JP2002510957A - 電源制御装置 - Google Patents
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- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J1/00—Circuit arrangements for dc mains or dc distribution networks
- H02J1/14—Balancing the load in a network
-
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- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J1/00—Circuit arrangements for dc mains or dc distribution networks
- H02J1/10—Parallel operation of dc sources
Abstract
Description
に関する。
大限に活用するよう構成されている。例えば、タービン用電動機の場合、従来型
配電システムの出力又はバス電圧は、タービンの速度で変動する。かかるシステ
ムでは、タービン速度を調整して出力又はバス電圧を制御する必要がある。それ
故に、エンジンを低すぎる速度で運転することはできない。そうでなければ、バ
ス電圧は、必要とされる電圧の何割かを生じさせるほど高くはならない。その結
果、タービンを高速且つ低温状態で運転しなければならず、かくしてその効率が
低くなる。
整又は安定化される発電及び配電システムが要望されている。
ンポーネント相互間の両立性をとることができるようにする共通のDCバスと共
に用いられる分散発電形電力ネットワークシステムを構成する電源制御装置又は
パワーコントローラを提供する。各電源制御装置は本質的に、電源制御装置の制
御の下でDCバスへの特定のエネルギーコンポーネントのインタフェースとなる
よう構成された特注の(カスタマイズされている)双方向切換えコンバータとし
て動作する。電源制御装置は、各エネルギーコンポーネントの電力の吸収又は放
出の仕方及び任意の時点におけるDCバスの調整の仕方を制御する。このように
すると、種々のエネルギーコンポーネントを用いて電力の供給、貯蔵及び(又は
)使用を効率的に行うことができる。種々のエネルギーコンポーネントとしては
、エネルギー源、負荷、貯蔵装置及びこれらの組合せが挙げられる。
過渡電力をDCバスに送るエネルギーリザーバと、電源制御装置と通信状態にあ
り、エネルギーリザーバに対する制御を行うエネルギーリザーバ制御装置とを有
するタービンシステムを提供する。電源制御装置は、タービンエンジンと連携し
ているエンジン電力変換手段と、負荷と連携しているユーティリティ電力変換手
段と、DCバスとを有する。
添付の図面から明らかになろう。図面及び説明において、多くの符号は本発明の
種々の特徴を示し、図面と説明の両方を通じて同一の符号は同一の部分を示して
いる。 〔好ましい実施形態の詳細な説明〕 図1を参照すると、電源制御装置10は、双方向の(即ち、再構成可能な)電
力コンバータが種々のエネルギーコンポーネント相互間の両立性をとることがで
きるようにする共通のDCバスと共に用いられる分散発電形電力ネットワークシ
ステムを構成している。各電源制御装置は本質的に、電源制御装置10の制御の
下でDCバス24への特定のエネルギーコンポーネントのインタフェースとなる
よう構成された特注の(カスタマイズされている)双方向切換えコンバータとし
て動作する。電源制御装置10は、各エネルギーコンポーネントの電力の吸収又
は放出の仕方及び任意の時点におけるDCバス24の調整の仕方を制御する。こ
のようにすると、種々のエネルギーコンポーネントを用いて電力の供給、貯蔵及
び(又は)使用を効率的に行うことができる。
に、本発明は、図1に示すように3つの双方向コンバータを用いる形態に限定さ
れない。むしろ、電力コンバータの数は、種々の要因で決まり、かかる要因とし
ては、エネルギーコンポーネントの数及び所望の特定の配電構成が挙げられるが
、これらには限定されない。例えば、図5及び図6に示すように、電源制御装置
10は、2つという少ない数の電力コンバータを備えた分散発電形電力システム
を構成できる。
ィリティ/負荷18及び貯蔵装置20を含む。本発明は、エネルギー源12、エ
ネルギー貯蔵装置20及びユーティリティ/負荷18相互間の配電には限定され
ず、エネルギーコンポーネントの任意の組み合わせについて効率的に配電を行う
ことができるようになっている。
任意他の従来型又は新開発の源であるのがよい。エネルギー貯蔵装置20は、フ
ライホイール、バッテリ、ウルトラキャップ(ultracap)又は任意他の従来型又
は新型エネルギー貯蔵装置であるのがよい。負荷18は、商用配電網又は送電系
統、dc負荷、駆動モータ又は任意他の従来型又は新開発のユーティリティ/負
荷18であるのがよい。
の詳細ブロック図が示されている。エネルギー源12は、電力コンバータ14を
介してDCバス24に接続されている。エネルギー源12は例えば、AC発電機
を駆動して電力コンバータ14に印加されるACを生じさせるガスタービンであ
るのがよい。DCバス24は、電力コンバータ14をユーティリティ/負荷18
及び追加のエネルギーコンポーネント36に接続している。電力コンバータ14
は、入力フィルタ26、電力切換えシステム28、出力フィルタ34、信号プロ
セッサ30及び主CPU32を有している。動作中、エネルギー源12はACを
電力コンバータ14の入力フィルタ又はろ波器26に印加する。次に、フィルタ
がかけられたACは、電力切換えシステム28に印加され、この電力切換えシス
テムは有利には、主CPU32によって制御される信号プロセッサ(SP)の制
御の下で動作する一連の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)スイッ
チであるのがよい。当業者であれば他の従来型又は新開発のスイッチを利用でき
ることは理解されよう。電力切換えシステム28の出力は、出力フィルタ34に
印加され、この出力フィルタは次に、フィルタがかけられたDCをDCバス24
に印加する。
32の制御の下で特注の双方向切換えコンバータとして動作し、この主CPUは
、SP30を用いてその動作を実行する。主CPU32は、局所制御と分散型処
理システムを形成するのに十分なインテリジェンスを発揮する。各電力コンバー
タ14,16,22は、DCバス24への特定エネルギーコンポーネントのため
のインタフェースとなるよう構成されている。主CPU32は、各エネルギーコ
ンポーネント12,18,20の電力吸収又は放出方法を制御し、DCバス24
はいつでも調整される。特に、主CPU32は、電力コンバータ14,16,2
0に後、互いに異なる動作モードが得られるよう互いに異なる形状に再構成する
。このようにすると、種々のエネルギーコンポーネント12,18,20を用い
て電力の供給、貯蔵及び(又は)使用を効率的に行うことができる。例えば、タ
ービン発電機の場合、従来型システムは、出力又はバス電圧を制御するためにタ
ービン速度を調整する。電源制御装置では、双方向制御装置は、タービン速度と
は無関係にバス電圧を調整する。動作モード 図1は、例えば800vDCで調整されたDCバス24が星状ネットワークの
中心に位置しているシステム構成を示している。一般に、エネルギー源12は、
通常の発電モード中、電力を電力コンバータ14を介してDCバス24に与える
。同様に、発電モード中、電力コンバータ16は、DCバス24上の電力を、ユ
ーティリティ/負荷18によって必要とされる形態に変換し、これは、ユーティ
リティウェブを含む任意のタイプの負荷であるのがよい。他の動作モード中、例
えばユーティリティ起動時、電力コンバータ14,16は、主プロセッサによっ
て制御されて互いに異なる態様で動作する。
は、負荷/商用配電網18(ユーティリティ起動)又はエネルギー貯蔵装置20
(バッテリ起動)、例えばバッテリ、フライホイール又はウルトラキャップから
得ることができる。ユーティリティの起動の際、電力コンバータ16は、起動の
ためにエネルギー源12が必要とする電力の状態に電力コンバータ14によって
変換する電力を負荷18からDCバス24に印加することが必要とされる。ユー
ティリティの起動中、エネルギー源又はタービン12は、タービンの毎分回転数
(RPM)を維持するために局所フィードバックループで制御される。エネルギ
ー貯蔵装置又はバッテリ20は、負荷/商用配電網18がDCバス24上のVDC を安定させている間にDCバス24から切り離される。
バス24に印加された電力は、エネルギー貯蔵装置20によって得ることができ
、このエネルギー貯蔵装置は、フライホイール、バッテリ又はこれと類似した装
置であるのがよい。エネルギー貯蔵装置20は、電力コンバータ22中にそれ自
体の電力変換回路を有し、この電力変換回路は、サージ電流をDCバス24のキ
ャパシタ内に制限して十分な電力がDCバス24に流れるようにし、それにより
エネルギー源12を起動させることができるようにする。特に、電力コンバータ
16は、DCバス24を切り離し、電力コンバータ14が所要の起動電力をDC
バス24からエネルギー源12に提供できるようにする。エレクトロニクスアーキテクチャ 図3を参照すると、本発明の電源制御装置エレクトロニクスアーキテクチャを
用いるタービンシステム50の単純化ブロック図が示されている。タービンシス
テム50は、燃料計量システム42、タービンエンジン58、電源制御装置52
、エネルギーリザーバ変換手段62、エネルギー/リザーバ64及び負荷/商用
配電網60を有している。燃料計量システム42は、使える燃料及び圧力にマッ
チさせてある。電源制御装置52は、タービンエンジン58からの電気を定DC
に変換し、次にこれをユーティリティ等級のAC電気に変換する。エンジン制御
をユーティリティ等級の電力を生じさせるコンバータから切り離すことにより、
両方のプロセスのより良好な制御が得られる。相互連結手段は全て、通信用バス
及び電力接続手段で構成されている。
つの電力変換を可能にするエンジン電力コンバータ54とユーティリティ電力コ
ンバータ56とから成る。当業者であれば、電源制御装置52は、2つという少
ない数の電力コンバータ54,56を備えた分散発電形電力システムを構成でき
ることは理解されよう。双方向の(即ち、再構成可能な)電力コンバータ54,
56は、タービン58と負荷/商用配電網60の両立性をとることができるよう
にする共通の定DCバス66と一緒に用いられている。各電源制御装置54,5
6は本質的に、電力コンバータ10の制御の下でDCバス66への特定のエネル
ギーコンポーネント58又は60のインタフェースを提供するよう構成された特
注の(カスタマイズされている)双方向切換えコンバータとして動作する。電源
制御装置10は、任意の利点における各エネルギーコンポーネントの電力の吸収
又は放出方法及びDCバス66の調整方法を制御する。これら電力コンバータ5
4,56は両方とも、順方向又は逆方向に動作することができる。これにより、
タービン58をエネルギーリザーバ64と負荷/商用配電網60の何れからでも
起動させることができる。定DCバス66により、エネルギーリザーバ、例えば
バッテリ、フライホイール及びウルトラキャップへの標準化されたインタフェー
スが得られる。本発明のアーキテクチャにより、エネルギーを電気に又は電気か
ら変換できる事実上任意の技術を利用できる。エネルギーはエネルギーリザーバ
64に又はこれからいずれかの方向で流れることができるので、エネルギーを供
給し又はエネルギーを吸収することにより過渡事象に対処することができる。全
てのシステムがエネルギーリザーバ64を必要とするわけではない。エネルギー
リザーバ64及びそのエネルギーリザーバコンバータ62は、電源制御装置52
に内蔵されていない。
68が示されている。電源制御装置70が、タービン76と負荷/商用配電網を
78との間で生じる2つの電力変換を可能にする発電機用コンバータ72と出力
コンバータ74を有している。特に、発電機用コンバータ72は、ACからDC
への電力変換を行い、出力コンバータ74は、DCからACへの電力変換を行う
。これら電力コンバータ72,74はともに、順方向又は逆方向に動作すること
ができる。これにより、タービン76をエネルギー貯蔵装置86と負荷/商用配
電網78の何れからでも起動させることができる。エネルギーはエネルギーリザ
ーバ86に又はこれからいずれの方向でも流れることができるので、エネルギー
を供給し又はエネルギーを吸収することにより過渡事象に対処することができる
