JP2002368906A - 情報配信装置、情報配信システム、媒体およびプログラム - Google Patents

情報配信装置、情報配信システム、媒体およびプログラム

Info

Publication number
JP2002368906A
JP2002368906A JP2001173277A JP2001173277A JP2002368906A JP 2002368906 A JP2002368906 A JP 2002368906A JP 2001173277 A JP2001173277 A JP 2001173277A JP 2001173277 A JP2001173277 A JP 2001173277A JP 2002368906 A JP2002368906 A JP 2002368906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone number
mail address
user
mail
telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001173277A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Osada
伸一郎 長田
Shinji Wakura
慎治 和倉
Wataru Douseki
亘 道関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001173277A priority Critical patent/JP2002368906A/ja
Priority to PCT/JP2001/005871 priority patent/WO2002005536A1/ja
Priority to AU2001271024A priority patent/AU2001271024A1/en
Priority to US10/070,894 priority patent/US20020194322A1/en
Publication of JP2002368906A publication Critical patent/JP2002368906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの手間をかけずに情報提供を行うこ
と。 【解決手段】 ユーザから電話呼び出しを受けると、デ
ータベース管理手段203は、その電話呼び出しの発信
元の電話番号に基づき、前記データベースを検索して、
前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定し、ガ
イダンス手段202は、前記発信元の電話番号が未登録
と判定された場合、新規登録のガイダンスを行い、前記
発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記ユー
ザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間をお
いて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記ユー
ザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガイダ
ンスを行い、前記所定の時間が経過する前に前記ユーザ
が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
子メールアドレス宛に電子メール情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信端末に情
報を配信する情報配信方法、情報配信システム、第3装
置、媒体、及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話は広く普及している。携
帯電話端末で利用出来るサービスとしては、通話するだ
けに限らず、例えば電子メールの送受信や、インターネ
ットに接続してHDMLやコンパクトHTMLなどに基
づいて作成されたインターネットのウェブページにアク
セスして閲覧することもできる。
【0003】ユーザは、外出先からでも、URL(Un
iform Resource Locator)を携
帯電話端末に入力することにより、インターネットのウ
ェブページにアクセスすることが出来、携帯電話端末の
ディスプレイにはWebページが表示される。例えば、
バーゲン情報を提供しているWebページにそのURL
を入力してアクセスすれば、外出先からでも、バーゲン
情報を入手することが出来る。
【0004】このように、ユーザは、携帯電話端末を用
いることにより、外出先からでもインターネットのWe
bページにアクセスして必要な情報を入手することが出
来る。
【0005】また、地震などの大規模な自然災害が発生
した場合、被災者は、ラジオ放送や他の被災者から避難
場所に関する情報を入手し、安全な避難場所に避難す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ユーザがバ
ーゲン情報を入手したいと思っても、バーゲン情報を提
供しているWebページのURLが不明である場合、バ
ーゲン情報を入手することが出来ない。すなわち、必要
な情報を提供しているWebページのURLが不明であ
る場合、必要な情報を入手することが出来ない。
【0007】また、Webページに限らず、必要な情報
を入手したいと思っても、その情報をどうやって入手す
るかが不明である場合、必要な情報を入手することは困
難である。
【0008】すなわち、携帯電話端末などの移動情報通
信端末から必要な情報を入手しようと思っても入手方法
が不明であれば、必要な情報を入手するのは困難であり
手間がかかるという課題(第1の課題)がある。
【0009】また、携帯電話端末などの移動情報通信端
末には、通信会社から提供されるメニューが備えられて
おり、必要な情報を提供しているWebページのURL
が不明である場合、このメニューの階層をたどっていく
ことにより、必要な情報を提供しているWebページを
探しあてることが出来る場合もあるが、必要な情報を探
しあてるのは手間がかかる上、必ずしも必要な情報が見
つかるとは限らない。
【0010】また、情報を配信する側である企業などが
通信会社から提供されるメニューにWebページの案内
を組み込む場合、このメニューの管理は通信会社が独占
しているので、通信会社に依頼して、順番を待つ必要が
ある。従って、このメニューにWebページの案内を組
み込んでもらうには非常に時間がかかる上、必ずしも要
望通りに組み込んでもらえるとは限らない。
【0011】すなわち、移動情報通信端末を利用して必
要な情報を入手するユーザ側、及び移動情報通信端末に
情報を提供する側の双方にとって、通信会社が提供する
メニューは使い勝手を向上させる必要があるという課題
(第2の課題)がある。
【0012】また、通信会社から提供されるメニューで
は、例えば、大阪梅田周辺の情報を入手したい場合、こ
のメニューの階層をたどって、大阪梅田周辺の情報に関
するメニューを探す必要がある。このように、限定地域
毎の情報を探すことは手間がかかり、また必ずしも限定
地域毎の情報が見つかるとは限らない。
【0013】すなわち、通信会社が提供するメニューで
は、限定地域毎の情報を探すことは手間がかかり、また
必ずしも限定地域ごとの情報が見つかるとは限らないと
いう課題(第3の課題)がある。
【0014】また、地震などの大規模な自然災害が発生
した場合、被災者が、ラジオ放送から安全な避難場所に
関する情報を入手するためには、時間がかかり、また、
他の被災者から入手した情報は口頭で伝えられるので、
誤った情報が伝達されるおそれがある。
【0015】すなわち、大規模な自然災害が発生した場
合、被災者の安全を確保するための情報を被災者に正確
にかつ素早く伝達することは困難であるという課題(第
4の課題)がある。
【0016】本発明は、上記第1の課題を考慮し、必要
な情報を手間をかけず入手することが出来る情報配信方
法、情報配信システム、第3装置、媒体、及びプログラ
ムを提供することを目的とするものである。
【0017】また、本発明は、上記第2の課題を考慮
し、ユーザ側及び情報提供側の双方にとって、使い勝手
がよい情報配信方法、情報配信システム、第3装置、媒
体、及びプログラムを提供することを目的とするもので
ある。
【0018】また、本発明は、上記第3の課題を考慮
し、限定地域毎の情報を配信することが出来る情報配信
方法、情報配信システム、第3装置、媒体、及びプログ
ラムを提供することを目的とするものである。
【0019】また、本発明は、上記第4の課題を考慮
し、大規模な自然災害が発生した場合、被災者の安全を
確保するための情報を被災者に正確にかつ素早く伝達す
ることが出来る情報配信方法、情報配信システム、第3
装置、媒体、及びプログラムを提供することを目的とす
るものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、電話番号
と電子メールアドレスとを対応させたデータベースを予
め作成しておき、ユーザから電話呼び出しを受けると、
その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、前記デ
ータベースを検索して、前記発信元の電話番号が既登録
か未登録かを判定し、前記発信元の電話番号が未登録と
判定された場合、前記ユーザに電子メールアドレスを知
らせてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイダンスを
行い、前記発信元の電話番号が既登録と判定された場
合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所
定の時間をおいて、変更したい新しい電子メールアドレ
スを前記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録
変更のガイダンスを行い、前記所定の時間が経過する前
に前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した場合、前記
発信元の電話番号に基づき前記データベースを検索し
て、得られた電子メールアドレス宛に電子メール情報を
送信する情報配信方法である。
【0021】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、電話番号と電子メールアドレスとを対応させたデー
タベースを予め作成しておき、ユーザから電話呼び出し
を受けると、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基
づき、前記データベースを検索して、前記発信元の電話
番号が既登録か未登録かを判定し、前記発信元の電話番
号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メール
アドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登録の
ガイダンスを行い、前記発信元の電話番号が既登録と判
定された場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断す
るための所定の時間をおいて、変更したい新しい電子メ
ールアドレスを前記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨
とする登録変更のガイダンスを行い、前記発信元の電話
番号が既登録と判定された場合、前記登録変更のガイダ
ンスがまだ開始されていないか前記登録変更のガイダン
スが既に開始されたているか前記登録変更のガイダンス
が完了したかに関わらず、前記ユーザが前記電話呼び出
しを切断した場合、前記発信元の電話番号に基づき前記
データベースを検索して、得られた電子メールアドレス
宛に電子メール情報を送信する情報配信方法である。
【0022】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、電話番号と電子メールアドレスとを対応させたデー
タベースを予め作成しておき、ユーザから電話呼び出し
を受けると、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基
づき、前記データベースを検索して、前記発信元の電話
番号が既登録か未登録かを判定し、前記発信元の電話番
号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メール
アドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登録の
ガイダンスを行い、前記発信元の電話番号が既登録と判
定された場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断す
るための所定の時間をおいて、変更したい新しい電子メ
ールアドレスを前記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨
とする登録変更のガイダンスを行い、前記発信元の電話
番号が既登録と判定され、前記登録変更のガイダンスが
前記電話呼び出しによる通話中に前記変更したい新しい
電子メールアドレスを知らせてもらうものである場合、
前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した時点で、前記
変更したい新しい電子メールアドレスをまだ知らせても
らっていなければ、前記発信元の電話番号に基づき前記
データベースを検索して、得られた電子メールアドレス
宛に電子メール情報を送信し、前記ユーザが前記電話呼
び出しを切断した時点で、前記変更したい新しい電子メ
ールアドレスを知らせてもらっていれば、その知らせて
もらった電子メールアドレスより以前の電子メールアド
レス宛には前記電子メール情報を送信しない情報配信方
法である。
【0023】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、電話番号と電子メールアドレスとを対応させたデー
タベースを予め作成しておき、ユーザから電話呼び出し
を受けると、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基
づき、前記データベースを検索して、前記発信元の電話
番号が既登録か未登録かを判定し、前記発信元の電話番
号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メール
アドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登録の
ガイダンスを行い、前記発信元の電話番号が既登録と判
定された場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断す
るための所定の時間をおかずに、変更したい新しい電子
メールアドレスを前記ユーザに知らせてもらう内容を趣
旨とする登録変更のガイダンスを行い、前記発信元の電
話番号が既登録と判定され、前記ユーザが前記電話呼び
出しを切断した場合、前記発信元の電話番号に基づき前
記データベースを検索して、得られた電子メールアドレ
ス宛に電子メール情報を送信し、前記発信元の電話番号
が既登録と判定され、前記登録変更のガイダンスが前記
電話呼び出しによる通話中に前記変更したい新しい電子
メールアドレスを知らせてもらうものである場合、前記
ユーザが前記電話呼び出しを切断した時点で、前記変更
したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらってい
れば、その知らせてもらった電子メールアドレスより以
前の電子メールアドレス宛には前記電子メール情報を送
信しない情報配信方法である。
【0024】なお、本発明は、前記新規登録のガイダン
スとして、前記ユーザに知らせてもらう電子メールアド
レスが前記発信元の電話番号から所定のルールに従って
作られるものである場合は、前記電話呼び出しによる通
話を切断するタイミングを知らせる内容を趣旨とする通
話切断のガイダンスを行い、前記ユーザに知らせてもら
う電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から前記
所定のルールに従って作られるものではない場合は、所
定の方法に従って前記電子メールアドレスを知らせても
らう内容を趣旨とする電子メールアドレス入力のガイダ
ンスを行う上記発明のいずれかに記載の情報配信方法で
あってもよい。
【0025】さらに、本発明は、前記登録変更のガイダ
ンスとして、前記ユーザに知らせてもらう電子メールア
ドレスが前記発信元の電話番号から所定のルールに従っ
て作られるものである場合は、前記電話呼び出しによる
通話を切断するタイミングを知らせる内容を趣旨とする
通話切断のガイダンスを行い、前記ユーザに知らせても
らう電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から前
記所定のルールに従って作られるものではない場合は、
所定の方法に従って前記電子メールアドレスを知らせて
もらう内容を趣旨とする電子メールアドレス入力のガイ
ダンスを行う上記発明のいずれかに記載の情報配信方法
であってもよい。
【0026】さらに、本発明は、前記ユーザに知らせて
もらう電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から
前記所定のルールに従って作られたものである場合、前
記タイミングに関する情報に応じて前記電子メールアド
レス宛に確認の電子メールを送信する上記発明のいずれ
かに記載の情報配信方法であってもよい。
【0027】さらに、本発明は、前記ユーザに知らせて
もらう電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から
前記所定のルールに従って作られたものである場合、確
認の電子メールを送信することなく、前記発信元の電話
番号から前記所定のルールに従って前記電子メールアド
レスを作成し、前記発信元の電話番号と作成した前記電
子メールアドレスとを前記データベースに登録する上記
発明のいずれかに記載の情報配信方法であってもよい。
【0028】さらに、本発明は、前記データベースに登
録する際、前記電子メールアドレス宛に前記電子メール
情報をも送信する上記発明のいずれかに記載の情報配信
方法であってもよい。
【0029】さらに、本発明は、前記新規登録のガイダ
ンスは、前記ユーザに知らせてもらう電子メールアドレ
スが前記発信元の電話番号から所定のルールに従って作
られるものである場合は、前記電子メールアドレスを知
らせなくてもよいという内容を趣旨とする上記発明のい
ずれかに記載の情報配信方法であってもよい。
【0030】さらに、本発明は、前記登録変更のガイダ
ンスは、前記ユーザに知らせてもらう電子メールアドレ
スが前記発信元の電話番号から所定のルールに従って作
られるものである場合は、前記電子メールアドレスを知
らせなくてもよいという内容を趣旨とする上記発明のい
ずれかに記載の情報配信方法であってもよい。
【0031】さらに、本発明は、前記ユーザに知らせて
もらう電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から
前記所定のルールに従って作られるものであるか否かに
関わらず、前記発信元の電話番号から前記所定のルール
に従って電子メールアドレスを作成し、その作成した電
子メールアドレス宛に確認の電子メールを送信する上記
発明のいずれかに記載の情報配信方法であってもよい。
【0032】さらに、本発明は、前記新規登録のガイダ
ンスは、前記ユーザに知らせてもらう電子メールアドレ
スが前記発信元の電話番号から所定のルールに従って作
られるものであるか否かに関わらず、所定の方法に従っ
て前記電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨
とする上記発明のいずれかに記載の情報配信方法であっ
てもよい。
【0033】さらに、本発明は、前記登録変更のガイダ
ンスは、前記ユーザに知らせてもらう電子メールアドレ
スが前記発信元の電話番号から所定のルールに従って作
られるものであるか否かに関わらず、所定の方法に従っ
て前記電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨
とする上記発明のいずれかにkしあいの情報配信方法で
あってもよい。
【0034】さらに、本発明は、前記ガイダンスに基づ
き前記電子メールアドレスを知らせてもらった際、その
知らせてもらった電子メール宛に前記電子メール情報を
送信する上記発明のいずれかに記載の情報配信方法であ
ってもよい。
【0035】さらに、本発明は、前記確認の電子メール
を送信する際、前記発信元の電話番号から所定のルール
に従って複数の電子メールアドレスが作成可能である場
合には、それら複数の電子メール宛に前記確認の電子メ
ールを送信する上記発明のいずれかに記載の情報配信方
法であってもよい。
【0036】さらに、本発明は、前記確認の電子メール
を送信する際、前記確認の電子メールを送信するととも
に、その確認の電子メールに基づく確認が完了する前ま
たは後に前記電子メール情報をも送信する上記発明のい
ずれかに記載の情報配信方法であってもよい。
【0037】さらに、本発明は、前記ガイダンスは、音
声、電子メール、及びウェブページの少なくとも一つ以
上を用いて行われる上記発明のいずれかに記載の情報配
信方法である。
【0038】さらに、本発明は、前記所定の方法とは、
前記ユーザが発声した音声を音声認識することにより前
記電子メールアドレスを知らせてもらう方法である上記
発明のいずれかに記載の情報配信方法であってもよい。
【0039】さらに、本発明は、前記所定の方法とは、
電子メール及び/またはウェブページを利用して前記電
子メールアドレスを知らせてもらう方法である上記発明
ののいずれかにに記載の情報配信方法であってもよい。
【0040】さらに、本発明は、前記所定の方法とは、
第1の電子メールアドレスを前記ユーザに通知し、前記
ユーザが前記第1の電子メールアドレス宛に内容が添付
されていない空のまたは任意の内容が添付された第1の
電子メールを送信した場合、その送られきた第1の電子
メールに付加されている送信元の電子メールアドレス宛
に第2の電子メールを送信する方法である上記発明のい
ずれかに記載の情報配信方法であってもよい。
【0041】さらに、本発明は、前記第2の電子メール
には、前記第1の電子メールの前記送信元の電子メール
アドレスに対応付けられた所定のウェブページのアドレ
スが添付されており、前記所定の方法とは、前記第2の
電子メールを送信した後、さらに、前記第2の電子メー
ルを受け取った前記ユーザが、前記所定のウェブページ
のアドレスに基づいて前記所定のウェブページにアクセ
スすることにより電話番号を入力した場合、そのアクセ
スのために行われたアクセス要求に含まれる前記所定の
ウェブページのアドレスを利用して前記送信元の電子メ
ールアドレスを特定し、入力された前記電話番号と特定
した前記送信元の電子メールアドレスとを前記データベ
ースに登録する方法である上記発明のいずれかに記載の
情報配信方法であってもよい。
【0042】さらに、本発明は、前記所定の方法とは、
前記第2の電子メールを送信した後、さらに、前記第2
の電子メールを受け取った前記ユーザが電話番号を添付
した電子メールを返信した場合、その返信されてきた電
子メールに添付された前記電話番号とその返信されてき
た電子メールに付加されている送信元の電子メールアド
レスとを対応させて前記データベースに登録する方法で
ある上記発明のいずれかに記載の情報配信方法であって
もよい。
【0043】さらに、本発明は、前記確認の電子メール
を送信する際、前記確認の電子メールに前記発信元の電
話番号に対応付けた所定のウェブページのアドレスを添
付して前記確認の電子メールを送信し、前記確認の電子
メールを受け取った前記ユーザが、前記所定のウェブペ
ージへのアクセス要求を行った場合、そのアクセス要求
に含まれる前記所定のウェブページのアドレスを利用し
て前記発信元の電話番号を特定し、特定した前記発信元
の電話番号と前記発信元の電話番号から所定のルールに
従って作られた電子メールアドレスとを対応させて前記
データベースに登録する上記発明のいずれかに記載の情
報配信方法であってもよい。
【0044】さらに、本発明は、前記確認の電子メール
を送信した後、前記確認の電子メールを受け取った前記
ユーザが、前記確認の電子メールに応じて返信の電子メ
ールを送信してきた場合、その返信の電子メールに付加
されている送信元の電子メールアドレスから前記所定の
ルールを利用して前記発信元の電話番号を特定し、その
特定した電話番号と前記送信元の電子メールアドレスと
を前記データベースに登録する上記発明のいずれかに記
載の情報配信方法であってもよい。
【0045】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、複数の電話呼び出し先が存在し、前記複数の電話呼
び出し先の電話番号に応じた電子メール情報を送信する
場合、前記複数の電話呼び出し先のいずれかが前記ユー
ザから電話呼び出しを受ける毎にその電話呼び出しの発
信元の電話番号と前記電話呼び出しを受けた前記電話呼
び出し先の電話番号とを対応つけて第2のデータベース
に所定の期間格納し、前記発信元の電話番号が未登録と
判定され、前記ガイダンスにより前記所定の方法に従っ
て前記電子メールアドレスを知らせてもらった場合、そ
の知らせてもらった電子メールアドレスに対応する電話
番号に対応する前記呼び出し先の電話番号を、前記第2
のデータベースから検索して特定し、前記電話呼び出し
先の電話番号に応じた電子メール情報を知らせてもらっ
た前記電子メールアドレス宛に送信する第1〜4の本発
明のいずれかに記載の情報配方法である。
【0046】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、電話番号と電子メールアドレスとを対応させた、予
め作成されたデータベースを格納する第1装置と、ユー
ザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出しの発
信元の電話番号に基づき、前記第1装置の前記尾データ
ベースを検索して、前記発信元の電話番号が既登録か未
登録かを判定する第2装置と、前記発信元の電話番号が
未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メールアド
レスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイ
ダンスを行い、前記発信元の電話番号が既登録と判定さ
れた場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断するた
めの所定の時間をおいて、変更したい新しい電子メール
アドレスを前記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とす
る登録変更のガイダンスを行い、前記所定の時間が経過
する前に前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した場
合、前記発信元の電話番号に基づき前記データベースを
検索して、得られた電子メールアドレス宛に電子メール
情報を送信する第3装置とを備えた情報配信システムで
ある。
【0047】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、電話番号と電子メールアドレスとを対応させた、予
め作成されたデータベースを格納する第1装置と、ユー
ザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出しの発
信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索し
て、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定す
