は消毒する方法及び連続流導管中で過酸化物を分解するための触媒チャンバー。該方法及び装置は、コンタクトレンズの製造、コンタクトレンズのケア及び眼科用薬剤製造プロセスにて使用される水性ストリームの防腐処理に特に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、健康管理製品製造処理における水性ストリーム中の微
生物増殖の防止及び抑制に関する。好ましい実施態様では、本発明は、医薬品又
は眼科用製品製造設備、例えばコンタクトレンズ製造設備におけるストリームの
防腐処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
健康管理製品を製造する製造設備は、格別に清浄な製造設備を維持する倫理的
且つ法的要求の下にある。例えば、コンタクトレンズ製造設備は、消費者への安
全性を確保するため、厳格な清浄度プロトコルに従わなければならない。典型的
には、製造設備は、高純度の原料を使用し、貯蔵又は製造プロセスでの微生物の
混入を避けることに焦点が当てられる。特に、水性環境、例えばプロセス・フロ
ーパイプは、湿気が多く暗い環境における細菌増殖の増大した可能性故に、問題
を帯びている。
【0003】 製造環境への微生物の混入を阻止するために使用される方法としては、汚染の
可能性を完全に排除することが理想的ではある。しかし、実際の製造現場では、
ある程度の汚染の可能性を免れ得ない。しかも、国によっては給水設備の管理が
十分に厳格でなく、汚染の確率を許容レベルまで減らすことができない。したが
って、水性原料ストリームを不注意にも汚染する微生物の増殖を抑制するため、
健康管理製品製造設備において水性ストリームを防腐処理する方法が望まれる。
【0004】 微生物増殖を抑制し、存在する微生物を根絶させるために水溶液に加えること
ができる抗微生物剤及び防腐剤は数多く存在する。しかし、そのような抗微生物
剤及び防腐剤の多くは、人間組織との不適合性のため、最終的な健康管理製品の
中に残留させるわけにはいかない。例えば、塩化ベンザルコニウム(BAK又は
BAC)が、眼科用薬品及びレンズケア消毒製品に抗微生物剤として使用されて
きた。しかし、BAKは、眼と接触した場合、多くの患者に刺痛や赤みを生じさ
せる。更には、BAKは、一部の薬とは不適合である。
【0005】 同様に、多くの特許が、コンタクトレンズを消毒するための過酸化水素の使用
を開示している。この分野における基本特許は、Gagliaに発行された米国特許第
3,912,451号である。加えて、レンズケア又は眼科用薬品溶液を防腐処
理するための低濃度の過酸化物の使用が開示されている。この技術を特許請求す
る二つの基本特許は、Martinらに発行された米国特許第5,576,028号及
び米国特許第5,607,698号である。
【0006】 しかし、使用中に不快感を引き起こす製品、又は製品の他の成分との不適合を
もたらすことなく、製造ストリームを防腐処理する及び/又は消毒する組成物及
び方法が必要である。特に、製造プロセスにおける連続流ストリームを防腐処理
し、そして製品を消費者に販売する前に防腐剤の実質的にすべてを除去する必要
性が残る。眼科用製品製造プロセスで使用される連続流水性ストリームを防腐処
理し、そして眼科用製品を消費者に配給する前に防腐剤の実質的にすべてを除去
する具体的な必要性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、健康管理製品製造設備において連続水性流を防
腐処理及び/又は消毒する方法を提供することである。
【0008】 本発明のもう一つの目的は、連続流ストリームから過酸化物防腐剤及び/又は
消毒剤を除去する方法及び装置を提供することである。
【0009】 本発明の更なる目的は、眼科用レンズ製造設備における過酸化水素のインライ
ン分解のための手段を提供することである。
【0010】 これらの目的及び本発明の他の利点は、以下に要約し、本明細書中で詳細に定
義する本発明の説明から明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の実施態様の一つは、健康管理製品製造設備における連続流水性ストリ
ームを防腐処理及び/又は消毒する方法である。該方法は、水性溶液を防腐剤で
防腐処理し、該防腐処理された溶液の連続流ストリームを提供し、該水溶液を分
