JP2002504180A - 最大パラ−キシレン収率のための分流供給原料の二段階平行芳香族化 - Google Patents

最大パラ−キシレン収率のための分流供給原料の二段階平行芳香族化

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Abstract

(57)【要約】 全沸騰範囲の炭化水素供給原料をパラ−キシレンとベンゼンの収率を向上させるべく改質する。まず、炭化水素供給原料をC5-留分、C6〜C7留分およびC8+留分に分離する。C6〜C7留分は5容量%未満のC8+炭化水素を含み、またC8+留分は10容量%未満のC7-炭化水素を含んでいる。C6〜C7留分を、第一リフォーマー中で、昇温下、水素の存在下において、少なくとも1種の第VIII族金属と非酸性ゼオライト担体を含んで成る非酸性触媒を用いる接触芳香族化反応に付して、第一リフォーメート流を生成させ;またC8+留分を、第二リフォーマー中で、昇温下、水素の存在下において、少なくとも1種の第VIII族金属と金属酸化物担体を含んで成る酸性触媒を用いる接触芳香族化反応に付して、第二リフォーメート流を生成させる。第一および第二リフォーマーで生成するC8芳香族化合物の総量の20重量%未満がエチルベンゼンであり、また第一および第二リフォーマーで生成するキシレン類の総量の20重量%より多い量がパラ−キシレン類である。

Description

【発明の詳細な説明】 最大パラ−キシレン収率のための分流供給原料の二段階平行芳香族化 本発明は、パラ−キシレンとベンゼンの生成を向上させる、全沸騰範囲(full -boiling range)の炭化水素供給原料を改質する方法に関する。 発明の背景 石油炭化水素流の改質は、ガソリン用の高オクタン価炭化水素配合成分を提供 するために用いられる重要な石油精製法である。この方法は、通常、水素添加脱 硫された直留ナフサ留分について実施される。直溜ナフサは、典型的には、性質 が高度にパラフィン性であるが、有意量のナフテン類と少量の芳香族化合物また はオレフィンを含んでいることがある。典型的な改質法において、その反応には 脱水素化、異性化及び水素添加分解の各反応がある。脱水素化反応は、典型的に は、アルキルシクロペンタン類の芳香族化合物への脱水素異性化反応、パラフィ ンのオレフィンへの脱水素化反応、シクロヘキサン類の芳香族化合物への脱水素 化反応及びパラフィンの芳香族化合物への脱水素環化反応である。n−パラフィ ンの芳香族化合物への芳香族化が、一般に、最も重要であると考えられている。 得られる芳香族系生成物のオクタン価が、n−パラフィンのオクタン価の等級が 低いのに比較して高いからである。異性化反応には、n−パラフィンのイソパラ フィンへの異性化と置換芳香族化合物の異性化がある。水素添加分解反応には、 パラフィンの水素添加分解と、供給原料中に残っている何らかの硫黄の水素添加 脱硫が含まれる。 この技術分野では、数種の触媒がガソリンの沸点範囲で沸騰する石油ナフサお よび炭化水素を改質し得ることがよく知られている。改質に有用な公知の触媒の 例に、アルミナ担体に担持された白金、および場合によってはレニウムまたはイ リジウム;ゼオライトXおよびゼオライトYに担持された白金;米国特許第4, 347,394号明細書に記載される中間気孔サイズのゼオライトに担持された 白金;並びにカチオン交換ゼオライトLに担持された白金がある。米国特許第4 ,104,320号明細書には、アルカリ金属イオンと白金のような第VIII族金 属を 含有するゼオライトLを含んで成る触媒との接触による、脂肪族炭化水素の芳香 族化合物への脱水素環化反応が開示される。 常用の改質触媒は金属水素化−脱水素化成分を含む二官能性触媒であって、そ の成分は通常多孔質の無機酸化物担体、通常はアルミナの表面に分散されている 。白金が改質触媒の製造において商業的に広く使用されており、そしてアルミナ 担持白金触媒が過去数十年間にわたって精油所で商業的に用いられてきた。