JP2002370420A - 記録装置、電子機器、及び充電/データ処理方法 - Google Patents

記録装置、電子機器、及び充電/データ処理方法

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JP2002370420A
JP2002370420A JP2001183301A JP2001183301A JP2002370420A JP 2002370420 A JP2002370420 A JP 2002370420A JP 2001183301 A JP2001183301 A JP 2001183301A JP 2001183301 A JP2001183301 A JP 2001183301A JP 2002370420 A JP2002370420 A JP 2002370420A
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charging
recording
electronic device
data
unit
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JP2001183301A
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English (en)
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Tsutomu Shimada
島田  勉
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば携帯用の電子機器の画面に表示した情
報を記録装置で用紙に記録して出力する場合、従来のよ
うに記録装置と携帯用の電子機器とをケーブルで接続す
る面倒な操作が不要となり、様々な情報を記録出力する
ことを可能とした記録装置、電子機器、及び充電/デー
タ処理方法を提供する。 【解決手段】 携帯電話機69が着脱可能に構成される
と共に装着された携帯電話機69の充電池87に充電を
行う充電部を構成する凹部5c、接点77a、77b、
インターフェイスコネクタ78等を備えた切り欠き部を
記録装置筐体に一体に設け、携帯電話機69が凹部5c
に装着された状態で携帯電話機69との間でデータの送
受信を行い、携帯電話機69から受信したデータを記録
ヘッド11により記録用紙7に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置、電子機
器、及び充電/データ処理方法に関し、特に、電気エネ
ルギを利用し記録媒体に記録を行う記録機能と電子機器
に対する充電機能を有する記録装置、記録装置による充
電や記録装置との間でデータ送受信が可能な電子機器、
及び記録装置から電子機器に対する充電及びデータ処理
を行う充電/データ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機は、ここ数年急激に普及して
きている。最近は、携帯電話機によるメール交換や、i
モード等によりインターネットへの接続も可能となって
いる。これに伴い、携帯電話機は、これまでは単に離間
した場所にいる人と会話を交わすための道具であったも
のが、近年は様々な情報を入手するための情報機器とし
ての役割も果すようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては次のような課題があった。即ち、
上述したような背景から、携帯電話機で受信したメール
の内容やiモード等で接続したインターネットの情報
を、携帯電話機の液晶画面で確認することが多くなって
きているが、携帯電話機の液晶画面が小さいため、使用
者は何度も液晶画面をスクロール操作しなければならな
い。そこで、携帯電話機の液晶画面に表示された情報を
専用のプリンタでプリントアウトし、液晶画面の表示情
報を確認することも考えられるが、プリンタと携帯電話
機を接続するケーブルの接続に手間が掛かり、また、プ
リンタを設置するスペースも必要となるという課題があ
った。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、例えば携帯用の電子機器の画面に表示した情報
を記録装置で用紙に記録して出力する場合、従来のよう
に記録装置と携帯用の電子機器とをケーブルで接続する
面倒な操作が不要となり、様々な情報を記録出力するこ
とを可能とした記録装置、電子機器、及び充電/データ
処理方法を提供することを第一の目的とする。
【0005】また、本発明は、上述した点に鑑みなされ
たものであり、記録装置と充電器を別構成とした場合に
要する設置スペースも節約することを可能とした記録装
置、電子機器、及び充電/データ処理方法を提供するこ
とを第二の目的とする。
【0006】また、本発明は、上述した点に鑑みなされ
たものであり、一体化した記録装置及び充電部を覆う外
装や、一体化した記録装置及び充電部へ電力を供給する
電源等を共用可能とすることで、製造コストの削減も可
能とした記録装置、電子機器、及び充電/データ処理方
法を提供することを第三の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、記録媒体に画像形成を行う
記録部を備えた記録装置であって、電子機器が着脱可能
に構成されると共に装着された前記電子機器の充電池に
充電を行う充電部を記録装置筐体に一体に設け、前記電
子機器が前記充電部に装着された状態で前記電子機器か
らデータを受信し前記記録部により前記記録媒体に画像
形成を行うことを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記電子機器が前記充電部に装着された状態で
前記電子機器との間でデータの送受信を行う送受信制御
部を備えたことを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記電子機器が前記充電部に装着された状態で
且つ前記電子機器との間でデータの送受信が行われてい
ないときに前記電子機器に対し前記充電部による充電を
行う充電制御部を備えたことを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記充電制御部は、前記充電部に装着された前
記電子機器の充電池の容量を判断し、前記充電池の容量
に応じて前記電子機器に対し前記充電部による充電を行
うことを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記充電制御部は、前記電子機器が充電機能の
みを有する場合は当該電子機器に対して前記充電部によ
る充電のみを行い、前記送受信制御部は、前記電子機器
がデータ送受信機能のみを有する場合は当該電子機器に
対してデータの送受信のみを行うことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記電子機器に対する前記充電部による充電
は、接触式による充電であることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、前記電子機器に対する前記充電部による充電
は、非接触式による充電であることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、前記電子機器との間のデータ送受信は、接触式
によるデータ送受信であることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記電子機器との間のデータ送受信は、非接触
式によるデータ送受信であることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、前記電子機器は、携帯電話機であることを特
徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、前記電子機器は、PDA(Personal Digital
