JP2002507921A - 注射器およびそのためのカプセル - Google Patents

注射器およびそのためのカプセル

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Abstract

(57)【要約】 加圧流体流れ内に取り込まれた用量の治療剤の送達に使用するための注射器は、以下により、特徴付けられる:加圧下にて流体源と連動される上流部分(10);下流ノズル部分(26);および上流および下流部分間に挿入された中間部分であって、この中間部分は、第一および第二部材を有し、これらは、共に連結されて、この用量を含有するための閉鎖ポケット(40、51、58)を設ける;および注射器を通る流体流れを開始するためのアクチュエータ機構(16)。第一および第二部材の一方は、この注射器内にて、他方に対して移動可能であり、開放形態を与え、ここで、このポケットが開いて、この用量を露出し、この中間部分を通ってノズルへと流れるとき、この流体に取り込ませる。第一および第二部材から形成されたカプセル(33)もまた、設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 注射器およびそのためのカプセル技術分野 本発明は、一般に、加圧流体流れ内に取り込んだ用量の治療剤の送達で使用す るための注射器に関する。さらに特定すると、本発明は、流体流れ内に送達すべ き用量の治療剤を含有するためのカプセル、およびこのようなカプセルを有する 注射器に関する。発明の背景 例えば、国際特許出願WO 94/24263およびWO 96/25190にて、多数の針なし注射 器が開示されている。これらの注射器は、一般的に、皮膚、筋肉、血液またはリ ンパ液への治療化合物および組成物の送達に使用されている。この注射器はまた 、手術に関連して、臓器表面、固形腫瘍および/または外科空洞(例えば、腫瘍切 除後の腫瘍床または空洞)に治療を施すためだけでなく、予防、診断または他の 医療処置のために、使用できる。これらの注射器は、一般に、以下を有する:上 流部分であって、これは、圧力下の流体源を含有するか、またはそれと接続する ように配置されている;下流ノズル部分;および中間部分であって、これは、上 流部分および下流部分の間にあり、そして送達すべき用量の治療剤を収容する; およびアクチュエータ機構であって、これは、用量が中間部分を通って流体流れ に取り込まれて標的部位への送達用のノズルを通るように、この流体源からの流 体の流れを開始するためにある。 これらの注射器において、この治療剤は、上流および下流破裂可能隔膜を有す る密封カプセルに供給されている。これらの隔膜は、それらの縁部の回りに共に 密封されており、その間に形成されたチャンバー内にて、送達すべき用量の治療 剤を含有する。圧縮気体を放出すると、このカプセルを越える圧力差がカプセル の隔膜を破裂されるのに充分となって、それにより、使用済みカプセルおよびノ ズルを通って気体流れ(その中に、この治療剤が取り込まれている)が放出される まで、この気体の圧力は、このカプセルの後方に急速に蓄積する。 この配置は、非常にうまくいくことが分かっているものの、製造が安価なカプ セルであって、そこから全用量の薬剤が容易に流れ出して気体流れに取り込まれ かつ破片の発生を回避するのに充分に頑丈なカプセルを提供することが、望まれ ている。発明の要旨 治療剤を送達するための注射器で使用するカプセルが提供されている。このカ プセルは、注射器から加圧流体流れ内に送達すべき用量の治療剤を含有するよう に、適合されている。このカプセルは、第一部材および第二部材を有し、これら は、共に連結されて、この用量を含有するための閉鎖ポケットを設ける。これら の部材の一方は、このカプセルの一部が加圧流体流れに接触したとき、他の部材 に対して移動可能であり、その結果、このカプセルを通って通路が形成され、そ してこのポケットが開いて、この用量を露出し、新たに開いた通路を通って流れ る流体内に取り込ませる。第一および第二部材は、弾性連結部材(これは、これ らの部材の互いに対する初期運動に抵抗する)により共に連結されて、この閉鎖 ポケットを形成する。さらに、このカプセルは、この閉鎖ポケットがこの用量の 治療剤で予め充填されており、そして第一および第二部材が、共に、密封配置で 連結されるように、設けることができる。 このカプセルの第一部材は、このカプセルの第二部材内に合うプラグとして構 成でき、第二部材は、このプラグに対するハウジングとして構成される。このポ ケットは、この用量の治療剤を含有するが、このプラグの外面とこのハウジング の内面との間に確立された空間により設けることができ、この場所では、これら の2個の要素は、互いに接触しない。好ましくは、このプラグおよび/またはハ ウジングに設けられた空洞または凹部は、このポケットを確立するために、使用 される。いずれにしても、このカプセルは、このポケットが既知量の治療剤を含 有するための体積空間を設けるように、構成できる。 あるいは、第一および第二部材は、垂直に分割したプラグの第一および第二半 体であり得る。この例では、このプラグの第一および第二半体は、その対向面に て互いに接触し、そしてこの閉鎖ポケットは、この対向面内に配置された対応す る空洞により、設けられている。 本発明の他の局面では、用量の治療剤を加圧流体流れ内に送達するための注射 器が設けられる。この注射器は、圧力下にて流体源と連動される上流部分;下流 ノズル部分;上流および下流部分間に配置された中間部分;および流体源から中 間部分への流体流れを開始するためのアクチュエータ機構を有する。この中間部 分は、第一および第二部材を有し、これらは、共に連結されて、用量の治療剤を 含有するための閉鎖ポケットを設ける。本発明のカプセルと同様に、第一および 第二部材の一方は、注射器内で他の部材に対して移動可能である。従って、この 流体により加えられた圧力は、第一および第二部材の一方を他方に対して移動さ せ、その結果、この中間部分を通って通路が形成され、そしてこのポケットが開 いて、この用量を露出し、通路を通って下流ノズル部分へと流れる流体に取り込 ませる。 