JP2002506818A - スタチン−マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤組み合わせ物 - Google Patents

スタチン−マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤組み合わせ物

Info

Publication number
JP2002506818A
JP2002506818A JP2000536378A JP2000536378A JP2002506818A JP 2002506818 A JP2002506818 A JP 2002506818A JP 2000536378 A JP2000536378 A JP 2000536378A JP 2000536378 A JP2000536378 A JP 2000536378A JP 2002506818 A JP2002506818 A JP 2002506818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
methyl
phenyl
ethyl
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000536378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002506818A5 (ja
Inventor
ロジャー・スコウフィールド・ニュートン
ブルース・デイヴィッド・ロス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Warner Lambert Co LLC
Original Assignee
Warner Lambert Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Warner Lambert Co LLC filed Critical Warner Lambert Co LLC
Publication of JP2002506818A publication Critical patent/JP2002506818A/ja
Publication of JP2002506818A5 publication Critical patent/JP2002506818A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/40Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom, e.g. sulpiride, succinimide, tolmetin, buflomedil
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/06Antihyperlipidemics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明はMMP阻害剤およびスタチンからなる医薬組成物であり、この組成物は血管系疾患を治療するのに有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、低密度リポタンパク質(LDL)コレステロールの血漿レベルの低
下をもたらすことが知られているスタチン化合物と結合組織の崩壊を低減させる
MMP阻害剤との組み合わせ物に関する。この組み合わせは血管系疾患の治療お
よび心不全の予防に有用である。
【0002】
【発明の背景】
いくつかの臨床試験により、哺乳動物でのある種の形態のコレステロールを低
減させることが循環コレステロールの正常レベルよりも高いレベルを有する患者
および正常レベルのコレステロールを有する患者両者において心臓発作、突然死
およびアンギーナを治療および予防する有効な方法であることが確立された。悪
玉形態のコレステロールLDLの低減は今や心臓血管系疾患例えば冠状動脈系心
疾患、アテローム性動脈硬化症、心筋梗塞、発作、脳梗塞、さらにはバルーン血
管形成術後の再狭窄に罹っているか、または罹る危険のある患者を治療する医師
の重要な目標の一つである。現在多くの医師はそのコレステロールレベルが正常
である健康な被験者での純然たる予防処置としてコレステロール低下剤を用いて
いて、これにより心臓血管系疾患の発現に対する予防をしている。
【0003】 最も普通に使用されているコレステロール低下剤はスタチンであり、これらは
コレステロール生合成経路での初期のかつ律速段階であるHMG−CoAのメバ
ロネートへの変換に当たって触媒作用を果たしている酵素、すなわち酵素3−ヒ
ドロキシ−3−メチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)リダクター
ゼを阻害する化合物である。
【0004】 結合組織の崩壊を媒介する酵素を阻害する化合物は心不全および関連する心室
拡張症の治療に有用である。このような酵素は、ほとんどの哺乳動物にみられる
天然酵素群である天然のマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)として知
られている。これらの酵素はコラーゲン、プロテオグリカンおよび糖タンパク質
を加水分解する亜鉛プロテアーゼである。これらの群には、ゼラチナーゼAおよ
びB、ストロメリシン−1および−2、繊維芽細胞コラゲナーゼ、好中球コラゲ
ナーゼ、マトリリシン、メタロエラスターゼおよび間質コラゲナーゼが包含され
る。これらの酵素は結合組織の崩壊から生じる数多くの疾患、例えばリウマチ性
関節炎、骨関節症、骨粗しょう症、多発性硬化症および腫瘍転移に関係している
。今や、本発明者らはスタチンとMMP阻害剤との組み合わせ物を投与すること
により血管系疾患の治療および予防をなし得ることを見い出した。
【0005】
【発明の要約】
本発明は、スタチンと共にマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤の有効量
を投与することからなる哺乳動物での心不全およびその他の血管系疾患の治療お
よび予防方法を提供するものである。本発明は、スタチンと共にマトリックスメ
タロプロテイナーゼ阻害剤の有効量を投与することからなる哺乳動物の心室拡張
症を治療および予防する方法も提供するものである。
【0006】 本発明の方法は、いずれのMMP阻害剤、例えばマトリックスメタロプロテイ
ナーゼ例えばコラゲナーゼ、ストロメリシン、ゼラチナーゼまたはエラスターゼ
の生物活性を阻害するのに有効ないずれの化合物と組み合わせたいずれのスタチ
ンを投与することによって実施することができる。数多くの化合物がマトリック
スメタロプロテイナーゼ阻害剤であることが知られていて、このような化合物は
いずれも本発明の方法に使用することができる。
【0007】 好ましい態様では、使用し得るマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤は、
【化3】 を有する置換二環式化合物である。
【0008】 上記式中、 Aはフェニルまたは
【化4】 であり、ここでYはCHまたはNであり; R1は置換分、例えばアルキル、アリール、ハロ、アミノ、置換および二置換 アミノおよびアルコキシであり; R2はカルボキシアルキルケトンもしくはオキシム、またはカルボキシアルキ ルスルホンアミド例えば−SO2NHC(−R3)HCOOHであり、ここでR3は アルキル、置換アルキル、アミノ、置換および二置換アミノおよびアリールであ
る。好ましいアルキルおよびアルコキシ基はC1〜C10アルキルおよびC1〜C10 アルコキシであり、これらの基は直鎖または分枝鎖であってよく、そして、場合
によっては、ハロ、アミノ、ニトロ、カルボキシ、ヒドロキシ、アリールおよび
ヘテロアリールで置換されていてよい。
【0009】 特に好ましい態様は、ビフェニルスルホンアミド(Aがフェニルである上記式
の化合物)、例えば、CI-1026およびPD 166793としても知られている
【化5】 と共にスタチンを投与することにより心不全および心室拡張症を治療および予防
する方法である。
【0010】 別の態様では、CHFおよび心室拡張症は、式
【化6】 〔式中、R1およびR2は先の定義のとおりであり、TはO、CH2、SQ(O)0
SQ(O)1またはSQ(O)2、C=O、NR3または−NR3C(=O)−であり、そ
してW、W1、ZおよびZ1はそれぞれ同一または異なって、各々はCR3(R3
アルキル、ハロ、アルコキシ、アシルおよびアリールである)である〕を有する
置換縮合三環式化合物であるマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤と共にス
タチンを投与することにより治療または予防される。好ましい方法は、上記式の
ジベンゾフランおよびフルオレン例えば
【化7】 〔式中、R2は例えば−C(=NOH)−CH2−C(−R3)H−COOH、または −SO2NH−C(−R3)H−COOHである〕の化合物を使用する。
【0011】 使用される特に好ましいMMP阻害剤は、(S)−2−(ジベンゾフラン−3
−スルホニルアミノ)−3−メチル酪酸および(S)−2−(ジベンゾフラン−
3−スルホニルアミノ)−コハク酸である。
【0012】 本発明の方法で使用されるマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤は、いず
れも既知であるか、または普通の合成方法によって容易に入手し得る。
【0013】 MMP阻害剤と組み合わせて使用される典型的なスタチンには、アトルバスタ
チン、シンバスタチン、プラバスタチン、セリバスタチン、メバスタチン、ベロ
スタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、ダルバスタチンおよびフルインドス
タチンが包含される。スタチンは医薬的に許容される塩として使用することがで
きる。
【0014】 本発明の特に好ましい組成物は、アトルバスタチンカルシウム、プラバスタチ
ンナトリウム、シンバスタチン、ロバスタチンおよびセリバスタチンから選択さ
れるスタチンと共にビフェニルスルホンアミドMMP阻害剤を使用するものであ
る。最も好ましい組成物では、MMP阻害剤2−(4′−ブロモビフェニル−4
−スルホニルアミノ)−3−メチル酪酸と共にアトルバスタチンカルシウムを使
用する。
【0015】 本発明により血管系疾患、例えば末梢血管系疾患、冠状動脈系心疾患、発作お
よび再狭窄を治療する方法も提供される。
【0016】
【発明の詳述】
本発明者らは、スタチンとMMP阻害剤とを組み合わせると血管系疾患の治療
および予防に驚くほど有効な組成物が提供されることを見い出した。上述の如く
、MMP阻害剤およびスタチンは当該分野で既知であり、容易に入手し得る。化
合物は遊離酸、塩の形態またはテトラゾリルもしくはアルデヒド類似体であって
よい。
【0017】 本明細書および特許請求の範囲において用いられる「スタチン」の語は、「3
−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル−コエンザイムAレダクターゼ阻害剤」お
よび「HMG−CoAレダクターゼ阻害剤」の語と同義である。これらの3つの
語は、本明細書および特許請求の範囲を通じて互いに交換可能に用いられる。こ
の同義語は、スタチンが3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル−コエンザイム
Aレダクターゼーの阻害剤であり、それ自体、血漿コレステロールの血中レベル
の低下に有効であることを示唆している。スタチンおよびその医薬的に許容され
る塩は哺乳動物特にヒトにおいて低密度リポタンパク質コレステロール(LDL
−C)レベルの低下に特に有用である。
【0018】 本発明における使用に適当なHMG−CoAレダクターゼ阻害剤には、それら
に限定されるものではないが、シンバスタチン、プラバスタチン、リバスタチン
、メバスタチン、フルインドスタチン、セリバスタチン、ベロスタチン、フルバ
スタチン、ダルバスタチン、ジヒドロコンパクチン、コンパクチン、もしくはロ
バスタチン;またはシンバスタチン、プラバスタチン、リバスタチン、セリバス
タチン、メバスタチン、フルインドスタチン、ベロスタチン、フルバスタチン、
ダルバスタチン、ジヒドロコンパクチン、コンパクチン、もしくはロバスタチン
の医薬的に許容される塩が包含される。しかしながら、アトロバスチンカルシウ
ムが本発明の配合物中に使用される特に好ましいスタチンであることを銘記すべ
きである。米国特許第5,273,995号参照。この記載を参照により本明細書
中に組み入れる。
【0019】 ここに開示されたスタチンは当業者には周知の方法によって製造される。特に
シンバスチンは米国特許第4,444,784号に開示された方法に従って製造で
きる。この記載を参照により本明細書中に組み入れる。プラバスチンは米国特許
第4,346,227号に開示された方法により製造できる。この記載を参照によ
り本明細書中に組み入れる。セリバスチンは米国特許第5,502,199号に開
示された方法に従って製造できる。この記載を参照により本明細書中に組み入れ
る。セリバスチンは別法として、欧州特許出願公開EP 617019号に開示 された方法によって製造できる。メバスタチンは米国特許第3,983,140号
に開示された方法に従い製造できる。この記載を参照により本明細書に組み入れ
る。ベロスタチンは米国特許第4,448,784号および米国特許第4,450,
171号に開示された方法に従い製造できる。この両記載を参照により本明細書
中に組み入れる。フルバスタチンは米国特許第4,739,073号に開示された
方法に従い製造できる。この記載を参照により本明細書中に組み入れる。コンパ
クチンは米国特許第4,804,770号に開示された方法により製造できる。こ
の記載を参照により本明細書中に組み入れる。ロバスタチンは米国特許第4,2 31,938号に開示された方法に従い製造できる。この記載を参照により本明 細書中に組み入れる。ダルバスタチンは欧州特許出願公開第738510A2号
に開示された方法により製造できる。フルインドスタチンは欧州特許出願公開第
363934A1号に開示された方法により製造できる。ジヒドロコンパクチン
は米国特許第4,450,171号に開示された方法に従い製造できる。この記載
を参照により本明細書中に組み入れる。
【0020】 上記スタチンのいくつかは、化学構造の一部として、遊離カルボン酸または遊
離アミン基を含有することが認められる。さらに、本発明の範囲内のいくつかの
スタチンはラクトン部分を含有し、それは遊離カルボン酸型と平衡状態で存在す
る。これらのラクトンは、そのラクトンの医薬的に許容される塩を製造すること
によってカルボキシレートとして維持することができる。すなわち、本発明は、
これらのカルボン酸またはアミン基の医薬的に許容される塩を包含する。「医薬
的に許容される塩」の表現は医薬的に許容される酸付加塩および医薬的に許容さ
れる陽イオン塩の両者を包含する。「医薬的に許容される陽イオン塩」の表現は
、それらに限定されるものではないがアルカリ金属塩(たとえばナトリウムおよ
びカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(たとえばカルシウムおよびマグネシウム
塩)、アルミニウム塩、アンモニウム塩、ならびに有機アミンたとえばベンザチ
ン(N,N′−ジベンジルエチレンジアミン)、コリン、ジエタノールアミン、 エチレンジアミン、メグルミン(N−メチルグルカミン)、ベネタミン(N−ベ
ンジルフェネチルアミン)、ジエチルアミン、ピペラジン、トロメタミン(2−
アミノ−2−ヒドロキシメチル−1.3−プロパンジオール)およびプロカイン のような塩を明示する意図である。「医薬的に許容される酸付加塩」の表現は、
それらに限定されるものではないが塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、一水素硫酸
塩、リン酸塩、一水素リン酸塩、二水素リン酸塩、酢酸塩、コハク酸塩、クエン
酸塩、メタンスルホン酸塩(メシレート)およびp-トルエンスルホン酸塩(ト シレート)を明示する意図である。
【0021】 遊離カルボン酸を含むスタチンの医薬的に許容される陽イオン塩は、遊離の酸
型のスタチンを適当な塩基、通常は1当量を共溶媒中で反応させることにより、
容易に製造することができる。典型的な塩基は、水酸化ナトリウム、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、水素化ナトリウム、カリウムメトキシド、
水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、ベンザチン、コリン、ジエタノールア
ミン、ピペラジン、およびトロメタミンである。塩は濃縮乾固するか、または非
溶媒を加えることにより単離される。多くの場合、好ましくは、塩は酸の溶液を
陽イオンの異なる塩(エチルヘキサン酸ナトリウムまたはカリウム、オレイン酸
マグネシウム)の溶液と、溶媒(たとえば酢酸エチル)を用いて混合し、それか
ら所望の陽イオン塩を沈殿させ製造し、あるいは他の方法で濃縮および/または
非溶媒の添加により単離することができる。
【0022】 遊離のアミン基を含むスタチンの医薬的に許容される酸付加塩は、スタチンの
遊離塩基型を適当な酸と反応させることによって容易に製造することができる。
塩が一塩基酸(たとえば、塩酸塩、臭化水素酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、
酢酸塩)、二塩基酸の水素型(たとえば、一水素硫酸塩、コハク酸塩)または三
塩基酸の二水素型(たとえば、二水素リン酸塩、クエン酸塩)からの場合には、
少なくとも1モル当量、通常は1モル過剰の酸を使用する。しかしながら、硫酸
塩、ヘミコハク酸塩、一水素リン酸塩またはリン酸塩のような塩を所望の場合は
適切で正確な化学当量の酸が一般に使用される。遊離の塩基および酸は通常、共
溶媒中で混合され、これから所望の酸を沈殿させるか、または他の方法で濃縮お
よび/または非溶媒の添加により単離することができる。
【0023】 さらに、MMP阻害剤およびその医薬的に許容される酸付加塩は水和物または
溶媒和化合物として存在することもある。さらに、本発明のスタチンおよび本発
明のスタチンの医薬的に許容される塩もまた、水和物または溶媒和化合物として
存在することもある。上記水和物または溶媒和化合物もまた、本発明の範囲に包
含される。
【0024】 本文で使用される「マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤」とは、天然に
哺乳動物中に存在している少なくとも一種のマトリックスメタロプロテイナーゼ
の加水分解活性を少なくとも5%阻害するいずれかの化合物である。このような
化合物は「MMP阻害剤」とも称する。数多くのマトリックスメタロプロテイナ
ーゼ阻害剤が知られていて、これらはすべて本発明の方法に有用である。例えば
、4−ビアリール酪酸および5−ビアリールペンタン酸誘導体がWO 96/1 5096に記載され、これを参照により本文に組み入れる。化合物は一般的には
(T)XA−B−D−E−Gと定義される。400種を超える具体的な化合物があ げられ、そしてそれぞれを本文に組み入れ、また本発明に使用することができる
。使用し得る殊に好ましい化合物には以下の化合物が包含される:
【0025】 [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−(2−メチル プロピル)−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−(2−メチル プロピル)−γ−オキソ−、(S)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−(2−メチル プロピル)−γ−オキソ−、(R)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−β−(2−メチル プロピル)−γ−オキソ−、(S)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−β−(2−メチル プロピル)−γ−オキソ−、(R)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ブロモ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−フルオロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、2′−フルオロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、2′−クロロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、2′,4′−ジフルオロ−γ−オキ
ソ−;
【0026】 [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、3′−クロロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−(2−メチル−プロピル)− γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ブロモ−α−(2−メチル −プロピル)−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−フルオロ−α−(2−メチ ルプロピル)−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−エチル−α−(2−メチル プロピル)−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、2′−フルオロ−α−(2−メチ ルプロピル)−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、2′−クロロ−α−(2−メチル プロピル)−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−メトキシ−α−(2−メチ ルプロピル)−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、2′,4′−ジフルオロ−α−(2
−メチルプロピル)−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−メチル−α−(2−メチル プロピル)−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−(2−メチル−プロピル)− γ−オキソ−4′−ペンチル; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−メチレン−γ −オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、2′−クロロ−α−メチレン−γ −オキソ−;
【0027】 [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−メチル−γ− オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−オキソ−α− ペンチル−; ベンゼンブタン酸、4−クロロ−α−(2−メチルプロピル)−γ−オキソ−
; ベンゼンブタン酸、4−メチル−α−メチレン−γ−オキソ−; 2−ブテン酸、4−(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4−イル)− 4−オキソ−、(E)−; 2−ブテン酸、4−[4−(4−クロロフェニルオキシ)−フェニル]−4−
オキソ、(E)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ヒドロキシ−α−(2−メ チルプロピル)−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−β−メチレン−γ −オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−ヒドロキシ− α−(2−メチルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−ヒドロキシ− α−(2−メチルプロピル)−; 2(3H)−フラノン、5−(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4− イル)ジヒドロ−3−(2−メチルプロピル)−; 2(3H)−フラノン、5−(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4− イル)ジヒドロ−3−(2−メチルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、3′,4′−ジクロロ−γ−オキソ
−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、3′,5′−ジクロロ−γ−オキソ
−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−(アセチルオキシ)−γ− オキソ−α−(3−フェニルプロピル)−;
【0028】 ベンゼンペンタン酸、α−[2−[4−(5−クロロ−2−チエニル)フェニ
ル]−2−オキソエチル]−; 2−フランカルボン酸、5−[4−(3−カルボキシ−1−オキソ−6−フェ
ニルヘキシル)フェニル]−; ベンゼンペンタン酸、α−[2−オキソ−2−[4−(3−ピリジニル)フェ
ニル]エチル]−; ベンゼンペンタン酸、α−[2−オキソ−2−[4−[6−ペンチルオキシ)
−3−ピリジニル]フェニル]エチル]−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−4′−(ペンチルチ オ)−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−メトキシ−γ−オキソ−α −(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、3′−クロロ−4′−フルオロ− γ−オキソ−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−エトキシ−γ−オキソ−α −(3−フェニルプロピル)−; ベンゼンペンタン酸、α−[2−オキソ−2−[4−(3−チエニル)フェニ
ル]エチル]−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、2′,4′−ジクロロ−γ−オキソ
−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ホルミル−γ−オキソ−α −(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−α−(3−フェニル プロピル)−3′,5′−ビス(トリフルオロメチル)−; ベンゼンペンタン酸、α−[2−オキソ−2−[4−(2−チエニル)フェニ
ル]エチル]−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−α−(3−フェニル プロピル)−3′−(トリフルオロメチル)−;
【0029】 [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、2′−ホルミル−γ−オキソ−α −(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4−ヒドロキシ−γ−オキソ−α −(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−α−(3−フェニル プロピル)−4′−プロポキシ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−4′−(ペンチルオ キシ)−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−4′−(ペンチルオ キシ)−α−(3−フェニルプロピル)−、(S)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−4′−(ペンチルオ キシ)−α−(3−フェニルプロピル)−、(R)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−(ヘキシルオキシ)−γ− オキソ−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ブトキシ−γ−オキソ−α −(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−4′−(3−フェニ ルプロポキシ)−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−(1−メチルエトキシ)− γ−オキソ−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−(ヘプチルオキシ)−γ− オキソ−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−(シクロヘキシル−メトキ シ)−γ−オキソ−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−(2−メチル−プロポキシ )−γ−オキソ−α−(3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−α−(3−フェニル プロピル)−4′−(2−プロペニルオキシ)−;
【0030】 [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−ヘプチル−γ −オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−デシル−γ− オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ニトロ−γ−オキソ−α− (2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−シアノ−γ−オキソ−α− (2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−(2− ヨードフェニル)エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−(3− ヨードフェニル)エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−(4− ヨードフェニル)エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−(3,5
−ジメトキシフェニル)エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−オキソ−α− フェニル−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−オキソ−α− (フェニルメチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−オキソ−α− (2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−オキソ−α− [(トリメチルシリル)メチル]−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ブロモ−γ−オキソ−α− (3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、−γ−オキソ−α−(3−フェニ ルプロピル)−;
【0031】 [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−アミノ−γ−オキソ−α− (2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−α−(2−フェニル エチル)−4′−[[(フェニルメトキシ)カルボニル]アミノ]−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−[[(1,1−ジメチルエト
キシ)カルボニル]アミノ]−γ−オキソ−α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−(アセチルアミノ)−γ− オキソ−α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−4′−[(1−オキ ソペンチル)アミノ]−α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−[(3,3−ジメチル−1−
オキソブチル)アミノ]−γ−オキソ−α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−[2− (メトキシカルボニル)フェニル]エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−(2−カルボキシフェ ニル)エチル]−4′−クロロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−[2− [(ジエチルアミノ)カルボニル]フェニル]エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−[3− [(ジエチルアミノ)カルボニル]フェニル]エチル]−γ−オキソ−、(S)
−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−[3− [(ジエチルアミノ)カルボニル]フェニル]エチル]−γ−オキソ−、(R)
−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−[(フェニルメトキシ)メチル]−、(1α, 2β,5β)−;
【0032】 シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−(フェノキシメチル)−、(1α,2β,5β)
−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(ベンゾイルオキシ)−メチル]−5−[
(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]−、(1α,
2β,5β)−; 1,2−ベンゼンジカルボン酸、1−[[2−カルボキシ−3−[(4′−ク ロロ[1,1′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]シクロペンチル]−メ チル]−2−メチルエステル、(1α,2β,3α)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−[(2−チエニルチオ)メチル]−、(1α, 2β,5β)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(ベンゾイルアミノ)メチル]−5−[(
4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]−、(1α,2
β,5β)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−[[(2−メトキシエトキシ)メトキシ]メチ
ル]−、(1α,2β,5β)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−[[(フェニルメチル)チオ]メチル]−、(
1α,2β,5β)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−[(フェニルチオ)メチル]−、(1α,2β,
5β)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−[[(プロピルチオ)メチル]−、(1α,2 β,5β)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(2−ベンゾチアゾリルチオ)メチル]−
5−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]−、 (1α,2β,5β)−;
【0033】 安息香酸、2−[[[2−カルボキシ−3−[(4′−クロロ[1,1′−ビ フェニル]−4−イル)カルボニル]シクロペンチル]メチル]チオ]−、1−
メチルエステル、(1α,2β,3α)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−[[[(フェニルメトキシ)カルボニル]−ア
ミノ]メチル]−、(1α,2β,5β)−; 安息香酸、2−メチル−、[2−カルボキシ−3−[(4′−クロロ[1,1 ′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]シクロペンチル]メチルエステル、
(1α,2β,3α)−; 安息香酸、3−メチル−、[2−カルボキシ−3−[(4′−クロロ[1,1 ′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]シクロペンチル]メチルエステル、
(1α,2β,3α)−; 安息香酸、4−メチル−、[2−カルボキシ−3−[(4′−クロロ[1,1 ′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]シクロペンチル]メチルエステル、
(1α,2β,3α)−; 安息香酸、2−メトキシ−、[2−カルボキシ−3−[(4′−クロロ[1, 1′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]シクロペンチル]メチルエステル
、(1α,2β,3α)−; 安息香酸、3−メトキシ−、[2−カルボキシ−3−[(4′−クロロ[1, 1′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]シクロペンチル]メチルエステル
、(1α,2β,3α)−; 安息香酸、4−メトキシ−、[2−カルボキシ−3−[(4′−クロロ[1, 1′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]シクロペンチル]メチルエステル
、(1α,2β,3α)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(2−ベンズオキサゾリルチオ)メチル]
−5−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4−イル)カルボニル]− 、(1α,2β,5β)−;
【0034】 シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−[(1,3−ジヒドロ−4−ニトロ−1,3−ジ
オキソ−2H−イソインドール−2−イル)メチル]−、(1α,2β,5β)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−[(1,3−ジヒドロ−5−ニトロ−1,3−ジ
オキソ−2H−イソインドール−2−イル)メチル]−、(1α,2β,5β)−; 2H−ベンズ[f]イソインドール−2−ブタン酸、α−[2−(4′−エト
キシ[1,1′−ビフェニル]−4−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒ
ドロ−1,3−ジオキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−(アセチルアミノ)−4′− クロロ−γ−オキソ−; 2H−イソインドール−2−ヘキサン酸、α−[2−(4′−クロロ[1,1 ′−ビフェニル]−4−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−1,3
−ジオキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[[[3−(メト
キシカルボニル)フェニル]チオ]メチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[[(2,6−
(ジメチルフェニル)チオ]メチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[[[4−フルオ
ロ−2−(メトキシカルボニル)フェニル]チオ]メチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[[[3−[(ジ
エチルアミノ)カルボニル]フェニル]チオ]メチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[[[2−[(ジ
メチルアミノ)カルボニル]フェニル]チオ]メチル]−γ−オキソ−;
【0035】 [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[[[3−[(ジ
メチルアミノ)カルボニル]フェニル]チオ]メチル]γ−オキソ−; ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボン酸、3−[[4′−(
ペンチルオキシ)[1,1′−ビフェニル]−4−イル]カルボニル]−、(2 −エンド,3−エキソ)−; 1−シクロペンテン−1−カルボン酸、5−[(4′−クロロ[1,1′−ビ フェニル]−4−イル)カルボニル]−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル] −4−イル)カルボニル]−5−[(フェニルメチル)チオ]−、(1α,2β,
5α)−; シクロペンタンカルボン酸、2−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル− 4−イル)カルボニル]−5−[(フェニルメチル)チオ]−、(1α,2β,5
β)−; 1−シクロペンテン−1−カルボン酸、5−[[4′−(ペンチルオキシ)[
1,1′−ビフェニル]−4−イル]カルボニル]−; 1−シクロペンテン−1−カルボン酸、5−[[4′−(ヘキシルオキシ)[
1,1′−ビフェニル]−4−イル)]カルボニル]−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ヒドロキシ−γ−オキソ− α−[(フェニルチオ)メチル]−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−[2−[(ブチルアミ ノ)カルボニル]フェニル]エチル]−4′−クロロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−(3−カルボキシフェ ニル)エチル]−4′−クロロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−[3− [(ジエチルアミノ)カルボニル]フェニル]エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−[3−[(ブチルアミ ノ)カルボニル]フェニル]エチル]−4′−クロロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−[4− [(ジエチルアミノ)カルボニル]フェニル]エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−[4−[(ブチルアミ ノ)カルボニル]フェニル]エチル]−4′−クロロ−γ−オキソ−;
【0036】 [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−(4−カルボキシフェ ニル)エチル]−4′−クロロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−メトキシ−γ−オキソ−α −(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ヒドロキシ−γ−オキソ− α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−エトキシ−γ−オキソ−α −(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−α−(2−フェニル エチル)−4′−プロポキシ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−4′−(ペンチルオ キシ)−α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−(ヘキシルオキシ)−γ− オキソ−α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ブトキシ−γ−オキソ−α −(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−α−(2−フェニル エチル)−4′−(フェニルメトキシ)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−(3−ヨードフェニル )エチル]−γ−オキソ−4′−(ペンチルオキシ)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−(3−ヨードフェニル )エチル]−γ−オキソ−4′−(フェニルメトキシ)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−(3−[(ジエチルア ミノ)カルボニル]フェニル]エチル]−γ−オキソ−4′−(ペンチルオキシ
)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−(3−[(ジエチルア ミノ)カルボニル]フェニル]エチル]−γ−オキソ−4′−(フェニルメトキ
シ)−;
【0037】 1,2−ピロリジンジカルボン酸、3−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニ
ル]−4−イル)カルボニル]−、1−(フェニルメチル)エステル、(2S−
トランス)−; 1,2−ピロリジンジカルボン酸、3−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニ
ル]−4−イル)カルボニル]−、1−(フェニルメチル)エステル、(2′R
−トランス)−; L−プロリン、3−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4−イル) カルボニル]−1−[[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル]−、トランス
−; L−プロリン、3−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4−イル) カルボニル]−1−(1−オキソ−3−フェニルプロピル)−、トランス−; L−プロリン、3−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4−イル) カルボニル]−1−(フェニルアセチル)−、トランス−; L−プロリン、3−[(4′−クロロ[1,1′−ビフェニル]−4−イル) カルボニル]−1−(3,3−ジメチル−1−オキソブチル)−、トランス−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−ヘプチル−γ −オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−デシル−γ− オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ニトロ−γ−オキソ−α− (2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−シアノ−γ−オキソ−α− (2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−(2− ヨードフェニル)エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−(3− ヨードフェニル)エチル]−γ−オキソ−;
【0038】 [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−(4− ヨードフェニル)エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−(3,5
−ジメトキシフェニル)エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−オキソ−α− フェニル−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−オキソ−α− (フェニルメチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−オキソ−α− (2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−γ−オキソ−α− [(トリメチルシリル)メチル]−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−ブロモ−γ−オキソ−α− (3−フェニルプロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−α−(3−フェニル プロピル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−アミノ−γ−オキソ−α− (2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−α−(2−フェニル エチル)−4′−[[(フェニルメトキシ)カルボニル]アミノ]−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−[[(1,1−ジメチルエト
キシ)カルボニル]アミノ]−γ−オキソ−α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−(アセチルアミノ)−γ− オキソ−α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、γ−オキソ−4′−[(1−オキ ソペンチル)アミノ]−α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−[(3,3−ジメチル−1−
オキソブチル)アミノ]−γ−オキソ−α−(2−フェニルエチル)−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−[2− メトキシカルボニル)フェニル]エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、α−[2−(2−カルボキシフェ ニル)エチル]−4′−クロロ−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−[2− [(ジエチルアミノ)カルボニル)フェニル]エチル]−γ−オキソ−; [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−[3− [(ジエチルアミノ)カルボニル)フェニル]エチル]−γ−オキソ−、(S)
−;および [1,1′−ビフェニル]−4−ブタン酸、4′−クロロ−α−[2−[3− [(ジエチルアミノ)カルボニル)フェニル]エチル]−γ−オキソ−、(R)
−。
【0039】 フェンブフェンおよびフェンブフェン関連化合物を使用することができる。こ
のような化合物は米国特許第3,784,701号および、Childらにより、J. Ph
arm. Sci. 1977; 66: 466-476およびArzneim-Forsch, 1980; 30(4A): 695-702に
記載され、これらはすべて参照により本明細書中に組み入れる。本発明に使用さ
れるフェンブフェン系からの好ましい化合物は、次の式を有している。
【0040】
【化8】 (ここでRは、
【化9】 である)。
【0041】 数多くのペプチドが既知のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤である。
このようなペプチドの代表的なものは米国特許第5,300,501; 5,530,128; 5,455,
258; 5,552,419; WO 95/13289;およびWO 96/11209に開示されているものであ
る。これらはいずれも参照により本明細書中に組み入れる。このような化合物は
次の式によって例示される。
【0042】
【化10】 (式中、変化し得る基の各々は水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ア
ルケニル、アルキニル、カルボキシ等を包含する)。本発明の方法で使用し得る
このグループ内の好ましい化合物は次のものを包含する:
【0043】 N−[2,3−ビス−アセチルメルカプトプロパノイル]−L−ロイシル−L −フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−3−メトキシカルボニルプロパノイル]−L
−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−4−メトキシカルボニルブタノイル]−L−
ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−メトキシカルボニルペンタノイル]−L
−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L
−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−4−フタルイミドブタノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−フタルイミドヘキサノイル]−L−ロイ
シル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2,3−ビス−メルカプトプロパノイル]−L−ロイシル−L−フェニ ルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−3−メトキシカルボニルプロパノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−4−メトキシカルボニルブタノイル]−L−ロイシル
−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−4−メトキシカルボニルペンタノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−4−フタルイミドブタノイル]−L−ロイシル−フェ
ニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド;
【0044】 N−[2−メルカプト−6−フタルイミドヘキサノイル]−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−メトキシカルボニルペンタノイル]−L
−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L
−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L
−バリニル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L
−ロイシル−L−トリプトファン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−バリ
ニル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−L−トリプトファン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−L−[β−(4−チアゾリル)]アラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−L−β−(2−ピリジル)アラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−5−メチル−L−グルタミン酸 N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−フタルイミドヘキサノイル]−L−ロイ
シル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−2−(3−フタルイミド)フェニルアセチル
]−L−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−メトキシカルボニルペンタノイル]−L−フェニ
ルアラニン N−メチルアミド;
【0045】 N−[2−メルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L−ロイシ
ル−L−トリプトファン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−L
−トリプトファン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−L
−[β−(4−チアゾリル)アラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−L
−[β−(2−ピリジル)アラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−5
−メチル−L−グルタミン酸 N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−6−フタルイミドヘキサノイル]−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[N−メルカプトアセチル)−L−ロイシル]−L−フェニルアラニン
N−メチルアミド; N−[アセトメルカプトアシル)−L−ロイシル−L−フェニルアラニン メ
チルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)ペンタノイル−L−ロイシル−L−フェニル
アラニン N−メチルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)プロパノイル−L−ロイシル−L−フェニル
アラニン N−メチルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)−3−メチルブタノイル−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)−2−フェニルアセチル−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド;
【0046】 (RS)−2−(アセチルチオ)−3−フェニルプロパノイル−L−ロイシル
−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)−4−フェニルブタノイル−L−ロイシル−
L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−(アセチルメルカプトアシル)−L−トレオニル−L−フェニルアラニン
メチルアミド; N−(アセチルメルカプトアシル)−L−ロイシル−L−トリプトファン メ
チルアミド; (RS)−2−メルカプトペンタノイル−L−ロイシル−L−フェニルアラニ
ン N−メチルアミド; (RS)−2−メルカプトプロパノイル−L−ロイシル−L−フェニルアラニ
ン N−メチルアミド; (RS)−2−メルカプト−3−メチルブタノイル−L−ロイシル−L−フェ
ニルアラニン N−メチルアミド; (RS)−2−メルカプト−2−フェニルアセチル−L−ロイシル−L−フェ
ニルアラニン N−メチルアミド; (RS)−2−メルカプト−3−フェニルプロパノイル−L−ロイシル−L−
フェニルアラニン N−メチルアミド; (RS)−2−メルカプト−4−フェニルブタノイル−L−ロイシル−L−フ
ェニルアラニン N−メチルアミド; N−[N−(メルカプトアセチル)−L−トレオニル]−L−フェニルアラニ
ン メチルアミド;および N−[N−(メルカプトアセチル)−L−ロイシル]−L−トリプトファン
メチルアミド。
【0047】 心不全および心室拡張の予防および治療に使用し得る追加のマトリックスメタ
ロプロテイナーゼ(MMP)阻害剤には下記が含まれる: [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−シクロヘキシルメチルスクシニ
ル]−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−β−
シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−フェニルプロピルスクシニル]−L
−β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−フェニルプロピルスクシニル]−L
−β−シクロヘキシルアラニン−N−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル ]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−フェニルプロピルスクシニル]−L
−β−シクロヘキシルアラニン−N−[2−(p−スルホンアミドフェニル)エ
チル]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−フェニルプロピルスクシニル]−L
−β−シクロヘキシルアラニン−N−[2−(p−スルホニルフェニル)エチル
]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−フェニルプロピルスクシニル]−L
−β−シクロヘキシルアラニン−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ペンチルスクシニル]−L−β−シ
クロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソアミルスクシニル]−L−β−
シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−フェニルブチルスクシニル]−L−
β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−フェニルプロピルスクシニル]−L
−β−シクロヘキシルアラニン−N−[3−(4−モルホリニル)プロピル]ア
ミド;
【0048】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−フェニルプロピルスクシニル]−L
−β−シクロヘキシルアラニン−N−[β−アラニン]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−β−
シクロヘキシルアラニン アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−(3−フェニルプロピル)スクシニ
ル]−L−β−シクロヘキシルアラニン アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−(3−フェニルブチル)スクシニル