さら に最近になって、追加の金属成分を白金にその活性もしくは選択性またはその両 者をさらに増進させるために添加されるようになった。このような金属成分の例 は、イリジウム、レニウム、スズおよび同様の金属である。ある種の触媒に、他 の触媒と対比して、卓越した活性もしくは選択性またはその両者を有するものが ある。白金−レニウム触媒は、例えば、白金触媒に比較して高い選択性を有して いる。選択性は、一般に、望ましい生成物を、ガス状炭化水素のような望ましく ない生成物の同時生成を低く抑えながら、高い収率で生成させる触媒の能力と定 義される。 キシレンとベンゼン、最終的にはパラ−キシレンとベンゼンを最大限に生成さ せることが望ましい。これをどのようにして達成するかという問題は、これまで 解決されていない。従来法では、広沸点範囲のC5〜C11ナフサの加工時にベン ゼンだけを最大限に生成させるという問題が扱われていたが、第一にパラ−キシ レンを、そして第二にはベンゼンを最大限に生成させるにはどうすべきかは取り 扱われていなかった。C8およびC9芳香族化合物をベンゼンに降等することによ っては、ベンゼン生成の最大化は起こらないことに留意されたい。これは、パラ −キシレンは歴史的にベンゼン以上に高い価値を有するものであったので、特に 重要である。 ナフサ供給原料流を高沸点留分と低沸点留分に分け、これらの留分を別々に改 質する方法には幾つかのものが存在している。米国特許第2,867,576号 明細書には、高沸点留分を水素化−脱水素化触媒で改質し、その際生成した液状 リフォーメートを芳香族化合物の分離プロセスに送る、直溜ナフサを低沸点およ び高沸点留分に分離する方法が開示される。この分離プロセスから得られるパラ フィン留分は、低沸点ナフサ留分とブレンドされ、そして得られたブレンドは改 質触媒で改質される。その改質触媒は、高沸点留分を改質する際に用いられたの と同じタイプのものでもよいし、そうでなくてもよい。 米国特許第2,944,959号明細書には、フル直溜ガソリン(full strai ght run gasoline)を、水素と白金−アルミナ触媒で水素添加異性化される軽質 パラフィン留分、即ちC5およびC6留分、水素と白金−アルミナ触媒で接触改質 される中間留分、およびモリブデン酸化物触媒で接触改質される重質留分に分別 蒸留し、そして液状生成物を回収することが開示される。米国特許第3,003 ,949号、同第3,018,244号および同第3,776,949号明細書 にも、供給原料を、異性化されるC5およびC6留分および改質される重質留分に 分別蒸留することが開示される。 供給原料を分割し、それらを別々に処理する他の方法に次のものがある:米国 特許第3,172,841号および同第3,409,540明細書には、炭化水 素供給材料の留分を分離し、その供給原料の色々な留分を接触改質する方法が開 示され;米国特許第4,167,472号明細書には、非直鎖C6〜C10炭化水 素から直鎖炭化水素を分離し、そして芳香族化合物に別々に転化する方法が開示 され;そして米国特許第4,358,364号明細書には、C6留分を接触改質 し、接触改質により生成したC5-留分、300°Fより高い沸点を有する留分、 およびガス流を水素添加ガス化することにより、ベンゼンをさらに生成させる方 法が開示される。 米国特許第3,753,891号明細書には、直留ナフサを、C6炭化水素と 、C7炭化水素の実質的部分を含む軽質ナフサ留分および約200〜400°F の範囲で沸騰する重質ナフサ留分に分別蒸留し;次いでその軽質留分を白金−ア ルミナ触媒またはバイメタル改質触媒上で改質してナフテン類を芳香族化合物に 転化し;その重質留分を個別に改質し、次いでその低沸点留分のリフォーマー流 出液を、パラフィンを分解するために、ZSM-5タイプのゼオライト触媒上で品位 向上させ、そして改善されたオクタン価の等級を持つ流出液を回収する方法が開 示される。 米国特許第4,645,586号明細書には、炭化水素供給原料の平行改質法 が開示される。1つの流れでは、その炭化水素が酸性触媒で改質される。