JP2002508841A - 加熱プローブ - Google Patents

加熱プローブ

Info

Publication number
JP2002508841A
JP2002508841A JP50250899A JP50250899A JP2002508841A JP 2002508841 A JP2002508841 A JP 2002508841A JP 50250899 A JP50250899 A JP 50250899A JP 50250899 A JP50250899 A JP 50250899A JP 2002508841 A JP2002508841 A JP 2002508841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
fluid
internal structure
external
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50250899A
Other languages
English (en)
Inventor
エル ベル、マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beckman Coulter Inc
Original Assignee
Beckman Coulter Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Beckman Coulter Inc filed Critical Beckman Coulter Inc
Publication of JP2002508841A publication Critical patent/JP2002508841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N2035/00346Heating or cooling arrangements
    • G01N2035/00425Heating or cooling means associated with pipettes or the like, e.g. for supplying sample/reagent at given temperature

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 試薬および/または試験用標本を保管温度から分析温度まで加熱するためのプローブ(12)を提供する。プローブは特に臨床アナライザと共に使用することにおいてまたはその一部として有用である。プローブ(12)は、導電性で管状の内部構造(26)と、内部構造を実質的に取り巻く導電性で管状の外部構造(28)とを含む。内部構造を外部構造から電気的に分離する絶縁体が内部構造と外部構造との間に配置されている。さらに、相互接続装置(32)が内部構造を外部構造に電気的に接続している。電源が、試薬または試験用標本を加熱するために内部構造と外部構造とを経て流れる電流をプローブに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】 加熱プローブ 発明の分野 本発明は、容器間で流体を移動するためのプローブに関する。ここに提供する プローブは、試薬を保管温度から分析温度まで急速に加熱するための自動臨床ア ナライザに特に有用である。 発明の背景 自動臨床アナライザは、通常、患者の健康および患者に健康を取り戻させるの にどんな測定が必要であるかを決定するため、血清または血漿のような試験用標 本を分析するために用いられる。臨床アナライザは、現在、前記試験用標本で薬 物発見、特定のタンパク質血液分析およびガン検出のような機能を迅速かつ正確 に遂行することができる。この臨床アナライザは、通常、該臨床アナライザのマ シーン・サイクルの間に様々な試験に連続的に供される複数の反応容器を使用す る。前記マシーン・サイクルの間、前記試験用標本および多数の試薬を含む種々 の流体が前記分析を行うためにプローブを用いて前記反応容器に選択的に分配さ れる。 分析前において、前記試薬は典型的には比較的涼しい保管温度、すなわち約4 ℃で保管されている。これは、前記臨床アナライザによる分析に先立つ前記試薬 の変質を防止する。しかし、ここで分析温度として言及するより高い温度での前 記試薬を用いた分析を行うことが望まれることが多々ある。多くの場合、前記分 析温度は、ほぼ人間の体温、すなわち約37℃である。したがって、前記臨床アナ ライザによる分析に先立ち、前記試薬を加熱する必要が多々ある。 現在、ある臨床アナライザでは、前記試薬が前記臨床アナライザの反応試薬内 で前記保管温度から前記分析温度まで加熱される。しかし、これは、前記臨床ア ナライザのマシーン・タイムを浪費し、また、前記臨床アナライザで分析可能で ある試験用標本の数量を少なくする。 代わりに、他のアナライザでは、加熱プローブを用いて保管場所から移動する 間に前記試薬を加熱することが試みられている。例えば、加熱プローブの一例に おいては、前記プローブに直接に接触する加熱エレメントを用いる。しかし、典 型的には、前記加熱エレメント、プローブおよび流体間の熱移動が少ないため、 比較的長い加熱時間を要し、また、温度変動に対する応答能が小さい。このタイ プの例の加熱プローブは、前記流体を急速に加熱するための大きいサーマルマス に依存する。しかし、この大きいサーマルマスは幅が広すぎるためにほとんどの 入れ物に嵌合させることできない。このタイプのさらに他の例の加熱プローブで は、前記流体を急速加熱するのに十分なエネルギを蓄えるために前記プローブを 高温度まで予熱することを含む。しかし、これは、前記プローブの内腔に最初に 流入する前記流体に熱損害を生じさせる。 