]−L−β−シクロヘキシルアラニン アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−フェニルエチルスクシニル]−L−
ロイシン−N−(2−フェニルエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−フェニルプロピルスクシニル]−L
−ロイシン−N−(2−フェニルエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−イソブチルスクシニル]−L−
トリプトファン アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−イソブチルスクシニル]−L−
バリン アミド; [3−ホスホノ−2R,S−フェニルプロピル−1−オキソプロピル]−L− β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド、ジメチルエ
ステル; [3−ホスホノ−2R−フェニルプロピル−1−オキソプロピル]−L−β−
シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド; [3−ホスホノ−2S−フェニルプロピル−1−オキソプロピル]−L−β−
シクロヘキシルアラニン−β−アラニン; [3−ホスホノ−2R−フェニルプロピル−1−オキソプロピル]−L−β−
シクロヘキシルアラニン; [3−ホスホノ−2S−フェニルプロピル−1−オキソプロピル]−L−β−
シクロヘキシルアラニン−β−アラニン、メチルエステル; [3−ホスホノ−2R,S−フェニルプロピル−1−オキソプロピル]−L− β−シクロヘキシルアラニン−N−[4(3−アミノプロピル)モルホリン]ア
ミド、臭素塩;
【0049】 [3−ホスホノ−2R,S−(4−メチルフェニル)プロピル−1−オキソプ ロピル]−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミ
ド、ジエチルエステル; [3−ホスホノ−2R,S−(4−メチルフェニル)プロピル−1−オキソプ ロピル]−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミ
ド; 4−t−ブトキシ−2(R)−[3−(2−フェノキシエチル)スクシニル]
−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド; 4−ヒドロキシ−2(R)−[3−(2−フェノキシエチル)スクシニル]−
L−β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド; 4−(N−ヒドロキシアミノ−2(R)−[3−(2−フェノキシエチル)ス
クシニル]−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)ア
ミド; {4−ヒドロキシ−2(R)−[3−(4−ピリジニウム)プロピル]スクシ
ニル}−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニルエチル)アミド; {4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−[3−(4−ピリジニウム)プ
ロピル]スクシニル}−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−(2−フェニル
エチル)アミド; {4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−[3−(N−メチル−4−ピリ
ジニウム)プロピル]スクシニル}−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−(
2−フェニルエチル)アミド; {4−ヒドロキシ−2−(R)−[3−(4−メチルフェニル)プロピル]ス
クシニル}−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−[(2−モルホリン−スル
ホニルアミノ)エチル)アミド; {4−(N−ヒドロキシアミノ)−2−(R)−[3−(4−メチルフェニル
)プロピル]スクシニル}−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−[(2−モ
ルホリンスルホニルアミノ)エチル)アミド; {4−(N−ヒドロキシアミノ)−2−(R)−[3−(4−クロロフェニル
)プロピル]スクシニル}−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−[(2−モ
ルホリンスルホニルアミノ)エチル]アミド;
【0050】 {4−(N−ヒドロキシアミノ)−2−(R)−[3−(4−メチルフェニル
)プロピル]スクシニル}−L−β−シクロヘキシルアラニン−N−[(2−ジ
メチルスルホニルアミノ)プロピル]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−[3−(4−クロロフェニル)
プロピル]スクシニル]−L−[S−(メチル)ペニシルアミン]−N−メチル
アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−[3−(4−クロロフェニル)
プロピル]スクシニル]−L−[S−(メチル)ペニシルアミン]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−[3−(4−クロロフェニル)
プロピル]スクシニル]−L−ペニシルアミン]アミド; {4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−[3−(4−クロロフェニル)
プロピル]スクシニル}−L−[S−(メチル)ペニシルアミンスルホン]−N
−メチルアミド; {4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−[3−(4−クロロフェニル)
プロピル]スクシニル}−L−[S−(メチル)ペニシルアミンスルホキシド]
−N−メチルアミド; {4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−[3−(4−クロロフェニル)
プロピル]スクシニル}−L−ペニシルアミン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−3−(2−メチルプロピル)ス
クシニル]−L−(S−メチルペニシルアミン)−N−メチルアミド; N4−ヒドロキシ−N1−(1−(S)−カルバモイル−2,2−ジメチルプロ ピル)−2−(R)−4−(クロロフェニルプロピル)スクシンアミド; N4−ヒドロキシ−N1−(1−(S)−カルバモイル−2,2−ジメチルプロ ピル)−2−(R)−(4−メチルフェニルプロピル)スクシンアミド; N4−ヒドロキシ−N1−(1−(S)−カルバモイル−2,2−ジメチルプロ ピル)−2−(R)−(4−メトキシフェニルプロピル)スクシンアミド; N4−ヒドロキシ−N1−(1−(S)−カルバモイル−2,2−ジメチルプロ ピル)−2−(R)−(4−トリフルオロメチルフェニルプロピル)スクシンア
ミド;
【0051】 N4−ヒドロキシ−N1−(1−(S)−カルバモイル−2,2−ジメチルプロ ピル)−2−(R)−(4−クロロメチルフェニルプロピル)スクシンアミド; N−[N−(メルカプトアセチル)−L−ロイシル]−L−フェニルアラニン
メチルアミド; N−(アセトメルカプトアシル)−L−ロイシル−L−フェニルアラニンメチ
ルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)ペンタノイル−L−ロイシル−L−フェニル
アラニン N−メチルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)プロパノイル−L−ロイシル−L−フェニル
アラニン N−メチルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)−3−メチルブタノイル−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)−2−フェニルアセチル−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)−3−フェニルプロパノイル−L−ロイシル
−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; (RS)−2−(アセチルチオ)−4−フェニルブタノイル−L−ロイシル−
L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−(アセチルメルカプトアシル)−L−トレオニル−L−フェニルアラニン メチルアミド N−(アセチルメルカプトアシル)−L−ロイシル−L−トリプトファン メ
チルアミド (RS)−2−メルカプトペンタノイル−L−ロイシル−L−フェニルアラニ
ン N−メチルアミド; (RS)−2−メルカプトプロパノイル−L−ロイシル−L−フェニルアラニ
ン N−メチルアミド; (RS)−2−メルカプト−3−メチルブタノイル−L−ロイシル−L−フェ
ニルアラニン N−メチルアミド;
【0052】 (RS)−2−メルカプト−2−フェニルアセチル−L−ロイシル−L−フェ
ニルアラニン N−メチルアミド; (RS)−2−メルカプト−3−フェニルプロパノイル−L−ロイシル−L−
フェニルアラニン N−メチルアミド; (RS)−2−メルカプト−4−フェニルブタノイル−L−ロイシル−L−フ
ェニルアラニン N−メチルアミド; N−[N−(メルカプトアセチル)−L−トレオニル]−L−フェニルアラニ
ン メチルアミド; N−[N−(メルカプトアセチル)−L−ロイシル]−L−トリプトファン
メチルアミド; N−[2,3−ビス−アセチルメルカプトプロパノイル]−L−ロイシル−L −フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−3−メトキシカルボニルプロパノイル]−L
−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−4−メトキシカルボニルブタノイル]−L−
ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−メトキシカルボニルペンタノイル]−L
−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L
−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−4−フタルイミドブタノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−フタルイミドヘキサノイル]−L−ロイ
シル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2,3−ビス−メルカプトプロパノイル]−L−ロイシル−L−フェニ ルアラニン N−メチルアミド;
【0053】 N−[2−メルカプト−3−メトキシカルボニルプロパノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−4−メトキシカルボニルブタノイル]−L−ロイシル
−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−メトキシカルボニルペンタノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−4−フタルイミドブタノイル]−L−ロイシル−L−
フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−6−フタルイミドヘキサノイル]−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−メトキシカルボニルペンタノイル]−L
−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L
−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L
−バリニル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L
−ロイシル−L−トリプトファン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−バリ
ニル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−L−トリプトファン N−メチルアミド;
【0054】 N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−L−[β−(4−チアゾリル)アラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−L−[β−(2−ピリジル)アラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイ
シル−5−メチル−L−グルタミン酸 N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−6−フタルイミドヘキサノイル]−L−ロイ
シル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−アセチルメルカプト−2−(3−フタルイミド)フェニルアセチル
]−L−ロイシル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−メトキシカルボニルペンタノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L−ロイシ
ル−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−6−メトキシカルボニルヘキサノイル]−L−ロイシ
ル−L−トリプトファン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−L
−トリプトファン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−L
−[β−(4−チアゾリル)アラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−L
−[β−(2−ピリジル)アラニン N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−5−フタルイミドペンタノイル]−L−ロイシル−5
−メチル−L−グルタミン酸N−メチルアミド; N−[2−メルカプト−6−フタルイミドヘキサノイル]−L−ロイシル−L
−フェニルアラニン N−メチルアミド;
【0055】 N−ヒドロキシ−2(R)−[[4−メトキシベンゼンスルホニル]−(3−
ピコリル)アミノ]−3−メチルブタンアミド; N−ヒドロキシ−2(R)−[[4−メトキシベンゼンスルホニル]−(3−
ピコリル)アミノ]−2−シクロヘキシルアセトアミド; N−ヒドロキシ−2(R)−[[4−メトキシベンゼンスルホニル]−(ベン
ジル)アミノ]−4−メチルペンタンアミド; N−ヒドロキシ−2(R)−[[4−メトキシベンゼンスルホニル]−(ベン
ジル)アミノ]−6[(N,N−ジメチルグリシル)アミノ]ヘキサンアミド塩 酸塩; N−ヒドロキシ−2(R)−[[4−メトキシベンゼンスルホニル]−(3−
ピコリル)アミノ]−3−メチルブタンアミド; N−ヒドロキシ−2(R)−[[4−メトキシベンゼンスルホニル]−(4−
ピコリル)アミノ]−2−シクロヘキシルアセトアミド; N−ヒドロキシ−2(R)−[(4−メトキシベンゼンスルホニル]−(4−
ピコリル)アミノ]−2−(2−テトラヒドロフラニル)アセトアミド; N−ヒドロキシ−2(R)−[[4−メトキシベンゼンスルホニル]−(3−
ピコリル)アミノ]−3−メチルブタンアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−N2−(S)−ピペラジン酸(piperazic acid)N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−ベンジルスクシ
ニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メトキシフェニ
ルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メトキシベンジ
ルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチル−チオフ
ェニルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド;
【0056】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチル−チオベ
ンジルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(メチルチオ−
2−チエニル)スクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルアセテー
ト]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチル−イソプ
ロパノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチル−t−ブ
タノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチル−チオア
セテート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチル−チオイ
ソプロパノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチル−(2−
ピリジル)]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチル−(3−
ピリジル)]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチル−(4−
ピリジル)]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルチオ−t
−ブタノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチルスクシニル
]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−ベンジルスクシニ
ル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メトキシフェニル
スクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド;
【0057】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メトキシベンジル
スクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチルチオフェニ
ルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチルチオベンジ
ルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−(メチルチオ−2
−チエニル)スクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−ベンジルスクシニ
ル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチルアセテート
]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチルイソプロパ
ノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチル−t−ブタ
ノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチルチオアセテ
ート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチルチオイソプ
ロパノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチルチオ−t−
ブタノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチル−(2−ピ
リジル)]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチル−(3−ピ
リジル)]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘキシル−3S−メチル−(4−ピ
リジル)]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド;
【0058】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メチルスク
シニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−ベンジルス
クシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メトキシフ
ェニルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メトキシベ
ンジルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メチルチオ
フェニルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メチルチオ
ベンジルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−(メチルチ
オ−2−チエニル)スクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミ ド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−ベンジルス
クシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メチルアセ
テート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メチルイソ
プロパノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メチル−t
−ブタノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メチルチオ
アセテート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メチルチオ
イソプロパノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド;
【0059】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−エチルフェニル−3S−メチルチオ
−t−ブタノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチルスクシニル
]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチルチオフェニ
ルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチルチオベンジ
ルスクシニル]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチルチオ−2−
チエニル)スクシニル]−N1−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチルアセテート
]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチルイソプロパ
ノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチル−t−ブタ
ノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチルチオアセテ
ート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチルチオイソプ
ロパノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチルチオ−t−
ブタノエート]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチル−(2−ピ
リジル)]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチル−(3−ピ
リジル)]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−オクチル−3S−メチル−(4−ピ
リジル)]−N2−(S)−ピペラジン酸N−メチルアミド;
【0060】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−N2−(S)−4′(S/R)−ベンジルピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−N2−(S)−5′(S/R)−ベンジルピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−N2−(S)−6′(S/R)−ベンジルピペラジン酸N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−N2−(S)−[5′,6′]ベンゾピペラジン酸N−メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−イソブチルグリシン−
(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−ヘキシルグリシン−(
S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−ヘプチルグリシン−(
S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−オクチルグリシン−(
S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−エチルフェニルグリシ
ン−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−プロピルフェニルグリ
シン−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチルチオベンジル]−α−(S)−イソブチ
ルグリシン−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチルチオベンジル]−α−(S)−ヘキシル
グリシン−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチルチオベンジル]−α−(S)−エチルフ
ェニルグリシン−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチルチオベンジル]−α−(S)−プロピル
フェニルグリシン−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド;
【0061】 N−[1(R)−カルボキシ−エチルオキシベンジル]−α−(S)−イソブ
チルグリシン−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチルオキシベンジル]−α−(S)−ヘキシ
ルグリシン−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチルオキシベンジル]−α−(S)−エチル
フェニルグリシン−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチルオキシベンジル]−α−(S)−プロピ
ルフェニルグリシン−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−4−(p−トルエンスルホニル)ブチル]−α
−(S)−フェネチルグリシル−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; N−[1(R)−カルボキシエチル]−α−[2−(4−フェニルフェノキシ
)エチル]−グリシル−(S)−N2−ピペラジン酸メチルアミド; 2−[2(R)−[2−[1,1′−ビフェニル)イル]エチル]−4−ブチ ル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカル
ボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[1,1′−ビフェニル)イル]エチル]−4−メチ ル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカル
ボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[1,1′−ビフェニル)イル]プロピル]−4−ブ チル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカ
ルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−(4−プロピルフェニル)エチル]−4−ブチル−4
(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカルボニル
−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−(4−ブチルフェニル)エチル]−4−ブチル−4(
S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカルボニル−
ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−(4−t−ブチルフェニル)エチル]−4−ブチル−
4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカルボニ
ル−ヘキサヒドロピリダジン;
【0062】 2−[2(R)−[2−[4−(4−フルオロフェニル)フェニル]エチル]
−4−ブチル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチル
アミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[4−(4−フルオロフェニル)フェニル]エチル]
−4−メチル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチル
アミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−n−オクチル−4−メチル−4(S)−カルボキシ−
1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダ
ジン; 2−[2(R)−[2−[(4−チアゾリル)フェニル]エチル]−4−ブチ
ル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカル
ボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−チアゾリル)フェニル]エチル]−4−メチ
ル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカル
ボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−チアゾリル)フェニル]エチル]−4−[3
−(フェニルスルホニル)プロピル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル
]−3(S)−メチルアミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−チアゾリル)フェニル]エチル]−4−(3
−フェニルプロピル)−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)
−メチルアミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−オキサゾリル)フェニル]エチル]−4−ブ
チル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカ
ルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−オキサゾリル)フェニル]エチル]−4−メ
チル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカ
ルボニル−ヘキサヒドロピリダジン;
【0063】 2−[2(R)−[2−[(4−オキサゾリル)フェニル]エチル]−4−[
3−(フェニルスルホニル)プロピル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチ
ル]−3(S)−メチルアミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−オキサゾリル)フェニル]エチル]−4−[
3−(フェニルプロピル)プロピル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル
]−3(S)−メチルアミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−ジメチルアミノ)メチルフェニル]エチル]
−4−ブチル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチル
アミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−ジメチルアミノ)メチルフェニル]エチル]
−4−メチル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチル
アミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−ジメチルアミノ)メチルフェニル]エチル]
−4−[3−(フェニルスルホニル)プロピル−4(S)−カルボキシ−1−オキソ
ブチル]−3(S)−メチルアミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[4−(ジメチルアミノ)メチルフェニル]エチル]
−4−(3−フェニルプロピル)−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]
−3(S)−メチルアミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−イミダゾリル)フェニル]エチル]−4−ブ
チル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカ
ルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−イミダゾリル)フェニル]エチル]−4−メ
チル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(S)−メチルアミノカ
ルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; 2−[2(R)−[2−[(4−イミダゾリル)フェニル]エチル]−4−[
3−(フェニルスルホニル)プロピル−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチ
ル]−3(S)−メチルアミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン;
【0064】 2−[2(R)−[2−[(4−イミダゾリル)フェニル]エチル]−4−[
3−(フェニルプロピル)−4(S)−カルボキシ−1−オキソブチル]−3(
S)−メチルアミノカルボニル−ヘキサヒドロピリダジン; HS(CH2)2−(S−D−Leu)−Phe−NHMe; HS(S)CHMeCH2−(S−D−Leu)−Phe−NHMe; HS(S)CH(PhtNBu)CH2−(S−D−Leu)−Phe−NHMe ; HS(S)CH(PhtNEt)CH2−(S−D−Leu)−Phe−NHMe; HS(1,2−シクロペンチル)(S−D−Leu)−Phe−NHMe; Me−S(NH)2−(CH2−DL−Leu)−Trp−NHBn; n−Bu−S(NH)2−(CH2−DL−Leu)−Trp−NHBn; n−Bu−S(NH)2−(CH2−DL−TyrOCH3)−Trp−NHBn; Me−RS−SO(NH)−(CH2−L−Leu)−Phe−Ala−NH2; n−Bu−RS−SO(NH)−(CH2−L−Leu)−Phe−Ala−NH2 ; HONH−C(=O)−CH2CH(CH2CH(CH3)2)−CO−Nal−Ala
−NH2; HO−NH−CO−CH2−CH−(CH2−CH(CH3)2−CO−Nal−P ro−NH2; HO−NH−CO−CH(CH3−CH(CH2)−CH(CH3)2)−CO−Nal
−Ala−NH2
【化11】 (式中、Palは3−ピリジルアラニンである);
【0065】
【化12】
【0066】 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(2−モルホ
リン−4−イルエチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[メチルアミノ
]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(1H−イミダ
ゾール−2−イルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(1H−テトラ
ゾール−5−イルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[[(2−(フェニ
ル)エチル]アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(ピリジン−
3−イルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(2−メチル
−2H−テトラゾ−5−イルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−
ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(4−ヒドロ
キシ−2−メチル−ピリミジン−5−イルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル
]アミノ]−ブタン酸;
【0067】 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[[2−(2−
ピリジン−3−イル)エチル]アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン
酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[1−(1H−
テトラゾール−5−イル)エチル]アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブ
タン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(5−アミノ
−4H−[1,2,4]−トリアゾール−3−イルメチル)アミノ]カルボニル
]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[[1−(6−
オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリダジン−3−イル)エチル]アミノ]カルボニ
ル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(フェニル)
アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(ベンジル)
アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(ピリジン−
4−イルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[[2−(1H
−イミダゾール−4−イル)エチル]アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−
ブタン酸;
【0068】 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(ピリジン−
2−イルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(4−スルフ
ァモイル−フェニル)アミノ)カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(3−スルフ
ァモイル−フェニル)アミノ)カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(4−ジメチ
ルアミノ−ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[[1−(S)
−フェニル−エチル]アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(1,1−ジ オキソ−テトラヒドロ−チオフェン−3−イル)アミノ]カルボニル]ブチル]
アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(4−スルフ
ァモイル−ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[[1−(R)
−フェニル−エチル]アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(3−フルオ
ロベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸;
【0069】 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(フラン−2
−イルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(1−メチル
−1H−テトラゾール−5−イルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ
]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(1,2,3, 4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミ
ノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(2,4−ジ フルオロ−ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(3−ニトロ
ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(4−ニトロ
ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(4−メタン
スルホニルアミノ−ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン
酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(3−メタン
スルホニルアミノ−ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン
酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(3,4−ジ フルオロ−ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸;
【0070】 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(3−トリフ
ルオロメチル−ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−[2−(S)−[1−(R)−カルボキシ−3−(1,3−ジオキソ−1,
3−ジヒドロ−ベンズ[f]イソインドール−2−イル)プロピルアミノ]−4
−メチル−ペンタノイルアミノ−メチル)−安息香酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(2−ヒドロ
キシ−1,1−ビス−ヒドロキシメチル−エチル)アミノ]カルボニル]ブチル ]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(3,5−ジ フルオロ−ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[ベンジルメチ
ル−アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(2−ジメチル
アミノエチル)−メチル−アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(1−アザビ
シクロ[2.2.2]−オクタ−3(R)−アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ
]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(1−アザビ
シクロ[2.2.2]オクタ−3−(S)−イル)アミノ]カルボニル]ブチル]
アミノ]−ブタン酸;
【0071】 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(3−(R)
−4−(S)−5−(R)−6−テトラヒドロキシ−テトラヒドロ−ピラン−2
−(R)−イルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(N,N′− ジメチル−ヒドラジノ)カルボニル]ブチル)アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(メチルメト
キシ)アミノ)カルボニル]ブチル)アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(ジメチル)
アミノ)カルボニル]ブチル)アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(2−オキソ
−テトラヒドロ−チオフェン−3−(R)−イル)アミノ)カルボニル]ブチル
]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(2−オキソ
−テトラヒドロ−チオフェン−3−(S)−イル)アミノ)カルボニル]ブチル
]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(3−(R)
−アセチルアミノ−4−(S)−5−(S)−ジヒドロキシ−6−(R)−ヒド
ロキシメチル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)アミノ]カルボニル]ブチル
]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[[ベンジル(2 −ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸;
【0072】 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[3,4−ジヒド ロ−1H−イソキノリン−2−カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[4−メチルピペ
ラジン−1−カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[1−オキソ−[
1,4]チアジナン−4−カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[モルホリン−4
−カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[4−(2,3− ジヒドロキシ−プロピル)−ピペラジン−1−カルボニル]ブチル]アミノ]−
ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[3,4,5,6− テトラヒドロ−H−[2,3]ビピリジニル−1]カルボニル]ブチル]アミノ ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(1−メチル
−8−オキソ−1,7−ジアザシクロトリデカ−9−イル)アミノ]カルボニル ]ブチル]アミノ]−ブタン酸;
【0073】 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[メチル−1−
メチル−ピペリジン−4−イル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタ
ン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(4−ヒドロ
キシ−1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−チオフェン−3−イル)アミノ]カル ボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−(4−エトキシカ
ルボニルメチル−ピペラジン−1−カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(1,1−ジ オキソ−テトラヒドロ−チオフェン−3−イル)−メチル−アミノ]カルボニル
]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[2−(R)−ピ
リジン−3−イル)−ピロリジンカルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[2−(S)−ピ
リジン−3−イル)−ピロリジンカルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[3−オキソ−2
−(R)−フェニル−ピペラジン−1−カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン
酸;
【0074】 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[3−オキソ−2
−(S)−フェニル−ピペラジン−1−カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン
酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[ピリジン−3−
カルボニル−ヒドラジノ)カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(ベンゼンス
ルホニル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(3−アミノ
ベンジル)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[[4−(トリフ ルオロ−メタンスルホニルアミノ)ベンジル]アミノ]カルボニル]ブチル]ア
ミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[[2−ヒドロキ シ−(R)−ビシクロ[4.3.0]ノナ−3,6(1)−ジエン]アミノ]カル ボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[[2−ヒドロキ シ−(S)−ビシクロ[4.3.0]ノナ−3,6(1)−ジエン]アミノ]カル ボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(N−メチル
−ピロリジン)−メチル−アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン酸; 4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ベンズ[f]イソインドー
ル−2−イル)−2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[(N−エトキシ
カルボニルメチル−ピペラジン)−1−カルボニル]ブチル]アミノ]−ブタン
酸;
【0075】 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−ブロモ−1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソイン
ドール−2−イル)−ブタン酸; 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−プロポキシ−1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソ
インドール−2−イル)−ブタン酸; 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−ニトロ−1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソイン
ドール−2−イル)−ブタン酸; 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−アミノ−1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソイン
ドール−2−イル)−ブタン酸; 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−メチル−1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソイン
ドール−2−イル)−ブタン酸; 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−メトキシ−1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソイ
ンドール−2−イル)−ブタン酸; 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−ベンジルオキシ−1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−
イソインドール−2−イル)−ブタン酸; 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−フェニル−1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソイ
ンドール−2−イル)−ブタン酸;
【0076】 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−
イル)−ブタン酸; 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−メタンスルホニルアミノ−1,3−ジオキソ−1,3−ジ
ヒドロ−イソインドール−2−イル)−ブタン酸; 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−ベンゼンスルホニルアミノ−1,3−ジオキソ−1,3−
ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−ブタン酸; 2−(R)−[1−(S)−(ベンジルアミノ)カルボニル−3−メチルブチ
ルアミノ]−4−(5−ヒドロキシ−1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソ
インドール−2−イル)−ブタン酸; 2−(R)−[[3−メチル−1−(S)−[[(ピリジン−3−イルメチル
)アミノ]カルボニル]ブチル]アミノ]−4−(1,3,5,7−テトラオキソ −3,5,6−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,4−f]イソインドール−2− イル)−ブタン酸;
【0077】 EtONHCONMe−CH2CH(iBu)−CO−L−Trp−NHEt; EtCONOH−CH2CH(iBu)−CO−L−Trp−NHEt; n−PrCONOEt−CH2CH(iBu)−CO−L−Trp−NHEt; EtNHCONOMe−CH2CH(iBu)−CO−L−Trp−NHEt; MeNHCONOH−CH2CH(iBu)−CO−L−Trp−NHEt; EtONHCONMe−CH2CH(iBu)−CO−L−Ala(2−ナフ チル)−NHEt; EtCONOH−CH2CH(iBu)−CO−L−Ala(2−ナフチル) −NHEt; n−PrCONOEt−CH2CH(iBu)−CO−L−Ala(2−ナフ チル)−NHEt; EtNHCONOMe−CH2CH(iBu)−CO−L−Ala(2−ナフ チル)−NHEt; MeNHCONOH−CH2CH(iBu)−CO−L−Ala(2−ナフチ ル)−NHEt; HONHCONHCH2CH(iBu)−CO−L−TrpNHMe; HONHCONHCH2CH2CH(iBu)−CO−L−TrpNHMe; HONHCONHCH(iBu)−CO−L−TrpNHMe; H2NCON(OH)CH(iBu)−CO−L−TrpNHMe; N(OH)CH2CH(iBu)−CO−L−TrpNHMe; H2NCON(OH)CH2CH2CH(iBu)−CO−L−TrpNHMe; CH3CON(OH)CH(iBu)−CO−L−TrpNHMe; CH3CON(OH)CH2CH(iBu)−CO−L−TrpNHMe; CH3CON(OH)CH2CH2CH(iBu)−CO−L−TrpNHMe; NHOHCOCH2CH(i−Bu)CO−L−Trp−NHMe; HONHCONHCH2CH(i−Bu)CONHC(−R4)HCOOHまた
は ROOCCH2CH(i−Bu)CONHC(−R4)HCOOH; N−{D,L−2−(ヒドロキシアミノカルボニル)メチル−4−メチルペン タノイル}−L−3−(2′−ナフチル)アラニル−L−アラニン、2−(アミ
ノ)エチルアミド; N−{D,L−2−(ヒドロキシアミノカルボニル)メチル−4−メチルペン タノイル}−L−3−アミノ−2−ジメチルブタノイル−L−アラニン、2−(
アミノ)エチルアミド; 4(S)−[3−ヒドロキシアミノカルボニル−2(R)−(2−メチルプロ
ピル)プロパノイル]アミノ−1,2,3,4,5−テトラヒドロ−3H−2−ベン
ズアゼピン−3−オン;
【0078】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−(2R)−イソブチル−3−メチルスクシ
ニル]−L−フェニルグリシン−N−メチルアミド; 4(S)−[2(R)−[1(R)−ヒドロキシカルバモイル−2−モルホリ
ノエチル]−4−メチルバレリル]アミノ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H −2−ベンズアゼピン−3−オン; (1R,4S)−4−[2(R)−ヒドロキシカルバモイルメチル−4−メチ ルバレリル]アミノ−3−オキソ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−2−ベ ンズアゼピン−1−カルボン酸; 3−[2−(N−メチルカルバモイル)エチルスルフィニル]−5−メチルヘ
キサノヒドロキサム酸; N−[(2−テノイルメルカプト−3−メチル)−ブタノイル]−ホモシステ
インチオラクトン; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−ロイシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−イソロイシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−アラニン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−フェニルアラニン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−セリン−O−ベンジルエーテル、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−トリプトファン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−α−(S)−(2−フェニル−エチル)グリシン、N−フェニル
アミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−ノルロイシン、N−フェニルアミド;
【0079】 N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−バリン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−セリン、N−フェニルアミド塩酸塩; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−アスパラギン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−トレオニン、N−フェニルアミド塩酸塩; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−リジン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−グルタミン酸、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−チロシン、N−フェニルアミド塩酸塩; N−[1(R)−カルボキシ−5−(1,3−ジオキソ−イソインドリン−2 −イル)ペンチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチル)グリシン−(L)
−ロイシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−5−(1−オキソ−イソインドリン−2−イル
)ペンチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチル)グリシン−(S)−ロイ
シン、N−フェニルアミド塩酸塩; N−[1(R)−カルボキシ−5−(1−オキソ−イソインドリン−2−イル
)ペンチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチル)グリシン−(S)−アル
ギニン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−(3−ヒドロキ
シフェニル)−エチル)グリシン−(S)−ロイシン、N−フェニルアミド塩酸
塩; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−(4−メチルフ
ェニル)−エチル)グリシン−(S)−ロイシン、N−フェニルアミド塩酸塩;
【0080】 N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−(2′−チエニ
ル)エチル)グリシン−(L)−ロイシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−(4−エチルフ
ェニル)エチル)グリシン−(L)−ロイシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−5−(1−オキソ−イソインドリン−2−イル
)ペンチル]−α−(S)−(2−(4−プロピルフェニル)エチル)グリシン
−(L)−ロイシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−(4−クロロフ
ェニル)エチル)グリシン−(L)−ロイシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−α−(S)−(2−シクロヘキシル−エチル)グリシン、N−フ
ェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−α−(S)−(シクロヘキシル)グリシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−α−(S)−(シクロヘキシルメチル)グリシン、N−フェニル
アミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−β−ナフチルアラニン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−α−ナフチルアラニン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−[(L)−グルタミン酸、α,δ−ビス−N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−(L)−ロイシン、N−シクロヘキシルアミド; N−[(1(R)−カルボキシ−エチル)]−α−(S)−(2−フェニル−
エチル)グリシン−α−(S)−(4−ヒドロキシフェニル−エチル)グリシン
、N−フェニルアミド;
【0081】 N−[(1(R)−カルボキシ−エチル)]−α−(S)−(2−フェニル−
エチル)グリシン−(L)−フェニルグリシン、N−フェニルアミド; N−[(1(R)−カルボキシ−エチル)]−α−(S)−(2−フェニル−
エチル)グリシン−(L)−グルタミン酸、Nδ−ベンジルアミド、Nα−フェ
ニルアミド; N−[(1(R)−カルボキシ−エチル)]−α−(S)−(2−フェニル−
エチル)グリシン−(L)−オルニチン、N−フェニルアミド; N−[(1(R)−カルボキシ−エチル)]−α−(S)−(2−フェニル−
エチル)グリシン−(L)−アルギニン、N−フェニルアミド; N−[(1(R)−カルボキシ−エチル)]−α−(S)−(2−フェニル−
エチル)グリシン−α−(S)−(3−フェニルプロピル)グリシン、N−フェ
ニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−α−(S)−n−オクチルグリシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−L−ロイシン、N−(4−カルボキシフェニル)アミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−L−ロイシン、N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−L−ロイシン、N−(3−ピリジル)アミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−フェニル−エチ
ル)グリシン−L−ロイシン、N−(ベンゾチアゾール−2−イル)アミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−(4−n−プロ
ピルフェニル)エチル)グリシン−(L)−ロイシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−4−プロピルフ
ェニル)エチル)グリシン−(L)−アルギニン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシ−エチル]−α−(S)−(2−(3,4−ジメ チルフェニル−エチル)グリシン−(L)−ロイシン、N−フェニルアミド;
【0082】 (2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドー
ル−2−イル)−ブチル)ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブ
タノイル)−L−ロイシン、N−フェニルアミド; (2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1−オキソ−2H−イソインドール− 2−イル)−ブチル)ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタノ
イル)−L−ロイシン、N−フェニルアミド; (2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1−オキソ−2H−イソインドール− 2−イル)ブチル)(2−メチル−1−(1−オキソプロピル)プロポキシ)ホ
スフィニル)メチル)−4−フェニルブタノイル)−L−ロイシン、N−フェニ
ルアミド; (2−((ヒドロキシ(メチル)ホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタ
ノイル)−L−ロイシン、N−フェニルアミド; [[ヒドロキシ[1(R)−[N−(N−アセチル−L−プロリル−L−アラ
ニル)−アミノ]−エチル]−ホスフィニル]−メチル]−4−フェニル−ブタ
ノイル−L−ロイシル、N−フェニルアミド; [ヒドロキシ−[N−(N−(ベンゾイル)−L−プロリル)アミノブチル]
ホスフィニル]メチル]−4−フェニル−ブタノイル−L−ロイシン、N−フェ
ニルアミド; [ヒドロキシ−[2−メチルプロピルオキシカルボニル−アミノブチル]−ホ
スフィニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシン、N−フェニル
アミド; [ヒドロキシ−[1−メチルエチルアミノカルボニル−アミノブチル]−ホス
フィニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシン、N−フェニルア
ミド; N−(2−チオメチル−4−フェニルブタノイル)−(L)−ロイシンアミド; N−(2−チオメチル−4−フェニルブタノイル)−(L)−ロイシン、N−
フェニルアミド;
【0083】 N−(2−チオメチル−4−フェニルブタノイル)−(L)−ロイシン、N−
ベンジルアミド; N−(2−チオメチル−4−フェニルブタノイル)−(L)−ロイシン、N−
(2−フェニルエチル)アミド; N−(2−チオメチル−4−フェニルブタノイル)−(L)−フェニルアラニ
ンアミド; N−(2−チオメチル−4−フェニルブタノイル)−(L)−フェニルアラニ
ン N−フェニルアミド; N−(2−チオメチル−4−フェニルブタノイル)−(L)−フェニルアラニ
ン N−ベンジルアミド; N−(2−チオメチル−4−フェニルブタノイル)−(L)−フェニルアラニ
ン−b−アラニン; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−1,5− ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−1,5− ペンタン二酸1−(2()−t−ブチル)グリシン、N−フェニルアミド)ア
ミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−1,5− ペンタン二酸1−(2()−t−ブチル)グリシン、N−(4−ピリジルアミ
ド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−1,5− ペンタン二酸1−(L−アルギニン、N−メチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−メチ
ル−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−メチ
ル−1,5−ペンタン二酸1−(2()−t−ブチル)グリシン、N−フェニ ルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−メチ
ル−1,5−ペンタン二酸1−(2()−(4−チアゾリルメチル)グリシン 、N−フェニルアミド)アミド;
【0084】 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−メチ
ル−1,5−ペンタン二酸1−(2()−(3−ピリジルメチル)グリシン、 N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−メチ
ル−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−(4−ピリジル)アミド) アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−メチ
ル−1,5−ペンタン二酸1−(2()−(2−ピリジルメチル)グリシン、 N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−メチ
ル−1,5−ペンタン二酸1−(L−アルギニン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−メチ
ル−1,5−ペンタン二酸1−(L−フェニルアラニン、N−4−ピリジルアミ ド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(1
−(4−(N−(2−オキソイソインドリニル)]−ブチル))−1,5−ペン タン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(1
−(4−(N−(2−オキソイソインドリニル)]−ブタ−2−エニル))−1
,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(4−フルオロフェニル)フェニル)エチル)−4−
メチル−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミ ド; 2()−(2−(4−(フェニル)フェニル)エチル)−4−メチル−1, 5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(4−メトキシフェニル)フェニル)エチル)−4−
メチル−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、フェニルアミド)アミド;
【0085】 2()−(2−(4−(4−メトキシフェニル)フェニル)エチル)−4−
メチル−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(4−ヒドロキシ−n−ブチル)−フェニル)−エチ
ル)−4−メチルペンタン二酸1−(S−ロイシン、フェニルアミド)アミド; 2(),4(S)−(2−(4−(3−ヒドロキシ−n−プロピル)フェニ ル)エチル)−4−メチル−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フ ェニルアミド)アミド; 2()−(2−フェニルエチル)−4−メチル−1,5−ペンタン二酸1− (L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−1,5− ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−エチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−1,5− ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−イソプロピルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)プロピル)−1,5 −ペンタン二酸1−(2()−tert−ブチル−グリシン、N−4−ピリジル)
アミド)アミド; 2()−(3−(4−(1−n−プロピル)フェニル)プロピル)−1,3 −ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−ヘキ
シル−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−ブチ
ル−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(3
−メチルベンジル)−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニル アミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−(2−ベンズイミダゾリル)ブチル)−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイ シン、N−フェニルアミド)アミド;
【0086】 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−(2−ベンズチアゾリル)ブチル)−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシ ン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−(2−ベンズオキサゾリル)ブチル)−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイ シン、N−フェニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−カル
ボキシ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド 9
−ピペリジンアミド; 2()−(2−(4−(1−プロピル)フェニル)エチル)−4−カルボキ
シ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド 9− フェニルアミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−カル
ボキシ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド 9−tert−ブチルアミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−カル
ボキシ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド 9
−ベンジルアミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−カル
ボキシ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド 9
−モルホリンアミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−カル
ボキシ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド 9
−(1(R)−フェニルエチル)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−カル
ボキシ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド 9
−(1(S)−フェニルエチル)アミド;
【0087】 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−カル
ボキシ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド 9
−(N−メチル−N−フェニル)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−カル
ボキシ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド 9
−(N′−メチルピペラジン)アミドトリフルオロ酢酸塩; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−カル
ボキシ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド 9
−(3−ピリジル)アミド; 2()−(2−(4−(1−プロピル)フェニル)エチル)−4−カルボキ
シ−1,9−ノナン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−プロピル)フェニル)エチル)−1,5−ペン タン二酸1−(()−(S−p−メトキシベンジル)ペニシラミン、N−フェ
ニルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−プロピル)フェニル)エチル)−1,5−ペン タン二酸1−(()−(S−p−メトキシベンジル)ペニシラミンスルホン、
N−フェニルアミド)アミド; 2−(2−(4−(1−プロピル)フェニル)エチル)−4−(1−(4−(
2−フタルイミド))ブチル)−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N −メチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−ベンゾイルアミノ−1−ブチル)−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン 、N−メチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−ピバロイルアミノ−1−ブチル)−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン 、N−メチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−フェニルスルホニルアミノ−1−ブチル)−1,5−ペンタン二酸1−(L− ロイシン、N−メチルアミド)アミド;
【0088】 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−N′−フェニルウレイド)−1−ブチル)−1,5−ペンタン二酸1−(L− ロイシン、N−メチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−フェニルオキシカルボニルアミノ−1−ブチル)−1,5−ペンタン二酸1− (L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−N′−ベンジルオキシカルボニルアミノ−L−プロリルアミノ)−1−ブチル
)−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−シクロペンチルアミノ)−1−ブチル)−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロ イシン、N−メチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−(2−カルボキシベンゾイルアミノ)−1−ブチル)−1,5−ペンタン二酸 1−(L−ロイシン、N−メチルアミド)アミド; 2()−(2−(4−(1−n−プロピル)フェニル)エチル)−4−(4
−シアノ−1−ブチル)−1,5−ペンタン二酸1−(L−ロイシン、N−フェ ニルアミド)アミド; N−[1(R)−カルボキシエチル]−α−(S)−(9−アミノ−n−ノニ
ル)]グリシン−(L)−ロイシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシエチル]−α−(S)−(n−オクチル)]グリ
シン−(L)−ロイシン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシエチル]−α−(S)−(n−オクチル)]グリ
シン−(L)−アルギニン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシエチル]−α−(S)−(9−アミノ−n−ノニ
ル)]グリシン−(L)−アルギニン、N−フェニルアミド; N−[1(R)−カルボキシエチル]−α−(S)−(n−デシル)]グリシ
ン−(L)−ロイシン、N−フェニルアミド;
【0089】 1−(2−(4−プロピルフェニル)エチル)シクロペンタン−1,3−ジカ ルボン酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; 1−(2−(4−プロピルフェニル)エチル)シクロヘキサン−1,3−ジカ ルボン酸1−(L−ロイシン、N−フェニルアミド)アミド; N−[1(R)−カルボキシエチル]−α−(S)−2−(4−フルオロビフ
ェニル)−グリシル−(S)−2−(tert−ブチル)グリシン、N−フェニルア
ミド; 3S−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]アミ
ノ−1−メトキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル; 3S−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−アセチル
チオ−メチルスクシニル]アミノ−3,4−ジヒドロカルボスチリル; 3S−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルス
クシニル]アミノ−1−メトキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル; 3S−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]アミ
ノ−1−メトキシメチル−3,4−ジヒドロカルボスチリル; 1−カルボキシメチル−3S−[4−N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブ
チル−3S−メチルスクシニル]アミノ−3,4−ジヒドロカルボスチリル; 3S−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]アミ
ノ−1−メトキシエトキシメチル−3,4−ジヒドロカルボスチリル; 3S−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−ヘプチルスクシニル]アミノ
−1−メトキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル; 7−クロロ−3S−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスク
シニル]アミノ−1−メトキシメチル−3,4−ジヒドロカルボスチリル; 3S−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]アミ
ノ−1−メトキシエチル−3,4−ジヒドロカルボスチリル; 3S−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]アミ
ノ−1−メトキシエチル−6,7−メチレンジオキシ−3,4−ジヒドロカルボス
チリル;
【0090】 3R−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]アミ
ノ−1−メトキシエチル−6,7−メチレンジオキシ−3,4−ジヒドロカルボス
チリル; 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−[(4−メトキシベンゼンスルホニル)(
3−モルホリン−4−イル−3−オキソプロピル)アミノ]−3−メチル−ブチ
ルアミド; 2−(R)−2−[(2−ベンジルカルバモイルエチル)(4−メトキシ−ベ
ンゼンスルホニル)アミノ]−N−ヒドロキシ−3−メチルブチルアミド; 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−((4−メトキシベンゼンスルホニル)(
2−[(ピリジン−3−イルメチル)カルバモイル]エチル)アミノ)−3−メ
チルブチルアミド; 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−([4−メトキシベンゼンスルホニル]−
[2−(メチルピリジン−3−イルメチルカルバモイル)エチル]アミノ)−3
−メチルブチルアミド; 4−(3−[1−(R)−1−ヒドロキシカルバモイル−2−メチルプロピル
)−(4−メトキシベンゼンスルホニル)アミノ]プロピオニル)ピペラジン−
1−カルボン酸、tert−ブチルエステル; 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−[(4−メトキシベンゼンスルホニル)((
3−オキソ−3−ピペラジン−1−イルプロピル)アミノ)−3−メチルブチル
アミド塩酸塩; 2−(R)−2−[(ベンジルカルバモイルエチル)(4−メトキシベンゼン
スルホニル)アミノ]−N−ヒドロキシ−3−メチルブチルアミド; 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−[(4−メトキシベンゼンスルホニル]−
[(2−モルホリン−4−イルエチルカルバモイル)メチル]アミノ]−3−メ
チルブチルアミド;
【0091】 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−((4−メトキシベンゼンスルホニル)(
[(ピリジン−3−イルメチル)カルバモイル]メチル)アミノ)−3−メチル
ブチルアミド; 2−(R)−3,3,3−トリフルオロ−N−ヒドロキシ−2−[(メトキシベ
ンゼンスルホニル)(3−モルホリン−4−イル−3−オキソプロピル)アミノ
]プロピオンアミド; 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−((4−フェノキシベンゼンスルホニル)
[2−メチルピリジン−4−イルメチルカルバモイル)エーテル]アミノ)−3
−メチルブチルアミド; 4−[4−メトキシベンゼンスルホニル)(3−モルホリン−4−イル−3−
オキソプロピル)アミノ]−1−メチルピペリデン−4−カルボン酸ヒドロキシ
アミド; 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−((4−メトキシベンゼンスルホニル)−
[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)−3−オキソプロピル]アミノ)−
3−メチルブチルアミド; 2−(R)−2−[(2−カルボキシエチル)(4−メトキシベンゼン−スル
ホニル)アミノ]−N−ヒドロキシ−3−メチルブチルアミド; [(2−カルボキシエチル)(3,4−ジメトキシベンゼン−スルホニル)アミ ノ]−N−ヒドロキシ−アセトアミド; 2−(R)−2−[(2−カルバモイルエチル)(4−メトキシベンゼン−ス
ルホニル)アミノ]−N−ヒドロキシ−3−メチルブチルアミド; 2−(R),3−(R)−3,N−ジヒドロキシ−2−[(4−メトキシベンゼ
ン−スルホニル)(3−オキソ−3−ピペリジン−1−イルプロピル)アミノ]
−ブチルアミド; 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−((4−メトキシベンゼンスルホニル)[
3−(メチルピリジン−3−イルメチルカルバモイル)プロピル]アミノ)−3
−メチルブチルアミド;
【0092】 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−((4−メトキシベンゼンスルホニル)[
2−(メチルカルボキシメチルカルバモイル)エチル]アミノ)−3−メチル−
ブチルアミド; 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−((4−メトキシベンゼンスルホニル)[
(1−メチルピペリジン−4−イルカルバモイル)メチル]アミノ)−3−メチ
ルブチルアミド; 2−(R)−N−シクロヘキシル−N−ヒドロキシ−2−((4−メトキシベ
ンゼンスルホニル)−[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)−3−オキソ
プロピル]アミノ)−アセトアミド; 2−(R)−N−ヒドロキシ−2−[(メトキシベンゼンスルホニル)(3−
モルホリン−4−イル−[3−オキソプロピル)アミノ]−4−(モルホリン−
4−イル)ブチルアミド; [4−N−ベンジルオキシアミノ)−2(R)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシル−L−アラニンエチルエステル; [4−N−ベンジルオキシアミノ)−2(R)−イソブチルスクシニル]−3
(RS)−アミノラウロラクタム; Na−[4−(N−ベンジルオキシアミノ)−2(R)−イソブチルスクシニ ル]−Ne−(N−ベンジルオキシカルボニルグリシル)−L−リシル−L−ア ラニンエチルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシルグリシンエチルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシルグリシンイソペンチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−バリルグリシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシルグリシンエチルアミド; Na−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル ]−Ne−tert.ブトキシカルボニル−L−リシルグリシンエチルアミド;
【0093】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−O
−メチル−L−チロシニルグリシンエチルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−O
−メチル−L−チロシニルグリシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシル−L−アラニンエチルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシルグリシンイソペンチルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−プロピルスクシニル]−L−ロ
イシルグリシンエチルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−sec.ブチルスクシニル]− L−ロイシルグリシンエチルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−イソブチルスクシニル]−L−
ロイシル−L−アラニン; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシルグリシンメチルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシルサルコンシンエチルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシル−L−プロリンエチルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシン−L−アラニンイソプロピルエステル; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシン−2−オキソプロピルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシン−2−メトキシエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−ロイシン−2,2−ジメトキシエチルアミド;
【0094】 Na−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−イソブチルスクシニル] −Ne−グリシル−L−リジンメチルアミド; Na−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−イソブチルスクシニル] −Ne−(4−カルボキシベンゾイル)−L−リシル−L−アラニンエチルエス テル; Na−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−イソブチルスクシニル] −Ne−(4−カルボキシベンゾイル)−L−リシル−L−アリン; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−イソブチルスクシニル]−3(
RS)−アミノオクタヒドロ−2H−アゾニン−2−オン; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−3(S)−メチル−2(R)−イソブチル
−スクシニル]−L−ロイシルグリシンエチルエステル; [(3−アミノフタルイミド)メチル][(RS)−4−メチル−2−[[(
S)3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル
]ホスフィン酸; [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバ
モイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル](1,8−ナフタレンジカルボキシ イミドメチル)ホスフィン酸; [(RまたはS)−4−メチル−2−[[(RまたはS)−2−オキソ−3−
アザシクロトリデシル]カルバモイル]ペンチル](1,8−ナフタレンジカル ボキシイミドメチル)ホスフィン酸; N−[N−[(RまたはS)−2−[[[[[N−[1−(ベンジルオキシ)カル ボニル]−L−プロリル]−L−ロイシル]アミノ]メチル]ヒドロキシホスフ
ィニル]−メチル]−4−メチルバレリル]−L−ロイシル]−L−アラニン; [[1,4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−3(2H)−キナゾリニル]−メチ
ル][[(RまたはS)−4−メチル−2−[[(RまたはS)−2−オキソ−
3−アザシクロトリデシル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸; N2−[(R)−ヒドロキシカルバモイルメチル]−4−メチルバレリル]− N1,3−ジメチル−L−バリンアミド;
【0095】 N2−[2(RまたはS)−[[[(5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−6−ヒド
ロキシ)−1,3−ジオキソ−1H−ベンズ[d,e]イソキノル−2−イル)メ
チル]−[(ヒドロキシ)ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレリル]−N 1 ,3−ジメチル−L−バリンアミド; N2−[(RまたはS)−[[(R)−(アミノ)[(5−ブロモ−2,3−ジ
ヒドロ−6−ヒドロキシ−1,3−ジオキソ−1H−ベンズ[d,e]イソキノル
−2−イル)メチル](ヒドロキシ)ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレ
リル]−N3,1−ジメチル−L−バリンアミド臭化水素酸塩; N2−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモイル)エチル −4−メチルバレリル]−N1,3−ジメチルバリンアミド; N2−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−2− フタルイミドエチル−4−メチルバレリル]−N1,3−ジメチル−L−バリンア
ミド; N2−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−4− (メトキシ−カルボニル)ブチル]−4−メチルバレリル]−N1,3−ジメチル
−L−バリンアミド; N2−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−4− フェニル−ブチル]−4−メチルバレリル]−N1,3−ジメチル−L−バリンア
ミド; N2−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−2− スクシンイミドエチル−4−メチルバレリル]−N1,3−ジメチル−L−バリン
アミド; 4−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−2−フ
タルイミドエチル−4−メチルバレリル]モルホリン; 4−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−2−フ
タルイミドエチル−4−メチルバレリル]テトラヒドロ−1,4−チアジン; 1−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−2−フ
タルイミドエチル]−4−メチルバレリル]−4−ピペリジノール;
【0096】 1−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−2−(
1,2−ジメチル−3,5−ジオキソ−1,2,4−トリアゾリジン−4−イル)エ
チル]−4−メチルバレリル]ピペリジン; 4−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−2−(
3−メチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)エチル]−4−メチル バレリル]テトラヒドロ−1,4−チアジン; ヘキサヒドロ−2−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモ
イル)−2−フタルイミドエチル]−4−メチルバレリル]−N−メチル−3(
S)−ピリダジンカルボキサミド; 1−[2(R)−(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−2−(3, 4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)エチル]−4−
メチルバレリル]−4−ピペリジノール; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RまたはS)−ヘプチルスクシニル]
−L−ロイシル−L−ロイシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RまたはS)−ノニルスクシニル]−
L−ロイシル−L−ロイシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RまたはS)−ヘプチル−3(S)−
メチルスクシニル]−L−ロイシル−L−ロイシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−ヘプチル−3(RまたはS)−
(フタルイミドメチル)スクシニル]−L−ロイシル−L−ロイシンエチルアミ
ド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ノニルスクシニル]−L−te
rt.ブチルグリシンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
フェニルアラニンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−ヘプチル−3(RまたはS)−
フタルイミドメチル)スクシニル]−L−tert.ブチルグリシンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−ヘプチル−3(RまたはS)−
(3−フェニルプロピル)−スクシニル]−L−ロイシル−L−ロイシンエチル
アミド;
【0097】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
ロイシンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
ロイシンネオペンチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
アラニル−L−ロイシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
(Ne−フタロイル)−リシル−L−ロイシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ウンデシルスクシニル]−L
−ロイシル−L−ロイシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
フェニルアラニル−L−ロイシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
ノナリル−L−ロイシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−フェ
ニルアラニンtert.ブチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
tert.ブチルグリシンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
ネオペンチルグリシンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
ホモフェニルアラニル−L−ロイシンエチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−ヘプチルスクシニル]−L−
シクロヘキシルアラニンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソオクチルスクシニル]−
L−フェニルアラニンメチルアミド;
【0098】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−ヘプチルスクシニル]−L−ネ
オンペンチルグリシンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−ヘプチルスクシニル]−(Dま
たはL)−β,β−ジメチルフェニルアラニンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−ヘプチルスクシニル]−(Dま
たはL)−トレオ−β−メチルフェニルアラニンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−ヘプチルスクシニル]−DL−
エリスロ−β−メチルフェニルアラニンメチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R)−ヘプチル−3(RまたはS)−
[(3−メチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)メチル]スクシニ ル]−L−ロイシル−L−ロイシンエチルアミド; N2−[3−シクロブチル−2(RまたはS)−[(ヒドロキシカルバモイル
)メチル]−プロピオニル]−N1,3−ジメチル−L−バリンアミド; N2−[3−シクロプロピル−2(RまたはS)−[(ヒドロキシカルバモイ
ル)メチル]−プロピオニル]−N1,3−ジメチル−L−バリンアミド; N2−[3−シクロペンチル−2(RまたはS)−[(ヒドロキシカルバモイ
ル)メチル]−プロピオニル]−N1,3−ジメチル−L−バリンアミド; N2−[3−シクロプロピル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキ
シ−カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イ ミダゾリジニル)エチル]プロピオニル]−N1,3−ジメチル−L−バリンア ミド; N2−[3−シクロプロピル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキ
シ−カルバモイル)−4−フェニルブチル)]プロピオニルーN1,3−ジメチ ル−L−バリンアミド; N2−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
−カルバモイル)−4−フェニルブチル)]プロピオニル−N1,3−ジメチル −L−バリンアミド; N2−[3−シクロペンチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキ
シ−カルバモイル)−4−フェニルブチル]プロピオニル]−N1,3−ジメチ ル−L−バリンアミド;
【0099】 1−[3−シクロプロピル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
−カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミ ダゾリジニル)エチル]プロピオニル]ピペリジン; 1−[3−シクロプロピル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
−カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミ ダゾリジニル)エチル]プロピオニル]−4−ピペリジノール; 1−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ−
カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダ ゾリジニル)エチル]プロピオニル]ピペリジン; 1−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ−
カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダ ゾリジニル)エチル]プロピオニル]−4−ピペリジノール; 1−[3−シクロペンチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
−カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミ ダゾリジニル)エチル]プロピオニル]−4−ピペリジノール; 1−[3−シクロペンチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
−カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミ ダゾリジニル)エチル]プロピオニル]ピペリジン; 3−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシカ
ルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾ リジニル)エチル]プロピオニル]−3−アザビシクロ[3.2.2]ノナン; 3−[3−シクロプロピル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
−カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミ ダゾリジニル)エチル]プロピオニル]−3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ
ン; 3−[3−シクロペンチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ−
カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダ ゾリジニル)エチル]プロピオニル]−3−アザビシクロ[3.2.2]ノナン;
【0100】 1−[3−シクロヘキシル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
−カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミ ダゾリジニル)エチル]プロピオニル]ピペリジン; 4−[3−シクロペンチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダ ゾリジニル)エチル]プロピオニル]テトラヒドロ−1,4−チアジン; 4−[3−シクロペンチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダ ゾリジニル)エチル]プロピオニル]テトラヒドロ−1,4−チアジン S,S−
ジオキシド; 4−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシカ
ルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾ リジニル)エチル]プロピオニル]テトラヒドロ−1,4−チアジン; 3−[3−シクロペンチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダ ゾリジニル)エチル]プロピオニル]−5,5−ジメチル−N−プロピル−[4 (R)−チアゾリジンカルボキサミド; 4−[3−シクロペンチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダ ゾリジニル)エチル]プロピオニル]モルホリン; 3−[3−シクロペンチル−2(R)−[1(RまたはS)−[(ヒドロキシ
−カルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミ ダゾリジニル)エチル]プロピオニル]−N,5,5−トリメチル−4(R)−チ
アゾリジンカルボキサミド; 4−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシ−カ
ルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾ リジニル)エチル]プロピオニル−4−フェニルピペラジン;
【0101】 4−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシ−カ
ルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾ リジニル)エチル]プロピオニル]モルホリン; 1−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシ−カ
ルバモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾ リジニル)エチル]プロピオニル]ピロリジン; 8−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカル
バモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリ ジニル)エチル]プロピオニル]−1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4,5]
デカン; 1−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカル
バモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリ ジニル)エチル]プロピオニル]−4−メトキシピペリジン; 1−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカル
バモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリ ジニル)エチル]プロピオニル]−オクタヒドロアゾシン; 1−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカル
バモイル)−2−(5,5−ジメチル−2,4−ジオキソ−3−オキサゾリジニル
)エチル]プロピオニル]ピペリジン; 1−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカル
バモイル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリ ジニル)エチル]プロピオニル]ヘキサヒドロアゼピン; 1−[3−シクロブチル−2(R)−[2−(ヘキサヒドロ−1,3−ジオキ ソ−ピラゾロ[1,2−a][1,2,4]トリアゾール−2−イル)−1(Rま たはS)−(ヒドロキシカルバモイル)エチル]プロピオニル]ピペリジン; 1−[3−シクロブチル−2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカル
バモイル)−2−フタルイミドエチル]プロピオニル]ピペリジン;
【0102】 2−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−4−フ
ェニルブチル]ノナノイル]−ヘキサヒドロ−N−メチル−3(S)−ピリダジ
ンカルボキサミド; N−シクロヘキシル−ヘキサヒドロ−2−[2(R)−[1(RS)−(ヒド
ロキシカルバモイル)−4−フェニルブチル]ノナノイル]−3(S)−ピリダ
ジンカルボキサミド; ヘキサヒドロ−2−[2(R)−[1(RS)−(ヒドロキシカルバモイル)
−4−フェニルブチル]ノナノイル]−N−(2,2,6,6−テトラメチル−4 −ピペリジニル)−3(S)−ピリダジンカルボキサミド; 1−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−4−フ
ェニルブチル]ノナノイル]ピペリジン; N2−[2(R)−[1(RS)−(ヒドロキシカルバモイル)−2−(3, 4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)エチル]ノナノ
イル]−N1−メチル−L−プロリンアミド; 1−[2(R)−[1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−2−(
3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)エチル]ノ ナノイル]ピペリジン; ヘキサヒドロ−2−[2(R)−1(RまたはS)−(ヒドロキシカルバモイ
ル)−2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル )エチル]ノナノイル]−N−メチル−3(S)−ピリダジンカルボキサミド; ヘキサヒドロ−2−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモ
イル)−3−フェニルプロピル]ウンデカノイル]−N−メチル−3(S)−ピ
リダジンカルボキサミド; ヘキサヒドロ−2−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモ
イル)−3−フェニルプロピル]ウンデカノイル]−N−メトキシ−N−メチル
−3(S)−ピリダジンカルボキサミド; ヘキサヒドロ−2−[2(RまたはS)−[(1(S)−(ヒドロキシカルバ
モイル)−3−フェニルプロピル]ウンデカノイル]−N−(1,2,2,6,6−
ペンタメチル−4−ピペリジニル)−3(S)−ピリダジンカルボキサミド;
【0103】 ヘキサヒドロ−2−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモ
イル)エチル]ウンデカノイル]−N−メチル−3(S)−ピリダジンカルボキ
サミド; ヘキサヒドロ−2−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモ
イル)−3−フェニルプロピル]ノナノイル]−N−メチル−3(S)−ピリダ
ジンカルボキサミド; ヘキサヒドロ−2−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモ
イル)エチル]ノナノイル]−N−メチル−3(S)−ピリダジンカルボキサミ
ド; 1−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモイル)エチル]
ウンデカノイル]ピペリジン; 1−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモイル)−3−フ
ェニルプロピル]ウンデカノイル]ピペリジン; ヘキサヒドロ−2−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモ
イル)−3−フェニルプロピル]ウンデカノイル]−N−(2,2,6,6−テト ラメチル−4−ピペリジニル−3(S)−ピリダジンカルボキサミド; ヘキサヒドロ−2−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモ
イル)エチル]ウンデカノイル]−N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ ペリジニル−3(S)−ピリダジンカルボキサミド; 1−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモイル)−4−フ
ェニルブチル]ウンデカノイル]ピペリジン; 4−[2(RまたはS)−[1(S)−(ヒドロキシカルバモイル)−4−フ
ェニルブチル]ウンデカノイル]モルホリン; 1−(ベンジルオキシカルボニル)−ヘキサヒドロ−2−[2(R)−(Rま
たはS)−(ヒドロキシカルバモイル)−4−フェニルブチル]ノナノイル]−
N−(α(S)−メチルベンジル)−3(S)−ピリダジンカルボキサミド;
【0104】 N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−5−(カルボキシ)ペンタノイル]−L−フェニルアラニン N−メチル
アミド; N−[2(R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]−L−フェニルアラニン N−
メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6−(プロピルアミノ)−6−(オキソ)ヘキサノイル]−L−フェニル
アラニン N−メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−(6RS)−6−(ヒドロキシ)ヘプタノイル]−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−2
″−(オキソ)エチル]−6′−(ヒドロキシ)ヘキサノイル]アミノ−3,3 −ジメチルブタン酸N−メチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−2
″−(オキソ)エチル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]アミノ−
3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; N−[(2′R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エ
チル]−6−(4′−オキソブチルアミノ)ヘキサノイル]−L−フェニルアラ
ニン N−メチルアミド; 2(S)−N−2−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−2
″−(オキソ)エチル]−6′−(オキソ)−6′−(プロピルアミノ)ヘキサ
ノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; N−[(2R)−2−[(1′S)−1′−(メチル)−2′−(ヒドロキシ
アミノ)−2′−(オキソ)エチル]−6−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル
]−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; N−[(2R)−2−[(1′S)−1′−(メチル)−2′−(ヒドロキシ
アミノ)−2′−(オキソ)エチル]−6−(オキソ)−6−(プロピルアミノ
)ヘキサノイル]−L−フェニルアラニン N−メチルアミド;
【0105】 (2S)−N−2[(2′R)−[(1″R)−1″−(1,3−ジヒドロ− 1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル)メチル)−2″−(ヒド ロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキ
サノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6−(オキソ)−6−(プロピルアミノ)ヘキサノイル]−L−フェニル
アラニン N−2−フェニルエチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[(1″S)−1″−(メチル)−
2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6−(フェニルメト
キシ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−2−フェニルエチ ルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[(1″S)−1″−(メチル)−
2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6′−(オキソ)−
6′−(プロピルアミノ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N −2−フェニルエチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[(1″S)−1″−(メチル)−
2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6′−(オキソ)−
6′−(プロピルアミノ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N −2−(4′−スルファモイル)フェニルエチルアミド; (2S)−N−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−
