JP2002506384A - 試料液体または試料液体の液滴を減圧下で選択的に濾過し、真空乾燥する装置および該装置の使用 - Google Patents

試料液体または試料液体の液滴を減圧下で選択的に濾過し、真空乾燥する装置および該装置の使用

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Abstract

(57)【要約】 運搬体(26)の入口開口および出口開口を備える区画(28)内の液体試料を減圧下で選択的に濾過し、前記区画(28)の出口開口(32)の領域に存在する試料液体の液滴を真空乾燥するための装置に室(24)を設けてある。該室は、閉じ蓋(84)または運搬体(26)が、その出口開口(32)を室(24)の内部空間(46)に向けた状態で実質的に気密状態に配置することができる開口縁(52)を有する開口(48)を含む。側壁の1つは、運搬体(26)を室(24)の内部空間(46)内に導入するために開放、かつ実質的に気密に密閉できるアクセス側壁(44)として形成されている。さらに、該装置は、室(24)の内部空間(46)内で終端する吸気導管(81)に取付けられた真空ポンプ(82)を備え、該真空ポンプ(82)は運搬体(26)が頂壁(40)の開口縁(50)に配置され、かつ室(24)のアクセス側壁(44)が閉じている場合に区画(28)の出口開口(32)から液体試料を取り出すために第1低圧を発生させ、運搬体(26)が室(24)の内部空間(46)内に配置され、蓋(84)が頂壁(40)の開口縁(50)に配置され、かつ室(24)のアクセス側壁(44)が閉じている状態で、区画(28)の出口開口(32)にまだ存在する液体試料の液滴を乾燥するために第1低圧より高い第2低圧を発生させるためのものである。

Description

【発明の詳細な説明】 試料液体または試料液体の液滴を減圧下で選択的に濾過し、 真空乾燥する装置および該装置の使用 本発明は、運搬体の入口および出口開口を含む区画内で減圧下で液体試料を選 択的に濾過し、前記区画の出口開口の領域に存在する液滴を真空乾燥するための 装置に関する。さらに、本発明は生体高分子、特に核酸の精製における前記装置 の使用に関する。 分子生物学では、試料の分析において、2次元的に縦横に配列された複数の区 画を有する微量滴定プレートと呼ばれる運搬体が使用される。これらの区画は運 搬体の上側に向く入口開口を備え、運搬体の下側に出口開口を備える。区画には 、分析すべき液体試料の物質を結合させるために設けられたフリットまたは膜の 形状の濾過体がある。 分析すべきの試料液体は、必要ならば処理された後、運搬体(微量滴定プレー ト)の個々の区画内に導入される。区画の出口開口に低圧をかけることによって 、試料液体が区画の濾過体を通して流れるようになっている。この工程で、試料 液体の分析すべき成分とその他の成分とが、濾過体に補集される。液体試料の関 心対象の成分を得るために、必要でない成分は濾過体から洗い出さなければなら ない。この目的のために、様々な濃度の洗浄緩衝液が区画内にピペットで分注さ れる。これらの洗浄緩衝液によって、試料液体の関心対象外の成分の一部は濾過 体から放たれる。次いで、溶出緩衝液によって、試料液体の関心対象の成分が濾 過体から洗い出される。洗浄緩衝液、溶出緩衝液および試料液体をピペットで分 注して流す工程は、コンピュータ制御されるピペッティングマシン内で行われる 。これらのピペッティングマシンは、濾過体を通して試料液体または 洗浄緩衝液を取り出すために、運搬体が実質的に気密に取り付けられる開口を含 む真空室を備えている。上述の種類の装置はDE-A-4107 262に記載されている。 減圧下での濾過では、区画の出口開口に残りの液体が液滴の形で滞留する事態が 必ず発生する。溶出の工程が行われる以前に、これらの液滴を取り除かなければ ならない。分析されるべき量は時には相当少ないので、残りの液体との混合は誤 った結果を導く可能性がある。さらに、液滴には分析すべきでない試料液体の成 分が存在するので、これもまた分析結果の質を落とすことになる。先行技術では 、運搬体、すなわち微量滴定プレートはそれぞれ、液滴が実質的に振り落とされ るように、吸収材料を含む支持体上に数回落下される。しかし、この工程は、ピ ペッティングマシンの場合のように、自動工程の場合には組み込むことができな い。 本発明の目的は、運搬体の区画の出口開口に残っている液滴を、減圧下で濾過 工程が行われた後に手動的に介入することなく、自動的に除去できる装置を提供 することである。 