JP2002504693A - 試験標本の作成装置及び作成方法 - Google Patents

試験標本の作成装置及び作成方法

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JP2002504693A JP2000533221A JP2000533221A JP2002504693A JP 2002504693 A JP2002504693 A JP 2002504693A JP 2000533221 A JP2000533221 A JP 2000533221A JP 2000533221 A JP2000533221 A JP 2000533221A JP 2002504693 A JP2002504693 A JP 2002504693A
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Abstract

(57)【要約】 標本採取器トレイに連結された瓶内に、同時に、かつ、直接に、標本を作成する、試験標本作成装置は、ハウジングとフィルタ組立体と標本採取器トレイと複数の瓶とを備える。ハウジングは、開口部と内部と外部、及び、吸引溝を有する。吸引溝は、ハウジングの内部と外部との間で流体が連通可能にすると共に、真空源をハウジングの内部に連結することができる。フィルタ組立体は、ハウジングの開口部を覆うように配置されると共に、複数の凹所を備え、これらの凹所は、それぞれ、2つの開口端と、それぞれの凹所内に配置された複数の多孔性媒体とを有する。標本採取器トレイは、ハウジング内に取り外し自在に配置される。瓶は、標本採取器トレイに取り外し自在に連結されると共に、それぞれの凹所と液体受領関係に配置される。複数の試験標本を同時に作成して自動液体クロマトグラフィーを行う方法は、試験標本を複数の凹所内に配置する工程と、これらの試験標本を、凹所内に配置された多孔性媒体に同時に通過させる工程と、標本採取器トレイに取り外し自在に連結された瓶内に、ろ過された試験標本を直接配置する工程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本出願は、1998年2月27日に出願された米国特許仮出願第60/076
,286号の優先権を主張する出願であり、本発明は、試験標本を作成する装置
及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、自動液体クロマトグラフィー用の試験標本等の複数の試験標本を作成す
る従来の方法は複数ある。斯かる従来の方法の1つは、試験標本のろ過及び注射
器及び斯かる注射器に内包した注射器フィルタを使用した複数の管壜即ち瓶内へ
の試験標本のディポジット(deposit)即ち集積から成る。試験標本は、
一般的には、順次ろ過されて瓶内へ集積される。瓶は試験標本が瓶内へ集積され
る前または集積された後に標本採取器トレイに配置することが可能である。試験
標本採取器トレイ及び瓶は、次いで、自動試験装置内に配置されて液体クロマト
グラフィーがなされる。
【0003】 複数の試験標本を作成する別の従来の方法は試験標本作成装置を備える。この
方法では、試験標本は複数の溜め即ち凹所内に集積され、各凹所はフィルタを内
包する。次いで、フィルタの両側の差圧が試験標本に加えられ、斯かる差圧のか
かった状態で試験標本はフィルタを通過して別の凹所内へ集積される。その後、
ろ過した標本は凹所から瓶へ搬送し、次いで瓶を標本採取器トレイ内へ設置する
ことが可能である。次に、標本採取器トレイ及び瓶を自動試験装置内へ設置して
液体クロマトグラフィーが行われる。
【0004】 更に別の従来の方法では、順次または同時に複数の試験標本をろ過し、ろ過し
た試験標本をラック内の瓶に集積し、瓶をラックから標本採取器トレイへ移動す
ることがなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の試験標本の作成方法には複数の不利益な点がある。例えば、試験
標本を順次ろ過して瓶内へ集積し、試験標本を凹所から瓶へ搬送し、または、瓶
をラックから標本採取器トレイへ搬送するのは時間がかかる。また、試験標本を
凹所から瓶へ移動させる時に標本損失が発生する。更に、試験標本を凹所から瓶
へ移動する間及び瓶をラックから標本採取器トレイへ移動する間に汚染が生じる
危険性がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の1態様によれば、試験標本作成装置は、ハウジングと、フィルタ組立
体と、標本採取器トレイと、複数の瓶とを備え、斯かる装置は、標本採取器トレ
イに連結された瓶内へ直接複数の標本を同時に作成するのに使用することが可能
である。前記ハウジングは、開口部と、内部及び外部と、吸引溝とを有すること
が可能である。前記吸引溝はハウジングの内部及び外部間での流体連絡を可能に
すると共に、真空源をハウジング内部へ連結することができる。前記フィルタ組
立体は、ハウジングの開口部上へ配置されると共に、複数の凹所を含み、各凹所
は2つの開口端及び複数の多孔性媒体を有し、斯かる媒体はそれぞれ前記凹所内
に配置される。
【0007】 本発明の別の態様によれば、複数の標本を直接瓶内に同時に作成するのに使用
する、フィルタ組立体が不浸透性の壁を画成するカバー及び斯かる壁内に一体に
