JP2002507104A - パケット交換網とcdmaマクロダイバーシティ網との間でインターフェースをする基地局におけるパケット・データ損失の適応 - Google Patents
パケット交換網とcdmaマクロダイバーシティ網との間でインターフェースをする基地局におけるパケット・データ損失の適応Info
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Abstract
Description
装置へのデータ送信に関し、特にパケット交換ネットワークに接続され、マクロ
ダイバーシティ・モード(macrodiversity)により動作している
複数の基地局からのCDMAデータ送信することに関する。
あって、複数の基地トランシーバ局(複数の基地局)がエア・インターフェース
を介して同時に1移動局と通信する。図1に示すこのような技術は、例えば、移
動局が1基地局(即ちセル)から他の基地局へローミングしているときに、通常
のソフト・ハンドオーバー手順中に使用される。ダウンリンクにおいて、移動電
気通信装置(又はセル)11は、エア・インターフェース13を介して移動局に
送信される全ての基地局BTS1及びBTS2からデータを受信する。次いで、
移動局は、受信した全てのデータを組み合わせて組み合わせ結果を発生する。
できるようにTPC(Transmit Power Control:送信電
力制御)コマンドのような通常の制御情報と、また移動局が正しい同期を保持し
てコヒーレントな検出を実行できるようにパイロット・ビットとを含む。CDM
Aフレームは、更に実質情報、即ち移動局が他の基地局(又は複数の基地局)の
対応するフレーム(又は複数のフレーム)から対応するメッセージと組み合わせ
ることになるメッセージを含む。このCDMAマクロダイバーシティ技術は、当
該技術分野において周知である。
バーシティ技術においてCDMAを使用して移動局にそれらのデータを通常、全
て送信することになり、これらの基地局はエア・インターフェースを通してそれ
らのデータを送信するように同期されるので、全ての基地局からのデータが同時
に1移動局により受信される。図1の複数の基地局が図2に示すように接続され
て、パケット交換ネットワーク23において制御ノード21からのパケット・デ
ータを受信するときは、パケット交換の周知の性質のために、複数の基地局のう
ちの1つは、エア・インターフェース上で次のCDMAデータ送信のための時間
でその意図するデータ・パケットを受信しないことがあり得る。更に、複数の基
地局のうちの1つがノード21と基地局との間の送信中に誤りを発生した(co
rrupted)パケット・データをパケット交換網から受信することもあり得
る。このようなデータの誤りは、基地局において、通常の(例えば、冗長度符号
(CRC)に基づく)誤り検出技術を使用することにより、従来検出される。
パケット・データに代わって(TPC及びパイロット・ビットを有する)ダミー
・メッセージを送信するか、又はその代りに、基地局は誤りのあるメッセージを
送信する。
送信している全ての基地局から受信した実質メッセージ情報を組み合わせる。全
ての基地局から同一の実質メッセージ情報が受信されるときは、移動局により発
生した組み合わせ結果は、全基地局以下がその情報を移動局に送信したときに発
生すると思われる結果よりも良い。いくつかの基地局が同一の(正しい)情報を
送出するけれども、1以上の基地局が正しい情報と異なる情報を送出するときは
、移動局により発生した組み合わせ結果は、全ての基地局が正しい情報を送出し
たときよりも信頼性が低下することになる。
局に同一の正しいメッセージ情報を送信することが望ましい。
ージ情報を送信するあらゆる基地局が同一の正しいメッセージ情報を送信するよ
うに、誤りのないパケット・データを受信する基地局のみがメッセージ情報を送
出する。
信している複数の基地局を示す。基地局BTS3及びBTS4を詳細に参照する
と、通常のCDMA同期制御がCDMAデータ送信用の時間であることを示す場
合に、複数の基地局のうちの1つがその正しい全てのデータ・パケットを未だ受
信していなかったとき、又は基地局のうちの一つにより受信されたパケット・デ
ータがパケット交換ネットワークを通しての送信中に誤りのあるものになったと
きは、その基地局にとって、誤りのない形成によりその意図するパケット・デー
タの全てを受信した他の基地局と同一の情報を送信することは不可能である。従
って、意図する情報を受信する最良の機会を移動局に提供するために、この基地
