JP2002507107A - ネットワークの構成および再構成の方法 - Google Patents

ネットワークの構成および再構成の方法

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Abstract

(57)【要約】 ノードおよびリンクから成るネットワークを構成または再構成する方法において、1つより多くの独立サブリンクを含むリンクに接続されたノードは、独立サブリンクを成端し、または伝送することができる。本方法は、グラフを定めるステップと、それぞれのノードにおけるそれぞれの辺に伝送および成端のための初期の重みをそれぞれ割当てるステップと、第1のノード対を選択するステップと、第1のノード対の間に最適経路を形成する独立サブリンクの系列を決定するステップと、最適経路を形成する辺に割当てられた重みを経路に沿ったそれぞれのノードにおいて経路のそれぞれの辺について更新するステップと、第1の基準に従い第1のノード対と異なる別のノード対を選択し、かつ、経路を決定し、重みを更新し、さらなるノード対を選択するプロセスを繰返すステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、ノードおよびリンクを含む通信ネットワークを構成および再構成す
る方法に関し、前記リンクの少なくともあるものは、2つのノード間の1つより
多くの独立サブリンクを含んでいる。
【0002】 この意味における独立サブリンクとは、2つのノード間のそれぞれのサブリン
クが前記2つのノード間の他のサブリンクに沿って搬送される信号とは無関係に
信号を搬送しうることを意味する。そのような通信ネットワークの例は、光WD
Mネットワーク(WDM=波長分割多重化)であり、WDMネットワークにおい
ては、リンクは、ノード間において光信号を搬送し、その場合、複数の波長が複
数のサブリンクを定め、すなわち、それぞれの波長が独立して信号を搬送するよ
うに用いられる。この場合、サブリンクは、論理リンクである。もう1つの例は
、光SDMネットワーク(SDM=空間分割多重化)であり、SDMネットワー
クにおいては、ケーブルに含まれる複数のファイバがリンクを構成し、それぞれ
のファイバが独立して信号を搬送する。この場合、サブリンクは、物理リンクで
ある。
【0003】 図1は、そのようなネットワークの簡単化された例を示す。ノード1、3、5
および7は、リンク2、4および6により接続されている。1から7までのこの
配置は、物理レベルにおけるトポロジを構成する。
【0004】 上述の例においては、それぞれのリンクは、aおよびbにより、それぞれが示
される2つのサブリンクを含む。それぞれのノードは、少なくとも2つの機能、
すなわち、サブリンクの成端またはサブリンクの伝送を実行するようにセットさ
れる。成端とは、そのノードにおいて対応する信号がネットワークから抽出され
るという意味において、サブリンクがそのノードにおいて終了するように、その
ノードがセットされることを意味し、一方、伝送とは、サブリンクが成端されな
いようにセットされることを意味する。換言すれば、伝送とは、入力信号が必然
的にそのノードにより出力されることを意味し、一方、成端とは、信号がネット
ワークから除去されうることを意味する。成端サブリンクからの信号は、そのネ
ットワーク内へ再入力されるが、成端された前記サブリンクの状態を変化させる
ものではない。その理由は、そのサブリンクが伝送にセットされていたならば、
そうなるように、その信号が必ず再びそのノードから出力されるようにはならな
いからである。むしろ、ネットワークからの信号の永久的除去および、例えば、
そのノードの近くにあるその信号の宛先へのその信号のルーティング、または、
そのノードにおけるネットワーク内への信号の再導入に存する成端サブリンクか
らの信号の処理は、瞬間的トラヒック制御の領域内にあり、一方、伝送または成
端へのノードのセッティングは、瞬間的トラヒック制御の影響を受けない構成の
領域内にあり、これらについては、さらに後述される。
【0005】 例として、WDMネットワークにおいては、成端は、光信号がそのノードにお
いて取出されて電気信号に変換され、かつ多重分離されてさらに処理されること
を意味する。一方、伝送は、特定の波長でノードへ入来する光信号が必然的にノ
ードから同じ波長または別の波長の出力信号として出力されることを意味する(
波長偏移の可能性は、本発明の基礎をなす問題には関係がなく、従って、ここで
は説明しないが、本発明の特定の実施例に関連して後述する)。もちろん、電気
信号に変換され、かつ多重分離された成端波長の信号は、再び多重化され、かつ
光信号に変換されて、次に同じノードにおいて光WDMネットワーク内へ再導入
される。しかし、ある波長の伝送は、ノードへ入来する与えられた波長の光信号
上のデータがノードから(その信号が入来サブリンクから送出サブリンクへどの
ようにして転送されるか、すなわち、光アッド・アンド・ドロップ(Add−a
nd−Drop)マルチプレクサ、光交差接続または電気交差接続により転送さ
れるかにかかわらず)必然的に光信号として出力されること、すなわち成端され
ていないことを意味するので、成端と伝送とは明らかに異なっており、一方、成
端は、入来信号が変換され、かつ多重分離され、その後、その信号は、再導入さ
れるが、必ずしも、そうとは限らないことを意味する。
【0006】 これを、図2aおよび図2bに関連して説明する。図2aは、図1と同じ例を
示しているが、図1に示されている一般的トポロジの特定の構成を示している。
図2aからわかるように、サブリンク2aは、ノード3において成端(Te)さ
れており、一方、サブリンク2bは、サブリンク4bへ伝送されている。図2a
の例においては、サブリンク4bは、次にノード5を経てサブリンク6bへ伝送
されているので、サブリンク2b、4bおよび6bは、ノード1とノード7との
間に経路を確立する。一方、サブリンク4aおよび6aは、ノード対3、5およ
び5、7においてそれぞれ成端されている。伝送または成端するようにセットさ
れたそのようなノードの配置は、物理レベル上の論理トポロジを定める。この論
理配置は、ネットワークの構成と呼ばれる。
【0007】 実際のネットワークにおいては、通信のためにネットワークを使用し始める前
に構成が行われ、その構成は、ネットワークの動作中そのままにしておかれる。
換言すれば、ネットワークを経てのトラヒックの瞬間的ルーティングは、構成を
変えることなく、すなわち、固定された構成において行われる。しかし、もしネ
ットワークにおける需要が激しく変化すれば(例えば、2つのノード間の平均ト
ラヒックが著しく変化すれば)、またはネットワークにおける状況が変化すれば
(例えば、特定のノードが故障すれば)、一般に構成の変更が必要となり、再構
成と呼ばれる。
【0008】 図2aに示されている構成によれば、例えば、ノード1とノード7との間の通
信は、経路(2b−4b−6b)を経て、または経路(2a)、(4a)および
(6a)を経て行われる。経路(2a)、(4a)および(6a)を経る通信は
、それぞれの成端された信号がネットワーク内へ再導入されることを意味するの
は、明らかである。ノード1とノード5との間の通信は、経路(2a)および(
4a)を経て、または経路(2b−4b−6b)および(6a)を経て行われる
。この例においては、サブリンク2aないし6bは、双方向性のものであると仮
定されていることに注意される。 容易にわかるように、経路という用語は、それぞれの端部において成端されて
いる1つ又はそれ以上の接続されたサブリンクを指す用語である。
【0009】 図1の物理ネットワークは、図2aに示されている構成へ制限されるわけでは
ない。むしろ、図2bに示されているもののような他の構成も可能である。その
場合は、サブリンク2bおよび4bがノード1とノード5との間の経路(2b−
4b)を形成し、サブリンク4aおよび6aがノード3とノード7との間の経路
(4a−6a)を形成し、サブリンク2aがノード1とノード3との間の経路(
2a)を確立し、サブリンク6bがノード5とノード7との間の経路(6b)を
確立する。この特定の構成によれば、ノード3とノード5との間の直接通信は、
不可能であり、代わりに経路(2a)および(2b−4b)または経路(4a−
6a)および(6b)を選択しなければならない。図示されていないもう1つの
構成においては、それぞれのサブリンクは、それが接続されているそれぞれのノ
ードにおいて成端され、すなわち、相隣るノード間においてのみ経路を形成する
【0010】 可能な構成の数がノード、リンクおよびリンク毎のサブリンクの数に依存する
