JP2002507334A - 雑音制御装置 - Google Patents

雑音制御装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、圧力差動マイクロフォンの前面に衝突する周囲騒音を雑音消去するための装置に関する。前記装置は、前記マイクロフォンの前面に衝突する周囲騒音を該マイクロフォンの後面にも衝突させるべく、湾曲反射体(24,25)を利用する。さらに、前記湾曲反射体(24,25)は、前記マイクロフォンの前面に向かって偏向している話し手の音声を、前記マイクロフォンの後面から偏向するように偏向させる。

Description

【発明の詳細な説明】 雑音制御装置 発明の背景 本発明は、主として雑音消去マイクロフォンと、それに関連する装置とに関す る。より詳細には、本発明は、ランダム雑音が存在する環境において使用するた めの両方向雑音制御装置に関する。 マイクロフォン・ユニットは、通常は、望ましくない雑音が存在する環境にお いて動作している。例えば、ある人が雑音消去マイクロフォンなしの電話で話し ている場合に、電話で人の話を聞いているある人は、機械類、交通、電気機器か ら出る音、または他の周辺騒音により、話し手の声から注意をそらされる可能性 がある。 多くの雑音消去マイクロフォン部材の構造においては、前部および後部の音声 ポートが用いられている。これら前部および後部の音声ポートにより、音声が両 方のポートから入り、かつ、対向方向において同時に振動板に当たり、その結果 マイクロフォンにより発生する信号が殆どまたは全く生じなくなる。この技術は 、電話送受話器の送信機およびヘッドセットの他に、広範な種類のカージオイド (cardioid)マイクロフォンに適用されている。周波数応答を向上させるために 、後部ポートに音響的チューニングが用いられているものもある。 雑音消去マイクロフォンの動作は2つの要因に依存している。第1の要因は、 (通常は両方向の)マイクロフォンの極パターン(polar pattern)と、減少す べき雑音がマイクロフォンの最大の感度軸上にないという仮定とである。第2の 要因は、マイクロフォンに近い音源(すなわち、(音声が)前部の音声ポートに 入る)と、マイクロフォンから遠い音源(すなわち、(音声が)前部および後部 の音声ポートに入る)とに関する両方向マイクロフォンの異なる反応である。 音源が前記マイクロフォンの前部音声ポートに近いときには、音圧は、前部に おいて後部の数倍大きくなる。マイクロフォンは2つの入口における音圧の差に 反応するので、近接しての会話は、遠隔の音声よりも実質的に高い感度をもたら し、この場合、音圧の大きさは2つの入口において等しくなる。 前部および後部の音声ポートを備えるマイクロフォン設計に固有の構成上の制 限のために、前記マイクロフォンの一方のポートが、常に(他方より)高感度で ある。このことは、振動板のために支持構造体を設ける必要性と、前記構造体が 前記マイクロフォン部材の後部音声ポートに入ってくる音声に結果として与える インピーダンスとに起因している。通常の習慣では、高感度の方のポートは、望 ましい音声を捕らえるために前方へ向けられている一方で、低感度の方のポート は、望ましくないバックグラウンド騒音を捕らえかつ無効にするために利用され る。 前記部材の前部の感度と後部の感度とが等しければ、等圧の雑音がマイクロフ ォンへの両方の入口にもたらされる際には常に、理論上100%の雑音排除が可 能になる。しかしながら実際には、現在入手可能なマイクロフォン部材を用いて は、10〜20dBのみの雑音の低減が可能なだけであり、かつ、このことは、 約3KHz以下の周波数に対してのみである。 周波数応答は、雑音消去マイクロフォンを区別する別の要因である。周波数応 答は、可聴帯域上では、近距離場(すなわち、前部音声ポートに近い音源)にお いて本質的に均一である。