配する前に該防腐処理されたストリームの中の防腐剤の実質的にすべてを連続的
又は半連続的に分解することを含む。好ましい防腐剤は過酸化水素である。
【0012】 本発明のもう一つの実施態様は、連続流導管において過酸化物を分解するため
の触媒チャンバーである。該触媒チャンバーは、流体運搬導管の内部に配される
ように設計されているか、又はその一部として設計されている外部ハウジングと
、その中又はその上に配された触媒物質を有す該ハウジング内に配置された触媒
エレメントとを含む。該触媒チャンバーは、流体の通過を許容する開口をその中
に画定する。該触媒チャンバーは、その中を通過する流体と該触媒エレメントと
を接触させ、それにより、その中を通過する流体中に存在する過酸化物の分解を
促進する。
【0013】 本発明の1つの実施態様は、健康管理製品製造設備における連続流水性ストリ
ームを防腐処理及び/又は消毒する方法である。この方法は、コンタクトレンズ
製造設備内の配管及び貯蔵ネットワーク中の含塩類溶液を防腐処理する際に特に
有用であるが、本発明の範囲はそのように限定されない。特に有用な防腐剤は、
過酸化物、好ましくは過酸化水素又は溶液中で過酸化水素を発生させる添加剤(
例えば過ホウ酸ナトリウム)である。
【0014】 この方法は、一般的には、水性溶液を防腐剤で防腐処理し、該防腐処理された
溶液の連続流ストリームを提供し、該水性溶液を分配する前に該防腐処理された
ストリームの中の防腐剤の実質的にすべてを連続的又は半連続的に分解すること
を含む。
【0015】 本発明の別の実施態様は、連続流導管中で過酸化物を分解するための装置であ
る。防腐処理されない配管エリアを最小限にするため、過酸化物の分解は、該水
性溶液を製品パッケージに分配する直前に実施することが好ましい。
【0016】 該分解装置は、一般的に、流体運搬導管の内部に配されるように設計されてい
るか、その一部として設計されている、入口開口及び出口開口を含む外部ハウジ
ングと、その中又はその上に配された触媒物質を有す該ハウジング内に配された
触媒エレメントとを含む。この装置は、流体の通過を許容するための開口をその
中に含む。該装置は、その中を通過する流体と触媒エレメントとを接触させ、そ
れにより、その中を通過する流体中に存在する過酸化物の分解を促進する。
【0017】 本明細書では、防腐剤を分解するための装置を「触媒チャンバー」と呼ぶ。触
媒チャンバーは、流体運搬導管の内部に配されるように設計されているか、又は
その一部として設計されている外部ハウジングと、該外部ハウジング内に配され
た触媒エレメントとを含む。該触媒エレメントは、該エレメント内に配されてい
るか、若しくは該エレメントの一部上にコーティーングされているか、又はその
両方である触媒材料を有することができる。触媒チャンバーは、溶液の上向流を
受けるための入口開口と、溶液を触媒チャンバーから出すための出口とを有する
。触媒チャンバーの設計は、通過する流体と触媒エレメントとを接触させ、それ
により、通過する流体中に存在する過酸化物の分解を促進する。
【0018】 触媒チャンバーの一つの実施態様は、(a)溶液運搬配管に脱着可能に取り付
けられるように設計された外部ハウジング;と、(b)入口開口及び出口開口を
有する触媒エレメント;と、(c)入口開口の近くに配された第一の触媒エレメ
ント保持手段;と、(d)出口開口の近くに配された第二の触媒エレメント保持
手段;とを含む。
【0019】
【発明の実施の形態】 触媒チャンバーの一つの好ましい実施態様を、溶液の流れ方向を矢印によって
示した図1の分解断面図に示す。触媒チャンバー10は、他のすべての部品のた
めの最終的なサポートを提供する外部ハウジング12を含む。外部ハウジング1
2は、入口端及び出口端のフランジ14に解除可能に取り付けられる標準的なサ
ニタリークランプ(図示せず)を介して配管(図示せず)に解除可能に取り付け
られるように設計されている。該フランジに埋め込まれたOリング16によって
更なるシールが提供される。
【0020】 下流触媒保持手段は、キャスティレーテッドカラー20によって所定位置に保
持される有孔ディスク18を含む。組み立てる際には、有孔ディスク18を外部
ハウジング12に挿入する。次に、キャスティレーテッドカラー20を挿入し、
雄ねじ22を介して外部ハウジング12の雌ねじ24に螺合する。外部ハウジン
