JP2002506243A - 擬似ランダムシーケンス生成器及び生成方法 - Google Patents

擬似ランダムシーケンス生成器及び生成方法

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Abstract

(57)【要約】 擬似乱数シーケンスを生成するための方法及び生成装置。任意のウィンドミル多項式の為に互換性のあるウィンドミル生成器(100)の構成を決定する。ウィンドミル生成器(100)は、ワード志向のメモリーエレメント(104)を利用することで実現される。メモリーエレメント(104)に格納されたワードは、擬似乱数シーケンスの一部を構成するために選択的に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般には、例えば暗号化処理において利用されるような擬似乱数シー
ケンスの生成に関連する。より詳細には、本発明は、任意のウィンドミル多項式
により生成されたシーケンスに一致する擬似乱数シーケンスを生成するための擬
似乱数シーケンス生成器及び、生成方法に関連する。本発明は、さらには、ウィ
ンドミル多項式ベースの擬似乱数シーケンス生成器の異なる構成間の互換性を決
定する方法と関連する。
【0002】 ワード志向のメモリーエレメントは擬似乱数シーケンスを形成するワードを格
納するために利用される。メモリーワードのサイズは、ウィンドミル生成器の代
替的な互換性のある構成に一致する、同一の擬似乱数シーケンスの生成を増加促
進するために、継続的な反復動作の間にウィンドミルによって生成されるシーケ
ンス部が直ちに増加するように選択される。
【0003】 本発明の実施形態により生成される擬似乱数シーケンスは、セルラー通信シス
テムの移動局と無線基地局の間で形成されるような、無線リンクを介して通信さ
れるデータを暗号化するためにシステムの一部として有益に利用される。本発明
の実施形態の作用により生成される擬似乱数シーケンスはまた、スペクトル拡散
通信(CDMA)、自動レンジングシステム、音声信号圧縮方法、及びレーダー
システムにおいて有益に利用される。
【0004】
【従来の技術】
[発明の背景] 通信システムは、送信局と受信局の間で通信チャネル方法により情報通信を行
うことができる。有線通信システムでは、通信チャネルが送受信局の間で固定的
な接続により形成されている。そして、無線通信システムでは、通信チャネルは
電磁波周波数スペクトラムの一部を形成する。無線通信システムの送受局間で通
信チャネルを形成するのに固定的な接続は必要とされないので、送受信局間での
固定的な接続が実用的でない場合にも通信が可能となる。
【0005】 ディジタル通信システムは、送信局から受信局に通信される情報がディジタル
化される通信システムである。ディジタル通信システムは、有線通信システム及
び無線通信システムの両方で実現できる。ディジタル通信システムは、送受信局
間に及ぶ通信チャネルのより効果的な利用を可能とし、これにより通信システム
の通信容量は従来のアナログ通信システムよりも増加することになる。
【0006】 送受信局間の通信は時には必然的に秘密であることが要求される。即ち、通信
信号を送受信する当事者が、送受信当事者のみが通信信号の情報の内容にアクセ
スできることを意図することがある。特に、通信チャネルが無線通信システムの
無線通信チャネルである場合は、送受信局間の通信プライバシーには問題が多い
。無線チャネルは元来全く公のものであるので、通信チャネルにより転送される
通信信号は、通信信号の範囲内の、無線チャネルに同調されたいかなる受信局に
よっても検出できる。不許可のパーティーは、例えば、無線受信機を通信信号が
伝送される無線チャネルの周波数に同調させることができ、これにより通信信号
を受信できる。同様のセキュリティー問題は、不許可のパーティーによる有線通
信チャネルへのアクセスが増加する状況では、有線通信システムにおける考慮事
項でもある。
【0007】 通信システムにおける通信の安全性を改善する一つの手法は、通信信号を形成
する情報を暗号化することである。許可されたパーティーのみが暗号化された通
信信号を復号化できるとすると、不許可のパーティーは通信チャネルで伝送され
る通信信号の情報内容を理解できない。これにより、通信の秘密がより保証され
ることになる。
【0008】 ディジタル情報信号は特に暗号化処理と相性がよい。ディジタル情報信号は、
ビットシーケンスで形成され、要求があれば、情報信号の各ビットは送信局にお
いて通信チャネルでの伝送前に暗号化される。情報信号の暗号化方法を知らない
不許可のパーティーは、受信信号を復号化して伝送信号の情報内容を復元するこ
とができない。暗号化された信号を復号化できる受信局のみが、受信信号の情報
内容を復元できる。
【0009】 さまざまな手法がディジタル情報信号を暗号化するために利用されている。セ