第二の 流れでは、その炭化水素が非酸性触媒で改質される。その特許では、各留分の組 成に関して何も触れられていない。その酸性二官能性改質触媒は予備硫化されな い。 米国特許第4,897,177号明細書には、C9+炭化水素を10容量%未満 の量で含む炭化水素留分を改質するために、一官能性触媒を使用することが開示 される。この留分はC6、C7、C8、C6〜C7、C7〜C8またはC6〜C8留分で あるが、C6〜C8留分が最も好ましい。その留分は指定範囲を外れる炭化水素を 15容量%まで含んでいることができる(第3欄、44〜49頁)。重質留分は 酸性金属酸化物に担持された二官能性触媒を用いて改質することができる。その 二官能性触媒はPt/Sn/アルミナ触媒であることができる。 米国再発行特許第33,323号明細書には、リフォーメートの軽質留分の溶 媒抽出が開示される。この特許の目的は、ベンゼンの生成だけを最大化すること である。炭化水素供給原料は軽質留分(C7+を15〜35容量%含有するC6留 分)と重質留分(全ての、残っているC7成分とそれより重質の成分)に分離さ れる。その軽質成分は、ベンゼンの収率を最大化するために、非酸性触媒の存在 下で改質される。その重質留分は酸性触媒の存在下で改質される。非酸性触媒か らのレフォーメートは抽出系に導入され、そこで芳香族系抽出液流と非芳香族系 抽残液流とが回収される。その抽残液流は供給原料に再循環させることができる 。 デウィット石油化学レビュー・第20回年会、1995年(the 20th Annual 1995 Dewitt Petrochemical Review)[テキサス州(Texas)、ヒュウストン(H ouston)、1995年3月21〜23日]に発表されたJ.D.スウィフト(J .D.Swift)等による「芳香族化合物製造の新しい選択肢(New Options For Ar omatics Production)」と題される報文は、ベンゼンおよびパラ−キシレン製造 のUOP法の最近の改良について述べるものであった。その方法を用いて一定量の ナフサから芳香族化合物の総生産量を増加させることの利点を証明するために、 研究事例が発表された。その方法の1つの態様に分流供給原料法(split-feed p rocess)が含まれていたが、各供給原料の組成がどうなっていたかは明確になっ ていない。発明の概要 本発明は、パラ−キシレンおよびベンゼンの収率を高める、全沸騰範囲(full boiling)の炭化水素供給原料の改質法を提供するものである。 本発明は、非酸性触媒がパラ−キシレン類の製造に悪影響を及ぼすという知見 に基づく。この触媒は実際にはそのようなキシレン類を脱アルキル化すると思わ れる。従って、C8+留分は、キシレン類を回収しようとするならば、非酸性触媒 には付されるべきでない。 この方法では、炭化水素供給原料はC5-留分、C6〜C7留分およびC8+留分に 分離されるが、この場合C6〜C7留分は5容量%(lv%;liquid volume percen t)未満のC8+炭化水素を含み、またそのC8+留分は10容量%未満のC7-炭化 水素を含んでいる。C6〜C7留分は、第一リフォーマー中で、昇温下、水素の存 在下において、少なくとも1種の第VIII族金属と非酸性ゼオライト担体を含んで 成る非酸性触媒、好ましくは非酸性ゼオライトL担体に担持された白金を用いる 接触芳香族化反応に付され、第一リフォーメート流を生成する。C8+留分は、第 二リフォーマー中で、昇温下、水素の存在下において、少なくとも1種の第VIII 族金属と金属酸化物担体を含んで成る酸性触媒、好ましくはアルミナ担体に担持 された白金とスズを含んで成る非予備硫化・酸性触媒を用いる接触芳香族化反応 に付され、第二リフォーメート流を生成する。第一および第二リフォーマーで生 成するC8芳香族化合物の総量の20重量%未満がエチルベンゼンであり、また 第一および第二リフォーマーで生成するキシレン類の総量の20重量%より多い 量がパラ−キシレン類である。 