JP2002508662A - Catalytic subunit of human telomerase and its diagnostic and therapeutic use - Google Patents

Catalytic subunit of human telomerase and its diagnostic and therapeutic use

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JP2002508662A JP50368599A JP50368599A JP2002508662A JP 2002508662 A JP2002508662 A JP 2002508662A JP 50368599 A JP50368599 A JP 50368599A JP 50368599 A JP50368599 A JP 50368599A JP 2002508662 A JP2002508662 A JP 2002508662A
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Abstract

(57)【要約】 本発明はヒトテロメラーゼの触媒サブユニットをコードするヌクレオチド配列及びそれから推定されるタンパク質配列に関する。さらに、本発明は、特に癌及び老化の処置における、この遺伝子/タンパク質の製薬学的、診断的または治療的使用を含む方法に関する。 (57) Abstract The present invention relates to nucleotide sequences encoding the catalytic subunit of human telomerase and protein sequences deduced therefrom. Furthermore, the present invention relates to methods involving the pharmaceutical, diagnostic or therapeutic use of this gene / protein, especially in the treatment of cancer and aging.

Description

【発明の詳細な説明】ヒトテロメラーゼの触媒サブユニット並びにその診断的及び治療的使用 染色体末端の構造及び機能 真核細胞の遺伝物質は直線状染色体上に分散している。これらの遺伝単位の末 端はギリシャ語のテロス(telos)(末端)及びメロス(meros)(部 分またはセグメント)に由来してテロメアと呼ばれる。 大部分のテロメアは主にチミン及びグアニンから構成される短い配列の反復から なる(Zakian、1995)。同族の生物のテロメア配列はしばしば類似し 、そしてこれらの配列は系統的により遠い種間でさえ保存されている。これまで 調べられている全ての脊椎動物においてテロメアが配列TTAGGGから構成さ れることは注目に値する(Meyne等、1989)。 テロメアは様々な重要な機能を発揮する。それらは染色体の融合(McCli ntock、1941)及びその結果として二動原体性遺伝単位の形成を防ぐ。 2個の動原体を保有するこの種類の染色体は、ヘテロ接合性の喪失または遺伝子 の重複もしくは損失のために癌の発生を導く可能性がある。 さらに、テロメアは損傷を受けた遺伝単位と損なわれていない遺伝単位を識別 する目的を満たす。例えば、酵母細胞はテロメアを欠いた染色体を保有すると分 裂するのをやめた(Sandell及びZakian、1993)。 テロメアは真核細胞におけるDNA複製と関係して別の重要な任務を果たす。 原核生物の環状ゲノムと異なり、DNAポリメラーゼ複合体は真核生物の直線状 染色体を完全に複製することができない。DNA複製 を開始するためにはRNAプライマーが必要とされる。RNAプライマーが除か れ、岡崎フラグメントが伸長され、次に連結された後、その時点でRNAプライ マーをDNAで置き換えることができないので、新しく合成されたDNA鎖は5 ’末端を欠いている。こういう理由で、特別な保護機構がないと染色体は細胞分 裂毎に短くなる(「末端複製問題」、Harley等、1990)。非コーディ ングテロメア配列はおそらく遺伝子の損失を防ぐための緩衝地帯に相当する(S andell及びZakian、1993)。 その上、テロメアは細胞老化を調節することにおいても重要な役割を果たす( Olovnikov、1973)。ヒト体細胞は培養時に限られた複製能力を示 し;ある期間の後にそれらは老化するようになる。この状態で、細胞は増殖因子 で刺激された後でさえもはや分裂せず;しかしながら、それらは死なないが、代 謝的に活性のままである(Goldstein、1990)。細胞がそのテロメ アの長さからそれがどのくらいなお分裂できるかを決定するという仮説は様々な 報告により裏付けられる(Allsopp等、1992)。 従って、要約すると、テロメアは細胞の老化及び遺伝物質の安定化及び癌の予 防において中心的役割を有する。酵素テロメラーゼはテロメアを合成する 上記にように、直線状染色体を保有する生物は特別な保護機構なしではそれら のゲノムを不完全にしか複製できない。大部分の真核生物はテロメア配列を再生 するために特別な酵素、すなわち、テロメラーゼを用いる。テロメラーゼはこれ まで調べられている単細胞生物では構成的に発現される。それに反して、ヒトで は、テロメラーゼ活性は生殖細胞及 び腫瘍細胞においてのみ検出され、一方、近くにある体細胞組織はいかなるテロ メラーゼも含まなかった(Kim等、1994)。絨毛虫におけるテロメラーゼ テロメアのように、テロメラーゼは絨毛虫テトラヒメナ・サーモフィラ(Te trahymena thermophila )において最初に同定された。d TTP及びdGTPの存在下で一本鎖オリゴヌクレオチドd(TTGGGG)4 を伸長することによりテロメラーゼ活性が検出された(Greider及びBl ackburn、1985)。この反応では、テトラヒメナテロメア配列TTG GGGがプライマーに繰り返し付加された。サッカロミセス・セレビシエ(Sa ccharomyces cerevisiae )の不規則なテロメア配列、T (G)1-3を有するオリゴヌクレオチドを出発材料として与えた場合でさえ、テ ロメラーゼはテトラヒメナのテロメア配列でプライマーを伸長した(Greid er及びBlackburn、1985)。これらの結果から、テロメラーゼ自 体がテロメアの配列の鋳型を保有すると結論が下された。 いったんテロメラーゼ中のRNA成分の存在が最初に示されると(Greid er及びBlackburn、1987)、しばらくしてからテロメラーゼのR NAサブユニットの遺伝子がクローン化された(Greider及びBlack burn、1989)。このRNAはテトラヒメナテロメア配列に相補的な領域 (以下「相補的領域」と称する)を含む。RNAを消化し、それにより続いて活 性の喪失が導かれることにより示されるように、テロメラーゼの活性はRNA成 分に依存した。テロメラーゼRNAの相補的領域を突然変異させる場合、対応す る突然変異がテトラヒメナテロメア中にインビボで取り込まれた(Yu等、19 90)。従って、テロメラーゼはRNA依存性DNAポリメラーゼの種類に属す る。 1995年にテトラヒメナテロメラーゼの最初のタンパク質サブユニット、す なわち、p80及びp95が同定された(Collins等、1995)。p9 5は酵素をDNAに固定し、そしてp80はRNA成分に結合するという報告に より以下のモデルが導かれた:テロメラーゼRNAはその相補的領域により一本 鎖3’突出にアニーリングする。3’突出は対応するヌクレオチドを5’−3’ 方向に取り込むことにより伸長される。テロメアの新生合成はおそらく延長工程 及び転座工程を含む。いったんテロメア配列が合成されると、おそらくテロメラ ーゼはそれが再び完全なテロメア配列を付加することができる位置にくるまでD NAに沿って動く。酵素がテロメアから解離する前に付加するヌクレオチドの数 に関して異なる種のテロメラーゼ間で大きな差があるので(Prowse等、1 993)、このモデルは一般的に妥当でなくてもよい。 これに加えて、最近、他の生物からのテロメラーゼサブユニットも同定されて いる。テトラヒメナテロメラーゼタンパク質といかなる相同性も示さない2つの タンパク質サブユニット、すなわち、p123及びp43が絨毛虫ユプロテス・ アエジクラタス(Euplotes aediculatus)において見いだ されている。テロメラーゼサブユニットp123はそのN末端に塩基性ドメイン 及びC末端に逆転写酵素(RT)のドメインを示し、このタンパク質が触媒機能 を有することが示唆される(Lingner等、1997)。さらに、p123 はLundbladにより見いだされたサッカロミセス・セレビシエタンパク質 Est2と著しい相同性を共有することが報告されている(Lingne r等、1997)。 p80及びp95はこれまでテロメラーゼ活性に必須のいかなる機能も保有す ることが示されていないが、可能性がある触媒テロメラーゼサブユニットp12 3/est2pは重要な機能を有することが明白に示されており:est2p RTの活性中心の突然変異は酵母細胞においてテロメアの著しい欠失をもたらし た(Lingner等、1997)。哺乳類細胞からのテロメラーゼ成分 様々な生物、とりわけ、サッカロミセス・セレビシエ、マウス及びヒト(Si nger及びGottschling、1994;Blasco等、1996; Feng等、1995)のテロメラーゼのRNA成分が今までにクローン化され ている。これまでに知られている全てのテロメラーゼRNAは特定の生物のテロ メア配列に相補的な領域を含んでなる。しかしながら、ヒトテロメラーゼRNA (hTR)の一次配列は絨毛虫またはサッカロミセス・セレビシエのRNA成分 にいかなる類似性も示さない。一方、ヒト及びマウステロメラーゼRNA間で保 存されている領域がある(Feng等、1995)。 最近、ヒトテロメラーゼ関連タンパク質(telomerase−assoc iated protein)(hTP1)の単離が記述されている(Harr ington等、1997)。テトラヒメナテロメラーゼp80サブユニットと の相同性に基づいて、公共利用できないESTデータベースにおいて対応する遺 伝子が見いだされた(Harrington等、1997)。hTP1は262 7アミノ酸からなり、N末端において、p80と多くても46%の相同性を有す る3個のドメインを示す。おそらくタンパク質/タンパク質相互作用をもたらす 、アミノ 酸トリプトファン及びアスパラギンの16反復が、C末端領域中にさらなる構造 要素として存在することが示された。ヒト腫瘍におけるテロメラーゼの活性化 ヒトでは、本来、生殖細胞においてのみテロメラーゼ活性を示すことができ、 正常な体細胞ではできなかった(Hastie等、1990;Kim等、199 4)。より高感度の検出方法が開発された(Kim等、1994)後、低レベル のテロメラーゼ活性が造血細胞においても検出された(Broccoli等、1 995;Counter等、1995;Hiyama等、1995)。しかしな がら、これらの細胞はそれにもかかわらずテロメアの減少を示した(Vazir i等、1994;Counter等、1995)。これらの細胞における酵素の 量がテロメア損失を補うために不十分であるかどうかまたは測定されたテロメラ ーゼ活性が例えば不完全に分化したCD34+38+前駆細胞の副次集団に由来す るかどうか(Hiyama等、1995)はまだ明らかにされていない。この点 を明らかにするためには、単一の細胞中に存在するテロメラーゼ活性を検出する ことが必要である。 しかしながら、全く興味深いことに、これまでに試験されている多数の腫瘍組 織において著しいテロメラーゼ活性が検出されており(1734/2031、8 5%;Shay、1997)、一方、正常な体細胞組織では活性は見いだされて いない(1/196、<1%;Shay、1997)。さらに、様々な研究によ り、ウイルス癌タンパク質で形質転換された老化細胞においてテロメアが減少し 続けること及び増殖危機を切り抜けた副次集団においてのみテロメラーゼを確認 できることが示された(Counter等、1992)。また、テロメアもこれ らの不死 化細胞において安定であった(Counter等、1992)。マウスにおける 研究から得られた同様な結果(Blasco等、1996)により、テロメラー ゼの再活性化が腫瘍発生の後期事象であるという仮定が裏付けられる。 これらの結果に基づいて、テロメア配列の損失及び細胞老化をテロメラーゼ活 性及び癌の発生に連結する「テロメラーゼ仮説」が示された。ヒトのような長寿 の種では、テロメアの減少を腫瘍抑制機構とみなすことができる。いかなるテロ メラーゼも含有しない分化した細胞は、テロメアが特定の長さに達すると分裂す るのをやめる。そのような細胞が突然変異する場合、細胞がそのテロメアを伸長 できる場合にのみそれから腫瘍が発生することができる。そうでなければ、細胞 はその染色体が不安定になるまでテロメア配列を失い続け、最後に死ぬ。テロメ ラーゼの再活性化はおそらく腫瘍細胞がそれらのテロメアを安定させるために配 備する主要な機構である。 これらの報告及び認識から、テロメラーゼ活性を抑えることに基づく腫瘍の治 療を開発することが可能であるはずである。細胞分裂抑制剤または短波照射を用 いる通常の癌治療は、腫瘍細胞に損傷を与えることに加えて体の中の全ての分裂 する細胞に損傷を与える。しかしながら、腫瘍細胞以外に著しいテロメラーゼ活 性を含有するのは生殖系細胞だけであるので、テロメラーゼインヒビターは腫瘍 細胞をより特異的に攻撃し、従って、引き起こされる有害な副作用がより少ない 。テロメラーゼ活性はこれまでに試験された全ての腫瘍組織において検出されて いるので、これらの治療薬を全ての型の癌に対して用いることが可能である。そ の場合、ゲノムが不安定になる程度に細胞のテロメアが短くなった時にテ ロメラーゼインヒビターの作用は起こる。通常、腫瘍細胞は正常な体細胞より短 いテロメアを示すので、テロメラーゼインヒビターによりまず第一に除かれるの は癌細胞である。それに反して、生殖細胞のような、長いテロメアを保有する細 胞はかなり後の段階まで損傷を受けない。従って、テロメラーゼインヒビターは 癌治療を前進させる方法である。 しかしながら、酵素のタンパク質構造もそれらの機能と共に同定されており、 そして各種テロメア結合タンパク質のより深い理解が得られている場合にのみ、 生理学的テロメラーゼインヒビターの性質及び攻撃点に関する問題に対して明白 な答えを与えることができる。 本発明は、必要な場合精製された形態の、触媒的に活性のあるヒトテロメラー ゼサブュニット(phTC)、そのタンパク質の活性部分、モジュレーター、特 にそのタンパク質のアゴニスト、そのタンパク質の機能をまねる物質及びこれら の成分の組み合わせに関する。 本発明はさらに以下のことに関する。 - ヒトタンパク質phTCをコードする核酸配列、具体的には: - hTC遺伝子のゲノム配列、 - hTC遺伝子のcDNA配列、 - hTC変異体のDNA配列、 - hTC遺伝子から転写されるmRNAの配列、 - 図1に示されるhTCのDNA配列(配列番号1)を初めとする、上 記の配列の一部。 - 他の哺乳類においてhTCに相同なタンパク質をコードする核酸配列、具体 的には: - hTCに相同な遺伝子のゲノム配列、 - hTCに相同な遺伝子のcDNA配列、 - hTCに相同な遺伝子から転写されるmRNAの配列、 - 上記の配列の一部。 - ヒト及び他の哺乳類において、phTCタンパク質に関連するタンパク質を コードする核酸配列、具体的には: - ヒト及び他の哺乳類におけるhTC関連遺伝子のゲノム配列、 - ヒト及び他の哺乳類におけるhTC関連遺伝子のcDNA配列、 - ヒト及び他の哺乳類におけるhTC関連遺伝子から転写されるmRN Aの配列、 - 上記の配列の一部。 - 哺乳類細胞から単離される、上記のphTCタンパク質(すなわち、図2及 び配列番号2)。 - 検出試薬で標識されるphTCタンパク質であって、検出試薬は好ましくは 酵素、放射性標識元素または蛍光化学薬品である。 - phTCタンパク質に対して誘導される抗体。 好ましい態様として、この抗体はポリクローナル抗体である。 別の好ましい態様として、この抗体はモノクローナル抗体である。 例えば、抗体を製造するために有効なphTCポリペプチドまたはそのフラグ メントの量を実質的に免疫適格である宿主に注入し、続いてこの抗体を単離する ことにより、この特質の抗体を製造することができる。 さらに、モノクローナル抗体を産生する不死化した細胞系をそれ自体既知の方 法で得ることができる。 必要な場合、抗体を検出試薬で標識することができる。 また、完全な抗体の代わりに適切な特異的結合特性を保有するフラグメントを 用いることもできる。 そのような検出試薬の好ましい例は酵素、放射性標識元素、蛍光化学薬品また はビオチンである。 - 上記のゲノムDNA、cDNAまたはmRNAの10から500ヌクレオチ ドまでの長さの連続した配列に同一であるかまたは全く相補的な配列を有する精 製された形態のオリゴヌクレオチド。 この特質のオリゴヌクレオチドは特にオリゴデオキシリボヌクレオチドまたは オリゴリボヌクレオチドまたはペプチド核酸(PNA)であってもよい。 hTC mRNAに結合した場合にテロメラーゼの活性を阻害するか、抑える かまたは妨げるオリゴリボヌクレオチドが好ましい。 - 必要な場合、図1のDNA配列または標準的なハイブリダイゼーション条件 下で先に挙げたDNA配列とハイブリダイズするDNA配列を含んでなる、ph TCタンパク質またはこのタンパク質のフラグメントをコードするDNA配列ま たはこの配列の縮重変異体。 - phTCまたはphTCのフラグメントをコードするDNA配列またはこの 配列の縮重変異体を含んでなる組み換えDNA分子であって、前述の配列は好ま しくは図1のDNA配列を含んでなるか、または標準的なハイブリダイゼーショ ン条件下で先に挙げたDNA配列とハイブリダイズするDNA配列を含んでなる 。 上記の組み換えDNA分子において、記述されたDNAは好ましくは発現制御 配列に連結される。 特に好ましい発現制御配列の例はSV40ウイルスまたはアデノウイルスの初 期または後期プロモーター、lac系、trp系、TAC系、TRC系、λファ ージの主オペレーター及びプロモーター領域、fdコートタンパク質の制御領域 、3−ホスホグリセリン酸キナーゼプロモーター、酸性ホスファターゼプロモー ター及び酵母α−接合因子プロモーターである。 - phTCタンパク質またはこのタンパク質の一部をコードするDNA配列ま たはこの配列の縮重変異体を含んでなる上記の組み換えDNA分子で形質転換さ れている単一細胞宿主。この組み換えDNA分子において、該DNA配列は発現 制御配列に連結されている。 単一細胞宿主の好ましい例は:細胞培養のエシェリキア・コリ(E.coli )、シュードモナス(Pseudomonas)、バシラス(Bacillus )、ストレプトマイセス(Streptomyces)、酵母、CHO、R1. 1、B−W、L−M、COS1、COS7、BSC1、BSC40及びBMT1 0細胞、植物細胞、昆虫細胞並びに哺乳類細胞である。 - 先に記述したDNA分子またはこの分子の誘導体もしくはフラグメントのい ずれかで形質転換される組み換えウイルス。 - 転写単位からなる外来ポリヌクレオチドを細胞中に導入する、ヒト細胞、好 ましくは腫瘍性細胞におけるテロメラーゼ活性の抑制方法。 この転写単位は少なくとも29個の連続したヌクレオチドのポリヌクレオチド 配列を含んでなり、その配列はhTC RNA配列に実質的に同一であるかまた は実質的に相補的であり、そして該細胞において連結されたポリヌクレオチドの 転写を制御する異種起源の転写 調節配列に連結されている。 好ましくは、上記の異種起源の転写調節配列はヒト細胞において構成的に活性 のあるプロモーターを含んでなる。 あるいはまた、異種起源の転写調節配列は調節物質を添加することによりヒト 細胞において誘導するかまたは抑制することができるプロモーターを含んでなる ことができる。そのようなプロモーターの例は誘導性及び抑制性テトラサイクリ ン依存性プロモーター、熱ショックプロモーター及び金属イオン依存性プロモー ターである。 上記の外来ポリヌクレオチドは例えばヒトhTC DNA成分からの転写単位 を含有するウイルスゲノムであってもよい。 特に好ましくは、該転写単位はヒトhTC RNA成分に実質的に相補的なア ンチセンスRNAを生成する。 また、図1の配列を含んでなることができる外来ポリヌクレオチドも特に好ま しい。 - ヒト疾病の遺伝子治療のためのポリヌクレオチド。このポリヌクレオチドは 少なくとも9個の連続したヌクレオチドのポリヌクレオチド配列を含んでなる転 写単位からなり、その配列はhTC RNA配列に実質的に同一であるかまたは 実質的に相補的であり、そして該細胞において連結されたポリヌクレオチドの転 写を制御する異種起源の転写調節配列に連結されている。 - 患者におけるテロメラーゼ関連疾患の検出方法であって、その方法は以下の 工程: A.診断値を得るために体液または細胞サンプル中のphTCタンパク質を検 出し; B.試験サンプルと同じ型の標準化した正常な細胞または体液中のphTCタ ンパク質の標準値と診断値を比較し; C.標準比較値より高いまたは低い、そして病原性疾患も表すテロメラーゼ関 連疾患を示す診断値を検出する、 を含んでなる。 好ましくは、患者における腫瘍性疾患を検出するためにこの方法を用いる。 その場合、方法は以下の工程: A.診断値を得るために細胞サンプル中のphTCタンパク質を検出し; B.試験サンプルと同じ型の非腫瘍性細胞中のphTCタンパク質の標準値と 診断値を比較し; C.標準比較値より明らかに高い診断値は腫瘍性疾患を示す、 を含んでなる。 - 細胞または細胞サンプル中のphTCタンパク質の存在の決定方法であって 、その方法はhTCポリヌクレオチドを増幅することまたはhTCポリヌクレオ チドとhTCポリヌクレオチド、プライマーもしくはhTCに相補的な配列をハ イブリダイズさせることに基づく。 - 細胞サンプル及び体液中のphTCを検出するための試験キットであって、 例えば、標識した免疫化学的に反応性の成分が:phTCに対するポリクローナ ル抗体、phTCに対するモノクローナル抗体、これらの抗体のフラグメントま たはこれらの成分の混合物であってもよい。 - ヒトにおける細胞障害もしくは破壊及び/または機能不全及び/または他の 症状の予防及び/または処置方法であって、その方法は触媒的に活性のあるヒト テロメラーゼ、その機能的同等物またはその触媒的に活性のあるフラグメントの 治療的に有効な量を投与することに基づく。また、phTCの生産及び/または 活性を増進する物質;phTCの活性をまねることができる物質;phTCの生 産及び/または活性を抑えることができる物質またはこれらの物質の混合物を用 いることも考えることができる。また、特異的結合相手を用いてもよい。 好ましくは、老化または癌疾患を予防または処置するためにその方法を用いる 。 phTCの活性に影響を与える、すなわち、抑制するかまたは増進することが できる物質は本明細書においてモジュレーターと呼ばれる。そのようなモジュレ ーターはテロメラーゼアッセイにおいてテロメラーゼ活性に対するそれらの影響 を試験することによりそれ自体既知の方法で見いだすことができる。テロメラー ゼアッセイの例は実施例15に示される。 phTCのモジュレーターはテロメラーゼと関連する疾病を処置するために重 要である。これに関連して特に老化過程または癌疾患の予防または処置を挙げる ことができる。 - hTC mRNAに対するアンチセンス核酸であって、その核酸は該mRNA とハイブリダイズするヌクレオチド配列を含んでなり、アンチセンス核酸はRN AまたはDNAである。 好ましくは、アンチセンス核酸は特定のmRNAの開始コドンに結 合する。 - 転写中にhTC mRNAに対するアンチセンスリボ核酸が生産されるDNA 配列を含有する組み換えDNA分子。この該アンチセンスリボ核酸は該hTC mRNAにハイブリダイズすることができる核酸配列を含んでなる。 この組み換えDNA分子でphTC産生細胞系をトランスフェクトすることに よりphTCの減少した発現を有する細胞系を調製するためにこの特質のDNA 分子を用いることができる。 - hTC mRNAを切断するリボザイム。 このリボザイムは好ましくはテトラヒメナ型リボザイムまたはハンマーヘッド 型リボザイムである。 - 転写によりこの特質のリボザイムの生産がもたらされるDNA配列を含有す る組み換えDNA分子。 phTC産生細胞系をトランスフェクトするためにこの組み換えDNA分子を 用いることができる。 - 好ましくはヒトhTC mRNAの配列に一致するかまたはこの配列に相補的 な配列からなるプライマーと、1対のヒトhTCポリヌクレオチドPCRプライ マーからなる組み合わせ。 - 好ましくはヒトhTC遺伝子の配列に一致するかまたはこの配列に相補的な 少なくとも29個の連続したヌクレオチドを含んでなるプローブと、ヒトhTC 遺伝子のポリヌクレオチドハイブリダイゼーションプローブを含んでなる組み合 わせ。 - インビボでテロメラーゼ/テロメア調節を調べるために用いることができる 動物モデル。従って、例えば、腫瘍発生及び老化をノック アウト動物またはトランスジェニック動物を用いて直接調べることができる。 タンパク質またはペプチドの場合、機能的同等物は、アミノ酸配列に関して区 別できるが本質的に同じ機能を有する化合物である。 これらの化合物の既知の例はイソ酵素またはタンパク質のいわゆる微小不均一 性体である。 オリゴ核酸またはポリ核酸の場合、機能的同等物は、ヌクレオチド配列が異な るが、同じタンパク質をコードする化合物であると理解される。そのような化合 物の存在は、例えば、遺伝暗号が縮重していることに起因する可能性がある。 図面の説明: 図1:ヒトテロメラーゼの触媒サブユニット(hTC)のcDNA配列(配列 番号1)。 図2:図1に示されるhTC DNA配列から推定されるアミノ酸配列(配列 番号2)。 図1に示されるDNA配列を位置64から位置3461までアミノ酸配列に完 全に翻訳することができる。アミノ酸残基をそれらの1文字コードにより示す。 図3:異なるように処置されたAA281296DNAを含有する臭化エチジ ウム染色したアガロースゲル。 図は臭化エチジウム染色した0.8%アガロースゲルを示す。2つの異なるD NAサイズ基準をレーン1及び8に添加し、3、2、0.5及び0.4kbのD NAフラグメント長を示す。pT7T3D中のAA281296 DNAを制限 酵素EcoRI/NotI(レーン3)、P stI(レーン6)及びXhoI(レーン7)で消化した。pT7T3D中の未 消化のAA281296 DNAをレーン2に添加した。pT7T3D中のhT C cDNAとプライマー1(5’GAGTGTGTACGTCGTCGAGC TGCTCAGGTC3’)及び4(5’CACCCTCGAGGTGAGAC GCTCGGCC3’)[レーン4]並びにプライマー6(5’GCTCGTA GTTGAGCACGCTGAACAGTG3’)及び7(5’GCCAAGT TCCTGCACTGGCTGATGAG3’)[レーン5]でのPCR混合物 (94℃で1分、60℃で2分、72℃で3分)の1/10をレーン4及び5に 添加した。 図4:ユプロテスp123(p123)及びヒト(phTC)触媒テロメラー ゼサブユニットのタンパク質配列の比較からの詳細。 この図に示されるLasergeneプログラムソフトウェア(Dnasta r,Inc.)を用いるLipman−Pearsonタンパク質比較の条件( Ktuple、gapペナルティー及びgap長ペナルティー)を挙げる。アミ ノ酸残基をそれらの1文字コードにより示す。また、ユプロテス・アエジクラタ スp123及び同定されたEST+1の間で同じアミノ酸も1文字コードから対応 する文字を用いて強調する。同じではないが、機能が類似するかまたは匹敵する アミノ酸を:で表す。 図5:ユプロテスp123(p123)及び酵母(est2p)の触媒テロメ ラーゼサブユニットのタンパク質配列の比較の一部。 この図に示されるLasergeneプログラムソフトウェア(Dnasta r,Inc.)を用いるLipman−Pearsonタンパク質比較の条件( Ktuple、gapペナルティー及びgap長ペナ ルティー)を挙げる。アミノ酸残基をそれらの1文字コードにより示す。同様に 、ユプロテス・アエジクラタスp123及び酵母est2pの間で同じアミノ酸 を1文字コードからの対応する文字により際立たせる。同じではないが、機能が 類似するかまたは匹敵するアミノ酸を:で表す。 図6:酵母(est2p)及びヒト(phTC)触媒テロメラーゼサブユニッ トのタンパク質配列の比較からの詳細。 この図に示されるLasergeneプログラムソフトウェア(Dnasta r,Inc.)を用いるLipman−Pearsonタンパク質比較の条件( Ktuple、gapペナルティー及びgap長ペナルティー)を挙げる。アミ ノ酸残基をそれらの1文字コードにより示す。また、酵母est2p及び同定さ れたEST+1の間で同じアミノ酸も1文字コードから対応する文字を用いて強調 する。同じではないが、機能が類似するかまたは匹敵するアミノ酸を:で表す。 図7:ユプロテスp123(p123)、酵母(est2p)及びヒト(ph TC)触媒テロメラーゼサブユニットのタンパク質配列の比較からの詳細。標準 条件下でLasergeneプログラムソフトウェア(Dnastar,Inc .)のClustal法サブプログラムを用いてユプロテスp123(p123 )、酵母(est2p)及びヒト(phTC)の間の図5に示される比較を実施 した。アミノ酸残基をそれらの1文字コードにより示す。また、酵母est2p 、ユプロテス・アエジクラタスp123及び同定されたEST+1の間で同じアミ ノ酸も1文字コードから対応する文字を用いて強調する。