JP2002507068A - バレルリアクタの排気管を動かすための装置 - Google Patents

バレルリアクタの排気管を動かすための装置

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JP2002507068A
JP2002507068A JP2000536909A JP2000536909A JP2002507068A JP 2002507068 A JP2002507068 A JP 2002507068A JP 2000536909 A JP2000536909 A JP 2000536909A JP 2000536909 A JP2000536909 A JP 2000536909A JP 2002507068 A JP2002507068 A JP 2002507068A
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exhaust pipe
actuator
reactor
exhaust
lever
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JP2000536909A
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ウンベルト・グアルニエロ
フランコ・マゴン
エンツォ・ボナンノ
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/4412Details relating to the exhausts, e.g. pumps, filters, scrubbers, particle traps
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B25/00Single-crystal growth by chemical reaction of reactive gases, e.g. chemical vapour-deposition growth
    • C30B25/02Epitaxial-layer growth
    • C30B25/14Feed and outlet means for the gases; Modifying the flow of the reactive gases
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18992Reciprocating to reciprocating

Abstract

(57)【要約】 反応性ガスを用いた化学気相成長により半導体ウエハ上に材料を堆積するためのエピタキシャルバレルリアクタ。バレルリアクタは、少なくとも1の半導体ウエハを受けるような大きさの反応チャンバを形成する容器を含む。容器は、反応性ガスを反応チャンバに導入する入口ポートと、反応性ガスを反応チャンバから除去する排気ポートとを有する。リアクタは、また、容器の排気ポートとシールされて噛み合う排気管を含み、化学気相成長後に、反応性ガスを配管設備に移動させて、ガスを反応チャンバから除去する。加えて、リアクタは、容器から離れたアクチュエータを含み、管がシールされて容器の排気ポートと噛み合う動作位置と、管が排気ポートからはずれて容器にアクセスできるメンテナンス位置との間で、排気管を動かす。更に、リアクタは、排気管とアクチュエータとの間に、操作できるように接続されたメカニズムを含み、アクチュエータから排気管に動作を伝え、動作位置とメンテナンス位置との間で管を動かす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、一般にバレルリアクタに関し、特に、動作位置とメンテナンス位置
との間をバレルリアクタの排気管が移動する装置に関する。
【0002】 全体が図1の引用番号10で示されるようなバレルリアクタは、化学気相成長
として知られるプロセスにより、半導体ウエハ上に結晶成長層を堆積させるのに
使用される。結晶成長層はウエハと同じ格子構造を有するが、必要な電気的特性
を得るために、ウエハとは異なった導電性を有するように成長させることができ
る。図2に示すように、バレルリアクタ10は、ウエハWを含むように、逆さの