ことは明らかである。ノード、リンクおよびサブリンクの数の増加に伴い、構成
の数は、極めて大きくなる。一方、特定の物理ネットワークが与えられた時は、
通信のために設定された要求を満たす構成を決定し、かつ同時に高通信速度、低
損失、低設備コストなどのような1つ又はそれ以上の基準を満たす必要がある。
これらの基準は、相互に排他的、競合的または相互に受益的なものである。同じ
挑戦は、再構成においても生じる。
【0011】 図2aと図2bとの比較からわかるように、もしノード1とノード7との間に
強いトラヒック需要があれば、図2aの構成が有利であり、そのトラヒックがネ
ットワークレベルに保持されること、すなわち、ノードにおける信号処理が少な
いことが所望され、一方、もしノード1とノード5との間およびノード3とノー
ド7との間に強いトラヒック需要があれば、図2bの構成が有利である。しかし
、図2の例は、簡単化されており、実際のネットワークは、遥かに複雑である。
実際のネットワークにおける可能な構成は、法外に多数であるために、要求およ
び補助基準との無矛盾性に関する全ての可能な構成の簡単な検査は、不可能であ
る。
【0012】 また、上述の例は、基本タイプの伝送を示しているのみである意味において簡
単化されている。この基本的伝送においては、タイプ「a」のサブリンクは、成
端されるか、またはタイプ「a」の別のサブリンクへ伝送される。タイプ「a」
のサブリンクをタイプ「b」のサブリンクへ伝送する可能性は、考えられていな
い。しかし、1つのタイプのサブリンクから別のタイプのサブリンクへ、すなわ
ち、特定の特性を有する1つのサブリンクから異なる特性を有する別のサブリン
クへの伝送が行われるノードは、存在する。
【0013】 一般に特定の特性を有するサブリンクを同じ特性の別のサブリンクへ伝送する
のみであるノードの実際的な例は、WDMネットワークにおけるOADMノード
(OADM=光アッド・アンド・ドロップ・マルチプレクサ)である。図1およ
び図2の上述の例において、1つのリンクに沿っての異なるサブリンクは、異な
る波長のものであり、例えば、2a、4aおよび6aは、波長WL1であり、2
b、4bおよび6bは、波長WL2である。換言すれば、この例においては波長
は、前記特性である。その場合、図2aのノード3の構成は、波長WL1がノー
ドにおいて成端されていることを意味し、一方、波長WL2は、通過、すなわち
伝送される。換言すれば、OADMノードを用いるWDMネットワークにおいて
は、与えられた波長で入来する信号は、伝送される。すなわち、光信号から電気
信号への変換のような処理を受けるか、または、通過して再び同じ波長で送り出
される。伝送は、光スイッチにより行われることに注意すべきである。
【0014】 しかし、特性の変化および/または1つのサブリンクの複数の他のサブリンク
への伝送をさらに許容するノードもまた存在する。WDMネットワークにおける
例は、OXCノード(OXC=光交差接続)である。図1の例において、個々の
サブリンクが個々の波長を有すると仮定すると、OXCノードは、入来波長を成
端させ、または同じ波長へ伝送するようにセットされるのみでなく、1つの入来
波長を異なる送出波長へ変化させ、かつ/または同じ品質の複数のサブリンクの
1つへ伝送するようにもセットされる。換言すれば、もし図1のノード3がOX
Cノードであったとすれば、図1におけるサブリンク2a(WL1)は、成端さ
れ、またはサブリンク4a(WL1)へ通過されるのみでなく、サブリンク4b
(WL2)へも伝送される。そのような特性変化ノードは、ノードに2つより多
くの線路が接続されている時に重要になる。その理由は、その場合の構成は、1
つの入来サブリンクが1つより多くの送出サブリンクへ伝送されえなければなら
ないことを意味するからである。
【0015】 そのような追加の可能性が前記要求および基準による構成または再構成の問題
をより複雑にすることは、容易に理解される。
【0016】 (従来技術) WDMネットワークの設計、構成および最適化への標準的アプローチは、問題
を与えられた順序で以下の下位問題に分解することである。 − 仮想トポロジー(光波経路)を決定し、 − それぞれの光経路に対し波長を割当て(WA、すなわち波長割当てとも呼ば
れる)、かつ − トラヒックを前記光経路を経てルーティングする。
【0017】 このアプローチの利点は、複雑な全体的問題が少数の変数を有し、従って複雑
さの少ない下位問題に分割されることである。その理由は、アルゴリズムの(動
作時間を決定する)複雑さは、変数の数の(多項式または指数)関数に比例する
からである。欠点は、下位問題が連続して解かれ、それが全体的問題の解決の品
質を劣化させることである。
【0018】 そのような方法は、例えば、1995年6月のIEEEネットワーキングに関
する会報、第3巻、第3号、第281ないし288頁に所載の、Z.ツァング(
Z.Zhang)およびA.S.アカンポラ(A.S.Acampora)著「
波長ルーティングおよび波長再使用によるマルチホップWDMネットワークのた
めの発見的波長割当てアルゴリズム」、1995年10月のネットワーキングに
関するIEEE会報、第3巻、第5号、第489ないし500頁に所載のR.ラ
マスワミ(R.Ramaswami)およびK.N.シバラジャン(K.N.S
ivarajan)著「全光ネットワークにおけるルーティングおよび波長割当
て」、またはICC’97、すなわち1997年6月のモントリオールでの通信
に関するIEEE国際会議における、H.ハライ(H.Harai)、M.ムラ
タ(M.Murata)およびH.ミヤハラ(H.Miyahara)著「制限
された範囲の波長収束による全光ネットワークのパフォーマンス」に開示されて
いる。これらの文献は、あるネットワークの特定の特徴を処理する方法に関し、
特定の基準に従って上述の分解を用いている。
【0019】 本技術分野においては、ネットワークを処理する問題を解決するためにグラフ
理論を適用することも公知である。その例は、上述のハライ外著の論文と、19
96年6月の通信における選択された分野のIEEEジャーナル、第14巻、第
5号、第909ないし913頁に所載のネットワークを波長グラフと呼ばれる特
殊な構造に変換することによる光経路ルーティングのためのアルゴリズムを提示
しているJ.クラムタク(J.Chlamtac)、A.ファラゴ(A.Far
ago)およびT.ツァング(T.Zhang)著の「大形WDMネットワーク
における光経路(波長)ルーティング」と題する論文と、光ファイバネットワー
クにおける多重化装置の最適の割当ておよび負荷の配分のための技術を記載した
WO97/05714とである。
【0020】 (発明の目的) 本発明の目的は、与えられたネットワークを構成または再構成する一般化され
た方法を提供することであり、この方法は、過程を上述の3つのステップに分割
せず、しかも複雑さが少なく、1つのタイプのネットワークと共用されるように
制限されず、最適化のための特定の基準へ制限されることもない。
【0021】 (発明の開示) この目的は、ノードおよびリンクから成るネットワークを構成または再構成す
る方法により達成される。この場合、リンクの少なくともあるものは、1つより
多くの独立サブリンクを含み、独立サブリンクは、リンク内の他のサブリンクと
は無関係に信号を伝送することができ、1つより多くの独立サブリンクを含むリ
ンクに接続されたノードは、それぞれの独立サブリンクがノードにおいて成端さ
れ、または別の独立サブリンクへ伝送されるように少なくともセットされること
ができる。この方法は、辺がサブリンクを表し、平行辺がサブリンクを含むリン
クを表し、頂点および辺がノードを表すグラフを定めるステップと、第1の所定
の基準により、それぞれの頂点におけるそれぞれの辺に伝送および成端のための
初期の重みをそれぞれ割当てるステップと、第2の所定の基準により、第1のノ
ード対を選択するステップと、第1のノード対の間に特定の経路を形成する独立
サブリンクの系列を決定するステップであって、特定の経路が第1のノード対の
間の他の可能な経路に対する第3の所定の基準を満たし、第3の所定の基準が経
路に沿って辺の重みに関連する経路を決定するためのものである決定ステップと
、特定の経路を形成する辺に割当てられた重みを経路に沿ったそれぞれのノード
において経路のそれぞれの辺について更新するステップであって、 − 経路内のノードを経て伝送される辺に割当てられる伝送のための重みが伝送
のための初期の重みに対し減少され、 − 経路内のノードにおいて成端される辺に割当てられる伝送のための重みが伝