遠距離場(すなわち、遠隔の音源)においては、ユニ ットの前部ポートにおける圧力と後部ポートにおける圧力との位相が、180° ずれるまで(このときに共鳴が起こる)、周波数応答は周波数とともに良好にな る。ある周波数においては、マイクロフォンの感度は、軸方向の近距離場の音に 対してよりも、軸方向の遠距離場の音に対してより高くなる。この分割周波数( crossover frequency)は、長いポート間隔を備えたマイクロフォンよりも、短 いポート間隔を備えたマイクロフォンの場合に、より高い周波数において生じる ことになる。 雑音消去のために用いられる、電気的および機械的な双方の装置が幾つか存在 するが、前処理の必要性、反射効果、校正の難しさ、価格、および動作環境など において潜在的な短所も有している。例えば、人間の話し声が周囲騒音となる環 境においては、フィルタリングのような信号処理技術を、効果的に用いることが できない。その理由は、周囲の人間の話し声の周波数が、望ましいスピーカの音 声と同じ周波数であるためであり、かつ、この周囲騒音が一定ではなく、また周 期的でもないためである。 発明の概要 本発明の装置は、バックグラウンド騒音を消去または排除するために用いられ る圧力差動(pressure differential)マイクロフォンの性能を高める。前記圧 力差動マイクロフォンと本発明の装置とが一緒に用いられるときに、これらは、 商業上利用可能な技術の性能を上回る電気音響的な雑音排除システムを形成する 。 本発明は、圧力差動マイクロフォンの前面への周囲騒音の衝突を、同じ周囲騒 音を前記マイクロフォンの後面に向けることにより、著しく消去するという結果 をもたらす。本発明は、周囲騒音(音声、一定ではない雑音、周期的ではない雑 音、およびランダム雑音を含む)が、同時に、かつ、後面において相対的に僅か に強い音で、前記マイクロフォンの両側へ入るようにし、これにより、前記マイ クロフォンの後面の相対的に高いインピーダンスが抑えられ、この結果、雑音の 音波の効果が無効になる。さらに、本発明は、話し手の音声(すなわち、送信す べき所望の音)を前記マイクロフォンの後面から偏向させる。 本発明は、前記マイクロフォンの後部ポートが最大周囲騒音の音源と整列され ていないときでも、周囲騒音を前記マイクロフォンの後面へ向けるために、湾曲 反射体を利用する。さらに、前記マイクロフォンの後面に入る周囲騒音の音圧は 、前記マイクロフォンの後面に通じる開口部よりも大きい前記湾曲反射体により 増大する。このような発明により、前記マイクロフォンの前面に入る周囲騒音の 音波は、該マイクロフォンの後部表面に収束している同じ周囲騒音により、該マ イクロフォンにおいて消去される。さらに、前記湾曲反射体は、話し声を前記マ イクロフォンの後面から偏向させるように作用し、これにより、話し声は、前記 マイクロフォンの前面のみに入る。このことは、自己消去を防ぐために不可欠で ある。 ある態様において、本発明は、障壁部の前面に配置された第1音声開口部と、 前記障壁部の後面に配置された第2音声開口部とを備えたハウジングを有する指 向性マイクロホンとともに用いるための雑音制御装置を提供する。前記ハウジン グは、ユーザーの音声を前記第2音声開口部から偏向させかつ周囲騒音を前記第 2音声開口部へ向けて偏向させる障壁部の後面から延出している湾曲反射体を有 している。 他の態様において、本発明は、音声受信用前面および音声受信用後面の両方を 備えたマイクロフォンを有する雑音制御装置を提供する。前記ハウジングの中心 には障壁部が配置されており、該障壁部は、その前面に第1音声開口部を備え、 かつ、後面に第2音声開口部を備えている。前記障壁部の前面および後面は、前 記マイクロフォンの前記音声受信用前面および後面とそれぞれ連通している。前 記ハウジングは、第1および第2の湾曲反射体を有し、これらの湾曲反射体の各 々は、前記障壁部の後面から延出しており、かつ、ユーザーの音声を前記第2音 声開口部から偏向させかつ周囲騒音を該第2音声開口部へ向けて偏向させる。 