ベルジャ14から形成された反応チャンバ12を含む。ガスリング30は、ベル
ジャ14の上部開口部16の上に配置される。ノズル32は、ガスリング30の
中に提供され、反応性ガス(例えばシリコン)を反応チャンバ12中に導入する
。このガスは、チャンバ12に含まれるウエハW上に、結晶成長層を形成する。
堆積が終了した後、反応性ガスは、反応チャンバから、図1に全体が50’で示
されたベルジャ14の底部の排気管を通してパージされる(プライム記号は、引
用番号とともにここで使用され、本発明とは異なる指定された構成部分を示す)
。排気管50’は、排気カップ52’、該カップに接続されたフレキシブル管5
4、及び固定された設備配管56を含む。一旦、パージされた場合、ガスリング
30に搭載されたシール板36が持ち上げられ、反応チャンバ12が開かれて、
バレルリアクタ10からウエハWが取り出されてもよい。
【0003】 反応チャンバ12に含まれるウエハW上に、材料が堆積するだけでなく、化学
気相成長プロセス中には、バレルリアクタ10の多くの構成部品上にも堆積する
。これらの堆積物は、後に行われる堆積操作中に、構成部分からはずれてウエハ
を汚染する。この結果、バレルリアクタの構成部分は、ウエハの汚染を防止する
ために、定期的に取り替えられなければならない。構成部品が取り替えられる場
合、リアクタ10は勤めからはずされるため、リアクタが勤めから外れる期間を
低減することは、休止期間との関連で製造コストが低減できるために利益がある
【0004】 従来は、図1に全体が150’で示された装置が、排気管50’、特にカップ
52’を、ベルジャ14の排気ポート18(図3)に対して強くシールされる動
作位置と、排気管がベルジャの排気ポートから間隔を隔てたメンテナンス位置と
の間を動かすために用いられていた。排気キャップ52’をベルジャ14から外
すことは、ベルジャ及び/又は排気管の部分が置きかえられる、又は修理される
ことを許容する。従来の装置150’は、全体が90’で示され、ベルジャ14
と排気管50’の下に直接配置されるシリンダを含む。シリンダ90’は排気管
50’に接続され、シリンダが伸びた場合にベルジャの排気ポート18に向って
押しつけられ、シリンダが収縮した場合に排気ポートから分離される。図1に示
すように、フレキシブル管54が、排気管と装置排気配管56との間に接続され
、排気管が、動作位置とメンテナンス位置との間を容易に動くことを許容する。
【0005】 上述のような従来の装置150’は、それが使用される高温の環境により、故
障しやすい傾向にある。特に、化学気相成長中に、ベルジャ14から放出された
熱にさらされた場合、シリンダ90’中のシール(図示せず)は、故障しやすい
傾向にある。更に、従来の排気カップ52’は、その上部フランジ68’の回り
の領域で故障しやすい傾向にある。この領域は、フランジ68’が管に溶接され
ているため、材料強度が低くなっている。更には、フランジ68’とベルジャ1
4との間の境界をシールするのに用いられるOリングシール(図示せず)は、高
温にさらされた場合に故障する。
【0006】 (発明の概要) 本発明の多くの目的の中で、動作位置とメンテナンス位置との間でバレルリア
クタの排気管を動かす改良された装置の提供、バレルリアクタ容器を取り換える
のに必要な休止期間を低減した装置の提供、及びバレルリアクタにより生じる熱
に対して耐性のある装置の提供には、注目すべきである。
【0007】 簡単には、本発明の装置は、反応性ガスを使用した化学気相成長プロセスによ
り半導体ウエハ上に材料を堆積させるための結晶成長バレルリアクタである。バ
レルリアクタは、少なくとも一の半導体ウエハが入る大きさの反応チャンバを形
成する容器を含む。容器は、反応性ガスを反応性チャンバに導入する導入ポート
と、反応性ガスを反応性チャンバから取り除く排気ポートとを有する。リアクタ
は、また、容器の排気ポートとシールするように噛み合う排気管を含み、化学気
相成長プロセス後に、反応性ガスを設備配管に移動させ、ガスを反応チャンバか
ら除去する。加えて、リアクタは、容器から間隔をおいたアクチュエータを含み
、管が容器の排気ポートとシールするように噛み合う動作位置と、管が排気ポー
トから間隔をおいて容器にアクセスできるメンテナンス位置との間で排気管を動