第一リフォーメート流と第二リフォーメート流とを合わせて合流リフォーメー ト流を形成し、その合流リフォーメート流を軽質留分と重質留分とに分離し、そ して軽質留分の少なくとも一部を炭化水素供給原料か、またはそれらリフォーメ ートの少なくとも1つのいずれかに再循環させるのが好ましい。 広沸騰範囲のナフサの、Pt/K-Ba・LゼオライトまたはFおよびClを有するPt /K・Lゼオライトのような非酸性ゼオライト上での芳香族化を調べた本発明者の 研究から、本発明者は、これらの非酸性触媒は、C6類およびC7類の対応する芳 香族化合物への芳香族化においては、標準的な二官能性触媒よりも効率がよ いことを見いだした。しかし、本発明者は、また、アルミナに担持されたPt/Sn/ Clのような標準的な改質用二官能性触媒は、C8類およびC9類の対応する芳香族 化合物への芳香族化においては、非酸性ゼオライトよりも効率がよいことを見い だした。 例えば、92.2%というC8パラフィンとナフテン(P+N)の転化率にお いて、C8芳香族化合物への選択率は、C6〜C10パラフィン系ナフサの処理時に 、非酸性ゼオライトを用いた場合は約50%である。同じナフサをアルミナ担持 Pt/Sn/Clのような二官能性芳香族化触媒上で処理した場合は、C8芳香族化合物 への選択率は、90+%というC8(P+N)の転化率において約80%である 。非酸性ゼオライトによる場合にC8芳香族化合物の収率がより低いのは、C8芳 香族化合物のベンゼンおよびトルエンへの水素添加脱アルキル化に起因する。 さらに、C6〜C10ナフサを非酸性ゼオライト上で処理する時は、C8芳香族化 合物の収率が、二官能性触媒による場合の24重量%に対して19重量%で、よ り低くなるだけでなく、そのC8芳香族化合物流は品質がより劣ったものとなる 。この非酸性触媒で造られたC8芳香族化合物流は、二官能性触媒で生成せしめ られたエチルベンゼンが16%であるのに比較して、30%のエチルベンゼンを 含んでいるのである。従って、キシレンの収率は、二官能性触媒での20重量% に対して13重量%とより低い。言い換えると、二官能性触媒は50%多いキシ レン類を生成させる。 加えて、非酸性ゼオライトによれば、キシレン基準でのパラ−キシレン濃度は 低く、二官能性触媒での20%に比較して12%である。この前者の値は芳香族 化段階の運転温度での23%という平衡値に極く近い値である。 しかして、C8芳香族化の観点からは、二官能性触媒では非酸性ゼオライトに よる場合よりC8芳香族化合物の収率が高く、キシレンの収率が高く、そしてエ チルベンゼンの収率が低い。また、二官能性触媒は非酸性ゼオライトよりパラ− キシレン濃度が高いキシレン流を生成させる。これらは、全て、資本と運転コス トを最小限に抑えるので、パラ−キシレンの製造業者にとっては有利なものであ る。 二官能性触媒のさらにもう1つの利点は、C9パラフィンおよびナフテン類の C9芳香族化合物への転化率と選択率がはるかに高いということである。しかし て、C9芳香族化合物の総合収率は、非酸性ゼオライトによる場合の約4.0重 量%に比較して約10重量%である。加えて、二官能性触媒により生成せしめら れるC9芳香族化合物は、約55%のトリメチルベンゼン類および約35%のメ チル−エチルベンゼン類を含んでいる。これは非酸性ゼオライトによる場合の約 20%のトリメチルベンゼン類と約46%のメチル−エチルベンゼン類に匹敵す るものである。C9芳香族化合物は、トルエンとのトランスアルキル化反応によ りキシレン類とベンゼンに転化される。このプロセスでは、トリメチルベンゼン 類は、トリメチルベンゼン類およびトルエン1モルにつき2モルのキシレンを生 成させるのに対して、メチル−エチルベンゼンは、キシレン類と望ましくないエ チルベンゼン類を1モルしか、或いはベンゼンとC10芳香族化合物を1モルしか 生成させ得ないので、好ましい種である。そのため、二官能性触媒はC9芳香族 化合物をより多く生成させるだけでなく、それら芳香族化合物はキシレン類、そ して最終的にはパラ−キシレンの製造の観点から品質がよりよいものである。 