る第2装置と、前記発信元の電話番号が未登録と判定さ
れた場合、前記ユーザに電子メールアドレスを知らせて
もらう内容を趣旨とする新規登録のガイダンスを行い、
前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
イダンスを行い、前記発信元の電話番号が既登録と判定
された場合、前記登録変更のガイダンスがまだ開始され
ていないか前記登録変更のガイダンスが既に開始された
ているか前記登録変更のガイダンスが完了したかに関わ
らず、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した場合、
前記発信元の電話番号に基づき前記データベースを検索
して、得られた電子メールアドレス宛に電子メール情報
を送信する第3装置とを備えた情報配信システムであ
る。
【0048】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、電話番号と電子メールアドレスとを対応させた、予
め作成されたデータベースを格納する第1装置と、ユー
ザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出しの発
信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索し
て、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定す
る第2装置と、前記発信元の電話番号が未登録と判定さ
れた場合、前記ユーザに電子メールアドレスを知らせて
もらう内容を趣旨とする新規登録のガイダンスを行い、
前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
イダンスを行い、前記発信元の電話番号が既登録と判定
され、前記登録変更のガイダンスが前記電話呼び出しに
よる通話中に前記変更したい新しい電子メールアドレス
を知らせてもらうものである場合、前記ユーザが前記電
話呼び出しを切断した時点で、前記変更したい新しい電
子メールアドレスをまだ知らせてもらっていなければ、
前記発信元の電話番号に基づき前記データベースを検索
して、得られた電子メールアドレス宛に電子メール情報
を送信し、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した時
点で、前記変更したい新しい電子メールアドレスを知ら
せてもらっていれば、その知らせてもらった電子メール
アドレスより以前の電子メールアドレス宛には前記電子
メール情報を送信しない第3装置とを備えた情報配信シ
ステムである。
【0049】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、電話番号と電子メールアドレスとを対応させた、予
め作成されたデータベースを格納する第1装置と、ユー
ザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出しの発
信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索し
て、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定す
る第2装置と、前記発信元の電話番号が未登録と判定さ
れた場合、前記ユーザに電子メールアドレスを知らせて
もらう内容を趣旨とする新規登録のガイダンスを行い、
前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
をおかずに、変更したい新しい電子メールアドレスを前
記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更の
ガイダンスを行い、前記発信元の電話番号が既登録と判
定され、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した場
合、前記発信元の電話番号に基づき前記データベースを
検索して、得られた電子メールアドレス宛に電子メール
情報を送信し、前記発信元の電話番号が既登録と判定さ
れ、前記登録変更のガイダンスが前記電話呼び出しによ
る通話中に前記変更したい新しい電子メールアドレスを
知らせてもらうものである場合、前記ユーザが前記電話
呼び出しを切断した時点で、前記変更したい新しい電子
メールアドレスを知らせてもらっていれば、その知らせ
てもらった電子メールアドレスより以前の電子メールア
ドレス宛には前記電子メール情報を送信しない第3装置
とを備えた情報配信システムである。
【0050】なお、本発明は、前記第3装置は、前記新
規登録のガイダンスとして、前記ユーザに知らせてもら
う電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から所定
のルールに従って作られるものである場合は、前記電話
呼び出しによる通話を切断するタイミングを知らせる内
容を趣旨とする通話切断のガイダンスを行い、前記ユー
ザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元の
電話番号から前記所定のルールに従って作られるもので
はない場合は、所定の方法に従って前記電子メールアド
レスを知らせてもらう内容を趣旨とする電子メールアド
レス入力のガイダンスを行う上記発明のいずれかに記載
の情報配信システムであってもよい。
【0051】さらに、本発明は、前記第3装置は、前記
登録変更のガイダンスとして、前記ユーザに知らせても
らう電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から所
定のルールに従って作られるものである場合は、前記電
話呼び出しによる通話を切断するタイミングを知らせる
内容を趣旨とする通話切断のガイダンスを行い、前記ユ
ーザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元
の電話番号から前記所定のルールに従って作られるもの
ではない場合は、所定の方法に従って前記電子メールア
ドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする電子メールア
ドレス入力のガイダンスを行う上記発明のいずれかに記
載の情報配信システムであってもよい。
【0052】さらに、本発明は、前記第3装置は、前記
ユーザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信
元の電話番号から前記所定のルールに従って作られたも
のである場合、前記タイミングに関する情報に応じて前
記電子メールアドレス宛に確認の電子メールを送信する
上記発明のいずれかに記載の情報配信システムであって
もよい。
【0053】さらに、本発明は、前記第3装置は、前記
ユーザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信
元の電話番号から前記所定のルールに従って作られたも
のである場合、確認の電子メールを送信することなく、
前記発信元の電話番号から前記所定のルールに従って前
記電子メールアドレスを作成し、前記発信元の電話番号
と作成した前記電子メールアドレスとを前記データベー
スに登録する上記発明のいずれかに記載の情報配信シス
テムであってもよい。
【0054】さらに、本発明は、前記第3装置は、前記
データベースに登録する際、前記電子メールアドレス宛
に前記電子メール情報をも送信する上記発明のいずれか
に記載の情報配信システムであってもよい。
【0055】さらに、本発明は、前記新規登録のガイダ
ンスは、前記ユーザに知らせてもらう電子メールアドレ
スが前記発信元の電話番号から所定のルールに従って作
られるものである場合は、前記電子メールアドレスを知
らせなくてもよいという内容を趣旨とする上記発明のい
ずれかに記載の情報配信システムであってもよい。
【0056】さらに、本発明は、前記登録変更のガイダ
ンスは、前記ユーザに知らせてもらう電子メールアドレ
スが前記発信元の電話番号から所定のルールに従って作
られるものである場合は、前記電子メールアドレスを知
らせなくてもよいという内容を趣旨とする上記発明のい
ずれかに記載の情報配信システムであってもよい。
【0057】さらに、本発明は、前記第3装置は、前記
ユーザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信
元の電話番号から前記所定のルールに従って作られるも
のであるか否かに関わらず、前記発信元の電話番号から
前記所定のルールに従って電子メールアドレスを作成
し、その作成した電子メールアドレス宛に確認の電子メ
ールを送信する上記発明のいずれかに記載の情報配信シ
ステムであってもよい。
【0058】さらに、本発明は、前記新規登録のガイダ
ンスは、前記ユーザに知らせてもらう電子メールアドレ
スが前記発信元の電話番号から所定のルールに従って作
られるものであるか否かに関わらず、所定の方法に従っ
て前記電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨
とする上記発明のいずれかに記載の情報配信システムで
あってもよい。
【0059】さらに、本発明は、前記登録変更のガイダ
ンスは、前記ユーザに知らせてもらう電子メールアドレ
スが前記発信元の電話番号から所定のルールに従って作
られるものであるか否かに関わらず、所定の方法に従っ
て前記電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨
とする上記発明のいずれかに記載の情報配信システムで
あってもよい。
【0060】さらに、本発明は、前記第3装置は、前記
ガイダンスに基づき前記電子メールアドレスを知らせて
もらった際、その知らせてもらった電子メール宛に前記
電子メール情報を送信する上記発明のいずれかに記載の
情報配信システムであってもよい。
【0061】さらに、本発明は、前記第3装置は、前記
確認の電子メールを送信する際、前記発信元の電話番号
から所定のルールに従って複数の電子メールアドレスが
作成可能である場合には、それら複数の電子メール宛に
前記確認の電子メールを送信する上記発明のいずれかに
記載の情報配信システムであってもよい。
【0062】さらに、本発明は、前記第3装置は、前記
確認の電子メールを送信する際、前記確認の電子メール
を送信するとともに、その確認の電子メールに基づく確
認が完了する前または後に前記電子メール情報をも送信
する上記発明のいずれかに記載の情報配信システムであ
ってもよい。
【0063】さらに、本発明は、前記ガイダンスは、音
声、電子メール、及びウェブページの少なくとも一つ以
上を用いて行われる上記発明のいずれかに記載の情報配
信システムであってもよい。
【0064】さらに、本発明は、前記所定の方法とは、
前記ユーザが発声した音声を音声認識することにより前
記電子メールアドレスを知らせてもらう方法である上記
発明のいずれかに記載の情報配信システムであってもよ
い。
【0065】さらに、本発明は、前記所定の方法とは、
電子メール及び/またはウェブページを利用して前記電
子メールアドレスを知らせてもらう方法である上記発明
のいずれかにに記載の情報配信システムであってもよ
い。
【0066】さらに、本発明は、前記所定の方法とは、
第1の電子メールアドレスを前記ユーザに通知し、前記
ユーザが前記第1の電子メールアドレス宛に内容が添付
されていない空のまたは任意の内容が添付された第1の
電子メールを送信した場合、その送られきた第1の電子
メールに付加されている送信元の電子メールアドレス宛
に第2の電子メールを送信する方法である上記発明のい
ずれかに記載の情報配信システムであってもよい。
【0067】さらに、本発明は、前記第2の電子メール
には、前記第1の電子メールの前記送信元の電子メール
アドレスに対応付けられた所定のウェブページのアドレ
スが添付されており、前記所定の方法とは、前記第2の
電子メールを送信した後、さらに、前記第2の電子メー
ルを受け取った前記ユーザが、前記所定のウェブページ
のアドレスに基づいて前記所定のウェブページにアクセ
スすることにより電話番号を入力した場合、そのアクセ
スのために行われたアクセス要求に含まれる前記所定の
ウェブページのアドレスを利用して前記送信元の電子メ
ールアドレスを特定し、入力された前記電話番号と特定
した前記送信元の電子メールアドレスとを前記データベ
ースに登録する方法である上記発明のいずれかに記載の
情報配信システムであってもよい。
【0068】さらに、本発明は、前記所定の方法とは、
前記第2の電子メールを送信した後、さらに、前記第2
の電子メールを受け取った前記ユーザが電話番号を添付
した電子メールを返信した場合、その返信されてきた電
子メールに添付された前記電話番号とその返信されてき
た電子メールに付加されている送信元の電子メールアド
レスとを対応させて前記データベースに登録する方法で
ある上記発明のいずれかに記載の情報配信システムであ
ってもよい。
【0069】また、本発明は、前記第3装置は、前記確
認の電子メールを送信する際、前記確認の電子メールに
前記発信元の電話番号に対応付けた所定のウェブページ
のアドレスを添付して前記確認の電子メールを送信し、
前記確認の電子メールを受け取った前記ユーザが、前記
所定のウェブページへのアクセス要求を行った場合、そ
のアクセス要求に含まれる前記所定のウェブページのア
ドレスを利用して前記発信元の電話番号を特定し、特定
した前記発信元の電話番号と前記発信元の電話番号から
所定のルールに従って作られた電子メールアドレスとを
対応させて前記データベースに登録する上記発明のいず
れかに記載の情報配信システムであってもいよい。
【0070】さらに、本発明は、前記第3装置は、前記
確認の電子メールを送信した後、前記確認の電子メール
を受け取った前記ユーザが、前記確認の電子メールに応
じて返信の電子メールを送信してきた場合、その返信の
電子メールに付加されている送信元の電子メールアドレ
スから前記所定のルールを利用して前記発信元の電話番
号を特定し、その特定した電話番号と前記送信元の電子
メールアドレスとを前記データベースに登録する上記発
明のいずれかに記載の情報配信システムであってもよ
い。
【0071】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、複数の電話呼び出し先が存在し、前記複数の電
話呼び出し先の電話番号に応じた電子メール情報を送信
する場合、前記複数の電話呼び出し先のいずれかが前記
ユーザから電話呼び出しを受ける毎にその電話呼び出し
の発信元の電話番号と前記電話呼び出しを受けた前記電
話呼び出し先の電話番号とを対応つけて第2のデータベ
ースに所定の期間格納する第4装置を備え、前記第3装
置は、前記発信元の電話番号が未登録と判定され、前記
ガイダンスにより前記所定の方法に従って前記電子メー
ルアドレスを知らせてもらった場合、その知らせてもら
った電子メールアドレスに対応する電話番号に対応する
前記呼び出し先の電話番号を、前記第2のデータベース
から検索して特定し、前記電話呼び出し先の電話番号に
応じた電子メール情報を知らせてもらった前記電子メー
ルアドレス宛に送信する第6〜9の本発明のいずれかに
記載の情報配信システムである。
【0072】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話
呼び出しの発信元の電話番号に基づき、電話番号と電子
メールアドレスとを対応させた、予め作成されデータベ
ースを格納する第1装置の前記データベースを検索し
て、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定す
る第2装置により、前記発信元の電話番号が未登録と判
定された場合、前記ユーザに電子メールアドレスを知ら
せてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイダンスを行
い、前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、
前記ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の
時間をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを
前記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更
のガイダンスを行い、前記所定の時間が経過する前に前
記ユーザが前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信
元の電話番号に基づき前記データベースを検索して、得
られた電子メールアドレス宛に電子メール情報を送信す
るガイダンス手段を備えた第3装置である。
【0073】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話
呼び出しの発信元の電話番号に基づき、電話番号と電子
メールアドレスとを対応させた、予め作成されたデータ
ベースを格納する第1装置の前記データベースを検索し
て、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定す
る第2装置により、前記発信元の電話番号が未登録と判
定された場合、前記ユーザに電子メールアドレスを知ら
せてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイダンスを行
い、前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、
前記ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の
時間をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを
前記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更
のガイダンスを行い、前記発信元の電話番号が既登録と
判定された場合、前記登録変更のガイダンスがまだ開始
されていないか前記登録変更のガイダンスが既に開始さ
れたているか前記登録変更のガイダンスが完了したかに
関わらず、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した場
合、前記発信元の電話番号に基づき前記データベースを
検索して、得られた電子メールアドレス宛に電子メール
情報を送信するガイダンス手段を備えた第3装置であ
る。
【0074】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話
呼び出しの発信元の電話番号に基づき、電話番号と電子
メールアドレスとを対応させた、予め作成されたデータ
ベースを格納する第1装置の前記データベースを検索し
て、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定す
る第2装置により、前記発信元の電話番号が未登録と判
定された場合、前記ユーザに電子メールアドレスを知ら
せてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイダンスを行
い、前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、
前記ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の
時間をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを
前記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更
のガイダンスを行い、前記発信元の電話番号が既登録と
判定され、前記登録変更のガイダンスが前記電話呼び出
しによる通話中に前記変更したい新しい電子メールアド
レスを知らせてもらうものである場合、前記ユーザが前
記電話呼び出しを切断した時点で、前記変更したい新し
い電子メールアドレスをまだ知らせてもらっていなけれ
ば、前記発信元の電話番号に基づき前記データベースを
検索して、得られた電子メールアドレス宛に電子メール
情報を送信し、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断し
た時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレスを
知らせてもらっていれば、その知らせてもらった電子メ
ールアドレスより以前の電子メールアドレス宛には前記
電子メール情報を送信しないガイダンス手段を備えた第
3装置である。
【0075】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話
呼び出しの発信元の電話番号に基づき、電話番号と電子
メールアドレスとを対応させた、予め作成されたデータ
ベースを格納する第1装置の前記データベースを検索し
て、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定す
る第2装置により、前記発信元の電話番号が未登録と判
定された場合、前記ユーザに電子メールアドレスを知ら
せてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイダンスを行
い、前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、
前記ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の
時間をおかずに、変更したい新しい電子メールアドレス
を前記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変
更のガイダンスを行い、前記発信元の電話番号が既登録
と判定され、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した
場合、前記発信元の電話番号に基づき前記データベース
を検索して、得られた電子メールアドレス宛に電子メー
ル情報を送信し、前記発信元の電話番号が既登録と判定
され、前記登録変更のガイダンスが前記電話呼び出しに
よる通話中に前記変更したい新しい電子メールアドレス
を知らせてもらうものである場合、前記ユーザが前記電
話呼び出しを切断した時点で、前記変更したい新しい電
子メールアドレスを知らせてもらっていれば、その知ら
せてもらった電子メールアドレスより以前の電子メール
アドレス宛には前記電子メール情報を送信しないガイダ
ンス手段を備えた第3装置である。
【0076】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記新規登録のガイダ
ンスとして、前記ユーザに知らせてもらう電子メールア
ドレスが前記発信元の電話番号から所定のルールに従っ
て作られるものである場合は、前記電話呼び出しによる
通話を切断するタイミングを知らせる内容を趣旨とする
通話切断のガイダンスを行い、前記ユーザに知らせても
らう電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から前
記所定のルールに従って作られるものではない場合は、
所定の方法に従って前記電子メールアドレスを知らせて
もらう内容を趣旨とする電子メールアドレス入力のガイ
ダンスを行う第11〜14の本発明のいずれかに記載の
第3装置である。
【0077】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記登録変更のガイダ
ンスとして、前記ユーザに知らせてもらう電子メールア
ドレスが前記発信元の電話番号から所定のルールに従っ
て作られるものである場合は、前記電話呼び出しによる
通話を切断するタイミングを知らせる内容を趣旨とする
通話切断のガイダンスを行い、前記ユーザに知らせても
らう電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から前
記所定のルールに従って作られるものではない場合は、
所定の方法に従って前記電子メールアドレスを知らせて
もらう内容を趣旨とする電子メールアドレス入力のガイ
ダンスを行う第11〜14の本発明のいずれかに記載の
第3装置である。
【0078】また、第17の本発明(請求項17に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記ユーザに知らせて
もらう電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から
前記所定のルールに従って作られたものである場合、前
記タイミングに関する情報に応じて前記電子メールアド
レス宛に確認の電子メールを送信する第15または16
の本発明に記載の第3装置である。
【0079】また、第18の本発明(請求項18に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記ユーザに知らせて
もらう電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から
前記所定のルールに従って作られたものである場合、確
認の電子メールを送信することなく、前記発信元の電話
番号から前記所定のルールに従って前記電子メールアド
レスを作成し、前記発信元の電話番号と作成した前記電
子メールアドレスとを前記データベースに登録する第1
5または16の本発明に記載の第3装置である。
【0080】また、第19の本発明(請求項19に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記データベースに登
録する際、前記電子メールアドレス宛に前記電子メール
情報をも送信する第18の本発明に記載の第3装置であ
る。
【0081】また、第20の本発明(請求項20に対
応)は、前記新規登録のガイダンスは、前記ユーザに知
らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元の電話番
号から所定のルールに従って作られるものである場合
は、前記電子メールアドレスを知らせなくてもよいとい
う内容を趣旨とする第11〜14の本発明のいずれかに
記載の第3装置である。
【0082】また、第21の本発明(請求項21に対
応)は、前記登録変更のガイダンスは、前記ユーザに知
らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元の電話番
号から所定のルールに従って作られるものである場合
は、前記電子メールアドレスを知らせなくてもよいとい
う内容を趣旨とする第11〜14の本発明のいずれかに
記載の第3装置である。
【0083】また、第22の本発明(請求項22に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記ユーザに知らせて
もらう電子メールアドレスが前記発信元の電話番号から
前記所定のルールに従って作られるものであるか否かに
関わらず、前記発信元の電話番号から前記所定のルール
に従って電子メールアドレスを作成し、その作成した電
子メールアドレス宛に確認の電子メールを送信する第2
0または21の本発明に記載の第3装置である。
【0084】また、第23の本発明(請求項23に対
応)は、前記新規登録のガイダンスは、前記ユーザに知
らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元の電話番
号から所定のルールに従って作られるものであるか否か
に関わらず、所定の方法に従って前記電子メールアドレ
スを知らせてもらう内容を趣旨とする第11〜14の本
発明のいずれかに記載の第3装置である。
【0085】また、第24の本発明(請求項24に対
応)は、前記登録変更のガイダンスは、前記ユーザに知
らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元の電話番
