JP2002505257A - ベンゾイルフェニル尿素を含む殺菌剤組成物 - Google Patents
ベンゾイルフェニル尿素を含む殺菌剤組成物Info
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- JP2002505257A JP2002505257A JP2000534053A JP2000534053A JP2002505257A JP 2002505257 A JP2002505257 A JP 2002505257A JP 2000534053 A JP2000534053 A JP 2000534053A JP 2000534053 A JP2000534053 A JP 2000534053A JP 2002505257 A JP2002505257 A JP 2002505257A
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- A61K31/16—Amides, e.g. hydroxamic acids
- A61K31/17—Amides, e.g. hydroxamic acids having the group >N—C(O)—N< or >N—C(S)—N<, e.g. urea, thiourea, carmustine
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P17/00—Drugs for dermatological disorders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61P31/10—Antimycotics
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、担体と式(I)の化合物(式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまたはメトキシである)および式(I)の化合物の塩を含む医薬組成物または動物薬組成物を提供する。本発明はさらに、真菌感染の治療のための医薬組成物または動物薬組成物の製造での前記式(I)の化合物の使用をも提供する。
【化1】
Description
【0001】 (技術分野) 本発明は、ベンゾイルフェニル尿素誘導体の新規な使用に関する。詳細には本
発明は、真菌感染防除で使用するためのベンゾイルフェニル尿素誘導体に関する
。
発明は、真菌感染防除で使用するためのベンゾイルフェニル尿素誘導体に関する
。
【0002】 (背景技術) 真菌は、各種表皮病変の病原体である。真菌は皮膚表面に生息し、主要養分溶
液としてケラチンを使用する。真菌は、足、性域、爪の下などの各種皮膚領域で
認められる。さらに場合によって、特に免疫欠乏患者では、真菌が口腔粘膜上な
どの他の各種領域で成長し得る。さらに場合によっては、全身性となり得る真菌
感染もある。
液としてケラチンを使用する。真菌は、足、性域、爪の下などの各種皮膚領域で
認められる。さらに場合によって、特に免疫欠乏患者では、真菌が口腔粘膜上な
どの他の各種領域で成長し得る。さらに場合によっては、全身性となり得る真菌
感染もある。
【0003】 真菌細胞は代表的には、複雑な多糖類、主としてキチン、キトサン、グルカン
類およびマンナン類を含む細胞壁によって囲まれている。
類およびマンナン類を含む細胞壁によって囲まれている。
【0004】 米国特許4798837号には、特にダニ目の昆虫を抑制する農薬として有効
であることが認められているN−ベンゾイル−N′−2,5−ジクロロ−4−ヘ
キサフルオロプロピルオキシ−フェニル尿素類が開示されている。
であることが認められているN−ベンゾイル−N′−2,5−ジクロロ−4−ヘ
キサフルオロプロピルオキシ−フェニル尿素類が開示されている。
【0005】 一般名ルフェヌロン(Lufenuron)によって知られている、それらの化合物の うちの一つが、ノミ(flees)の抑制における獣医学での用途が認められている (スイスのノバルティスによって、商標「プログラム」(PROGRAM)(登録商標 )下に販売されている(この化合物は、慣用名N−[2,5−ジクロロ−4−(
1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)−フェニルアミノカルボ
ニル]−2,6−ジ−フルオロベンズアミドを有する)。丸薬または懸濁液の形
でルフェヌロンを動物に経口投与して、ノミによる動物の感染を予防する。この
薬剤の使用についての治療的投与法は代表的には、数週間に1回の投与である。
1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)−フェニルアミノカルボ
ニル]−2,6−ジ−フルオロベンズアミドを有する)。丸薬または懸濁液の形
でルフェヌロンを動物に経口投与して、ノミによる動物の感染を予防する。この
薬剤の使用についての治療的投与法は代表的には、数週間に1回の投与である。
【0006】 (発明の開示) 本発明によれば、ルフェヌロン投与が、特に皮膚糸状菌によって引き起こされ