さらに、3つ全てのタ ンパク質間で同じ領域をタンパク質配列の上に薄灰色の棒で表す。 図8:実施例6から生成されたDNA配列(RACEラウンド1)(配 列番号3)。 図9:実施例6から生成されたDNA配列(RACEラウンド2)(配列番号 4)。 図10:実施例6から生成されたDNA配列(RACEラウンド3)(配列番 号5)。 図11:実施例8から生成されたDNA配列(RACEラウンド3)(配列番 号6)。 図12:完全なhTC cDNA配列のクローニングの略図。開始及び終止コ ドンの位置を矢印で表す。長方形の黒色領域はタンパク質をコードする配列部分 を表し、一方、淡灰色領域は5’及び3’非翻訳cDNA領域を表し、そして/ またはイントロン配列を表す。全長cDNAの長方形の濃灰色ブロックはテロメ ラーゼ特異的モチーフ(T)または7個の逆転写酵素モチーフ(番号1−7)の いずれかを表す。 完全なhTC cDNAを調製するために必要とされるDNAフラグメントを 同様に長方形として表し、それらの起源で表す。全ての長方形をそれらの相対的 な位置に配置する。長方形AA261296により示されるcDNAフラグメン トは実施例2において記述される。このフラグメント中の182bpの欠失(実 施例2参照)の相対的な位置は長方形中の隙間により示される。長方形RACE 1、RACE2及びRACE3により示されるDNAフラグメントの起源は実施 例6において記述される。C5Fフラグメント長方形により示されるDNAフラ グメントの起源は実施例7において記述される。lambda12長方形により 示されるDNAフラグメントの起源は実施例9において記述される。hTCに関 係のないcDNAをコードするlambda12 DNAフラ グメントの3’部分(実施例9参照)はこの図に示されない。この図に示される lambda12及びC5F DNAフラグメントを用いて5’及び3’スプラ ィス部位で完全なhTC−cDNA配列を一緒に連結した(実施例7参照)。こ れらのスプライス部位は様々なフラグメント(RACE1、RACE3、lam bda12及びC5F)において同定された。 図13:ユプロテス及びヒト(hTC)の触媒テロメラーゼサブユニットのタ ンパク質配列の比較からの詳細な断片。 図はユプロテス及びヒト(hTC)の触媒テロメラーゼサブユニットのタンパ ク質配列の比較からの断片を示す。四角に囲んだ領域中の逆転写酵素モチーフに 注意を喚起する。囲みの下の数字は図2におけるそれぞれのアミノ酸位置をさす 。アミノ酸残基をそれらの1文字コードにより示す。同一のアミノ酸をボールド 体でしるす。逆転写酵素モチーフの共通配列(RT共通)において、hは疎水性 アミノ酸を表し、そしてpは極性アミノ酸を表す。これらの群のアミノ酸がユプ ロテス及びhTCアミノ酸配列において保持される場合、p及び/またはhをボ ールド体でしるす。非常に高度に保存されるアミノ酸に灰色で下張りする。RT 3では、さらなる相同アミノ酸を含むために四角で囲んだ領域を広げる。テロメ ラーゼ特異的モチーフは実施例9において記述される。 図14:実施例11から生成されたDNA配列(3’バージョン)(配列番号 7)。図1に示されるDNA配列と相同でない領域をボールド体で目立たせる。 図15:癌細胞系及び正常ヒト組織におけるhTC発現。図A:異なるヒト細 胞系からの約2μgのポリ−A+RNAを製造業者(Clon tech)の説明書に従ってノーザンブロット上に固定した。具体的には、RN Aは黒色腫(G361)、肺癌(A549)、結腸の腺癌(SW480)、ラジ (Raji)バーキットリンパ腫、白血病細胞系(MOLT−4)、慢性白血病 細胞系(K−562)、子宮頸部腫瘍(HeLa)及び白血病細胞系HL60に 由来した。4.4kb、6kb及び9.5kbで示される転写産物はhTCに特 異的である(実施例10参照)。図B:異なるヒト組織からの約2μgのポリ− A+RNAを製造業者(Clontech)の説明書に従ってノーザンブロット 上に固定した。具体的には、RNAを心臓、脳、胎盤、肺、肝臓、骨格筋、腎臓 及び膵臓から単離した。RNAサイズ基準を示す。 図16:ヒトテロメラーゼアミノ酸配列からのペプチドに対するウサギ血清の ウェスタンブロット分析(実施例12)。各場合で、実施例13からの20μl のバクテリアライセートを実施例12からの抗血清を用いてウェスタンブロット (Ausubel等、1987)において分析した。pMALEST構築物を保 有するバクテリアからのライセートをレーン1、2、6及び7に添加した。pM ALA1構築物を保有するバクテリアからのライセートをレーン3、4、8及び 9に添加した。IPTG(イソプロピル−β−チオガラクトピラノシド)で誘導 しなかったバクテリアからのライセートをレーン1、3、6及び8に添加した。 IPTGで誘導したバクテリアからのライセートをレーン2、4、7及び9に添 加した。基準サイズマーカー(Life Technologiesからの10 kDaタンパク質ラダー、カタログ番号10064−012)をレーン5に添加 した。50kDa及び120kDaのバンドを膜の端に示す。レーン1〜4を含 む図AのPVDF膜をペプチドBに 対する免疫前血清とインキュベートした(実施例12参照)。レーン6〜9を含 む図AのPVDF膜をペプチドCに対する免疫前血清とインキュベートした(実 施例12参照)。レーン1〜4を含む図BのPVDF膜をペプチドBに対する免 疫血清とインキュベートした(実施例12参照)。レーン6〜9を含む図BのP VDF膜をペプチドCに対する免疫血清とインキュベートした(実施例12参照 )。 図17:35Sで標識され、インビトロで翻訳されたタンパク質のオートラジオ グラム。完全なインビトロで翻訳されたhTC(実施例15参照)をレーン1に 添加した。phTCのC末端欠失型をレーン2に添加した。レーン3は製造業者 により供給されたインビトロ翻訳の陽性コントロールを示す(実施例15参照) 。タンパク質の大きさを見積もるためのタンパク質サイズ基準を右側に示す。 図18:TRAPアッセイからの32Pで標識された生成物のオートラジオグラ ム(実施例15を参照)。酵素またはタンパク質を添加しないTRAPアッセイ 混合物を陰性コントロールとしてレーン1及び2に添加した。HeLa細胞から 部分的に精製されたヒトテロメラーゼを含有するTRAPアッセイ混合物を陽性 コントロールとしてレーン3及び4に添加した。インビトロで翻訳されたphT Cを含有するTRAPアッセイ混合物を希釈せずにレーン5及び6に添加した。 インビトロで翻訳されたphTCを含有するTRAPアッセイ混合物を1:4希 釈でレーン7及び8に添加した。インビトロで翻訳されたphTCを含有するT RAPアッセイ混合物を1:16の希釈でレーン9及び10に添加した。インビ トロで翻訳されたルシフェラーゼを含有するTRAPアッセイ混合物を陰性コン トロールとしてレーン11及び12に添加した。 図19:直接テロメラーゼアッセイからの32Pで標識された生成物のオートラ ジオグラム(実施例15参照)。放射性標識された10bpマーカーをレーン1 に添加した。5’放射性標識されたテロメアオリゴヌクレオチド([TTAGG G]3)をレーン2に添加した。レーン3は空のレーンである。HeLa細胞か ら部分的に精製されたヒトテロメラーゼを直接アッセイに用い、合成生成物を陽 性コントロールとしてレーン4に添加した。実施例15からのインビトロで翻訳 されたphTCを直接アッセイに用い、合成生成物をレーン5に添加した。実施例 実施例1 現在、ヒトゲノムの5%未満が実際に転写され、タンパク質に翻訳されること が認められている。ゲノムが完全にシークエンスされる前でさえ、ヒト細胞中の 約60,000−70,000遺伝子に関する重要な情報を得ることが、特別な 方法でゲノムのこれらのコーディング部分を調べることにより可能である。ここ 10ないし15年の間の高処理量DNAシークエンシング技術の自動化により、 広く異なる起源のプラスミドcDNAライブラリーから多数のcDNAを集め、 そして各場合で5’または3’末端をシークエンスすることが可能になっている 。典型的に300から400bpまでの長さのものであるこれらの短いDNA配 列は発現配列標識(xpressed equence ags)または 略してESTと呼ばれ、様々な専門データベース中に蓄積される。ESTアプロ ーチは最初にOkubo等(1992)により記述され、そしてAdams等( 1992)により大規模に移された。現在、約50,000のヒト細胞遺伝子が 部分的にシークエンスされ、EST登録 として記録されている。 既知の遺伝子のDNA及びアミノ酸配列と比較することにより、関連するがこ れまで知られていない遺伝子をこれらのESTデータベースにおいて同定するこ とが可能である(Gerhold及びCaskey、1996)。tBLAST n(Altschul等、1990)はこの目的のために特に有用であると分か っている検索アルゴリズムである。このアルゴリズムはESTデータベース中の あらゆるDNAクローンを6つ全ての可能な読み枠で翻訳し、これらのアミノ酸 配列を既知のタンパク質配列と比較する。 国立バイオテクノロジー情報センター(NCBI)のESTデータベースをユ プロテス・アエジクラタス触媒テロメラーゼサブユニットp123(Lingn er等、1997)の最近公開されたタンパク質配列で検索した。これは読み枠 +1でp123と著しい相同性を示すと同定される受託番号AA281296を 有するヒトESTをもたらした。読み枠+1のこのアミノ酸配列を以下Est+1 と称する。 p123とEst+1の間の相同性は30アミノ酸離れている2つの配列領域に おいて最も顕著である。p123のアミノ酸438からアミノ酸484までにわ たる長い方の配列領域はEst+1の対応する領域と38%同一である。類似した アミノ酸も考慮に入れる場合、一致は実に59%である。相同性の第二のブロッ クはp123タンパク質のアミノ酸513からアミノ酸530までにわたり、同 定されたEst+1の対応する配列セグメントと44%の同一性を示す。類似した 特性を有するアミノ酸残基を考慮すると61%の一致が得られる。 P(確率)値はBLAST検索を評価するための重要なパラメーター である。Pは任意の配列を用いてBLAST検索において特定のセグメント対を 同様に見いだす確率を表し、0(非常に有意な結果)ないし1(有意でない結果 )の間で数字上変わる。従って、例えば、NCBI ESTデータベースと酵母 からのp123同等物(est2p)の比較は否定的な結果を与え:見いだされ たESTはP=1の確率であった(表1)。一方、公共利用できないESTデー タベースにおいて見いだされたヒトテロメラーゼ関連タンパク質1(hTP1) (Harrington等、1997)はP=0.004の確率を与える。 表1:異なる既知の遺伝子を用いた3つのtBlastn検索試験の比較 p123との比較により同定されたヒトEST AA281296はP=3. 5x10-6の確率を有する。 これらのデータは同定されたESTがおそらくヒトテロメラーゼの触媒サブユ ニットのフラグメントをコードすることを示唆する。こういう理由で、対応する 遺伝子を以下hTC(ヒトテロメラーゼ、触媒(uman elomera se、atalytic))と略し、そして推定されるタンパク質をphTC と略す。実施例2 p123との比較により同定されたESTは1997年4月2日にESTデー タベースに入れられ、いかなる雑誌にも公開されていない。国立バイオテクノロ ジー情報センターから得られた情報により、このESTクローンを含むcDNA ライブラリーを以下のように調製した: 扁桃腺の胚中心からmRNAを調製した後、cDNA合成を実施し、二本鎖c DNAフラグメントをベクターpT7T3D−Pac中にNcol及びEcoR I制限酵素切断部位を用いて配向してクローン化した。 ESTデータベースに入れられていた389bpをAmershamにより供 給される−28m13rev2プライマーを用いてシークエンスした(DNA配 列、図1の位置1685〜2073を参照)。 ヒト遺伝暗号に従ってEST AA281296のDNA配列を翻訳するため にLasergeneプログラムソフトウエア(Dnastar Inc.)を 用いた。得られたアミノ酸配列(Est+1)は図2の位置542〜670に相当 する。 Est+1の推定されるタンパク質配列は27個の塩基性、11個の酸性、51 個の疎水性及び28個の極性アミノ酸残基を含む129アミノ酸からなる。 実施例1において同定されたEST(AA281296)をエシェリキア・コ リに形質転換されたプラスミドの形態でResearch Genetics, Inc.(Huntsville)から商業的に入手し、実験で分析した: 図3に示される臭化エチジウムで染色されたアガロースゲルにおいて示される ように、調製したプラスミドDNAを制限消化に供した後、約 2.2kbの大きさのEST AA281296からのフラグメントがベクター pT7T3Dから遊離される。同時に実施し、特定の内部プライマーを用いるポ リメラーゼ連鎖反応(PCR)により、EST AA281296を調べ:予想 されるPCR産物の長さは325及び380bpであり、実験で認められたフラ グメントの長さ(すなわち、図3のレーン4及び5)と一致する。従って、これ はResearch Genetics,Inc.(Huntsville)に より供給されたエシェリキア・コリクローンが同定されたESTをプラスミドと して保有することを示す。 DNAを調製した後、二本鎖シークエンシングにより全部で2176bpのイ ンサートを同定した。クローンAA281296及びC5Fフラグメント(実施 例7参照)のDNA配列の比較により、182bpの欠失(位置2352〜25 33、図1)があり、その結果としてオープンリーディングフレームがこの領域 で失われていることが示された。要約すると、クローンAA281296のDN A配列は図1に示される配列情報(位置1685〜2351及び位置2534〜 4042)から構成される。実施例3 tBLASTn比較はp123とEST+1の間で最大に一致する領域(p12 3のアミノ酸438−530)のみを同定し、一方、介在するアミノ酸は考慮さ れない。より広い領域にわたってタンパク質配列の関連性について結論を引き出 すことができるようにLipman−Pearsonタンパク質比較を実施した (p123のアミノ酸437−554)(図4参照)。これを実施した場合、3 4%のアミノ酸が同一であ ると認められ、一方、59%のアミノ酸が同一であるかまたは生化学的に類似す ると認められた。この結果は、これらのタンパク質の関連性がtBLASTnプ ラグラムを用いて見いだされた相同性領域の外側にも続くことを示す。 最近報告されているように(Lingner等、1977)、ユプロテス・ア エジクラタスp123及びサッカロミセス・セレビシエest2pは相互に相同 である。p123とest2pの間の類似の程度をp123と本明細書に記述さ れるEst+1の間の相同性に関連づけるために、同じパラメーターを用いてLi pman−Pearsonタンパク質比較を利用してp123の上記の領域(ア ミノ酸437−554)をest2pとも比較した。これにより、この選択領域 において、p123とest2pが21%同一であり、そしてそれらのアミノ酸 残基の22%が同一であるかまたは生化学的に類似することが示された(図5参 照)。従って、Esh+1とユプロテスp123の間の相同性はp123とest 2pの間より著しく高い。実施例4 Est+1及びest2pとp123の相同性は、3つ全てのタンパク質が同じ タンパク質ファミリーに属することを示唆する。この仮定を確かめるために、実 施例3において記述された条件下でest2pをEst+1と比較した(図6参照 )。これにより、Est+1がest2pに20%同一であり、すなわち、est 2pに対するp123のものに匹敵する程度の相同性を示すことが明らかにされ た。また、この比較的低いレベルの一致は、est2pを用いたtBLASTn 検索において有意なESTが同定されなかったことも裏付ける(実施例1参照) 。実施例5 異なる種由来の触媒テロメラーゼサブユニットからなるタンパク質ファミリー に重要であるおそらく機能的なドメインを同定するためにp123、est2p 及びphTCを用いてコンピューター比較を実施した(図7参照)。この分析に おいて、3つ全てのタンパク質に存在する2つの領域が特に顕著である(図7参 照)。現在、p123のアミノ酸447〜460(図13、テロメラーゼモチー フ)に相当する領域に対していかなる明白な機能も特定することができない。ジ ェネティクス・コンピューター・グループ(Genetics Compute r Group)(GCG)ウィスコンシン配列分析パッケージ(Wiscon sin Sequence Analysis Package)を用いるモチ ーフ検索及びタンパク質データベース(Swissprot、8.6.1997 のバージョン)における検索はいかなる重要な洞察も与えなかった。 一方、p123のアミノ酸512−526に相当する、p123、est2p 及びphTCの間で相同なもう1つの領域は、逆転写酵素(RT)の共通モチー フを示す(図7及び13)。Lingner等(1997)はp123/est 2pが全部で6個のそのようなRTモチーフを含有し、それらがp123/es t2pの触媒機能のために必須であることを示した。図7及び13に示されるよ うに、調べられているphTCの配列中にも2個のそのようなRTモチーフが保 存されている。これらのモチーフはp123/est2において最もN末端に位 置するRTモチーフである(Lingner等、1997)。 逆転写酵素の一次配列は非常に異なり;数個のアミノ酸のみが別のモ チーフ内で完全に保存される(Poch等、1989並びにXiong及びEi ckbush、1990)。さらに、保存されるRTモチーフ間で異なる距離を 有するために、レトロウイルスまたは長い末端反復配列(LTR)レトロポゾン によりコードされる逆転写酵素は非LTRレトロポゾンまたはグループII型イン トロンによりコードされる逆転写酵素と異なる(Xiong及びEickbus h、1990)。RTモチーフの構造に基づき、p123、est2p及びph TCは後者のRT群に特定される。興味深いことに、これに関連して、phTC のRTモチーフの共通配列は仮定されるRT共通モチーフに最もよく対応し;2 つのRTモチーフ内の8個のアミノ酸残基のうち、phTCの場合には6個が存 在し、一方、p123及びest2pの場合には5個のみが存在する(図7及び 13)。これに関連して特にロイシン及びイソロイシンのような疎水性アミノ酸 並びにアミノ酸リシン及びアルギニンが特定の位置にあることが顕著である(図 7及び13)。 要約すると、本明細書により、p123との相同性により同定されたAA28 1296クローンがヒトテロメラーゼの触媒サブユニットのフラグメントである ことを記述的レベルで示すことができた。実施例6 hTC−cDNAの5’末端をクローニングするために、実施例8において記 述される相同性スクリーニングに加えて3連続RACE(cDNA末端の迅速な 増幅)反応を実施した。ヒト白血病細胞系K562またはヒト精巣組織からのM arathon−Ready cDNA(Clontech)をcDNA源とし て用いた。個々のRACEラウンドの実行及び得られた結果を以下に記述する。 これに加えて、PCRにより連続したcDNAクローンから個々のフラグメン トを増幅するためにRACEラウンドにおいて得られた配列情報を用いた。RACEラウンド1: 50μlの最終容量で、10pmolのdNTP−ミックスを5μlのK56 2 Marathon−Ready cDNA(Clontechから、カタログ 番号7441−1)に添加し、1x Klen Taq PCR反応バッファー及 び1x Advantage Klen Taqポリメラーゼミックス(Clon techから)中でPCR反応を実施した。hTC−ESTクローンの5’領域 からの10pmolの内側の遺伝子特異的プライマーGSP2(5’−GCAA CTTGCTCCAGACACTTCTTCCGG−3’)及び10pmolの MarathonアダプタープライマーAP1(5’−CCATCCTAATA CGACTCACTATAGGGC−3’;Clontechから)をプライマ ーとして添加した。PCRを4段階で実施した。94℃で1分の変性後、次に、 94℃で30秒間変性させ、続いて72℃で4分間プライマーをアニーリングさ せ、そしてDNA鎖を伸長させる5サイクルを実施した。次に、DNAを94℃ で30秒間変性させるが、次のプライマー伸長を70℃で4分間行う5サイクル を続けた。最後に、30秒のDNA変性後、プライマーアニーリング及び鎖伸長 を68℃で4分間行う22サイクルを実施した。 このPCR後、PCR産物を1:50に希釈した。この希釈物の5μlを1x 10 Klen Taq PCR反応バッファー及び1x Advantage K len Taqポリメラーゼミックス中の10pmol のdNTP−ミックス並びに10pmolのプライマーGSP2及び10pmo lの「ネスティッド」MarathonアダプタープライマーAP2(5’−A CTCACTATAGGGCTCGAGCGGC−3’;Clontechから )と一緒に2回目の「ネスティッド」PCRに用いた。PCR条件は1回目のP CRにおいて選択したパラメーターに相当する。唯一の例外として、最後のPC R段階で22サイクルの代わりに16サイクルのみを選択した。 このネスティッドRACE PCRの産物として1153bpの長さのDNA フラグメントが得られた。このフラグメントをInvitrogenからのTA クローニングベクターpCR2.1中にクローン化し、完全な二本鎖シークエン シングに供した(図8及び配列番号3)。 ヌクレオチド974〜1153は図1に示されるhTC−cDNAのヌクレオ チド領域1629〜1808に相当する。図1に示されるhTC−cDNA配列 といかなる相同性も示さないbp1からbp973までにわたるヌクレオチド領 域は、hTC遺伝子のイントロン配列に相当する(データは示されない)。3’ スプライス共通配列がエキソン−イントロン移行部に位置する。イントロン配列 の存在はcDNA合成の出発材料として不完全にスプライスされたmRNAを用 いたためである可能性がある。また、cDNA中のゲノムDNA混入も、見いだ されるイントロン配列の説明である可能性がある。RACEラウンド2: 第一のRACEラウンドで得られた配列データに基づいて、RACE産物1の 5’領域からの遺伝子特異的プライマーGSP5(5’−GGCAGTGACC AGGAGGCAACGAGAGG−3’)及びAP 1プライマーを用いて第二のRACEを実施した。ヒト精巣からのMarath on−Ready cDNA(Clontechから;カタログ番号7414− 1)をcDNA源として用いた。RACEラウンド1における1回目のPCRと 同じPCR条件を選択した。また、RACEラウンド2においても、1回目のP CRの後に、希釈したPCR産物をcDNA源として用いて2回目の「ネスティ ッド」PCRを続けた。RACE産物1の5’領域からの遺伝子特異的プライマ ーGSP6(5’−GGCACACTCGGCAGGAAACGCACATGG −3’)及びAP2プライマーを「ネスティッド」PCRプライマーとして用い た。条件はRACEラウンド1からのネスティッドPCRのパラメーターに相当 した。 RACEラウンド2のネスティッドPCRからの412bpの長さのPCR産 物をInvitrogenからのTAクローニングベクターpCRII−Topo 中にクローン化し、完全にシークエンスした(図9及び配列番号4)。bp26 7からbp412までの配列セグメントはRACE1からの産物の5’領域と完 全に相同である。bp1からbp266までの領域はRACE産物1を5’末端 でのばす。このRACE産物2はおそらく全部hTC遺伝子のイントロン領域で ある(データは示されない)。RACEラウンド3: 第三のRACEはさらに5’方向に位置するhTC−cDNA領域の同定をも たらした。RACEラウンド2からの配列結果に基づいて、遺伝子特異的プライ マーGSP9(5’−CCTCCTCTGTTCACTGCTCTGGCC−3 ’)をRACE産物2の5’領域から選択し、 AP1プライマー及びヒト精巣からのMarathon−Ready cDNA (Clontechから)と一緒に新しいRACEで用いた。RACE条件はR ACE1及び2の1回目のPCRに用いたものと同じであった。RACE産物2 の5’領域からの遺伝子特異的プライマーGSP10(5’−CGTAAGTT TATGCAAACTGGACAGG−3’)及びAP2を用いて、ラウンド1 及び2の「ネスティッド」PCRに従って、続いて行われる「ネスティッド」R ACEにおいて、1012bpの長さのフラグメント(図10及び配列番号5) が増幅され、それをTAクローニングベクターpCRII−TOPO中にクローン 化した。続くシークエンシングにより、このRACEフラグメントの3’領域( bp817−bp1012)が明白にhTC遺伝子のイントロン配列をなお示す ことが明らかにされた。bp889からbp1012までの領域はRACE産物 2の5’領域と完全に相同である。一方、bp1からbp816までのこのフラ グメントの5’領域は図1に示されるhTC−cDNAのbp814−bp16 29領域と同一である。可能性がある5’スプライス共通配列がエキソン−イン トロン移行部に位置する。実施例7 RACE2及びクローンAA281296から得られた配列情報から連続した フラグメントをクローン化するためにPCRを実施した。ヒト精巣からのMar athon−Ready cDNA(Clontechから;カタログ番号74 14−1)をcDNA源として用いた。PCR混合物はRACE1に記述したと おりであったが(実施例6参照)、RACE2の5’領域からのプライマーC5 F(5’−CGAGTGG ACACGGTGATCTCTGCC−3’)及びクローンAA281296の 3’末端からのプライマーC3B(5’−GCACACCTTTGGTCACT CCAAATTCC−3’)を用いた。PCRを2段階で実施した。94℃で1 分の変性後、次に、94℃で30秒間変性させ、その後、68℃で4分間、プラ イマーをアニーリングさせ、DNA鎖を伸長させる36サイクルを実施した。 以下C5Fフラグメントと称する2486bpの長さのDNAフラグメントが このPCRの産物として得られた。このフラグメントをInvitrogenか らのTAクローニングベクターpCRII−TOPO中にクローン化し、完全な二 本鎖シークエンシングに供した。C5FフラグメントとAA281296クロー ンのDNA配列の比較により、RTモチーフ3とRTモチーフ4の間に182b pのインフレーム挿入(位置2352〜2533、図1)があることが示された 。3RACEラウンドからの配列とC5FフラグメントのDNAのさらなる比較 により、RACE2においてすでに同定されたイントロンがC5Fの3’末端に 存在することが明らかにされた。3’スプライス共通配列がエキソン−イントロ ン移行部に位置する。要約すると、C5FフラグメントのDNA配列は従って図 9に示される配列情報(位置64〜278)及び図1に示される配列データ(位 置1636〜3908)からなる。実施例8 hTC−cDNAの5’末端をクローニングするために、実施例6において記 述したRACEプロトコルに加えて相同性スクリーニング(Ausubel等、 1987)を実施した。ヒト白血病細胞系K562からのヒト赤白血病5’−ス トレッチプラス(stretch plus) cDNAライブラリー(Clontechから、カタログ番号HL5016b) をcDNA源として用いた。このランダム及びオリゴ−dTでプライミングされ たライブラリーの約3x106Pfuを平板培養し、Ausubel等(198 7)中に記述されたようにスクリーニングに用いた。719bpの長さの放射性 標識したhTC−DNAフラグメント(図1の位置1685〜2404に相当す る)をプローブとして用いた。 同じhTCプローブでの再スクリーニング後、20個の推定上陽性のλクロー ンからλクローン12を陽性と確認した。プラーク精製及びλDNA調製(Au subel等、1987)後、4kbのインサートをpBluescriptベ クター中に再クローン化し、シークエンスした(図11及び配列番号6)。 RACEクローンの配列及びクローンAA281296のDNA配列とλクロ ーン12配列の比較により、相同性スクリーニングにおいて同定されたこのクロ ーンがhTC−cDNAの5’部分をコードし、そして図1の位置63の推定上 のATG開始コドンを保有することが示された。このATGの5’に同じ読み枠 の終止コドンはない。続く配列分析により、λクローン12がおそらく位置16 56から2004までのイントロンを含むことが明らかにされる。非常によく保 存された5’及び3’スプライス部位はこの仮説を裏付ける。hTC−cDNA をコードする配列は次に位置2005から位置2382まで続く。λクローン1 2の2383から3’末端までの配列は読み枠−4のはっきりと分かるオープン リーディングフレームを示す。対応するDNA配列の生物情報科学分析により、 約400bpにわたって、この読み枠がhTC cD NAと関係のない様々なESTと同一であることが示された。従って、λクロー ン12は本質的にhTC−cDNAの5’末端及び未知の機能の別のcDNAク ローンからなるキメラクローンである。 RACE産物及び相同性スクリーニングの相対的配置を示す概略の要約を図1 2に示す。λクローン12(図11の位置21〜1655)、C5FPCR産物 (図1の位置1636〜3908)及びEST AA281296(図1の位置 3909〜4042)からhTC−cDNAの完全な配列(図1)を組み立てた 。