形成した複数の凹所を備える。各凹所は第1及び第2の開口端を有し、斯かる開
口端は、凹所の第1の開口端及び凹所の第2の開口端との間で凹所を介したカバ
ーの壁を貫通する流体通路を画成し、各凹所は支持体及び斯かる支持体に取り付
けた多孔性媒体を含む。前記支持体は凹所の流体通路を横断して伸長して多孔性
媒体に接触し、それにより、凹所の第1の端から凹所の第2の端へ凹所を貫通し
て流れる流体は多孔性媒体を貫通して流れると共に、支持体を通過する。凹所の
第1の端は多孔性媒体の上流にあり、凹所の第2の端は多孔性媒体の下流にあり
、凹所の第2の端は管状突起を備え、斯かる突起は、瓶が凹所と流体受領関係に
配置された時に、斯かる瓶内へ伸長して相互汚染を最小限にする。
【0008】 本発明の更に別の態様によれば、液体標本を受け入れる瓶を内包した標本採取
器トレイを有するハウジングは、全体として円筒形の円筒体、吸引溝及びキー機
構を備え、前記円筒体は開口端及び閉鎖端を含むと共に、内部及び外部を有し、
前記真空体は円筒体の内部と、円筒体の外部との間で流体連絡を可能にする。前
記キー機構はポストを含み、第1及び第2の端、環状突起及び切り欠きを有し、
前記第1の端は前記円筒体の閉鎖端に取り付けられ、前記環状突起はポストの第
2の端内に配置され、前記切り欠きは環状突起内に配置される。キー機構は標本
採取器及び瓶をハウジングに対して配向させるように構成される。
【0009】 本発明の更に別の態様によれば、複数の試験標本を同時に作成して自動液体ク
ロマトグラフィーを行えるようにする方法は試験標本を複数の凹所内へ集積する
段階と、試験標本を凹所内に設置した多孔性媒体を同時に通過させる段階と、ろ
過した試験標本を標本採取器トレイに取り外し自在に連結した瓶内へ直接集積す
る段階とを備える。
【0010】 本発明の更に別の態様によれば、自動液体クロマトグラフィーを行う方法は試
験標本を複数の凹所内へ集積する段階と、試験標本を凹所内に設置した多孔性媒
体を同時に通過させる段階と、ろ過した試験標本を標本採取器トレイに取り外し
自在に連結した瓶内へ直接集積する段階と、標本採取器トレイに取り外し自在に
連結した瓶内へ直接集積したろ過した試験標本を指向して自動液体クロマトグラ
フィー装置を通過させる段階とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に図示する如く、代表的な試験標本作成装置は、ハウジング60
と、フィルタ組立体10と、標本採取器トレイ30と、複数の瓶50と、キー機
構21とを備える。フィルタ組立体10は複数の凹所12を含むことが可能であ
り、各凹所は多孔性フィルタ13(図3a)または固相抽出媒体等の任意の適当
な多孔性媒体を内包する。瓶50は標本採取器トレイ30に取り外し自在に連結
することが可能であり、標本採取器トレイ30及び瓶50は取り外し自在にハウ
ジング60内に配置することが可能である。フィルタ組立体10は取り外し自在
にハウジング60に接続することが可能であり、瓶50はそれぞれ凹所12と液
体受領関係にされるのが好適である。ハウジング60を真空に引くことで凹所1
2に内包した試験標本をフィルタ13を通過させて標本採取器トレイ30内の瓶
50内へ直接集積することが可能となる。瓶50及び標本採取器トレイ30は次
いでハウジング60から取り出されて、例えば、液体クロマトグラフィーの自動
装置内へ設置される。
【0012】 フィルタ組立体は任意に構成されて、複数の微孔質フィルタを支持すると共に
、試験標本を微孔質フィルタ及び標本採取器トレイ内の瓶内へ通過するのを可能
にする。フィルタ組立体はカバー、複数の凹所及び複数の微孔質フィルタを備え
ることが可能であり、前記カバーは不浸透性壁を画成し、前記複数の凹所は前記
壁内に形成されるのが好適であり、且つ、前記複数の微孔質フィルタはそれぞれ
前記凹所内に配置されるのが好適である。カバー及び凹所は一体構造とされてフ
ィルタ組立体の強度を高めるのが好適である。各凹所は第1及び第2の端を有し
すると共に、フィルタ支持体を含むことが可能であり、前記第1及び第2の端は
カバーの壁を貫通する流体通路を画成し、且つ、前記フィルタ支持体には凹所内
に内包した前記微孔質フィルタが取り付けられる。フィルタ支持体は凹所の流体
通路を横断して伸長して、それにより、液体試験標本が微孔質フィルタを貫通し
て流れてフィルタ支持体を通過する。従って、フィルタ支持体はまた支持に加え
て微孔質フィルタからの排水を画成することになる。更に、フィルタはフィルタ
支持体にシールされて試験標本がフィルタを迂回するのを防止する。或いは、フ
ィルタを凹所の内壁にシールさせて同一の目的を達成することが可能である。凹
所の第2の端は筒状突起を含み、この筒状突起は、瓶が凹所と液体受領関係に設
置されると該瓶内へ伸長して相互汚染を最小限にすることができる。相互汚染と
は本書で使用される場合には、試験標本が1つの瓶から別の瓶へ移動することを
意味する。相互汚染は誤った試験結果をもたらす可能性があることは明白である
【0013】 カバーは様々な形状にすることが可能である。例えば、カバーを全体として円
形又は多角形にすることが可能であり、且つ、全体として平らな形状、部分的に
球形とした形状または全体として円筒状の形状として、第1の端に不浸透性壁を
