JP2002502018A - 電気泳動装置 - Google Patents

電気泳動装置

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Abstract

(57)【要約】 複数個の成分混合体を電気泳動で同時に分離を行うための電気泳動装置は使い捨てトレイを有する。この使い捨てトレイは、複数個の実質的に平行な溝を定めている。これらの溝のおのおのは、等電点電気泳動の細長いストリップとこの細長いストリップを浸すのに十分な液体とを保持する形状を有する。トレイを実質的に水平の位置に保持するために、フレームが備えられる。1対の支持部品がフレームに回転可能に取り付けられ、それによりトレイがその中に保持される時、支持部品のおのおのは複数個の溝にわたって広がり、そして支持部品のおのおのからの1個の電極が複数個の溝のおのおのと整合するように配置された複数個の電極を、支持部品のおのおのが支持する。この支持部品は回転可能であり、この回転によりその上のすべての電極が溝の中に延長される第1位置とその上のすべての電極が溝から離れる第2位置との間を移動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、電気泳動により、特に等電点電気泳動により、マクロ分子を分離す
る装置に関する。
【0002】 (背景技術) 2次元(2D)電気泳動は、マクロ分子を純粋化するために並びに複雑なマク
ロ分子混合体を分離するために有用でかつ周知の分離技術である。この2次元電
気泳動により、1次元または1方向における典型的な電気泳動による分離よりも
はるかに高い分解能が得られることが多い。
【0003】 2次元電気泳動では、2つの異なる条件の下でまたは2個の異なるパラメータ
に従って、すなわち第1方向では1つのパラメータに従って、また第1方向とは
通常は垂直である第2方向では他のパラメータに従って、分離が実行される。第
1の次元の分離は典型的には、細長い棒の形状のゲルまたはストリップの形状の
ゲルの中で、ゲルの長さに沿って起こるマクロ分子の移動および分離により実行
される。ゲルの長さに沿ってマクロ分子が個々のゾーンにいったんグループ分け
されると、このゲルが板状ゲル(slab gel)の1つの端部に沿って配置され、そ
して第1の(細長い)ゲルに垂直な方向にまたはそうでなければ横方向に両方の
ゲルを横切って電流が加えられる。このことにより、細長いゲルのそれぞれのゾ
ーンから板状ゲルの中にマクロ分子が移動し、そしてそれぞれのゾーンの中でマ
クロ分子が分離する。
【0004】 第1の次元の分離と第2の次元との分離に対して、種々の組み合わせを用いる
ことができる。電荷またはpIに基づく分離に対して、例えば分子量に基づく分
離を付随して行うことができる。同様に、1つの濃度のゲルの中の分離に対して
、同じ材料であるがしかし別の濃度のゲルの中の分離を付随して行うことができ
る。最初に一様なゲルの中で次に細孔勾配ゲル(pore-gradient gel)の中で分 離するために、あるいは最初に1つの蛋白質可溶体を含む媒体の中でそして次に
別の蛋白質可溶体を含む媒体の中でまたは最初に1つの濃度の蛋白質可溶体を含
む媒体の中でそして次に別の濃度の蛋白質可溶体を含む媒体の中で分離するため
に、あるいは最初に不連続な緩衝システムの中でそして次に連続な緩衝システム
の中で分離するために、あるいは最初に等電点電気泳動によりそして次に一様ま
たは細孔勾配の電気泳動により分離するために、pHの階段的変化を生ずるため
2次元分離がまた用いられている。血清または細胞の蛋白質、細菌の蛋白質、非
ヒストン・クロマチン蛋白質、リボゾーム蛋白質、リボ核蛋白質とリボゾーム蛋
白質との混合体、糖蛋白質および核酸を含む多くの種類のマクロ分子を分離する
ために、このような組み合わせを用いることができる。
【0005】 動けないpH勾配体(IPG(immobilised pH gradient))を動作させるの に適切な従来の装置には多くの困難や欠点がある。この装置の中でIPGを再水
和する可能性はない。市販されているシステムはすべて取り外し可能な電極を有
し、したがって使用の際に不正確に配置されることがある。多くの電極は弾力を
有しており、このことは良好でない電気的接触を生ずる可能性がある。利用可能
な装置の寸法と構成のために、比較的に多量(〜250mL)のパラフィン油が
必要である。このことは油を捨てる出費を生ずるだけでなく、また動作と動作の
間におよび使用の後に強力な洗浄を行うことが必要である。最新のシステムの本
来の設計のために、これらは比較的に大きな設置面積を有し、したがって使用の
際には大量の作業台スペースが必要である。