号から所定のルールに従って作られるものであるか否か
に関わらず、所定の方法に従って前記電子メールアドレ
スを知らせてもらう内容を趣旨とする第11〜14の本
発明のいずれかに記載の第3装置である。
【0086】また、第25の本発明(請求項25に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記ガイダンスに基づ
き前記電子メールアドレスを知らせてもらった際、その
知らせてもらった電子メール宛に前記電子メール情報を
送信する第11〜14の本発明のいずれかに記載の第3
装置である。
【0087】また、第26の本発明(請求項26に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記確認の電子メール
を送信する際、前記発信元の電話番号から所定のルール
に従って複数の電子メールアドレスが作成可能である場
合には、それら複数の電子メール宛に前記確認の電子メ
ールを送信する第17または22の本発明に記載の第3
装置である。
【0088】また、第27の本発明(請求項27に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記確認の電子メール
を送信する際、前記確認の電子メールを送信するととも
に、その確認の電子メールに基づく確認が完了する前ま
たは後に前記電子メール情報をも送信する第17、22
または26の本発明に記載の第3装置である。
【0089】また、第28の本発明(請求項28に対
応)は、前記ガイダンスは、音声、電子メール、及びウ
ェブページの少なくとも一つ以上を用いて行われる第1
1〜27の本発明のいずれかに記載の第3装置である。
【0090】また、第29の本発明(請求項29に対
応)は、前記所定の方法とは、前記ユーザが発声した音
声を音声認識することにより前記電子メールアドレスを
知らせてもらう方法である第11〜24の本発明のいず
れかに記載の第3装置である。
【0091】また、第30の本発明(請求項30に対
応)は、前記所定の方法とは、電子メール及び/または
ウェブページを利用して前記電子メールアドレスを知ら
せてもらう方法である第11〜24の本発明のいずれか
に記載の第3装置である。
【0092】また、第31の本発明(請求項31に対
応)は、前記所定の方法とは、第1の電子メールアドレ
スを前記ユーザに通知し、前記ユーザが前記第1の電子
メールアドレス宛に内容が添付されていない空のまたは
任意の内容が添付された第1の電子メールを送信した場
合、その送られきた第1の電子メールに付加されている
送信元の電子メールアドレス宛に第2の電子メールを送
信する方法である第30の本発明に記載の第3装置であ
る。
【0093】また、第32の本発明(請求項32に対
応)は、前記第2の電子メールには、前記第1の電子メ
ールの前記送信元の電子メールアドレスに対応付けられ
た所定のウェブページのアドレスが添付されており、前
記所定の方法とは、前記第2の電子メールを送信した
後、さらに、前記第2の電子メールを受け取った前記ユ
ーザが、前記所定のウェブページのアドレスに基づいて
前記所定のウェブページにアクセスすることにより電話
番号を入力した場合、そのアクセスのために行われたア
クセス要求に含まれる前記所定のウェブページのアドレ
スを利用して前記送信元の電子メールアドレスを特定
し、入力された前記電話番号と特定した前記送信元の電
子メールアドレスとを前記データベースに登録する方法
である第31の本発明に記載の第3装置である。
【0094】また、第33の本発明(請求項33に対
応)は、前記所定の方法とは、前記第2の電子メールを
送信した後、さらに、前記第2の電子メールを受け取っ
た前記ユーザが電話番号を添付した電子メールを返信し
た場合、その返信されてきた電子メールに添付された前
記電話番号とその返信されてきた電子メールに付加され
ている送信元の電子メールアドレスとを対応させて前記
データベースに登録する方法である第31の本発明に記
載の第3装置である。
【0095】また、第34の本発明(請求項34に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記確認の電子メール
を送信する際、前記確認の電子メールに前記発信元の電
話番号に対応付けた所定のウェブページのアドレスを添
付して前記確認の電子メールを送信し、前記確認の電子
メールを受け取った前記ユーザが、前記所定のウェブペ
ージへのアクセス要求を行った場合、そのアクセス要求
に含まれる前記所定のウェブページのアドレスを利用し
て前記発信元の電話番号を特定し、特定した前記発信元
の電話番号と前記発信元の電話番号から所定のルールに
従って作られた電子メールアドレスとを対応させて前記
データベースに登録する第11〜24の本発明のいずれ
かに記載の第3装置である。
【0096】また、第35の本発明(請求項35に対
応)は、前記ガイダンス手段は、前記確認の電子メール
を送信した後、前記確認の電子メールを受け取った前記
ユーザが、前記確認の電子メールに応じて返信の電子メ
ールを送信してきた場合、その返信の電子メールに付加
されている送信元の電子メールアドレスから前記所定の
ルールを利用して前記発信元の電話番号を特定し、その
特定した電話番号と前記送信元の電子メールアドレスと
を前記データベースに登録する第11〜24の本発明の
いずれかに記載の第3装置である。
【0097】また、第36の本発明(請求項36に対
応)は、複数の電話呼び出し先が存在し、前記複数の電
話呼び出し先の電話番号に応じた電子メール情報を送信
する場合、前記複数の電話呼び出し先のいずれかが前記
ユーザから電話呼び出しを受ける毎にその電話呼び出し
の発信元の電話番号と前記電話呼び出しを受けた前記電
話呼び出し先の電話番号とを対応つけて第2のデータベ
ースに所定の期間格納する第4装置を備え、前記ガイダ
ンス手段は、前記発信元の電話番号が未登録と判定さ
れ、前記ガイダンスにより前記所定の方法に従って前記
電子メールアドレスを知らせてもらった場合、その知ら
せてもらった電子メールアドレスに対応する電話番号に
対応する前記呼び出し先の電話番号を、前記第2のデー
タベースから検索して特定し、前記電話呼び出し先の電
話番号に応じた電子メール情報を知らせてもらった前記
電子メールアドレス宛に送信する第11〜35の本発明
のいずれかに記載の第3装置である。
【0098】また、第37の本発明(請求項37に対
応)は、第1の本発明に記載の情報配信方法の、電話番
号と電子メールアドレスとを対応させたデータベースを
予め作成しておき、ユーザから電話呼び出しを受ける
と、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、前
記データベースを検索して、前記発信元の電話番号が既
登録か未登録かを判定するステップと、前記発信元の電
話番号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メ
ールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登
録のガイダンスを行うステップと、前記発信元の電話番
号が既登録と判定された場合、前記ユーザが前記電話呼
び出しを切断するための所定の時間をおいて、変更した
い新しい電子メールアドレスを前記ユーザに知らせても
らう内容を趣旨とする登録変更のガイダンスを行うステ
ップと、前記所定の時間が経過する前に前記ユーザが前
記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話番号
に基づき前記データベースを検索して、得られた電子メ
ールアドレス宛に電子メール情報を送信するステップと
の全部または一部をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを担持した媒体であって、コンピュータにより
処理可能である媒体である。
【0099】また、第38の本発明(請求項38に対
応)は、第2の本発明に記載の情報配信方法の、電話番
号と電子メールアドレスとを対応させたデータベースを
予め作成しておき、ユーザから電話呼び出しを受ける
と、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、前
記データベースを検索して、前記発信元の電話番号が既
登録か未登録かを判定するステップと、前記発信元の電
話番号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メ
ールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登
録のガイダンスを行うステップと、前記発信元の電話番
号が既登録と判定された場合、前記ユーザが前記電話呼
び出しを切断するための所定の時間をおいて、変更した
い新しい電子メールアドレスを前記ユーザに知らせても
らう内容を趣旨とする登録変更のガイダンスを行うステ
ップと、前記発信元の電話番号が既登録と判定された場
合、前記登録変更のガイダンスがまだ開始されていない
か前記登録変更のガイダンスが既に開始されたているか
前記登録変更のガイダンスが完了したかに関わらず、前
記ユーザが前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信
元の電話番号に基づき前記データベースを検索して、得
られた電子メールアドレス宛に電子メール情報を送信す
るステップとの全部または一部をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを担持した媒体であって、コンピ
ュータにより処理可能である媒体である。
【0100】また、第39の本発明(請求項39に対
応)は、第3の本発明に記載の情報配信方法の、電話番
号と電子メールアドレスとを対応させたデータベースを
予め作成しておき、ユーザから電話呼び出しを受ける
と、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、前
記データベースを検索して、前記発信元の電話番号が既
登録か未登録かを判定するステップと、前記発信元の電
話番号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メ
ールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登
録のガイダンスを行うステップと、前記発信元の電話番
号が既登録と判定された場合、前記ユーザが前記電話呼
び出しを切断するための所定の時間をおいて、変更した
い新しい電子メールアドレスを前記ユーザに知らせても
らう内容を趣旨とする登録変更のガイダンスを行うステ
ップと、前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前
記登録変更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話
中に前記変更したい新しい電子メールアドレスを知らせ
てもらうものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出
しを切断した時点で、前記変更したい新しい電子メール
アドレスをまだ知らせてもらっていなければ、前記発信
元の電話番号に基づき前記データベースを検索して、得
られた電子メールアドレス宛に電子メール情報を送信
し、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した時点で、
前記変更したい新しい電子メールアドレスを知らせても
らっていれば、その知らせてもらった電子メールアドレ
スより以前の電子メールアドレス宛には前記電子メール
情報を送信しないステップとの全部または一部をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを担持した媒体で
あって、コンピュータにより処理可能である媒体であ
る。
【0101】また、第40の本発明(請求項40に対
応)は、第4の本発明に記載の情報配信方法の、電話番
号と電子メールアドレスとを対応させたデータベースを
予め作成しておき、ユーザから電話呼び出しを受ける
と、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、前
記データベースを検索して、前記発信元の電話番号が既
登録か未登録かを判定するステップと、前記発信元の電
話番号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メ
ールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登
録のガイダンスを行うステップと、前記発信元の電話番
号が既登録と判定された場合、前記ユーザが前記電話呼
び出しを切断するための所定の時間をおかずに、変更し
たい新しい電子メールアドレスを前記ユーザに知らせて
もらう内容を趣旨とする登録変更のガイダンスを行うス
テップと、前記発信元の電話番号が既登録と判定され、
前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した場合、前記発
信元の電話番号に基づき前記データベースを検索して、
得られた電子メールアドレス宛に電子メール情報を送信
し、前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登
録変更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に
前記変更したい新しい電子メールアドレスを知らせても
らうものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを
切断した時点で、前記変更したい新しい電子メールアド
レスを知らせてもらっていれば、その知らせてもらった
電子メールアドレスより以前の電子メールアドレス宛に
は前記電子メール情報を送信しないステップとの全部ま
たは一部をコンピュータに実行させるためのプログラム
を担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能
である媒体である。
【0102】また、第41の本発明(請求項41に対
応)は、第1の本発明に記載の情報配信方法の、電話番
号と電子メールアドレスとを対応させたデータベースを
予め作成しておき、ユーザから電話呼び出しを受ける
と、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、前
記データベースを検索して、前記発信元の電話番号が既
登録か未登録かを判定するステップと、前記発信元の電
話番号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メ
ールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登
録のガイダンスを行うステップと、前記発信元の電話番
号が既登録と判定された場合、前記ユーザが前記電話呼
び出しを切断するための所定の時間をおいて、変更した
い新しい電子メールアドレスを前記ユーザに知らせても
らう内容を趣旨とする登録変更のガイダンスを行うステ
ップと、前記所定の時間が経過する前に前記ユーザが前
記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話番号
に基づき前記データベースを検索して、得られた電子メ
ールアドレス宛に電子メール情報を送信するステップと
の全部または一部をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムである。
【0103】また、第42の本発明(請求項42に対
応)は、第2の本発明に記載の情報配信方法の、電話番
号と電子メールアドレスとを対応させたデータベースを
予め作成しておき、ユーザから電話呼び出しを受ける
と、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、前
記データベースを検索して、前記発信元の電話番号が既
登録か未登録かを判定するステップと、前記発信元の電
話番号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メ
ールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登
録のガイダンスを行うステップと、前記発信元の電話番
号が既登録と判定された場合、前記ユーザが前記電話呼
び出しを切断するための所定の時間をおいて、変更した
い新しい電子メールアドレスを前記ユーザに知らせても
らう内容を趣旨とする登録変更のガイダンスを行うステ
ップと、前記発信元の電話番号が既登録と判定された場
合、前記登録変更のガイダンスがまだ開始されていない
か前記登録変更のガイダンスが既に開始されたているか
前記登録変更のガイダンスが完了したかに関わらず、前
記ユーザが前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信
元の電話番号に基づき前記データベースを検索して、得
られた電子メールアドレス宛に電子メール情報を送信す
るステップとの全部または一部をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムである。
【0104】また、第43の本発明(請求項43に対
応)は、第3の本発明に記載の情報配信方法の、電話番
号と電子メールアドレスとを対応させたデータベースを
予め作成しておき、ユーザから電話呼び出しを受ける
と、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、前
記データベースを検索して、前記発信元の電話番号が既
登録か未登録かを判定するステップと、前記発信元の電
話番号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メ
ールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登
録のガイダンスを行うステップと、前記発信元の電話番
号が既登録と判定された場合、前記ユーザが前記電話呼
び出しを切断するための所定の時間をおいて、変更した
い新しい電子メールアドレスを前記ユーザに知らせても
らう内容を趣旨とする登録変更のガイダンスを行うステ
ップと、前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前
記登録変更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話
中に前記変更したい新しい電子メールアドレスを知らせ
てもらうものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出
しを切断した時点で、前記変更したい新しい電子メール
アドレスをまだ知らせてもらっていなければ、前記発信
元の電話番号に基づき前記データベースを検索して、得
られた電子メールアドレス宛に電子メール情報を送信
し、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した時点で、
前記変更したい新しい電子メールアドレスを知らせても
らっていれば、その知らせてもらった電子メールアドレ
スより以前の電子メールアドレス宛には前記電子メール
情報を送信しないステップとの全部または一部をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムである。
【0105】また、第44の本発明(請求項44に対
応)は、第4の本発明に記載の情報配信方法の、電話番
号と電子メールアドレスとを対応させたデータベースを
予め作成しておき、ユーザから電話呼び出しを受ける
と、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、前
記データベースを検索して、前記発信元の電話番号が既
登録か未登録かを判定するステップと、前記発信元の電
話番号が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メ
ールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登
録のガイダンスを行うステップと、前記発信元の電話番
号が既登録と判定された場合、前記ユーザが前記電話呼
び出しを切断するための所定の時間をおかずに、変更し
たい新しい電子メールアドレスを前記ユーザに知らせて
もらう内容を趣旨とする登録変更のガイダンスを行うス
テップと、前記発信元の電話番号が既登録と判定され、
前記ユーザが前記電話呼び出しを切断した場合、前記発
信元の電話番号に基づき前記データベースを検索して、
得られた電子メールアドレス宛に電子メール情報を送信
し、前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登
録変更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に
前記変更したい新しい電子メールアドレスを知らせても
らうものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを
切断した時点で、前記変更したい新しい電子メールアド
レスを知らせてもらっていれば、その知らせてもらった
電子メールアドレスより以前の電子メールアドレス宛に
は前記電子メール情報を送信しないステップとの全部ま
たは一部をコンピュータに実行させるためのプログラム
である。
【0106】
【発明の実施の形態】まず、本発明の関連技術を説明す
る。本発明の関連技術を説明した後に本発明の実施の形
態を説明する。
【0107】上述した課題を解決するために、本発明の
関連技術の第1の発明は、電話回線網を利用して情報通
信を行う情報通信端末と、前記情報通信端末に対応する
電子メールアドレス宛に、第1の情報を配信する情報配
信手段とを備え、前記情報通信端末が所定の電話番号に
電話呼び出しを行うと、前記情報配信手段は、前記情報
通信端末の電話番号から所定のルールに基づいて生成さ
れた前記情報通信端末に対応する電子メールアドレス宛
に前記第1の情報を電子メールで配信することを特徴と
するシステムである。
【0108】また、本発明の関連技術の第2の発明は、
前記情報通信端末から所定のルールに基づいて前記情報
通信端末に対応する電子メールアドレスを生成する電子
メールアドレス作成手段を備えたことを特徴とする第1
の発明に記載のシステムである。
【0109】また、本発明の関連技術の第3の発明は、
前記情報通信端末からの前記所定の電話番号への電話呼
び出しを受け付ける受付手段を備えたことを特徴とする
第1または2の発明に記載のシステムである。
【0110】また、本発明の関連技術の第4の発明は、
電話回線網を利用して情報通信を行う情報通信端末が所
定の電話番号に電話呼び出しを行うと、前記情報通信端
末の電話番号から所定のルールに基づいて生成された前
記情報通信端末に対応する電子メールアドレス宛に第1
の情報を配信する情報配信手段を備えたことを特徴とす
るシステムである。
【0111】また、本発明の関連技術の第5の発明は、
電話回線網を利用して情報通信を行う情報通信端末が所
定の電話番号に電話呼び出しを行うと、前記情報通信端
末の電話番号から前記情報通信端末に対応する電子メー
ルアドレスを所定のルールに基づいて生成する電子メー
ルアドレス作成手段を備え、第1の情報は、生成された
前記電子メールアドレス宛に配信されることを特徴とす
るシステムである。
【0112】また、本発明の関連技術の第6の発明は、
電話回線網を利用して情報通信を行う情報通信端末が所
定の電話番号に電話呼び出しを行うと、その電話呼び出
しを受け付ける受付手段を備え、前記情報通信端末の電
話番号から前記情報通信端末に対応する電子メールアド
レスが、所定のルールに基づいて生成され、作成された
前記電子メールアドレス宛に第1の情報が配信されるこ
とを特徴とするシステムである。
【0113】また、本発明の関連技術の第7の発明は、
電話回線網を利用して情報通信を行う情報通信端末が所
定の電話番号に電話呼び出しを行うと、前記情報通信端
末の電話番号から前記情報通信端末に対応する電子メー
ルアドレスを所定のルールに基づいて生成する電子メー
ルアドレス作成手段と、作成された前記電子メールアド
レス宛に第1の情報を配信する情報配信手段とを備えた
ことを特徴とするシステムである。
【0114】また、本発明の関連技術の第8の発明は、
電話回線網を利用して情報通信を行う情報通信端末が所
定の電話番号に電話呼び出しを行うと、その電話呼び出
しを受け付ける受付手段と、前記情報通信端末の電話番
号から前記情報通信端末に対応する電子メールアドレス
を所定のルールに基づいて生成する電子メールアドレス
作成手段とを備え、作成された前記電子メールアドレス
宛に第1の情報が配信されることを特徴とするシステム
である。
【0115】また、本発明の関連技術の第9の発明は、
電話回線網を利用して情報通信を行う情報通信端末が所
定の電話番号に電話呼び出しを行うと、その電話呼び出
しを受け付ける受付手段と、前記情報通信端末の電話番
号から所定のルールに基づいて生成された前記情報通信
端末に対応する電子メールアドレス宛に第1の情報を配
信する情報配信手段とを備えたことを特徴とするシステ
ムである。
【0116】また、本発明の関連技術の第10の発明
は、所定の電話番号に電話呼び出しを行う電話呼び出し
手段と、第1の情報を取得する電子メール取得手段とを
備えた情報通信端末であって、前記電話呼び出し手段が
所定の電話番号に電話呼び出しを行うと、前記情報通信
端末の電話番号から所定のルールに基づいて生成された
前記情報通信端末に対応する電子メールアドレス宛に前
記第1の情報が電子メールで配信されることを特徴とす
るシステムである。
【0117】また、本発明の関連技術の第11の発明
は、所定の事柄に関する情報を提供するインターネット
の情報提供サイトの閲覧アドレスを第2の情報として前
記インターネットを利用して、情報通信端末に提供する
情報提供手段を備えたシステムであって、前記情報通信
端末が所定の電話番号に電話呼び出しを行うと、前記情
報通信端末の電話番号から前記情報通信端末に対応する
電子メールアドレスが所定のルールに基づいて生成さ
れ、生成された前記電子メールアドレス宛に第1の情報
が配信され、その配信された前記第1の情報には、前記
システムにアクセスするための閲覧アドレスが記載され
ており、前記情報通信端末は、前記第1の情報を利用し
て前記情報配信サーバにアクセスすることを特徴とする
システムである。
【0118】また、本発明の関連技術の第12の発明
は、前記情報通信端末に対応する電子メールアドレス
は、複数個生成され、前記第1の情報は、その複数個の
電子メールアドレス宛に配信されることを特徴とする第
1〜11の発明のいずれかに記載のシステムである。
【0119】また、本発明の関連技術の第13の発明
は、前記第1の情報の量及び/または内容は、前記情報
通信端末の電話番号または前記所定のルールまたは前記
電子メールアドレスに応じて変えられることを特徴とす
る第1〜12の発明のいずれかに記載のシステムであ
る。
【0120】また、本発明の関連技術の第14の発明
は、前記情報通信端末の電子メールアドレスは、前記情
報通信端末の電話番号と電子メールアドレスとを対応付
けるための第1のテーブルをも利用して、決定されるこ
とを特徴とする第1〜13の発明のいずれかに記載のシ
ステムである。
【0121】また、本発明の関連技術の第15の発明
は、前記第1の情報の配信が成功した場合、前記電子メ
ールアドレスとその電子メールアドレスに対応する前記
情報通信端末の電話番号とを関連付けた第2のテーブル
が作成されることを特徴とする第14の発明に記載のシ
ステムである。
【0122】また、本発明の関連技術の第16の発明
は、前記情報通信端末の電話番号に対応する電子メール
アドレスは、前記第1のテーブル及び/または前記第2
のテーブルを検索することによって取得され、その取得
された電子メールアドレス宛に前記第1の情報が配信さ