(オキソ)エチル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]アミノ−3−
シクロヘキシルプロピオン酸N−2−(4′−スルファモイル)フェニルエチル
アミド; N−[2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチル
]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]−L−(3,5−ジメチル)フ ェニルアラニン N−2−(4′−スルファモイル)フェニルエチルアミド;
【0106】 (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(4−メトキシ)フェノキシ]ヘキサノイ
ル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−2−(4′−スルファモイル)フェ ニルエチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(4−メチル)フェノキシ]ヘキサノイル
]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−2−(4′−スルファモイル)フェニ ルエチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(1−オキソ)ブチルアミノ]ヘキサノイ
ル]アミノ−3−シクロヘキシルプロピオン酸N−2−(4′−スルファモイル
)フェニルエチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[(1″S)−1″−(メチル)−
2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6−(フェニルメト
キシ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[(1″S)−1″−(2−メチル
プロピル)−2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6−(
フェニルメトキシ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチ ルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6−(フェノキシ)ヘキサノイル]−L−フェニルアラニン N−メチル
アミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−7−(フェノキシ)ヘプタノイル]−L−フェニルアラニン N−メチル
アミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]アミノ
−3,3−ジメチルブタン酸N−2−フェニルエチルアミド;
【0107】 (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]アミノ
−3,3−ジメチルブタン酸N−2−(4′−スルファモイル)フェニルエチル アミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−5−(フェニルメトキシ)ペンタノイル]−L−フェニルアラニン N−
メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−7−(フェニルメトキシ)ヘプタノイル]−L−フェニルアラニン N−
メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6−(フェニルオキシ)ヘキサノイル]−L−フェニルアラニン N−メ
チルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−7−[(フェニルオキシ)ヘプタノイル]−L−フェニルアラニン N−
メチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(2−フェネチルアミノ)−6′−(オキ
ソ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(4−メチルフェノキシ)ヘキサノイル]
アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(4−クロロフェノキシ)ヘキサノイル]
アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(3−メチルフェノキシ)ヘキサノイル]
アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド;
【0108】 (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−(カルボキシメチル)−6′−(
3−メチルフェノキシ)ヘキサノイル]−アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N −メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−5−(カルボキシ)ペンタノイル]−L−フェニルアラニン N−メチル
アミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]−L−フェニルアラニン N−
メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6−(プロピルアミノ)−6−(オキソ)ヘキサノイル]−L−フェニル
アラニン N−メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−(6RS)−6−(ヒドロキシ)ヘプタノイル]−L−フェニルアラニン N
−メチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−2
″−(オキソ)エチル]−6′−(ヒドロキシ)ヘキサノイル]アミノ−3,3 −ジメチルブタン酸 N−メチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−2
″−(オキソ)エチル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]アミノ−
3,3−ジメチルブタン酸 N−メチルアミド; N−[(2′R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エ
チル]−6−(4′−オキソブチルアミノ)ヘキサノイル]−L−フェニルアラ
ニン N−メチルアミド; 2(S)−N−2−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−2
″−(オキソ)エチル]−6′−(オキソ)−6′−(プロピルアミノ)ヘキサ
ノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸 N−メチルアミド; N−[(2R)−2−[(1′S)−1′−(メチル)−2′−(ヒドロキシ
アミノ)−2′−(オキソ)エチル]−6−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル
]−L−フェニルアラニン N−メチルアミド;
【0109】 N−[(2R)−2−[(1′S)−1′−(メチル)−2′−(ヒドロキシ
アミノ)−2′−(オキソ)エチル]−6−(オキソ)−6−(プロピルアミノ
)ヘキサノイル]−L−フェニルアラニン N−メチルアミド; (2S)−N−2[(2′R)−[(1″R)−1″−(1,3−ジヒドロ− 1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル)メチル−2″−(ヒドロ キシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサ
ノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6−(オキソ)−6−(プロピルアミノ)ヘキサノイル]−L−フェニル
アラニン N−2−フェニルエチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[(1″S)−1″−(メチル)−
2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6−(フェニルメト
キシ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−2−フェニルエチ ルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[(1″S)−1″−(メチル)−
2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6′−(オキソ)−
6′−(プロピルアミノ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸 N
−2−フェニルエチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[(1″S)−1″−(メチル)−
2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6′−(オキソ)−
6′−(プロピルアミノ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N −2−(4′−スルファモイル)フェニルエチルアミド; (2S)−N−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−
(オキソ)エチル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]アミノ−3−
シクロヘキシルプロピオン酸N−2−(4′−スルファモイル)フェニルエチル
アミド;
【0110】 N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]−L−(3,5−ジメチル) フェニルアラニン N−2−(4′−スルファモイル)フェニルエチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(4−メトキシ)フェノキシ]ヘキサノイ
ル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−2−(4′−スルファモイル)フェ ニルエチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(4−メチル)フェノキシ]ヘキサノイル
]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−2−(4′−スルファモイル)フェニ ルエチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(1−オキソ)ブチルアミノ]ヘキサノイ
ル]アミノ−3−シクロヘキシルプロピオン酸N−2−(4′−スルファモイル
)フェニルエチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[(1″S)−1″−(メチル)−
2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6−(フェニルメト
キシ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; (2S)−N−2−[(2′R)−2′−[(1″S)−1″−(2−メチル
プロピル)−2″−(ヒドロキシアミノ)−2″−(オキソ)エチル]−6−(
フェニルメトキシ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチ ルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6−(フェノキシ)ヘキサノイル−L−フェニルアラニン N−メチルア
ミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−7−(フェノキシ)ヘプタノイル]−L−フェニルアラニン N−メチル
アミド;
【0111】 (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]アミノ
−3,3−ジメチルブタン酸 N−2−フェニルエチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−(フェニルメトキシ)ヘキサノイル]アミノ
−3,3−ジメチルブタン酸 N−2−(4′−スルファモイル)フェニルエチ ルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−5−(フェニルメトキシ)ペンタノイル]−L−フェニルアラニン N−
メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−7−(フェニルメトキシ)ヘプタノイル]−L−フェニルアラニン N−
メチルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−6−(フェニルオキシ)ヘキサノイル]−L−フェニルアラニン N−メ
チルアミド; N−[(2R)−2−[2′−(ヒドロキシアミノ)−2′−(オキソ)エチ
ル]−7−[(フェニルオキシ)ヘプタノイル]−L−フェニルアラニン N−
メチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(2−フェネチルアミノ)−6′−(オキ
ソ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(4−メチルフェノキシ)ヘキサノイル]
アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(4−クロロフェノキシ)ヘキサノイル]
アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド;
【0112】 (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−[2″−(ヒドロキシアミノ)−
2″−(オキソ)エチル]−6′−[(3−メチルフェノキシ)ヘキサノイル]
アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N−メチルアミド; (2S)−N−2′−[(2′R)−2′−(カルボキシメチル)−6′−(
3−メチルフェノキシ)ヘキサノイル]アミノ−3,3−ジメチルブタン酸N− メチルアミド; (3R,10S)−5−メチル−3−(9−オキソ−1,8−ジアザトリシクロ
[10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18),14,16−テトラエ
ン−10−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,10S)−N−ヒドロキシ−5−メチル−3−(9−オキソ−1,8−
ジアザトリシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18),1 4,16−テトラエン−10−イルカルバモイル)ヘキサンアミド; (3R,11S)−N−ヒドロキシ−5−メチル−3−(10−オキソ−1,9
−ジアザトリシクロ[11.6.1.0]エイコサ−13(20),14(19), 15,17−テトラエン−11−イルカルバモイル)ヘキサンアミド; (3R,9S)−5−メチル−3−(8−オキソ−1,7−ジアザトリシクロ[
9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12(17),13,15−テトラエン
−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,9S)−N−ヒドロキシ−5−メチル−3−(8−オキソ−1,7−ジ
アザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12(17),13,
15−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサンアミド; (10S)−[4−メチル−2−(9−オキソ−1,8−ジアザトリシクロ[ 10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18),14,16−テトラエン
−10−イルカルバモイル)ペンチル]−(キノリン−2−イルチオメチル)ホ
スフィン酸; (3R,10S)−N−ヒドロキシ−5−メチル−2−メトキシカルボニル− 3−(9−オキソ−1,8−ジアザトリシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12
(19),13(18),14,16−テトラエン−10−イルカルバモイル)ヘ キサンアミド;
【0113】 N−(4−メチル−2−カルボキシメチルペンタノイル)−L−ロイシン−N
′−(4−メトキシカルボニルフェニル)カルボキサミド; N−(4−メチル−2−(N″−ヒドロキシカルバモイル)メチルペンタノイ
ル)−L−ロイシン−N′−(4−メトキシカルボニルフェニル)カルボキサミ
ド; N−(4−メチル−2−(N″−ヒドロキシカルバモイル)メチルペンタノイ
ル)−L−ロイシン−N′−(4−カルボキシフェニル)カルボキサミド; N−(4−メチル−2−(N″−ヒドロキシカルバモイル)メチルペンタノイ
ル)−L−トリプトファン−N′−(4−カルボキシフェニル)カルボキサミド; N−(4−メチル−2−(N″−ヒドロキシカルバモイル)メチルペンタノイ
ル)−L−シクロヘキシルグリシン−N′−(4−メトキシカルボニルフェニル
)カルボキサミド; N−(4−メチル−2−(N″−ヒドロキシカルバモイル)メチルペンタノイ
ル)−L−t−ロイシン−N′−(4−メトキシカルボニルフェニル)カルボキ
サミド; (3R,10S)−6−ビフェニル−4−イル)−3−(9−オキソ−1,8−
ジアザビシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18),14,
16−テトラエン−10−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,10S)−3−(9−オキソ−1,8−ジアザトリシクロ[10.6.1
.0]ノナデカ−12(19),13(18),14,16−テトラエン−10−イ
ルカルバモイル)−5−(チオフェン−2−イル)ペンタン酸; (3R,10S)−3−シクロペンチル−3−(9−オキソ−1,8−ジアザト
リシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18),14,16−
テトラエン−10−イルカルバモイル)プロピオン酸; (3R,10S)−4−シクロペンチル−3−(9−オキソ−1,8−ジアザト
リシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18),14,16−
テトラエン−10−イルカルバモイル)ブタン酸;
【0114】 (3R,10S)−4−シクロプロピル−3−(9−オキソ−1,8−ジアザト
リシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18),14,16−
テトラエン−10−イルカルバモイル)ブタン酸; (3R,10S)−5−メチル−3−(9−オキソ−1,8−ジアザトリシクロ
[10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18),14,16−テトラエ
ン−10−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,10S)−N−ヒドロキシ−5−メチル−3−(9−オキソ−1,8−
ジアザトリシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18),1 4,16−テトラエン−10−イルカルバモイル)ヘキサンアミド; (3R,11S)−N−ヒドロキシ−5−メチル−3−(10−オキソ−1,9
−ジアザトリシクロ[11.6.1.0]エイコサ−13(20),14(19), 15,17−テトラエン−11−イルカルバモイル)ヘキサンアミド; (3R,9S)−N−5−メチル−3−(8−オキソ−1,7−ジアザトリシク
ロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12(17),13,15−テトラ
エン−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,9S)−N−ヒドロキシ−5−メチル−3−(8−オキソ−1,7−ジ
アザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12(17),13,
15−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサンアミド; (10S)−2−メルカプトメチル−4−メチル−N−(9−オキソ−1,8 −ジアザトリシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18), 14,16−テトラエン−10−イルカルバモイル)ペンタンアミド; (10S)−2−アセチルチオメチル−4−メチル−N−(9−オキソ−1, 8−ジアザトリシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12(19),13(18)
,14,16−テトラエン−10−イルカルバモイル)ペンタンアミド; (3R,10S)−2−(メタンスルホンアミドメチル)−5−メチル−3− (9−オキソ−1,8−ジアザトリシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12(1
9),13(18),14,16−テトラエン−10−イルカルバモイル)ヘキサ ン酸;
【0115】 (3R,10S)−2−(3−エチルウレイドメチル)−5−メチル−3−( 9−オキソ−1,8−ジアザトリシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12(19
),13(18),14,16−テトラエン−10−イルカルバモイル)ヘキサン 酸; (3R,9S)−N−ヒドロキシ−2−ヒドロキシ−5−メチル−3−(8− オキソ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18), 12(17),14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサンアミド
またはその(2S,3R,9S)立体異性体; (3R,10S)−N−ヒドロキシ−5−メチル−2−メトキシカルボニル− 3−(9−オキソ−1,8−ジアザトリシクロ[10.6.1.0]ノナデカ−12
(19),13(18),14,16−テトラエン−10−イルカルバモイル)ヘ キサンアミド; (3R,9S)−5−メチル−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザ
トリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラ
エン−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,9S)−3−シクロブチルメチル−N−(8−オキソ−4−オキサ− 1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14
,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)スクシンアミド酸; (3R,9S)−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[
9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イ
ルカルバモイル)−5−フェノキシ−ペンタン酸; (3R,9S)−5−(4−クロロフェノキシ)−3−(8−オキソ−4−オ キサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18),1 2,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ペンタン酸; (3R,9S)−5−(4−クロロフェノキシ)−3−(8−オキソ−4−オ キサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,
14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ペンタン酸エチルエステル; (3R,9S)−3−(8−オキソ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0 ]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモ イル)ペンタン酸エチルエステル;
【0116】 (3R,9S)−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−(8−オキソ−4 −オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18)
,12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,9S)−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[
9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イ
ルカルバモイル)−6−ピリジン−4−イル−ヘキサン酸; (3R,9S)−6−[4−(3−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル]− 3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オク
タデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル) ヘキサン酸; (3R,9S)−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[
9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イ
ルカルバモイル)−5−(4−フェノキシ−フェニル)ペンタン酸; (3R,9S)−6−[4−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−フェニル]−3 −(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタ
デカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘ キサン酸; (3R,9S)−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[
9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イ
ルカルバモイル)−6−[4−(2−ピロリジン−1−イル−エトキシフェニル
]ヘキサン酸; (3R,9S)−6−(4−メトキシ−フェニル)−3−(8−オキソ−4− オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18), 12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,9S)−6−[4−(2−メトキシ−エトキシ)−フェニル]−3− (8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデ
カ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキ サン酸;
【0117】 (3R,9S)−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[
9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イ
ルカルバモイル)−5−フェニル−ペンタン酸; (3R,9S)−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[
9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イ
ルカルバモイル)−6−フェニル−ヘキサン酸; (3R,9S)−6−(3−ヒドロキシ−フェニル)−3−(8−オキソ−4 −オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18)
,12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,9S)−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[
9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イ
ルカルバモイル)−6−[4−(3−ピペリジン−1−イル−プロポキシ)フェ
ニル]ヘキサン酸; (3R,9S)−6−[4−(3−ジメチルアミノ−プロポキシ)−フェニル ]−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]
オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイ ル)ヘキサン酸; (3R,9S)−6−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル] −3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オ
クタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル )ヘキサン酸; (3R,9S)−6−(4−シアノ−フェニル)−3−(8−オキソ−4−オ キサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18),1 2,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,9S)−6−ナフタレン−2−イル−3−(8−オキソ−4−オキサ −1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,1
4,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸;
【0118】 (3R,9S)−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[
9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イ
ルカルバモイル)−6−(4−ピロール−1−イル)ヘキサン酸; (3R,9S)−6−(4−ヒドロキシ−3−メチル−フェニル)−3−(8 −オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−
11(18),12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサン 酸; (3R,9S)−6−(4−ベンジルオキシ−フェニル)−3−(8−オキソ −4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(1
8),12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,9S)−6−[4−(4−アミノブトキシ−フェニル)]−3−(8 −オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−
11(18),12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサン 酸; (3R,9S)−5−(4−メトキシ−フェニル)−3−(8−オキソ−4− オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18), 12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ペンタン酸; (3R,9S)−6−(4−アミノ−フェニル)−3−(8−オキソ−4−オ キサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(18),1 2,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸; (3R,9S)−3−(8−オキソ−4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[
9.6.1.0]オクタデカ−11(18),12,14,16−テトラエン−9−イ
ルカルバモイル)−6−[4−(ピリジン−4−イルメトキシ)フェニル]ヘキ
サン酸; (3R,9S)−6−(4−アセチルアミノ−フェニル)−3−(8−オキソ −4−オキサ−1,7−ジアザトリシクロ[9.6.1.0]オクタデカ−11(1
8),12,14,16−テトラエン−9−イルカルバモイル)ヘキサン酸;
【0119】 Nα−[[3−(N−ヒドロキシカルバモイル)−4−メチルチオ−2−プロ
ポキシメチル]ブチリル]−N,O−ジメチルチロシンアミド; Nα−[[3−(N−ヒドロキシカルバモイル)−4−イソプロピルチオ−2
−プロポキシメチル]ブチリル]−N,O−ジメチルチロシンアミド; Nα−[[3−(N−ヒドロキシカルバモイル)−2−プロピルチオ]ブチリ
ル]−N,O−ジメチルチロシンアミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−フェニルプロピル)−(S)−ロイシル]−
(S)−フェニルアラニン−N−メチルアミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(4−ブロモ−1,8−ナフタレン−ジカル ボキシイミド)プロピル−(S)−ロイシル]−(S)−フェニルアラニンメチ
ルアミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)プロピ
ル)−(S)−ロイシル]−(S)−フェニルアラニンメチルアミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピル)−(
S)−ロイシル]−(S)−フェニルアラニンメチルアミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(メチルメルカプト)プロピル)−(S)−
ロイシル]−(S)−フェニルアラニン−N−メチルアミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(メチルスルフィニル)プロピル)−(S)
−ロイシル]−(S)−フェニルアラニン−N−メチルアミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(メチルスルホニル)プロピル)−(S)−
ロイシル]−(S)−フェニルアラニン−N−メチルアミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)プロ
ピル)−(S)−ロイシル]−(S)−トリプトファン−N−メチルアミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(1,8−ナフタレンジカルボキシイミド) プロピル)−(S)−ロイシル]−(S)−リジン−N−メチルアミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(1,8−ナフタレンジカルボキシイミド) プロピル)−(S)−ロイシル]−(−)−アミノアザシクロトリデカン−2−
オン; N−[N−(1−ホスホノ−3−(1,8−ナフタレンジカルボキシイミド) プロピル)−(S)−ロイシル]−(S)−リジン−N−(アミノエチル)アミ
ド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(1,8−ナフタレンジカルボキシイミド) プロピル)−(S)−ロイシル]−(S)−リジン−N−(エチルピロリジン)
アミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−(1,8−ナフタレンジカルボキシイミド) プロピル)−(S)−ロイシル]−(S)−リジン−N−(エチル−N−メチル
ピペラジン)アミド; N−[N−(1−ホスホノ−3−[8−(7,9−ジオキソ−8−アザスピロ [4,5]デシル)]プロピル)−(S)−ロイシル]−(S)−フェニルアラ ニン−N−メチルアミド;および N−[N−(1−ホスホノ−3−[8−(7,9−ジオキソ−8−アザスピロ [4,5]デシル)]プロピル)−(S)−ロイシル]−(S)−リジン−N− メチルアミド。
【0120】 上述の如く、多数のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤が知られている
。大多数の阻害剤はヒドロキサム酸ベースおよび/またはカルボン酸ベースの化
合物として特徴付けられる。このような化合物の代表的なものは以下の文献に記
載されているものであり、これらの開示された化合物はいずれも本発明の方法で
使用し得る。これらの文献はいずれも参照により本明細書中に組み入れる。
【0121】 US 4599361 (Searle) EP-A-2321081 (ICI) EP-A-0236872 (Roche) EP-A-0274453 (Bellon) WO 90/05716 (British Biotechnology) WO 90/05719 (British Biotechnology) WO 91/02716 (British Biotechnology) WO 92/09563 (Glycomed) US 5183900 (Glycomed) US 5270326 (Glycomed) WO 92/17460 (Smith-Kline Beecham) EP-A-0489577 (Celltech) EP-A-0489579 (Celltech) EP-A-0497192 (Roche) US 5256657 (Sterling Winthrop) WO 92/13831 (British Biotechnology) WO 92/22523 (Research Corporation Technologies) WO 93/09090 (山之内) WO 93/09097 (三共) WO 93/20047 (British Biotechnology) WO 93/24449 (Celltech) WO 93/24475 (Celltech) EP-A-0574758 (Roche) WO 94/02447 (British Biotechnology) WO 94/02446 (British Biotechnology) WO 97/27174 (塩野義)
【0122】 本発明の方法で使用される特に好ましい化合物のグループはWO 95/35275およ
びWO 95/35276に記載されているものであり、これらの二つの文献を参照により
本明細書に組み入れる。これらのグループの使用し得る代表的な化合物は次のも
のを包含する: N−ヒドロキシ−2−[[(2−(4−メトキシ−フェノキシ)−エチル−(
トルエン−4−スルホニル)−アミノ]−アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[(4−フェノキシ−エチル−トルエン−4−スルホニ
ル)−アミノ]−アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[(4−メトキシ−ベンゼンスルホニル)−ノニル−ア
ミノ]−アセトアミド; 2−[デシル−(トルエン−4−スルホニル)−アミノ]−N−ヒドロキシ−
アセトアミド; 2−ベンジル−(オクタン−1−スルホニル)−アミノ]−N−ヒドロキシ−
アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[(2−メトキシ−ベンジル)−(オクタン−1−スル
ホニル)−アミノ]−アセトアミド; 2−[(2−エトキシ−ベンジル)−(オクタン−1−スルホニル)−アミノ
]−N−ヒドロキシ−アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[(ナフタレン−2−イル−メチル)−オクタン−1−
スルホニル)−アミノ]−アセトアミド; 2−[(4−クロロ−ベンジル)−(オクタン−1−スルホニル)−アミノ]
−N−ヒドロキシ−アセトアミド およびこれらの塩、溶媒和物または水和物。
【0123】 別のグループのマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤は次の式を有するア
リールスルホンアミドである。
【化13】 (式中、Arは炭素環または複素環アリールであり、そしてR、R1およびR2
水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アミノ、置換および二置換アミノ
である)。これらの化合物は欧州特許第0606046号に記載され、これを参
照により本明細書中に組み入れる。本発明の方法に使用される特定の化合物には
次のものが包含される:
【0124】 N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](イソブチル)
アミノ]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](シクロヘキシ
ルメチル)アミノ]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](シクロヘキシ
ル)アミノ]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](フェネチル)
アミノ]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](3−メチルブ
チル)アミノ]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](sec−ブチル )アミノ]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](tert−ブチル
)アミノ]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](4−フルオロ
ベンジル)アミノ]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](4−クロロベ
ンジル)アミノ]アセトアミド;
【0125】 N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](イソプロピル
)−アミノ]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](4−メチルベ
ンジル)アミノ]アセトアミド; 4−N−ヒドロキシ−カルバモイル]−4−[[4−メトキシベンゼンスルホ
ニル(ベンジル)−アミノ]−1−[ジメチルアミノアセチル]−ピペリジン塩
酸塩; 4−N−ヒドロキシ−カルバモイル]−4−[[4−メトキシベンゼンスルホ
ニル(ベンジル)−アミノ]−1−[3−ピコリル]−ピペリジン二塩酸塩; 4−N−ヒドロキシ−カルバモイル]−4−[[4−メトキシベンゼンスルホ
ニル(ベンジル)−アミノ]−1−[カルボメトキシメチル]−ピペリジン塩酸
塩; 4−N−ヒドロキシ−カルバモイル]−4−[[4−メトキシベンゼンスルホ
ニル(ベンジル)−アミノ]−1−ピペリジントリフルオロ酢酸塩; 4−N−ヒドロキシ−カルバモイル]−4−[[4−メトキシベンゼンスルホ
ニル(ベンジル)−アミノ]−1−[t−ブトキシカルボニル]−ピペリジン; 4−N−ヒドロキシ−カルバモイル]−4−[[4−メトキシベンゼン−スル
ホニル(ベンジル)−アミノ]−1−[メチルスルホニル]−ピペリジン; N−ヒドロキシカルバモイル]−4−[[4−メトキシベンゼン−スルホニル
(ベンジル)−アミノ]−1−[4−ピコリル]−ピペリジン塩酸塩; N−ヒドロキシカルバモイル]−4−[[4−メトキシベンゼン−スルホニル
(ベンジル)アミノ]−1−[モルホリノカルボニル]−ピペリジン塩酸塩; N−(t−ブチルオキシ)−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル(ベン
ジル)アミノ]−2−[2−(4−モルホリノ)エチル]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](イソブチル)
−アミノ−2−(2−(4−モルホリノ)エチル]アセトアミド;
【0126】 N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](2−ピコリル
)−アミノ−2−(2−(4−モルホリノ)エチル]アセトアミド二塩酸塩; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](3−ピコリル
)アミノ]−2−[2−(4−モルホリノ)エチル]アセトアミド二塩酸塩; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](2−メチル−
チアゾール−4−イルメチル)アミノ]−2−[2−(4−モルホリノ)エチル
]アセトアミド二塩酸塩; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル]ベンジル)アミ
ノ]−2−[2−(4−チオモルホリノ)エチル]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](ベンジル)ア
ミノ]−2−[2−(4−メチルチアゾール−4−イルメチル]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](ベンジル)ア
ミノ]−2−[(6−クロロピペロニル]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル(ベンジル)アミ
ノ]−2−[(1−ピラゾリル)メチル]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル(3−ピコリル)
アミノ]−2−[3−ピコリル]アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル(ベンジル)−ア
ミノ]−2−[(1−メチル−4−イミダゾリル)メチル]アセトアミド塩酸塩; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル(イソブチル)ア
ミノ]−2−[(1−メチル−4−イミダゾリル)メチル]アセトアミド塩酸塩; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル](3−ピコリル
)アミノ]−2−[(1−メチル−4−イミダゾリル)メチル]アセトアミド塩
酸塩; N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル(2−ピコリル)
アミノ]−2−[(1−メチル−4−イミダゾリル)メチル]−アセトアミド塩
酸塩;および N−ヒドロキシ−2−[[4−メトキシベンゼンスルホニル(2−メチルチア
ゾール−4−イルメチル)アミノ−2−[(1−メチル−4−イミダゾリル)メ
チル]アセトアミド塩酸塩。
【0127】 短ペプチドマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤の別のグループは、米国
特許第5,270,326号、第5,530,161号、第5,525,629号および第5,304,604号(参照
により本明細書中に組み入れる)に記載されている。化合物は例えば次の式で定
義されるヒドロキサム酸である。
【0128】
【化14】 (式中R1、R2、R3、R4およびR5はアルキルであることができ、Aは炭化水 素鎖を包含し、そしてnは0〜2である)。本発明の方法に使用される代表的な
化合物には、次のものが包含される:
【0129】 N−[2−イソブチル−3−(N′−ヒドロキシカルボニルアミド)−プロパ
ノイル]−D−トリプトファンメチルアミド; N−[2−イソブチル−3−(N′−ヒドロキシカルボニルアミド)−プロパ
ノイル]−N−メチル−L−トリプトファンメチルアミド; N−[2−イソブチル−3−(N−ヒドロキシカルボニルアミド)−プロパノ
イル]−L−3−(2−ナフチル)−アラニンメチルアミド; N−[2−イソブチル−3−(N′−ヒドロキシカルボニルアミド)−プロパ
ノイル]−L−トリプトファン−2−ヒドロキシエチルアミド; N−[2−イソブチル−3−(N′−ヒドロキシカルボニルアミド)−プロパ
ノイル]−L−トリプトファンアミルアミド; N−[2−イソブチル−3−(N′−ヒドロキシカルボニルアミド)−プロパ
ノイル]−L−トリプトファンピペリジンアミド; N−[2−イソブチル−3−(N′−ヒドロキシカルボニルアミド)−プロパ
ノイル]−L−トリプトファンドデシルアミド; N−[2−イソブチル−3−(N′−ヒドロキシカルボニルアミド)−プロパ
ノイル]−L−トリプトファン(S)−メチルベンジルアミド; N−[L−2−イソブチル−3−(N′−ヒドロキシカルボニルアミド)−プ
ロパノイル]−L−トリプトファン(6−フェニルメトキシカルボニル−アミノ
−ヘキシル−1)アミド; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(3−メトキシ−2,2−ジメチル−プロ ピルカルバモイル)−2,2−ジメチル−プロピルカルバモイル]−5−メチル −ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(メチルカルバモイル)−2,2−ジメチ ル−プロピルカルバモイル]−6−(4−クロロ)フェニル−ヘキサノヒドロキ
サム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(メチルカルバモイル)−2,2−ジメチ ル−プロピルカルバモイル]オクタノヒドロキサム酸;
【0130】 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(ピリジン−2−イルメチルカルバモイル
)−2,2−ジメチル−プロピルカルバモイル]−5−メチル−ヘキサノヒドロ キサム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(ピリジン−3−イルメチルカルバモイル
)−2,2−ジメチル−プロピルカルバモイル]−5−メチル−ヘキサノヒドロ キサム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(ピリジン−4−イルメチルカルバモイル
)−2,2−ジメチル−プロピルカルバモイル]−5−メチル−ヘキサノヒドロ キサム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(メチルカルバモイル)−2,2−ジメチ ル−プロピルカルバモイル]−4−メトキシ−ブタノヒドロキサム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(メチルカルバモイル)−2,2−ジメチ ル−プロピルカルバモイル]−4−ベンジルオキシ−ブタノヒドロキサム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(メチルカルバモイル)−2,2−ジメチ ル−プロピルカルバモイル]−4−ベンジルチオ−ブタノヒドロキサム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(メチルカルバモイル)−2,2−ジメチ ル−ブテン−3−イルカルバモイル]−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(tert−ブチルカルバモイル)−2, 2−ジメチル−プロピル−カルバモイル]−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム
酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(N,N−ジメチル−カルバモイル)−2,
2−ジメチル−プロピル−カルバモイル]−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム
酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プ ロピルカルバモイル)−2,2−ジメチル−プロピルカルバモイル]−5−メチ ル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(メチルカルバモイル)−2,2−ジメチ ル−プロピルカルバモイル]−6−フェニル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−ヒドロキシ−3R−[1S−(メチルカルバモイル)−2,2−ジメチ ル−ブチルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸;
【0131】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(2−ヒドロキシエチル)−アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニニル−プロリン; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニニル−D−プロリノール; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニニル−L−プロリノール; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(5−N−メチル−ペンチルカルボキサミド)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(2−エチルチオエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(2−メトキシエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(2−N−アセチルエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(3−(2−ピロリドン)プロピル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(3−(2−ピロリドン)プロピル)アミドナトリウム塩; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(2−アセトキシエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−L−フェニルアラニン−N−(3−(2−ピロリドン)プロピル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−L−フェニルアラニン−N−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)アミ
ド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−L−フェニルアラニン−N−(2−ヒドロキシエチル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−L−フェニルアラニニル−D−プロリノール; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−L−フェニルアラニン−N−(3−(2−ピロリドン)プロピル)アミド
ナトリウム塩;
【0132】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−L−フェニルアラニン−N−(3−(2−ピロリドン)プロピル)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−L−フェニルアラニン−N−(3−(2−ピロリドン)プロピル)アミド
またはその塩; N2−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−3S−(4−ヒドロキシフェニルチ オメチル)−2R−イソブチルスクシニル]−N6−tert−ブチルオキシカルボ ニル−L−リジン−N1−メチルアミド; N2−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−3S−(4−ヒドロキシフェニルチ オメチル)−2R−イソブチルスクシニル]−N6−tert−ブチルオキシカルボ ニル−N6−(4−ヒドロキシフェニルチオメチル)−L−リジン−N1−メチル
アミド; N2−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−3S−(2−チエニルチオメチル) −2R−イソブチルスクシニル]−N6−tert−ブチルオキシカルボニル−L− リジン−N1−メチルアミド; N2−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−3S−(4−ヒドロキシフェニルチ オメチル)−2R−イソブチルスクシニル]−O−tert−ブチル−L−トレオニ
ン−N1−メチルアミド; N2−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−3S−(4−ヒドロキシフェニルチ オメチル)−2R−イソブチルスクシニル]−L−グルタミン−N1,N5−ジメ チルアミド; N2−[4−(N−ヒドロキシアミノ)−3S−(4−ヒドロキシフェニルス ルホニルメチル)−2R−イソブチルスクシニル]−N6−アセチル−L−リジ ン−N1−メチルアミド; 3R−(3−メトキシカルボニル−1S−メチルカルバモイル−プロピルカル
バモイル)−5−メチル−2S−2−プロペニル−ヘキサノヒドロキサム酸;
【0133】 3R−(1S−メチルカルバモイル−2−チエン−2−イル−エチルカルバモ
イル)−5−メチル−2S−2−プロペニル−ヘキサノヒドロキサム酸; 3R−(3−メチル−1S−メチルカルバモイル−ブチルカルバモイル)−5
−メチル−2S−2−プロペニル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−[1S−メチルカルバモイル−2−オキサジアゾール−5−イル−エチ
ルカルバモイル)−5−メチル−2S−2−プロペニル−ヘキサノヒドロキサム
酸; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−(4
−オキシメチルカルボン酸)フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−(4
−オキシメチルカルボキシ−N−メチルアミド)フェニルアラニン−N−メチル
アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−(4
−オキシメチルカルボキシ−β−アラニン)フェニルアラニン−N−メチルアミ
ド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−(4
−オキシメチルカルボキシグリシン)フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−(4
−オキシメチルカルボキシ−N−ベンジルアミド)フェニルアラニン−N−メチ
ルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−(4
−シアノ)フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−(4
−アセトアミド)フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−(4
−オキシメチルカルボキサミド)フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(2−チエニル
チオメチルスクシニル]−L−(4−N−アセチルアミノ)フェニルアラニン−
N−メチルアミド;
【0134】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(2−チエニル
チオメチルスクシニル]−L−(4−N−メチルスクシニルアミド)フェニルア
ラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(4−アミノフ
ェニルチオメチル)スクシニル]−L−(4−N−メチルスクシニルアミド)フ
ェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(4−アミノフ
ェニルチオメチルスクシニル]−L−(4−N−(4−(4−オキソブタン酸)
アミノフェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(4−ヒドロキ
シフェニルチオメチル)スクシニル]−L−(4−N−メチルスクシニルアミド
)フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(4−ヒドロキ
シフェニルチオメチル)スクシニル]−L−(4−N−(4−(4−オキソブタ
ン酸)アミノフェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(2−チエニル
チオメチル)−スクシニル]−L−(4−オキシメチルカルボキシメチル)フェ
ニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(2−チエニル
チオメチル)−スクシニル]−L−(4−N−(オキシメチルカルボン酸)フェ
ニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(2−チエニル
チオメチル)−スクシニル]−L−4−オキシメチルカルボキシグリシルメチル
エステル)−フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(2−チエニル
チオメチル)−スクシニル]−L−4−オキシメチルカルボキシグリシン)フェ
ニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(メチル−スク
シニル]−L−4−オキシメチルカルボキシグリシルメチルエステル)−フェニ
ルアラニン−N−メチルアミド;
【0135】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチル)−スク
シニル]−L−4−オキシメチルカルボキシグリシン)−フェニルアラニン−N
−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−4−