この目的を達成するために、本発明は、運搬体の入口およひ出口開口を含む区 画内の液体試料を減圧下で選択的に濾過し、前記区画の出口開口の領域に存在す る試料液体の液滴を乾燥するための装置り、該装置は、 頂壁、底壁、およびそれらを接続する側壁によって定められる内部空間を有す る室と、 出口開口を前記室の内部空間の方向に向けることによって実質的に気密状態に 閉じ蓋または前記運搬体を選択的に配することができる開口縁を有する開口を含 む頂壁と、 前記運搬体を前記室の内部空間内に導入するために実質的に気密に開閉できる アクセス側壁として形成されている前記側壁の1つと、 前記運搬体の区画の前記出口開口から出る液体のための排水路を含む前記底壁 と、 前記運搬体が前記頂壁の開口縁に配置され、前記室の前記アクセス側壁が閉じ ている状態で、前記区画の出口開口から液体試料を抜き出すために第1低圧を発 生させるための、および、前記運搬体が前記室の内部空間内に配置され、蓋が前 記頂壁の開口縁に配置されると共に前記室のアクセス側壁が閉じている状態で、 前記区画の出口開口にまだ存在している液体試料の液滴を乾燥するために第1低 圧より高い第2低圧を発生させるための、前記室の内部空間内で終端する吸気導 管を有する真空ポンプとを備える装置を提案する。 本発明に係る装置は、頂壁、底壁、およびそれらを接続する側壁を備える低圧 室を設けている。前記側壁の1つはアクセス側壁として形成され、開閉すること ができるので、この側壁を介して低圧室の内部空間内へ区画運搬体(以後、微量 滴定プレートと呼ぶ)を導入することが可能である。さらに、低圧室はその頂壁 に、蓋によって閉じることができる開口を含む。蓋の代わりに、微量滴定プレー トを該開口に配置することもできるので、次いで低圧室は減圧下で区画の試料液 体を濾過するために使用することができる。低圧室は、流出した液体を排水でき るように、底壁に排水路を備える。 前記低圧室の内部空間の低圧は、吸気導管によって低圧室の内部空間に接続さ れた真空ポンプによって発生する。この真空ポンプにより、低圧室の内部空間に 第1低圧および第2低圧を交互に発生することができる。第1低圧は、微量滴定 プレートの区画の出口開口を通して試料液体を引き込むために必要である。した がって、第1低圧は、減圧下での濾過のために使用される。第1低圧より高い第 2低圧は、微量滴定プレートの出口開口に付着している試料液体の液滴を真空で 乾燥するために使用される。真空乾燥の場合、低圧室 の頂壁の開口を蓋で閉じ、微量滴定プレート自体は低圧室の内部に配置する。低 圧室の圧力を低下させることによって、液滴の気化点が低下し、それにより液滴 は蒸発によって除去される。 本発明に係る装置によって、1つの同じ低圧室を試料液体の濾過および液滴の 除去の両方に使用することが可能である。この目的のために低圧室で行われる上 述の操作は、ピペッティングマシンの掴み装置によって難なく実現することがで きるので、手動による介在はもう必要でなくなる。 本発明の有利な展開では、前記低圧室は、微量滴定プレートを低圧室の内部空 間に入れるために、微量滴定プレートを受容するための支持台を含むようにする 。この支持台は、低圧室のアクセス側壁の内側に内部空間に向けて配置され、ま たこの目的のために、アクセス側壁は、低圧室の他の壁から、またはそれらに向 かって移動できるように形成されている。この文脈で、アクセス側壁は、該アク セス側壁に接続された少なくとも1つのカム要素を備えるようにすると効果的で ある。カム要素は駆動装置によって動作することができ、それによってアクセス 側壁も移動する。この文脈で、カム要素およびアクセス側壁は、グリップアーム によって微量滴定プレートを上方から受入れ台内に挿入でき、そして上方から支 持台からの取り出しがそれぞれできるように、大きく開くことができる自動引出 しのように機能する。 本発明の別の有利な展開では、前記低圧室は、さらに、内部空間を加熱するた めに少なくとも1つの加熱要素を含むようにする。この加熱要素によって、低圧 室の内部空間を適切な温度レベルに設定することができる。減圧下での濾過中に 、低圧室の内部空間を加熱することもできる。いずれにしても、内部空間を加熱 することは、まだ存在している液滴が蒸発するように低圧室内の条件をいっそう 素早く設定できるので、真空乾燥の場合には効果的である。 頂壁の開口縁への蓋または微量滴定プレートの配置を簡単にするために、開口 縁は、蓋または微量滴定プレートを開口縁に載せたときにそれが真中に位置決め されるように、外側方向に傾斜して延びる導入面を備えると適切である。これは 、たとえグリップアームの位置決め精度が低くても、頂壁の開口を、蓋または微 量滴定プレートのいずれかによって自動的に閉じることができるという利点を持 つ。 