実施例9 逆転写酵素共通配列(Poch等、1989、Xiong及びEickbus h、1990)とphTCタンパク質配列(図2及び配列番号2)を比較するこ とにより全部で7個の逆転写酵素モチーフ(RTモチーフ)を同定した(図13 )。これらのモチーフ内で、いくつかのアミノ酸はRT共通配列とphTCの間 だけでなくユプロテステロメラーゼタンパク質との比較においても高度に保存さ れている。従って、例えば、2個のアスパラギン酸(図2の位置868及び86 9)はRTモチーフ5において完全に保存されている(図13)。他の逆転写酵 素から推定されたRTモチーフ7(Poch等、1989、Xiong及びEi ckbush、1990)はヒト触媒テロメラーゼサブユニットにおいてのみ示 され、ユプロテスタンパク質では示されなかった(図13)。 テロメラーゼタンパク質においてのみ見いだすことができ、他の逆転写酵素で は見いだすことができない構造的特徴も顕著である。テロメラーゼモチーフ(図 2の位置553及び565)はいかなる以前に知られているタンパク質にも存在 しないので、それはこのタンパク質ファミリ ーに特異的な構造である。触媒テロメラーゼタンパク質においてのみ同定されて いるさらなる特徴はRTモチーフ3と4の間の距離であり、107アミノ酸のそ の距離は他のRTより著しく大きい。これらの特徴は異なる種からのテロメラー ゼの触媒サブユニットがおそらくRNA依存性DNAポリメラーゼの別の亜群を 構成することを示す。実施例10 テロメラーゼRNAサブユニット(hTR)の発現はテロメラーゼ活性と相関 せず、代わりに遍在的に認められる(Feng等、1995)。従って、触媒テ ロメラーゼサブユニットの発現がテロメラーゼ活性と関係するかどうかに関して 問題が生じる。 hTC発現のレベルを分析するためにノーザンブロット実験(Ausubel 等、1987)を実施した。正常なヒト組織からの多数のRNA調製物(Clo ntechから;カタログ番号7760−1)またはヒト癌細胞系からのRNA サンプル(Clontechから;カタログ番号7757−1)で市販されてい るノーザンブロットを準備した。719bpの長さの放射性標識したhTC D NAフラグメント(図1の位置1685〜2404)をプローブとして用いた。 製造業者(Clontech)の説明書に従って膜をプローブとインキュベート した。プローブと交差ハイブリダイズする、約9.5kb及び4.4kbの大き さの2つの主要なRNA転写産物並びに約6kbのさらなるRNA転写産物が試 験した8つのヒト細胞系(3つの白血病細胞系、3つの癌細胞系、1つの黒色腫 及び1つのリンパ腫)において検出された(図15、図A)。比較すると、hT C mRNAは白血病細胞系K−562及びHL−60において最も強く発現さ れた(図15、図A)。それに反し て、試験した正常な組織(心臓、脳、胎盤、肺、肝臓、骨格筋、腎臓及び膵臓) ではhTC転写産物を検出することができなかった(図15、図B)。これらの 組織ではテロメラーゼ活性も検出することができなかったので(Kim等、19 94)この結果は意外ではない。 これらのデータは、hTC発現の誘導が腫瘍発生中にテロメラーゼを活性化す ることに重要な役割を果たすことを示す。実施例11 様々なcDNAライブラリー(ヒト白血病細胞系K562及びヒト精巣からの Clontech Marathon Ready cDNA並びにヒト前骨髄性 白血病細胞系HL60からのcDNA)からのhTC cDNAフラグメントを PCR増幅に供した場合、大きさが相互にほんのわずか異なるいくつかのPCR 産物がいつも得られた。異なるhTC−PCR産物間の違いを解明するために、 プライマーC5A(5’−CCGGAAGAGTGTCTGGAGCAAGTT GC−3’)及びC3B(5’−GCACACCTTTGGTCACTCCAA ATTCC−3’)を用いてbp1783からbp3901までにわたる図1に 示されるhTC cDNAのフラグメントを増幅した。K562白血病細胞から のMarathon−Ready cDNA(Clontechから;カタログ 番号7441−1)をcDNA源として用いた(PCR1及び2)。第三のPC Rでは、プライマーGSP1フォワード(5’−GGCTGATGAGTGTG TACGTCGTCGAG−3’)及びHTRT3A(5’−GGGTGGCC ATCAGTCCAGGATGG−3’)を用いてHL60 cDNAから図1 のhTC cDNAのbp1695からbp3463までのhTCフラグメント を増幅した。 3回のPCR反応の条件を以下に記述する: 第一のPCRでは、50μlの最終容量で、10pmolのdNTPミックス を5μlのK562 Marathon−Ready cDNAに添加し、1x Klen Taq PCR反応バッファー及び1x Advantage Klen Taqポリメラーゼミックス(Clontechから)中でPCR反応を実施 した。10pmolの各々のプライマーC5A及びC5Bを添加した。PCRを 3段階で実施した。94℃で1分の変性後、DNAをまず94℃で30秒間変性 させ、次に68℃で4分間、プライマーをアニーリングさせ、DNA鎖を伸長さ せる35PCRサイクルを続けた。最後に、68℃で10分間の鎖伸長を続けた 。得られたPCR産物をInvitrogenからのTAクローニングベクター pCRII−TOPO中にクローン化した。 第二のPCRでは、10pmolの各々のプライマーC5A及びC3B、10 pmolのdNTPミックス及び2UのTaq DNAポリメラーゼ(Gibc o−BRLから)を5μlのK562 Marathon−Ready cDNA に添加し、50μlの最終容量で1x PCRバッファー(Perkin El merから)中でPCR反応を実施した。PCRを3段階で実施した。まずDN Aを94℃で3分間変性させた。次に、連続的に、94℃で45秒間DNAを変 性させ、次に68℃で1分間プライマーアニーリングを行い、その後72℃で3 分間DNA鎖を伸長させる34サイクルを続けた。最終PCR段階では、最後の 鎖伸長を72℃で10分間実施した。得られたPCR産物をInvitroge nからのTAクローニングベクターpCR2.1中にクローン化した。 第三のPCRでは、まずBoehringer MannheimからのcD NA合成キットを用いて製造業者の説明書に従ってヒト前骨髄性細胞系HL60 からのDNaseIで処理したポリ−A RNA2μgからcDNA合成を実施 した。次に、このHL60 cDNAの1μlを50μlの最終容量で10pm olの各々のプライマーGSP1フォワード及びHTRT3A並びに10pmo lのdNTPミックスと混合し、1xKlen Taq PCR反応バッファー及 び1x Advantage Klen Taqポリメラーゼミックス(Clon techから)中の1.25μlのDMSOを添加した後、PCR反応を実施し た。PCRを3段階で続けた。94℃で3分間の変性後、37サイクルにわたっ て、DNAをまず94℃で1分間変性させ、次に、68℃で4分間、プライマー をアニーリングさせ、DNA鎖を伸長させた。68℃で10分間のさらなるイン キュベーションにより反応を終了した。PCR産物をTAクローニングベクター pCR2.1−TOPO中にクローン化した。 PCR1及び2からクローン化されたhTC cDNAフラグメントの完全な 二本鎖シークエンシング並びにPCR3から得られたhTC cDNAフラグメ ントの部分シークエンシングにより、図1に示されるhTC cDNAに加えて 、このcDNAの4つの変異体がヒト細胞に存在することが示された、すなわち : ヒトhTC cDNAの変異体1はヌクレオチド2345〜2526までにわ たる182bpの長さの欠失を特徴とする。この欠失は読み取られるRTモチー フ4〜7を欠いている欠失したhTCタンパク質で置き換えられているORFを もたらす。 ヒトhTC cDNAの変異体2はヌクレオチド2184〜2219までにわ たる36bpの長さの欠失を示す。この欠失の結果としてRTモチーフ3が失わ れる。しかしながら、読み枠は保持され、RTモチーフ3を選択的に欠いている タンパク質が生産される。 ヒトhTC cDNAの変異体3は変異体1及び2の組み合わせである。それ はbp2184から2219までの欠失及びbp2345から2526までの欠 失の両方を示す。 ヒトhTC cDNAの変異体4はbp3219からbp3842までのヌク レオチド領域の喪失を特徴とする。この欠けている配列はhTCと相同でない配 列で置き換えられている。bp3843から先では、配列は図1に示されるhT C配列と再び完全に同じである。変異体4の配列を図14に示す。選択した5’ プライマーにより、それは図1に示されるhTC cDNAのbp1783から 始まる。相同でない領域をボールド体で強調し、そして位置3219から位置3 451まで(図14及び配列番号7)はヒト子宮腫瘍からのEST(受託番号A A299878)とDNAレベルで98.7%の程度で一致する。実施例12 ヒトテロメラーゼの触媒サブユニットに特異性を有する抗血清を得るために、 利用できるヌクレオチド配列(図1)をアミノ酸配列(図2)に翻訳した。二次 構造予測プログラム(DNAStarソフトウェアパッケージからのPROTE AN、DNASTAR Inc.、Madison、WI、USA)を用いて、 ある程度の確率で免疫応答を引き起こす2個のペプチドを選択した。これらは以 下のペプチドであり、それらをアミノ酸の1文字コードで示す: 下線を引いたシステインはテロメラーゼ配列由来ではないが、カップリングの ためのリンカーとしてさらに付加した。 チオール反応性カップリング試薬m−マレイミドベンゾイル−N−ヒドロキシ スクシンイミドエステル(MBS)を用いてスカシガイ(keyhole li mpet)のヘモシアニン(KLH)にペプチドを連結した。各場合においてこ れらの連結したペプチドで2匹のウサギを2から4週までの間隔で免疫した。免 疫前に、免疫前血清を得るために5mlの血液を抜き取った。4免疫後に、免疫 血液を得るために同様に5mlの血液を抜き取った。これらの血清をウェスタン ブロッティング実験(Ausubel等、1987)において融合タンパク質と の反応性に関して試験した(実施例13)。実施例13 触媒テロメラーゼサブユニットのタンパク質を分析することができるようにバ クテリア発現実験を実施した。 これらの実験の構築物を以下に記述する: 発現構築物pMalESTのために、実施例2において記述したAA2812 96クローン中のインサートを制限酵素EcoRI及びNotIで切り出し、ク レノウ(Klenow)フラグメントを用いて切断部位を埋め(Ausubel 等、1987);次に、そのインサートをバクテリア発現ベクターpMAL−C 2(New England Biolabsから)のマルトース結合タンパク 質の与えられた読み枠中にクローン化した。ベクターpMAL−C2を制限酵素 PstIで消化し、 突出する一本鎖末端をT4 DNAポリメラーゼで取り除いた(Ausubel 等、1987)。 発現構築物pMALA1は位置1789から位置3908までの図1のヌクレ オチド配列を含む。プライマーC5A(5’−ACCGGAAGAGTGTCT GGAGCAAGTTG−3’)及びC3B(5’−GCACACCTTTGG TCACTCCAAATTCC−3’)を用いてPCRにより市販されているK 562 Marathon−Ready cDNAライブラリー(Clonte chから、カタログ番号7441−1)からこのDNAフラグメントを増幅し、 InvitrogenからのTAクローニングベクターpCRII−TOPO中に クローン化した。PCR条件は実施例7において記述したとおりであった。発現 構築物pMALA1のために、制限酵素EcoRIを用いてインサートを切り出 し、クレノウフラグメントを用いて切断部位を埋め(Ausubel等、198 7);次に、制限酵素XmnIで切断したバクテリア発現ベクターpMAL−C 2(New England Biolabsから)中にインサートをクローン 化した。 次に、バクテリア株エシェリキア・コリDH5αにおけるタンパク質発現のた めにこれらの構築物を用いた。発現条件はNew England Biola bsにより与えられる説明書(カタログ番号800)中に記述されたとおりであ った。調製したバクテリアライセートをウェスタンブロッティング実験(Aus ubel等、1987)において試験した。実施例14 実施例12からの抗血清を用いて、実施例13からのバクテリアライ セートをウェスタンブロット(Ausubel、1987)において分析した。 マルトース結合タンパク質に相当する融合の部分は約43kDaの大きさであ るので、pMalEST及びpMalA1構築物に対してそれぞれ約74kDa 及び106kDaの融合タンパク質が予想される。 1回目の免疫後の血清と免疫前血清を比較すると、B及びCエピトープに対し て特異的抗体が形成されたことが明らかになる(図16)。さらに、それぞれ、 予想される74kDa及び106kDaのタンパク質に加えて、抗血清と反応す るより小さいタンパク質フラグメントも見られた。これらのより小さい産物はお そらく未成熟産物に由来する。 pMalESTを用いる発現からの融合タンパク質上には血清Bのエピトープ のみが存在する。それに反して、pMalA1からの融合タンパク質上には血清 B及びCのエピトープが存在する。こういう理由で、抗血清CはpMalEST 発現産物を認識せず、pMalA1を用いた発現実験からの大きい方のタンパク 質フラグメントのみを認識する。この結果は作製された抗血清の高度の特異性を 強調する。実施例15 触媒テロメラーゼサブユニットのタンパク質を分析することができるためには 、タンパク質成分はRNA成分と一緒にインビトロで再構成されるはずである。 これらの実験のための構築物を以下に記述する: プライマーHTR9BAM(5’−CGCGGATCCTAATACGACT CACTATAGGGTTGCGGAGGGTGGGCCTG−3’)及びHT R2BAM(5’−CGCGGATCCCGGCGA GGGGTGACGGATGC−3’)を用いて293細胞cDNAライブラリ ーから504ntの長さのRNA成分(Feng等、1995)を増幅した。プ ライマーHTR9BAMはヌクレオチド10から29までT7プロモーターを含 む。PCRでは、100μlの最終容量で、10pmolのdNTPミックスを 293細胞からの3μlのcDNAに添加し、0.5μlのTaqポリメラーゼ (Gibcoから)を含有する1xPCR反応バッファー中でPCR反応を実施 した。10pmolの各々のプライマーHTR9BAM及びHTR2BAMを添 加した。PCRを3段階で実施した。94℃で10分の変性後に、まず94℃で 1分間DNAを変性させ、その後、62℃で2分間、プライマーをアニーリング させ、DNA鎖を伸長させる35 PCRサイクルを続けた。最後に、72℃で 4分間の鎖伸長を続けた。得られたPCR産物をBamHIで制限消化した後、 RNA成分がT7プロモーターの制御下にあるようにベクターpUC19のBa mHI切断部位にクローン化した。この構築物を以下HTR504と称する。 3411bpの長さのcDNAフラグメント(位置60〜位置3470、図1 )をベクターPCRII TOPO(Invitrogenから)中にクローン化 した。クローニングに関する詳細な情報は実施例8及び7並びに図12に示され る。HTC FLと称するこの構築物において、T7プロモーターはhTC cD NAの前の5’に位置する。 hTC FL構築物を添加した後、市販されている転写/翻訳系において製造 業者(Promega;カタログ番号L4610)の説明書に従って触媒テロメ ラーゼタンパク質成分を合成した。35Sで標識されたシステインを用いて予想さ れる127kDaの産物のインビトロ翻訳が うまくいったかどうかをSDS−PAGE(Ausubel等、1987)にお いて調べた(図17)。 製造業者(Ambion;カタログ番号1344)の説明書に従って転写系を 用いるかまたはPokrovskaya及びGurevich(1994)によ り記述された方法を用いてテロメラーゼRNA成分を合成した。 インビトロ再構築のために、hTC FL構築物を含有する50μlの上記の 翻訳混合物に0.5μgのhTRNAを添加し、全部を37℃で10分間インキ ュベートした。この混合物の2μlの酵素活性をTRAPアッセイ(N.W.K im等、1994)を用いて調べた。HeLa細胞から精製されたテロメラーゼ (Shay等、1994)の同じ方法による活性の測定を陽性コントロールとし て用いた。図18において認めることができるように、再構築された酵素及び天 然の酵素の両方が同じ生成物パターン、すなわち、テロメラーゼに特徴的なヌク レオチドラダーを生じる。また、この結果は、RNAと共に単一のタンパク質成 分が酵素テロメラーゼ活性のために十分であることも立証する。 記述したTRAPアッセイに加えて、直接テロメラーゼアッセイ(Shay等 、1994)において5μlの再構築混合物をその活性に関して試験した。この 実験においても、特徴的なヌクレオチドラダーにより、組み換えhTCタンパク 質及びテロメラーゼRNA成分の成功した再構築が立証される。 要約すると、同定され、そして完全にクローン化されたhTC−cDNAがヒ トテロメラーゼの触媒サブユニットを構成することが機能レベルで本明細書によ り示すことができた。 DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTIONCatalytic subunit of human telomerase and its diagnostic and therapeutic use Structure and function of chromosome ends   Eukaryotic cell genetic material is distributed on linear chromosomes. The end of these genetic units The end is Greek Teros (telos) (Terminal) and Meros (meros) (Part Minute or segment) and is called telomere. Most telomeres are composed of short sequence repeats composed mainly of thymine and guanine (Zakian, 1995). Telomere sequences in cognate organisms are often similar , And these sequences are systematically conserved between more remote species. Until now The telomere is composed of the sequence TTAGGG in all vertebrates examined. It is worth noting (Meyne et al., 1989).   Telomeres perform a variety of important functions. They are chromosome fusions (McCli ntock, 1941) and consequently the formation of dicentric genetic units. This type of chromosome, which carries two centromeres, is known to have lost heterozygosity or Can lead to the development of cancer due to duplication or loss.   In addition, telomeres distinguish damaged and intact genetic units Fulfill the purpose of doing. For example, yeast cells are known to carry chromosomes lacking telomeres. The tearing was stopped (Sandell and Zakian, 1993).   Telomeres play another important role in connection with DNA replication in eukaryotic cells. Unlike prokaryotic circular genomes, DNA polymerase complexes are linear in eukaryotes. The chromosome cannot be completely replicated. DNA replication RNA primers are required to initiate PCR. RNA primer removed After the Okazaki fragment has been extended and subsequently ligated, The newly synthesized DNA strand is 5 ’End is missing. For this reason, chromosomes cannot be divided into cells without special protection mechanisms. It gets shorter with each split ("End replication problem", Harley et al., 1990). Non-cody The Ngtelomere sequence probably represents a buffer zone to prevent gene loss (S andell and Zakian, 1993).   Moreover, telomeres also play an important role in regulating cellular senescence ( Olovnikov, 1973). Human somatic cells show limited replication potential in culture After a period of time they will age. In this state, the cells No longer divide even after being stimulated with; however, they do not die, It remains active graciously (Goldstein, 1990). The cell is the telomere There are various hypotheses that determine how long it can be split from its length Supported by reports (Allsopp et al., 1992).   Thus, in summary, telomeres are responsible for cellular aging and genetic material stabilization and cancer prediction. Has a central role in defense.The enzyme telomerase synthesizes telomeres   As mentioned above, organisms that carry linear chromosomes can Can only replicate incompletely. Most eukaryotes regenerate telomere sequences To do this, a special enzyme, telomerase, is used. Telomerase is this It is constitutively expressed in unicellular organisms that have been examined. On the contrary, in human Indicates that telomerase activity is And tumor cells only, while nearby somatic tissues may No merase was also included (Kim et al., 1994).Telomerase in villi   Like telomeres, telomerase is a trophozoite tetrahymena thermophila (Te trahymena thermophila ) Was first identified. d Single-stranded oligonucleotide d (TTGGGG) in the presence of TTP and dGTPFour Telomerase activity was detected by elongating (Greider and Bl). ackburn, 1985). In this reaction, the tetrahymena telomere sequence TTG GGG was repeatedly added to the primer. Saccharomyces cerevisiae (Sa ccharomyces cerevisiae ) Irregular telomeric sequence, T (G)1-3Even when oligonucleotides with Romerase extended the primer with the telomere sequence of Tetrahymena (Greid er and Blackburn, 1985). From these results, telomerase self It was concluded that the body carried a template for the telomere sequence.   Once the presence of the RNA component in telomerase is first shown (Greid er and Blackburn, 1987). The gene for the NA subunit has been cloned (Greider and Black). burn, 1989). This RNA is a region complementary to the Tetrahymena telomere sequence (Hereinafter referred to as “complementary regions”). Digests the RNA, which in turn Telomerase activity, as evidenced by the loss of sex Minute dependent. When mutating the complementary region of telomerase RNA, the corresponding Mutation was incorporated in vivo into Tetrahymena telomeres (Yu et al., 19 90). Thus, telomerase belongs to the class of RNA-dependent DNA polymerases You.   In 1995, the first protein subunit of Tetrahymena telomerase, That is, p80 and p95 were identified (Collins et al., 1995). p9 5 immobilizes the enzyme on DNA and reports that p80 binds to the RNA component. The following model was derived: Telomerase RNA is more integrated by its complementary region Anneal the strand 3 'overhang. The 3 'overhang adds the corresponding nucleotide to the 5'-3' Stretched by taking in the direction. Telomere neosynthesis is probably an elongation step And a translocation step. Once the telomere sequence is synthesized, it is likely that the telomere Until D is in position where it can again add the complete telomere sequence. Move along NA. Number of nucleotides added before the enzyme dissociates from the telomere There is a large difference between telomerases of different species with respect to 993), this model may not generally be valid.   