図面の簡単な説明 本発明の理解を助けるために、添付図面をここに参照することとする。この添 付図面は例示のためだけに示されるものであり、従って本発明を限定するものと 解してはならない。 図1は、本発明の一態様の流れ図を示すものである。 発明の詳細な説明 本発明は、その最も広い視点では、パラ−キシレンとベンゼンの収率を向上さ せる、全沸騰範囲の炭化水素供給原料を改質する方法に関する。 この方法では、炭化水素供給原料はC5-留分、C6〜C7留分およびC8+留分に 分離される。そのC6〜C7留分は5容量%未満のC8+炭化水素を含み、またその C8+留分は10容量%未満のC7-炭化水素を含んでいる。 C6〜C7留分は、第一リフォーマー中で、昇温下、水素の存在下において、少 なくとも1種の第VIII族金属と非酸性ゼオライト担体を含んで成る非酸性触媒を 用いる接触芳香族化反応に付され、第一リフォーメート流を生成する。 C8+留分は、第二リフォーマー中で、昇温下、水素の存在下において、少なく とも1種の第VIII族金属と金属酸化物担体を含んで成る酸性触媒を用いる接触芳 香族化反応に付され、第二リフォーメート流を生成する。 第一および第二リフォーマーで生成するC8芳香族化合物の総量の20重量% 未満がエチルベンゼンであり、また第一および第二リフォーマーで生成するキシ レン類の総量の20重量%より多い量がパラ−キシレン類である。 資本投下を最小限に抑え、しかも芳香族化合物の収率を最大限に高くするため に、両リフォーマーを、その2つのリフォーマーをつなぐのを可能にする1つの 共通の運転圧力で運転するが、この場合再循環用ガス圧縮機、正味ガスブースタ ー圧縮機、セパレーターおよび脱ペンタン塔のような、可能な一般的装置が使用 できる。しかして、本質的には、本発明では1つの芳香族化プラントが用いられ る。この処理方式で、いかにすればベンゼン、および特にパラ−キシレンの製造 を低い資本コストで最大限に高められるかの問題が解決される。 非酸性触媒 使用される触媒の1つは、1種または2種以上の脱水素化成分が加えられた非 酸性ゼオライト担体を有する非酸性触媒でなければならない。本発明の実施に有 用なゼオライトに、ゼオライトL、ゼオライトXおよびゼオライトYがある。こ れらのゼオライトは7〜9オングストロームのオーダーの見掛け気孔サイズを有 する。 ゼオライトLは、合成の結晶性ゼオライト分子篩で、次のように書くことがで きる: (0.9−1.3)M2/nO:Al2O3:(5.2−6.9)SiO2:yH2O 但し、上記の式において、Mはカチオンを意味し、nはMの原子価を表し、そし てyは0から約9の任意の値であることができる。ゼオライトL、そのX線回折 像、その性質及びその製造法は、米国特許第3,216,789号明細書に詳細 に説明されている。この米国特許第3,216,789号を、本発明の好ましい ゼオライトを示すために、ここに引用して本明細書に取込む。上記ゼオライトの 現実の式は、その結晶構造を変えずに変更することができ、例えば珪素対アルミ ニウム(Si/Al)のモル比の値は1.0から3.5まで変えることができる。 ゼオライトXは、合成の結晶性ゼオライト分子篩で、式: (0.7−1.1)M2/nO:Al2O3:(2.0−3.0)SiO2:yH2O で表すことができる。但し、上記の式において、Mは金属、特にアルカリ金属お よびアルカリ土類金属を表し、nはMの原子価であり、そしてyは、Mが何であ るかと、結晶性ゼオライトの水素化度に依存して約8までの任意の値を有するこ とができる。ゼオライトX、そのX線回折像、その性質及びその製造法は、米国 特許第2,882,244号明細書に詳細に説明されている。この米国特許第2, 882,244号を、本発明で有用なゼオライトを示すために、ここに引用して 本明細書に取込む。 ゼオライトYは、合成の結晶性ゼオライト分子篩であって: (0.7−1.1)Na2O:Al2O3:xSiO2:yH2O と書くことができる。但し、上記の式において、xは3より大で、約6以下の値 であり、そしてyは約9以下の値であることができる。