送のための初期の重みに対し増加され、 − 経路内のノードを経て伝送される辺に割当てられる成端のための重みが成端
のための初期の重みに対し増加され、 − 経路内のノードにおいて成端される辺に割当てられる成端のための重みが成
端のための初期の重みに対し減少される、 更新ステップと、第1の基準に従い第1のノード対と異なる別のノード対を選択
し、かつ、経路を決定し、重みを更新し、さらなるノード対を選択するプロセス
を第4の所定の基準が満たされるまで繰返すステップとを含む。
【0022】 核心において、ノードの対を決定するステップと、ノードの間に与えられた基
準に従い最適である経路を決定するステップと、次に辺に対する重みを更新する
ステップと、このプロセスを繰返すステップとから成る本発明の方法は、上述の
ルーティングおよび波長割当ての問題を同時に解決し、一方、それにもかかわら
ず複雑さが少ない。
【0023】 また、本発明の方法の特徴は、特定のタイプのネットワーク(光ネットワーク
、電気ネットワーク)へ制限されず、上述のノードおよびリンクを含むどのよう
なネットワークの構成にも用いられることである。さらに、本発明の特徴は、ど
のようなタイプの最適化基準と共にも用いられることであり、すなわち、特定の
基準へ制限されない。換言すれば、本発明の方法は、高度の柔軟性を有する。 本発明は、添付図面と共に以下の実施例についての詳細な説明を参照すれば容
易に理解される。
【0024】 (詳細な説明) 図3は、本発明の基本過程を説明するフローチャートを示す。 第1のステップS1においては、構成されるべきネットワークに基づき、辺お
よび頂点から成るグラフが定められる。頂点は、辺の端部であり、それゆえ、そ
れぞれの辺は、2つの頂点を有する。グラフは、辺がサブリンクを表し、平行辺
がサブリンクを含むリンクを表し、頂点および辺がノードを表すように定められ
る。
【0025】 図6a、図6bおよび図6cには、例が示されており、図6aは、ノードおよ
びリンクから成るネットワークトポロジを示す。図6bは、図6aに示されてい
るリンクを表す辺および頂点から成る対応するグラフを示す。容易にわかるよう
に、図6aにおけるリンクは、それぞれが3つのサブリンクを有するように仮定
されているので、3つの平行辺がそれぞれのリンクを表している。図6cは、図
6aに示されているノードをさらにモデル化している。容易にわかるように、こ
の例においては、601ないし605により示されているノードは、それぞれの
サブリンクが1つの他のサブリンクのみに伝送されるか(1つの辺の頂点と、も
う1つの辺の頂点との間の線により表されている)、または成端される(破線の
箱から引き出された線により表されている)ように仮定されている。606によ
り示されているノードは、それぞれの頂点がそれぞれの他の頂点に接続されてい
ることにより表されている通りに、それぞれのサブリンクがそれぞれの他のサブ
リンクへ伝送されるか、または、諸頂点から破線の箱の外部へ引き出された線に
より表されている通りに、それぞれのサブリンクが成端されるように仮定されて
いる。図6cに示されているグラフは、接続されたグラフである。
【0026】 モデル化ノードのもっと多くの例は、図7に示されている。図7aから図7c
までには、4つの辺701ないし704が示され、701、702は、右から来
て、703、704は、左から来ている。これらは、それぞれ2つのサブリンク
を表す。図7aは、WDMネットワーク内のOADM(光アッド・アンド・ドロ
ップ多重化)ノードのモデルを示し、このノードにおいては、1つのサブリンク
から別のサブリンクへの伝送のみ(2つの頂点の間の線により表されている)、
または成端が許容される(破線の箱の外部へ引き出された線により表されている
)。図7bは、図7aに示された能力を有するOADMノードのモデルを示して
いるが、さらに波長変換をも許容する。波長変換とは、1つの波長(すなわち、
サブリンク)が異なる波長へスイッチすることを意味する。従って、サブリンク
を表す辺からのそれぞれの頂点は、他の側の2つの頂点に接続され、すなわち、
追加の線705、706が加えられている。最後に、図7cは、既に図7aおよ
び図7bに示されている能力を有するOADMノードのモデルを示しているが、
さらに、いわゆるループバック機能を有し、これは、1つのリンク内のサブリン
クが同じリンク内の別のサブリンクへスイッチされることを意味する。換言すれ
ば、1つのリンク内の波長は、同じリンク内の別の波長に変換される。これは、
右側の頂点を相互に、また左側の頂点を相互に、それぞれ接続する線707、7
08により表されている。
【0027】 図8は、ノードのモデルのもう1つの例を示す。このモデルは、WDMネット
ワーク内のOXC(光交差接続)ノードを表す。4つの辺801ないし804は
、頂部から来ており、4つの辺805ないし809は、底部から来ている。それ
ぞれの辺は、波長を表す。このノードは、(図7aのOADMノードの場合にお
けるように)波長を別のリンク上の同じ波長へ伝送することができ、(図7bに
示されているOADMノードの場合のように)波長を別のリンク上の別の波長へ
変換することができ、また、(図7cに示されているOADMノードの場合のよ
うに)波長を同じリンク上の別の波長へループバックすることができるようなノ
ードである。しかし、この例のノードは、成端は行わず、従って、このモデルは
、対応する線をもたない。本発明は,もちろん、この場合にも適用される。
【0028】 次に、ステップS2において、それぞれのノードにおけるそれぞれの辺に重み
が割当てられ、その少なくとも1つは、成端のためのものであり、1つは、伝送
のためのものである。もし重みを割当てられる辺が1つより多くの他の辺へ伝送
される(すなわち、対応するノードがサブリンクを1つより多くの他のサブリン
クへ伝送するもの、例えば、WDMネットワーク内のOXCノードである)なら
ば、それぞれの可能な伝送に重みが割当てられる。これを図4および図5に関連
して説明する。
【0029】 図4aは、2つのリンク10および11が引き込まれたノード12を示す。こ
れらのリンクは、3つの線により表されており、それぞれのリンクが3つのサブ
リンクを含むことを示すよう意図したものである。例としては、図4aにおける
ノードおよびリンクは、WDMネットワーク内のOADMノードであり、その場
合は、3つのサブリンクは、3つの異なる波長を有する。ノード12は、1つの
リンクのそれぞれのサブリンクが成端され、または他のリンクの1つのサブリン
クへ伝送されるように仮定される。さらに、諸リンクは、双方向性のものである
と仮定される。
【0030】 図4cは、図4aに示されているノードおよびリンクに対応するグラフを示し
、101、102および103は、リンク10内のサブリンクに対応する辺を示
し、111、112および113は、リンク11内のサブリンクに対応する辺を
示す。参照番号101aないし103aと、111aないし113aとは、それ
ぞれ辺101ないし103と、111ないし113とに関連する頂点を示す。
【0031】 図4bは、図4cのグラフを示し、このグラフにおける重みの割当てを説明し
ている。130により示されている箱は、グラフの部分ではないが、重みの割当
てをより良く説明するために図4bに含まれている。さらに、長方形120は、
ノード12を示し、その中の辺および頂点により表されている。辺101と箱1
30との間および辺111と箱130との間の破線は、対応するサブリンクの成
端を表し、一方、辺101と辺111との間の鎖線は、対応するサブリンクの間
の伝送を表す。従って、辺101は、成端のための重みターム(101)と、伝
送のための重みトランス(1)とを割当てられる。辺111は、成端のための重
みターム(111)と、伝送に対する辺101および111のセッティングが相
互的であることによる伝送のための辺101と同じ重み、すなわちトランス(1
)とが割当てられる。
【0032】 辺102、103および112、113に対し、重みの同様の割当てが行われ
るが、図4bには図をわかりやすくするために示さない。換言すれば、辺102
は、成端のための重みターム(102)と、伝送のための重みトランス(2)と
が割当てられ、トランス(2)は、また辺112の伝送のための重みでもある。
同様にして、辺103は、成端のための重みターム(103)と、伝送のための
重みトランス(3)とが割当てられ、トランス(3)は、辺113の伝送のため
の重みでもある。最後に、成端のための重みターム(112)およびターム(1
13)もまた、辺112および113のそれぞれに割当てられる。
【0033】 図5aは、ノード20を示し、このノードには4つのリンク21、22、23
