JP2002504780A - 移動ステーションからtcp/ipネットワークへの高速アクセス - Google Patents

移動ステーションからtcp/ipネットワークへの高速アクセス

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JP2002504780A
JP2002504780A JP2000532955A JP2000532955A JP2002504780A JP 2002504780 A JP2002504780 A JP 2002504780A JP 2000532955 A JP2000532955 A JP 2000532955A JP 2000532955 A JP2000532955 A JP 2000532955A JP 2002504780 A JP2002504780 A JP 2002504780A
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ユーハ レーセネン
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ノキア ネットワークス オサケ ユキチュア
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Abstract

(57)【要約】 移動通信システムは、移動ステーション(MS)と、マルチリンクポイント−ポイントプロトコルPPPをサポートするデータネットワークアクセスポイント(2)への高速ポイント−ポイントデータ接続を確立するためのインターワーキングファンクション(IWF)とを備えている。上記ポイント−ポイント接続は、移動ステーション(MS)とインターワーキングファンクション(IWF)との間の第1サブレッグ、及びインターワーキングファンクション(IWF)とアクセスポイント(2)との間の第2マルチリンクPPPサブレッグとを備えている。移動ステーション(MS)とインターワーキングファンクション(IWF)との間の第1サブレッグは、IWFと、IAPサーバーのような別のテレコミュニケーションネットワークのアクセスポイントとの間の第2サブレッグにおけるチャンネル(例えば64kビット/sのタイムスロット)と同数のサブチャンネル又はサブトラフィック流に割り当てられる。固定ネットワーク接続の各チャンネル、及びそのチャンネルにより搬送されるPPPリンクペイロードは、移動ステーションに配置されたマルチリンクPPPプロトコルファンクションとIAPサーバーとの間で全ポイント−ポイント接続を経てPPPペイロードが送信されるように、上記割り当てられた移動ネットワークサブチャンネル又はサブ流に適応される。これは、インターワーキングファンクション(IWF)にPPP及びマルチリンクPPPプロトコルが配置されるのを回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、一般に、移動通信ネットワークに係り、より詳細には、移動ステー
ションから、インターネット及びイントラネットのようなデータネットワークへ
の高速アクセスに係る。
【0002】
【背景技術】
移動通信ネットワークとは、一般に、加入者がシステムのアエリア内をローミ
ングするときに個人的にワイヤレスデータ送信を行えるようにする種々のテレコ
ミュニケーションシステムを指す。典型的な移動テレコミュニケーションシステ
ムの一例は、公衆地上移動ネットワークPLMNである。 通常のスピーチ送信に加えて、デジタル移動通信システムは、多数の他のサー
ビス、即ちショートメッセージ、テレファックス、データ送信等も提供する。デ
ータ送信サービスは、特に、移動加入者に、その近傍の全ての固定ネットワーク
データサービスにワイヤレスアクセスする機会を与える。
【0003】 インターネットネットワークとして知られているTCP/IP(送信制御プロ
トコル/インターネットプロトコル)データネットワークの利用が固定ネットワ
ークにおいて指数関数的に増加している。良く知られたように、インターネット
ネットワークは、実際に、互いに接続される非常に多数のTCP/IPネットワ
ークより成る。又、プライベートなTCP/IPネットワーク、例えば、会社の
内部ネットワークは、「イントラネット」という名前で知られている。
【0004】 インターネットアプリケーションは、インターネットネットワークのサービス
に接続するのに使用される。ユーザは、1つ以上のインターネットアクセスポイ
ントIAPを経てインターネットへのアクセスを与えるインターネットサービス
プロバイダーISPと契約しなければ、インターネットに接続することができな
い。ISPは、例えば、商業的オペレータ(ヨーロッパのEunetのような)
や、大学や、専門の会社である。IAPとは、通常、ユーザが従来の固定ネット
ワーク電話又は移動ステーションから特定のAIPアクセス番号へモデムコール
(又はデータコール)を行うことによりアクセスすることのできるサーバーであ
る。通常、これらのサーバーは、最大レート56kビット/sのモデムアクセス
又は64kビット/sレートのISDNアクセスを与える。
【0005】 今日、あるインターネット/イントラネットサーバーは、ISDN加入者に対
し、2B(2*64kビット/s)のビットレート、又はそれより高いn*64
kビット/sのビットレートを与える。換言すれば、64kビット/sの物理的
ISDNチャンネルを2つ以上束ねて1つの論理的リンクを形成することにより
高いビットレート及び広い帯域巾がISDNユーザに与えられる。物理的チャン
ネルのこの束の調整は、IETF RFC1990(インターネット・エンジニ
アリング・タスク・フォース、リクエスト・フォー・コメンツ・ナンバー199
0)に規定されたマルチリンクPPPプロトコルをベースとしている。このマル
チリンクPPPは、多数のチャンネルを経てデータグラムを分割、シーケンシン
グ及び再結合することのできる方法である。この方法の主たる目的は、ISDN
において多数の並列チャンネルを使用できるようにすることであるが、2つのシ
ステムが多数のPPP(ポイント−ポイントプロトコル)リンクによって接続さ
れる状態にも適用できる。ポイント−ポイントプロトコル(PPP)は、ビット
指向の同期リンク及び非同期リンクに対して推奨勧告RFC1661及び166
2に規定されたデータエンキャプスレーティングフォーマットのエンキャプスレ
ーティングプロトコルである。
【0006】 図1は、ISDNネットワーク3を通るISDNターミナル(TE)1とIA
Pサーバー2との間のマルチリンクPPP接続を示している。TEとサーバー2
との間には多数(n≧2)のISDNチャンネルch1−chnが接続されてい
る。対応するPPPプロトコルブロック4nと5nとの間の各チャンネルにPP
Pリンクが確立され、換言すれば、n個の独立したPPPリンクがある。これら
の独立したPPPリンクは、マルチリンクプロトコルブロック6及び7と整合さ
れて、そのサブ接続(PPPリンク)より広い帯域巾を有する仮想接続を確立す
る。ブロック6及び7は、TCP/IPユニット8及び9から受け取ったデータ
グラムを送信端のPPPチャンネルに割り当て、そして受信端においてPPPチ
ャンネルから受け取ったデータグラムを収集し、それらをTCP/IPユニット
8及び9へ転送する。接続には流れ制御が存在しない。
【0007】 GSM移動通信システム(移動通信用のグローバルなシステム)のHSCSD
(高速回路交換データ)のような既存の移動通信ネットワークの高速データサー
ビスは、マルチチャンネル技術及びチャンネルコード技術により64kビット/
sまでのビットレートを与える。マルチチャンネル技術においては、多数の並列
なトラフィックチャンネル(例えば、多数のタイムスロット)を使用して、高い
ビットレート及び広い帯域巾が移動ステーションに与えられる。又、ETSI(
ヨーロピアン・テレコミュニケーション・スタンダーズ・インスティテュート)
は、GSMシステムに対して64kビット/sより高いデータレートを開発して
いる。この更なる開発は、例えば、既存のGMSK変調より高いタイムスロット
当たりのデータレートを与えるが、200KHzのチャンネル間隔及びTDMA
フレーム構造を保持する新規な変調方法をベースとするものである。従って、少
数のタイムスロットにより既存のデータサービスをサポートすることができる。
又、これは、タイムスロット当たり64kビット/sまでのビットレート或いは
マルチスロットコンステレーションの場合に64kビット/s以上のビットレー
トを有する新規なデータサービスを形成することができる。
【0008】 現在、第3世代の移動通信システムが開発中である。これらは、ユニバーサル
移動通信システム(UMTS)と、未来型公衆地上移動テレコミュニケーション
システム(FPLMTS)とを含み、これは、IMT2000(インターナショ
ナル・モービル・コミュニケーション2000)という名前に代わっている。U
MTSは、ETSI(ヨーロピアン・テレコミュニケーション・スタンダーズ・
インスティテュート)において標準化されており、一方、ITU(インターナシ