グ内のキャスティレーテッドカラー20の操作は、適当な器具、例えば図2のカ
ラーキー42によって達成される。
【0021】 キャスティレーテッドカラー20を固定した後、ピストン26を外部ハウジン
グ12に挿入する。外部壁(ピストンの各開口の近傍)に配された2個のOリン
グ28が、該ピストンが外部ハウジング12内の休止位置へと動く時に、該ピス
トンを案内する。次に、触媒エレメント又は触媒物質(図示せず)を、ピストン
26によって画定される空洞の中に配置又は注入する。その後、有孔ディスク3
0を該触媒エレメントの上部に配し、キャスティレーテッドカラー32をねじ係
合によってピストン26に固定する。
【0022】 ピストン26は、流れに対する抵抗を最小限にすると同時に、有孔ディスク3
0のための構造的サポートを提供する下流支持部材36中に孔34を含む。同様
に、外部ハウジング12は、有孔ディスク18のためのサポートを提供すると同
時に、流体抵抗を最小限にするように設計された孔40を有する下流支持部材3
8を含む。圧力降下を減らすため、すべての該孔が実質的に整列されていること
が好ましい。
【0023】 図3は、触媒チャンバー内で有孔ディスクを所定位置に保持する支持部材50
の平面図である。支持部材50は、流体が該支持部材を通過することができる、
実質的に等間隔で等しい大きさの複数の丸い開口を有している。明らかに、図3
の設計態様と実質的に同じ機能を提供するであろう多様な支持部材の設計態様(
例えば、開口の形、大きさ及び間隔のバリエーション)を想定することができ、
そのような設計態様は本発明の範囲内である。
【0024】 防腐剤の分解速度を増加させる触媒エレメントは、多様な形状及び大きさで形
成することができる。好ましい触媒エレメントは、触媒物質をその上に配された
複数の触媒物質のビーズを含む。もう一つの好ましい触媒エレメントは、触媒物
質(例えば粉末形態)の粒状の塊を含む。
【0025】 過酸化物を分解するのに好ましい触媒物質は白金である。白金は、いくつかの
形態又は形態の組み合わせで使用することができる。例えば、白金は、触媒エレ
メント内に配される金属、セラミック又はポリマーの構造体(例えば球体又はビ
ーズ)上にコーティーングすることもできる。例えば、白金黒又は白金合金を使
用して過酸化物を分解してもよい。しかし、一つの好ましい触媒形態は、粉末状
若しくは粒状の白金又は白金含有物質である。粉末形態の利点は、体積当たりの
表面積がより大きいことであり、一方、欠点は、圧力降下が増大し、ファウリン
グが起こりやすいことである。粉末のメッシュサイズは、具体的な用途に依存し
て異なるが、400ミクロン未満、好ましくは325ミクロン未満のメッシュサ
イズを有する粉末が有用であることがわかった。
【0026】 したがって、触媒物質の重量に対する露出表面積の比を最大限にするため、粉
末が好ましい。重量に対する触媒表面積の好ましい比は、約100〜1000m2 /g、より好ましくは約250〜330m2/gである。
【0027】 加えて、適切に選択された触媒エレメントは、そのもの自身が静菌剤として作
用し得ることに注目すべきである。過酸化物防腐剤の分解を促進する白金触媒は
また、同時に抗菌剤としても作用する。
【0028】 例えば、過酸化物を分解するのに好ましい触媒物質は、白金で被覆されたアル
ミナ粉末である。約1〜10重量%の白金が実用に適することがわかった。使用
される触媒材料の量はいくつかの要因に依存するが、約350〜700ml/minの
流量を有するストリームでは、約250〜450g、好ましくは約310〜35
0gの量が有用であることがわかった。
【0029】 触媒エレメントは、白金又は白金含有物質の露出面を有する触媒粒子と、不活
性充填物とを含むことができる。好ましい不活性充填物質はアルミナ粉末である
。例えば、触媒エレメントは、約1〜10重量%の、白金又は白金含有物質の露
出面を有する触媒粒子と、約99〜90重量%の不活性充填物とを含むことがで
きる。
【0030】 或いはまた、粉末又はビーズ触媒物質を固形エレメントに成形してもよい。触
媒エレメントは、白金又は白金含有物質の露出面を有する粒子を融合することに
よって形成される硬質の焼結ディスクであってもよい。さらに別の態様では、触
媒エレメントは、複数の実質的に均一な開口をその中に画定する固形体の支持メ