、および24が入っている。それぞれのリンクは、3つの線により表され、それ
ぞれのリンクが3つのサブリンクを含むことを示している。例としては、ノード
20は、WDMネットワーク内のOXCノードである。この場合、3つのサブリ
ンクは、3つの異なる波長を有する。それぞれのサブリンクは、成端され、また
は11個の残りのサブリンクの1つに伝送される。図5aの諸リンクは、双方向
性のものであると仮定されている。
【0034】 図5cは、図5aの配置に対応するグラフを示す。辺211、212および2
13は、リンク21を表し、辺221、222および223は、リンク22を表
し、辺231、232および233は、リンク23を表し、辺241、242お
よび243は、リンク24を表す。参照番号211aないし213aと、221
aないし223aと、231aないし233aと、241aないし243aとは
、それぞれ、辺211ないし213と、221ないし223と、231ないし2
33と、241ないし243とに関連する頂点を示す。
【0035】 図5bは、図5cのグラフを示し、そのグラフにおける重みの割当てを説明し
ている。図4bにおける箱130と同様に、図5bにおける箱250は、グラフ
の部分ではないが、成端をより良く説明する目的のために役立つ。さらに、長方
形200は、ノード20を示し、これは、その中の辺および頂点により表されて
いる。辺231と箱250との間の破線は、成端を表し、従って成端のための重
みターム(231)が割当てられる。やはり図をわかりやすくするために、成端
のための全ての重みは図示されていないが、それぞれの辺は、成端のための重み
ターム(辺)が割当てられることを理解すべきである。例として、図5bは、さ
らに、辺211、223および243を成端する成端のための重みターム(21
1)、ターム(223)およびターム(243)を示している。
【0036】 図5bは、辺231と、辺211ないし213および辺221ないし223と
の間の鎖線を示している。これらの鎖線は、それぞれの辺、すなわち対応するサ
ブリンクの間の伝送を表す。図5aに関連して上述した仮定により、辺231と
、辺232、233、241、242および243との間にも伝送がセットされ
ることを理解すべきであるが、図の理解を容易ならしめるために図5bには示さ
れていない。また、図5bは、辺231と辺221との間の伝送のための1つの
重みトランス(231/221)のみを示しているが、2つの辺XおよびY(X
およびYは辺を表す)の間のそれぞれの伝送が伝送のための重みトランス(X/
Y)が割当てられることを理解すべきである。要約すると、それぞれの辺Xは、
成端のための重みトランス(X)と、伝送のための11個の重みトランス(X/
Y)とが割当てられ、ここでYは、残りの11個の辺のそれぞれを表す。図4b
の場合におけると同様に、伝送は、相互的なものであるので、伝送のための重み
トランス(X/Y)は、双方の辺XおよびYに割当てられる。
【0037】 それぞれの辺に割当てられる重みの大きさに関しては、本発明は、再びその柔
軟性を特徴とする。その理由は、これらの大きさを選択するために、どのような
適切な基準でも適用されるからである。換言すれば、この基準は、構成されるべ
きネットワークの要求、制限および特性により、また、ネットワークがどのよう
に最適化されるべきかにより、本発明の方法を適用する前に決定される。これは
、さらに詳細に説明される。
【0038】 ここで図3を再び参照すると、初期の重み割当てステップ(S2)に続いてス
テップS3が行われ、そこでは第1のノード対が選択される。この対を選択する
ための基準は、個々のアプリケーションの要求および制約に従って、再び柔軟に
選択される。これもまた、さらに詳細に説明される。例として、第1のノード対
は、その対の間の平均トラヒック需要が最高である対として、トラヒック需要に
基づいて決定される。
【0039】 次に、ステップS4においては、2つのノードの間の「最適」経路が経路に沿
って遭遇される重みに基づいて決定される。経路とは、2つのノードの間のサブ
リンク(辺)のシーケンスである。経路に沿って遭遇される重みとは、その経路
を構成する成端または伝送のための重みと、辺(サブリンク)のための可能な重
みとである。サブリンクは、例えば、全てゼロの重みを有するが、ゼロよりも大
きい重みを割当てられていてもさしつかえない。これは、図4bおよび図5bに
示されている例を再び参照すれば、より良く理解される。図4bにおけるノード
120を通る1つの可能な経路は、辺111と、辺101への伝送と、次の辺1
01とにより構成される。その場合、遭遇される重みは、単にトランス(1)で
ある。一方、辺111と、(箱130への破線により記号化された)成端と、(
箱130と辺101との間の破線により記号化された)辺101へのネットワー
ク内への再入力と、辺101とにより構成される経路に沿っては、重みは、ター
ム(111)およびターム(101)である。ノード120を通るもう1つの可
能な経路は、辺111から成端および130を経ての辺102または103への
再入力である。これらの場合においては、遭遇される重みは、ターム(111)
と、ターム(102)(図4bには示されていない)またはターム(103)(
図4bには示されていない)とである。いずれにせよ、ノード120内へ入る1
つの辺からノード120内へ入るもう1つの辺まで導くどのような道も、ノード
120を通る経路の部分を構成することは明らかである。
【0040】 例として、もし図1のネットワークが構成されるであったとし、2つの上述の
ノードがノード1および7であったとすれば、1から7までの経路は、ノード3
および5を通過する、すなわち、ノード3および5は、図4bに関連して上述し
たように遭遇される重みに寄与する。
【0041】 経路に沿って遭遇される重みは、図5bに示されている例においても同様に決
定されることは容易に理解できる。例えば、辺231と、辺221への伝送と、
辺221とを部分として有する経路に沿って遭遇される重みは、トランス(23
1/221)であり、一方、辺231と、(231から箱250までの破線によ
り記号化された)成端と、(箱250から辺211までの破線により記号化され
た)辺211における再入力と、辺211とを部分として有する経路に沿って遭
遇される重みは、ターム(231)およびターム(211)である。
【0042】 最適経路として考えられるべきもののための基準は、やはり以下にさらに詳述
されるように、柔軟に選択される。例として、合計重みが経路に沿って遭遇され
る全ての重みの合計であるとするとき、基準は、最低の合計重みを有する経路が
最適の経路であるとされる。
【0043】 ここで、図3に説明されている基本的過程へ復帰すると、S4において最適経
路が決定された後、ステップS5において、決定された経路を形成する辺に割当
てられた重みが経路上のそれぞれのノードに対し、以下のように更新される。 − 経路内においてノードを経て伝送される辺に割当てられる伝送のための重み
は、伝送のための初期の重みに対し減少され、 − 経路内においてノードにおいて成端される辺に割当てられる伝送のための重
みは、伝送のための初期の重みに対し増加され、 − 経路内においてノードを経て伝送される辺に割当てられる成端のための重み
は、成端のための初期の重みに対し増加され、 − 経路内においてノードにおいて成端される辺に割当てられる成端のための重
みは、成端のための初期の重みに対し減少される。
【0044】 この例を再び図4bを参照しつつ以下に与える。もし決定された経路がノード
120を通過する部分を有し、その部分が辺111と、辺101への伝送と、辺
101とを含むならば、伝送のための新しい重みトランス(1)が割当てられ、
これは初期の重みよりも小さく、成端のための新しい重みターム(111)およ
びターム(101)は、初期の重みよりも大きい。もう1つの例として、もし決
定された経路が辺111と、辺111の成端と、辺101への再入力と、辺10
1とを含む部分を有すれば、伝送のための重みトランス(1)は、高い値へ更新
され、成端のための重みターム(101)およびターム(111)は、低い値へ
更新される。最後に、もう1つの例として、もし辺101がノード120におい
て成端され、ノード120が端点(すなわち、一対のノードの間で経路が決定さ
れているとき、そのノードの一方)であるために、辺111における対応する再
入力がなければ、トランス(1)は高い値へ更新され、ターム(101)は、低
い値へ更新される。この場合、ターム(111)は、不変のままであるが、ター
ム(111)もまた低い値へ更新されるほうが好ましい。