Assistance)を含む携帯情報端末であることを特徴と
する。
【0018】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記電子機器は、ゲーム機であることを特徴
とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、前記電子機器は、データを表示する表示部或
いは音を発生する音発生部を備え、前記記録装置から送
信されたデータを前記表示部に表示、或いは前記音発生
部により前記データを音に変換して発生することを特徴
とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記記録部は、電気エネルギを利用し前記記
録媒体に画像形成を行うことを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記記録部は、電気エネルギを利用しインク
を吐出させるインクジェットヘッドを備え、前記インク
ジェットヘッドからのインク吐出を、インクに熱エネル
ギを与えることによりインクに生成する気泡の圧力によ
って行うことで、前記記録媒体に画像形成を行うことを
特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記記録媒体として、ロール紙及びカット紙
の両方を使用可能であることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、記録装置筐体に充電部が一体に設けられ且つ
受信したデータに基づき記録部により記録媒体に画像形
成を行う記録装置を利用可能な電子機器であって、前記
記録装置の前記充電部に対し着脱可能に構成されると共
に、前記充電部に装着された状態で前記充電部による充
電が行われ、前記充電部に装着された状態で前記記録装
置にデータを送信することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記記録装置の前記充電部に装着された状態
で前記記録装置との間でデータの送受信を行うことを特
徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、前記記録装置の前記充電部に装着された状態
で且つ前記記録装置との間でデータの送受信が行われて
いないときに、前記充電部による充電が行われることを
特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記記録装置の前記充電部に装着された状態
で電子機器内蔵の充電池の容量に応じて、前記充電部に
よる充電が行われることを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、充電機能のみを有する場合は前記記録装置の
前記充電部による充電のみが行われ、データ送受信機能
のみを有する場合は前記記録装置との間でデータの送受
信のみが行われることを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、前記記録装置の前記充電部による充電は、接
触式による充電であることを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項23記載
の発明は、前記記録装置の前記充電部による充電は、非
接触式による充電であることを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項24記載
の発明は、前記記録装置との間のデータ送受信は、接触
式によるデータ送受信であることを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項25記載
の発明は、前記記録装置との間のデータ送受信は、非接
触式によるデータ送受信であることを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項26記載
の発明は、前記電子機器は、携帯電話機であることを特
徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項27記載
の発明は、前記電子機器は、PDA(Personal Digital
Assistance)を含む携帯情報端末であることを特徴と
する。
【0034】上記目的を達成するため、請求項28記載
の発明は、前記電子機器は、ゲーム機であることを特徴
とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項29記載
の発明は、データを表示する表示部或いは音を発生する
音発生部を備え、前記記録装置から送信されたデータを
前記表示部に表示、或いは前記音発生部により前記デー
タを音に変換して発生することを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項30記載
の発明は、記録装置から電子機器に対する充電及びデー
タ処理を行う充電/データ処理方法であって、記録装置
筐体に充電部が一体に設けられ且つ受信したデータに基
づき記録部により記録媒体に画像形成を行う前記記録装
置の前記充電部に対し、前記電子機器を装着して充電を
行い、前記電子機器を前記充電部に装着した状態で前記
電子機器から前記記録装置にデータを送信し、前記記録
装置では前記電子機器から受信した前記データに基づき
前記記録部により前記記録媒体に画像形成を行うことを
特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項31記載
の発明は、前記電子機器を前記記録装置の前記充電部に
装着した状態で、前記電子機器と前記記録装置との間で
データの送受信を行うことを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項32記載
の発明は、前記電子機器を前記記録装置の前記充電部に
装着した状態で且つ前記電子機器と前記記録装置との間
でデータの送受信が行われていないときに、前記電子機
器に対し前記充電部による充電を行うことを特徴とす
る。
【0039】上記目的を達成するため、請求項33記載
の発明は、前記記録装置で前記充電部に装着された前記
電子機器の充電池の容量を判断し、前記充電池の容量に
応じて前記電子機器に対し前記充電部による充電を行う
ことを特徴とする。
【0040】上記目的を達成するため、請求項34記載
の発明は、前記電子機器が充電機能のみを有する場合は
当該電子機器に対して前記記録装置の前記充電部による
充電のみを行い、前記電子機器がデータ送受信機能のみ
を有する場合は当該電子機器と前記記録装置との間でデ
ータの送受信のみを行うことを特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、請求項35記載
の発明は、前記電子機器に対する前記記録装置の前記充
電部による充電は、接触式による充電であることを特徴
とする。
【0042】上記目的を達成するため、請求項36記載
の発明は、前記電子機器に対する前記記録装置の前記充
電部による充電は、非接触式による充電であることを特
徴とする。
【0043】上記目的を達成するため、請求項37記載
の発明は、前記電子機器と前記記録装置との間のデータ
送受信は、接触式によるデータ送受信であることを特徴
とする。
【0044】上記目的を達成するため、請求項38記載
の発明は、前記電子機器と前記記録装置との間のデータ
送受信は、非接触式によるデータ送受信であることを特
徴とする。
【0045】上記目的を達成するため、請求項39記載
の発明は、前記電子機器は、携帯電話機であることを特
徴とする。
【0046】上記目的を達成するため、請求項40記載
の発明は、前記電子機器は、PDA(Personal Digital
Assistance)を含む携帯情報端末であることを特徴と