ョナル・テレコミュニケーション・ユニオン)は、IMT2000システムを標
準化している。これらの将来システムは、基本的特徴が非常に良く似ている。第
3世代のシステムでは、データレートが無線インターフェイスにおいておそらく
2Mビット/sとなるが、いずれにせよ、64kビット/sより何倍も高い。
【0009】 又、移動加入者は、移動通信システムのデータ送信サービスを経てインターネ
ット/イントラネットネットワークへアクセスするが、これは、移動通信システ
ムから直接行なわれる(IAPサーバーは、例えば、2Mビット/Sの専用回路
で移動サービス交換センターMSCのインターワーキングファンクションIWF
に直結される)か、又はISDNを経て行なわれる(MSC/IWFとIAPサ
ーバーとの間にISDNネットワークがある)。図2は、1つのリンク(データ
レートがせいぜい64kビット/s)が使用されるときにISDNネットワーク
を通してインターネットにアクセスする場合を示す。最上位のプロトコル層は、
移動ステーションMS及びIAPサーバー2においてTCP/IP及びPPPで
ある。それらの下には、MSとIWFとの間にGSMトラフィックチャンネルが
あり、そしてIWFとIAPサーバー2との間にISDNチャンネルがある。G
SMトラフィックチャンネルは、無線リンクプロトコルL2R/RLP及びレー
トアダプターRAが使用される非透過的トラフィックチャンネルとして構成され
る。RLPは、フレーム構造のバランス型(HDLC型)データ送信プロトコル
で、エラー修正は、受信者の要求があったときに欠陥フレームを再送信すること
をベースとする。RLPのために、ISDNチャンネルに流れ制御メカニズムを
含むITU−T V.120送信プロトコルを使用することが必要になる。 64kビット/s以上の上記データレートが移動通信ネットワークに導入され
たときには、移動通信ネットワークにおいてマルチリンクPPPプロトコルのサ
ポートを実施して、インターネット/イントラネットネットワークへの高速アク
セス(n*64kビット/s)も移動加入者に提供できることが必要となる。
【0010】
【発明の開示】
本発明の目的は、TCP/IPネットワークのようなデータネットワークに対
してマルチリンクPPPプロトコルをサポートする高速アクセスを提供すること
である。 これは、請求項1に記載の移動通信システム、請求項15に記載の移動ステー
ション、請求項21に記載のインターワーキングファンクション、及び請求項2
5に記載の方法により達成される。
【0011】 本発明の基本的な原理によれば、移動ステーションと、インターワーキングフ
ァンクションIWF又は別のネットワーク要素との間の移動ネットワークサブレ
ッグは、IWFとIAPサーバーのような別のテレコミュニケーションネットワ
ークのアクセスポイントとの間の別のサブレッグにおけるチャンネル(例えば、
64kビット/sのタイムスロット)と同数のサブチャンネル又はサブトラフィ
ック流に割り当てられる。固定ネットワークレッグの各チャンネル、及びチャン
ネルにより搬送されるPPPリンクペイロードは、チャンネルに割り当てられた
移動ネットワークサブチャンネル又はサブ流に適応され、PPPペイロードは、
移動ステーション及びIAPサーバーに位置するマルチリンクPPPプロトコル
ファンクション間で全ポイント−ポイント接続を経て転送される。これは、PP
P及びマルチリンクPPPプロトコルがインターワーキングファンクションIW
F又は移動通信ネットワークの他のネットワーク要素に配置されるのを回避でき
るようにする。
【0012】 移動ネットワークのサブレッグをサブチャンネル又はサブ流に分割する方法は
多数ある。無線接続は干渉を生じ易いので、通常、移動ステーションとインター
ワーキングファンクションとの間には、再送信に基づいてエラー修正を行う専用
リンクアクセス制御プロトコルLACが使用される。ある移動通信システムでは
、このプロトコルを無線リンクプロトコルRLPと称する。 本発明の実施形態では、移動ステーションとインターワーキングファンクショ
ンとの間に各PPPリンク(及びPPPサブチャンネル)ごとに個別のLACリ
ンク及び物理的に個別のトラフィックチャンネル又はトラフィック流がある。
【0013】 本発明の別の実施形態では、移動ステーションとインターワーキングファンク
ションとの間に各PPPリンクごとに個別のLACプロトコルリンクがありそし
て全PPPリンクに対して1つの共通の広帯域トラフィックチャンネルがある。
移動ステーション及びインターワーキングファンクションは、PPPリンクをこ
の広帯域トラフィックチャンネルへとマルチプレクスする。マルチプレクス動作
は、例えば、各個別のLACプロトコルリンクのフレームを上記広帯域トラフィ
ックチャンネルへとマルチプレクスすることにより実行される。 本発明の更に別の実施形態では、移動ステーションとインターワーキングファ
ンクションとの間に全PPPリンクに対して1つの共通のLACプロトコルリン
クがあり、そしてLACプロトコルリンク内でPPPサブチャンネルがマルチプ
レクスされる。
【0014】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。 本発明は、セルラーシステム、WLL(ワイヤレスローカルループ)及びRL
L(無線ローカルループ)ネットワーク、衛星をベースとする移動通信システム
等の全てのデジタルワイヤレステレコミュニケーションシステムに適用できる。
ここで使用する「移動通信システム(又はネットワーク)」という用語は、一般
に、全てのワイヤレステレコミュニケーションシステムを指す。多数の移動ユー
ザを含むトラフィックを容易にする多数の多重アクセス変調技術が存在する。こ
れらの技術は、時分割多重アクセス(TDMA)、コード分割多重アクセス(C
DMA)及び周波数分割多重アクセス(FDMA)を含む。トラフィックチャン
ネルの物理的な概念は、異なる多重アクセス方法において変化し、主として、T
DMAシステムではタイムスロットにより定義され、CDMAシステムでは拡散
コードにより定義され、FDMAシステムでは無線チャンネルにより定義され、
又はそれらの組合せによって定義される。近代的な移動通信システムでは、1組
の2つ以上の基本レートトラフィックチャンネル(サブチャンネル)、即ち高速
トラフィックチャンネルを、高速データ送信用に移動ステーションに割り当てる
ことができる。ここで使用する「トラフィックチャンネル」という用語は、単一
の基本レートトラフィックチャンネルと、2つ以上の基本レートトラフィックチ
ャンネルより成る高速トラフィックチャンネルとの両方を意味する。本発明の基
本的な考え方は、使用するトラフィックチャンネル及び多重アクセス方法の形式
には関わりない。
【0015】 本発明は、パン・ヨーロピアンデジタル移動通信システムGSM(移動通信用
のグローバルシステム)、及び他のGSMベースのシステム、例えば、DSC1
800(デジタル通信システム)、USデジタルセルラーシステムPCS(パー
ソナル通信システム)及びGPRS(汎用パケット無線サービス)、並びにこれ
らシステムをベースとするWLLシステムにおいてデータ送信アプリケーション
に特に適している。本発明は、GSM移動通信システムを用いて一例として以下
に説明する。GSMシステムの構造及び機能は、当業者に非常に馴染み深いもの
であり、そしてETSI(ヨーロピアン・テレコミュニケーションズ・スタンダ
ード・インスティテュート)のGSM仕様書に規定されている。又、「移動通信
用のGSMシステム(GSM System for Mobile Communication)」、M.モーリー 及びM.ポーテット著、パライゼウ、フランス、1992年、ISBN:2−9
507190−0−7も参照されたい。
【0016】 GSMシステムの基本的な構造が図3に示されている。GSMシステムは、2
つの部分、即ちベースステーションシステムBSS及びネットワークサブシステ
ムNSSで構成される。BSS及び移動ステーションMSは、無線接続を経て通
信する。ベースステーションシステムBSSでは、各セルがベーストランシーバ
ステーションBTSによってサービスされる。多数のベーストランシーバステー
ションがベースステーションコントローラBSCに接続され、このコントローラ
は、無線周波数を制御すると共に、BTSの使用をチャンネル処理する。BSC
は、移動サービス交換センターMSCに接続される。あるMSCは、公衆交換電
話ネットワークPSTNのような他のテレコミュニケーションネットワークに接
続され、そしてこれらネットワークに送信されるコール及びこれらネットワーク
から到達するコールに対してゲートウェイ機能を有する。これらのMSCは、ゲ
ートウェイMSC(GMSC)として知られている。又、少なくとも2つのデー
タベース、即ちホーム位置レジスタHLR及びビジター位置レジスタVLRも存
在する。
【0017】 移動通信システムのサービスは、一般に、テレサービス及びベアラサービスに
分類される。ベアラサービスは、ユーザインターフェイスとネットワークインタ