ゼオライトYは、上記の 同定式に関して用いることができる特性X線粉末回折像を有する。ゼオライトY は米国特許第3,130,007号明細書にさらに詳細に説明されている。この 米国特許第3,130,007号を、本発明で有用なゼオライトを示すために、 ここに引用して本明細書に取込む。 好ましい非酸性触媒は1種または2種以上の脱水素化成分が加えられているタ イプLのゼオライトである。 本発明によるゼオライト触媒には、1種または2種以上の第・族金属、例えば ニッケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イリジウムまたは白金が装填さ れる。 好ましい第VIII族金属はイリジウム、および特に白金で、それらは脱水素環化 反応に関して他の第VIII族金属よりも選択性が高く、また脱水素環化反応条件下 で他の第VIII族金属よりも安定である。 脱水素環化反応触媒中の白金の好ましい割合は0.1〜5%で、その下限は最 低触媒活性度に相当し、またその上限は最大活性度に相当する。これは白金の高 価格を見込んだものであるが、このことはその金属をもっと多量に使用すること を正当化するものではない。多量に使用しても、触媒活性を僅かに改善する結果 になるだけであるからである。 第VIII族金属は、合成、含浸または適切な塩水溶液中での交換により大気孔ゼ オライトに導入される。2種の第VIII族金属をゼオライトに導入することが望ま れるとき、その導入操作は同時にまたは逐次的に行うことができる。 例として、白金は、ゼオライトをテトラアンミン白金(II)・ニトレート、テ トラアンミン白金(II)・ヒドロキシド、ジニトロジアミノ−白金またはテトラ アンミン白金(II)・クロリドの水溶液で含浸することにより導入することがで きる。イオン交換法では、白金はテトラアンミン白金(II)・ニトレートのよう なカチオン性白金錯体を用いることにより導入することができる。 本発明の好ましいが、本質的ではない構成要素は、脱水素環化反応触媒にアル カリ土類金属を存在させる構成である。そのアルキル土類金属は、バリウム、ス トロンチウムまたはカルシウムのいずれかであることができる。アルカリ土類金 属はバリウムであるのが好ましい。アルカリ土類金属はゼオライトに合成、含浸 またはイオン交換で導入することができる。バリウムは、得られる触媒が高活性 、高選択性および高安定性を有するので、他のアルカリ土類金属より好ましい。 無機酸化物が、第VIII族金属を含有する大気孔ゼオライトを結合する担体とし て使用することができる。この担体は、天然の、または合成で製造した無機酸化 物もしくは無機酸化物の組み合わせであることができる。使用できる典型的な無 機酸化物の担体にクレー、アルミナおよびシリカがあり、その酸性部位は強酸性 度を与えないカチオンで交換されているのが好ましい。 本発明の非酸性触媒は、この技術分野で公知の、常用タイプの装置のいずれに おいても使用することができる。それは反応ゾーン内に固定床として配置される ピル、ペレット、顆粒、破砕物または色々な特別の形状物の形で用いることがで き、そして装填素材は、その固定床を液体相、蒸気相または混合相の形で上向き か下向きのいずれかの流れとして通過させることができる。別法として、非酸性 触媒は、移動床での、或いは流動化−固相プロセスでの使用に適した形で作るこ とができ、この場合装填素材は微細触媒の乱流床を上向きに通過せしめられる。 酸性触媒 上記の非酸性触媒と共に酸性触媒が用いられる。酸性触媒は金属酸化物担体を 含んで成ることができ、その中に第VIII族金属が配されている。適した金属酸化 物担体にアルミナおよびシリカがある。酸性触媒は金属酸化物担体を含んで成り 、その中に第VIII族金属(好ましくは白金)と、レニウム、スズ、ゲルマニウム 、コバルト、ニッケル、イリジウム、ロジウム、ルテニウムおよびそれらの組み 合わせのような第VIII族金属用促進剤とがよく混じり合った状態で配されている ものが好ましい。