JP2002502197A - 高角度軸成分排除用のホログラフィックスクリーンを有する投影型テレビ - Google Patents

高角度軸成分排除用のホログラフィックスクリーンを有する投影型テレビ

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JP2002502197A
JP2002502197A JP2000529843A JP2000529843A JP2002502197A JP 2002502197 A JP2002502197 A JP 2002502197A JP 2000529843 A JP2000529843 A JP 2000529843A JP 2000529843 A JP2000529843 A JP 2000529843A JP 2002502197 A JP2002502197 A JP 2002502197A
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Abstract

(57)【要約】 投影型テレビ10は、異なる色の画像を投影する画像プロジェクタ14,16,18および光学素子を有し、投影スクリーン22の少なくとも一部に入射する一定量の散乱光を生成する。この投影スクリーン22は、基板24上に配設され、画像プロジェクタ14,16,18からの画像を第1の面で受け取り、その受け取った全ての表示用の画像を制御用の分散光として第2の面に表示する3次元干渉アレイとして機能する3次元ホログラム26を含む。このスクリーン22は、通常の入射角以外の角度から入射される光を高い割合で除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景) (発明の分野) 本発明は、投影型テレビ受像機に関し、特に、色ずれの大幅な削減、キャビネ
ットの奥行きの大幅な削減、所定の最大入射角度よりも大きな角度を用いること
によって、スクリーンに直交する角度とは異なるある入射角度で入射する入射光
を高比率で排除することが可能な投影型テレビスクリーン、すなわち、高角度軸
成分排除用のホログラフィックスクリーンを有する投影型テレビに関する。
【0002】 (背景技術) 従来、投影テレビジョンシステムの設計には、色ずれおよびその他の様々な明
るさ特性に影響を与える設計基準について多くの選択肢が含まれる。
【0003】 色ずれは、垂直視野角における明るさのピークを観測することにより、水平平
面内の様々な角度で見たときの、赤投影チューブ、緑投影チューブ、青投影チュ
ーブからの投影画像によって投影スクリーンの中央に形成される白画像の赤/青
の比、又は、緑/青の比の変化として定義される。
【0004】 色ずれ問題は、いくつかの異なる色、例えば、赤、青、緑の各画像用の少なく
とも3つの画像プロジェクタが必要であるために生じる。投影スクリーンは、少
なくとも3つのプロジェクタからの画像を第1の面で受け取り、表示されるすべ
ての画像について制御された光分散で画像を第2の面に表示する。
【0005】 1つのプロジェクタ、すなわち、通常は緑であり、通常はプロジェクタアレイ
の中央にあるプロジェクタは、スクリーンにほぼ直交する方向の第1の光路を有
する。少なくとも2つのプロジェクタ、すなわち、通常は赤および青であり、通
常はアレイ内の中央の緑プロジェクタの両側に位置決めされるプロジェクタは、
規定された入射角の、直交方向とならない方向で第1の光路の方へ収束するそれ
ぞれの光路を有する。
【0006】 色ずれは、スクリーンおよび緑プロジェクタに対する赤プロジェクタおよび青
プロジェクタの非直交関係によって生じる。色ずれの結果として、色調はスクリ
ーン上のあらゆる位置で異なるものとなる。色調の違いが大きな状態を、しばし
ば、不十分な白一様性、と呼ぶ。色ずれが小さければ小さいほど、白一様性が向
上する。
【0007】 色ずれは、数のスケールによって示され、より小さい数はより弱い色ずれおよ
びより優れた白一様性を示す。一般的な手順によれば、通常は、少なくとも約−
40度ないし+40度から約−60度ないし+60度程度まで、5度または10
度の増分で様々な水平視野角から赤輝度、緑輝度、および青輝度の値がスクリー
ンで測定される。正の角度および負の角度は、それぞれ、スクリーン中央に対し
て右および左の水平視野角を表す。これらの測定値は、ピーク垂直視野角で得ら
れる。赤データ、緑データ、および青データは0度で1に正規化される。
【0008】 以下の数式(I)および(II)の一方または両方が各角度で評価される。