ーフェイスとの間に信号送信を与えるテレコミュニケーションサービスである。
ベアラサービスの一例は、モデムサービスである。テレサービスにおいても、タ
ーミナルサービスがネットワークによって与えられる。重要なテレサービスは、
スピーチ、テレファックス及びビデオテックスサービスを含む。ベアラサービス
は、通常、ある特徴に基づいて、非同期ベアラサービス及び同期ベアラサービス
のようなグループに分けられる。非同期ベアラサービスの場合には、送信ターミ
ナル及び受信ターミナルが、送信されるべき各単一のキャラクタに対してのみ、
それらの同期を維持することができる。同期ベアラサービスの場合には、送信タ
ーミナル及び受信ターミナルがデータ送信の全時間巾にわたって互いに同期され
る。このような各ベアラサービスグループは、透過的サービス及び非透過的サー
ビスのような多数のベアラサービスを含む。透過的サービスにおいては、送信さ
れるべきデータが非構成であり、そして送信エラーは、チャンネルコード化のみ
によって修正される。非透過的サービスでは、送信されるべきデータがプロトコ
ルデータユニット(PDU)へと構成され、そして送信エラーは、自動再送信プ
ロトコル(チャンネルコード化に加えて)を用いて修正される。
【0018】 移動通信システムは、移動ネットワークの内部データ接続を、ターミナル及び
他のテレコミュニケーションネットワークに使用されるプロトコルに適応させる
ための適応機能を備えている。この適応機能は、通常、移動ステーションと、こ
の移動ステーションに接続されたデータターミナルとの間のインターフェイスイ
ンターフェイスにおけるターミナル適応ファンクションTAF、及び移動通信ネ
ットワークと、通常移動サービス交換センターに関連した別のテレコミュニケー
ションネットワークとの間のインターフェイスにおけるインターワーキングファ
ンクションIWFを備えている。通常、移動サービス交換センターは、異なるデ
ータサービス及びデータプロトコルをサポートするための種々のアダプタ装置プ
ールを備え、例えば、モデム及びテレファックスサービス用のモデム及びテレフ
ァックスアダプタを含むモデムプール、UDI/RDIレート適応プール等を備
えている。図3を参照すれば、GSMシステムにおいて、移動ステーションMS
のターミナル適応ファンクションTAF31と、移動通信ネットワークのインタ
ーワーキングファンクションIWF41との間にデータ接続が確立される。非透
過的なデータサービスでは、GSM接続が無線リンクプロトコルRLPも使用す
る。TAFは、移動ステーションMSに接続されたデータターミナル装置DTE
を、1つ以上のトラフィックチャンネルを使用して物理的接続を経て確立された
上記GSMデータ接続に適応させる。IWFは、GSMデータ接続を、GSM、
ISDN又はPSTNのような別のネットワークに結合するか、又は例えば、I
APサーバーに直結する。
【0019】 図4は、非透過的ベアラサービスのためにIWF(MSC又はWLL特有ネッ
トワーク要素における)に必要とされるプロトコル及びファンクションを示す。
ターミナル適応ファンクションTAFとインターワーキングファンクションIW
Fとの間でGSMトラフィックチャンネルを経て得られる非透過的回路交換接続
は、これら全てのサービスに共通した多数のプロトコル層を備えている。これら
は、種々のレート適応ファンクションRA、例えば、ターミナル適応ファンクシ
ョンTAFと、ベースステーションシステムBSSに配置されたCCUユニット
(チャンネルコーデックユニット)との間のRA1’、CCUユニットとインタ
ーワーキングファンクションIWFとの間のRA1、CCUユニットと、ベース
ステーションから離れて配置されたトランスコーダユニットTRAUとの間のR
AA、及びトランスコーダユニットTRAUとインターワーキングファンクショ
ンIWFとの間のRA2を備えている。レート適応ファンクションRAは、GS
M推奨勧告04.21及び08.20に規定されている。CCUユニットとトラ
ンスコーダユニットTRAUとの間のトラフィックは、GSM推奨勧告08.6
0に規定されている。無線インターフェイスにおいて、RA1’レート適応情報
は、GSM推奨勧告5.03に基づいてチャンネルコード化されており、これは
、移動ステーションMS及びCCUユニットにおいてFECブロックで示されて
いる。又、IWF及びTAFは、サービス特有の上位層のプロトコルも含む。非
同期の非透過的ベアラサービスにおいて、IWFは、固定ネットワークに向かう
方向にL2R(層2中継)及びRLP(無線リンクプロトコル)プロトコルと、
モデム又はレート適応ファンクションとを必要とする。非透過的キャラクタ指向
のプロトコルに対するL2R機能は、例えば、GSM推奨勧告07.02に規定
されている。RLPプロトコルは、GSM推奨勧告04.22に規定されている
。RLPは、受信者が要求したときに欠陥フレームの再送信に基づいてエラー修
正が行なわれるフレーム構造のバランス型(HDLC型)データ送信プロトコル
である。IWFと、例えばオーディオモデムMODEMとの間のインターフェイ
スは、CCITT V.24に基づく。図5において、このインターフェイスは
記号L2で示されている。この非透過的構成は、インターネットネットワークに
アクセスするのにも使用される。
【0020】 GSMシステムのHSCSD概念においては、高速データ信号が個別のデータ
流に分割され、これらデータ流は、次いで、無線インターフェイスにおいてN個
のサブチャンネル(N個のトラフィックチャンネルタイムスロット)を経て送信
される。データ流は、分割された後に、あたかも互いに独立したものであるかの
ようにサブチャンネル上を搬送され、やがて、IWF又はMSにおいて再び結合
される。しかしながら、論理的に、これらN個のサブトラフィックチャンネルは
、同じHSCSD接続に属し、即ち1つのHSCSDトラフィックチャンネルを
形成する。GSM推奨勧告によれば、データ流は、全てのサブチャンネルに対し
て共通の変形RLPにおいて分割及び結合される。この共通のRLPの下では、
各サブチャンネルは、MS/TAFとMSC/IWFとの間に同じプロトコルス
タックRA1’−FEC−FEC−RA1’−RAA−RAA−RA2−RA2
−RA1を有し、このプロトコルスタックは、図4には、1つのトラフィックチ
ャンネルに対して示されている。GSM推奨勧告によるHSCSDトラフィック
チャンネルのプロトコル構造は、図5に示されている。従って、GSM推奨勧告
によるHSCSDトラフィックチャンネルは、たとえ個々のチャンネルのビット
レートが64kビット/sまでであっても、異なるサブチャンネルに対して共通
のRLPを依然使用する。
【0021】 上述したように、タイムスロット当たり64kビット/sまでのデータレート
又はマルチスロットコンステレーション(HSCSD)において64kビット/
sを越えるデータレートを可能にする解決策がGSMシステムに対して開発され
る。しかしながら、この開発作業は、図5を参照して上述したプロトコル構造に
は影響せず、トラフィックチャンネルのビットレートのみに影響する。従って、
GSM推奨勧告に基づくHSCSDトラフィックチャンネルは、たとえ個々のサ
ブチャンネルのビットレートが64kビット/sまででありそしてHSCSDト
ラフィックチャンネルの全レートがn*64kビット/sであっても、異なるサ
ブチャンネルに対して共通のRLPを依然使用する。 又、このようなn*64kビット/sのGSMトラフィックチャンネルは、上
記のTCP/IPネットワークへの高速アクセスを可能にする。但し、移動通信
ネットワークがこれをサポートする場合である。
【0022】 本発明者により研究された移動通信ネットワークにおけるマルチリンクPPP
の1つの考えられる実施方法が図6に示されている。この解決策は、図1及び2
に示す公知の解決策を単純に結合したものである。MS−IWF接続(n*64
kビット/sのトラフィックチャンネル)は、図2の場合のように、64kビッ
ト/sの1つのトラフィックチャンネルに対して、無線リンクプロトコルRLP
(又はそれに対応するリンクアクセスプロトコルLAC)と、このRLP(又は
LAC)の上の平易なPPPプロトコルとを使用する。IWFと、64kビット
/sのタイムスロットを2つ以上含むIAPサーバーとの間のレッグは、図1に
おけるTEとサーバー2との間のレッグと同様に、マルチリンクPPPプロトコ
ルを使用し、そしてIWFにおいてPPP/マルチリンクPPPプロトコルを適
応させる。より詳細には、マルチリンクユニット6及びPPPユニット4がIW
Fに追加されており、IWFは、ISDNターミナルTEと同様にサーバー2に
向かって機能する。RLPが無線経路に使用されそしてPPPプロトコルは流れ
制御メカニズムを含まないので、IWFとIAPサーバーとの間でPPPプロト
コル4及び5の下に流れ制御メカニズム(ITU−T V.120のような)を
含む別のプロトコル60及び61が存在しなければならず、これは、現在では、
図2のように、64kビット/sの1つのチャンネルが使用される場合である。
