JP2002371760A - 収納庫用扉の構造 - Google Patents

収納庫用扉の構造

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JP2002371760A
JP2002371760A JP2001184257A JP2001184257A JP2002371760A JP 2002371760 A JP2002371760 A JP 2002371760A JP 2001184257 A JP2001184257 A JP 2001184257A JP 2001184257 A JP2001184257 A JP 2001184257A JP 2002371760 A JP2002371760 A JP 2002371760A
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JP
Japan
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base frame
screwed
front plate
body front
mounting
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JP2001184257A
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Inventor
Koyo Morikawa
幸洋 森川
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MIYOSHINO KAKO KK
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MIYOSHINO KAKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制作時の組立て及び廃棄時の分解作業が容易、
かつ処分段階で再利用が可能である組立て方式による収
納庫用扉の構造を提供する。 【解決手段】プラスチック素材を主材料とし、扉本体表
板の内側の立設側壁部に融着固定した複数個の取付止め
具と、嵌合螺着した嵌込み基枠材と裏面板を螺子で螺着
固定することにより前記取付止め具を介在させて該立設
側壁部と裏面板とのこれらを一体的に組付け固定する組
立て方式により収納庫用扉の構造とする。 【効果】接着剤の排除と共に、制作時の組立及び廃棄時
の分解作業が簡易、かつ処分段階での材料再利用が可能
で、省資源或いは環境汚染への配慮を達成できる組立方
式による収納庫用扉の構造として優れた効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収納庫用扉の構造に
関し、更に詳しくはプラスチック素材を主材料とし、製
作時の組立及び廃棄時の分解作業が簡易で、かつ処分段
階で再利用が可能であると共に、環境への配慮を達成で
きる組立方式による収納庫用扉の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、我が国においても省資源或いは環
境汚染に対する社会的認識の高まりがめざましく、例え
ば家電リサイクル法施行又は廃棄物の発生抑制や再利用
を促進する改正リサイクル法、或いは環境に配慮した製
品を優先購入するグリ−ン購入法、さらに化学物質を扱
う企業での排出量を把握し都道府県に届け出の化学物質
排出管理促進法等のように、暮らしや企業活動にかかる
様々な制度や仕組みが変わりつつある。従って、日常の
生活用品、例えば衣料品、食料品や各種の生活関連の商
品収納用に供する収納庫についてみても、その格納隔離
性やスペ−スの有効利用等の便宜性が評価され、個別住
宅のみならずマンション等の集合住宅での物品格納の手
段として有用で、多く利用されるようになってきている
が、上記の省資源或いは環境汚染に対する社会的認識の
変遷と無縁ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の生活用品などを
格納の為の収納庫では、その製作時での段階はもとよ
り、処分廃棄時での環境汚染につながる影響までは考慮
されておらず、環境への影響のごとき社会的風潮の高ま
りを受けて製造業者に厳しい発想転換が迫られてきてい
る。この為製造業者においてもいわゆる環境に配慮する
ことを解決課題とし、また、生産コストを度外視した経
済行為は成り立たないことからも、これらの均衡を図っ
た物品格納の為の収納庫の製造が強く望まれ、このよう
な環境への配慮を優先的条件とし、併せて資源活用のニ
−ズからも格別廃棄時の再利用の検討が課題となりつあ
り、また、生産性においても、組立簡易かつコスト低減
を図り得る収納庫、特に収納庫用扉が要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明では、収納庫扉本体表板の内側に少許間隔を
設けて外側に裏面板を付設した収納庫用扉の構造におい
て、前記扉本体表板の内側の立設側壁部に高周波融着接
合手段により融着固定した少なくとも複数個の取付止め
具と、該取付止め具に当接せしめ互いにそれぞれ穿設し
た螺子貫通孔を対向させて嵌込み基枠材を嵌合螺着する
と共に、該嵌込み基枠材と裏面板を螺子により螺着固定