ッシュワークと、該メッシュワーク上に被着させた白金又は白金含有物質の被覆
とを含む。これらの実施態様は、本発明の所望の成果を達成することができ、且
つ本発明の範囲内である設計態様が数多く存在することを示している。
【0031】 粉末状の触媒物質を使用するときには、触媒物質を保持するための手段が触媒
チャンバーの中に必要である。触媒エレメント保持手段を配置するのに好ましい
場所は、有孔ディスクによって構造的に支持されていることが好ましいピストン
の上流端及び下流端に隣接する場所である。適当な触媒エレメント保持手段は、
フェルト材料、特にステンレス鋼フェルト材料である。フェルトの多孔度は、部
分的には、フェルトによって保持される触媒粉末の大きさ、並びに流出粒子の濃
度及び粒径要求によって決まる。適当なフェルト多孔度は、約1〜50ミクロン
、好ましくは約5〜20ミクロンであると決定された。好ましい実施態様では、
上流のフェルトが20ミクロンの多孔度を有し、下流のフェルトが5ミクロンの
多孔度を有する。
【0032】 図4及び5は、フェルト材料から形成される触媒エレメント保持手段の有用な
設計態様を示す。触媒エレメント保持手段は、プラスチック、ガラス、ステンレ
ス鋼又は適当な多孔度にすることができる(例えばフェルト加工する、編む、又
は織る方法で)他の材料から形成することができる。図4は、その中に成形され
たフェルト加工材料62を有し、両側をスクリーンによって支持されている触媒
エレメント保持手段60を示す。底面は、触媒チャンバー本体の内面に対してシ
ールを行うOリング64を具備している。同様のディスクがピストン本体の中に
も配される。いずれの場合でも、該ディスクは、図3の有孔ディスクを上に載せ
られ、キャスティレーテッドカラーによって所定位置に保持される。
【0033】 触媒チャンバーの外部ハウジング、触媒エレメントハウジング及び触媒エレメ
ント保持手段は、多様な硬質材料からなることができるが、好ましい材料の群は
、プロセス溶液(例えば、過酸化水素を50ppm含む塩水)の存在下で腐食に抵
抗を示す材料である。好ましい材料の群は、ステンレス鋼(例えばSUS316
)及び機械加工可能な硬質ポリマー、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)
である。
【0034】 起こり得る腐食問題を避けるためには、ポリマー、例えばポリフッ化ビニリデ
ンが特に好ましい。ステンレス鋼は用途によっては適切であるかもしれないが、
40〜50ppmの過酸化水素の存在下での長期耐久性の点でポリマー材料が好ま
しいということがわかった。
【0035】 好ましい防腐剤である過酸化水素は、特定の条件下で水と酸素に分解する。光
若しくは熱の適用、又は触媒、例えば白金との接触が、過酸化水素の分解を促進
することが知られている。本発明によると、分配の前に水性プロセスストリーム
中の過酸化物を分解する好ましい方法は、過酸化物含有溶液を、白金被覆面をそ
の中又はその上に有する触媒チャンバーに通す方法である。
【0036】 触媒チャンバーは、水性プロセス溶液が触媒チャンバーの中を連続的又は半連
続的に通過するよう、フローストリーム中に配することが好ましい。触媒チャン
バーを流路中に配することは、溶液中の過酸化物を触媒チャンバー中の触媒と強
制的に接触させることになり、それにより、促進された過酸化物の分解を引き起
こす。
【0037】 特に、触媒チャンバーをフローストリームの終端の近くであって、分配端のき
わめて近くに配することが好ましい。防腐処理される配管の長さを最大限にする
ため、触媒チャンバーは、分配を制御する弁の直前に配することが好ましい。
【0038】 フローストリーム中の過酸化物濃度は、潜在的微生物負荷を扱うのに十分な高
さであるべきである。しかし、防腐剤の使用に伴う費用及び触媒チャンバーに対
する負担を最小限にするため、該濃度は最小限にされるべきである。フロースト
リーム中の過酸化水素の好ましい濃度は、約20〜100ppm、より好ましくは
約40〜60ppmである。
【0039】 フローストリームからの溶液を眼科用製品に使用するためには、過酸化物濃度
は、消費者に対して実質的な刺激を引き起こさないレベルに減らさなければなら
ない。コンタクトレンズ塩水保存溶液として使用する際には、過酸化物濃度を、
好ましくは約10ppm未満、より好ましくは約2ppm未満、状況によっては約0.