図6の概念は機能的であるが、本発明者によれば、それには著しい問題が関連し
ており、従って、実際には、それを使用することができない。インターワーキン
グファンクションIWFは、2つの新たなプロトコル、即ち平易なPPPプロト
コル(MSに向かう)及びマルチリンクPPPプロトコル(IAPサーバーに向
かう)をサポートし、そしてこれらプロトコルを適応しなければならない。移動
通信ネットワークの既存のIWFは、クライアントとサーバーとの間のインター
ネットプロトコルであるから、これらのプロトコルをサポートしない。更に、P
PPの下には付加的な流れ制御プロトコルが必要とされるので、プロトコルファ
ンクションの全数は、IWFにおいて著しく増加する。その結果として、1)I
WFの複雑さが増し、2)IWFの処理負荷が増加し、3)IWFのメモリ消費
が高まり、そして4)移動通信ネットワークがインターネットプロトコルの開発
に依存するようになる。
【0023】 図8ないし11を参照して、本発明の好ましい実施形態を以下に説明する。本
発明の基本的な原理によれば、移動ネットワークのトラフィックチャンネルは、
IWFとIAPサーバーとの間のサブレッグにおける64kビット/sのタイム
スロット(チャンネル)と同数のサブチャンネル又はサブトラフィック流に割り
当てられる。固定ネットワーク接続又はチャンネルの64kビット/sの各タイ
ムスロット、及びPPPリンクのペイロードは、それに割り当てられた移動ネッ
トワークサブチャンネル又はサブ流に対して調整され、移動ステーションに配置
されたマルチリンクPPPプロトコルファンクションとIAPサーバーとの間の
全ポイント−ポイント接続を経てPPPペイロードが転送される。これは、イン
ターワーキングファンクションIWFにPPP及びマルチリンクPPPプロトコ
ルが配置されるのを回避することができる。更に、移動ステーションMSにおい
て、マルチリンクPPPプロトコルは、通常、個別の一体化されたターミナル部
分TEに配置され、これは、実際には、通常、パーソナルコンピュータPCであ
る。データターミナルTEに対するマルチリンクPPPプロトコルの実施は、既
に存在する。というのは、ISDNネットワークが、64kビット/sの多数の
接続の使用をサポートし、そしてISDNに接続されたインターネットアクセス
サーバーが、図1について既に述べたように、マルチリンクPPP接続をサポー
トするからである。本発明をサポートする移動ステーション(MS)は、このよ
うなTEを接続するか又はそれを移動ターミナルMTに一体化することにより簡
単に実施することができ、移動ターミナルMTは、移動通信ネットワークにより
必要とされる無線部分及び他のファンクションを備え、このファンクションは、
トラフィックチャンネルを本発明によりサブチャンネル又はサブ流に割り当てる
ことを含む。本明細書において、「移動ステーションMS」という用語は、一般
に、TEとMTが1つのユニットに一体化された場合、及びTEが、MTに接続
された個別のユニットである場合の両方を指すものとする。
【0024】 移動ネットワークのトラフィックチャンネルをサブチャンネル又はサブ流に分
割する方法は多数ある。それらの幾つかについて、以下に説明する。 移動通信ネットワークを経てn個のPPPサブチャンネル又はPPPサブ流を
確立する1つの方法は、その基礎となる移動通信ネットワークの個別のトラフィ
ックチャンネル又はサブ流を使用した物理的分離である。1つ以上の物理的サブ
流又はサブチャンネル(例えば、2*28.8kビット/sの改良されたGSM
データレートチャンネル)が、1つのPPPサブ流又は1つのPPPサブチャン
ネルを形成する。各PPPサブ流又はPPPサブチャンネルごとに個別のL2R
/RLP(又はより一般的にはリンクアクセス制御プロトコルLAC)が確立さ
れる。
【0025】 移動ステーションMSのTE部分は、TCP/IPプロトコルユニット8と、
マルチリンクプロトコルユニット6と、n個のPPPプロトコルユニット41、 ・・4nとを備え、これは、サーバー2に向かって例えばRFC1990に基づ くマルチリンクPPPプロトコルを実施する。従って、TEの基本的構造は、図
1に示された固定ネットワークのTEに非常に良く似ている。サーバー2は、T
CP/IPプロトコルユニット9と、マルチリンクプロトコル7と、n個のPP
Pプロトコルユニット51、・・5nとを備え、これは、例えば、RFC1990
に基づくマルチリンクPPPプロトコルを実施する。更に、各PPPリンクごと
に1つのV.120ユニット611、・・61nがある。従って、サーバー2は、
図1及び2と同じ原理に基づいて実施することができる。その結果、マルチリン
クPPPプロトコル層においてTEとサーバーとの間でn個のPPPリンクPP
1、・・PPPnが転送される。
【0026】 従って、ターミナルTEからの各PPPリンクPPP1、・・PPPnは、移動
ステーションMSのMT部分における個別のL2R/RLPユニット711−7 1nに接続される。各L2R/RLPユニット71は、個別のレート適応ユニッ トRA731、・・73nに接続される。各レート適応ユニット731−73nは、
移動サービス交換センターMSCのインターワーキングファンクションIWFに
対応するレート適応ユニット741−74nを有する。各レート適応対73と74
との間には、GSM推奨勧告に基づくレート適応データ接続があり、これは、1
つ以上のGSMサブチャンネル又はサブ流より成る(例えば、1つのGSMトラ
フィックチャンネル又はHSCDトラフィックチャンネル)。IWFにおいては
、各レート適応ユニット741−74nが各L2R/RLPユニット721−72n に接続される。L2R/RLPユニットの各対71と72との間には、個別のR
LPリンク又は一般的にLACリンクが確立される。各RLPリンクは、PPP
リンクの対応するペイロードを送信することのできるある種のサブチャンネルを
形成する。本発明によるこれらのサブチャンネルは、PPPサブチャンネルと称
され、これらを経て搬送されるPPPデータ流は、PPPサブ流と称される。更
に、IWFにおいて、各L2R/RLPユニット721−72nは、V.120プ
ロトコル又は流れ制御を含む別のプロトコルをサポートする固定ネットワーク送
信プロトコルユニット601−60nに接続される。各ユニット72は、各ユニッ
ト71が移動ステーションMSのターミナルTから受け取った同じPPPペイロ
ードデータを各ユニット60へ供給する。各プロトコルユニット601−60n
、チャンネルch1−chnを経て各プロトコルユニット611−61nとでV.1
20リンクを確立する。移動ステーションMSにおいてユニット711−71n
1−4nとの間に生じた同じPPP信号PPP1−PPPnが、ユニット611及 び61nとPPPプロトコルユニット51−5nとの間に生じる。逆の送信方向に も、トラフィックは同様に実施される。従って、PPPプロトコル又はマルチリ
ンクPPPプロトコルをサポートするか或いはプロトコルを適応する必要のある
インターワーキングファンクションIWFを伴わずに、移動通信ネットワークを
経て「透過的」にマルチリンクPPPプロトコルの信号を送信する移動通信シス
テムを通して接続を確立することができる。IWF及びMSにおける個別のRL
Pユニットの使用は、実際には、処理負荷を増加しない。というのは、各RLP
ユニットは、通常の共通RLPユニットのレートの一部分に過ぎないレートで機
能するからである。しかしながら、本発明は、図5を参照して述べた1つの共通
のRLPユニットではなく多数の個別のRLPプロトコルユニットを使用すると
いう点で、確立された慣例及び現在のGSM推奨勧告とは著しく相違する。
【0027】 PPPサブチャンネルへの割り当てを実施する別の方法は、1つの広帯域(>
64kビット/s)トラフィックチャンネル、例えば、TDMA/CDMA又は
CDMAチャンネルにおいてマルチプレクスすることによる物理的分離である。
広帯域チャンネルは、トラフィックチャンネルのフレーム構造、例えば、専用の
送信フレームビットを使用して、サブチャンネルに割り当てられる。又、この実
施形態は、各PPPリンクごとに個別のL2R/RLPリンク(又はLACリン
ク)も使用する。従って、マルチプレクシングを実施する1つの考えられる方法
は、個別のRLP/L2Rリンクにフレーム構造において識別子を与え、そして
それらを1つの広帯域チャンネルにおいて混合状態で転送することである。この
実施形態は、図8を参照して詳細に説明する。
【0028】 図8において、サーバー2及び移動ステーションMSのターミナル部分TEは
、図7に示されたものと同様である。移動ステーションMSのMT部分は、図7
のMT部分のユニット711、・・71nと同様の個別のL2R/RLPユニット
(又は例えばLACユニット)811、・・81nを備えている。各L2R/RL
Pユニット811、・・81nは、マルチプレクス及びデマルチプレクスユニット
83の各I/Oポートに接続される。このマルチプレクス及びデマルチプレクス
ユニット83は、ユニット811、・・81nから受け取ったRLPフレームを1
