JP2002372693A - 光学デバイス - Google Patents

光学デバイス

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高誘電性電子光材料を、容易にOICに組み
込むことが出来る、光学変調器を提供する。 【解決手段】 (A)有効電子−光学計数(reff)と
光学損失(α)を有する強誘電体材料体と、(B)前記
強誘電材料体は、波長λの光学放射を少なくともその領
域の一部で伝搬し、(C)屈折率を変化させるために、
前記領域に電界を加える手段とを有し、前記領域は、多
結晶体で波長λにおいて、有効電子−光学計数reff
が高く、かつ光学損失αが低くなるような平均粒子サイ
ズを有することを特徴とする光学デバイス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電性の光学デ
バイスに関し、特に、多結晶強誘電性光学変調器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】強誘電性ペロブスカイト材料は、光電子
技術分野での有用性がある為に知られている。例えば、
単結晶リチウムナイオバイト(lithium niobate)は、
レーザ送信器用の外部電子−光学変調器の設計用に市場
で用いられている。単結晶のバリウムチタネト(barium
titanate:BTO)の電子−光学係数が比較的大きい
ために、これらの材料もまた類似のアプリケーションに
適したものである。これに関しては、例えばM.Zgonik e
t al.,Phys.Rev.B,Vol.50,pp.59415949(1994)を参照の
こと。
【0003】他の文献でもまた、良好な構造特性を有す
るBTOの単結晶薄膜フィルムを、公知のパルスレーザ
堆積(pulsed laser deposition:PLD)技術を用い
て、酸化マグネシウム(MgO)と、多結晶性基板状に
成長させることが出来る事が示されている。これに関し
ては、例えばL.Beckers et al.,J.Appl.Phys.,Vol.83,N
o.6,3305-3310(1998)とM.Siegert et al.,Mat.Res.Soc.
Symp.Proc.,Vol.597,pp.706-711(2000)を参照のこと。
【0004】この種の変調器を光学集積回路(optical
integrated circuits:OIC)に組み込むこと、特に
公知のシリコン−光学−ベンチ(silicon-optical-benc
h:SiOB)技術を用いて形成したOICに組み込む
ことが好ましい。この技術においては、シリカ製光学導
波路を単結晶シリコン製基板上に形成している。これら
の導波路は、約1100−1550nmの波長の光学放
射を導波することができ、シリコン基板に結合される
(漏れる)放射を最小にするように設計されている。こ
のシリコン製基板は、これらの波長におけるシリカの屈
折率(約1.5)よりも遥かに高い屈折率(約3.5)
を有している。
【0005】この設計においては、エピタキシャルMg
O光学絶縁層をシリコン製基板上に形成して、基板に結
合される放射量を低減している。電子−光変調器をこの
設計に組み込むアプローチは、例えば単結晶BTOをM
gO層上に堆積することである。これに関しては、米国
特許第6,103,008号(発明者 R.A.McKee et al.on Augus
t 15,2000)を参照のこと。しかしこれらの層を、シリ
コン製基板上に堆積することは困難である。第1の理由
として、光学損失を低く維持するために、MgO層とB
TO層を比較的厚く形成しなければならない点である。
第2の理由として、これらの層の熱膨張係数はシリコン
製基板のそれとは異なる点である。第3の理由として、
これらの層を高温で堆積しそして冷却する時には、厚い
層とは異なる熱膨張係数の組み合わせにより大きな歪み
が発生し、それが原因で層にひびが発生する点である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かくして、高誘電性の
電子光材料を容易にOICに組み込むことが出来る光学
変調器の設計が必要である。
【0007】あるアプローチは、電子−光学単結晶層を
多結晶層で置換することである。この設計は集積化を容
易にする、即ち堆積温度を低くすることができ、エピタ
キシャル絶縁層をアモルファス二酸化シリコン層で置換
することができ、これにより上記の厚さの制約事項を解
決することが出来る。
【0008】しかし、このアプローチもまた困難であ
る。多結晶の電子−光学材料は、電子−光学係数が高い
