JP2002370181A - 管材けがき補助具 - Google Patents

管材けがき補助具

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JP2002370181A
JP2002370181A JP2001222285A JP2001222285A JP2002370181A JP 2002370181 A JP2002370181 A JP 2002370181A JP 2001222285 A JP2001222285 A JP 2001222285A JP 2001222285 A JP2001222285 A JP 2001222285A JP 2002370181 A JP2002370181 A JP 2002370181A
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JP
Japan
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slide plate
present
marking
stylus
guide rod
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JP2001222285A
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English (en)
Inventor
Toshio Ishikawa
利夫 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管材接合時に必要となる相貫線を容易にけがく
ための補助用具を提供する。 【解決手段】平行端面を有して開閉自在なるスライド板
を設け、スライド板に対しスライド可能なるガイド棒を
設け、ガイド棒の一端に触針を装着したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管材接合時に必
要となる相貫線のけがき作業を容易化するための補助具
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、管材接合の際に必要となる相
貫線のけがきについては、製図展開法等を用いて行った
り、あるいは作業者の経験をもとに勘を頼りに行うしか
方法がなく、本発明にて示すような、相貫線のけがきを
容易とするための用具は現在のところ見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
からの相貫線けがき作業はそれなりの技術・経験を要す
るものである。つまり、相当の知識と技術を有するもの
が製図展開法を用いて双方2枚の型紙を作り、その型紙
を管材に巻き付けて相貫線をけがいたり、又は作業者の
長年の経験と勘を頼りに少しずつ切り合わせて行うとい
う非能率的な作業のため、多くの時間と労力を要するも
のであった。しかし、これらの作業を行った後の接合状
態は必ずしも満足できるものではなく、管材外径が大き
くなるほどに作業の困難度が高まるものである。型紙を
作る技術を有するものは非常に少なく、ほとんどの現場
作業は、勘と経験を頼りに行うため、時間もかかる上に
仕上がり状態もよくないものであった。本発明は、以上
のような従来からの相貫線けがき作業に関わる課題を解
決するために発明されたもので、簡単な作業で容易にけ
がき線を引くことのできる用具を提供することを目的と
して開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段とし
て本発明は、ガイド棒に対するスライド可能な開閉板よ
りなるスライド板を設け、ガイド棒端に触針を取り付け
てその主要部を構成した。すなわち、平行端面を有して
開閉自在なるスライド板を設け、スライド板に対しスラ
イド可能なるガイド棒を設け、ガイド棒の一端に触針を
装着する。本発明は、以上の構成よりなる管材けがき補
助具である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を使用するには、まずガイ
ド棒に対しスライド板を任意の位置に固定し、適宜角度
にスライド板を開き、その角度にて開閉を固定する。次
ぎに、相対する管材を実際の相貫線位置より少しはなし
た位置に固定する。前記固定状態の本発明品を一方の管
材上に載せ、スライド板の双方の板端を管材側面に当接
させる。そしてスライド板端の延長線上に触針の先端が
位置するように調整する。この状態で管材上のスライド
板を管材に沿って滑らせて、触針先端を他方の管材側面
に接触させる。そして触針端の接触位置に油性ペンなど
でマーキングを行い、スライド板の載っている管材側面
とスライド板の定めた任意個所、例えば板のコーナーな
どとの接触個所にも同様にマーキングをする。そしてス
ライド板の載っている管材の外周方向および管軸方向に
スライド板を移動させ、前述方法により再びマーキング
を行う。この作業を繰り返し行ってスライド板を一周さ
せると、双方の管材側面にマーキングが施されて相貫線
点線円が作成される。この相貫線点線円に沿って曲線を
描き、この曲線の通りに管材を切り抜くとこの切り抜き