【0009】
【数1】
【0010】
【数2】
【0011】 上式で、θは水平視野角内の任意の角度であり、C(θ)は角度θでの色ずれ
であり、red(θ)は角度θでの赤輝度レベルであり、blue(θ)は角度θでの 青輝度レベルであり、green(θ)は角度θでの緑輝度レベルである。これらの 値の最大値はスクリーンの色ずれである。
【0012】 一般に、色ずれは、商業的に受け入れられるスクリーン設計では、名目上5以
下であるべきである。他のエンジニアリングおよび設計上の制約では、場合によ
っては色ずれを5よりもいくらか高くする必要があるときがあるかも知れないが
、このような色ずれ性能は望ましくなく、通常は白一様性が不十分な知覚的に劣
った画像をもたらす。
【0013】 投影テレビジョン受像機用のスクリーンは、一般に、熱可塑性シート材料の表
面を形成するために、1つ又は複数のパターン化されたローラを使用した押出し
プロセスによって製造される。この形状は、一般に、レンチキュールおよびレン
ズレットとも呼ばれるレンチキュラー要素のアレイである。レンチキュラー要素
は、同じシート材料の一面または両面上に形成するか、或いは、いくつかの異な
るシートの一面上にのみ形成し、次いでこれらのシートを積層ユニットとして永
久的に組み合わせるか、あるいは積層ユニットとして機能するように互いに隣接
するように他の方法で取り付けることができる。
【0014】 多くの設計では、スクリーンの一方の表面は、光を拡散させるようにフレネル
レンズとして設計される。色ずれを低減し白一様性を向上させる従来の技術上の
奮闘は、スクリーンの2つの態様にのみ焦点が当てられている。1つの態様はレ
ンチキュラ要素の形状および配置である。
【0015】 他方の態様は、スクリーン材料または、光拡散を制御するためにその一部に光
拡散粒子がドープされているスクリーン材料の範囲である。これらの奮闘は以下
の特許文書によって例示される。
【0016】 米国特許第4432010号および米国特許第4536056号では、投影ス
クリーンは、入射表面と出射表面を有する光透過レンチキュラーシートを含んで
いる。その入力表面は、0.5から1.8の範囲の波打ち深さXvと近軸曲率半
径R1の比(Xv/R1)を有する水平拡散レンチキュラプロファイルを特徴と
する。そのプロファイルは、光軸に沿って縦長であり、非球面入力レンチキュラ
レンズを形成している。
【0017】 両面レンチキュラレンズを有するスクリーンを使用することは一般的である。
このようなスクリーンは、スクリーンの入射表面上の円筒形入射レンチキュラ要
素と、スクリーンの出射表面上に形成された円筒形レンチキュラ要素と、出射表
面の光非収束部に形成された光吸収層とを有している。その入射レンチキュラー
要素および出射レンチキュラー要素は、それぞれ、以下の数式(III)で表さ
れる円、楕円、または双曲線の形状で示される。
【0018】
【数3】
【0019】 上式で、Cは主曲率であり、Kは円錐定数である。
【0020】 別法として、そのレンズレット群は、二次よりも高次の項が追加された曲線を
有する。
【0021】 両面レンチキュラレンズのようなものを使用して作られたスクリーンでは、入
射レンズと出射レンズの間の位置関係、またはレンズを形成するレンチキュラ要
素同士の間の位置関係を特定することが提案されている。たとえば、米国特許第
4443814号では、一方のレンズのレンズ表面が他方のレンズの焦点に存在
するように入射レンズと出射レンズを位置決めすることが教示されている。
【0022】 例えば、日本特許出願第58−59436号には、入射レンズの偏心率を、レ
ンチキュラレンズを構成する材料の屈折率の逆数にほぼ等しくすることも教示さ
れている。
【0023】 さらに、例えば、米国特許第4502755号には、それぞれのレンチキュラ
ーレンズの光軸平面が互いに直角になるように両面レンチキュラーレンズの2枚
のシートを組合せ、かつ一方のレンズの周辺にある入射レンズと出射レンズが光
軸に対して非対称的になるような両面レンチキュラーレンズを形成することが教
示されている。
【0024】 米国特許第4953948号では、光軸の位置ずれの公差および厚さの違いの
許容量を大きくするか、あるいは色ずれを小さくすることができるように、入射
レンズの谷でのみ光収束位置を出射レンズの表面から視野側の方へずらすことも
教示されている。
【0025】 色ずれ又は白の非一様性を低減するための様々な提案に加え、投影スクリーン
性能を向上させるための他の提案として、水平方向および垂直方向において、画