他の例の加熱プローブは、導電性プローブを経る直接通過電流を含む。しかし 、前記導電性プローブが満足しうるものであるかは明らかでない。例えば、急速 な温度変動を得るため、ある導電性プローブは非常に長く、また、前記プローブ の濡れた部分を後に洗浄するために大量の洗液を必要とする。他の導電性プロー ブは、撓みやすい非常に薄い壁を有する。さらに、前記導電性プローブのあるも のにあっては、流動が実質的に前記プローブの全長に及ぶように、プローブの先 端の近傍に接続された接続ワイヤを用いる。前記接続ワイヤは洗浄が困難であり 、また、流体間のキャリーオーバーをもたらすことが多々ある。 前記したことに照らし、本発明の目的は、試験用標本および/または試薬を保 管温度から分析温度まで正確かつ急速に加熱する装置および方法を提供すること にある。本発明の他の目的は、臨床アナライザのマシーン時間を浪費することな しに、また、前記臨床アナライザの作動を遮断することなしに、さらに、試験用 標本および/または試薬を害することなしに、試験用標本および/または試薬を 加熱する装置および方法を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、比 較的容易に製造し、操作しまた洗浄することができる、試験用標本および試薬を 加熱するための装置を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、長過ぎ ず、ほとんどの反応容器に嵌合し、また、調整機関によって定められた限度内の 流動レベルを使用するプローブを提供することにある。 概要 本発明は、これらの目的を達成する、試験用標本および/または試薬のような 流体を加熱するためのプローブに向けられている。ここに開示するプローブは、 前記流体を加熱する間に該流体を第1の入れ物から第2の入れ物へ同時に移動す るのに特に有用である。前記プローブは、プローブの内腔を規定する内部構造と 、外部構造と、前記内部構造を前記外部構造に電気的に接続する相互接続装置と を含む。使用の際、前記流体を加熱するために電源から、電流が前記内部構造と 前記外部構造とに供給される。 典型的には、前記内部構造は前記流体を受け入れる導電性の管からなる。前記 内部構造は前記流体に直接に接触するため、前記内部構造の加熱能力を最大にす ることが重要である。したがって、前記内部構造の電気抵抗を最大にする必要が ある。これは、前記内部抵抗の横断面積を最小にしかつ前記内部構造を比較的高 い電気抵抗を有する材料で形成することにより達成することができる。 典型的には、前記外部構造もまた導電性の管からなる。前記外部構造は前記内 部構造の少なくとも一部を含み、また、前記内部構造の支持作用をなす。さらに 、前記外部構造は前記電源への電流の帰り道をなす。 前記外部構造は前記プローブに対する支持を与え、また、前記熱の大部分が前 記内部構造によって供給されるため、前記外部構造は、好ましくは、前記内部構 造の横断面積より大きい横断面積を有し、また、前記内部構造より小さい電気抵 抗を有する材料で形成される。典型的には、前記外部構造は、前記内部構造の横 断面積の少なくとも約1.5倍、好ましくは約3倍の横断面積を有する。 重要なことは、本発明が、前記流体に対する熱の大部分を供給するための薄い 壁の内部構造と、前記プローブに対する機械的強度およびきれいな電流の帰り道 を付与する強い外部構造とを用いることにより、従来の電導性プローブの欠点を 解消することである。 前記相互接続装置は、前記内部構造を前記外部構造に電気的に接続し、また、 電流が前記内部構造から前記外部構造へ流れることを可能にする。適当な相互接 続装置の一例は、前記内部構造の内部先端を前記外部構造の外部先端を取り付け る溶接を含む。前記相互接続装置は前記内部先端を外部先端に接続するため、電 流は、実質的に、前記内部構造および前記外部構造の全長を通る。好ましくは、 この溶接は、実質的に、前記プローブの洗浄が比較的容易であるように前記内部 先端および前記外部先端間に形成される境界面を密封する。 典型的には、前記内部構造の少なくとも一部と前記外部構造の一部との間に絶 縁体が配置される。この絶縁体は、前記相互接続装置があるところを除いて、前 記内部構造および前記外部構造間の電流の流れを妨げる。これは、前記プローブ の加熱能力を最大にするように、電流が、実質的に、前記内部構造および前記外 部構造の全長を流れるようにする。 好ましくは、前記内部構造と空気との間の熱移動を最小にするために前記外部 構造と前記絶縁体との間に隙間またはエアー・ギャップが存する。 前記電源は、前記プローブに接続される第1のコネクタと第2のコネクタとを 含む。配電回路を形成するため、前記内部構造の第1の導電体領域が前記コネク タの一つに電気的に接続され、また、前記外部構造の第2の導電体領域が前記コ ネクタの一つに電気的に接続される。実際の電流の流れの方向は前記プローブの 作動上重要ではない。 重要なことは、前記プローブの温度は前記プローブを経て流れる電流の量を制 御することにより制御することができることである。したがって、前記内部構造 および前記外部構造を通して前記電源から流れる電流を制御することにより前記 プローブの温度を制御するために制御装置を用いることができる。 本発明は、また、第1の入れ物に保持される流体を加熱するための方法を提供 する。この方法は、前記第1の入れ物からプローブのプローブ内腔へ前記流体を 引き出し、これを加熱することを含む。前記プローブは内部構造と、該内部構造 の少なくとも一部を取り巻く外部構造と、前記内部構造を前記外部構造に電気的 に接続する相互接続装置を含む。この方法は、前記内部構造と前記外部構造とを 加熱するために前記内部構造の少なくとも一部および前記外部構造の一部に電流 を通すことを含む。 