予め前記低圧室の内部空間に微量滴定プレートを移動させてから蓋で頂壁の開 口を閉じることなく、低圧室の内部空間を環境から密閉できるようにするために 、微量滴定プレートが頂壁の開口に配置された場合に該微量滴定プレートの区画 の入口開口の上に置く実質的に気密材料からなる密閉体または密閉マットを挿入 すると効果的である。減圧下での濾過が行われた後、出口開口に付着しているで あろう液滴を真空乾燥するために、微量滴定プレートを頂壁の開口に保持するこ とができる。 本発明に係る装置は、 液体試料を受けるための複数の区画を備える運搬体を掴むための可動掴み装置 と、 掴み装置を制御するための制御手段とを備えるピペッティング装置内に含める ことができるようにすることが好ましい。 本発明に係る装置は、請求項14ないし18に記載するように、またEP-A-0 2 68 946にも記載されるように、特に生体高分子の単離、分離、および/または精 製に利用することができる。この文書は、参照によって本願の開示に組み込まれ る。 特に、本発明に係る装置は、好ましくは、生体高分子を含む混合物から生体高 分子を分離、単離、および/または精製するために使 用することができる。最も好ましくは、これらの生体高分子は、ペプチド、タン パク質、核酸、特にDNAおよび/またはRNA、オリゴ糖類および/または多 糖類を含む。特に、DNAはゲノムまたはプラスミドDNAである。 本発明に係る装置は、入口開口および出口開口ならびにそれらの間に配置され 、試料の物質を様々な親和性によって固定化する多孔性マトリックス材を有する 区画に入れられた様々な物質を含む試料から、関心対象物質、特に生体高分子を 単離するために使用することもできる。特に関心のある物質は、核酸、オリゴ糖 類または多糖類である。該装置を上記目的に使用する場合、 関心のある物質が前記マトリックス材に結合される親和性よりも前記マトリッ クス材への親和性が小さい物質を前記マトリックス材から放つために、前記区画 の前記入口開口内に洗浄緩衝液を供給する過程と、 減圧下での濾過のために作動する本発明に係る装置を使用することによって、 低圧で前記区画の出口開口から前記洗浄緩衝液および溶解した物質を前記マトリ ックス材を通して取り出す過程と、 真空乾燥のために作動する本発明に係る装置を使用することによって、前記区 画の前記出口開口にまだ存在している残留物質を除去する過程と、 関心のある物質だけをマトリックス材から実質的に放つために、前記区画の前 記入口開口内に溶出緩衝液を供給する過程と、 再び減圧下での濾過のために作動する本発明に係る装置を使用することによっ て、低圧で前記マトリックス材を通して前記区画の前記出口開口から前記溶出緩 衝液および関心のある物質を取り出しながら、同時に、出口開口から出てくる前 記溶出緩衝液および関心のある物質を、本発明に係る装置の低圧室のアクセス側 壁の支持台に 挿入された区画内へ濾過する過程とが実行される。 今から図面を参照しながら本発明をさらに詳しく説明する。 図1は、グリップアームおよび低圧室を備えるピペッティングマシンの側面図 である。 図2は、運搬体が頂部に配置されて閉じた状態の低圧室の縦断面図である。 図3は、図2の線III−IIIに沿う断面図である。 図4は、運搬体の低圧室内への導入を示す、開いた状態の低圧室の縦断面図で ある。 図5は、頂壁の開口が閉じられ、運搬体が真空乾燥のために低圧室の内部に配 置されて閉じた状態の低圧室の縦断面図である。 図1は、可動ブラケット12を備えるピペッティングロボット10を主に示す 。ブラケット12はレール14に沿って移動でき、1つまたは複数のピペッティ ング針16、および2つのグリップアーム20を有する掴み装置18を備える。 ピペッティング針16および掴み装置18はブラケット12に沿って移動でき、 したがってマシン10のテーブル22に対して相対的にXおよびY方向に移動す ることができる。 図面を簡素化するために精密には示されていないが、ピペッティング工程のた めに必要な様々な器具および物体はテーブル22上に配置されている。とりわけ 、減圧下での濾過と、濾過工程後に運搬体26にまだ付着しているであろう残留 液体の真空乾燥との両方に使用できる低圧室24は、テーブル22上に配置され ている。 次に、図1ないし図5を参照しながら、低圧室24および運搬体26の構造に ついて説明する。図2から分かるように、運搬体26は、各々入口開口30およ び出口開口32を有する複数の管状区画28を含む。多孔性マトリックス材、フ リットまたは膜の形状の濾 過体34は、区画28内に配置されている。