JP2002507234A - 非水性の漂白剤含有洗剤組成物 - Google Patents

非水性の漂白剤含有洗剤組成物

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JP2002507234A JP50572199A JP50572199A JP2002507234A JP 2002507234 A JP2002507234 A JP 2002507234A JP 50572199 A JP50572199 A JP 50572199A JP 50572199 A JP50572199 A JP 50572199A JP 2002507234 A JP2002507234 A JP 2002507234A
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Abstract

(57)【要約】 漂白剤前駆物質および/または漂白剤を含んでなり、漂白剤前駆物質および/または漂白剤の分解により放出される酸素と相互作用し得る化合物をさらに含んでなる、非水性液体洗剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 非水性の漂白剤含有洗剤組成物 発明の分野 本発明は、非水性の、漂白剤供給源を含む洗剤組成物に関する。 発明の背景 液体の形態にある洗剤製品は、乾燥粉末または粒子状洗剤製品よりも使用し易 いと考えられることが多い。従って、該洗剤は消費者に非常に好まれている。そ の様な洗剤製品は、容易に計量でき、洗浄水に迅速に溶解し、濃縮溶液または分 散液の形態で洗濯すべき衣類の汚れた区域に容易に塗布することができ、粉塵を 生じない。通常、これらの製品は、顆粒状製品よりも少ない空間で貯蔵できる。 さらに、その様な洗剤は、粒子状または顆粒状洗剤製品の製造に使用されること が多い乾燥作業に、劣化せずに耐えることができない材料も処方物中に配合でき る。 該洗剤は、顆粒状洗剤製品に対して多くの優位性を有するが、幾つかの固有の 欠点も有する。特に、顆粒状製品中では互いに相容性がある洗剤成分が、相互作 用するか、または互いに反応する傾向を有する場合がある。そのため、酵素、界 面活性剤、香料、ブライトナー、溶剤および特に漂白剤および漂白活性剤の様な 成分は、妥当な程度の化学的安定性を有する液体洗剤製品中に配合するのが特に 困難である。 洗剤製品中の洗剤組成物成分の化学的相容性を高めるための一方法は、非水性 (または無水)洗剤組成物を処方することである。その様な非水性製品では、通 常は固体である洗剤組成物成分の少なくとも一部は、液体製品中に不溶のままで あり、従って、液体マトリックス中に溶解させた場合よりも、互いに反応し難い 傾向がある。反応性物質、例えば過酸素漂白剤、を含む非水性液体洗剤組成物は 、例えばHepworth et al.の米国特許第4,615,820号、1986年10 月17日公布、Schultz et al.の米国特許第4,929,380号、1990年 5月29日公布、Schultz et al.の米国特許第5,008,031号、1991 年4月16日公布、Elder et al.のEP−A−030,096、1981年6月 10日公開、Hall et al.のWO 92/09678、1992年6月11日公 開、およびSanderson et al.のEP−A−565,017、1993年10月1 3日公開、に記載されている。 漂白剤前駆物質を非水性洗剤に配合する際に観察される特別な問題としては、 漂白剤および漂白剤前駆物質の化学的安定性がある。漂白剤および漂白剤前駆物 質は、濃縮液中で化学的に安定しているが、洗浄液中に希釈することにより、相 互に迅速に反応すべきである。残念ながら、濃縮液中に存在する漂白剤および/ または漂白剤前駆物質は、ある程度の分解を起こす。これは通常、酸素の発生を 伴い、そのために容器の内部圧が生じ、時間と共に蓄積する。 特に、プラスチック容器の場合、容器は内部圧の蓄積のために次第に変形する 。この現象は「膨れ」と呼ばれることが多い。この現象は、温暖な国々で、容器 が特に高い温度にさらされる場合に特に顕著である。場合によっては、膨れが甚 だしく、基底部が変形し、容器が直立できなくなることがある。例えば、スーパ ーマーケットで容器が棚から落下することもある。 膨れの問題は、通気機構により、ある程度対処することはできる。しかし、通 気機構は、包装デザインに取り入れるには高価であり、液体製品と接触した場合 (例えば横にしたり逆さにした場合)には働かなくなる、あるいは製品の漏れを 引き起こす傾向がある。従って、非水性の漂白剤含有液体洗剤には、包装物の膨 れの量を低減する必要が常にある。 ここで、非水性液体洗剤から発生する酸素と相互作用し得る特殊な化合物によ り、膨れを低減できることが分かった。 発明の概要 本発明により、酸素と相互作用し得る特殊な化合物を含む非水性液体洗剤組成 物を提供する。 発明の詳細な説明 本発明により、漂白剤供給源の分解により放出される酸素と相互作用する特殊 な化合物を非水性液体洗剤組成物中に添加することにより、包装物の膨れの問題 が低減することが分かった。相互作用とは、これらの化合物が反応するか、また は酸素がこの化合物により吸収されることを意味する。 その結果、これらの特殊な化合物は、包装物中に蓄積し得る酸素を減少させる か、または排除するのに有効である。 酸素と反応し得る好ましい化合物は、酸素補集剤である。好ましい酸素補集剤 は、金属イオンを含む化合物である。その例としては、鉄、コバルトおよびマン ガンである。好ましい実施態様では、この化合物は金属イオンを含む触媒である 。 好ましい触媒は、大多環状剛性配位子の遷移金属錯体である漂白剤触媒である 。「大多環状剛性配位子」の用語は、下記の説明では「MRL」と略記すること がある。使用する量は、触媒として有効な量であり、約1ppb以上が好適であり 、例えば約99.9%まで、より一般的には約0.001ppm以上、好ましくは 約0.05ppm〜約500ppm(ここで「ppb」は10億分の1重量部を表し、「p pm」は100万分の1重量部を表す)である。 好適な遷移金属、例えばMn、を以下に例示する。「大多環状」とは、MRL が大環状および多環式の両方であることを意味する。「多環式」とは、少なくと も2環式を意味する。ここで使用する用語「剛性」は、「超構造を有する」およ び「架橋した」を含む。「剛性」は、たわみ性の抑制された逆として定義される 。ここに参考として含めるD.H.Busch.,Chemical Reviews. (1993),93,847- 86 0参照。より詳しくは、ここで使用する「剛性」は、そのMRLが、同等(環の 大きさおよび種類および主環中の原子数が等しい)であるが、MRL中に見られ る超構造(特に結合部分または、好ましくはクロス−ブリッジ部分)が無い大環 状物質(親大環状物質)よりも明らかに剛性がより高いことを意味する。超構造 が有る、または無い大環状物質の比較剛性を決定する際、専門家は大環状物質の (金属と結合した形態ではなく)遊離形態を使用する。剛性は、大環状物質を比 較する上で有用であることは良く知られており、剛性を決定、測定または比較す るための好適な手段には、計算方法がある(例えばZimmer,Chemical Reviews. (1995),95(38),2629-2648またはHancock et al.,Inorganica Chimica Acta, (1989),164,73-84参照)。ある大環状物質が他よりも剛性が高いか、否かは、 簡単に分子モデルを作成するだけで決定でき、一般的に配置エネルギーを絶対的 な条件で知ることも、それらを精確に計算することも不可欠ではない。ある大環 状物質と他の大環状物質の剛性の比較は、安価なパソコンによる計算手段、例え ばTripos Associatesから市販されているALCHEMY III、を使用して非常に効果的 に行なうことができる。Triposには、比較のみならず、絶対的な決定も行なえる 、より高価なソフトウエアもあるが、代わりにSHAPESを使用することもできる( 上記のZimmer参照)。本発明で重要な一つの観察は、親大環状物質がクロス−ブ リッジした形態と比較して明らかにたわみ性である場合、本発明の目的に対して 最適条件がある、ということである。予期せぬことに、より剛性の高い親大環状 物質から出発するのではなく、少なくとも4個の供与体原子を含む親大環状物質 、例えばサイクラム(cyclam)誘導体、を使用すること、およびそれらをクロス− ブリッジさせることが好ましい。もう一つの観察は、クロス−ブリッジした大環 状物質は、他の様式でブリッジした大環状物質よりも著しく好ましいことである 。 ここで使用するのに好ましいMRLは、クロス−ブリッジした特殊な型の超剛 性配位子である。「クロス−ブリッジ」は、下記の1.11に例示するが、それ らに限定するものではない。1.11で、クロス−ブリッジは−CH2CH2−部 分である。この部分は、例示する構造の中でN1およびN8をブリッジする。比較 により、「同じ側の」ブリッジ、例えば1.11においてN1とN12を横切る様 にブリッジを導入する場合、は「クロス−ブリッジ」を構成するには十分ではな く、好ましくない。 剛性配位子錯体に好適な金属には、Mn(II)、Mn(III)、Mn(IV)、Mn(V) 、Fe(II)、Fe(III)、Fe(IV)、Co(I)、Co(II)、Co(III)、Ni(I)、 Ni(II)、Ni(III)、Cu(I)、Cu(II)、Cu(III)、Cr(II)、Cr(III)、 Cr(IV)、Cr(V)、Cr(VI)、V(III)、V(IV)、V(V)、Mo(IV)、Mo(V)、 Mo(VI)、W(IV)、W(V)、W(VI)、Pd(II)、Ru(II)、Ru(III)、およびR u(IV)がある。本遷移金属漂白剤触媒に好ましい遷移金属には、マンガン、鉄お よびクロムがある。好ましい酸化状態としては、(II)および(III)酸化状態があ る。低スピン構造および高スピン錯体の両方におけるマンガン(II)が含まれる。 低スピンMn(II)錯体の様な錯体は、すべての配位化学においてむしろ希である 。(II)または(III)の記号は、必要な酸化状態を有する配位遷移金属を意味し、 配位した金属原子は、遊離イオンではないか、または配位子として水だけを有す る物質である。 一般的に、ここで使用する様に、「配位子」は、金属イオンに対して直接共有 結合できるすべての部分である。配位子は帯電していても、中性でもよく、広範 囲に変化することができ、単純な1価供与体、例えば塩化物、または単純なアミ ンを含むが、それらのアミンは、単一の配位結合を形成する、および金属に対す る、酸素またはエチレンに対する(これは金属と3屓環を形成することができ、 従って、潜在的な2個の付加点を有するといえる)、より大きな部分、例えばエ チレンジアミンまたはアザ大環状物質、に対する(これは、金属上で利用できる 箇所および遊離配位子の孤立した対または交互の結合箇所の数により許容される 、1種以上の金属に対して最大数までの単結合を形成する)単一の付加点を形成 する。多くの配位子が単純な供与体結合以外の結合を形成することかでき、複数 の付加点を有することができる。 ここで有用な配位子は、幾つかの群、すなわちMRL、好ましくはクロス−ブ リッジした大多環状物質(好ましくは有用な遷移金属錯体中に1個のMRLがあ るが、より多く、例えば2個、存在することもできるが、ただし、好ましい単核 遷移金属錯体中にではない)、他の、所望により使用する、一般的にMRLとは 異なった配位子(一般的に、0〜4、好ましくは1〜3個のその様な配位子があ る)、および触媒サイクルの一部として金属と遷移的に関連する配位子(後者は典 型的には水、水酸化物、酸素または過酸化物に関連する)、に分けることができ る。