。エネルギー貯蔵装置86及びそのDCコンバータ84は、電源制御装置70に
内蔵されていない。DCコンバータ84は、DCからDCへの電力変換を行うこ
とができる。
全体構成90が示されている。タービンは、発電機(起動用)又は発電機(通常
動作モード)のいずれにも使用できる一体形PGMを有している。制御は全てデ
ィジタルドメインで行うことができ、切換えは全て(1つの出力接触器を除く)
ソリッドステートスイッチで行われるので、電力の流れ方向を必要に応じてシフ
トすることが容易である。これにより、起動及び停止中、タービンの非常に厳密
な制御が可能になる。代表的な構成例では、電力出力は、480VAC3相出力
である。当業者であれば、本発明は、他の電力出力要件、例えば3相400VA
C及び単相480VACに適用できることは理解されよう。
いる。発電用コンバータ94は、制御ロジック98によって駆動され、PMG1
00の可変電圧可変周波数3相駆動を可能にするIGBTスイッチ94、例えば
セブンパックIGBTモジュール94を有している。高周波スイッチング成分と
関連していて、PMG100に影響を及ぼす場合のある電流のサージを最小限に
抑え、それにより動作効率を上げるようにするためにインダクタ102が利用さ
れている。
の一部である。IGBTモジュール94は、ゲートドライバ及び故障検出回路並
びに電力を抵抗器中にダンプするのに用いられる第7のIGBTを有している。
ゲート駆動入力及び故障出力は、外部孤立方式を必要とする。4つの外部の孤立
電源は、内部ゲートドライバに電力を供給するのに必要である。IGBTモジュ
ール94は代表的には、出力端子に480VACを生じさせるタービンシステム
で用いられ、最高30kWを自立形またはユーティリティ接続負荷に送る。起動
及び冷却運転中(及び場合によっては通常の動作中)、セブンパックIGBTモ
ジュール94を通る電力の流れ方向は逆になる。タービンの起動中、電力はバッ
テリ(図示せず)と商用配電網108の何れかからDCバス112に供給される
。DCは、可変周波数AC電圧に変換されてタービンを作動させる。
連携した代表的にはシックスパックIGBTモジュール96の状態に構成された
ソリッドステートIGBTスイッチを順次駆動し、ユーティリティ電圧を昇圧さ
せて発電機用コンバータ94に起動電力を与える。負荷用コンバータ96中のI
GBTスイッチは好ましくは、高周波(15kHz)で動作され、パルス幅変調方
式で変調されて4象限コンバータ動作が得られるようにする。インダクタ104
及びACフィルタキャパシタ106は、高周波スイッチング成分と関連していて
、負荷108に悪影響を及ぼす場合のある電流のサージを最小限に抑えるのに利
用される。
エレクトロニクスの一部である。IGBTモジュール96は、ゲートドライバ及
び故障検出回路を有している。ゲート駆動入力及び故障出力は、外部孤立方式を
必要とする。4つの外部の孤立電源は、内部ゲートドライバに電力を供給するの
に必要である。IGBTモジュール96は代表的には、出力端子に480VAC
を生じさせるタービンシステムで用いられ、最高30kWを自立形またはユーテ
ィリティ接続負荷に送る。タービンの作動後、シックスパックIGBTモジュー
ル96は、定DCバス電圧を約50又は60ヘルツのユーティリティ等級の電力
に変化するのに用いられる。バッテリ(又は他のエネルギーリザーバ)が無けれ
ば、起動及び冷却運転時にタービンを作動させるエネルギーは、商用配電網10
8から調達する必要がある。この条件の下では、シックスパックIGBTモジュ
ール96を通る電力の流れ方向は逆になる。DCバス112は、シックスパック
IGBTモジュール96をブーストコンバータ(電力ダイオードが整流器として
働く)として用いて商用配電網108からそのエネルギーを受け取る。DCは、
可変周波数AC電圧に変換されてタービンを作動させる。タービンを当初、可能
な限り急加速するために、電流はセブンパックIGBTモジュール94及び更に
シックスパックIGBTモジュール96を最高速度で流れる。
4線式負荷に給電するよう任意的に中性線となるよう用いられる。起動 タービンを起動させるためにエネルギーが必要である。図3及び図4を参照す
ると、このエネルギーは、商用配電網60又はエネルギーリザーバ64、例えば
バッテリ、フライホイール又はウルトラキャップから得ることができる。商用配
電網60がエネルギーを供給する場合、商用配電網60は、2つの回路を介して
電源制御装置52に接続される。第1は、全電力(30kW)を取り扱う出力接
触器である。第2は、限定された電力(これは、非常に大きなサージ電流を防止
するよう限定された電流である)を商用配電網66から単一の整流器を介してD
Cバス62に供給する「ソフトスタート(soft-start)」又は「プリチャージ(
pre-charge)」回路である。ソフトスタート回路を介して供給される電力の量は
、ハウスキーピング電源を起動させ、制御盤に電力供給し、そしてIGBTのた
めの電源を動作させ、そして出力接触器を閉路するのに十分である。接触器が閉
路すると、IGBTは、AC波形からDCを生じさせるよう構成されている。燃
料計量回路42を動作させ、エンジンを起動し、そして種々のソレノイド(エン
ジンに取り付けられたダンプ弁を含む)を閉じるのに十分な電力が得られる。
4は、サージ回路をDCバスキャパシタ内に制限するそれ自体の電力変換回路6
2を有している。エネルギーリザーバ64により、燃料計量回路42を動作させ
、エンジンを起動し、そして種々のソレノイド(エンジンに取り付けられたダン
プ弁を含む)を閉じるのに十分な電力がDCバス62に流れることができる。エ
ンジンが自己持続状態になった後、エンジンリザーバは、電力をDCバス62か
ら導くことによりエンジンを起動させるのに用いられたエネルギーに取って代わ
り始める。上述のシーケンスに加えて、電源制御装置は、初期のパワーアップ相
の間、他の制御装置があるかどうかを検出する。もう一つの制御装置が検出され
た場合、この制御装置は、マルチパックの一部に違いなく、マルチパックの一部
として動作できるようそれ自体の自動構成を開始する。システムレベル動作 図6を参照すると、本発明の電源制御装置136を用いた商用配電網132と
タービン発電機148との間のインタフェースの機能ブロック図130が示され
ている。この例では、電源制御装置136は、2つの双方向コンバータ138,
140を有している。永久磁石発電機用コンバータ140が、ユーティリティ又
はバッテリ電力でタービン148(発電機として永久磁石発電機を用いている)
を起動させる。次に、負荷用コンバータ138が、発電機用コンバータ140か
らの出力を用いてAC電力を生じさせ、電力を高速タービン発電機148から導
く。電源制御装置136はまた、タービン148への燃料を調整し、ユニット相
互間の通信を可能にする(並列接続システム状態で)及び外部事業体への通信を
可能にする。
タ138を介してラインを「積極的に」整流し、次にDCを発電機用コンバータ
136で可変電圧可変周波数3相電力に変換することにより起動電力をタービン
148に供給する。図7に示すように、スタンドアロン用途150の場合、起動
シーケンスは、起動電力が外部バッテリ制御装置の制御のもとでバッテリ170
から得られることを除き、図6に示すユーティリティ起動シーケンスと同一であ
る。次に、負荷152に負荷用コンバータ158の出力端子から給電する。
148との間のインタフェースの全体構成180が示されている。この場合も、
制御ロジック184が、電力を燃料カットオフソレノイド198、燃料制御弁2
00及び点火装置202への電力を供給する。もし必要であれば、外部バッテリ
制御装置(図示せず)が、直接DCバス190に接続される。本発明の変形実施
形態によれば、別個の可変駆動装置から動作される圧縮機(図示せず)を含む燃
料系統(図示せず)もまた、その電力をDCバス190から直接引き出すことが
できる。
リ起動用途の場合)とユーティリティの何れかから得られ、このユーティリティ
は、内部バスキャパシタ190にゆっくりと充電するよう突入限流技術(inrush
limiting techniques)を用いて整流器に接続されている。商用配電網接続動作
の場合、制御ロジック184は、負荷用コンバータ192と連携したソリッドス
テートIGBTスイッチ214を順次駆動し、ユーティリティ電圧を昇圧させて
発電機用コンバータ186に起動電力を与える。スイッチ214は好ましくは、
高周波(15kHz)で動作され、パルス幅変調方式で変調されて4象限コンバー
タ動作が得られるようにする。本発明によれば、負荷用コンバータ192は、電
力をDCバス190から商用配電網222に、或いは商用配電網222からDC
バス190に出す。電流調整器(図示せず)が、この制御を行うことができる。
任意的に、スイッチ214のうち2つが、スタンドアロン用途について人工的な
中性線を生じさせるのに役立つ(スタンドアロン用途の場合、外部DCコンバー
タ220と連携した外部DC電源(図示せず)からの起動電力が直接DCバス1
90に印加される)。
14も又、制御ロジック184から駆動され、タービン208を起動させるよう
発電機218に可変電圧可変周波数3相駆動を与える。制御ロジック184は、
タービン206が起動シーケンスを完了するよう増速すると、電流センサIsens を介してフィードバックを受け取る。タービン206が例えば約40,000R
PMの自己持続速度に達すると、発電機用コンバータ186は、その動作モード
を変えて発電機の出力電圧を昇圧し、定DCバス電圧を生じさせる。
げるために永久磁石発電機208から高周波スイッチング成分を除去する3つの
インダクタを有している。負荷用コンバータ192と連携した出力ACフィルタ
194が、高周波スイッチング成分を除去するために3つの又は任意的に4つの
インダクタ(図示せず)及びACフィルタキャパシタ(図示せず)を有している
。出力接触器210は、ユニットが故障した場合に負荷用コンバータ192を切
り離す。
開路し、これをシステムがオフ状態に命令されるまで開路状態に保つ。燃料制御
装置200は、動的調整範囲を提供し、起動中は最少量の燃料を、全負荷状態で
は最大量の燃料をもたらす可変流量弁であるのがよい。種々の燃料制御装置を利
用することができ、かかる燃料制御装置としては、液体及び気体燃料制御装置が
挙げられるが、これらには限定されない。当業者であれば、燃料制御を種々の構
成例で行うことができることが理解されよう。かかる構成例としては、ほぼ1/
4psigというような低い燃料圧力を許容する一段又は二段ガス圧縮機が挙げられ
るが、これには限定されない。点火装置202、即ち、内燃機関のための点火プ
ラグに類似したスパークタイプの装置が、起動シーケンス装置が、起動シーケン
ス中にのみ動作される。
用いて起動され、このコンバータは、バッテリ(図示せず)からの電圧を昇圧し
、直接DCバス190に接続されている。次に、負荷用コンバータ192を定電
圧定周波数(例えば、約50又は60Hz)源として構成する。当業者であれば
、出力は、定電圧定周波数源に限定されず、可変電圧可変周波数源であってもよ
いことは理解されよう。電力需要が急増した場合、外部DCコンバータ220は
エネルギーを一時的にDCバス190及び出力に供給する。新しい動作点が達成
された後エネルギーを回復させる。
いられる。タービン206が所望の動作速度に達すると、コンバータ192を商
用配電網周波数で動作させ、商用配電網222を同期させ、これは本質的に電流
源コンバータとして働き、励振のために商用配電網電圧を必要とする。商用配電
網222が異常になると、商用配電網222の配電停止が検出され、ユニット出
力が0になって切れる。ユニットは、外部制御信号を受け取って所望の出力電力
を制御し、例えば施設で引かれている電力をオフセットすることができるが、負
荷がシステムから逆給電されないようにすることができる。電源制御装置ソフトウエア 図9を参照すると、電源制御装置230は、主CPU232、発電機SP23
4及びコンバータSP236を有している。主CPUソフトウエアプログラムは
、電源制御装置230の内部で生じる事象を順番付け、外部に接続された装置へ
の通信状態を調整する。主PCU232は好ましくは、アリゾナ州フェニックス
所在のモトローラ・セミコンダクター・インコーポレーテッドから入手できるM
C68332マイクロプロセッサである。他の適当な市販マイクロプロセッサも
使用可能である。ソフトウエアは、エンジン作動状態を制御し、電力出力を決定
し、そしてシステム故障を検出するアルゴリズムを実行する。
に切り替えるかを決定するために用いられる。このソフトウエアは、タービンエ
ンジン制御を受け持ち、他のSPプロセッサにコマンドを出してこれらが発電機