オキシメチルニトリル)−フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−3−
(1−(2−メチルオキシカルボニル)−エチル)−4−メトキシフェニルアラ
ニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−3−
(ヒドロキシメチル)−4−メトキシフェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−3−
メチル−4−メトキシフェニルアラニン−N−メチルアミド; 2−[ベンジル−(オクタン−1−スルホニル)−アミノ]−N−ヒドロキシ
−アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[(2−メトキシ−ベンジル)−(オクタン−1−スル
ホニル)−アミノ]−アセトアミド; 2−[(2−エトキシ−ベンジル)−(オクタン−1−スルホニル)−アミノ
]−N−ヒドロキシ−アセトアミド; N−ヒドロキシ−2−[(ナフタレン−2−イル−メチル)−(オクタン−1
−スルホニル)−アミノ]−アセトアミド; 2−[(4−クロロ−ベンジル)−(オクタン−1−スルホニル)−アミノ]
−N−ヒドロキシ−アセトアミド; N2−[3S−ヒドロキシ−4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチ ルスクシニル]−L−ロイシン−N1−メチルアミド; N2−[3S−ヒドロキシ−4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチ ルスクシニル)]−5−メチル−L−グルタミン酸−N1−メチルアミド; N2−[3S−ヒドロキシ−4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチ ルスクシニル)]−L−フェニルアラニン−N1−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(チエニルチオ
メチル)スクシニル]−L−フェニルアラニン−N−メチルアミド;
【0136】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−フェニルチオメ
チル)スクシニル]−L−フェニルアラニン−N−メチルアミド; 2S−(4−メトキシフェニルスルファニルメチル)−3R−(2−フェニル
−1S−メチルカルバモイル−エチルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒ
ドロキサム酸; 2S−(3−クロロフェニルスルファニルメチル)−3R−(2−フェニル−
1S−メチルカルバモイル−エチルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒド
ロキサム酸; 2S−(フェニルスルファニルメチル)−3R−(2−フェニル−1S−(ピ
リド−3−イルメチルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−(3−メチルフェニルスルファニルメチル)−3R−(2−フェニル−
1S−メチルカルバモイル−エチルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒド
ロキサム酸; 2S−(チエン−2−イルスルファニルメチル)−3R−(2−(4−カルボ
キシメトキシフェニル)−1S−メチルカルバモイル−エチルカルバモイル)−
5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−(チエン−2−イルスルファニルメチル)−3R−(2−フェニル−1
S−(ピリド−3−イルメチルカルバモイル)−エチルカルバモイル)−5−メ
チル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−(4−ヒドロキシフェニルスルファニルメチル)−3R−(2−フェニ
ル−1S−(ピリド−3−イルメチルカルバモイル)−エチルカルバモイル)−
5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−(チエン−2−イルスルファニルメチル)−3R−(2−ナフト−2−
イル−1S−メチルカルバモイル−エチルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサ
ノヒドロキサム酸; 2S−(4−ヒドロキシフェニルスルファニルメチル)−3R−(2R−ヒド
ロキシ−1S−メチルカルバモイル−プロピルカルバモイル)−5−メチル−ヘ
キサノヒドロキサム酸; 2S−(4−ヒドロキシフェニルスルファニルメチル)−3R−(5−アセト
アミド−1S−メチルカルバモイル−ペンチルカルバモイル)−5−メチル−ヘ
キサノヒドロキサム酸;
【0137】 2S−(4−ヒドロキシフェニルスルファニルメチル)−3R−(3−[1,
1−ジメチルエトキシカルボニル]−1S−メチルカルバモイル−プロピルカル
バモイル)−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−(チエン−2−イルスルホニルメチル)−3R−(2−フェニル−1S
−メチルカルバモイル−エチルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒドロキ
サム酸; 3S−(2−[4−アセトアミド−フェニル]−1S−メチルカルバモイル−
エチルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−(4−フタルイミド−ブチル)−3R−(3−メチル−1S−エトキシ
カルボニルメチルカルバモイル−ブチルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノ
ヒドロキサム酸; 3R−(2−[4−メトキシ−フェニル]−1S−メチルカルバモイル−エチ
ルカルバモイル)−2S,5−ジメチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 3R−(2−フェニル−1S−[2−オキソ−ピロリド−1−イル]−プロピ
ルカルバモイル−エチルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸
; 3R−(2−[4−メトキシ−フェニル]−1S−メチルカルバモイル−エチ
ルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 3R−(2−フェニル−1S−[ピリド−3−イルメチルカルバモイル]−エ
チルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 3R−(2,2−ジメチル−1S−メチルカルバモイル−プロピルカルバモイ ル)−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; イソブチルマロノイル−L−アラニン−フルフリルアミドヒドロキサメート; 2−イソブチル−3−カルボニル−3’−(4−アセチルアニリン)プロピオ
ン酸; N−ベンジルオキシカルボニル−α−ホスホノグリシル−L−アラニンフルフ
リルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(フェニルチオ
メチル)スクシニル]−L−フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(4−メトキシフ
ェニルチオメチル)スクシニル]−L−フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(4−ヒドロキ
シフェニルチオメチル)スクシニル]−L−フェニルアラニン−N−メチルアミ
ド;
【0138】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(2,4−ジメ チルフェニルチオメチル)スクシニル]−L−フェニルアラニン−N−メチルア
ミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(3−ブロモフェ
ニルチオメチル)スクシニル]−L−フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(3−クロロフェ
ニルチオメチル)スクシニル]−L−フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(3−メチルフ
ェニルチオメチル)スクシニル]−L−フェニルアラニン−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−(4−(N−ア
セチル)−アミノ−フェニルチオメチル)スクシニル]−L−フェニルアラニン
−N−メチルアミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−フェニルスルフ
ィニルメチルスクシニル]−L−フェニルアラニン−N−メチルアミド; 3R−(3−メトキシカルボニル−1S−メチルカルバモイル−プロピルカル
バモイル)−5−メチル−2S−フェニルスルファニルメチル−ヘキサノヒドロ
キサム酸; 3R−(3−メトキシカルボニル−1S−メチルカルバモイル−プロピルカル
バモイル)−5−メチル−2S−(チエン−2−イルスルファニルメチル)−ヘ
キサノヒドロキサム酸; 2S−(4−メトキシ−フェニルスルファニルメチル)−3R−(3−メトキ
シカルボニル−1S−メチルカルバモイル−プロピルカルバモイル)−5−メチ
ル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−(4−アミノ−フェニルスルファニルメチル)−3R−(3−メトキシ
カルボニル−1S−メチルカルバモイル−プロピルカルバモイル)−5−メチル
−ヘキサノヒドロキサム酸;
【0139】 2S−(エチルスルファニルメチル)−3R−(3−メトキシカルボニル−1
S−メチルカルバモイル−プロピルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒド
ロキサム酸; 2S−(アセチルスルファニルメチル)−3R−(3−メトキシカルボニル−
1S−メチルカルバモイル−プロピルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒ
ドロキサム酸; 2S−(ベンジルスルファニルメチル)−3R−(3−メトキシカルボニル−
1S−メチルカルバモイル−プロピルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒ
ドロキサム酸; 2S−(tert−ブチルスルファニルメチル)−3R−(3−メトキシカルボニ
ル−1S−メチルカルバモイル−プロピルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサ
ノヒドロキサム酸; 2S−チオメチル−3R−(3−メトキシカルボニル−1S−メチルカルバモ
イル−プロピルカルバモイル)−5−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−(4−ヒドロキシ−フェニルスルファニルメチル)−3R−(2−tert
−ブトキシカルボニル−1S−メチルカルバモイル−エチルカルバモイル)−5
−メチル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−(4−ヒドロキシ−フェニルスルフィニルメチル)−3R−(3−メト
キシカルボニル−1S−メチルカルバモイル−プロピルカルバモイル)−5−メ
チル−ヘキサノヒドロキサム酸; 2S−(4−ヒドロキシ−フェニルスルホニルメチル)−3R−(3−メトキ
シカルボニル−1S−メチルカルバモイル−プロピルカルバモイル)−5−メチ
ル−ヘキサノヒドロキサム酸; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−[1−(2−アミノエチル)−ピロリジン]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−[1−(3−アミノプロピル)−2(RS)−メチルピペリ
ジン]アミド;
【0140】 [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−[2−(2−アミノエチル)−1−メチルピロール]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(3−アミノメチルピリジン)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−(2−アミノメチルピリジン)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−フェニルアラニン−N−(4−アミノメチルピリジン)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−フェニルアラニン−N−(1−(3−アミノプロピル)−イミダゾール)アミ
ド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(RS)−イソブチルスクシニル]−L
−フェニルアラニン−N−(2−アミノメチルベンズイミダゾール)アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチル−3S−メチルスクシニ
ル]−L−フェニルアラニン−N−[4−(2−アミノエチル)−モルホリノ]
アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−[4−(2−アミノエチル)−モルホリン]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R,S)−イソブチルスクシニル]− L−フェニルアラニン−N−[2−(2−アミノエチル)−ピリジン]アミド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2(R,S)−イソブチルスクシニル]− L−フェニルアラニン−N−[4−(2−アミノプロピル)−モルホリン]アミ
ド; [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェニ
ルアラニン−N−(3−アミノメチルピリジン)アミド塩酸塩;および [4−(N−ヒドロキシアミノ)−2R−イソブチルスクシニル]−L−フェ
ニルアラニン−N−[4−(2−アミノエチル)−モルホリン]アミド塩酸塩。
【0141】 好ましい態様において、マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤である三環
式酪酸誘導体は本発明に従って心不全および心室拡張症の治療または予防に使用
する。好ましい群の三環式酪酸誘導体は以下の式で定義される化合物;およびそ
れらの相当する異性体;またはそれらの医薬的に許容される塩である:
【0142】
【化15】 式中、 R1またはR2の一方は
【化16】 であり、ここで XはO、 N−OR6〔R6は水素、−(CH2)n−アリール(nは0または1〜5の整数
である)、アルキル、または−(CH2)n−シクロアルキル(nは先の定義のとお
りである)であり〕または N−N−R66a〔R6およびR6aはそれぞれ同一または異なって、各々はR 6 について先に定義したとおりである〕であり; RおよびRaはそれぞれ同一または異なって、各々 水素、 −(CH2)n−アリール(nは先の定義のとおりである)、 −(CH2)n−ヘテロアリール(nは先の定義のとおりである)、 −(CH2)p−R7−(CH2)q−アリール(R7はOまたはSであり、そしてp
またはqはそれぞれ0または1〜5の整数であり、そしてp+qの和は5の整数
に等しい)、 −(CH2)p−R7−(CH2)q−ヘテロアリール(p、qおよびR7は先の定義
のとおりである)、 アルキル、 −(CH2)n−シクロアルキル(nは先の定義のとおりである)、または −(CH2)r−NH2(rは1〜9の整数である)であり; aは0または1〜3の整数であり; R5はOH、 OR6(R6は先の定義のとおりである)、 NR66a(R6およびR6aはそれぞれ同一または異なって、R6について先 に定義したとおりである)、または NH−OR6(R6は先の定義のとおりである);
【0143】 R3およびR4はそれぞれ同一または異なって、各々 水素、 アルキル、 NO2、 ハロゲン、 OR6(R6は先の定義のとおりである)、 CN、 CO26(R6は先の定義のとおりである)、 SO36(R6は先の定義のとおりである)、 CHO、 −COR(Rは先の定義のとおりである)、 −CO−NR66a(R6およびR6aはそれぞれ同一または異なって、R6に ついて先に定義したとおりである)、または −(CH2)n−NR66a(R6およびR6aはそれぞれ同一または異なって、R 6 について先に定義したとおりである);
【0144】 W、W1、ZおよびZ1はそれぞれ同一または異なって、各々はCR3(R3は先
に定義したとおりである)、または WまたはW1の一方のみがNであり、そして/またはZまたはZ1の一方のみが
NであるならばNであり;そして
【0145】 Yは−NR(Rは先の定義のとおりである)、 −O−、 −S−(O)m−(mは0または1または2の整数である)、 −CH2−、 −CO−、 −C(=NOR6)−(R6は先の定義のとおりである)、 −CH(−OR6)−(R6は先の定義のとおりである)、 −C(=N−NR66a)−(R6およびR6aは同一または異なって、R6につ いて先に定義したとおりである)、 −CO−NR6−(R6は先の定義のとおりである)、 −NR6CO−(R6は先の定義のとおりである)、 −COO−、 −OCO−、 −CH2−O−、 −O−CH2−、 −CH2−S(O)m−(mは先の定義のとおりである)、 −S(O)m-CH2−(mは先の定義のとおりである)、 −CH2−NR6−(R6は先の定義のとおりである)、 −NR6−CH2−(R6は先の定義のとおりである)、 −CH=N−、または −N=CH−; 但し、XがOであり、かつR5がNH−OR6でない場合、RまたはRaの少な くとも一つは水素ではない。
【0146】 この群の典型的な化合物は以下のものを包含する: 4−ジベンゾフラン−2−イル−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; 2−(2−ジベンゾフラン−2−イル−2−ヒドロキシイミノ−エチル)−4
−メチル−ペンタン酸; 2−(2−ジベンゾフラン−2−イル−2−ヒドロキシイミノ−エチル)−5
−フェニル−ペンタン酸; 4−ジベンゾフラン−2−イル−4−ヒドロキシイミノ−2−フェネチル酪酸
; 5−(4−クロロ−フェニル)−2−(2−ジベンゾフラン−2−イル−2−
ヒドロキシイミノ−エチル)ペンタン酸; 2−(2−ジベンゾフラン−2−イル−2−ヒドロキシイミノ−エチル)−5
−(4−フルオロ−フェニル)ペンタン酸; 2−(2−ジベンゾフラン−2−イル−2−ヒドロキシイミノ−エチル)−5
−(4−メトキシ−フェニル)−ペンタン酸; 2−(2−ジベンゾフラン−2−イル−2−ヒドロキシイミノ−エチル)−5
−p−トリル−ペンタン酸; 3−(ジベンゾフラン−2−イル−ヒドロキシイミノ−メチル)−5−メチル
−ヘキサン酸; 3−(ジベンゾフラン−2−イル−ヒドロキシイミノ−メチル)−6−フェニ
ル−ヘキサン酸; 3−(ジベンゾフラン−2−イル−ヒドロキシイミノ−メチル)−5−フェニ
ル−ペンタン酸; 6−(4−クロロ−フェニル)−3−(ジベンゾフラン−2−イル−ヒドロキ
シイミノ−メチル)−ヘキサン酸; 3−(ジベンゾフラン−2−イル−ヒドロキシイミノ−メチル)−6−(4−
フルオロ−フェニル)−ヘキサン酸; 3−(ジベンゾフラン−2−イル−ヒドロキシイミノ−メチル)−6−(4−
メトキシフェニル)−ヘキサン酸;および 3−(ジベンゾフラン−2−イル−ヒドロキシイミノ−メチル)−6−p−ト
リル−ヘキサン酸;および対応するその異性体;またはその医薬的に許容される
塩。
【0147】 α−アミノ置換分を有する三環式酪酸は以下の式で定義される化合物;および
それらの医薬的に許容される塩、異性体、立体異性体および溶媒和物である:
【化17】 式中: XはO、NOR9、S、OH、SH、またはN−N(R7)R7aであり; R7およびR7aは独立して 水素、 C1〜C20アルキルもしくは置換C1〜C20アルキル、 (CH2)0-6−アリール (CH2)0-6−ヘテロアリール、または (CH2)0-6−シクロアルキルであり;
【0148】 R1およびR2は独立して 水素、 C1〜C20アルキルもしくは置換C1〜C20アルキル、 ハロ、 NO2、 CN、 CHO、 COR6、 COOR6、 SO36、 OR6、 CONR45、 (CH2)0-6−アリール、 (CH2)0-6−ヘテロアリール、または (CH2)0-6−シクロアルキルであり; R6は水素、 C1〜C20アルキルまたは置換C1〜C20アルキルであり; アリールはフェニルまたは置換フェニルであり;
【0149】 R3はヒドロキシ、 O−C1〜C20アルキルもしくは置換O−C1〜C20アルキル、 O−(CH2)1-3アリール、または NHOR6であり;
【0150】 R4およびR5は独立して水素、 C1〜C20アルキルもしくは置換C1〜C20アルキル、 (CH2)0-6−アリール、 (CH2)0-6−ヘテロアリールであり;またはR4およびR5の一方が水素であ
り、そして他方が COR8、 CSR8、 CONR89、 CSNR89、 COOR8、 COSR8、 COCH(NR12)−R8、 CONR1−CONR89、 CONR1−COOR8、 CONR1−COSR8、または CONR1−SO2NR89; CONR1−SO38であり;
【0151】 Yは−NR1−、 −O−、 −S(O)0、−S(O)1または−S(O)2、 −CH2−、 −CO−、 −C(=NOR8)−、 −CH(=OR8)−、 −C(=N−NR89)−、 −CO−NR8−、 −COO−、 −CH2−O−、 −O−CH2−、 −CH2S(O)0、−CH2S(O)1もしくは−CH2S(O)2、 −S(O)0−CH2−、−S(O)1−CH2−もしくは−S(O)2−CH2− −CH2−NR8−、 −NR8−CH2−、 −CH=N、または −N=CH−であり;
【0152】 R8およびR9は独立して 水素、 C1〜C20アルキルもしくは置換C1〜C20アルキル、 (CH2)0-6−アリール、 (CH2)0-6−ヘテロアリール、または (CH2)0-6−シクロアルキルであり; W、W1、ZおよびZ1は独立してCR1またはNである。
【0153】 本発明の方法に使用し得る化合物の具体的な例には以下のものが包含される: (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(2,2,2−トリ
フルオロアセチルアミノ)−酪酸; (R)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(2,2,2−トリ
フルオロアセチルアミノ)−酪酸; (S)−2−アミノ−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−酪酸; (S)−2−アセチルアミノ−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−
酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−2−[3−(2,6−ジイソプロピ ル−フェニル)−ウレイド]−4−オキソ−酪酸; (S)−2−ベンゾイルアミノ−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ
−酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−フェニルアセチル
アミノ−酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(3−フェニル−
プロピオニルアミノ)−酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(7−フェニル−
ヘプタノイルアミノ)−酪酸; (S)−2−[(ビフェニル−4−カルボニル)−アミノ]−4−ジベンゾフ
ラン−2−イル−4−オキソ−酪酸;
【0154】 (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(ドデカノイルア
ミノ)−酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(ドデカノイル−
アミノ)−酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(2,2,2−トリ
フルオロアセチルアミノ)−酪酸; (R)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(2,2,2−トリ
フルオロアセチルアミノ)−酪酸; (S)−2−アミノ−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−酪酸; (S)−2−アセチルアミノ−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−
酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−2−[3−(2,6−ジイソプロピ ル−フェニル)−ウレイド]−4−オキソ−酪酸; (S)−2−ベンゾイルアミノ−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ
−酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−フェニルアセチル
アミノ酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(3−フェニル−
プロピオニルアミノ)−酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(7−フェニル−
ヘプタノイルアミノ)−酪酸; (S)−2−[(ビフェニル−4−カルボニル)−アミノ]−4−ジベンゾフ
ラン−2−イル−4−オキソ−酪酸; (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(オクタノイルア
ミノ)−酪酸;および (S)−4−ジベンゾフラン−2−イル−4−オキソ−2−(ドデカノイルア
ミノ)−酪酸。
【0155】 三環式スルホンアミドマトリックスメタプロテイナーゼ阻害剤は次の式を有す
る化合物、およびそれらの医薬的に許容される塩、エステル、アミドおよびプロ
ドラッグを包含する:
【化18】 式中、 Mは構造
【化19】 を有する天然(L)α−アミノ酸誘導体であり、
【0156】 XはO、S、S(O)n、CH2、CO、またはNHであり; Rは天然α−アミノ酸の側鎖であり; R1はC1〜C5アルコキシ、ヒドロキシまたは−NHOR5であり; R2およびR4は独立して水素、−C1〜C5アルキル、−NO2、ハロゲン、− OR5、−CN、−CO25、−SO35、−CHO、−COR5、−CONR56、−(CH2)nNR56、−CF3、または−NHCOR5であり; 各々のR5およびR6は独立して水素またはC1〜C5アルキルであり;そしてn
は0〜2である。
【0157】 使用し得るこのクラスの具体的な化合物は次のものを包含する: (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−4−メチル−ペン
タン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−メチル−ペン
タン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−フェニル−プ
ロピオン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−プロピオン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−メチル−酪酸; (ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−酢酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−コハク酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−トリチルスル
ファニル−プロピオン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−メルカプト−
プロピオン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−メチル−ペン
タン酸ヒドロキシアミド; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−4−メチル−ペン
タン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−メチル−ペン
タン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−フェニル−プ
ロピオン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−プロピオン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−メチル−酪酸; (ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−酢酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−コハク酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−トリチルスル
ファニル−プロピオン酸; (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−メルカプト−
プロピオン酸;および (L)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−メチル−ペン
タン酸ヒドロキシアミド。
【0158】 追加の三環式スルホンアミドは次の式で定義される化合物およびそれらの医薬
的に許容される塩、エステル、アミドおよびプロドラッグである:
【化20】 式中、 Qは非天然アミノ酸であり; XはO、S、S(O)n、CH2、CO、またはNHであり; R2およびR4は独立して水素、C1〜C5アルキル、−NO2、ハロゲン、−O R5、−CN、−CO25、−SO35、−CHO、−COR5、−CONR56 、−(CH2)nNR56、−CF3、または−NHCOR5であり; 各R5およびR6は独立して水素またはC1〜C5アルキルであり;そしてnは0
〜2である。
【0159】 このような化合物の具体的な例には次のものが包含される: (S)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−4−フェニル−酪
酸; 2(S)−3−〔(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−メチル〕−5
−メチル−ヘキサン酸; (S)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−4−フェニル−酪
酸;および 2(S)−3−〔(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−メチル〕−5
−メチル−ヘキサン酸。
【0160】 スタチンと組み合わせて心不全および心室拡張症の治療、予防に有用である別
の一般的なクラスのマトリックスメタプロテイナーゼ阻害剤はビフェニル酪酸誘
導体であり、これらには次の式を有する化合物;およびそれらの相当する異性体
;またはそれらの医薬的に許容される塩が包含される:
【0161】
【化21】 式中、 RおよびR1は同一または異なって、 水素、 アルキル、 ハロゲン、 ニトロ、 シアノ、 トリフルオロメチル、 −OR6(R6は水素、アルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリ
ールまたはシクロアルキルである)、 −NR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R6について先に定義 したとおりである)、 −OCO−R6(R6は先の定義のとおりである)、 −NH−CO−R6(R6は先の定義のとおりである)、 −S−CO−R6(R6は先の定義のとおりである)、 −SR6(R6は先の定義のとおりである)、 −COR6(R6は先の定義のとおりである)、 −CH2−OR6(R6は先の定義のとおりである)、 −CH2−NR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R6について先
に定義したとおりである)、 −CO−NR66a(R6およびR6aは同一または異なってR6について先に 定義したとおりである)、 −SO26(R6は先の定義のとおりである)、 シクロアルキル、または ヘテロアリールであり、但しRおよびR1は共に水素ではない;
【0162】 R2は−OR6(R6は先の定義のとおりである)または −NR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R6について先に定義 したとおりである)であり; R3、R3a、R4およびR4aは同一または異なって、 水素、 フッ素、 アルキル、 −(CH2)n−アリール(nは1〜6の整数である)、 −(CH2)n−ヘテロアリール (nは先の定義のとおりである)、 −(CH2)n-シクロアルキル (nは先の定義のとおりである)、 −(CH2)p−X−(CH2)q−アリール(XはO、S、SO、SO2、または NHであり、そしてpおよびqはそれぞれ0または1〜6の整数であり、そして
p+qの和が6以下である)、 −(CH2)p−X−(CH2)q−ヘテロアリール(X、pおよびqは先の定義の
とおりである)、または
【0163】 −(CH2)n−R7(ここでR7は、 N−フタルイミド、 N−2,3−ナフチルイミド、 −OR6(R6は先の定義のとおりである)、 −NR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R6について定義した とおりである)、 −SR6(R6は先の定義のとおりである)、 −SO−R6(R6は先の定義のとおりである)、 −SO2−R6(R6は先の定義のとおりである)、 −O−CO−R6(R6は先の定義のとおりである)、 −N−CO−R66a(R6およびR6aは同一または異なって、R6について 定義したとおりである)、 −S−CO−R6(R6は先の定義のとおりである)、 −CO−R6(R6は先の定義のとおりである)、 −CO−OR6(R6は先の定義のとおりである)、 −CO−NR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R6について先 に定義したとおりである)である)、 そしてnは先の定義のとおりであり; R5はOHまたはSHであり;但しR3、R3a、R4およびR4aは水素であるか 、またはR3、R3a、R4またはR4aの少なくとも一つはフッ素である。
【0164】 スタチンと組み合わせて心不全および心室拡張症の治療、予防に通常使用され
るこの群の代表的な化合物には、次のものが包含される: 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; 4−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−(ジメチルヒドラゾノ)
−酪酸; 4−(4′−フルオロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミノ−酪
酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシ−酪
酸; 4−(4′−ブロモ−2′−フルオロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロ
キシイミノ−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−3−フルオロ−4−
オキソ−酪酸; 4−(2′,4′−ジクロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ ノ−酪酸; 4−(2′,4′−ジフルオロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイ ミノ−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−(3−フェニルプロピル)−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−(2−フェニルエチル)−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−(3−フタルイミドプロピル)−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−(フェニルチオメチル)−酪酸; 4−(4′−クロロ−2′−フルオロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロ
キシイミノ−酪酸; 4−ヒドロキシイミノ−4−(4′−トリフルオロメチル−ビフェニル−4−
イル)−酪酸; 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−メトキシイミノ−酪酸;
【0165】 (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2−フルオロ−2−
[2−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−エ
チル]−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−(1H−インドール−3−イル)メチル−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−メチル−酪酸; (±)−2−[2−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2−ヒドロキ
シイミノエチル]−2−フルオロ−6−フェニル−ヘキサン酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2−フルオロ−2−
[2−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−ベンゾ[F]イソインドール−2
−イル)−エチル]−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; (±)−2−[2−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2−ヒドロキ
シイミノエチル]−6−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール
−2−イル)−2−フルオロ−ヘキサン酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−[2−(フェニルエチルカルバモイル)−エチル]−酪
酸; 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−3,3−ジフルオロ−4−ヒ ドロキシイミノ−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−3,3−ジメチル− 2−フルオロ−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2,2−ジメチル− 3−フルオロ−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2,2−ジフルオロ−4−ヒ ドロキシイミノ−酪酸;および 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2,2,3,3−テトラフルオ ロ−4−ヒドロキシイミノ−酪酸。
【0166】 下記からなる群から選択される化合物: 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; 4−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−(ジメチルヒドラゾノ)
−酪酸; 4−(4′−フルオロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミノ−酪
酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシ−酪
酸; 4−(4′−ブロモ−2′−フルオロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロ
キシイミノ−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−3−フルオロ−4−
オキソ−酪酸; 4−(2′,4′−ジクロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ ノ−酪酸; 4−(2′,4′−ジフルオロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイ ミノ−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−(3−フェニルプロピル)−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−(2−フェニルエチル)−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−(3−フタルイミドプロピル)−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−(フェニルチオメチル)−酪酸; 4−(4′−クロロ−2′−フルオロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロ
キシイミノ−酪酸; 4−ヒドロキシイミノ−4−(4′−トリフルオロメチル−ビフェニル−4−
イル)−酪酸; 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−メトキシイミノ−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2−フルオロ−2−
[2−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−エ
チル]−4−ヒドロキシイミノ−酪酸;
【0167】 (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−(1H−インドール−3−イル)メチル−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−メチル−酪酸; (±)−2−[2−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2−ヒドロキ
シイミノエチル]−2−フルオロ−6−フェニル−ヘキサン酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2−フルオロ−2−
[2−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−ベンゾ[F]イソインドール−2
−イル)−エチル]−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; (±)−2−[2−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2−ヒドロキ
シイミノエチル]−6−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール
−2−イル)−2−フルオロ−ヘキサン酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−4−ヒドロキシイミ
ノ−2−フルオロ−2−[2−(フェニル−エチルカルバモイル)−エチル]−
酪酸; 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−3,3−ジフルオロ−4−ヒ ドロキシイミノ−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−3,3−ジメチル− 2−フルオロ−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; (±)−4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2,2−ジメチル− 3−フルオロ−4−ヒドロキシイミノ−酪酸; 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2,2−ジフルオロ−4−ヒ ドロキシイミノ−酪酸;および 4−(4′−クロロ−ビフェニル−4−イル)−2,2,3,3−テトラフルオ ロ−4−ヒドロキシイミノ−酪酸。
【0168】 ビフェニルスルホンアミドも本発明の方法にとって特に好ましいものである。
このような化合物には以下の式を有するものが包含される:
【化22】 式中、 R1はC1〜C6アルキル、ハロ、ニトロ、NR45、シアノ、OR4およびCO
OR4であり; R2はC1〜C6アルキル(場合によっては、フェニル、置換フェニルで置換さ れている)、NR45、OR6、カルボキシ、カルボキサミド、H2N−C(=N H)−NH−、チオ、メチルチオ、インドール、イミダゾール、フタルイミド、 フェニルおよび置換フェニルであり; R3はOH、OC1〜C6アルキルまたはNHOHであり; R4は水素、 C1〜C6アルキルまたはC1〜C6アルカノイルであり; R5は水素、またはC1〜C6アルキルであり;そして R6は水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルカノイル、フェニルまたは置換 フェニルである。 使用し得る具体的な化合物にはR1が4′−位にある上記式の化合物が包含さ れる。
【0169】 本発明の方法に有用な別の群のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤は複
素環置換フェニル酪酸誘導体、例えば次の式で定義される化合物およびそれらの
相当する異性体;またはそれらの医薬的に許容される塩である。
【0170】
【化23】 式中、 Arはフェニル、 アルキル、 NO2、 ハロゲン、 OR5(R5は水素またはアルキルである)、 CN、 CO25(R5は先の定義のとおりである)、 SO35(R5は先の定義のとおりである)、 CHO、 COR5(R5は先の定義のとおりである)、 CONHR5(R5は先の定義のとおりである)、または NHCOR5(R5は先の定義のとおりである)で置換されたフェニル、 2−ナフチル、または ヘテロアリールから選択され;
【0171】 R1は水素、 メチル、 エチル、 NO2、 ハロゲン、 OR5(R5は先の定義のとおりである)、 CN、 CO25(R5は先の定義のとおりである)、 SO35(R5は先の定義のとおりである)、 CHO、 または COR5(R5は先の定義のとおりである)から選択され;
【0172】 R2およびR3は同一または異なって、独立して 水素、 アルキル、 −(CH2)v−アリール (vは1〜5の整数である)、 −(CH2)v−ヘテロアリール (vは先の定義のとおりである)、 −(CH2)v−シクロアルキル (vは先の定義のとおりである)、 −(CH2)p−X−(CH2)q−アリール(XはOまたはSであり、そしてpお
よびqはそれぞれ0または1〜5の整数であり、そしてp+qの和が整数5以下
である)、 −(CH2)p−X−(CH2)q−ヘテロアリール(X、p、およびqは先の定義
のとおりである)、 −(CH2)tNR66a(tは0または1〜9の整数であり、そしてR6および
6aはそれぞれ同一または異なって、R5について定義したとおりである)、 −(CH2)vSR5(vおよびR5は先の定義のとおりである)、 −(CH2)vCO25(vおよびR5は先の定義のとおりである)または −(CH2)vCONR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R5につ いて先に定義したとおりであり、そしてvは先の定義のとおりである)から選択
され; R3はさらに−(CH2)r7(rは1〜5の整数であり、そしてR7は1,3−ジ
ヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イルまたは1,3−ジヒ
ドロ−1,3−ジオキソベンゾ〔f〕イソインドール−2−イルである)であり ;
【0173】 Yは、CHまたはNであり; Zは、C(OH)R10(R10はR2およびR3について先に定義したとおりであり
、そして独立して同一であるか、またはR2およびR3とは異なっている:但し、
Zが、C(OH)R10であるときは、R4はOHでなければならない)、 C=O、 C=NOR5(R5は先の定義のとおりである)、 C=N−NR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R5について先 に定義したとおりである)であり; Wは−CHR5(R5は先の定義のとおりである)であり; nは0または1の整数であり;
【0174】 R4は、OH、 NR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R5について先に定義した とおりであり、R4がNR66aであるときは、ZはC=Oでなければならない)ま たは NHOR9(R9は水素、 アルキルまたはベンジルである) である。
【0175】 特に好ましいMMP阻害剤は次の式を有している化合物およびそれらの相当す
る異性体;またはそれらの医薬的に許容される塩である。
【0176】
【化24】 式中、 Arはフェニル、 アルキル、 NO2、 ハロゲン、 OR5(R5は水素またはアルキルである)、 CN、 CO25(R5は先の定義のとおりである)、 SO35(R5は先の定義のとおりである)、 CHO、 COR5(R5は先の定義のとおりである)、 CONHR5(R5は先の定義のとおりである)、または NHCOR5(R5は先の定義のとおりである)で置換されたフェニル、 2−ナフチル、または ヘテロアリールから選択され;
【0177】 R1は水素、 メチル、 エチル、 NO2、 ハロゲン、 OR5(R5は先の定義のとおりである)、 CN、 CO25(R5は先の定義のとおりである)、 SO35(R5は先の定義のとおりである)、 CHO、 または COR5(R5は先の定義のとおりである)から選択され;
【0178】 R2およびR3は同一または異なって、独立して 水素、 アルキル、 −(CH2)v−アリール (vは1〜5の整数である)、 −(CH2)v−ヘテロアリール (vは先の定義のとおりである)、 −(CH2)v−シクロアルキル (vは先の定義のとおりである)、 −(CH2)p−X−(CH2)q−アリール (XはOまたはSであり、そして pおよびqはそれぞれ0または1〜5の整数であり、そしてp+qの和が整数5
以下である)、 −(CH2)p−X−(CH2)q−ヘテロアリール(X、p、およびqは先の定義
のとおりである)、 −(CH2)tNR66a(tは0または1〜9の整数であり、そしてR6および
6aはそれぞれ同一または異なって、R5について先に定義したとおりである)、 −(CH2)vSR5(vおよびR5は先の定義のとおりである)、 −(CH2)vCO25(vおよびR5は先の定義のとおりである)または −(CH2)vCONR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R5につ いて先に定義したとおりであり、そしてvは先の定義のとおりである)から選択
され; R3はさらに−(CH2)r7(rは1〜5の整数であり、そしてR7は1,3−ジ
ヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イルまたは1,3−ジヒ
ドロ−1,3−ジオキソベンゾ〔f〕イソインドール−2−イルである)であり;
【0179】 Yは、CHまたはNであり; Zは、C(OH)R10(R10はR2およびR3について先に定義したとおりであり
、そして独立して同一であるか、またはR2およびR3とは異なっている:但し、
Zが、C(OH)R10であるときは、R4はOHでなければならない)、 C=O、 C=NOR5(R5は先の定義のとおりである)、または C=N−NR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R5について先 に定義したとおりである)であり; Wは−CHR5(R5は先の定義のとおりである)であり; nは0または1の整数であり; R4はOH、 NR66a(R6およびR6aは同一または異なって、R5について先に定義し たとおりであり、R4がNR66aであるときは、ZはC=Oでなければならない
)、または NHOR9(R9は水素、 アルキルまたはベンジルである) である。
【0180】 使用し得る好ましい化合物には次のものが包含される: 4−オキソ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−フェニル
〕−酪酸; 4−オキソ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−フェニル
〕−酪酸,カリウム塩; N−ヒドロキシ−4−オキソ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−1−
イル)−フェニル〕−ブチルアミド; E/Z−4−ヒドロキシイミノ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−1−
イル)−フェニル〕−酪酸; E/Z−4−ベンジルオキシイミノ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−
1−イル)−フェニル〕−酪酸; 4−オキソ−4−〔4−(4−フェニル−ピペラジン−1−イル)−フェニル
〕−酪酸; (±)−3−メチル−5−オキソ−5−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−
1−イル)−フェニル〕−ペンタン酸; 4−オキソ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−フェニル
〕−酪酸; 4−オキソ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−フェニル
〕−酪酸,カリウム塩; N−ヒドロキシ−4−オキソ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−1−
イル)−フェニル〕−ブチルアミド; E/Z−4−ヒドロキシイミノ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−1−
イル)−フェニル〕−酪酸; E/Z−4−ベンジルオキシイミノ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−
1−イル)−フェニル〕−酪酸; 4−オキソ−4−〔4−(4−フェニル−ピペラジン−1−イル)−フェニル
〕−酪酸;および (±)3−メチル−5−オキソ−5−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−1
−イル)−フェニル〕−ペンタン酸。 4−オキソ−4−〔4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−フェニル 〕酪酸である化合物。
【0181】 スルホンアミド誘導体である類似の化合物は次の式を有する:
【化25】 式中、 Arはフェニル; アルキル、−NO2−、ハロゲン、−OR5、−CN、−CO25、−SO35、−CHO、−COR5、−CONHR5、−NHR5、または−NHCOR5 で置換されたフェニル; ヘテロアリール; または 2−ナフチルから選択され; R1は水素、 メチル、−NO2、Cl、−NH2、−NHCO2CH3、−OHま たは−CO2Hであり;
【0182】 R2およびR3は同一または異なって、独立して水素、アルキル、−(CH2)v
アリール、−(CH2)v−ヘテロアリール、−(CH2)v−シクロアルキル、−(C H2)p−X−(CH2)q−アリール、−(CH2)p−X−(CH2)q−ヘテロアリール 、−(CH2)tNR66a、−(CH2)v7、−(CH2)vCO25、−(CH2)vCO
NR66a、または−(CH2)vSR5から選択され; mは0または1であり; YはCHまたはNであり;但しm=1のときYは=Nではない; zは0または1であり; Wは−CHR8であり; nは0または1であり;
【0183】 R4は−OH、−NR66aまたは−NHOR9であり; R5は水素またはアルキルであり; vは1〜5であり; XはOまたはSであり; pおよびqは独立して1〜5であり;但しp+qは5以下であり; tは1〜9であり; R6およびR6aはそれぞれ同一または異なって、水素またはアルキルであり; R7は1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル または1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−ベンゾ〔f〕イソインドール−2−
イルであり; R8は水素またはアルキルであり;そして R9は水素、アルキルまたはベンジルである。
【0184】 本発明の方法に使用し得る具体的なスルホンアミド誘導体には次のものが包含
される: [4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ
]−酢酸; N−ヒドロキシ−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−ベン
ゼンスルホニルアミノ]−アセトアミド; 3−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルア
ミノ]−プロピオン酸; (R)−4−メチル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−
ベンゼンスルホニルアミノ]−ペンタン酸; (S)−4−メチル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−
ベンゼンスルホニルアミノ]−ペンタン酸; (S)−3−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (R)−3−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (S)−3−(1H−インドール−3−イル)−2−[4−(4−フェニル−
ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (±)−5−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−ペンタン酸; [4−(4−フェニル−ピペラジン−1−イル)−ベンゼン−スルホニルアミ
ノ]−酢酸; {イソブチル−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−ベンゼンス
ルホニル]アミノ}−酢酸;
【0185】 (S)−4−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼン−スルホニルアミノ]−酪酸; (R)−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−ベンゼン−ス
ルホニルアミノ]−3−トリチルスルファニル−プロピオン酸、ナトリウム塩; (R)−3−(1H−インドール−3−イル)−2−[4−(4−フェニル−
ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸、ジナト
リウム塩、一水和物; (S)−2−{4−[4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−ピペラジン−1−
イル]−ベンゼンスルホニルアミノ}−3−フェニル−プロピオン酸; (S)−2−{4−[4−(4−クロロ−フェニル)−ピペラジン−1−イル
]−ベンゼンスルホニルアミノ}−3−フェニル−プロピオン酸、塩酸塩; (R)−3−メルカプト−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル
)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸、トリフルオロ酢酸塩; (S)−2−[4−(4−ベンジル−ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスル
ホニルアミノ]−3−フェニル−プロピオン酸; (S)−3−(4−ベンジルオキシ−フェニル)−2−[4−(4−フェニル
−ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (S)−3−(4−ヒドロキシ−フェニル)−2−[4−(4−フェニル−ピ
ペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (S)−3−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペラジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (S)−2−{4−[4−(3−メトキシ−フェニル)−ピペラジン−1−イ
ル]−ベンゼンスルホニルアミノ}−3−フェニル−プロピオン酸; (S)−2−{4−[4−(3−ヒドロキシ−フェニル)−ピペラジン−1−
イル]−ベンゼンスルホニルアミノ}−3−フェニル−プロピオン酸臭化水素酸
塩; (S)−2−{4−[4−(4−メトキシ−フェニル)−ピペラジン−1−イ
ル]−ベンゼンスルホニルアミノ}−3−フェニル−プロピオン酸;
【0186】 (R)−4−メチル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−
ベンゼンスルホニルアミノ]−ペンタン酸; (S)−4−メチル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−
ベンゼンスルホニルアミノ]−ペンタン酸; (S)−3−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (R)−3−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (S)−3−(1H−インドール−3−イル)−2−[4−(4−フェニル−
ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; [4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ
]−酢酸; N−ヒドロキシ−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−ベン
ゼンスルホニルアミノ]−アセトアミド; 3−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルア
ミノ]−プロピオン酸; (R)−4−メチル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−
ベンゼンスルホニルアミノ]−ペンタン酸; (S)−4−メチル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−
ベンゼンスルホニルアミノ]−ペンタン酸; (S)−3−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (R)−3−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (S)−3−(1H−インドール−3−イル)−2−[4−(4−フェニル−
ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (±)−5−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−ペンタン酸;
【0187】 [4−(4−フェニル−ピペラジン−1−イル)−ベンゼン−スルホニルアミ
ノ]−酢酸; {イソブチル−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−ベンゼンス
ルホニル]アミノ}−酢酸; (S)−4−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼン−スルホニルアミノ]−酪酸; (R)−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−ベンゼン−ス
ルホニルアミノ]−3−トリチルスルファニル−プロピオン酸、ナトリウム塩; (R)−3−(1H−インドール−3−イル)−2−[4−(4−フェニル−
ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸、ジナト
リウム塩、一水和物; (S)−2−{4−[4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−ピペラジン−1−
イル]−ベンゼンスルホニルアミノ}−3−フェニル−プロピオン酸; (S)−2−{4−[4−(4−クロロ−フェニル)−ピペラジン−1−イル
]−ベンゼンスルホニルアミノ}−3−フェニル−プロピオン酸、塩酸塩; (R)−3−メルカプト−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル
)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸、トリフルオロ酢酸塩; (S)−2−[4−(4−ベンジル−ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスル
ホニルアミノ]−3−フェニル−プロピオン酸; (S)−3−(4−ベンジルオキシ−フェニル)−2−[4−(4−フェニル
−ピペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (S)−3−(4−ヒドロキシ−フェニル)−2−[4−(4−フェニル−ピ
ペリジン−1−イル)−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (S)−3−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペラジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (S)−2−{4−[4−(3−メトキシ−フェニル)−ピペラジン−1−イ
ル]−ベンゼンスルホニルアミノ}−3−フェニル−プロピオン酸; (S)−2−{4−[4−(3−ヒドロキシ−フェニル)−ピペラジン−1−
イル]−ベンゼンスルホニルアミノ}−3−フェニル−プロピオン酸臭化水素酸
塩; (S)−2−{4−[4−(4−メトキシ−フェニル)−ピペラジン−1−イ
ル]−ベンゼンスルホニルアミノ}−3−フェニル−プロピオン酸; (R)−4−メチル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−
ベンゼンスルホニルアミノ]−ペンタン酸; (S)−4−メチル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−
ベンゼンスルホニルアミノ]−ペンタン酸; (S)−3−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸; (R)−3−フェニル−2−[4−(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)
−ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸;および (S)−3−(1H−インドール−3−イル)−2−[4−(4−フェニル−
ピペリジン−1−イル)ベンゼンスルホニルアミノ]−プロピオン酸。
【0188】 使用し得る追加の特定の化合物には下記が含まれる: 2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−(4−フルオロ−フェ
ニル)−プロピオン酸; 2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−フェニル−プロピオン
酸; 3−(4−tert−ブトキシ−フェニル)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホ
ニルアミノ)−プロピオン酸; (ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−フェニル−酢酸; 3−tert−ブトキシ−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−プロ
ピオン酸; 2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−(1H−イミダゾール
−4−イル)−プロピオン酸; 2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−ヒドロキシ−プロピオ
ン酸;
【0189】 3−ベンジルオキシ−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−プロ
ピオン酸; 6−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニ
ルアミノ)−ヘキサン酸; 5−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニ
ルアミノ)−ペンタン酸; (ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−(4−メトキシ−フェニル)−
酢酸; 3−クロロ−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−プロピオン酸; 3−(4−ベンジルオキシ−フェニル)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホ
ニルアミノ)−プロピオン酸; 2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−5−p−トリル−スルファ
ニルアミノ−ペンタン酸; 2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−4−メルカプト−酪酸; 3−(4−ブロモ−フェニル)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニル−ア
ミノ)−プロピオン酸; 2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−酪酸; 1−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−シクロプロパン−カルボン
酸; 3−(4−クロロ−フェニル)−2−(ジベンゾフラン−2−スルホニル−ア
ミノ)−プロピオン酸; 2−(ジベンゾフラン−2−スルホニルアミノ)−3−(1H−インドール−
3−イル)−プロピオン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(4−フル
オロ−ベンゼンスルホニルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(4−メト
キシ−ベンゼンスルホニルアミノ)−ヘキサン酸;
【0190】 6−(4−ブロモ−ベンゼンスルホニルアミノ)−2−(4′−ブロモ−ビフ
ェニル−4−スルホニルアミノ)−ヘキサン酸; 6−(2−アセチルアミノ−チアゾール−5−スルホニルアミノ)−2−(4
′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−ヘキサン酸; 6−(4−アセチルアミノ−ベンゼンスルホニルアミノ)−2−(4′−ブロ
モ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−ヘキサン酸; 6−ベンゼンスルホニルアミノ)−2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−ス
ルホニルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(ペンタン
−1−スルホニルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(ナフタレ
ン−2−スルホニルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(ナフタレ
ン−1−スルホニルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−フェ
ニルエテンスルホニルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−フェニル−
アセチルアミノ−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(4
−クロロ−フェノキシ)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(4−
クロロ−フェノキシ)−2−メチル−1−プロピオニルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(ピ
リジン−4−イルスルファニル)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(2
,4−ジクロロ−フェノキシ)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−チオ
フェン−2−イル−アセチルアミノ)−ヘキサン酸;
【0191】 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(3−フェ
ニル−アクリロイルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(7−フェ
ニルヘプタノイルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(2
−トリフルオロメチル−フェニル)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−フェ
ノキシ−ブチリルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−フェ
ニルスルファニル−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−フェ
ノキシ−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(3
,4−ジメトキシ−フェニル)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(4
−tert−ブチル−フェノキシ)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[3−(3
,4−ジメトキシ−フェニル)−プロピオニルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−シク
ロペンタ−1−エニル−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(4
−メトキシ−フェノキシ)−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(ナ
フタレン−1−イルオキシ)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(4
−ニトロ−フェノキシ)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[4−(4
−クロロ−3−メチル−フェノキシ)−ブチルアミノ]−ヘキサン酸;
【0192】 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[3−(4
−メトキシ−フェニル)−プロピオニルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−ピリ
ジン−3−イル−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 6−(2−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−アセチルアミノ)−2 −(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−ピリ
ジン−2−イル−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(4
−tert−ブチル−フェノキシ)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[3−(3
,4−ジメトキシ−フェニル)プロピオニルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−シク
ロペンタ−1−エニル−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(4
−メトキシ−フェノキシ)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(ナ
フタレン−1−イルオキシ)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(4
−ニトロ−フェノキシ)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[4−(4
−クロロ−3−メチル−フェノキシ)−ブチリルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[3−(4
−メトキシ−フェニル)−プロピオニルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−ピリ
ジン−3−イル−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 6−(2−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−アセチルアミノ)−2 −(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−ヘキサン酸;
【0193】 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−ピリ
ジン−2−イル−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[4−(4
−ニトロ−フェニル)−ブチリルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(4
−tert−ブチル−フェノキシ)−アセチルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[3−(3
,4−ジメトキシ−フェニル)−プロピオニルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−シク
ロペンタ−1−エニル−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[2−(4
−メトキシ−フェノキシ)−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(4−フェ
ニル−ブチリルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[4−(4
−クロロ−3−メチル−フェノキシ)−ブチリルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[3−(4
−クロロ−フェニル)−プロピオニルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[3−(4
−メトキシ−フェニル)−プロピオニルアミノ]−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−ピリ
ジン−3−イル−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 6−(2−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−アセチルアミノ)−2 −(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2−ナフ
タレン−1−イル−アセチルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−[3−(4
−クロロ−フェノキシ)−プロピオニルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(6−フェ
ニル−ヘキサノイルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(4−チオ
フェン−2−イル−ブチリルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(2,4,6
−トリイソプロピル−ベンゾイルアミノ)−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−イソブトキ
シカルボニルアミノ−ヘキサン酸; 2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−6−(9H−フ
ルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−ヘキサン酸; 6−(アダマンタン−1−イルオキシカルボニルアミノ)−2−(4′−ブロ
モ−ビフェニル−4−スルホニルアミノ)−ヘキサン酸;および 6−アリルオキシカルボニルアミノ−2−(4′−ブロモ−ビフェニル−4−
スルホニルアミノ)−ヘキサン酸。
【0194】 多数のスクシンアミドMMP阻害剤が知られており、本発明の方法で使用し得
る。典型的なスクシンアミドには下記が含まれる: 2S,N1−ジヒドロキシ−3R−イソブチル−N4−{1S−[2−(2−メ トキシ−エトキシメトキシ)エチルカルバモイル]−2,2−ジメチル−プロピ ル}−スクシンアミド; 2S−アリル−N1−ヒドロキシ−3R−イソブチル−N4−{1S−[2−(
2−メトキシ−エトキシメトキシ)エチルカルバモイル]−2−フェニル−エチ
ル]−スクシンアミド; 2S−アリル−N1−ヒドロキシ−3R−イソブチル−N4−{1S−[2−(
2−メトキシ−エトキシメトキシ)エチルカルバモイル]−2,2−ジメチル− プロピル}−スクシンアミド; 2S−アリル−N1−ヒドロキシ−3R−イソブチル−N4−(1S−{2−[
2−(2−メトキシ−エトキシ)−エトキシ]−エチルカルバモイル]−2,2 −ジメチル−プロピル}−スクシンアミド;
【0195】 2S−アリル−N4−{1S−[2,2−ジ−(メトキシメチル)−プロピルカ
ルバモイル}−2,2−ジメチル−プロピル]−N1−ヒドロキシ−3R−イソブ
チル−スクシンアミド; 2S−アリル−N4−{1S−[2,2−ジ−(メトキシメチル)−ブチルカル
バモイル}−2,2−ジメチル−プロピル]−N1−ヒドロキシ−3R−イソブチ
ル−スクシンアミド; N4−ヒドロキシ−2R−イソブチル−N1−{1S−[2−(2−メトキシ−
エトキシ)−エチルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル}−3S−(チ オフェン−2−イル−スルファニルメチル)−スクシンアミド; N4−ヒドロキシ−2R−イソブチル−N1−(1S−{2−[2−(2−メト
キシ−エトキシ)−エトキシ]−エチルカルバモイル}−2,2−ジメチル−プ ロピル)−3S−(チオフェン−2−イル−スルファニルメチル)−スクシンア
ミド; N1−{1S−[2,2−ジ−(メトキシメチル)−プロピルカルバモイル]−
2,2−ジメチル−プロピル}−N4−ヒドロキシ−3R−イソブチル−3S−(
チオフェン−2−イル−スルファニルメチル)−スクシンアミド; N4−ヒドロキシ−2R−イソブチル−N1−{1S−[2−(2−メトキシ−
エトキシ)−エチルカルバモイル]−2,2−ジメチル−プロピル}−3S−プ ロピル−スクシンアミド; N4−(1S−シクロブチルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル)−2
S,N1−ジヒドロキシ−3R−イソブチル−スクシンアミド; N4−(1S−シクロプロピルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル)−
2S,N1−ジヒドロキシ−3R−イソブチル−スクシンアミド; N4−(1S−シクロペンチルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル)−
2S,N1−ジヒドロキシ−3R−イソブチル−スクシンアミド; N4−(1S−シクロヘキシルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル)−
2S,N1−ジヒドロキシ−3R−イソブチル−スクシンアミド; N4−(1S−シクロヘプチルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル)−
2S,N1−ジヒドロキシ−3R−イソブチル−スクシンアミド;
【0196】 N4−(1S−シクロプロピルカルバモイル−2−メルカプト−2−メチル− プロピル)−2S,N1−ジヒドロキシ−3R−イソブチル−スクシンアミド; N4−(1S−シクロプロピルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル)−
2S,N1−ジヒドロキシ−3R−(3−フェニル−プロペニル)−スクシンアミ
ド; N4−(1S−シクロプロピルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル)−
2S,N1−ジヒドロキシ−3R−(3−フェニル−プロピル)−スクシンアミド; N4−[2,2−ジメチル−1S−(2−フェニル−シクロプロピルカルバモイ
ル)−プロピル]−2S,N1−ジヒドロキシ−3R−イソブチル−スクシンアミ
ド; 2S−アリル−N4−(1−シクロプロピルカルバモイル−2,2−ジメチル−
プロピル)−N1−ヒドロキシ−3R−イソブチル−スクシンアミド; 2S−アリル−N4−(1S−シクロプロピルカルバモイル−2−メルカプト −2−メチル−プロピル)−N1−ヒドロキシ−3R−イソブチル−スクシンア ミド; N4−(1S−シクロプロピルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル)−
1−ヒドロキシ−3R−イソブチル−2S−(チオフェン−2−イルスルファ ニルメチル)−スクシンアミド; N4−(1S−シクロプロピルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル)−
1−ヒドロキシ−2S−(4−ヒドロキシ−フェニルスルファニルメチル)− 3R−イソブチル−スクシンアミド;および N4−(1S−シクロプロピルカルバモイル−2,2−ジメチル−プロピル)−
2S−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イルメチル
)−N1−ヒドロキシ−3R−イソブチル−スクシンアミド。
【0197】 本発明の方法でスタチンと組み合わせて使用する別の特に好ましいMMP阻害
剤のグルーブはWO 97/27174に記載のスルホン化アミノ酸誘導体であ り、参照により本文に組み入れる。これらの化合物は次の一般式を有している。
【化26】 〔式中、R11は置換もしくは非置換低級アルキル、置換もしくは非置換アリール
、置換もしくは非置換アラルキル、置換もしくは非置換ヘテロアリール、または
置換もしくは非置換ヘテロアリールアルキルであり;
【0198】 R12は水素またはR11について定義した基であり; R13は単結合、置換もしくは非置換アリーレンまたは置換もしくは非置換ヘテ
ロアリーレンであり; R14は単結合、−(CH2)1もしくは−(CH2)2−、−CH=CH−、−C≡C
−、−CO−、−CONH−、−N=N−、NH、N−アルキル、−NHCON
H−、−NHCO−、−O−、−S−、−SO2NH−、−SO2NH−N=CH
−、またはテトラゾールジイルであり; R15は置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、ま
たは置換もしくは非置換非芳香族複素環式基であり;そして YはNHOHまたはOHである〕。
【0199】 本発明の方法で使用される特に好ましい化合物はR13がフェニレンまたは置換
フェニレンである上記の式を有している。使用し得るこのような化合物の代表的
なものは次の式を有している。
【化27】 〔式中、R11およびR12は先の定義のとおりであり、そしてR17は置換もしくは
非置換アリールまたは置換もしくは非置換ヘテロアリールである〕。
【0200】 次の式の化合物が特に好ましい:
【化28】 式中、R11およびR18は以下のとおりである:
【0201】
【表1】
【0202】
【表2】
【0203】 現在臨床開発中のMMP阻害剤、例えばバチマスタット(batimastat)(2)が
特に好ましい。 臨床開発中のMMP化合物には、悪性胸水の治療のためのバチマスタット(2 )および膵臓ガン治療のためのマリマスタット(marimastat)(1)が包含され る。ガラルジン(galardin)(3)は角膜潰瘍の治療用であり、また特定のMM
P−1阻害剤はRO 31−9790(4)である。
【0204】
【化29】
【0205】 本発明の実施化に必要とされることのすべては、スタチンの有効量と組み合わ
せたマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤の有効量を血管系疾患(心不全ま
たは心室拡張症を包含する)に罹っているか、またはこのような血管系疾患のい
ずれかを発現する危険のある哺乳動物に投与することにある。マトリックスメタ
ロプロテイナーゼ酵素の作用を阻害し得る化合物は通常のインビトロおよびイン
ビボ検定法を用いて確認することができる。上述の群の中から数種の化合物をこ
のような標準的な検定法で評価し、強力なマトリックスメタロプロテイナーゼ阻
害剤であることを確定した。これらの検定法では、供試化合物がマトリックスメ
タロプロテイナーゼ酵素によって生じるチオペプトリド基質の加水分解を低減さ
せる量を測定する。このような検定法は、Biochemistry、31巻、45号、1992年(1
1231-11235)にYeらによって詳述されていて、これを参照により本文に組み入れ
る。
【0206】 チオペプトリド基質は事実上マトリックスメタロプロテイナーゼ酵素の不存在
下では分解または加水分解を示さない。検定法に通常使用される典型的なチオペ
プトリド基質はAc−Pro−Leu−Gly−チオエステル−Leu−Leu
−Gly−OEtである。100μLの検定混合物は2−モルホリノエタンスル
ホン酸一水和物(MES、pH6.0)50mM、CaCl2 10mM、チオペプトリ ド基質100μMおよび5,5′−ジチオ−ビス(2−ニトロ−安息香酸)(DT
NB)1mMを含有している。チオペプトリド基質濃度を10〜800μMに変化 させてKmおよびKcat値を得る。405nmでの吸光度の変化を室温(22℃)でTh
ermo Maxマイクロプレートリーダー(Molecular Devices、Menlo Park、CA)でモ
ニターする。チオペプトリド基質の加水分解量の計算はDTNB−誘導生成物3
−カルボキシ−4−ニトロチオフェノキシドについてのE412=13600m-1・cm-1
基にしている。検定法は、マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤化合物と一
緒に、そしてまた伴わずに実施し、次に加水分解量を供試化合物の阻害活性を定
めるために比較する。
【0207】 数種の代表的な化合物について、種々のマトリックスメタロプロテイナーゼ酵
素を阻害する能力を評価した。以下の表Iには種々の群からの化合物についての
阻害活性を示す。表中、MMP−1は間質コラゲナーゼを示し、MMP−2はゼ
ラチナーゼAを示し、MMP−3はストロメリシンを示し、MMP−7はマトリ
リシンを示し、そしてMMP−9はゼラチナーゼBを示す。供試化合物はそれぞ
れのIC50値、すなわちそれぞれの酵素の加水分解活性の50%阻害を生じるの
に必要な化合物のマイクロモル濃度を定めるために様々な濃度で評価した。
【0208】
【表3】
【0209】
【表4】
【0210】
【表5】
【0211】 本発明の医薬組み合わせ物および方法はいずれも、アテローム性動脈硬化症、
狭心症および哺乳動物、特にヒトでの高血圧症および高脂血症両者の存在を特徴
とする病態の予防、治療に当たり、薬剤として治療上の用途に適合している。さ
らには、これらの疾病および病態は心臓病および有害な心臓症状の発現と密接な
関係を有しているので、これらの組み合わせ物および方法は、抗アテローム性動
脈硬化症剤、抗狭心症剤、抗高血圧症剤、および抗高脂血症剤としてのそれらの
作用により、有害な心臓症状を発現する危険のある患者および例えばCHFおよ
び心室拡張症のような有害な心臓症状および心不全に罹る危険のある患者での心
臓リスク管理に有用である。
【0212】 哺乳動物(例えばヒト)での血管系障害例えばアテローム性動脈硬化症および
CHFの治療の薬剤としての本発明の組成物の有用性は、例えば以下に記載の慣
用のアッセイおよび臨床プロトコールでの本発明の化合物の活性により証明され
る。以下の実施例は例示のみを目的とし、本発明を限定することを全く企図して
いない。
【0213】 実施例1 以下の動物検定法により、スタチンを伴うMMP阻害剤の血管系疾患の治療能
力を確立した。 New Zealand White雄ウサギ4群に供試化合物投与前1週間および試験期間を 通じて2%コレステロール、3%落花生油、3%ヤシ油飼料を組み合わせた飼料
(Palston Purina)を与えた。水は自由に摂取させた。10匹の一群を未処置比
較対照として用いた。PD 166793(CI-1026)の10mg/kgを8週間10匹一群に
毎日投与した。アトロバスタチンカルシウム5mg/kgを8週間10匹一群に毎日
投与した。両方の薬剤の組み合わせを同一用量で8週間10匹一群に毎日投与し
た。剖検で、血漿コレステロール測定のために採血し、形態学的、体型測定およ
び生化学的分析のために大動脈弓を摘出した。大動脈弓内のアテローム性動脈硬
化症の総表面範囲、病巣横断面積および単球マクロファージ含量を抗アテローム
性動脈硬化症活性の指標として測定した。
【0214】 生化学的方法:血漿総コレステロールおよびトリグリセリドレベルを、Boehri
nger-Mannheim総コレステロール試薬(Indianapolis, IN)およびAbbottトリグ リセリド試薬(Chicago, IL)を用いて、Abbott VP Series II Bichromatic Ana
lyzer (Chicago, IL)で試験全体を通して酵素的に測定した。脂質測定は食後2
4時間に採集した血漿試料について試験全体を通して毎月または隔週に行った。
大動脈弓について、そのコレステロールエステル(CE)、遊離コレステロール
および総リン脂質含量を検定した。脂質をクロロホルム:メタノール(2:1v
/v)に抽出し、そして内部標準、すなわち酢酸エチル:アセトン(2:1v/
v)中の4−ヒドロキシ−コレステロールの溶液200mg/mlの300〜500
μlを動脈弓試料抽出液に加えた。抽出後、有機相を窒素下に乾燥し、イソオク
タン/テトラヒドロフラン(97:3v/v)に再溶解した。大動脈弓の脂質含
量および組成をHPCL法を用いて測定した。
【0215】 細胞化学的方法:大動脈弓病変の組織学的評価のために、また大動脈弓横断面
病変領域の数量化のために、大動脈弁に対して遠位の上行大動脈の1cmセグメン
トを24時間10%中性緩衝化ホルマリンで固定した。血管を脱水し、キシレン
で清浄化し、そしてTissue Tek VIPオートプロセッサー(Miles Scientific, El
khart, Indiana)を用いて溶融パラフィン(<60 EC)で浸潤した。組織セ グメントをパラフィンに包埋し、そしてReichert-Jungマイクロトーム(Baxter,
McGraw Park, Illinois)により5μmで切片標本とした。大動脈弓病変の組織 学的外観を十分に表示するために、20切片毎に3本のリボンを切り取った。各
切片リボンを約100μm間隔をとった。切片三対、すなわち各リボンからの一 対を清浄化した3−アミノプロピルトリエトキシ−シラン被覆スライドガラスに
はり付け、染色するまで保存した。一般的な組織学的特性はフェルヘップ弾力組
織染色切片で評価した。
【0216】 体型測定法:大動脈弓内のアテローム性動脈硬化症の総範囲を測定した。第一
肋間口に対する形態学的評価のために採取した。1cmセグメントに対して遠位の
大動脈の領域を動物から摘出し、縦に開き、そして血管の表面の像をデジタルカ
メラを用いて収集した。病変はふくらんだ不透明な領域として確認し、そしてそ
れらの面積をImago Pro Plus画像解析ソフトウエアを用いて測定した。大動脈弓
全体の面積も測定した。アテローム性動脈硬化症病変でおおわれた大動脈弓の%
を算出した。
【0217】 大動脈弁環に対して遠位に位置する病変の横断面積およびマクロファージ含量
も測定した。フェルヘップ弾力組織法を用いて染色した大動脈、高コレステロー
ル血症誘発病変の部位の切片を病変横断面積の数量化に使用した。内部弾性膜(
IEL)を青−黒色環として確認し、そしてこの領域の像をデジタルカメラを用
いて収集した。IEL内の面積をImago Pro Plus画像解析ソフトウエアを用いて
数量化した。大動脈の管腔の面積も同様にして数量化した。病変面積は、内部弾
性膜で囲まれている面積と管腔面積との間の差と定義した。ウサギマクロファー
ジに特異的な抗体を用いて単球マクロファージについて染色した隣接切片をマク
ロファージ面積の数量化に使用した。大動脈弓病変内の赤色または褐色の染色領
域を同定し、そして像とデジタルカメラを用いて収集した。マクロファージは周
辺の病変領域よりも暗いので、グレイレベルのヒストグラムを用いて、マクロフ
ァージと関連するグレイレベルを随意図示している画像グレイレベル強度での変
曲点を同定した。マクロファージを図示した後、それらの面積をImago Pro Plus
画像解析ソフトウエアを用いて数量化した。 このようにして得られたデータは、MMP阻害剤−スタチン組み合わせ物が血
管系疾患の治療に驚くほど有用であることを確立した。
【0218】 実施例2 アテローム性動脈硬化症の治療に対するMMP阻害剤およびスタチンの単独およ
び組み合わせの効果 この試験は、MMP阻害剤またはその医薬的に許容される塩とスタチンの配合
の、冠状動脈系および頚動脈系疾患の進行/後退に対する効果に関する予期され
る無作為化評価である。この試験は、MMP阻害剤例えば2−(4′−ブロモフ
ェニル−4−スルホニルアミノ)−3−メチル酪酸またはその医薬的に許容され
る酸付加塩とスタチンたとえばアトルバスタチンカルシウムの配合物が確立され
た疾患を有する患者において冠状動脈血管造影または頚動脈超音波の変化によっ
て明らかなように存在する冠状動脈系疾患(CAD)の進行の緩徐化もしくは阻
止または後退の発現に有効であることを示すために使用される。
【0219】 この試験は、最低約500人の患者、好ましくは約780〜約1200人の患
者の二重盲検プラセボ制御試験として実施された冠状動脈系疾患の冠状動脈造影
術による証明である。患者は以下に掲げるようなある種の参入基準を満たしたの
ち、試験に組み入れられた。
【0220】 参入基準:この試験への参入を受容される患者は、参入基準を満たさなければ
ならない。すなわち、患者は男性もしくは女性、年齢18〜80歳で、冠状動脈
造影が臨床的に指示された成人患者でなければならない。患者は、最低1セグメ
ント(非PTCA、非バイパス、非MI血管)での定量的冠状動脈造影(QCA
)により、以後の評価に次の3年間は介入を要するとは思えないと判断されるた
とえば30〜50%の有意な病巣の存在が認められる。分析下にあるセグメント
は干渉されていないことが要求される。経皮経管的血管形成術(PTCA)はバ
ルーンカテーテルの挿入によりセグメントを干渉するので分析は非PTCAセグ
メントが要求される。分析されるセグメントはまた、血栓症たとえば心筋梗塞(
MI)に冒されたことのないことが要求される。すなわち、非MI血管であるこ
とが要求される。分析されるセグメントには、左主、近位、中位および遠位前下
行、第一および第二斜行枝、近位および遠位左回旋枝、第一または最大腔鈍角縁
、近位、中位および遠位右冠状動脈が包含される。患者は血管造影の評価時また
は血管造影の評価の受理前3カ月以内に血栓状態のような症状またはPTCAの
ような手術の介入がなかったことを条件にカテーテル法もしくは放射性核種また
は心エコー法によって測定された30%より大きい駆出率を有する。
【0221】 一般に、患者数および何らかの設備の物理的制限により試験は多数の施設にお
いて実施される。試験への組み込み時、患者は定量的冠状動脈造影ならびにB様
式の頚動脈超音波を受け、指定された試験センターでの頚動脈コンプライアンス
の査定を受けた。これにより各患者についてのベースラインが確立される。一旦
試験に組み入れられたならば、患者は無作為化されMMP阻害剤(200mg)お
よびプラセボまたはスタチン(用量は使用された特定のスタチンによるが、一般
に最初は80 mg を使用)ならびにプラセボまたはMMP阻害剤(200mg)およ
びスタチン(80mg)を投与される。当業者には、MMP阻害剤の遊離塩基型も
しくは他の塩型またはスタチンの遊離塩基型もしくは他の塩型を本発明に使用で
きることは自明のとおりである。スタチンおよびMMP阻害剤のこれらの他の型
についての投与量の計算は関連する種の分子量に関する単純な比を求めることに
よって達成される。MMP阻害剤の量は必要に応じて変動させることができる。
一般に、患者は200mgで開始し、この量は臨床医師の決定により最低50mgま
で低下される。スタチンの量も、同様に患者を最もよく知る医師によって決定さ
れた場合、80mgまで低下される。患者は1〜3年間モニターされるが、一般に
3年が好ましい。頚動脈の動脈硬化およびコンプライアンスのB様式頚動脈超音
波評価は試験中を通じ規則的な間隔で実施するのが好ましい。
【0222】 一般に6カ月間隔が適当である。通常、この評価はB様式の超音波装置を用い
て実施される。しかしながら当業者によれば、この評価は他の様式で実施するこ
ともできる。冠状動脈の造影は1〜3年の処置期間の最後に行われる。ベースラ
インおよび処置前の冠状動脈造影、ならびに頚動脈B様式超音波の介入では、新
たな損傷または存在した動脈硬化損傷の進行が評価される。動脈コンプライアン
スの測定はベースラインからおよび6カ月の評価期間にわたる変化を評価する。
【0223】 この試験の一義的な目的は、MMP阻害剤またはその医薬的に許容される酸付
加塩とスタチンの配合が、臨床的な冠状動脈系疾患を有する患者において、定量
的冠状動脈造影術(QCA)により測定される動脈硬化損傷の進行を低下させる
ことを示すことである。QCAは測定する動脈の管腔の開口を測定する。
【0224】 この試験の一義的な終点は冠状動脈枝の平均中央セグメント直径における変化
である。すなわち、動脈セグメントの直径をそのセグメントの長さ方向に沿って
様々な場所で測定する。ついでそのセグメントの平均直径を決定する。多くのセ
グメントの平均セグメント直径が決定されたのち、すべてのセグメントの平均の
平均を決定して、平均中央セグメント直径に到達する。スタチンおよびMMP阻
害剤またはその医薬的に許容される酸付加塩を服用した患者の平均セグメント直
径はより緩やかに減少するか、完全に停止するか、または平均セグメント直径に
増大が見られる。これらの結果はそれぞれ動脈硬化の緩徐な進行、動脈硬化の進
行における無変化および動脈硬化の後退を表す。
【0225】 この試験の第二の目的は、MMP阻害剤またはその医薬的に許容される酸付加
塩およびスタチンの配合が、MMP阻害剤もしくはその医薬的に許容される酸付
加塩およびスタチンの単独投与よりも、12個の別個の壁セグメントで平均した
最大内膜-中間厚測定値(平均−最大)の時間の関数としての傾斜によって測定 した頚動脈の動脈硬化の進行速度を低下させることである。スタチンおよびMM
P阻害剤またはその医薬的に許容される塩を服用した患者の内膜−中間厚は、よ
り緩徐に増大するか、増大を停止するか、または減少する。これらの結果は、そ
れぞれ動脈硬化の緩徐な進行、動脈硬化の進行における無変化および動脈硬化の
後退を表す。さらに、これらの結果は、用量の決定を容易にするために使用する
ことができる。
【0226】 本発明の化合物の、哺乳動物(たとえばヒト)における狭心症の治療のための
医薬としての有効性は、以下に記載する慣用のアッセイおよび臨床プロトコール
における本発明の化合物の活性によって証明される。
【0227】 実施例3 MMP阻害剤およびスタチンの単独および配合物の狭心症治療における効果 この試験は、症候性アンギーナの治療に配合して投与されたMMP阻害剤また
はその医薬的に許容される酸付加塩およびスタチンの有効性を示す二重盲検、平
行アーム無作為化試験である。
【0228】 参入基準:患者は、男性もしくは女性、年齢18〜80歳で、以下の心虚血の
客観的な証拠、(1) ECGから約1mmまたはそれ以上のストレス試験セグメン トの増大、(2) 陽性のトレッドミルストレス試験、(3) 超音波における新たな
壁運動異常、または(4) 有意な狭窄と認められる冠状動脈造影、を伴う典型的 な胸痛の既往を有する。一般に、約30〜50%の狭窄は有意とみなされる。
【0229】 各患者について約10〜32週評価される。試験を完了するためには、少なく
とも10週が必要である。このスクリーンには約200〜800例の患者、好ま
しくは約400例の患者が評価されて試験を完了することを保証するために十分
な患者が使用される。患者は4週間の組み込み期間の間に、以下に掲げる参入基
準でコンプライアンスについてスクリーニングされる。スクリーニング基準に合
致したならば、患者をその時点で用いられていた抗狭心症薬からウォッシュアウ
トし、長時間作用型の亜硝酸エステルたとえばニトログリセリン、イソソルビッ
ド−5−モノナイトレートまたはイソソルビドジナイトレートにより安定化する
。このスクリーニングに関連して用いられた場合「ウォッシュアウト」の語は、
患者の体内から上記医薬の実質的にすべてを除去するために、その時点で用いら
れていた抗狭心症薬を中断することを意味する。ウォッシュアウトおよび上述の
ナイトレートの安定な用量の確立の両者のために8週間の期間をみておくのが好
ましい。長時間作用型ナイトレートの安定な投与時、1週間に1回ないし2回の
発作を有する患者は、一般にウォッシュアウト相を飛ばすことが許される。患者
がナイトレートで安定化したのち、1週間に1回ないし2回の狭心症の発作を有
することを条件に患者は無作為化相に置かれる。無作為化相において、患者は以
下に掲げる試験の4つのアームの1つに無作為に配置される。ウォッシュアウト
相を完了したのち、各患者についてベースラインを確立するために、参入基準に
合致する患者は24時間運動心電図(ECG)たとえばホルター(Holter)モニ
タリング、運動ストレス試験たとえばトレッドミル、およびフォトンエミション
断層撮影(PET)走査を用いる心筋灌流の評価を受ける。ストレス試験を実施
する場合、トレッドミルの速度およびトレッドミルの傾斜は技術者によって制御
することができる。トレッドミルの速度および傾斜の角度は一般に試験時に上昇
させる。各速度と勾配の上昇の間の時間間隔は一般に改良ブルースプロトコール
(Bruce Protocol)を用いて決定される。
【0230】 ベースラインの検討が完了したならば、患者に、以下の試験の4つのアームの
1つ:(1) プラセボ、(2) スタチン(約2.5mg〜約160mg)、(3) MMP
阻害剤(約25mg〜約200mg)または(4) 上記用量のMMP阻害剤とスタチ ン両者の配合物を開始する。ついで患者は2〜24週間モニターする。当業者に
は、MMP阻害剤の遊離塩基型もしくは他の塩型、またはスタチンの遊離塩基型
もしくは他の塩型が本発明に使用できることは自明の通りである。スタチンおよ
びMMP阻害剤のこれらの他の型についての投与量の計算は関連種の分子量に関
する単純な比を用いることによって達成される。
【0231】 モニター期間の終了後、患者は以下の検査を受ける。(1) 24時間移動式E CGたとえばホルターモニタリング,(2) 運動ストレス試験(たとえば上記の 改良ブルースプロトコールを用いるトレッドミル、および(3) PET走査を用 いる心筋灌流の評価である。患者は疼痛性の虚血症状およびニトログリセリン消
費の日誌をつけている。試験期間中、患者に発症した狭心症発作の数を正確に記
録することが一般に望ましい。患者は狭心症発作の痛みを和らげるため、一般に
ニトログリセリンを服用するので、患者がニトログリセリンを服用した回数は狭
心症発作の合理的に正確な記録である。
【0232】 本発明の薬物配合物の有効性ならびに投与量を明らかにするためには、試験を
実施する担当者が記載の試験を使用して患者を評価する。有効な処置はECGに
よって検出されるような虚血症状の例を減少させ、患者がトレッドミルでより長
時間もしくはより高レベルで運動すること、またはトレッドミルで疼痛なく運動
すること可能にし、またPET時により良好な灌流の生成もしくは灌流欠陥の減
少を生じる。
【0233】 高血圧症および高脂血症の組合わせに罹っている哺乳動物(たとえばヒト)に
おける高血圧症および高脂血症の治療のための医薬としての本発明の化合物の有
効性は、以下に記載する慣用のアッセイおよび臨床プロトコールにおける本発明
の化合物の活性によって証明される。
【0234】 実施例4 高血圧症および高脂血症の両者を有する患者の治療におけるMMP阻害剤および
スタチンの単独および配合物の効果 この試験は、軽度、中等度または重度の高血圧症および高脂血症を有する患者
の高血圧症および高脂血症の両者の制御におけるMMP阻害剤またはその医薬的
に許容される酸付加塩およびスタチンの配合物の有効性を示す二重盲検、平行ア
ーム、無作為化試験である。
【0235】 各患者は10〜20週間、好ましくは14週間評価される。約400〜800
人が試験を完了することを保証するのに十分な患者がこのスクリーンにおいて用
いられる。
【0236】 参入基準:患者は、男性もしくは女性、年齢18〜80歳で、高血圧症および
高脂血症の両者を有する。高脂血症の存在はある種の正のリスク因子に関してL
DLコレステロールレベルの評価によって証明される。患者が冠状動脈疾患(C
HD)を有せず、二未満のリスク因子を有する場合、患者のLDLが≧160mg
/dLならば、患者は薬物療法を要する高脂血症とみなされる。患者がCHDを有
する場合は、患者のLDLが≧130mg/dLならば、高脂血症を有するとみなさ
れる。
【0237】 正のリスク因子には、(1) 男性では45以上、(2) 女性では55以上、この
場合の女性はホルモン置換療法(HRT)を受けていない、(3) 若年性心臓血 管系疾患の家族歴、(4) 現在喫煙者、(5) 患者は糖尿病を有する、(6) HD Lは45mg/dL未満、および(7) 患者は高血圧症を有するが包含される。HD L>60mg/dLは負のリスク因子とみなされ、上述の正のリスク因子の1つを相
殺する。
【0238】 高血圧症の存在は、坐位拡張期血圧>90mmHgまたは坐位収縮期血圧>140
mmHgにより証明される。全ての血圧は一般には5分間隔で測った三つの測定値の
平均値と定める。
【0239】 患者は上述の参入基準のコンプライアンスについてスクリーニングされる。す
べてのスクリーニング基準が満たされたのち、患者は彼らが服用している抗高血
圧薬および脂質低下薬をウォッシュアウトされ、NCEP ATP IIステップ1
食餌を与える。NCEP ATP II(成人処置パネル、第二の改訂)ステップ1
食餌は総カロリー摂取の比率として消費できる飽和および不飽和脂肪の量を含有
する。このスクリーンに関連して用いられた場合、「ウォッシュアウト」の語は
、患者の体内から上記医薬の実質的にすべてを除去するために、その時点で用い
られていた抗高血圧薬および脂質低下薬を中断することを意味する。新たに診断
された患者は一般に、試験が開始されるまで無処置のままに置かれる。これらの
患者はまた、NCEPステップ1食餌を与えられる。4週間のウォッシュアウト
および食餌安定化期間ののち、患者に以下のベースライン検査(1)血圧および
(2)空腹時脂質スクリーニングを受ける。空腹時脂質レベルは患者の空腹状態
でのベースライン脂質レベルを決定する。一般に、患者に食事を12時間禁じた
のち、この時点で、脂質レベルを測定する。
【0240】 ベースライン検査を実施したのち、患者に以下の1つすなわち(1) 固定用量 のMMP阻害剤、一般には約25〜200mg、(2) 固定用量のスタチン、一般 には約2.5mg〜約160mg、または(3) 上記用量のMMP阻害剤およびスタチ
ンの配合物を開始する。当業者には、MMP阻害剤の遊離塩基型もしくは他の塩
型、またはスタチンの遊離塩基型もしくは他の塩型が本発明に使用できることは
自明のとおりである。スタチンおよびMMP阻害剤のこれらの他の型についての
投与量の計算は関連種の分子量に関する単純な比を用いることによって容易に達
成される。患者はこれらの用量に最低6週間、一般的には8週間まで維持される
。6〜8週間の終了時に患者は試験センターに戻し、ベースライン評価を反復す
る。試験の終了時における患者の血圧を参入時の患者の血圧と比較する。脂質ス
クリーンでは、患者の総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレス
テロール、トリグリセリド、アポB、超低密度リポタンパク質(VLDL)およ
び脂質プロフィールの他の成分を測定する。処置前に比較して処置後に得られた
値の改善は薬物配合物の有用性を指示している。
【0241】 有害な心臓症状のリスクでの哺乳動物(たとえばヒト)の心臓のリスクの管理
における医薬としての本発明の化合物の有効性は以下に記載する慣用のアッセイ
および臨床プロトコールにおける本発明の化合物の活性によって証明される。
【0242】 実施例5 将来の心臓血管系症状のリスクがある患者に対するMMP阻害剤およびスタチン
の単独および配合物の効果 この試験は、将来、心臓血管系症状を有するリスクがある患者の将来の予測さ
れた全リスクを減少させるMMP阻害剤またはその医薬的に許容される酸付加塩
およびスタチンの配合物の有効性を証明する二重盲検、平行アーム、無作為化試
験である。このリスクはフラミンガムのリスク式(Framingham Risk Equation)
を用いて計算される。患者がフラミンガムのリスク式で計算して平均を1標準偏
差以上越えた場合は、将来の心臓血管系症状のリスクがあるとみなされる。試験
は、軽度ないし中等度の高血圧症および高脂血症の両者を有する患者における高
血圧症および高脂血症の両者を制御することにより心臓血管系のリスクを制御す
るMMP阻害剤またはその医薬的に許容される酸付加塩およびスタチンの固定配
合物の効果を評価するために使用される。 各患者は10〜20週間、好ましくは14週間評価される。約400〜800
人が試験を完了して評価されることを保証するのに十分な患者を採用する。
【0243】 参入基準:男性もしくは女性、年齢18〜80歳で、ベースライン5年のリス
クを有する患者を包含する。このリスクは、冠状動脈系疾患の発症を予測するた
めに使用できることを示す成人男性および女性についての進行中の予測試験、フ
ラミンガムの心臓試験(Framingham Heart Study)によって定義された上記患者
の年齢および性別での平均以上である。年齢、性別、収縮期および拡張期血圧、
喫煙の習慣、炭水化物不耐性の有無、左心室肥大の有無、血清コレステロール、
およびフラミンガム集団(Framingham Population)の正常値より1標準偏差以 上大きいHDLのすべてが、患者が有害な心臓疾患の発症のリスクにあるかどう
かを決定するために評価される。リスク因子の値をフラミンガムのリスク式に挿
入し、患者が将来の心臓血管系症状のリスクにあるかどうかが計算される。
【0244】 患者を上に掲げた参入基準のコンプライアンスについてスクリーニングする。
スクリーニングした基準のすべてが合致したのち、患者をその時点で使用されて
いた抗高血圧薬および脂質低下薬ならびにスクリーニングの結果に影響する他の
薬剤をウォッシュアウトする。ついで患者に上述のNCEP ATP IIステップ
1食餌を与える。新たに診断された患者は一般に試験の開始まで無処置のままで
ある。これらの患者にもNCEP ATP IIステップ1食餌を与える。4週間の
ウォッシュアウトおよび食餌安定化期間ののち、患者は以下のベースライン検査
(1)血圧、(2)絶食、(3)脂質スクリーニング、(4)耐糖能試験、(5
)ECG、および(6)心超音波を受ける。これらの試験は、当業者には周知の
標準操作を用いて実施される。ECGおよび心超音波は一般に左心室肥大の有無
を測定するために使用される。
【0245】 ベースライン検査を実施したのち、患者に以下の1つすなわち(1)固定用量
のMMP阻害剤(約25〜200mg)、(2)固定用量のスタチン(約2.5mg 〜約160mg)、または(3)上記用量のMMP阻害剤およびスタチンの配合物
を開始する。患者はこの用量に維持され、6〜8週でベースライン評価を反復す
るために戻るように依頼される。この時点で、新しい値がフラミンガムのリスク
式に挿入され、患者の将来の心臓血管系症状の発症のリスクが低くなったか、大
きくなったか、あるいは変化がないか決定される。
【0246】 MMP阻害剤もしくはその医薬的に許容される酸付加塩、およびアトルバスタ
チンのようなスタチンもしくはその医薬的に許容される塩の、狭心症、動脈硬化
、高血圧症および高脂血症に対する効果、ならびに心臓リスクの管理における有
効性を証明する上述のアッセイは、本発明の化合物の活性をそれら自体で、また
は他の既知化合物の活性と比較するための方法を提供する。これらの比較の結果
はこのような疾患の治療のためのヒトを含む哺乳動物における投与量レベルの決
定に有用である。
【0247】 以下の投与量および本明細書の他の場所および特許請求の範囲に掲げられた他
の投与量は約65kg〜70kgの範囲の体重を有する平均的ヒト患者についてのも
のである。熟練した担当者には、体重が65kg〜70kgの範囲外にある患者に必
要な投与量を、患者の既往歴および患者における疾患たとえば糖尿病の存在に基
づいて容易に決定することができる。本明細書および添付の特許請求の範囲に掲
げる用量はすべて1日量である。
【0248】 一般的に、本発明によれば、MMP阻害剤は一般に約25mg〜約500mgの投
与量で投与される。好ましくは、MMP阻害剤は約5mg〜約100mgの投与量で
投与される。MMP阻害剤の遊離塩基型または他の塩型が本発明に使用できるこ
とは当業者には自明のとおりである。MMP阻害剤のこれらの他の型、遊離塩基
型または他の塩型についての投与量の計算は関連種の分子量に関する単純な比を
用いて容易に達成される。
【0249】 一般的に、本発明によれば、上記スタチンは以下の投与量で投与される。 シンバスタチン:一般に約2.5mg〜約160mg、好ましくは約10mg〜約4 0mg; プラバスタチン:一般に約2.5mg〜約160mg、好ましくは約10mg〜約4 0mg; セリバスタチン:一般的に約2.5μg〜約5mg、好ましくは約1mg〜約3.2m
g; フルバスタチン:一般に約2.5mg〜約160mg、好ましくは約20mg〜約8 0mg; ロバスタチン:一般に的約2.5mg〜約160mg、好ましくは約10mg〜約8 0mg; アトルバスタチン:一般的に約2.5mg〜約160mg、好ましくは約10mg〜 約80mg。
【0250】 上記スタチンの遊離塩基型または他の塩型が本発明において使用されることは
当業者には自明のとおりである。上記スタチンのこれらの他の型または遊離塩基
もしくは他の塩型についての投与量の計算は関連種の分子量に関する単純な比を
用いて容易に達成される。
【0251】 本発明の化合物は一般的に、本発明の化合物少なくとも1種とともに医薬的に
許容される担体または希釈剤からなる医薬組成物の形態で投与される。すなわち
MMP阻害剤およびスタチンは、個々にまたは配合して、任意の慣用の経口、非
経口、または経皮投与剤形で投与される。
【0252】 経口投与用には、医薬組成物は液剤、懸濁剤、錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤
等の形態とすることができる。各種賦形剤たとえばクエン酸ナトリウム、炭酸カ
ルシウムおよびリン酸カルシウムを含有する錠剤は、各種崩壊剤たとえばデンプ
ン好ましくは馬鈴薯またはタピオカデンプンおよびある種のケイ酸塩、ならびに
結合剤たとえばポリビニルピロリドン、スクロース、ゼラチンおよびアラビアゴ
ムとともに使用することができる。さらに、滑沢剤たとえばステアリン酸マグネ
シウム、ラウリル硫酸ナトリウムおよびタルクは打錠の目的にきわめて有用であ
る。類似のタイプの固形組成物がまた軟質および硬質ゼラチンカプセルの充填剤
として用いられる。この関連での好ましい材料には、またラクトースもしくは乳
糖ならびに高分子量ポリエチレングリコールが包含される。経口投与用に水性懸
濁剤および/またはエリキシール剤を所望の場合は、本発明の化合物を各種の甘
味剤、矯味剤、着色剤、乳化剤および/または懸濁剤、ならびに希釈剤たとえば
水、エタノール、プロピレングリコール、グリセリンおよびそれらの各種混合物
と混合することができる。
【0253】 本発明の配合物はまた、制御放出製剤たとえば遅延放出または早期放出製剤と
して投与することもできる。本発明の配合物のこのような制御放出製剤は当業者
には周知の方法を用いて調製することができる。投与方法は、患者の状態および
要求を評価したのち、担当医もしくは当業者により決定される。一般に好ましい
アトロバスチンカルシウムの製剤は、米国特許第5,686,104号に記載され
たLipitor(登録商標)である。この記載は参照により本明細書中に組み入れる 。
【0254】 非経口投与の目的では、胡麻油もしくは落花生油または水性ポリエチレングリ
コール、ならびに相当する水溶性塩の滅菌水溶液を使用できる。このような水溶
液は必要に応じて適当に緩衝化し、液体希釈剤は最初に十分な食塩もしくはグル
コースによって等張化することが好ましい。これらの水性溶液は、特に静脈内、
筋肉内、皮下、および腹腔内注射の目的に適している。この関連で使用される滅
菌水性媒質はすべて当業者には周知の標準技術によって容易に得ることができる
【0255】 ある量の活性成分を含有する各種医薬組成物の製造方法は周知であるか、また
はこの開示を参照すれば当業者には明らかなとおりである。たとえば、Remingto
n's Pharmaceutical Sciences, Mack Publishing Company, Easter,Pennsylvani
a, 15版(1975)を参照されたい。
【0256】 本発明の医薬組成物は、本発明の化合物0.1%〜95%、好ましくは1%〜 70%をを含有する。いずれにしても、この投与される組成物または製剤は本発
明の化合物のある量を処置される患者の状態または疾患、すなわちCHFを包含
する血管系疾患を予防または治療する有効量で含有する。
【0257】 本発明は、別個に投与してもよい活性成分の配合物による疾患および状態の治
療に関するものであるから、本発明はまた別個の医薬組成物をキット形態で配合
することに関する。キットには2種の別個の医薬組成物、MMP阻害剤またはそ
の医薬的に許容される酸付加塩およびスタチンまたはその医薬的に許容される塩
を包含する。キットは別個の組成物を含有させるための容器手段、たとえば仕切
られた瓶または仕切られたホイルパッケットを包含するが、別個の組成物を単一
の仕切られていない容器内に包含させてもよい。キットは通常、相乗効果を達成
するための別個の成分の投与の指示を包含している。別個の成分が異なる剤形(
たとえば経口および非経口)で投与されるのが好ましい場合、異なる投与間隔で
投与される場合、または配合物の個々の成分の処方医師による量の決定が望まし
い場合に、キット形態は特に有利である。
【0258】 本発明は以上記述した特定の実施態様によって限定されるものではなく、上述
の特許請求の範囲によって定義される新規な概念の精神および範囲から逸脱する
ことなく、様々な変化および変形が可能であることを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 3/06 A61P 3/06 9/00 9/00 9/10 9/10 43/00 111 43/00 111 //(A61K 31/40 (A61K 31/40 31:19) 31:19) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AU,BA,BB,BG,BR,CA,CN, CU,CZ,EE,GE,HR,HU,ID,IL,I S,JP,KP,KR,LC,LK,LR,LT,LV ,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO, SG,SI,SK,SL,TR,TT,UA,US,U Z,VN,YU Fターム(参考) 4C084 AA20 MA02 NA14 ZA362 ZA402 ZA452 ZC202 ZC332 4C086 AA01 AA02 AA03 BA17 BB02 BC05 BC13 BC17 BC21 BC28 BC62 BC82 MA02 MA03 MA04 NA14 ZA36 ZA40 ZA45 ZC20 ZC33 4C206 AA01 AA02 DB02 DB56 FA51 MA02 MA03 MA04 NA14 ZA36 ZA40 ZA45 ZC20 ZC33