【0006】 2次元電気泳動システムのまた別の欠点は、作業がきつくそして時間がかかる
ことである。細長いゲルは取り扱いにくく、そしてそれらを用いることはサンプ
ルと時間に誤りや損失を生じやすい。本発明により、IPGを動作させるのに有
用である新規な電気泳動装置が得られる。
【0007】 (発明の開示) 本発明の第1の特徴として、複数個の成分混合体を電気泳動で同時に分離を行
う電気泳動装置が得られる。この装置は、 前記装置から分離可能でかつ取り外し可能であり複数個の溝を形成するトレイ
であって、前記溝のおのおのが等電点電気泳動媒体の細長いストリップと前記細
長いストリップを浸すのに十分な液体とを保持する形状を有する前記トレイと、 前記トレイを予め定められた位置に保持するためのフレームと、 前記トレイのそれぞれの端部にまたはその近くに配置されるのに適合した1対
の電極であって、前記トレイのそれぞれの端部において前記電極のおのおのが複
数個の溝のおのおのと整合している前記1対の電極と、 前記電極の間に電位を加える装置に接続するための導電性の接続装置と、 を有する。
【0008】 1つの好ましい形態ではトレイに電極が設けられ、そしてこれらの電極は溝の
中に配置されかつ導線の1つの端部に配置された電気端子を有する。このトレイ
がフレームの中に配置される時、これらの端子はその中に配置されたプラグに接
続され、それにより導線の間に電位を加えることができる。
【0009】 本発明の主要な利点は、トレイは使い捨てが可能であることである。ただし、
もし必要ならばトレイを多数回使用するようにすることもできる。電極を備えた
使い捨てトレイの場合、もしトレイを使用後に使い捨てるべきであるならば、グ
ラファイトのように明らかに廉価な電極が白金のような電極よりも好ましいけれ
ども、電気泳動と両立する適切な導電体材料はいずれも電極として用いることが
できる。
【0010】 トレイを通して溝の温度を制御することができるために、トレイは熱を伝達す
る材料で作成されることが好ましい。1つの実施例では、トレイは3個から24
個、好ましくは6個から18個の実質的に平行な溝を有する。これらの溝は同じ
長さを有することが好ましく、そしてその長さは6cmから20cmであること
が好ましい。けれども、トレイは任意の数の溝を有することができ、そしてこれ
らの溝は適切な任意の長さおよび深さを有することができる。
【0011】 本発明の第1の特徴に従う装置により複数個のトレイを積層することが可能で
あり、そして多数個の分離を同時に実行することができる。これらのトレイは装
荷などのために取り外し可能であり、そして積層された多数個のトレイを水平に
受け入れることができる適切なフレームに簡単に取り付けることができる。した
がって、1個の電源を多数個のトレイに対して用いることができる。
【0012】 またはそれとは異なって分離を同時に実行するために、トレイが取り付けられ
ているフレームを備えた複数個の装置を積層することができる。
【0013】 使用の際には、溝の中に配置された等電点電気泳動媒体の細長いストリップの
おのおのに電位が加えられる。
【0014】 導電性の接続装置は、電極を適切な電源に接続するために、電極に取り付ける
ことができる導線であることができる。
【0015】 関連した特徴に従い、本発明は複数個の成分混合体を電気泳動で同時に分離を
行う電気泳動装置を有する。この装置は、 複数個の溝を有しそして前記溝のおのおのが等電点電気泳動媒体の細長いスト
リップと前記細長いストリップを浸すのに十分な液体とを保持する形状を有する
取外し可能なトレイと、 前記トレイを実質的に水平な位置に保持するためのフレームと、 前記フレームに回転可能に取り付けられた1対の支持部品であって、前記トレ
イがその中に保持される時に前記支持部品のおのおのが複数個の溝にかけわたさ
れ、前記支持部品のおのおのからの1つの電極が複数個の溝のおのおのと整合す
るように配置された複数個の電極を前記支持部品のおのおのが支持する前記1対
の支持部品と、 その上のすべての電極が溝の中へ延びる第1の位置とその上のすべての電極が
溝から離れる第2の位置との間で前記支持部品のおのおのを回転するための装置
と、 1つの支持部品の電極と他の支持部品の電極との間に電位を加える装置に接続
するための導電性の接続装置と、 を有する。
【0016】 支持部品のおのおのは、平行な溝を横断する方向に配置された回転軸を有する
ことが好ましい。この装置はさらに、支持部品のおのおのを第1の位置へ付勢す
るための装置を有することができる。これらの支持部品はまた、フレームに回転
可能に取り付けられることに加えて、相互に可変な位置に移動可能にフレームに