像を明るくし、適切な視野を確保することが挙げられている。このような技術は
、直接的な興味を引くものではなく、詳細に説明されていない。 この種の多数提案されているものの概要は、米国特許第5196960号に記
載されている。この特許には、入射レンズを有する入射レンズ層と、出射レンズ
を有する出射レンズ層とを備え、出射レンズのレンズ表面が入射レンズの光収束
点またはその近傍に形成され、入射レンズ層および出射レンズ層がそれぞれ、ほ
ぼ透明な熱可塑性樹脂で形成され、少なくとも出射層が拡散微粒子を含み、入射
レンズ層と出射レンズ層との間に光拡散特性の違いが存在する両側面レンチキュ
ラーレンズシートを教示している。複数の入射レンズが円筒形レンズを形成して
いる。
【0026】 この出射レンズは複数の出射レンズ層で形成され、入射レンズ層の各レンズの
光収束点に、又はその近傍にレンズ表面を有している。また、光吸収層がその出
射レンズ層の非収束部に形成されている。このスクリーン設計は、十分な水平視
野角を与え、色ずれを低減し、画像をより明るくすると共に、押出しプロセスに
よる製造を容易にすると言われている。
【0027】 投影スクリーン設計において何年にも渡って積極的に開発されてきたにもかか
わらず、その達成された改良はせいぜい増分的なものであり、さらに、ある基準
を超えることには成功していない。画像投影機の幾何学的構成によって規定され
るその入射角は、本明細書では角度αと呼ばれ、一般に、0度よりも大きくかつ
約10度又は11度以下である範囲に限られている。
【0028】 画像プロジェクタの寸法のために、角度αを0度に近くすることはほぼ不可能
である。角度αが約10度または11度よりも小さい範囲では、達成されている
最高の色ずれ性能は、数式(I)および(II)にしたがって測定されたとして
、約5である。ある角度が約10度又は11度を超える範囲で既に達成されてい
る最良の色ずれ性能は、商業的には受け入れられてはいない。実際、角度αが1
0度または11度よりも大きな角度を持つ投影型テレビ受像機は知られていない
【0029】 αの角度が小さい場合は、顕著で望ましくない結果、すなわち、非常に大きな
キャビネット奥行きが、投影型テレビ受像機を収納するのに必要になる、という
ことを生じさせる。この大きな奥行きは、小さな入射角(α)を有する光路に対
処する必要があることの直接的な結果である。
【0030】 投影型テレビのキャビネットの寸法を削減する技法は、一般に、ミラーの配置
に依存している。入射角の小範囲によって、このような努力には、自ずと限界が
ある。
【0031】 Polaroid Corporationは、DMP−128(登録商標)
としてデザインされた光ポリマーを販売しており、Polaroid Corp
orationが、独占権を持つプロセスを使用し、3次元ホログラムとして製
造することができる。このホログラフィック製造プロセスは、米国特許第557
6853号に部分的に記載されている。
【0032】 投影型テレビ用の3次元ホログラフィックスクリーンは、DMP−128(登
録商標)光ポリマーホログラフィック製品の市場を確立するための努力がなされ
る間に示された多数の提案のうちの1つとしてPolaroid Corpor
ationによって提案された。この提案は、より高い明るさおよび解像度、よ
り低い製造コスト、より小さい重量、および2ピーススクリーンが輸送中に受け
る磨耗に対する抵抗力の項目に関して、Polaroid Corporati
onが期待した利点に基づいた提案であった。Polaroid Corpor
ationは、ホログラフィック投影型テレビスクリーンのようなものを作成可
能かもしれない多量のホログラフィック要素に対する如何なる特定のホログラフ
ィック構成をも提案しておらず、ホログラフィックであるか、その他の種類であ
るかにかかわらず、どんな種類の投影型テレビスクリーンにおける色ずれ問題も
、考慮されてさえいない。
【0033】 全般的に、色ずれが5よりも小さく、場合によっては5よりもずっと小さいス
クリーン、また角度αが10度または11度よりもずっと大きい場合に色ずれが
5程度に低いスクリーンを有する投影型テレビ受像機を提供するための開発が何
年にもわたって集中的に行われてきたにもかかわらず、従来型の投影スクリーン
におけるレンチキュラー要素形状および位置および散光器を増分的に変更するこ
とを除いて、色ずれ問題の解決策は進歩していない。
【0034】 さらに、投影スクリーンには3次元ホログラムが有用であるという提案にもか