この注射器の中間部分の第一部材は、上流開口部および下流開口部を有する管 状ハウジングとして構成でき、そして中間部分の第二部材は、下端を有するプラ ンジャーとして構成でき、このプランジャーは、このハウジングの下流開口部内 に配置され、それを閉じる。ここで、この閉鎖ポケットは、このプランジャーの 下端とこの下流開口部の内面との間に確立された空間により、設けられている。 このプランジャーの上端は、この注射器の上流部分に向かって伸長しており、そ して注射器の中間部分により両端で支持されたバーにより、支持されており、そ して最初は、注射器の上流部分に向かって反らされている。 使用中では、この流体により加えられた圧力は、このバーを、ちようど中心位 置を通って移動させ、そしてこの注射器の下流部分に向かって反らして、それに より、このプランジャーの下端を、この下流開口部から取り外し、そしてこのハ ウジングに対して下流方向に移動させ、閉じたポケットを開き、かつ注射器の中 間部分を通る通路を設ける。望ましいなら、この注射器の中間部分は、さらに、 第一または第二部材の他の部材に対する初期運動に抗する抵抗を与えるための手 段を有し得、それにより、注射器内にて、所望の送達状態(例えば、充分な圧力) が確立されるまで、この閉鎖ポケット内にて、この用量の治療剤を保持する。 一定用量の治療剤を加圧流体流れ内に送達するための注射器もまた、提供され ている。この注射器は、注射器の中間部分内に配置した本発明のカプセルの任意 の1個を有する。 本発明の追加の目的、利点および新規な特徴は、一部は、以下の説明にて示さ れており、また、一部は、以下を検討すると、当業者に明らかとなるか、または 本発明を実施することにより、習得できる。図面の簡単な説明 本発明に従って構成される注射器およびカプセルの一部の例は、添付の図面で 図示されており、ここで: 図1は、第一例の注射器の軸方向部分である; 図2および3は、図1の装置の中間部分の拡大図であり、発射前後の部品を示 す; 図4および5は、図2および3と類似の断面図であるが、代替カプセル実施態 様を描写する; 図6および7は、図2および3と類似の断面図であるが、別の代替カプセル実 施態様を描写する; 図8および9は、図2および3と類似の断面図であるが、他の代替カプセル実 施態様を描写する; 図10および11は、発射前後の図8および9のカプセルの側面立面図である; 図12は、図8および9のカプセルの平面図であるが、位置づけOリングはない ; 図13および14は、図2および3と類似の断面図であるが、さらに別のカプセル 実施態様を描写している; 図15は、図13のXV-XV線を通る断面図である; 図16および17は、図2および3と類似の断面図であるが、他のカプセル実施態 様を描写している;そして 図18および19は、図2および3と類似の断面図であるが、さらに他のカプセル 実施態様を描写している。発明の詳細な説明 本発明を詳細に記述する前に、本発明は、特定の調合薬に限定されず、プロセ スパラメータは、それ自体、もちろん、変えてもよいことを理解すべきである。 本明細書中で使用する専門用語は、本発明の特定の実施態様を記述するためのみ にあり、限定する意図はないこともまた、理解すべきである。 本明細書および添付の請求の範囲で使用する単数形「a」「an」および「the」 は、文脈で明らかに指示していなければ、複数の対象を包含する。それゆえ、例 えば、「a therapeutic agent」との言及は、2種またはそれ以上のこのような 試薬の混合物を包含し、「a fluid」または「a gas」との言及は、2種またはそ れ以上のこのような流体または気体の混合物を包含する、などである。A.定義 他に規定されていなければ、本明細書中で使用する全ての技術用語および科学 用語は、本発明が属する分野の当業者が一般的に理解しているものと同じ意味を 有する。以下の用語は、以下で示すように定義することを意図している。 本明細書中で使用する「治療剤」との用語は、生物(人間または人間以外の動 物)に投与したとき、局所作用および/または全身作用によって、所望の薬理的、 免疫的および/または生理的効果を誘発する物質の任意の化合物または組成物を 意図している。従って、この用語は、薬剤、ワクチン、および生体調合薬(タン パク質、ペプチド、ホルモン、核酸、遺伝子構築物などのような分子を含めて) と伝統的に見なされている化合物または化学物質を包含する。さらに特定すると 、「治療剤」との用語は、主要な治療領域の全てにて使用する化合物または組成 物を包含し、これらには、以下が挙げられるが、それらに限定されない:抗感染 薬(例えば、抗生物質および抗ウイルス薬);鎮痛剤および鎮痛剤配合;局所およ び一般麻酔剤;食欲抑制薬;抗関節炎薬;抗喘息薬;抗攣撃薬;抗鬱薬;抗ヒス タミン薬;抗炎症薬;抗嘔吐薬;抗片頭痛薬;抗新生物薬;抗掻痒薬;抗精神病 薬;解熱剤;鎮痙薬;心血管製剤(カルシウムチャンネル遮断薬、β-遮断薬、β -アゴニストおよび抗不整脈薬を含めて);抗高血圧薬;利尿薬;血管拡張薬;中 枢神経系刺激薬;咳および風邪製剤;消炎剤;診断薬;ホルモン;骨成長刺激薬 および骨再吸収防止剤;免疫抑制薬;筋肉弛緩薬;覚醒剤;鎮静薬;精神安定薬 ;タンパク質、ペプチド、およびそれらの断片(天然に生じるもの、化学的に合 成したもの、または組み換え生成したもの);および核酸分子(2個またはそれ以 上のヌクレオチドの重合体形状であり、これは、リボヌクレオチド(RNA)または デオキシリボヌクレオチド(DNA)であり、これらは、二本鎖または一本鎖分子お よび超ヘリックスまたは凝縮分子、遺伝子構築物、発現ベクター、プラスミド、 アンチセンス分子などを含む)。 治療剤の粒子は、単独でまたは他の薬剤または試薬と組み合わせて、典型的に は、製薬組成物(これは、1種またはそれ以上の追加物質(これは、担体、ビヒク ル、および/または賦形剤)を含有し得る)として調製される。「担体」、「ビヒ クル」および「賦形剤」は、一般に、実質的に不活性な物質であって、非毒性で あり、好ましくない様式でこの組成物中の他の成分と相互作用しない物質を意味 する。これらの物質は、粒子の製薬組成物中の固形分の量を増やすために、使用 できる。