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.MMP阻害剤またはその医薬的に許容される酸付加塩の
    量; b.スタチンまたはその医薬的に許容される塩の量;および c.医薬的に許容される担体または希釈剤 からなる医薬組成物。
  2. 【請求項2】 前記スタチンがアトルバスタチン、シンバスタチン、プラバ
    スタチン、リバスタチン、メバスタチン、フルインドスタチン、ベロスタチン、
    フルバスタチン、ダルバスタチン、ジヒドロコンパクチン、コンパクチン、セリ
    バスタチンもしくはロバスタチン;またはその医薬的に許容される塩である請求
    項1記載の医薬組成物。
  3. 【請求項3】 前記スタチンがアトルバスタチン、シンバスタチン、プラバ
    スタチン、メバスタチン、ロバスタチン、セリバスタチンまたはその医薬的に許
    容される塩である請求項2記載の医薬組成物。
  4. 【請求項4】 a.式 【化1】 (式中、 Aはフェニルまたは 【化2】 であり、ここでYはCHまたはNであり; R1は置換分、例えばアルキル、アリール、ハロ、アミノ、置換および二置換 アミノおよびアルコキシであり; R2はカルボキシアルキルケトンもしくはオキシム、またはカルボキシアルキ ルスルホンアミド例えば−SO2NHC(−R3)HCOOHであり、ここでR3は アルキル、置換アルキル、アミノ、置換および二置換アミノおよびアリールであ
    る。好ましいアルキルおよびアルコキシ基はC1〜C10アルキルおよびC1〜C10 アルコキシであり、これらの基は直鎖または分枝鎖であってよく、そして、場合
    によっては、ハロ、アミノ、ニトロ、カルボキシ、ヒドロキシ、アリールおよび
    ヘテロアリールで置換されてよい) を有するMMP阻害剤またはその医薬的に許容される酸付加塩の量; b.スタチンまたはその医薬的に許容される塩の量;および c.医薬的に許容される担体または希釈剤 からなる請求項3記載の医薬組成物。
  5. 【請求項5】 アトルバスタチンカルシウムおよび2−(4′−ブロモビフ
    ェニル−4−スルホニルアミノ)−3−メチル酪酸からなる請求項4記載の医薬
    組成物。
  6. 【請求項6】 効果が第一および第二医薬組成物を別個に投与することによ
    って達成される低脂血症効果の総和よりも大きく、そして第二医薬組成物がMM
    P阻害剤またはその医薬的に許容される酸付加塩の量および医薬的に許容される
    担体または希釈剤からなり、第一医薬組成物がスタチンまたはその医薬的に許容
    される塩の量および医薬的に許容される担体または希釈剤からなる(但し、スタ
    チンはアトルバスタチンまたはその医薬的に許容される塩ではない)高脂血症に
    罹っている哺乳動物において、低脂血症効果を達成するために第二医薬組成物と
    共に使用するための第一医薬組成物。
  7. 【請求項7】 スタチンがアトルバスタチン、シンバスタチン、プラバスタ
    チン、リバスタチン、メバスタチン、フルインドスタチン、ベロスタチン、フル
    バスタチン、ダルバスタチン、ジヒドロコンパクチン、コンパクチン、セリバス
    タチン、もしくはロバスタチン;またはシンバスタチン、プラバスタチン、リバ
    スタチン、メバスタチン、フルインドスタチン、ベロスタチン、フルバスタチン
    、ダルバスタチン、ジヒドロコンパクチン、コンパクチン、セリバスタチンもし
    くはロバスタチンの医薬的に許容される塩である請求項6記載の組成物。
  8. 【請求項8】 第二医薬組成物が2−(4′−ブロモビフェニル−4−スル
    ホニルアミノ)−3−メチル酪酸を含有する請求項7記載の組成物。
  9. 【請求項9】 効果が第一および第二医薬組成物を別個に投与することによ
    って達成される低脂血症効果の総和よりも大きく、そして第二医薬組成物がスタ
    チンまたはその医薬的に許容される塩の量および医薬的に許容される担体または
    希釈剤からなり、第一医薬組成物がビフェニルMMP阻害剤またはその医薬的に
    許容される酸付加塩の量および医薬的に許容される担体または希釈剤からなる高
    脂血症に罹っている哺乳動物において低脂血症効果を達成するための第二医薬組
    成物と共に使用するための第一医薬組成物。
  10. 【請求項10】 前記スタチンがアトルバスタチン、シンバスタチン、プラ
    バスタチン、リバスタチン、メバスタチン、フルインドスタチン、ベロスタチン
    、フルバスタチン、ダルバスタチン、ジヒドロコンパクチン、コンパクチン、セ
    リバスタチンもしくはロバスタチン;またはその医薬的に許容される塩である請
    求項9記載の組成物。
  11. 【請求項11】 2−(4′−ブロモビフェニル−4−スルホニルアミノ)
    −3−メチル酪酸を包含する請求項10記載の組成物。
  12. 【請求項12】 効果が第一および第二医薬組成物を別個に投与することに
    よって達成される心臓リスク管理の効果の総和よりも大きく、そして第二医薬組
    成物がスタチンまたはその医薬的に許容される塩の量および医薬的に許容される
    担体または希釈剤からなり、第一医薬組成物がMMP阻害剤またはその医薬的に
    許容される酸付加塩の量および医薬的に許容される担体または希釈剤からなる有
    害な心臓症状に罹る危険のある哺乳動物において心臓リスクを管理するための第
    二医薬組成物と共に使用するための第一医薬組成物。
  13. 【請求項13】 前記スタチンがアトルバスタチン、シンバスタチン、プラ
    バスタチン、リバスタチン、メバスタチン、フルインドスタチン、ベロスタチン
    、フルバスタチン、ダルバスタチン、ジヒドロコンパクチン、コンパクチン、セ
    リバスタチンまたはロバスタチン;またはシンバスタチン、プラバスタチン、リ
    バスタチン、メバスタチン、フルインドスタチン、ベロスタチン、フルバスタチ
    ン、ダルバスタチン、ジヒドロコンパクチン、コンパクチンもしくはロバスタチ
    ンの医薬的に許容される塩である請求項12記載の組成物。
  14. 【請求項14】 2−(4′−ブロモビフェニル−4−スルホニルアミノ)
    −3−メチル酪酸を包含する請求項13記載の組成物。
  15. 【請求項15】 a.第一の単位投与量形態においてMMP阻害剤またはそ
    の医薬的に許容される酸付加塩の量および医薬的に許容される担体または希釈剤
    ; b.第二の単位投与量形態においてスタチンまたはその医薬的に許容される塩
    の量および医薬的に許容される担体または希釈剤;および c.前記第一および第二投与量形態を入れるための容器手段; (但し、前記スタチンはアトロバスタチンまたはその医薬的に許容される塩では
    ない。) からなる哺乳動物で治療効果を達成するためのキット。
  16. 【請求項16】 前記スタチンがアトルバスタチン、シンバスタチン、プラ
    バスタチン、リバスタチン、メバスタチン、フルインドスタチン、ベロスタチン
    、フルバスタチン、ダルバスタチン、ジヒドロコンパクチン、コンパクチン、セ
    リバスタチンもしくはロバスタチン;またはシンバスタチン、プラバスタチン、
    リバスタチン、メバスタチン、フルインドスタチン、ベロスタチン、フルバスタ
    チン、ダルバスタチン、ジヒドロコンパクチン、コンパクチン、セリバスタチン
    もしくはロバスタチンの医薬的に許容される塩である請求項15記載のキット。
  17. 【請求項17】 ジフェニル化合物であるMMP阻害剤を包含する請求項1
    6記載のキット。
  18. 【請求項18】 2−(4′−ブロモビフェニル−4−スルホニルアミノ)
    −3−メチル酪酸を使用する請求項17記載のキット。
  19. 【請求項19】 前記治療効果が高脂血症の治療である請求項15記載のキ
    ット。
  20. 【請求項20】 前記治療効果が狭心症の治療である請求項15記載のキッ
    ト。
  21. 【請求項21】 前記治療効果が心臓リスクの治療である請求項15記載の
    キット。
  22. 【請求項22】 前記治療効果がアテローム性動脈硬化症の治療である請求
    項15記載のキット。
  23. 【請求項23】 前記アテローム性動脈硬化症の治療がアテローム性プラー
    クの進行を緩徐化させる請求項22記載のキット。
  24. 【請求項24】 前記アテローム性プラークの進行が冠状動脈で緩徐化され
    る請求項23記載のキット。
  25. 【請求項25】 前記アテローム性プラークの進行が頸動脈で緩徐化される
    請求項23記載のキット。
  26. 【請求項26】 前記アテローム性プラークの進行が末梢動脈系で緩徐化さ
    れる請求項23記載のキット。
  27. 【請求項27】 前記アテローム性動脈硬化症の治療がアテローム性プラー
    クの後退をきたす請求項22記載のキット。
  28. 【請求項28】 前記アテローム性プラークの後退が冠状動脈で生じる請求
    項27記載のキット。
JP2000536378A 1998-03-17 1998-11-20 スタチン−マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤組み合わせ物 Pending JP2002506818A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US7826598P 1998-03-17 1998-03-17
US60/078,265 1998-03-17
PCT/US1998/024681 WO1999047138A1 (en) 1998-03-17 1998-11-20 Statin-matrix metalloproteinase inhibitor combinations