つの信号へとマルチプレクスし、これはレート適応ユニット85へ供給される。
ユニット83及び85は、図8には個別のユニットとして示されているが、同じ
ユニットに一体化することもできる。本発明のこの実施形態では、マルチプレク
サ83は、L2R/RLPユニット811−81nから受け取ったRLPフレーム
を、広帯域トラフィックチャンネルに送信されるべき送信フレームへとマルチプ
レクシし、例えば、各PPPリンクのRLPフレームを送信フレーム内のあるビ
ット位置へとマルチプレクスする。例えば、GSMシステムでは、V.110フ
レームがRA1’及びRA1アダプタ間に転送される。あるデータビットは、こ
れらのV.110フレームにおいて各PPPリンクに割り当てることができる。
RAユニット85は、GSM推奨勧告に基づき、広帯域トラフィックチャンネル
を経て、移動サービス交換センターMSCのインターワーキングファンクション
IWFに配置された別のRAユニット86とのレート適応データ接続を確立する
。広帯域トラフィックチャンネルは、例えば、HSCSDトラフィックチャンネ
ル、又は第3世代の移動通信システムの広帯域トラフィックチャンネルである。
RAユニット86は、移動ステーションMSから受け取ったマルチプレクスされ
た信号をマルチプレクス及びデマルチプレクスユニット84へ供給し、このユニ
ットは、各PPPリンクのRLPフレームをデマルチプレクスし、そしてそれら
を対応するL2R/RLPユニット(又はLACユニット)821−82nへ供給
する。これらユニット821−82nは、RLPフレームからPPPペイロードを
分離し、そしてそれらを固定ネットワークのプロトコルユニット601−60n
供給する。これらユニット60は、図7に示すものと同様であり、そしてサーバ
ー2への更に別の接続も、同様に機能する。トラフィックは、逆の送信方向にも
同様に実施される。
【0029】 従って、図8では、マルチプレクサ83と84との間にn個のサブチャンネル
が確立され、そして各サブチャンネルにL2R/RLPリンクが確立される。こ
れらのサブチャンネルは、本発明によるPPPサブチャンネルで、これを経て、
IWFに必要なPPPプロトコル又はマルチリンクPPPプロトコルに関連した
機能をもたずに移動通信ネットワークを経てPPPデータを送信することができ
る。 移動通信ネットワークを経てマルチリンクPPPを実施する更に別の方法は、
1つのL2R/RLPリンク(又はLACリンク)を使用して、MSとIWFと
の間で本発明のPPPサブチャンネルを経て全てのPPPリンクを送信すること
である。これらのサブチャンネルは、このL2R/RLPリンク内でPPPサブ
チャンネル化を実行することにより確立される。その基礎となるトラフィックチ
ャンネルは、充分に高いビットレートを有する1つのチャンネル(例えば、WC
DMA又はTDMA/CDMAチャンネルより成る第3世代の移動通信ネットワ
ーク)のみで構成されるか、或いはトラフィックチャンネルは、多数のサブチャ
ンネル/サブ流(例えば、GSMシステムのHSCSD形態のように)で構成さ
れる。この実施形態は、図9の例を参照して説明する。
【0030】 図9において、サーバー2及び移動ステーションMSのターミナル部分TEの
構造及び機能は、図7及び8の場合と同様である。ターミナルTからのPPPリ
ンクPPP1−PPPnは、MT部分のマルチプレクス及びデマルチプレクスユニ
ット91に供給される。このマルチプレクス及びデマルチプレクスユニット91
は、PPPリンクのデータを1つの信号へとマルチプレクスし、この信号は、共
通のL2R/RLPユニット(又はLACユニット)93へ供給され、そこで、
マルチプレクスされたデータがRLPフレーム又はLACデータフィールドに挿
入される。従って、全てのPPPリンクPPP1−PPPnは、1つのRLPリン
クのフレームへとマルチプレクスされる。実際には、ユニット91及び93の機
能を一体化して、L2R/RLPユニットが、RLPリンクを形成(ドロップ)
するときにマルチプレクシング(及びデマルチプレクシング)を行うようにする
ことができる。L2R/RLPユニット93は、RLPフレームをレート適応ユ
ニット85へ供給する。レート適応ユニット85は、インターワーキングファン
クションIWFに配置された別のRAユニット86とのレート適応データ接続(
例えば、GSM推奨勧告に基づく)を有する。RAユニット86は、RLPフレ
ームをL2R/RLPユニット94へ供給する。このユニット94は、マルチプ
レクスされたデータをRLPフレームから分離し、そしてそのデータをマルチプ
レクス及びデマルチプレクスユニット92へ供給する。ユニット92は、各PP
PリンクPPP1−PPPnに関連したデータをでマルチプレクシし、そしてその
データを固定ネットワークのプロトコルユニット601−60nへ供給する。ユニ
ット60並びにサーバー2への更に別の接続は、図7及び8に示したものと同様
である。トラフィックは、逆の方向にも同様に実施される。
【0031】 図9の実施形態では、RLPフレーム(又はLACフレーム)へとマルチプレ
クスされるn個のPPPサブチャンネルがマルチプレクス及びデマルチプレクス
ユニット91と94との間に確立される。従って、マルチリンクPPP接続は、
PPPプロトコル又はマルチリンクPPPプロトコルに基づく機能或いはIWF
において必要となるそれらの間の適応を伴わずに、移動通信ネットワークを通し
て「透過的」に転送することができる。 PPPリンクPPP1−PPPnは、多数のやり方でRLPリンク(又はLAC
リンク)にマルチプレクスすることができる。図10は、各RLP/LACリン
クが各PPPリンクから情報を搬送する1つのこのような方法を示す。2つのP
PPリンクがあり、即ちn=2であると仮定する。各RLP/LACフレームの
データフィールドでは、第1のPPPリンクPPP1からのPPPペイロード( PPP1 DATA)があるビット位置に挿入され、そして第2のPPPリンク
PPP2からのペイロード(PPP2 DATA)が別のビット位置に挿入され る。
【0032】 図11は、各RLP/LACフレームが一度に1つのPPPリンクのみから情
報を搬送する場合を示す。この場合も、2つのPPPリンクが使用されると仮定
する。第1のPPPリンクPPP1からのペイロード(PPP1 DATA)と 、上記RLP/LACのデータがどのPPPリンクに関連しているか指示するリ
ンク識別子LINK IDが、1つおきのRLP/LACフレームのデータフィ
ールドに挿入される。対応的に、第1のPPPリンクPPP2からのペイロード (PPP2 DATA)と、リンク識別子LINK IDも、1つおきのRLP
/LACフレームに挿入される。リンク識別子は、例えば、図11の場合のよう
に、データフィールドの開始の数値である。図10及び11のマルチプレクシン
グの原理は、任意の数のPPPリンクに適用できる。
【0033】 本発明は、第2世代(2G)の移動通信システムGSMについて上述した。異
なる移動通信システムのアーキテクチャーは、GSMシステムの場合と相違する
が、本発明の基本的な原理、及びGSMシステムに関連した上記実施方法は、い
かなるネットワークアーキテクチャーにも適用できる。以下、本発明を第3世代
(3G)の移動通信システムについて説明する。 第3世代のネットワークの一例として、まだ開発中のUMTSネットワークを
使用する。UMTSアクセスネットワークの詳細な構造は、本発明に関与してい
ないことに注意されたい。最も簡単な解決策によれば、UMTSは、その機能が
無線アクセス機能に厳しく制限されたアクセスネットワークである。従って、こ
れは、主として、無線リソースを制御する機能(ハンドオーバー、ページング)
ベアラサービスを制御する機能(無線ネットワークサービスの制御)を含む。レ
ジスタ、登録機能、位置及び移動管理といった複雑な機能は、個別のネットワー
クサブシステムNSS又はコアネットワークに配置される。NSS又はコアネッ
トワークは、例えば、GSMインフラストラクチャーである。
【0034】 第3世代の移動通信システムの使用への移行は、段階的に行なわれる。初期段
階では、第3世代の無線アクセスネットワークが、第2世代の移動通信システム
のネットワークインフラストラクチャーに使用される。このような「ハイブリッ
ド」システムが図12及び15に示されている。例えば、無線ネットワークコン
トローラRNC(及びインターワーキングユニットIWU)及びベースステーシ
ョンBSより成る第3世代の無線アクセスネットワークが、第2世代の移動サー
ビス交換センターに接続される。 第3世代の無線アクセスネットワークは、第2世代(2G)のインフラストラ
クチャー(MSC/IWF)に適合するように設計されていないので、このよう
な混合アーキテクチャーは、インターワーキングユニット(IWU)として通常
説明されるネットワーク間のインターワーキングファンクションを必要とするこ
とが明かである。2Gシステム(移動サービス交換センターMSC)には変更が
許されず、従って、例えば、GSM MSCとIWUとの間のインターフェイス