運搬体26は、区画28の配列全体 にわたって周囲に横方向に延びるリム36を備える。 低圧室24は底壁38およびそれに平行な頂壁40を含み、これらは4つの側 壁42、44を介して相互に接続されている。そのうちの3つの側壁(図では符 号42で示される)は固定して形成され、4番目の側壁44は、低圧室24の内 部空間46へのアクセスを可能にするために可動的に形成されている。(以下、 アクセス側壁と呼ぶ)。頂壁40には開口48があり、その開口縁50は密閉面 52を含んでいる。開口縁50は、密閉面52の上方に拡張センタリングゾーン 54を備えている。 アクセス側壁44は、挿入用の開口60を画定する外周枠58を含み、かつ内 側からアクセス側壁44に固定して接続される支持台56を備えている。枠58 は、頂壁40および底壁38に平行に配置されている。特に図3および図4の例 から分かるように、2つのカム要素62がアクセス側壁44から突設されており 、底壁38を支持するベースプレート66に配置されたガイドレール64内を軸 方向に移動可能に案内される。2つのカム要素62の1つに接続されたラック7 2と組み合わされた植込歯車の形状の駆動要素70を含む駆動電動機68を、ベ ースプレート66にフランジ接続してある。この方法で、アクセス側壁44は、 固定側壁42によって矢印73の方向に移動したり、固定側壁の方向に移動する ことができる。アクセス側壁44の内側には、固定側壁42、頂壁40および底 壁38に接触せしめる外周密閉材74が配置されており、低圧室24の内部空間 46を密閉する。 さらに図面から分かるように、底壁38は、液体を受入れ容器80へ向かわせ るために、配水管78の方向に向けた傾斜76を有する。真空ポンプ82は吸気 導管81を介して配水管78に接続され、 このポンプにより、内部空間46から空気が引き出されて低圧を発生させる。図 5から分かるように、低圧室24の頂壁40の開口48は、ピペッティングマシ ン10の掴み装置18によって蓋84を掴むための突起86を有する蓋84によ って閉じることができる。固定側壁42の少なくとも1つに、1つまたは複数の 加熱要素87を設けることにより、圧力以外に、低圧室24の温度46も設定す ることができる。 次に、ピペッティングマシン10による低圧室24の操作および使用について 、詳しく説明する。 運搬体26の区画28内に存在する液体を濾過体34内に通すために、突起リ ム36は密閉面52上にあり、運搬体26は低圧室24の頂壁40の開口48内 に挿入される。運搬体26は掴み装置18によって開口48内に挿入され、運搬 体26は開口縁50の入口ゾーン54によって開口48の中心に位置決めされる 。この手順中に、運搬体26が支持台枠58の挿入用開口60内に配置されてい ない状態で、アクセス側壁44が閉じる。次いで、低圧室24の内部空間46内 に第1低圧が発生し、これにより液体が濾過体34を通過する。この工程で、低 圧は約400ないし800mbarになる。この段階で低圧室24の内部空間の 予熱のために、加熱要素87を作動させることができる。区画28の出日開口3 2から流れ出る液体は、配水管78を介して受入れ容器80内に入る。したがっ て、濾過体34に残っている物質が分析の対象であるので、この液体は他の手段 で処理することができる。 関心のあるこの物質を分析に利用できるようにするために、濾過体34から解 放しなければならない。この目的のために運搬体26は、個々の濾過体34から 放たれる物質を受け入れる複数の個別受入れ容器90を備えた架台88に配置さ れなければならない(図1 参照)。分析対象の物質つまり液体の成分の量は相当少なく、また分析は正確に 行わなければならないので、分析すべき成分だけを受入れ容器90内に得られる ようにしなければならない。先の濾過段階からまだ出口開口32に付着している 液滴は、測定結果に悪影響を及ぼすことがあるので、溶出工程の前に液滴を除去 しなければならない。この目的のために、頂壁40の開口48に配置されている 運搬体26を掴み装置18によって持ち上け、運搬体26を上方から枠58の挿 入用開口60内へ導入する。この目的のために、電動機68が起動し、枠58が 低圧室24の内部空間46から外に完全に出るまで、アクセス側壁44を外に移 動させる。この状況を図4に示す。この図によって、運搬体26が今どのように 、開口縁50と同様に縁に入口ゾーン92を含む挿入用開口60内に上方から挿 入されることが明瞭になる。この工程で、運搬体26を開口48から持ち上げて 移動した直後に落下させ、その結果発生する振動によって出口開口32にまだ付 着している液滴を放つように、掴み装置18の制御を選択することができる。