かす。更に、リアクタは、排気管とアクチュエータとの間を動けるように接続す
るメカニズムを含み、アクチュエータから排気管に動作を伝え、動作位置とメン
テナンス位置との間で管を動かす。
【0008】 他の態様では、本発明の装置は、排気管を動作位置とメンテナンス位置との間
で動かす結晶成長バレルリアクタと共に使用するものである。装置は、リアクタ
から間隔をおいたアクチュエータを含み、動作位置とメンテナンス位置との間で
排気管を動かす。更に、装置は排気管とアクチュエータとの間を動くように接続
するメカニズムを含み、アクチュエータから管に動作を伝えて、動作位置とメン
テナンス位置との間で管を動かす装置でもある。
【0009】 更に他の態様では、本発明は、結晶成長バレルリアクタから反応性ガスを運ぶ
ための排気管を含む。この管は、入口と出口を有する管状のシェルと、かかる入
口に隣接して、管とバレルリアクタの出口とを接続する大きさ、形状のフランジ
とを含む。かかる管は、また、管の周囲の防水ジャケットを含む。ジャケットと
管は、少なくとも部分的に管に沿って延びた環状の冷却経路を形成し、化学気相
成長中に、管の回りに冷却水を循環させて管を冷却する。
【0010】 本発明の他の目的及び特徴は、以下において、一部が明らかにされ、また一部
が指摘される。
【0011】 (好ましい具体例の詳細な説明) 図面を参照して、特に図1を参照して、従来の結晶成長バレルリアクタが、そ
の全体が引用符号10で示されている。そのようなバレルリアクタ10は、化学
気相成長として知られるプロセスにより、半導体ウエハ上に結晶成長層を堆積さ
せるために使用される。図2に示すように、バレルリアクタ10は、ウエハWを
入れるための逆向きのベルジャ14のような容器から形成された反応チャンバを
含む。ベルジャ14は、ウエハWを挿入し取り出すための上部開口部16と、ベ
ルジャの底部に配置され、堆積が終了した後に反応チャンバ12から反応性ガス
をパージする排出ポート18(図3)とを含む。リム20がベルジャ14の上端
部の周囲に形成せれ、図1に示すように、ベルジャがワークステーションプラッ
トフォームPに挿入された場合にベルジャを支持する。
【0012】 更に、図2に示すように、ガスリング30がベルジャ14の上面に、その上部
開口部16上に搭載される。2つのノズル32(その1つのみが図示されている
)がガスリング30中に設けられ、反応性ガス(例えばシリコン)を反応チャン
バ12に導入する。このガスは、チャンバ12中に入れられたウエハW上に結晶
成長層を形成する。ガスリング30は、プラットフォームPに固定されるねじ式
の固定具34(その1つのみが表示されている)で適当な場所に保持される。こ
のように、ガスリング30が、ベルジャ14のリム20をワークステーションプ
ラットフォームPに向かって保持するクランプとして機能する。
【0013】 シール板36は、ガスリング30に搭載され、反応チャンバ12の上部をシー
ルする。シール板36は、バレルリアクタ10からウエハWを取り出すために、
持ち上げて反応チャンバ12を開放するものであってもよい。シール板36から
吊るされた5角形のサセプタ38が、ほぼ垂直な方向にウエハWを保持する円形
のリセスを含み、これにより、各ウエハの一の表面が反応チャンバ12中でガス
にさらされる。サセプタ38は、反応チャンバ12から持ち上げられて、堆積が
終了した場合にリセス40からウエハWが取り外すことができるものでもよい。
コントローラ42(図1)及びシール板36の上に配置されたモータ(図示せず
)は、サセプタ38をその垂直軸の回りに回転させ、従来から知られているよう
に、ウエハW上に結晶成長層を均等に分配させる。冷却ジャケット44がベルジ
ャ14を囲み、ベルジャ及び組み合わされた器具を冷却する。
【0014】 堆積が終了した後、反応性ガスが、反応チャンバ12から、図3中に全体が5
0で示されベルジャ14の底部の排気ポート18から延びた排気管を通ってパー
ジされる。排気管50は、排気カップ52、このカップに接続されたフレキシブ
ル管54、及び該フレキシブル管に接続され、設備から反応性ガスを排気する従
来構造の設備配管56(図1)を含む。図3に示すように、排気カップは、反応
性ガスを運ぶ管状の内部シェル58と、シェルを囲む防水された冷却ジャケット
60とを含む。ジャケット60とシェル58は、排気カップ52に沿って延び、