用コンバータの出力コンバータ電力切り替えを行うことができるようにする。制
御装置はまた、ブラック起動(black start )及び過渡的機能を発揮する外部に
接続されたエネルギー貯蔵装置(図示せず)とインタフェースする。
I)バス238を介して電源制御装置230に接続されており、それにより発電
機及びコンバータ制御機能を発揮する。発電機SP234は、DCバス258と
発電機への出力との間に生じる任意の切り替えをすることができる。コンバータ
SP236は、DCバス258と負荷への出力との間に生じる切換えを受け持つ
。図5に示すように、発電機SP234及びコンバータSP236は、IGBT
モジュールを動作させる。
44及びスマート燃料制御装置246は、制御装置内バス240を介して電源制
御装置230内の主CPU232に接続されており、この制御装置相互間バスは
、RS485通信リンクであるのがよい。スマートディスプレイ242、スマー
トバッテリ244及びスマート燃料制御装置246は、専用の制御装置機能を発
揮し、かかる機能としては、表示、エネルギー貯蔵管理及び燃料制御機能が挙げ
られるが、これらには限定されない。
が可能なコンピュータ、ワークステーション、モデム又は他のデータ端末装置に
接続可能にユーザポート248に結合されている。ユーザポート248は、RS
232インタフェース又は他の互換性のあるインタフェースを用いて具体化でき
る。
びフィールドアップグレードを可能にするコンピュータ、ワークステーション、
モデム又は他のデータ端末装置に接続可能にユーザポート250に結合されてい
る。メンテナンス又は保守ポート250をRS232インタフェース又は他の互
換性のあるインタフェースを用いて具体化できる。
、イーサネット(Ethernet)10ベース(Base)2インタフェースでTCP/I
Pスタックを介してデータ通信してデータを収集し、コマンドを電源制御装置相
互間に出す(図示のように、且つ図15を関連して詳細に説明するように)。本
発明によれば、主CPUプロセッサソフトウエアは、単一のより大きな発電機シ
ステムとしての多数の並列接続ユニットのシームレス動作を可能にする。1ユニ
ット、即ちマスタは、バスを調整し、コマンドを全てのユニットに送る。
は、コンバータSP(例えば、コンバータSP236を含む)相互間における電
力出力信号の高速同期を直接可能にする。主CPUソフトウエアは、制御装置相
互間バス254による通信を受け持たないが、コンバータSP(コンバータSP
236を含む)に主CPU232がマスタとしていつ選択されたかを知らせる。
であるのがよい)により、外部装置(外部装置としては、電力計及び自動切離し
スイッチが挙げられるが、これらには限定されない)を発電機SP234に接続
することができる。
スト(POST:Power On Self Test)の実行を開始する。外部装置が検出され
て、システムが取り扱うよう構成された動作モードを決定する情報を出す。電源
制御装置230は、外部装置に問い合わせをすることにより起動コマンドを待つ
。電源制御装置230はいったんこれを受け取ると、シーケンスを進めて発電を
開始する。最低条件として、主CPU232は、コマンドを外部スマート装置2
42,244,246に出して電源制御装置230をオンライン状態にするのを
助ける。ソフトウエアは、もしマスタとして選択されるとコマンドを出して並列
接続されている他の電源制御装置(図15)の順番付けを開始する。停止コマン
ドが、システムの動作を停止させてこれをオフライン状態にする。
インタフェースして全ての電源制御装置230に対して汎用性のある装置を作動
させる。システムI/Oへのインタフェースは、電源制御装置230内に設けれ
ているレジスタの初期化で始まり、内部モードを構成して外部ピン制御を選択す
る。いったん初期化されると、ソフトウエアは、ディスクリート入力/出力、ア
ナログ入力/出力及び通信ポートを含む種々の回路に接近できる。これら外部装
置はまた、装置が動作状態になる前に初期化を必要とするレジスタをこれらの中
に更に有するのがよい。
する周辺装置を決める大筋が与えられている。これらサブセクションの内容は、
必要とされる正確な意味でのハードウエアレジスタの初期化を特定するわけでは
ない。
通信システムを受け持っている。複数の電源制御装置230相互間のデータ伝送
は、制御装置相互間バス252を介して行われる。主CPU232は、電源制御
装置230に取り付けられた通信用ハードウエアを制御装置相互間バス252に
合わせて初期化する。
2,244,246を含む)の制御を可能にする。外部装置(スマートディスプ
レイ242、スマートバッテリ244及びスマート燃料制御装置246を含む)
へのデータ伝送は、制御装置内通信バス240を介して行われる。主CPU23
2は、電源制御装置230に取り付けられた任意の通信用ハードウエアを制御装
置内通信バス240に合わせて初期化し、バスマスタについて構成された特徴を
制御装置内通信バス240上に具体化する。
相互間の通信は、外部装置バス246にわたってデータを交換する。主CPU2
32は、電源制御装置230に取り付けられた通信用ハードウエアを制御装置内
通信バス240に合わせて初期化し、バスマスタのついて定められた特徴を制御
装置内通信バス240上に具体化する。
して行われる。主CPU232は、電源制御装置230に取り付けられた通信用
ハードウエアを外部機器ポート246に合わせて初期化し、バスマスタのついて
定められた特徴を外部機器ポート246上に具体化する。代表的な構成例では、
電源投入時においては、初期ボーレートは、19,200ボー、8データビット
、1ストップ及びパリティなしに選択されることになろう。ユーザは、ユーザイ
ンタフェースポート248又は任意的に用いられるスマート外部ディスプレイ2
42を介して通信速度設定値を調整し、これを保存することができる。保存され
た通信速度は、電源制御装置230の電源を入れる次の時に用いられる。主CP
U232は、保守インタフェースポート250を介して例えばヘイズ(Hayes )
準拠モデムのようなモデムと通信する。いったん通信が確立されると、主CPU
232は、あたかもローカルコンピュータに接続されているかのごとく動作し、
保守インタフェースポート250上のスレーブとして動作する(これは出された
コマンドに応答するにすぎない)。
コンバータ及びエンジン制御の動作を全体的に調整する。主CPU232は、モ
ータ及びコンバータ制御を直接的には行わない。そうではなく、発電機及びコン
バータSPプロセッサ234,236は、主CPU232から通信されたデータ
に基づいて特定の制御アルゴリズムを実行する。エンジン制御は、主CPU23
2によって直接行われる(図14参照)。
ドを出し、所要のモータ制御機能を実行する。発電機SP234は、主CPU2
32によって選択されたDCバスモード又はRPMモードのいずれかでモータ(
図示せず)を動作させる。DCバス電圧モードでは、発電機SP234は、モー
タからの動力を用いてDCバスを設定値に維持する。RPMモードでは、発電機
SP234はモータからの動力を用いてエンジン速度を設定値に維持する。主C
PU232は、設定値を与える。
マンドを出し、所要のコンバータ制御機能を実行する。コンバータSP236は
、主CPU232によって選択されたDCバスモード、出力電流モード又は出力
電圧モードのいずれかでコンバータ(図示せず)を動作させる。DCバス電圧モ
ードでは、コンバータSP236は、電源制御装置230により得られたユーテ
ィリティ電力を調整して内部バス電圧を設定値に維持する。出力電流モードでは
、コンバータSP236は、DCバスからの電力を用いて、命令された電流をコ
ンバータから引き出す。出力電圧モードでは、コンバータSP236は、DCバ
スからの電力を利用して命令された電圧をコンバータから取り出す。主CPU2
32は、設定値を与える。
ン制御部を調整するのに用いられる。これらループは、出口ガス温度(EGT)
制御部(図10)、速度制御部(図11)及び電源制御部(図12)を含む。全
部で3つの制御ループ260,282,300は、主CPU232により個々に
又はまとめて用いられて電源制御装置230について必要とされる動的制御及び
性能を発揮させる。これらループは、互いに異なる動作モードに合わせて互いに
結合される。
料を噴射するために用いられる燃料装置のプログラムされたコマンドである。代
表的な構成例では、主CPU232は、エンジンEGTのスナップショットをと
り、全コマンドのうち約0%〜25%について燃料装置に約5秒間でコマンドを
出力し始める。エンジンライトは、エンジンEGTが初期スナップショットから
約28℃(50°F)上昇するとエンジン稼働状態であることが宣言される。
整するための種々の燃料出力コマンドを出す。エンジン速度信号262は、所定
の温度設定値に応じて最高EGT設定温度266を決定するために用いられる。
EGT設定温度266を比較器268によってフィードバックEGT信号270
と比較してエラー信号272が定められ、このエラー信号を次に、比例積分(P
I)アルゴリズム274に印加してEGTを設定値に調整するのに必要な燃料コ
マンドを決定する。燃料最高/最低限度278が、積分器ワインドアップからの
保護のためにEGT制御アルゴリズム燃料コマンド出力276を制限するのに用
いられる。その結果得られた出力信号280は、調整されたEGT信号燃料流量
コマンドである。動作にあたり、EGT制御モードループ260は、約100m
sレートで動作する。
調節するために種々の燃料出力コマンドを出す。フィードバック速度信号288
を読み取って、これを比較器286によって速度設定信号284と比較してエラ
ー信号290を定め、このエラー信号を次に、PIアルゴリズム292に印加し
てエンジン速度を設定値に調整するのに必要な燃料コマンドを決定する。EGT
制御部(図10)及び燃料最高/最低限度を速度制御アルゴリズム282と関連
して用いて出力信号294をサージ及びフレームアウト条件から保護する。その
結果得られた出力信号298は、調整されたタービン速度燃料流量コマンドであ
る。代表的な具体例では、速度制御モードループ282は、約20msレートで
動作する。
力を調整する。フィードバック電力信号306を読み取って、これを比較器30
4によって電力設定信号302と比較してエラー信号308を定め、このエラー
信号を次に、PIアルゴリズム310に印加して出力電力を設定値に調整するの
に必要な速度コマンドを決定する。速度最大/最小限度は、電源制御アルゴリズ
ム速度コマンド出力を制限して出力信号312が速度過剰条件及び速度不足条件
にならないよう保護する。その結果得られた出力信号316は、調整された電力
信号タービン速度コマンドである。代表的な具体例では、タービンの最高運転速
度は一般に96,000RPMであり、タービンの最低運転速度は、一般に45
,000RPMである。ループは一般に約500msレートで動作する。
のがよい。DCバス電圧制御モードでは、起動専用バッテリ470は、電圧を設
定値コマンドに調整するためのエネルギーをもたらす。主CPU472はバス電
圧を調節して電源制御装置478の構成に応じて種々の値で制御する。充電(S
OC)制御モードの状態では、起動専用バッテリシステムは、要求されると再充
電電力要求を出す。利用可能な再充電電力は一般に、出力負荷及びシステム寄生
負荷に供給される電力よりも小さな最高エンジン電力にほぼ等しい。主CPU4
72は、再充電電力レベルを伝送し、この再充電電力レベルは、元々の電力需要
の最低レベルであって利用可能な再充電電力である。
て上述した充電(SOC)制御を可能にする。非常用バッテリは、起動専用バッ
テリよりも大型のエネルギー貯蔵装置を収容している。
のための電力を供給する。表1は、バス電圧が電源制御装置478の出力電力構
成に基づいて制御される設定値を定めている。
受け持つ種々の制御アルゴリズムを有することになる。バッテリオプション47
0のうち任意のもの及びSP456,458は、DCバス462の電圧レベルを
調整するために電力潮流を制御するモードを有する。任意の動作環境のもとでは
、1つの装置だけにコマンドを出してこれをDCバス462を調整するモードに
する。多数のアルゴリズムは、必然的にシステムの応答性を遅くすると共にソフ
トウエアを理解困難にする共用ロジックを必要とする。
320が示されている。システムを動作手順全体を通じて順番付けするには、電
源制御装置が表2に定められた動作状態を移行することが必要である。
行を開始する。「待機」状態324への移行は、「パワーアップ」状態322の
仕事を首尾よく完了すると行われる。起動サイクルを開始することにより、シス
テムは「起動準備」状態326に移行し、ここで全てのシステムコンポーネント