ルラー通信において用いられるような典型的な暗号化手法は、情報信号のディジ
タルビットが擬似乱数シーケンス生成器により生成される擬似乱数シーケンスの
ビットと結合される暗号化手法を利用している。擬似乱数シーケンス生成器は、
対称暗号化方式において、送信局及び許可された受信局に既知な秘密鍵と結合し
て実現される。秘密鍵は許可された受信局で受信した暗号化信号を復号化するの
に利用され、それにより伝送信号の情報内容が復元される。
【0010】 擬似乱数シーケンスは場合によっては、ウィンドミル多項式の計算から導出さ
れる。ハードウェアやソフトウェアで実装されようと、擬似乱数シーケンスをこ
の手法で生成する構成は、ウィンドミル生成器として引用されることがある。ウ
ィンドミル生成器により生成される出力ビットは、とりわけ情報信号を暗号化す
るために利用される擬似乱数シーケンスを形成する。ウィンドミル生成器は、あ
る有限体GF(q)上の選択された原始多項式に直接関連する。q=2の場合、有限体
GF(2)は、バイナリケースとして引用され、ディジタル通信において特に重要で ある。ウィンドミル生成器を導く原始多項式の数は、多項式の多くの制約により
制限される。特にバイナリケースにおいて、出力に必要な処理を最小にするため
に、多項式のノンゼロ係数がわずかでなければならない場合は、ウィンドミル多
項式を形成するために利用される適切な多項式の数は制限される。多項式のノン
ゼロ係数の数は、多項式の重みとして引用される。
【0011】 GF(2)のバイナリケースならば、3つまたは5つのノンゼロ係数及び500 0次までの次数を有する多項式のような、原始多項式をリストするテーブルが存
在する。
【0012】 重み3のバイナリウィンドミル多項式で生成される、ここでしばしnタプルと
して引用される出力のランダム性は一般に乏しく、出力のランダム性を増加させ
るために高い重みの多項式が必要となる。しかし、そのような改善されたランダ
ム性は、処理要求の増大による出費の原因となる。既存のテーブルは、擬似乱数
シーケンスを導くためのウィンドミル多項式を選択するのに必ずしも利用するこ
とができない。というのも、そのような既存のテーブルが3つまたは5つのノン
ゼロ係数を伴う全ての原始多項式を必ずしも示す訳ではないからである。特に、
擬似乱数シーケンスが暗号化処理に利用される場合には、有限体GF(2)での任意 の次数の全てのウィンドミル多項式が分かっていることは価値がある。しかし、
そのような知識を導くための方法はない。代わりに、従来、Knuth Allanenテス トのような原始的であるかどうかのテストを含む検証プロセスが実施される。
【0013】 従来のウィンドミル生成器から得られるヴェインは、生成器で形成された出力
のビットサイズ、即ち、nタプルを決定する。処理速度のより高い処理装置の連 続的な発生と共に処理性能が改善されるので、膨大なヴェインを有する従来ウィ
ンドミル生成器はいよいよ実用的なものとなる。多数のヴェインを有するウィン
ドミル生成器からは、より大きなビットサイズの出力を得ることができる。ゆえ
に、擬似乱数シーケンスをより早く生成することができる。
【0014】 ウィンドミル生成器が他のウィンドミル生成器と互換性のある構成の場合、同
一擬似乱数シーケンスは各構成の生成器で生成される。そのような互換性は、異
なる構成のウィンドミル生成器を利用する装置及び方法から同一結果を得るため
に一般に必要とされる。
【0015】 しかしながら、ウィンドミル生成器の異なる構成の互換性を簡単に決定する方
法は存在しない。従来、分離構成間の互換性は、ある構成のある初期状態を別の
構成のそれに写像することによってのみ実現された。しかし、そのような写像は
、膨大な操作を必要とした。しかしながら、特別のウィンドミル多項式は、構成
間の実に単純な変換を可能とする。
【0016】 従って、共通の擬似乱数シーケンスを生成するためのウィンドミル生成器の代
替的構成の互換性を決定する方法を提供することは有効である。
【0017】 さらに、単純化された構成であって、任意のウィンドミル多項式に一致する擬
似乱数シーケンスを生成するだけでなく、要求があれば代替構成に簡単に変換す
ることができるウィンドミル生成器を提供することは有効である。
【0018】 擬似乱数シーケンスの生成に関連するこの発明の背景を考慮して、本発明の重
要な改良点を以下に説明する。
【0019】 [発明の要約] 本発明は、共通の擬似乱数シーケンスを生成するウィンドミル生成器の代替構
成の互換性を決定する方法を提供するものである。
【0020】 本発明は、さらに、単純化された構成であって、選択されたウィンドミル多項
式に一致する擬似乱数シーケンスを生成するだけでなく、要求があれば代替構成
に変換することができるウィンドミル生成器を提供することができる。
【0021】 ウィンドミル生成器の構成は、任意の初期状態で初期化された場合、同一の擬