取り付けることができる。
【0017】 トレイを通して溝の温度を制御することができるために、トレイは熱を伝達す
る材料で作成されることが好ましい。1つの形態では、トレイは3個から24個
、好ましくは6個から18個、の実質的に平行な溝を有する。これらの溝の長さ
は同じであることが好ましく、そしてその長さは6cmから20cmであること
が好ましい。
【0018】 導電性の接続装置は、電極を適切な電源に接続するために電極に取り付けるこ
とができる導線であることができる。
【0019】 本発明の第3の特徴に従い、本発明の第1の特徴または第2の特徴に従う装置
の中でマクロ分子に電気泳動を行ってマクロ分子を分離する方法が得られる。
【0020】 本明細書の全体において、もし特に事情がない限り、「有する」という用語ま
たは「備える」というように変形された用語は、示されている1個の素子または
複数個の素子の完成体または群、または複数個の完成体を含むことを意味するが
、しかし1個の任意の他の素子または複数個の素子の完成体または群、または複
数個の完成体を排除するものではないことが理解されるであろう。
【0021】 本発明をさらに明確に理解するために、好ましい実施例を下記において添付図
面を参照しながら説明する。
【0022】 (発明を実施するための形態) 本発明は広い範囲の構成体、工程および実施例に適用することができるが、1
つの特定の構造体およびその動作モードを詳細に調べることにより本発明を最も
よく理解することができるであろう。このような構造体は添付図面に示されてお
り、そしてその構成および使用法が下記で説明される。
【0023】 図1の平面図にはトレイ11が示されている。トレイ11は、フレーム12の
内側に保持用ブロック13により保持される。図2の横断面図にこのトレイが示
されている。このトレイは平行な溝14のアレイを有する。これらの溝のアレイ
を上から見た図が図1であり、そしてこれらの溝のアレイの横断面図が図2であ
る。これらの溝のおのおのはトレイ11の長さのほぼ全体に延長されており、そ
してそれは十分に長くて単一の棒状のゲルすなわち単一のストリップ状のゲルを
含むことができ、そして2次元電気泳動の第1の次元の分離として用いられるこ
とができる。その他の点ではこの長さは重要ではなく、そして種々の寸法のゲル
・ストリップ体またはゲル棒状体を収容することができるようにこの長さを変え
ることができる。本発明の大部分の応用に対して適切である長さは、通常は約6
cmから約20cmの範囲内にある。これらの溝の長さは通常は同じである。こ
れらの溝のおのおのの深さ、幅、間隔および横断面はまたそれ程重要ではなく、
したがって変更することができる。大部分の応用に対して適切である深さは約0
.3cmから約3.0cmの範囲内にある。同様に、適切な幅は約0.3cmか
ら約3.0cmの範囲内にあり、そして中心間の適切な間隔距離は約0.5cm
から約3.5cmの範囲内にある。図2には曲線の形状の横断面が示されている
が、長方形ののような他の形状の横断面をもまた用いることができる。最後に、
図1および図2には6個の溝を有するトレイが示されているが、しかし本発明は
任意の数の溝を有するトレイに拡張することができる。大部分の応用に対しては
、溝の適切な数は3個から24個の範囲内であり、そして6個から18個の範囲
内であることが好ましい。
【0024】 本発明の一定の実施例では、トレイ11は1回だけ使用される使い捨て部材と
して設計される。溝の中に配置されるゲル・ストリップおよび液体の温度を制御
することができるために、このトレイはまた熱伝達素子としての役割を果たすこ
とが好ましい。したがってこのトレイは、トレイの下側で接触している加熱素子
または熱吸収素子のような温度制御デバイスに対して、それぞれの溝の中におよ
びからの熱の伝達が可能であるように壁が十分に薄い、例えば熱成形プラスチッ
ク部品であることができる。温度制御デバイスは図面には示されていないけれど
も、フレーム12の構造体の中に組み込むことができる。
【0025】 1対のレール21、22がまたフレーム12に取り付けられる。レール21、
22はフレームの内部の長さにわたって配置され、そして相互に平行におよびト
レイ11の溝に平行に配置される。これらのレールのおのおのは導電体であり、
そしてフレームの外部のバナナ・プラグ23、24または他のコネクタに電気的
に接続される。1対の横断支持部品25、26が2個のレール21、22を横断
して取り付けられる。この取り付けは縦方向には滑動可能にそして軸方向には回
転可能な方式で行われる。支持部品のおのおのは、図1の矢印27、28の方向
に縦方向にそして独立に滑動可能である。支持部品のおのおのは、図3の矢印2