重要なことは、ここに提供する前記プローブが、前記流体の完全性に不利な影 響を及ぼすことなしに流体を保管温度から分析温度へ迅速かつ正確に加熱するこ とである。これにより、前記分析温度の流体を前記臨床アナライザに供給するこ とができる。したがって、前記流体は、前記臨床アナライザの反応容器内で加熱 される必要がない。これは、前記臨床アナライザのマシーン時間を節約する。 図面の簡単な説明 構造および作動の両者についての本発明の新規な特徴およびこの発明自体につ いては、同様の参照符号が同様の部分に言及する添付の説明を考慮した添付図面 から最もよく理解されよう。 図1は、本発明の特徴を有するプローブアセンブリの斜視図である。 図2は、図1の線2−2に沿って得られる断面図である。 図3は、本発明に従う動作のために配列されたプローブアセンブリの単純化さ れた側部平面図である。 説明 まず、図1を参照すると、本発明の特徴を有するプローブアセンブリ10は、 プローブ12と、プローブ12に電流を供給する電源14と、プローブ12の温 度を制御するための制御装置16とを含む。図3に示すように、プローブアセン ブリ10は、流体18を保管温度からより高い分析温度まで加熱する間に流体1 8を第1の入れ物20から第2の入れ物22へ同時に移動するために使用するこ とができる。 本発明は、血清、血漿、全血サンプルおよび/または試薬のような流体18を 移動するために特に有用である。しかし、プローブ12は、他の体液、化学流体 または反応液を移動するために使用することもできる。例えば、プローブ12は 、尿または髄液を移動するために用いることができる。 前記保管温度および前記分析温度は、流体18と、流体18について行われる 試験のタイプとに依存する。例えば、臨床アナライザ24(図3参照)で血清ま たは血漿を分析するために用いられる試薬については、前記分析温度が約30℃な いし45℃にある場合の前記保管温度は、典型的には約0℃ないし10℃である。 プローブ12は、使用中に曲がりあるいは変形しない十分な強さのものでなけ ればならない。したがって、プローブ12のデザインは、プローブ12の所期の 使用方法に依存する。例えば、プローブ12は、これが栓(図示せず)で封をさ れている入れ物20,22から流体18を取り除きまた加えるために用いられる 場合にはより強度の高いものでなければならない。 図1−図3に示す実施例では、プローブ12は、環状形のプローブ先端25を 含む。代わりに、プローブ12が栓(図示せず)を通して流体18を移動するよ うに使用される場合には、プローブ先端25は前記栓の栓の穿孔を容易にするた めに円錐形またはくさび形とすることができる。 図2を参照すると、プローブ12は内部構造26と、外部構造28と、絶縁体 30と、相互接続装置32とを含む。基本的に、電源14からの電流は、流体1 8を加熱するために内部構造26と外部構造28とを通過する。したがって、内 部構造26は内部導電体領域34を含み、また、外部構造28は外部導電体領域 36を含み、これらはそれぞれ第1のコネクタ50および第2のコネクタ52に より電源14に電気的に接続されている。 内部構造26は、流体18を保持するためのプローブ内腔38を規定する。プ ローブ内腔38の寸法は、大部分、移動されるように要求される流体の体積によ って決定される。例えば、臨床アナライザ24は、分析を行うために約200マ イクロリットルないし400マイクロリットルの流体18を必要とする。したが って、この例では、プローブ内腔38は少なくとも約400マイクロリットルの 流体を保持しなければならない。 図示の実施例では、内部構造26は実質的に管状であり、内部先端40と反対 側のプローブ出口42とを含む。また、図示の実施例では、外部構造28は実質 的に管状であり、外部先端44を含む。外部構造28は内部構造26を取り巻き 、プローブ12に強さと支持とを与える。図2に示すように、外部構造28は、 実質的に、内部構造26と同心円をなしている。 内部構造の少なくとも一部と外部構造28の一部とは導電性の材料でできてい る。好ましくは、加熱時間を最小にしかつプローブ12の必要長さを最小にする ため、内部構造26の実質的に全部および外部構造28の実質的に全部が導電性 の材料からなる。 加えて、プローブ12の必要長さを最小にするため、電流は内部構造26の全 長を通して流れるようにする。外部構造28は内部構造26に供給された電流の ための帰り道を提供する。これは、相互接続装置32で外部先端44に内部先端 40を電気的に接続することにより達成される。これは、洗浄が難しい接続ワイ ヤ(図示せず)の必要性をなくす。 内部構造26および外部構造28の長さおよび厚さは、使用される前記材料、 所望の加熱温度および流体18の所望の加熱時間に応じて変わる。好ましくは、 内部構造26は、該内部構造が流体18に直接に接触して流体18に対して熱を より迅速に移動するため、流体18に対して熱の大部分を供給する。薄い壁ほど より多くの電気抵抗を有し、また、付与電流に合ったより多くの熱を提供する。 同様に、付与電流に合った小さい横断面積はより大きい抵抗を与える。したがっ て、加熱能力を最大にしかつ流体の熱応答時間を最小にするため、前記内部構造 の横断面積は前記外部構造の横断面積より小さくする必要がある。 好ましくは、前記外部構造の横断面積は、前記内部構造の横断面積より少なく とも約1.5倍大きい。より好ましくは、外部構造48の横断面積は、内部構造 46の横断面積より少なくとも3倍大きい。 内部構造26により発生される熱全体の一部は、比較的高い電気抵抗を有する 材料を用いることによりさらに増大させることができる。対照的に、外部構造2 8の加熱能力は、比較的低い電気抵抗を有する材料を用いることにより減少させ ることができる。