JP2002372914A - 視覚復号型暗号を有するタグ及びこのタグを利用した商品販売方法 - Google Patents
視覚復号型暗号を有するタグ及びこのタグを利用した商品販売方法Info
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Abstract
して購入するようなモチベーションを起こさせるような
販売促進の方法、及びこれに用いるタグを提供する。 【解決手段】視覚復号型暗号を利用し割符機能を有する
タグにおいて、基材上に、暗号画像データが設けられた
割符機能を有するタグ1を商品又はそのパッケージに添
付し、購入者が商品を購入したとき、そのタグ1を外
し、同時或いは以前に購入した時に得た、又は別に配布
されるタグと重ねることで暗号が復号し、それが示す内
容に応じて景品や特典が得られることを特徴とするタグ
を利用した商品販売方法。
Description
割符形式で籤類が設けられているタグを商品に添付し、
景品や特典を購入者に提供する商品販売方法、及びこれ
に使用するタグに関するものである。
品の箱、袋等に点数を印刷しておき、購入者がその点数
をコツコツと集めて、景品と交換する。或いは、商品を
購入する毎にカウンターにおいて一定の点数が印刷され
た券、或いはポイントカードにポイントを記録して貰う
ことが通常行われている。これらの点数を集めるには地
道な努力が必要であり、籤を引いたときに感じる期待感
やときめき感はない。従って、点数を集めるために、商
品を継続して購入するモチベーションにはなりにくい。
品に添付する方法も行われている。籤には、「当たり、
ハズレ」、「当籤等級」等の当籤内容を籤券に印刷して
おき、この情報をアルミペーストインキ等の隠蔽性イン
キで覆い、この隠蔽性インキをコイン等で削り取ること
で、「当たり、ハズレ」、「当籤等級」が判るようにな
っているスクラッチ籤、或いは、籤券を折り曲げ、折り
曲げた端を接着剤で接着し、接着した端を破り開くこと
で「当たり、ハズレ」、「当籤等級」が判るようになっ
ている籤が汎用されている。
刷されている情報が単純であるために、偽造、改竄等の
不正な行為が行われ易い。また、これらの籤は、籤券の
枚数が増えたとしても、それぞれは独立して「当たり、
ハズレ」が決定するので、複数の籤券を集めたとして
も、その組み合わせから新たな「当たり、当籤等級」は
発生しない。従って、籤券を集めることで、新たな当た
りが発生するという楽しみがない。
合、図5(b)、(c)に示す割符が揃い、この2個の
割符を重ね合わせて図5(a)のような画像が現れた時
に「当たり」とするものである。この場合、籤券の枚数
が増えればその組み合わせで新たな「当たり」が発生す
るが、「ハズレ」が「当たり」になるだけで、「当籤等
級」が変わるわけではない。また、比較的、簡単な画像
を合わせることで「当たり」「ハズレ」を判断するの
で、割符を合わせる前から画像そのものが判ってしまい
面白さがうすれてしまう。
面白さ、期待感を与え、商品を継続して購入するような
モチベーションを起こさせるような販売促進の方法、及
びこれに用いるタグを提供することを課題としている。
れている1個の割符が、複数の割符と組み合わせること
によって複数の画像が表示される、すなわち、1個の割
符で複数の当籤が見込めるようにしたタグを商品に添付
することで、面白さ、期待感を高めることができる。
復号型暗号を利用し割符機能を有するタグにおいて、基
材上に、暗号画像データが設けられた割符機能を有する
タグを商品又はそのパッケージに添付し、購入者が商品
を購入したとき、そのタグを外し、同時或いは以前に購
入した時に得た、又は別に配布されるタグと重ねること
で暗号が復号し、それが示す内容に応じて景品や特典が
得られることを特徴とするタグを利用した商品販売方法
である。
に記載のタグを利用した商品販売方法において、該暗号
画像データは、印刷、静電転写、インクジェット、写真
製版から選ばれるいずれかの手段により基材に設けられ
たことを特徴とする視覚復号型暗号を有するタグであ
る。
が、紐状の細い材料により、商品に添付されていること
を特徴とする請求項2に記載の視覚復号型暗号を有する
タグである。
が、タグに設けられた接着剤により、商品に添付されて
いることを特徴とする請求項2に記載の視覚復号型暗号
を有するタグである。
が、視覚復号型暗号部を切り離しのための加工を施した
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の
視覚復号型暗号を有するタグである。
図面を参照しながら詳細に説明する。
画像データを重ね合わせることで、目視で認識できる画
像が表示されることを概念的に説明する図である。割符
aと割符bにはそれぞれ画像を構成するドット(4)
と、画像を構成しないドット(5)が規則的、或いはラ
ンダムに配置されている。この割符aと割符bを重ね合
わせると、画像を構成するドッド(4)の集合で暗号化
された画像(6)が現れ、認識することが可能となる。
この例では、2個の割符を重ね合わせると暗号化された
画像(6)が現れることを示したが、3個以上の割符を
重ね合わせると暗号化された画像が現れるようにするこ
とも可能である。割符を重ね合わせて画像が現れるよう
にするには、視覚復号型暗号が設けられる基材の一方、
或いは双方が透けて見える必要があるので透明或いは半
透明の基材を用いる。また、互いに重ね合わせる位置関
係が重要であるので、割符には、この位置関係を示すた
めの十字形、楔形等のレジスターマーク(3)が記載さ
れている。
載された割符を用いて、当籤等級が変わることを説明す
る図である。それそれの割符が単独では、どのような画
像データが記録されているか、視覚的に認識できないよ
うになっている。例えば、割符(A)と割符(B)を重
ね合わせると、(D)のような「1等」という画像が表
示される。また、割符(A)と割符(C)を重ね合わせ
ると(E)のような「2等」という画像が表示される。
すなわち、割符(A)は複数の割符(B)、割符(C)
と重ね合わせることで異なった当籤級数が表示されるの
で、他の割符(H)と重ね合わせて際、(I)のように
何の等級が表示されない場合でも、割符(B)又は割符
(C)が揃えば当籤級数が得られると言う、楽しみを購
入者に与えることができる。また、割符(B)も割符
(A)のみならず、割符(F)と重ね合わせると、
(G)のような「3等」という画像が表示される。
と重ね合わせると、当籤級数が得られる可能性があるた
め、面白さがあり、期待感も増大するので、商品を継続
して購入するモチベーションを起こさせる要因となる。