さらなる他の態様において、本発明は、音声受信用前面と音声受信用後面とを 備えたマイクロフォンを有する雑音制御装置を提供する。前記ハウジングの中心 には障壁部が配置されており、該障壁部は、前面に第1音声開口部を備え、かつ 、後面に第2音声開口部を備えている。前記障壁部の前面および後面は、前記マ イクロフォンの前記音声受信用前面および後面とそれぞれ連通している。また、 前記ハウジングは、ユーザーの音声を前記第2音声開口部から偏向させかつ周囲 騒音を該第2音声開口部へ偏向させるための部分を有している。 図面の簡潔な説明 図1は、本発明の装置の斜視図である。 図2は、電話送受話器における前記装置の平面図である。 図2Aは、前記装置の上部平面図である。 図2Bは、前記装置の上部の開口部からマイクロフォンを取り除いた、図2の 部分2Aを拡大した上部平面図である。 図3は、前記装置の背面図である。 図4は、前記装置の正面図である。 図5は、前記装置の右側面図である。 図6は、前記装置の左側面図である。 図7は、前記装置の底部平面図である。 図8Aは、図2Aの線8A−8Aに沿って取られた断面図である。 図8Bは、図2Aの線8B−8Bに沿って取られた断面図である。 図9は、前記装置と相互作用している話し手の声の図示である。 図10は、前記装置と相互作用している周囲騒音の図示である。 図11は、従来技術による雑音消去ヘッドセットの、近距離場の応答と速距離 場の応答とに関するグラフである。 図12は、本発明の装置の、近距離場の応答と遠距離場の応答とに関するグラ フである。 発明の詳細な説明 本発明の装置20は、周囲騒音の環境において用いられる際の音声認識と音声 送信とのために、圧力差動マイクロフォン(すなわち、両方向マイクロフォン) 22の雑音消去効果を向上させる。本発明については、以下に限定されるわけで はないが、航空電話、セルラー電話、車載電話、ヘッドセット、およびステージ マイクロフォンのような、あらゆる種類の環境や装置においてだけではなく、本 明細書中の例として用いられるように、音声認識システムにおいて電話送受話器 とともに用いることができる。本発明は、ランダムな周囲の人の話し声による騒 音(例えば、株式取引所やトレーディングルーム)や周期的ではない雑音、また は一定ではない雑音が存在する環境において特に良好に作用する。しかし、本発 明は、周囲騒音が一定または周期的でありかつ話し声ではない環境においても適 用可能である。本発明は、一般に4KHz以下までの範囲である従来の装置とは 異なり、8KHzまでの周波数範囲にわたるS/N比を強めることにより、音声 認識および音声送信の明瞭さを向上させる。 図示された実施形態の装置20は、標準の電話送受話器30に、元の送信器の 代わりに螺着されている。電気的接触子34,36を有するハウジングアダプタ 32(図7および図8A)は、送受話器30と適切に接触するために、ハウジン グ38に取り付けられている。当業者には認識されるように、ハウジングアダプ タ32は、本発明が用いられるどんな装置にも適合すべく、任意の形態であって よい。本発明が用いられることになる装置には、ハウジングアダプタを必要とし ないものもある。 本発明の前記装置20は、前述したような圧力差動マイクロフォン22の後部 ポート(図示せず)に周囲騒音を集中させ、その一方で、1組の湾曲反射体24 ,25と音声障壁部26とを用いて話し手の音声を前記後部ポートから偏向させ る。前記障壁部26は、装置20の幅(x方向)にわたって延出しており、かつ 、1組の開口音声集中ゾーン28,29(図5)を前記湾曲反射体24,25と ともに形成している。これらの特徴は、図8A、図9および図10の断面図にお いて図示されている。 前記装置20は、基部40を有しており、該基部40は、例示された実施形態 において、元の送信器の代わりに標準の送受話器に螺着されるように設計されて いる。本明細書中に記載するために、x方向、y方向、およびz方向が図1に定 義されている。x方向は、障壁部26の長さの概略的方向において、ハウジング 38を横切っているものとして定義されている。