する。
【0047】上記目的を達成するため、請求項41記載
の発明は、前記電子機器は、ゲーム機であることを特徴
とする。
【0048】上記目的を達成するため、請求項42記載
の発明は、前記記録装置から前記電子機器に送信された
データを前記電子機器の表示部に表示、或いは前記電子
機器の音発生部により前記データを音に変換して発生す
ることを特徴とする。
【0049】上記目的を達成するため、請求項43記載
の発明は、前記記録装置は、前記記録部において電気エ
ネルギを利用し前記記録媒体に画像形成を行うことを特
徴とする。
【0050】上記目的を達成するため、請求項44記載
の発明は、前記記録装置は、前記記録部において電気エ
ネルギを利用しインクを吐出させるインクジェットヘッ
ドからのインク吐出を、インクに熱エネルギを与えるこ
とによりインクに生成する気泡の圧力によって行うこと
で、前記記録媒体に画像形成を行うことを特徴とする。
【0051】上記目的を達成するため、請求項45記載
の発明は、前記記録装置は、前記記録部により画像形成
を行う前記記録媒体としてロール紙及びカット紙の両方
を使用可能であることを特徴とする。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0053】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係る充電器一体型記録装置に携帯電話機
がセットされている状態を斜め右前上部から見た斜視
図、図2は図1の状態の充電器一体型記録装置を斜め右
後上部から見た斜視図、図3は図1の状態の充電器一体
型記録装置から携帯電話機を外した状態を斜め右前上部
から見た斜視図、図4は充電器一体型記録装置の外装を
外し、内部状態を斜め右前上部から見た斜視図、図5は
図4の状態の充電器一体型記録装置を正面から見た正面
図、図6は記録装置を右側面から見た紙搬送部を示す断
面図、図7は充電器一体型記録装置を右側面から見た紙
搬送部の動力伝達部を示す断面図である。
【0054】図1、図2、図3において、5は充電器一
体型記録装置の上カバーであり、上カバー5の正面に
は、画像が記録された記録用紙を排出する排紙口5a、
上部スイッチ52、スイッチ53、LED51が設けら
れている。また、充電器一体型記録装置の右前部は、大
きく切り取られた形状をしており、更に凹部5cが設け
られている。凹部5cには、図1、図2に示すように携
帯電話機69がセットされる。凹部5cには、携帯電話
機69の充電池87(図12参照)に電力を送るための
接点77a、接点77b、携帯電話機とのデータの送受
信を行うためのインターフェイスコネクタ78が露出し
ている。この場合、凹部5c、接点77a、接点77
b、制御基板9(図4参照)の充電制御系、電源50
(図4参照)等が、広い概念での「充電部」を構成して
いる。
【0055】充電器一体型記録装置の背面は、図2に示
すように背面カバー6により覆われており、背面カバー
2には、充電器一体型記録装置に記録用紙を手差しで供
給する際に使用する手差し口6bが設けられている。更
に、背面カバー6からは、充電器一体型記録装置に外部
電源から電力を供給するための電源ケーブル80が導出
されており、電源ケーブル80の先端には、前記外部電
源のコンセントに差し込むためのプラグ80aが接続さ
れている。
【0056】図4、図5、図6、図7は上記の如く充電
器一体型記録装置の内部構造を示す図である。図4、図
5、図6、図7において、1は記録用紙7を搬送するた
めの搬送ローラであり、搬送ローラ1の両端部は、シャ
ーシ73に一体に設けられた側板14b、14cに回動
可能に挿入されている。また、搬送ローラ1の右端部に
は、ギア30が圧入されている。本実施形態では、記録
用紙7として例えばロール紙を使用しており、記録用紙
7のロール中心部には、ロール紙ホルダ81a、81b
が挿入されている。
【0057】図4に示すように、シャーシ73には、側
板82aが設けられており、側板82aの対向面には、
側板82bがシャーシ73に取り外し可能に固定されて
いる。更に、側板82a、82bには、円柱状の段付き
軸83a、83bがそれぞれ固定されており、段付き軸
83a、83bの先端部には、記録用紙7が挿入された
ロール紙ホルダ81a、81bが回動可能に挿入されて
いる。
【0058】図6に示すように、2はピンチローラであ
り、円柱形状に形成されている。ピンチローラ2の両端
部には、細い軸部2aが同軸に形成されており、ピンチ
ローラホルダ3に回動可能に挿入されている。ピンチロ
ーラホルダ3には、回転軸3aが両端に設けられてお
り、回転軸3aは、それぞれシャーシ73に一体に形成
された支持部73aに回動可能に挿入されされている。
また、シャーシ73には、バネ支持部73bが形成され
ており、バネ支持部73bには、ねじりコイルバネ4が
挿入されている。
【0059】図6に示すように、コイルバネ4の一端
は、シャーシ73に圧接し、コイルバネ4の他端は、ピ
ンチローラホルダ3に圧接している。そのため、ピンチ
ローラ2は、記録用紙7が挿入されていない状態では搬
送ローラ1へ圧接し、記録用紙7が挿入されている状態
では搬送ローラ1へ記録用紙7を圧接する。ピンチロー
ラ2、ピンチローラガイド3、バネ4は、搬送ローラ1
の長手方向に3組設けられており、それぞれ独立してピ
ンチローラ2が搬送ローラ1へ圧接する構成となってい
る。
【0060】図6に示すように、8はプラテンであり、
プラテン8の上部には、リブ8aが搬送ローラ1と直角
方向に複数本設けられており、側板14b、14cに固
定されている。10はキャリッジであり、キャリッジ1
0には、軸受部10cが設けられており、軸受部10c
には、側板14a、14bに固定されたキャリッジ軸7
1が挿入されている。軸受部10cの対向部には、摺動
部10a、10bが設けられており、キャリッジ軸71
と同様に、側板14a、14bに固定されたガイドレー
ル70を挟み込むように構成されている。
【0061】更に、キャリッジ10には、タイミングベ
ルト17を固定するための固定部16が設けられてい
る。また、キャリッジ10には、透過型センサであるホ
ームポジションセンサ54が取り付けられており、ホー
ムポジションセンサ54は、シャーシ73に一体に設け
られた平板状突起73dを検出することにより、キャリ
ッジ10の初期位置情報を制御基板9へ送っている。
【0062】図4に示すように、タイミングベルト17
は、シャーシ73に固定された軸21に回動可能に挿入
されたプーリ20と、シャーシ73に固定されたCRモ
ータ18に圧入されたプーリ19との間に、一定の張力
を与えられた状態で装着されている。キャリッジ10に
は、例えばインクジェット方式の記録ヘッド11が搭載
されている。CRモータ18の回転をタイミングベルト
17によってキャリッジ10に伝達し、キャリッジ10
をキャリッジ軸71及びガイドレール70に沿って、矢
印J、K方向に往復移動させることで、キャリッジ10
の移動と同期して、記録ヘッド11は、インク滴を吐出
し記録用紙7へ記録を行う。
【0063】図5に示すように、排紙ローラ軸23は、
側板14b、14cに回動可能に挿入されており、側板
14cの側端部には、図7に示すように、ギヤ36が圧
入されている。また、図5及び図6に示すように、排紙
ローラ軸23には、同軸上に排紙ローラ22が3個圧入
されている。排紙ローラ22の上部には、金属性薄板状
の拍車24が圧接している。拍車24は、アウトサート
成型により中心部はモールド材で構成されており、ま
た、外周の金属先端部は尖った形状をしており、撥水処
理も施してある。
【0064】図6に示すように、拍車24のモールド材
部分24aの中心部には、貫通穴が形成さており、バネ
軸25が挿入されている。バネ軸25の両端部は、ガイ
ドレール70に固定された拍車ホルダ72に挿入されて
おり、拍車24は、バネ軸25により排紙ローラ22に
圧接している。記録用紙7が排紙ローラ22上にある状