れ、前記情報通信端末の電話番号に対応する電子メール
アドレスが、前記第1のテーブル及び/または前記第2
のテーブルを検索しても、取得出来ない場合、前記情報
通信端末に対応する電子メールアドレスは、前記情報通
信端末の電話番号から前記所定のルールに基づいて生成
され、その生成された電子メールアドレス宛に前記第1
の情報が配信されることを特徴とする第15の発明に記
載のシステムである。
【0123】また、本発明の関連技術の第17の発明
は、前記所定のルールに基づいて作成された前記電子メ
ールアドレス宛に前記第1の情報が配信された後、前記
情報通信端末の電話番号に対応する電子メールアドレス
が、前記第1のテーブル及び/または前記第2のテーブ
ルを検索して取得され、その取得された電子メールアド
レス宛にも前記第1の情報は、配信されることを特徴と
する第15の発明に記載のシステムである。
【0124】また、本発明の関連技術の第18の発明
は、前記情報通信端末の電話番号に対応する電子メール
アドレスは、前記第1のテーブル及び/または前記第2
のテーブルを検索して取得され、その取得した電子メー
ルアドレス宛及び前記所定のルールに基づいて作成され
た前記電子メールアドレス宛に前記第1の情報は、配信
されることを特徴とする第15の発明に記載のシステム
である。
【0125】また、本発明の関連技術の第19の発明
は、前記情報通信端末の電話番号に対応する電子メール
アドレスは、前記第1のテーブルまたは前記第2のテー
ブルを検索して取得され、その取得された電子メールア
ドレス宛に前記第1の情報は配信され、その電子メール
アドレス宛への前記第1の情報の配信が成功しなかった
場合、その電子メールアドレスは、前記第1のテーブル
または前記第2のテーブルから削除されることを特徴と
する第14〜18の発明のいずれかに記載のシステムで
ある。
【0126】また、本発明の関連技術の第20の発明
は、前記所定のルールに基づいて作成された前記電子メ
ールアドレス宛への前記第1の情報の配信が成功した場
合、その電子メールアドレスが前記第2のテーブルに登
録される際、すでに前記第1のテーブル及び/または前
記第2のテーブルに前記情報通信端末の電話番号に対応
する電子メールアドレスが登録されている場合、その登
録されている電子メールアドレスは、前記第1の情報の
配信が成功した前記電子メールアドレスに更新されるこ
とを特徴とする第14〜19の発明のいずれかに記載の
システムである。
【0127】また、本発明の関連技術の第21の発明
は、前記所定の電話番号は、複数あり、前記情報通信端
末は、前記複数の電話番号のいずれに電話呼び出しを行
うかによって必要とする前記第1の案内情報を選択する
ことが出来ることを特徴とする第1〜20の発明のいず
れかに記載のシステムである。
【0128】また、本発明の関連技術の第22の発明
は、前記複数の電話番号とは、枝番で区別可能であるこ
とを特徴とする第21の発明に記載のシステムである。
【0129】また、本発明の関連技術の第23の発明
は、前記情報通信端末は、インターネットに接続可能で
あり、前記第1の情報には、所定の事柄に関する情報を
提供する、前記インターネットの情報提供サイトにアク
セスするための情報閲覧アドレスが掲載されていること
を特徴とする第1〜22の発明のいずれかに記載のシス
テムである。
【0130】また、本発明の関連技術の第24の発明
は、前記第1の情報は、階層化されており、前記所定の
電話番号が複数ある場合、前記複数個の電話番号それぞ
れに、階層化された前記第1の情報のそれぞれが対応付
けられており、前記第1の情報の一部には、より下位の
前記第1の情報を入手するための前記所定の電話番号が
掲載されており、前記第1の情報の一部以外の前記第1
の情報には、前記インターネットの情報提供サイトの情
報閲覧アドレスが掲載されていることを特徴とする第2
3の発明に記載のシステムである。
【0131】また、本発明の関連技術の第25の発明
は、前記第1の情報には、所定の事柄に関する情報が記
載されていることを特徴とする第1〜22の発明のいず
れかに記載のシステムである。
【0132】また、本発明の関連技術の第26の発明
は、前記第1の情報の全部または一部には、前記複数個
の電話番号の全部または一部が掲載されていることを特
徴とする第21または22の発明に記載のシステムであ
る。
【0133】また、本発明の関連技術の第27の発明
は、前記第1の情報は階層化されており、前記複数個の
電話番号それぞれに、前記階層化された第1の情報のぞ
れぞれが対応付けられており、前記第1の情報の一部に
は、より下位の前記第1の情報を入手するための前記所
定の電話番号が記載されており、前記第1の情報の一部
以外の前記第1の情報には、所定の事柄に関する情報が
記載されていることを特徴とする第26の発明に記載の
システムである。
【0134】また、本発明の関連技術の第28の発明
は、前記情報通信端末は、前記インターネットに接続可
能であり、前記第1の情報には、所定の事柄に関する情
報を提供するインターネットの情報提供サイトの閲覧ア
ドレスを第2の情報として前記情報通信端末に前記イン
ターネットを利用して提供する情報配信サーバにアクセ
スするための閲覧アドレスが記載されており、前記情報
通信端末は、前記第1の情報を利用して前記情報配信サ
ーバにアクセスし、前記第2の情報は、前記情報配信サ
ーバから前記情報通信端末に提供されることを特徴とす
る第1〜22の発明のいずれかに記載のシステムであ
る。
【0135】また、本発明の関連技術の第29の発明
は、前記第2の情報は、電子メールとして前記情報通信
端末に提供されることを特徴とする第28の発明に記載
のシステムである。
【0136】また、本発明の関連技術の第30の発明
は、前記第2の情報は、ウェブページとして前記情報通
信端末に提供されることを特徴とする第28の発明に記
載のシステムである。
【0137】また、本発明の関連技術の第31の発明
は、前記第1の情報及び/または前記第2の情報は、階
層化されていることを特徴とする第28〜30の発明の
いずれかに記載のシステムである。
【0138】また、本発明の関連技術の第32の発明
は、前記情報通信端末が前記所定の電話番号に電話呼び
出しを行うと、音声ガイダンスを流し音声ガイダンス手
段を備え、前記情報通信端末は、その音声ガイダンスに
従って、必要とする前記第1の情報を選択することを特
徴とする第1〜23、25、28〜31の発明のいずれ
かに記載のシステムである。
【0139】また、本発明の関連技術の第33の発明
は、前記受付手段は、前記情報通信端末からの電話呼び
出しから発信番号通知サービスを利用して前記情報通信
端末の電話番号を取得し、その取得した電話番号から前
記情報通信端末に対応する電子メールアドレスが生成さ
れることを特徴とする第3、6、8、または9の発明の
いずれかに記載のシステムである。
【0140】また、本発明の関連技術の第34の発明
は、前記受付手段は、前記情報通信端末から電話呼び出
しを受けた時点から所定の時間が経過すると、その電話
呼び出しに応答した後、通話を切断することを特徴とす
る第33の発明に記載のシステムである。
【0141】また、本発明の関連技術の第35の発明
は、第1〜34の発明のいずれかに記載のシステムの全
部または一部の手段または情報通信端末の全部または一
部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログ
ラム及び/またはデータを担持した媒体であって、コン
ピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体であ
る。
【0142】また、本発明の関連技術の第36の発明
は、第1〜34の発明のいずれかに記載のシステムの全
部または一部の手段または情報通信端末の全部または一
部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログ
ラム及び/またはデータであることを特徴とする情報集
合体である。
【0143】以下に、本発明の関連技術の例を図面を参
照して説明する。
【0144】(第1の例)まず、第1の例について説明
する。
【0145】図1に、本例の情報配信システムの構成を
示す。
【0146】本例の情報配信システムは、案内装置1、
携帯電話端末2、案内サーバ3、中継局4、プロバイダ
5、インターネット6、情報提供サイト20から構成さ
れる。
【0147】案内装置1は、携帯電話端末2からの電話
呼び出しの応答として、電子メールで案内サーバ3が提
供するWebページのURLを記載した案内情報を携帯
電話端末2に送信する装置である。
【0148】携帯電話端末2は、インターネットに接続
することが出来る携帯電話端末であり、図1では携帯電
話端末2を一台だけ示したが、実際は携帯電話端末2が
複数台ある。
【0149】また、携帯電話端末2は、所定の電話番号
に電話呼び出しを行う電話呼び出し手段(図示せず)
と、電子メールを受信する電子メール取得手段とを備え
ている。すなわち、電話呼び出し手段は、中継局4、電
話回線を経由して電話呼び出しを行う手段であり、電子
メール取得手段は、プロバイダ5に設けられている携帯
電話端末2のメールボックスから電子メールを取得する
手段である。
【0150】案内サーバ3は、携帯電話端末2に、情報
提供サイト20が提供するWebページのアドレスをイ
ンターネット6を経由してWebページで提供するWe
bサーバである。
【0151】案内装置1はインターネット6、中継局4
に接続している。また、携帯電話端末2は中継局4を経
由して、プロバイダ5によってインターネット6に接続
することが出来る。
【0152】中継局4は、携帯電話端末2と電話回線網
とを中継する装置である。
【0153】プロバイダ5は、携帯電話端末2をインタ
ーネットに接続する装置である。
【0154】また、案内装置1は、電話受付手段7、電
話番号取得手段8、電子メールアドレス取得手段9、ユ
ーザ情報データベース10、電子メール送信手段11、
配信情報データベース12を備えている。
【0155】電話受付手段7は、携帯電話端末2からの
電話呼び出しを受け付ける手段である。
【0156】電話番号取得手段8は、発信通知サービス
を利用して電話呼び出しを行っている携帯電話端末2の
電話番号を取得する手段である。なお、発信通知サービ
スとは、電話呼び出しを行った際、呼び出し元の電話番
号が呼び出し先に通知されるサービスであり、電話会社
が提供しているサービスである。
【0157】電子メールアドレス取得手段9は、取得し
た電話番号からユーザ情報データベース10を参照し
て、取得した電話番号に対応する電子メールアドレスを
取得する手段である。
【0158】ユーザ情報データベース10は、案内装置
1を利用することが出来るユーザの情報が格納されてお
り、携帯電話端末2の電話番号と電子メールアドレスと
を対応つけるためのデータベースである。
【0159】電子メール送信手段11は、配信情報デー
タベース12から配信する案内情報を読み出して、取得
された電子メール宛に電子メールとして送信する手段で
ある。
【0160】なお、本例のユーザ情報データベース10
は本発明の関連技術の発明の第1のテーブルの例であ
り、本例のURLは本発明の関連技術の発明の情報閲覧
アドレスの例であり、本例の携帯電話端末は本発明の関
連技術の発明の情報通信端末の例であり、本例の案内装
置1から携帯電話端末2に送信される電子メールなどの
案内情報は本発明の関連技術の発明の第1の情報の例で
あり、本例の案内サーバ3から携帯電話端末2に提供さ
れるWebページや電子メールなどの案内情報は本発明
の関連技術の発明の第2の情報の例であり、本例の電子
メール送信手段11と配信情報データベースは本発明の
関連技術の発明の情報配信手段の例であり、本例の電子
メールアドレス取得手段9とユーザ情報データベース1
0は本発明の関連技術の発明の電子メールアドレス作成
手段の例であり、本例の電話番号取得手段8と電話受付
手段7は本発明の関連技術の発明の受付手段の例であ
り、本例の案内サーバ3は本発明の関連技術の発明の情
報提供手段の例である。
【0161】次に、このような本例の動作を説明する。
【0162】図2に、案内装置1、携帯電話端末2、案
内サーバ3、情報提供サイト20のやりとりを示す。
【0163】ユーザは、携帯電話端末2を所持して外出
したとする。
【0164】そして、外出先でバーゲンを行っている店
を探して、安価にティーン向けの服を購入したいと思っ
たとする。
【0165】まず、本例の動作の概要を説明し、詳細は
後述する。
【0166】このような場合、ユーザは、図2の電話呼
び出し70に示すように、まず携帯電話端末2から案内
装置1に電話呼び出しを行う。
【0167】そうすると、案内装置1は、電子メール送
信71に示すように、ユーザが入手したい情報を選択す
るための電話番号が掲載されている案内情報を携帯電話
端末2の電子メールアドレス宛に電子メールで送信す
る。
【0168】次に、電話呼び出し72に示すように、ユ
ーザは入手したい情報を選択して、送られてきた案内情
報に掲載されている電話番号のうち入手したい情報に対
応する電話番号に再び携帯電話端末2から電話呼び出し
を行う。そうすると、電子メール送信73に示すよう
に、案内装置1は、案内サーバ3が提供するWebペー
ジのURLを記載した案内情報を電子メールで携帯電話
端末2に送信する。
【0169】次に、アクセス74に示すように、携帯電
話端末2は、送られてきた電子メールに記載されている
URLからWebページにアクセスする。すると、We
bページ提供75に示すように、案内サーバ3は、携帯
電話端末2にユーザが必要とする情報を選択するための
Webページを提供する。
【0170】携帯電話端末2は、送られてきたWebペ
ージを閲覧し、必要とする情報を選択する。そうする
と、アクセス76に示すように携帯電話端末2は、再び
案内サーバ3にアクセスする。すると、Webページ提
供77に示すように、案内サーバ3は、携帯電話端末2
に必要な情報を提供している情報提供サイト20へリン
クを張った項目を掲載したWebページを提供する。
【0171】ユーザは、携帯電話端末2で送られてきた
Webページを閲覧し、掲載されている情報提供サイト
20へのリンクを張った項目を選択することによって、
アクセス78に示すように、情報提供サイト20にアク
セスする。すると、情報提供サイト20は、ユーザが必
要とする情報を携帯電話端末2にWebページとして提
供する。
【0172】このように本例の案内情報提供システム
は、提供する案内情報を階層化して提供する。すなわ
ち、より下位の案内情報を入手するためには、案内装置
1に掲載されている電話番号に電話呼び出しを行い、さ
らに下位の案内情報を入手するためには、電子メールと
して送られきた案内情報に掲載されている案内サーバ3
のURLにアクセスし、案内サーバ3が提供するWeb
ページを閲覧し、必要とする情報を選択する。このよう
にすれば、ティーン向けの服のバーゲンを行っている百
貨店やブティックなどの店の情報提供サイト20のUR
Lを知らなくてもティーン向けの服のバーゲン情報を入
手することが出来る。ユーザは、入手した情報を参考に
して、店に出向いて、安価にティーン向けの服を購入す
ることが出来る。
【0173】上記の動作について以下にさらに詳細に説
明する。
【0174】まず、電話呼び出し70に示すように、ユ
ーザは携帯電話端末2から案内装置1に電話呼び出しを
行う。図3の(a)に携帯電話端末2から電話呼び出し
を行うことが出来る電話番号の例を示す。電話呼び出し
を行うことが出来る電話番号は複数個あり、いずれの電
話番号に電話呼び出しを行うかで提供されるサービスの
内容を選択することが出来る。図3の(a)では、電話
番号が地域毎に分類されており、06−1234−12
31に電話呼び出しを行うと、大阪梅田周辺の情報を入
手することが出来る。また06−1234−1232に
電話呼び出しを行うと、大阪難波周辺の情報を入手する
ことが出来る。このような電話番号は、電話帳として予
めユーザに配布されている。また、サービス店では、携
帯電話端末2を持参すれば、このような電話帳を携帯電
話端末2のメモリに登録するサービスを行っている。案
内装置1は、各地域別に情報を提供するので、よりきめ
細かな情報をユーザに提供することが出来る。
【0175】ユーザは大阪梅田におり、大阪梅田でティ
ーン向けの服を購入しようと思ったとする。従って、ユ
ーザは、大阪梅田周辺の情報を入手するために携帯電話
端末2で、06−1234−1231に電話呼び出しを
行う。
【0176】このように携帯電話端末2から行われた電
話呼び出しは、無線13によって中継局4に通知され、
中継局4から電話回線14を経由して、電話受付手段7
に通知される。
【0177】電話受付手段7は、大阪梅田周辺の情報に
関する電話番号に電話がかかってきたことを通知する。
【0178】電話番号取得手段8は、発信通知サービス
を利用して発信元の電話番号すなわち携帯電話端末2の
電話番号を取得する。
【0179】電話受付手段7は、電話番号取得手段8か
ら携帯電話端末2の電話番号の取得が完了したことを通
知されると、携帯電話端末2からの電話呼び出しに応答
することなく切断する。電話番号取得手段8は、携帯電
話端末2の電話番号を発信通知サービスを利用して取得
するので、電話受付手段7は、携帯電話端末2からの電
話呼び出しに応答する必要がない。従って、携帯電話端
末2が案内情報を要求するために案内装置1に電話をか
けた場合、通話料は無料である。
【0180】次に、電話番号取得手段8は、取得した携
帯電話端末2の電話番号を電子メールアドレス取得手段
9に通知する。
【0181】電子メールアドレス取得手段9は、ユーザ
情報データベース10を参照して、通知された電話番号
から案内情報の配信先の電子メールアドレスを取得す
る。なお、ユーザ情報データベース10には、電話番号
と電子メールとを対応付ける情報が格納されているが、
この情報は、ユーザが案内装置1を使用するためにユー
ザ登録を行ったときに作成される。
【0182】電子メール送信手段11は、電子メール送
信71に示すように、配信情報データベース12から大
阪梅田周辺を案内する案内情報を読み出して、電子メー
ルアドレス取得手段9で取得された電子メールアドレス
宛に、電子メールとして送信する。この案内情報には、
図3の(b)に示すように、大阪梅田周辺におけるバー
ゲン情報、グルメ情報、観光ガイド情報などを選択する
ための電話番号が掲載されている。
【0183】このようにして電子メール送信手段11か
ら送信された電子メールはインターネット6を介してプ
ロバイダ5の携帯電話端末2用のメールボックスに届
く。
【0184】携帯電話端末2は、プロバイダ5の自らの
メールボックスから電子メールをダウンロードし、携帯
電話端末2のモニタに表示する。
【0185】図4に、携帯電話端末2のモニタに表示さ
れた電子メールの例を示す。このように、送られてきた
電子メールには、大阪梅田周辺の情報の中から入手した
い情報を選択するための電話番号が掲載されている。す
なわち、バーゲン情報を入手したいときは、06−12
34−5671に電話すればよい。また、グルメ情報を
入手したいときは、06−1234−5672に電話す
ればよい。ホテルや旅館、観光地に関する情報である観
光ガイド情報を入手したいときは、06−1234−5
673に電話すればよい。また、映画情報を入手したい
ときは、06−1234−5674に電話すればよい。
【0186】ユーザは、携帯電話端末2のモニタに表示
されている電子メールを見て、バーゲン情報を提供する
電話番号である06−1234−5671を選択する。
通常の携帯電話端末2では、モニタに電子メールが表示
されているとき、電話番号の部分を自動的に認識し、電
話番号の部分の文字色を他の文字色とは反転して表示す
る。そして、カーソルを電話番号の上に移動させ、選択
すると、自動的にその電話番号に電話呼び出しを行うと
いう機能を持っている。
【0187】この機能を利用して、ユーザは、図2の電
話呼び出し72に示すように再び携帯電話端末2から0
6−1234−5671すなわちバーゲン情報を選択す
るための電話番号に電話呼び出しを行う。
【0188】すると、図2の電子メール送信73に示す
ように、案内装置1は、上記と同様の動作をして、配信
情報データベース12から案内情報を読み出して、携帯
電話端末2に電子メールとして送信する。
【0189】図5に携帯電話端末2が電子メールとして
入手した案内情報の例を示す。電子メールには、分類2
3のようにパソコン・周辺機器、服など提供される情報
が分類されている。そして、各分類23の情報を提供す
るURLがURL24に示すように掲載されている。
【0190】インターネット6に接続可能な通常の携帯
電話端末2は、前述した電話番号の場合と同様に、モニ
タに電子メールが表示されているとき、URLの部分を
自動的に認識し、URLの部分の文字色を他の文字色と
は反転して表示する。そして、カーソルをURLの上に
移動させ、選択すると、自動的にそのURLにアクセス
するという機能を持っている。
【0191】ユーザは、図5の案内情報を携帯電話端末
2のモニタに表示し、上記の機能を利用してURL24
を選択することにより、図2のアクセス74に示すよう
にインターネット6の案内サーバ3にアクセスする。
【0192】案内サーバ3は、携帯電話端末2からのア
クセス74に従って、Webページ提供75に示すよう
に、インターネット6を経由してWebページを携帯電
話端末2に提供する。図6にこのように携帯電話端末2
に提供されたWebページの例を示す。図6のWebペ
ージでは、大阪梅田周辺の服に関するバーゲン情報から
必要な情報を選択するためのメニューになっている。す
なわち、ティーン向け、スポーツ、カジュアルなど必要
なバーゲン情報の詳細を選択することが出来る。ティー
ン向け、スポーツ、カジュアルなどの各項目には、その
項目の情報を提供するWebページを参照するためのタ
グが挿入されている。
【0193】ユーザは、大阪梅田周辺のティーン向けの
服のバーゲン情報を入手しようとしているので、携帯電
話端末2のモニタに表示されたWebページで、カーソ
ルを移動して、「ティーン向け」を選択する。すると、
図2のアクセス76に示すように、携帯電話端末2は、
ティーン向けの情報を提供するWebページにアクセス
する。
【0194】案内サーバ2は、携帯電話端末2からのア
クセス76に従って、Webページ提供77に示すよう
に、再びインターネット6を経由してWebページを携
帯電話端末2に提供する。図7にこのように携帯電話端
末2に提供されたWebページの例を示す。
【0195】このWebページには、大阪梅田周辺の案
内情報のうち、ティーン向けの服のバーゲン情報を行っ
ている店のWebページが紹介されている。すなわち、
URL90に示すように、ティーン向けの服のバーゲン
を行っている情報提供サイト20のURLと、店名91
に示すようにそのバーゲンを行っている店名と、説明9
2に示すように簡単な説明が掲載されている。
【0196】そして、URL90、店名91、説明92
の各項目は、対応する情報提供サイトへアクセスするた
めのリンクが張られている。従って、これらの項目を選
択することによって対応する情報提供サイトにアクセス
することが出来る。
【0197】ユーザは、携帯電話端末2のモニタに表示
されているこのWebページを見て、ジーンズの購入を
検討しようとしたとする。そうすると、ユーザは携帯電
話端末2のカーソルを移動して、http://ww
w.bcd.co.jpを選択する。そうすると、図2
のアクセス78に示すように、携帯電話端末2は、ジー
ンズのバーゲンを行っている情報提供サイト20にアク
セスする。
【0198】情報提供サイト20は、携帯電話端末2か
らのアクセスに従って、図2のWebページ提供79に
示すように、Webページを携帯電話端末に提供する。
【0199】ユーザは、情報提供サイト20から提供さ
れたWebページを閲覧することによって、ジーンズの
バーゲンを行っている店の住所、電話番号、デザインな
どのジーンズの詳細な情報を知ることが出来、購入の検
討を行うことが出来る。
【0200】このようにして、ユーザは、購入したいジ
ーンズに関する情報を入手する方法を知らなくても、本
例の情報配信システムを利用することにより、ジーンズ
に関する情報を簡単に入手することが出来る。
【0201】さらに、携帯電話端末2から電話番号を手
入力する場合、携帯電話端末2の入力ボタンを1回押す
だけで1つの数字を入力することが出来るが、URLを
手入力する場合、URLは一般にアルファベットや記号
をも含み、アルファベットや記号を1文字入力する場合
でも携帯電話端末2のキーを何度も押す必要がある。す
なわち、携帯電話端末2に電話番号を手入力する方がU
RLを手入力するよりはるかにに容易であり、また時間
がかからない。本例では、情報提供サイト20から提供
されたWebページを閲覧するために、URLの代わり
に電話番号を手入力するので、URLを手入力する場合
に比べて手間と時間が係らないという利点もある。
【0202】また、ユーザが、大阪梅田周辺のグルメ情
報を入手したい場合は、図4に示すように06−123
4−5672に電話すれば、上記と同様にして、グルメ
情報を入手することが出来る。
【0203】また、案内装置1から送られてきた電子メ
ールや案内サーバ3から送られてきたWebページを携
帯電話端末2に保存しておけば、必要な情報を入手する
ためのメニューとして何度も使用することが出来る。
【0204】例えば、上記のようにしてユーザがジーン
ズを購入した後、さらに大阪梅田周辺で食事をしたいと
思ったとすると、すでに案内装置1から送られてきてい
る図4の電子メールから、大阪梅田周辺のグルメ情報を
提供する電話番号である06−1234−5672に電
話をかければ、直ちにグルメ情報を入手することが出来
る。
【0205】さらに後日、ユーザが大阪梅田周辺へ出向
き、大阪梅田周辺でパソコン・周辺機器を購入したいと
思ったとする。このような場合、すでに案内装置1から
送られてきている図5の電子メールを表示して、パソコ
ン・周辺機器のURLを選択すれば、パソコン・周辺機
器の案内情報を提供しているWebページを直ちに入手
することが出来る。
【0206】このように、本例では案内装置1から送ら
れてくる電子メールや案内サーバ3から送られてくるW
ebページを携帯電話端末2に保存しておけば、入手し
たい情報を選択するためのメニューとして何度でも使用
することが出来るので、新しい情報を入手する場合にい
ちいち案内装置1や案内サーバ3にアクセスしなくても
よく手間を省くことが出来る。
【0207】このように、携帯電話端末2から予め定め
られている電話番号のうちのいずれに電話をかけるかに
よって、必要な案内情報を入手して、最終的に必要とす
る情報を情報提供サイト20から入手することが出来
る。
【0208】なお、本例では、電話受付手段7は、電話
番号取得手段8から携帯電話端末2の電話番号の取得が
完了したことを通知されると、携帯電話端末2からの電
話呼び出しに応答することなく切断するとして説明した
がこれに限らない。電話受付手段7は、電話番号取得手
段8から携帯電話端末2の電話番号の取得が完了したこ
とを通知されると、一旦携帯電話端末2からの電話呼び
出しに応答した後、携帯電話端末2との通話を切断して
も構わない。また、電話番号取得手段8は、携帯電話端
末2から電話呼び出しを受けた時点から所定の時間が経
過すると、その電話呼び出しに応答した後、通話を切断
しても構わない。この場合、携帯電話端末2からの電話
呼び出しに応答した時点で、携帯電話端末2に「電話呼
び出しを中止して下さい」など携帯電話端末2に電話呼
び出しを中止するためのメッセージを音声で流しても構
わない。
【0209】(第2の例)次に、第2の例について説明
する。
【0210】図8に、本例の情報配信システムの構成を
示す。
【0211】本例の情報配信システムは、第1の例の案
内装置1の代わりに案内装置18を備えている。
【0212】案内装置18は、第1の例とは異なり電話
応答手段17、音声ガイダンス手段16を備えている。
【0213】電話応答手段17は、電話呼び出しを受け
ると、電話に応答する手段である。
【0214】音声ガイダンス手段16は、携帯電話端末