この方向については、障壁部2 6はその第1端部42から第2端部44へ向かって先細になっているので、“概 略的”方向として説明される。このためx方向は、障壁部の長さに沿って延びて いる中心線の方向におけるものである。障壁部26は、第1端部42においてよ り広くなっているので、送受話器に話しているユーザーはこの広い方の端部に自 分の頬を当てることができる。しかしながら、この障壁部は、一方の端部におい て広くなる必要はない。障壁部26は、第1端部42においてフランジ46,4 7により支持されており、かつ、第2端部44においてフランジ48,49によ り支持されている。開口部50は、図2B,図8A,および図8Bにおいて最も 明確に見られるように、前記障壁部26を介してマイクロフォン22を収容して いる。ワイヤ52は、穴部54,55を通って装置20を介して下方に延出して 、電気的接触子34,36と接触している。 前記湾曲反射体24,25は、頂部56(図2B,図8A〜図10)に到達す るまで、障壁部26の中心線に沿ってy方向およびz方向(すなわち、奥行およ び高さ方向)に湾曲している。これらの湾曲反射体24,25は、最初は基部4 0から緩やかに上昇し、次に頂部56に近づくにつれて急勾配になっており、こ れにより、連続的に変化する湾曲表面を形成している。半円状の湾曲表面とは異 なり、連続的に変化する湾曲表面は好ましいものであり、これにより、反射体は 、最小限の共鳴のみで、広い範囲の周波数にわたって音声を反射させる。これら の連続的に変化する湾曲表面は、簡単な数学的な式に従う必要はなく、かつ、半 放物線状、準放物線状または任意の種類の連続的に変化する湾曲表面であってよ い。共鳴の除去または最小化を促進するために、障壁部26の後面または下面6 0と、前記湾曲反射体の交線とは、スロット58,59の周囲に管状ではない音 声集中ゾーン28,29を形成している。すなわち、障壁部の下面と湾曲反射体 とにより境界づけられた空間は、ある周波数において共鳴を生じさせ得る従来技 術の管状構造においてしばしば見られるのとは異なり、空気のコラム(column o f air)を形成しない。むしろ、音声集中ゾーン28,29は、人間の耳に類似 した“開口”反射体システムであり、これにより、スロット58,59の周囲の 共鳴は除去されるか、または少なくとも最小限にされる。 前記湾曲反射体24,25の1つの目的は、スロット58,59を介してマイ クロフォン22の後面に周囲騒音を反射させるか、または集中させることである 。スロット58,59(図8A)は、開口部50が障壁部26を通って頂部56 上に出ている位置に形成されている。したがって、スロット58,59は、x方 向における開口部50の長さに等しい長さと、y方向における開口部50の幅の 半分に等しい幅とをそれぞれ有している。前記反射体24,25の連続的に変化 する湾曲表面は、周囲騒音70の各々の入射角に対して、障壁部26の後面、ス ロット58,59、およびマイクロフォン22の後面に、前記周囲騒音70を向 けるための或る反射角があることを確実にするのに役立つ(図10)。さらに、 湾曲反射体24,25はスロット58,59より相対的にはるかに大きいので、 これらの反射体は、マイクロフォン22の音声受信用後面における周囲騒音の音 圧を増加させてマイクロフォンの内部支持構造体の固有の音響インピーダンスを 抑える。これにより、周囲騒音は、より優れた雑音消去のために実質的に等しい 音圧で、マイクロフォンの音声受信用前面と音声受信用後面とに衝突する。 前記湾曲反射体24,25の他の目的は、話し手の音声をマイクロフォン22 の後面から偏向させて、これにより、前記マイクロフォンの前面と後面とから入 ってくる話し手の音声により生じる話し手の音声の自己消去を低減させるか、ま たは除去することである。図9に示されるように、話し手66の音声64(実線 の波面)は、障壁部26の上部に向けられ、ほぼ装置20の主軸62に沿ってマ イクロフォンの前方入口に入る。