第3群の配位子は、安定した、遊離可能な、十分に特徴付けられる化合物で ある金属漂白剤触媒を規定するのに不可欠ではない。供与体原子(それぞれが、 金属に供与するために利用できる電子の少なくとも単一の孤立した対を有する) を通して金属に結合する配位子は、供与体の能力、または少なくとも供与体原子 の数に等しい潜在的な配位座数を有する。一般的に、供与体能力は、十分に、ま たは部分的にのみ発揮される。 一般的に、本発明のMRLは、特別に選択された「親大環状物質」に構造的な 剛性をさらに加えた結果と見ることができる。 より一般的には、本発明のMRL(および対応する遷移金属触媒)は、 (a)4個以上の異原子を含んでなる少なくとも1個の大環状主環、および (b)好ましくは、 (i)ブリッジしている超構造、例えば結合部分、 (ii)クロス−ブリッジしている超構造、例えばクロス−ブリッジしている結合 部分、および (iii)それらの組合せ から選択された、大環状物質の剛性を増加し得る、共有結合した非金属超構造を 含んでなるのが好適である。 用語「超構造」は、ここでは、文献中でBusch et al.により定義されている様 に使用する(例えば、「Chemical Review」におけるBuschの論文参照)。 ここで好ましい超構造は、親大環状物質の剛性を強化するのみならず、大環状 物質が裂け目(cleft)の中で金属と配位する様に、大環状物質を折り曲げ易くす る。好適な超構造は、著しく簡単でよく、例えば下記の1.9および1.10に 例示する結合部分のいすれかの様な結合部分を使用することができる。 式中、nは整数、例えば2〜8、好ましくは6未満、典型的には2〜4である。式中、mおよびnは約1〜8、より好ましくは1〜3、の整数であり、ZはNま たはCHであり、Tは相容性のある置換基、例えばH、アルキル、トリアルキル アンモニウム、ハロゲン、ニトロ、スルホネート、等である。1.10中の芳香 族環は、飽和環で置き換えることができ、その際、Z中の環に接続している原子 はN、O、SまたはCを含むことができる。 理論により制限される積もりは無いが、本発明のMRL中に構築されている、 それらの金属錯体の速度論的および/または熱力学的安定性を増大させる予備組 織は、超構造を持たない遊離親大環状物質と比較して、位相幾何学的束縛および 強化された剛性(たわみ性の消失)のいずれか、または両方に起因している。こ こに定義するMRLおよびそれらの好ましい、「超剛性」と言えるクロス−ブリ ッジされた亜群は、固定された予備組織の2つの供給源を組み合わせている。こ こで好ましいMRLでは、結合部分および親大環状物質が組み合わされて配位子 を形成するが、この配位子は著しい規模の「折り目」を有し、その程度は、大部 分が平面で不飽和であることが多い大環状物質に超構造が付加している多くの公 知の超構造配位子よりも大きいのが典型的である。例えば、D.H.Busch.,Chemi cal Reviews. (1993),93,847-880参照。さらに、ここで好ましいMRLには 多くの特別な特性があり、(1)いわゆる「プロトンスポンジ」における様な非 常に高いプロトン親和力を有するのが特徴である、(2)多価遷移金属との反応 が遅い傾向があり、上記の(1)と組み合わせた場合、それらの、特定の加水分 解可能な金属イオンとの錯体の合成をヒドロキシル溶剤中で困難にする、(3) ここに記載する様に遷移金属原子と配位した時に、MRLは著しく高い速度論的 安定性を有するので、通常の配位子を含む錯体を破壊する様な条件下でも、金属 イオンは極めてゆっくり解離する、および(4)これらの錯体は著しく高い熱力 学的安定性を有するが、遷移金属からMRLが解離する速度が通常ではないので 、この特性を定量しようとする従来の平衡測定は通用しないことがある。本発明 の一態様では、MRLは、 (i)少なくとも1個、好ましくは2または3個の非供与体原子の共有結合によ り互いに分離された4個以上の供与体原子(好ましくは、これらの供与体原子の 少なくとも3個、より好ましくは少なくとも4個はNである)を含み、これらの 供与体原子の2〜5個は錯体中の同じ遷移金属に配位している有機大環状環、お よび (ii)有機大環状環の少なくとも2個(好ましくは隣接していない)の供与体原 子 を共有結合する結合部分、好ましくはクロス−ブリッジする鎖[該共有結合した (好ましくは隣接していない)供与体原子は、錯体中の同じ遷移金属に配位した ブリッジヘッド供与体原子であり、該結合部分(好ましくはクロス−ブリッジさ れた鎖)は、2〜約10個の原子を含んでなる(好ましくはクロス−ブリッジさ れた鎖は、2、3または4個の非供与体原子、および4〜6個の非供与体原子お よび別の1個の供与体原子、から選択される] を含んでなる。 好適なMRLはさらに下記の化合物により例示されるが、これに限定するもの ではない。 これは本発明のMRLであり、サイクラムの非常に好ましい、クロス−ブリッ ジされた、メチル置換された(すべての窒素原子が第3級である)誘導体である 。正式には、この配位子は、Baeyerにより拡張された方式を使用して5,12− ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカン と命名される。「A Guide to IUPAC Nomenclature of Organic Compounds:Recomm endations 1993」、R.Panico,W.H.Powell and J-C Richer(Eds.)、Blackwell Scientific Publications,Boston,1993、特にR-2.4.2.1.項参照。従来の専門 用語によれば、N1およびN8は「ブリッジヘッド原子」、より詳しくは、金属 に供与できる孤立した対を有するので、ここに定義する様に「ブリッジヘッド供 与体原子」である。N1は、異なった飽和炭素鎖2、3、4および14、13に より、2個の非ブリッジヘッド供与体原子、N5およびN12、に接続しており 、 ブリッジヘッド供与体原子N8には、ここでは2個の炭素原子の飽和炭素鎖であ る「結合部分」a、bにより接続している。N8は、異なった鎖6、7および9 、10、11により、2個の非ブリッジヘッド供与体原子、N5およびN12、 に接続している。鎖a、bは、ここに定義する「結合部分]であり、「クロス− ブリッジする」部分と呼ばれる特殊な好ましい型の鎖である。上記配位子の「大 環状環」、または「主環」(IUPAC)、は、4個の供与体原子および鎖2、3、4、 6、7、9、10、11および13、14のすべてを含むが、abは含まない。 この配位子は従来の二環式である。短い鎖または「結合部分」a、bはここに定 義するクロス−ブリッジであり、a、bは大環状環を二分している。 本発明のMRLは、無論、予備形成された大環状物質に加えて、予備形成され た「剛性化」または「構造変性」要素から合成されることに限定するものではな く、多種多様の合成手段、例えば鋳型合成、が有用である。例えばBusch et al. 、「Heterocyclic compounds:Aza-crown macrocycles」、J.S.Bradshaw et al. 中に概観、参照。 本発明の組成物に有用な遷移金属漂白剤触媒は、一般的に、本発明の定義に従 う公知の化合物、並びに、より好ましくは、本洗濯および洗浄用途に特に設計さ れた、以下に例示する非常に多くの新規な化合物(これらに限定しない)を含む 。ジクロロ−5,12−ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6 .6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−4,10−ジメチル−1,4,7,10−テトラアザビシクロ[5. 5.2]テトラデカンマンガン(II) ジアコ−5,12−ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6.6 .2]ヘキサデカンマンガン(II)ヘキサフルオロリン酸塩 アコ−ヒドロキシ−5,12−ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシク ロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(III)ヘキサフルオロリン酸塩 ジアコ−4,10−ジメチル−1,4,7,10−テトラアザビシクロ[5.5 .2]テトラデカンマンガン(II)ヘキサフルオロリン酸塩 ジアコ−5,12−ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6.6 .2]ヘキサデカンマンガン(II)テトラフルオロホウ酸塩 ジアコ−4,10−ジメチル−1,4,7,10−テトラアザビシクロ[5.5 .2]テトラデカンマンガン(II)テトラフルオロホウ酸塩 ジクロロ−5,12−ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6. 6.2]ヘキサデカンマンガン(III)ヘキサフルオロリン酸塩 ジクロロ−5,12−ジ−n−ブチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ [6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−5,12−ジベンジル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6 .6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−5−n−ブチル−12−メチル−1,5,8,12−テトラアザビシ クロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−5−n−オクチル−12−メチル−1,5,8,12−テトラアザビ シクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−5−n−ブチル−12−メチル−1,5,8,12−テトラアザビシ クロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−5,12−ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6. 6.2]ヘキサデカン鉄(II) ジクロロ−4,10−ジメチル−1,4,7,10−テトラアザビシクロ[5. 5.2]テトラデカン鉄(II) ジクロロ−5,12−ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6. 6.2]ヘキサデカン銅(II) ジクロロ−4,10−ジメチル−1,4,7,10−テトラアザビシクロ[5. 5.2]テトラデカン銅(II) ジクロロ−5,12−ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6. 6.2]ヘキサデカンコバルト(II) ジクロロ−4,10−ジメチル−1,4,7,10−テトラアザビシクロ[5. 