態では、記録用紙7を排紙ローラ22上に圧接させ、記
録用紙7を搬送する。排紙ローラ22、拍車24、拍車
バネ25、拍車ホルダ72は、キャリッジ10の移動方
向に3組設けられている。
【0065】図4、図5、図7に示すように、シャーシ
73には、側板14cの外側に側板14dが一体に設け
られており、側板14dには、LFモータ37が固定さ
れており、LFモータ37のモータ軸37aには、モー
タギア32が圧入されている。搬送ローラ1の右端に
は、ギア30が圧入されており、ギア30は、モータギ
ア32と噛合している。更に、ギア30は、側板14c
に固定されたギア軸38に回動可能挿入されたギア31
とも噛合している。また、ギア31は、排紙ローラ軸2
3に圧入されたギア36とも噛合している。従って、L
Fモータ37の回転は、ギア32、ギア30、ギア3
1、ギア36の順で伝達され、搬送ローラ1、排紙ロー
ラ22が回転駆動される。
【0066】記録用紙7は、搬送ローラ1とピンチロー
ラ2に挟まれ、記録ヘッド11のノズル下部方向へ送ら
れ、更に排紙ローラ22と拍車24に挟まれ、図1に示
すように排紙口5aへと搬送される。排紙ローラ22の
下流側には、記録用紙7の検出用としてペーパーセンサ
55が設けられており、図1に示すように上カバー5に
固定されている。排紙口5aの先端下部には、記録用紙
7を切るための凸部5dが上ケース5に一体に形成され
ている。
【0067】図8は記録ヘッド11のインク吐出部の基
本構造を示す斜視図である。記録ヘッド11は、上述し
たように、インクを吐出して記録を行うインクジェット
方式を採用している。更に、本実施形態の場合、インク
の吐出は、インクに熱エネルギを与えることによってイ
ンク中に生成する気泡の圧力によってなされるものであ
る。記録ヘッド11においては、例えば256個のイン
ク吐出口が一列に配列されており、これらインク吐出口
の配列方向は、記録ヘッド11がキャリッジ10に搭載
されたときに記録用紙7の搬送方向に平行となるように
構成されている。
【0068】記録ヘッド11の基本的構造について図8
を参照して更に詳細に説明する。記録ヘッド11は、記
録用紙7の表面と所定の間隔をおいて対面するフェイス
面11aに、所定のピッチで複数のインク吐出口11b
が形成されており、液室11cと各インク吐出口11b
とを連通する各液路11dの壁面に沿って、インク吐出
用の熱エネルギを発生するための電気熱変換体(発熱抵
抗体)11eが配設されている。液室11cは、不図示
のインクタンクと連通しており、液室11cには、イン
クタンクからインクが供給される構成となっている。
【0069】インクタンクから液室11cに供給された
インクは、毛細管現象により液路11dに侵入し、イン
ク吐出口11bでメニスカスを形成して液路11dを満
たした状態を保つ。このとき、データに基づき電気熱変
換体11eが通電されて発熱すると、電気熱変換体11
e上のインクが急激に過熱されて膜沸騰することで、液
路11d内に気泡が発生し、この気泡の膨張による圧力
で、インク吐出口11bからインクが吐出される。
【0070】図4に示すように、42はフレキシブルケ
ーブルである。フレキシブルケーブル42は、シャーシ
73に設けられた穴を通り制御基板9に接続されてお
り、制御基板9と、キャリッジ10上の記録ヘッド11
と、ホームポジションセンサ54を電気的に接続してい
る。また、フレキシブルケーブル42は、シャーシ73
の穴の部分でフレキ押さえ74によって、シャーシ73
に一部分を固定されている。
【0071】図4、図5に示すように、43はポンプユ
ニットであり、ポンプユニット43には、記録ヘッド1
1のノズルの乾燥を防止したり、ノズルの目詰まりを解
消したりするためのキャップ44が設けてある。キャッ
プ44は、ポンプモータ56により上下に動き、記録ヘ
ッド11のフェイス面11aへ必要に応じて密着する。
ポンプモータ56は、ポンプユニット43内部のポンプ
を駆動し、キャップ44内に負圧を発生させ、キャップ
44内にたまった余分なインクを吸引したり、記録ヘッ
ド11のノズルの目詰まりを修復したりする働きもす
る。
【0072】記録ヘッド11は、その性能を保つため、
一定時間内に全ノズルから一定量のインクを定期的に吐
出するが(予備吐出)、キャップ44は、その予備吐出
の受け口としての予備吐口を兼ねている。従って、キャ
リッジ10が記録動作中に定期的にポンプユニット43
上まで移動し、記録ヘッド11の全てのノズルからイン
クをキャップ44へ吐出することにより、記録ヘッド1
1は安定的な吐出を実現し、きれいな記録を行うことが
可能となる。更に、一定時間以上の非記録状態が続いた
場合には、キャリッジ10は、ポンプユニット43の上
へ移動し、キャップ44が、記録ヘッド11のフェイス
面11aへ密着し、ノズルの乾燥を防いでいる。
【0073】図9は充電器一体型記録装置を用いて充電
を行ったり、データの送受信を行ったりするための携帯
電話機の外観を示す正面図である。図10は携帯電話機
を右下斜めから見た斜視図である。図11は携帯電話機
を充電器一体型記録装置にセットした状態における、充
電器一体型記録装置内部の状態を右側面から見た側面図
であり、特に充電器の接点状態を示す図である。
【0074】図9、図10において、81は携帯電話機
69の外装の一部である前カバーであり、82は同じく
携帯電話機69の外装の一部である後カバーである。携
帯電話機の上部には、アンテナ83が配設されており、
電波の送受信を行う。84は各種の情報を表示する表示
部である。85は入力手段のキースイッチであり、本実
施形態では例えば19個のキースイッチが設けられてい
る。キースイッチ85は、電話番号の入力や文字入力、
データの送受信を行う際に使用する。
【0075】携帯電話機69の下部の外装部は、一部切
欠かれており、携帯電話機69内部に設けられた充電池
87に電気を送るための端子75a、75bが露出して
いる。端子75a、76bの間には、携帯電話機69と
充電器一体型記録装置との間のデータの送受信を行うた
めのコネクタ76が露出している。また、携帯電話機
は、充電器一体型記録装置から送信されたデータを音に
変換して発生する音発生部(図示略)を備えている。
【0076】図4、図11に示すように、制御基板9に
は、接点バネ79a、79bがはんだ付けされており、
接点バネ79a、79bの先端には、円錐形状の接点7
7a、77bが溶着されている。制御基板9には、接点
バネ79a、79bが変形可能なように、切欠き部86
a、86bが設けられている。また、接点バネ79a、
79bの間に、携帯電話機69と充電器一体型記録装置
との間のデータ送受信を行うためのインターフェイスコ
ネクタ78が設けられており、制御基板9にはんだ付け
されている。
【0077】図1、図4、図10、図11に示すよう
に、携帯電話機69を充電器一体型記録装置にセットし
た場合、制御基板9上の接点77a、77bは、携帯電
話機69の端子75a、75bに圧接し、同時に、イン
ターフェイスコネクタ78は、携帯電話機69側のコネ
クタ76と接続されるように構成されている。
【0078】図12は充電器一体型記録装置の制御系の
構成を示すブロック図である。制御基板9は、プリント
回路基板の形態をなしており、図4、図5で示したよう
に充電器一体型記録装置の右側に配置され、上カバー5
の内部に固定されている。制御基板9は、CPU60、
ゲートアレイ(GA)61、ダイナミックラム(DRA
M)62及びマスクロム(MASKROM)63、イン
ターフェイスコネクタ78を備えている。尚、インター
フェイスコネクタ78は、上記の如く制御基板9にはん
だ付けされているため、図12では制御基板9の外部に
図示している。
【0079】また、制御基板9は、各モータ用の駆動回
路、即ち、キャリッジモータ18を駆動するためのキャ
リッジモータドライバ64、LFモータ53を駆動する
ためのLFモータドライバ65、ポンプモータ56を駆
動するためのポンプモータドライバ66、記録ヘッド1