【0045】 更新後の重みの正確な値に関しては、初期の重みの正確な値についての対応す
る注意と同様に、本発明の方法は、特定の構成タスクの特定の要求に適するどの
ような値でも選択されうる点で柔軟性がある。好ましくは、伝送される経路にお
いては、伝送のための重みは、ゼロに更新され、成端のための重みは、成端のた
めの初期の重みよりも遥かに大きい値、例えば、1000倍大きい値、または数
値的に実現可能な無限大に相当する値に更新される。また、1つより多くの辺へ
の伝送が行われうるノードにおいては、経路内において伝送を受けるようセット
された辺への伝送のための重みは、ゼロへ更新され、経路から伝送を受けない他
の辺への伝送のための重みは、成端のための重みと同様に初期の重みよりも遥か
に大きい値にセットされる。一方、成端された経路においては、トランジション
のための重み(または諸重み)は、好ましくは、極めて大きい値、例えば、初期
値より1000倍大きい値、または数値的に実現可能な無限大に相当する値に更
新され、成端のための重みは、好ましくは、ゼロと初期値との間の値へ更新され
る。すでに述べたように、これらの値は、単なる例であり、本発明がそれらへ制
限されることを意味するものではない。
【0046】 ここで図3において、ステップS5における更新の次には、もう1つのノード
対の選択(再びステップS3)および、経路決定と、更新と、新しいノード対の
選択とのサイクルの繰返しが停止のための基準が満たされる(ステップS6)ま
で行われる。上述の他の基準に関してと同様に、本発明は、この基準に関しても
、どのような適切な基準でも適用されるので、柔軟性がある。例として、前記サ
イクルは、それぞれの可能なノード対が考慮され終わるまで継続されることがで
き、すなわち、それぞれの連続するサイクルは、まだ最適経路を決定されていな
い新しい対を全ての可能な対が考慮され終わるまで選択する。双方向性リンクの
場合は、AおよびBが対を形成するノードを表すものとすると、対A−Bは、対
B−Aに等しく、単方向性リンクの場合は、A−BおよびB−Aは、別個に考慮
すべき2つの異なる対である。もう1つの例として、前記サイクルは、制限され
た数のノードから得られる対が考慮され、終わった後に停止することも可能であ
り、例えば、ネットワークの部分のみの再構成の場合には、その部分は、制限さ
れた数のノードから成る。
【0047】 過程が完了した時は、構成は、辺へ割当てられた重みにより与えられる。換言
すれば、与えられたノードにおける辺が成端のための初期の重みより低い成端の
ための重みを有すれば、そのノードは、対応するサブリンクを成端するようにセ
ットされて、もし伝送のための重みが初期の重みより低ければ、対応するサブリ
ンクは、伝送へセットされている。
【0048】 本発明は、好ましくは、WDMネットワークまたはSDMネットワークのよう
な光ネットワークへ適用される。WDMネットワークにおいては、リンクに含ま
れる独立サブリンクは、異なる波長により構成され、すなわち、サブリンクを識
別する品質は、光の波長である。SDMネットワークにおいては、独立サブリン
クは、定められた位置を有する個々のファイバにより構成され、すなわち、サブ
リンクを識別する品質は、場所または位置である。しかし、本発明は、決してW
DMまたはSDMネットワークまたは一般の光ネットワークへ制限されるもので
はないことは明らかである。その理由は、本発明は、ノードの間のリンクの少な
くともあるものの中にいくつかの独立サブリンクを有し、どのようなシステムに
対しても適用可能であるからであり、その場合、ネットワークは、ノードが、ノ
ードに取付けられた独立サブリンクに対し成端または伝送の状態にセットされる
必要があるという意味において、構成される必要がある。もちろん、ネットワー
クは、異なるリンクが異なる数のサブリンクを有するようなものである。
【0049】 成端および伝送という用語は、序論におけると同じ意味で用いられており、序
論の内容は、本発明の開示に取り込まれている。換言すれば、成端という用語は
、信号がネットワークから取り去られうることを意味し、一方、伝送という用語
は、サブリンク上のノードへ入来する信号がノードを去ってもう1つのサブリン
ク上へ進まなくてはならないこと、すなわち、その信号が成端されないことを意
味する。
【0050】 本発明の方法は、どのようなトポロジのネットワーク、例えば、星形、リング
形、星形またはリング形の変形、またはリンクにより接続された任意のノードの
集合へも適用可能であることも理解すべきである。
【0051】 本発明の方法は、ネットワークの最適化において特定の基準へ制限されないの
で、高度の柔軟性および汎用性を有する。本発明の方法は、与えられたネットワ
ーク、要求および制約に依存し、どのような適切な、または所望される、基準の
セットをも用いる点で、むしろ明確な特徴および利点を有する。
【0052】 重みの割当て(図3のS2)に関する第1の基準は、一般に、頂点および辺に
より表されるノードの特定のタイプに依存し、また、構成または再構成されるべ
きネットワークを最適化する戦略に依存する。例えば、波長変化の可能性を含ま
ないOADMノードを用いるWDMネットワークにおいて、もし光レベルにおけ
るトラヒックを好ましく保つことが所望されるならば、成端のための初期の重み
は、伝送のための初期の重みよりも高くなる。その理由は、その場合は、成端よ
りも伝送のほうが好ましいからである。一方、もし光ネットワークにおいて電気
交差接続ノード(EXC)が用いられるならば、そのようなEXCノードを表す
辺および頂点のための全ての初期の重みは、同じになる。その理由は、全ての入
来信号が電気信号へ変換され、伝送のための信号のみが次に光信号へ再変換され
て、光ネットワークへ再導入されるからである。
【0053】 WDMネットワークにおけるEXCノードの上述の例に関連して、構成される
ネットワークまたはノードの特定の性質に依存しない、成端と伝送との間の相違
の一般的特徴に注意すべきである。上述のように、EXCノードへ入力される光
信号は、サブリンク(この場合は波長)が成端されるか、伝送されるかの事実に
かかわらず、全て電気信号へ変換される。成端される波長上の信号は、もし瞬間
的なトラヒック制御が要求すれば、光信号へ再変換されてネットワークへ再導入
される。このプロセスは、伝送へセットされたサブリンク上の信号に起こること
と物理的に同じである。その理由は、この信号もまず電気信号へ変換され、後に
光信号へ再変換されて、光ネットワークへ再導入されるからである。しかし、基
本的な相違は、ノードにおいて伝送または成端へセットされた特定のサブリンク
により、成端されたサブリンク上の信号は、再導入される上、ネットワークから
永久に除去されることもでき、一方、伝送された線路上の信号は、再導入されな
ければならず、すなわち、成端されないことである。
【0054】 第2の基準、すなわち、考慮されるべきノード対の選択(図3のS3)の基準
としては、ノードの間のトラヒック需要によるノードの分類を用いることができ
、すなわち、第1の選択対は、それらの間に最高のトラヒック需要を有する対で
あり、第2の対は、第2の最高の需要を有する対などとなる。光ネットワークの
場合には、これは、構成されたネットワークにおける電気的処理の減少となり、
すなわち、トラヒック負荷は、主として光レイヤにより搬送され、電気的レイヤ
(電気的スイッチ)により搬送されるものは少ない。そのわけは、成端されたサ
ブリンクから光ネットワークへの信号の再導入は、その信号が伝送されるならば
回避されうる電気的レイヤにおける処理を必要とするからである。一方、これは
、より多くのリソースが光レイヤにおいて用いられることを意味する。もし、構
成される、または再構成される特定のネットワークにおけるボトルネックが、電
気的処理機能の容量であるならば、これは、よい戦略である。しかし、第2の基
準は、どのような他の適切な基準であってもよい。例えば、ノード対を選択する
ステップは、距離によるソーティングによっても行われる。「距離」とは、経路
に沿って交差されるリンクの数である。これは、「ホップ」の数とも呼ばれ、信
号が経路に沿ってホップするノードの数を示す。この基準は、例えば、等しい数
のホップを有する対をソーティングする時、リンクの(従って、リンクに含まれ
る独立サブリンクの)物理的長さをも考慮することにより洗練される。距離によ
る対の選択は、構成された(または再構成された)光ネットワークの光レイヤに
おけるリソースを最小化するが、電気的処理の量は増加させる。距離またはトラ
ヒック需要によるソーティングの上述の基準を、例えば、双方と適正な重みとの