部分は一致し、容易に接合することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
において、1は金属製細長四角柱よりなるガイド棒、2
はこのガイド棒にスライド可能に装着されるスライド板
である。このスライド板は、蝶番状板体の一方の板体
に、四角穴を有する角柱よりなるガイド棒保持体3を固
着し、この固着部を境に板体を少し折曲してその主構造
が形成されている。蝶番部分には雌ねじを刻設し、また
四角柱側面にも同様に雌ねじを刻設し、この双方の雌ね
じには六角穴つき雄ネジが螺合する。そして四角穴内に
は前記のガイド棒が挿入保持される。従って、スライド
板は蝶番部分を軸に開閉可能であり、またガイド棒に対
しスライド可能であるとともに、六角穴つき雄ネジによ
り、開閉位置およびスライド位置の固定と固定解除が可
能となっている。さらに、スライド板のガイド棒保持体
固着側の板体端部適所に、スリット4が設けられる。5
は中空円筒体によるステー保持体で、その一方の端部近
傍には貫通孔が設けられ、この貫通孔内に、丸棒よりな
るステー6が挿通される。このステー保持体の側面適所
には雌ねじが刻設され、この雌ねじには六角穴つき雄ネ
ジが螺合する。これによりガイド棒にステー保持体が固
定され、かつステー保持体にステーが固定される。7は
触針で、金属製丸棒の一端を先鋭化し、他端を膨大化さ
せ、この膨大部分に貫通孔を設け、この貫通孔内にステ
ーを挿通し、既述の手段によりステーに触針を固定させ
たものである。8および9はスライド板に設けた切り抜
き穴である。
【0007】本発明の概要については既述したが、本例
ではスライド板端にスリットを対称形に2本設けてお
り、マーキングの際の利便性を向上させるとともに、左
利きの人でも容易に扱えるものとした。また、スライド
板の一方の板体端部近傍を少し折り曲げた形状としてい
る。これは管材上にスライド板を載置したとき、スライ
ド板端をより密着させるためのものである。本例ではま
たガイド棒に対しステーを介して触針を設けている。そ
のため、ガイド棒に対し触針はスライド可能であるとと
もに回動可能となっている。本発明使用の際には既述し
たように、正しい相貫位置・形状を得るためにスライド
板端の延長線上に触針の先端を位置させることが必要と
なるが、副管上にスライド板および触針を当て、ステー
保持体に螺合している六角穴付き雄ネジをゆるめ、ステ
ー保持体に対するステーの位置を調整することで対応す
ることができる。さらに、この触針位置調整機構のた
め、管材の内径に沿ったマーキングが可能である。すな
わち図6に示す作業図において、左方の管材を主管、右
方の管材を副管とすると、通常の作業では副管の表面上
をスライド板が移動するので、主管上には副管外径に相
当する相貫マーキングとなるが、触針を副管の肉厚分だ
けさらに内側に傾けることにより、この肉厚分だけ内側
に入った相貫マーキングを行うことができる。
【0008】本発明は以上のように簡単な構造であり、
その操作も容易であり、また原理上どのような形状の管
材でも相貫線を描くことができる。作業事前に、双方の
管材にフィルムを巻き付けてからマーキング作業を行え
ば、この双方のフィルムに同時にマーキングすることと
なるので、次回作業時はこのフィルムを利用することで
きわめて容易に相貫接合作業をすることができる。本発
明は折り畳みおよび各部材の取り外しが自由であり、コ
ンパクトに収納・保管することができ、かつ携帯にも便
利である。なお、切り抜き穴を設けたので、軽量とな
り、本品をつかむときにも都合がよい。以上のごとく、
本発明によりいかなる形状の管材に対しても容易に相貫
マーキングが可能であり、すなわち相貫線を容易かつ正
確に得ることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、触針およびスライド板
の特定個所と双方の管材との接点にマーキングを施すだ
けで容易に相貫線を描くことができて、従来法のような
複雑な作業をすることなく相貫接合作業を行うことので
きる、有用なる用具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図(スライド板90°開状態)
【図2】本発明の右側面図
【図3】本発明の拡大平面図
【図4】本発明の要部拡大正面図
【図5】本発明の要部拡大右側面図
【図6】本発明の使用状態説明図
【図7】本発明にて作業した管材の仕上がり状態図
【符号の説明】
1 ガイド棒 2 スライド板 3 ガイド棒保持体 4 スリット 5 ステー保持体 6 ステー 7 触針 8 切り抜き穴 9 切り抜き穴 10主管 11副管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行端面を有して開閉自在なるスライド板
    を設け、スライド板に対しスライド可能なるガイド棒を
    設け、ガイド棒の一端に触針を装着したことを特徴とす
    る管材けがき補助具。
JP2001222285A 2001-06-18 2001-06-18 管材けがき補助具 Pending JP2002370181A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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