1を駆動するための記録ヘッドドライバ67を備えてお
り、電源50により電力供給を受けている。携帯電話機
69から制御基板9へのデータの送受信は、コネクタ7
8を介して行われ、電源50から携帯電話機69の充電
池87への電力供給は、接点77a、77bを介して行
われる。
【0080】制御基板9において、CPU60は、充電
器一体型記録装置全体に関するデータ処理を実行する。
MASKROM63は、このデータ処理の手順やフォン
トデータ等を格納している。DRAM62は、データ処
理の際のワークエリアとして用いられる。GA61に
は、CPU60の処理に係る種々の回路が形成されてい
る。CPU60は、インターフェイスコネクタ78を介
して携帯電話機69から転送されてくる記録データを、
記録ヘッド11で用いる吐出データに変換し、記録ヘッ
ド11における吐出タイミングに応じて記録ヘッドドラ
イバ67へ転送する。更に、CPU60は、スイッチ5
2、スイッチ53の入力情報や、ペーパーセンサ55、
ホームポジションセンサ54からの検出情報に応じた処
理を行い、携帯電話機69の充電池87に対する電力供
給の制御も行う。
【0081】次に、充電器一体型記録装置における記録
動作、及び充電器一体型記録装置にセットされた携帯電
話機の充電池87への充電動作等について詳細に説明す
る。
【0082】充電器一体型記録装置における記録用紙7
の着脱は、充電器一体型記録装置の背面カバー6を外
し、側板82bをシャーシ73から外すことにより行
う。記録用紙7をロール紙ホルダ81a、81bにセッ
トし、更に、シャーシ73に固定され82a、82bに
設けられた段付き軸83a、83bに挿入する。次に、
記録用紙7の先端をローラ1とピンチローラ2のニップ
部へ挿入し、スイッチ53を押下しLFモータ37を駆
動させることにより、搬送ローラ1、排紙ローラ22を
反時計方向へ回転させ、記録用紙7の先端部が排紙口5
a部に到達するまで送り、背面カバー6を閉じる。
【0083】充電器一体型記録装置にセットされた携帯
電話機69から充電器一体型記録装置に記録データが送
られてくると、CPU60は、ホームポジションセンサ
54やペーパーセンサ55等の検出情報を基にデータを
処理し、再びLFモータ37を駆動させ、ペーパーセン
サ55により記録用紙7の検出ができなくなるまで、記
録用紙7を上流側へ後退させる。このとき、キャリッジ
10は、ポンプユニット43の上にあり、記録ヘッド1
1のフェイス面11aは、キャップ44で覆われてい
る。
【0084】続いて、記録用紙7は、携帯電話機69か
ら充電器一体型記録装置に送られてくる記録データに基
づき、記録開始位置までLFモータ37の駆動により搬
送される。その間に、キャップ44は、ポンプモータ5
6の駆動により記録ヘッド11のフェイス面11aから
後退する。キャリッジ10は、ホームポジションセンサ
54が突起73dを検出できなくなるまで、矢印J方向
へ移動し、さらに同じ方向へ所定量移動したところで停
止する。そして、記録データに基づきキャリッジ10が
矢印J方向へ移動しながら、記録ヘッド11のノズル1
1bから記録用紙7へインクが吐出され、記録が行われ
る。一行分の記録が行われるとキャリッジ10は停止
し、記録用紙7は、LFモータ37の駆動により必要量
下流側に送られ停止する。次に、キャリッジ10は、矢
印K方向へ移動し記録用紙7へ記録を行う。
【0085】上記動作を繰り返し行い記録が終了する
と、記録用紙7は、更に下流側に必要量送られ、記録さ
れた部分が完全に排紙口5aから出たところで停止す
る。キャリッジ10は、再びポンプユニット43の上ま
で移動し、キャップ44によりフェイス面11aが覆わ
れる。記録用紙7を使用者が上カバー5の凸部5dを使
って切断し、記録動作が終了する。
【0086】充電器一体型記録装置から携帯電話機69
の充電池87に対する充電は、充電器一体型記録装置と
携帯電話機69との間でデータの送受信が行われていな
いときに行われる。携帯電話機69が充電器一体型記録
装置にセットされ、携帯電話機69から充電器一体型記
録装置に記録データが送信されていないときに、携帯電
話機69の充電池87の容量をCPU60が判断する。
携帯電話機69の充電池87の容量が一杯ではない場
合、接点77a、77bから端子75a、75bを介し
て携帯電話機69の充電池87へ充電が開始され、携帯
電話機69の充電池87の容量が一杯になるまで充電が
続けられる。
【0087】また、本実施形態の充電器一体型記録装置
の場合、携帯電話機69に対するデータの送信も行うこ
とができる。従って、記録用紙7がなくなったり記録ヘ
ッド11のインクがなくなった場合のアラーム表示を、
携帯電話機69の表示部84を用いて行ったり、また、
上記のように記録用紙7がなくなったり記録ヘッド11
のインクがなくなった場合の警告音を、携帯電話機69
に内蔵されたスピーカを用いて発信することも可能であ
る。
【0088】更に、本実施形態の充電器一体型記録装置
では、ロール状の記録用紙を使用できることは詳細に説
明したが、ロール紙ばかりではなくカット紙も使用でき
る。図2、図3、図6に示すように、充電器一体型記録
装置の背面カバー6には、手差し口6bが設けられてい
る。背面カバー2を開け、ロール状の記録用紙7を外
す。続いて、カット紙を手差し口6bから挿入し、カッ
ト紙をロール紙の場合と同様に搬送ローラ1とピンチロ
ーラ2のニップ部まで押し込む。その後は、カット紙に
対してはロール紙の場合と同様に記録動作が行われる。
但し、カット紙なので、最後は排紙口5aの凸部5dで
カットする必要はなく、記録終了後は排紙口5aから排
紙される。
【0089】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、充電器一体型記録装置において、記録
装置に携帯電話機用の充電器を一体に設けたことによ
り、例えば携帯電話機の表示部に表示した情報を充電器
一体型記録装置で用紙に記録して出力する場合、従来の
ように記録装置と携帯電話機とをケーブルで接続する面
倒な操作が不要となり、様々な情報を用紙に記録し出力
することができる。
【0090】また、充電器一体型記録装置において、記
録装置に携帯電話機用の充電器を一体化することによ
り、充電器一体型記録装置と充電器を別構成とした場合
に要する設置スペースも節約することができる。
【0091】更に、充電器一体型記録装置において、充
電器一体型記録装置を構成する記録装置及び充電器を覆
う外装や、充電器一体型記録装置を構成する記録装置及
び充電器へ電力を供給する電源等を共用することができ
るので、製造コストの削減も可能となる。
【0092】[第2の実施の形態]図13は本発明の第
2の実施の形態に係る充電器一体型記録装置を斜め右前
上部から見た斜視図、図14は充電器一体型記録装置に
より充電及びデータの送受信が行われる携帯電話機を斜
め右前下部から見た斜視図である。
【0093】図13、図14に示す充電器一体型記録装
置のコネクタ88と携帯電話機のコネクタ89は、充電
器一体型記録装置及び携帯電話機間のデータの送受信
と、充電器一体型記録装置から携帯電話機に対する充電
用の電力供給とを兼ねたコネクタである。上記第1の実
施の形態では、図4、図10に示したように、携帯電話
機への充電用に接点77a、77bと端子75a、75
bを設け、データの送受信用にコネクタ76、78を設
けていた。これに対し、第2の実施の形態の如く、図1
3、図14に示すように、コネクタ88、89の一対で
充電とデータ送受信を兼ねても構わない。
【0094】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によれば、充電器一体型記録装置において、記録
装置に携帯電話機用の充電器を一体に設けたことによ
り、例えば携帯電話機の表示部に表示した情報を充電器
一体型記録装置で用紙に記録して出力する場合、従来の
ように記録装置と携帯電話機とをケーブルで接続する面