In addition, telomerase subunits from other organisms have recently been identified. I have. Two that do not show any homology with the Tetrahymena telomerase protein The protein subunits, i.e. p123 and p43, are Aegiculatus (Euplotes aediculatusFound in) Have been. The telomerase subunit p123 has a basic domain at its N-terminus. And a reverse transcriptase (RT) domain at the C-terminus. (Lingner et al., 1997). Furthermore, p123 Is a Saccharomyces cerevisiae protein found by Lundblad It has been reported to share significant homology with Est2 (Lingne). r et al., 1997).   p80 and p95 previously possess any function essential for telomerase activity Although not shown to be a potential catalytic telomerase subunit p12 3 / est2p is clearly shown to have an important function: est2p Mutation of the active center of RT results in marked deletion of telomeres in yeast cells (Lingner et al., 1997).Telomerase components from mammalian cells   Various organisms, especially Saccharomyces cerevisiae, mice and humans (Si Nger and Gottschling, 1994; Blasco et al., 1996; Feng et al., 1995) RNA component of telomerase has been cloned to date. ing. All previously known telomerase RNAs are It comprises a region complementary to the mare sequence. However, human telomerase RNA The primary sequence of (hTR) is the RNA component of Villus or Saccharomyces cerevisiae. Does not show any similarity to On the other hand, between human and mouse telomerase RNA, There are regions that have been preserved (Feng et al., 1995).   Recently, human telomerase-related protein (telomerase-assoc) Isolated protein (hTP1) has been described (Harr). inton et al., 1997). Tetrahymena telomerase p80 subunit Based on the homology of A gene was found (Harrington et al., 1997). hTP1 is 262 Consists of 7 amino acids and has at most 46% homology with p80 at the N-terminus 3 domains are shown. Probably results in protein / protein interaction ,amino Sixteen repeats of tryptophan acid and asparagine have additional structures in the C-terminal region It was shown to exist as an element.Activation of telomerase in human tumors   In humans, telomerase activity can be shown only in germ cells, This was not possible with normal somatic cells (Hastie et al., 1990; Kim et al., 199 4). After more sensitive detection methods were developed (Kim et al., 1994), Telomerase activity was also detected in hematopoietic cells (Broccoli et al., 1 995; Counter et al., 1995; Hiyama et al., 1995). But However, these cells nevertheless showed reduced telomeres (Vazir i et al., 1994; Counter et al., 1995). Of enzymes in these cells Whether the amount is insufficient to compensate for telomere loss or telomere measured CD34 with incompletely differentiated activity+38+Derived from a subpopulation of progenitor cells (Hiyama et al., 1995) has not yet been determined. This point To detect telomerase activity present in a single cell It is necessary.   However, quite interestingly, the large number of tumor sets tested to date Significant telomerase activity was detected in the weave (1734/2031, 8 5%; Shay, 1997), whereas activity is found in normal somatic tissues. No (1/196, <1%; Shay, 1997). In addition, various studies Reduced telomeres in senescent cells transformed with viral oncoproteins Telomerase identified only in subpopulations that survive and survive a proliferation crisis It has been shown to be possible (Counter et al., 1992). Also, telomeres Their immortality It was stable in transformed cells (Counter et al., 1992). In the mouse Similar results from the study (Blasco et al., 1996) indicate that telomere The hypothesis that ze reactivation is a late event in tumorigenesis is supported.   Based on these results, loss of telomere sequences and cellular senescence could be attributed to telomerase activity. The "telomerase hypothesis" has been shown to be linked to gender and cancer development. Longevity like a human In some species, reduced telomeres can be considered a tumor suppressor. Any terrorism Differentiated cells without merase divide when telomeres reach a certain length Stop running. When such a cell is mutated, the cell extends its telomere Only then can a tumor develop. Otherwise, cells Continues to lose the telomere sequence until its chromosome becomes unstable, and eventually dies. Telomere Reactivation of the lase is probably arranged by tumor cells to stabilize their telomeres. It is the main mechanism to be equipped.   Based on these reports and recognition, tumor cure based on suppression of telomerase activity It should be possible to develop treatment. Use cytostatic or short-wave irradiation Some common cancer treatments not only damage tumor cells, but also all divisions in the body Damage cells. However, significant telomerase activity is found in tumor cells as well. Because only germline cells contain sex, telomerase inhibitors are Attack cells more specifically and therefore cause fewer harmful side effects . Telomerase activity has been detected in all tumor tissues tested to date Therefore, these therapeutic agents can be used for all types of cancer. So In the case of, when the telomere of the cell becomes short enough to make the genome unstable, The action of the lomerase inhibitor occurs. Usually, tumor cells are shorter than normal somatic cells Telomeres, which are firstly eliminated by telomerase inhibitors Is a cancer cell. In contrast, cells with long telomeres, such as germ cells, The vesicles are not damaged until much later. Therefore, telomerase inhibitors It is a way to advance cancer treatment.   However, the protein structures of the enzymes have been identified along with their functions, And only if a deeper understanding of the various telomere binding proteins is obtained, Obvious to questions regarding the nature and attack of physiological telomerase inhibitors Answers can be given.   The present invention relates to a catalytically active human telomerer in purified form, if necessary. Zesabunit (phTC), the active part of the protein, modulator, Agonists of the protein, substances mimicking the function of the protein and these The combination of the components of   The present invention further relates to the following. -A nucleic acid sequence encoding the human protein phTC, specifically:       -the genomic sequence of the hTC gene,       -cDNA sequence of hTC gene,       -the DNA sequence of the hTC variant,       -the sequence of the mRNA transcribed from the hTC gene,       -Starting with the DNA sequence of hTC shown in Figure 1 (SEQ ID NO: 1) Part of the above array. -A nucleic acid sequence encoding a protein homologous to hTC in other mammals, Specifically:       -genomic sequence of a gene homologous to hTC,       -cDNA sequence of a gene homologous to hTC,       -a sequence of mRNA transcribed from a gene homologous to hTC,       -Part of the above array. -In humans and other mammals, proteins related to the phTC protein Encoding nucleic acid sequence, specifically:       -Genomic sequences of hTC-related genes in humans and other mammals,       -CDNA sequences of hTC-related genes in humans and other mammals,       -MRN transcribed from hTC-related genes in humans and other mammals An array of A,       -Part of the above array. -A phTC protein as described above isolated from mammalian cells (ie And SEQ ID NO: 2). -A phTC protein labeled with a detection reagent, wherein the detection reagent is preferably Enzymes, radiolabeled elements or fluorescent chemicals. -antibodies directed against the phTC protein.   In a preferred embodiment, the antibody is a polyclonal antibody.   In another preferred embodiment, the antibody is a monoclonal antibody.   For example, a phTC polypeptide or a flag thereof useful for producing antibodies. Injection into a substantially immunocompetent host, followed by isolation of the antibody Thus, an antibody of this characteristic can be produced.   In addition, immortalized cell lines that produce monoclonal antibodies can be prepared in a manner known per se. Can be obtained by law.   If necessary, the antibody can be labeled with a detection reagent.   Also, fragments that possess the appropriate specific binding properties can be substituted for a complete antibody. It can also be used.   Preferred examples of such detection reagents are enzymes, radiolabeled elements, fluorescent chemicals or Is biotin. -10 to 500 nucleotides of the above genomic DNA, cDNA or mRNA Have a sequence identical or completely complementary to a continuous sequence up to Oligonucleotide in manufactured form.   Oligonucleotides of this nature are especially oligodeoxyribonucleotides or It may be an oligoribonucleotide or a peptide nucleic acid (PNA).   Inhibits or suppresses telomerase activity when bound to hTC mRNA Oligoribonucleotides that prevent or prevent are preferred. -If necessary, the DNA sequence of Figure 1 or standard hybridization conditions A ph comprising a DNA sequence that hybridizes to the DNA sequences listed above, A DNA sequence encoding the TC protein or a fragment of this protein. Or a degenerate variant of this sequence. -a DNA sequence encoding phTC or a fragment of phTC or A recombinant DNA molecule comprising a degenerate variant of the sequence, wherein said sequence is preferred. Or comprising the DNA sequence of FIG. 1 or by standard hybridization. A DNA sequence that hybridizes to the above-listed DNA sequences under conditioned conditions. .   In the above recombinant DNA molecules, the described DNA is preferably regulated for expression. Linked to an array.   Examples of particularly preferred expression control sequences are the initial ones of the SV40 virus or adenovirus. Late or late promoters, lac, trp, TAC, TRC, λ Major operator and promoter regions, control region of fd coat protein , 3-phosphoglycerate kinase promoter, acid phosphatase promoter And the yeast α-mating factor promoter. -DNA sequences encoding the phTC protein or a part of this protein Or a recombinant DNA molecule as described above comprising a degenerate variant of this sequence. A single cell host. In this recombinant DNA molecule, the DNA sequence is expressed Linked to the control sequence.   Preferred examples of single cell hosts include: Escherichia coli (E. FIG. coli ), Pseudomonas (Pseudomonas), Bacillus (Bacillus ), Streptomyces (Streptomyces), Yeast, CHO, R1. 1, BW, LM, COS1, COS7, BSC1, BSC40 and BMT1 0 cells, plant cells, insect cells and mammalian cells. -A DNA molecule as described above or a derivative or fragment of this molecule. Recombinant virus that is transformed in some way. -To introduce a foreign polynucleotide comprising a transcription unit into a cell, Preferably, a method for suppressing telomerase activity in neoplastic cells.   This transcription unit is a polynucleotide of at least 29 contiguous nucleotides A sequence that is substantially identical to the hTC RNA sequence; Are substantially complementary and of the polynucleotide ligated in the cell. Heterogeneous transcription that controls transcription Linked to a regulatory sequence.   Preferably, said heterologous transcriptional regulatory sequence is constitutively active in human cells Comprising a promoter with   Alternatively, a heterologous transcriptional regulatory sequence may be added to a human by adding a regulatory substance. Comprising a promoter that can be induced or repressed in a cell be able to. Examples of such promoters are inducible and repressible tetracyclines. Promoter, heat shock promoter and metal ion dependent promoter. It is a tar.   The foreign polynucleotide is, for example, a transcription unit from a human hTC DNA component. May be included.   Particularly preferably, the transcription unit is an antigen substantially complementary to the human hTC RNA component. Produce antisense RNA.   Also particularly preferred are foreign polynucleotides which can comprise the sequence of FIG. New -Polynucleotides for gene therapy of human diseases. This polynucleotide is A polynucleotide comprising a polynucleotide sequence of at least 9 contiguous nucleotides. A transcript unit, whose sequence is substantially identical to the hTC RNA sequence or Inversion of a polynucleotide that is substantially complementary and is ligated in the cell. It is linked to a heterologous transcriptional regulatory sequence that controls transcription. -A method for detecting a telomerase-related disease in a patient, the method comprising: Process:   A. Check phTC protein in body fluids or cell samples for diagnostic values broth;   B. PhTC cells in standardized normal cells or body fluids of the same type as the test sample Comparing the standard value of the protein with the diagnostic value;   C. Telomerase-related higher or lower than the standard comparison value and also represents a pathogenic disease Detecting a diagnostic value indicative of recurrent disease,   Comprising.   Preferably, the method is used to detect a neoplastic disease in a patient.   