に出願した特願平2000−357196号に記載し
た、画像ドッド毎に、視覚復号型秘密分散法のアルゴリ
ズムに基づいて、コンピュータで演算することで容易に
作製することが可能である。
商品に添付されたタグ(1)と商品に添付されたタ
グ(2)の暗号画像データを重ね合わせると、暗号が復
号し当籤級数の画像が現れることを示している。
れたタグ(1)の1例であり、商品に添付さするための
紐、暗号画像データ(1b)を切り離すことができるミ
シン目状の分離部(1a)が設けられている。
b)を重ね合わせることで、画像が現れることが必要で
あるので、暗号画像が透けて見えるようにポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リ塩化ビニル等のプラスチック、或いは紙の透明、半透
明なものでなければならない。また、暗号画像データ
(1b)は、印刷、静電転写、インクジェット、写真製
版の画像形成法によってタグ(1)に記載する。
角籤やポイントをためる方法に較べ、タグに設けられて
いる1個の割符が、複数の割符と組み合わせることによ
って複数の画像が表示される、すなわち、1個の割符が
複数の当籤が見込めるようにしたタグを商品に添付する
ことで、面白さ、期待感を高めることで、継続して商品
を購入する行動をとらせ、結果として商品の販売数量が
増え、売上や利益が増えることが望まれる。また、視覚
復号型暗号を用いた暗号画像データを用いることで、偽
造が困難である。
重ね合わせると、目視で認識できる画像が表示されるこ
とを概念的に示すものであり、(a)、(b)は暗号画
像、(c)は暗号画像が現れた状態を示す平面図であ
る。
を用いて、当籤等級が変わることを説明する図である。
図である。
元画像、(b)、(c)は割符を示す平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】視覚復号型暗号を利用し割符機能を有する
タグにおいて、基材上に、暗号画像データが設けられた
割符機能を有するタグを商品又はそのパッケージに添付
し、購入者が商品を購入したとき、そのタグを外し、同
時或いは以前に購入した時に得た、又は別に配布される
タグと重ねることで暗号が復号し、それが示す内容に応
じて景品や特典が得られることを特徴とするタグを利用
した商品販売方法。 - 【請求項2】請求項1に記載のタグを利用した商品販売
方法において、該暗号画像データは、印刷、静電転写、
インクジェット、写真製版から選ばれるいずれかの手段
により基材に設けられたことを特徴とする視覚復号型暗
号を有するタグ。 - 【請求項3】前記タグは、紐状の細い材料により、商品
に添付されていることを特徴とする請求項2に記載の視
覚復号型暗号を有するタグ。 - 【請求項4】前記タグは、タグに設けられた接着剤によ
り、商品に添付されていることを特徴とする請求項2に
記載の視覚復号型暗号を有するタグ。 - 【請求項5】前記タグは、視覚復号型暗号部を切り離し
のための加工を施したことを特徴とする請求項2〜4の
いずれか1項に記載の視覚復号型暗号を有するタグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001179601A JP2002372914A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | 視覚復号型暗号を有するタグ及びこのタグを利用した商品販売方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001179601A JP2002372914A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | 視覚復号型暗号を有するタグ及びこのタグを利用した商品販売方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002372914A true JP2002372914A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19020146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001179601A Pending JP2002372914A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | 視覚復号型暗号を有するタグ及びこのタグを利用した商品販売方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002372914A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011097192A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Hanamaru Kk | 暗号化メッセージ送信装置、プログラム、暗号化メッセージ送信方法および認証システム |
JP2012008351A (ja) * | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 暗号情報の生成方法ならびに表示方法 |
JP4996770B1 (ja) * | 2011-12-27 | 2012-08-08 | 明比古 新谷 | 個人情報保護用の封筒セット及び配送伝票セット |
JP2014114052A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 容器群,蓋材,容器および蓋 |
-
2001
- 2001-06-14 JP JP2001179601A patent/JP2002372914A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011097192A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Hanamaru Kk | 暗号化メッセージ送信装置、プログラム、暗号化メッセージ送信方法および認証システム |
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JP4996770B1 (ja) * | 2011-12-27 | 2012-08-08 | 明比古 新谷 | 個人情報保護用の封筒セット及び配送伝票セット |
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