波長領域では、高い光学散乱を引き起こす傾向がある。
多結晶ZnS平面状導波路のポッケルス効果に関して
は、B.Wong et al.,J.Appl.Phys.,Vol.70,No.3,pp.1180
-1184(1991)を参照のこと。また、鉛ベースの強誘電性
薄膜フィルムの光学特性に関しては、E.Dogheche et a
l.,Microelctronic Engineering,Vol.29,pp.315-318(19
95)を参照のこと。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、本発明の光学デバイスは請求項1に記載した特徴を
有する。即ち(A)有効電子−光学係数(γeff)と
光学損失(α)を有する強誘電体材料体と、(B)前記
強誘電材料体は、波長λの光学放射を少なくともその領
域の一部で伝搬し、(C)屈折率を変化させるために、
前記領域に電界を加える手段とを有し、前記領域は多結
晶体で、波長λにおいて、有効電子−光学係数γ
effが高く、かつ光学損失αが低くなるような平均粒
子サイズを有することを特徴とする光学デバイスであ
る。さらに本発明の一実施例によれば、本発明は請求項
2及び3に記載した特徴を有する。即ち、前記領域の平
均粒子サイズは、10/λであることを特徴とする光
学デバイスである。前記領域の平均粒子サイズは、8−
20nmの範囲内であることを特徴とする光学デバイス
である。これらは特に、1,000から1,600nm
の範囲の近赤外線波長で動作するデバイスに適したもの
である。本発明は、請求項4.5に記載した特徴を有す
る。即ち、前記強誘電体材料はペロブスカイト材料であ
ることを特徴とする。前記ペロブスカイト材料BTOを
含むことを特徴とする。
【0010】本明細書において、「強誘電性材料」と
は、材料がゼロの電界または磁界において自然偏光(sp
ontaneous polarzation)を維持せず、かつ大きな電子
−光学係数を示すような平均粒子材料を有する擬似電子
(paraelectric)材料を含む。
【0011】
【発明の実施の形態】図1において、電子−光学変調器
10は、少なくとも1つの光学導波路12.1と、堆積
して形成された多結晶強誘電性材料本体20とを有し、
導波路内を伝搬する光学放射の少なくとも一部が多結晶
強誘電性材料本体20に結合している。同図において、
多結晶強誘電性材料本体20は、光学導波路12.1の
上に形成され、この光学導波路12.1は、平坦な多結
晶強誘電性材料本体上面20.3と、傾斜側面20.
1,20.2を有する台形のプリズムとして形成され
る。傾斜側面20.1,20.2は、テーパ状の光学入
力カプラと出力カプラを形成して、光学導波路12.1
内の放射光の一部を多結晶強誘電性材料本体20に結合
したり、切り離したりしている。他の光学カプラも本発
明に用いることが出来る。他の光学カプラ(例えば、公
知の側面導波路カプラ)も用いることも出来る。
【0012】電界が、多結晶強誘電性材料本体20に細
長い電極16.2,16.3の手段により印加される。
電極は、多結晶強誘電性材料本体20の上面20.3の
上に配置され、下の光学導波路12.1をまたぐ。この
電界が強誘電性体の屈折率を変化させ、それにより変調
器内を伝搬する光学放射のパラメータ(例、強度、位
相、周波数)を変調する(変える)。この放射は、変調
すべき光学入力信号14.1により表され、この光学信
号は光学導波路12.1の一端に入力され光学変調出力
信号14.2として光学導波路12.1の反対側から取
り出される。
【0013】説明を容易にするため、及び以下に説明す
るような変調器の性能の様々な側面を明らかにするため
に、電子ー光学変調器10は、3本の集積された光学導
波路12.1,12.2,12.3を有し、そしてこれ
らの導波路は幅が異なり、後者の2本の導波路は、光学
導波路12.1の両側に配置されている。3本以上の導
波路あるいは3本未満の導波路も本発明で用いることが
出来る。これらの導波路においては、更に2個の電極1
6.1,16.4が、多結晶強誘電性材料本体20の上
面20.3の上に配置され、その結果4個の電極が3本
の導波路をまたいだ形になっている。
【0014】本発明の一実施例においては、変調器10
は、基板22と基板22の上に形成された層18とを有
し、この層18の上に光学導波路12.1,12.2,
12.3が形成されている。本発明の一実施例において
は、本発明の変調器は、公知のシリコン光学ベンチ(S
iOB)技術を用いて構成され、この技術においては、
基板22は、単結晶シリコンであり、層18は二酸化シ
リコン(silica)であり、光学導波路12.1−12.