が純粋なAインターフェイスでなければならないことが一般に要求される。IW
Uは、第2世代と第3世代のフォーマット及び機能間の全変換を実行しなければ
ならない。
【0035】 図12は、移動ステーションMSと2G/3Gハイブリッドネットワークにお
けるIAPサーバーとの間のマルチリンクPPPをサポートする接続を示してい
る。移動ステーションのTE部分は、例えば、図8及び9に示されたものと全く
同じである。又、MT部分は、図8及び9に関連して述べたものと同じ原理に基
づいて実施することができる。換言すれば、MT部分は、LAC及び/又はRL
Pプロトコルを確立すると共にPPP信号PPP1−PPPnを高速移動ネットワ
ークトラフィックチャンネルへとマルチプレクスしそしてそれらを逆の方向にデ
マルチプレクスするユニット120を備えている。RLCプロトコル(無線リン
ク制御)は、移動ステーションMSと無線ネットワークコントローラRNCのR
LCユニット122との間の無線リンクに使用される。RNCとMSC/IWF
との間のIWUは、3G無線アクセスネットワークのトラフィックチャンネルと
、2G移動サービス交換センターのAインターフェイスとの間に必要とされる適
応機能を備えている。MSC/IWFは、移動ネットワークトラフィックチャン
ネルからの各PPPリンクの信号をデマルチプレクスしそしてそれらを対応する
固定ネットワークプロトコルユニット601−60nに供給する(通常、レート適
応ファンクションRAを経て)LACプロトコルユニットを含むユニット121
を備えている。ユニット60は、例えば、図8に示したものと同様であり、そし
てサーバー2への更なる接続も同様に機能する。従って、図12では、移動通信
システムの広帯域トラフィックチャンネル内でマルチプレクサ120と121と
の間にn個のサブチャンネルが確立され、そしてこれらのサブチャンネルの各々
に、図8に示した実施形態の原理に基づいてLACリンクが確立されるか、又は
これらのサブチャンネルが、図9に示した実施形態の原理に基づいて1つのLA
CリンクのLACフレームへとマルチプレクスされる。従って、マルチリンクP
PP接続は、IWF又は他の移動ネットワーク要素がPPPプロトコル及びマル
チリンクPPPプロトコルに関連した機能又はそれらの間の適応をもつ必要なく
、移動通信ネットワークを経て「透過的」に転送することができる。
【0036】 図13は、移動ステーションMSと、純粋な3Gネットワークアーキテクチャ
ーにおけるIAPサーバーとの間にマルチリンクPPPをサポートする接続を示
す。図13において、第3世代(3G)の無線アクセスネットワークは、図12
に示したものと同様である。換言すれば、図13において、MS BTS及びR
NCは、図12に示したものと同様である。しかしながら、図13では、ネット
ワークは、3G無線アクセスネットワークに適合するように設計された第3世代
(3G)の移動サービス交換センターMSC/IWFを含む。このため、図12
では、無線ネットワークコントローラRNCと3GのMSCとの間に個別のイン
ターワーキングファンクションIWUは必要とされず、広帯域3Gトラフィック
チャンネルがMSCまで延びている。3G MSCには、図12の2G MSC
と同様のLAC及びマルチプレクスユニット121が設けられる。従って、図1
3では、マルチプレクサ120と121との間にn個のサブチャンネルも確立さ
れ、そしてこれらサブチャンネルの各々に、図8に示した実施形態の原理に基づ
いてLACリンクが確立されるか、又はこれらのサブチャンネルが、図9に示し
た実施形態の原理に基づいて1つのLACリンクのLACフレームへとマルチプ
レクスされる。ユニット121は、各PPPリンクPPP1−PPPnに関連した
データをデマルチプレクスし、そしてそのデータを固定ネットワークのプロトコ
ルユニット601−60nへ供給する。ユニット60、及びサーバー2への更なる
接続は、例えば、図12に示したものと同様である。トラフィックは、逆方向に
も同様に実施される。従って、マルチリンクPPP接続は、IWF又は他の移動
ネットワーク要素に必要とされるPPPプロトコル又はマルチリンクPPPプロ
トコルに関連した機能又はそれらの間の適応を伴わずに、移動通信ネットワーク
を経て「透過的」に転送することができる。
【0037】 又、最終的な第3世代(3G)の実施形態は、RLP/LAC/LLCプロト
コルを伴わずにMSC/IWFとMSとの間に回路交換データ接続を有するアー
キテクチャーを備えてもよい。このアーキテクチャーでは、MSとRNCとの間
の無線インターフェイスに、再送信プロトコル、即ち平易なRLC、又はRLC
及びLACの両方が存在する。このようなネットワークアーキテクチャーが図1
4及び15に示されている。 図14は、LAC及びRLCがMSとRNCとの間で機能する純粋な3G移動
通信システムにおける本発明の実施を示す。移動ステーションMSは、図12及
び13に示されたものと同様である。無線ネットワークコントローラRNCは、
図12及び13のRLC機能と、図12及び13のユニット121から転送され
るLAC機能とを含むユニット140を備えている。従って、LAC及びRLC
リンクは、ユニット120と140との間に形成される。又、MSとRNCとの
間にはRLCプロトコルしかない。
【0038】 本発明によるPPPサブチャンネルは、LACプロトコルについて上述したも
のと同様に、MSとRNCとの間に確立することができる。当該サブチャンネル
は、RNCと3GのMSC/IWFとの間で広帯域3Gチャンネル内に延びる。
MSC/IWFは、LAC機能を含まないことを除くと、図12及び13に示し
たユニット121と同様のマルチプレクスユニット141を備えている。この場
合も、マルチプレクス及びデマルチプレクスユニット120と141との間にn
個のPPPサブチャンネルが形成される。ユニット141は、3Gトラフィック
チャンネルのPPPサブチャンネルからの各PPPリンクに関連したデータをデ
マルチプレクスし、そしてそのデータを固定ネットワークプロトコルユニット6
1−60nへ供給する。ユニット60、及びサーバー2への更なる接続は、図1
2に示されたものと同様である。トラフィックは、逆方向にも同様に実施される
。従って、マルチリンクPPP接続は、IWF又は他の移動ネットワーク要素に
必要とされるPPPプロトコル又はマルチリンクPPPプロトコルに関連した機
能又はそれらの間の適応を伴わずに、移動通信ネットワークを経て「透過的」に
転送することができる。
【0039】 図15は、移動通信ネットワークが2G/3Gハイブリッドネットワークであ
りそしてMSとRNCとの間に再送信プロトコルが存在するときに移動ステーシ
ョンとIAPサーバーとの間に本発明によるマルチリンクPPPをサポートする
接続を示している。移動ステーションMS、ベースステーションBTS及び無線
ネットワークコントローラRNCは、図14に示したものと同様である。しかし
ながら、無線ネットワークコントローラRNCと第2世代のMSCとの間にイン
ターワーキングユニットIWUが必要とされる。IWUは、例えば、広帯域の3
GトラフィックチャンネルとGSMシステムのAインターフェイスとの間で必要
な適応を実行する。又、図15のケースでは、IWUは、図14のデマルチプレ
クサ141と実質的に同様のマルチプレクス及びデマルチプレクスユニット15
0も備えている。図15の実施形態では、IWUとMSCとの間のAインターフ
ェイスに64kビット/sのトラフィックチャンネルがn個存在する。本発明に
よれば、マルチプレクスユニット120と150との間にn個のPPPサブチャ
ンネルが形成される。マルチプレクスユニット150は、広帯域3Gトラフィッ
クチャンネルのPPPサブチャンネルからの各PPPリンクPPP1−PPPn
関連したデータをデマルチプレクスし、そしてそのデータをAインターフェイス
における64kビット/sの対応するトラフィックチャンネルへ供給する。MS
C/IWFは、各トラフィックチャンネルに対しGSMシステムに必要とされる
レートアダプタ150を備えている。PPP信号は、レートアダプタ1511− 151nから固定ネットワークのプロトコルユニット601−60nへ供給される 。ユニット60、及びサーバー2への更なる接続は、図122示されたものと同
様である。トラフィックは、逆方向にも同様に実施される。従って、本発明によ
れば、MSとMSC/IWFとの間にもn個のPPPサブチャンネルが確立され
る。従って、マルチリンクPPP接続は、IWF又は他の移動ネットワーク要素
にPPPプロトコル又はマルチリンクPPPプロトコルに関連した機能或いはそ
れらの間の適応を伴わずに、移動通信ネットワークを経て「透過的」に転送する
ことができる。
【0040】 本発明による移動通信ネットワークのアーキテクチャー及び本発明による機能
の配置又は異なるネットワーク要素への分配は、本発明の概念から逸脱せずに、
上述したアーキテクチャー及び構成から著しく相違してもよいことが理解されよ
う。従って、インターワーキングファンクションという用語は、ここでは、広く