局BTS3の例では、正しいその全パケット・データを受信しなかった、又は誤
りのあるパケット・データを受信した基地局は、移動局に対して如何なる実質メ
ッセージ情報も送出しないようにする。
BTS4は、誤りのない形式によりその意図するパケット・データを受信した。
従って、移動局は、基地局BTS3が如何なるメッセージ情報も送信しないよう
にし、基地局BTS4のみが実質メッセージ情報を送信するのであれば、その意
図するCDMAデータの再生に関して最良の機会を獲得する。好ましくは、何ら
の実質メッセージ情報が送信されていなくとも、通常のパイロット・ビット及び
TPCコマンドが基地局BTS3により送出されるので、移動局は、同期及び出
力電力を正しく維持することができる。図3は、31において、TPC及びパイ
ロット情報のみを含むが、しかし実質情報を含む他のフレームと対照的に、如何
なる実質メッセージ情報も含まないCDMAフレームを示す。
より、基地局BTS3は、移動局にそれ向けであったメッセージを受信するため
に最良の機会を与えるだけでなく、CDMAマクロダイバーシティ・システムに
おける総合的な干渉レベルをも効果的に減少させる。
ド)ネットワーク、又はフレーム中継網であってもよい。しかしながら、本発明
は、他の形式のパケット交換ネットワークと連係して効果的に適用可能なことも
同様である。
は、マクロダイバーシティ・モードにより移動局にCDMAフレームを送出する
任意数の基地局を含むシステムにも適用される。これは、図3における35に図
式的に示されている。以上で説明したように、CDMAの送信時にそれらのパケ
ット・データを受信しなかった、又は誤りのあるパケット・データを受信した如
何なる基地局も移動局に対して実質メッセージ情報を送出しないようにし、一方
誤りのないパケット・データを受信した他の全ての基地局は、それらの完全なC
DMAフレームを通常通り移動局に送出することになる。このようにして、実質
メッセージ情報を送信するあらゆる基地局は、同一の正しいメッセージ情報を送
信することになる。これは、意図するメッセージを再生するために最良の機会を
基地局に対して提供する。
ードからのパケット送信を監視する。43において、基地局は、エア・インター
フェースを介してCDMAデータを送信すべき時間か否かを判断する。ノーであ
れば、基地局は、制御ノードからのパケット送信の監視を続ける。43において
、エア・インターフェースを介して送信すべき時間であれば、制御ノードからパ
ケット・データが受信されたか否かが45において判断される。ノーであれば、
47において基地局は、TPC及びパイロット情報のみを送信するが,しかし誤
りのない形式によりそのパケット・データを受信した他の基地局により送信され
た実質メッセージ情報を受信するための移動局の能力と、干渉することになる如
何なる実質メッセージ情報も送信しない。
8において、パケット送信を介して受信した情報が誤りのあるものか否かが判断
される。イエスであれば、47において、基地局はTPC及びパイロット情報の
みを送信して、実質メッセージ情報を送信しない。48において、情報が誤って
いなければ、49において、基地局は移動局にTCP及びパイロット情報と共に
実質メッセージ情報を送信する。
て強化可能とされる。図5の手順は、移動局で受信されるCDMAフレームが図
3に31で示した形式のもの、即ち実質メッセージ情報のないフレームであるか
否かを移動局に判断可能にする。
ジ部の信号対雑音比SNRM及びフレームの制御部の信号対雑音比SNRCを判断
し、かつ53でこれらの比を比較する。SNRCは、例えば、フレーム内で受信 する以下の制御信号の例、即ちパイロット・ビット及び速度情報に関連した平均
信号対雑音比を表すものでもよい。TPCコマンド及びパイロット・ビットは以
上で説明されており、また速度情報は、ユーザ・データの速度及びチャネル符号
化情報を表している。例えば、1997年12月18日にARIBにより発行さ
れた3G(世代)移動システム・バージョン0用エア・インターフェース第3巻
仕様(Volume 3 Specification of Air−int
erface for a 3G(generation) Mobile s ystem Ver.0)を参照すべきである。実質メッセージ情報が送信に含
まれているとき、更に如何なる実質メッセージ情報が含まれていないときは、T
PCコマンド及びパイロット・ビットのように、速度情報は、移動局に送信可能
されてもよい。
、メッセージ信号が発生すると期待されているのに雑音のみを受信することにな
るので、SNRMはSNRCと比較して相対的に低い。しかしながら、この雑音も