3は、シリカでドーピングされ、多結晶強誘電性材料本
体20は、多結晶の強誘電性材料である。好ましくは、
強誘電性材料は、ペロブスカイト材料、例えばリチウム
ナイオバイトあるいはBTOである。本発明の重要な特
徴は、多結晶の多結晶強誘電性材料本体20の平均粒子
サイズを制御できることであり、その結果光学入力信号
(例光学入力信号14.1)の波長においては、比較的
大きな有効電子−光学係数(electro-optic coefficien
t)γeffが比較的高いが、しかし光学損失αは比較
的低い。
【0015】この点の重要性を理解するために、図2に
は、2個のパラメータ即ち電子−光学係数γeffと光
学散乱損失αosが、結晶の特性の長さlxtal(例え
ば、平均粒子サイズ)でいかに変わるかを示している。
実線のカーブIは、光学散乱損失αosを表し、結晶の
特性長さが結晶内を伝搬する光学信号の波長λにほぼ
等しい時ピークを示す(即ち結晶が通常のレイレー散乱
を示す)。これに対し、点線のカーブIIとIIIは、
有効電子−光学係数γeffを表す。カーブIIは、l
xtalがλより大きい場合を表し、γeffが高く
同時にαosが低い状態(regime)が存在しないことを
表している。かくして、このような材料を用いて形成し
た変調器は、損失が受け入れがたい程高いが有効な変調
を表すかあるいはその逆を表すかのいずれかである。
【0016】一方、カーブIIIは、lxtalがλ
より小さい場合を表し、好ましい両方の特性を同時に示
す、即ち高いγeffと低いαosを示す範囲Rがある
ことを示している。一般的にデバイスが後者の領域で動
作できるためには、lxta はλ/10よりも小さ
くなければならない。光学散乱損失αoaと光学吸収αo
sの組み合わせである全光学散乱損失αを考慮する場合
にも同様な原理が適用される。
【0017】本発明の一実施例においては、この範囲は
1000−1600nmの近赤外線波長における多結晶
強誘電性材料において、粒子サイズが約8−20nmに
対応し、これはまた多結晶BTOにも当てはまることで
ある。
【0018】実験例 この実験例は、導波路構造をSiOB技術を用いて構成
し、電子−光変調材料が多結晶BTOを含む本発明によ
る電子−光変調器である。様々な材料、寸法、動作条件
は特に断らない限り単なる一実施例で、本発明の範囲を
制限するものではない。本明細書においては、用語「ア
ンドープ(undoped)」とは、意図的にドーピングしてな
い特定の層あるいは領域を意味し、通常このような領域
または層のドーピング量は比較的低く、かつこのような
ドーピングは、デバイスの層を堆積あるいは成長するの
に用いられるチェンバ内の残留ドーピングから発生する
ものである。
【0019】図1に示すように、導波路の下部構造を形
成するために、公知のSiOB技術を用いる。この構造
体は単結晶の(100)方向の基板22上に堆積された
層18と、層18内に部分的に埋め込まれた複数のドー
ピングしたシリカ製の光学導波路12.1〜12.3を
含む。上部のドーピングしていないシリカ製クラッド層
は、通常多くのSiOB設計で用いられているが、同図
では省いている。層18は、15μm厚で公知の高圧酸
化(high-pressure oxidation(HIPOX))技術を
用いて堆積された。光学導波路12.1,12.2,1
2.3は、全て約5μm深さ、約2−9μmの幅で(し
かし、2−8μm用のデータが図5で示されている)あ
り、全てリンでもって薄くドーピングされている。Si
OB技術の詳細は、例えばY.P.Li et al.,Optical Fibe
r Communications,IIIB,edited by I.P.Kaminow et a
l.,Ch.8,Academic Press(1997)参照のこと。
【0020】多結晶BTO層は、台形状のプリズムボデ
ィ多結晶強誘電性材料本体20に形成され、シリカ製光