は、エンジンの起動ができるよう初期化される。するとエンジンは起動状態を順
に実行して「RAM/負荷」状態328になる。システムの動作を停止させるた
め、システムに送られて「ウォームダウン」又は「冷却」状態322にする停止
コマンドを開始する。バッテリを有するシステムは、「ウォームダウン」又は「
冷却」状態332に入る前に「再充電」状態334に入ることができる。システ
ムは最終的に「ウォームダウン」又は「冷却」状態332を完了すると、「動作
停止」状態330を介する移行が、システムが次の起動サイクルを待っている「
待機」状態324に入る前に行われることになる。任意の状態にある間、システ
ムを動作するべきではないということを指示するシステムの重大度で故障を検出
すると、システム状態は「故障」状態334に移行することになる。プロセッサ
の故障が生じたことを示す故障の検出により、システムは「動作不能」状態33
6に移行することになる。
ードに関して独特の状態が得られるよう多次元のものである。例えば、「起動準
備」状態326では、制御に関する要件は、選択された動作モードに応じて様々
であろう。したがって、スタンドアロン「起動準備」状態326、スタンドアロ
ン一時的「起動準備」状態326、商用配電網接続「起動準備」状態326、商
用配電網接続一時的「起動準備」状態326が存在することが必要であろう。各
組合せは、システム構成(SYSCON)シーケンスと呼ばれている。主CPU
472は、SYSCONワードとして知られている16ビットのワードで種々の
システム構成シーケンスの各々を識別し、このSYSCONワードは、動作モー
ド及びシステム状態番号のビットによる構成である。代表的な構成例では、シス
テム状態番号は、ビット0〜11でパックされている。動作モード番号は、ビッ
ト12〜15でパックされている。このパック法により、システムは、16個の
互いに異なる動作モードで4096の互いに異なるシステム状態を順番に行うこ
とができるシステムが提供される。
」332、「故障」334及び「動作不能」336状態は、各動作モードには不
要である。これら状態の内容は、モードとは無関係である。
ると「パワーアップ」状態322で始まる。電力をいったん電源制御装置478
に印加すると、全てのハードウエアコンポーネントは自動的にハードウエア回路
によってリセットされる。主CPU472は、ハードウエアが正しく機能するよ
うにすることができ、コンポーネントを動作可能に構成する。主CPU472は
また、それ自体の内部データ構造を初期化し、リアルタイムオペレーティングシ
ステム(RTOS)を起動させることにより実行を開始する。これらタスクを守
備よく完了すると、「待機」状態324へのソフトウエアの移行が行われる。主
CPU472は、これらの手順を以下の順序で実行する。
のシステムモニターを実行し続ける。主CPU472は、エネルギー貯蔵装置4
70又はユーティリティ468にコマンドを出して連続電力供給を行う。動作の
際、主CPU472は、起動待機状態で又は障害追跡目的でパワーオン状態にな
ったままのことが多い。主CPU472がパワーアップされている間、ソフトウ
エアは、システムのモニターを実行し続け、もし故障が発生した場合には診断を
行う。全ての通信は、動作を続行して外部源とのインタフェースとなる。起動コ
マンドは、システムを「起動準備」状態326に移行させることになろう。
備する。多くの外部装置は、実際の起動手順の開始前にハードウエアの初期化の
ための追加の時間を必要とする場合がある。「起動準備」状態326は、これら
装置に初期化を行うのに必要な時間を提供し、起動プロセスが開始可能であると
いう知らせを主CPU472に送る。またシステムがいったん動作可能状態にな
ると、ソフトウエアは、「リフトオフ確認(bearing lift off)」状態328に
移行することになる。
は約0RPM〜25,000RPMにエンジン454を動かしてリフトオフ確認
手順を実施する。次の状態への移行が生じる前にシャフトが回転しているのを確
かめる検査を行う。
を開始して、燃焼がタービン内で生じていることを確認する。代表的な構成例で
は、主CPU472は発電機SP456にコマンドを出してエンジン454を約
25,000RPMのドエル(dwell )速度に動かす。オープンループ点火状態
340の実行により燃焼が始まる。すると、主CPU472は、エンジン454
が「クローズループ加速」状態342への移行前に「点火不能」基準を満たして
いないことを確かめる。
454を自己持続運転状態にする。約4,000RPM/sの速度で約45,0
00RPMにエンジン速度を増大させるコマンドが発電機SP456に与えられ
る。燃焼及びエンジンの加熱をもたらす燃料制御が実行される。エンジン454
が「無負荷」(動かすのに電力を必要としない)に達すると、ソフトウエアは「
ラン」状態344に移行する。
ムの動作を実行し続ける。制御エレクトロニクスを動作させ、エネルギー貯蔵装
置470を起動のために再充填するためにエンジン454から動力を生じさせる
のがよい。負荷用コンバータ458から出力される動力はない。電力イネーブル
信号がソフトウエアを「負荷」状態346に移行させる。停止コマンドが、シス
テムを移行させて作動停止手順を開始するようにする(これらは、動作モードに
応じて様々である)。
ズムの動作を続行する。負荷コマンドが、通信ポート、ディスプレイ又はシステ
ム負荷を通じて出される。停止コマンドが、主CPU472を移行させて作動停
止手順を開始させる(これらは、動作モードに応じて様々である)。電力ディス
エーブル信号が主CPU472を「ラン」状態344に戻すことができる。
0を、「ウォームダウン」状態348又は「クールダウン」332状態に入る前
に最大容量まで充電することが必要な場合がある。動作の「再充電」状態344
の実施中、主CPU472は、バッテリの充電及び制御装置への給電を行うため
に動力を生じさせるタービンの作動を続行する。取り出される動力は生じない。
エネルギー貯蔵装置470は、充電状態になると、システムはシステム故障状態
に応じて「クールダウン」332又は「ウォームダウン」348状態に移行する
。
と共に燃料を燃焼器からサージする手段を提供する。通常の動作後、ソフトウエ
アは、順番にしたがってシステムを「クールダウン」状態332にする。代表的
な構成例では、エンジン454を約45,000RPMのクールダウン速度にす
る。空気流が、エンジン454を通りつづけて高温空気が冷却部分中の機械的構
成部品に至らないようにする。このモニタープロセスは、エンジンEGTが約1
93℃(380°F)のクールダウン温度以下になるまで続行する。クールダウ
ンは、エンジン454の運転停止時の最終クールダウン温度よりも非常に低い状
態で開始できる。エンジンの燃焼器は、残っている可能性のある過剰の燃料のパ
ージを必要とする。ソフトウエアは常に、クールダウンサイクルを60秒の最小
パージ時間の間常時動作させる。このパージ時間により、残っている燃料が燃焼
器から排出されるようになる。このプロセスの完了により、システムは「動作停
止」状態330に移行する。ユーザに対する便宜上、システムは再起動を行うこ
とができるようになるまでに開始された「クールダウン」状態332の完了を必
要としない。起動コマンドを出すことにより、システムは「再起動」状態350
に移行する。
332から構成される。代表的な構成例では、ソフトウエアは、エンジン速度を
4,000RPM/sの速度で約25,000RPMまで下げる。エンジン速度
がいったんこのレベルに達すると、ソフトウエアにより、システムは「オープン
ループ点火」状態に移行して実際のエンジンの起動を行う。
ム出力は、アイドリング動作が得られるように構成されている。代表的な構成例
では、ソフトウエアはロータにコマンドを出し、エンジン速度を2,000RP
M/sの速度に下げることにより休止状態にし、またはいずれが早くても無負荷
状態にする。いったん速度が約14,000RPMに達すると、発電機SPにコ
マンドが出されてシャフト速度を1秒かからずに約0RPMに下げる。
ステム故障が生じた時、ソフトウエアは燃焼を再点火してウォームダウンを行う
。発電機SPは、電圧(電力)を内部DCバスに合わせて調整するよう構成され
ている。燃料がオープンループ点火燃料制御アルゴリズムで定められたように追
加されて燃焼が生じるようにする。エンジンライトの検出により、システムは「
ウォームダウン」状態348に移行するようになる。
348に下げるために電力が得られない場合、燃料が提供される。代表的な構成
例では、エンジン速度は、燃料を速度制御アルゴリズムにより供給することによ
り約50,000RPMで動作させる。約343℃(650°F)以下のエンジ
ン温度により、システムは「動作停止」状態330に移行する。
て出力を無効にしてシステムを安全形態にする。もしエネルギーが使えれば、シ
ステムのモニター及び通信が続行する。
全て出力を無効にしてシステムを安全形態にする。システムのモニター及び通信
は、たいていの場合、非続行状態となる。動作モード タービンは、2つの主要なモード、即ち商用配電網接続モード及びスタンドア
ロンモードで動く。商用配電網接続モードでは、配電系統、即ち商用配電網は、
基準電圧及び位相を供給し、タービンは動力を商用配電網と同期して供給する。
スタンドアロンモードでは、タービンは、それ自体の基準電圧及び位相を供給し
、動力を直接負荷に供給する。電源制御装置は、自動的にモード相互で切り替わ
る。
、スタンドアロンブラック(black )起動サブモード、スタンドアロン過渡事象
(一時的)サブモード、商用配電網接続サブモード及び商用配電網接続過渡事象
サブモードが挙げられる。動作モードを選択する基準は、多くの要因に基づいて
おり、かかる要因としては、電圧が出力端子に現れているかどうか、ブラック起
動バッテリオプションがあるかどうか、一時的バッテリオプションがあるかどう
かが挙げられるが、これらには限定されない。
、それぞれDCバス462へのエネルギー源460及びユーティリティ468の
インタフェースとなる。一例を挙げると、エネルギー源460は、エンジン45
4及び発電機452を含むタービンである。燃料装置474は、燃料を燃料ライ
ン476を介してエンジン454に供給する。発電機コンバータ456及び負荷
用コンバータ458は、制御装置472の制御の下で特注の双方向切換えコンバ
ータとして動作する。特に、制御装置472は、発電機コンバータ456及び負
荷用コンバータ458を、種々の動作モードが得られるように互いに異なる構成
に再構成する。これらモードとしては、以下に詳細に説明するように、スタンド
アロンブラック(black )起動、スタンドアロン過渡事象、商用配電網接続及び
商用配電網接続過渡事象がある。制御装置472は、発電機452及びユーティ
リティ468の電力の吸収又は放出の仕方及び任意の時点におけるDCバス46
2の調整の仕方を制御する。このようにすると、エネルギー源460、ユーティ
リティ/負荷468及びエネルギー貯蔵装置470を用いて電力の供給、貯蔵及
び(又は)使用を効率的に行うことができる。制御装置472は、コマンド信号
をライン479を介してエンジン454に与えてタービン460の速度を求める
。タービン460の速度は、発電機452を介して維持される。制御装置472
はまた、コマンド信号を制御ライン480を介して燃料装置474に与えてエン
ジン454のEGTをその最大効率点に維持する。発電機SP456は、タービ
ン460の速度の維持を受け持っているが、電流を発電機452に導入し、また
は電流を発電機452から引き出すことができる。
蔵装置470、例えばバッテリは、エネルギー源460、例えばエンジン454
及び発電機452を含むタービンが全ての一時的及び定常エネルギーを供給して
いる間、起動目的のために設けられている。表3を参照すると、代表的なスタン
ドアロンブラック起動モードの制御が示されている。
(この例ではタービン)を起動させてこれを支援し、過渡的条件の間、最大定格
出力動力を供給する目的で設けられている。貯蔵装置479、代表的にはバッテ
リは、動作中、DCバス462に常時取り付けられていて、電流の形態のエネル
ギーを供給してDCバス462上の電圧を維持する。コンバータ/SP458は
、出力動力の発生時、定電圧源となる。その結果、負荷468には、これが必要
とする適当なAC電圧値が供給される。表4を参照すると、代表的なスタンドア
ロン過渡事象モードの制御が示されている。
例ではタービン)が、商用配電網468に接続されていて、過渡事象が商用配電
網468によって取り扱われる場合、負荷の平準化及び管理を行う。システムは
、電流源として働き、電流をユーティリティ468に送り込む。表5を参照する
と、代表的な商用配電網接続モードの制御が示されている。