9、30の方向にその軸のまわりに回転可能である。支持部品25、26の軸の
まわりに回転を可能にしたまま、レール21、22に沿って選定された任意の位
置にこれらの支持部品を固定するために、止めねじ33、34、35、36を締
め付けることができる。それぞれの支持部品の回転は、オペレータがノブ37、
38を手動で回転することにより実行される。支持部品のおのおのにはまたバネ
(バネの1つ39が図3に示されている)が取り付けられており、このバネによ
り支持部品が内側の位置に向かって付勢されるような力が加えられる。
【0026】 回転可能な支持部品のおのおのに小さいフレーム41、42が取り付けられる
。これらの小さいフレームのおのおのはそのそれぞれの支持部品が回転するとそ
れと一緒に回転する。トレイ11の溝14に対応するアレイの中に、これらの小
さいフレームのおのおのから一連の電極43(1つのフレームの電極が図2に示
されている)が延長されている。トレイ11が外側フレーム12の中に配置され
そして電極43が低い位置にあるように小さいフレーム41、42が内側に回転
される時、電極は溝と整合する。1つの導線がそれぞれの溝の中に延長されそし
てその溝の中に含まれるゲル・ストリップまたはIPGストリップと接触するよ
うに、電極の幅と電極の間隔距離が選定される。したがって、電極43および電
極がそれから延長されている支持棒44は櫛の歯の形状であることができる。
【0027】 溝の中に含まれるゲル・ストリップの両端に電位を加えるために、2個のアレ
イの電極のおのおのに2個の外部プラグ23、24の1つにより別々に供給が行
われる。このことは、種々の方法のいずれかによって達成することができる。図
面に示されている構成体では、レール21、22、回転可能なアーム25、26
、小さいフレーム41、42および電極43(櫛の歯)はすべて導電体である。
回転可能な支持アーム25、26をレール21、22に連結する滑動ブロック4
6、47、48、49は非導電体である。導電性材料で作成された可動な取付け
部品50、51が、2個の滑動ブロック33、36に取り付けられる。これらの
取付け部品のおのおのは、矢印52、53で示された方向に滑動可能である。内
側に(レールに対して横方向でフレームの中心軸に向けて)滑動する時、取付け
部品はレール21、22と小さいフレームの突起部分54、55との両方と接触
し、それによりレールのおのおのと小さいフレームの1つとの間に電気的接続が
形成される。
【0028】 これらの図面に示されそして前記で説明された構造体を種々の方法で変更する
ことができる。例えば、外部導線をレール21、22よりはむしろ回転可能な支
持アーム25、26に直接に取り付けることができ、またレールを非導電性の材
料で作成することができる。回転可能な支持アーム25、26の回転は図3に示
されている。図3では、実線は電極が溝の中に延長されている低い位置にある支
持アームおよび電極を示しており、そして点線は電極23が溝から離れた高い位
置にある支持アームおよび電極を示している。この構成体を変更した1つの構成
体は、回転可能な支持アーム25、26の回転軸がそれぞれの棒の1つの端部を
通りそして棒それ自身に垂直である構成体である。垂直な軸のまわりの回転がま
た予想される。適切でかつ均一な電気的接触を確実に得るために電極を溝の中に
付勢することは、前記で説明したように、回転可能なアームにバネを取り付ける
ことにより達成される。バネまたはそれと同等の装置を用いる代わりに、回転可
能なアームの中に付勢用の重りを配置することにより重力を利用することも可能
である。
【0029】 これらの図面には示されていないけれども、電極が取り付けられている小さい
フレーム41、42はまた、溝に対してサンプルの混合体を供給するためにそれ
ぞれの溝と整合したサンプルの容器を保持することができる。溝の中に含まれる
ゲルおよび液体を保護するために、並びに露出した導線にオペレータが接触する
ことを防止するために、この装置はまた蓋またはカバーを有することができる。
さらに、トレー11は、上から外側フレームの中に挿入することができ、あるい
は側面の入口によって外側フレームの中の所定の位置に滑動させることができる
。さらになお、保持用ブロック13は、外側フレームに取り付けられた構造体に
よって置き換えられることができ、またトレーの位置を回転可能な支持アームに
対して安定化させるという同様な目的を達成する任意の形状のフレームによって
置き換えられることができる。さらになお、特にゲルが溝よりも短い時には、ゲ
ルの正しい位置を確実に得るために、溝は取外し可能なピンまたは他の障壁体を
有することができる。