学導波路12.1−12.3と層18の両方の上部表面
上に直接堆積される。そして、この導波路とシリカ層は
両方ともアモルファスである。本発明においては、BT
Oを堆積するために公知のパルスレーザ堆積(pulsedla
sser deposition(PLD))技術を用いている。具体
的に説明すると、基板をインコネル製のプレート上に搭
載し、これを水晶製ランプでもって900℃まで加熱し
た。堆積する前にチェンバ内を−60Paの圧力まで真
空引きをした。基板を所望の成長温度まで加熱した後、
約1Paの酸素雰囲気をチェンバー内に形成した。
【0021】堆積を行うために、約20Hzの繰り返し
レートで動作するKrFエキシマレーザ(Lambda model
LPX305)をBTOの焼結ディスクにあてた、このよう
な条件の元で、約3Jcmのエネルギー密度がディス
ク上に形成された。基板(即ち、シリカ製導波路がその
上に形成されたシリコン製基板)とターゲットとの間の
距離は約7cmに設定され、その結果約0.4nm/s
の堆積速度が得られた。
【0022】テーパ状のカプラの傾斜側面20.1,2
0.2は、基板の端部をシャドウマスクでカバーするこ
とにより実現された。本発明における堆積パラメータ
は、基板からシャドウマスクまでの距離を約4mmの長
さにすると、約3mmの長さの傾斜が得られた。最後に
Cr/Au製の長方形をした電極16.1−16.4を
標準の堆積リソグラフ、リフトオフ技術を用いて堆積し
パターン化した。電極の寸法は次の通りである。内側エ
ッジ間のスペースは30mmで、長さは5mmで、幅は
50μmまたは100μmである。
【0023】BTO層をRuther-ford Backscattering S
pectrometry(RBS)とx-ran diffraction(XRD)
用いて構造の特徴を調べた。堆積したBTO層の組成と
厚さは、2MeVHeイオンを用いたRBSで測定し
た。Ba対Tiの比率は所定の測定解像度で約1対1で
あった。
【0024】これらの測定を行うために、BTO層は均
一で約400nmの厚さで(テーパ状のカプラは形成さ
れていない)で、400℃から500℃の範囲の温度で
堆積された。これらの層はXRDの手段により検査され
た。XRDpole figure検査(図示せず)によれば、B
TO層は<100>が優位のわずかにテキスチャ(text
ured)状態に有る。
【0025】θ-2θスキャンの(200)ピークを図
3に示す。成長温度を上げることにより、これらのピー
クを形成し鋭くなり、アモルファス(約400℃以上)
から多結晶(約413℃以上)の遷移がはっきりと見て
とれる。ピークのFWHMが決定され、粒子サイズが公
知の下記のシェラ(Scherrer,s)公式を用いて計算され
た。 d=(κλ/W)cosθ (1) ここでdは、多結晶BTOの平均粒子サイズで有り、κ
=0.89で形状係数であり、λはX線波長で、Wは
FWHMにおける(200)ピークの幅で有り、θは
(200)ピークの位置である。測定したデータを次ぎ
に示す。
【0026】 温度(℃) 2θ(°) W(°) d(nm) 500 44.23 0.48 17.73 450 44.33 0.46 18.50 438 44.29 0.69 12.23 425 44.23 0.84 10.13 413 44.48 0.87 9.78 400 −−− −−− −−−
【0027】このデータは、9.8nmから18.5n
mの平均粒子サイズは、413−500℃の範囲の温度
で、多結晶BTOをPLD成長することにより実現され
たことを示している。500℃で粒子サイズは、出願人
が所有するX線装置の解像度の限界に達するが、平均粒
子サイズは、温度が500℃以上に増加すると、さらに
増加し続けると予測される。この表と、図示していない
他のデータにより、約8−20nmの平均粒子サイズが
得られ、これは通常1000−1600nmの近赤外線
波長で動作するデバイスの使用に特に適したものであ