かわらず、色ずれに関してすることがないという理由であるが、3次元ホログラ
フィックスクリーンを使用した投影型テレビを提供する努力はなされていない。
著しく向上した色ずれ性能を有し、著しく小さなキャビネットに組み込むことの
できる投影型テレビ受像機に対してずっと前から探し求められているニーズは依
然として満たされていない。
【0035】 (概要) 本発明では、測定される色ずれ性能を著しく向上させ、10度又は11度より
も小さな範囲の入射角αを有する投影型テレビを用いて、2以下の色ずれを達成
する投影型テレビ受像機を提供する。
【0036】 さらに、色ずれ性能が著しく高く、入射角αが最大約30度の商業的に受け入
れられ、従来型よりも遥かに小さなキャビネットに収納することが可能な投影型
テレビ受像機を提供することができる。
【0037】 そのような大きい入射角度αの投影型テレビの色ずれ性能は、例えば5の色ず
れ性能を持つ入射角度αの小さな従来型と少なくとも同程度に良好であり、入射
角度αの小さな投影型テレビと同様に、約2程度に低い値に近づくか、或いは場
合によってはそのような値に達するものと期待できる。
【0038】 これらの結果は、従来の押出しレンズスクリーン技法を完全に放棄することに
よって得られる。
【0039】 本発明に係る投影テレビジョン受像機は、基板、たとえばMylar(登録商
標)などのポリエチレンフィルム上に形成された3次元ホログラムで形成された
スクリーンを有する。
【0040】 このような3次元ホログラフィックスクリーンは最初、より高い明るさおよび
解像度、より低い製造コスト、より小さい重量、および2ピーススクリーンが例
えば輸送中に受ける磨耗に対する抵抗力の項目に関して期待した利点のために開
発された。
【0041】 その3次元ホログラフィックスクリーンの色ずれ性能は、その3次元スクリー
ンの光学特性が少なくとも従来型のスクリーンと同程度に良好であるかどうかを
判定するための試験を行ったときに見出された。
【0042】 数式(I)および(II)によって測定されたその3次元ホログラフィックス
クリーンの色ずれ性能は、予想されたよりも非常に低かった。従来技術の改良を
増分ステップに制限していた障壁も完全になくなっていた。現在、その上、入射
角αよりも大きなことを特徴とする投影幾何形状を有する、より小さなキャビネ
ットを開発することが可能である。
【0043】 色ずれ性能を高め、可視性を向上させるだけでなく、3次元ホログラフィック
スクリーンは、従来型の押出しレンズ投影スクリーンによってもたらされていた
よりも、全体的な利得をより増大させることを示した。そのホログラフィックス
クリーンによってもたらされたその増大された明るさは、そのスクリーンの全体
的な明るさをより一様になるようにプロジェクタを修正することを可能にする。
これは、そのスクリーン上に投影される画像の中央の明るさを低減するように、
そのプロジェクタレンズの中心を閉塞することによって行われている。
【0044】 従来型の押出しレンズ投影スクリーンはこのように修正することができるが、
従来型のスクリーンはそのスクリーンについて視野の任意の点に沿う明るさの喪
失を補うのに十分な全体的な明るさを示さない。
【0045】 3次元ホログラフィックスクリーンに関係する予想を上回る特性を有し、本発
明に係る投影型テレビは、以下の構成で示される。
【0046】 各異なる色の各画像用の少なくとも3つの画像プロジェクタと、基板上に配設
された3次元ホログラムで形成され、プロジェクタからの画像を第1の面で受け
取り、表示される全ての画像について制御された光分散で画像を第2の面に表示
する投影スクリーンと、その画像プロジェクタの1つは投影スクリーンにほぼ直
交する方向の第1の光路を有し、その画像プロジェクタのうちの少なくとも2つ
は規定された入射角の、スクリーンに対して直交方向とならない方向で第1の光
路の方へ収束するそれぞれの光路を有する。
【0047】 投影スクリーンを構成するレンチキュラー要素の3次元回折アレイを表す3次
元ホログラムは、表示された画像の色ずれを低減する上で有効な構成を有し、そ
のスクリーンは0度よりも大きくかつ約30度以下である範囲内の全ての入射角
について約5以下である色ずれを持つ。
【0048】 ここで、色ずれは、以下の式の少なくとも一方から得られる最大値によって求
められる。すなわち、
【0049】
【数4】
【0050】
【数5】
【0051】 によって色ずれを求めることができる。