酸性触媒はアルミナ担体、白金およびレニウムを含んで成るの がさらに好ましい。好ましい酸性触媒はアルミナ担体上に白金とスズを含んで成 るものである。 酸性触媒は使用前に予備硫化されていないのが好ましい。これは、酸性触媒に より生成せしめられたリフォーメートの一部を再循環させことで、非酸性触媒が 硫黄で汚染されるのを避けるために重要なことである。他方、酸性触媒により生 成せしめられたリフォーメートからの非酸性触媒の硫黄汚染を確実に無くするこ とができるならば、アルミナ担持Pt/Reのような予備硫化触媒も使用することが できるであろう。 改質条件 両リフォーマーでの改質は、水素の存在下で、脱水素環化反応を熱力学的に好 ましい条件で行うように、そして望ましくない水素添加分解反応を制限するよう に調整された圧力で行われる。使用される圧力は、好ましくは1気圧から500 psigの範囲、さらに好ましくは50〜300psigの範囲で変えられ、その場合水 素対炭化水素のモル比は1:1〜10:1が好ましく、2:1〜6:1がさらに 好ましい。 脱水素環化反応は、400〜600℃の温度範囲内で許容し得る速度と選択率 で起こる。操作温度が400℃より低い場合、反応速度が不十分となり、結局収 率が工業目的には低すぎるものとなる。脱水素環化反応の操作温度が600℃よ り高い場合は、水素添加分解とコークス化のような二次反応の干渉が起こり、収 率を実質的に低下させる。従って、600℃という温度を越すようなことは推奨 されない。脱水素環化反応の好ましい温度範囲(430〜550℃)は、そのプ ロセスが触媒の活性、選択性および安定性に関して最適となるその温度範囲であ る。 脱水素環化反応での原料炭化水素の毎時液体空間速度は、0.3〜5であるの が好ましい。 実施例 本発明を、特に有利な方法の態様を述べる次の実施例によりさらに説明する。 それらの実施例は本発明を例示説明するために与えられるものであるが、それら により本発明を限定しようとするものではない。 実施例1 図1を参照して説明すると、1つの態様において、全沸騰範囲の炭化水素供給 原料1を脱ペンタン塔10に供給してC5-留分の流れ2とC6+の流れ3を生成さ せる。C6+の流れ3をスプリッター15に供給してC8+が存在しないオーバーヘ ッドC6〜C7留分4とC8+物質を全て含む塔底C8+留分5を生成させる。オーバ ーヘッドC6〜C7留分4にC9+物質は存在しないことに留意されたい。塔底C8+ 留分5には、C7-炭化水素が10容量%未満含まれる。オーバーヘッドおよび塔 底留分に対する供給原料の量、並びに各留分の組成を表Iに示す。 表I オーバーヘッドC6〜C7留分4を、硫黄/H2S汚染に対して保護するために、 硫黄吸収装置20を通過させ、そしてPt/K-BaゼオライトL、またはフッ素およ び/または塩素を含みまたは含まないPt/KゼオライトLのような非酸性ゼオライ トを含む第一リフォーマー22に通して処理する。第一リフォーマーの運転条件 は、75psig、1.0LHSV- 時-1、水素/炭化水素(H2/HC)比5/1モル/モル 、および目標C6+C7ノルマル及びイソーパラフィン(n+i)のパラフィン転 化率90〜93%である。シクロヘキサン類としてのC6およびC7ナフテン類は 完全に転化されるが、一方シクロペンタン類は完全には転化されない。第一リフ ォーマーにおけるパラフィン、イソ−パラフィンおよびナフテンの、炭素数によ る個々の転化率を、対応する芳香族化合物への関連選択率と共に表IIに示す。第 一リフォーマー22からの第一リフォーメート流24のベンゼンの収率はスプリ ッター供給原料の21.0重量%であり、またトルエンの収率はスプリッター供 給原料の14.8重量%である。 塔底C8+留分5を、硫黄/H2S汚染に対して保護するために、硫黄吸収装置3 0を通過させて、そして硫化される必要のない、アルミナ担持Pt/Sn/CIのような 酸性二官能性芳香族化触媒を含む第二リフォーマー32に通して処理する。第二 リフォーマーの運転条件は、75psig、1.0LHSV- 時-1、H2/HCモル比5/1、 およびC8+C9(n+i)パラフィン転化率95〜100%である。