似乱数シーケンスを形成するnタプルを生成するものと同一視される。同一視さ れた構成は、単純な関係をお互いに有する。即ち、同一擬似乱数シーケンスを生
成する異なる構成操作において、任意の関係の結果の初期状態値を単にコピーす
ることによって同一視される。そのようなコピーは、状態空間内の次元、即ち生
成する多項式の次数で線形複雑度を有し、従来ある初期状態を等価な状態に写像
することを必要とするに二次元複雑度を有しない。
【0022】 一の実施態様では、本発明の実施形態であるウィンドミル生成器により生成さ
れる擬似乱数シーケンスは、受信局へ送信局から伝送される情報の暗号化のため
の補助構成部分として利用される。典型的な実施形態において、通信システムは
、セルラー通信システムを構成し、移動局とセルラー通信システムのネットワー
クインフラとの間で通信される情報は、ウィンドミル生成器によって生成された
擬似乱数を利用して暗号化される。受信信号の復号化は、同様にまたウィンドミ
ル生成器によって生成された擬似乱数シーケンスを利用して行われる。
【0023】 本発明の別の側面では、特定の最長シーケンス及びフルレングスシーケンスに
おける擬似ランダムノイズシーケンスの有効な一貫性のあるブロックを生成する
ことにより能率的な方法を提供する。擬似乱数シーケンスを生成するためにワー
ド志向のメモリーを利用しているので、そのようなシーケンスはすばやく生成さ
れ、膨大な計算量を必要とすることもない。そして、メモリーワードサイズを適
切に選択することで、ウィンドミル生成器の代替構成が実現され、擬似乱数シー
ケンスは互換性を有することとなる。
【0024】 これらの側面において、方法及び関連する装置は、擬似ランダムノイズシーケ
ンスを生成する。メモリーエレメントのセットは、セットのメモリーエレメント
のそれぞれが、その任意のワードプレーンのメモリーワードを格納する。メモリ
ーエレメントのそれぞれは、初期状態値によって初期化される。メモリーエレメ
ントそれぞれの初期化に用いられる初期状態値は、そこに格納されるメモリーワ
ードを構成する。少なくとも一つのメモリーエレメントに格納される少なくとも
一つのメモリーワードが、出力シーケンスを生成するために選択される。出力シ
ーケンスは、擬似ランダムノイズシーケンスの一部を構成する。少なくとも一つ
の新規メモリーワードが、メモリーエレメントセットの少なくとも一つのメモリ
ーエレメントに格納されるために選択される。新規メモリーワードは、メモリー
エレメントセットのメモリーエレメントに格納されたメモリーワードの任意の結
合から構成される。新規メモリーワードの少なくとも一つの数は、出力シーケン
スを形成するために選択されたメモリーワードの数と一致する。
【0025】 本発明のより完全な理解及び範囲は、以下に簡単な概要を示した添付図面、発
明の好適な実施形態に係る以下の詳細な説明、及び、請求の範囲の記載より得る
ことができる。
【0026】 [発明の実施形態] 最初に図1を参照すると、10で示される典型的なウィンドミル生成器は、複
数の遅延要素12で形成され、かつ、ヴェインvのセットに分割されている。こ
こで、各ヴェインは長さLiを有し、各ヴェインvは加算器16の入力端と接続さ
れる帰還ループ14を含む。右端のヴェインvは左端のヴェインの入力端と帰還
ループ18によって更に接続される。
【0027】 タップ22は、ヴェインvの各々からとられ、かつ、タップ22から提供され
るシーケンスについて順列を行う順列器へ提供される。順列器24で形成された
出力シーケンスは、ライン26上に生成される出力エンドタプルを形成し、図中
3j、S3j+1、S3j+2で表される。
【0028】 各ヴェインvの長さLは、Li(i=0,1,...v-1)で定義される。L0からLv-1 の長さのセットは、既知の手法によって決定される。L=L0+L1+.....Lv-1 の場合は、以下の式を満たす。
【0029】 L=1 mod v (Lをvで割った余りが1) 又は L=(v-1) mod v 上記第一の式に従えば、順列器24によって行われる順列を、同一順列、即ち
0,1,...v-1を0,1,...v-1に写像するように選ぶことができる。この場合、長さL i は、次式を満たす。 L0=...=Lv-2=(L-1)/v、Lv-1=1+(L-1)/v 出力タップ22は各(L-1)/v番目の遅延要素12の後得られる。
【0030】 上記第二の式を考慮すれば、順列の選択を、0,1,...v-1をv-1,...1,0に写像す
る、“逆順”にすることができる。長さLは、この場合、次式によって定義され
る。 L0=...=Lv-2=(L+1)/v、Lv-1=-1+(L+1)/v 各ヴェインvから得られた出力タップ22は、p番目の遅延要素12の後ろに 配置される。ここでpは、最大許容互換v値に依存する数である。ウィンドミル 生成器10の初期状態vとウィンドミル生成器10の初期状態v'との間に、両 ウィンドミル生成器10が同一の出力シーケンスを生成するための単純な写像関