前記音声64が前記障壁部を通過した後に、音 声64は、反射体24,25によりマイクロフォンの後方入口から偏向される( 破線の波面68)。話し手66の音声64をマイクロフォンの後面から偏向させ ることにより、従来技術の送受話器と比較して10dBのゲインを生じさせるこ とができる。その理由は、従来技術の送受話器は、通常は、話し手の音声につい てある程度の自己消去を有しているためである。障壁部26の縁部の周囲を通過 し得る話し手の音声の量を減少させるために、これらの縁部の形状を最適化する ことができ、これにより、縁部周囲における屈折が低減され、または話し手の音 声が反射されていく。反射体24,25は、以下に限定されるわけではないが、 プラスチック、発泡体、およびゴムのような任意の種類の材料からなっていても よい。 前記マイクロフォンにおける雑音圧力の効果を消去する1つの方法は、前部表 面により感知される雑音圧力が、後部表面により感知される雑音圧力に等しいこ とを確実にすることである。図10において、雑音70が、強度Ioを有し四方 八方に分布する球状音源として表されている。この四方八方に分布する雑音源は 、マイクロフォン22の中心から半径Rの位置に配置されていると仮定されてい る。マイクロフォンの前部表面において感知される雑音圧力は、半球体上部にわ たって雑音場を積分することにより得られる。 ここで、Aはマイクロフォンの表面積、cは空気中の音速、またNfはマイクロ フォンの前部表面に衝突する雑音圧力である。 マイクロフォンの後部表面において感知される雑音圧力は、反射体の特性に依 存する。等方性の、線形的に弾性的な中実の反射体に関して、音響反射率αrは 以下の式で与えられる。 ここで、ρは空気密度、cは空気中の音速、ρ1は反射媒体の密度、c1は反射媒 体中の音速、またθは入射角である。詳細な研究により、音響反射率が大部分の 金属固体に関してほぼ同一であることが分かっている。本発明の反射体用に選ば れる材料もまた、同一の反射率を有するように示すことができる。スネル(Snel l)の法則を適用すると、反射による雑音圧力は以下の通りである。 ここで、y=f(x)は反射体の形状を決定する関数である。この関数は、Nf =Nbとなるように選ばれる。幾つかの関数群は、所定の雑音圧力整合基準を満 たす。これらの群の中で、3つの基準を満たす関数が選ばれる。第1の基準は、 雑音消去が望まれる周波数範囲である。当面の通話への適用に関して、周波数範 囲は、0〜8,000KHzが望ましい。前部表面に衝突して反射されない波を 、後部表面に衝突する反射波と比較することにより、反射波が、反射されない波 に遅れることを容易に示すことができる。したがって、位相遅れが最小となるよ うな形状関数が選ばれる。第2の基準は、前記形状が、反射されてマイクロフォ ンへ戻る近距離場の音を最小化することであり、第3の基準は、前記表面が容易 に製 造可能であることである。 雑音の排除または消去は、2つの条件の下で基準マイクロフォンの信号をテス トマイクロフォンと比較することにより測定される。第1の条件は、両方のマイ クロフォンを近場の話し声(すなわち、近距離場)に向けて、人に近距離でマイ クロフォンに話をさせる。第2の条件は、両方のマイクロフォンを周囲の雑音( すなわち、遠距離場)に向ける。前記2つの条件に対する各々のマイクロフォン の応答間の違いは、マイクロフォンの雑音の排除または消去が有効であることを 示す測定値である。本発明は、従来技術の雑音消去ヘッドセットに対して試験さ れた。本発明と従来技術のヘッドセットとは、同一のマイクロフォン要素(すな わちエレクトレット)をそれぞれ利用した。従来技術の装置の応答が図11に表 され、かつ、本発明の応答が図12に表されている。 両方のマイクロフォンは、各々の応答を、雑音排除特性がなくかつ20Hz〜 20KHzの明確に限定された均一な応答を示すPeavey ERO 10基準マイクロフ ォンと比較することにより、雑音排除に関して試験された。