るものなどの真菌感染の防除において有効であることが明らかになった。
るものなどの真菌感染の防除において有効であることが明らかになった。
【0007】 そこで本発明は、その第1の態様によって、担体と下記式Iの化合物および式
Iの化合物の塩である有効成分とを含む医薬組成物または動物薬組成物を提供す
る。
Iの化合物の塩である有効成分とを含む医薬組成物または動物薬組成物を提供す
る。
【0008】
【化4】 式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまたはメトキシである
。
。
【0009】 本発明はさらに、真菌感染治療のための医薬組成物または動物薬組成物の製造
における、前記式Iの化合物の使用も提供するものである。
における、前記式Iの化合物の使用も提供するものである。
【0010】 さらに本発明は、真菌感染の治療方法であって、治療が必要な患者に対して、
有効量の前記式Iの化合物を投与する段階を有する方法をも提供する。
有効量の前記式Iの化合物を投与する段階を有する方法をも提供する。
【0011】 (発明を実施するための最良の形態) 好ましい式Iの化合物は、R1およびR2がそれぞれ独立にフッ素、塩素また
はメトキシであるものであり、特にはR1とR2がいずれも同一であるものであ
る。式Iによる最も好ましい化合物はルフェヌロン(R1とR2がいずれもフッ
素である)である。
はメトキシであるものであり、特にはR1とR2がいずれも同一であるものであ
る。式Iによる最も好ましい化合物はルフェヌロン(R1とR2がいずれもフッ
素である)である。
【0012】 式Iの化合物の塩は、有機塩基のカチオンとの塩であることができる。有機塩
基のカチオンの例としては以下のものがある。
基のカチオンの例としては以下のものがある。
【0013】
【化5】 最後の式におけるnは8〜12の整数である。
【0014】 担体は、式Iの化合物または塩と適合性である生理的に耐容される担体でなけ
ればならない。担体の例としては、米国特許4798837号(その内容は引用
によって本明細書に含まれるものとする)に記載のものなど、それ自体公知の各
種液体または固体である。
ればならない。担体の例としては、米国特許4798837号(その内容は引用
によって本明細書に含まれるものとする)に記載のものなど、それ自体公知の各
種液体または固体である。
【0015】 式Iの化合物は、経口、非経口または局所投与用に製剤することができる。経
口または非経口投与して全身で作用させる式Iの化合物の製剤が好ましく、経口
製剤が特に好ましい。
口または非経口投与して全身で作用させる式Iの化合物の製剤が好ましく、経口
製剤が特に好ましい。
【0016】 「有効量」という用語は、患者の状態の永久的もしくは一次的改善、あるいは
真菌感染負荷の低減のいずれかで発現することができる治療効果を得る上で有効
な量を意味するものと理解すべきである。有効量は特に、治療方法、治療する感
染の種類、すなわち全身性であるか局所的であるか否かなど、治療を受ける患者
の種類、すなわちそれがヒトであるかヒト以外の動物であるか、ならびに動物の
種類、患者の年齢などによって決まる。
真菌感染負荷の低減のいずれかで発現することができる治療効果を得る上で有効
な量を意味するものと理解すべきである。有効量は特に、治療方法、治療する感
染の種類、すなわち全身性であるか局所的であるか否かなど、治療を受ける患者
の種類、すなわちそれがヒトであるかヒト以外の動物であるか、ならびに動物の
種類、患者の年齢などによって決まる。
【0017】 本発明の医薬組成物または動物薬組成物は例えば、非経口投与用として、例え
ば、生理食塩水などの生理溶液と混合するために、粉末、凍結乾燥品の形で提供
することができる。さらに別の例として、本発明の医薬溶液は、丸薬またはカプ
セルの形のような経口製剤として製剤することができる。さらに、一部の用途で
は、本発明の組成物を、経口投与用の溶液剤の形で製剤することもできる。さら
に、本発明の組成物は、局所投与用に製剤することもできる。
ば、生理食塩水などの生理溶液と混合するために、粉末、凍結乾燥品の形で提供
することができる。さらに別の例として、本発明の医薬溶液は、丸薬またはカプ
セルの形のような経口製剤として製剤することができる。さらに、一部の用途で
は、本発明の組成物を、経口投与用の溶液剤の形で製剤することもできる。さら
に、本発明の組成物は、局所投与用に製剤することもできる。
【0018】 本発明によって、各種真菌感染の治療を行うことができる。それには、全身感
染および局所的真菌感染などがあり得る。特に、好ましい実施態様によれば、本
発明によって、ヒトおよび動物の両方での皮膚真菌感染、ヒトでの爪もしくは性
器における真菌感染、ヒトおよび動物の両方での眼球真菌感染または耳の真菌感
染などの治療を行うことができる。本発明に従って治療することができる真菌感
染の特定の例としては、皮膚、爪または毛髪の各種皮膚真菌感染を起こす小胞子
菌属(例:ミクロスポルム・カニス)の菌、コウジカビ属の菌、マラセジア菌ま