係があれば、v及びv'の二つの値は互換性を有する。即ち、ウィンドミル生成 器10の出力は、次式を満たす。
【0031】 Sj=f1(j-1)+f2(j-2)+...+fL(j-L) ここで、j=n,n+1,... また
、+は有限体GF(2)における加算を意味し、f(x)=1-f1xL-...-fL-1xL-1-fLxL 図2は、ウィンドミル生成器10の9時限j=0-8の連続的な反復操作を行った 場合の、遅延要素12における値をリストしたテーブルを示す。テーブル28の
右側は、ウィンドミル生成器10によってライン22上に生成された出力をリス
トしたものであり、順列器24による同一順列によってライン26上でも同順で
ある。
【0032】 図3は、ヴェインvのグループ、遅延要素12、帰還ループ14、加算器16
からなるウィンドミル生成器を示す図である。帰還ループ18はまた、右端ヴェ
インvと左端ヴェインvとの間でも形成される。タップ22は、再度ヴェインv から取られている。ここで、ウィンドミル生成器10が6つのヴェインを包含す
るように、生成器10は6つのタップ22を包含する。同一順列で順列を行う順
列器24及び、そこからの出力26が再度図示されている。
【0033】 図4は、テーブル28と類似するリストを含むテーブル34を図示するが、こ
こでは、図3の6ヴェインウィンドミル生成器の遅延要素12の状態値も示して
いる。右端列は、タップ22によってタップされ、ライン26上に生成された値
を示す。図1と図3及びテーブル28及び34に示されたウィンドミル生成器1
0のシーケンス出力を比較するとその共通性が分かる。
【0034】 図1のウィンドミル生成器10のそれぞれのヴェインvは、同一の帰還接続を
持っている。同様に、図3のウィンドミル生成器10の各ヴェインvも同一の帰
還接続を含んでおり、これは、ウィンドミル多項式f(x)から導かれる。ウィンド
ミル多項式f(x)は、第一の多項式部分と第二の多項式部分に書き換えることがで
きる。それは以下のようになる。
【0035】 f(x)=1-f1x1-...-fL-1xL-1-xL (fiは,GF(q)の要素である。) =b(xv)-xL 多項式f(x)がこれにより再度特徴付けられる時、ヴェインvにおけるフィード
バックは、多項式b(x)によって特定される。
【0036】 バイナリの場合、即ち、有限体がGF(2)で、f(x)が以下で表される場合は、 f(x)=1+f1x1...+fL-1xL-1+xL 7次のウィンドミル多項式は、 f(x)=x7+x6+1 となる。
【0037】 これにより図1及び図3に示されたウィンドミル生成器を実現し、ウィンドミ
ル多項式は以下のように書き換えることができる。 f(x)=b(x3)+x7 ここで、b(x)=1+x2。F(x)はまた、他の方法によっても書き換えることができ 、二つの独立多項式部により形成され、例えば、 f(x)=b(x6)+x7 ここで、b(x)=1+x and v=6 図1及び図3に示されたウィンドミル生成器の遅延要素12のそれぞれの初期
状態値の適切な選択を通じて、ウィンドミル生成器の独立構成により、生成器1
0のそれぞれの構成のライン26上の連続的なエンドタプルから形成される同一
擬似乱数シーケンスの生成が可能となり得る。L次のウィンドミル多項式は、ウ
ィンドミル生成器10を許容し、v1ヴェインまたはv2ヴェインを有し、上記
等式(1=L mod v1=L mod v2, v-1=L mod v1=L mod v2)を満たす場合、初期状態
値の簡単な写像は、同一の擬似乱数シーケンスを生成する異なる構成を許容する
【0038】 図5は、典型的な7次のウィンドミル多項式における写像を示す。上段は、初
期状態値を図示するもので、図1のウィンドミル生成器10のヴェイン2、ヴェ
イン1、ヴェイン0における文字a,b,c,d,e,f及びxで示されている。下段は、図
3に示されたウィンドミル生成器10のヴェイン5、ヴェイン4、ヴェイン3、
ヴェイン2、ヴェイン1、ヴェイン0の6ヴェインvに写像された初期状態値を
図示するものである。図示された初期値の写像は、同一擬似ランダム出力シーケ
ンスを生成するための図1及び図3それぞれのウィンドミル生成器10の独立の
構成を許容する。
【0039】 v1-1=L mod v1,v2-1=L mod v2の時、互換値vの簡単な写像、異なる構成のウ
ィンドミル生成器の形成は、以下の等式で決定される。ここでpは、例えば、p
番目の遅延要素のように使用されるが、最大許容互換v値に依存する数である。
【0040】 p=(L+1-vmax)/v ここで、vmaxは、あるウィンドミル多項式についてのvの最大互換値である。
【0041】 例えば、7次のウィンドミル多項式ならば、f(x)=x17+x12+1、vmax=6 かつp
=4となる。
【0042】 図6は、上記二つの場合における出力エンドタプルを示す。図の左部において
、各ヴェインにおける出力タップを形成するビットは、pで示される列から取ら