る。
【0028】光学的特性は、BTO層の屈折率の測定値
(図4)と、これらの層の光学損失(図5)と、変調器
の応答(図6)と、BTO層の電子−光学係数(図7)
の測定値を含む。具体的に説明すると、BTO層の屈折
率と厚さは、前掲のL.Beckers et al.,論文に記載され
たプリズムの設定を用いて、約633nmの波長で測定
した。その結果を図4に示す。約400℃と約413℃
で成長したサンプルについては、TMモードのみを測定
した。
【0029】約400℃で成長したアモルファスサンプ
ルは、わずか2.0の屈折率を示すだけであるが、層が
多結晶になるように成長温度を上げると、屈折率は増加
する。例えば413℃では屈折率が2.25で、450
℃では2.3である。(これは、バルクのBTOの単結
晶材料の値に近く、即ち通常光と異常光のそれぞれに対
し、2.41と2.36であった)。温度を上げること
に伴って、屈折率が増加する傾向は、温度が上がること
に伴って平均粒子サイズが増加することに対応する。
【0030】次に簡単な損失の測定を行った。ファイバ
で接続したダイオードレーザからの1.54μmの出力
を、5μmのコアの標準ファイバから当接結合(butt-c
oupled)した各変調器の導波路に結合したり、切り離し
たりした。(例えば、光学導波路12.1−12.3
で、この場合デバイスは幅が2,3,4,5,6,7,
8μmの7本の導波路を有する。)入力部分がテーパ状
のカプラが、光学入力信号14.1の一部を多結晶強誘
電性材料本体20に結合するが、これは、カブ構造のシ
リカ製導波路の屈折率(1.5)よりもより高い屈折率
(2.3)を有することに一部起因する。
【0031】その後、信号は下のシリカ製導波路よりガ
イドされる多結晶強誘電性材料本体20内を伝搬する
(ストリップ負荷導波路に類似する)。出力部分がテー
パ状のカプラは、信号を光学導波路12.1に戻して結
合し、そこで光学変調出力信号14.2として出力され
る。光学変調出力信号14.2の光学強度をファイバパ
ワーメータで測定した。ファイバが別のファイバに当接
結合された場合には、ゼロdBに分配強度が更正される
(即ち、それらの間にシリカ製導波路が存在しないもの
とする)。図5は2−8μmの範囲のシリカ製導波路の
幅と、測定した光学損失との関係を示す。7本のこれら
の導波路の上にあるBTO層は、平坦な中心部分で約1
20nmの厚さを有し、425℃で堆積された。テーパ
状カプラの長さ(即ち、図1の傾斜側面20.1と傾斜
側面20.2の長さ)は、約3mmであった。最小損失
は、TEモードに対しては−1.5dBで、TMモード
に対しては、−2.5dBであり、これは3−5μmの
導波路幅に対し達成されたものであり、また、これは光
学入力信号変調器に分配する、光ファイバに最適にマッ
チしたモードフィールドを有する。この範囲以下(即
ち、2μm幅)の導波路に対し、光学損失は、入力ファ
イバからシリカ製導波路への結合の際の放射損失(radi
ation lost)が支配的であり、一方この範囲以上(即ち
3−9μm幅)の導波路に対して、光学損失は、シリカ
製導波路から出力用ファイバへの結合の際の放射損失が
支配的である。
【0032】150nm以上の厚さのBTOレイヤに対
しては、下のシリカ製導波路は、デバイス内の伝搬する
損失を低く維持するには光学信号の導波は弱すぎる。即
ち、信号が隣接する導波路内に散乱する。より厚いBT
O層は、BTO層の上にBTO層の上と、下のシリカ製
導波路の上に、浅いBTOリブを形成することにより実
現され、このような設計は公知のリッジ導波路構造に類
似する。この実施例においては、表面散乱を低減するこ
とにより、約1dB/cm以下に損失を減らすことが期
待出来る。
【0033】本発明の変調器において、電子−光学測定
を実行するために、発明者等は以下の設定(装置)を用
いた。1本のシリカ製導波路への入力光学信号は、1.