5.2]テトラデカンコバルト(II) ジクロロ−5,12−ジメチル−4−フェニル−1,5,8,12−テトラアザ ビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−4,10−ジメチル−3−フェニル−1,4,7,10−テトラアザ ビシクロ[5.5.2]テトラデカンマンガン(II) ジクロロ−5,12−ジメチル−4,9−ジフェニル−1,5,8,12−テト ラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−4,10−ジメチル−3,8−ジフェニル−1,4,7,10−テト ラアザビシクロ[5.5.2]テトラデカンマンガン(II) ジクロロ−5,12−ジメチル−2,11−ジフェニル−1,5,8,12−テ トラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−4,10−ジメチル−4,9−ジフェニル−1,4,7,10−テト ラアザビシクロ[5.5.2]テトラデカンマンガン(II) ジクロロ−2,4,5,9,11,12−ヘキサメチル−1,5,8,12−テ トラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−2,3,5,9,10,12−ヘキサメチル−1,5,8,12−テ トラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−2,2,4,5,9,9,11,12−オクタメチル−1,5,8, 12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−2,2,4,5,9,11,11,12−オクタメチル−1,5,8 ,12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−3,3,5,10,10,12−ヘキサメチル−1,5,8,12− テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−3,5,10,12−テトラメチル−1,5,8,12−テトラアザ ビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−3−ブチル−5,10,12−トリメチル−1,5,8,12−テト ラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカン マンガン(II) ジクロロ−1,4,7,10−テトラアザビシクロ[5.5.2]テトラデカン マンガン(II) ジクロロ−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカン 鉄(II) ジクロロ−1,4,7,10−テトラアザビシクロ[5.5.2]テトラデカン 鉄(II) アコ−クロロ−2−(2−ヒドロキシフェニル)−5,12−ジメチル1,5, 8,12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) アコ−クロロ−10−(2−ヒドロキシベンジル)−4,10−ジメチル−1, 4,7,10−テトラアザビシクロ[5.5.2]テトラデカンマンガン(II) クロロ−2−(2−ヒドロキシベンジル)−5−メチル1,5,8,12−テト ラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) クロロ−10−(2−ヒドロキシベンジル)−4−メチル−1,4,7,10− テトラアザビシクロ[5.5.2]テトラデカンマンガン(II) クロロ−5−メチル−12−(2−ピコリル)−1,5,8,12−テトラアザ ビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II)塩化物 クロロ−4−メチル−10−(2−ピコリル)−1,4,7,10−テトラアザ ビシクロ[5.5.2]テトラデカンマンガン(II)塩化物 ジクロロ−5−(2−スルファト)ドデシル−12−メチル−1,5,8,12 −テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) アコ−クロロ−5−(2−スルファト)ドデシル−12−メチル−1,5,8, 12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) アコ−クロロ−5−(3−スルホノプロピル)−12−メチル−1,5,8,1 2−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ−5−(トリメチルアンモニオプロピル)ドデシル−12−メチル−1 ,5,8,12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) 塩化物 ジクロロ−5,12−ジメチル−1,4,7,10,13−ペンタアザビシクロ [8.5.2]ヘプタデカンマンガン(II) ジクロロ−14,20−ジメチル−1,10,14,20−テトラアザトリシク ロ[8.6.6]ドコサ−3(8),4,6−トリエンマンガン(II) ジクロロ−4,11−ジメチル−1,4,7,11−テトラアザビシクロ[6. 5.2]ペンタデカンマンガン(II) ジクロロ−5,12−ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[7. 6.2]ヘプタデカンマンガン(II) ジクロロ−5,13−ジメチル−1,5,9,13−テトラアザビシクロ[7. 7.2]ヘプタデカンマンガン(II) ジクロロ−3,10−ビス(ブチルカルボキシ)−5,12−ジメチル−1,5 ,8,12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) ジアコ−3,10−ジカルボキシ−5,12−ジメチル−1,5,8,12−テ トラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II) クロロ−20−メチル−1,9,20,24,25−ペンタアザテトラシクロ [7.7.7.13,7.111,15]ペンタコサ−3,5,7(24),11,13, 15(25)−ヘキサンマンガン(II)ヘキサフルオロリン酸塩 トリフルオロメタンスルホノ−20−メチル−1,9,20,24,25−ペン タアザテトラシクロ[7.7.7.13,7.111,15]ペンタコサ−3,5,7( 24),11,13,15(25)−ヘキサンマンガン(II)トリフルオロメタン スルホン酸塩 トリフルオロメタンスルホノ−20−メチル−1,9,20,24,25−ペン タアザテトラシクロ[7.7.7.13,7.111,15]ペンタコサ−3,5,7( 24),11,13,15(25)−ヘキサン鉄(II)トリフルオロメタンスルホ ン酸塩 クロロ−5,12,17−トリメチル−1,5,8,12,17−ペンタアザビ シクロ[6.6.5]ノナデカンマンガン(II)ヘキサフルオロリン酸塩 クロロ−4,10,15−トリメチル−1,4,7,10,15−ペンタアザビ シクロ[5.5.5]ヘプタデカンマンガン(II)ヘキサフルオロリン酸塩 クロロ−5,12,17−トリメチル−1,5,8,12,17−ペンタアザビ シクロ[6.6.5]ノナデカンマンガン(II)塩化物 クロロ−4,10,15−トリメチル−1,4,7,10,15−ペンタアザビ シクロ[5.5.5]ヘプタデカンマンガン(II)塩化物 特定の用語にさらに定義および説明を加えることは専門家にとって有益であろ う。ここで使用する用語「大環状環」とは、4個以上の供与体原子(すなわち窒 素または酸素の様な異原子)から形成され、それらを接続する炭素鎖で共有結合 された環であり、ここに定義する大環状環はすべて、合計で少なくとも10、好 ましくは少なくとも12個の原子を大環状環中に含んでいなければならない。本 発明のMRLは、配位子1個あたり2個以上のあらゆる種類の環を含むことがで きるが、少なくとも1個の大環状環を識別できなければならない。その上、好ま しい実施態様では、2個の異原子は直接接続していない。好ましい遷移金属漂白 剤触媒は、MRLが、少なくとも10〜20個の原子、好ましくは12〜18個 の原子、より好ましくは約12〜約20個の原子、最も好ましくは12〜16個 の原子を含む有機大環状環(主環)を含んでなる。 ここで「供与体原子」は、配位子中に取り込まれても、金属との供与体−受容 体結合の形成に使用できる電子の少なくとも1つの孤立した対をなお有する、窒 素、酸素、リンまたは硫黄の様な異原子である。好ましい遷移金属漂白剤触媒は 、クロス−ブリッジされたMRLの有機大環状環中の供与体原子が、N、O、S 、およびP、好ましくはNおよびO、からなる群から選択され、最も好ましくは すべてNである漂白剤触媒である。また、4〜5個の供与体原子を含んでなり、 それらのすべてが同じ遷移金属に配位しているクロス−ブリッジされたMRLも 好ましい。最も好ましい遷移金属漂白剤触媒は、クロス−ブリッジされたMRL が、すべて同じ遷移金属に配位した4個の窒素供与体原子を含んでなる漂白剤触 媒、およびクロス−ブリッジされたMRLが、すべて同じ遷移金属に配位した5 個の窒素供与体原子を含んでなる漂白剤触媒である。 本発明のMRLの「非供与体原子」は、最も一般的には炭素であるが、特に、 所望により使用する大環状物質の環外置換基(例えば、以下に例示する「ペンダ ント」部分)では、金属触媒を形成するのに不可欠な供与体原子でも炭素でもな い、様々な種類の原子を含むことができる。そのため、最も広い意味では、用語 「非供与体原子」は、触媒の金属と供与体結合を形成するのに不可欠ではないす べての原子を意味することができる。その様な原子の例は、配位し得ないスルホ ネート基の中に取り込まれた硫黄、ホスホニウム塩部分の中に取り込まれたリン 、P(V)酸化物の中に取り込まれたリン、非遷移金属、等を含むことができる 。特定の好ましい実施態様では、非供与体原子は、すべて炭素である。 MRLの遷移金属錯体は、都合の良いすべての様式で製造することができる。 その様な2通りの製造方法を以下に説明する。 [Mn(Bサイクラム)Cl2]の合成 (a)方法I 「Bサイクラム」(5,12−ジメチル−1,5,8,12−テトラアザビシ クロ[6.6.2]ヘキサデカン)は、G.R.Weisman,et al.,J .Amer.Chem .Soc. ,(1990),112,8604、に記載されている合成方法により製造する。Bサ イクラム(1.00g、3.93ミリモル)を無水CH3CN(35ml、CaH2 から蒸留)に溶解させる。次いで、この溶液を15mmでCH3CNが沸騰し始め るまで排気する。次いで、フラスコをArで大気圧に戻す。この脱気工程を4回 繰り返す。H.T.Witteveen et al.の文献、J .Inorg.Nucl.Chem.,(1974),36 ,1535、に記載されている方法により合成したMn(ピリジン)2Cl2(1.2 g、3.93ミリモル)をAr下で加える。曇った反応溶液が徐々に暗色になる 。室温で一晩攪拌した後、反応溶液は暗褐色になり、細かい粒子が懸濁する。反 応溶液を0.2μフィルターで濾過する。濾液は明るい黄褐色である。濾液を回 転蒸発装置を使用して蒸発乾燥させる。室温、0.05mmで一晩乾燥させた後、 灰色かかった白色の固体1.35g、収率90%、が得られる。元素分析 [Mn(Bサイクラム)Cl2]、MnC14304Cl2、分子量=3 80.26、に関する理論値 Mn14.45%、C44.22%、H7.95 %、実測値 Mn14.98%、C44.48%、H7.86%、イオンスプレ ー質量分光法は、354mμに、[Mn(Bサイクラム)(ギ酸塩)]+ に相当する1個の主要ピークを示している。(b)方法II 上記と同じ方法により製造し、新しく蒸留したBサイクラム(25.00g、 0.0984モル)を無水CH3CN(900ml、CaH2から蒸留)に溶解させ る。次いで、この溶液を15mmでCH3CNが沸騰し始めるまで排気する。次い で、フラスコをArで大気圧に戻す。この脱気工程を4回繰り返す。 MnCl2(11.25g、0.0894モル)をAr下で加える。曇った反応 溶液が直ちに暗色になる。還流下で4時間攪拌した後、反応溶液は暗褐色になり 、細かい粒子が懸濁する。反応溶液を0.2μフィルターで、乾燥条件下で濾過 する。濾液は明るい黄褐色である。濾液を回転蒸発装置を使用して蒸発乾燥させ る。