線形結合である関数により、組合わせることも可能である。しかし、第2の基準
のために特定の戦略を用いないで、単にランダムにノード対を選択することによ
り対選択ステップを行うことも、同様に十分に可能である。
【0055】 第1および第2の基準についてと同様に、2つの選択されたノードの間の経路
の決定(図3のS4)に関する第3の基準は、構成されるべきネットワークの与
えられた要求および制約により選択される。最も簡単な基準は、最小の合計重み
を有する経路、すなわち、2つのノードの間の全ての可能な経路のうちで、経路
に沿って重みの和が最小である経路を選択することである。もう1つの可能な基
準は、2つのノードの間の距離に関連するパラメータにより合計重みを修正し、
修正量により最適経路を選択することである。一般的な意味において、第3の基
準は、経路の「コスト」を与える経路に沿って重みの関数である。「コスト」と
いう用語は一般的性質に関し、金銭的なコスト、エネルギーに関するコスト、必
要な技術的プロセス(例えば、スイッチング)におけるコスト、または他の定義
によるコストに等しいことがある。もちろん、この「コスト」は、この用語の上
述の定義のあるもの、または全ての組合せでもある。上述の一般的意味において
、第3の基準は、最低の「コスト」を有する経路を決定することである。
【0056】 最低の合計重みを有する経路を見出すことによる最も簡単な経路決定のアプロ
ーチを用いる時、この経路は「最短経路」とも呼ばれ(すなわち、この特定の文
脈においては、経路の合計重みは、上述の距離と混同されてはならない経路の「
長さ」として見られる)、所望の経路は、ディジクストラ(Dijkstra)
のアルゴリズムのような、最短経路アルゴリズムの助けにより決定される。この
アルゴリズムは、本技術分野において公知であり、本発明は、その固有の柔軟性
により、経路決定に用いられる特定のアルゴリズムに関するものではないので、
このアルゴリズムの説明の必要はない。
【0057】 更新ステップ(図3のS5)においては、重みは、重みと重みが関係する特性
、すなわち、成端または伝送とにより変化される。これらの更新された重みの正
確な数値に関しては、これらの数値が構成されるべきネットワークに伴う特定の
要求および所望ならびに計算に用いられるシステムの特定の数値的要求および制
約に応じて選択されるので、本発明の方法は、再び高度の柔軟性を有する。本発
明の教示に関しては、初期の重み、または更新された重みの正確な数値は、任意
のものであることは明らかである。その理由は、本発明の方法は、これらの重み
の相対的変化にのみ関係しているからである。
【0058】 以下においては、第1の例において、伝送の1つの可能性のみ、すなわち、1
つの品質のサブリンクから同じ品質の別のサブリンクへの伝送のみが存在する場
合が与えられる。従って、伝送へ割当てられる1つのみの重みが存在する。これ
は、すでに上述した図4に例示した場合である。1つより多くの他のサブリンク
への伝送が可能な場合は、後に説明される。
【0059】 例として、経路内において伝送へセットされている辺に割当てられる、伝送の
ための重みは、好ましくは、初期の重みよりも遥かに小さい数、好ましくはゼロ
に更新される。一方、経路内において伝送へセットされている辺に割当てられる
成端のための重みは、好ましくは、初期の重みよりも遥かに大きい数、好ましく
は数値的に実現可能な無限大に相当する値に更新される。本発明の方法の文脈に
おいては、そのような大きい重みは、成端する経路がその辺に対し、もはや不可
能であることを意味する。経路に沿って辺が成端される時は、その辺の伝送のた
めの1つの重み(または複数の重み)は、極めて大きい値、好ましくは数値的に
実現可能な無限大に相当する値に更新され、また、成端のための重みは、初期値
に対して減少されるが、好ましくはゼロまでは減少されず、初期値とゼロとの間
の値まで減少される。上述の値は、好ましい例であるが、すでに述べたように、
要求および制約により他の値も選択されることは、明らかである。
【0060】 本発明の方法は、1つのサブリンクへの伝送へセットされるのみでなく、複数
のサブリンクへの伝送へもセットされ、例えば、ある品質の1つの独立サブリン
クを同じ品質の他の独立サブリンクと、かつ/または、異なる品質の複数の他の
独立サブリンクと接続され、ノードを用いるネットワークへも適用できる。その
ようなノードの例は、WDMネットワークにおけるOXC(光交差接続)ノード
であり、このノードは、入来波長を成端することができ、1つの波長の入来サブ
リンクを同じ波長の送出サブリンクと接続することができ、または、1つの波長
の入来サブリンクを異なる波長の送出サブリンクと接続することができる。この
最後の可能性は、波長変換と呼ばれる。もしノードが、以上に定めた意味におい
て伝送されるならば、辺への重みの割当てステップは、ノードにおける辺への伝
送のためのさらなる重みの割当てにより補足されなければならず、すなわち、別
の辺へのそれぞれの伝送の可能性に対し、それぞれの重みが割当てられなければ
ならない。重みの更新ステップは、これらの補足の重みの更新により補足されな
ければならない。これら補足のステップと、2つのノードの間の可能な経路の数
が増加する事実とを除外すれば、ノード対の決定、ノードの間での与えられた基
準による最適経路の決定、および次に行われる辺における重みの更新の基本サイ
クルは、同じであるから、本発明の方法は、不変である。再び、これは、本発明
がいかに汎用性を有し、広く適用されるかを証明している。
【0061】 ノード対の決定、ノードの間での与えられた基準による最適経路の決定、およ
び次に行われる辺における重みの更新のサイクルを終了するステップの第4の基
準に関して、本発明の方法は、どのような特定の基準へも制限されないので、本
発明の方法は、再び高度の柔軟性および汎用性を有する。もし所望の構成が全ネ
ットワークに関連するならば、すなわち、ことごとくのノードをセットする必要
があれば、全てのノードの間に経路が確立されるまで、過程は、繰返される。も
し、例えば、ローカルな再構成において、ネットワークの部分のみが構成される
べきであれば、過程は、関係するノードに対し新しい経路が確立され終わるまで
繰返される。
【0062】 本発明のさらなる実施例によれば、あるノードの間でルーティングされるべき
トラヒック需要は、あるサブリンクの伝送容量を超えることができ、この方法は
、サブリンクの伝送容量を考慮するための補足的手段を含む。この実施例におい
ては、それぞれのサブリンクの伝送容量およびそれぞれのノードの対の間のトラ
ヒック需要は、既知であるものと仮定される。この実施例の方法によれば、(以
上においてS4と呼ばれた)2つのノードの間の最適経路の決定ステップは、考
慮されている2つのノードの間のトラヒックの量を処理するための十分な伝送容
量をもたないサブリンクを含む経路を考慮から外すことにより補足される。
【0063】 これは、例えば、まず最適経路を上述のように(例えば、合計重みに基づいて
)決定し、次に、その経路上のそれぞれのサブリンクが考慮されているノード対
に割当てられたトラヒック需要を処理しうるかどうかをチェックすることにより
行われる。それぞれのサブリンクがトラヒックを処理できれば、与えられた経路
は、最適であるとして選択され、プロセスは、重みを更新することにより継続さ
れ、一方、トラヒック需要が1つまたはそれ以上のサブリンクの伝送容量を超え
ていれば、この経路は捨てられて、次の最良の経路(基準として合計重みが用い
られる時は、次の最低の合計重みを有する経路)が選択され、再び、経路に沿っ
てそれぞれのサブリンクがトラヒック需要を処理しうるかどうかのチェックを受
ける。このプロセスは、トラヒック需要を処理しうる経路、すなわち、考慮され
ているノードの間のトラヒック需要を処理するために十分な伝送容量を有するサ
ブリンクを含む経路が決定されるまで繰返される。もう1つの可能性は、考慮さ
れている2つのノードの間にある全ての可能なサブリンクをまずチェックし、次
に、与えられたトラヒック需要を処理するサブリンクを含む経路からのみ、最適
の経路を決定することである。
【0064】 (最良の態様) 以下においては、本発明の実施の最良の態様と発明者が現在考える本発明の実
施例を説明する。この実施例によれば、以上において説明され、図3において説
明された方法は、双方向性波長分割多重化(WDM)ネットワークを構成するタ
スクへ適用される。そのようなWDMネットワークにおいては、独立サブリンク
は、異なる波長により形成される。
【0065】 グラフの画定は、上述のように行われ、すなわち、リンク内のそれぞれの波長