備え、対抗端を開口するかまたは閉鎖する構成とすることが可能である。
【0014】 凹所も、また、様々な形状から任意の形状を有するように構成することが可能
であり、例えば、多角柱、円筒または円錐、またはそれらを組み合わせた形状と
することが可能であるが、凹所は円柱または円筒の形状を有するのが好適である
。凹所のサイズ及び形状は概ね同一とすることが可能であり、または異なるサイ
ズ及び/または形状とすることも可能である。例えば、凹所を同一の円筒の形状
とするが、径及び/または高さは異なるように構成することが可能である。凹所
は試験標本の受領及び収容に使用することができることから、各凹所のサイズは
斯かる凹所に集積する試験標本の量により決定することとなる。凹所は、注射器
またはピペット等の試験標本分配装置を収容する構成を含むことが望ましい。カ
バーの壁には任意の数の凹所を配置することが可能であり、数々の形状に配列す
ることが可能である。例えば、任意の数の凹所を一列または複数の列、または、
1つの円または複数の同心円に配列することが可能である。しかしながら、凹所
の数及び配列は、瓶は凹所と1対1で液体を受け入れる関係とするのが好適であ
ることから、瓶の数及び配列により決定される。
【0015】 フィルタ支持体は任意の適当な形状にして、フィルタを支持すると共に、フィ
ルタからの排水を可能にするように構成することが可能である。フィルタをフィ
ルタ支持体に取り付けたときに、シールが画成されて試験標本がフィルタを迂回
するのを防止するのが好適である。フィルタ支持体は凹所と一体または統合して
形成することが可能であり、または、凹所内に配置される別体部品とすることが
可能である。
【0016】 フィルタは微孔質フィルタであるのが好適であり、繊維タイプまたは半透膜タ
イプ等の任意のタイプとすることが可能である。フィルタのある実施例では,標
本の作成要件により凹所が異なるタイプの微孔質フィルタを内包することが可能
である。微孔質フィルタを使用して、例えば、粗い汚染物質及び不溶解物質を含
んだ任意の粒子またはコロイド状粒子をろ過するようにすることが可能である。
本発明には微孔質フィルタを使用するのが典型的であるが、凹所が固相抽出(S
PE)用多孔性媒体等のその他の任意のタイプの多孔性媒体を内包するようにす
ることが可能である。
【0017】 キー機構は任意の構成とすることが可能であるが、フィルタ組立体の凹所をハ
ウジング内に収容された瓶に対して配向するように構成される。キー機構は各凹
所がハウジング及び/または特定の瓶と独自に整合するのを可能にする。この特
徴は凹所が異なるタイプの試験標本を収容している時には特に有効であり、従っ
て、各凹所及び/または瓶を個々に識別するのを可能にする。
【0018】 フィルタ組立体の代表的な実施例を図3aに図示する。斯かるフィルタ組立体
10は円形のカバープレート11と、複数の円筒状凹所と12と、複数の円形微
孔質フィルタ13とを備えており、前記カバープレートは不浸透性壁を画成し、
前記円筒状凹所はカバープレートに統合または一体に形成され、且つ、前記円形
微孔質フィルタは1つずつ各凹所内に配置される。本実施例では、24個の凹所
12があり、全て同一径及び同一サイズであり、カバープレート11の外周近傍
において単一の円形に配列される。斯かる円の径は瓶が配列される円の径と略等
しいのが好適であり、これにより瓶と凹所を流体受領関係に配置することが可能
となる。各凹所12は第1及び第2の開口端を有しており、斯かる開口端により
カバープレート11の壁を貫通する流体通路が画成される。カバープレート11
は凹所12のいずれかの端14、15で凹所12と交差するか、または、凹所1
2の前記2つの端14、15間の任意の位置で凹所12と交差することが可能で
ある。
【0019】 図3aに図示した実施例では、凹所12の第2の端15が微孔質フィルタ13
を取り付けるフィルタ支持体16を含むようにすることが可能である。或いは、
斯かるフィルタ支持体16を凹所12の第1の端14かまたは第1及び第2の端
14、15の間に配置することが可能である。しかしながら、滞留量を低減する
ために、フィルタ支持体16を凹所12の第2の端15かまたはその近傍に配置
するのが好適である。フィルタ支持体は微孔質フィルタ13を支持しすると共に
該フィルタからの排水を可能にするのであれば、任意の構成にすることが可能で
ある。例えば、フィルタ支持体16が隆起部等の複数の突起を備えて微孔質フィ
ルタを支持すると共に該微孔質フィルタからの排水を行うようにすることも可能
である。フィルタ支持体は凹所12内の第2の端15に一体または統合するよう
に形成することが可能であり、または、凹所12内の第2の端15に配置された
別体の部品とすることも可能である。
【0020】 図3bに図示する如く、フィルタ支持体16の好適な実施例は円形凹部22及
び複数のリブ17を含むことが可能であり、斯かるリブ17は前記円形凹部22
内に形成される。フィルタ13は好適には円形であるのが良く、数種の方法でフ
ィルタ支持体16に取り付けることが可能である。例えば、フィルタ13をフィ
ルタ支持体16上に単に配置することも可能であり、または、例えば熱溶接また
は接着剤でフィルタ支持体16に結合することが可能である。フィルタ13をフ
ィルタ支持体16に結合する場合には、フィルタ13は凹所12の側壁と円形凹