得られた黄褐色の固体を室温、0.05mmで一晩乾燥させる。固体をトルエ ン(100ml)に分散させ、還流加熱する。トルエンをデカンテーションにより 除去し、この手順を別のトルエン100mlで繰り返す。残りのトルエンを回転蒸 発装置で除去する。室温、0.05mmで一晩乾燥させた後、明るい青色の生成物 31.75g、収率93.5%、が得られる。元素分析 [Mn(Bサイクラム)Cl2]、MnC14304Cl2、分子量=3 80.26、に関する理論値 Mn14.45%、C44.22%、H7.95 %、N14.73%、C118.65%、実測値 Mn14.69%、C44. 69%、H7.99%、N14.78%、Cl18.90%(Karl Fischer水、 0.68%)。イオンスプレー質量分光法は、354mμに、[Mn(Bサイクラ ム)(ギ酸塩)]+に相当する1個の主要ピークを示している。漂白剤供給源 本発明の必須成分は漂白剤前駆物質および/または漂白剤である。 本発明の組成物に配合する漂白剤前駆物質は、典型的には1個以上のN−また はO−アシル基を含むが、これらの前駆物質は広範囲な種類から選択することが できる。好適な種類には、酸無水物、エステル、イミド、ニトリル、およびイミ ダゾールおよびオキシムのアシル化誘導体が含まれ、これらの種類の中の有用な 材料の例はGB−A−1586789に記載されている。 好適なエステルは、GB−A−836988、GB−A−864798、GB −A−1147871、GB−A−2143231およびEP−A−01703 86に開示されている。ソルビトール、グルコースおよびすべての糖類とベンゾ イル化剤およびアセチル化剤のアシル化生成物も好適である。 具体的なO−アシル化前駆化合物には、3,5,5−トリメチルヘキサノイル オキシベンゼンスルホネート、ベンゾイルオキシベンゼンスルホネート、ベンゾ イルオキシベンゼンスルホネートの陽イオン系誘導体、ノナノイル−6−アミノ カプロイルオキシベンゼンスルホネート、モノベンゾイルテトラアセチルグルコ ースおよびペンタアセチルグルコースがある。無水フタル酸は、好適な酸無水物 型前駆物質である。有用なN−アシル化合物は、GB−A−855735、GB −A−907353およびGB−A−1246338に記載されている。 イミド型の好ましい前駆化合物には、N−ベンゾイルスクシンイミド、テトラ ベンゾイルエチレンジアミン、N−ベンゾイル置換された尿素およびアルキレン 基が1〜6個の炭素原子を含むN,N−N’N’テトラアセチル化アルキレンジ アミン、特にアルキレン基が1、2および6個の炭素原子を含む化合物、がある 。最も好ましい前駆化合物はN,N−N’N’テトラアセチルエチレンジアミン (TAED)である。 ラクタム群のN−アシル化前駆化合物は、GB−A−955735に一般的に 開示されている。本発明の最も広い態様では過酸前駆物質として有用なすべての ラクタムの使用を意図しているが、好ましい材料はカプロラクタムおよびバレロ ラクタムを含んでなる。 好適なカプロラクタム漂白剤前駆物質は式 を有し、式中、R1はHまたは1〜約12個の炭素原子、好ましくは6〜12個 の炭素原子を含むアルキル、アリール、アルコキシアリールまたはアルカリール 基である。 好適なバレロラクタムは式 を有し、式中、R1はHまたは1〜約12個の炭素原子、好ましくは6〜12個 の炭素原子を含むアルキル、アリール、アルコキシアリールまたはアルカリール 基である。非常に好ましい実施態様では、R1はフェニル、ヘプチル、オクチル 、ノニル、2,4,4−トリメチルペンチル、デセニルおよびそれらの混合物か ら選択する。 他の好適な材料は、通常は<30℃で固体である材料、特にフェニル誘導体、 すなわちベンゾイルバレロラクタム、ベンゾイルカプロラクタム、およびそれら の置換されたベンゾイル類似体、例えばクロロ、アミノ、ニトロ、アルキル、ア リールおよびアルコキシ誘導体、である。 R1部分が少なくとも6個、好ましくは6〜約12個の炭素原子を含むカプロ ラクタムおよびパレロラタタム前駆物質は、パーハイドロリシスにより、疎水性 を有する過酸を生じるが、これは求核性および身体の汚れを洗浄する特性を与え る。R1が1〜6個の炭素原子を含んでなる前駆化合物は、飲料の染を漂白する のに特に有効な親水性漂白物質を与える。「疎水性」および「親水性」のカプロ ラクタムおよびバレロラクタムの混合物は、典型的には重量比1:5〜5:1、 好ましくは1:1で、混合された汚れの除去に使用できる。 別の好ましい群の漂白剤前駆物質には、バレロラクタムおよびアシルカプロラ クタムから誘導される、式 の陽イオン系漂白活性剤があるが、式中、Xは0または1であり、置換基R、R ’およびR”はそれぞれC1〜C10アルキルまたはC2〜C4ヒドロキシアルキル 基、または[(Cy2y)O]n−R"'であり、ここでy=2〜4、n=1〜20、R "'はC1〜C4アルキル基または水素であり、Xは陰イオンである。 好適なイミダゾールには、N−ベンゾイルイミダゾールおよびN−ベンゾイル ベンズイミダゾールがあり、他の有用なN−アシル基含有過酸前駆物質には、N −ベンゾイルピロリドン、ジベンゾイルタウリンおよびベンゾイルピログルタミ ン酸がある。 他の好適な群の漂白活性剤化合物は、下記の一般式を有するアミド置換された 化合物である。 R1N(R5)C(O)R2C(O)Lまたは R1C(O)N(R5)R2C(O)L 式中、R1は約1〜約14個の炭素原子を含むアルキル、アルキレン、アリール またはアルカリール基であり、R2は1〜約14個の炭素原子を含むアルキレン 、アリーレン、およびアルカリーレン基であり、R5はHまたは約1〜約10個 の炭素原子を含むアルキル、アリール、またはアルカリール基であり、Lは実質 的にすべての離れていく基でよい。R1は好ましくは約6〜12個の炭素原子を 含む。R2は好ましくは約4〜8個の炭素原子を含む。R1は、直鎖または分岐鎖 アルキル、置換されたアリールまたは分岐鎖、置換、または両方を含むアルキル アリールでよく、合成供給源または天然供給源、例えばタロウ脂肪、から得るこ とができる。類似の構造的変形がR2に可能である。置換基は、アルキル、アリ ール、ハロゲン、窒素、硫黄および他の典型的な置換基または有機化合物を含む ことができる。R5は好ましくはHまたはメチルである。R1およびR5は、好ま しくは合計で18個を超える炭素原子を含むべきではない。上記の式を有する漂 白剤前駆物質の好ましい例には、EP−A−0170386に記載されている( 6−オクタンアミド−カプロイル)オキシベンゼンスルホネート、(6−ノナン アミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート、(6−デカンアミド−カプロ イル)オキシベンゼンスルホネート、およびそれらの混合物がある。 EP−A−332,294およびEP−A−482,807に記載されている ベンゾキサジン型の輔駆化合物、特に式 を有する前駆化合物も好適であり、これにはの置換されたベンゾキサジンが含まれるが、式中、R1はH、アルキル、アルカ リール、アリール、アリールアルキル、第2級または第3級アミンであり、R2 、R3、R4、およびR5は、同一であるか、または異なるものであって、H、ハ ロゲン、アルキル、アルケニル、アリール、ヒドロキシル、アルコキシル、アミ ノ、アルキルアミノ、COOR6(ここでR6はHまたはアルキル基である)およ びカルボニル官能基から選択される。 ベンゾオキサジン型の前駆物質は下記の材料である。 これらの漂白剤前駆物質は、予備形成された過酸、例えばN,Nフタロイルア ミノペルオキシ酸(PAP)、ペルオキシアジピン酸のノニルアミド(NAPAA) 、1,2ジペルオキシドデカンジオン酸(DPDA)およびトリメチルアンモニ ウムプロペニルイミドペルオキシメリト酸(TAPIMA)により部分的に置き 換えることができる。 上記の漂白剤前駆物質の中で最も好ましい材料は、アミド置換された漂白剤前 駆化合物である。最も好ましくは、漂白剤前駆物質は、(6−オクタンアミド− カプロイル)オキシベンゼンスルホネート、(6−ノナンアミド−カプロイル) オキシベンゼンスルホネート、(6−デカンアミド−カプロイル)オキシベンゼ ンスルホネート、およびそれらの混合物から選択されたアミド置換された漂白剤 前駆化合物である。 漂白剤前駆物質は、洗剤組成物に配合するのに好適な公知のいずれかの粒子状 形態、例えば凝集物、顆粒、押出物または球形にした押出物、でよい。好ましく は、漂白剤前駆物質は球形にした押出物の形態にある。 好ましい漂白剤は、過酸化水素の固体供給源である。 過酸化水素の好ましい固体供給源は過水和物漂白剤を含む。過水和物は、典型 的には無機過水和物漂白剤であり、通常は、洗浄液中のアルカリ性過酸化水素供 給源としてナトリウム塩の形態にある。過水和物は、通常は組成物の0.1〜6 0重量%、好ましくは3〜40重量%、より好ましくは5〜35重量%、最も好 ましくは8〜30重量%の量で配合する。 過水和物は、アルカリ金属の無機塩、例えば過ホウ酸塩一水和物または四水和 物、過炭酸塩、過リン酸塩および過ケイ酸塩、のどれでもよいが、通常はアルカ リ金属の過ホウ酸塩または過炭酸塩である。 過炭酸ナトリウムは、2Na2CO3.3H2O2に相当する式を有し、結晶 性固体として市販されている。市販材料のほとんどは、製造工程中に配合された 少量の重金属イオン封鎖剤、例えばEDTA、1−ヒドロキシエチリデン1,1 −ジホスホン酸(HEDP)またはアミノホスホン酸塩、を含む。本発明の洗剤 組成物の目的には、過炭酸塩は、それ以上保護せずに洗剤組成物中に配合できる が、その様な組成物の好ましい実施態様では、材料の被覆形態を使用する。ホウ 酸塩、ホウ酸およびクエン酸塩を含む様々な被覆を使用する、あるいはSiO2 :Na2O比1.6:1〜3.4:1、好ましくは2.8:1のケイ酸ナトリウ ムを、過炭酸塩の2〜10重量%(通常は3〜5重量%)の量のケイ酸塩固体を 与える水溶液として塗布することができる。 しかし、最も好ましい被覆は、炭酸ナトリウムおよび硫酸ナトリウムまたは塩 化ナトリウムの混合物である。 結晶性過炭酸塩の粒子径範囲は350マイクロメートル〜1500マイクロメ ートルであり、平均約500〜1000マイクロメートルである。 本発明の非水性洗剤組成物は、界面活性剤および低極性溶剤を含み、中に漂白 前駆物質組成物を分散させた液相をさらに含むことができる。本発明の洗剤組成 物の液相および固相の成分、並びに組成物の形態、製造および使用を以下に、よ り詳細に説明する。 他に指示がない限り、濃度および比率はすべて重量で表示する。界面活性剤 本発明の非水性液体洗剤組成物の界面活性剤混合物成分の量は、他の組成物成 分の性質および量に応じて、および最終的に形成された組成物の所望のレオロジ ー特性に応じて変えることができる。一般的に、この界面活性剤混合物は、組成 物の約10〜90重量%の量で使用する。より好ましくは、界面活性剤混合物は 組成物の約15〜50重量%を構成する。 陰イオン系、非イオン系、両性(ampholytic)および双性イオン系区分およびこ れらの界面活性剤物質の典型的な一覧は、米国特許第3,664,961号、1 972年5月23日にNorrisに公布、に記載されている。 非常に好ましい陰イオン系界面活性剤は、直鎖アルキルベンゼンスルホネート (LAS)材料である。その様な界面活性剤およびそれらの製造は、例えばここ に参考として含める米国特許第2,220,099号および第2,477,38 3号に記載されている。特に好ましい材料は、アルキル基中の平均炭素原子数が 約11〜14である、ナトリウムおよびカリウムの直鎖アルキルベンゼンスルホ ン酸塩である。 