これらの基準マイク ロフォンおよびテストマイクロフォンは、雑音源から等距離の位置に、互いに極 めて近接して配置された。近距離場の音声源は、JBL Control Microラウドスピ ーカを頭部内部に搭載した人間の大きさの音響ダミーによって設けられた。この ラウドスピーカは、口部開口部を介して出る音声を発生させた。これらの基準マ イクロフォンおよびテストマイクロフォンは、前記口部開口部から2cmの位置 に配置された。遠距離場の周囲騒音の音源は、前記ダミーから約10フィート離 れた可動スタンド上に載置された他のJBL Control Microラウドスピーカによっ て設けられた。 Hewlett-Packard 3566の2チャンネルダイナミックスペクトル分析器が、音源 雑音と測定とのために用いられた。300mVのホワイトノイズ信号が、増幅さ れ(McGowen 354SL)、かつ、ダミーのラウドスピーカに接続された。このノイ ズ信号は、テストマイクロフォンおよび基準マイクロフォンの各々において80 dBの音圧に調整された。これらのマイクロフォンは、Makie 1202ミキサーを介 して分析器への経路を決められ、基準マイクロフォンはチャンネル1、またテス トマイクロフォンはチャンネル2とされた。分析器を周波数応答モードにして、 2 つの信号は、これらの電力出力を自動的に分割するHewlett-Packard 3566により 分析された。 近距離場の応答を表した後に、前記増幅器は、遠距離場のラウドスピーカに切 り換えられ、かつ、マイクロフォンを移動させずに、音圧は、テストマイクロフ ォンおよび基準マイクロフォンの各々において再び80dBに調整された。この ためには、ラウドスピーカとマイクロフォンとの間に距離が追加されたために、 増幅器のボリュームを上げることが必要であった。遠距離場の応答は、各々のマ イクロフォンが遠隔の音声に対してどれだけ応答性が低いかを測定するために表 された。近距離場と遠距離場との間の応答の差が、マイクロフォンの雑音排除の 測定値である。 図11において、上方の線72は、従来技術のヘッドセットの近距離場の応答 である。従来技術のヘッドセットは、50Hz〜8KHzの周波数範囲にわたっ て−10dBの大きさの線にほぼ追随し、従来技術のヘッドセットが相当均一な 応答を有しているが、基準マイクロフォンより10dB低いゲインであったこと を示した。下方の線74は、マイクロフォンの遠距離場の応答であり、約3.5 KHzまでは約10〜20dBの間を変動していたが、約3.5KHzの地点で 応答が“息切れ”し始めた。この理由は、ヘッドセットが近距離場よりも遠距離 場の音声に対してより感応するようになったためである。 図12において、同じマイクロフォン要素が、同じ手順に従って、本発明の装 置を備えた電話の送受話器において試験された。近距離場の応答76は、0.0 dBの線に追随し、本発明による送受話器が基準マイクロフォンとほぼ同じゲイ ンを有することを示した。さらに、本発明の装置の雑音排除は、非常に大きく、 下方の線78により示されるように、6.45KHzおよびそれ以上にまで10 〜40dBの間で変動した。 当業者には、本発明が、その必要不可欠な特徴から逸脱することなく、他の特 定の形式で実施され得ることが理解される。したがって、現状で開示された実施 形態は、あらゆる点に関して例示的なものと考えられ、限定的なものとは考えら れない。本発明の範囲は、前述の記載よりもむしろ添付した請求項により示され ており、本明細書からの等価物の意味および範囲の中で生じるあらゆる変更は、 本明細書中に包含されている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年9月22日(1998.9.22) 【補正内容】 請求の範囲 1. 