【0030】 構造的に異なる他の変更実施例が可能であることは、電気泳動装置の設計、構
造および利用に関係する当業者にとって容易に理解することができるであろう。
【0031】 本発明の装置は任意の形式のゲル・ストリップに対して用いることができるが
、本発明は等電点電気泳動に対しその長さに沿って分布する動けない官能基を有
するゲルに対して特に有用である。この動けない官能基はこの官能基の中に既に
存在する電荷分布によってpHの勾配を形成するか、またはpHの勾配を形成す
るための帯電する能力を有する。またはそれとは異なって、ストリップ・マトリ
ックスの中で動けないキャリア両性電解質によりpHの勾配を形成することがで
きる。
【0032】 動けない官能基を含有するストリップは電気泳動の従業者には周知であり、そ
して市販されている。このストリップは通常「IPG(immobilised pH gradien
t(動けないpH勾配))」ストリップと呼ばれ、そしてその例は米国特許第4,1
30,470号(ローゼングレン(Rosengren)ほか名で1978年12月19日に発行)に開 示されている。この特許の内容は、参考として本発明の中に取り込まれている。
マトリックスは小粒子材料、繊維材料または膜材料のような固体支持材料である
ことができ、またはそれがゲルであることができる。マトリックス材料の例は、
ポリアクリルアミド(polyacrylamide)、セルローズ(cellulose)、アガロー ズ(agarose)、デキストラン(dextran)、ポリビニールアルコール(polyviny
lalcohol)、デンプン(starch)、シリコン・ゲル(silicon gel)、アクリロ イル・アミノ・エトキシル・エタノール(AAEE、acryloyl amino ethoxyl e
thanol)およびスチレン・ジビニル・ベンゼン(styrene divinyl benzene)お よびこれらの材料の組み合わせである。
【0033】 正に帯電する基または正に帯電可能な基の例は、アミノ基および他の窒素含有
基である。負に帯電する基または負に帯電可能な基の例は、カルボキシル酸基、
スルホン酸基、ホウ酸基、ホスホン酸基または燐酸基、およびこれらの酸のエス
テルである。その他の例は当業者には容易に分かるであろう。マトリックスの上
でこれらの基を動けなくすることは共有結合により達成することができ、または
基の位置が確保され、そして電界の影響の下でまたはマトリックスを通して流体
または溶質の移動によりそれらの移動が妨げられる、他の方法により達成するこ
とができる。帯電した基を重合ゲル・マトリックスの中に組み込む好ましい方法
は、帯電したモノマまたは帯電した交差試剤をゲル・モノマと共重合する方法で
ある。等電点電気泳動に対して適切である動けないpH勾配を形成するために、
基の濃度を単調に増大または減少する方式で変化させることが好ましい。
【0034】 ゲルで作成されたIPGストリップは、ゲルの次元保全性を確実に得るために
裏当てを有することが多い。この裏当ては通常は、流体が浸透しなくそして非導
電性の材料である。IPGストリップは乾燥した形状で提供されるのが通常であ
り、そして使用の前に再水和することが必要である。このことは、再水和剤とし
ての役割を果たすサンプル溶液とストリップとを接触させることにより達成する
ことが便利である。本発明の装置では、電極を溝の上に引き上げている間に、再
水和を溝それ自身の中で実施することができる。裏当てを備えたIPGストリッ
プは、ゲル側面を下に向けて(すなわち、裏当てを上に向けて)最もよく再水和
される。トレイの溝は十分に深いことが好ましく、それにより隣接するサンプル
溶液から相互に汚染する危険を受けないで、IPGストリップのおのおのを異な
るサンプル溶液と再水和することができる。いったん再水和されると、そのスト
リップをトレイから分離し、そして利用されるまで凍結保存することができる。
【0035】 IPGストリップがいったん再水和されそして電気泳動が行われる温度で平衡
に達すると、そのゲル側面を露出して電極と接触するためにストリップをひっく
り返すことが好ましい。電位が裏当てを通して延長されることはないであろうこ
とを考えれば、ゲルと電極との間の電気的接触のための補助装置を備えることに
より、ストリップをひっくり返す必要をなくすることができる。このことを達成
する1つの方法は、それぞれの端部にホールを有するそれぞれのストリップを備
え、そして導電性の液体に浸された柔らかい紙またはそれと同等の吸湿性の材料
の形状の芯をホールの上のストリップの頂部に配置する方法である。ストリップ
の中のこのホールは導電性の液体で満たされ、そして芯はホールを占有する液体