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002506818A true JP2002506818A (ja) 2002-03-05
JP2002506818A5 JP2002506818A5 (ja) 2006-01-19

Family

ID=22142950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000536378A Pending JP2002506818A (ja) 1998-03-17 1998-11-20 スタチン−マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤組み合わせ物

Country Status (18)

Country Link
EP (1) EP1063991A1 (ja)
JP (1) JP2002506818A (ja)
KR (1) KR20010041916A (ja)
AR (1) AR018113A1 (ja)
AU (1) AU1591699A (ja)
BR (1) BR9815745A (ja)
CA (1) CA2309588A1 (ja)
CO (1) CO5070670A1 (ja)
GT (1) GT199900039A (ja)
HN (1) HN1999000029A (ja)
MY (1) MY140504A (ja)
NZ (1) NZ505994A (ja)
PA (1) PA8469001A1 (ja)
PE (1) PE20000348A1 (ja)
SV (1) SV1999000026A (ja)
UY (1) UY25436A1 (ja)
WO (1) WO1999047138A1 (ja)
ZA (1) ZA992106B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009514848A (ja) * 2005-11-08 2009-04-09 ランバクシー ラボラトリーズ リミテッド 医薬組成物

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0100761D0 (en) 2001-01-11 2001-02-21 Biocompatibles Ltd Drug delivery from stents
RU2410118C2 (ru) 2004-12-15 2011-01-27 Зольвай Фармасьютиклз Гмбх ФАРМАЦЕВТИЧЕСКИЕ КОМПОЗИЦИИ, ВКЛЮЧАЮЩИЕ ИНГИБИТОРЫ НЭП (НЕЙТРАЛЬНОЙ ЭНДОПЕПТИДАЗЫ), ИНГИБИТОРЫ ЭНДОГЕННОЙ ПРОДУЦИРУЮЩЕЙ ЭНДОТЕЛИН СИСТЕМЫ И ИНГИБИТОРЫ ГМГ (ГИДРОКСИМЕТИЛГЛУТАРИЛ)СоА РЕДУКТАЗЫ
WO2010005389A1 (en) * 2008-07-11 2010-01-14 Forskarpatent I Syd Ab Oxidized ldl specific antibody-fusion and conjugated proteins

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR9611410A (pt) * 1995-11-02 1999-01-05 Warner Lambert Co Método e composição farmacêutica para regular a concentração de lipídios
PL186416B1 (pl) * 1996-05-17 2004-01-30 Warner Lambert Co Związek bifenylosulfonamidowy i preparat farmaceutyczny zawierający ten związek
IL128545A0 (en) * 1996-12-09 2000-01-31 Warner Lambert Co Method for treating and preventing heart failure and ventricular dilatation
TW536540B (en) * 1997-01-30 2003-06-11 Bristol Myers Squibb Co Endothelin antagonists: N-[[2'-[[(4,5-dimethyl-3-isoxazolyl)amino]sulfonyl]-4-(2-oxazolyl)[1,1'-biphenyl]-2-yl]methyl]-N,3,3-trimethylbutanamide and N-(4,5-dimethyl-3-isoxazolyl)-2'-[(3,3-dimethyl-2-oxo-1-pyrrolidinyl)methyl]-4'-(2-oxazolyl)[1,1'-biphe
GT199800126A (es) * 1997-08-29 2000-01-29 Terapia de combinacion.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009514848A (ja) * 2005-11-08 2009-04-09 ランバクシー ラボラトリーズ リミテッド 医薬組成物

Also Published As

Publication number Publication date
PA8469001A1 (es) 2002-09-17
AU1591699A (en) 1999-10-11
CA2309588A1 (en) 1999-09-23
BR9815745A (pt) 2000-11-14
NZ505994A (en) 2003-10-31
SV1999000026A (es) 2000-01-18
UY25436A1 (es) 2001-10-25
CO5070670A1 (es) 2001-08-28
GT199900039A (es) 2000-09-06
HN1999000029A (es) 1999-09-29
KR20010041916A (ko) 2001-05-25
ZA992106B (en) 1999-09-30
MY140504A (en) 2009-12-31
AR018113A1 (es) 2001-10-31
WO1999047138A1 (en) 1999-09-23
EP1063991A1 (en) 2001-01-03
PE20000348A1 (es) 2000-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU741768B2 (en) Method for treating and preventing heart failure and ventricular dilatation
US6133304A (en) ACE inhibitor-MMP inhibitor combinations
US6340709B1 (en) Use of matrix metalloproteinase inhibitors for treating neurological disorders and promoting wound healing
JP2002521328A (ja) アテローム性動脈硬化症病変の治療のためのacat阻害剤およびmmp阻害剤の併用投与
US20040176393A1 (en) Statin-MMP inhibitor combinations
JP2002506818A (ja) スタチン−マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤組み合わせ物
US20050020607A1 (en) Statin-MMP inhibitor combinations
AU2003248291A1 (en) Statin-matrix metalloproteinase inhibitor combinations
MXPA00005034A (en) Statin-matrix metalloproteinase inhibitor combinations
MXPA00003736A (en) Ace inhibitor-mmp inhibitor combinations
EP1366765A1 (en) Use of matrix metalloproteinase inhibitors for treating neurological disorders and promoting wound healing
MXPA01000780A (en) Coadministration of acat and mmp inhibitors for the treatment of atherosclerotic lesions
MXPA99002254A (en) Use of matrix metalloproteinase inhibitors for treating neurological disorders and promoting wound healing

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051117

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20051117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051117

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20051214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060414

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060718

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060822