れる。その一方で、図の右部は、vmaxの値により異なる列から取られた出力ビッ
トを示す。
【0043】 図7は、バイナリ3タプルのブロックを生成するために利用される127次ま
でのウィンドミル多項式のテーブルを示す。各3タプルは63nタプルまでの同 一ウィンドミル多項式を導くことができるウィンドミル生成器によって生成され
るような8値の整数番号を表す。図7のテーブルはさらに、同一擬似乱数シーケ
ンスを生成できるウィンドミル生成器の異なる構成をもたらすヴェインvの許容
値を示す。
【0044】 図8は、各ウィンドミル多項式についての許容v値を生成する、一般に52に
おいて示される方法を図示する。方法52は、選択されたウィンドミル多項式に
ついて、共通の擬似乱数シーケンスを生成するウィンドミル多項式生成器の代替
構成の互換性を決定することができる。第一に、ブロック54に示されているよ
うに、選択されたウィンドミル多項式は、第一の多項式部分及び第二の多項式部
分によって特徴付けられる。即ち、ウィンドミル多項式f(x)は、b(xv)-xLによ
って上述のように特徴付けられ、f(x)は原始的かどうかをチェックされる。そ
して、ブロック56に示されるように、第二の多項式部分の特性は、第一の多項
式部分と足し合わされると、任意のウィンドミル多項式を構成する。第二の多項
式部分のそれぞれの特性は、ウィンドミル生成器の独立した構成と結びつく。す
なわち、b(xv)の異なる値が選択される。
【0045】 そして、ブロック58に示されているように、b(xv)の特性のそれぞれが任意 の基準を満たすかどうかが決定される。即ち、選択された基準は1=L mod v又は
v-1=L mod vのいずれかを満たすことを要求する。
【0046】 最後に、ブロック62に示されているように、ウィンドミル生成器の特徴は、
もし任意の基準をその特徴が満足するならば、互換性のある代替構成として識別
される。
【0047】 図9は、本発明の実施形態に基づくウィンドミル生成器(100)を示す。ウ
ィンドミル生成器100は、図1及び図3に示されたウィンドミル生成器10と
機能的に等価であるが、ここではワード用メモリを使って実現されている。ここ
で、メモリーエレメント104のスタック102が形成されている。メモリーエ
レメント104のそれぞれは、任意のワード長を有し、スタック102はメモリ
ーエレメント104の任意の数Mから構成される。
【0048】 Mの値は、以下の式の一に従って決定される。 M=2+(l-1)/v M=1+(L+1)/v
【0049】 メモリーエレメント104のコンテンツは、イニシャライザ108、出力シー
ケンスセレクタ102、及び新規メモリーワードセレクタ114によって表され
るアプリケーションを実行することができる処理部106の操作を通じて選択的
に作用する。イニシャライザ108は、メモリーエレメントを初期状態値のメモ
リーワードに初期化することができる。出力シーケンスセレクタ102は、nタ プル出力シーケンスを構成するための、任意のメモリーワードの読出しを行うこ
とができる。新規メモリーワードセレクタは、生成器100の動作中に任意の1 以上のメモリーエレメント104に書込まれる新規メモリーワードの選択を行う
ことができる。
【0050】 図10は、本発明の実施形態の動作中におけるメモリーワードの写像を示すも
のである。メモリーエレメントがイニシャライザ108の動作により初期状態値
で1度初期化されると、メモリーワードは図の118で示される矢印に従って反 復的にシフトされる。出力シーケンス生成器112の動作を介して、メモリーワ
ードの一つがメモリーエレメントから読出されエンドタプル出力を形成する。そ
して、メモリーエレメント104中の任意部分に格納されたメモリーワード部分
の任意のコンビネーションで形成される、新規入力ワードは、新規メモリーワー
ドセレクタ114の動作を介して利用可能なメモリーエレメント104へ挿入さ
れる。図に示されるように、メモリーエレメント104に格納されているメモリ
ーワードの要素の内容は列方向に写像される。そして、新規入力ワードセレクタ
114の動作を介して、新規メモリーワードが利用可能なメモリーエレメント1
04へ挿入される。メモリーワードの連続的なシフト、任意のnタプルの出力及 び新規入力ワードの形成は、擬似乱数シーケンスの生成を可能とする。ウィンド
ミル生成器100のワード志向により、もしより多くのnタプル出力が必要であ れば、複数のメモリーエレメント104に格納された複数のメモリーワードの出
力nタプルを生成器100の動作の反復の間に出力することができる。
【0051】 図11は、図9、図10に示されたメモリーエレメント104のスタック10
2を図示する。ここでは、新規メモリーワードセレクタが利用可能なメモリーエ
レメントに挿入される新規メモリーワードの値を形成する手法を示す。メモリー