ン)が、商用配電網468に接続されていて、負荷の平準化及び管理を行う。エ
ネルギー貯蔵装置470、代表的にはバッテリによって支援されるタービンは、
過渡事象に対処する。このシステムは、電流源として働き、エネルギー貯蔵装置
470の支援を受けて電流をユーティリティ468に送り込む。表6を参照する
と、代表的な商用配電網接続過渡事象モードの制御が示されている。
ことができる。特に、電源制御装置は、シングルタービン発電機の制御装置であ
ることに加えて、マルチシステムを順番付けすることもできる。図15を参照す
ると、例示の目的で、3つの電源制御装置518,520,522を含むマルチ
パックシステム510が示されている。多数の制御装置518,520,522
を制御する機能は、各制御装置の主CPU(図示せず)に内臓されているディジ
タル通信インタフェース及び制御ロジックによって実行可能になる。
ディジタル通信インタフェースを作るのに用いられる。一方のバス534は、遅
いデータ交換のために用いられ、他方のバス530は、同期パケットを速い速度
で生じさせる。代表的な具体例、例えばIEEE−502.3では、バスは、デ
ータ収集、起動、停止、電力需要及びモード切替え機能を含む遅い通信が得られ
るよう制御装置518,520,522を互いにリンクさせる。RS485バス
は、システムの各々を互いにリンクさせて出力電力波形の同期を行わせる。
意の数の制御装置を互いに連結してマルチパック構成にすることができることは
理解されよう。各電源制御装置518,520,522は、それぞれそれ自体の
エネルギー貯蔵装置524,526,528、例えばバッテリを有している。本
発明の別の実施形態によれば、電源制御装置518,520,522は、すべて
同一の単一エネルギー貯蔵装置(図示せず)、例えば、個々のタービンにとって
は大きすぎる定格の非常に超大型エネルギー貯蔵装置に接続するのがよい。代表
的には回路遮断機で構成された配電盤が、エネルギーの分配を行う。
スタであり、他方の制御装置がスレーブ装置になるのを定める。マスタは、全て
のユーザ入力コマンドの取扱い、全てのシステム内通信トランザクションの開始
及びユニットのディスパッチングを受け持っている。全ての制御装置518,5
20,522は、マスタとなる機能を持っているが、制御とバスの競合を減少さ
せるために1つの制御装置がマスタとして指示される。
れるのはどの外部入力装置であるかを決定する。制御装置が最小の入力装置を有
している場合、これはマスタであることを主張する伝送を制御装置相互間バス5
30上に送る。マスタであることを主張する全ての制御装置518,520,5
22は、どれがマスタであるかの解釈又は分析を開始する。いったんマスタが選
択されると、ARPが実行されてアドレスを各スレーブシステムに割り当てる。
マスタの選択及びスレーブアドレスの割当て後、マルチパックシステム510は
、動作を開始することができる。
の仕事は、通常動作中スレーブのように働くことにある。コマスタは、マスタが
依然として正確に動作していることを指示する一定伝送パケットを受け取るはず
である。このパケットが安全期間、例えば20ms内に受け取られないとき、コ
マスタは、即座にマスタとなってマスタ制御の責任を受け持つことができる。
スレーブは、商用配電網接続(電流源)又はスタンドアロン(電圧源)のいずれ
かであるよう選択されている。マスタ制御装置は、選択されると、その出力コン
バータロジック(コンバータSP)と通信してこのシステムがマスタであるよう
にする。この場合、コンバータSPは、制御装置相互間バス530上でのパケッ
ト伝送、出力波形と全てのスレーブシステムとの同期を受け持つ。伝送されたパ
ケットは、1/4サイクル〜1サイクルごとに予想される伝送で少なくとも出力
波形の角度及び誤り検査情報を含むであろう。
をディスパッチすることになる。かかる3つの動作モードは、(1)ピーク削減
動作モード、(2)負荷追従モード又は(3)基底負荷動作モードである。ピー
ク削減動作モードは、電力計を用いてビルディング又はアプリケーション方式で
全電力消費量を測定し、マルチパックシステム510は、一定負荷のユーティリ
ティ消費を減少させ、それによりユーティリティレートスケジュールを減少させ
、タービン発電機の総合的な経済的収益を増加させる。負荷追従モードは、電力
計がビルディング又はアプリケーション方式で全電力消費量を測定するピーク削
減動作モードのサブセットであり、マルチパックシステム10は、ユーティリテ
ィ消費量を0負荷に減少させる。基底負荷動作モードでは、マルチパックシステ
ム10は、一定負荷をもたらし、ユーティリティは、ビルディング又はアプリケ
ーション方式で負荷を補充する。これら制御モードは各々、総合的な動作効率を
最適化するために互いに異なる制御戦略を必要とする。
代表的には最小数の入力装置が望ましい。探す対象である入力装置としては、デ
ィスプレイパネル、可動状態のRS232接続手段及びオプションポートに接続
された電力計が挙げられる。マルチパックシステム510は代表的には、ユーザ
入力コマンドを受け取るためのディスプレイパネル又はRS232接続手段及び
負荷追従又はピーク削減のための電力計を必要とする。
スパッチする。これは、長時間にわたって動作している制御装置のターンオフ及
び少ない動作時間の制御装置のターンオンを含み、それにより特定システムの消
耗を減少させる。商用配電網分析及び過渡事象乗り切り 図16〜図18を参照すると、電源制御装置620の一時的取扱いシステム5
80が示されている。一時的取扱いシステム580により、電源制御装置620
は、リンギング前の瞬時性電圧上昇を生じさせる商用配電網616上の補正キャ
パシタのスイッチング又は切換えと関連した過渡事象を乗り切ることができる。
一時的取扱いシステム580はまた、他の故障状態を乗り切ることができ、かか
る他の故障状態としては、商用配電網616に生じる短絡による故障が挙げられ
るが、これには限定されず、かかる故障は首尾よく除かれると、電圧の瞬時性電
圧降下を引き起こす。一時的取扱いシステム580は、一般にA/D変換サンプ
リングに起因して電流応答速度が遅いディジタル制御装置と関連した過渡事象の
対処に特に有効である。過渡事象が生じている間、電流の大きな変化が、A/D
変換相互間で生じる場合がある。過渡事象により引き起こされる高電圧インパル
スは代表的には、ディジタル電源制御装置中に過電流を引き起こす。
すグラフ590が示されている。秒単位で測定された電圧過渡事象の持続時間が
、x軸上に示され、V(ボルト)で測定されたその大きさは、y軸上に示されて
いる。大きさが比較的大きく(最高約200%)、持続時間が短い(1〜20m
sのどれか)例えば符号592のところで示されたキャパシタスイッチング過渡
事象は、電源制御装置の動作にとって問題となる場合がある。
変化として反映される。特に、商用配電網616上に生じた故障又は事象のタイ
プ及び重大度は、商用配電網616上の変化の大きさ及び持続時間をモニターす
るマグニチュード(大きさ)推定部584によって求めることができる。
してこれが所定レベルを越えた時にスイッチングを停止して電流が減少し、それ
により電流がその所定レベルを越えないようにするのがよい。本発明はかくして
、電流及び電圧のディジタルサンプリングに基づく過渡事象検出方式よりも応答
性の早い電流検出回路に関するアナログの利点を持っている。持続時間の過渡的
状態が長いと、商用配電網が異常状態であることが分かる。これらを検出して電
源制御装置620が安全な方法で動作停止できるようにすることが必要である。
本発明によれば、電源制御装置620を動作させるのに用いられるアルゴリズム
は、ユーティリティ供給配電網電圧が存在しない場合に電源制御装置620を孤
立させないようにする保護手段を提供する。ニアショート(near short)又はニ
アオープン(near open )のアイランド(island)が電流制御が失われると数ミ
リ秒以内に検出される。負荷が電源制御装置の出力に厳密に整合されているアイ
ランドは、マグニチュード推定部584によって検出される電圧の異常な大きさ
及び周波数により検出されることになる。
接続された制動抵抗612を有している。制動抵抗612は、抵抗負荷として働
き、コンバータSP608がターンオフされた時のエネルギーを吸収する。動作
原理を説明すると、コンバータSP608をターンオフすると、電力はもはや商
用配電網616と交換が行われず、電力は依然としてタービンから受け取られて
いる状態にあり、これは制動抵抗612によって吸収される。本発明は、発電機
SP606とコンバータSP608との間のDC電圧を検出する。電圧が上昇し
始めると、制動抵抗612をターンオンしてこれがエネルギーを吸収することが
できるようにする。
せる。AC/DCコンバータ602はモータSP606の制御のもとでACをD
Cに変換し、このDCを次に、キャパシタ610によってサポートされている(
例えば、エネルギー貯蔵の2msで800マイクロファラド)DCバス622(
例えば800vDCに安定化されている)に印加する。AC/DCコンバータ6
04は、コンバータSP608の制御の下でDCを3相ACに変換し、これを商
用配電網616に印加する。本発明によれば、DCバス622からの電流を、モ
ータSP606の制御のもとで動作しているスイッチ614の延長により制動抵
抗612内で消散できる。スイッチ614は、IGBTスイッチであるのがよい
。ただし、当業者であれば他の従来型又は新開発のスイッチを利用できることは
理解されよう。
4を制御する。DCバス622のバス電圧は代表的には、コンバータSP608
によって維持され、このコンバータSPは、電力を商用配電網616に出し入れ
してDCバス622を例えば800vDCに安定化した状態に保つ。コンバータ
SP608をターンオフすると、これはもはやDCバス622の電圧を維持する
ことができず、したがってモータから入っている電力により、DCバス622の
バス電圧は急に上昇する。電圧の上昇は、モータSP606によって検出され、
このモータSP606は、制動抵抗612をターンオンし、これをバス電圧が所
望の電圧、例えば800vDCに戻るまでオンオフ調節する。コンバータSP6
08は、商用配電網過渡事象が消散した時、即ちAC電流が0になって電源制御
装置620のコンバータ側を再起動するときを検出する。制動抵抗612は、こ
れが過渡事象及びコンバータを再起動するのにかかる時間が得られるようなサイ
ズになっている。
網616のAC波形が零交差する場合を求めるため)をモニターして商用配電網
616の正確なモデルが得られるようにする。商用配電網の分析システムは、角
度推定部582、マグニチュード(大きさ)推定部584及びフェーズロックル
ープ586を有している。本発明は、商用配電網電圧を連続的にモニターし、こ
れら測定値に基づいて商用配電網の角度を推定し、かくして不足電圧、過電圧及
び突発的過渡事象の認識を容易にする。限流値が、電流が最大値を越えた時にD
C/ACコンバータ604を動作不能状態にし、電流が許容可能なレベルまで下
がるまで待機するように設定されている。電流を測定してこれをカットオフした
結果として、DC/ACコンバータ604は過渡事象を一層良好に乗り切ること
ができるようになる。かくして、DC/ACコンバータ608がもはや電力を商
用配電網616と交換していない場合、電力は制動抵抗612内で消散する。
を同時にモニターすることができる。特に、電源制御装置620は、商用配電網
分析アルゴリズムを備えている。当業者であれば、商用配電網の角度及び大きさ
の推定値を従来型アルゴリズム又は従来型手段により求めることができることは
理解されよう。発電源の角度である真の商用配電網角度0ACは、0〜2Πまでサ
イクル動作し、そして60Hzのレートで0に戻る。3相の電圧の大きさ推定値
は、V1mag、V2mag及びV3magで示され、3相の電圧測定値は、V1 、V2 及び
V3 で示されている。
正しい推定値がどれに似ているかが分かる。例えば、3相電圧のうち第1のもの
を用いると、真の商用配電網の角度0ACのコサインに電圧の大きさ推定値V1mag を掛け算し、その積はコサインの形の波形である。理想的には、この積は、電圧
測定値V1 である。
形の大きさの絶対値の差を用いて大きさの測定値V1magの大きさを調節する。当
業者であれば、信号の種々の位相に一致する種々の角度テンプレートを用いると
3相信号のうち他の2つの位相を同時に調節できることは理解されよう。かくし
て、大きさの推定値V1mag及び角度の推定値0EST は、大きさ推定値V1magを更
新するのに用いられる。電圧の大きさの測定値V1mag、V2mag及びV3magは、電
圧測定値V1 ,V2 ,V3 の大きさを追跡するためにフィードバック構成で用い