両方向のマイクロフォンとともに用いるための雑音制御装置において、 障壁部の前面に配置された第1音声開口部と、前記障壁部の後面に配置された 第2音声開口部とを有するハウジングを具備し、 前記ハウジングは、湾曲反射体を有しており、 前記湾曲反射体は、前記障壁部の後面から延出しており、 前記障壁部は、ユーザーの音声を前記第2音声開口部から偏向させ、かつ、前記障壁部の前面に向けられた 周囲騒音を前記第2音声開口部へ偏向させることを 特徴とする雑音制御装置。 2. 前記湾曲反射体が、連続的に変化する湾曲表面を具備することを特徴と する請求項1に記載の装置。 3. 前記湾曲反射体が、半放物線状の湾曲表面を具備することを特徴とする 請求項1に記載の装置。 4. 前記湾曲反射体が、準放物線状の湾曲表面を具備することを特徴とする 請求項1に記載の装置。 5. 前記障壁部の後面と前記湾曲反射体とが、前記第2音声開口部の周囲に 管状ではない音声集中ゾーンを形成することを特徴とする請求項1に記載の装置 。 6. 前記湾曲反射体が、y方向およびz方向のみに湾曲することを特徴とす る請求項1に記載の装置。 7. 前記湾曲反射体が、奥行方向および高さ方向のみに湾曲することを特徴 とする請求項1に記載の装置。 8. 音声受信用前面と音声受信用後面とを有するマイクロフォンと、 中央に配置された障壁部を有するハウジングとを具備し、 前記障壁部は、前面に第1音声開口部を備え、かつ、後面に第2音声開口部を 備え、 前記第1および第2音声開口部は、前記マイクロフォンの音声受信前面および 後面にそれぞれ連通しており、 前記ハウジングは、第1湾曲反射体と第2湾曲反射体とを有し、 前記第1および第2湾曲反射体は、それぞれ前記障壁部の後面から延出してお り、かつ、ユーザーの音声を前記第2音声開口部から偏向さ甘、かつ、前記障壁 部の前面に向けられた 周囲騒音を該第2音声開口部へ向かって偏向させることを 特徴とする雑音制御装置。 9. 前記湾曲反射体の各々が、連続的に変化した湾曲表面を具備することを 特徴とする請求項8に記載の装置。 10. 前記湾曲反射体の各々が、半放物線状の湾曲表面を具備することを特 徴とする請求項8に記載の装置。 11. 前記湾曲反射体の各々が、準放物線状の湾曲表面を具備することを特 徴とする請求項8に記載の装置。 12. 前記障壁部の後面と前記湾曲反射体とが、前記第2音声開口部の周囲 に管状ではない音声集中ゾーンを形成することを特徴とする請求項8に記載の装 置。 13. 前記湾曲反射体の各々が、y方向およびz方向のみに湾曲することを 特徴とする請求項8に記載の装置。 14. 前記湾曲反射体の各々が、奥行方向および高さ方向のみに湾曲するこ とを特徴とする請求項8に記載の装置。 15. 音声受信用前面と音声受信用後面とを有するマイクロフォンと、 中央に配置され、前面に第1音声開口部を備えかつ後面に第2音声開口部を備 えた障壁部を有するハウジングと、 ユーザーの音声を前記第2音声開口部から偏向させ、かつ、前記障壁部の前面 に向けられた 周囲騒音を該第2音声開口部へ向かって偏向させる手段とを具備し 、 前記第1および第2音声開口部は、前記マイクロフォンの音声受信用前面およ び後面にそれぞれ連通していることを特徴とする雑音制御装置。 16. 前記第2音声開口部の周囲に管状ではない音声集中ゾーンを形成する 手段を有することを特徴とする請求項15に記載の装置。 17. 前記マイクロフォンの前記音声受信用後面において周囲騒音からの音 圧を増加させるための手段を有することを特徴とする請求項15に記載の装置。 18. 前記第2音声開口部における共鳴を防ぐまたは最小限にする手段を有 することを特徴とする請求項15に記載の装置。 19. 前記雑音除去装置が航空電話に接続されていることを特徴とする請求 項1に記載の装置。 20. 前記雑音除去装置がセルラー電話に接続されていることを特徴とする 請求項1に記載の装置。 21. 前記雑音除去装置が車載電話に接続されていることを特徴とする請求 項1に記載の装置。 22. 前記雑音除去装置がヘッドセットに接続されていることを特徴とする 請求項1に記載の装置。 23. 