は、グラフ内の辺に対応し、平行辺は、リンクを表し、ノードは、辺および頂点
により表される。
【0066】 次に、重みが割当てられる。もしノードがOADM(光アッド・アンド・ドロ
ップ)ノードであれば、この割当ては、図4に関連して説明された内容に対応す
る。換言すれば、ノードがOADMノードであれば、辺101ないし103と、
111ないし113とは、それぞれのリンク内の個々の波長を表す。例において
は、111は、リンク11内の波長であり、101は、リンク10内の同じ波長
である。換言すれば、OADMノードは、同じ波長へ伝送するのみであり、すな
わち波長変化は、不可能である。従って、成端のための1つの重みと、伝送のた
めの1つの重みとは、それぞれの辺へ割当てられる。本実施例によれば、成端の
ための初期の重み(例えば50)は、伝送のためのそれ(例えば25)よりも大
きい。その理由は、もしトラヒックが光レイヤ上に留まることが所望されるなら
ば、成端よりも伝送のほうが好ましいからである。
【0067】 もしノードが、OXC(光交差接続)またはEXC(電気交差接続)ノードで
あれば、重みの割当ては、図5に関連して説明された内容に対応する。双方の場
合(OXCおよびEXC)において、辺211ないし213と、221ないし2
23と、231ないし233と、241ないし243とは、リンク21、22、
23および24内の波長を表す。辺211、221、231および241に対応
する波長は、同じであり、辺212、222、232および242に対応する波
長は、同じであり、辺213、223、233および243に対応する波長は、
同じであると仮定する。
【0068】 図5bの例の場合には、それぞれの辺には、成端のための1つの重みと、伝送
のための11個の重みとが割当てられる。もしノードがOXCノードならば、O
ADMの場合におけるように、成端のための初期の重み(例えば50)は、同じ
波長を有する別の辺への伝送のための初期の重み(例えば25)よりも大きくセ
ットされるが、異なる波長の別の辺への伝送のための初期の重みは、同じ波長へ
の伝送のための初期の重みよりも大きく(例えば、50に)割当てられる。その
理由は、異なる波長への変化は、より複雑な処理を必要とするからである。従っ
て、辺231のための重みは、例えば、ターム(231)=50であり、 トランス(231/211)=トランス(231/221)=トランス(231
/241)=25また、 トランス(231/212)=トランス(231/213)=トランス(231
/222)=トランス(231/223)=トランス(231/232)=トラ
ンス(231/233)=トランス(231/242)=トランス(231/2
43)=50である。
【0069】 他の辺へも、重みは同様にして割当てられる。 もしノードがEXCノードならば、全ての初期の重みは、同じ(例えば25)に
なる。
【0070】 次に、本発明の実施例によれば、第1のノード対が平均トラヒック需要により
選択され、すなわち、第1のノード対は、それらの間のトラヒック需要が最高の
対である。次に、最適経路は、経路に沿って遭遇される合計重みにより決定され
る。この実施例によれば、可能な経路の合計重みは、長さのように処理され、最
も短い長さ、すなわち、最低の合計重みがこの時ディジクストラのアルゴリズム
により決定される。もし同じ合計重みを有するいくつかの経路が存在すれば、リ
ンクの物理的距離、または1つのノードへ他のノードから到達するために物理的
トポロジ上において必要とされるホップの数を考慮するような補足的基準を用い
ることができ、あるいは経路の1つを単にランダムに選択することもできる。
【0071】 最適経路が決定された後、前述のように、経路に沿っての重みが更新される。
本実施例においては、特定の辺へ伝送する経路内の辺における特定の辺への伝送
のための重みは、ゼロへ更新され、一方、伝送している辺における成端のための
重みは、極めて大きい数(例えば106)へ更新され、特定の辺以外の辺への伝 送のための重みもまた極めて大きい数へ更新される。ノードがOADMノード、
OXCノードまたはEXCノードであるかどうかにかかわらず、成端のための重
みは、成端される経路内の辺においては、ゼロと成端のための初期値との間の値
(例えば25)へ更新され、一方、伝送のための重みは、成端される辺において
は、極めて大きい数(例えば106)へ更新される。
【0072】 次に、新しいノード対、すなわち、第2の最高平均トラヒック需要を有するノ
ード対が選択されて、サイクルが繰返され、ことごとくの可能なノード対の間に
最適経路が決定され終わるまで、それぞれの新しいノード対が減少していく平均
トラヒック需要により決定される順序で選択され、その場合、上述の双方向性リ
ンクの仮定のもとでは、対A−BおよびB−Aは、1つの対として取り扱われる
ことに注意すべきである。もし単方向性リンクが選択されれば、A−BおよびB
−Aは、2つの異なる対として処理される。
【0073】 結果として得られる構成は、次に辺に割当てられる重みにより与えられ、すな
わち、もし辺の成端のための重みが低い値にセットされれば、対応するサブリン
クは、成端されるように構成され、また、もし別の特定の辺へ辺の伝送のための
重みが低い値にセットされれば、対応するサブリンクは、その別の辺に対応する
サブリンクへ伝送されるように構成される。
【0074】 ノード対の選択基準と、初期の重みと、更新重みとの上述の選択により、結果
として得られる構成は、好ましくはトラヒックを光レイヤ上に保持する。 本発明は、以上の実施例へ制限されるものではなく、むしろ添付の特許請求の
範囲により定められる。特許請求の範囲における参照番号は、よりよい理解を与
える目的のものであり、範囲を制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ネットワークの構成の問題を説明するための、簡単化されたネットワークの概
略図である。
【図2a】 図1に示されているネットワークの概略的構成を示す。
【図2b】 図1に示されているネットワークのもう1つの概略的構成を示す。
【図3】 本発明による方法の基本過程を示すフローチャートである。
【図4a】 それぞれのリンクが3つのサブリンクを有する2つのリンクを有するノードの
概略的例を示す。
【図4b】 aのノードおよびリンクを表す辺および頂点を示し、かつ重みの割当てを説明
している。
【図4c】 aの配置を表すグラフのみを示す。
【図5a】 それぞれのリンクが3つのサブリンクを有する4つのリンクを有するノードの
概略的例を示す。
【図5b】 bのノードおよびリンクを表す辺および頂点を示し、かつ重みの割当てを説明
している。
【図5c】 aの配置を表すグラフのみを示す。
【図6a】 ネットワークの例を示す。
【図6b】 aのネットワークのリンクをモデル化したグラフを示す。
【図6c】 aのネットワークのリンクおよびノードをモデル化したグラフを示す。
【図7a】 OADMノードの1つのモデルを示す。
【図7b】 OADMノードのもう1つのモデルを示す。
【図7c】 OADMノードのさらにもう1つのモデルを示す。
【図8】 OXCノードのモデルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z W

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノードおよびリンクから成るネットワークを構成または再構
    成する方法において、前記リンクの少なくともあるものは、1つより多くの独立
    サブリンクを含み、前記独立サブリンクは、所定の品質により識別可能であり且
    つ前記リンク内の他のサブリンクとは無関係に信号を搬送することができ、1つ
    より多くの独立サブリンクを含む前記リンクに接続された前記ノードは、それぞ
    れの独立サブリンクが前記ノードにおいて成端され、または別の独立サブリンク
    へ伝送されるように少なくともセットされることができ、前記方法は、 辺がサブリンクを表し、平行辺が前記サブリンクを含むリンクを表し、頂点お
    よび辺がノードを表すグラフを定めるステップと、 第1の所定の基準により、それぞれのノードにおけるそれぞれの辺に伝送およ
    び成端のための初期の重みをそれぞれ割当てるステップと、 第2の所定の基準により第1のノード対を選択するステップと、 前記第1のノード対の間に特定の経路を形成する前記独立サブリンクの系列を
    決定するステップであって、前記特定の経路が前記第1のノード対の間の他の可
    能な経路に対する第3の所定の基準を満たし、前記第3の所定の基準が経路に沿