たはカンジダ菌のような酵母などの皮膚糸状菌によって引き起こされるものがあ
る。
染および局所的真菌感染などがあり得る。特に、好ましい実施態様によれば、本
発明によって、ヒトおよび動物の両方での皮膚真菌感染、ヒトでの爪もしくは性
器における真菌感染、ヒトおよび動物の両方での眼球真菌感染または耳の真菌感
染などの治療を行うことができる。本発明に従って治療することができる真菌感
染の特定の例としては、皮膚、爪または毛髪の各種皮膚真菌感染を起こす小胞子
菌属(例:ミクロスポルム・カニス)の菌、コウジカビ属の菌、マラセジア菌ま
たはカンジダ菌のような酵母などの皮膚糸状菌によって引き起こされるものがあ
る。
【0019】 本発明は、イヌ、ネコ、ウシ、ヒツジ、ブタ、ニワトリなどの動物(これらに
限定されるものではない)の治療に適用することができる。
限定されるものではない)の治療に適用することができる。
【0020】 以下、以下の実施例によって本発明を説明するが、本発明はこれらによって限
定されるものではない。
定されるものではない。
【0021】 実施例1 獣医科診療所に来院したイヌ2914頭およびネコ1355頭を含む動物42
69頭について、真菌感染の発生をモニタリングした。
69頭について、真菌感染の発生をモニタリングした。
【0022】 モニタリングした全てのイヌの2.13%に相当するイヌ62頭には、初回来
院時に皮膚真菌感染の発生があり、モニタリングした全てのネコの3.9%に相
当するネコ54頭に、初回来院時に皮膚真菌感染の発生があった。
院時に皮膚真菌感染の発生があり、モニタリングした全てのネコの3.9%に相
当するネコ54頭に、初回来院時に皮膚真菌感染の発生があった。
【0023】 イヌ429頭(モニタリングした全てのイヌの14.7%)およびネコ102
頭(モニタリングした全てのネコの7.5%)にルフェヌロンを投与して、皮膚
ノミ感染を予防した。
頭(モニタリングした全てのネコの7.5%)にルフェヌロンを投与して、皮膚
ノミ感染を予防した。
【0024】 全ての動物について、診療所への次に来院時に真菌感染の発生を調べた。ルフ
ェヌロンを投与した全てのネコまたはイヌにおいて、真菌感染の徴候を示した動
物はなかった。初期に真菌感染のあった(初回来院時に認められた)全ての症例
において、それは消失した。
ェヌロンを投与した全てのネコまたはイヌにおいて、真菌感染の徴候を示した動
物はなかった。初期に真菌感染のあった(初回来院時に認められた)全ての症例
において、それは消失した。
【0025】 月1回のルフェヌロン投与を行ったイヌが1例のみあったが、そのイヌは治療
中に真菌Asperagilus SPに感染した。ルフェヌロンの用量を倍とした後、そのイ
ヌは14日以内に真菌感染から回復した。
中に真菌Asperagilus SPに感染した。ルフェヌロンの用量を倍とした後、そのイ
ヌは14日以内に真菌感染から回復した。
【0026】 ルフェヌロン投与を受けた動物については、酵母(マラセジア菌またはカンジ
ダ菌)感染の発生についてもモニタリングしたが、投与した全動物において感染
は認められなかった。
ダ菌)感染の発生についてもモニタリングしたが、投与した全動物において感染
は認められなかった。
【0027】 実施例2 体重3.7kgの雌イヌについて検査を行い、UV照射下に光る左足における
円形脱毛があることが認められた。それらのパラメータを考慮すると、感染はミ
クロスポルム・カニスと診断され、後にそれが臨床検査によって確認された。
円形脱毛があることが認められた。それらのパラメータを考慮すると、感染はミ
クロスポルム・カニスと診断され、後にそれが臨床検査によって確認された。
【0028】 そのイヌに小さいプログラム(登録商標)丸薬2個(各丸薬がルフェヌロン6
7.8mgを含有)を2週間に1錠で投与した。投与開始から14日以内に、真
菌感染の全ての徴候が消失した。
7.8mgを含有)を2週間に1錠で投与した。投与開始から14日以内に、真
菌感染の全ての徴候が消失した。
【0029】 実施例3 体重約4kgの雄イヌが、実施例2と同様に、ミクロスポルム・カニス感染が
あると診断された。そのイヌには最初にグリセオフルビンの全身投与とシクロピ
ロキソールアミン(cyclopiroxsolamine)1%の局所投与を行ったが、顕著な効
果はなかった。
あると診断された。そのイヌには最初にグリセオフルビンの全身投与とシクロピ
ロキソールアミン(cyclopiroxsolamine)1%の局所投与を行ったが、顕著な効
果はなかった。
【0030】 次に、イヌにプログラム(小錠剤1錠)を投与したところ、10日後に、真菌
感染部位での治癒と毛髪成長の徴候が認められた。
感染部位での治癒と毛髪成長の徴候が認められた。
【0031】 実施例4 体重約5kgのイヌが、右後足に白癬菌感染があると診断された。投与は実施
例1と同様に行った。投与開始から10日以内に、感染部位での毛髪成長が認め
られた。
例1と同様に行った。投与開始から10日以内に、感染部位での毛髪成長が認め
られた。
【0032】 実施例5 体重約20kgの雄イヌが、UV光下で光る全身脱毛感染を有しており、従っ