カップの回りに冷却水を循環させる環状の経路62を形成する。内部のシェル5
8は、その上流端のガス入口64と、その下流端のガス出口66とを有する。第
1のフランジ68は、入口64に設けられ、排気カップ52をベルジャ14の排
気ポート18にシールするように接続する。第2のフランジ70は、シェル58
の出口66で、排気カップ52をフレキシブル管54に接続する。類似のフラン
ジ72がフレキシブル管54の上に設けられ、カップ52と管とをねじ式の固定
具74で接続する。好ましい具体例では、ねじ式の固定具74が、排気カップ5
2をフレキシブル管54に接続するために使用されるが、ストラップクランプ(
図示せず)のような他の接続手段も、本発明の範囲内にあると想像される。
【0015】 図3に示したように、ジャケット60は第1フランジ68に接し、該第1フラ
ンジは、環状の冷却経路62からフランジ中に上方に延びた環状のリセス76を
含む。リセス76は冷却のために、フランジを通って水を循環させる。フランジ
68の冷却は、従来の設計では割れやすかったフランジの領域の排気カップ52
の寿命を長くする。2つのOリングシール溝78a、78bが、第1フランジ6
6の上面に形成され、第1フランジがベルジャの排気ポート18に向かって上方
に押された場合に、ベルジャ14と排気カップ52との間の境界をシールするO
リング80a、80bを保持する。更に第1フランジ68をベルジャ14の排気
ポート18に向かってシールするために、真空は、Oリング80a、80bの間
で真空経路(図示せず)を通って引かれてもよい。第1フランジ68中の環状の
冷却経路62を通って循環する冷却水も、また、Oリング80a、80bの温度
を下げて、その寿命を長くする。図4に示すように、入口経路82が、冷却水を
環状の経路62に分配し、環状経路の反対側の端部の出口経路84が、環状経路
から水が出るのを許容し、化学気相成長中に、排気カップ52から熱を除去する
【0016】 図3に示したように、全体が90で示されるガス利用アクチュエータは、排気カ
ップ52の第1フランジ68がベルジャ14の排気ポート18とシールするよう
に噛み合う動作位置と、排気管とベルジャの手入れをするために第1フランジが
排気ポートから分離されたメンテナンス位置との間で、排気管50を動かす。ア
クチュエータ90は、シリンダボディ92と該ボディ中に滑るように受け入れら
れ、ピストンロッド94に接続されたピストン93を含み、該ロッドは、排気カ
ップの動作位置及びメンテナンス位置にそれぞれ対応した、延びた位置及び引き
込み位置の間を移動する。加えて、アクチュエータは、ヘッド端の圧力ポート9
6とロッド端の圧力ポート98を有する。ロッド端の圧力ポート98を通して加
圧されたガス(例えば窒素)が導入され、延びた位置と引き込んだ位置とのそれ
ぞれの間を、シリンダボディ92に対して、ピストンロッド94を動かす。冷却
水の入口100、出口102のそれぞれは、シリンダボディ98中の内部の冷却
経路(図示せず)を通って冷却水を循環させ、アクチュエータ90を冷却するこ
とを許容する。アクチュエータ90の温度を更に低減するために、ベルジャ14
から、物理的に離される。
【0017】 全体が110で示されるメカニズムは、排気管50とアクチュエータ90に作
用するように接続され、アクチュエータから排気管に動きを伝えて、動作位置と
メンテナンス位置との間で管を移動させる。メカニズム110は、2つの垂直で
平行な板114(それらの1のみを表示する)を有するベース112と、かかる
板の間に配置されたレバー116とを含む。レバー116は、ボルト118で、
板114に旋回できるように接続される。
【0018】 レバー116の1の端部は、アクチュエータ90のロッド96に、旋回できる
ように接続されている。シリンダボディ98は、板114の上部を横切って接続
されたブラケット120に、旋回できるように(pivotally)取り付けられ、ロ ッド96がシリンダボディの中と外に動いた場合にアクチュエータ90は自由に
旋回する。アクチュエータ90が、ベース112及びレバー116の双方に対し
て自由に旋回するため、ロッド96の曲げ力は防止できる。ブラケット118に
取り付けられた熱シールド122は、ベルジャ14とアクチュエータ90の間に