好ましい陰イオン系界面活性剤はアルキルサルフェート界面活性剤を含むが、 これは式ROSO3Mの水溶性塩または酸であり、式中、Rは好ましくはC10〜 C24ヒドロカルビル、好ましくはC10〜C18アルキル成分を有するアルキルまた はヒドロキシアルキル、より好ましくはC12〜C15アルキルまたはヒドロキシア ルキルであり、MはHまたは陽イオン、例えばアルカリ金属陽イオン(例えばナ トリウム、カリウム、リチウム)、またはアンモニウムまたは置換されたアンモ ニウム(第4級アンモニウム陽イオン、例えばテトラメチル−アンモニウムおよ びジメチルピペリジニウム陽イオン)、である。 非常に好ましい陰イオン系界面活性剤はアルキルアルコキシル化サルフェート 界面活性剤を含むが、これは式RO(A)mSO3Mの水溶性塩または酸であり、 式中、RはC10〜C24アルキル成分を有する置換されていないC10〜C24アルキ ルまたはヒドロキシアルキル基、好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキ シアルキル、より好ましくはC12〜C15アルキルまたはヒドロキシアルキルであ り、Aはエトキシまたはプロポキシ単位であり、mは0より大きく、典型的には 約0.5〜約6、より好ましくは約0.5〜約3であり、MはHまたは陽イオン であり、陽イオンは例えば金属陽イオン(例えばナトリウム、カリウム、リチウ ム、カルシウム、マグネシウム、等)、アンモニウムまたは置換されたアンモニ ウム陽イオンでよい。アルキルエトキシル化サルフェート並びにアルキルプロポ キシル化サルフェートをここでは意図している。置換されたアンモニウム陽イオ ンの具体例には、第4級アンモニウム陽イオン、例えばテトラメチル−アンモニ ウムおよびジメチルピペリジニウム陽イオンかある。代表的な界面活性剤は、C12 〜C15アルキルポリエトキシレート(1.0)サルフェート(C12〜C15E( 1.0)M)、C12〜C15アルキルポリエトキシレート(2.25)サルフェー ト(C12〜C15E(2.25)M)、C12〜C15アルキルポリエトキシレート(3 .0)サルフェート(C12〜C15E(3.0)M)、およびC12〜C15アル キルポリエトキシレート(4.0)サルフェート(C12〜C15E(4.0)M) であり、ここでMはナトリウムおよびカリウムから選択するのが有利である。 使用する他の好適な界面活性剤は、「The Journal of the American Oil Chemi sts Society」、52(1975)、323-329頁に従って、気体状SO3でスルホン化したC8 〜C20カルボン酸(すなわち脂肪酸)の直鎖エステルを含むアルキルエステル スルホネート界面活性剤である。好適な出発材料は、タロウ、パーム油、等に由 来する天然の脂肪物質を含む。 特に洗濯用途に好ましいアルキルエステルスルホネート界面活性剤は、構造式 のアルキルエステルスルホネート界面活性剤を含んでなり、式中、R3はC8〜C20 ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれらの組合せであり、R4は C1〜C6ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれらの組合せであり、 Mはアルキルエステルスルホネートと水溶性塩を形成する陽イオンである。好適 な塩形成陽イオンとしては、ナトリウム、カリウム、およびリチウムの様な金属 、および置換された、または置換されていないアンモニウム陽イオンがある。好 ましくは、R3はC10〜C16アルキルであり、R4はメチル、エチルまたはイソプ ロピルである。R3がC10〜C16アルキルであるメチルエステルスルホネートが 特に好ましい。 本発明の洗濯洗剤組成物は、洗剤目的に有用な他の陰イオン系界面活性剤も含 むことができる。これらの界面活性剤は、セッケンの塩(例えばナトリウム、カ リウム、アンモニウム、および置換アンモニウム塩、例えばモノ−、ジ−および トリエタノールアミン塩を含む)、C9〜C20直鎖アルキルベンゼンスルホネート 、C8〜C22第1級または第2級アルカンスルホネート、C8〜C24オレフィンス ルホネート、例えば英国特許明細書第1,082,179号に記載されている様 にアルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のスルホン化により製造されるス ルホン化ポリカルボン酸、C8〜C24アルキルポリグリコールエーテルサルフェ ート(10モルまでのエチレンオキシドを含む)、アルキルグリセロールスルホネ ート、脂肪アシルグリセロールスルホネート、脂肪オレイルグリセロールサルフ ェート、アルキルフェノールエチレンオキシドエーテルサルフェート、パラフィ ンスルホネート、アルキルホスフェート、イセチオネート、例えばアシルイセチ オネート、N−アシルタウレート、アルキルスクシナメートおよびスルホスクシ ネート、スルホスクシネートのモノエステル(特に飽和および不飽和C12〜C18 モノエステル)およびスルホスクシネートのジエステル(特に飽和および不飽和 C6〜C12ジエステル)、アルキル多糖のサルフェート、例えばアルキルポリグル コシドのサルフェート(以下に記載する非イオン系の非硫酸化化合物)、およびア ルキルポリエトキシカルボキシレート、例えば式 RO(CH2CH2O)k−CH2COO−M+(式中、RはC8〜C22アルキルであ り、kは1〜10の整数であり、Mは可溶性塩を形成する陽イオンである)を含 むことができる。樹脂酸および水素化樹脂酸、例えばロジン、水素化ロジン、お よびトール油中に存在する、またはトール油に由来する樹脂酸および水素化樹脂 酸、も好適である。その他の例は、「Surface Active Agents and Detergents」 (Schwartz,PerryおよびBerchによるVol.IおよびII)に記載されている。各種の その様な界面活性剤は、ここに参考として含める米国特許第3,929,678 号、1975年12月30日にLaughlin,et al.に公布、段落23、58行〜段 落29、23行にも一般的に記載されている。 そこに含まれる場合、本発明の洗浄組成物は、典型的には約1〜約40重量% 、 好ましくは約5〜約25重量%、のその様な陰イオン系界面活性剤を含んでなる 。 本発明で有用な非イオン系界面活性剤の1種は、エチレンオキシドと、平均親 水性−親油性バランス(HLB)が8〜17、好ましくは9.5〜14、より好 ましくは12〜14である界面活性剤を与えるための疎水性部分の縮合物である 。疎水性(親油性)部分は、本来脂肪族または芳香族でよく、特定の疎水性基と 縮合するポリオキシエチレン基の長さは、容易に調節し、親水性と疎水性部分の 望ましい程度のバランスを有する水溶性化合物を得ることができる。 この種の特に好ましい非イオン系界面活性剤は、アルコール1モルあたり3〜 12モルのエチレンオキシドを含むC9〜C15第1級アルコールエトキシレート 、特にアルコール1モルあたり5〜8モルのエチレンオキシドを含むC12〜C15 第1級アルコールである。 別の種類の非イオン系界面活性剤は、一般式 RO(Cn2nO)tx のアルキルポリグルコシド化合物を含んでなり、式中、Zはグルコースに由来す る部分であり、Rは、12〜18個の炭素原子を含む飽和疎水性アルキル基であ り、tは0〜10であり、nは2または3であり、Xは1.3〜4であり、これ らの化合物は、10%未満の未反応脂肪アルコールおよび50%未満の短鎖アル キルポリグルコシドを含む。この種の化合物およびそれらの洗剤における使用は 、ヨーロッパ特許第EP−B 0070077号、第EP−B 0075996 号および第EP−B 0094118号に記載されている。 非イオン系界面活性剤としては、式 を有するポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤も好適であり、式中、R1はH であるか、またはR1はC1-4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒド ロキシプロピルまたはそれらの混合物であり、R2はC5-31ヒドロカルビルであ り、Zは、直鎖ヒドロカルビル鎖を有し、その鎖に少なくとも3個のヒドロキシ ルが直接接続しているポリヒドロキシヒドロカルビルであるか、またはそれらの アルコキシル化誘導体である。好ましくは、R1はメチルであり、R2は直鎖C11 -15 アルキルまたはアルケニル鎖、例えばココナッツアルキル、またはそれらの 混合物であり、Zは、還元性アミン化反応で、還元糖、例えばグルコース、フル クトース、マルトース、ラクトース、から誘導される。非水性液体希釈剤 洗剤組成物の液相を形成するために、上記の界面活性剤(混合物)を非水性液 体希釈剤、例えば液体アルコールアルコキシレート材料または非水性の低極性有 機溶剤、と組み合わせることができる。アルコールアルコキシレート 本発明の組成物を形成するのに好適な液体希釈剤の1成分は、アルコキシル化 脂肪アルコール材料を含んでなる。その様な材料は、それ自体が非イオン系界面 活性剤でもある。その様な材料は、一般式 R1(Cm2mO)nOH に対応し、式中、R1はC8〜C16アルキル基であり、mは2〜4であり、nは約 2〜12である。好ましくは、R1は約9〜15個の炭素原子、より好ましくは 約10〜14個の炭素原子を含む第1級または第2級でよいアルキル基である。 好ましくは、アルコキシル化脂肪アルコールも、分子1個あたり約2〜12個の エチレンオキシド部分、より好ましくは分子1個あたり約3〜10個のエチレン オキシド部分を含むエトキシル化材料である。 液体希釈剤のアルコキシル化脂肪アルコール成分は、親水性−親油性バランス (HLB)が約3〜17であることが多い。より好ましくは、この材料のHLB は約6〜15、最も好ましくは約8〜15である。 本組成物中の非水性液体希釈剤の必須成分の一つとして有用な脂肪アルコール アルコキシレートの例としては、12〜15個の炭素原子を含むアルコールから 製造され、約7モルのエチレンオキシドを含む材料がある。その様な材料は、Sh ell Chemical CompanyからNeodol 25-7およびNeodol 23-6.5の商品名で市販され ている。他の有用なNeodolには、Neodol 1-5、すなわちアルキル鎖中の炭素原子 数が平均11であり、約5モルのエチレンオキシドを含むエトキシル化脂肪アル コール、Neodol 23-9、すなわち約9モルのエチレンオキシドを有するエトキシ ル化第1級C12〜C13アルコール、およびNeodol 91-10、すなわち約10モルの エチレンオキシドを有するエトキシル化C9〜C11第1級アルコールがある。こ の種のアルコールエトキシレートも、Shell Chemical CompanyからDobanolの商 品名で市販されている。Dobanol 91-5は、平均5モルのエチレンオキシドを有す るエトキシル化C9〜C11脂肪アルコールであり、Dobanol 25-7は、脂肪アルコ ール1モルあたり平均7モルのエチレンオキシドを有するエトキシル化C12〜C15 脂肪アルコールである。 他の好適なエトキシル化アルコールの例としてはTergitol 15-S-7およびTergi tol 15-S-9があるが、どちらもUnion Carbide Corporationから市販されている 直鎖第2級アルコールエトキシレートである。前者は、7モルのエチレンオキシ ドを含むC11〜C15直鎖第2級アルカノールの混合エトキシル化生成物であり、 後者は、9モルのエチレンオキシドを反応させた類似の生成物である。 本組成物に有用な他の種類のアルコールエトキシレートは、高分子量の非イオ ン系物質、例えばNeodol 45-11、であるが、これは高級脂肪アルコールの類似の エチレンオキシド縮合生成物であり、高級脂肪アルコールは14〜15個の炭素 原子を有し、分子1個あたりのエチレンオキシド基の数は約11である。