2が入手したい案内情報を指定するための音声ガイダン
スを行う手段である。
【0215】それ以外は、第1の例と同一であるので説
明を省略する。
【0216】なお、本例の電話番号取得手段8と電話応
答手段手段17は本発明の関連技術の発明の受付手段の
例である。
【0217】次に、このような本例の動作を第1の例と
の相違点を中心に説明する。
【0218】図9に、案内装置1、携帯電話端末2、案
内サーバ3、情報提供サイト20のやりとりを示す。
【0219】第1の例と同様にユーザは、携帯電話端末
2を所持して外出し、外出先でティーン向けの服をバー
ゲンで安価に手に入れるための情報を入手したいと思っ
たとする。
【0220】このような場合の動作の概要を説明する。
詳細な動作については後述する。
【0221】図9に、案内装置18、携帯電話端末2、
案内サーバ3、情報提供サイト20のやりとりを示す。
まず、ユーザは、図9の電話呼び出し26に示すよう
に、携帯電話端末2から案内装置18に電話呼び出しを
行う。そうすると、案内装置18は、音声ガイダンス2
7に示すように電話呼び出し26に応答して音声ガイダ
ンスを流す。携帯電話端末2は、メニュー選択28に示
すように、音声ガイダンス27に従って必要な案内情報
を選択する。そうすると、案内装置18は、電子メール
送信29に示すように選択された案内情報を電子メール
として携帯電話端末2に送信する。
【0222】次に、アクセス80に示すように、携帯電
話端末2は、送られてきた電子メールに記載されている
URLからWebページにアクセスする。すると、We
bページ提供81に示すように、案内サーバ3は、携帯
電話端末2にユーザが必要とする情報を選択するための
Webページを提供する。
【0223】ユーザは、携帯電話端末2に送られてきた
Webページを閲覧し、必要な情報を選択し、アクセス
82に示すように必要な情報を提供しているWebペー
ジにアクセスする。
【0224】案内サーバ3は、アクセス82に従って、
Webページを携帯電話端末2に提供する。
【0225】携帯電話端末2はアクセス84に示すよう
に掲載されている情報提供サイト20のURLを選択す
ることによって、情報提供サイト20にアクセスする。
すなわち、情報提供サイト20のアドレスには、情報提
供サイトへアクセスするためのリンクが張られている。
【0226】そうすると、情報提供サイト20は、ユー
ザが必要とする情報を携帯電話端末2にWebページと
して提供する。
【0227】このように本例の案内情報提供システム
は、提供する案内情報を第1の例と同様に階層化して提
供する。相違点は、案内装置18が階層化された案内情
報の一部を音声ガイダンスにより提供する点である。
【0228】このようにすれば、ティーン向けの服のバ
ーゲンを行っている百貨店やブティックなどの店の情報
提供サイト20のURLを知らなくてもティーン向けの
服のバーゲン情報を入手することが出来る。ユーザは、
入手した情報を参考にして、店に出向いて、安価にティ
ーン向けの服を購入することが出来る。次に、上記の動
作について詳細に説明する。
【0229】図10の(a)に、提供する情報の地域毎
の分類を示す。第1の例と同様にして、ユーザは大阪梅
田周辺の服に関するバーゲン情報を入手したいと思った
とする。
【0230】そうすると、携帯電話端末2は、電話呼び
出し26に示すように、06−1234−1231に電
話呼び出しを行う。
【0231】電話応答手段17は、その電話呼び出しに
応答する。電話応答手段17は、音声ガイダンス手段1
6に電話に応答したことを通知する。
【0232】音声ガイダンス手段16は、この通知を受
け取ると、図9の音声ガイダンス27に示すように音声
ガイダンスを流す。
【0233】携帯電話2のユーザは、図9のメニュー選
択28に示すように音声ガイダンスに従って必要とする
情報を選択する。
【0234】図10に音声ガイダンスに従って必要な案
内情報を選択する場合の例を示す。
【0235】音声ガイダンス手段16は、まず、バーゲ
ン情報を選択する場合は携帯電話端末2から数字1を入
力し、同様にグルメ情報は2、観光ガイド情報は3、映
画情報は4を入力するようにガイダンスする。
【0236】携帯電話端末2のユーザは、音声ガイダン
スに従って、数字1を入力したとする。
【0237】音声ガイダンス手段16は、数字1を携帯
電話端末2から受信すると、音声ガイダンスが終了した
ことを電話応答手段17に通知し、これを受けて、電話
応答手段17は携帯電話端末2との通話を切断する。
【0238】そして、音声ガイダンス手段16は、図9
の電子メール送信29に示すように選択された案内情報
を電子メール送信手段11に通知する。
【0239】一方、第1の実施と同様にして電話番号取
得手段8は、携帯電話端末2の電話番号を発信通知サー
ビスを利用して取得し、電子メールアドレス取得手段9
に通知する。
【0240】電子メールアドレス取得手段9は、第1の
例と同様にして携帯電話端末2の電子メールアドレスを
取得して、電子メール送信手段11に通知する。
【0241】電子メール送信手段11は、音声ガイダン
ス手段16から通知されたバーゲン情報の案内情報を配
信情報データベース12から読み出して、電子メールア
ドレス取得手段9で取得された電子メールアドレス宛
に、電子メール送信29に示すように電子メールとして
送信する。
【0242】これ以降は、第1の例と同一であるので説
明を省略する。
【0243】このように本例によれば、音声ガイダンス
によって必要な情報を選択することが出来る。
【0244】(第3の例)次に、第3の例について説明
する。
【0245】図11に本例の情報配信システムを示す。
【0246】本例の情報配信システムは、携帯電話端末
65がインターネットに接続する機能を有しない点が第
1の例との相違点である。
【0247】また、電子メールサーバ64は、携帯電話
端末65、案内装置1などが電子メールをやりとりする
ためのサーバである。
【0248】それ以外は第1の例と同一であるので説明
を省略する。
【0249】なお、本例の案内装置61から携帯電話端
末2に送信される電子メールなどの案内情報は本発明の
関連技術の発明の第1の情報の例であり、本例の電子メ
ール送信手段62と配信情報データベース63は本発明
の関連技術の発明の情報配信手段の例であり、本例の電
話番号取得手段8と電話受付手段7は本発明の関連技術
の発明の受付手段の例である。
【0250】次に、このような本例の動作を第1の例と
の相違点を中心に説明する。
【0251】図12に本例の携帯電話端末65と案内装
置61とのやり取りを示す。本実施の携帯でも第1の例
と同様にユーザが携帯電話端末65を利用して、大阪梅
田周辺でティーン向けのバーゲン情報を入手して、ジー
ンズの購入を検討する場合について説明する。
【0252】図12の電話呼び出し95に示すように、
ユーザは携帯電話端末2から図3の(a)に示す06−
1234−1231に電話呼び出しを行う。
【0253】そうすると、電子メール送信96に示すよ
うに、案内装置1は図4に示す内容を掲載した電子メー
ルを携帯電話端末2に送信する。この電子メールは、電
子メールサーバ64から携帯電話端末65に送られる。
【0254】次に、ユーザは図12の電話呼び出し97
に示すように、図4に示す電話番号のうちバーゲン情報
を選択するための電話番号である06−1234−56
71に電話呼び出しを行う。ここまでの動作は、電子メ
ールサーバ64がメール受信処理を行うこと以外は第1
の例と同一である。
【0255】次に、案内装置1は、電子メール送信98
に示すように、バーゲン情報に関する案内情報を電子メ
ールで携帯電話端末65に送信する。
【0256】図13に携帯電話端末65に送られてきた
案内情報を示す。電子メールには、第1の例とは異な
り、URLの代わりに電話番号が掲載されている。
【0257】図12の電話呼び出し99に示すように、
ユーザは、服に関する案内情報を入手出来る電話番号で
ある06−1234−3212に電話呼び出しを行う。
【0258】そうすると、案内装置61は、図12の電
子メール送信100に示すように、携帯電話端末65に
大阪周辺の服のバーゲン情報を掲載した電子メールを送
信する。
【0259】図14にこのようにして送られてきた電子
メールの例を示す。電子メールには、ティーン向け、ス
ポーツなどに分類して服のバーゲン情報が掲載されてい
る。従って、ユーザは、送られきたバーゲン情報から、
○△店でジーンズが安価に販売されていることを知るこ
とが出来る。
【0260】(第4の例)次に、第4の例について説明
する。
【0261】本例の情報配信システムの構成は第1の例
と同一である。
【0262】本例では、第1の例とは異なり、案内サー
バ3が最終的にユーザが入手する情報を電子メールで送
信する点である。
【0263】これ以外は第1の例と同一であるので、説
明を省略する。
【0264】次に、このような本例の動作を第1の例と
の相違点を中心に説明する。
【0265】図15に、案内装置1、携帯電話端末2、
案内サーバ3のやり取りを示す。
【0266】まず、図15の電話呼び出し101に示す
ように、ユーザは携帯電話端末2を利用して、大阪梅田
周辺の情報を入手するために06−1234−1231
に電話呼び出しを行う。
【0267】すると、案内装置1は図15の電子メール
送信102に示すように、図4の内容を掲載した電子メ
ールを携帯電話端末2に送信する。
【0268】次に、図15の電話呼び出し103に示す
ように、ユーザは、携帯電話端末2を利用して、図4で
バーゲン情報を選択するための電話番号である06−1
234−5671に電話呼び出しを行う。
【0269】すると、案内装置1は、図15の電子メー
ル送信104に示すように、図5の内容を掲載した電子
メールを携帯電話端末2に送信する。
【0270】次に、送られてきた電子メールに基づい
て、図15のアクセス105に示すように、案内サーバ
3の服に関するバーゲン情報を提供するWebページに
アクセスする。
【0271】すると、図15のWebページ送信108
に示すように、案内サーバ3は、図6に示すWebペー
ジを携帯電話端末2に送信する。
【0272】ここまでの動作は第1の例と同一である。
【0273】次に、図15の電子メール要求106に示
すように、携帯電話端末2は、図6のWebページでテ
ィーン向けを選択することによって、ティーン向けの情
報を掲載した電子メールを要求する。
【0274】すると、図15の電子メール送信107に
示すように、案内サーバ3は、ティーン向けの服のバー
ゲン情報を電子メールで携帯電話端末2に送信する。
【0275】図16にこのようにして送られてきた電子
メールの例を示す。図16では、説明を容易にするため
に、店名と電話番号と簡単な説明が電子メールに記載さ
れているとしたが、実際には、バーゲン品の詳細な説明
などより詳しい説明が掲載されている。
【0276】ユーザは、この電子メールを読むことによ
り、第1の例と同様にして、ジーンズの購入を検討する
ことが出来る。
【0277】(第5の例)次に、第5の例について説明
する。
【0278】図17に本例の情報配信システムを示す。
【0279】本例の案内装置30は、第1の例の電子メ
ールアドレス取得手段9とユーザ情報データベース10
の代わりに、電子メールアドレス取得手段31、事後登
録テーブル32、仮想電子メールアドレス作成手段3
3、仮想電子メールアドレス作成ルール34を備えてい
る。
【0280】仮想電子メールアドレス作成ルール34
は、携帯電話端末2の電話番号から携帯電話端末2の電
子メールアドレスを生成するためのルールである。
【0281】仮想電子メールアドレス作成手段33は、
仮想電子メールアドレス作成ルール34に基づいて、携
帯電話端末2の電話番号から携帯電話端末2に対応する
電子メールアドレスである仮想電子メールアドレスを作
成する手段である。
【0282】なお、本例における仮想電子メールアドレ
スとは、電子メールアドレスではあるが、電子メールア
ドレスに対応する携帯電話端末2が存在するとは限らな
い電子メールアドレスであることを表している。従って
仮想電子メールアドレス宛に電子メールを送信した場
合、送信が成功する場合もあれば、対応するベールボッ
クスが存在せず、送信が失敗する場合もある。
【0283】事後登録テーブル32は、上記の仮想電子
メールアドレス宛への電子メールの送信が成功した場
合、その仮想電子メールアドレスを携帯電話端末2の電
話番号と関連付けて登録したテーブルである。
【0284】電子メール取得手段31は、携帯電話番号
2の電子メールアドレスが既に事後登録テーブル32に
登録されている場合、事後登録テーブル32を検索して
携帯電話端末2に対応する電子メールアドレスを取得す
る手段である。
【0285】なお、本例の事後登録テーブル32は本発
明の関連技術の発明の第2のテーブルの例であり、本例
の電子メール送信手段11と配信情報データベース12
と送信結果判定手段35は本発明の関連技術の発明の情
報配信手段の例であり、本例の電子メールアドレス取得
手段9と事後登録テーブル32と仮想電子メールアドレ
ス作成手段33と仮想電子メールアドレス作成ルール3
4は本発明の関連技術の発明の電子メールアドレス作成
手段の例であり、本例の電話番号取得手段8と電話受付
手段7は本発明の関連技術の発明の受付手段の例であ
る。
【0286】次に、このような本例の動作を第1の例と
の相違点を中心に説明する。
【0287】事後登録テーブル32は、いずれの携帯電
話端末2からも電話がかかてきていない場合、案内装置
30にはまだ作成されていない。当然ながら携帯電話端
末2の電話番号も携帯電話端末2の電話番号に関連付け
られた電子メールアドレスも登録されていない。
【0288】また、案内装置30、携帯電話端末2、案
内サーバ3、情報提供サイト20の間のやりとりは、第
1の例と同様に図2で示されるものとする。すなわち、
すなわち、以下の説明では、図2に示されている案内装
置1を案内装置30と読み代えるものとする。
【0289】第1の例と同様にユーザは携帯電話端末2
を所持して外出したとする。
【0290】そして、外出先でバーゲンを行っている店
を探して、安価にティーン向けの服を購入したいと思っ
たとする。
【0291】このような場合、ユーザは、図2の電話呼
び出し70に示すように、まず携帯電話端末2から案内
装置30に電話呼び出しを行う。
【0292】まず、図2の電話呼び出し70に示すよう
に、ユーザは携帯電話端末2から案内装置1に電話呼び
出しを行う。第1の例と同様に図3の(a)に携帯電話
端末2から電話呼び出しを行うことが出来る電話番号の
例を示す。
【0293】ユーザは大阪梅田におり、大阪梅田でティ
ーン向けの服を購入しようと思ったとする。従って、ユ
ーザは、大阪梅田周辺の情報を入手するために携帯電話
端末2で、06−1234−1231に電話呼び出しを
行う。
【0294】このように携帯電話端末2から行われた電
話呼び出しは、無線13によって中継局4に通知され、
中継局4から電話回線14を経由して、電話受付手段7
に通知される。
【0295】電話受付手段7は、大阪梅田周辺の情報に
関する電話番号に電話がかかってきたことを電話番号取
得手段8に通知する。
【0296】電話番号取得手段8は、発信通知サービス
を利用して発信元の電話番号すなわち携帯電話端末2の
電話番号を取得する。
【0297】電話受付手段7は、電話番号取得手段8か
ら携帯電話端末2の電話番号の取得が完了したことを通
知されると、携帯電話端末2からの電話呼び出しを切断
する。
【0298】次に、電話番号取得手段8は、取得した携
帯電話端末2の電話番号を電子メールアドレス取得手段
9に通知する。
【0299】電子メールアドレス取得手段9は、初期状
態においては事後登録テーブル32がまだ作成されてい
ないので、取得した電話番号に関連付けられている電子
メールアドレスを取得することが出来ないことを電話番
号通知手段8に通知する。
【0300】電子メールアドレス取得手段31からの通
知を受け取ると、電話番号取得手段8は、仮想電子メー
ルアドレス作成手段33に取得した電話番号を通知す
る。
【0301】仮想電子メールアドレス作成手段33は、
仮想電子メールアドレス作成ルール34に基づいて以下
に説明するようにして通知された電話番号から仮想電子
メールアドレスを生成する。
【0302】すなわち、電話会社は、自らが通信サービ
スを行う携帯電話端末2の電子メールアドレスを携帯電
話端末2の電話番号から所定の規則に従って割り当てて
いる。 このような所定の規則とは、例えば携帯電話端
末2の電子メールアドレスを、「電話番号@ドメイン
名」となるように割り付けるものである。
【0303】具体的には、携帯電話端末2の電話番号が
「09012345678」であり、携帯電話端末2へ
のサービスを提供する電話会社のドメイン名が「ab
c.ne.jp」である場合、電子メールアドレスを、
「12345678@abc.ne.jp」に割り当て
る。
【0304】そして、このような電子メールアドレスに
使用するドメイン名は、電話会社毎に異なっている。電
話会社Aでは、携帯電話端末2のユーザが住んでいる地
域ごとに異なったドメイン名使用している。また、電話
会社Bでは、複数のドメイン名を使用しており、携帯電
話端末2を使用するユーザとの契約等に応じて複数のド
メイン名からいずれか一つのドメイン名を携帯電話端末
2の電話番号と組み合わせたものを、携帯電話端末2の
電子メールアドレスに割り当てる。また、電話会社Cで
は、同じ一つのドメイン名を使用する。
【0305】すなわち、仮想電子メールアドレスアドレ
ス作成ルール34とは、具体的には上記のように携帯電
話端末2の電話番号に電話会社が使用するドメイン名を
組み合わせて、仮想電子メールアドレスを作成するため
のルールである。従って、1つの電話会社または電話会
社の分社が使用するドメイン名は1個の場合もあるし、
また複数個の場合もある。
【0306】さて、仮想電子メールアドレス作成手段3
3は、このような仮想電子メールアドレス作成ルール3
4を利用して、電話番号取得手段8から通知された電話
番号と電話会社または電話会社の分社が使用するドメイ
ン名を上記のように組み合わせて仮想電子メールアドレ
スを生成する。このとき仮想電子メールアドレス作成手
段33は、携帯電話端末2に実際に通信サービスを行っ
ている電話会社または電話会社の分社のみならず、他の
電話会社または他の電話会社の分社が使用するドメイン
名をも使用して仮想電子メールアドレスを生成する。
【0307】従って、仮想電子メールアドレス作成ルー
ル34に基づいて生成された仮想電子メールアドレス
は、全ての電話会社及び電話会社の分社が使用するドメ
イン名の数だけ存在することになる。
【0308】このように、仮想電子メールアドレス作成
手段33は、電話会社が電話番号から電子メールアドレ
スを割り当てるルールである仮想電子メールアドレス作
成ルール34に基づいて、可能性のある全ての仮想電子
メールアドレスを作成する。
【0309】仮想電子メールアドレス作成手段33は、
このようにして生成した仮想電子メールアドレスを電子
メール送信手段11に通知する。
【0310】電子メール送信手段11は、図2の電子メ
ール送信71に示すように、配信情報データベース12
から大阪梅田周辺を案内する案内情報を読み出して、仮
想電子メールアドレス作成手段33から通知された仮想
電子メールアドレス全てにあてて電子メールとして送信
する。
【0311】例えば、電子メール送信手段11は、8個
の仮想電子メールアドレスが通知された場合、8個の電
子メール宛にそれぞれ案内情報を電子メールとして送信
する。 このようにして電子メール送信手段11から仮
想電子メールアドレス宛に送信された電子メールは、そ
の仮想電子メールアドレスが携帯電話端末2の電子メー
ルと一致している場合には、インターネット6を介して
プロバイダ5の携帯電話端末2用のメールボックスに届
く。また、電話番号から電子メールアドレスを割り当て
るルールが1つに統一されていない場合、すなわち、電
話番号から複数種類の電子メールアドレスのいずれかが
割り当てるような場合であっても、電話番号に割り当て
られる可能性がある全ての仮想電子メール宛に電子メー
ルを送信するので、携帯電話端末2に実際に割り当てら
れている電子メールアドレス宛に電子メールが確実に1
通のみ届くことになる。
【0312】また、電子メール送信手段11は、電子メ
ールを送信する際、仮想電子メールアドレス作成ルール
34に基づき、送信する仮想電子メールアドレス宛毎に
案内情報の量及び/または内容を変える。
【0313】すなわち、仮想電子メールアドレス作成ル
ール34に基づいて生成した仮想電子メールアドレスか
ら、電話会社または電話会社の分社を特定し、その電話
会社が供給している携帯電話端末2の種類を特定する。
そして、特定した機種が、表示された電子メールの本文
中に存在する電子メールアドレスやURLを選択するこ
とによってその電話番号に電話呼び出しやそのURLに
対応するWebページにアクセスする機能を備えていな
い場合、案内情報に例えば「本文中に表示されているU
RLを入力して下さい」、「本文中に表示されている電
話番号に電話をかけて下さい」などのメッセージを挿入
する。
【0314】また、特定された機種がこのような機能を
備えている場合には、「本文中に表示されているURL
を選択して下さい」、「本文中に表示されている電話番
号を選択して下さい」などのメッセージを挿入する。
【0315】そして、このようなメッセージを付加した
案内情報が特定した機種が受信出来る文字数の制限を越
えている場合には案内情報の文字数を減らして電子メー
ルとして送信する。このように電子メール送信手段11
は、電話番号と仮想電子メールアドレスにに応じて送信
する案内情報の量及び/または内容を変える。
【0316】また、電子メール送信手段11は、電話番
号取得手段8から通知された電話番号と電子メールを送
信した仮想アドレスを送信結果判定手段35に通知す
る。
【0317】また、その仮想電子メールアドレスが携帯
電話端末2の電子メールアドレスと一致していない場合
には、プロバイダ5は、電子メールを配信出来ないこと
を示すエラーメッセージを案内装置30の電子メールア
ドレス宛に送信する。
【0318】すなわち、電子メールアドレス送信手段1
1が複数の仮想電子メール宛に送信した場合、少なくと
も一つは携帯電話端末2の電子メールアドレスと一致す
るので、携帯電話端末2は、電子メール送信手段11か
ら送信された電子メールを受信することが出来る。
【0319】一方、送信結果判定手段35は、プロバイ
ダ5から送信されてたエラー返信メールを受信すると、
その電子メールアドレスのヘッダ部分を解析して、その
エラー返信メールが通常のメールではなくエラー返信メ
ールであることを特定する。また、そのエラー返信メー
ルがどの仮想アドレス宛に送ったメールであるかをも特
定する。
【0320】このような特定は以下のようにすればよ
い。すなわち、インターネットを利用した電子メールの
ヘッダ部分には、その電子メールの送信元の電子メール
アドレスと送信先の電子メールのアドレスが記載されて
いる。また、その電子メールを送信したサーバからその
電子メールを受信したサーバまでの間にその電子メール
を中継したサーバの名前が全て記載される。
【0321】従って、電子メールのヘッダ部分から送信
元及び送信先の電子メールアドレスを取得すれば、案内
装置30がどの仮想アドレス宛に送信した電子メールで
あるかがわかる。また、電子メールのヘッダ部分に、電
子メールが中継されたサーバの経路が、案内装置30が
電子メール送信に使用したサーバからプロバイダ5まで
の経路と、プロバイダ5から再び案内装置30が電子メ
ールの受信に使用したサーバまでの経路とがともに記載
されている場合、その電子メールはエラー返信メールで
あると判定することが出来る。そして、このようなエラ
ー返信メールのヘッダ部分に記載されていない仮想アド
レスについては電子メールの送信が成功したと判定す
る。
【0322】なお、送信結果判定手段35は、受信した
電子メールのヘッダ部分を解析してエラー返信メールで
あるかどうかを判定したが、これに限らず、受信した電
子メールの題名または本文を解析することによって受信
した電子メールがエラー返信メールであるかどうかを判
定しても構わない。
【0323】送信結果判定手段35は、上記のようにし
て個々の仮想アドレス毎にそのアドレス宛への電子メー
ルの送信が成功したかどうかを判定する。
【0324】そして、送信結果判定手段35は、仮想電
子メールアドレスのうち電子メールの送信に成功したも
のがあった場合には、事後登録テーブル32を新規に作
成し、電子メールの送信が成功した仮想電子メールアド
レスを事後登録テーブル32に電子メール送信手段11
から通知された電話番号と関連つけて登録する。
【0325】また、すでに事後登録テーブル32が作成
されている場合に、仮想電子メールアドレスのうち電子
メールの送信に失敗したものが、事後登録テーブル32
にすでに登録されている場合、事後登録テーブル32か
らその仮想電子メールアドレスを削除する。
【0326】一方、携帯電話端末2は、プロバイダ5の
自らのメールボックスから電子メール送信手段11から
送信されてきた電子メールをダウンロードし、携帯電話
端末2のモニタに表示する。
【0327】図4に、携帯電話端末2のモニタに表示さ
れた電子メールの例を示す。ユーザは、携帯電話端末2
のモニタに表示されている電子メールを見て、バーゲン
情報を提供する電話番号である06−1234−567
1を選択する。
【0328】ユーザは、図2の電話呼び出し72に示す
ように再び携帯電話端末2から06−1234−567
1すなわちバーゲン情報を選択するための電話番号に電
話呼び出しを行う。
【0329】そうすると、電話呼び出し70の場合と同
様にして電話番号取得手段8は、取得した電話番号を電
子メールアドレス取得手段31に通知する。
【0330】電子メールアドレス取得手段31は、電話
番号取得手段8かから電話番号を通知されると、すでに
作成されている事後テーブル32を検索して、通知され
た電話番号に関連付けられた電子メールアドレスを取得
する。すなわち、携帯電話端末2の電子メールアドレス
を取得する。
【0331】そして、電子メールアドレス取得手段31
は、取得した携帯電話端末2の電子メールアドレスを電
子メール送信手段11に通知する。
【0332】すると、図2の電子メール送信73に示す
ように、電子メール送信手段11は、上記と同様に、配
信情報データベース12から案内情報を読み出して、通
知された携帯電話端末2の電子メールアドレス宛に電子
メールとして送信する。そして、送信結果判定手段35
は上記と同様に電子メールの送信が成功したかどうかの
判定を行い、この判定結果に基づいて事後登録テーブル
32を更新する。
【0333】以下、情報提供サイト20、案内サーバ
3、携帯電話端末2、案内装置30は図2に示すような
やりとりを行う。このやりとりについては第1の例で詳
細に説明したので、説明を省略する。
【0334】このように、本実施の携帯によれば、予め
ユーザ登録をしていなくても携帯電話端末2は、案内装
置30を利用することが出来る。また、事後登録テーブ
ル34に一回目の案内情報の配信を行った際に、事後登
録テーブル32に携帯電話端末2の電話番号と配信に成
功した電子メールアドレスを関連付けて登録するので、
2回目以降に案内情報を配信する場合は、事後登録テー
ブル32を利用して正式な電子メールアドレスを検索す
ることが出来る。従って、携帯電話端末2が2回目以上
案内装置36を利用する場合には、仮想電子メールアド
レス宛への無駄な案内情報の配信しなくて済む。
【0335】また、本例では、案内装置30から事後登
録テーブル32、電子メールアドレス取得手段31及び
送信結果判定手段35を取り除いても第1の例と同等の
効果を得ることが出来る。さらに、この場合には、シス
テム構成が簡単になり、電話番号から電話番号に関連付
けられている電子メールアドレスを検索する必要もなく
なるので、素早く案内情報を配信することが出来る。
【0336】なお、本例では、仮想電子メールアドレス
作成手段33は、携帯電話端末2の電話番号から電話会
社及び電話会社の分社が割り当てる可能性のある仮想電