られる定常値である。測定電圧V1 を大きさV1magの推定値で割り算することに
より、第1の相についての角度のコサインを求めることができる(同様に、他の
信号の角度のコサインを同時に求めることができよう)。
に変化しているものが瞬時測定角を決定するよう選択される。たいていの場合、
0に最も近い角度のコサインについての測定値をもつ位相が選択される。という
のは、これによって得られる精度が最も高いからである。商用配電網分析システ
ム580はかくして、コサインのうちどれが用いられるべきかを選択するための
ロジックを備えている。選択された角度は、角度推定部582に与えられ、これ
から商用配電網616の瞬時角度0EST の推定値が計算され、これがフェーズロ
ックループ586に送られてフィルターがかけられた周波数が得られる。かくし
て、この角度を微分すると、周波数が得られ、これは次に低域フィルタ(図示せ
ず)にかけられる。フェーズロックループ586は周波数を積分し、推定瞬時角
度0EST の位相を同期させ、この推定瞬時角度は、微分及び積分により位相が真
の商用配電網角度0ACの位相に変化している場合がある。
明のアルゴリズムは、大きさの測定値V1magと真の商用配電網角度0ACのコサイ
ンの積を実際の大きさに異なる角度のコサインを掛けたものと比較する。大きさ
の突然のジャンプが認識されよう。
。これら電圧のうち1つの変化により、商用配電網616上に存在する過渡事象
が相当大きなものであるかどうかが分かる。当業者であれば、過渡事象が相当大
きなものであるかどうか、即ち電源制御装置620の動作を停止させる必要のあ
る異常状態が商用配電網上に存在しているかどうかを判定するための多くの方法
があることが理解されよう。過渡事象は、電圧の大きさ及び持続時間のサイズに
応じて相当大きなものであると見なされる場合がある。電源制御装置620の動
作を停止させる判断基準の一例が図17に示されている。商用配電網の異常状態
の検出はまた、周波数推定値を吟味することにより判定することができる。
。システム制御装置620が商用配電網の故障による動作停止を開始させると、
出力接触器が所定の期間内で、例えば100ms内で開路され、主燃料トリップ
ソレノイド(図示せず)が閉路され、燃料をタービン発電機から除去する。ウォ
ーム動作停止がその結果として生じ、その間、発電機618がスローダウンして
いるときに制御電力が発電機618から供給される。代表的な構成例では、ウォ
ームダウンは、ロータ(図示せず)が停止するまで約1〜2分間続く。制御ソフ
トウエアは、商用配電網電圧及び周波数が許容限度内に収まるまでは再起動を可
能にしない。
要件又は条件に合うように本発明の改造例及び設計変更例を想到できることが理
解されよう。例えば、電源制御装置を大まかに説明したが、これはアナログ又は
ディジタル形態で実施できる。好ましいディジタル構成では、当業者であれば、
本発明の説明で用いられた種々の用語は、電源制御装置のアナログ構成とディジ
タル構成の両方に通用するものであることは理解されよう。例えば、本願で説明
されているコンバータは、インバータを含む一般的な用語であり、本願で用いら
れている信号プロセッサは、ディジタル信号プロセッサ等を含む一般的な用語で
ある。これに対応して、本発明のディジタル形式の具体的構成例では、インバー
タ及びディジタル信号プロセッサが利用されることになろう。かかる改造例及び
設計変更例は、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲及び精神から逸脱する
ことなく想到できる。
化ブロック図である。
である。
機との間のインタフェースの機能ブロック図である。
とタービン発電機との間のインタフェースの機能ブロック図である。
ンタフェースの略図である。
のブロック図である。
。
る。
。
フ図である。
Claims (143)
- 【請求項1】 複数のエネルギーコンポーネントに電力を分配するための電
源制御装置であって、DCバスと、複数の電力コンバータとを有し、各電力コン
バータは、前記エネルギーコンポーネントのうちの1つと前記DCバスとの間に
接続されていて、前記電源制御装置に応答し、前記電源制御装置は、各エネルギ
ーコンポーネントの電力吸収又は放出の仕方及びDCバスの調整の仕方を制御す
ることによって分散発電形電力システムを構成することを特徴とする電源制御装
置。 - 【請求項2】 前記電力コンバータは各々、前記電源制御装置の制御の下で
、前記DCバスへの前記エネルギーコンポーネントのインタフェースとなるよう
構成された特注の双方向切換えコンバータとして動作することを特徴とする請求
項1記載の電源制御装置。 - 【請求項3】 前記電力コンバータは各々、電力切換えシステム及び前記電
力切換えシステムに対する制御を行う処理システムとを有することを特徴とする
請求項1記載の電源制御装置。 - 【請求項4】 前記処理システムは、信号プロセッサと、前記信号プロセッ
サに対する制御を行う中央処理ユニットとを更に有することを特徴とする請求項
3記載の電源制御装置。 - 【請求項5】 前記中央処理ユニットは、前記電力コンバータを互いに異な
る動作モードに合わせて互いに異なる形態に再構成することを特徴とする請求項
3記載の電源制御装置。 - 【請求項6】 前記電力切換えシステムは、複数の絶縁ゲートバイポーラト
ランジスタスイッチから成ることを特徴とする請求項3記載の電源制御装置。 - 【請求項7】 前記複数のエネルギーコンポーネントは、エネルギー源を含
むことを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。 - 【請求項8】 前記エネルギー源は、ガスタービンであることを特徴とする
請求項7記載の電源制御装置。 - 【請求項9】 前記ガスタービンは、AC発電機を駆動して前記電力コンバ
ータに印加されるACを生じさせることを特徴とする請求項8記載の電源制御装
置。 - 【請求項10】 前記電源制御装置は、DCバス電圧をタービン速度とは無
関係に調整すること特徴とする請求項9記載の電源制御装置。 - 【請求項11】 前記複数のエネルギーコンポーネントは、エネルギー貯蔵
装置を含むことを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。 - 【請求項12】 前記エネルギー貯蔵装置は、フライホイールであることを
特徴とする請求項10記載の電源制御装置。 - 【請求項13】 前記エネルギー貯蔵装置は、バッテリであることを特徴と
する請求項11記載の電源制御装置。 - 【請求項14】 前記エネルギー貯蔵装置は、ウルトラキャップであること
を特徴とする請求項11記載の電源制御装置。 - 【請求項15】 前記複数のエネルギーコンポーネントは、負荷を含むこと
を特徴とする請求項1記載の電源制御装置。 - 【請求項16】 前記負荷は、ACユーティリティであることを特徴とする
請求項15記載の電源制御装置。 - 【請求項17】 前記負荷は、DC負荷であることを特徴とする請求項16
記載の電源制御装置。 - 【請求項18】 前記負荷は、駆動モータであることを特徴とする請求項1
6記載の電源制御装置。 - 【請求項19】 前記複数のエネルギーコンポーネントは、エネルギー源、
負荷及び貯蔵装置を含むことを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。 - 【請求項20】 ユーティリティ起動動作モード中、前記電力コンバータの
うち1つは、前記電力コンバータの別の1つにより起動のために前記エネルギー
源によって必要とされる電力に変換できるよう電力を前記負荷から前記DCバス
に及ぼし、前記貯蔵装置は、前記負荷が前記DCバス上のDC電圧を調整してい
る間に前記DCバスから切り離されることを特徴とする請求項19記載の電源制
御装置。 - 【請求項21】 前記エネルギー源は、タービンから成り、前記タービンの
毎分回転数(RPM)を維持するためにローカルフィードバックループで制御さ
れることを特徴とする請求項20記載の電源制御装置。 - 【請求項22】 ユーティリティの起動動作モード中、前記電力コンバータ
のうち1つが前記DCバスから隔離され、前記電力コンバータのうち別の1つが
所要の起動電力を前記DCバスから前記エネルギー源に与えるようになっている
ことを特徴とする請求項19記載の電源制御装置。 - 【請求項23】 前記電力コンバータは、発電機用コンバータ及び出力コン
バータから成ることを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。 - 【請求項24】 前記電源制御装置は、ディジタル制御式であり、前記発電
機用コンバータは、発電機用インバータであり、前記出力コンバータは、出力イ
ンバータであることを特徴とする請求項23記載の電源制御装置。 - 【請求項25】 前記中央処理ユニットは、前記電源制御装置内で生じる出
来事を順番付し、外部に接続された装置への通信状態を調整することを特徴とす
る請求項4記載の電源制御装置。 - 【請求項26】 前記中央処理ユニットは、モトローラMC68332マイ
クロプロセッサであることを特徴とする請求項4記載の電源制御装置。 - 【請求項27】 前記エネルギー源は、タービン発電機であり、前記エネル
ギー貯蔵装置は、バッテリであり、前記負荷は、商用配電網であることを特徴と
する請求項19記載の電源制御装置。 - 【請求項28】 前記エネルギー源は、タービン発電機であり、前記エネル
ギー貯蔵装置は、容量性装置であり、前記負荷は、商用配電網であることを特徴
とする請求項19記載の電源制御装置。 - 【請求項29】 前記エネルギー源は、タービン発電機であり、前記負荷は
、商用配電網であることを特徴とする請求項19記載の電源制御装置。 - 【請求項30】 前記複数のエネルギーコンポーネントは、タービン発電機
及び負荷から成ることを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。 - 【請求項31】 タービンエンジンと、負荷と、前記タービンエンジンから
得た電気を定DCに変換し、次にAC電気に変換するための電源制御装置とを有
するタービンシステムであって、前記電源制御装置は、前記タービンエンジンと
連携しているエンジン電力変換手段と、前記負荷と連携しているユーティリティ
電力変換手段と、DCバスとを有することを特徴とするタービンシステム。 - 【請求項32】 エネルギーリザーバ制御装置及び前記電源制御装置と連携
した燃料計量システムを更に有することを特徴とする請求項31記載のタービン
システム。 - 【請求項33】 前記電源制御装置は、前記エンジン電力変換手段及び前記
ユーティリティ電力変換手段を利用する分散発電形電力システムを構成すること
を特徴とする請求項31記載のタービンシステム。 - 【請求項34】 前記エンジン電力変換手段及び前記ユーティリティ電力変
換手段は、前記電源制御装置の制御の下で、前記DCバスへの前記タービンエン
ジン及び前記負荷のためのインタフェースとなるよう構成された特注の双方向切
換えコンバータとして動作することを特徴とする請求項31記載のタービンシス
テム。 - 【請求項35】 複数のエネルギーコンポーネントへの電力の分配を制御す
る方法であって、電力コンバータをDCバスと前記エネルギーコンポーネントの
各々との間に接続する段階と、前記エネルギーコンポーネントの各々が電力を吸
収又は放出する仕方を制御する段階と、前記エネルギーコンポーネントの各々の
動作状態に応答して前記DCバスを調整する仕方を制御する段階とを有すること
を特徴とする方法。 - 【請求項36】 前記エネルギーコンポーネントの各々の電力吸収又は放出
の仕方を制御する前記段階は、前記電力コンバータの各々を構成する仕方を制御
する段階を含むことを特徴とする請求項35記載の方法。 - 【請求項37】 前記エネルギーコンポーネントの各々の電力吸収又は放出
の仕方を制御する前記段階は、前記電力コンバータを、これらが前記DCバスへ
の前記エネルギーコンポーネントのためのインタフェースを提供するよう構成さ
れた特注の双方向切換えコンバータとして動作するよう制御する段階を更に含む
ことを特徴とする請求項35記載の方法。 - 【請求項38】 前記電力コンバータは各々、電力切換えシステムから成り
、前記電力コンバータの各々を構成するしか頭制御する前記段階は、前記電力切
換えシステムの制御を行う段階を更に含むことを特徴とする請求項36記載の方
法。 - 【請求項39】 前記電力コンバータの前記各々を構成する仕方を制御する
前記段階は、前記電力コンバータの各々を互いに異なる動作モードに合わせて互
いに異なる形態に再構成する段階を更に含むことを特徴とする請求項35記載を