好ましくは、内部構造26と外部構造28とは腐食抵抗を有す る材料で形成される。 プローブ12に適した材料として、インコネル625およびステンレス鋼304があ る。インコネル625は、ステンレス鋼304と比較すると比較的高い抵抗率を有する ため、内部構造26はインコネル625で作り、外部構造28はステンレス鋼304で 作ることができる。これらの材料をもって、内部構造26はより高い抵抗を持ち 、また、空気に曝され流体18の温度変動に対してより少ない応答をする外部構 造28よりも多くの熱を供給する。 適切なプローブ12は、長い中空の管材料で形成された内部構造26と外部構 造28とを含む。例えば、内部構造26は16規格XXTWで形成することができ、ま た、外部構造28は14規格XTWで形成することができる。この実施例では、内部 構造26は約1.524mm(約0.060インチ)の内径、約1.651mm(約0.065インチ)の外径 および約0.0635mm(0.0025インチ)の壁の厚さ46を有する。また、この実施例で は、外部構造28は約1.8288mm(約0.072インチ)の内径、約2.1082mm(約0.083イ ンチ)の外径および約0.1397mm(約0.0055インチ)の壁の厚さ48を有する。 前記した実施例については、プローブ12により発生された熱の約85%が内部 構造26に生じることが見積もられる。これは、内部構造26が流体18との密 接な熱接触にあるため、望ましい。さらに、プローブ12は、約400マイクロ リットルの流体を約0℃ないし10℃から約30℃ないし40℃まで少なくとも2秒間 で加熱することができることが見積もられる。 図2を参照すると、絶縁体30が内部構造28の少なくとも一部と外部構造2 8との間に配置され、これを通しての電流の流れを妨げる。好ましくは、絶縁体 30は内部構造26の全体と外部構造28の全体とを実質的に分離し、これによ り、電流が実質的にプローブ12の全長にわたって流れる。これは、プローブ1 2の加熱能力を最大にする。 絶縁体30は、多数の代わりの方法で実施することができる。例えば、図2に 示す実施例では、絶縁体30は、内部構造26の周りで縮められている熱収縮可 能のポリエステル管材料のピースからなる。絶縁体30の必要厚さは使用材料の タイプによる。前記ポリエステル管材料については、約0.0127mm(約0.0005イン チ)ないし約0.0508mm(約0.002インチ)の厚さ寸法が満足しうるものである。 代わりに、絶縁体30は、内部構造26の外表面に塗布された、良好な電気絶 縁性を有するコーティングとすることができる。適切なコーティングとして、蒸 着処理により内部構造26に塗布されたガラスを含む。このコーティングは、カ リフォルニア州コロナのメトライン インダストリーズ(MetoLine Industries) で入手することができる。 最適には、絶縁体30は、内部構造26と外部構造28との間に配置されかつ これらの構造により保護され、腐食性のある雰囲気には露出されない。 図2を参照すると、プローブ12は外部構造28と内部構造26との間に隙間 49を有する。この隙間49は熱の障壁として機能し、また、内部構造26から 外部構造28に移動される熱の総量を最小にする。図示の隙間49は、約0.0762 mm(約0.003インチ)である。選択的に、隙間49は真空であってもよい。 相互接続装置32は内部構造26を外部構造28に電気的に接続し、電流が内 部構造26から外部構造28に流れることを可能にする。好ましくは、相互接続 装置32はプローブ先端25の近傍に配置され、これにより、電流が実質的に内 部構造26の全長にわたって流れる。図2に示す実施例では、相互接続装置32 が内部先端40を外部先端44に取り付け、内部先端40と外部先端44との間 に形成された境界面を密封する。したがって、相互接続装置32は内部構造26 と外部構造28との間に接続を与え、また、汚染物質を貯めまたは洗液を止める 不規則面は存在しない。 相互接続装置32のデザインは、プローブ12のデザインと、内部構造26お よび外部構造28に用いられる材料とに依存する。インコネル625で作られた内 部構造26およびステンレス鋼304で作られた外部構造28については、相互接 続装置32は電子ビーム溶接とすることができる。代わりに、相互接続装置32 は、内部構造26および外部構造28に半田付けまたは鑞づけされた銅または銀 のような材料であってもよい。 電源14は、内部構造26および外部構造28に電流を供給する。前記したプ ローブ12の実施例については、電源14は選択的に約8アンペアおよび約8ボ ルトの電圧で電流を供給する。重要なことは、調整機関または規定機関が最大許 容電流のパラメータを設定することができることである。したがって、これらの 規則に基づいて前記プローブアセンブリをデザインすることである。例えば、電 源14は約36ボルト以下に制限され得る。 図1を参照すると、電源14は第1のコネクタ50と、第2のコネクタ52と を含む。第1のコネクタ50は内部導電体領域34に電気的に接続され、また、 第2のコネクタ52は外部導電体領域36に電気的に接続されている。両コネク タ50,52のそれぞれは、プローブ12と制御装置16との間を伸びるワイヤ または他の伝導体からなるものとすることができる。 両コネクタ50,52の一方は電源14の正端子であると考えられ、また、両 コネクタ50,52の他方は電源14の負端子と考えられる。電流の流れの実際 の方向は重要でない。しかし、同じ大きさの電流が内部構造および外部構造28 を経て流れることは認められることである。 制御装置16は、プローブ12内の流体18の所望温度が得られるようにプロ ーブ12の温度を制御し、調節する。