In that case, the method comprises the following steps:   A. Detecting phTC protein in a cell sample to obtain a diagnostic value;   B. Standard values of phTC protein in non-neoplastic cells of the same type as the test sample Comparing diagnostic values;   C. A diagnostic value that is clearly higher than the standard comparison value indicates a neoplastic disease, Comprising. -A method for determining the presence of a phTC protein in a cell or a cell sample, The method comprises amplifying an hTC polynucleotide or an hTC polynucleotide. And hTC polynucleotides, primers or sequences complementary to hTC. Based on letting it hybridize. A test kit for detecting phTC in cell samples and body fluids, For example, the labeled immunochemically reactive component is: a polyclonal to phTC Antibodies, monoclonal antibodies to phTC, fragments of these antibodies, Alternatively, a mixture of these components may be used. -Cell damage or destruction and / or dysfunction and / or other A method for the prevention and / or treatment of a symptom, wherein the method comprises catalytically active human Of telomerase, a functional equivalent thereof or a catalytically active fragment thereof Based on administering a therapeutically effective amount. Also, phTC production and / or Substances that enhance the activity; substances that can mimic the activity of phTC; Use substances that can suppress production and / or activity or mixtures of these substances Can also be considered. Further, a specific binding partner may be used.   Preferably, the method is used to prevent or treat aging or cancer disease .   affecting the activity of phTC, ie suppressing or enhancing it The resulting substance is referred to herein as a modulator. Such a modular Are their effects on telomerase activity in telomerase assays Can be found in a manner known per se. Telomere An example of a zeoassay is provided in Example 15.   Modulators of phTC are important for treating diseases associated with telomerase. It is important. In this context, mention is made in particular of the prevention or treatment of the aging process or of cancer diseases. be able to. -an antisense nucleic acid against hTC mRNA, said nucleic acid comprising An antisense nucleic acid comprising a nucleotide sequence that hybridizes with A or DNA.   Preferably, the antisense nucleic acid binds to the start codon of a particular mRNA. Combine. -DNA from which an antisense ribonucleic acid against hTC mRNA is produced during transcription A recombinant DNA molecule containing a sequence. The antisense ribonucleic acid is comprising a nucleic acid sequence capable of hybridizing to mRNA.   Transfecting a phTC producing cell line with this recombinant DNA molecule DNA of this nature to prepare cell lines with reduced expression of phTC Molecules can be used. -A ribozyme that cleaves hTC mRNA.   The ribozyme is preferably a Tetrahymena ribozyme or a hammerhead. Type ribozyme. -Contains a DNA sequence whose transcription results in the production of a ribozyme of this quality; Recombinant DNA molecule.   This recombinant DNA molecule is used to transfect a phTC producing cell line. Can be used. -Preferably corresponds to or complementary to the sequence of human hTC mRNA And a pair of human hTC polynucleotide PCR primers Combination consisting of mer. -Preferably identical to or complementary to the sequence of the human hTC gene A probe comprising at least 29 contiguous nucleotides, and a human hTC Combinations comprising polynucleotide hybridisation probes of genes Let's go. -Can be used to examine telomerase / telomere regulation in vivo Animal model. Thus, for example, knocking tumor development and aging Inspection can be performed directly using out- or transgenic animals.   In the case of proteins or peptides, functional equivalents are defined with respect to the amino acid sequence. Compounds that can be distinguished but have essentially the same function.   Known examples of these compounds are the so-called microheterogeneous isoenzymes or proteins. It is a sexual body.   In the case of oligonucleic acids or polynucleic acids, functional equivalents differ in nucleotide sequence. However, it is understood that they are compounds encoding the same protein. Such a compound The presence of an object may be due, for example, to the degeneracy of the genetic code.   Description of the drawings:   Figure 1: cDNA sequence of human telomerase catalytic subunit (hTC) Number 1).   FIG. 2: Amino acid sequence (sequence) deduced from the hTC DNA sequence shown in FIG. No. 2).   The DNA sequence shown in FIG. 1 was completed from position 64 to position 3461 into the amino acid sequence. Can be fully translated. Amino acid residues are indicated by their one-letter code.   FIG. 3: Ethidium bromide containing AA281296 DNA treated differently Um stained agarose gel.   The figure shows a ethidium bromide stained 0.8% agarose gel. Two different D NA size standards were added to lanes 1 and 8, and 3, 2, 0.5 and 0.4 kb of D Shows the NA fragment length. Restricts AA281296 DNA in pT7T3D Enzymes EcoRI / NotI (lane 3), P Digested with stI (lane 6) and XhoI (lane 7). Not in pT7T3D Digested AA281296 DNA was added to lane 2. hT in pT7T3D C cDNA and primer 1 (5'GAGTGGTGTACGTCGTCGAGC TGCTCAGGTC3 ') and 4 (5'CACCCTCGAGGTGAGAC GCTCGGGCC3 ') [lane 4] and primer 6 (5' GCTCGTA GTTTGAGCACGCTTGAACAGTG3 ') and 7 (5'GCCAAGT TCCTGCACTGGCTGATGAG3 ') PCR mixture in [lane 5] (1 minute at 94 ° C., 2 minutes at 60 ° C., 3 minutes at 72 ° C.) Was added.   Figure 4: Uprotes p123 (p123) and human (phTC) catalyzed telomeres. Details from a comparison of the protein sequences of the ze subunits.   The Lasergene program software (Dnasta r, Inc. ) Using Lipman-Pearson protein comparison ( Ktuple, gap penalty and gap length penalty). Ami Formic acid residues are indicated by their one-letter code. Also, Yuprotes Aegisclata Sp123 and identified ESTs+1The same amino acid is also supported from one letter code To emphasize using Not the same, but similar or comparable in function Amino acids are represented by:.   Figure 5: Catalytic telomeres of uprotes p123 (p123) and yeast (est2p) Part of the comparison of the protein sequences of the Rase subunit.   The Lasergene program software (Dnasta r, Inc. ) Using Lipman-Pearson protein comparison ( Ktuple, gap penalty and gap length pena Lutey). Amino acid residues are indicated by their one-letter code. Likewise Amino acids between Euplotes aegiculatus p123 and yeast est2p Are distinguished by the corresponding character from the one-letter code. Not the same, but the features Similar or comparable amino acids are represented by:.   Figure 6: Yeast (est2p) and human (phTC) catalyzed telomerase subunits. Details from comparisons of protein sequences.   The Lasergene program software (Dnasta r, Inc. ) Using Lipman-Pearson protein comparison ( Ktuple, gap penalty and gap length penalty). Ami Formic acid residues are indicated by their one-letter code. In addition, yeast est2p and identified yeast EST+1The same amino acids between the letters are highlighted using the corresponding letters from the one-letter code I do. Amino acids that are not the same but have similar or comparable functions are represented by:.   Figure 7: Euplotes p123 (p123), yeast (est2p) and human (ph TC) Details from comparison of the protein sequences of the catalytic telomerase subunit. standard Under conditions Lasergene program software (Dnastar, Inc.) . ) Using the Clustal method subprogram (p123). 5) between yeast (est2p) and human (phTC) did. Amino acid residues are indicated by their one-letter code. In addition, yeast est2p , Euplotes aegicratus p123 and identified ESTs+1Same between The acid is also emphasized using the corresponding character from the one-letter code. In addition, all three tags The same region between the proteins is represented by a light gray bar above the protein sequence.   Figure 8: DNA sequence (RACE round 1) generated from Example 6 Column number 3).   FIG. 9: DNA sequence generated from Example 6 (RACE round 2) (SEQ ID NO: 4).   Figure 10: DNA sequence generated from Example 6 (RACE round 3) (SEQ ID NO: No. 5).   Figure 11: DNA sequence generated from Example 8 (RACE round 3) (SEQ ID NO: No. 6).   FIG. 12: Schematic representation of the cloning of the complete hTC cDNA sequence. Start and stop The position of the don is indicated by an arrow. The rectangular black area is the sequence part encoding the protein While the light gray areas represent the 5 'and 3' untranslated cDNA regions, and / Or represents an intron sequence. The rectangular dark gray block of the full-length cDNA is Of the enzyme specific motif (T) or the seven reverse transcriptase motifs (Nos. 1-7). Indicates one of them.   The DNA fragments required to prepare the complete hTC cDNA Also represented as rectangles and their origin. All rectangles relative to each other Place it in the right place. CDNA fragment represented by rectangle AA261296 The procedure is described in Example 2. 182 bp deletion in this fragment (actually The relative position of (see Example 2) is indicated by the gap in the rectangle. Rectangular RACE 1. The origin of the DNA fragments represented by RACE2 and RACE3 This is described in Example 6. DNA fragment indicated by the C5F fragment rectangle The origin of the fragment is described in Example 7. by the lambda12 rectangle The origin of the indicated DNA fragments is described in Example 9. About hTC Lambda12 DNA fragment encoding unrelated cDNA The 3 'portion of the fragment (see Example 9) is not shown in this figure. Shown in this figure 5 'and 3' spra using lambda12 and C5F DNA fragments. The complete hTC-cDNA sequence was ligated together at the cis site (see Example 7). This These splice sites are composed of various fragments (RACE1, RACE3, lam). bda12 and C5F).   Figure 13: Proteins of the utelotes and human (hTC) catalytic telomerase subunits. Detailed fragments from protein sequence comparisons.   The figure shows the proteins of the catalytic telomerase subunit of uprotes and human (hTC). Shown are fragments from the comparison of protein sequences. Reverse transcriptase motif in the boxed area Call attention. The numbers below the boxes refer to the respective amino acid positions in FIG. . Amino acid residues are indicated by their one-letter code. Bold identical amino acids Sign with your body. In the consensus sequence of the reverse transcriptase motif (RT common), h is hydrophobic Represents an amino acid and p represents a polar amino acid. These groups of amino acids are P and / or h if retained in the Rotes and hTC amino acid sequences. Sign in the body. Underlays amino acids that are very highly conserved in gray. RT In 3, the boxed area is expanded to include additional homologous amino acids. Telomere The enzyme specific motif is described in Example 9.   Figure 14: DNA sequence (3 'version) generated from Example 11 (SEQ ID NO: 7). Regions that are not homologous to the DNA sequence shown in FIG. 1 are highlighted in bold.   Figure 15: hTC expression in cancer cell lines and normal human tissues. Figure A: Different human details About 2 μg of poly-A from the cell system+RNA from the manufacturer (Clon tech) according to the manufacturer's instructions. Specifically, RN A is melanoma (G361), lung cancer (A549), adenocarcinoma of the colon (SW480), (Raji) Burkitt's lymphoma, leukemia cell line (MOLT-4), chronic leukemia Cell line (K-562), cervical tumor (HeLa) and leukemia cell line HL60 Derived. Transcripts represented at 4.4 kb, 6 kb and 9.5 kb are specific to hTC. It is different (see Example 10). Figure B: Approximately 2 μg of poly- from different human tissues A+RNA was Northern blotted according to manufacturer's instructions (Clontech). Fixed on top. Specifically, RNA is used for heart, brain, placenta, lung, liver, skeletal muscle, kidney And isolated from the pancreas. Show RNA size criteria.   Figure 16: Rabbit serum for peptides from human telomerase amino acid sequence Western blot analysis (Example 12). 20 μl from Example 13 in each case Western blot using antisera from Example 12 (Ausubel et al., 1987). Keep pMALEST construct Lysates from the bacteria containing were added to lanes 1, 2, 6, and 7. pM Lysates from bacteria carrying the ALA1 construct were run in lanes 3, 4, 8, and 9 was added. Induction by IPTG (isopropyl-β-thiogalactopyranoside) Lysates from bacteria that were not added were added to lanes 1, 3, 6, and 8. Lysates from bacteria induced by IPTG were added to lanes 2, 4, 7, and 9. Added. Reference size marker (10 from Life Technologies) kDa protein ladder, catalog number 10064-012) added to lane 5 did. The 50 kDa and 120 kDa bands are shown at the edge of the membrane. Including lanes 1-4 The PVDF membrane in Figure A is converted to peptide B Incubated with corresponding pre-immune serum (see Example 12). Including lanes 6-9 The PVDF membrane of Figure A was incubated with pre-immune serum against peptide C (actual See Example 12). The PVDF membrane of FIG. Incubation with the sera (see Example 12). P in FIG. B including lanes 6-9 VDF membrane was incubated with immune serum against peptide C (see Example 12) ).   Figure 17:35Autoradio of proteins labeled with S and translated in vitro G. Complete in vitro translated hTC (see Example 15) in lane 1 Was added. The C-terminal truncated version of phTC was added to lane 2. Lane 3 is the manufacturer Shows a positive control for in vitro translation supplied by E. (see Example 15). . Protein size criteria for estimating protein size are shown on the right.   