適当な担体の例には、シリコーン、ゼラチン、ワックス、および類似物 質が挙げられる。通常使用される「賦形剤」の例には、製薬等級のデキストロー ス、スクロース、ラクトース、トレハロース、マンニトール、ソルビトール、イ ノシトール、デキストラン、デンプン、セルロース、リン酸ナトリウムまたはカ ルシウム、硫酸カルシウム、クエン酸、酒石酸、グリシン、高分子量ポリエチレ ングリコール(PEG)、腐食性重合体(例えば、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、およ びそれらの共重合体)、およびそれらの組み合わせが挙げられる。さらに、この 製薬組成物には、荷電した脂質および/または洗浄剤を含有させるのが望ましい 場合がある。このような物質は、安定剤、酸化防止剤として使用でき、または投 与部位での局所刺激の可能性を低下するために、使用できる。適当に荷電した脂 質には、ホスファチジルコリン(レシチン)などが挙げられるが、これらに限定さ れない。洗浄剤は、典型的には、非イオン性、アニオン性、カチオン性または両 性界面活性剤である。適当な界面活性剤の例には、例えば、Tergitol(登録商標) およびTriton(登録商標)界面活性剤(Union Carbide Chemicals and Plastics,D anbury,CT)、ポリオキシエチレンソルビタン(例えば、TWEEN(登録商標)界面活 性剤(Atlas Chemical Industries,Wilmington,DE))、ポリオキシエチレンエー テル(例えば、Brij)、薬学的に受容可能な脂肪酸エステル(例えば、硫酸ラウリ ルおよびそれらの塩(SDS))、および類似の物質が挙げられる。B.一般方法 本発明は、加圧流体流れ内に送達すべき用量の治療剤を含有させるための新規 なカプセルおよび/または注射器装置の設計に関する。それゆえ、本発明に従っ て、注射器が設けられ、これは、以下を有する:圧力下にて流体源と連動される (すなわち、それを含むか、またはそれと接続されるように配置されている)上流 部分、下流ノズル部分、および上流および下流部分間に配置された中間部分(こ れは、最初、この用量の治療剤を含有する)。この中間部分は、第一および第二 部材を有し、これらは、共に連結されて、治療剤を含有するための閉鎖ポケット を形成する。これらの部材の一方は、他方に対して移動可能である。この注射器 は、さらに、この流体源からの流体流れを開始するためのアクチュエータ機構を 有し、そこに、この中間部分の1個またはそれ以上の部品に対して、この流体に よって加えられた圧力は、第一および第二部材の一方を、他方に対して移動させ て、それにより、該部材の間、その回り、またはそこを通って、通路が形成され 、そしてこのポケットを開いて、この流体がこの中間部分を通ってノズルへと流 れるとき、この治療剤を露出して、この流体内に取り込ませる。 これらの第一および第二部材は、この注射器の中間部分と一体的に形成または 組立でき、注射器の中間部分および下流部分は、次いで、使い捨てできる。しか しながら、特に、種々の異なる試薬を送達するのに、同じ基本的な注射器構成を 使用できるときには、製造、保存および配達を容易にするために、これらの2個 の部材は、使用前に、この注射器の中間部分にあるチャンバーに装填されたカプ セルから構成できる。 この注射器の中間部分および/またはその中に挿入したカプセルの独特の特徴 は、2個の操作可能な部品(第一および第二部材)が、最初は、共に連結されて、 この試薬のための密封容器を設け、次いで、予測可能な条件下にて開いて、この 注射器からの試薬の送達を可能にするという設備にある。 本発明は、従って、また、カプセルを包含し、これは、一定用量の治療剤を含 有するように設計され、そして圧力下での上流流体源と下流ノズル部分との間の 注射器のチャンバー内に収容されるように適合される。このカプセルは、それゆ え、2個の部材を有し、その間にて、この試薬を含有する閉鎖ポケットを設け、 これらの部材の一方は、この流体圧力に晒したとき、他方の部材に対して移動し て、このポケットを開き、そしてこの用量を露出して、このチャンバーを通って ノズルへと流れる流体に取り込むするように、適合されている。取扱いを容易に するために、このカプセルは、この用量の治療剤で予め充填でき、次いで、この 注射器内にて、使える状態の密封状態にて、設けることができる。 この注射器の2個の部材またはカプセルは、互いの上を滑る対峙した表面を有 する簡単なプラスチック成形物であり得る。これらの表面は、同軸の円筒形表面 または他の表面であり得、対峙している平らなまたは曲がった面は、運動方向に 対して平行である。このポケットは、次いで、これらの部材の一方または両方に て、凹部(例えば、環状溝部)により設けることができ、このポケットは、これら の対峙している表面により、その上流側または下流側にて、閉じられる。これら の部材が互いに移動するとき、少なくとも1個の表面は、その対峙している表面 から外れて、おそらく、これらの部材の少なくとも1個の間または回りであるが 、好ましくは、そこを通って、この流体流れに対して、このポケットを開ける。 これらの2個の部材の相対運動の際に、その流体通路自体が開いてもよい。 この流体流れが実質的に最大速度に達する前か、またはこれらの部材の相対運 動によってこの流体通路が開く場合には、流体通路を開いて流体を放出するとき 、それが非常に急速に最大速度まで加速するのに充分に圧力が蓄積される前かい ずれかにて、これらの2個の部材が互いに対して相対運動してこの用量を早期に 放出しないことを保証するために、これらの2個の部材の初期の相対運動に抗し た抵抗を与えてもよい。この抵抗は、これらの2個の部材間の充分な締まりばめ (例えば、摩擦連結)の形態、またはこの移動可能部材がこの流体から充分な力を 受けるとき、その上に重なる補完的な戻り止めおよび/または突出部の形状をと り得る。 第一および第二部材間の密接な適合は、この用量含有ポケットを密封するのに 充分であり得る。しかしながら、これらの部材間では、シール(例えば、Oリン グ)を付けてもよい。