2ppm未満に減らす。
【0040】 フローストリームの特性は、具体的な製造上の要求に依存して実質的に異なる
。一般には、流量は約100〜1000ml/minであり、好ましい実施態様では、
流量は約350〜700ml/minである。配管の内径は約1〜8インチ(1インチ
=25.4mm、以下同様)であることができ、好ましくは約2〜6インチである
。圧力は、約5〜100psig(1psi=6.894kPa、以下同様)であること
ができ、好ましくは約10〜30psigである。
【0041】 触媒チャンバーの設計態様は、具体的な製造上の要求に依存して実質的に異な
る。触媒チャンバーの設計態様に影響を与えるファクターのいくつかは、下記の
目標のバランスを含む。 1.触媒チャンバーでの圧力降下を最小限にする; 2.触媒チャンバー内での溶液と触媒との接触を最大限にする; 3.交換しやすさを確保する; 4.ファウリング又は目詰まりの速度を減らす;及び 5.触媒の有効寿命を最大限にする。
【0042】 触媒チャンバーでの圧力降下を最小限にするためには、全体に渡る内寸が、隣
接する配管の内寸と実質的に適合することが好ましい。従って、好ましい触媒チ
ャンバーは、製造プラントの配管と適合する円筒形をしている。さらに、修理及
び交換をしやすくするため、触媒チャンバーの外部構造サポートは、ねじ付き配
管の標準部品であることが好ましい。触媒チャンバーに好ましい外部ハウジング
は、各端部に雄ねじが切られ、内寸が周囲の配管とほぼ同じである直管である。
【0043】 触媒チャンバーの一例は、触媒エレメントをその中に保持するPVDF製の触
媒ピストンを収容する公称直径4インチのシリンダからなるPVDF製の外部ハ
ウジングを有する。ピストンの中には、ポリエチレンリングに融着され、Oリン
グを備えたBekipor(登録商標)20 AL3 SS AISI 316L-WNR 1.4404材料(Bekaert
社、ジョージア州Marietta)の円形部品からなる第一の触媒保持手段がある。こ
れは、ピストン面の内面に対してシールを行う。これは、ディスクで覆われ、キ
ャスティレーテッドカラーを使用して所定位置に締め付けられる。触媒保持手段
を覆うディスクとピストン面には、塩水をピストンの中心を貫通して流し得る一
連の大きな孔が設けられている。ピストンは、二重のViton(登録商標)Oリン
グシールを備えている。ピストン面の下流には、シリンダ内で第一の触媒保持手
段と第二の触媒保持手段(すなわち、異なる多孔度のBekipor(登録商標)材料
〔5 AL3 SS AISI 316L-WNR 1.4404〕の別の円形部品)との間の空隙によって形
成される、触媒エレメントをその中に保持するための空洞がある。この第二の触
媒保持ディスクは、第一のものと同一の方法で所定位置に保持される。触媒チャ
ンバーそのものには、250m2/gを超える表面積を有する−325メッシュ白金
担持アルミナ粉末触媒(Pt5%)が約310〜350g充填される。装置は、
両端に標準的なサニタリーフランジを備える。
【0044】 該装置は、700ml/minを超える量で流れるプロセスストリーム中の過酸化水
素濃度を40〜50ppmから0.2ppm未満のレベルまで減らすために必要な多数
の小さな触媒粒子を保持することができる点で有利である。該ストリームは、1
0mmと等しいか又は大きい粒子を1ml当たり約50個以下、25mmと等しいか又
は大きい粒子を1ml当たり5個以下、50mmと等しいか又は大きい粒子を1ml当
たり1個以下しか含有しないことが好ましい。
【0045】 該装置はまた、完全に受動型であり(すなわち、電力が要らない)、適度な圧
力(例えば10〜30psi)で作動するようにも設計することができる点で有利
である。加えて、一新することが比較的容易である。触媒を保持するBekipor(
登録商標)ディスクは、その中の流れを逆にしてファウリングを除くだけで、そ
の元々の定格流量に復元することができる。
【0046】 この装置は、過酸化水素を、最終製品中に混入させることなく、塩水中の成分
として添加することを許す。したがって、過酸化水素の静菌性の利点を、塩水分
配ループ配管中及び塩水を要する製造プロセスの種々の中間工程で実現すること
ができる。そして、触媒チャンバーは、過酸化水素を最終の包装工程で除去する
。それは、依然として静菌効果からの恩恵を受けている最終製品が、過酸化水素
なしの塩水を使用して製造された製品と眼科的適合性において機能的に同一であ
るという結果をもたらす。