配置され、アクチュエータから遠ざかるように熱を反射し、これによりアクチュ
エータの損傷を防止する。
【0019】 アクチュエータ90と反対側のレバー116の端部は、全体が130で表され
るスライダアセンブリに取り付けられる。スライダアセンブリ130は、中空の
ガイド132と、該ガイドに滑るように受け入れられる円筒状の従動部134と
を含む。ピストンロッド94が、その延びた位置と引き込んだ位置との間を、そ
れぞれ動く場合、従動部134は、ガイド134中の上方及び下方に滑る。従動
部134は、1の側面から内部に延びた円形の穴136を有する。スライダアセ
ンブリ130に取り付けられたレバー116の端部の上に搭載されたボール13
8は、穴136中に受け入れられ、アクチュエータ90がレバーを旋回させた場
合に、ガイド132の中を上下に、従動部134を自由に滑らせる。ガイド13
2の側面に形成されたスロット140は、レバー116が上下に動くのを許容す
るためのクリアランスを提供する。排気カップ52の底部から延びたクレビス(
clevis)142は、従動部134の上部に取り付けられた目(eye)144を受 け入れる。クレビス142と目144とは、ボルト146により旋回できるよう
に結合される。メカニズム110とアクチュエータ90は、全体が150で示さ
れ、アクチュエータロッド94が、延びた位置と引き込んだ位置との間で動くの
に対応して、排気管50を上昇、下降させる装置を形成する。
【0020】 通常の動作状態の下では、アクチュエータ90のヘッド端圧力ポート96が加
圧されてロッド94を延ばす。ロッド94が延びた場合、レバー116が、図3
に示した位置に旋回し、排気キャップ52の第1フランジ68が、ベルジャ14
の排気ポート18に向かって上方に押しつけられ、カップとポートとの間の対応
する境界をシールする。堆積物が排気管50とベルジャ14の中に形成された場
合、定期的に、アクチュエータ90のロッド端圧力ポート98が加圧されて、ロ
ッド94を引き込ませる。ロッドが引きこんだ場合、レバー116が、(図3に
示すように時計回りに)旋回し、排気キャップ52をベルジャ14の排気ポート
18から分離する。一度分離された場合、ベルジャ14及び/又は排気管510
は手入れされてもよい。
【0021】 当業者に明らかなように、アクチュエータ90がカップをベルジャ14に向か
って上方に押しつけた場合、ベルジャのリム20はガスリング30に向かって上
方に押され、該ガスリング30はリングをプラットフォームPに向かって保持す
るねじ式の固定具を引っ張る。排気カップ52の降下は、この引っ張りを和らげ
、ベルジャ14が再配置された場合に固定具が緩むかもしれない。
【0022】 上述のように、排気カップ52’を上昇、下降させる従来の装置150’は、
それらが使用される高温の環境のために、故障しやすかった。特に、化学気相成
長中にベルジャ14によって放出される熱にさらされた場合、アクチュエータの
内部のシール(図示せず)が故障するため、アクチュエータ90’が故障しやす
かった。上述のように、本発明のアクチュエータでは、ベルジャ14とアクチュ
エータ90との間の距離を増すことにより、熱シールド122でアクチュエータ
をシールドすることにより、及びアクチュエータを通って冷却水を循環させるこ
とにより、この問題を回避した。更に、従来の排気カップ52’の上部フランジ
68’と、フランジとベルジャ14との間のシールは、高温環境により故障した
。上述のように、排気管50、特に本発明の排気カップ52は、水冷されて、排
気管およびシール80a、80bの寿命を長くしている。
【0023】 上述の観点から、本発明の多くの目的が達成され、他の有利な結果が得られる
ことがわかる。
【0024】 本発明の範囲からはずれることなく、上記構造において、さまざまな変形が可
能であり、上記記載に含まれ又は図面を伴って示されたすべての内容は、例示と
解釈され、限定した意味に解釈すべきでないと考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のバレルリアクタの破断した正面の立面図である。
【図2】 バレルリアクタの破断した断面図であり、従来のリアクタと本発
明にかかるリアクタの双方に共通する内部の特徴を示す。
【図3】 部分的な破断した正面の立面図であり、バレルリアクタの排気管