することにより前記取付止め具を介在させて扉本体表板
の内側の立設側壁部と該裏面板とのこれらを一体的に組
付け固定する組立方式よりなることを特徴とする収納庫
用扉の構造を目的とする。
【0005】
【発明の実施の形態】上記のように本発明は、収納庫扉
本体表板の内側に少許間隔を設けて外側に裏面板を付設
した収納弧設した螺子貫通孔を対向させて嵌込み基枠材
を嵌合螺着し、該嵌込み基枠材と裏面板を螺子により螺
着固定することにより前記取付止め具を介在させて扉本
体表板の内側の立設側壁部と該裏面板とのこれらを一体
的に組付け固定する組立方式よりなる収納庫用扉の構造
である。
【0006】本発明に係る収納庫用扉の構造で、扉本体
表板はプラスチック素材を主材料とし、真空成形、ブロ
−成形、射出成形、プレス成形等の中から選ばれた成形
方法により成形加工された構成である。次に、前記扉本
体表板の裏側に少許間隔を設けて裏面板を介在させてお
り、該裏面板は金属もしくは木材、プチスチック等のい
ずれかにより採択することができる。
【0007】本発明の構成において、前記扉本体表板に
は主としてプラスチック素材を採択することから、該プ
ラスチック素材の属性からも熱或いは温度変化に起因し
て膨張又は収縮という形状変化を余儀なくされる。この
ため本発明の構成では、たとえば取付止め具と嵌込み基
枠材との嵌合螺着において、互いに対向させて穿設した
螺子貫通孔をそれぞれ水平距離方向の伸縮クリアランス
へ許容可能に略横長孔の穿設及び/又はワッシャ−の嵌
め付けのいずれかにより締着調整を図った構成とするこ
とにより上記のような難点を解消し得るように働く。な
お、上記の形状変化については、扉本体表板と補強サッ
シにずれが生じるため、扉本体表板の壁と補強サッシの
最小間隔は線膨張係数から寸法、温度変化を考慮して割
り出すことができる。補強サッシの間隔についても同様
とする。
【0008】本発明の構成において、高周波融着接合の
手段として取付止め具に高周波融着性を有する薄片を介
在せしめて高周波融着接合して形成することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について詳細に説明
する。図1は本発明に係る収納庫用扉を取り付けた収納
庫の全体斜視図、図2は扉本体表板の裏面側の組み立て
状態を示す斜視説明図、図3は取付止め具の構成を示す
説明斜視図、図4は嵌込み基枠材の構成を示す説明斜視
図、図5は本発明に係る収納庫用扉の構造を示す組み立
て分解説明図である。
【0010】図1は本発明に係る収納庫用扉を取り付け
た収納庫の全体斜視図であり、プラスチック素材を主材
料として、真空成形、ブロ−成形、射出成形、プレス成
形のいずれかより選ばれた少なくとも一種の成形方法に
より成形加工されたものであり、プラスチックを主材料
として構成された収納庫用扉本体1は収納庫2の正面側
に取り付けられており、3は扉本体表板である。
【0011】図2は本発明に係る扉本体表板の裏面側の
組み立て状態を示す斜視説明図であり、扉本体表板3の
内側の立設側壁部9に高周波融着手段により取付止め具
4を固定接合し、次いで嵌込み基枠材7を前記取付止め
具4に当接させ、それぞれに穿設貫通した螺子貫通孔5
に、螺子6で締め付け固定する。さらに裏面板8を前記
取付止め具4および嵌込み基枠材7を螺子止めして格納
庫用扉の構造とする。11は補強裏板である。
【0012】上記のように、図2の構成では扉本体表板
3の内側の立設側壁部9に高周波融着手段により取付止
め具4が固定接合されており、また、該取付止め具4に
嵌込み基枠材7が螺子6により裏面板8と締付け螺着さ
れ、嵌込み基枠材7が該取付止め具4に挟持状態として
形成された形態である。さらに、 ヒンジや把手その他の
付属物はいずれも螺子6を用いて取り付けた構成とし、
分解に際しては上記の逆の手順で分別回収が可能であ
る。
【0013】前記図2に示すとおり扉本体表板3の内側
の立設側壁部9に取付止め具4と嵌込み基枠材7が螺子
6により裏面板8とこれらが一体に締付け螺着されてお
り、穿設貫通した螺子貫通孔5は取付止め具4と嵌込み
基枠材7との嵌合螺着において、互いに対向させて穿設
されており、該螺子貫通孔5はそれぞれ水平距離方向の
伸縮クリアランスへ許容可能に略横長孔の穿設された形
態である。また、該螺子貫通孔5とワッシャ−の嵌め付
けとの組み合わせのいずれかの形態により前記取付止め
具と嵌込み基枠材との嵌合螺着を施すことができる。
【0014】図3は本発明に係る取付止め具の説明斜視
図であり、取付止め具4は、扉本体表板3と同一素材若
しくは他のプラスチック素材との共重合組成物等であっ
てもいずれもリサイクル可能なプラスチックを主材料と
する素材からなる構成とする。5は組み立ての為の螺子
貫通孔であり、該取付止め具4の上面および側面にそれ
ぞれ少なくとも1個が貫通状に穿設されている。本発明
に係る収納庫用扉の構造において、取付止め具4と前記
嵌め込み基枠材7との組み立てでは、扉本体表板3の内
側の前記立設側壁部9に高周波融着手段により取付止め
具4に当接させ、それぞれに穿設貫通した螺子貫通孔5
に、螺子6で締め付けて嵌め込み基枠材7と一体に固定
されている。
【0015】図4は嵌込み基枠材の構成を示す説明斜視
図であり、上記のとおり扉本体表板3の内側の立設側壁
部9に取付止め具4と嵌め込み形態として螺子6により