子メールを全て作成するとして説明したが、これに限ら
ない。
【0337】すなわち、電話番号がどの電話会社に割り
当てられているかを示す一覧表が郵政省から公開されて
いる。従って、この一覧表を参照すれば、電話番号から
携帯電話端末2が通信サービスを受けている電話会社や
電話会社の分社であってどの地域で通信サービスを行っ
ている分社かまでを特定することが出来る。
【0338】そして、このような電話番号がどの電話会
社または電話会社の分社に割り当てられているかを示す
一覧表をも仮想電子メールアドレス作成ルール34とし
て使用しても構わない。
【0339】つまり、仮想電子メールアドレス作成ルー
ル34として、まず電話番号からその電話番号に対して
通信サービスを行っている電話会社と地域ごとに通信サ
ービスを行っている電話会社の分社を特定するためのル
ールを設ける。そして、さらに特定された電話会社が使
用するドメイン名を特定するためのルールを設ける。た
だし、上述したように、電話番号から特定された電話会
社がまたは電話会社の分社が使用するドメイン名は1個
の場合もあるし、また複数個の場合もある。
【0340】そして、仮想電子メールアドレス作成手段
33は、まず、携帯電話端末2の電話番号から、上記の
仮想電子メールアドレス作成ルール34の電話番号の割
り当て規則を用いて、その電話番号に対して通信サービ
スを行っている電話会社または電話会社の分社を特定す
る。そして特定した電話会社または電話会社の分社が使
用するドメイン名を特定し、携帯電話端末2の電話番号
に特定したドメイン名を組み合わせて仮想電子メールア
ドレスを生成することも出来る。このようにすれば電子
メール送信手段11が一度に送信する電子メールの数を
少なくすることが出来る。
【0341】さらに、本例では、仮想電子メールアドレ
スから携帯電話端末2の機種を特定することによって、
仮想電子メールアドレスに応じて電子メールとして送信
する情報の量及び/または内容を変えるとして説明した
が、これに限らない。例えば上記の変形例のように、仮
想電子メールアドレス作成ルール34に電話番号からそ
の電話番号を割り当てられている携帯電話端末2に通信
サービスを行っている電話会社または電話会社の分社を
特定するルールが含まれている場合、携帯電話端末2の
電話番号から電話会社または電話会社の分社を特定し、
その特定した電話会社または電話会社の分社が使用して
いる携帯電話端末2の機種を特定し、その特定した機種
に応じて電子メールとして送信する情報の量及び/また
は内容を変えることも出来る。すなわち、携帯電話端末
2の電話番号に応じて電子メールとして送信する情報の
量及び/または内容を変えても構わない。要するに電子
メールアドレスとして送信する情報の量及びまたは内容
を、携帯電話端末2の電話番号、仮想電子メールアドレ
ス作成ルール34、生成した仮想電子メールアドレスの
少なくとも一つ以上に応じて変えさえすればよい。
【0342】(第6の例)次に、第6の例について説明
する。
【0343】図18に、本例の情報配信システムの構成
を示す。
【0344】本例の情報配信システムは第5の例の情報
配信システムに加えて、事前登録テーブル38を備えて
いる。
【0345】事前登録テーブル38は、第1の例で説明
したユーザ情報データベース10と同等のものであり、
案内装置36を利用することが出来るユーザの情報が格
納されてており、携帯電話端末2の電話番号と電子メー
ルアドレスとを対応つけるためのデータベースである。
【0346】それ以外は、第5の例と同様である。
【0347】なお、本例の事前登録テーブル38は本発
明の関連技術の発明の第1のテーブルの例であり、本例
の事後登録テーブル32は本発明の関連技術の発明の第
2のテーブルの例であり、本例の電子メール送信手段1
1と配信情報データベース12と送信結果判定手段35
は本発明の関連技術の発明の情報配信手段の例であり、
本例の電子メールアドレス取得手段9と事後登録テーブ
ル32と事前登録テーブル38と仮想電子メールアドレ
ス作成手段33と仮想電子メールアドレス作成ルール3
4は本発明の関連技術の発明の電子メールアドレス作成
手段の例であり、本例の電話番号取得手段8と電話受付
手段7は本発明の関連技術の発明の受付手段の例であ
る。
【0348】なお、本例の案内装置36は本発明の関連
技術の発明の情報配信装置の例であり、事前登録テーブ
ル38は本発明の関連技術の発明の第1のテーブルの例
であり、本例の送信結果判定手段35と電子メール送信
手段11は本発明の関連技術の発明の電子メール送信手
段11の例である。
【0349】次に、このような本例の動作を第5の例と
の相違点を中心に説明する。
【0350】本例では、事後登録テーブル32はすでに
作成済みであるが、携帯電話端末2は、まだ案内装置3
6を利用していないので、事後登録テーブル32には携
帯電話番号2に関する情報は登録されていない。また携
帯電話端末2のユーザは、ユーザ登録を完了しているの
で、事前登録テーブル38には携帯電話端末2の電話番
号と電子メールを関連付ける情報が既に登録されている
ものとする。
【0351】案内装置36、携帯電話端末2、案内サー
バ3、情報提供サイト20の間のやりとりは、第1の例
と同様に図2で示されるものとする。すなわち、以下の
説明では、図2に示されている案内装置1を案内装置3
6と読み代えるものとする。
【0352】第1の例と同様にユーザは携帯電話端末2
を所持して外出したとする。
【0353】ユーザは、携帯電話端末2を所持して外出
したとする。そして、外出先でバーゲンを行っている店
を探して、安価にティーン向けの服を購入したいと思っ
たとする。
【0354】このような場合、ユーザは、図2の電話呼
び出し70に示すように、まず携帯電話端末2から案内
装置36に電話呼び出しを行う。
【0355】電話番号取得手段8は、第5の例と同様に
して、発信通知サービスを利用して携帯電話端末2の電
話番号を取得する。
【0356】そして、電話番号取得手段8は、取得した
電話番号を仮想電子メールアドレス作成手段33と電子
メールアドレス取得手段37と電子メール送信手段11
に通知する。
【0357】仮想電子メールアドレス作成手段33は、
第5の例と同様にして通知された電話番号から仮想電子
メールアドレス作成ルール34に基づいて仮想電子メー
ルアドレスを生成する。そして、生成した仮想電子メー
ルアドレスを電子メール送信手段11に通知する。
【0358】一方、電子メールアドレス取得手段37
は、通知された電話番号を元に事前登録テーブル38及
び事後登録テーブル32を検索し、電話番号に対応する
電子メールアドレスを取得する。現時点では、携帯電話
端末2の電話番号は、事後登録テーブル32にはまだ登
録されておらず、事前登録テーブル38には登録されて
いる。従って、電子メールアドレス取得手段37は、事
前登録テーブル38から携帯電話端末2の電子メールア
ドレスを取得する。そして、電子メールアドレス取得手
段37は、取得した電子メールアドレスを電子メール送
信手段11に通知する。
【0359】次に図2の電子メール送信71に示すよう
に、電子メール送信手段11は、仮想電子メールアドレ
ス作成手段33から通知された仮想電子メールアドレス
と電子メールアドレス取得手段37から通知された電子
メールアドレスに配信情報データベース12から案内情
報を読み出して、電子メールで送信する。
【0360】ただし、電子メール送信手段11は、電子
メールを送信する際、仮想電子メールアドレス作成手段
33から通知された仮想電子メールアドレスと電子メー
ルアドレス取得手段37から通知された電子メールアド
レスの中に同一の電子メールアドレスが2つ以上存在す
る場合、その電子メールアドレス宛には1通のみ電子メ
ールを送信する。
【0361】電子メール送信手段11は、全ての仮想電
子メールアドレス宛及び全ての電子メールアドレス宛に
電子メールの送信が完了すると、電話番号取得手段8か
ら取得した電話番号と電話番号とその仮想電子メールア
ドレスと電子メールアドレスとを送信結果判定手段35
に通知する。
【0362】送信結果判定手段35は、プロバイダ5な
どから返信されてきたエラー返信メールを受信して、そ
の返信メールのヘッダ部分を解析して、通知された仮想
電子メールアドレスと電子メールアドレス宛への電子メ
ールの送信が成功したか失敗したかの判定を行う。
【0363】そして、送信結果判定手段35は、その判
定結果に基づいて、事後登録テーブル32を更新する。
【0364】すなわち、送信結果判定手段35は、仮想
電子メールアドレスのうち電子メールの送信に成功した
ものがあった場合には、電子メールの送信が成功した仮
想電子メールアドレスを事後登録テーブル32に電子メ
ール送信手段11から通知された電話番号と関連つけて
登録する。
【0365】また、すでに事後登録テーブル32が作成
されている場合に、仮想電子メールアドレスのうち電子
メールの送信に失敗したものが、事後登録テーブル32
にすでに登録されている場合、事後登録テーブル32か
らその仮想電子メールアドレスを削除する。
【0366】さらに、送信結果判定手段35は、事前登
録テーブル38に登録されている電子メールアドレスで
電子メールの送信に失敗したものが存在する場合、送信
結果判定手段35は、送信に失敗した電子メールアドレ
スを携帯電話端末2に通知するための電子メールを電子
メール送信手段11を経由して、送信に成功した電子メ
ールアドレス宛に送信する。この電子メールには、電子
メールをそのまま返信した場合に、事前登録テーブル3
8の登録内容をユーザに代わって更新するという説明が
記載されている。
【0367】そして、携帯電話端末2から送信した電子
メールがそのまま返信されてきた場合のみ、送信結果判
定手段35は、事前登録テーブル38に登録されている
電子メールアドレスで電子メールの送信に失敗したもの
が存在する場合、その電子メールアドレスを電子メール
の送信に成功したものに更新する。
【0368】ユーザは、図2の電話呼び出し72に示す
ように第5の例と同様にして再び携帯電話端末2から0
6−1234−5671すなわちバーゲン情報を選択す
るための電話番号に電話呼び出しを行う。
【0369】そうすると、電話呼び出し70の場合と同
様にして電話番号取得手段8は、取得した電話番号を電
子メールアドレス取得手段31に通知する。
【0370】電子メールアドレス取得手段31は、電話
番号取得手段8から電話番号を通知されると仮想電子メ
ールアドレス作成手段33と電子メールアドレス取得手
段37と電子メール送信手段11に取得した電話暗号を
通知する。
【0371】仮想電子メールアドレス作成手段33は、
電話呼び出し70の場合と同様にして、仮想電子メール
アドレス作成ルールに基づいて仮想電子メールアドレス
を生成して、電子メールアドレス送信手段11に通知す
る。
【0372】また、電子メールアドレス取得手段37
は、事後登録テーブル32と事前登録テーブル38から
携帯電話端末2の電子メールアドレスを取得し、電子メ
ール送信手段11に通知する。
【0373】電子メール送信手段11は図2の電子メー
ル送信73に示すように通知された仮想電子メールアド
レスと電子メールアドレスに電子メールを送信する。
【0374】ただし、通知された仮想電子メールアドレ
スと電子メールアドレスのうち、同一のものが2つ以上
存在した場合、その電子メールアドレスは上記と同様に
1通だけ電子メールを送信する。
【0375】以下、情報提供サイト20、案内サーバ
3、携帯電話端末2、案内装置36は上記で説明した処
理を繰り返しながら図2に示すようなやりとりを行う。
このやりとりについては第1の例で詳細に説明したの
で、説明を省略する。
【0376】このように本例では、第5の例で説明した
のと同等の効果を得ることが出来る上、さらに、以下に
説明するようなメリットを得ることが可能である。
【0377】すなわち、第1の例のようにユーザ情報デ
ータベース10を用いて携帯電話端末2の電子メールア
ドレスを取得した場合、携帯電話端末2のユーザが、登
録している電子メールアドレスを変更した場合、あるい
は携帯電話端末2の機種を変更したため、電話番号が変
更になった場合、ユーザがユーザ情報データベース10
に登録されている電子メールアドレスを更新する必要が
ある。この更新をユーザが忘れると案内装置1を利用で
きなくなってしまった。
【0378】これに対して本例では、仮想電子メールア
ドレス作成ルールに基いて生成した仮想電子メールアド
レスと事前登録テーブル38と事後登録テーブル32か
ら取得された電子メールアドレスとにともに電子メール
を送信することにより、携帯電話端末2の電子メールア
ドレスが変更され、ユーザが事前登録テーブル38を更
新することを忘れても、携帯電話端末2は案内装置36
を使用することが出来る。また、送信結果判定手段35
が事前登録テーブル38の更新確認の電子メールを作成
して携帯電話端末2に送るので、携帯電話端末2は単に
この確認メールを案内装置に返信するだけで、事前登録
テーブル38に登録されている電子メールアドレスを更
新することが出来る。
【0379】従って、案内装置36が、事前登録テーブ
ル38の情報に基づいて、電子メールで携帯電話端末2
に種々の付加的なサービスを提供している場合には、携
帯電話端末2のユーザが事前登録テーブル38に登録さ
れている電子メールアドレスを更新することを忘れて
も、その付加的なサービスを継続して受けることが出来
る。なお、このような付加的なサービスとは、案内装置
36と契約している事業者の広告などの配信やその事業
者からの懸賞情報や得点などの情報の配信を意味してい
る。
【0380】なお、本例では送信結果判定手段35は、
事前登録テーブル38に登録されている電子メールアド
レスを更新する際、携帯電話端末2に更新を確認するた
めの電子メールを送信するとして説明したが、これに限
らず、送信結果判定手段35は、事前登録テーブル38
に登録されている電子メールアドレスの更新を確認する
ための電子メールを送信せずに、事前登録テーブル38
の電子メールの送信が成功しなかった電子メールアドレ
スを更新しても構わない。
【0381】(第7の例)次に、第7の例について説明
する。
【0382】図19に本例の情報配信システムの構成を
示す。
【0383】本例の情報配信システムは第6の例の仮想
電子メールアドレス作成手段33、電子メールアドレス
取得手段37の代わりにぞれぞれ仮想電子メールアドレ
ス作成手段41、電子メールアドレス取得手段40を備
えている。
【0384】仮想電子メールアドレス作成手段41は、
第6の例と同様に仮想電子メールアドレス作成ルール3
4に基づいて、電話番号取得手段8から通知されてきた
電話番号から仮想アドレスを生成する手段である。
【0385】また、電子メールアドレス取得手段40
は、第6の例と同様に事後登録テーブル32及び事前登
録テーブル38を検索して電話番号取得手段8から通知
された電話番号に対応する電子メールアドレスを取得す
る手段である。
【0386】本例の第6の例との相違点は、電子メール
アドレス取得手段40が電話番号取得手段8から通知さ
れた電話番号に対応する電子メールアドレスを取得出来
なかった場合のみ、仮想電子メールアドレス作成手段4
1が仮想電子メールアドレスを生成する点である。
【0387】それ以外は第6の例と同様である。
【0388】なお、本例の電子メールアドレス取得手段
40と事後登録テーブル32と事前登録テーブル38と
仮想電子メールアドレス作成手段41と仮想電子メール
アドレス作成ルール34は本発明の関連技術の発明の電
子メールアドレス作成手段の例である。
【0389】次に、このような本例の動作を第6の例と
の相違点を中心に説明する。
【0390】本例では、事後登録テーブル32はすでに
作成済みであるが、携帯電話端末2は、まだ案内装置3
6を利用していないので、事後登録テーブル32には携
帯電話端末2に関する情報は登録されていない。また携
帯電話端末2のユーザは、ユーザ登録を完了しているの
で、事前登録テーブル38には携帯電話端末2の電話番
号と電子メールを関連付ける情報が既に登録されている
ものとする。
【0391】案内装置39、携帯電話端末2、案内サー
バ3、情報提供サイト20の間のやりとりは、第1の例
と同様に図2で示されるものとする。すなわち、以下の
説明では、図2に示されている案内装置1を案内装置3
9と読み代えるものとする。
【0392】第1の例と同様にユーザは携帯電話端末2
を所持して外出したとする。
【0393】ユーザは、携帯電話端末2を所持して外出
したとする。そして、外出先でバーゲンを行っている店
を探して、安価にティーン向けの服を購入したいと思っ
たとする。
【0394】このような場合、ユーザは、図2の電話呼
び出し70に示すように、まず携帯電話端末2から案内
装置39に電話呼び出しを行う。
【0395】電話番号取得手段8は、第5の例と同様に
して、発信通知サービスを利用して携帯電話端末2の電
話番号を取得する。
【0396】そして、電話番号取得手段8は、取得した
電話番号を仮想電子メールアドレス作成手段33と電子
メールアドレス取得手段37と電子メール送信手段11
に通知する。
【0397】電子メールアドレス取得手段37は、通知
された電話番号を元に事前登録テーブル38及び事後登
録テーブル32を検索し、電話番号に対応する電子メー
ルアドレスを取得する。現時点では、携帯電話端末2の
電話番号は、事後登録テーブル32にはまだ登録されて
おらず、事前登録テーブル38にには登録されている。
従って、電子メールアドレス取得手段37は、事前登録
テーブル38から携帯電話端末2の電子メールアドレス
を取得する。そして、電子メールアドレス取得手段37
は、仮想電子メールアドレスに電子メールアドレスを取
得することが出来たこを通知するとともに、取得した電
子メールアドレスを仮想電子メールアドレス作成手段4
1に通知する。
【0398】仮想電子メールアドレス作成手段41は、
電子メールアドレス取得手段40から電子メールアドレ
スを取得出来たことを通知された場合、仮想電子メール
アドレスを生成することなく、通知された電子メールア
ドレスを電子メール送信手段11に通知する。
【0399】これに対して、電子メールアドレス取得手
段40から電子メールアドレスを取得することが出来な
かったことを通知された場合のみ、仮想電子メールアド
レス作成手段41は、第6の例と同様にして通知された
電話番号から仮想電子メールアドレス作成ルール34に
基づいて仮想電子メールアドレスを生成する。そして、
仮想電子メールアドレス作成手段41は、生成した仮想
電子メールアドレスを電子メール送信手段11に通知す
る。
【0400】以下の動作は第6の例と同様である。
【0401】本例では、事前登録テーブル38と事後登
録テーブル32から電子メールアドレスが取得出来た場
合にはその電子メールアドレス宛に優先して電子メール
を送信し、事前登録テーブル38と事後登録テーブル3
2から電子メールアドレスを取得出来なかったときのみ
仮想電子メールアドレス宛に電子メールを送信するの
で、謝った電子メールアドレス宛に電子メールを送信す
る回数を少なく出来るとともに、ユーザ登録していない
携帯電話端末2も直ちに案内装置39を利用することが
出来る。
【0402】(第8の例)次に、第8の例について説明
する。
【0403】図20に本例の情報配信システムの構成を
示す。
【0404】本例の案内装置42は、第6の例の案内装
置39に加えて、選択手段43を備えている。
【0405】選択手段43は、生成された仮想電子メー
ルアドレスのうち電子メールアドレス取得手段37から
通知された電子メールアドレスに基づいて電子メールを
送信すべき仮想電子メールアドレスを選択する手段であ
る。
【0406】それ以外は第6の例と同様である。
【0407】なお、本例の電子メールアドレス取得手段
37と事後登録テーブル32と事前登録テーブル38と
仮想電子メールアドレス作成手段33と仮想電子メール
アドレス作成ルール34は本発明の関連技術の発明の電
子メールアドレス作成手段の例であり、本例の仮想電子
メールアドレス作成手段33と仮想電子メールアドレス
作成ルール34と電子メールアドレス取得手段37と選
択手段43と事後登録テーブル32と事前登録テーブル
38は本発明の関連技術の発明の電子メールアドレス作
成手段の例である。
【0408】次に、このような本例の動作を第6の例と
の相違点を中心に説明する。
【0409】第6の例と同様にして電話番号取得手段8
は携帯情報端末2の電話番号を取得すると、その電話番
号を仮想電子メールアドレス作成手段33と電子メール
アドレス取得手段37と送信結果判定手段35に通知す
る。
【0410】第6の例と同様にして、仮想電子メールア
ドレス作成手段33は仮想電子メールを生成し、また、
電子メールアドレス取得手段37は、電子メールを取得
する。そして仮想電子メールアドレス作成手段33は生
成した仮想電子メールアドレスを選択手段43に通知
し、また電子メールアドレス取得手段37は取得した電
子メールアドレスを選択手段43に通知する。
【0411】選択手段43は、通知された仮想電子メー
ルアドレスから電子メールを実際に送信すべき仮想電子
メールアドレスを電子メールアドレス取得手段37から
通知されてきた電子メールアドレスを利用して選択す
る。
【0412】そして、選択手段43は、選択した仮想電
子メールアドレスを電子メール送信手段11に送信す
る。
【0413】これ以外は第6の例と同様であるので、説
明を省略する。
【0414】なお、本例では選択手段43が電子メール
アドレス取得手段37が取得した電子メールアドレスに
基づいて、生成された仮想電子メールアドレスから電子
メールを送信すべき仮想電子メールを送信するとして説
明したが、これに限らない。図21に示す案内装置44
のように選択手段43の代わりに削除手段45を設けて
も構わない。ただし、削除手段45は、生成された仮想
電子メールアドレスのうち電子メール取得手段37が取
得した電子メールアドレスに基づいて、電子メールアド
レスを送信すべきでない仮想電子メールアドレスを削除
し、残った仮想電子メールアドレスを電子メール送信手
段11に通知するものとする。
【0415】(第9の例)次に、第9の例について説明
する。
【0416】図22に、本例の案内情報配信システムを
示す。
【0417】本例では、地震などの大規模な災害の発生
時に、第1〜第8の各例で説明した案内情報配信システ
ムを適用した場合について説明する。
【0418】本例の案内情報配信システムは、携帯電話
端末2、無線基地局48a、48b、48c、中継局
4、プロバイダ6、案内装置46から構成される。
【0419】案内装置46は、第1〜第8の例で説明し
た案内装置のうちのいずれかであるとする。
【0420】また、携帯電話端末2、中継局4、プロバ
イダ6などは第1〜第8の例で説明したものと同一であ
る。
【0421】地震発生地域37は、大地震が発生した地
域であり、例えば大阪であるとする。地震発生地域47
には、無線基地局48a〜cが設置されており、無線基
地局48a〜cはそれぞれ、中継局4に電話回線4で接
続されている。
【0422】また、案内装置46は、地震の影響が全く
ない東京に設置されているものとする。
【0423】次に、このような本例の動作を説明する。
【0424】地震発生地域47で地震が発生すると、安
否を問い合わせる電話などが集中することにより、地震
発生地域47では電話回線14の使用が集中して電話が
かかりにくくなる。しかしながら、東京など地震発生地
域47以外の地域には比較的容易に電話をかけることが
できる。
【0425】携帯電話端末2は、このような場合、東京
に設置されている案内装置46に電話をかける。
【0426】そうすると、案内装置46は、携帯電話端
末46の電話番号を取得し、携帯電話端末2のユーザの
安全を確保するための情報を案内情報として電子メール
で送信する。
【0427】このような案内情報としては、安全な避難
場所49がどこにあるかを知らせるものや、地震発生か
らしばらく時間が経過した後、水道が断水している場合
などには、給水サービス50が行われている場所を通知
するものなどがある。
【0428】携帯電話端末2のユーザは、案内装置46
から電子メールで送信されてきた案内情報を見て、安全
な避難場所49に避難したり、また給水サービス50を
行っている場所にいって飲み水を確保したりすることが
出来る。
【0429】このように案内装置46は、携帯電話端末
2から電話呼び出しを受けた時点から地震発生地域の状
況が変化する毎に避難場所49などの情報を継続して携
帯電話端末2に電子メールで送信する。
【0430】文字情報で情報を伝達する電子メールの方
が、音声情報で情報を伝達する電話よりも同じ情報量を
伝達する際には、遙かに少ないデータ量で済む。従っ
て、地震発生地域47で本例の案内情報配信システムを
使用するようにすれば、電話回線14の混雑も解消さ
れ、避難場所49や給水サービス50など被災者の安全
を確保するための情報を迅速に被災者に伝達することが
出来るようになる。
【0431】なお、本例の案内装置46に携帯電話端末
2が無線基地局48a〜cのうちいずれの無線基地局を
経由して電話をかけてきているかを検出する機能を付加
してもよい。このような機能を付加することにより、携
帯電話端末2がおかれている位置をおおよそ特定するこ
とが出来るようになる。このような場合、案内装置46
は、携帯電話端末2の場所からもっとも近くにある避難
場所49や給水場所50を案内情報で知らせることが出
来る。このように、携帯電話端末2の場所に応じて案内
情報を変えることも出来る。
【0432】(第10の例)図23に、本例の案内情報
配信システムを示す。
【0433】本例では、ユーザが携帯電話端末2を所持
して海外旅行に出かけたものとする。
【0434】本例の案内情報配信システムは、携帯電話
端末2、無線基地局48、中継局4、プロバイダ6、案
内装置51から構成される。
【0435】案内装置51は、第1〜第8の例で説明し
た案内装置のうちのいずれかであるとする。
【0436】また、携帯電話端末2、中継局4、プロバ
イダ6などは第1〜第8の例で説明したものと同一であ
る。
【0437】携帯電話端末2は海外52にあるものとす
る。
【0438】次に、このような本例の動作を説明する。
【0439】携帯電話端末2のユーザは、海外52で現
地の言葉もわからないものとする。そして、ユーザは、
腹痛になったものとする。
【0440】このような場合、ユーザは海外52で使わ
れている言葉を理解出来ないので、まず、ユーザの母国
である日本に設置された案内装置51に電話をかける。
【0441】そうすると、案内装置51は第1〜第8の
例と同様にして病院の場所を示す日本語の案内情報を電
子メールで送信する。
【0442】携帯電話端末2でこの案内情報を受信する
ことによりユーザは病院53の場所を知ることが出来、
病院53で診察してもらうことが出来る。
【0443】なお、本例では、どの電話番号に携帯電話
端末2が電話呼び出しを行うかで、携帯電話端末2が案
内情報を選択したが、これに限らない。図24の(a)
に示すように、携帯電話端末2が電話呼び出しする電話
番号を06−1234−1231の1個だけにし、その
代わりに枝番を指定出来るようにしても構わない。すな
わち、携帯電話端末2が06−1234−1231に電
話呼び出しする際、に例えば枝番として1を指定すると
大阪梅田周辺の情報を選択することが出来る。また枝番
として2を指定すると大阪難波周辺の情報を選択するこ
とが出来る。また、図24の(b)に示すように大阪梅
田周辺の案内情報のうちバーゲン情報を選択する際に
は、06−1234−5671に電話呼び出しする際
に、枝番として1を指定すればよい。このように、携帯
電話端末2が複数の電話番号のいずれに電話呼び出しを
行うかで案内情報を選択する代わりに、いずれの枝番を
指定するかで案内情報を選択するようにしても構わな
い。
【0444】なお、本例では、案内情報が階層化されて
おり、案内装置1からは2階層の案内情報が携帯電話端
末2に提供されるとして説明したが、これに限らない。
案内装置1で案内情報が1階層、3階層、4階層など、
要するに案内装置1は任意の数に階層化された案内情報
を携帯電話端末2に提供しさえすればよい。
【0445】さらに案内装置1が提供する案内情報のさ