(そしてしたがってストリップの下側のゲル)と電極との間の電気的接触を確実
に得るであろう。
【0036】 電気泳動の前に、電気泳動の期間中にゲルから湿気が蒸発するのを防止するた
めに、ゲル・ストリップの上の溝の中の残りの空間をパラフィン油またはそれと
同等の非導電性の液体で満たすことができる。電極がいったん所定の位置に配置
されると、導線に電位が加えられ、そしてゲルのpHが溶質の等電点に等しいゲ
ルの長さに沿った位置までそれぞれの溶質が移動する。いったん溶質がこのよう
に分離されると、電位が取り去られ、そして電極を支持する支持アームが回転さ
れて溝から取り去られる。次に、トレイがフレームから取り去られ、保護用パラ
フィン油が流出され、そしてゲル・ストリップが溝から取り去られる。またはそ
れとは異なって、2次元分離の第2段階に対して溝の中でゲル・ストリップを平
衡させることができる。
【0037】 図4は、本発明の1つの変更実施例の図である。この変更実施例では、使い捨
てトレイ11の中に永久的電極60が組み込まれる。70で全体的に示された装
置は、トレイ11を受け入れるためのフレームまたはホールダ80と、図5に最
もよく示されているように接触点86において電極60に接続される電極接続体
82とを有する。電源と接続するために、この電極接続体はプラグ84に接続さ
れる。
【0038】 図5は本発明のさらに別の実施例の図であって、フレーム92の上に相互に積
層されたセル90を装置が備ている。セル90のおのおのは装荷のために積層体
から取り外し可能であり、そして電極接続体94に単に差し込むことにより1個
の電源を多数個のユニットに対して用いることができる。
【0039】 本発明のこの装置は、トレイの挿入、パラフィン油の添加、電極を下げること
、予め選定された時間の間電位を加えること、電極を上げることおよびトレイの
取り出し、のすべてをプログラムされたシーケンスによって制御して、それ自身
を十分によく自動化することができる。
【0040】 前記で全体的に説明されたように、本発明の範囲内において多くの変更および
/または修正が可能であることは当業者には容易に理解されるであろう。したが
って、前記で説明された実施例はあらゆる点において例示のための実施例であっ
て、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されることを意味するものではないと
考えなくてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの実施例に従う装置の平面図である。
【図2】 図1の線2−2に沿って取られた、図1の装置のトレイと1個の導線との横断
面図である。
【図3】 図1の線3−5に沿って取られた、図1の装置のトレイと導線支持部分との縦
断面図である。
【図4】 本発明の第1の特徴に従う装置の分解概要図である。
【図5】 本発明の第1の特徴に従う装置の組立て概要図である。
【図6】 本発明のさらに別の変更実施例の図であって、垂直に積層された3個の電気泳
動装置を備えた多重装置の横断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 グーリィ、アンドリュー、アーサー オーストラリア国 ニューサウスウェール ズ、イーストウッド、ビミアラ ロード 14 (72)発明者 パッカー、ニコル、ハナー オーストラリア国 ニューサウスウェール ズ、ゴードン、ヤラバ アベニュー 9 (72)発明者 ハーバート、ベン オーストラリア国 ニューサウスウェール ズ、ノース イッピング、 マーセラ ス トリート 25 (72)発明者 ウォルシュ、ブラドリー オーストラリア国 ニューサウスウェール ズ、サウス カール カール、 ビーチ ストリート 34 (72)発明者 ファーンウッド、ジョージ アメリカ合衆国 カリフォルニア、ラーク スパー、マドロン アベニュー 171 (72)発明者 ガーフィン、デビッド アメリカ合衆国 カリフォルニア、ケンシ ントン、ケンニョン アベニュー 112

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の成分混合体を電気泳動で同時に分離を行う電気泳動
    装置であって、 前記装置から分離可能でかつ取り外し可能であり複数個の溝を形成するトレイ
    であって、前記溝のおのおのが等電点電気泳動媒体の細長いストリップと前記細
    長いストリップを浸すのに十分な液体とを保持する形状を有する前記トレイと、 前記トレイを予め定められた位置に保持するためのフレームと、 前記トレイのそれぞれの端部にまたはその近くに配置されるのに適合した1対