ワードが1度出力され出力nタプルが形成されると、矢印128と132で示され
るように、各ヴェインの最後のdエレメントの値が利用される。その後、矢印1 34でしめすように、行成分が巡回的に同一の場所で回転する。その後、矢印1
36で示すように、加算的フィードバックが行われる。そして、矢印138で示
すように、形成されたワードがコラム方向に上へシフトされる。
【0052】 図12は、本発明の別の実施形態のウィンドミル生成器100を示すものであ
る。ここでは、メモリーエレメント104のスタック102が同様に形成され、
メモリーエレメントには長さMのメモリーワードが同様に格納されている。そし
て、同様に、処理部106は、イニシャライザ108、出力シーケンスセレクタ
112及び新規メモリーワードセレクタ114で表されるアプリケーションを実
行することができる。ここでは、生成器100のそれぞれの動作の反復の間にメ
モリーワードの内容をシフトするのではなく、矢印148で表される新規入力ワ
ードポインタが巡回的にスタック102を形成するMワードの間を移動する。即
ち、新規入力ワードの位置がメモリーワードの間で巡回的に再識別される。低消
費電力が操作における重要な目的であるならば、ポインタ148の再配置で消費
する電力は、スタック102全体を各メモリーワードがシフトするよりもより少
なくなる。
【0053】 図13は、図12に類似するウィンドミル生成器100の実施形態を示すもの
である。しかし、ここでは唯一の周期的な更新ポインタ148が利用され、セッ
トだけが、データが読出されるか又は格納されるべき、メモリにおけるワードの
正確な位置にポイントをオフセットする。
【0054】 本発明の様々な実施形態の動作により、任意のウィンドミル多項式のためのウ
ィンドミル生成器の互換性のある構成が決定される。任意のメモリーワードを連
続的な生成器の反復動作の間に単に連続的に読出すことにより擬似乱数シーケン
スを簡単に生成するワード志向のウィンドミル生成器が実現される。
【0055】 これまでの記載は、発明の実施のための最適な実施形態に関するもので、発明
の範囲はこの記載に必ずしも限定されるべきではない。発明の範囲は、請求の範
囲に基づき定義されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 3タプル出力を生成可能な第一の構成におけるウィンドミル生成器のブロック
図を示す。
【図2】 図1に示すウィンドミル生成器の遅延要素における値及び、ウィンドミル生成
器の反復生成された3タプルの出力のテーブルリストを示す図である。
【図3】 6タプルの出力を生成可能な第二の構成におけるウィンドミル生成器のブロッ
ク図を示す。
【図4】 図3に示すウィンドミル生成器の遅延要素における値及び、ウィンドミル生成
器の反復生成された6タプルの出力のテーブルリストを示す図である。
【図5】 図1及び図3に示すウィンドミル生成器の構成のための初期状態値及び、両構
成が同一の擬似乱数出力シーケンスを生成できるようにするためのその間の写像
を示す。
【図6】 二つの手法において決められる出力エンドタップを示す図である。
【図7】 127次までのウィンドミル多項式及び、本名発明の実施形態の操作において
計算される許容値vを示すテーブルを表す図である。
【図8】 図7における許容値を決定するためのステップを示す、フローチャートである
【図9】 本発明の実施形態に基づくウインドミル生成器のブロック図である。
【図10】 図9に示すウィンドミル生成器の操作におけるメモリーワードの写像を示す図
である。
【図11】 図9に示すウィンドミル生成器の操作における新規入力ワードの生成手法を示
す図である。
【図12】 本発明の別の実施形態に基づくウィンドミル生成器のブロック図である。
【図13】 本発明の別の実施形態に基づくウィンドミル生成器のブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW 【要約の続き】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 擬似ランダムノイズシーケンスを生成する方法であって、 各メモリーエレメントが任意のワード長のメモリーワードを格納するための、
    メモリーエレメントのセットを形成する工程と、 前記形成工程で形成された各メモリーエレメントを初期状態値で初期化する工
    程であって、各メモリーエレメントの初期化に用いられる前記初期状態値がそこ
    に格納されるメモリーワードを形成する工程と、 出力シーケンスを形成するために、少なくとも一つの前記メモリーエレメント
    に格納された少なくとも一つの前記メモリーワードを選択する工程であって、前
    記出力シーケンスは、擬似ランダムノイズシーケンスの一部を形成する工程と、 前記メモリーエレメントのセットの少なくとも一つの前記メモリーエレメント
    に格納される少なくとも一つの新規のメモリーワードを選択する工程であって、