部22との間のリブ17及び環状領域23の双方に結合するのが好適である。従
って、フィルタ13及び環状領域23との間の結合によりシールが画成されて試
験標本がフィルタ13を迂回するのが防止されるのが好適であり、リブ17がフ
ィルタ13を支持するのが好適であり、且つ、リブ17間の溝がフィルタからの
排水を画成するのが好適である。
【0021】 凹所12の第2の端15は、また、管状突起18を含み、この管状突起は凹所
12から伸長している。第2の端15の開口部は開口19を含み、この開口は第
2の開口端15及び管状突起18を貫通して伸長する。瓶50が凹所12と液体
受領関係に配置された時の管状突起18の外径及び長さは実質的に標本の相互汚
染を低減するかまたは排除するものである。例えば、管状突起18は瓶50の開
口部51までまたは開口部51内へ伸長して相互汚染を最小限にする。更に、瓶
50が凹所12と流体受領関係に配置された時に、突起18が実質的に瓶50の
開口部53を閉鎖しないのが好適である。突起18及び瓶50との間の間隙は十
分大きくされて瓶50内の液体が、ハウジング60内部(及び瓶50の外部)に
加えられた時に、瓶50から溶離しないようにされる。溶離は瓶内の液体が瓶の
外部に加えられた真空下で瓶を退出する空気により吐き出される時に発生する。
突起18及び瓶50との間の大きな間隙で溶離を防止または低減することが可能
となる。同様に、凹所12の底部15及び瓶50の頂部との間の間隙は十分に大
きくされて溶離を防止するか低減するのが好適である。
【0022】 フィルタ組立体10のキー機構21は切り欠き21を3つ備えており、斯かる
切り欠きはハウジング60の3つのピン76と係合してフィルタ組立体10及び
凹所12をハウジング60及び/または瓶50に対して配向することが可能とな
る。キー機構21の機能は凹所12及び瓶50の整合に関する議論に関係して事
後に説明する。
【0023】 更に、カバープレート11はハンドルまたは図3aに図示したカバープレート
11の中心の突起20の如き突起を含むことが可能であり、斯かるハンドルまた
は突起によりカバープレート11を手または持ち上げ装置により都合よく持ち上
げることが可能となる。
【0024】 本発明の試験標本作成装置は広範な用途に使用することが可能である。例えば
、標本採取器トレイは自動液体クロマトグラフィー装置の一部として設計された
標本採取器トレイとすることが可能であり、試験標本作成装置は標本採取器トレ
イを含んで収容するように設計する。標本採取器トレイはクロマトグラフィー装
置の設計者の選択する任意の構成とすることが可能である。斯かる標本採取器具
は全体として円筒または平行六面体の形状か、または、瓶の標本採取トレイ内へ
の配置及び該トレイからの取り外しが都合よく行えるものであればその他の任意
の形状とすることが可能である。瓶はクロマトグラフィーの設計者が選択する任
意の方法で標本採取器内に配置することが可能である。例えば、瓶は一列または
複数列、または1つの円または複数の同心円に配列することが可能である。瓶は
試験標本を保持できれば任意の形状とすることが可能であるが、通常は円筒形で
あり、開口端及び閉鎖端を備える。瓶は同一形状及び同一サイズとすることも、
または、異なる形状及び/またはサイズとすることが可能である。瓶のサイズは
該瓶内に収容する試験標本の量により決定される。
【0025】 標本採取器トレイの代表的実施例を図4及び図5に図示する。代表的実施例3
0は円筒状側壁31と円形プレート32とを備え、斯かる円形プレートは円筒状
側壁31の一端に取り付けられる。瓶50を収容する円筒状盲孔33の総数は、
例えば、24個であり、斯かる孔33は円形プレート32の外周に沿って円形に
配列される。前記孔33は前記プレート32を貫通して円筒状側壁内に伸長する
が貫通はしない。孔33はまた円筒状スリーブ34を含み、このスリーブの一端
はプレート32に取り付けられる。円筒状スリーブと円筒状側壁31は同心円関
係にすることが可能である。円筒状スリーブ34内に入った前記プレートの部分
は環状溝35を含み、斯かる環状溝は円筒状スリーブ34及び円筒状側壁31と
同心円上に配列される。環状溝35内には半径方向に配向したリッジ36があり
、溝35を横断して伸長する。プレート32の中心且つ環状溝32内には開口3
7があり、プレート32を貫通して伸長する。
【0026】 図6には瓶50の代表的実施例を図示する。瓶50は壜の形状に同様な形状を
している。即ち円筒状中空の形状であり、開口端51および閉鎖端52、及び前
記開口端の狭い開口部53及び狭い頚部54を有する。更に、瓶50の開口端5
1には外側方向に伸長した半径方向フランジ55が備えられる。
【0027】 ハウジングは様々な形状にすることが可能である。例えば、全体として六面体
または円筒状の形状とし、側壁、開口端及び閉鎖端を含むことが可能である。フ
ィルタ組立体のカバーはハウジングの開口端上に配置することが可能である。吸
引溝をハウジング内に含む場合には、斯かるチャネルはハウジングの任意の位置
に配置することが可能であり、例えば側壁及び/または閉鎖端上に配置すること
が可能である。ハウジングは、また、フィルタ組立体及び/または標本採取器ト
レイをハウジングに対して配向する装置を含むことが可能であり、斯かる装置に
より瓶がフィルタ組立体の凹所とそれぞれ流体受領関係に配置することが可能と