理解すべきであり、即ち所与のネットワークアーキテクチャーにおいて本発明の
機能を実施するのが効果的であるインターワーキングファンクション、例えば、
IWU又はIWF、或いは例えばRNCのようなネットワーク要素を指すものと
する。本発明は、好ましい実施形態について上述した。当業者であれば、請求の
範囲に記載した本発明の精神及び範囲から逸脱せずに別の解決策及び変更がなさ
れ得ることが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ISDNネットワークにおけるマルチリンクPPP接続を示す図である。
【図2】 インターネット/イントラネットネットワークへの単一リンクPPP接続を示
す図である。
【図3】 GSM移動通信システムを示す図である。
【図4】 非透過的ベアラサービスにおけるGSM推奨勧告に基づくプロトコル及びファ
ンクションを示す図である。
【図5】 GSM推奨勧告に基づく非透過的HSCSD接続のプロトコル構造を示す図で
ある。
【図6】 移動ステーションMSとIAPサーバーとの間のマルチリンクPPPをサポー
トする接続を示す図である。
【図7】 本発明の実施形態によるマルチリンクPPP接続を示す図である。
【図8】 本発明の別の実施形態によるマルチリンクPPP接続を示す図である。
【図9】 本発明の更に別の実施形態によるマルチリンクPPP接続を示す図である。
【図10】 PPPリンクをRLPフレームへとマルチプレクスところを示す図である。
【図11】 PPPリンクをRLPフレームへとマルチプレクスところを示す図である。
【図12】 第3世代の移動通信システムにおける本発明の実施形態によるマルチリンクP
PP接続を示す図である。
【図13】 第3世代の移動通信システムにおける本発明の別の実施形態によるマルチリン
クPPP接続を示す図である。
【図14】 第3世代の移動通信システムにおける本発明の更に別の実施形態によるマルチ
リンクPPP接続を示す図である。
【図15】 第3世代の移動通信システムにおける本発明の更に別の実施形態によるマルチ
リンクPPP接続を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5K034 AA02 DD03 EE03 EE09 FF01 FF02 FF10 FF11 HH04 HH06 KK25 LL01 5K067 AA21 BB02 BB21 CC02 CC04 CC10 DD11 EE02 EE10 HH11 HH21 【要約の続き】 ファンクションとIAPサーバーとの間で全ポイント− ポイント接続を経てPPPペイロードが送信されるよう に、上記割り当てられた移動ネットワークサブチャンネ ル又はサブ流に適応される。これは、インターワーキン グファンクション(IWF)にPPP及びマルチリンクPP Pプロトコルが配置されるのを回避することができる。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動ステーション(MS)と、マルチリンクポイント−ポイント
    プロトコルPPPをサポートするデータネットワークアクセスポイント(2)への 高速ポイント−ポイントデータ接続を確立するためのインターワーキングファン
    クション(IWF)とを備え、上記ポイント−ポイント接続は、移動ステーション(MS
    )とインターワーキングファンクション(IWF)との間の第1のサブレッグ、及びイ
    ンターワーキングファンクション(IWF)とアクセスポイント(2)との間の第2のマ
    ルチリンクPPPサブレッグとを含むような移動通信システムにおいて、 上記移動ステーション(MS)は、上記ポイント−ポイント接続を経て上記アクセ
    スポイント(2)との少なくとも2つのPPPリンク(PPP1,PPPn)を確立するための
    マルチリンクPPPプロトコル手段(4,6)を備え、 上記第1のサブレッグは、上記少なくとも2つのPPPリンク(PPP1,PPPn)の 各々を専用のPPPサブチャンネルにおいて転送するための少なくとも2つのP
    PPサブチャンネルを備え、そして 上記インターワーキングファンクション(IWF)は、各PPPサブチャンネルを 上記マルチリンクPPP接続の各PPPリンク(PPP1,PPPn)に適応させて、その PPPリンクが移動ステーションのマルチリンクプロトコル手段とアクセスポイ
    ント(2)との間で透過的に転送されるようにしたことを特徴とする移動通信シス テム。
  2. 【請求項2】 上記第1のサブレッグには各PPPリンク(PPP1,PPPn)ごと に物理的に個別のトラフィックチャンネル又はトラフィック流が存在する請求項
    1に記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 上記第1のサブレッグ又はそのサブセグメントの1つには、
    無線リンクプロトコルRLPのようなリンクアクセス制御プロトコルが使用され
    、そして移動ステーション(MS)とインターワーキングファンクション(IWF)との 間又は上記サブセグメントには各PPPリンク(PPP1,PPPn)ごとに個別のLAC リンク及び物理的に個別のトラフィックチャンネル又はトラフィック流がある請
    求項1に記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 上記第1のサブレッグには、全PPPリンク(PPP1,PPPn)に 対して1つの共通の広帯域トラフィックチャンネルがあり、そして移動ステーシ
    ョン(MS)及びインターワーキングファンクション(IWF)は、PPPリンク(PPP1,P
    PPn)を上記広帯域トラフィックチャンネルへとマルチプレクスするように構成さ
    れた請求項1に記載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 上記第1のサブレッグ又はそのサブセグメントの1つには、
    各PPPリンク(PPP1,PPPn)ごとに個別のLACプロトコルリンクがあると共に 、全PPPリンク(PPP1,PPPn)に対して1つの共通の広帯域トラフィックチャン ネルがあり、そして移動ステーション(MS)及びインターワーキングファンクショ
    ン(IWF)は、PPPリンク(PPP1,PPPn)を上記広帯域トラフィックチャンネルへと
    マルチプレクスするように構成された請求項1に記載の移動通信システム。
  6. 【請求項6】 移動ステーション(MS)及びインターワーキングファンクショ
    ン(IWF)は、PPPリンク(PPP1,PPPn)を上記広帯域トラフィックチャンネルのフ
    レーム構造体へとマルチプレクスするように構成された請求項4又は5に記載の
    移動通信システム。
  7. 【請求項7】 各PPPリンク(PPP1,PPPn)は、広帯域トラフィックチャン ネルの送信フレームに所定のビット位置を有する請求項6に記載の移動通信シス
    テム。
  8. 【請求項8】 移動ステーション(MS)と、インターワーキングファンクショ
    ン(IWF)又は中間ネットワーク要素は、各個別のLACプロトコルリンクのフレ ームを上記広帯域トラフィックチャンネルへとマルチプレクスするように構成さ
    れる請求項6に記載の移動通信システム。
  9. 【請求項9】 上記第1のサブレッグ又はそのサブセグメントの1つには、
    全PPPリンク(PPP1,PPPn)に対して1つの共通のLACプロトコルリンクがあ り、そしてPPPサブチャンネルは、LACプロトコルリンク内にマルチプレク
    スされる請求項1に記載の移動通信システム。
  10. 【請求項10】 LACプロトコルリンクの各フレームは、各PPPリンク
    (PPP1,PPPn)からの情報を含む請求項9に記載の移動通信システム。
  11. 【請求項11】 LACプロトコルリンクの各フレームは、1つのPPPリ
    ンク(PPP1,PPPn)のみからの情報と、その情報に関連したPPPリンクの情報と を含む請求項9に記載の移動通信システム。
  12. 【請求項12】 移動ステーションとインターワーキングファンクションと
    の間には1つの共通の広帯域トラフィックチャンネルがある請求項9ないし11
    のいずれかに記載の移動通信システム。
  13. 【請求項13】 上記第1のサブレッグ又はそのサブセグメントの1つにお
    いて上記共通のLACプロトコルリンクの下に横たわるトラフィックチャンネル
    は、2つ以上のサブトラフィックチャンネルより成る請求項9ないし11のいず
    れかに記載の移動通信システム。
  14. 【請求項14】 上記サブセグメントは、移動ステーションと、無線アクセ
    スネットワークのネットワーク要素、好ましくは無線ネットワークコントローラ
    との間に配置される請求項2ないし13のいずれかに記載の移動通信システム。
  15. 【請求項15】 移動通信システムの移動ステーションであって、マルチリ
    ンクポイント−ポイントプロトコルPPPをサポートするデータネットワークア