その様 な製品もShell Chemical Companyから市販されている。 アルコールアルコキシレート成分は、本発明の非水性組成物中の液体希釈剤の 一部として使用する場合、一般的に組成物の約1〜60重量%の量で存在する。 より好ましくは、アルコールアルコキシレート成分は、本発明の組成物の約5〜 40重量%を構成する。最も好ましくは、アルコールアルコキシレート成分は、 本発明の洗剤組成物の約10〜25重量%を構成する。非水性の低極性有機溶剤 本洗剤組成物の一部を形成し得る液体希釈剤の別の成分は、非水性の低極性有 機溶剤を含んでなる。ここで使用する用語「溶剤」は、組成物の液相の非界面活 性キャリヤーまたは希釈剤部分を意味する。本発明の組成物の必須および/また は所望により使用する成分の幾つかは「溶剤」を含む相の中に実際に溶解し得る のに対し、他の成分は「溶剤」を含む相の中に分散した粒子状物質として存在す る。そのため、用語「溶剤」は、その溶剤物質が、そこに加えられた洗剤組成物 成分のすべてを実際に溶解し得ることを必ずしも意味しているのではない。 ここで溶剤として使用する非水性有機溶剤は、低極性の液体である溶剤である 。本発明の目的には、「低極性」液体は、本組成物に使用する好ましい種類の粒 子状物質、すなわち過酸素漂白剤、過ホウ酸ナトリウムまたは過炭酸ナトリウム 、の一つを溶解させる傾向が、あるにしても、ほとんど無い液体である。従って 、比較的極性である溶剤、例えばエタノール、は使用すべきではない。本発明の 非水性液体洗剤組成物に有用な、好適な種類の低極性溶剤は、アルキレングリコ ールモノ低級アルキルエーテル、低分子量ポリエチレングリコール、低分子量メ チルエステルおよびアミド、等を含む。 ここで使用するのに好ましい種類の非水性、低極性溶剤は、モノ−、ジ−、ト リ−、またはテトラ−C2〜C3アルキレングリコールモノC2〜C6アルキルエー テルを含んでなる。その様な化合物の具体例には、ジエチレングリコールモ ノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレ ングリコールモノエチルエーテル、およびジプロピレングリコールモノブチルエ ーテルがある。ジエチレングリコールモノブチルエーテルおよびジプロピレング リコールモノブチルエーテルが特に好ましい。この種の化合物は、Dowanol、Car bitol、およびCellosolveの商品名で市販されている。 ここで有用な他の好ましい種類の非水性、低極性有機溶剤は、低分子量ポリエ チレングリコール(PEG)を含んでなる。その様な材料は、少なくとも約15 0の分子量を有する材料である。分子量が約200〜600のPEGが最も好ま しい。 さらに他の好ましい種類の非極性、非水性溶剤は、低分子量のメチルエステル を含んでなる。その様な材料は、一般式R1−C(O)−OCH3の材料であるが 、式中、R1は1〜約18である。好適な低分子量メチルエステルの例としては 、酢酸メチル、プロピオン酸メチル、オクタン酸メチル、およびドデカン酸メチ ルがある。 使用する非水性、低極性有機溶剤は、無論、本発明の液体洗剤組成物に使用す る他の組成物成分、例えば漂白剤および/または活性剤、と相容性があり、非反 応性であるべきである。その様な溶剤成分は、一般的に組成物の約1〜60重量 %の量で使用する。より好ましくは、非水性、低極性有機溶剤は、組成物の約5 〜40重量%、最も好ましくは組成物の約10〜25重量%を構成する。液体希釈剤濃度 界面活性剤混合物の濃度と同様に、本組成物中の液体希釈剤の総量は、他の組 成物成分の種類および量により、および所望の組成物特性により決定される。一 般的に、液体希釈剤は、本組成物の約20〜95重量%を構成する。より好まし くは、液体希釈剤は、組成物の約50〜70重量%を構成する。固相 本発明の非水性洗剤組成物は、液相中に分散し、懸濁している粒子状物質の固 相をさらに含んでなる。一般的に、その様な粒子状物質は、大きさが約0.1〜 1500ミクロンである。より好ましくは、その様な物質の大きさは約5〜50 0ミクロンである。 ここで使用する粒子状材料は、粒子状の形態にあり、組成物の非水性液相に実 質的に不溶である1種以上の洗剤組成物成分を含んでなることができる。使用で きる粒子状材料の種類を以下に詳細に説明する。界面活性剤 本発明の非水性液体洗剤組成物中に分散させることができる別の種類の粒子状 材料は、非水性液相に完全に、または部分的に不溶な補助陰イオン系界面活性剤 を含む。その様な溶解性を有する最も一般的な種類の陰イオン系界面活性剤は、 第1級または第2級アルキルサルフェート陰イオン系界面活性剤を含んでなる。 その様な界面活性剤は、高級C8〜C20脂肪アルコールの硫酸化により製造され た界面活性剤である。 従来の第1級アルキルサルフェート界面活性剤は一般式 ROSO3 -+ を有し、式中、Rは典型的には、直鎖または分岐鎖でよいC8〜C20ヒドロカル ビル基であり、Mは水溶性を付与する陽イオンである。好ましくは、RはC10〜 C14アルキルであり、Mはアルカリ金属である。最も好ましくは、Rは約C12で あり、Mはナトリウムである。 従来の第2級アルキルサルフェートも、本組成物の固相の必須陰イオン系界面 活性剤成分として使用できる。従来の第2級アルキルサルフェート界面活性剤は 、分子のヒドロカルビル「骨格」に沿って不規則に分布したサルフェート部分を 有する材料である。その様な材料は、構造 CH3(CH2n(CHOSO3 -+)(CH2)mCH3 により表され、mおよびnは2以上の整数であり、m+nの合計は典型的には約 9〜15であり、Mは水溶性を付与する陽イオンである。 必要な粒子状材料の全部または一部として使用する場合、アルキルサルフェー トの様な補助的陰イオン系界面活性剤は、一般的に組成物の約1〜10重量%、 より好ましくは組成物の約1〜5重量%を構成する。粒子状材料の全部または一 部として使用するアルキルサルフェートは、ここで液相の一部として使用する不 可欠のアルキルエーテルサルフェート界面活性剤成分の一部を形成し得る非アル コキシル化アルキルサルフェート材料とは別に製造し、組成物に加える。有機ビルダー材料 本発明の非水性液体洗剤組成物に分散させることができる別の種類の粒子状材 料は、本組成物を洗濯/漂白に使用する際に直面する、カルシウムまたは他のイ オン、水硬度の影響に対抗する有機洗剤ビルダー材料を含んでなる。その様な材 料の例には、アルカリ金属のクエン酸塩、コハク酸塩、マロン酸塩、脂肪酸、カ ルボキシル−メチルコハク酸塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩およびポリア セチルカルボン酸塩が挙げられる。具体例としては、オキシジコハク酸、メリト 酸、ベンゼンポリカルボン酸およびクエン酸のナトリウム、カリウムおよびリチ ウム塩がある。他の例には、有機ホスホネート型金属イオン封鎖剤、例えばMons antoからDequestの商品名で市販されている材料およびアルカンヒドロキシホス ホネートがある。クエン酸塩が非常に好ましい。 他の好適な有機ビルダーは、ビルダー特性を有することが分かっている高分子 量重合体および共重合体を含む。例えば、その様な材料としては、適当なポリア クリル酸、ポリマレイン酸、およびポリアクリル酸/ポリマレイン酸共重合体お よびそれらの塩、例えばBASFからSokalanの商品名で販売されている材料がある 。 別の種類の好適な有機ビルダーは、高級脂肪酸の水溶性塩、すなわち「セッケ ン」を含んでなる。これらの材料には、アルカリ金属セッケン、例えば約8〜約 24個の炭素原子、好ましくは約12〜約18個の炭素原子、を含む高級脂肪酸 のナトリウム、カリウム、アンモニウム、およびアルキロールアンモニウム塩が ある。セッケンは、油脂を直接けん化するか、または遊離脂肪酸の中和により製 造することができる。ココナッツ油およびタロウに由来する脂肪酸の混合物のナ トリウムおよびカリウム塩、すなわちナトリウムまたはカリウムタロウおよびコ コナッツセッケンが特に有用である。 必要な粒子状材料の全部または一部として使用する場合、不溶性の有機洗剤ビ ルダーは、一般的に本組成物の約1〜20重量%を構成することができる。より 好ましくは、その様なビルダー材料は組成物の約4〜10重量%を構成すること ができる。無機アルカリ度供給源 本発明の非水性液体洗剤組成物に分散させることができる別の種類の粒子状材 料は、その様な組成物から形成される洗浄水溶液に一般的にアルカリ性を付与す るのに役立つ材料を含むことができる。その様な材料は、洗剤ビルダーとして、 すなわち洗剤性能に対する水硬度の悪影響に対抗する材料として作用することも 、しないこともある。 好適なアルカリ度供給源の例としては、水溶性アルカリ金属の炭酸塩、重炭酸 塩、ホウ酸塩、ケイ酸塩およびメタケイ酸がある。生態学的理由から好ましくは ないが、水溶性リン酸塩もアルカリ度供給源として使用することができる。これ らの材料の例としては、アルカリ金属ピロリン酸塩、オルトリン酸塩、ポリリン 酸塩およびホスホン酸塩がある。これらのアルカリ度供給源すべての中で、アル カリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム、が最も好ましい。 アルカリ度供給源は、水和し得る塩の形態にある場合、本発明の非水性液体洗 剤組成物中で乾燥剤としても使用できる。乾燥剤でもあるアルカリ度供給源の存 在により、水による失活に敏感な場合がある過酸素漂白剤の様な組成物成分を化 学的に安定化させるという利点が得られることもある。 粒子状材料成分の全部または一部として使用する場合、アルカリ度供給源は、 一般的に本組成物の約1〜15重量%を構成することができる。より好ましくは 、アルカリ度供給源は組成物の約2〜10重量%を構成することができる。その 様な材料は、水溶性であるが、本発明の非水性洗剤組成物には一般的に不溶性で ある。そのため、その様な材料は非水性液相中に個別の粒子の形態で分散させる のが一般的である。所望により使用する組成物成分 上に記載した組成物の液相および固相成分に加えて、本洗剤組成物は、様々な 所望により使用する成分を含むことができ、含むのが好ましい。その様な所望に より使用する成分の形態は液体でも固体でもよい。所望により使用する成分は、 液相中に溶解させるか、または液相中に細かい粒子または滴の形態で分散させる ことができる。本組成物に所望により使用することができる幾つかの材料を以下 に、より詳細に説明する。所望により使用する有機添加剤 洗剤組成物は有機添加剤を含むことができる。好ましい有機添加剤は水素化ひ まし油およびその誘導体である。 水素化ひまし油は、例えばNL Industries.Inc.,Highstown,New Jerseyから CASTORWAX.RTMの商品名で、様々な等級で市販されている商品である。他の好適 な水素化ひまし油誘導体は、Thixcin R、Thixcin E、Thixatrol ST、Perchem R およびPerchem STである。特に好ましい水素化ひまし油はThixatrolSTである。 ひまし油は、例えばstereamideとの混合物として添加することができる。 有機添加剤は、非水性液体希釈剤中に部分的に溶解する。好適な相安定性およ び妥当なレオロジーに必要な構造化された液相を形成するには、有機添加剤は、 一般的に液相の約0.05〜20重量%の程度に存在する。より好ましくは、有 機添加剤は本発明の組成物の非水性液相の約0.1〜10重量%を占める。有機 添加剤は、組成物全体の約0.01〜10重量%、より好ましくは洗剤組成物全 体の約0.05〜2.5重量%の量で存在する。所望により使用する無機洗剤ビルダー 本発明の洗剤組成物は、所望により、上に挙げた、アルカリ度供給源としても 機能する材料の他に、1種以上の無機洗剤ビルダーも含むことができる。