なる。この装置は、また、特定の凹所を特定の瓶に関係させることが可能である
。この装置はハウジングをフィルタ組立体及び/または標本採取器トレイに直接
関係付けるのが好適であるが、フィルタ組立体を標本採取器トレイに直接関係付
けることも可能である。
【0028】 前記装置はフィルタ組立体をハウジングに対して配向するキー機構及び/また
は標本採取器トレイをハウジングに対して配向する別のキー機構を含むことが可
能である。フィルタ組立体を配向するキー機構は各凹所の位置をハウジングに対
して独自に画定し、標本採取器トレイを配向するキー機構は各瓶の位置をハウジ
ングに対して独自に画定するのが好適である。このように、2つのキー機構を各
凹所が特定の瓶とのみ流体受領関係に配置され、他の何れの瓶とも流体受領関係
とならないように配列することが可能である。
【0029】 フィルタを横断して差圧を加える機構をフィルタ組立体に連結して試験標本が
フィルタを通過するのを容易にすることが可能である。差圧を一度に凹所の全て
に加えて標本が同時に凹所を通過するようにすることが可能であり、または、差
圧を凹所の1つ以上に複数回に分けて加えて標本が順次凹所を通過するようにす
ることも可能である。任意の適当な機構を使用して斯かる差圧を加えることが可
能であり、例えば、凹所の1つ以上の上に配置されて斯かる凹所内の標本を強制
的にフィルタを介して瓶内へ入れるガス圧源を含む。前記機構はフィルタ組立体
または好適にはハウジングに連結した真空源を含むのが好適である。斯かる真空
源はポンプ等の大気圧より低い圧力を提供するものであればどのような装置であ
っても良い。例えば、ポンプをハウジングと一緒に配置してポンプの吸入口とハ
ウジングの内部と及びポンプの加圧口とハウジングの外部と流体連絡するように
することが可能である。真空源はハウジングと一体となった部品とすることが可
能であり、且つ、ハウジングの内外に配置することが可能である。或いは、真空
源をハウジングとは別体の部品とすることが可能であり、例えば、ハウジングの
外側に配置されると共に、例えば、管等を介してハウジング内の吸引溝に直接ま
たは間接的に接続した吸入口を有するポンプである。或いは、ハウジングではな
くカバーが斯かる吸引溝を含むことが可能であり、真空源は同様に吸引溝と連結
することが可能である。電動モータ等を斯かる真空源の動力源賭することが可能
である。
【0030】 図7に図示する如く、ハウジングの代表的な実施例60は円筒状側壁61を含
み、斯かる側壁は開口端62及び閉鎖端63を備える。フィルタ組立体10のカ
バープレートは開口端62上に配置してハウジング60を包むようにすることが
可能である。円筒状側壁61の開口端62には外側方向へ伸長した半径方向フラ
ンジ64を設けることが可能である。カバープレート11に対向したフランジ表
面66は環状溝65を含むのが好適であり、また、可撓性のあるガスケットまた
はOリングのシールを溝65内に配置してハウジング60及びフィルタ組立体1
0間に気密のシールを画成することが可能である。或いは、溝をフィルタ組立体
のカバーに設けると共に、シールを前記溝内に配置してハウジング及びフィルタ
組立体間に気密のシールを画成することが可能である。
【0031】 円筒状ポスト67をハウジング60内に配置することが可能であり、斯かる円
筒状ポスト67の一方の端をハウジング60の閉鎖端壁68の内部表面に取り付
ける。円筒状ポスト67の未取付け端には環状突起69を設けることが可能であ
り、斯かる突起は円筒状ポスト67に同心円上に配列されるのが好適であり、環
状突起69は切り欠き70を含む。
【0032】 本実施例では、ハウジング60は吸引溝70を含み、斯かる吸引溝は第1及び
第2の盲開口72、73を備え、斯かる盲開口はそれぞれの盲端74、75で交
差する。第1の開口72は閉鎖端壁68内に配置されて該閉鎖端壁68の中心か
ら半径方向に側壁61まで伸長する。第2の開口73は円筒状ポスト67の中心
に配置されて第1の開口72の盲端74に交差する。従って、吸引溝71及び標
本採取トレイ30の開口37がハウジングの内部及び外部との間で流体連絡を画
成する。真空源(図示なし)は吸引溝71に直接連結することが可能であり、ま
たは、管等(図示なし)を介して吸引溝71に間接的に連結することも可能であ
る。吸引溝71の開口部即ち開口72の開口端にニップル継手(図示なし)等を
取り付けて真空源の吸引溝71への連結を容易にすることが可能である。
【0033】 真空をハウジング60の内部に加えると、フィルタ組立体10の中心部が大気
圧で下方へ曲がって開口37及び吸引溝71を部分的に閉鎖する。従って、フィ
ルタ組立体に十分な強度を持たせるかまたは開口37及び吸引溝71の閉塞を防
止する構成にすることが好適である。
【0034】 フィルタ組立体をハウジングの開口部上に配置すると共に、標本採取器及び該
標本採取器内に収容した瓶をハウジング内に配置した時に、瓶が凹所と流体受領
関係に配置されるようになるのが好適である。これにより、各凹所が実質的に瓶
に同軸状に配列され、凹所の管状突起が瓶の開口部までまたは該開口部内へ伸長
するのが可能となる。各凹所が特定の瓶とのみ流体受領関係に配置されて、その
他の一切の瓶とは斯かる関係に配置されないようになるのがより好適である。こ