Figure 18: From the TRAP assay32Autoradiogram of product labeled with P (See Example 15). TRAP assay without enzyme or protein The mixture was added to lanes 1 and 2 as a negative control. From HeLa cells Positive TRAP assay mixture containing partially purified human telomerase Added to lanes 3 and 4 as control. PhT translated in vitro The TRAP assay mixture containing C was added undiluted to lanes 5 and 6. The TRAP assay mixture containing the in vitro translated phTC was diluted 1: 4. And added to lanes 7 and 8. T containing in vitro translated phTC The RAP assay mixture was added to lanes 9 and 10 at a 1:16 dilution. Imbi The TRAP assay mixture containing the luciferase translated in Troll was added to lanes 11 and 12.   Figure 19: Direct telomerase assay32Autora of product labeled with P Geogram (see Example 15). Lane 1 with 10 bp radiolabeled marker Was added. 5 'radiolabeled telomere oligonucleotides ([TTAGG G]Three) Was added to lane 2. Lane 3 is an empty lane. HeLa cells The partially purified human telomerase is used directly in the assay, Added to Lane 4 as a sex control. In vitro translation from Example 15 The phTC obtained was used directly in the assay and the synthetic product was added to lane 5.Example Example 1   Currently, less than 5% of the human genome is actually transcribed and translated into protein Has been recognized. Even before the genome has been completely sequenced, Obtaining important information about about 60,000-70,000 genes is a special case. It is possible by examining these coding parts of the genome in a way. here By automating high-throughput DNA sequencing technology for 10 to 15 years, Collecting a large number of cDNAs from plasmid cDNA libraries of widely different origins, And in each case it is possible to sequence the 5 'or 3' end . These short DNA sequences, which are typically 300 to 400 bp in length, Columns are expressed sequence tags (expressedsequipmenttags) or This is called EST for short, and is stored in various specialized databases. EST appro Were originally described by Okubo et al. (1992), and Adams et al. (1992). 1992). Currently, about 50,000 human cell genes Partially sequenced and EST registered It is recorded as.   By comparing the DNA and amino acid sequences of known genes, Genes previously unknown are identified in these EST databases. (Gerhold and Caskey, 1996). tBLAST n (Altschul et al., 1990) have been found to be particularly useful for this purpose. Search algorithm. This algorithm is in the EST database All DNA clones are translated in all six possible reading frames and these amino acids The sequence is compared to a known protein sequence.   EST database of National Biotechnology Information Center (NCBI) Protectes aegiculatus catalytic telomerase subunitp123(Lingn er et al., 1997). This is a reading frame Accession number AA281296, identified as showing significant homology to p123 at +1 Resulting in a human EST having This amino acid sequence of reading frame +1 is called Est+1 Called.   p123 and Est+1Between the two sequence regions that are 30 amino acids apart Most notably. From amino acid 438 to amino acid 484 of p123 The longer sequence region is Est+138% identical to the corresponding region of It was similar If amino acids are also taken into account, the match is indeed 59%. Second block of homology The stretch extends from amino acid 513 to amino acid 530 of the p123 protein, Est defined+1Shows 44% identity with the corresponding sequence segment. It was similar Taking into account the amino acid residues with properties, a 61% match is obtained.   P (probability) value is an important parameter for evaluating BLAST search It is. P uses an arbitrary sequence to identify a specific segment pair in a BLAST search. Similarly represents the probability of finding, 0 (very significant result) to 1 (insignificant result) Varies numerically between). Thus, for example, the NCBI EST database and yeast Comparison of the p123 equivalent from (est2p) gives a negative result: found The EST was the probability of P = 1 (Table 1). On the other hand, EST days that cannot be used by the public Human telomerase-related protein 1 (hTP1) found in the database   (Harrington et al., 1997) gives a probability of P = 0.004. Table 1: Comparison of three tBlastn search tests using different known genes   Human EST AA281296 identified by comparison with p123 has P = 3. 5x10-6Has a probability of   These data indicate that the identified ESTs are probably the catalytic subunits of human telomerase. Suggests encoding a knit fragment. For these reasons, respond The gene is referred to as hTC (human telomerase, catalyst (humanTelomera se,caticaly)) and putative protein is phTC Abbreviated.Example 2   The EST identified by comparison with p123 was EST data on April 2, 1997. Tabbed and not published in any magazine. National Biotechno According to the information obtained from G Information Center, the cDNA containing this EST clone The library was prepared as follows:   After preparing mRNA from germinal centers of tonsils, cDNA synthesis was performed and double-stranded c The DNA fragment was cloned into the vector pT7T3D-Pac using Ncol and EcoR. The orientation was cloned using the I restriction enzyme cleavage site.   389 bp contained in the EST database were provided by Amersham. Sequenced using the supplied -28m13rev2 primer (DNA sequence). Row, see positions 1685-2073 in FIG. 1).   To translate the DNA sequence of EST AA281296 according to the human genetic code Lasergene program software (Dnastar Inc.) Using. The obtained amino acid sequence (Est+1) Corresponds to positions 542 to 670 in FIG. I do.   Est+1Deduced protein sequence is 27 basic, 11 acidic, 51 Consists of 129 amino acids, including 28 hydrophobic and 28 polar amino acid residues.   The EST (AA281296) identified in Example 1 was replaced with Escherichia coli. Research Genetics, in the form of a plasmid transformed into Inc. (Huntsville) and analyzed experimentally:   Shown in an agarose gel stained with ethidium bromide shown in FIG. After subjecting the prepared plasmid DNA to restriction digestion, The 2.2 kb fragment from EST AA 281296 is the vector Released from pT7T3D. Run simultaneously and use specific internal primers Examining EST AA 281296 by remerase chain reaction (PCR): expected The lengths of the PCR products used are 325 and 380 bp, and the experimentally observed Segment length (ie, lanes 4 and 5 in FIG. 3). So this Is Research Genetics, Inc. (Huntsville) The EST from which the Escherichia coli clones provided by To be held.   After preparing the DNA, a total of 2176 bp of DNA was obtained by double-stranded sequencing. Inserts were identified. Clone AA281296 and C5F fragment ( Comparison of the DNA sequences of Example 7) revealed a 182 bp deletion (positions 2352-25). 33, FIG. 1), resulting in an open reading frame in this region. Was shown to have been lost. In summary, the DN of clone AA281296 The A sequence is the sequence information (positions 1685 to 2351 and positions 2534 to 2534) shown in FIG. 4042).Example 3   Comparison of tBLASTn between p123 and EST+1(P12) 3 amino acids 438-530) only, while the intervening amino acids were taken into account. Not. Conclude conclusions about the relevance of protein sequences over a larger area Lipman-Pearson protein comparison was performed to (Amino acids 437-554 of p123) (see Figure 4). If this is done, 3 4% of amino acids are identical While 59% of the amino acids are identical or biochemically similar It was recognized that. This result indicates that the relevance of these proteins is It shows that it continues outside the homology region found using the program.   As recently reported (Lingner et al., 1977), Euplotes a. Ejikuratas p123 and Saccharomyces cerevisiae est2p are homologous to each other It is. The degree of similarity between p123 and est2p is described herein as p123. Est+1Using the same parameters to relate to the homology between Using the pman-Pearson protein comparison, the above region of p123 (A Amino acids 437-554) were also compared to est2p. As a result, this selection area The p123 and est2p are 21% identical and their amino acids 22% of the residues were shown to be identical or biochemically similar (see FIG. 5). See). Therefore, Esh+1The homology between p123 and euplotes p123 is that p123 and est Significantly higher than during 2p.Example 4   Est+1And the homology between est2p and p123 indicates that all three proteins are the same. It suggests that it belongs to a protein family. To confirm this assumption, Est2p was converted to Est under the conditions described in Example 3.+1(See FIG. 6) ). With this, Est+1Is 20% identical to est2p, ie, est2p It has been shown to show a degree of homology comparable to that of p123 to 2p. Was. Also, this relatively low level of agreement is due to tBLASTn using est2p. Supports that no significant EST was identified in the search (see Example 1) .Example 5   Protein family consisting of catalytic telomerase subunits from different species P123, est2p to identify possibly functional domains that are important for And a computer comparison was performed using phTC (see FIG. 7). In this analysis In particular, two regions present in all three proteins are particularly prominent (see FIG. 7). See). At present, amino acids 447 to 460 of p123 (FIG. 13, telomerase mochi) No obvious function can be specified for the area corresponding to f). The Genetics Computer Group r Group) (GCG) Wisconsin Sequence Analysis Package (Wiscons) Mochi using sin Sequence Analysis Package Search and protein database (Swissprot, 8.6.1997) Search) did not give any significant insights.   On the other hand, p123, est2p corresponding to amino acids 512-526 of p123 And another region of homology between phTC and the common motif of reverse transcriptase (RT). (FIGS. 7 and 13). (1997) p123 / est 2p contains a total of 6 such RT motifs, which are p123 / es It was shown to be essential for the catalytic function of t2p. As shown in FIGS. 7 and 13 Thus, two such RT motifs are also present in the sequence of the phTC being examined. Is preserved. These motifs are located at the most N-terminal in p123 / est2. RT motif to be placed (Lingner et al., 1997).   The primary sequence of reverse transcriptase is very different; only a few amino acids are Completely stored within the Chief (Poch et al., 1989 and Xiong and Ei ckbush, 1990). In addition, different distances between the conserved RT motifs To have a retrovirus or long terminal repeat (LTR) retroposon Reverse transcriptase encoded by non-LTR retroposon or group II Different from the reverse transcriptase encoded by tron (Xiong and Eickbus) h, 1990). Based on the structure of the RT motif, p123, est2p and ph TC is specified in the latter RT group. Interestingly, in this context, phTC The consensus sequence of the RT motif of the best corresponds to the putative RT consensus motif; Of the eight amino acid residues in one RT motif, six are present in the case of phTC On the other hand, in the case of p123 and est2p, only five exist (FIG. 7 and 13). In this connection, especially hydrophobic amino acids such as leucine and isoleucine Notably, the amino acids lysine and arginine are at specific positions (Fig. 7 and 13).   In summary, AA28 identified herein by homology to p123 1296 clones are fragments of the catalytic subunit of human telomerase This can be shown at the descriptive level.Example 6   To clone the 5 'end of hTC-cDNA, the procedure described in Example 8 was used. In addition to the described homology screen, three consecutive RACE (rapid Amplification) reaction was performed. M from human leukemia cell line K562 or human testis tissue arathon-Ready cDNA (Clontech) as cDNA source Used. The execution of the individual RACE rounds and the results obtained are described below.   In addition, individual fragmentation from successive cDNA clones was performed by PCR. The sequence information obtained in the RACE round was used to amplify the sequence.RACE Round 1:   In a final volume of 50 μl, 10 pmol of dNTP-mix was added to 5 μl of K56 2 Marathon-Ready cDNA (from Clontech, catalog No. 7441-1) and the 1x Klen Taq PCR reaction buffer and And 1x Advantage Klen Taq Polymerase Mix (Clon The PCR reaction was performed in (from tech). 5 'region of hTC-EST clone 10pmol inner gene-specific primer GSP2 (5'-GCAA CTTGCTCCAGACACTTCTTCCGG-3 ') and 10 pmol of Marathon adapter primer AP1 (5'-CCATCCTAATA CGACTCACTATAGGGC-3 '; from Clontech) Was added. PCR was performed in four steps. After denaturation at 94 ° C for 1 minute, then Denature at 94 ° C. for 30 seconds, followed by annealing the primers at 72 ° C. for 4 minutes. And 5 cycles to extend the DNA strand were performed. Next, the DNA was heated to 94 ° C. 5 cycles of denaturing for 30 seconds at 70 ° C for 4 minutes Continued. Finally, after 30 seconds of DNA denaturation, primer annealing and chain extension Was performed at 68 ° C. for 4 minutes for 22 cycles.   After this PCR, the PCR product was diluted 1:50. 