【0052】 なお、θは一連の水平視野角内の任意の角度であり、C(θ)は角度θでの色
ずれであり、red(θ)は角度θでの赤輝度レベルであり、blue(θ)は
角度θでの青輝度レベルであり、green(θ)は角度θでの緑輝度レベルで
ある。そのスクリーンの色ずれは、5未満、例えば、約4、3、又は場合によっ
ては2以下になると予想することができる。
【0053】 入射角が約10度又は11度のときの既知の障壁に関して、そのスクリーンの
色ずれは、0度よりも大きくかつ約10度以下である入射角の第1のサブレンジ
内のすべての入射角について約2以下であり、約10度よりも大きくかつ約3 0度以下である入射角の第2のサブレンジ内の全ての入射角について約5以下で
ある。
【0054】 その投影スクリーンは、さらに、例えば、約2mm〜4mmの範囲の厚さを有
する層状のアクリル材料の光透過強化部材を備える。その基板は、ポリエチレン
テレフタレート樹脂フィルムなど、耐久性が高く透明な撥水性のフィルムで構成
される。また、その基板は、約1ミル〜10ミル(約25.4ミクロン〜254
ミクロン)の範囲の厚さを有するフィルムでよい。約7ミルの厚さは、その3次
元ホログラムを適切に支持することが判明している。そのフィルムのその厚さは
性能とは関係がない。その3次元ホログラムは、約20ミクロン以下の範囲の厚
さを有する。
【0055】 さらに、発展させた形態として、その投影型テレビは、その画像プロジェクタ
とレンズからの所望の光線を映し出すスクリーンとの間に、1つ又は複数のミラ
ーを備えてもよい。ただし、レンズからスクリーンに向う直線的な光線を除外す
るような光バッフルを含む必要はない。
【0056】 特に、投影型テレビは、異なる色のそれぞれの画像を投影するための少なくと
も3つの画像プロジェクタによって構成され、当該画像プロジェクタは、投影ス
クリーンの少なくとも一部に投影される一定量の散乱光を出力する。投影スクリ
ーンは、基板上に配設され、かつ、3次元回折パターン或いは干渉アレイとして
機能する3次元ホログラムによって形成されている。
【0057】 該投影スクリーンは、画像プロジェクタからの画像を第1の面で受け取り、そ
の受け取った表示用の全画像を制御された分散光として第2の面に表示する。利
点として、投影スクリーンでは、散乱光の量が選択的に除去される。
【0058】 (実施例の説明) 図1は、投影型テレビとしての投影テレビジョン受像機10を示す。
【0059】 投影陰極線管14、16、および18のアレイ12はそれぞれ、赤、緑、およ
び青の画像を生成する。各陰極線管は、各信号を投影スクリーンに投影するため
のレンズ15、17、および19をそれぞれ備える。その投影された画像は、ミ
ラー20によって投影スクリーン22上に反射される。また、独自の幾何学的な
光路に応じて、ミラーを付加させてもよい。
【0060】 図1に示すように、緑陰極線管(G)16は光路32に沿って緑画像を投影し
、この光路32はスクリーン22面に対してほぼ直交(スクリーン面に対して垂
直)している。
【0061】 また、赤陰極線管(R)および青陰極線管(B)は、各光路34,36を有し
、これら光路34,36は、スクリーン面に対して直交しない方向の規定された
入射角αによって第1の光路32の方へ向かって収束する。この入射角αは、色
ずれの問題を生じさせる。
【0062】 また、レンズ15、17、19から射出された光の一部は、通常の場合、スク
リーン22上に直接散乱する。この散乱状態は、スクリーン22面でのコントラ
スト比を減少させ、画像の品質を低下させることになる。
【0063】 本発明に係る投影システムの一形態として、スクリーン22は、基板24上に
配設された3次元ホログラム26によって構成される。そのスクリーンは、プロ
ジェクタからの画像を第1の入射表面側28で受け取り、その受け取った全ての
画像を制御された分散光として第2の出射表面側30上に表示する。
【0064】 より好ましい形態として、スクリーン22は、前述した従来型のスクリーンと
比較して、異った光学的対称(symmetry)特性を構成する。特に、この
本発明に係る光学的対称特性、すなわち、スクリーン22の光学特性は、スクリ
ーンの物理的な方位(例えば、水平方向或いは垂直方向)に無関係に、均一な特
性を有している。
【0065】 本発明のスクリーン22に用いられる補償型のホログラフィックスクリーンは
、高精度な楕円軌道の光学特性、すなわち、一方の軸(例えば主軸側)に沿って
より高い透過特性を有し、他方の軸(例えば副軸側)に沿ってより低い透過特性
を有する。