また、このカプセルが、この注射器のチャンバーへの挿入 用の別個のユニットであるとき、このカプセルを越える流体の漏れを回避するた めに、このカプセルと注射器本体との間には、Oリングまたは他のシールを付け てもよい。 1つの好ましい例によれば、(この注射器の中間部分またはこのカプセルのい ずれかの)第一および第二部材は、ハウジングに挿入されるプラグにより、設け られる。このプラグおよびハウジングは、互いに対して移動可能であり、ここで 、プラグが、この注射器内のハウジングに対して移動するか、またはハウジング が、注射器内のプラグに対して移動するか、いずれかである。この用量の治療剤 を含有する閉鎖ポケットは、このプラグとハウジングとの間に形成された1個ま たはそれ以上の空間により、設けられる。例えば、このプラグおよびハウジング は、プラグおよびハウジングが互いに接触しない上部および下部対向面の間に確 立された中間空間によってポケットが形成されるように、上部および下部対向面 にて、互いに接触できる。 あるいは、このプラグは、その下流側にて、拡大したヘッドを有し得、ここで 、このプラグは、この拡大ヘッドとそれを取り囲むハウジングとの間の締まりば めおよび拡大ヘッドに対向する末端とハウジングの異なる部分との間の締まりば めにより、このハウジング内に保持される。この場合、この閉鎖ポケットは、こ のハウジングの内面とこのプラグの外面との間(2領域の締まりばめの間)の空間 により、設けられる。ここでは、このプラグは、この流体を圧力下にて適用した とき、このプラグとカプセルハウジングとの間の摩擦が抑えられて、このプラグ が、この注射器の下流部分に強制的に向かって、この用量が、この拡大ヘッドの 回りで、このポケットから脱出できるように、適合される。任意の止め金を設け ることができ、これは、このカプセルハウジングを通るこのプラグのそれ以上の 運動を防止するために、このプラグの一部に抗して作用する。例えば、もし、こ の拡大ヘッドに対向するプラグ末端が、この拡大ヘッドよりも大きい直径を有す る第二拡大ヘッドを備えているなら、簡単な構造物を設けることができ、その結 果、このカプセルハウジングの一部に対する第二拡大ヘッドの当接は、この止め 金を 与える。 他の好ましい実施態様では、(この注射器の中間部分またはこのカプセルのい ずれかの)第一および第二部材は、それぞれ、垂直に分割したプラグの第一およ び第二半体により、設けられる。この分割プラグの第一および第二半体は、それ らの対向面にて互いに接触し、この閉鎖ポケットは、この対向面内に配置された 対応する空洞により、設けられる。 さらに別の例では、このカプセルまたは注射器の中間部分のいずれかの第一部 材は、上流開口部および下流開口部を有する管状ハウジングを有する。第二部材 は、下端を有するプランジャーを有し、これは、このハウジングの下流開口部内 に配置され、これを閉じている。この閉鎖ポケットは、このプランジャーの下端 と下流開口部の内面との間に確立された空間により、設けられている。このプラ ンジャーの上端は、この注射器の上流部分に向かって伸長しており、そして注射 器の中間部分により両端で支持されたバーの中心部により、支持されており、そ して最初は、注射器の上流部分に向かって反らされている。使用中では、この注 射器の中間部分に対して、放出された加圧流体により加えられた圧力は、このバ ーを、ちょうど中心位置を通って移動させ、そして注射器の下流部分に向かって 反らせて、それにより、このプランジャーの下端を、このハウジングの下流開口 部から取り外して(このハウジングに対して下流方向に移動させる)、注射器の中 間部分を通る通路を設ける。 あるいは、このカプセルまたは注射器の中間部分の第一部材は、上流開口部お よび下流開口部を有する管状ハウジングを有する。第二部材は、それに装着した プラグを中心に配置したディスクを有する。このディスクは、この管状ハウジン グの下流開口部を閉じ、このプラグは、この注射器の上流部分に向かって伸長し 、そしてハウジングの上流部分を閉じる。この閉鎖ポケットは、このディスク、 このプラグの外面、およびこのハウジングの内面の間で確立された環状空間によ り、設けられる。操作中にて、放出された流体により加えられた圧力は、このプ ラグを、この上流開口部から取り外し、このハウジングに対して、下流方向に移 動させて、それにより、このディスクに対して充分な圧力を加えて、それを変形 させ、この下流開口部を通過させ、そしてこの注射器の中間部分を通る通路を形 成する。 本発明は、その用量が任意の適切な液体または固体の形状または取り込み状態 になっており、流体が液体または気体である注射器に適用できるが、本発明は、 特に、針なし注射器に適用でき、ここで、この流体は、圧縮気体(例えば、ヘリ ウム)であり、この用量の治療剤は、粒子の形状(例えば、治療剤で被覆した重い 微小粒子、または組織に(例えば、経皮的に)発射するための粉末化治療剤)であ る。 今ここで、図面を参照すると、本発明の注射器の第一例は、図1で図示されて いる。図1の装置は、図2および3で最もよく示されている中間部分を除いて、 国際公報第WO 94/24263号の図1〜3のものと実質的に同じである。 それゆえ、この注射器は、典型的には、40〜80バールでヘリウムガスを予め充 填したレザバ11を有する上流円筒形バレル部分10を有する。バレル部分10の上端 は、末端キャップ12により閉じられており、これは、付随スカート13を有する。 バレル部分10の下端は、付随した外部ネジ筋付きスカート15と共に形成した一体 化端壁14により、閉じられている。プランジャー16は、上部および下部円筒形拡 大部17および18を有し、これらは、それぞれ、スカート13および15内を滑る。こ のプランジャーの上方運動は、末端キャップ12のショルダー19との拡大部17の上 端の当接により、限定されている。このプランジャーは、プランジャー16の上端 に固定したボタン21に対する下方圧力により、ギャップ20に等しいストロークに よって、この位置から下方へ移動できる。これは、好都合には、操作者が、手の ひらで、親指をボタンの上に重ねて、バレル10を握ることにより、行われる。