    前記新規メモリーワードは、前記メモリーエレメントセット内の前記メモリーエ
    レメントに格納された前記メモリーワードの任意の結合で構成され、前記少なく
    とも一つの新規メモリーワードの数は、前記出力シーケンスを形成するために選
    択されたメモリーワードの数と一致する工程と を備えることを特徴とする生成方法。
  2. 【請求項2】 前記擬似ランダムノイズシーケンスが任意の次数のウィンドミル
    多項式によって生成された値と一致する値を有し、前記任意の次数は、少なくと
    も部分的に、前記形成工程において形成された前記メモリーエレメントセットの
    前記メモリーエレメントの数に限定されることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記メモリーエレメントセットのメモリーエレメントの数が、さ
    らに前記各メモリーワードを形成する任意のワード長に対応することを特徴とす
    る、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記メモリーエレメントセットを形成するメモリーエレメントの
    数が、選択された次数に直接的に比例し、かつ、各メモリーワードを形成するワ
    ード長に間接的に比例することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記形成工程において形成された前記メモリーエレメントセット
    が、出力メモリーエレメントを形成するために選択された複数メモリーエレメン
    トのスタックのうちの少なくとも一つのメモリーエレメントである、メモリーワ
    ードのスタックを形成する、前記メモリーエレメントの論理的に連続したグルー
    プを備え、少なくとも一つの前記メモリーワードを選択する前記工程において選
    択されたメモリーワードの少なくとも一つが、出力メモリーエレメントに格納さ
    れた少なくとも一つのメモリーワードを備えることを特徴とする請求項2に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記メモリーエレメントの論理的に連続グループの連続が列を定
    義し、かつ、メモリーワードを列方向に、メモリーエレメントのスタックを通し
    てシフトする付加的な工程を備えることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも一つの新規メモリーワードを選択する工程におい
    て選択された前記少なくとも一つの新規メモリーワードが、前記任意の次数のウ
    ィンドミル多項式によって生成された帰還値に一致する値のメモリーワードを備
    えることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記メモリーエレメントの任意の少なくとも一つに、少なくとも
    一つの巡回更新ポインタを割り当てる付加的工程を備えることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記割り当ての工程において割り当てられた前記少なくとも一つ
    の巡回更新ポインタが、前記選択工程において選択されたメモリーワードが格納
    されている少なくとも一つの前記メモリーエレメントを識別することを特徴とす
    る請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記割り当て工程において割り当てられた前記少なくとも一つ
    の巡回更新ポインタが、少なくとも一つの新規メモリーワードを選択する前記工
    程において選択され、前記少なくとも一つの新規メモリーワードが格納される、
    少なくとも一つのメモリーエレメントを識別することを特徴とする請求項9に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 前記形成工程において形成されたメモリーエレメントのそれぞ
    れに格納されている前記メモリーワードのそれぞれの任意のワード長が、互換性
    のあるワード長を形成する任意のワード長の少なくとも一つの倍数となるように
    選択され、前記選択工程において選択された少なくとも一つのメモリーワードが
    、少なくとも一つの単一メモリーワードの倍数を備えることを特徴とする請求項
    2に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記出力シーケンスを構成するために前記メモリーワードの少
    なくとも一つを選択し、かつ、前記新規メモリーワードの少なくとも一つを選択
    する工程が、反復的に実施されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 任意のウィンドミル多項式の為に、共通の擬似ランダムシーケ