【0047】 過酸化物の分解速度を加速するため、溶液を、触媒エレメントに暴露すること
に加え、加熱してもよい。したがって、本発明のもう一つの実施態様では、触媒
チャンバーは、過酸化物分解速度を加速する、又はよりよく制御するために、内
部及び/又は外部に加熱エレメントを備える。
【0048】 明らかに、本発明の触媒チャンバーを設計する際に考慮すべき要因が数多くあ
る。しかし、本明細書の教示を与えられるならば、当業者は、以下、すなわち ・フィードの過酸化物濃度 ・目標流出液の過酸化物濃度 ・最大流量 ・配管寸法 ・レイノルズ数 ・許容可能な圧力降下 ・触媒物質の純度/活性 ・ストリームの温度範囲(加えられる熱の量、場所、期間を含む) ・触媒の露出表面積 ・触媒の汚損速度 ・触媒エレメントの形態 ・触媒エレメントの製造の難易度及び費用 ・触媒エレメントの耐久性及び運用寿命 ・競合する化学反応(例えば、過酸化物分解を抑止する化学種の存在) をはじめとする要因を考慮に入れながら、実質的に同じ機能を実質的に同じ方法
で実行して実質的に同じ結果を達成する広い範囲のシステムを設計することがで
きるはずである。
【0049】 読者が不要な実験を行うことなく本発明を実施することができるよう、特定の
好ましい実施態様を参照しながら本発明を詳細に説明した。しかし、当業者は、
本発明の範囲及び真髄を逸することなく、部品及びパラメータの多くをある程度
まで変更又は修正してもよいことを容易に認識するであろう。更には、表題、見
出し、定義などは、本文献の読者の理解を高めるために加えたものであり、本発
明の範囲を限定するものと解釈されてはならない。したがって、本発明の知的財
産権は、特許請求の範囲並びにその適切な拡大及び等価物のみによって定義され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の触媒チャンバーの一例の分解側断面図である。
【図2】 図1の触媒チャンバーを組み立てる際に使用される器具の側断面図である。
【図3】 有孔ディスクの支持部材の平面図である。
【図4】 触媒チャンバーの底面図である。
【図5】 触媒エレメント保持手段を断面で示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02C 13/00 G02C 13/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ジャンセン,ロバート アレン アメリカ合衆国 ジョージア 30201 ア ルファレッタ アボッツウェル ドライブ 2845 Fターム(参考) 2H006 BC07 4C058 AA09 BB07 CC04 DD02 DD07 EE16 JJ07 JJ26 4D038 AA10 AB26 BA02 BB20 4D050 AA20 AB06 AB33 BA20 BC01 BC06

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続流導管中で過酸化物を分解するための触媒チャンバーで
    あって、 a)流体運搬導管内に配されるように設計されているか、又はその一部として
    設計されている、入口開口及び出口開口を含む外部ハウジングと、 b)該ハウジング内に配され、その中又はその上に配された触媒物質を有する
    触媒エレメントと を含み、 該触媒チャンバーが、流体を通すための開口をその中に含み、 該触媒チャンバーが、その中を通過する流体と該触媒エレメントとを接触させ
    、それにより、その中を通過する流体中に存在する過酸化物の分解を促進する触
    媒チャンバー。
  2. 【請求項2】 該触媒エレメントが、触媒物質としての白金又は白金含有物
    質を露出している実質的な表面積を含む、請求項1記載の触媒チャンバー。
  3. 【請求項3】 a)該触媒物質の上流端に配された第一の触媒エレメント保
    持手段と、 b)該触媒物質の下流端に配された第二の触媒エレメント保持手段と を更に含む、請求項1記載の触媒チャンバー。
  4. 【請求項4】 触媒エレメント保持手段がステンレス鋼フェルト材料を含む
    、請求項3記載の触媒チャンバー。
  5. 【請求項5】 該フェルト材料が1〜50ミクロンの多孔度を有する、請求
    項4記載の触媒チャンバー。
  6. 【請求項6】 該触媒エレメントが、 a)複数の実質的に均一な開口をその中に画定する固形体の支持メッシュワー
    クと、 b)該メッシュワーク上に被着させた白金又は白金含有物質の被覆と を含む、請求項1記載の触媒チャンバー。