5 μl of this dilution is 1x 10 Klen Taq PCR reaction buffer and 1x Advantage K 10 pmol in len Taq polymerase mix DNTP-mix and 10 pmol of primers GSP2 and 10 pmo l of "Nested" Marathon adapter primer AP2 (5'-A CTCACTATAGGGCTCGAGCGGGC-3 '; from Clontech ) Was used for a second "nested" PCR. The PCR condition was the first P Corresponds to the parameter selected in CR. The only exception is the last PC Only 16 cycles were selected in the R stage instead of 22 cycles.   As a product of this nested RACE PCR, a DNA having a length of 1153 bp A fragment was obtained. This fragment was prepared using TA from Invitrogen. Cloning into cloning vector pCR2.1, complete double-stranded sequence (FIG. 8 and SEQ ID NO: 3).   Nucleotides 974 to 1153 are nucleotides of the hTC-cDNA shown in FIG. This corresponds to the tide regions 1629 to 1808. HTC-cDNA sequence shown in FIG. Nucleotide region from bp1 to bp973 that does not show any homology to The area corresponds to the intron sequence of the hTC gene (data not shown). 3 ' The splice consensus sequence is located at the exon-intron transition. Intron sequence Uses incompletely spliced mRNA as starting material for cDNA synthesis It may have been. Genomic DNA contamination in cDNA was also found. Could be a description of the intron sequence to be performed.RACE Round 2:   Based on the sequence data obtained in the first RACE round, the RACE product 1 Gene-specific primer GSP5 from the 5 'region (5'-GGCAGTGACC AGGAGGCAACGAGAGG-3 ') and AP A second RACE was performed with one primer. Marath from human testis on-Ready cDNA (from Clontech; catalog no. 7414-) 1) was used as a cDNA source. First PCR in RACE round 1 The same PCR conditions were chosen. Also, in RACE Round 2, the first P After CR, a second "Nesty" was performed using the diluted PCR product as a cDNA source. ”PCR was continued. Gene-specific primer from the 5 'region of RACE product 1 -GSP6 (5'-GGCACACTCGGCAGGAAACGCACATGG -3 ') and AP2 primers as "nested" PCR primers Was. Conditions correspond to nested PCR parameters from RACE round 1 did.   RACE round 2 nested PCR from 412 bp long PCR product The product was cloned from the TA cloning vector pCRII-Topo from Invitrogen. And sequenced completely (FIG. 9 and SEQ ID NO: 4). bp26 The sequence segment from 7 to bp 412 is complete with the 5 'region of the product from RACE1. All are homologous. The region from bp1 to bp266 contains the RACE product 1 at the 5 'end. Extend. This RACE product 2 is probably all in the intron region of the hTC gene. Yes (data not shown).RACE Round 3:   The third RACE also identified the hTC-cDNA region located in the 5 'direction. I did it. Based on sequence results from RACE round 2, gene-specific primers Mer GSP9 (5'-CCTCCTCTGTTCACTGCTCTGGGCC-3 ') From the 5' region of RACE product 2, AP1 primer and Marathon-Ready cDNA from human testis (From Clontech) in a new RACE. RACE condition is R It was the same as that used for the first PCR of ACE1 and ACE2. RACE product 2 Gene-specific primer GSP10 (5'-CGTAAGTT TATGCAAACTGGACAGG-3 ') and AP2, round 1 Followed by a "nested" R according to the "nested" PCR of In ACE, a fragment of 1012 bp length (FIG. 10 and SEQ ID NO: 5) Was amplified and cloned into the TA cloning vector pCRII-TOPO. It has become. Subsequent sequencing allows the 3 'region of this RACE fragment ( bp817-bp1012) still clearly shows the intron sequence of the hTC gene It was revealed. The region from bp889 to bp1012 is the RACE product Completely homologous to the 2 'region. On the other hand, this flag from bp1 to bp816 5 'region corresponds to bp814-bp16 of the hTC-cDNA shown in FIG. It is the same as 29 areas. Possible 5 'splice consensus sequence is exon-in Located at the Tron transition.Example 7   The sequence information obtained from RACE2 and clone AA281296 PCR was performed to clone the fragment. Mar from human testis athon-Ready cDNA (from Clontech; Cat. No. 74) 14-1) was used as a cDNA source. The PCR mixture was described in RACE1 Although primer was present (see Example 6), primer C5 from the 5 'region of RACE2 F (5'-CGAGTGGG ACACGGTGATCTCTGCCC-3 ') and clone AA281296. Primer C3B from the 3 'end (5'-GCACACCTTTGGTCACT CCAAAATTCC-3 ') was used. PCR was performed in two steps. 1 at 94 ° C Minutes of denaturation, then denature at 94 ° C. for 30 seconds, then plate at 68 ° C. for 4 minutes. 36 cycles of annealing the immers and elongating the DNA strand were performed.   A 2486 bp long DNA fragment, hereinafter referred to as C5F fragment, Obtained as the product of this PCR. Is this fragment Invitrogen And cloned into their TA cloning vector pCRII-TOPO. It was subjected to main-strand sequencing. C5F fragment and AA281296 claw Comparison of the DNA sequences of the motifs revealed that 182 b p was shown to have an in-frame insertion (positions 2352-2533, FIG. 1). . Further comparison of sequence and DNA of C5F fragment from 3RACE rounds Puts the intron already identified in RACE2 at the 3 'end of C5F. It was revealed to exist. 3 'splice consensus sequence is exon-intro Located in the transition area. In summary, the DNA sequence of the C5F fragment is thus 9 (positions 64-278) and the sequence data (positions shown in FIG. 1). 1636 to 3908).Example 8   To clone the 5 'end of hTC-cDNA, the procedure described in Example 6 was used. In addition to the described RACE protocol, homology screening (Ausubel et al., 1987). Human erythroleukemia 5'-source from human leukemia cell line K562 Tretch plus cDNA library (from Clontech, catalog number HL5016b) Was used as a cDNA source. Primed with this random and oligo-dT About 3 × 106Pfu was plated, and Ausubel et al. Used for screening as described in 7). 719 bp length radioactivity Labeled hTC-DNA fragment (corresponding to positions 1685 to 2404 in FIG. 1) Was used as a probe.   After rescreening with the same hTC probe, 20 putatively positive lambda clones Clone 12 was confirmed to be positive. Plaque purification and λ DNA preparation (Au subbel et al., 1987), and insert the 4 kb insert into pBluescript. And was sequenced (Figure 11 and SEQ ID NO: 6).   RACE clone sequence, DNA sequence of clone AA281296 and lambda By comparison of the clone 12 sequences, this clone identified in the homology screen was identified. 1 encodes the 5 'portion of the hTC-cDNA, and putatively at position 63 in FIG. ATG start codon. Same reading frame in 5 'of this ATG There is no stop codon. Subsequent sequence analysis indicated that lambda clone 12 was probably at position 16 It is revealed to contain 56 to 2004 introns. Very well kept The 5 'and 3' splice sites preserved support this hypothesis. hTC-cDNA The sequence that encodes then continues from position 2005 to position 2382. λ clone 1 Sequence from 2383 to 3 'end of 2 is clearly open in reading frame-4 3 shows a reading frame. By bioinformatic analysis of the corresponding DNA sequence, Over approximately 400 bp, the reading frame is hTC cD It was shown to be identical to various ESTs unrelated to NA. Therefore, λ claw Step 12 is essentially the 5 'end of the hTC-cDNA and another cDNA clone of unknown function. It is a chimeric clone consisting of a loan.   A schematic summary showing the relative arrangement of RACE products and homology screens is shown in FIG. It is shown in FIG. λ clone 12 (positions 21 to 1655 in FIG. 11), C5FPCR product (Positions 1636-3908 in FIG. 1) and EST AA 281296 (positions in FIG. 1). 3909-4042), the complete sequence of hTC-cDNA (FIG. 1) was assembled. .Example 9   Reverse transcriptase consensus sequence (Poch et al., 1989, Xiong and Eickbus h, 1990) and the phTC protein sequence (FIG. 2 and SEQ ID NO: 2). As a result, a total of seven reverse transcriptase motifs (RT motifs) were identified (FIG. 13). ). Within these motifs, some amino acids are between the RT consensus sequence and phTC. Not only is it highly conserved when compared to the uprotest telomerase protein Have been. Thus, for example, two aspartic acids (positions 868 and 86 in FIG. 2) 9) is completely conserved in RT motif 5 (FIG. 13). Other reverse transcriptase RT motif 7 (Poch et al., 1989, Xiong and Ei) ckbush, 1990) shows only in the human catalytic telomerase subunit. And not shown for the Uprotes protein (FIG. 13).   Can only be found in telomerase proteins, and in other reverse transcriptases The structural features that cannot be found are also prominent. Telomerase motif (Figure 2 positions 553 and 565) are present in any previously known protein Not so it is this protein family -Specific structure. Only identified in catalytic telomerase proteins An additional feature is the distance between RT motifs 3 and 4, which is 107 amino acids. Is significantly larger than other RTs. These features indicate that telomeres from different species The catalytic subunit of zeolites probably represents another subgroup of RNA-dependent DNA polymerases Indicates configuration.Example 10   Telomerase RNA subunit (hTR) expression correlates with telomerase activity No, but instead is ubiquitously recognized (Feng et al., 1995). Therefore, the catalyst Whether the expression of the romelases subunit is associated with telomerase activity Problems arise.   Northern blot experiments (Ausubel) to analyze the level of hTC expression 1987). Numerous RNA preparations from normal human tissues (Clo ntech; catalog number 7760-1) or RNA from human cancer cell lines Commercially available as a sample (from Clontech; catalog number 7757-1) A Northern blot was prepared. 719 bp long radioactively labeled hTC D The NA fragment (positions 1685-2404 in FIG. 1) was used as a probe. Incubate membrane with probe according to manufacturer's instructions (Clontech) did. Approximately 9.5 kb and 4.4 kb sizes that cross-hybridize with the probe Two major RNA transcripts as well as about 6 kb of additional RNA transcript were tested. 8 human cell lines tested (3 leukemia cell lines, 3 cancer cell lines, 1 melanoma And one lymphoma) (Figure 15, Figure A). By comparison, hT C mRNA is most strongly expressed in leukemic cell lines K-562 and HL-60. (Fig. 15, Fig. A). On the contrary Normal tissues tested (heart, brain, placenta, lung, liver, skeletal muscle, kidney and pancreas) Did not detect the hTC transcript (FIG. 15, FIG. B). these Since telomerase activity could not be detected in tissues (Kim et al. 94) This result is not surprising.   These data indicate that induction of hTC expression activates telomerase during tumor development To play an important role inExample 11   Various cDNA libraries (from human leukemia cell line K562 and human testis) Clontech Marathon Ready cDNA and human promyelocytic CDNA from the leukemia cell line HL60) Several PCRs that differ only slightly in size when subjected to PCR amplification The product was always obtained. To elucidate the differences between different hTC-PCR products, Primer C5A (5'-CCGGAAGAGGTTCTGGAGCAAGTTT GC-3 ') and C3B (5'-GCACACCTTTGGTCACTCCAA) FIG. 1 from bp 1783 to bp 3901 using ATTCC-3 '). The indicated fragment of hTC cDNA was amplified. From K562 leukemia cells Marathon-Ready cDNA from Clontech; catalog No. 7441-1) was used as a cDNA source (PCR1 and 2). Third PC For R, the primer GSP1 forward (5'-GGCTGATGAGTGTGTG TAGTCGTGCGAG-3 ') and HTRT3A (5'-GGGTGGCC) 1 from the HL60 cDNA using ATCAGTCCAGGATGG-3 '). HTC fragment from bp 1695 to bp 3463 of hTC cDNA Was amplified.   The conditions for the three PCR reactions are described below:   In the first PCR, in a final volume of 50 μl, 10 pmol of dNTP mix Was added to 5 μl of K562 Marathon-Ready cDNA and 1 × Klen Taq PCR reaction buffer and 1x Advantage Klen  Perform PCR reaction in Taq polymerase mix (from Clontech) did. 10 pmol of each primer C5A and C5B was added. PCR This was performed in three stages. After denaturation at 94 ° C for 1 minute, the DNA is first denatured at 94 ° C for 30 seconds. The primers were then annealed at 68 ° C. for 4 minutes to extend the DNA strand. The 35 PCR cycles continued. Finally, chain extension was continued at 68 ° C. for 10 minutes. . The resulting PCR product was cloned into a TA cloning vector from Invitrogen. Cloned into pCRII-TOPO.   In the second PCR, 10 pmol of each primer C5A and C3B, 10 pmol dNTP mix and 2 U Taq DNA polymerase (Gibc o-BRL) with 5 μl of K562 Marathon-Ready cDNA And 1x PCR buffer (Perkin El) in a final volume of 50 μl. (from the mer). PCR was performed in three steps. First, DN A was denatured at 94 ° C for 3 minutes. Next, the DNA was continuously changed at 94 ° C for 45 seconds. Followed by primer annealing at 68 ° C for 1 minute, followed by 3 hours at 72 ° C. Continued 34 cycles of elongating the DNA strand for minutes. In the final PCR stage, the last Chain extension was performed at 72 ° C. for 10 minutes. The obtained PCR product is transferred to Invitroge n was cloned into the TA cloning vector pCR2.1.   