と、動作位置とメンテナンス位置との間で排気管を動かす本発明にかかる装置と
を示す。
【図4】 図3の4−4の線の平面で切断した排気管の断面図である。 対応する引用符号は、すべての図面を通して対応する部分を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月17日(2000.2.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エンツォ・ボナンノ イタリア、イ−28070ノヴァーラ、ヴィ ア・ファルロッケッティ39番 Fターム(参考) 4G077 AA03 BA04 DB01 EG21 HA06 4K030 AA06 BA29 CA04 EA11 FA10 KA04 LA15 5F045 BB10 DP16 DP27 DQ04 EB05 EB17 EC07 EC09 EG01 EJ01 EJ09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶成長バレルリアクタと共に使用され、化学気相成長が終
    了した後に該リアクタから反応性ガスを移動させるために、排気管が該リアクタ
    の排気ポートと噛み合う動作位置と、該リアクタにアクセスできるように該排気
    管が該リアクタから間隔をおいたメンテナンス位置との間で、該排気管を動かす
    装置であって、 該リアクタから間隔をおき、該動作位置と該メンテナンス位置との間で該排気
    管を動かすアクチュエータと、 該排気管と該アクチュエータとの間に機能的に接続され、該アクチュエータか
    ら該排気管に動きを伝えて、該動作位置と該メンテナンス位置との間で該排気管
    を動かすメカニズムとを含む装置。
  2. 【請求項2】 更に、上記リアクタと上記アクチュエータとの間に配置され
    、該リアクタから該アクチュエータへの熱伝導を防止する熱シールドを含む請求
    項1の装置。
  3. 【請求項3】 上記アクチュエータが、該アクチュエータを通して冷却水を
    流して、該アクチュエータから熱を除去する冷却経路を有する水冷アクチュエー
    タである請求項1の装置。
  4. 【請求項4】 上記メカニズムが、ベースと、該ベースに旋回できるように
    接続されたレバーとを含み、該レバーが上記アクチュエータと上記排気管との間
    に延びるように取り付けられ、該アクチュエータから該排気管に動きを伝えるレ
    バーである請求項1の装置。
  5. 【請求項5】 上記アクチュエータが、上記ベースと上記レバーとに、旋回
    できるように接続された請求項4の装置。
  6. 【請求項6】 上記レバーと、上記排気管とが、旋回できるように接続され
    た請求項4の装置。
  7. 【請求項7】 上記アクチュエータが、シリンダボディと、該シリンダボデ
    ィの中に滑るように受け入れられるピストンとを含むガス利用のアクチュエータ
    であって、流体を該シリンダに入れるのと、該シリンダから出すのに対応して、
    該ピストンが該シリンダボディに対する延びた位置と、引き込まれた位置との間
    で移動する請求項1の装置。
  8. 【請求項8】 上記ピストンが上記延びた位置に移動した場合に、上記メカ
    ニズムが上記排気管を上記動作位置に移動させ、該ピストンが上記引き込まれた
    位置に移動した場合に、該メカニズムが該排気管を上記メンテナンス位置に移動
    させる請求項7の装置。
  9. 【請求項9】 上記結晶成長バレルリアクタと結合した請求項1の装置。
  10. 【請求項10】 化学気相成長が終わった後に、結晶成長バレルリアクタか
    ら反応性ガスを移動させる排気管であって、 入口と出口とを有する管状のシェルと、該入口に隣接し、上記管を上記バレル
    リアクタの出口ポートに接続する大きさ及び形状のフランジと、 該シェルを囲む防水ジャケットであって、該ジャケットと該シェルが、少なく
    とも部分的に該排気管に沿って延びた環状の冷却経路を形成し、該シェルの回り
    に冷却水を循環させて、化学気相成長中に該シェルを冷却する該防水ジャケット
    とを含む該排気管。
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