  7. 【請求項7】 該触媒エレメントが、 a)白金又は白金含有物質の露出面を有する触媒粒子と、 b)不活性充填物と を含む多孔性の保持チャンバーを含む、請求項1記載の触媒チャンバー。
  8. 【請求項8】 該触媒粒子が400メッシュ未満の白金粒子を含む、請求項
    7記載の触媒チャンバー。
  9. 【請求項9】 該不活性充填物がアルミナ粉末を含む、請求項8記載の触媒
    チャンバー。
  10. 【請求項10】 該触媒エレメントが白金を約1〜10重量%含む、請求項
    9記載の触媒チャンバー。
  11. 【請求項11】 a)約1〜10重量%の、白金又は白金含有物質の露出面
    を有する触媒粒子と、 b)約99〜90重量%の不活性充填物と を含む、請求項10記載の触媒チャンバー。
  12. 【請求項12】 該触媒エレメントが、白金又は白金含有物質の露出面を有
    する粒子を融合することによって形成される硬質の焼結ディスクである、請求項
    1記載の触媒チャンバー。
  13. 【請求項13】 加熱エレメントを更に含む、請求項1記載の触媒チャンバ
    ー。
  14. 【請求項14】 入口で40ppmの過酸化物濃度を出口で2ppm未満まで連続
    的又は半連続的に減らすことができる、請求項1記載の触媒チャンバー。
  15. 【請求項15】 配管系と流体的に連絡して作動して、10〜30psigで連
    続的に流れる溶液ストリームを提供することができる、請求項1記載の触媒チャ
    ンバー。
  16. 【請求項16】 a)流体運搬導管内に配されるように設計されているか、
    又はその一部として設計されている、入口開口及び出口開口を含む外部ハウジン
    グと、 b)該ハウジング内に配された触媒エレメントであって、 i)該触媒エレメントの入口に配された第一の触媒エレメント保持手段と、 ii)白金を含む粉末状触媒物質と、 iii)該触媒エレメントの出口に配された第二の触媒エレメント保持手段と
    を含む触媒エレメントと を含み、 該触媒チャンバーが、その中を通過する流体と該触媒エレメントとを接触させ
    、それにより、その中を通過する流体中に存在する過酸化物の分解を促進する、
    請求項1記載の触媒チャンバー。
  17. 【請求項17】 a)水性溶液を防腐剤で防腐処理する工程と、 b)該防腐処理された溶液の連続流ストリームを提供する工程と、 c)該水性溶液を分配する前に該防腐処理されたストリーム中の防腐剤の実質
    的にすべてを連続的又は半連続的に分解する工程と、 を含む、健康管理製品製造設備における連続流水性ストリームを防腐処理及び/
    又は消毒する方法。
  18. 【請求項18】 該防腐剤が過酸化物である、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 該防腐剤が過酸化水素である、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 後で、ストリーム中の溶液の一定量を健康管理製品容器の
    中に滴注する工程を更に含む、請求項17記載の方法。
  21. 【請求項21】 該ストリームの分配端の近くであって、該フローストリー
    ムの中に、固定された触媒エレメントを配置することによって該分解を達成する
    、請求項18記載の方法。
  22. 【請求項22】 該触媒エレメントが白金又は白金含有物質を含む、請求項
    21記載の方法。
  23. 【請求項23】 該防腐処理されたストリームの温度を上げて過酸化物の分
    解を促進する工程を更に含む、請求項17記載の方法。
  24. 【請求項24】 該防腐処理された溶液が約10〜100ppmの過酸化物濃
    度を有する、請求項18記載の方法。
  25. 【請求項25】 該防腐処理された溶液が約30〜60ppmの過酸化物濃度
    を有する、請求項22記載の方法。
  26. 【請求項26】 防腐剤を触媒エレメントと接触させることによって分解工
    程を達成する、請求項17記載の方法。
  27. 【請求項27】 該触媒エレメントが白金含有粉末を含む、請求項26記載
    の方法。
  28. 【請求項28】 ストリーム分解工程を経た後の水溶液が、10mmと等しい
    か又は大きい粒子を1ml当たり約50個以下しか含有しない、請求項27記載の
    方法。
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