れを実現するには複数の異なる方法がある。図1に図示した実施例では、例えば
、標本採取器トレイ30をフィルタ組立体10と同心円状に配置し、瓶50を凹
所に独自に円周方向に配列し、且つ、瓶50及び凹所12との間に軸線方向の距
離を設定することでそれを達成することができる。本実施例では、凹所12と瓶
50間の所望の空間関係は標本採取器トレイ30及びハウジング60間の空間関
係及びフィルタ組立体10及びハウジング60間の空間関係を画定することで間
接的に画成される。
【0035】 図1、図2、図4、図5及び図7に図示する如く、標本採取器トレイ30及び
ハウジング60間の空間関係は、例えば、円筒状ポスト67の位置、切り欠き7
0の位置及びハウジング60の側壁の高さにより画定することが可能である。標
本採取器トレイ30及び該標本採取器トレイ内に収容された瓶50がハウジング
内へ配置された時に、標本採取器トレイ30の円筒状スリーブ34が円筒状ポス
ト67の外周に隣接して配置されるのが好適である。円筒状スリーブ34の内径
は円筒状ポスト67の径と実質的に同等かまたは若干大きくされるのが好適であ
る。これにより、標本採取器トレイ30の中心とハウジング中心とが整合して、
標本採取器トレイ30とハウジングが同心円の関係に配置される。ハウジング6
0の環状突起69は標本採取器トレイ30の環状溝35内で配置されるのが好適
であり、且つ、リッジ36は切り欠き70内に配置されるのが好適である。これ
により瓶の円周位置がハウジング60に対して独自に画成される。更に、円筒状
側壁31の開口端がハウジング60の閉鎖端壁68の内部表面に接触し、従って
、ハウジング60の側壁61の高さは、ハウジング60に対する瓶50の軸線方
向の位置を画成する。従って、ハウジング60に対瓶50の軸線方向位置を画定
するように選択する。従って、標本採取器トレイ30及び瓶50をハウジング6
0に対して配向させるキー機構は1つ以上の円筒状ポスト67、環状突起69、
切り欠き70及び側壁61を含むことが可能である。
【0036】 図1、図2図3a及び図7に図示する如く、フィルタ組立体10及びハウジン
グ60間の空間関係は3つのピン74及び3つの切り欠き21により画定するこ
とが可能であるが、4つ以上のピン及び切り欠きを使用することも可能である。
3つのピン74は円形に配列されてカバープレート11に対向するフランジ面6
5に垂直に取り付けられるのが好適である。3つの切り欠き21はカバープレー
ト11の外周に沿って配置することが可能である。フィルタ組立体10をハウジ
ング60の開口部上に配置した時に、3つの切り欠き21が3つのピン74に係
合してフィルタ組立体10をハウジング60に整合させる。3つの切り欠き21
及び3つのピンが円周方向に等間隔で隔置される場合には、各切り欠き21が3
つのピン74の任意の1つに係合し、従って、各凹所12がハウジング60に対
して3つの可能な位地の1つに位置決めされることが可能となる。3つの切り欠
き21及び3つのピン74が円周方向に不等間隔で隔置される場合には、各切り
欠き21は常に同一のピン74に係合し、従って、各凹所12はハウジング60
に対して常に同一の円周方向位置にのみあることとなり、これにより、各凹所が
特定の瓶に対して独自に識別されることとなる。従って、ハウジング60に対し
てフィルタ組立体10及び凹所12を配向させるキー機構は3つのピン及びそれ
ぞれの位置を含むことが可能である。更に、凹所12の軸線方向の位置はカバー
プレート11が凹所12と交差する凹所12上の位置を調整することで画定する
ことが可能である。カバープレート11は凹所12の何れかの端14、15で凹
所12と交差するか、または、前記2つの端14、15間の任意の位置で凹所1
2と交差することが可能である。
【0037】 従って、標本採取器トレイ30及びフィルタ組立体10は円筒状ポスト67の
位置または3つのピン74の位置の何れかをまたは双方を調整して同心円状に配
列することが可能である。瓶50及び凹所12は切り欠き70の位置または3つ
のピン74の位置の何れかをまたは双方を調整して円周方向に整合することが可
能である。3つのピン74の位置が円周方向に等間隔に隔置されていない場合に
は、各瓶50は特定の凹所12と独自に整合される。瓶50及び凹所12間の軸
線方向の関係はハウジング60の側壁61の高さ、カバープレート11が凹所1
2と交差する凹所12上の位置、または凹所12の第2の端15における管状突
起18の長さの何れかを調整して決定することが可能である。
【0038】 凹所と瓶を整合させるその他の配列を上記の1つに代えて使用することが可能
である。例えば、フィルタ組立体を標本採取器トレイに直接キー止めして瓶が凹
所と適切な流体受領関係となるのを確実にすることが可能である。
【0039】 フィルタ組立体(多孔性媒体を除く)、標本採取器トレイ、瓶及びハウジング
は十分な強度及び化学的抵抗をもたらすものであれば任意の適当な材料から形成
することが可能である。好適な材料はステンレス鋼及びポリオレフィンを含んだ
ポリオレフィン及びポリスチレン等の熱可塑性樹脂である。
【0040】 本発明の実施例は、例えば、粒子ろ過または固相抽出を含んだ様々な用途に使
用することが可能である。図1に図示の実施例を粒子ろ過に使用した場合には、
標本採取器トレイ30及び該トレイ内に収容された瓶50をハウジング60内に