調節速度は、電源14と、プローブ12の 電気抵抗と、プローブ12および流体18間の熱移動速度と、プローブ12およ び流体のサーマルマスとに依存する。流体18を分析温度まで急速に至らせるた め、迅速な応答が望まれる。 制御装置16は多くの代替方法による実施が可能である。例えば、制御装置1 6は、温度を制御するために電源14から内部構造26および外部構造28を経 て流れる電流を制御することができる。基本的に、制御装置16はプローブ12 の温度を決定し、これに従って電流を調節する。もし、制御装置16が、プロー ブ12の温度が高すぎることを決定すると、プローブ12を経る電流が減少され る。代わりに、もし、制御装置16が、プローブ12の温度が低すぎることを決 定すると、プローブ12を経る電流が増加される。 制御装置16は、多くの代替方法でプローブ12の温度を決定することができ る。例えば、内部構造26および外部構造28は、前記分析温度に基づいて測定 可能の抵抗値変化を適度に受けるインコネル625およびステンレス鋼304のような 材料で形成することができる。制御装置16は、プローブ12の抵抗を決定する ため、プローブ12を経て流れる電流の総量と、電源14によって供給された電 圧の総計とを測定することができる。プローブ12の抵抗をもって、制御装置1 6がプローブ12のほぼ正確な温度を決定することができる。したがって、制御 装置16は、内部構造26および外部構造28の抵抗により計算されるプローブ 12の温度に応答して前記電流を調整または調節する。 図3に示すように、吸引器54がプローブ出口42に接続されている。吸引器 54はプローブ内腔38内に流体18を吸引し、続いて、プローブ内腔38から 流体18を排出する。適当な吸引器54は、カリフォルニア州フラートンに所在 のベックマン インスツルメンツ インコーポレイテッドによりAccuprepなる商 標で販売されているモータのついたシリンジである。 図3を参照すると、本発明は、プローブ12を第1の入れ物20および第2の 入れ物22に関して選択的に移動可能とするムーバ56を含み得る。ムーバ56 は多くの代替方法で実施することができる。例えば、ムーバ56は、第1の入れ 物20または第2の入れ物22内の適当な位置にプローブ12を移動するロボッ トアーム(図示せず)とすることができる。代わりに、プローブ12に関して第 1および第2の入れ物20,22を移動する装置とすることができる。 典型的に、第1の入れ物20は流体18のための保管容器である。特定の実施 例に応じて、第2の入れ物22を、例えば、臨床アナライザ24のための反応容 器、分取器用管(図示せず)、遠心分離器用管(図示せず)、サンプル分離器(図示 せず)、排出物貯蔵器または他の流体容器とすることができる。 Synchron CX7なる商標で、本発明の譲受人であるカリフォルニア州、フラート ンのベックマン インスツルメンツ インコーポレイテッドにより販売されてい る臨床アナライザ24を本発明に利用することができる。 本発明の基本的利点は、前記分析温度で臨床アナライザ24に流体18を引き 渡すことにより、臨床アナライザ24を用いて結果を得るために必要とされる時 間を低減することである。 操作 本発明の特徴を備えるプローブ12の操作の一例は、図3を参照することによ り、これに最もよく見ることができる。操作は、プローブ12が洗液(図示せず )で洗浄されることをもって開始される。プローブ12は、内部構造26と外部 構造28との間の相互接続装置32が清掃容易な境界面を形成しているため、清 掃することが容易である。このため、流体18間のキャリーオーバーの機会がほ とんどなく、また、より大きい時間浪費の洗浄を必要としない。 その後、ムーバ56がプローブ12を移動させ、これにより、プローブ12が 第1の入れ物20内に配置される。このとき、第1の入れ物20は、流体18す なわち低い保管温度の血清または試薬を収容している。次に、第1の入れ物20 内の流体18の一部が吸引器54でプローブ内腔38内に吸引される。 もし、流体18が低い保管温度にあるときは、制御装置16が内部構造26お よび外部構造28に電流を通す。これが、これらの構造26,28をして、流体 18が前記保管温度から前記分析温度まで加熱されるようにする。流体18の加 熱は、ムーバ56によるプローブ12の移動の間になされるようにすることがで きる。 次に、プローブ12が第2の入れ物22内に配置される。制御装置16が、流 体18が所望の分析温度にあるように指示した後、吸引器54がプローブ内腔3 8から流体を追い出す。次いで、この操作が、異なる流体18および/または他 の容器(図示せず)について繰り返される。 本発明に特有のデザインにより、内部構造26が流体18に熱のほとんどを供 給し、また、外部構造28がプローブ12に所望の強さを与える。さらに、相互 接続装置32は、プローブ12の所望の長さを最小にすべく電流がプローブ12 の全長を通して供給され得るように、プローブ先端25近傍で外部構造28に内 部構造26を接続する。重要なことは、このことが、プローブ12をして流体1 8を臨床アナライザ24に所望の分析温度で引き渡すことを可能とすることであ る。これにより、流体18が所望の分析温度に達するのを待つために臨床アナラ イザ24のマシーン時間が浪費されることはない。 ここに図示しまた詳細に開示する特定のプローブアセンブリ10およびプロー ブ12は前記目的を完全に達成し、前記した利点を提供するが、それは、これが 単に本発明の現在の好ましい実施例を示すに過ぎないものであり、また、ここに 示された構造またはデザインの詳細に限定されないことは理解されよう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第1のコネクタおよび第2のコネクタを有する電源を用いる、流体を加 熱するためのプローブであって、 プローブ内腔を規定する内部構造であって該内部構造の少なくとも一部 が導電性を有しまた前記コネクタの一方に電気的に接続するように適合されてい る、内部構造と、 前記内部構造の少なくとも一部を取り巻く外部構造であって該外部構造 の少なくとも一部が導電性を有しまた前記コネクタの一方に電気的に接続するよ うに適合されている、外部構造と、 前記内部構造を前記外部構造に電気的に接続するための相互接続装置と を含む、プローブ。 