倒な操作が不要となり、様々な情報を用紙に記録し出力
することができる。
【0095】また、充電器一体型記録装置において、記
録装置に携帯電話機用の充電器を一体化することによ
り、充電器一体型記録装置と充電器を別構成とした場合
に要する設置スペースも節約することができる。
【0096】更に、充電器一体型記録装置において、充
電器一体型記録装置を構成する記録装置及び充電器を覆
う外装や、充電器一体型記録装置を構成する記録装置及
び充電器へ電力を供給する電源等を共用することができ
るので、製造コストの削減も可能となる。
【0097】[第3の実施の形態]図15は本発明の第
3の実施の形態に係る充電器一体型記録装置を斜め右前
上部から見た斜視図、図16は充電器一体型記録装置に
より充電及びデータの送受信が行われるPDA(Person
al Digital Assistance)90を斜め右前下部から見た
斜視図である。
【0098】PDA90において、91は液晶の表示装
置であり、タッチパネルの機能も有しているので、デー
タの入力等も行うことができる。92はカーソルの移動
や、データの入力、機能の選択等を行う入力手段のキー
スイッチであり、本実施形態では例えば8個のキースイ
ッチを備えている。89はPDA90と充電器一体型記
録装置との間のデータの送受信を行い、且つ充電器一体
型記録装置からPDA90に対する充電のために電力供
給も行うコネクタである。
【0099】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態によれば、充電器一体型記録装置において、記録
装置にPDA用の充電器を一体に設けたことにより、例
えばPDAの表示装置に表示した情報を充電器一体型記
録装置で用紙に記録して出力する場合、従来のように記
録装置とPDAとをケーブルで接続する面倒な操作が不
要となり、様々な情報を用紙に記録し出力することがで
きる。
【0100】また、充電器一体型記録装置において、記
録装置にPDA用の充電器を一体化することにより、充
電器一体型記録装置と充電器を別構成とした場合に要す
る設置スペースも節約することができる。
【0101】更に、充電器一体型記録装置において、充
電器一体型記録装置を構成する記録装置及び充電器を覆
う外装や、充電器一体型記録装置を構成する記録装置及
び充電器へ電力を供給する電源等を共用することができ
るので、製造コストの削減も可能となる。
【0102】[他の実施の形態]上記実施形態では、充
電器一体型記録装置を使用して充電することが可能な電
子機器として、携帯電話機、PDAを例に挙げたが、こ
れら以外の携帯情報端末でも構わない。また、携帯用の
ゲーム機でも構わない。つまり、充電が必要で且つデー
タの送受信が可能な電子機器ならば何でも構わない。
【0103】また、上記実施形態では、充電器一体型記
録装置を、通常は、携帯型の電子機器の充電を行うこと
ができ携帯型の電子機器との間でデータの送受信も行う
ことができる充電/データ処理装置、及び携帯型の電子
機器の表示部に表示した情報を用紙に記録する記録装置
として機能させるが、データの送受信機能がなく充電の
みを必要とする電子機器の充電器として利用しても構わ
ない。逆に、充電機能がなくデータの送信機能のみを有
する電子機器の記録装置として利用することも可能であ
る。
【0104】また、上記実施形態では、充電器一体型記
録装置の記録方式としてシリアル式のインクジェット方
式を用いたが、フルマルチ式のインクジェット方式でも
構わない、また、記録方式はインクジェット方式に限定
されるものではなく、熱転写方式、感熱方式、ドットイ
ンパクト方式、電子写真方式等、記録方式はどのような
ものでも構わない。
【0105】また、上記実施形態では、充電器一体型記
録装置による携帯型の電子機器に対する充電方法とし
て、接触式の充電方法を提案したが、非接触式の充電方
法でも何ら問題はない。同様に、データの送受信に関し
てもIRDA(Infrared DataAssociation)等の非接触
式を用いても構わない。この場合は、例えば、充電器一
体型記録装置に、携帯型電子機器の筐体を着脱可能に装
着する枠体を一体に設けると共に、枠体配設個所に、枠
体装着時の携帯型電子機器との間で非接触式による充電
及び非接触式によるデータ送受信を行うための構成を設
け、枠体に携帯型電子機器が装着された状態で、携帯型
電子機器に対し非接触式による充電及び非接触式による
データ送受信を行うことが考えられる。
【0106】また、上記実施形態では、充電器一体型記
録装置に、携帯電話機、PDA等の携帯型電子機器を着
脱可能に装着するための装着個所(凹部及び接点)を1
つ設けた場合を例に挙げたが、充電器一体型記録装置
に、前記装着個所を2つ以上設ける構成としてもよい。
これにより、近年小型化及び薄型化されている携帯電話
機等の携帯型電子機器を充電器一体型記録装置に例えば
2台装着し、2台同時に充電やデータ送受信を行うよう
にすれば、利便性等が向上する。
【0107】また、上記実施形態では、充電器一体型記
録装置の筐体表面にスイッチ及びLEDを配設する構成
としたが、充電器一体型記録装置の筐体表面に更に液晶
等の表示部を設け、例えば充電完了やデータ送受信完了
を示すメッセージを前記表示部に表示するようにしても
よい。
【0108】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体
をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0109】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなど
を用いることができる。
【0110】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0111】更に、記憶媒体等の媒体から読み出された
プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニット
に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
によれば下記の効果を奏する。
【0113】携帯用の電子機器が着脱可能に構成される
と共に装着された前記携帯用の電子機器の充電池に充電
を行う充電部を記録装置筐体に一体に設けたことによ
り、例えば携帯用の電子機器の画面に表示した情報を記
録装置で用紙に記録して出力する場合、従来のように記
録装置と携帯用の電子機器とをケーブルで接続する面倒
な操作が不要となり、様々な情報を記録出力することが
できる。
【0114】また、上記の如く、携帯用の電子機器が着
脱可能に構成されると共に装着された前記携帯用の電子
機器の充電池に充電を行う充電部を記録装置筐体に一体
に設けたことにより、記録装置と充電器を別構成とした
場合に要する設置スペースも節約することができる。
【0115】更に、一体化した記録装置及び充電部を覆
う外装や、一体化した記録装置及び充電部へ電力を供給
する電源等を共用することができるので、製造コストの
削減も可能となる。
【0116】また、本発明の電子機器、本発明の充電/
データ処理方法においても、上記と同様に、従来のよう
に記録装置と携帯用の電子機器とをケーブルで接続する
面倒な操作が不要となり、様々な情報を記録出力するこ
とができる等の各種の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る充電器一体型
記録装置に携帯電話機がセットされている状態を斜め右
前上部から見た斜視図である。
【図2】第1の実施の形態に係る図1の状態の充電器一
体型記録装置を斜め右後上部から見た斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係る図1の充電器一体型記
録装置から携帯電話機を外した状態を斜め右前上部から
見た斜視図である。
【図4】第1の実施の形態に係る充電器一体型記録装置