    の電極であって、前記トレイのそれぞれの端部において前記電極のおのおのが複
    数個の溝のおのおのと整合している前記1対の電極と、 前記電極の間に電位を加える装置に接続するための導電性の接続装置と、 を有する電気泳動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された電気泳動装置であって、前記溝の中に
    配置されかつ導線の1つの端部に配置された電気端子を有する電極を前記トレイ
    が備え、それにより前記トレイが前記フレームの中に配置される時に前記端子が
    その中に配置されたプラグに接続されしたがって前記導線の間に電位を加えるこ
    とができることを特徴とする電気泳動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1と請求項2とのいずれかに記載された電気泳動装置
    であって、前記トレイを通して前記溝の温度制御ができるために前記トレイが熱
    伝達材料で作成されることを特徴とする電気泳動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載された電気泳動装置
    であって、前記トレイが3個から24個、好ましくは6個から18個の実質的に
    平行な溝を有することを特徴とする電気泳動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載された電気泳動装置
    であって、前記溝の長さが実質的に同じでありそしてその長さが6cmから20
    cmであることを特徴とする電気泳動装置。
  6. 【請求項6】 複数個の成分混合体を電気泳動で同時に分離を行う電気泳動
    装置であって、 複数個の実質的に平行な溝を有しそして前記溝のおのおのが等電点電気泳動媒
    体の細長いストリップと前記細長いストリップを浸すのに十分な液体とを保持す
    る形状を有する分離可能なトレイと、 前記トレイを実質的に水平な位置に保持するためのフレームと、 前記フレームに回転可能に取り付けられた1対の支持部品であって、前記トレ
    イがその中に保持される時に前記支持部品のおのおのが複数個の溝にかけわたさ
    れ、前記支持部品のおのおのからの1つの電極が複数個の溝のおのおのと整合す
    るように配置された複数個の電極を前記支持部品のおのおのが支持する前記1対
    の支持部品と、 その上のすべての電極が溝の中へ延びる第1位置とその上のすべての電極が溝
    から離れる第2位置との間で前記支持部品のおのおのを回転するための装置と、 1つの支持部品の電極と他の支持部品の電極との間に電位を加える装置に接続
    するための導電性の接続装置と、 を有する電気泳動装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された電気泳動装置であって、前記支持部品
    のおのおのが前記平行な溝を横断する方向に配した回転軸を有することを特徴と
    する電気泳動装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載された電気泳動装置であって
    、前記支持部品のおのおのを第1位置へ付勢するための装置を前記装置がさらに
    有することを特徴とする電気泳動装置。
  9. 【請求項9】 請求項6から請求項8のいずれかに記載された電気泳動装置
    であって、前記支持部品が前記フレームに回転可能に取り付けられかつまた相互
    に可変な距離に移動可能に取り付けられることを特徴とする電気泳動装置。
  10. 【請求項10】 請求項6から請求項9のいずれかに記載された電気泳動装
    置であって、前記トレイを通して前記溝の温度を制御することが可能であるよう
    に前記トレイが好ましくは熱伝達性の材料で作成されることを特徴とする電気泳
    動装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載された電気泳動装置であって、前記トレイ
    が3個から24個、好ましくは6個から18個の溝を有しそして該溝が実質的に
    同じ長さでありそしてその長さが6cmから20cmであることを特徴とする電
    気泳動装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれかに記載された装置の中
    でマクロ分子に電気泳動を行ってマクロ分子を分離する方法。
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