    ンスを生成するためのウィンドミル多項式生成器の代替構成の互換性を決定する
    方法であって、前記任意のウィンドミル多項式がウィンドミル多項式次元及び、
    ウィンドミル多項式重みによって識別される方法が、 第一の多項式部分と、第二の多項式部分とによって任意の多項式を特徴付ける
    工程であって、第一の多項式部の次数の前記第一の多項式部分、前記第一の多項
    式部分の次数が任意のウィンドミル多項式のウィンドミル多項式次数に一致する
    工程と、 前記第二の多項式部分の特性を決定する工程であって、前記第二の多項式部分
    は、前記第一の多項式部分と結合して、任意のウィンドミル多項式を形成し、前
    記各特性がウィンドミル生成器の分離構成を識別する工程と、 前記第二の多項式部分の特性のそれぞれが任意の基準を満たすかどうかを決定
    する工程と、 前記特性が前記任意の基準を満たしている場合に互換性のある代替構成として
    ウィンドミル生成器の特性を識別する工程と を備えることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 前記第二の多項式の各特性が、ワードサイズを識別する設計べ
    き指数と関連することを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第二の多項式部分が前記任意の基準を満たすかどうかを決
    定するための前記任意の基準が、等式1=L mod vを備え、ここで、Lが前記任意
    のウィンドミル多項式の次数であり、vが前記第二の多項式に関連する設計べき
    指数であることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記任意の基準を前記特性のそれぞれが満たすかどうかを決定
    するための前記任意の基準が、等式 v-1=L mod vを備え、ここで、Lが前記任意
    のウィンドミル多項式の次数であり、vが前記第二の多項式に関連する設計べき
    指数であることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 擬似ランダムノイズシーケンスを生成するための擬似ランダム
    ノイズ生成器であって、 任意のワード長の任意のメモリーワードをそれぞれのメモリーエレメントに格
    納するためのメモリーエレメントセットと、 前記セットの各メモリーエレメントを初期状態値で初期化するためのイニシャ
    ライザと、 前記セットのメモリーエレメントの少なくとも一つに格納されている、少なく
    とも一つのメモリーワードを選択するための出力シーケンスセレクタであって、
    前期出力シーケンスが擬似ランダムノイズシーケンスの一部を構成する出力シー
    ケンスセレクタと、 前記セットのメモリーエレメントの少なくとも一つに格納される、少なくとも
    一つの新規メモリーワードを選択するための新規メモリーワードセレクタであっ
    て、 前記新規メモリーワードが、前記メモリーエレメントのセットのメモリーエレメ
    ントに格納されたメモリーワードの任意の結合から構成されており、少なくとも
    一つの新規メモリーワードの数が出力シーケンスを構成するために選択されたメ
    モリーワードの数と一致する、新規メモリーワードセレクタと を備えることを特徴とする擬似ランダムノイズ生成器。
  18. 【請求項18】 任意のウィンドミル多項式のために、共通擬似ランダムシーケ
    ンスを生成するための、ウィンドミル多項式生成器の代替構成の互換性を決定す
    る装置であって、前記任意のウィンドミル多項式が、ウィンドミル多項式次数及
    びウィンドミル多項式重みシーケンスによって識別される装置が、 任意の多項式の指示を受けるために組み合わされた特性を与える手段であって
    、前記手段が第一の多項式部分と第二の多項式部分で任意の多項式の特性を与え
    るための手段であり、前記第一の多項式部分の次数は、前記任意のウィンドミル
    多項式のウィンドミル多項式次数と一致する手段と、 前記特性を与える手段の指示を受けるために組み合わされた決定手段であって
    、前記決定手段が、前記第一の多項式と結合することで任意のウィンドミル多項
    式を構成する前記第二の多項式部分の特性を決定する手段であり、各特性により
    ウィンドミル生成器の分離構成が識別され、任意の基準を前記第二の多項式部分
    の各特性が満たすかどうかを決定する手段と、 前記任意の基準を前記特性が満たす場合には、互換性のある交番構成としてウ
    ィンドミル生成器の特性を識別するための識別手段と を備えることを特徴とする決定装置。
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