    っての前記辺の前記重みに関連する経路を決定するためのものである前記決定す
    るステップと、 前記特定の経路を形成する前記辺に割当てられた前記重みを前記経路に沿った
    それぞれのノードにおいて前記経路のそれぞれの辺について更新するステップで
    あって、 − 前記経路内の前記ノードを経て特定の辺へ伝送される辺に割当てられ、前記
    特定の辺への伝送のための前記重みが伝送のための前記初期の重みに対し減少さ
    れ、 − 前記経路内の前記ノードにおいて成端される辺に割当てられる伝送のための
    前記重みが伝送のための前記初期の重みに対し増加され、 − 前記経路内の前記ノードを経て伝送される辺に割当てられる成端のための前
    記重みが成端のための前記初期の重みに対し増加され、 − 前記経路内の前記ノードにおいて成端される辺に割当てられる成端のための
    前記重みが成端のための前記初期の重みに対し減少される、 前記更新するステップと、 前記第1の基準に従い前記第1のノード対と異なる別のノード対を選択し、か
    つ、経路を決定し、前記重みを更新し、さらなるノード対を選択する前記プロセ
    スを第4の所定の基準が満たされるまで繰返すステップと、 を含む前記方法。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークは、光ネットワークである請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークは、空間分割多重化ネットワークであり、
    前記所定の品質は、空間的位置である請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークは、波長分割多重化ネットワークであり、
    前記所定の品質は、波長である請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の基準により、同じ品質のサブリンクに対応する辺
    への伝送のための前記初期の重みは、成端のための前記初期の重みより小さく、
    同じ品質のサブリンクに対応する辺への伝送のための前記初期の重みは、異なる
    品質のサブリンクに対応する辺への伝送のための前記初期の重みより小さい請求
    項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 成端のための前記初期の重みと、異なる品質のサブリンクに
    対応する辺への伝送のための前記初期の重みとは、同じである請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第2の基準により、ノード対の前記選択は、ノードの間
    の平均トラヒック需要に依存し、最大トラヒック需要を有するノード対がまず選
    択され、その後、トラヒック需要が減少していく順序で、さらなるノード対は、
    選択される請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の基準により、ノード対の前記選択は、ランダムに
    おこなわれる請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の基準により、ノード対の前記選択は、ノードの間
    の距離に依存して行われ、最短距離を有するノード対がまず選択され、その後、
    距離が増加していく順序で、さらなるノード対は、選択され、前記距離は、前記
    ノードの間の物理的距離とホップの数との一方である請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の基準により、ノード対の前記選択は、ノードの
    間のトラヒック需要と距離との関数に依存して行われ、前記距離は、前記ノード
    の間の物理的距離とホップの数との一方である請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第3の基準により、前記特定の経路は、前記ノードの
    間の全ての可能な経路から最小の合計重みを有する経路として選択される請求項
    1記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記重みを更新するステップにおいて − 前記経路内の前記ノードを経て特定の辺へ伝送される辺へ割当てられ、前記
    特定の辺への伝送のための前記重みは、ゼロまで減少され、 − 前記経路内の前記ノードにおいて成端される辺に割当てられる伝送のための
    前記重みは、数値的に実現可能な無限大に相当する値まで増加され、 − 前記経路内の前記ノードを経て伝送される辺に割当てられる成端のための前
    記重みは、数値的に実現可能な無限大に相当する値まで増加され、 − 前記経路内の前記ノードにおいて成端される辺に割当てられる成端のための
    前記重みは、成端のための前記初期の重みとゼロとの間の値まで減少される、 請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第4の基準により、前記プロセスは、それぞれの可能
    なノード対が考慮され終わるまで繰返される請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第4の基準により、前記プロセスは、ノード対の所定
    の集合が考慮され終わるまで繰返される請求項1記載の方法。
  15. 【請求項15】 与えられたノードの間に特定の経路を形成する独立サブリ
    ンクの系列を決定する前記ステップは、前記系列内のそれぞれのサブリンクが前
    記与えられたノードの間のトラヒック需要を処理するための十分大きい伝送容量
    を有する前記系列のみを決定するステップを含む請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】 ノードおよびリンクから成るネットワークを構成または再
    構成する装置において、前記リンクの少なくともあるものは、1つより多くの独
    立サブリンクを含み、前記独立サブリンクは、所定の品質により識別可能であり
    且つ前記リンク内の他のサブリンクとは無関係に信号を搬送することができ、1
    つより多くの独立サブリンクを含む前記リンクに接続された前記ノードは、それ
    ぞれの独立サブリンクが前記ノードにおいて成端され、または別の独立サブリン
    クへ伝送されるように少なくともセットされることができる前記装置は、 辺がサブリンクを表し、平行辺が前記サブリンクを含むリンクを表し、頂点お
    よび辺がノードを表すグラフを定める手段と、 第1の所定の基準により、それぞれのノードにおけるそれぞれの辺に伝送およ
    び成端のための初期の重みをそれぞれ割当てる手段と、 第2の所定の基準により、第1のノード対を選択する手段と、 前記第1のノード対の間に特定の経路を形成する前記独立サブリンクの系列を
    決定する手段であって、前記特定の経路が前記第1のノード対の間の他の可能な
    経路に対する第3の所定の基準を満たし、前記第3の所定の基準が経路に沿って
    前記辺の前記重みに関連する経路を決定するためのものである前記決定する手段
    と、 前記特定の経路を形成する前記辺に割当てられた前記重みを前記経路に沿った
    それぞれのノードにおいて前記経路のそれぞれの辺について更新する手段であっ
    て、前記更新手段は、 − 前記経路内の前記ノードを経て特定の辺へ伝送される辺へ割当てられ、前記
    特定の辺への伝送のための前記重みが伝送のための前記初期の重みに対し減少さ
    れ、 − 前記経路内の前記ノードにおいて成端される辺に割当てられる伝送のための
    前記重みが伝送のための前記初期の重みに対し増加され、 − 前記経路内の前記ノードを経て伝送される辺に割当てられる成端のための前
    記重みが成端のための前記初期の重みに対し増加され、 − 前記経路内の前記ノードにおいて成端される辺に割当てられる成端のための
    前記重みが成端のための前記初期の重みに対し減少される、 前記更新手段と、 前記第1の基準に従い前記第1のノード対と異なる別のノード対を選択し、か
    つ、経路を決定し、前記重みを更新し、さらなるノード対を選択する前記プロセ
    スを第4の所定の基準が満たされるまで繰返す手段と、 を含む前記装置。
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