その様 な所望により使用する無機ビルダーには、例えばゼオライトの様なアルミノケイ 酸塩がある。アルミノケイ酸塩ゼオライト、およびそれらの洗剤ビルダーとして の使用は、ここに参考として含めるCorkill et al.の米国特許第4,605,5 09号、1986年8月12日公布、に、より詳細に記載されている。結晶性層 状ケイ酸塩、例えばこの米国特許第4,605,509号に記載されている様な 材料、も本洗剤組成物に好適である。使用する場合、所望により使用する無機洗 剤ビルダーは、本組成物の約2〜15重量%を占めることができる。所望により使用する酵素 本発明の洗剤組成物は、所望により1種以上の洗剤酵素も含むことができる。 その様な酵素は、プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼおよびリパーゼを含む ことができる。その様な材料はこの分野では公知であり、市販されている。これ らの材料は本発明の非水性液体洗剤組成物中に懸濁液、「marumes」または「プ リル」の形態で配合することができる。他の好適な種類の酵素は、非イオン系界 面活性剤中の酵素スラリーの形態にある物質を含んでなる。この形態の酵素は、 Novo Nordiskから「LDP」の商品名で市販されている。 通常の酵素プリルの形態で本組成物に加える酵素は、ここで使用するのに特に 好ましい。その様なプリルは、大きさが一般的に約100〜1,000ミクロン 、より好ましくは約200〜800ミクロンであり、組成物の非水性液相全体に 分 散される。本発明の組成物中のプリルは、他の酵素形態と比較して、酵素活性の 長期間保持に関して特に望ましい酵素安定性を示すことが分かった。そのため、 酵素プリルを使用する組成物は、酵素を水性液体洗剤中に配合する時に頻繁に使 用しなければならない様な従来の酵素安定剤を含む必要がない。 使用する場合、酵素は本発明の非水性液体洗剤組成物中に、組成物1グラムあ たり重量で10mgまで、より一般的には約0.01mg〜約5mg、の活性酵素を与 えるのに十分な量で配合する。言い換えれば、本発明の非水性液体洗剤組成物は 、典型的には約0.001〜5重量%、好ましくは約0.01〜1重量%市販の 酵素製剤を含んでなる。例えば、プロテアーゼ酵素は通常、その様な市販の製剤 中に、組成物1グラムあたり0.005〜0.1Anson単位(AU)の活性を与 えるのに十分な量で存在する。所望により使用するキレート化剤 本発明の洗剤組成物は、所望により、金属イオン、例えば鉄および/またはマ ンガン、をキレート化するのに役立つキレート化剤も含むことができる。その様 なキレート化剤は、組成物中の、過酸素漂白剤の様な組成物成分を失活させる傾 向がある金属不純物と錯体形成する。有用なキレート化剤は、アミノカルボン酸 塩、ホスホン酸塩、アミノホスホン酸塩、多官能置換された芳香族キレート化剤 およびそれらの混合物を含むことができる。 所望により使用するキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートには、 エチレンジアミンテトラ酢酸塩、N−ヒドロキシエチル−エチレン−ジアミント リ酢酸塩、ニトリロトリ酢酸塩、エチレン−ジアミンテトラプロピオン酸塩、ト リエチレンテトラアミンヘキサ酢酸塩、ジエチレントリアミンペンタ酢酸塩、エ チレンジアミンジコハク酸塩およびエタノールジグリシンがある。これらの材料 のアルカリ金属塩が好ましい。 洗剤組成物中のリン全体が少なくとも低レベルで許容される場合、アミノホス ホン酸塩も、本発明の組成物に使用するのに好適であり、DEQUESTとしてエチレ ンジアミンテトラキス(メチレン−ホスホネート)を含む。好ましくは、これら のアミノホスホン酸塩は、約6個を超える炭素原子を有するアルキルまたはアル ケニル基を含まない。 好ましいキレート化剤には、ヒドロキシエチル−ジホスホン酸(HEDP)、ジ エチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)、エチレンジアミンジコハク酸(ED DS)およびジピコリン酸(DPA)およびそれらの塩がある。キレート化剤は 、無論、本発明の組成物を布地の洗濯/漂白に使用する際の洗剤ビルダーとして も作用し得る。使用する場合、キレート化剤は、本組成物の約0.1〜4重量% を構成することができる。より好ましくは、キレート化剤は、本洗剤組成物の約 0.2〜2重量%を構成する。所望により使用する増粘剤、粘度調整剤および/または分散剤 本発明の洗剤組成物は所望により、組成物の、その固体粒子状成分を懸濁液中 に維持する能力をさらに強化するのに役立つ、追加の重合体状材料も含むことが できる。その様な材料は、例えば増粘剤、粘度調整剤および/または分散剤とし て作用することができる。その様な材料は、重合体状ポリカルボキシレートであ ることが多いが、ポリビニルピロリドン(PVP)の様な重合体状材料および第 4級化エトキシル化ヘキサメチレンジアミンの様な重合体状アミン誘導体を含む ことができる。 重合体状ポリカルボキシレート材料は、好適な不飽和モノマーを、好ましくは それらの酸形態で、重合または共重合させることにより、製造できる。重合によ り好適な重合体状ポリカルボキシレートを形成できる不飽和単量体状の酸には、 アクリル酸、マレイン酸(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、アコ ニット酸、メサコン酸、シトラコン酸およびメチレンマロン酸がある。ここで使 用する重合体状ポリカルボキシレート中に、カルボキシレート基を含まない単 量体状断片、例えばビニルメチルエーテル、スチレン、エチレン、等、が存在す ることは、その様な断片が重合体の約40重量%を超える部分を構成しない限り 、好適である。 特に好適な重合体状ポリカルボキシレートは、アクリル酸から誘導することが できる。ここで有用なその様なアクリル酸系重合体は、重合したアクリル酸の水 溶性塩である。その様な酸形態にある重合体の平均分子量は、好ましくは約2, 000〜10,000、より好ましくは約4,000〜7,000、最も好まし くは約4,000〜5,000である。その様なアクリル酸重合体の水溶性塩は 、例えばアルカリ金属塩を含むことができる。この種の可溶性重合体は、公知の 材料である。この種のポリアクリレートの洗剤組成物における使用は、例えばDi ehlの米国特許第3,308,067号、1967年3月7日公布、に開示され ている。その様な材料は、ビルダー機能も果たすことができる。 使用する場合、所望により使用する増粘剤、粘度調整剤および/または分散剤 は、本組成物中に約0.1〜4重量%の量で存在する。より好ましくは、その様 な材料は、本洗剤組成物の約0.5〜2重量%を構成することができる。所望により使用するブライトナー、発泡抑制剤および/または香料 本発明の洗剤組成物は、所望により通常のブライトナー、発泡抑制剤、シリコ ーン油、および/または香料も含むことができる。その様なブライトナー、発泡 抑制剤、シリコーン油、漂白剤触媒、および香料は、無論、非水性環境中で他の 組成物成分と相容性があり、非反応性である必要がある。存在する場合、ブライ トナー、発泡抑制剤および/または香料は、典型的には本組成物の約0.01〜 4重量%を構成する。組成物の形態 本発明の粒子含有液体洗剤組成物は、実質的に非水性(または無水)であるの が特徴である。その様な組成物は、必須または所望により使用する成分中の不純 物として、非常に少ない量の水を含むことができるが、水の量は本組成物の約5 重量%を決して超えてはならない。より好ましくは、本発明の非水性洗剤組成物 の含水量は約1重量%未満である。 本発明の粒子含有非水性洗剤組成物は、液体の形態にある。組成物の製造および使用 本発明の非水性液体洗剤組成物は、非水性液相を混合した後、この相に追加の 粒子状成分を、いずれかの都合の良い順序で加え、得られた成分の組合せを混合 、例えば攪拌し、本発明の安定した組成物を形成することにより製造できる。そ の様な組成物を製造するための典型的な方法では、必須成分および特定の所望に より使用する成分を特定の順序で、および特定の条件下で組み合わせる。 好ましい製造方法の第一工程では、陰イオン系界面活性剤を含む液相を製造す る。この製造工程では、直鎖C10-16アルキルベンゼンスルホン酸の1種以上の アルカリ金属塩約30〜60%、および1種以上の希釈性非界面活性剤塩約2〜 15%を含む水性スラリーを形成する。続く工程では、このスラリーを、残留含 水量が約4重量%未満の固体材料を形成するのに必要な程度に乾燥させる。 この固体陰イオン系界面活性剤含有材料を製造した後、この材料を1種以上の 非水性有機希釈剤と組み合わせ、本発明の洗剤組成物の界面活性剤含有液相を形 成する。これは、上記の予備製造工程で形成した陰イオン系界面活性剤含有材料 を粉末形態に加工し、その様な粉末材料を、1種以上の非水性有機希釈剤(上記 の様な界面活性剤または非界面活性剤または両方)を含んでなる、攪拌している 液体媒体と混合することにより行なう。この混合は、共乾燥したLAS/塩材料 の不溶性画分の粒子が非水性有機液体希釈剤全体に十分に混合し、分散するのに 十分な攪拌条件下で行なう。 続く処理工程で、本洗剤組成物中に使用する粒子状材料を加えることができる 。その様な、高せん断攪拌条件下で加えることができる成分は、すべての所望に よ り使用する界面活性剤粒子、実質的にすべての有機ビルダー、例えばクエン酸塩 および/または脂肪酸および/またはアルカリ度供給源、例えば炭酸ナトリウム 、を含み、この組成物成分の混合物をせん断攪拌しながら加えることができる。 混合物の攪拌を続行し、必要であれば、この時点で攪拌を強化し、不溶性の固相 粒子を液相中に一様に分散させることができる。 その様にして製造した非水性液体分散液は、ミリングまたは高せん断攪拌にか けることができる。ミリング条件は一般的に、温度を約10〜90℃、好ましく は20℃〜60℃に維持することを含む。この目的に好適な装置には、攪拌ボー ルミル、共ボールミル(Fryma)、コロイドミル、高圧ホモジナイザー、高せん断 ミキサー、等がある。コロイドミルおよび高せん断ミキサーは、処理量が大きく 、価格および保守コストが低いので好ましい。その様な装置で製造される小粒子 は大きさが一般的に0.4〜150ミクロンである。 次いで攪拌を続行し、必要であれば、この時点で攪拌を強化し、不溶性の固相 粒子を液相中に一様に分散させることができる。 第二混合工程では、漂白剤前駆物質粒子を、第一混合工程から得た粉砕懸濁液 と混合する。次いで、この混合物を、漂白剤前駆物質の平均粒子径が600ミク ロン未満、好ましくは50〜500ミクロン、最も好ましくは100〜400ミ クロンになる様に湿式粉砕にかける。 この攪拌している混合物に上記の固体材料の一部または全部を加えた後、やは り混合物をせん断攪拌しながら、非常に好ましい過酸素漂白剤の粒子を組成物に 加えることができる。 第三処理工程では、有機添加剤の活性化を行なう。有機添加剤を湿潤させ、分 散力を作用させて分散状態にする。当業者は、有機添加剤の活性化を容易に行な うことができる。活性化は、Rheoxにより、Rheology Handbook,A practical gu ide to rheological additivesに記載されている様に行なうことができる。 基本的に3つの異なった段階がある。第一段階では、凝集した粉末を溶剤に加え る。この組合せは、完全に脱凝集させるのに十分な攪拌条件(せん断、熱、段階 2)下で行なう。せん断および発熱を長時間続行しながら、溶剤で膨潤した有機 添加剤粒子を段階3で活性状態に粉砕する。 