てミクロスポルム・カニス感染であると診断された。その診断は後に、臨床検査
によって確認された。
てミクロスポルム・カニス感染であると診断された。その診断は後に、臨床検査
によって確認された。
【0033】 イヌには大きいプログラム(登録商標)丸薬(ルフェヌロン409.8mgを
含有)を2週間に1回投与した。10日後、2回目の錠剤を投与する以前であっ
たが、感染皮膚に完全回復と毛髪成長の徴候のあることが明らかになった。
含有)を2週間に1回投与した。10日後、2回目の錠剤を投与する以前であっ
たが、感染皮膚に完全回復と毛髪成長の徴候のあることが明らかになった。
【0034】 実施例6 体重約40kgの雌イヌが、実施例2と同様にミクロスポルム・カニス感染が
あると診断された。イヌには大きいプログラム(登録商標)丸薬(ルフェヌロン
409.8mgを含有)1錠を投与し、2週間後に別の丸薬を投与した。動物は
10日以内に、感染部位での毛髪成長によって明らかな回復の徴候を示した。
あると診断された。イヌには大きいプログラム(登録商標)丸薬(ルフェヌロン
409.8mgを含有)1錠を投与し、2週間後に別の丸薬を投与した。動物は
10日以内に、感染部位での毛髪成長によって明らかな回復の徴候を示した。
【0035】 実施例7 同じ家庭で飼われているネコ5頭が、全身の各種部位で白癬菌感染を有すると
診断された。ネコにはプログラム(登録商標)懸濁液(用量)を投与した。10
日以内に、全ての感染部位での毛髪成長によって明らかな完全回復があった。
診断された。ネコにはプログラム(登録商標)懸濁液(用量)を投与した。10
日以内に、全ての感染部位での毛髪成長によって明らかな完全回復があった。
【0036】 実施例8 ネコ6頭がミクロスポルム・カニス感染を有すると診断された。その診断は臨
床検査によって確認された。ネコには、1回の注射で用量20mg/kgBWの
用量のルフェヌロン注射剤を投与した。投与開始から8〜11日以内に、動物は
、感染部位での毛髪成長およびD.T.M.平板で成長する培養物がないことで
明らかな回復を示した。
床検査によって確認された。ネコには、1回の注射で用量20mg/kgBWの
用量のルフェヌロン注射剤を投与した。投与開始から8〜11日以内に、動物は
、感染部位での毛髪成長およびD.T.M.平板で成長する培養物がないことで
明らかな回復を示した。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月19日(2000.1.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 (式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまたはメトキシであ
る。)
る。)
【化2】 (式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまたはメトキシであ
る。)
る。)
【化3】 (式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまたはメトキシであ
る。)
る。)
【化4】 (式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまたはメトキシであ
る。)
る。)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 4C206 AA01 AA02 AA03 HA30 MA01 MA04 MA72 MA75 MA83 NA14 ZA89 ZB32 ZB35 4H006 AA01 AA03 AB03 4H011 AA02 BB14 DA03
Claims (30)
- 【請求項1】 有効成分として、下記式Iの化合物および式Iの化合物の塩
を含む抗真菌医薬または動物薬組成物。 【化1】 (式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまたはメトキシであ
る。) - 【請求項2】 R1およびR2がそれぞれ独立にフッ素、塩素またはメトキ
シである請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 R1およびR2が同一である請求項1に記載の組成物。
- 【請求項4】 R1およびR2がいずれもフッ素である請求項3に記載の組
成物。 - 【請求項5】 経口投与用に製剤された請求項1〜4のいずれかに記載の組
成物。 - 【請求項6】 非経口投与用に製剤された請求項1〜4のいずれかに記載の
組成物。 - 【請求項7】 全身真菌感染治療用の請求項1〜6のいずれかに記載の組成
物。 - 【請求項8】 局所真菌感染治療用の請求項1〜6のいずれかに記載の組成
物。 - 【請求項9】 皮膚糸状菌類によって引き起こされる真菌感染の治療用の請
求項8に記載の組成物。 - 【請求項10】 小胞子菌、白癬菌、コウジ菌または酵母によって引き起こ
される感染治療用の請求項5〜9のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項11】 抗真菌医薬または動物薬組成物の製造での、下記式Iの化