他の基地局のメッセージ信号から意図するメッセージを再生する移動局の能力を
少なくともある程度損なう恐れがある。従って、53において、SNRMに対す るSNRCの比がしきい値THを超えれば、フレームのメッセージ部は、雑音の みであると推定され、55において、そのフレームは、移動局の通常のメッセー
ジ再生処理から除外される。53において、その比がしきい値TH未満であれば
、これは、フレームに実質情報が存在することを表しており、従って57におい
て、フレームは、移動局の通常のメッセージ再生処理に含まれる。しきい値TH
に対する適当値又は複数の適当値は、予測した動作環境の特性に対する適応性が
経験的に判断され得る。
けるハードウェア、ソフトウェア又はその組み合わせにより容易に実施可能なこ
と、及び移動局11の前述の動作が通常の基地局のデータ処理部におけるハード
ウェア、ソフトウェア又はその組み合わせにより容易に実施可能なことは、当該
技術分野で働く者にとって明らかであろう。
定するものではなく、種々の実施例により実施可能とされる。
す。
す。
を受信しなかったときの本発明によるCDMAマクロダイバーシティ送信を示す
。
フェースとの間で図3のBSがどのようにしてインターフェースをするのかを示
すフロー・チャートである。
することができるのかを示すフロー・チャートである。
Claims (24)
- 【請求項1】 複数の基地局を符号分割多元接続マクロダイバーシティによ
り動作させてメッセージをエア・インターフェースを介して移動局に通信する方
法において、 パケット網を介して前記基地局にメッセージを通信する試行をし、 前記基地局のうちの1つに対して前記パケット網により前記メッセージが首尾
よく通信されなかったときは、前記1基地局から前記移動局へ如何なるメッセー
ジも通信しないようにし、 前記1基地局に対して前記パケット網により前記メッセージが首尾よく通信さ
れたときは、符号分割多元接続を使用し、前記エア・インターフェースを介して
前記1基地局から前記移動局にメッセージを通信する ことを含む方法。 - 【請求項2】 各基地局では、前記パケット網からのメッセージが前記基地
局により受信されたか否かについて判断することを含む請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 各基地局では、前記基地局は前記パケット網から誤りのある
メッセージを受信したか否かについて判断することを含む請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記パケット網を介して前記1基地局に前記メッセージが首
尾よく通信されなかったときは、符号分割多元接続を使用し、前記エア・インタ
ーフェースを介して前記1基地局から前記移動局に同期情報を通信する請求項1
記載の方法。 - 【請求項5】 前記パケット網を介して前記1基地局に前記メッセージが首
尾よく通信されなかったときは、符号分割多元接続を使用し、前記エア・インタ
ーフェースを介して前記1基地局から前記移動局に送信電力管理情報を通信する
請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記パケット網は非同期転送モード網である請求項1記載の
方法。 - 【請求項7】 複数の基地局を符号分割多元接続マクロダイバーシティ・モ
ードにより動作させ、エア・インターフェースを介して移動局にメッセージを通
信する方法において、 パケット交換ネットワークを介して前記基地局にメッセージを通信する試行を
し、 各基地局では、前記メッセージが前記パケット網を介して前記基地局に首尾よ
く通信されたか否かを判断し、 前記メッセージが前記パケット網を介して首尾よく通信された各基地局では、
符号分割多元接続を使用し、前記エア・インターフェースを介して前記基地局か
ら前記移動局にメッセージを通信し、 前記メッセージが前記パケット網を介して首尾よく通信されなかった各基地局
では、前記基地局から前記移動局に如何なるメッセージも通信しないようにする
ことを含む方法。 - 【請求項8】 前記判断するステップは、前記パケット網からのメッセージ
が前記基地局により受信された否かを判断することを含む請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 前記判断するステップは、前記基地局が前記パケット網から
誤りのあるメッセージを受信した否かを判断することを含む請求項7記載の方法
。 - 【請求項10】 前記メッセージが前記パケット網を介して首尾よく通信さ