2. さらに、電流の流れを実質的に妨げる、前記内部構造の少なくとも一部 と前記外部構造の一部との間に配置された絶縁体を含む、請求項1に記載のプロ ーブ。 3. 前記内部構造の一部と前記外部構造の一部との間の隙間を含む、請求項 1に記載のプローブ。 4. 前記内部構造と前記外部構造とは実質的に管状であり、また、前記外部 構造が、前記内部構造の横断面積の少なくとも約1.5倍の大きさの横断面積を 有する、請求項1に記載のプローブ。 5. 前記内部構造が実質的にインコネルで形成され、また、前記外部構造が 実質的にステンレス鋼で形成されている、請求項1に記載のプローブ。 6. 前記相互接続装置が前記内部構造と前記外部構造との間の溶接からなる 、請求項1に記載のプローブ。 7. 請求項1に記載のプローブと、 前記プローブに電流を供給するための第1のコネクタと第2のコネクタ とを有する電源と、 前記プローブへの電流の流れを制御するための制御装置とを含む、プロ ーブアセンブリ。 8. 前記プローブが第1の入れ物と第2の入れ物とに関して選択的に移動さ れることを可能にするムーバを含む、請求項7に記載のプローブアセンブリ。 9. 請求項1に記載のプローブを含む、臨床アナライザ。 10. 前記プローブは、約400マイクロリットルの流体を約2秒間で約30 ℃ないし40℃に加熱することができる、請求項1に記載のプローブ。 11. 第1のコネクタと第2のコネクタとを有する電源を用いる、流体を選択 的に加熱するためのプローブであって、 プローブ内腔と内部先端とを有する導電性の管状の内部構造であって 該内部構造に前記コネクタの一方を電気的に接続するための内部導電体領域を含 む内部構造と、 前記内部構造の一部を実質的に取り巻く導電性の管状の外部構造であっ て外部先端と前記外部構造に前記コネクタの一方を電気的に接続するための外部 導電体領域とを有する外部構造と、 前記内部構造と前記外部構造との間の電流の流れを実質的に妨げる、前 記内部構造と前記外部構造との間に配置された絶縁体と、 前記内部構造を前記内部先端および外部先端の近傍で前記外部構造に電 気的に接続する相互接続装置とを含む、プローブ。 12. 前記内部構造の一部と前記外部構造の一部との間の隙間を含む、請求項 11に記載のプローブ。 13. 前記外部構造は、前記内部構造の横断面積の大きさの少なくとも約1. 5倍の横断面積を有する、請求項11に記載のプローブ。 14. 前記相互接続装置は、前記内部先端を前記外部先端に取り付ける溶接を 有し、また、前記内部先端と前記外部先端との間に形成された境界面を実質的に 密封する、請求項11に記載のプローブ。 15. 請求項11に記載のプローブと、 前記プローブに電流を供給するための正のコネクタおよび負のコネクタ を有する電源と、 前記プローブへの電流の流れを制御するための制御装置とを含む、プロ ーブアセンブリ。 16. 前記制御装置は、前記プローブの温度を決定するために前記プローブを 経て流れる電流の総量を測定する、請求項15に記載のプローブアセンブリ。 17. 請求項15に記載のプローブアセンブリを含む、臨床アナライザ。 18. 第1の容器に最初に保持された流体を加熱するための方法であって、 内部構造と、該内部構造の少なくとも一部を取り巻く外部構造と、前記 内部構造を前記外部構造に電気的に接続する相互接続装置とを含むプローブのプ ローブ内腔に前記第1の容器から流体を引き出すこと、 前記内部構造の少なくとも一部と前記外部構造の一部とにこれらを経る 電流を流すことにより前記プローブ内腔に保持された前記流体を加熱することを 含む、流体加熱方法。 19. さらに、前記流体を第2の容器に追い出すことを含む、請求項18に記 載の流体加熱方法。 20. 前記流体を加熱するステップが、前記流体を保管温度から分析温度まで 加熱することを含む、請求項18に記載の流体加熱方法。 21. 前記流体を加熱するステップが、前記内部構造と前記外部構造とを経る 電流の流れを制御することを含む、請求項18に記載の流体加熱方法。
JP50250899A 1997-06-12 1998-05-21 加熱プローブ Pending JP2002508841A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/874,117 US6021253A (en) 1997-06-12 1997-06-12 Heating probe
US08/874,117 1997-06-12
PCT/US1998/010438 WO1998057180A1 (en) 1997-06-12 1998-05-21 Heating probe

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002508841A true JP2002508841A (ja) 2002-03-19

Family

ID=25363011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50250899A Pending JP2002508841A (ja) 1997-06-12 1998-05-21 加熱プローブ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6021253A (ja)