方法。 - 【請求項40】 前記複数のエネルギーコンポーネントは、エネルギー源、
負荷及び貯蔵装置を含むことを特徴とする請求項35記載の方法。 - 【請求項41】 前記エネルギー源は、タービン発電機であり、前記エネル
ギー貯蔵装置は、バッテリであり、前記負荷は、商用配電網であることを特徴と
する請求項40記載の方法。 - 【請求項42】 前記エネルギー源は、タービン発電機であり、前記エネル
ギー貯蔵装置は、容量性装置であり、前記負荷は、商用配電網であることを特徴
とする請求項40記載の方法。 - 【請求項43】 ユーティリティ起動動作モード中、前記電力コンバータの
うち1つを利用して前記電力コンバータの別の1つにより起動のために前記エネ
ルギー源によって必要とされる電力に変換できるよう電力を前記負荷から前記D
Cバスに及ぼす段階と、前記貯蔵装置を前記負荷が前記DCバス上のDC電圧を
調整している間に前記DCバスから切り離す段階とを更に有することを特徴とす
る請求項40記載の方法。 - 【請求項44】 前記エネルギー源は、タービンから成り、ローカルフィー
ドバックループを利用して前記タービンの毎分回転数(RPM)を維持する段階
を更に有することを特徴とする請求項43記載の方法。 - 【請求項45】 ユーティリティの起動動作モード中、前記電力コンバータ
のうち1つを前記DCバスから隔離し、前記電力コンバータのうち別の1つが所
要の起動電力を前記DCバスから前記エネルギー源に与えるようにする段階を更
に有することを特徴とする請求項40記載の方法。 - 【請求項46】 前記電力コンバータは、発電機用コンバータ及び出力コン
バータから成ることを特徴とする請求項35記載の方法。 - 【請求項47】 前記配電は、ディジタル制御され、前記発電機用コンバー
タは、発電機用インバータであり、前記出力コンバータは、出力インバータであ
ることを特徴とする請求項46記載の方法。 - 【請求項48】 生じる出来事を順番付けする段階と、外部に接続された装
置への通信状態を調整する段階とを更に有することを特徴とする請求項35記載
の方法。 - 【請求項49】 電源制御システムであって、複数のエネルギーコンポーネ
ントに電力を分配するための複数の電源制御装置と、前記複数の電源制御装置相
互間の通信を可能にする第1のバスとを有することを特徴とする電源制御システ
ム。 - 【請求項50】 前記複数の電源制御装置相互間の通信を可能にする第2の
バスを更に有することを特徴とする請求項49記載の電源制御システム。 - 【請求項51】 前記第1のバスは、第1の速度でのデータ交換を可能にし
、前記第2のバスは、第2の速度でのデータ交換を可能にすることを特徴とする
請求項50記載の電源制御システム。 - 【請求項52】 前記第1のバスは、出力電力波形の同期をとること特許と
する請求項51記載の電源制御システム。 - 【請求項53】 前記第2のバスは、データ収集を可能にすることを特徴と
する請求項52記載の電源制御システム。 - 【請求項54】 前記第2のバスは、前記電源制御システムの起動及び停止
動作を可能にすることを特徴とする請求項52記載の電源制御システム。 - 【請求項55】 前記第2のバスは、モード選択を可能にすることを特徴と
する請求項52記載の電源制御システム。 - 【請求項56】 前記複数の電源制御装置は各々、DCバスと、複数の電力
コンバータとを有し、各電力コンバータは、前記エネルギーコンポーネントのう
ちの1つと前記DCバスとの間に接続されていて、前記電源制御装置に応答し、
前記電源制御装置は、各エネルギーコンポーネントの電力吸収又は放出の仕方及
びDCバスの調整の仕方を制御することによって分散発電形電力システムを構成
することを特徴とする請求項49記載の電源制御システム。 - 【請求項57】 前記電源制御装置は各々、前記電源制御装置の制御の下で
、前記DCバスへの前記エネルギーコンポーネントのインタフェースとなるよう
構成された特注の双方向切換えコンバータとして動作することを特徴とする請求
項52記載の電源制御システム。 - 【請求項58】 前記複数の電源制御装置は、マスタ制御装置であり、前記
複数の電源制御装置の残りは、スレーブ制御装置であることを特徴とする請求項
49記載の電源制御システム。 - 【請求項59】 前記マスタ制御装置は、ユーザ入力コマンドを取り扱うこ
とを特徴とする請求項58記載の電源制御システム。 - 【請求項60】 前記マスタ制御装置は、システム間通信トランザクション
を開始することを特徴とする請求項58記載の電源制御システム。 - 【請求項61】 前記マスタ制御装置は、前記スレーブ制御装置をディスパ
ッチすることを特徴とする請求項58記載の電源制御システム。 - 【請求項62】 前記システムは、マスタ制御装置を決定し、アドレスを前
記スレーブ制御装置に割り当てることを特徴とする請求項58記載の電源制御シ
ステム。 - 【請求項63】 前記スレーブ制御装置は、前記マスタ制御装置の動作をモ
ニターするコマスタ制御装置を含むことを特徴とする請求項58記載の電源制御
システム。 - 【請求項64】 前記コマスタ制御装置は、前記マスタ制御装置から、前記
マスタ制御装置が正しく動作していることを指示する信号を受け取ることを特徴
とする請求項63記載の電源制御システム。 - 【請求項65】 前記スレーブ制御装置は、電流源かスタンドアロンかの何
れかであるように選択されていることを特徴とする請求項58記載の電源制御シ
ステム。 - 【請求項66】 前記マスタ制御装置は、信号プロセッサと、前記信号プロ
セッサに対する制御を行う中央処理ユニットとを更に有することを特徴とする請
求項58記載の電源制御システム。 - 【請求項67】 前記信号プロセッサは、ディジタル式であることを特徴と
する請求項58記載の電源制御システム。 - 【請求項68】 前記マスタ制御装置は、前記信号プロセッサと通信してマ
スタ制御装置であるようになっていることを特徴とする請求項66記載の電源制
御システム。 - 【請求項69】 前記信号プロセッサは、出力波形を前記スレーブ制御装置
と同期させるためのパケットを前記第1のバスで伝送することを特徴とする請求
項66記載の電源制御システム。 - 【請求項70】 前記パケットは、前記出力波形の角度を含むことを特徴と
する請求項69記載の電源制御システム。 - 【請求項71】 前記パケットは、誤り検査情報を含むことを特徴とする請
求項69記載の電源制御システム。 - 【請求項72】 前記マスタ制御装置は、全電力消費量を測定し、前記シス
テムは、前記測定値に応答して、ユーティリティ電力消費量を一定負荷に調整す
ることを特徴とする請求項58記載の電源制御システム。 - 【請求項73】 前記マスタ制御装置は、ユーティリティ電力消費量を0負
荷に調整することを特徴とする請求項59記載の電源制御システム。 - 【請求項74】 前記システムは、一定負荷をもたらし、ユーティリティは
、アプリケーション方式で前記負荷を補充することを特徴とする請求項58記載
の電源制御システム。 - 【請求項75】 前記マスタ制御装置は、動作時間に基づいてスレーブ制御
装置をディスパッチすることを特徴とする請求項58記載の電源制御システム。 - 【請求項76】 前記マスタ制御装置は、特定のスレーブ制御装置の摩耗を
減少させるために、長時間にわたって動作しているスレーブ制御装置をターンオ
フし、動作時間の短いスレーブ制御装置をターンオンすることを特徴とする請求
項75記載の電源制御システム。 - 【請求項77】 前記システムは、複数のタービン発電機の制御を可能にす
ることを特徴とする請求項49記載の電源制御システム。 - 【請求項78】 複数のタービンエンジン及び複数の負荷を更に有し、前記
多数の電源制御装置は、前記複数のタービンエンジンから得た電気を定DCに変
換し、次にAC電気に変換し、前記電源制御装置は、前記複数のタービンエンジ
ンと連携しているエンジン電力変換手段と、前記複数の負荷と連携しているユー
ティリティ電力変換手段と、DCバスとを有することを特徴とする請求項77記
載の電源制御システム。 - 【請求項79】 複数のエネルギーコンポーネントに電力を分配するための
ディジタル式電源制御装置であって、DCバスと、複数の電力インバータとを有
し、各電力インバータは、前記エネルギーコンポーネントのうちの1つと前記D
Cバスとの間に接続されていて、前記電源制御装置に応答し、前記電源制御装置
は、各エネルギーコンポーネントの電力吸収又は放出の仕方及びDCバスの調整
の仕方を制御することによって分散発電形電力システムを構成することを特徴と
するディジタル式電源制御装置。 - 【請求項80】 前記制御装置は、第1のモード及び第2のモードで動作す
ることを特徴とする請求項79記載のディジタル式電源制御装置。 - 【請求項81】 前記第1のモードでは、前記負荷は、基準電圧及び位相を
供給し、前記エネルギー源は、前記負荷と同期して電力を供給することを特徴と
する請求項80記載のディジタル式電源制御装置。 - 【請求項82】 前記第2のモードでは、前記エネルギー源は、それ自体の
基準電圧及び位相を供給し、電力を前記負荷に直接供給することを特徴とする請
求項80記載のディジタル式電源制御装置。 - 【請求項83】 前記エネルギー源は、タービンであり、前記負荷は、配電
網であることを特徴とする請求項79記載のディジタル式電源制御装置。 - 【請求項84】 前記制御装置は、前記第1のモードと前記第2のモードと
の間で自動的に切り替わることを特徴とする請求項80記載のデジタル式電源制
御装置。 - 【請求項85】 前記第1のモード及び第2のモードはそれぞれ複数のサブ
モードを有していることを特徴とする請求項80記載のディジタル式電源制御装
置。 - 【請求項86】 第1のサブモードでは、前記エネルギー貯蔵装置は、起動
を可能にし、前記エネルギー源は、過渡的及び定常エネルギーを供給することを
特徴とする請求項85記載のデジタル式電源制御装置。 - 【請求項87】 第2の作モードでは、前記エネルギー貯蔵装置は、前記エ
ネルギー源を起動させてこれが過渡的状態の間、最大出力電力を供給するのを助
けることを特徴とする請求項85記載のディジタル式電源制御装置。 - 【請求項88】 前記エネルギー貯蔵装置は、作動中、常時前記DCバスに
取り付けられており、エネルギーを供給して前記DCバス上に電圧を維持するこ
とを特徴とする請求項87記載のディジタル式電源制御装置。 - 【請求項89】 第3のサブモードでは、前記エネルギー源は、前記負荷に
接続されていて、負荷の平準化及び管理を行い、前記負荷は、過渡事象に対処す
ることを特徴とする請求項85記載のディジタル式電源制御装置。 - 【請求項90】 第4のサブモードでは、前記エネルギー源は、前記負荷に
接続され、前記エネルギー源は、前記負荷に接続されていて、負荷の平準化及び
管理を行い、前記エネルギー貯蔵装置は、過渡事象に対処することを特徴とする
請求項85記載のディジタル式電源制御装置。 - 【請求項91】 ディジタル式信号プロセッサを有するコンピュータを用い
て複数のエネルギーコンポーネントへの電力の分配を制御するための方法であっ
て、複数の電力インバータをDCバスと前記エネルギーコンポーネントの各々と
の間でインタフェースする段階と、前記エネルギーコンポーネントの各々が電力
を吸収又は放出する仕方を制御する段階と、前記エネルギーコンポーネントの各
々の動作状態に応答して前記DCバスを調整する仕方を制御する段階とを有し、
前記複数のエネルギーコンポーネントは、エネルギー源、負荷及び貯蔵装置を含
むことを特徴とする方法。 - 【請求項92】 起動のために電力を前記電力インバータに供給する段階と
、前記電力インバータを誤り検査する段階と、内部データ構造を初期化する段階
と、オペレーティングシステムを起動させる段階とを更に有することを特徴とす
る請求項91記載の方法。 - 【請求項93】 前記システムをモニターしてもし故障が生じていたら診断
を行う段階と、エネルギー貯蔵装置又は負荷のいずれかにコマンドを出して連続
電力を供給を行う段階とを更に有することを特徴とする請求項92記載の方法。 - 【請求項94】 外部装置を初期化する段階と、起動プロセスが開始可能で
あることを知らせる段階とを更に有することを特徴とする請求項93記載の方法
。 - 【請求項95】 信号プロセッサにコマンドを出して、前記エネルギー源を
動作させる段階と、前記エネルギー源が回転中であるようにする段階とを更に有
することを特徴とする請求項94記載の方法。 - 【請求項96】 前記エネルギー源がいったん所定速度に達すると、燃焼が
生じるようにする段階を更に有することを特徴とする請求項95記載の方法。 - 【請求項97】 前記エネルギー源に順に加熱プロセスを行わせて前記エネ