らに下位の案内情報が案内サーバ3から2階層に分けて
提供されるとして、説明したがこれに限らない。1階
層、3階層、4階層など、要するに案内サーバ3は任意
の数に階層化された案内情報を携帯電話端末2に提供し
さえすればよい。
【0446】さらに、本発明の関連技術の発明の第1の
情報及び/または第2の情報は、本例における案内情報
のように階層化されているものに限らず、階層化されて
いなくても構わない。
【0447】さらに、本例では、最初にどの地域の情報
を入手するかを選択するとして、説明したが、これに限
らない。最初にどの分野の情報を入手した後、どの地域
の情報を入手するかを選択するようにしても構わない。
【0448】さらに、本例では、電話応答手段17が携
帯電話端末2の電話番号取得後直ちに携帯電話端末2か
らの電話呼び出しを切断するとして説明したが、これに
限らない。携帯電話端末2からの電話呼び出しに応答し
てから切断しても構わない。
【0449】さらに、本発明の関連技術の発明の情報通
信端末は、本例における携帯電話端末2に限らない。イ
ンターネットに接続可能なPHS端末、インターネット
に接続可能な自動車電話、携帯電話回線を利用してイン
ターネットに接続可能な電子メール専用モバイル端末な
ど、要するに本発明の関連技術の発明の情報通信端末
は、インターネットに接続可能で、電話呼び出しを行う
ことが出来る端末でありさえすればよい。
【0450】さらに、第1〜第4の例では、案内装置を
使用するユーザは予めユーザ情報データベース10に登
録しておくとして説明したが、これに限らない。第5の
例以降で詳細に説明したように仮想電子メールアドレス
作成ルールなどのルールに基づいて携帯電話端末2の電
子メールアドレスを作成しても構わない。
【0451】さらに、本発明の関連技術の発明の情報配
信手段と電子メールアドレス作成手段と受付手段は、本
例における案内装置のように1つの装置として実現され
るものに限らず、情報配信手段と電子メールアドレス作
成手段が1つの場所に設置され、その場所とは離れた場
所に受付手段が設置されてもよく、また情報配信手段と
受付手段が1つの場所に設置され、その場所とは離れた
場所に電子メールアドレス作成手段が設置されていても
よく、また受付手段と電子メールアドレス作成手段が1
つの場所に設置され、その場所とは離れた場所に情報配
信手段が設置されていても構わない。
【0452】さらに、本発明の関連技術の発明のシステ
ムの全部または一部の手段または情報通信端末の全部ま
たは一部の機能をコンピュータにより実行させるための
プログラム及び/またはデータを担持した媒体であっ
て、コンピュータにより処理可能なことを特徴とする媒
体も本発明の関連技術の発明に属する。
【0453】さらに、本発明の関連技術の発明のシステ
ムの全部または一部の手段または情報通信端末の全部ま
たは一部の機能をコンピュータにより実行させるための
プログラム及び/またはデータであることを特徴とする
情報集合体も本発明の関連技術の発明に属する。
【0454】さらに、本発明の関連技術の発明は、上述
した本発明の関連技術の発明のシステムの全部または一
部の手段または情報通信端末の全部または一部の機能を
コンピュータにより実行させるためのプログラム及び/
またはデータを担持した媒体であり、コンピュータによ
り読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラム及び
/またはデータが前記コンピュータと協動して前記機能
を実行する媒体である。
【0455】さらに、本発明の関連技術の発明は、上述
した本発明の関連技術の発明のシステムの全部または一
部の手段または情報通信端末の全部または一部の機能を
コンピュータにより実行させるためのプログラム及び/
またはデータである情報集合体であり、コンピュータに
より読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラム及
び/またはデータが前記コンピュータと協動して前記機
能を実行する情報集合体である。
【0456】さらに、本発明の関連技術の発明のデータ
とは、データ構造、データフォーマット、データの種類
などを含む。
【0457】さらに、本発明の関連技術の発明の媒体と
は、ROM等の記録媒体、インターネット等の伝送媒
体、光・電波・音波等の伝送媒体を含む。
【0458】さらに、本発明の関連技術の発明の担持し
た媒体とは、例えば、プログラム及び/またはデータを
記録した記録媒体、やプログラム及び/またはデータを
伝送する伝送媒体等を含む。
【0459】さらに、本発明の関連技術の発明のコンピ
ュータにより処理可能とは、例えば、ROMなどの記録
媒体の場合であれば、コンピュータにより読みとり可能
であることであり、伝送媒体の場合であれば、伝送対象
となるプログラム及び/またはデータが伝送の結果とし
て、コンピュータにより取り扱えることであることを含
む。
【0460】さらに、本発明の関連技術の発明の情報集
合体とは、例えば、プログラム及び/またはデータ等の
ソフトウエアを含むものである。
【0461】さらに、以上説明した様に、本発明の関連
技術の発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良い
し、ハードウェア的に実現しても良い。
【0462】以上説明したところから明らかなように、
本発明の関連技術の発明は、必要な情報を手間をかけず
入手することが出来るシステム、媒体及び情報集合体を
提供することが出来る。
【0463】また、本発明の関連技術の発明は、ユーザ
側及び情報提供側の双方にとって、使い勝手がよいシス
テム、媒体及び情報集合体を提供することが出来るま
た、本発明の関連技術の発明は、地域毎の情報を配信す
ることが出来るシステム、媒体及び情報集合体を提供す
ることが出来る。
【0464】また、本発明の関連技術の発明は、大規模
な自然災害が発生した場合、被災者の安全を確保するた
めの情報を被災者に正確にかつ素早く伝達することが出
来るシステム、媒体及び情報集合体を提供することが出
来る。
【0465】以上本発明の関連技術を説明した。
【0466】次に本発明の実施の形態を図面を参照して
説明する。
【0467】(第1の実施の形態)図25に本発明の第
1の実施の形態の情報配信システムの構成を示す。
【0468】本実施の形態の情報配信システムは、案内
装置201、携帯電話端末2、案内サーバ3、中継局
4、プロバイダ5、インターネット6、情報提供サイト
20から構成される。
【0469】なお、図25では、上述した本発明の関連
技術の例と同等の部分については同一符号を付し、詳細
な説明を省略する。
【0470】案内装置201は、携帯電話端末2からの
電話呼び出しの応答として、電子メールで案内サーバ3
が提供するWebページのURLを記載した案内情報を
携帯電話端末2に送信する装置である。
【0471】携帯電話端末2は、インターネットに接続
することが出来る携帯電話端末であり、図1では携帯電
話端末2を一台だけ示したが、実際は携帯電話端末2が
複数台ある。
【0472】また、携帯電話端末2は、所定の電話番号
に電話呼び出しを行う電話呼び出し手段(図示せず)
と、電子メールを受信する電子メール取得手段とを備え
ている。すなわち、電話呼び出し手段は、中継局4、電
話回線14を経由して電話呼び出しを行う手段であり、
電子メール取得手段は、プロバイダ5に設けられてい
る、携帯電話端末2のユーザに割り当てられた電子メー
ルアドレスに対応するメールボックスから電子メールを
取得する手段である。
【0473】案内サーバ3は、携帯電話端末2に、情報
提供サイト20が提供するWebページのアドレスをイ
ンターネット6を経由してWebページで提供するWe
bサーバである。
【0474】案内装置201はインターネット6、中継
局4に接続している。また、携帯電話端末2は中継局4
を経由して、プロバイダ5によってインターネット6に
接続することが出来る。
【0475】中継局4は、携帯電話端末2と電話回線1
4とを中継する装置である。
【0476】プロバイダ5は、携帯電話端末2をインタ
ーネットに接続する装置である。
【0477】また、案内装置201は、電話受付手段
7、電話番号取得手段8、ガイダンス手段202、デー
タベース管理手段203、ユーザ情報データベース20
5、呼び出し履歴データベース206、電子メール送信
手段11、ウェブページ提供手段204、電子メール受
信手段214、配信情報データベース12を備えてい
る。
【0478】電話受付手段7は、携帯電話端末2からの
電話呼び出しを受け付ける手段である。
【0479】電話番号取得手段8は、発信通知サービス
を利用して電話呼び出しを行っている携帯電話端末2の
電話番号を取得する手段である。なお、発信通知サービ
スとは、電話呼び出しを行った際、呼び出し元の電話番
号が呼び出し先に通知されるサービスであり、電話会社
が提供しているサービスである。
【0480】データベース管理手段203は、ガイダン
ス手段202からの制御に応じてユーザ情報データベー
ス205及び呼び出し履歴データベース206を管理す
る手段である。
【0481】ユーザ情報データベース205は、案内装
置201を利用することが出来るユーザの情報が格納さ
れており、携帯電話端末2の電話番号と電子メールアド
レスとが対応つけて格納されているデータベースであ
る。
【0482】呼び出し履歴データベース206は、案内
装置201の所定の呼び出し先に電話呼び出しが行われ
た場合、その電話呼び出しを行った発信元の電話番号と
その電話呼び出しの呼び出し先の電話番号とを対応させ
て一定期間格納しておくデータベースである電子メール
送信手段11は、配信情報データベース12から配信す
る案内情報を読み出して、取得された電子メール宛に電
子メールとして送信する手段である。
【0483】ウェブページ提供手段204は、携帯電話
端末2などから送られてきたアクセス要求に応じてウェ
ブページを提供し、また、どのURLにアクセスされた
かをガイダンス手段202に通知する手段である。
【0484】電子メール受信手段214は、携帯電話端
末2などから送信されたきた電子メールを受信する手段
である。
【0485】なお、本実施の携帯のユーザ情報データベ
ース205は本発明のデータベースの例であり、本実施
の携帯のURLは本発明のウェブページのアドレスの例
であり、本実施の携帯の案内装置201から携帯電話端
末2に送信される案内情報は本発明の電子メール情報の
例であり、本実施の形態のユーザ情報データベース20
5は本発明の第1装置の例であり、本実施の形態のデー
タベース管理手段203は本発明の第2装置の例であ
り、本実施の形態のガイダンス手段202は本発明の第
3装置の例であり、本実施の形態の呼び出し履歴データ
ベース206は本発明の第4装置の例である。
【0486】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0487】図26に本実施の形態のフローチャートを
示す。
【0488】ユーザは、上述した例と同様に、携帯電話
端末2を所持して外出したとする。
【0489】そして、外出先でバーゲンを行っている店
を探して、安価にティーン向けの服を購入したいと思っ
たとする。
【0490】このような場合、ユーザは、まず携帯電話
端末2から案内装置201に電話呼び出しを行う。
【0491】図3の(a)に携帯電話端末2から電話呼
び出しを行うことが出来る電話番号の例を示す。電話呼
び出しを行うことが出来る電話番号は複数個あり、いず
れの電話番号に電話呼び出しを行うかで提供されるサー
ビスの内容を選択することが出来る。図3の(a)で
は、電話番号が地域毎に分類されており、06−123
4−1231に電話呼び出しを行うと、大阪梅田周辺の
情報を入手することが出来る。また06−1234−1
232に電話呼び出しを行うと、大阪難波周辺の情報を
入手することが出来る。このような電話番号は、電話帳
として予めユーザに配布されている。また、サービス店
では、携帯電話端末2を持参すれば、このような電話帳
を携帯電話端末2のメモリに登録するサービスを行って
いる。案内装置201は、各地域別に情報を提供するの
で、よりきめ細かな情報をユーザに提供することが出来
る。
【0492】ユーザは大阪梅田におり、大阪梅田でティ
ーン向けの服を購入しようと思ったとする。従って、ユ
ーザは、大阪梅田周辺の情報を入手するために携帯電話
端末2で、06−1234−1231に電話呼び出しを
行う。
【0493】このように携帯電話端末2から行われた電
話呼び出しは、無線13によって中継局4に通知され、
中継局4から電話回線14を経由して、電話受付手段7
に通知される。
【0494】電話受付手段7は、大阪梅田周辺の情報に
関する電話番号である06−1234−1231に電話
がかかってきたことを検知し、電話番号取得手段8に通
知する(S1)。
【0495】電話番号取得手段8は、発信通知サービス
を利用して発信元の電話番号すなわち携帯電話端末2の
電話番号を取得する。そしてガイダンス手段202に取
得した発信元の電話番号と、その電話呼び出しの呼び出
し先の電話番号である06−1234−1231と、電
話呼び出しを電話受付手段7が検知した時刻を通知する
(S2)。
【0496】ガイダンス手段202は、電話番号取得手
段8から、発信元の電話番号すなわち携帯電話端末2の
電話番号、呼び出し先の電話番号、及び電話呼び出しを
電話受付手段7が検知した時刻が通知されると、まず、
発信元の電話番号が既登録か未登録かをデータベース管
理手段203に問い合わせる(S3)。
【0497】データベース管理手段203は、ガイダン
ス手段202から発信元の電話番号が既登録か未登録か
の問い合わせを受けると、ユーザ情報データベース20
5を検索して、発信元の電話番号である携帯電話端末2
の電話番号と一致するものが登録されているかどうかを
調べる。すなわち、ユーザ情報データベース205には
ユーザの電話番号とユーザ電子メールアドレスとが対応
つけて格納されている。
【0498】そして、データベース管理手段203は、
携帯電話端末2の電話番号と一致する電話番号がユーザ
情報データベース205に既に登録されている場合は、
その登録されている電話番号に対応する電子メールアド
レスを取得し、ガイダンス手段202に応答として、発
信元の電話番号が既登録であることと、発信元の電話番
号に対応する電子メールアドレスとを通知する。
【0499】また、データベース管理手段203は、携
帯電話端末2の電話番号と一致する電話番号がユーザ情
報データベース205に登録されていない場合は、応答
として、ガイダンス手段202に発信元の電話番号が未
登録であることを通知する。
【0500】ガイダンス手段202は、データベース管
理手段203から未登録であるという応答を受けると、
S4に進み、既登録であるという応答を受けると、S5
に進む。
【0501】まず、データベース管理手段203から未
登録であるという応答を受け取った場合の動作(S4)
を説明し、その後、データベース管理手段203から既
登録であるという応答を受け取った場合の動作(S5)
を説明する。
【0502】(S4の動作)S4において、ガイダンス
手段202は、データベース管理手段203から未登録
であるという応答を受け取ると、電話番号取得手段8に
携帯電話端末2からの電話呼び出しに応答するよう指示
する。これを受けて電話番号取得手段8は、電話受付手
段7の電話呼び出しを通話状態にするよう制御する。
【0503】電話受付手段7が通話状態になると、ガイ
ダンス手段202は、新規登録のためのガイダンスを行
う。
【0504】図27に音声によるガイダンスの主要部分
を示す。
【0505】まず、ガイダンス手段202は、音声20
7に示すように、「ご利用ありがとうございます」とい
う音声を流す。次に、音声208に示すように、「ユー
ザ登録のご案内をさせていただきます」という音声を流
す。そして、次に音声209に示すように、「あなたの
電子メールアドレスが電話番号@で始まる場合は3秒以
内に電話をお切り下さい。」という音声を流す。
【0506】ここで、携帯電話端末2のユーザに電話会
社から割り当てられている電子メールアドレスが電話番
号から所定のルールに従って生成可能であるとする。な
お、このような所定のルールについては、上述した本発
明の関連技術で説明したものと同様である。
【0507】従って、音声209を携帯電話端末2の受
話器を通して聴いたユーザは、携帯電話端末2の通話を
切断する。なお、ユーザが通話を3秒以内に切断しない
場合の動作は後述する。
【0508】電話番号受付手段7は、携帯電話端末2か
らの通話が切断されたことを検知すると、電話番号取得
手段8に通知し、電話番号取得手段8は、ガイダンス手
段202に通知する。
【0509】そして、ガイダンス手段202は、音声2
11の音声を流す前に携帯電話端末2によって通話が切
断されたので、携帯電話端末2の電子メールアドレスは
電話番号から所定のルールに従って生成可能であると判
断する。なお、音声211は、音声210が完了後3秒
間の時間をおいて開始されるものとする。従って、携帯
電話端末2のユーザは音声209に従って3秒以内に通
話を切断したことになる。
【0510】この場合、ガイダンス手段202は、電子
メールによるガイダンスとして、電子メール送信手段1
1に確認の電子メールを送信するよう指示する。
【0511】図28の(a)に確認の電子メールの例を
確認の電子メール212として示す。確認の電子メール
212には発信通知サービスを利用して取得された携帯
電話端末2の電話番号とその電話番号から所定のルール
に従って生成された電子メールアドレスとが記載され、
また、URL212が添付されている。また、図28の
(a)には図示していないが、案内装置201によって
行われる情報提供サービスの利用方法などについての説
明も記載されている。なお、ガイダンス手段202は、
確認の電子メール212を作成する際、URL212を
携帯電話端末2の電話番号及び所定のルールに従ってそ
の電話番号から作成された電子メールアドレスの組に1
対1に対応させておくものとする。
【0512】一般に携帯電話端末2は、電子メールの本
文に電話番号やURLが記載されている場合は、その電
話番号をクリックすることによりその電話番号に自動的
に電話呼び出しを行うことが出来る。また、そのURL
をクリックすることにより自動的にインターネットのウ
ェブページにアクセスすることが出来る。これについて
は本発明の関連技術で詳細に説明した。
【0513】ユーザは、ユーザ登録する意志を持ってい
るので、URL212をクリックする。そうすると、携
帯電話端末2は、URL212で特定されるウェブペー
ジへのアクセス要求を送信し、このアクセス要求は、中
継局4、プロバイダ5、インターネット6を経由してウ
ェブページ提供手段204に送られる。
【0514】ウェブページ提供手段204は、アクセス
要求を受け取ると、携帯電話端末2に図28の(b)に
示す登録完了通知213をウェブページとして送信す
る。そして、ウェブページ提供手段204は、ガイダン
ス手段202に、URL212に対応するウェブページ
がアクセス要求を受けたことを通知する。
【0515】携帯電話端末2は図28の(b)に示す登
録完了通知213を受け取ると、モニタに表示する。
【0516】一方、ガイダンス手段202は、ウェブペ
ージ提供手段204からURL212に対応するウェブ
ページへのアクセス要求を受けたことを通知されると、
URL212に予め対応付けておいた電話番号及び電子
メールアドレスをデータベース管理手段203に通知
し、ユーザ情報データベースに登録するよう指示する。
【0517】これを受けてデータベース管理手段203
は、ガイダンス手段202から通知された電話番号と電
子メールアドレスとを対応させてユーザ情報データベー
ス201に登録する。そして、データベース管理手段2
03は、呼び出し履歴データベース206を検索して、
ガイダンス手段202から通知された電話番号に対応す
る呼び出し先の電話番号をその応答としてガイダンス手
段202に通知するとともに登録が完了したことを通知
する。
【0518】ガイダンス手段202は、データベース管
理手段203からの応答を受け取ると、通知された呼び
出し先の電話番号と携帯電話端末2の電子メールアドレ
スとを電子メール送信手段11に通知し、案内情報を送
信するよう指示する。
【0519】これを受けて電子メール送信手段11は、
配信情報データベース12から通知された呼び出し先の
電話番号に応じた情報を選択して電子メールとして通知
された電子メールアドレス宛に送信する(S7)。
【0520】なお、S7の動作については、本発明の関
連技術と同様であるので、詳細な説明を省略する。
【0521】なお、ユーザが登録する意志を持っていな
い場合や、間違って電話呼び出しをしてしまった場合な
どは、図28の(a)のURL212を単にクリックし
ないだけでよい。そうすれば、ユーザの意志に反してユ
ーザ情報データベース205に電話番号と電子メールと
が登録されることはない。このように図28の(a)の
確認の電子メール212を携帯電話端末2のユーザ宛に
送信することによって、ユーザが本当に登録する意志が
あるのかどうかを確認をすることが出来るので、ユーザ
の意志を尊重することが出来る。
【0522】次に、S4において、ユーザが通話を3秒
以内に切断しない場合の動作を説明する。この場合、音
声210が流れた後、3秒間をおいて音声211が流れ
る。すなわち、形態電話2から「以下の電子メールアド
レス宛に電子メールを送信して下さい。電子メールアド
レスは、ad@cde.ne.jpです。折り返し登録
用の電子メールアドレスを送信させていただきます。」
という音声が流れる。
【0523】ユーザは、音声211を携帯電話端末2の
受話器から聴いた後、通話を切断し、音声211で指定
された電子メールアドレス宛に電子メールを送信する。
すなわち、ガイダンス手段202が指定した電子メール
アドレスであるab@cde.ne.jp宛に電子メー
ルを送信する。なお、送信する電子メールの本文や表題
には何も記載する必要がないし、また、何らかの情報を
記載しても支障はない。また、電話会社によっては、携
帯電話端末2によっては、空の電子メールを送信出来な
い場合もある。このような場合には、例えば数字の
「1」や、アルファベットの「a」などの文字を記載し
て電子メールを送信すればよい。
【0524】送信された電子メールは、携帯電話端末2
から中継局4、プロバイダ5、インターネット6を経由
して、電子メール受信手段214で受信される。
【0525】電子メール受信手段214は、携帯電話端
末2から音声211で指定した電子メールアドレスであ
るab@cde.ne.jp宛に送られてきた電子メー
ルを受信すると、その電子メールのヘッダ部分に付加さ
れている送信元の電子メールアドレスをガイダンス手段
202に通知する。
【0526】ガイダンス手段202は、電子メール受信
手段214から送信元の電子メールアドレスが通知され
ると、電子メール送信手段11に指示して、その通知さ
れた電子メールアドレス宛に確認の電子メールを送信さ
せる。図29の(a)にこのような確認の電子メールの
例を確認の電子メール215として示す。
【0527】確認の電子メール215には、登録される
電子メールアドレスと、URL216が記載されてい
る。なお、ガイダンス手段202は、確認の電子メール
215に記載するURLを電子メール受信手段214か
ら通知された送信元の電子メールアドレスと1対1に対
応させておく。従って、URL216から送信元の電子
メールアドレスを一意に特定することが出来る。
【0528】携帯電話端末2は、確認の電子メール21
5を受信したとする。ユーザが登録する意志をもってい
る場合は、確認の電子メール215のURL216の部
分をクリックする。URL216の部分がクリックされ
ると、携帯電話端末2は、URL216に対応するウェ
ブページにアクセスするためのアクセス要求を送信す
る。このアクセス要求は、中継局4、プロバイダ5、イ
ンターネット6を経由して、ウェブページ提供手段21
4に送信される。
【0529】ウェブページ提供手段204は、アクセス
要求を受け取ると、そのアクセス要求に付加されている
URL216から特定される携帯電話端末2のユーザの
電子メールアドレスをガイダンス手段202に問い合わ
せる。そして、図29の(b)に示す電話番号入力画面
217をウェブページとして作成し、携帯電話端末2か
らのアクセス要求に対する応答として電話番号入力画面
217を送信する。
【0530】携帯電話端末2は、電話番号入力画面21
7を受信すると、モニタに表示する。そして、ユーザ
は、電話番号入力欄218に電話番号を入力する。そし
て送信219のボタンを押したとする。ユーザから入力
された電話番号は、送信219をクリックしたタイミン
グでインターネット6等を経由して、ウェブページ提供
手段214に送信される。
【0531】ウェブページ提供手段214は、携帯電話
端末2で入力された情報を受信すると、ガイダンス手段
202に通知するとともに、図29の(c)に示す登録
完了通知213をウェブページとして携帯電話端末2に
送信する。
【0532】このようにして、携帯電話端末2は図29
の(b)に示す登録完了通知213を受け取ると、モニ
タに表示する。
【0533】一方、ガイダンス手段202は、ウェブペ
ージ提供手段204から電話番号を通知されると、UR
L212に対応する電子メールアドレスと通知された電
話番号とをデータベース管理手段203に通知し、ユー
ザ情報データベースに登録するよう指示する。
【0534】これを受けてデータベース管理手段203
は、ガイダンス手段202から通知された電話番号と電
子メールアドレスとを対応させてユーザ情報データベー
ス201に登録する。そして、データベース管理手段2
03は、呼び出し履歴データベース206を検索して、
ガイダンス手段202から通知された電話番号に対応す
る呼び出し先の電話番号をその応答としてガイダンス手
段202に通知するとともに登録が完了したことを通知
する。
【0535】ガイダンス手段202は、データベース管
理手段203からの応答を受け取ると、通知された呼び
出し先の電話番号と携帯電話端末2の電子メールアドレ
スとを電子メール送信手段11に通知し、案内情報を送
信するよう指示する。
【0536】これを受けて電子メール送信手段11は、
配信情報データベース12から通知された呼び出し先の
電話番号に応じた情報を選択して電子メールとして通知
された電子メールアドレス宛に送信する(S7)。な
お、案内情報の送信については、本発明の関連技術で詳
細に説明したので、説明を省略する。
【0537】(S5の動作)次に、データベース管理手
段203から既登録であるという応答を受け取った場合
の動作(S5)を説明する。
【0538】S5において、ガイダンス手段202は、
データベース管理手段203から既登録であるという応
答を受け取ると、電話番号取得手段8に携帯電話端末2
からの電話呼び出しを検知した時刻から所定の時間例え
ば3秒間だけ待機するよう指示する。そして、待機時間
中に電話番号取得手段7から携帯電話端末2によって電
話呼び出しが切断されたことを通知された場合、ガイダ
ンス手段202は、案内情報を送信する(S7)。な
お、S7の動作は上述した本発明の関連技術で詳細に説
明したので説明を省略する。
【0539】また、S5において、ガイダンス手段20
2は、上記の所定の時間すなわち3秒間経過しても電話
呼び出しが切断されなかった場合、電話番号取得手段8
に電話呼び出しに応答するよう指示し、電話番号取得手
段8は、電話受付手段7を制御して電話呼び出しに応答
する。そして、ガイダンス手段202は、音声によるガ
イダンスとして図30に示すような音声を流す(S
6)。
【0540】すなわち、ガイダンス手段202は、ま
ず、音声220である「ご利用ありがとうございます」
という音声を流す。次に、音声221である「登録変更
のご案内をさせていただきます」という音声を流す。続
いて、音声222である「以下の電子メールアドレス宛
に電子メールを送信して下さい。電子メールアドレスは
ab@cde@ne.jpです。折り返し登録用の電子
メールを送信させていただきます。」という音声を流
す。このようにガイダンス手段202は、音声で変更後