EP (1) EP0988553A1 (ja)
JP (1) JP2002508841A (ja)
WO (1) WO1998057180A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326098A (ja) * 2006-05-23 2007-12-20 F Hoffmann La Roche Ag 加熱可能なピペット

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10004941A1 (de) * 2000-02-06 2001-08-09 Reimer Offen Temperierter Probennehmer für Flüssigkeiten
DE10054487A1 (de) * 2000-11-03 2002-05-23 Eppendorf Ag Verfahren und Vorrichtung zum Temperieren von Proben
US20020132360A1 (en) * 2000-11-17 2002-09-19 Flir Systems Boston, Inc. Apparatus and methods for infrared calorimetric measurements
AU2002249778A1 (en) * 2000-11-17 2002-08-12 Thermogenic Imaging, Inc. Apparatus and methods for infrared calorimetric measurements
US20040110301A1 (en) * 2000-11-17 2004-06-10 Neilson Andy C Apparatus and methods for measuring reaction byproducts
EP1859870B1 (en) * 2006-05-23 2012-05-30 F. Hoffmann-La Roche AG Heatable pipette
JP4943264B2 (ja) * 2006-08-18 2012-05-30 シスメックス株式会社 分注装置、試薬分注装置および検体分析装置
GB0715171D0 (en) 2007-08-03 2007-09-12 Enigma Diagnostics Ltd Sample processor
GB0715170D0 (en) 2007-08-03 2007-09-12 Enigma Diagnostics Ltd Reaction vessel
US9616426B2 (en) 2012-08-29 2017-04-11 Siemens Healthcare Diagnostics Inc. Pipettor, reagent, and wash solution heater
KR102104346B1 (ko) * 2014-03-28 2020-06-01 에스케이하이닉스 주식회사 테스트 보드 및 이를 구비하는 반도체 검사 장치
FR3062800B1 (fr) * 2017-02-13 2019-03-22 Diagnostica Stago Aiguille de prelevement de liquide et dispositif de prelevement equipe d'une telle aiguille
CN109738498B (zh) * 2019-03-07 2021-03-05 中证检测科技(天津)有限公司 熟食中的防腐剂检测装置
WO2021127481A1 (en) * 2019-12-18 2021-06-24 Elemental Scientific, Inc. Temperature-controlled sample introduction system for analysis of viscous samples
JP2023551526A (ja) * 2020-11-30 2023-12-08 ベックマン コールター, インコーポレイテッド 混合ヒータの設定値変更

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3463012A (en) * 1966-09-29 1969-08-26 Hamilton Co Probe sampling apparatus
US3917454A (en) * 1974-07-22 1975-11-04 Sun Electric Corp Exhaust emission analysis method
US4054416A (en) * 1976-08-11 1977-10-18 Secretary Of State For Social Services Apparatus for use in investigating specimens
US4408117A (en) * 1980-05-28 1983-10-04 Yurkanin Robert M Impedance heating system with skin effect particularly for railroad tank cars
US4788150A (en) * 1985-02-27 1988-11-29 Fisher Scientific Company Liquid handling
CA1311627C (en) * 1988-01-11 1992-12-22 Kurt Holzl Apparatus for extracting hot gas samples from a reaction vessel