設置して、瓶50をフィルタ組立体10の凹所12と流体受領関係に配置するこ
とが可能となる。次いで、試験標本を順次または同時にフィルタ組立体10の凹
所12内に集積する。試験標本は同一の種類であってもまたは異なる種類であっ
ても良く、実施される試験の種類により決定される。試験標本を凹所内に配置す
る間または配置後に真空源からハウジング60内部へ真空を加えて、凹所12の
フィルタ13の両側に差圧を発生させる。ハウジング60内の真空によりフィル
タ13を介して試験標本が引かれて、次いで、ろ過した試験標本が標本採取器ト
レイ30内の瓶50内に集積される。フィルタ13は同一種類であっても異なる
種類であっても良く、どのような標本を作成するかにより決定される。ハウジン
グ60内の真空によりカバープレート11がハウジング60のフランジ64に向
かって引かれて可撓性のガスケット66を圧縮してフィルタ組立体10とハウジ
ング60との間に気蜜なシールを画成する。その後、真空を取り除いて、フィル
タ組立体10を取り外し、次いで、標本採取器トレイ30及び該トレイに収容し
た瓶50を自動液体クロマトグラフィー装置内に配置する。斯かる装置の標本採
取器が瓶内に収容した試験標本から1つ以上を選択して処理を行う。
【0041】 図1に図示した実施例を固相抽出に使用する場合には、廃液トレイ(図示なし
)を最初にハウジング60内に配置することが可能である。次いで、液体及び固
体を内包した標本を固相抽出媒体上方のフィルタ組立体10の凹所12内に集積
する。標本を凹所12内に集積する間または集積した後で、真空源からハウジン
グ60の内部へ真空をかけると、斯かる真空により凹所12内に収容したSPE
多孔性媒体(図示なし)を介して標本が引かれる。標本がSPE多孔性媒体を通
過する時に個体はSPE多孔性媒体により保持され、廃液は廃液ボールに集積さ
れる。その後、廃液ボールをハウジング60から取り出し、標本採取器トレイ3
0及び該トレイに収容した瓶50をハウジング60内に配置して、瓶50をフィ
ルタ組立体10の凹所12と流体受領関係にさせる。溶離液をフィルタ組立体1
0の凹所12内に集積することが可能である。真空源からハウジング60の内部
に真空をかけて、溶離剤をSPE多孔性媒体を介して引くことが可能となる。次
いで、SPE多孔性媒体を通過した溶出液を標本採取器トレイ30の瓶50内へ
集積する。その後、標本採取器トレイ30及び該トレイに収容した瓶50をハウ
ジング60から取り出して、その後、自動液体クロマトグラフィー装置内に配置
される。斯かる装置の標本採取器が次いで瓶内の試験標本のうち1つ以上を選択
して処理が行われる。
【0042】 複数の試験標本を作成する方法は、試験標本を複数の凹所内に集積する段階と
、斯かる試験標本を前記凹所内に設置したフィルタを通過させる段階と、ろ過し
た試験標本を標本採取器トレイに取り外し自在に連結した瓶内に直接集積する段
階とを備える。試験標本は複数の異なる方法で凹所内に集積することが可能であ
る。例えば、試験標本全部を一度に1つの凹所内に集積することが可能であり、
または、斯かる試験標本全部を複数のステップに分けて1つの凹所に集積するこ
とも可能であり、且つ、各ステップごとに試験標本の異なる構成要素を凹所内に
集積するようにすることも可能である。試験標本は順次または同時に凹所内に集
積することが可能であり、または、試験標本のある部分を順次凹所内に集積する
一方で、その他の試験標本を凹所内に同時に集積することも可能である。試験標
本のフィルタの通過もまた様々な方法で達成することが可能である。例えば、フ
ィルタの両側に差圧を一度にかけて試験標本のフィルタの通過を同時に行うのを
容易にすることが可能である。或いは、差圧を複数回に分けてかけて試験標本の
フィルタの通過を順次に行うのを容易にすることが可能である。
【0043】 斯かる方法は追加の段階を含むことが可能である。例えば、試験標本を凹所内
に集積する前に、標本採取器トレイ及び該トレイ内に収容した瓶を試験標本作成
装置のハウジング内に配置することが可能である。フィルタ組立体のカバーをハ
ウジングの開口部上に被せてハウジングを包み込むことが可能である。瓶はフィ
ルタ組立体の凹所と流体受領関係に配置するのが好適である。ろ過した試験標本
を直接瓶内へ集積した後で標本採取器トレイ及び該トレイに収容した瓶をハウジ
ングから取り出して自動液体クロマトグラフィー装置内に配置することが可能で
ある。次いで、斯かる自動液体クロマトグラフィー装置の自動標本採取器が瓶内
に収容した試験標本の中1つ以上を選択して液体クロマトグラフィーを実行する
【0044】 本書に図示及び/または説明したフィルタ組立体及び/またはハウジングの装
飾的側面も本発明の特徴である。 本発明をいくつかの実施例を参照して説明してきたが、本発明は斯かる実施例
に限定されるものではなく、寧ろ、本発明は、冒頭の特許請求の範囲の趣旨及び
範囲内の全ての修正例、同等例及び大体例を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具現化する試験標本作成装置の断面略図である。
【図2】 図1に図示した本発明の実施例の分解図である。
【図3】 図3aは、図2に図示したフィルタ組立体の断面略図である。図
3bは、フィルタ組立体の頂面図である。