の外装を外し、内部状態を斜め右前上部から見た斜視図
である。
【図5】第1の実施の形態に係る図4の状態の充電器一
体型記録装置を正面から見た正面図である。
【図6】第1の実施の形態に係る充電器一体型記録装置
を右側面から見た紙搬送部を示す断面図である。
【図7】第1の実施の形態に係る充電器一体型記録装置
を右側面から見た紙搬送部の動力伝達部を示す断面図で
ある。
【図8】第1の実施の形態に係る充電器一体型記録装置
の記録ヘッドの構造を示す斜視図である。
【図9】第1の実施の形態に係る充電器一体型記録装置
を用いて充電を行ったり、データの送受信を行ったりす
るための携帯電話機の正面図である。
【図10】第1の実施の形態に係る図9の携帯電話機を
斜め右前下部から見た斜視図である。
【図11】第1の実施の形態に係る図9の携帯電話機を
充電器一体型記録装置にセットした内部状態を右側面か
ら見た断面図である。
【図12】第1の実施の形態に係る充電器一体型記録装
置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図13】第2の実施の形態に係る充電器一体型記録装
置を斜め右前上部から見た斜視図である。
【図14】第2の実施の形態に係る充電器一体型記録装
置に装着され、充電及びデータの送受信を行う携帯電話
機を斜め右前方下部から見た斜視図である。
【図15】第3の実施の形態に係る充電器一体型記録装
置にセットされたPDFを斜め右方上部から見た斜視図
である。
【図16】第3の実施の形態に係る充電器一体型記録装
置に装着され、充電及びデータの送受信を行うPDFを
斜め右前下部から見た斜視図である。
【符号の説明】
5c 凹部(充電部) 9 制御基板(充電部) 11 記録ヘッド(記録部) 50 電源(充電部) 60 CPU(送受信制御部、充電制御部) 69 携帯電話機(電子機器) 75a、75b 端子 76 コネクタ 77a、77b 接点(充電部) 78 インターフェイスコネクタ 87 充電池 84 表示部(表示部) 88 コネクタ(充電部) 89 コネクタ 90 PDA(電子機器) 91 表示装置(表示部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 B41J 3/04 101Z 5K067 1/11 H04B 7/26 Y Fターム(参考) 2C056 FA03 HA28 HA60 2C061 AP10 AQ04 AQ05 AQ06 AS02 AS06 BB10 CG01 CG12 5G003 AA01 FA01 5K023 AA07 KK00 LL03 MM26 NN07 5K027 AA11 EE00 GG04 HH26 5K067 AA34 BB04 EE00 EE02 FF31 KK06 KK17

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像形成を行う記録部を備え
    た記録装置であって、 電子機器が着脱可能に構成されると共に装着された前記
    電子機器の充電池に充電を行う充電部を記録装置筐体に
    一体に設け、前記電子機器が前記充電部に装着された状
    態で前記電子機器からデータを受信し前記記録部により
    前記記録媒体に画像形成を行うことを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電子機器が前記充電部に装着された
    状態で前記電子機器との間でデータの送受信を行う送受
    信制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載の記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記電子機器が前記充電部に装着された
    状態で且つ前記電子機器との間でデータの送受信が行わ
    れていないときに前記電子機器に対し前記充電部による
    充電を行う充電制御部を備えたことを特徴とする請求項
    1又は2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記充電制御部は、前記充電部に装着さ
    れた前記電子機器の充電池の容量を判断し、前記充電池
    の容量に応じて前記電子機器に対し前記充電部による充
    電を行うことを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記充電制御部は、前記電子機器が充電
    機能のみを有する場合は当該電子機器に対して前記充電
    部による充電のみを行い、前記送受信制御部は、前記電
    子機器がデータ送受信機能のみを有する場合は当該電子
    機器に対してデータの送受信のみを行うことを特徴とす
    る請求項2乃至4の何れかに記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記電子機器に対する前記充電部による
    充電は、接触式による充電であることを特徴とする請求
    項1乃至5の何れかに記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記電子機器に対する前記充電部による
    充電は、非接触式による充電であることを特徴とする請
    求項1乃至5の何れかに記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記電子機器との間のデータ送受信は、
    接触式によるデータ送受信であることを特徴とする請求
    項1乃至7の何れかに記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記電子機器との間のデータ送受信は、
    非接触式によるデータ送受信であることを特徴とする請
    求項1乃至7の何れかに記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記電子機器は、携帯電話機であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の記録装
    置。
  11. 【請求項11】 前記電子機器は、PDA(Personal D
    igital Assistance)を含む携帯情報端末であることを
    特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記電子機器は、ゲーム機であること
    を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の記録装
    置。
  13. 【請求項13】 前記電子機器は、データを表示する表
    示部或いは音を発生する音発生部を備え、前記記録装置
    から送信されたデータを前記表示部に表示、或いは前記
    音発生部により前記データを音に変換して発生すること
    を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の記録装
    置。
  14. 【請求項14】 前記記録部は、電気エネルギを利用し
    前記記録媒体に画像形成を行うことを特徴とする請求項
    1記載の記録装置。
  15. 【請求項15】 前記記録部は、電気エネルギを利用し
    インクを吐出させるインクジェットヘッドを備え、前記
    インクジェットヘッドからのインク吐出を、インクに熱
    エネルギを与えることによりインクに生成する気泡の圧
    力によって行うことで、前記記録媒体に画像形成を行う
    ことを特徴とする請求項14記載の記録装置。
  16. 【請求項16】 前記記録媒体として、ロール紙及びカ
    ット紙の両方を使用可能であることを特徴とする請求項
    1、14、15の何れかに記載の記録装置。
  17. 【請求項17】 記録装置筐体に充電部が一体に設けら