WO1990001168A2 (en) * 1988-07-25 1990-02-08 Precision Systems, Inc. Automatic multiple-sample multiple-reagent chemical analyzer
US5380091A (en) * 1989-04-08 1995-01-10 Alba Tools Limited Indicating device
US5236666A (en) * 1989-12-01 1993-08-17 Akzo N.V. Temperature regulation in a sample handling system for an optical monitoring system
US5287758A (en) * 1991-01-26 1994-02-22 Behringwerke Ag Temperature controlled pipette tube
US5178019A (en) * 1991-03-26 1993-01-12 Akzo N.V. Heated liquid sampling probe for an automated sampling apparatus
ES2110023T3 (es) * 1992-05-15 1998-02-01 Behring Diagnostics Gmbh Dispositivo de pipeteo.
US5334349A (en) * 1992-07-16 1994-08-02 Schiapparelli Biosystems, Inc. Liquid transfer module for a chemical analyzer
GB9409296D0 (en) * 1994-05-10 1994-06-29 Alba Tools Ltd Brake fluid analyser
DE4423267A1 (de) * 1994-07-04 1996-01-25 Wildanger Hans Joerg Pipettiersystem für flüssige Proben

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326098A (ja) * 2006-05-23 2007-12-20 F Hoffmann La Roche Ag 加熱可能なピペット

Also Published As

Publication number Publication date
EP0988553A1 (en) 2000-03-29
WO1998057180A1 (en) 1998-12-17
US6021253A (en) 2000-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002508841A (ja) 加熱プローブ
AU665158B2 (en) Fluid sensing pipette
US6537433B1 (en) Methods and apparatus for the location and concentration of polar analytes using an alternating electric field
US5178019A (en) Heated liquid sampling probe for an automated sampling apparatus
EP1114316B1 (en) Sample handling system for a multi-channel capillary electrophoresis device
US5202010A (en) Automated capillary electrophoresis apparatus
US6627446B1 (en) Robotic microchannel bioanalytical instrument
JP2008507701A (ja) 流体を生物学的試料に適用するための方法および装置
CN105699677A (zh) 用于自动分析器的低延滞液体处理探针
US5843378A (en) Method of producing a probe for aspirating and dispensing probe having surface sensing capability
CN109444247B (zh) 一种瞬态毛细管等速电泳-电喷雾-质谱联用装置及方法
JP4580074B2 (ja) 血液測定装置および全血免疫測定装置ならびにこれらの装置に用いられるサンプリングプローブ
EP0455955B1 (en) Transverse forced gas cooling for capillary zone electrophoresis
CN113406162B (zh) 一种形成纳米间隙电极对的制备方法
TW200405002A (en) Electrochemical analytical apparatus
JPH0674937A (ja) 細管式電気泳動方法およびその装置並びにこれらに用いられるカラム
JP2001153841A (ja) 電気泳動装置
JP2002131301A (ja) パージアンドトラップ装置及びパージアンドトラップ装置用捕集管
US20210177487A1 (en) Medical heater, treatment tool, and treatment tool manufacturing method
JPH073297Y2 (ja) 液面センサを備えた吸排ノズル
JPH03172756A (ja) キャピラリ電気泳動装置
AU2002318773B2 (en) Sample Handling System for a Multi-Channel Capillary Electrophoresis device