裏面板8とこれらが一体に締付け螺着されるが、該嵌込
み基枠材7と取付止め具4を螺子6により螺着に際して
は、上記したように該螺子貫通孔5はそれぞれ水平距離
方向の伸縮クリアランスへ許容可能に略横長孔の穿設さ
れた構成としたものである。
【0016】図5は本発明に係る収納庫用扉の構造を示
す組み立て分解説明図であり、収納庫用扉の構造を示す
組み立て分解説明図である。本発明に係る収納庫用扉の
構造では、収納庫用扉本体1の扉本体表板3に取付止め
具4を高周波融着手段により接着固定する。この接着に
際して必要により微量の溶剤を併用することもできる。
また、図5に示すとおり扉本体表板3の剛性が不足の場
合には、裏面板8を扉本体表板3と取付止め具4との間
に予め嵌挿させた構成とするか、或いは補強サッシ或い
はこれと均等手段を用い、取付止め具3に螺子止めした
構成とすることができる。さらに収納庫用扉本体1の剛
性が不足する場合には、図5に示すように交差状の補強
枠体10を被せて、螺子止めした補強張りを設置した構
成により達成することができる。その後、裏面板8を取
付止め具4および嵌込み基枠材7に螺子止めし、収納庫
用扉本体1の構成として完成する。
【0017】上記のように、扉本体表板3に取付止め具
4を高周波融着手段により固定接合の際、扉本体表板3
の剛性が不足の時は、たとえば補強裏板11を予め扉本
体表板3と取付止め具4の間隙に挿入した構成とする
か、或いは前記嵌込み基枠材7を取付止め具4に螺子6
により締付け螺着の際、補強サッシ等を嵌挿させ、螺子
6で螺合締着した構成とすることができる。
【0018】また、本発明の構成において、ヒンジや把
手その他の付属物は従来螺子等を用いた従来の慣用技術
により取り付けるが、廃棄分解に際しては上記の組立順
序を逆として分解作業をすることができる。
【0019】以上のように本発明の一実施例を示した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない変更等は、本発明の範囲に含ま
れる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、プラスチック素材を主
材料とし、従来組立手段での接着剤の排除と共に、製作
時の組立及び廃棄時の分解作業が簡易で、かつ処分段階
後の材料再利用も可能であり、省資源或いは環境汚染へ
の配慮を達成できる組立方式による収納庫用扉の構造と
してすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る収納庫用扉を取り付けた収納庫の
全体斜視図である。
【図2】扉本体表板の裏面側の組み立て状態を示す斜視
説明図である。
【図3】取付止め具の構成を示す説明斜視図である。
【図4】嵌込み基枠材の構成を示す説明斜視図である。
【図5】本発明に係る収納庫用扉の構造を示す組み立て
分解説明図である。
【符号の説明】
1 収納庫用扉本体 2 収納庫 3 扉本体表板 4 取付止め具 5 螺子貫通孔 6 螺子 7 嵌込み基枠材 8 裏面板 9 立設側壁部 10 補強枠体 11 補強裏板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉本体表板の内側に少許間隔を設けて外
    側に裏面板を付設した収納庫用扉の構造において、前記
    扉本体表板の内側の立設側壁部に高周波融着接合手段に
    より融着固定した少なくとも複数個の取付止め具と、該
    取付止め具に当接せしめ互いにそれぞれ穿設した螺子貫
    通孔を対向させて嵌込み基枠材を嵌合螺着すると共に、
    該嵌込み基枠材と裏面板を螺子により螺着固定すること
    により前記取付止め具を介在させて扉本体表板の内側の
    立設側壁部と該裏面板とのこれらを一体的に組付け固定
    する組立方式よりなることを特徴とする収納庫用扉の構
    造。
  2. 【請求項2】 前記取付止め具と嵌込み基枠材との嵌合
    螺着において、互いに対向させて穿設した螺子貫通孔を
    それぞれ水平距離方向の伸縮クリアランスへ許容可能に
    略横長孔の穿設及び/又はワッシャ−の嵌め付けのいず
    れかにより締着調整してなる請求項1記載の収納庫用扉
    の構造。
  3. 【請求項3】 前記取付止め具に高周波融着性を有する
    薄片を介在せしめて高周波融着接合して形成されてなる
    請求項1又は2記載の収納庫用扉の構造。
JP2001184257A 2001-06-19 2001-06-19 収納庫用扉の構造 Pending JP2002371760A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013217097A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Yamaha Corp 中空の構造体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013217097A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Yamaha Corp 中空の構造体

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