【0066】 従来型のスクリーン、すなわち、微小凸レンズ群から構成される従来のスクリ
ーンにおいては、光学特性は互いに密接に関連して各レンズ特性が多段階に渡っ
て変化しており、スクリーン内では不均一な非対称特性となっている。
【0067】 本発明において、ホログラフィクスクリーン22は、スクリーン面に対して垂
直方向の狭い範囲のエンベロープにおいて、超楕円形の出力光を得る。言い替え
れば、ホログラフィクスクリーン表面においては、そのスクリーン面に対して非
常に狭い範囲の垂直角度内で入射する光のみを受け入れる。その結果、そのスク
リーン面に対して垂直方向からわずかに外れた角度からホログラフィクスクリー
ン22上に入射する散乱光又は反射光は、ホログラフィクスクリーン22内を透
過することができず、これにより、画像のコントラストを全面的に改善すること
ができる。
【0068】 図4および図5は、本発明に係る垂直方向および水平方向の入射光に対する除
去特性を示す。
【0069】 これら図4および図5のグラフに用いられているデータは、図6に示す試験装
置を用いて収集されるデータを示す。
【0070】 46インチ投影型テレビ27は、緑用CRTのみを具備している。スクリーン
22を介して送られる緑光は、光センサ29によって、垂直方向および水平方向
からの入射角の関数をもつデータとして収集される。なお、該データは、ギリシ
ャ文字θによって示される角度で測定される。本例では、入射角度(θ度)に対
する入射光の透過率(標準値)を示す。
【0071】 スクリーン部材30は、図6に示すように、スクリーン面に対する垂直方向に
関して回転できるようになっている。これにより、スクリーン22は、スクリー
ン自体の回転に伴って、異なる角度θから緑光を受光する。光センサ29は、ス
クリーン22の中心位置でそのスクリーン面に対して直交して配置されており、
入射光を検出することによって、入射角度(θ度)に対する入射光の透過割合を
記録する。
【0072】 この測定系のより好ましい形態として、PTVレンズ15,17,19からの
直接的な光の入射を減少させるために、垂直(90度回転させた)位置にホログ
ラフィクス拡散スクリーンを配置して構成した。
【0073】 下記に示す表1は、上記試験装置から得られたデータであり、図4および図5
に示したグラフと共に作成したものである。なお、表1中、垂直スクリーン方向
において、θは、スクリーン面に対する垂直方向からずれた入射角を示す。
【0074】
【表1】
【0075】 この表1から、レンズ15,17,19からの反射光又は散乱光は、スクリー
ン22の内部に入射するが、スクリーン面に対して垂直方向からわずかに外れた
角度からは入射することはなく、スクリーンを透過することはない。
【0076】 図4および図5は、垂直方向および水平方向における入力光の除去レベルを示
す。垂直ホログラフィック効果により、任意の角度、ただし所定の入力角度、例
えば、約2.5°では50%、約7°では90%、20°を超える角度では実質
的にゼロ(0)の各入力光が除去される。
【0077】 レンズ15,17,19上の画像は、従来のPTVにおいては、スクリーンの
表面出口側30からしばしば直接観察することができる。
【0078】 一方、本発明においては、ホログラフィックスクリーン22が90°回転でき
る位置内、すなわち、スクリーン面に対して水平方向に向けられたとき、レンズ
15,17,19上の画像は、ホログラフィックスクリーン22を通じて直接観
察することができる。
【0079】 しかし、ホログラフィックスクリーン22がスクリーン面に対して垂直方向に
置かれたとき、レンズ15,17,19上の画像は、スクリーンの表面出口側3
0から観察できなくなる。
【0080】 このように、ホログラムは、所定の角度からスクリーンに入射する、不要な迷
光或いは散乱光を遮断することができる。これに対して、従来の装置においては
、そのようなレンズからの画像を直接取り除くために、光バッフルが必要となる
【0081】 また、より好ましい形態として、スクリーン22の基板は、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂フィルムのような、耐久性が高く透明で、撥水性のあるフィルム
が好ましい。
【0082】 このようなフィルムの1つは、商標Mylar(登録商標)として、E.I.
du Pont de Nemours & Co.から得ることができる。そ
のフィルム基板は、約1ミル〜10ミル、すなわち、約0.001インチ〜0.