運 搬体26を枠58内に挿入した後、アクセス側壁44を固定側壁42の方向に戻 るように移動させる。さらに、掴み装置18で蓋84を掴み、頂壁40の開口を それで閉じる。 次いで、今実質的に気密状態に密閉されている内部空間46を、液体を濾過体 34から取り出すための低圧より実質的に大きい低圧にさらす。今発生している 低圧は約50ないし100mbarである。さらに、内部空間46の加熱要素8 7を相応に制御することによって、40から60℃の間の温度範囲を設定する。 この方法で、依然として出口開口32に付着している液体の気化点が変化し、し たがって液体が蒸発する。この真空乾燥工程の後、低圧室24を再び空気にさら し、アクセス側壁44を移動させ、出口開口32の液 滴を除去した運搬体26を、溶出緩衝液を供給するための架台88に移すことが できる。次いで、運搬体26を低圧室24の頂壁40の開口48上に移す。運搬 体26の区画の溶出液が低圧によってそこから引き出されたとき、それを受入れ る区画を備える運搬体を枠58内に挿入する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12Q 1/68 G01N 37/00 102 G01N 35/10 C12N 15/00 A 37/00 102 G01N 35/06 A 【要約の続き】 が頂壁(40)の開口縁(50)に配置され、かつ室 (24)のアクセス側壁(44)が閉じている状態で、 区画(28)の出口開口(32)にまだ存在する液体試 料の液滴を乾燥するために第1低圧より高い第2低圧を 発生させるためのものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 運搬体の入口開口および出口開口を含む区画内の液体試料を減圧下で選択的 に濾過し、前記区画の出口開口の領域に存在する試料液体の液滴を真空乾燥する ための装置であって、 頂壁(40),底壁(38)およびそれらを接続する側壁(42、44)に よって定められる内部空間(46)を有する室(24)と、 出口開口(32)を前記室(24)の内部空間(46)の方向に向けること によって実質的に気密状態に閉じ蓋(84)または前記運搬体(26)を選択的 に配することができる開口縁(52)を有する開口(48)を含む前記頂壁(4 0)と、 前記運搬体(26)を前記室(24)の内部空間(46)内に導入するため に実質的に気密に開閉できるアクセス側壁(44)として形成されている前記側 壁の1つと、 前記運搬体(26)の区画(28)の前記出口開口(32)から出る液体の ための排水路(76、78)を含む前記底壁(38)と、 前記運搬体(26)が前記頂壁(40)の開口縁(50)に配置され、前記 室(24)の前記アクセス側壁(44)が閉じている状態で、前記区画(28) の出口開口(32)から液体試料を抜き出すために第1低圧を発生させるための 、および、前記運搬体(26)が前記室(24)の内部空間(46)内に配置さ れ、蓋(84)が前記頂壁(40)の開口縁(50)に配置されると共に前記室 (24)のアクセス側壁(44)が閉じている状態で、前記区画(28)の出口 開口(32)にまだ存在している液体試料の液滴を乾燥するために第1低圧より 高い第2低圧を発生させ るための、前記室(24)の内部空間(46)内で終端する吸気導管(81)を 有する真空ポンプ(82)とを備える装置。 2. 運搬体(26)を受けて前記室(24)の内部空間(46)内でそれを位置 決めするための支持台(52)を設けてあることを特徴とする請求項1記載の装 置。 3. 前記アクセス側壁(44)は、前記室(24)の前記底壁(38)に平行に 延びる少なくとも1つのカム要素(62)を備え、該カム要素は案内装置(64 )内をそれが延びる2つの反対の方向(73)に案内されており、前記カム要素 (62)を前記室(24)に向けて移動させることにより前記アクセス側壁(4 4)を隣接する頂壁、底壁、および側壁(38、40、42)と実質的に気密接 触するまで移動させ、前記カム要素(62)を前記室(24)から離れるように 移動させることにより前記アクセス側壁(44)を前記室(24)から離れるよ うに移動させてその内部空間へのアクセスを可能にする駆動要素(70)を備え る駆動手段(68)を設けてあることを特徴とする請求項1または2記載の装置 。 4. 前記室(24)の前記アクセス側壁(44)、または隣接する前記頂壁,前 記底壁および前記側壁(38、40、42)が密閉材(74)を備えることを特 徴とする請求項3記載の装置。 5. 