こ のストローク全体を通じて、拡大部17は、Oリング22によって、スカート13に対 して密封されたままである。このプランジャーを上げた位置では、拡大部18は、 Oリング23によって、スカート15に対して密封されて、レザバ11を密封するが、 このプランジャーを下方に押したとき、シール23は、スカート15の下端に存在し て、迅速開放バルブを設け、これは、プランジャー16の小さい直径部分とスカー ト15との間のクリアランスの回りで、このレザバから、気体を放出する。 上方バレル位置10の底部には、圧力チャンバー25を含む、下方円筒型バレル部 分24が装着される。バレル部分24の下方端にはノズル26が装着されるが、その内 部通路は、短い上流側収束セクション27と長い下流側発散セクション28とを呈す る。ノズル26はそこに封入側板が固定され、これは、円筒型サイレンサー部分29 と発散スペーサ部分30とを呈し、後者はノズルの端部を越えて延在する。かみ合 わせ隔壁31が、円筒型部分29から放射状内方向に、また、ノズル26から放射状外 方向に延びて、側板の発散部分30内部からリング状の通風孔32まで、曲がりくね った通路を設ける。サイレンサーは、国際特許公開番号第WO94/24263に開示され るように、構成され、組み立てられる。 本発明の注射器の第1の具体例は、置換可能カプセル33の構成がWO94/24263の ものと異なっており、これは、図1に描かれるが、図2および図3でより容易に 理解される。カプセルは予備充填された密封ユニットであればよく、これは、部 分24および部分26をねじはずした後、両部分により規定されるチャンバーに挿入 され、両部分を再び装着させる。カプセルは2つの部材、すなわち、静止プラグ またはコア34および滑動式外側ハウジングまたはスリーブ35を備える。プラグ34 は、放射方向に延びるリング状の複数ウイング36と一体的に形成されるが、同ウ イングは部分24および部分26が一緒に装着されると、バレル部分24上のショルダ ー37とノズル26の上端との間に捕獲されるように配置される。プラグ34は、従っ て、堅固に保持される。ハウジング35は大きい方の直径の円筒型表面38と小さい 方の直径の円筒型表面39とをそれぞれ有するが、これら表面は最初は、わずかな 干渉嵌合部として、プラグ34の相補的円筒型表面と対面する。しかし、円筒型表 面の長さは次のように、初期的には、それらの各遷移位置間、すなわち、異なる 直径の各円筒型表面間に、環状ポケット40を設け、ここには治療剤が含有される 。Oリング41は、スリーブ35の環状溝の中に嵌合して、初期状態では、ノズル26 の上方向突出部分上の環状突起42に当接することにより、図2の初期形状すなわ ち閉鎖状態の形状で、部分34および部分35を保持するように作用する。 注射器が射出されるべき時には、スペーサ30の広い方の端部が標的表面(例え ば、皮膚、または、粘膜表面)と係合し、ボタン21が上述のように押し下げられ て、レザバ11から圧力チャンバー25へと気体を放出する。蓄積された圧力は実質 的に瞬間的に、スリーブ35の環状上部表面43に作用して、Oリング41が突起42上 に載置される原因となる値に達して、スリーブが図3の開放状態形状すなわち射 出済み形状まで突然下方向に移動するのを許容するが、この状態で、圧力チャン バー25内の気体は(図3の矢印により示されるように)各ウイング36の間を通過 し、スリーブ35の円筒型表面がプラグ34の相補的な対面する円筒型表面から滑り 落ちた結果として、ここで開放状態になった通路44を通れるようにする。こうし てポケット40から解放された1服の治療剤が通路44を通して押し流され、このた め、ノズル26に入るが、ここでは加速気流が超音速またはそれを超える速度に近 づき、この用量は、気流が標的表面に衝突して、用量を標的表面に輸送するまで 、その流れに乗せられる。標的表面から反射した衝撃波は、各隔壁31の間の曲が りくねった経路を通して逆反射されて、通風孔32に至り、そこから気体が最小破 裂音で解放される。 図4および図5に例示された第2の具体例は、第1の具体例のものと機能が類 似する部分を有し、かかる対応部分は図1から図3におけるのと同一参照番号が 付与される。この実施態様では、注射器の中間部分(置換可能カプセルなど)は 、静止外側ハウジング(スリーブ)45と滑動自在内部中空プラグ46との組み合わ せから形成されるが、そこを通る通路は発散方向に円錐台状である。外側ハウジ ング45は、ノズル26の上方端のショルダ47と下方バレル部分24のショルダ48との 間に、挿間Oリング49と共に配置される。ノズル26は下方バレル部分24に直接装 着される訳ではなく、むしろ、ノズルはパッキン押え取りつけ具50により固着さ れ、同取りつけ具はサイレンサーおよびスペーサー側板の上方端を形成すればよ い。 初期的には、用量の治療剤はポケット51内部に包含されるが、同ポケットは外 側ハウジング45の内側表面の環状溝により形成され、初期状態では、外側ハウジ ング45の相補的内側円筒型表面に対面するプラグ46の外側円筒型表面により閉鎖 される。 気体が注射器上部から解放されると、圧力が圧力チャンバー25内にほぼ瞬時に 蓄積され、プラグ46の内部表面52に作用して、それを図5に示される開放状態形 状または射出済み形状まで突然滑り降ろさせるが、この状態で、ポケット51はチ ャンバー25からノズル26を貫通する通路27および28まで通過する気体流に対して 開放され、この時に解放される用量を流し出すと共に流体に取り込ませる。プラ グ46の内部円錐台表面は、装置が射出状態になると、ノズル通路の上流側収束部 分27と相補型を成すのが解る。 第3の具体例は、図6および図7に例示されるが、最初の2つの具体例におけ る類似機能の部分と同一参照番号を有する部分を備える。この実施態様では、下 方バレル部分24はノズル26の上方端に接着され、パッキン押え取りつけ具50は下 方バレル部分の底部内に装着されて、置換可能カプセルをショルダ47と48の間に 配置する。カプセルは、上方にほぼ円筒型の中実の上流側部分54および内部で軸 方向に畝を設けた下流側部分55を備えた、外側静止ハウジング(スリーブ)53を 有する。