01インチまたは約25.4ミクロン〜254ミクロンの範囲の厚さを有する。
その厚さが約7ミル(177.8ミクロン)のフィルムは、その上に配設された
3次元ホログラムを適切に支持することが判明している。そのフィルムの厚さは
、一般にスクリーン性能に影響を与えず、また特に色ずれ性能に影響を与えず、
いくつかの異なる厚さのフィルムを使用してもよい。その3次元ホログラム26
の厚さは約20ミクロン以下である。
【0083】 この3次元ホログラフィックスクリーンは少なくとも2つの供給源から得るこ
とができる。Polaroid Corporationは独自の湿式化学プロ
セスを使用して、そのDMP−128光ポリマー材料で3次元ホログラムを形成
している。
【0084】 投影テレビジョン受像機で使用される3次元ホログラフィックスクリーンに関
する一形態として、以下の性能仕様にしたがって、Polaroid Corp
oration湿式化学プロセスによって製造した。 水平半視野角:38度±3度 垂直半視野角:10度±1度 スクリーン利得:≧8 色ずれ:≦3
【0085】 ここで、水平視野角および垂直視野角は従来の方法で測定され、スクリーン利
得は、そのスクリーンに直交する方向で測定された、光源から視野表面の背面の
方へ向かう光強度と視野表面の前面から観察者の方への光強度との商であり、色
ずれは前述のように測定される。その3次元ホログラフィック投影スクリーンの
並はずれた色ずれ性能は、概要で説明したように、全く予想外のものであった。
【0086】 図2は、色ずれ性能について説明するための、ミラーおよびレンズを省略した
投影テレビジョンの簡略図である。
【0087】 赤陰極線管14および青陰極線管18の光路34,36は、緑陰極線管16の
光軸32に対して入射角αの位置に対称的に位置合わせされる。キャビネットの
最小奥行きDは、スクリーン22と陰極線管の背縁部との間の距離によって決定
される。角度αを小さくするように、それぞれの陰極線管を互いに接近して移動
させなければならず、これらの衝突を避けるためにスクリーンからさらに離隔し
て設けなければならない。
【0088】 十分に小さな角度αでは、このような干渉を回避することはできない。この場
合、キャビネットの最小奥行きDが大きくなるので望ましくない。逆に、角度α
が大きくなるにつれて、陰極線管をスクリーン22に近づけ、キャビネットの最
小奥行きDを小さくすることができる。
【0089】 スクリーン22の視野側では、2つの水平半視野角は−βおよび+βとして指
定される。総水平視野角2βも定義される。半視野角は通常、±40度から±6
0度の範囲である。各半角内に複数の特定の角度θがあり、この角度で、前述の
数式(I)および(II)にしたがって色ずれを測定し求めることができる。
【0090】 入射角約10度または11度での既知の障壁に関して、3次元ホログラフィッ
クスクリーンの色ずれは、入射角が0度よりも大きくかつ約10度以下である第
1のサブレンジ内の全ての入射角について約2以下であり、このスクリーンの色
ずれは、入射角が約10度よりも大きくかつ約30度以下である第2のサブレン
ジ内のすべての入射角について約5以下である。第1のサブレンジのような約2
以下の色ずれを、より大きな入射角の第2のサブレンジでも達成できることが期
待される。
【0091】 図3を参照して、基板24は、前述のように、Mylar(登録商標)などの
透明フィルムを含む。3次元ホログラム26が形成される光ポリマー材料はフィ
ルム層(基板)24上に支持される。適切な光ポリマー材料はDMP−128(
登録商標)である。
【0092】 スクリーン22はさらに、たとえば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)
などのアクリル材料の光透過の強化部材38を含むことができる。ポリカーボネ
ート材料を使用することもできる。強化部材38は、本実施の形態では、約2m
m〜4mmの範囲の厚さを有する層である。スクリーン22および強化部材38
は、ホログラフィック層(3次元ホログラム)26と強化部材38の相互境界4
0全体に渡って互いに接着される。接着剤、放射、および/または熱結合技法を
使用することができる。例えば、ティンティング、惑光防止コーティング、耐ひ
っかきコーティングのうちの1つまたは複数によって強化層の表面42を処理す
ることもできる。
【0093】 3次元ホログラフィック投影スクリーンの改良された色ずれ性能を低減せず、
従来型の投影スクリーンで知られているような、色ずれ性能以外の性能特性に関
する投影スクリーンの態様を制御するために、スクリーンおよび/またはその構
成要素層の様々な表面に他の光学レンズまたはレンチキュラアレイを設けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る投影テレビジョンの概略構成図である。