前記雑音除去装置がステージマイクロフォンに接続されていることを 特徴とする請求項1に記載の装置。 24. 前記雑音除去装置が電話送受話器に接続されていることを特徴とする 請求項1に記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 両方向のマイクロフォンとともに用いるための雑音制御装置において、 障壁部の前面に配置された第1音声開口部と、前記障壁部の後面に配置された 第2音声開口部とを有するハウジングを具備し、 前記ハウジングは、湾曲反射体を有しており、 前記湾曲反射体は、前記障壁部の後面から延出しており、 前記障壁部は、ユーザーの音声を前記第2音声開口部から偏向させ、かつ、周 囲騒音を前記第2音声開口部へ偏向させることを特徴とする雑音制御装置。 2. 前記湾曲反射体が、連続的に変化する湾曲表面を具備することを特徴と する請求項1に記載の装置。 3. 前記湾曲反射体が、半放物線状の湾曲表面を具備することを特徴とする 請求項1に記載の装置。 4. 前記湾曲反射体が、準放物線状の湾曲表面を具備することを特徴とする 請求項1に記載の装置。 5. 前記障壁部の後面と前記湾曲反射体とが、前記第2音声開口部の周囲に 管状ではない音声集中ゾーンを形成することを特徴とする請求項1に記載の装置 。 6. 前記湾曲反射体が、y方向およびz方向のみに湾曲することを特徴とす る請求項1に記載の装置。 7. 前記湾曲反射体が、奥行方向および高さ方向のみに湾曲することを特徴 とする請求項1に記載の装置。 8. 音声受信用前面と音声受信用後面とを有するマイクロフォンと、 中央に配置された障壁部を有するハウジングとを具備し、 前記障壁部は、前面に第1音声開口部を備え、かつ、後面に第2音声開口部を 備え、 前記第1および第2音声開口部は、前記マイクロフォンの音声受信前面および 後面にそれぞれ連通しており、 前記ハウジングは、第1湾曲反射体と第2湾曲反射体とを有し、 前記第1および第2湾曲反射体は、それぞれ前記障壁部の後面から延出してお り、かつ、ユーザーの音声を前記第2音声開口部から偏向させ、かつ、周囲騒音 を該第2音声開口部へ向かって偏向させることを特徴とする雑音制御装置。 9. 前記湾曲反射体の各々が、連続的に変化した湾曲表画を具備することを 特徴とする請求項8に記載の装置。 10. 前記湾曲反射体の各々が、半放物線状の湾曲表面を具備することを特 徴とする請求項8に記載の装置。 11. 前記湾曲反射体の各々が、準放物線状の湾曲表面を具備することを特 徴とする請求項8に記載の装置。 12. 前記障壁部の後面と前記湾曲反射体とが、前記第2音声開口部の周囲 に管状ではない音声集中ゾーンを形成することを特徴とする請求項8に記載の装 置。 13. 前記湾曲反射体の各々が、y方向およびz方向のみに湾曲することを 特徴とする請求項8に記載の装置。 14. 前記湾曲反射体の各々が、奥行方向および高さ方向のみに湾曲するこ とを特徴とする請求項8に記載の装置。 15. 音声受信用前面と音声受信用後面とを有するマイクロフォンと、 中央に配置され、前面に第1音声開口部を備えかつ後面に第2音声開口部を備 えた障壁部を有するハウジングと、 ユーザーの音声を前記第2音声開口部から偏向させかつ周囲騒音を該第2音声 開口部へ向かって偏向させる手段とを具備し、 前記第1および第2音声開口部は、前記マイクロフォンの音声受信用前面およ び後面にそれぞれ連通していることを特徴とする雑音制御装置。 16. 前記第2音声開口部の周囲に管状ではない音声集中ゾーンを形成する 手段を有することを特徴とする請求項15に記載の装置。 17. 前記マイクロフォンの前記音声受信用後面において周囲騒音からの音 圧を増加させるための手段を有することを特徴とする請求項15に記載の装置。 18. 前記第2音声開口部における共鳴を防ぐまたは最小限にする手段を有 することを特徴とする請求項15に記載の装置。
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