れなかった各基地局では、符号分割多元接続を使用し、前記エア・インターフェ
ースを介して前記基地局から前記移動局に同期情報を通信する請求項7記載の方
法。 - 【請求項11】 前記メッセージが前記パケット網を介して首尾よく通信さ
れなかった各基地局では、符号分割多元接続を使用し、前記エア・インターフェ
ースを介して前記基地局から前記移動局に送信電力管理情報を通信する請求項7
記載の方法。 - 【請求項12】 前記パケット網は、非同期転送モード網である請求項7記
載の方法。 - 【請求項13】 第1及び第2の基地局間で移動局のソフト・ハンドオーバ
ーを実行するために符号分割多元接続マクロダイバーシティ・モードを使用する
方法において、 パケット網を介して前記第1及び第2の基地局にメッセージを通信する試行を
し、 前記メッセージが前記パケット網により前記第1の基地局に首尾よく通信され
るときは、符号分割多元接続を使用し、エア・インターフェースを介して前記第
1の基地局から前記移動局に前記メッセージを通信し、 前記メッセージが前記パケット網により前記第2の基地局に首尾よく通信され
るときは、符号分割多元接続を使用し、エア・インターフェースを介して前記第
2の基地局から前記移動局に前記メッセージを通信し、 前記メッセージが前記パケット網により前記第2の基地局に首尾よく通信され
ないときは、前記第2の基地局から前記移動局に如何なるメッセージも通信しな
いようにする ことを含む方法。 - 【請求項14】 各基地局では、前記パケット網からのメッセージが前記基
地局により受信されたか否かを判断することを含む請求項13記載の方法。 - 【請求項15】 各基地局では、前記基地局は前記パケット網から誤りのあ
るメッセージを受信したか否かを判断することを含む請求項13記載の方法。 - 【請求項16】 前記メッセージが前記パケット網を介して前記第2の基地
局に首尾よく通信されたときは、符号分割多元接続を使用し、前記エア・インタ
ーフェースを介して前記第2の基地局から前記移動局に同期情報を通信すること
を含む請求項13記載の方法。 - 【請求項17】 前記メッセージが前記パケット網により前記第2の基地局
に首尾よく通信されなかったときは、符号分割多元接続を使用し、前記エア・イ
ンターフェースを介して前記第2の基地局から前記移動局に電力送信管理情報を
通信することを含む請求項13記載の方法。 - 【請求項18】 前記パケット網は、非同期伝送モード網である請求項13
記載の方法。 - 【請求項19】 前記パケット網は、フレーム中継網である請求項13記載
の方法。 - 【請求項20】 前記パケット網は、フレーム中継網である請求項1記載の
方法。 - 【請求項21】 前記パケット網は、フレーム中継網である請求項7記載の
方法。 - 【請求項22】 前記メッセージが前記パケット網を介して前記1基地局に
首尾よく通信されなかったときは、符号分割多元接続フレームの制御部を使用し
、前記エア・インターフェースを介して前記1基地局から前記移動局に制御情報
を通信すること、及びその後に、前記移動局において前記1基地局が前記移動局
に対するメッセージ情報を除き、前記制御情報を通信したことを含み、前記基地
局において前記符号分割多元接続フレームの制御部とメッセージ部のそれぞれの
信号対雑音比を比較することを含む請求項1記載の方法。 - 【請求項23】 前記メッセージが前記パケット網を介して各基地局に首尾
よく通信されなかった各基地局では、符号分割多元接続フレームの制御部を使用
し、前記エア・インターフェースを介して前記基地局から前記移動局に制御情報
を通信すること、及びその後に前記移動局において、前記移動局に対するメッセ
ージ情報を除き、制御情報を通信したことを判断することを含み、前記符号分割
多元接続フレームの前記制御部とメッセージ部とのそれぞれの信号対雑音比を比
較することを含む請求項7記載の方法。 - 【請求項24】 前記メッセージが前記パケット網を介して前記第2の基地
局に首尾よく通信されなかったときは、符号分割多元接続フレームの制御部を使
用し、前記エア・インターフェースを介して前記基地局から前記移動局に制御情
報を通信すること、及びその後に前記移動局において、前記移動局に対するメッ
セージ情報を除き、制御情報を通信したことを判断することを含み、前記符号分
割多元接続フレームの前記制御部とメッセージ部とのそれぞれの信号対雑音比を
比較することを含む請求項13記載の方法。
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