合物および式Iの化合物の塩の使用。 【化2】 (式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまたはメトキシであ
る。) - 【請求項12】 R1およびR2がそれぞれ独立にフッ素、塩素またはメト
キシである請求項11に記載の使用。 - 【請求項13】 R1およびR2が同一である請求項11に記載の使用。
- 【請求項14】 R1およびR2がフッ素である請求項13に記載の使用。
- 【請求項15】 経口医薬または動物薬組成物の製造での請求項11〜14
のいずれかに記載の使用。 - 【請求項16】 非経口医薬または動物薬組成物の製造での請求項11〜1
4のいずれかに記載の使用。 - 【請求項17】 全身真菌感染治療用組成物の製造での請求項11ないし1
6のいずれかに記載の使用。 - 【請求項18】 局所真菌感染治療用組成物の製造での請求項11ないし1
6のいずれかに記載の使用。 - 【請求項19】 前記局所真菌感染が皮膚糸状菌類によって引き起こされる
請求項18に記載の使用。 - 【請求項20】 前記真菌感染が、小胞子菌、白癬菌、コウジ菌および酵母
からなる群から選択される真菌によって引き起こされる請求項15〜19のいず
れかに記載の使用。 - 【請求項21】 真菌感染の治療方法において、そのような治療を必要とす
る患者に対して、有効量の下記式Iの化合物および式Iの化合物の塩を投与する
ことを含んでなる方法。 【化3】 (式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまたはメトキシであ
る。) - 【請求項22】 R1およびR2がそれぞれ独立にフッ素、塩素またはメト
キシである請求項21に記載の方法。 - 【請求項23】 R1およびR2が同一である請求項21に記載の方法。
- 【請求項24】 R1およびR2がフッ素である請求項23に記載の方法。
- 【請求項25】 前記式Iの化合物を経口投与することを含む請求項21〜
24のいずれかに記載の方法。 - 【請求項26】 前記式Iの化合物を非経口投与することを含む請求項21
〜24のいずれかに記載の方法。 - 【請求項27】 全身真菌感染治療のための請求項21〜26のいずれかに
記載の方法。 - 【請求項28】 局所真菌感染治療のための請求項21〜26のいずれかに
記載の方法。 - 【請求項29】 前記局所真菌感染が皮膚糸状菌類によって引き起こされる
請求項28に記載の方法。 - 【請求項30】 前記真菌感染が、小胞子菌、白癬菌、コウジ菌および酵母
からなる群から選択される真菌によって引き起こされる請求項25〜29のいず
れかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IL123517 | 1998-03-02 | ||
IL12351798A IL123517A0 (en) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | Fungicide composition comprising a benzoylphenylurea |
IL124128 | 1998-04-16 | ||
IL12412898A IL124128A (en) | 1998-03-02 | 1998-04-16 | Composition comprising a benzoylphenylurea for treatment of topical fungal infection |
PCT/IL1999/000048 WO1999044425A1 (en) | 1998-03-02 | 1999-01-26 | Fungicide composition comprising a benzoylphenylurea |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002505257A true JP2002505257A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=26323602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000534053A Withdrawn JP2002505257A (ja) | 1998-03-02 | 1999-01-26 | ベンゾイルフェニル尿素を含む殺菌剤組成物 |
Country Status (18)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP1059845B1 (ja) |
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KR (1) | KR20010041489A (ja) |
CN (1) | CN1291862A (ja) |
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