In the third PCR, first, the cD from Boehringer Mannheim was used. Human promyelocytic cell line HL60 using NA synthesis kit according to manufacturer's instructions CDNA synthesis from 2 μg of poly-A RNA treated with DNase I from did. Next, 1 μl of this HL60 cDNA was added at 10 pm in a final volume of 50 μl. ol of each primer GSP1 forward and HTRT3A and 10 pmo Mix with 1 dNTP mix and mix with 1xKlen Taq PCR reaction buffer and And 1x Advantage Klen Taq Polymerase Mix (Clon After addition of 1.25 μl of DMSO (from tech), the PCR reaction was performed. Was. The PCR was continued in three stages. After denaturation at 94 ° C for 3 minutes, 37 cycles The DNA was first denatured at 94 ° C. for 1 minute, and then Was annealed to extend the DNA strand. Further ingress at 68 ° C for 10 minutes The reaction was terminated by the incubation. Transfer PCR product to TA cloning vector Cloned into pCR2.1-TOPO.   Complete hTC cDNA fragment cloned from PCR 1 and 2 HTC cDNA fragment obtained from double-stranded sequencing and PCR3 In addition to the hTC cDNA shown in FIG. It has been shown that four variants of this cDNA are present in human cells, ie :   Human hTC cDNAMutant 1Is the nucleotide 2345 to 2526 It is characterized by a deletion as small as 182 bp. This deletion is read ORFs that have been replaced with a deleted hTC protein that lacks Bring.   Human hTC cDNAMutant 2Corresponds to nucleotides 2184 to 2219 A 36 bp deletion is shown. RT motif 3 is lost as a result of this deletion It is. However, the reading frame is retained and selectively lacks RT motif 3. Protein is produced.   Human hTC cDNAMutant 3Is a combination of variants 1 and 2. It Is a deletion from bp 2184 to 2219 and a deletion from bp 2345 to 2526 Showing both loss.   Human hTC cDNAMutant 4Is the nucleotide from bp 3219 to bp 3842 Characterized by the loss of the reotide region. This missing sequence is a sequence that is not homologous to hTC. Has been replaced by a column. From bp 3843 onwards, the sequence is the hT shown in FIG. It is completely identical again to the C sequence. The sequence of Mutant 4 is shown in FIG. 5 'selected With the primers, it was derived from bp1783 of the hTC cDNA shown in FIG. Begin. Non-homologous regions are highlighted in bold and position 3219 to position 3 451 (FIG. 14 and SEQ ID NO: 7) from human uterine tumor (Accession A A299878) at the DNA level to the extent of 98.7%.Example 12   In order to obtain an antiserum having specificity for the catalytic subunit of human telomerase, The available nucleotide sequence (FIG. 1) was translated into an amino acid sequence (FIG. 2). secondary Structure prediction program (PROTE from DNAStar software package) AN, DNASTAR Inc. , Madison, WI, USA) Two peptides that elicited an immune response with some probability were selected. These are Below are the peptides, denoted by the one letter code for the amino acids:   The underlined cysteine is not derived from the telomerase sequence, but As additional linkers.   Thiol-reactive coupling reagent m-maleimidobenzoyl-N-hydroxy Using keyhole li with succinimide ester (MBS) mpet) hemocyanin (KLH). In each case Two rabbits were immunized with these ligated peptides at intervals of 2 to 4 weeks. Exemption Prior to the immunization, 5 ml of blood was drawn to obtain preimmune serum. After 4 immunizations, Similarly, 5 ml of blood was drawn to obtain blood. Westernize these sera In a blotting experiment (Ausubel et al., 1987) Was tested for reactivity (Example 13).Example 13   Be ready to analyze catalytic telomerase subunit proteins A terrier expression experiment was performed.   The construction of these experiments is described below:   AA2812 as described in Example 2 for the expression construct pMalEST The insert in 96 clones was cut out with restriction enzymes EcoRI and NotI, and Fill the cleavage site with a Klenow fragment (Ausubel) 1987); the insert was then transformed into the bacterial expression vector pMAL-C. Maltose binding protein 2 (from New England Biolabs) It was cloned into a quality reading frame. Use vector pMAL-C2 as restriction enzyme Digest with PstI, Protruding single-stranded ends were removed with T4 DNA polymerase (Ausubel). Et al., 1987).   The expression construct pMALA1 is the nucleic acid of FIG. 1 from position 1789 to position 3908. Including otide sequences. Primer C5A (5'-ACCGGAAGAGGTGTCT GGAGCAAGTTG-3 ') and C3B (5'-GCACACCTTTGGG) TCACTCCAAATTCC-3 ') 562 Marathon-Ready cDNA Library (Clonte ch, amplify this DNA fragment from catalog number 7441-1), In a TA cloning vector pCRII-TOPO from Invitrogen Cloned. PCR conditions were as described in Example 7. Expression The insert was cut out using the restriction enzyme EcoRI for the construct pMALA1. The Klenow fragment was used to fill the cleavage site (Ausubel et al., 198). 7); Next, a bacterial expression vector pMAL-C cut with a restriction enzyme XmnI. Clone insert into 2 (from New England Biolabs) It has become.   Next, protein expression in the bacterial strain Escherichia coli DH5α was determined. These constructs were used for Expression conditions are New England Biola bs as described in the instructions given by the catalog (catalog number 800). Was. The prepared bacterial lysate was subjected to Western blotting experiment (Aus ubel et al., 1987).Example 14   Using the antiserum from Example 12, the bacterial lysate from Example 13 was used. The set was analyzed on a Western blot (Ausubel, 1987).   The portion of the fusion corresponding to the maltose binding protein is approximately 43 kDa in size. Therefore, about 74 kDa each for the pMalEST and pMalA1 constructs. And a 106 kDa fusion protein is expected.   Comparing the serum after the first immunization with the pre-immune serum, It was revealed that a specific antibody had been formed (FIG. 16). In addition, Reacts with antisera in addition to the expected 74 kDa and 106 kDa proteins Smaller protein fragments were also found. These smaller products are Probably from an immature product.   Epitope of serum B on fusion protein from expression using pMalEST Only exists. In contrast, serum on the fusion protein from pMalA1 There are B and C epitopes. For this reason, antiserum C is pMalEST Larger protein from expression experiments using pMalA1, which does not recognize the expression product Recognize only quality fragments. This result demonstrates the high specificity of the antiserum produced. Emphasize.Example 15   To be able to analyze the protein of the catalytic telomerase subunit The protein component should be reconstituted in vitro with the RNA component.   The constructs for these experiments are described below:   Primer HTR9BAM (5'-CGCGGATCTCATAATACGACT CACTATAGGGTTGCGGAGGGTGGGCTG-3 ') and HT R2BAM (5'-CGCGGATCCCGGGCGA GGGGTGACGGATCC-3 ') using 293 cell cDNA library A 504 nt long RNA component (Feng et al., 1995) was amplified. Step Limer HTR9BAM contains a T7 promoter from nucleotides 10 to 29. No. For PCR, 10 pmol dNTP mix in a final volume of 100 μl Added to 3 μl cDNA from 293 cells, 0.5 μl Taq polymerase Perform PCR reaction in 1 × PCR reaction buffer containing (from Gibco) did. Add 10 pmol of each primer HTR9BAM and HTR2BAM Added. PCR was performed in three steps. After denaturation at 94 ° C for 10 minutes, Denature DNA for 1 minute, then anneal primer at 62 ° C for 2 minutes And a 35 PCR cycle to extend the DNA strand was continued. Finally, at 72 ° C Chain extension was continued for 4 minutes. After restriction digestion of the resulting PCR product with BamHI, Ba in vector pUC19 so that the RNA component is under the control of the T7 promoter It was cloned into the mHI cleavage site. This construct is referred to below as HTR504.   The 3411 bp long cDNA fragment (positions 60-3470, FIG. 1) ) Is cloned into the vector PCRII TOPO (from Invitrogen) did. Detailed information on cloning is provided in Examples 8 and 7 and FIG. You. In this construct, termed HTC FL, the T7 promoter is hTC cD It is located 5 'before NA.   After addition of the hTC FL construct, production in a commercially available transcription / translation system Catalytic telomere according to the manufacturer's instructions (Promega; Catalog No. L4610) The lase protein component was synthesized.35Expected using cysteine labeled with S In vitro translation of the 127 kDa product The success or failure was reported by SDS-PAGE (Ausubel et al., 1987). (FIG. 17).   Set up the transcription system according to the manufacturer's instructions (Ambion; Catalog No. 1344). Used or by Pokrovskaya and Gurevic (1994). The telomerase RNA component was synthesized using the method described.   For in vitro reconstitution, 50 μl of the above containing the hTC FL construct Add 0.5 μg of hTRNA to the translation mixture and incubate at 37 ° C. for 10 minutes. Was added. The enzyme activity of 2 μl of this mixture was determined by TRAP assay (NWK). im et al., 1994). Telomerase purified from HeLa cells (Shay et al., 1994) as a positive control. Used. As can be seen in FIG. Both natural enzymes have the same product pattern, that is, the nuclei characteristic of telomerase. This produces leotide ladder. This result also indicates that a single protein It also demonstrates that the amount is sufficient for the enzyme telomerase activity.   In addition to the TRAP assay described, a direct telomerase assay (Shay et al.) , 1994) was tested for its activity. this In experiments, the recombinant hTC protein was also characterized by the characteristic nucleotide ladder. Successful reconstruction of the quality and telomerase RNA components is demonstrated.   In summary, the identified and fully cloned hTC-cDNA was Constructing the catalytic subunit of telomerase is described herein at the functional level. Could be shown.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 35/00 C07K 16/40 43/00 C12N 9/12 C07K 16/40 C12Q 1/48 C12N 9/12 1/68 Z C12Q 1/48 C12N 15/00 ZNAA 1/68 A61K 37/48 (31)優先権主張番号 19816496.3 (32)優先日 平成10年4月14日(1998.4.14) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 バイヘル,バルター ドイツ連邦共和国デー―51519オーデンタ ール・デユンナーアウエ15 (72)発明者 ビツク,マレザ ドイツ連邦共和国デー―51065ケルン・ア ンドレアス―グリフイウス―シユトラーセ 26 (72)発明者 ツボフ,ドミトリ ドイツ連邦共和国デー―51061ケルン・ロ ゲンドルフシユトラーセ59──────────────────────────────────────────────────の Continued on the front page (51) Int.Cl. 7 Identification symbol FI Theme coat ゛ (Reference) A61P 35/00 C07K 16/40 43/00 C12N 9/12 C07K 16/40 C12Q 1/48 C12N 9/12 1/68 Z C12Q 1/48 C12N 15/00 ZNAA 1/68 A61K 37/48 (31) Priority claim number 1981694.3 (32) Priority date April 14, 1998 (April 14, 1998) ( 33) Priority Claimed Country Germany (DE) (81) Designated State EP (AT, BE, CH, CY, DE, DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, IT, LU, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN, TD, TG), AP (GH, GM, KE, LS, MW, SD) , SZ , UG, ZW), EA (AM, AZ, BY, KG, KZ, MD, RU, TJ, TM), AL, AM, AT, AU, AZ, BA, BB, BG, BR, BY, CA, CH , CN, CU, CZ, DE, DK, EE, ES, FI, GB, GE, GH, GM, GW, HU, ID, IL, IS, JP, KE, KG, KP, KR, KZ, LC, LK, LR, LS, LT, LU, LV, MD, MG, MK, MN, MW, MX, NO, NZ, PL, PT, RO, RU, SD, SE, SG, SI, SK, SL, TJ , TM, TR, TT, UA, UG, US, UZ, VN, YU, ZW (72) Inventor Bijer, Balter Germany 51515 Odental de Junnar Aue 15 (72) Inventor Bitz, Maleza Germany Federal Republic Day-51 065 Cologne Andreas- Rifuiusu - Shiyutorase 26 (72) inventor Tsubofu, Dmitri Federal Republic of Germany Day -51,061 Cologne and Russia Gen Dorf Shiyu Butler Se 59

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1. 触媒的に活性のあるヒトテロメラーゼサブユニット、その機能的同等物 、その変異体及びその触媒的に活性のあるフラグメント。 2. 図2に示されるアミノ酸配列またはその機能的同等物を含んでなる、請 求の範囲1に記載されたテロメラーゼ。 3. 請求の範囲1及び2に記載された化合物並びにそれらの機能的同等物を コードする核酸配列。 4. 図1に示されるDNA配列またはその機能的同等物を含んでなる、請求 の範囲3に記載された核酸配列。 5. 請求の範囲3または4に記載された核酸配列に結合するアンチセンス核 酸。 6. 必要な場合1つまたはそれ以上の標識で標識された、請求の範囲1及び 2に記載されたテロメラーゼに対する抗体。 7. テロメラーゼを製造するための請求の範囲3及び4に記載された核酸配 列の使用。 8. 診断のための請求の範囲6に記載された抗体の使用。 9. 薬剤を製造するための請求の範囲6に記載された抗体の使用。 10. 請求の範囲3及び4に記載された核酸配列、特にDNAを含んでなる ベクター。 11. 請求の範囲10に記載されたベクターを保有する微生物。 12. 請求の範囲1及び2に記載されたテロメラーゼを含んでなるヒトテロ メラーゼのモジュレーターを同定するためのスクリーニングアッセイ。 13. 請求の範囲11に記載された微生物を培養し、テロメラーゼ を単離することを特徴とする、請求の範囲1及び2に記載されたテロメラーゼの 製造方法。[Claims]   1. Catalytically active human telomerase subunit, its functional equivalent , Variants thereof and catalytically active fragments thereof.   2. A contract comprising the amino acid sequence shown in FIG. 2 or a functional equivalent thereof. The telomerase according to claim 1.   3. Compounds as claimed in claims 1 and 2 and their functional equivalents Encoding nucleic acid sequence.   4. Claims comprising the DNA sequence shown in Figure 1 or a functional equivalent thereof. 3. The nucleic acid sequence according to range 3.   5. An antisense nucleus that binds to the nucleic acid sequence according to claim 3 or 4. acid.   6. Claims 1 and 2 labeled with one or more labels where necessary. An antibody against the telomerase described in 2.   7. A nucleic acid sequence according to claims 3 and 4 for producing telomerase. Use of columns.   8. Use of the antibody according to claim 6 for diagnosis.   9. Use of the antibody according to claim 6 for producing a medicament.   10. It comprises the nucleic acid sequences according to claims 3 and 4, in particular DNA. vector.   11. A microorganism carrying the vector according to claim 10.   12. Human terrorism comprising the telomerase according to claims 1 and 2. Screening assays to identify modulators of merase.   13. Culturing the microorganism according to claim 11 and telomerase; Wherein the telomerase according to claims 1 and 2 is isolated. Production method.
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