54μmの半導体ダイオードレーザにより生成された。
レーザの出力はファイバの偏光化器を介して伝搬され、
入力信号を変調器の常備表面の法線方向に対し、約45
度に調整した。レーザの出力は、ファイバ偏光化器を通
過させて、入力信号の偏光方向を変調器の上部表面の法
線方向に約45度傾けた。かくして、TEモードとTM
モードが、同位相かつ等強度でもって導波路内に放射さ
れた。しかし、これらのモードの伝搬定数が異なるため
に、導波路の出力端において、これらのモード間に位相
差が発生する。従って出力信号は楕円型(elliptically
polarized)に偏光された。
【0034】この、光学出力信号は、マイクロスコープ
レンズにより、焦点が合わせられ、偏光化器を通過させ
て、約−45度に設定され、光検出器に入射された。変
調器にかけた電界を変えることにより、両方のモードの
屈折率がわずかだけ変化するがこのことは、モード間の
位相差も変化したことを意味する。位相差が0またはπ
に等しいときには、光検出器の強度は、最小または最大
であり、位相差Γは次式で与えられる。 Γ=Γ−(π/λ)(γTETE −γTMTM )EL( 2) ここで、Γ=κ(nTE−nTM)Ldは、電界が
無い場合の位相差であり、κ=2π/λは伝搬定数
であり、λは光学入力信号の中心波長であり、nTE
とnTMは、それぞれTEモードとTMモードの屈折率
であり、Ldは入力から出力まで測定された物理的長さ
であり、Leは信号の伝搬方向に沿って測定した電極の
長さであり、Eは印加された電界の強度である。
【0035】我々の実験では、γTEとγTMを独立に
測定することは出来なかった。しかし、有効電子−光学
係数γeffは次式で与えられ、測定することが出来
た。 (3) γeff=γTE−nTM /nTM γTM
【0036】変調器の応答は以下の方法で測定された。
測定を行う前にBTO層を300Vで数分間ポール化し
(Poled)、その結果10V/cmの電界が得られた。ポ
ーリング(Poling)プロセスが完了した後、電圧を徐々
に91回のステップで0Vまで落とし、各ステップは1
00msの長さであった。このプロセスはダウン方向ス
キャンと称する。その後、電圧を同一の方法で、300
Vまで再びステップ状に上げた。これをアップ方向スキ
ャン(upward scan)と称する。その結果得られた光学
出力信号の強度を測定し、この測定された強度を電界対
両方のスキャン(アップワードスキャンとダウンワード
スキャン)に対しプッロトしたこれを図6に示す。これ
らの測定を行うために電極の長さは、約5mmで内側エ
ッジ間のスペースは約30μmであった。
【0037】図6は変調器のヒステリシス特性を示す、
即ちダウン方向のスキャンのカーブ(実線)はアップ方
向スキャンのカーブ(点線)とはずれている。重要なこ
とはこの両方のスキャンは5V/μm以下の中間電界以
下の二次強度を示している点である。5V/μm以上の
高電界のみで、線型の電子−光学効果が観測された。こ
の効果は。低電界のネットポーリング(net poling)の
損失で説明することが出来る。結晶は小さすぎて残余偏
光を維持できない可能性が高い。外部電界が存在しない
場合には、内部偏光は維持できない。外部電界は、偏光
を形成し電気−光学効果が目に見えるようになる。この
有効電子−光学係数を両方のスキャンに対し、図7にプ
ロットした。
【0038】8V/μmの電界においては、20pm/
V(例えばe.g.,reff≫24pm/V)を越えた有
効電子−光学係数は、約1.5dB以下の光学損失(例
1.4dB)で達成され多結晶材料で変調器を形成出来
る利点と組み合わせると、極めて魅力的である。
【0039】上記の本発明の説明は、単なる一実施例で
ある。様々な変形が本発明により達成可能であるがこれ
らは全て本発明範囲以内に入る。上記の説明は変調器の
アプリケーションに的を絞って説明したが、他の光学デ
バイス(例えば、調整可能な減スイ器、光学スイッチ、
調整可能なカプラ、周波数シフタ用のポールされた強誘
電体材料も多結晶の強誘電体材料の利用による利点を教
示することが出来る。
【0040】特許請求の範囲の発明の要件の後に括弧で
記載した番号がある場合は、本発明の一実施例の対応関
係を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと
解釈すべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による、複数の導波路を有す
る光学変調器の斜視図。
【図2】光学散乱損失(αos)と、有効電子−光学係
数(γeff)を縦軸に、結晶の特性寸法(lxtal)例
えば平均粒子(粒子サイズ)を横軸に取ったグラフ。
【図3】400℃から500℃の様々な基板温度におい
て、PLDで堆積した多結晶BTOフィルムのX線解析
(XRD)グラフであり、(200)がピークである。