内部の軸方向に滑動するプラグ(コア)56はハウジング内部に嵌合し、 注射器装置内部でハウジングと相対的に移動する。 Oリング57は下方バレル部分24に対してカプセルを密封する。プラグ56はポケ ット58を形成する環状溝を有し、同ポケットには用量の治療剤が最初に包含され る。ポケットはプラグの上流側および下流側の円筒型外部表面により密封され、 同各表面は、ハウジング53の上流側部分54の円筒型内部表面に対面する。プラグ 56は、ハウジング53内に、わずかな干渉嵌合を有する。 射出時には、圧力チャンバー25内へと解放される気体はプラグ56の上面に作用 し、圧力が十分な大きさに達すると、プラグを下方向に強制し、その結果、ポケ ット58が、ハウジングの中実部分54を離れるが、ハウジング53の軸方向に孔を設 けた部分55と整列状態になるように駆動される。この開放状態配置すなわち射出 済み配置は図7に示されるが、チャンバー25における気体は、プラグ56の面取り 加工された上端との間の、ハウジングの上流側部分54を通って自由に下へ流れ( 図7において矢印で示すとおり)、従って、ノズル通路27へ至る下流側部分55の 畝部分59の間のチャネルを通過することが解る。用量の治療剤は、こうして、先 の具体例に関してと同様、流し出され、気体流に乗せられる。 本発明の第4の具体例は、図8から図12に例示されるが、初めの3つの具体例 における類似機能の部分と同一参照番号を有する部分を備える。この具体例では 、第2の具体例と同様に、カプセルはノズル26上のショルダ47と下方バレル部分 24上のショルダ48との間に配置されるが、Oリングを装着する必要は無い。見て 解るように、カプセルは、垂直方向に分割されたプラグの第1半体および第2半 体から形成される。より特定すると、カプセルは、2つのほぼ半円筒型の部分60 および61を備え、同部分は、軸方向平面62にわたり、対面平坦面が互いに当接す る。 部分60と部分61の両方には対応する凹部63が設けられ、初期形状すなわち閉鎖状 態形状で、同凹部が互いに対向し、密閉ポケット(空洞)を形成する結果となる 。 部分60および部分61は、初期的には、図10から図12で最もよく解るように、O リング64によりこの形状で保持される。Oリングはまた、バレル部分24に対して カプセルを密封する機能も果たす。Oリング64は、部分60の周辺部の付近に延在 する半環状溝65に配置され、突出畝部67の下で、部分61の放射方向に陥凹した上 方部分66内部に配置される。この形状で、Oリング64は、部分61の一方側または 両側の小型突起68の下に存在し、かつ、部分60の一方側または両側の類似する小 型突起69の上に存在する。従って、部分60は、注射器内部に設置されると、ショ ルダ47と48の間に捕獲状態に保持されるが、部分61は、その上部表面に十分な圧 力を受けると、部分60に対して下方向に(すなわち、図8および図10に描かれる 初期閉鎖位置から、図9および図11に示される開放状態位置すなわち射出済み位 置まで)移動可能となる。 部分60および部分61の相対的運動は、初期状態では、Oリング64、およびその 、突起68および69との当接により供与される張力により阻止される。しかし、射 出時には、カートリッジから解放される気体圧が十分に蓄積されると、部分61の 上部表面上の力はOリング64に突起69を押しきらせ、突起68にOリングに屈させ るのに十分になり、これによって部分61は突然下方向に移動して、図9および図 11に描かれた開放位置に至る。この開放位置では、部分61の従属部分70はノズル 26の頂部と組になり、ノズル内に導通する通路を設ける。図9から認識されるよ うに、部分60および部分61の先に対面した表面は互いに整列した状態から脱する ように移動させられ、それにより、先に密閉されたポケットを開放し、かつ、ガ ス流がカプセルを通って曲がりくねって通過し(矢印でしめされるように)、ノ ズル26を貫通する通路に流入できるようにし、用量の治療剤を流し出し、気体流 内に取り込ませる。 第5の具体例は、図13および図14に例示されるが、最初の4つの具体例におけ る対応部分と同一参照番号を有する部分を備える。この事例では、下方バレル部 分は2つの部分24Aおよび24Bを備えるが、同部分は、リング72を保持するように 、ねじすじ71により一緒に接続される。バー73は、図13に示されるような上向き に 偏向された(屈曲した)位置でまず偏倚されるが、リング72により(例えば、そ こを横断して固定状態にして)両端で保持される。バー73は、下方バレル部分24 Aの開口部75内部に配置され、かつ、そこを遮断する下方端を有するプランジャ ー74の上方端を支持するが、この部分は管状ハウジングの一部を形成し、プラン ジャーと協働する。より特定すると、プランジャー74は、開口部75の壁と協働す る下方端に環状凹部76を有して、初期的に用量の治療剤を包含するポケット77を 規定する。 バー73は、かかる張力による運動を斜酌した好適な材料から作成されていれば よい。例えば、バーはポリマー片の積層体から形成され、それらがそれぞれの端 部で接着されて(例えば、熱シールされて)、リーフスプリングに類似する構造 を形成する。 射出時には、圧力チャンバー25内部の気体圧は、上向きに偏向されたバー73の 上部表面に作用し、それが強制的に、ちょうど中心位置を通り、屈曲の方向が図 14に示されるように効果的に逆転される位置まで、迅速に偏向される。これによ り、開口部75を通ってプランジャーが迅速に下に移動し、それにより、注射器を 貫通する通路を設けると共に、ポケット77を開放して、用量が通過中の気体流に 乗れるようにする。 第6の具体例は、図16および図17に例示されるが、最初の5つの具体例におけ る類似機能の部分と同一参照番号を有する部分を備える。この具体例では、置換 可能カプセルは3つ部分の組み合わせから成るが、すなわち、カプセルハウジン グ78を設けるように組み立てられる、第1カプセルハウジング部分78Aおよび第 2のカプセルハウジング部分78Bと、カプセルハウジング内部に保持されるプラ グ79とから形成される。カプセルハウジング78は、下方バレル部分24とノズル26 の間に挟まれた、放射方向外向きに突出するフランジ80を有する。