【図4】 図2に図示した標本採取器トレイの断面略図である。
【図5】 図2に図示した標本採取器トレイの底面図である。
【図6】 図2に図示した瓶の1つの断面略図である。
【図7】 図2に図示したハウジングの断面略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィトクスケ,ダン アメリカ合衆国ミシガン州48105,アン・ アーバー,シダーブルック・ストリート 3032 Fターム(参考) 2G058 AA01 BA07 【要約の続き】 える。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標本採取器のトレイに連結された複数の瓶に、直接、かつ、
    同時に、複数の標本を作成する、試験標本作成装置において、前記試料標本作成
    装置は、 開口部と内部と外部とを有するハウジングであって、前記ハウジングは吸引溝
    を含み、前記吸引溝は、前記ハウジングの前記内部と前記外部との間に流体を連
    絡可能にし、かつ、前記ハウジングの前記内部に真空源を連結することを可能に
    するように構成された、前記ハウジングと、 前記ハウジングの前記開口部の上方に配置されたフィルタ組立体であって、前
    記フィルタ組立体は複数の凹所を有し、前記複数の凹所はそれぞれ2つの開口端
    を有し、前記フィルタ組立体は前記複数の凹所内にそれぞれ配置された複数の多
    孔性媒体を含む、前記フィルタ組立体と、 前記ハウジングに取り外し自在に配置された標本採取器のトレイと、 前記標本採取器のトレイに取り外し自在に連結され、かつ、前記複数の凹所と
    それぞれ液体を受け入れる関係を有する、複数の瓶と、 を備えた、試験標本の作成装置。
  2. 【請求項2】 複数の瓶に、直接、かつ、同時に、複数の標本を作成する、
    フィルタ組立体において、前記フィルタ組立体は、 不浸透性の壁を画成するカバーと、 前記壁に一体に形成された複数の凹所であって、前記複数の凹所は流体通路を
    画成する第1及び第2の開口端をそれぞれ有し、前記流体通路は、前記凹所の前
    記第1の端部と前記凹所の前記第2の端部の間の前記凹所を介して、前記カバー
    の前記壁を貫通し、前記凹所は、それぞれ、支持体と前記支持体に取り付けられ
    た多孔性媒体とを含み、前記支持体は、前記凹所の前記流体通路を横切って延在
    すると共に前記多孔性媒体に接触し、これにより、前記凹所の前記第1の端部か
    ら前記凹所の前記第2の端部まで、前記凹所を貫通して流れる流体は、前記多孔
    性媒体を貫通して流れると共に前記支持体を通過し、前記凹所の前記第1の端部
    は前記多孔性媒体の上流に位置し、前記凹所の前記第2の端部は前記多孔性媒体
    の下流に位置し、前記凹所の前記第2の端部は管状突起を備え、瓶が前記凹所と
    の関係で流体を受け入れる位置に配置されたとき、前記管状突起は相互汚染を最
    小限にするように前記瓶内に伸長可能である、 ことを特徴とする、フィルタ組立体。
  3. 【請求項3】 液体標本を受け入れるための瓶を収容する標本採取器トレイ
    を保持するハウジングにおいて、前記ハウジングは、 開口端と閉鎖端を含み、かつ、内部と外部を有する、全体として円筒状の本体
    と、 前記円筒状の本体の前記内部と前記円筒状の本体の前記外部との間に流体が連
    通することを可能にする、吸引溝と、 キー機構であって、前記キー機構はポストを有し、前記ポストは、第1の端部
    と第2の端部とを有し、かつ、前記ポストの前記第1の端部は前記円筒状の本体
    の前記閉鎖端に取り付けられ、前記キー機構は、前記ポストの第2の端部に配置
    された環状突起と、前記環状突起の内部に配置された切り欠きとを有し、前記キ
    ー機構は、前記標本採取器トレイと前記複数の瓶とを前記ハウジングに関して特
    定方向に配置するように構成した、前記キー機構と、 を有することを特徴とする、ハウジング。
  4. 【請求項4】 自動液体クロマトグラフィー用の複数の試験標本を同時に作
    成する方法において、前記方法は、 複数の試験標本を複数の凹所内に配置する工程と、 前記複数の試験標本を、前記複数の凹所内に配置された多孔性媒体に、同時に
    通過させる工程と、 標本採取器トレイに取り外し自在に連結された瓶内に、ろ過された前記複数の
    試験標本を直接配置する工程と、 を含む、自動液体クロマトグラフィー用の複数の試験標本を同時に作成する方
    法。
  5. 【請求項5】 自動液体クロマトグラフィーのための方法において、前記方
    法は、 複数の試験標本を複数の凹所内に配置する工程と、 前記複数の試験標本を、前記複数の凹所内に配置された多孔性媒体に、同時に
    通過させる工程と、 標本採取器トレイに取り外し自在に連結された瓶内に、ろ過された前記複数の
    試験標本を直接配置する工程と、 ろ過され、かつ、前記標本採取器トレイに取り外し自在に連結された複数の瓶
    内に収容された、前記複数の試験標本を、自動液体クロマトグラフィー装置を通
    過するように工程と、 を含む、自動液体クロマトグラフィーのための方法。
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