【図4】TEモードとTMモードの両方に対する633
nmの波長における屈折率を縦軸に、アモルファスと多
結晶のBTOフィルムの成長温度を横軸に取ったグラフ
であり、実線はこれらの測定点を見やすくつないだもの
である。
【図5】図1の、光学変調器のTEモードとTMモード
の光学損失を縦軸に、導波路の幅を横軸に取ったグラフ
であり、この実施例においては、多結晶BTO層は12
0nm厚で、シリカ製導波路状に425℃で堆積された
場合である。
【図6】図1と図5の変調器に対する応答を示すグラフ
で、縦軸を光学強度で横軸を電界に取ったグラフであ
る。この応答は、電界が300Vから0Vに下げて、再
び300Vに上げるよう周期的にかけられた場合の、最
低損失の導波路(即ち、入力光学信号が分配される光フ
ァイバに最もモードフィルドがマッチした導波路)に対
し測定されたものである。内側のエッジ間の電極のスペ
ースは30μmであった。
【図7】図7は、電界に依存する電子−光学係数を表す
グラフ。実線は電界を上げる場合で、点線は電界を下げ
る場合である。
【符号の説明】
12 光学導波路 20 多結晶強誘電性材料本体 20.1 傾斜側面 20.2 傾斜側面 20.3 上面 14.1 光学入力信号 14.2 光学変調出力信号 18 層 22 基板 16 電極 10 変調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 マーカス ジェーピー ジガート ドイツ連邦共和国、ケールン 50674、ロ ーンストー 38 Fターム(参考) 2H079 AA02 AA12 BA03 CA05 DA03 DA22 EA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)有効電子−光学係数(γeff)と
    光学損失(α)を有する強誘電体材料体と(B) 前記
    強誘電材料体は、波長λの光学放射を少なくともその領
    域の一部で伝搬し(C) 前記領域の屈折率を変化させ
    るために前記領域に電界を加える手段とを有し前記領域
    は、多結晶体で、波長λにおいて、有効電子−光学係
    数γeffが高く、かつ光学損失αが低くなるような平
    均粒子サイズを有することを特徴とする光学デバイス。
  2. 【請求項2】 前記領域の平均粒子サイズは、10/λ
    である。ことを特徴とする請求項1記載の光学デバイ
    ス。
  3. 【請求項3】 前記領域の平均粒子サイズは、8−20
    nmの範囲内である。ことを特徴とする請求項2記載の
    光学デバイス。
  4. 【請求項4】 前記強誘電体材料は、ペロブスカイト材
    料であることを特徴とする請求項3記載の光学デバイ
    ス。
  5. 【請求項5】 前記ペロブスカイト材料は、バリウムチ
    タネト(barium titanate:BTO)を含むことを特徴
    とする請求項4記載の光学デバイス。
  6. 【請求項6】 前記ペロブスカイト材料は、リチウムナ
    イオバイト(lithium niobate)を含むことを特徴とす
    る請求項4記載の光学デバイス。
  7. 【請求項7】 前記光学デバイスは、電子−光変調器を
    含むことを特徴とする請求項1記載の光学デバイス。
  8. 【請求項8】 前記光学デバイスは、集積光学導波路を
    含み、前記導波路内を、前記光学放射が伝搬し前記領域
    は、前記導波路の少なくとも一部に隣接して配置される
    ことを特徴とする請求項1記載の光学デバイス。
  9. 【請求項9】 前記光学デバイスは、 前記導波路を形成する基板を有し、 前記強誘電材料体は、前記導波路の上に形成され、 前記強誘電材料体は、 前記導波路からの放射の少なくとも一部を前記領域に結
    合する第1カプラと前記領域からの放射の一部を前記導
    波路に戻して結合する第2カプラとを有し前記光学放射
    のパラメータは、印加された電界に依存して変わること
    を特徴とする請求項8記載の光学デバイス。
  10. 【請求項10】(A) 1000−1600nmの波長
    で、光学放射を伝搬するシリカ製光学導波路と(B)
    有効電子−光学係数γeffと光学損失αとを示す強誘
    電体のBTO材料体と(C) 前記導波路からの放射を
    前記材料体に結合したり、切り離したりする光学カプラ
    と(D) 屈折率を変えるために、前記材料体に電界を
    加える電極とからなり前記材料体は、多結晶であり、8
    −20nmの平均粒子サイズを有し、 前記波長においてγeffは、少なくとも約20pm/
    Vで、 前記波長における光学損失は、1.4dB/cm以下で
    あることを特徴とする電子−光変調器。
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