プラグ79はそ の下方端に第1ヘッド81を有し、その上方端に第2ヘッド82を有する。第2ヘッ ド82は第1ヘッド81の直径よりも大きい直径を有するが、第1ヘッド81の直径は 、第1ヘッドと第2ヘッドの間に挿間されたプラグの中間部分83の直径よりも大 きい。この中間部分の外側表面は、用量の治療剤を含有するためのポケット84を 規定するために、カプセルハウジング78と協働する。初期状態で、カプセルは、 第 1ヘッド81および第2ヘッド82とカプセルハウジング78の間の干渉嵌合によって 密封される。 プラグ79およびカプセルハウジング78は、高密度ポリマーおよび/または金属 など、好適に弾性の材料から形成され得る。好ましくは、カプセルハウジングの 第1部分および第2部分は高密度ポリエチレン(HDPE)から形成され、プラグは 、HDPEもしくは、真鍮またはスレンレス鋼などの金属のいずれかから形成される が、この場合、プラグ材料は、使用期間中の変形に対して十分に耐性がある。 注射器が射出されると、チャンバー25の高圧ガスの付与はプラグ79の上方表面 に作用して、それ強制的に、注射器内部の下方向に移動させて、図17に描かれた 開放位置すなわち射出済み位置に至らせる。この開放位置では、第2ヘッド82の 下方表面は、ハウジングのカプセルの下方周辺部付近に延在するリップ85の上部 表面に抗して当接することにより、プランジャーのそれ以上の運動を阻止する。 第2ヘッド82の下面の上および/またはリップ85の上方表面の上の、放射方向に 延びる翼板(図示せず)は、ノズル26に入る気体流のための経路を設ける。 直面するプラグ79の各表面とカプセルハウジング78との間の干渉嵌合の代わり に、図2および図3に示されるものに類似する、Oリングと押しきり突起を有す る配置は、ハウジング内でのプラグの初期運動に対する抵抗を供与するために組 み入れられ得る。 リップ85により捕らえられた第2ヘッド82の代替例として、プラグの移動は、 プランジャー79の下流側にある位置で(その初期の閉鎖状態位置にある時に)、 装置の内部に配置されたアバットメントにより停止させられる。アバットメント は、例えば、プラグの下流側端部の直径よりも小さい直径を有する収束セクショ ン27の上流側端部付近の縁により、または、収束セクションの上流側端部にわた って固定されるバーにより、設けられればよい。代替例として、第1のカプセル ハウジング78Aは収束セクションの上流側端部に向けて伸張させられ、バーまた は何か他の従属機能は、射出期間中にプラグの移動を停止させるように働くカプ セルハウジング内部に設けられればよい。 第7の具体例は、図18および図19に例示されるが、最初の6つの具体例におけ る類似機能の部分と同一参照番号を有する部分を備える。この具体例では、置換 可能カプセルは、圧力チャンバー25を形成する、または、それの内部に配置され る、管状ハウジング91、薄い可撓性ディスク92、およびプラグ93の組み合わせか ら形成される。ハウジング91は上流側開口部94と、下流側開口部95とを有し、こ の場合、ディスク92は下流側開口部を遮断し、プラグ93は上流側開口部を遮断す る。図18および図19に描かれる特定の構成では、プラグ93は圧力チャンバー25の 上流側開口部を遮断し、ハウジング91の上流側開口部94は、圧力チャンバーの上 部に抗して当接されて、密閉チャンバーを規定する。射出前のカプセルの初期閉 鎖位置では(図18に示されるように)、ハウジング91の内側表面、プラグ93の外 側表面、および、ディスク92の上流側表面は、閉鎖ポケットを確立するように働 き、ここには、用量の治療剤が含有される。 使用に際し、気体圧は注射器の上流側部分を通して解放されるが、それは、そ れがプラグをハウジングの上流側開口部におけるその台座から移動させるのに十 分な大きさに達するまで、プラグ93の上で蓄積され、注射器内部を下向き方向に 移動する。プラグ93の運動により、ディスクはハウジング91の下流側開口部95を 通して下方向に屈曲させられ(図19に示されるように)、プラグがハウジングの 上流側開口部から外に出られるようにし、それと同時に、圧力がチャンバー25の 内部に蓄積される。圧力が十分な大きさに達すると、ディスク92は、ハウジング 91の下流側開口部に設けられたリップ96上のその載置位置から移動させられるの に十分なだけ撓み、注射器の下流側部分へと通過する。これは、カプセルを貫通 してノズル26に入る経路を設け、気体は注射器の中間部分を通って流れ、標的表 面に輸送するための用量の治療剤を流し出し、それを気流に取り込ませることを 可能にする。 ディスク92およびプラグ93は単一片として成形可能であり、プラグはディスク の上部表面に簡単に載置可能であり、或いは、プラグは、ディスクの上部表面に 装着されればよい。更に、任意の止めは、注射器の内側表面上に配置された従属 タブ97の形態であればよいが、ノズル26の上流側開口部内へディスクとプラグが 移動するのを阻止するために設けられ得る。 このように、新規な注射器装置と、そこで使用するためのカプセルが開示され る。本発明の好ましい実施態様が或る程度詳細に記載されてきたが、添付の特許 請求の範囲により限定されるような発明の精神および範囲から逸脱せずに、自明 な変更が行い得ると、解釈される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ポッター,デイビッド エス. イギリス国 ピーオー31 8ビーエヌ ア イル オブ ワイト,カウズ,クリフ ロ ード 2 (72)発明者 ベルハウス,ブライアン ジョン イギリス国 オーエックス5 2エスキュ ー オックスフォードシャー,イスリッ プ,ノース ストリート,ザ ロッジ(番 地なし) (72)発明者 グリーンフォールド,ジョン クリストフ ァー イギリス国 オーエックス14 1ディーエ フ オックスフォードシャー,アビンド ン,パーク クレセント 11 (72)発明者 カーター,フィオナ イギリス国 オーエックス4 3エイワイ オックスフォード,ハワード ストリー ト 1 (72)発明者 ウィークス,スチュアート イギリス国 オーエックス4 4エルゼッ ト オックスフォード,リトルモア,レイ クフィールド ロード 39 (72)発明者 シェルドレイク,コリン イギリス国 アールジー9 1キューエス オックスフォード,ヘンリー―オン―テ ムズ,グレイズ ロード 253