C8および C9ナフテン類も完全に転化される。使用されたパラフィンおよびナフテンの転 化率と選択率を表IIに示す。 表II 第一リフォーマー22からの第一リフォーメート流24を第二リフォーマー3 2からの第二リフォーメート流34と合流させ、そして共通の液−ガスセパレー ター40に送り、そこで生成H2をC1〜C3ガスと共に回収し、そして共通の再 循環用圧縮機42経由で各リフォーマーに再循環させる。過剰のH2とC1〜C3 は、引き続き純H2とC1〜C3を燃料ガスとして回収するために、ライン44経 由でこの系を出る。 1つの共通のセパレーターを設けることの利点の1つは、そのときセパレータ ーからの排ガスに対して働く共通の再循環用圧縮機を考慮することができるとい うことである。別法として、運転の適応性を保つために、2つの別個の再循環用 圧縮機(各リフォーマーに対して1つ)を設けるようにすることもできるだろう 。1つの共通のセパレーターを用いることの1つの利点は、それが資本コストを 下 げることで、もし1つの共通の再循環用圧縮機が用いられるならば、その資本コ ストはさらに低下される。更なる利点は、非酸性リフォーマー中で生成するガス は水素の純度が酸性リフォーマー中で生成するガスよりも高いことである。これ らの排ガスを合わせることによって、酸性リフォーマーに水素の純度がより高い ガスが提供されることになる。これは、汚染速度を低下させ、或いは再循環用圧 縮機の資本コストと運転コストを下げることに利用することができる。 セパレータ−40からの液体46は、これを脱ペンタン塔に送ってC4〜C5オ ーバーヘッド留分およびC6+塔底留分を回収することができ、またC6+流の成分 は、その流れを複数の成分流に分離するように処理することができる。 以上、本発明を特定の態様を参照して説明したが、本出願は、当業者であれば 添付請求の範囲の精神とその範囲から逸脱しない範囲でなし得るだろう色々な変 更および置換もカバーせんとするものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 全沸騰範囲の炭化水素供給原料を改質してパラ−キシレンとベンゼンの収 率を向上させる方法にして、次の: (a)炭化水素供給原料をC5-留分、5容量%未満のC8+炭化水素を含むC6 〜C7留分、および10容量%未満のC7-炭化水素を含むC8+留分に分離し; (b)該C6〜C7留分を、第一リフォーマー中で、昇温下、水素の存在下にお いて、少なくとも1種の第VIII族金属と非酸性ゼオライト担体を含んで成る非酸 性触媒を用いる接触芳香族化反応に付して、第一リフォーメート流を生成させ; また (c)該C8+留分を、第二リフォーマー中で、昇温下、水素の存在下において 、少なくとも1種の第VIII族金属と金属酸化物担体を含んで成る酸性触媒を用い る接触芳香族化反応に付して、第二リフォーメート流を生成させる 工程を含んで成り;この場合第一および第二リフォーマーで生成するC8芳香族 化合物の総量の20重量%未満がエチルベンゼンであり、また第一および第二リ フォーマーで生成するキシレン類の総量の20重量%より多い量がパラ−キシレ ン類である、上記の方法。 2. 非酸性触媒が非酸性ゼオライトLに担持された白金を含んで成る、請求の 範囲第1項による改質法。 3. 酸性触媒が予備硫化されていない、請求の範囲第2項による改質法。 4. 酸性触媒がアルミナ担体に担持された白金とスズを含んで成る、請求の範 囲第3項による改質法。 5. 次の: (d)第一リフォーメート流と第二リフォーメート流を合わせて合流リフォー メート流を形成し; (e)該合流リフォーメート流を軽質留分と重質留分とに分離し; (d)該軽質留分の少なくとも一部を炭化水素供給原料か、または該リフォー メート流の少なくとも1つのいずれかに再循環させる 工程をさらに含む、請求の範囲第3項による改質法。
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