前記室(24)の内部空間(46)に向けられ、そこから前記室(24)の 内部空間(46)に向かって突出する支持台(56)を前記アクセス側壁(44 )の内側に接続してあることを特徴とする請求項2および3または4記載の装置 。 6. 前記室(24)の内部空間を加熱するために、少なくとも1つの加熱要素( 87)を設けてあることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかひとつに記載 の装置。 7. 前記加熱要素(87)は、前記室(24)の内部空間(46)に向けられた 側壁(38、40、42、44)のうちの少なくとも1つの側壁の内側に配置し てあることを特徴とする請求項6記載の装置。 8. 前記室(24)の前記頂壁(40)の開口縁(50)は、前記開口(48) と同一平面にまたはそれと平行に配置してあり、前記蓋(84)および前記運搬 体(26)のための支持面(52)と、前記蓋(84)および前記運搬体(26 )が前記支持面(52)上に配置されているときに、それらを真中に位置決めす るために前記支持面(52)に対して斜めに延びる円錐挿入面(54)とを備え ることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかひとつに記載の装置。 9. 前記支持面(52)は密閉材を備えることを特徴とする請求項8記載の装置 。 10.前記真空ポンプ(82)に接続された前記吸気導管(81)は、前記底壁( 38)の前記排水路(76、78)内で終端していることを特徴とする請求項1 ないし9のいずれかひとつに記載の装置。 11.前記閉じ蓋(84)は、前記頂壁(40)の前記開口(48)にしっかり固 定される平板を備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかひとつに 記載の装置。 12.前記閉じ蓋は、区画を有する運搬体と、その区画の入口開口を実質的に気密 状態に密閉するために前記運搬体上に配置できる実質的に気密な密閉体とを備え ることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかひとつに記載の装置。 13.液体試料を受ける複数の区画を備える運搬体(26)を掴むための可動掴み 装置(18)と、 該掴み装置(18)を制御するための制御手段と、 請求項1ないし12のいずれかひとつに記載の装置とを備え、試料をピペッ トで分注するための装置。 14.生体高分子を含む混合物から生体高分子を分離,単離および/または精製す るための請求項1ないし12のいずれかひとつに記載の装置の使用。 15.前記生体高分子は、ペプチド,タンパク質,核酸、特にDNAおよび/また はRNA,オリゴ糖類および/または多糖類を含むことを特徴とする請求項14 記載の装置の使用。 16.前記DNAはゲノムDNAまたはプラスミドDNAであることを特徴とする 請求項15記載の装置の使用。 17.入口開口および出口開口と、それらの間に配置され、試料の物質を様々な親 和性によって固定化する多孔性マトリックス材とを有する区画に入れられた様々 な物質を含む試料から、関心のある物質、特に生体高分子を単離する方法であっ て、 関心のある物質が前記マトリックス材に結合される親和性よりも前記マトリ ックス材への親和性が小さい物質を前記マトリックス材から放つために、前記区 画の前記入口開口に洗浄緩衝液を供給する過程と、 減圧下での濾過のために作動する請求項1ないし12のいずれかひとつに記 載の装置を使用することによって、低圧で前記区画の出口開口から前記洗浄緩衝 液および溶解した物質を前記マトリックス材を通して取り出す過程と、 真空乾燥のために作動する請求項1ないし12のいずれかひとつに記載の装 置を使用することによって、前記区画の前記出口開口にまだ存在する残留物質を 除去する過程と、 関心のある物質だけを前記マトリックス材から実質的に放った めに、前記区画の前記入口開口内に溶出緩衝液を供給する過程と、 減圧下での濾過のために作動する請求項1ないし12のいずれかひとつに記 載の装置を使用することによって、低圧で前記マトリックス材を通して前記区画 の前記出口開口から前記溶出緩衝液および関心のある物質を取り出す過程と、 濾過中に、出口開口から出てくる前記溶出緩衝液および関心のある物質を、 請求項1ないし12のいずれかひとつに記載の装置内に挿入された区画に集める 過程と、を有する方法。 18.前記関心のある物質は、核酸,オリゴ糖類または多糖類であることを特徴と する請求項17記載の方法。
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