ルギー源を自己持続動作点状態にする段階を更に有することを特徴とする請求項
96記載の方法。 - 【請求項98】 制御アルゴリズムの動作を続行して前記エネルギー源を無
負荷状態で作動させる段階を更に有することを特徴とする請求項97記載の方法
。 - 【請求項99】 制御アルゴリズムの動作を続行して前記エネルギー源を所
望の負荷状態で作動させる段階を更に有することを特徴とする請求項98記載の
方法。 - 【請求項100】 エネルギー貯蔵装置を最大容量状態に切り換える段階を
更に有することを特徴とする請求項99記載の方法。 - 【請求項101】 前記エネルギー源を作動後に冷却させる段階と、燃料を
パージする段階とを更に有することを特徴とする請求項100記載の方法。 - 【請求項102】 前記エネルギー源を再起動させる前に前記エネルギー源
を構成する段階を更に有することを特徴とする請求項101記載の方法。 - 【請求項103】 前記エネルギー源を休止させる段階と、システム出力を
アイドリング動作可能に構成する段階とを更に有することを特徴とする請求項1
02記載の方法。 - 【請求項104】 システムの故障が生じて負荷又はエネルギー貯蔵装置か
ら電力が得られない場合に燃焼を再び行わせてウォームダウンを実行する段階を
更に有することを特徴とする請求項102記載の方法。 - 【請求項105】 前記エネルギー源を無負荷状態で作動させるのに電力が
使えない場合に燃料を供給して動作温度をウォームダウン状態で下げる段階を更
に有することを特徴とする請求項104記載の方法。 - 【請求項106】 前記システムを故障があるかどうかにつきモニターする
段階を更に有することを特徴とする請求項105記載の方法。 - 【請求項107】 安全動作を損なう故障が生じたときに全ての出力を無効
にして前記システムを安全形態にする段階を更に有することを特徴とする請求項
106記載の方法。 - 【請求項108】 タービンを含むシステムにおいてデジタル式信号プロセ
ッサを有するコンピュータを用いて複数のエネルギーコンポーネントへの電力の
分配を制御する方法であって、複数の電力インバータをDCバスと前記エネルギ
ーコンポーネントの各々との間でインタフェースする段階と、前記エネルギーコ
ンポーネントの各々が電力を吸収又は放出する仕方を制御する段階と、前記エネ
ルギーコンポーネントの各々の動作状態に応答して前記DCバスを調整する仕方
を制御する段階とを有し、前記複数のエネルギーコンポーネントは、エネルギー
源、負荷及びエネルギ貯蔵装置を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項109】 速度コマンドを変えて前記システムの電力を調整する段
階を更に有することを特徴とする108記載の方法。 - 【請求項110】 燃料流量コマンドを変えて前記タービンの速度を調整す
る段階を更に有することを特徴とする請求項108記載の方法。 - 【請求項111】 燃料流量コマンドを変えて前記タービンの排出ガス温度
を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項108記載の方法。 - 【請求項112】 前記電力インバータは、それぞれ第1及び第2の信号プ
ロセッサの制御の下にある第1及び第2の電力インバータから成ることを特徴と
する請求項108記載の方法。 - 【請求項113】 前記第1の信号プロセッサと関連した電流コマンドを変
えて前記タービンの速度を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項1
12記載の方法。 - 【請求項114】 前記第2の信号プロセッサと関連した電流コマンドを変
えて前記DCバスの電圧を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項1
12記載の方法。 - 【請求項115】 前記第1の信号プロセッサと関連した電流コマンドを変
えて前記DCバスの電圧を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項1
12記載の方法。 - 【請求項116】 前記第2の信号プロセッサに従って電力を前記DCバス
から得て一定のAC電圧出力を生じさせる段階を更に有することを特徴とする請
求項112記載の方法。 - 【請求項117】 電力を前記エネルギー貯蔵装置から双方向に得て前記D
Cバスの電圧を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項108記載の
方法。 - 【請求項118】 前記第2の信号プロセッサに従って電力を前記DCバス
から得て一定のAC電流出力を生じさせる段階を更に有することを特徴とする請
求項112記載の方法。 - 【請求項119】 前記第2の信号プロセッサへのAC電流コマンドを変え
て一定タービンEGTを調整する段階を更に有することを特徴とする請求項10
8記載の方法。 - 【請求項120】 電力を前記エネルギー貯蔵装置から双方向に得て装置の
充電状態を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項108記載の方法
。 - 【請求項121】 タービンを含むシステムにおいてデジタル式信号プロセ
ッサを有するコンピュータを用いて複数のエネルギーコンポーネントへの電力の
分配を制御する方法であって、複数の電力インバータをDCバスと前記エネルギ
ーコンポーネントの各々との間でインタフェースする段階と、前記エネルギーコ
ンポーネントの各々が電力を吸収又は放出する仕方を制御する段階と、前記エネ
ルギーコンポーネントの各々の動作状態に応答して前記DCバスを調整する仕方
を制御する段階とを有し、前記複数のエネルギーコンポーネントは、エネルギー
源、負荷及びエネルギ貯蔵装置を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項122】 速度コマンドを変えて前記システムの電力を調整する段
階を更に有することを特徴とする121記載の方法。 - 【請求項123】 燃料流量コマンドを変えて前記タービンの速度を調整す
る段階を更に有することを特徴とする請求項122記載の方法。 - 【請求項124】 燃料流量コマンドを変えて前記タービンの排出ガス温度
を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項123記載の方法。 - 【請求項125】 前記電力インバータは、それぞれ第1及び第2の信号プ
ロセッサの制御の下にある第1及び第2の電力インバータから成ることを特徴と
する請求項124記載の方法。 - 【請求項126】 前記第1の信号プロセッサと関連した電流コマンドを変
えて前記タービンの速度を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項1
25記載の方法。 - 【請求項127】 前記第2の信号プロセッサと関連した電流コマンドを変
えて前記DCバスの電圧を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項1
26記載の方法。 - 【請求項128】 前記第1の信号プロセッサと関連した電流コマンドを変
えて前記DCバスの電圧を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項1
27記載の方法。 - 【請求項129】 前記第2の信号プロセッサに従って電力を前記DCバス
から得て一定のAC電圧出力を生じさせる段階を更に有することを特徴とする請
求項128記載の方法。 - 【請求項130】 電力を前記エネルギー貯蔵装置から双方向に得て前記D
Cバスの電圧を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項129記載の
方法。 - 【請求項131】 前記第2の信号プロセッサに従って電力を前記DCバス
から得て一定のAC電流出力を生じさせる段階を更に有することを特徴とする請
求項130記載の方法。 - 【請求項132】 前記第2の信号プロセッサへのAC電流コマンドを変え
て一定タービンEGTを調整する段階を更に有することを特徴とする請求項13
1記載の方法。 - 【請求項133】 電力を前記エネルギー貯蔵装置から双方向に得て装置の
充電状態を調整する段階を更に有することを特徴とする請求項132記載の方法
。 - 【請求項134】 複数のエネルギーコンポーネントに電力を分配するため
の電源制御装置であって、DCバスと、複数の電力コンバータとを有し、各電力
コンバータが、前記エネルギーコンポーネントのうちの1つと前記DCバスとの
間に接続されていて、前記電源制御装置に応答し、前記電源制御装置は、各エネ
ルギーコンポーネントの電力吸収又は放出の仕方及びDCバスの調整の仕方を制
御することによって分散発電形電力システムを構成し、前記電源制御装置は、前
記エネルギーコンポーネントのうちの1つと関連した過渡事象を検出する手段を
更に有することを特徴とする電源制御装置。 - 【請求項135】 前記エネルギーコンポーネントのうちの1つと前記電力
コンバータのうちの1つとの間における電力切換えを中断させる手段を更に有す
ることを特徴とする請求項134記載の電源制御装置。 - 【請求項136】 前記エネルギーコンポーネントのうちの前記1つの電流
がいったんほぼゼロに下がると、前記エネルギーコンポーネントのうちの1つと
前記電力コンバータのうちの1つとの間における電力切換えを再開させる手段を
更に有することを特徴とする請求項135記載の電源制御装置。 - 【請求項137】 前記エネルギーコンポーネントのうち前記別の1つによ
り前記DCバスに供給された前記電力を抵抗性負荷を介して消散させる手段を更
に有することを特徴とする請求項136記載の電源制御装置。 - 【請求項138】 実際の位相電圧の測定値と関連してフィードバックプロ
セスにおいて位相電圧の大きさ及び配電網の位相角度を推定して推定されたピー
ク電圧の大きさを改善する手段と、前記推定されたピーク電圧の大きさ及び測定
された位相電圧に基づいて商用配電網の各瞬時位相角度を推定する手段と、最も
大きな正確な角度推定値を利用して前記配電網の瞬時位相角度の推定値を計算す
る手段と、微分及びろ波を行って配電網の周波数の推定値を得る手段と、前記配
電網周波数を積分して推定された配電網位相角度を得る手段と、前記推定された
配電網の位相角度を補正して前記配電網の瞬時位相角度の推定値と同相状態に収
束させる手段とを更に有することを特徴とする請求項134記載の電源制御装置
。 - 【請求項139】 複数のエネルギーコンポーネントへの電力の分配を制御
する方法であって、電力コンバータをDCバスと前記エネルギーコンポーネント
の各々との間に接続する段階と、前記エネルギーコンポーネントの各々が電力を
吸収又は放出する仕方を制御する段階と、前記エネルギーコンポーネントの各々
の動作状態に応答して前記DCバスを調整する仕方を制御する段階と、前記エネ
ルギーコンポーネントのうちの1つと関連した過渡事象を検出する段階とを有す
ることを特徴とする方法。 - 【請求項140】 前記エネルギーコンポーネントのうちの1つと前記電力
コンバータのうちの1つとの間における電力切換えを中断させる手段を更に有す
ることを特徴とする請求項139記載の方法。 - 【請求項141】 前記エネルギーコンポーネントのうちの前記1つの電流
がいったんほぼゼロに下がると、前記エネルギーコンポーネントのうちの1つと
前記電力コンバータのうちの1つとの間における電力切換えを再開させる手段を
更に有することを特徴とする請求項140記載の方法。 - 【請求項142】 前記エネルギーコンポーネントのうち前記別の1つによ
り前記DCバスに供給された前記電力を抵抗性負荷を介して消散させる手段を更
に有することを特徴とする請求項141記載の方法。 - 【請求項143】 実際の位相電圧の測定値と関連してフィードバックプロ
セスにおいて位相電圧の大きさ及び配電網の位相角度を推定して推定されたピー
ク電圧の大きさを改善する手段と、前記推定されたピーク電圧の大きさ及び測定
された位相電圧に基づいて商用配電網の各瞬時位相角度を推定する手段と、最も
大きな正確な角度推定値を利用して前記配電網の瞬時位相角度の推定値を計算す
る手段と、微分及びろ波を行って配電網の周波数の推定値を得る手段と、前記配
電網周波数を積分して推定された配電網位相角度を得る手段と、前記推定された
配電網の位相角度を補正して前記配電網の瞬時位相角度の推定値と同相状態に収
束させる手段とを更に有することを特徴とする請求項139記載の方法。
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