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.加圧流体流れ内に送達すべき用量の治療剤を含有するように適合されたカ プセルであって、該カプセルは、第一部材および第二部材を有し、ここで、該第 一および第二部材は、共に連結されて、該用量を含有するための閉鎖ポケットを 設け、該第一および第二部材の一方は、該カプセルの一部が該加圧流体流れに接 触したとき、他の部材に対して移動可能であり、該第一および第二部材は、該相 対運動時に、該カプセルを通って通路が形成され、そして該ポケットが開いて該 用量を露出して、該通路を通って流れる流体に取り込ませるように、構成され配 置されている。 2.前記第二部材が、ハウジングであり、そして前記第一部材が、該ハウジン グに挿入されたプラグである、請求項1に記載のカプセル。 3.前記プラグおよび前記ハウジングが、その上部および下部対向面にて、互 いに接触し、そして前記閉鎖ポケットが、該プラグおよび該ハウジングが互いに 接触しない該上部および下部対向面間に確立された中間空間により、設けられて いる、請求項2に記載のカプセル。 4.前記プラグおよび前記ハウジングが、その上部および下部対向面にて、互 いに接触し、さらに、ここで、前記閉鎖ポケットが、該プラグまたはハウジング にて形成された空洞または凹部により、設けられており、そして該空洞または凹 部が、該上部および下部対向面間に位置づけられている、請求項2に記載のカプ セル。 5.前記空洞または凹部が、環状である、請求項4に記載のカプセル。 6.前記空洞または凹部が、前記プラグにて形成されている、請求項4に記載 のカプセル。 7.前記空洞または凹部が、前記ハウジングにて形成されている、請求項4に 記載のカプセル。 8.前記プラグが、前記カプセルが加圧流体流れと接触したとき、前記ハウジ ング内で移動可能である、請求項2に記載のカプセル。 9.前記ハウジングが、前記カプセルが加圧流体流れと接触したとき、前記プ ラグの回りから移動可能である、請求項2に記載のカプセル。 10.前記第一および第二部材が、それぞれ、垂直に分割したプラグの第一およ び第二半体である、請求項1に記載のカプセル。 11.前記プラグの前記第一および第二半体が、その対向面にて互いに接触し、 そして前記閉鎖ポケットが、該対向面内に配置された対応する空洞により、設け られている、請求項10に記載のカプセル。 12.前記第一および第二部材が、弾性連結部材により共に連結されて、前記閉 鎖ポケットを形成する、請求項1に記載のカプセル。 13.前記閉鎖ポケットが、前記用量の前記治療剤で予め充填されており、そし て前記第一および第二部材が、共に、密封可能に連結されている、請求項1〜12 のいずれか1項に記載のカプセル。 14.用量の治療剤を加圧流体流れ内に送達するための注射器であって、該注射 器は、以下を有する: (a) 圧力下にて流体源と連動される上流部分; (b) 下流ノズル部分; (c) 中間部分であって、該中間部分は、該上流および下流部分間に配置され ており、ここで、該中間部分は、第一および第二部材を有し、該第一および第二 部材は、共に連結されて、該用量の該治療剤を含有するための閉鎖ポケットを設 け、さらに、ここで、該第一および第二部材の一方は、他の部材に対して移動可 能である;および (d) アクチュエータ機構であって、該アクチュエータ機構は、該流体源から 該中間部分への流体流れを開始して、それにより、該流体により加えられた圧力 が、該第一および第二部材の一方を該他方に対して移動させるためにあり、該第 一および第二部材は、該相対運動時に、該中間部分を通って通路が形成され、そ して該ポケットが開いて該用量を露出し、該通路を通って該下流ノズル部分へと 流れる流体に取り込ませるように、構成され配置されている。 15.前記中間部分の前記第一部材が、上流開口部および下流開口部を有する管 状ハウジングを有し、そして該中間部分の前記第二部材が、下端を有するプラン ジャーを有し、該プランジャーが、該ハウジングの該下流開口部内に配置され、 それを閉じ、前記閉鎖ポケットが、該プランジャーの該下端と該下流開口部の内 面との間に確立された空間により、設けられている、請求項14に記載の注射器。 16.前記閉鎖ポケットが、さらに、前記プランジャーの前記下端内に配置され た空洞により、設けられている、請求項15に記載の注射器。 17.前記プランジャーの前記上端が、前記注射器の前記上流部分に向かって伸 長しており、そして該注射器の前記中間部分により両端で支持されたバーにより 、支持されており、そして最初は、該注射器の前記上流部分に向かって反らされ ている、請求項15に記載の注射器。 18.前記流体により加えられた圧力が、前記バーを、ちょうど中心位置を通っ て移動させ、そして前記注射器の前記下流部分に向かって反らして、それにより 、前記プランジャーの前記下端を、前記下流開口部から取り外し、そして前記ハ ウジングに対して下流方向に移動させて、該注射器の前記中間部分を通る通路を 設 ける、請求項17に記載の注射器。 19.前記流体が、圧縮性気体であり、そして前記用量の前記治療剤が、粒子形 状である、請求項14に記載の注射器。 20.さらに、前記第一または第二部材の他の部材に対する初期運動に抗する抵 抗を与えるための手段を有する、請求項14に記載の注射器。 21.前記注射器の前記中間部分が、請求項1〜13のいずれか1項に記載のカプ セルを有する、請求項14に記載の注射器。 22.前記流体が、圧縮性気体であり、そして前記用量の前記治療剤が、粒子形 状である、請求項21に記載の注射器。 23.さらに、前記第一または第二部材の他の部材に対する初期運動に抗する抵 抗を与えるための手段を有する、請求項21に記載の注射器。
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