    れ且つ受信したデータに基づき記録部により記録媒体に
    画像形成を行う記録装置を利用可能な電子機器であっ
    て、 前記記録装置の前記充電部に対し着脱可能に構成される
    と共に、前記充電部に装着された状態で前記充電部によ
    る充電が行われ、前記充電部に装着された状態で前記記
    録装置にデータを送信することを特徴とする電子機器。
  18. 【請求項18】 前記記録装置の前記充電部に装着され
    た状態で前記記録装置との間でデータの送受信を行うこ
    とを特徴とする請求項17記載の電子機器。
  19. 【請求項19】 前記記録装置の前記充電部に装着され
    た状態で且つ前記記録装置との間でデータの送受信が行
    われていないときに、前記充電部による充電が行われる
    ことを特徴とする請求項17又は18記載の電子機器。
  20. 【請求項20】 前記記録装置の前記充電部に装着され
    た状態で電子機器内蔵の充電池の容量に応じて、前記充
    電部による充電が行われることを特徴とする請求項19
    記載の電子機器。
  21. 【請求項21】 充電機能のみを有する場合は前記記録
    装置の前記充電部による充電のみが行われ、データ送受
    信機能のみを有する場合は前記記録装置との間でデータ
    の送受信のみが行われることを特徴とする請求項18乃
    至20の何れかに記載の電子機器。
  22. 【請求項22】 前記記録装置の前記充電部による充電
    は、接触式による充電であることを特徴とする請求項1
    7乃至21の何れかに記載の電子機器。
  23. 【請求項23】 前記記録装置の前記充電部による充電
    は、非接触式による充電であることを特徴とする請求項
    17乃至21の何れかに記載の電子機器。
  24. 【請求項24】 前記記録装置との間のデータ送受信
    は、接触式によるデータ送受信であることを特徴とする
    請求項17乃至23の何れかに記載の電子機器。
  25. 【請求項25】 前記記録装置との間のデータ送受信
    は、非接触式によるデータ送受信であることを特徴とす
    る請求項17乃至23の何れかに記載の電子機器。
  26. 【請求項26】 携帯電話機であることを特徴とする請
    求項17乃至25の何れかに記載の電子機器。
  27. 【請求項27】 PDA(Personal Digital Assistanc
    e)を含む携帯情報端末であることを特徴とする請求項
    17乃至25の何れかに記載の電子機器。
  28. 【請求項28】 ゲーム機であることを特徴とする請求
    項17乃至25の何れかに記載の電子機器。
  29. 【請求項29】 データを表示する表示部或いは音を発
    生する音発生部を備え、前記記録装置から送信されたデ
    ータを前記表示部に表示、或いは前記音発生部により前
    記データを音に変換して発生することを特徴とする請求
    項17乃至28の何れかに記載の電子機器。
  30. 【請求項30】 記録装置から電子機器に対する充電及
    びデータ処理を行う充電/データ処理方法であって、 記録装置筐体に充電部が一体に設けられ且つ受信したデ
    ータに基づき記録部により記録媒体に画像形成を行う前
    記記録装置の前記充電部に対し、前記電子機器を装着し
    て充電を行い、前記電子機器を前記充電部に装着した状
    態で前記電子機器から前記記録装置にデータを送信し、
    前記記録装置では前記電子機器から受信した前記データ
    に基づき前記記録部により前記記録媒体に画像形成を行
    うことを特徴とする充電/データ処理方法。
  31. 【請求項31】 前記電子機器を前記記録装置の前記充
    電部に装着した状態で、前記電子機器と前記記録装置と
    の間でデータの送受信を行うことを特徴とする請求項3
    0記載の充電/データ処理方法。
  32. 【請求項32】 前記電子機器を前記記録装置の前記充
    電部に装着した状態で且つ前記電子機器と前記記録装置
    との間でデータの送受信が行われていないときに、前記
    電子機器に対し前記充電部による充電を行うことを特徴
    とする請求項30又は31記載の充電/データ処理方
    法。
  33. 【請求項33】 前記記録装置で前記充電部に装着され
    た前記電子機器の充電池の容量を判断し、前記充電池の
    容量に応じて前記電子機器に対し前記充電部による充電
    を行うことを特徴とする請求項32記載の充電/データ
    処理方法。
  34. 【請求項34】 前記電子機器が充電機能のみを有する
    場合は当該電子機器に対して前記記録装置の前記充電部
    による充電のみを行い、前記電子機器がデータ送受信機
    能のみを有する場合は当該電子機器と前記記録装置との
    間でデータの送受信のみを行うことを特徴とする請求項
    31乃至33の何れかに記載の充電/データ処理方法。
  35. 【請求項35】 前記電子機器に対する前記記録装置の
    前記充電部による充電は、接触式による充電であること
    を特徴とする請求項30乃至34の何れかに記載の充電
    /データ処理方法。
  36. 【請求項36】 前記電子機器に対する前記記録装置の
    前記充電部による充電は、非接触式による充電であるこ
    とを特徴とする請求項30乃至34の何れかに記載の充
    電/データ処理方法。
  37. 【請求項37】 前記電子機器と前記記録装置との間の
    データ送受信は、接触式によるデータ送受信であること
    を特徴とする請求項30乃至36の何れかに記載の充電
    /データ処理方法。
  38. 【請求項38】 前記電子機器と前記記録装置との間の
    データ送受信は、非接触式によるデータ送受信であるこ
    とを特徴とする請求項30乃至36の何れかに記載の充
    電/データ処理方法。
  39. 【請求項39】 前記電子機器は、携帯電話機であるこ
    とを特徴とする請求項30乃至38の何れかに記載の充
    電/データ処理方法。
  40. 【請求項40】 前記電子機器は、PDA(Personal D
    igital Assistance)を含む携帯情報端末であることを
    特徴とする請求項30乃至38の何れかに記載の充電/
    データ処理方法。
  41. 【請求項41】 前記電子機器は、ゲーム機であること
    を特徴とする請求項30乃至38の何れかに記載の充電
    /データ処理方法。
  42. 【請求項42】 前記記録装置から前記電子機器に送信
    されたデータを前記電子機器の表示部に表示、或いは前
    記電子機器の音発生部により前記データを音に変換して
    発生することを特徴とする請求項30乃至41の何れか
    に記載の充電/データ処理方法。
  43. 【請求項43】 前記記録装置は、前記記録部において
    電気エネルギを利用し前記記録媒体に画像形成を行うこ
    とを特徴とする請求項30記載の充電/データ処理方
    法。
  44. 【請求項44】 前記記録装置は、前記記録部において
    電気エネルギを利用しインクを吐出させるインクジェッ
    トヘッドからのインク吐出を、インクに熱エネルギを与
    えることによりインクに生成する気泡の圧力によって行
    うことで、前記記録媒体に画像形成を行うことを特徴と
    する請求項43記載の充電/データ処理方法。
  45. 【請求項45】 前記記録装置は、前記記録部により画
    像形成を行う前記記録媒体としてロール紙及びカット紙
    の両方を使用可能であることを特徴とする請求項30、
    43、44の何れかに記載の充電/データ処理方法。
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