【図2】 本発明に係る投影テレビジョンの幾何形状の説明に有益な構成図である。
【図3】 本発明の構成に対応して改良された投影スクリーンの側面図である。
【図4】 本発明に係る垂直光線除去の特性を示すグラフである。
【図5】 本発明に係る水平光線除去の特性を示すグラフである。
【図6】 図4および図5において表示されるデータを収集するために用いられる試験設
備を示す説明図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月3日(1999.12.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (71)出願人 46,Quai A, Le Gallo F−92648 Boulogne Cede x France (72)発明者 プファイル ウェンディー レーン アメリカ合衆国 46226 インディアナ州 インディアナポリス イーストボーン ドライブ 4540 Fターム(参考) 2H021 BA21 2H049 CA01 CA05 CA22 CA30 5C060 AA01 BA04 BB13 BC05 BD02 GA01 GB02 GC03 HC01 JA01 JB06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影型テレビであって、 異なる色の各々の画像を投影する、少なくとも3つの画像プロジェクタ(14
    ,16,18)を具え、当該画像プロジェクタは、投影スクリーン(22)の少
    なくとも一部に入射する一定量の散乱光を出力し、 前記投影スクリーン(22)は、基板(24)上に配設され、かつ、3次元干
    渉アレイとして機能する3次元ホログラム(26)によって形成され、当該投影
    スクリーンは、前記画像プロジェクタ(14,16,18)からの画像を第1の
    面で受け取り、該受け取った全ての表示用の画像を制御された分散光として第2
    の面に表示し、ここで、当該投影スクリーンは、前記散乱光を選択的に除去し、 前記画像プロジェクタの1つ(16)は、前記投影スクリーンと実質的に直交
    する方位内で第1の光路を有し、前記画像プロジェクタの少なくとも2つ(14
    ,18)は、投影角度を定義する非直交な方位内で前記第1の光路の方向に向か
    って収束する光路を各々有することを特徴とする投影型テレビ。
  2. 【請求項2】 前記投影スクリーン(22)は、垂直軸に対して約2.5度
    の角度で入射する前記散乱光のうちの50%を除外することを特徴とする請求項
    1記載の投影型テレビ。
  3. 【請求項3】 前記投影スクリーン(22)は、垂直軸に対して約7度の角
    度で入射する前記散乱光のうちの90%を除外することを特徴とする請求項1記
    載の投影型テレビ。
  4. 【請求項4】 前記投影スクリーン(22)は、垂直軸に対して20度以上
    の角度で入射する前記散乱光の全てを本質的に除外することを特徴とする請求項
    1記載の投影型テレビ。
  5. 【請求項5】 前記投影スクリーン(22)は、水平軸に対して約18度の
    角度で入射する前記散乱光の50%を除外することを特徴とする請求項1記載の
    投影型テレビ。
  6. 【請求項6】 前記投影スクリーン(22)は、水平軸に対して約45度の
    角度で入射する前記散乱光の90%を除外することを特徴とする請求項1記載の
    投影型テレビ。
  7. 【請求項7】 前記投影スクリーン(22)は、少なくとも垂直軸に沿って
    、高精度な楕円軌道の光学特性をさらに具えたことを特徴とする請求項6記載の
    投影型テレビ。
  8. 【請求項8】 前記3次元ホログラム(26)は、 水平半視野角:38度±3度 垂直半視野角:10度±1度 スクリーン利得:≧8 色ずれ:≦3 の性能仕様を有することを特徴とする請求項2記載の投影型テレビ。
JP2000529843A 1998-01-29 1998-01-29 高角度軸成分排除用のホログラフィックスクリーンを有する投影型テレビ Withdrawn JP2002502197A (ja)

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PCT/US1998/001627 WO1999039511A1 (en) 1998-01-29 1998-01-29 Projection televisions with holographic screens for high off axis exclusion

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