上記の手順にしたがって固体成分を非水性液体に加える際、これらの固体材料 の遊離の、結合していない水分を一定の限界未満に維持するのが有利である。そ の様な固体材料中の遊離水分は、0.8%以上の水準で存在することが多い(下 記の方法参照)。固体粒子材料の遊離水分含有量を、それらの材料を洗剤組成物 マトリックス中に配合する前に、例えば流動床乾燥により、遊離水分水準0.5 %以下に下げることにより、得られた組成物の安定性が著しく改良される。遊離および総水分測定 本特許出願の目的には、理諭に縛られたくはないが、「遊離水分」とは固体、 すなわち製品の溶解していない成分、を除去した後に検出し得る水の量を意味す るのに対し、「総水分」とは、固体に結合している(例えば水和の水)、液相中に 溶解している、あるいは他のすべての形態にある、製品中に存在するすべての水 の量を意味する。水分測定に好ましい方法は、いわゆる「Karl Fischer滴定」で ある。Karl Fischer滴定以外の方法、例えばNMR、マイクロ波、またはIR分 光法、も、以下に記載する様な、製品の液体部分および製品全体中の水分測定に 適している。 処方物の「遊離水分」は、下記の様にして測定する。処方物を製造してから少 なくとも1日後(平衡にさせるため)、目視で透明な、固体成分を含まない層が得 られるまで、試料を遠心分離する。この透明層を固体から分離し、秤量した試料 をKarl Fischer電量滴定容器の中に直接導入する。この様にして測定した水量( mg水/kg透明層)を「遊離水分」(ppm)と呼ぶ。 「総水分」は、秤量した最終製品を先ず無水極性抽出液で抽出することにより 測定する。抽出液は、溶解している固体からの干渉を最小に抑える様に選択する 。ほとんどの場合、無水メタノールが好ましい抽出液である。通常、抽出工程は 、数時間で平衡に到達し(これを様々な処方物に対して立証する必要がある)、音 波処理(超音波浴)により促進することができる。その時間が過ぎた後、抽出物 の試料を遠心分離または濾過し、固体を除去し、次いで既知のアリコートを(電 量または容積測定)Karl Fischer滴定セルの中に導入する。この様にして得た値 を(mg水/kg製品)をその処方物の「総水分」と呼ぶ。 好ましくは、本発明の非水性液体洗剤組成物は、5%未満、好ましくは3%未 満、最も好ましくは1%未満の遊離水分を含む。粘度および降伏価測定 本発明の粒子含有非水性液体洗剤組成物は、市場およびその様な組成物を使用 する条件下で比較的粘性で、相が安定している。本組成物の粘度は、約300〜 5000cps、より好ましくは約500〜3000cpsであることが多い。その様 な処方物の物理的安定性は、降伏価測定によっても決定することができる。本組 成物の降伏価は、約1〜10Pa、より好ましくは約1.5〜7Paであることが多 い。本発明の目的には、粘度および降伏価は、以下に説明する方法により、Carr i-Med CSL2100レオメーターで測定する。 レオロジー特性は、一定応力レオメーター(Carri-Med CSL2100)を使用し、 25℃で測定する。ディスク半径40mmおよび層厚2mmの平行板配置を使用した 。せん断応力は、0.1Pa〜125Paの間で変化させた。報告した粘度は、せん 断率約20s-1で測定した値である。降伏応力は、それを超えるとディスクの運 動が検出される応力として定義した。つまり、せん断率は3x10-4-1未満で あった。ガス発生率測定 ガス発生率(GER)は、製品試料(通常は1000〜1200g)を三角フ ラスコに入れ、アダプターおよびバルブを使用して密封する。次いで、ガスビュ レットに接続し、製品を一定温度(通常は35℃)で保存する。一定時間(通常 は1〜10日間)後、バルブを開き、体積差を測定する。周囲の気圧変化の影響 を最小に抑えるため、値を、漂白剤を含まない試料に対して照合する。一般的に 、Y%の漂白剤(該漂白剤は、35℃でZmL/日/kg製品のGERを有する)を 含む非水性液体洗剤組成物のGERは、35℃で0.008YxZmL/日/kg製 品未満になるべきである。 上記の様にして製造した本発明の組成物は、布地の洗濯および漂白に使用する 洗浄水溶液の形成に使用できる。一般的に、有効量のその様な組成物を、好まし くは従来の布地洗濯用自動洗濯機中で、水に加え、その様な洗濯/漂白水溶液を 形成する。次いで、その様にして形成した洗濯/漂白水溶液を、好ましくは攪拌 しながら、洗濯および漂白すべき布地と接触させる。 洗濯/漂白水溶液を形成するために水に加える本液体洗剤組成物の有効量は、 水溶液中に約500〜7,000ppmの組成物を形成するのに十分な量である。 より好ましくは、約800〜5,000ppmの本発明の洗剤組成物を洗濯/漂白 水溶液中に与える。 下記の実施例は、本発明の非水性液体洗剤組成物の製造および性能上の利点を 例示する。しかし、その様な実施例は、本発明の範囲を制限または限定するもの ではない。 実施例1 非水性液体洗剤組成物の製造 1)ブトキシ−プロポキシ−プロパノール(BPP)の一部およびC11EO(5 )エトキシル化アルコール非イオン系界面活性剤(Genapol 24/50)を、ブレード インペラーを使用し、混合タンク中で短時間(1〜5分間)混合し、単相にする 。 2)BPN/NI混合物を45℃に加熱した後、BPN/NI混合物にLASを 加える。 3)必要であれば、液体ベース(LAS/BPP/NI)をドラム中にポンプ移 送する。各ドラムに分子篩(タイプ3A、4〜8メッシュ)を液体ベースの正味 重量の10%加える。分子篩は、単一ブレードタービンミキサーおよびドラム回 転機構の両方を使用して液体ベース中に混合する。空気中の水分を吸収しない様 に、混合は窒素雰囲気中で行なう。総混合時間は2時間であり、その後、液体ベ ース中の水分の0.1〜0.4%を除去する。液体ベースを20〜30メッシュ スクリーンに通して分子篩を除去する。液体ベースを混合タンクに戻す。 4)組成物に加えるための追加固体成分を製造する。その様な固体成分は、下記 の材料を含む。 炭酸ナトリウム(粒子径100ミクロン) クエン酸ナトリウム二水和物 マレイン酸−アクリル酸共重合体(BASF Sokolan) ブライトナー(Tinopal PLC) ヒドロキシエチリデンジホスホン酸(HEDP)の四ナトリウム塩 ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸ナトリウム エチレンジアミンジコハク酸(EDDS) これらのすべて粉砕可能な固体材料を混合タンクに入れ、液体ベースと、むら が無くなるまで混合する。これには、最後の粉末を加えてから、約1時間を要す る。粉末を加えた後は、タンクを窒素で満たす。これらの粉末を加える順序は重 要ではない。 5)このバッチをポンプでFrymaコロイドミルに1回通すが、このミルは、簡単 な回転子−固定子構造を有し、高速回転子が固定子の内部で回転し、高せん断区 域を造り出す。この高せん断区域が、すべての固体の粒子径を小さくする。これ によって、降伏値(すなわち構造)が増加する。次いで、冷却後にバッチを混合 タンクに再度入れる。 6)漂白剤前駆物質粒子を、第一混合工程から得た粉砕懸濁液と、第二混合工程 で混合する。次いで、この混合物を、漂白剤前駆物質の平均粒子径が600ミク ロン未満、好ましくは50〜500ミクロン、最も好ましくは100〜400ミ クロンになる様に、湿式粉砕にかける。 7)これらの最初の処理工程の後に、他の固体材料を加えることができる。これ らの固体材料には、下記の材料が含まれる。 過炭酸ナトリウム(400〜600ミクロン) プロテアーゼ、セルラーゼおよびアミラーゼ酵素プリル(400〜800ミ クロン)、密度1.7g/ml未満) 二酸化チタン粒子(5ミクロン) 触媒 これらの粉砕できない固体材料を混合タンクに入れ、続いて液体成分(香料お よびシリコーン系発泡抑制剤脂肪酸/シリコーン)を入れる。次いで、このバッ チを1時間混合する(窒素雰囲気中)。 8)処方物への最終工程として、高速度コロイドミル中で水素化ひまし油をBP Pの一部に加える。分散液を55℃に加熱する。せん断時間は約1時間である。 得られた組成物は、表1に示す組成を有する。 触媒は、コハク酸オクテニル変性したデンプンを水に約1:2の比で加えるこ とにより製造する。次いで、この触媒を溶液に加え、混合して溶解させる。溶液 の組成は、 触媒 5% デンプン 32%(デンプンは4〜6%の結合水を含む) 水 63% 次いで、この溶液を、実験室規模のNiro Atomizer噴霧乾燥機を使用して噴霧 乾燥する。噴霧乾燥機の入口は200℃に設定し、噴霧空気は約4バールである 。この工程の空気圧降下は大体30〜35mm水である。出口温度が100℃にな る様に、溶液の供給速度を設定する。粉末材料を噴霧乾燥機の底部で集める。 組成は、 触媒 15% デンプン(および結合水) 85% 乾燥機から出る粒子径は15〜100μmである。 表1 漂白剤を含む非水性液体洗剤組成物 成分 重量% 重量% 活性 活性 LASNa塩 16 15 C11EO=5アルコールエトキシレート 21 20 BPP 19 19 クエン酸ナトリウム 4 5 [4−[N−ノナノイル−6−アミノヘキサ 6 7 ノイルオキシ]ベンゼンスルホネート]Na塩 メチル第4級化ポリエトキシル化ヘキサメチレン 1.2 1 ジアミンの塩酸塩 エチレンジアミンジコハク酸 1 1 炭酸ナトリウム 7 7 マレイン酸−アクリル酸共重合体 3 3 プロテアーゼプリル 0.40 0.4 アミラーゼプリル 0.8 0.8 セルラーゼプリル 0.50 0.5 過炭酸ナトリウム 16 − 過ホウ酸ナトリウム − 15 発泡抑制剤 1.5 1.5 香料 0.5 0.5 二酸化チタン 0.5 0.5 ブライトナー 0.14 0.2 Thixatrol ST 0.1 0.1 触媒 0.03 0.03 スペックル 0.4 0.4 その他、合計して100% 表1に示す組成物は、構造化され、安定した、流動性の無水ヘビーデューティ ー液体洗濯洗剤であり、通常の布地洗濯作業に使用した時に、優れた汚れや染の 除去性能を与える。25℃で測定した粘度はせん断率20s-1で約2200cps であり、降伏値は25℃で約8.9Paである。GERは、35℃で0.35mL/ 日/kgである。660mlの製品を満たした720mlビンは、35℃で6週間保存 した後も、大きな膨れを示さなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アクセル、メイアー イギリス国ニューキャッスル、アポン、タ イン、ジェスモンド、ホリー、アベニュ、 88エー (72)発明者 スティーブン、ジョセフ、ルイス、コスマ ン ベルギー国ベー―1910、カンペンホート、 テルローンストストラート、25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 漂白剤前駆物質および/または漂白剤を含んでなり、漂白剤前駆物質お よび/または漂白剤の分解により放出される酸素と相互作用し得る化合物をさら に含んでなる、非水性液体洗剤組成物。 2. 漂白剤前駆物質および/または漂白剤を含んでなり、酸素補集剤をさら に含んでなる、請求項1に記載の非水性液体洗剤組成物。 3. 前記酸素補集剤が金属イオンを含む、請求項1または2に記載の非水性 液体洗剤組成物。 4. 前記金属イオンが、鉄、コバルトおよびマンガンから選択される、請求 項1〜3のいずれか1項に記載の非水性液体洗剤組成物。 5. 前記金属イオンが触媒の一部を形成する、請求項1〜4のいずれか1項 に記載の非水性液体洗剤組成物。
JP50572199A 1997-06-27 1998-06-25 非水性の漂白剤含有洗剤組成物 Pending JP2002507234A (ja)

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