    クセスポイント(2)への高速ポイント−ポイントデータ接続を確立する手段を備 え、上記ポイント−ポイント接続は、第1のサブレッグと、第2のマルチリンク
    PPPサブレッグと、これらサブレッグ間のインターワーキングファンクション
    (IWF)とを含むような移動ステーション(MS)において、更に、 上記ポイント−ポイント接続を経て上記アクセスポイント(2)との少なくとも 2つのPPPリンク(PPP1,PPPn)を確立するためのマルチリンクPPPプロトコ ル手段(4,6)と、 各PPPリンクを上記第1サブレッグにおける専用のPPPサブチャンネルに
    転送するために、上記PPPリンクの数に対応する数の2つ以上のPPPサブチ
    ャンネルに上記少なくとも2つのPPPリンク(PPP1,PPPn)を挿入する手段(71,7
    3,83,91)と、 を備えたことを特徴とする移動ステーション。
  16. 【請求項16】 上記移動ステーション(MS)は、上記第1サブレッグにおけ
    る各PPPサブチャンネルごとに物理的に個別のトラフィックチャンネル又はト
    ラフィック流を確立する手段を備えた請求項15に記載の移動ステーション。
  17. 【請求項17】 上記第1サブレッグ又はそのサブセグメントの1つには、
    無線リンクプロトコルRLPのような移動通信ネットワークのリンクアクセス制
    御プロトコルが使用され、そして上記移動ステーション(MS)は、上記第1サブレ
    ッグ又はそのサブセグメントにおいて各PPPサブチャンネルごとに個別のLA
    Cリンク及び物理的に個別のトラフィックチャンネル又はトラフィック流を確立
    する手段(71,73)を備えている請求項15に記載の移動ステーション。
  18. 【請求項18】 上記移動ステーション(MS)は、PPPリンクを共通の広帯
    域トラフィックチャンネルへとマルチプレクスするための手段(83)を含む請求項
    15に記載の移動ステーション。
  19. 【請求項19】 上記移動ステーション(MS)は、1つの共通の広帯域トラフ
    ィックチャンネルを経て各PPPリンク(PPP1,PPPn)ごとに個別のLACプロト コルリンクを確立するための手段(81)と、PPPリンクを上記広帯域トラフィッ
    クチャンネルへとマルチプレクスするための手段(83)とを含む請求項15に記載
    の移動ステーション。
  20. 【請求項20】 上記移動ステーション(MS)は、全てのPPPリンク(PPP1,
    PPPn)に対して1つの共通のLACプロトコルリンクを確立するための手段(93) と、LACプロトコルリンク内でPPPサブチャンネルをマルチプレクスするた
    めの手段(91)とを備えた請求項15に記載の移動ステーション。
  21. 【請求項21】 移動通信ネットワークのインターワーキングファンクショ
    ンであって、マルチリンクポイント−ポイントプロトコルPPPをサポートする
    データネットワークアクセスポイント(2)と移動ステーション(MS)との間の高速 ポイント−ポイントデータ接続を確立する手段を備え、上記ポイント−ポイント
    接続は、移動ステーション(MS)とインターワーキングファンクション(IWF)との 間の第1のサブレッグ、及びインターワーキングファンクション(IWF)とアクセ スポイント(2)との間の第2のマルチリンクPPPサブレッグを含むようなイン ターワーキングファンクションにおいて、更に、 上記マルチリンクPPPサブレッグのPPPリンク(PPP1,PPPn)を上記第1サ ブレッグにおける対応する数のPPPサブチャンネルに挿入して、各PPPリン
    クを専用のPPPサブチャンネルに転送し、PPPリンクが、移動ステーション
    (MS)とアクセスポイント(2)との間で移動通信ネットワークを経て透過的に転送 されるようにする手段(72,74,84,92)を備えたことを特徴とするインターワーキ ングファンクション。
  22. 【請求項22】 無線リンクプロトコルRLPのような移動通信ネットワー
    クのリンクアクセス制御プロトコルが上記第1サブレッグ又はそのサブセグメン
    トの1つに使用され、そして上記インターワーキングファンクション(IWF)は、 上記第1サブレッグ又はそのサブセグメントに各PPPサブチャンネルごとに個
    別のLACリンク及び物理的に個別のトラフィックチャンネル又はトラフィック
    流を確立するための手段(72,74)を備えた請求項21に記載のインターワーキン グファンクション。
  23. 【請求項23】 上記インターワーキングファンクション(IWF)は、1つの 共通の広帯域トラフィックチャンネルを経て各PPPリンク(PPP1,PPPn)に対し て個別のLACプロトコルリンクを確立するための手段(82)と、PPPリンクを
    上記広帯域トラフィックチャンネルへとマルチプレクスするための手段(84)とを
    備えた請求項21に記載のインターワーキングファンクション。
  24. 【請求項24】 上記インターワーキングファンクション(IWF)は、全ての PPPリンク(PPP1,PPPn)に対して1つの共通のLACプロトコルリンクを確立 するための手段(94)と、LACプロトコルリンク内でPPPサブチャンネルをマ
    ルチプレクスするための手段(92)とを備えた請求項21に記載のインターワーキ
    ングファンクション(IWF)。
  25. 【請求項25】 高速ポイント−ポイントデータ接続を確立するための方法
    であって、移動通信ネットワークの移動ステーションとインターワーキングファ
    ンクションとの間に第1サブレッグを確立し、そしてインターワーキングファン
    クションと別の当事者との間に第2サブレッグを確立するという段階を含む方法
    において、更に、 移動ステーションと別の当事者との間にマルチリンクポイント−ポイント接続
    を確立し、 移動ステーションとインターワーキングファンクションとの間のサブレッグを
    サブチャンネルに分割し、そして 移動ステーションとインターワーキングファンクションとの間のサブレッグに
    おいて専用のサブチャンネルにマルチリンクポイント−ポイント接続の各リンク
    を転送する、 という段階を含むことを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 移動ステーションとインターワーキングファンクションと
    の間のサブレッグにおいてマルチリンクポイント−ポイント接続の各リンクごと
    に物理的に個別のトラフィックチャンネル又はトラフィック流を確立し、そして 移動ステーションとインターワーキングファンクションとの間のサブレッグ、
    又はそのサブセグメントの1つにおいてマルチリンクポイント−ポイント接続の
    各リンクごとに、無線リンクプロトコル(RLP)リンクのような個別のリンクアク セス制御(LAC)プロトコルリンクを確立する、 という段階を含む請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 移動ステーションとインターワーキングファンクションと
    の間のサブレッグにおいてマルチリンクポイント−ポイント接続の各リンクごと
    に無線リンクプロトコル(RLP)リンクのような個別のリンクアクセス制御(LAC)プ
    ロトコルリンクを確立し、そして 移動ステーションとインターワーキングファンクションとの間のサブレッグに
    おいてマルチリンクポイント−ポイント接続の全リンクに対して1つの共通の広
    帯域トラフィックチャンネルを確立する、 という段階を含む請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 移動ステーションとインターワーキングファンクションと
    の間のサブレッグにおいてマルチリンクポイント−ポイント接続の各リンクごと
    に無線リンクプロトコル(RLP)リンクのような個別のリンクアクセス制御(LAC)プ
    ロトコルリンクを確立し、 移動ステーションとインターワーキングファンクションとの間のサブレッグに
    おいてマルチリンクポイント−ポイント接続の全リンクに対して無線リンクプロ
    トコル(RLP)リンクのような1つの共通の個別のリンクアクセス制御(LAC)プロト
    コルリンクを確立し、そして LACプロトコルリンク内でマルチリンクポイント−ポイント接続のリンクを
    マルチプレクスする、 という段階を含む請求項25に記載の方法。
  29. 【請求項29】 上記マルチリンクポイント−ポイント接続は、マルチリン
    クポイント−ポイントプロトコルPPPを使用し、そしてマルチリンクポイント
    −ポイントリンクの各リンクは、ポイント−ポイントプロトコルPPPを使用す
    る請求項25ないし28のいずれかに記載の方法。
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