の電子メールアドレスを入力することを趣旨とするガイ
ダンスを行う。
【0541】ユーザは、音声222を携帯電話端末2の
受話器から聴いた後、通話を切断し、音声222で指定
された電子メールアドレス宛に電子メールを送信する。
すなわち、ab@cde.ne.jp宛に電子メールを
送信する。なお、上記と同様に送信する電子メールの本
文や表題には何も記載する必要がないし、また、何らか
の情報を記載しても支障はない。
【0542】送信された電子メールは、携帯電話端末2
から中継局4、プロバイダ5、インターネット6を経由
して、電子メール受信手段214で受信される。
【0543】電子メール受信手段214は、携帯電話端
末2から音声211で指定した電子メールアドレスであ
るab@cde.ne.jp宛に送られてきた電子メー
ルを受信すると、その電子メールのヘッダ部分に付加さ
れている送信元の電子メールアドレスをガイダンス手段
202に通知する。
【0544】ガイダンス手段202は、電子メール受信
手段214から送信元の電子メールアドレスが通知され
ると、電子メール送信手段11に指示して、その通知さ
れた電子メールアドレス宛に確認の電子メールを送信さ
せる。図31の(a)にこのような確認の電子メールの
例を確認の電子メール223として示す。
【0545】確認の電子メール223には、新しく登録
される電子メールアドレスと、URL224が記載され
ている。なお、ガイダンス手段202は、確認の電子メ
ール223に記載するURLを電子メール受信手段21
4から通知された送信元の電子メールアドレスと1対1
に対応させておく。従って、URL224から送信元の
電子メールアドレスを一意に特定することが出来る。
【0546】携帯電話端末2は、確認の電子メール22
3を受信したとする。ユーザが登録する意志をもってい
る場合は、確認の電子メール223のURL224の部
分をクリックする。URL224の部分がクリックされ
ると、携帯電話端末2は、URL224に対応するウェ
ブページにアクセスするためのアクセス要求を送信す
る。このアクセス要求は、中継局4、プロバイダ5、イ
ンターネット6を経由して、ウェブページ提供手段20
4に送信される。
【0547】ウェブページ提供手段204は、アクセス
要求を受け取ると、そのアクセス要求に付加されている
URL224に対応する携帯電話端末2のユーザの電子
メールアドレスをガイダンス手段202に問い合わせ
る。そして、図31の(b)に示す電話番号入力画面2
25を作成し、携帯電話端末2からのアクセス要求に対
する応答として電話番号入力画面225をウェブページ
として送信する。
【0548】携帯電話端末2は、電話番号入力画面22
5を受信すると、モニタに表示する。そして、ユーザ
は、電話番号入力欄226に電話番号を入力する。そし
て送信227のボタンを押したとする。ユーザから入力
された電話番号は、送信227をクリックしたタイミン
グでインターネット6等を経由して、ウェブページ提供
手段204に送信される。
【0549】ウェブページ提供手段204は、携帯電話
端末2で入力された情報を受信すると、ガイダンス手段
202に通知するとともに、図31の(c)に示す登録
完了通知228をウェブページとして携帯電話端末2に
送信する。
【0550】このようにして、携帯電話端末2は図31
の(c)に示す登録完了通知228を受け取ると、その
モニタに表示する。
【0551】一方、ガイダンス手段202は、ウェブペ
ージ提供手段204から電話番号を通知されると、UR
L224に対応する電子メールアドレスと通知された電
話番号とをデータベース管理手段203に通知し、ユー
ザ情報データベースに登録するよう指示する。
【0552】これを受けてデータベース管理手段203
は、ガイダンス手段202から通知された電話番号と電
子メールアドレスとを対応させてユーザ情報データベー
ス201に登録する。そして、データベース管理手段2
03は、呼び出し履歴データベース206を検索して、
ガイダンス手段202から通知された電話番号に対応す
る呼び出し先の電話番号をその応答としてガイダンス手
段202に通知するとともに登録が完了したことを通知
する。
【0553】ガイダンス手段202は、データベース管
理手段203からの応答を受け取ると、通知された呼び
出し先の電話番号と携帯電話端末2の電子メールアドレ
スとを電子メール送信手段11に通知し、案内情報を送
信するよう指示する。
【0554】これを受けて電子メール送信手段11は、
配信情報データベース12から通知された呼び出し先の
電話番号に応じた情報を選択して電子メールとして通知
された電子メールアドレス宛に送信する(S7)。な
お、案内情報の送信については、本発明の関連技術と同
様であるので、説明を省略する。
【0555】このように本実施の携帯の情報配信システ
ムでは、電話番号と電子メールアドレスとを対応させた
ユーザ情報データベース205を予め作成しておき、携
帯電話2のユーザから電話呼び出しを受けると、その電
話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、ユーザ情報デ
ータベース205を検索して、発信元の電話番号が既登
録か未登録かを判定する。 そして、発信元の電話番号
が未登録と判定された場合、携帯電話端末のユーザに電
子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新
規登録のガイダンスを行う。
【0556】また、発信元の電話番号が既登録と判定さ
れた場合、携帯電話端末2のユーザが電話呼び出しを切
断するための所定の時間をおいて、変更したい新しい電
子メールアドレスを前記ユーザに知らせてもらう内容を
趣旨とする登録変更のガイダンスを行う。
【0557】そして、所定の時間が経過する前にユーザ
が電話呼び出しを切断した場合、発信元の電話番号に基
づきユーザ情報データベース205を検索して、得られ
た電子メールアドレス宛に案内情報を送信する。このよ
うにすることによりユーザにとって簡単な操作でユーザ
登録や欲しい情報を取得することが出来るなお、本実施
の形態では、ウェブページ提供手段204が携帯電話端
末2などから送られてきたアクセス要求に応じてウェブ
ページを提供し、また、どのURLにアクセスされたか
をガイダンス手段202に通知するとして説明したが、
これに限らず、上述した本発明の関連技術と同様に案内
装置201にウェブページ提供手段204を設ける代わ
りに、案内サーバ3が携帯電話端末2などから送られて
きたアクセス要求に応じてウェブページを提供し、ま
た、どのURLにアクセスされたかをガイダンス手段2
02に通知しても構わない。なお、案内サーバ3と案内
装置201との情報のやり取りはインターネット6で行
っても構わないし、専用回線を利用して行っても構わな
い。
【0558】さらに、本実施の形態では、電話呼び出し
が検知されてから3秒間以内に携帯電話端末2のユーザ
がその電話呼び出しを切断した場合には、ガイダンス手
段202は、発信番号通知サービスを利用して取得した
電話番号から所定のルールに基づいて電子メールアドレ
スを生成し、その生成した電子メールアドレス宛に案内
情報を送信するとして説明したが、これに限らない。4
秒以内、5秒以内など要するにガイダンス手段202は
予め決めた所定の時間以内に携帯電話端末2のユーザが
電話呼び出しを切断した場合に案内情報を送信しさえす
ればよい。
【0559】さらに、本実施の形態では、S6におい
て、登録変更をするユーザの電子メールアドレスが所定
のルールから生成可能であるか否かに関わらず、必ず登
録変更する電子メールアドレスを入力するとして説明し
たが、これに限らず、ユーザの電子メールアドレスが電
話番号から所定のルールから生成可能である場合には、
図28で説明した方法と同様にしても構わない。すなわ
ち、登録変更する新しいユーザの電子メールアドレスが
電話番号から所定のルールによって生成可能である場合
には、電話呼び出しによる通話を切断するタイミングを
知らせる内容を趣旨とする通話切断のガイダンスを行
い、登録変更する新しいユーザの電子メールアドレスが
電話番号から所定のルールに従って作られるものでない
場合は、電子メールなどを利用して電子メールアドレス
を知らせてもらう内容を趣旨とする電子メールアドレス
入力のガイダンスを行っても構わない。このように登録
変更する際も、本実施の形態の新規登録の場合と同様に
行っても構わない。
【0560】さらに、本実施の形態では、S4におい
て、新規登録をするユーザの電子メールアドレスが所定
のルールから生成可能である場合とそうでない場合とで
異なった方法で登録を行ったが、これに限らず、S6に
示したように登録するユーザの電子メールアドレスが所
定のルールから生成可能であるか否かに関わらず、必ず
登録する電子メールアドレスを入力するようガイダンス
しても構わない。すなわち、新規登録する場合、ユーザ
に知らせてもらう電子メールアドレスが電話番号から所
定のルールに従って作成可能か否かにかかわらず、電子
メールなどの利用して電子メールアドレスを知らせても
らう内容を趣旨とするガイダンスを行っても構わない。
【0561】さらに、本実施の形態では、S4におい
て、登録する電子メールアドレスが所定のルールに従っ
て電話番号から生成可能である場合に、確認の電子メー
ルを送信するとして説明したが、これに限らない。登録
する電子メールアドレスが所定のルールに従って電話番
号から生成可能である場合には、確認の電子メールを送
信せず、ユーザ情報データベース205に電話番号と電
話番号から所定のルールに従って生成した電子メールア
ドレスとを登録しても構わない。
【0562】さらに、本実施の形態では、S4におい
て、登録する電子メールアドレスが所定のルールに従っ
て生成可能である場合には、確認の電子メールを送信
し、ユーザから登録確認が得られた時点でS7に示すよ
うに案内情報を電子メールで配信したが、これに限ら
ず、電話番号から所定のルールに応じて電子メールアド
レスを生成し、この生成した電子メールアドレス宛に確
認の電子メールを送信する際に案内情報をも電子メール
で送信しても構わない。すなわち、確認の電子メールを
送りユーザから登録の確認が行われる以前に案内情報を
電子メールで送信しても構わない。
【0563】さらに、確認の電子メールを送信する際、
電話番号から所定のルールに従って複数の電子メールア
ドレスが作成可能である場合には、それら複数の電子メ
ールアドレス宛に確認の電子メールを送信すればよい。
ただし、この場合、図28の(a)に示すURL212
は各電子メール毎に異なる。すなわち、URL212
を、所定に規則に従って電話番号から生成された電子メ
ールアドレス毎に対応つけておけばよい。この場合、送
信された電子メールのうち実際に携帯電話端末2に割り
当てられている電子メールアドレスと一致する電子メー
ルアドレス宛に送信された電子メールが携帯電話端末2
に届くことになる。そして、ユーザが届いた確認の電子
メール212のURL212の部分をクリックすること
により、アクセス要求がウェブページ提供手段204に
送信される。ガイダンス手段202は、このアクセス要
求に含まれるURLから実際に携帯電話端末2に割り当
てられている電子メールアドレスを特定することが出来
る。
【0564】実際、電話番号から一意に電子メールアド
レスを特定出来ない場合が起こりうる。例えば、本発明
の関連技術で説明したように郵政省が発表している電話
番号の割り当て表で同一の電話会社に割り当てられてい
る部分でも、その同一の電話会社がその部分の電話番号
をさらに地域ごとに割り当てしているなどの理由によ
り、電話番号から電子メールアドレスを作成する際に使
用するドメイン名として複数のドメイン名を使用してい
る場合がある。
【0565】また、電話会社から販売された電話番号に
は契約すれば電子メールアドレスが割り当てられる。そ
して、この電子メールアドレスが電話番号と電話会社が
使用しているドメイン名とを組み合わせて生成出来るも
のであったとする。しかしながら電話会社は、吸収合併
などの組織変更あるいはその他の理由により、電話番号
から電子メールアドレスを作成する際に使用するドメイ
ン名をしばしば変更している。従って、同じ電話会社で
あっても、古いユーザの電子メールアドレスは変更前の
ドメイン名であり、新しいユーザのドメイン名は変更後
のドメイン名である場合が起こりうる。このように同じ
会社あるいは同じ会社の分社であっても電話番号から複
数の電子メールアドレスが割り当てられる可能性が起こ
りうる。このような場合であっても、電話番号から可能
性のある電子メールアドレス全て宛に確認の電子メール
を送信することにより必ず1通そして1通だけの電子メ
ールを確実に携帯電話端末2に届けることが出来る。
【0566】さらに、本実施の形態では、新規登録のガ
イダンスとして、携帯電話端末2のユーザの電子メール
アドレスが携帯電話端末2の電話番号から所定のルール
に従って作られるものである場合は、音声209すなわ
ち「あなたの電子メールアドレスが電話番号@で始まる
場合は3秒以内に電話をお切り下さい。」という音声を
流した。すなわち、電話呼び出しによる通話を切断する
タイミングを知らせる内容を趣旨とする通話切断のガイ
ダンスを行い、そして、このタイミングに関する情報す
なわち、3秒以内にユーザが通話を切断したときには、
登録を確認する電子メールを送信したが、これに限らな
い。新規登録のガイダンスとして、「電子メールアドレ
スが電話番号@で始まる場合は、1を押して下さい。ま
た電子メールアドレスが電話番号@ではない場合は、2
を押して下さい」という内容を趣旨とするガイダンスを
行うことも出来る。携帯電話端末2のユーザは、電子メ
ールアドレスが電話番号から所定のルールに従って作成
可能である場合には、携帯電話端末2のキー「1」を押
し、またそうでない場合には、携帯電話端末2のキー
「2」を押す。そして、キー「1」が押された場合に
は、電子メールアドレスを入力しなくてもよいという内
容を趣旨とするガイダンスを行う。そして、この場合に
は、ユーザに知らせてもらう電子メールアドレスが電話
番号から所定のルールに従って作成可能なものかそうで
ないかに関わらず、電話番号から所定のルールに従って
作成された電子メールアドレス宛に必ず確認の電子メー
ルを送信するものとする。このように必ず電話番号から
所定のルールに従って作成された電子メールアドレス宛
に確認の電子メールを送信しても、携帯電話端末2の電
子メールアドレスが電話番号から所定のルールに従って
作られるものでない場合には、確認の電子メールが届か
ないのみであるので、何ら不都合が生じることはない。
また、登録変更の場合にもこれと同様におこなっても構
わない。このように新規登録のガイダンスは、ユーザに
知らせてもらう電子メールアドレスが電話番号から所定
のルールに従って作られるものである場合は、電子メー
ルアドレスを知らせなくてもよいという内容を趣旨とす
るものであっても構わない。また同様に、登録変更のガ
イダンスは、ユーザに知らせてもらう電子メールアドレ
スが電話番号から所定のルールに従って作られるもので
ある場合は、電子メールアドレスを知らせなくてもよい
という内容を趣旨とするものであっても構わない。
【0567】さらに、本実施の形態では、ユーザ情報デ
ータベース205に未登録の場合や、登録変更をする場
合などには、電子メールやウェブページを利用してユー
ザの電子メールアドレスを取得したが、これに限らな
い。ガイダンス手段202に音声認識手段を組み込み、
ユーザからの電話呼び出しによる通話中にユーザが電子
メールアドレスを発声するようガイダンスし、そのユー
ザが発声した音声を音声認識処理して携帯電話端末2の
ユーザの電子メールアドレスを取得するようにしても構
わない。このように音声認識処理を行って電子メールア
ドレスを取得する場合のガイダンスでは、例えば代表的
な電話会社やプロバイダのドメイン名を音声で流し、携
帯電話端末2のキーを押すことによってユーザにドメイ
ン名を選択してもらうなどの方法と組み合わせれば音声
認識によるご認識を補うことができ、迅速な電子メール
アドレスの入力が可能になる。具体的には次のような音
声ガイダンスを行うことが出来る。例えば「貴方の電子
メールのうち@までの英数字を発声して下さい。」とい
うような音声ガイダンスを流してユーザに電子メールア
ドレスの「@」までの部分を発声してもらい、ユーザが
発声した音声を音声認識する。そして、次に、「貴方の
電子メールアドレスのうち、@以降の部分がzzz.n
e.jpであれば1を押して下さい。貴方の電子メール
アドレスのうち、@以降の部分がyyy.ne.jpで
あれば2を押して下さい。」という音声ガイダンスを流
し、その音声ガイダンスに応じてユーザが携帯電話端末
のキーを押す。そして、携帯電話端末2からのキー信号
を検出することによって、電子メールアドレスの「@」
以降の電子メールアドレスを特定するなどである。
【0568】さらに、本実施の形態では、新規登録や変
更登録の際、ウェブページに電話番号を入力することに
より、電話番号と電子メールアドレスを取得したが、ウ
ェブページの代わりに電子メールを使用しても構わな
い。
【0569】すなわち、図29の(a)に示す確認の電
子メール215のURL216の代わりに電話番号を登
録するフォームを記載しておく。そして、ユーザは、こ
のフォームに従って自らの電話番号を記載した電子メー
ルを確認の電子メール215の送信元に返信すればよ
い。このようにすることによっても新規登録の場合や登
録変更の場合に、電話番号と電子メールアドレスとを対
応させて登録することが出来る。このようなフォームの
例としては、例えば、電子メールの本文に「貴方の電子
メールを<>の部分に記載して、この電子メールを返信
して下さい。電子メール記入欄→<>」という内容を記
載しておけばよい。ユーザは例えば、「貴方の電子メー
ルを<>の部分に記載して、この電子メールを返信して
下さい。電子メール記入欄→<uvw@xxx.ne.
jp>」のように電子メールアドレスを記入して返信す
ればよい。
【0570】さらに、本実施の形態では、ガイダンス
は、音声、電子メール、及びウェブページを用いるとし
て説明したが、これに限らず、ガイダンスは少なくとも
音声、電子メール、及びウェブページの少なくとも一つ
以上を用いさえすればよい。
【0571】さらに、本実施の形態では、電話番号と電
子メールアドレスとを対応させたユーザ情報データベー
ス205を予め作成しておき、携帯電話端末2のユーザ
から電話呼び出しを受けると、その電話呼び出しの発信
元の電話番号を電話会社が提供している発信通知サービ
スを利用して取得し、データベース管理手段203がガ
イダンス手段202からの指示に従って、その発信元の
電話番号に基づき、ユーザ情報データベース205を検
索して、発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定す
る。そして、ガイダンス手段202は、データベース管
理手段203によって発信元の電話番号が未登録と判定
された場合、携帯電話端末2のユーザに電子メールアド
レスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイ
ダンスをう。また、ガイダンス手段202は、データベ
ース管理手段203によって発信元の電話番号が既登録
と判定された場合、携帯電話端末2のユーザが電話呼び
出しを切断するための例えば3秒である所定の時間をお
いて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記ユー
ザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガイダ
ンスをう。また、ガイダンス手段202は、その所定の
時間が経過する前に前記ユーザが前記電話呼び出しを切
断した場合、データベース管理手段203に指示して発
信元の電話番号に基づきユーザ情報データベース205
を検索させて、得られた電子メールアドレス宛に電子メ
ール情報を送信するとして説明したが、これに限らず、
次のようにしても構わない。
【0572】すなわち、電話番号と電子メールアドレス
とを対応させたユーザ情報データベース205を予め作
成しておく。そして、電話受付手段7が携帯電話端末2
のユーザから電話呼び出しを受けると、電話番号取得手
段8はその電話呼び出しの発信元の電話番号を取得す
る。そしてデータベース管理手段203は、その電話呼
び出しの発信元の電話番号に基づき、ユーザ情報データ
ベース205を検索して、発信元の電話番号が既登録か
未登録かを判定し、その判定結果をガイダンス手段20
2に通知する。前記発信元の電話番号が未登録と判定さ
れた場合、ガイダンス手段202は、携帯電話端末2の
ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
旨とする新規登録のガイダンスを行る。また、発信元の
電話番号が既登録と判定された場合、ガイダンス手段2
02は、携帯電話端末2のユーザが前記電話呼び出しを
切断するための所定の時間をおいて、変更したい新しい
電子メールアドレスを前記ユーザに知らせてもらう内容
を趣旨とする登録変更のガイダンスを行う。また、発信
元の電話番号が既登録と判定された場合、登録変更のガ
イダンスがまだ開始されていないか登録変更のガイダン
スが既に開始されたているか登録変更のガイダンスが完
了したかに関わらず、携帯電話端末2のユーザが電話呼
び出しを切断した場合、ガイダンス手段202は、電子
メール送信手段11に指示して、発信元の電話番号に基
づきユーザ情報データベースを検索して、得られた電子
メールアドレス宛に電子メール情報を送信しても構わな
い。
【0573】また、これとは別の方法として、電話番号
と電子メールアドレスとを対応させたユーザ情報データ
ベース205を予め作成しておく。そして、電話受付手
段7が携帯電話端末2のユーザから電話呼び出しを受け
ると、電話番号取得手段8はその電話呼び出しの発信元
の電話番号を取得する。そしてデータベース管理手段2
03は、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づ
き、ユーザ情報データベース205を検索して、発信元
の電話番号が既登録か未登録かを判定し、判定結果をガ
イダンス手段202に通知する。発信元の電話番号が未
登録と判定された場合、ガイダンス手段202は、携帯
電話端末2のユーザに電子メールアドレスを知らせても
らう内容を趣旨とする新規登録のガイダンスを行う。ま
た、発信元の電話番号が既登録と判定された場合、携帯
電話端末2のユーザが電話呼び出しを切断するための所
定の時間をおいて、変更したい新しい電子メールアドレ
スを携帯電話端末2のユーザに知らせてもらう内容を趣
旨とする登録変更のガイダンスを行う。また、発信元の
電話番号が既登録と判定され、前記登録変更のガイダン
スが電話呼び出しによる通話中に変更したい新しい電子
メールアドレスを知らせてもらうものである場合(例え
ば音声認識により電子メールアドレスを入力してもらう
場合など)、携帯電話端末2のユーザが電話呼び出しを
切断した時点で、変更したい新しい電子メールアドレス
をまだ知らせてもらっていなければ、ガイダンス手段2
02は、データベース管理手段203に指示し、その指
示に従ってデータベース管理手段205は、発信元の電
話番号に基づきユーザ情報データベース205を検索し
て、ガイダンス手段202に通知する。ガイダンス手段
202は、データベース管理手段203から通知された
電子メールアドレスを電子メール送信手段11に通知す
るとともに、電子メール送信手段11にその通知した電
子メールアドレス宛に電子メール情報を送信するよう指
示し、電子メール送信手段11はその指示に応じて電子
メールを送信する。また、携帯電話端末2のユーザが電
話呼び出しを切断した時点で、変更したい新しい電子メ
ールアドレスを知らせてもらっていれば、その知らせて
もらった電子メールアドレスより以前の電子メールアド
レス宛には電子メール情報を送信しない。このようにす
ることも出来る。
【0574】また、これとは別の方法として、電話番号
と電子メールアドレスとを対応させたユーザ情報データ
ベース205を予め作成しておく。そして、電話受付手
段7が携帯電話端末2のユーザから電話呼び出しを受け
ると、電話番号取得手段8を経由してガイダンス手段2
02に電話呼び出しを受けたこととその電話呼び出しの
発信元の電話番号とを通知する。ガイダンス手段202
は、データベース管理手段203を指示し、その指示に
従ってデータベース管理手段203は、その電話呼び出
しの発信元の電話番号に基づき、ユーザ情報データベー
ス205を検索して、発信元の電話番号が既登録か未登
録かを判定し、判定結果をガイダンス手段202に通知
する。発信元の電話番号が未登録と判定された場合、ガ
イダンス手段202は、ユーザに電子メールアドレスを
知らせてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイダンス
を行う。また、発信元の電話番号が既登録と判定された
場合、ガイダンス手段202は、ユーザが前記電話呼び
出しを切断するための所定の時間をおかずに、変更した
い新しい電子メールアドレスをユーザに知らせてもらう
内容を趣旨とする登録変更のガイダンスを行う。また、
発信元の電話番号が既登録と判定され、前記ユーザが前
記電話呼び出しを切断した場合、ガイダンス手段202
はデータベース管理手段203に指示し、その指示に応
じてデータベース管理手段203は、発信元の電話番号
に基づきユーザ情報データベース205を検索して、得
られた電子メールアドレスをガイダンス手段202に通
知する。そして、ガイダンス手段202は、通知された
電子メールアドレス宛に電子メール情報を送信するよう
電子メール送信手段11に指示し、この指示に従って電
子メール送信手段11は電子メールを送信する。また、
発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変更の
ガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に変更した
い新しい電子メールアドレスを知らせてもらうものであ
る場合(例えば音声認識を利用して通話中に電子メール
アドレスを入力する場合)、ガイダンス手段202は、
携帯電話端末2のユーザが電話呼び出しを切断した時点
で、変更したい新しい電子メールアドレスを知らせても
らっていれば、その知らせてもらった電子メールアドレ
スより以前の電子メールアドレス宛には前記電子メール
情報を送信しないよう電子メール送信手段11に指示
し、この指示に従って電子メール送信手段11は、その
知らせてもらった電子メールアドレスより以前の電子メ
ールアドレス宛には電子メール情報を送信しない。この
ようにすることもできる。
【0575】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について説明する。
【0576】図25に、本実施の形態の案内情報配信シ
ステムを示す。本実施の形態の案内情報配信システムの
構成は第1の実施の形態と同様である。
【0577】次に、このような本実施の形態の動作を第
1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0578】図32に本実施の形態の情報配信システム
のフローチャートを示す。
【0579】携帯電話端末2のユーザは、案内装置20
1の電話受付手段7が電話呼び出しを受ける特定の電話
番号に電話をかけることにより電子メール等で配信され
る案内情報の受信を承諾する意図を伝える(S29)。
【0580】すなわち、携帯電話端末2のユーザは、電
話受付手段7が電話呼び出しを受ける電話番号Aに電話
呼び出しを行ったとする。電話受付手段7は、携帯電話
2のユーザからの電話呼び出しを検知すると、電話番号
取得手段8に通知し、電話番号取得手段8は、電話会社
が提供している発信通知サービスを利用して、携帯電話
端末2の電話番号すなわち発信元の電話番号を取得し、
ガイダンス手段202に報告する(S21)。
【0581】次に、ガイダンス手段202は、データベ
ース管理手段203に発信元の電話番号を通知し、その
発信元の電話番号が未登録か既登録かを判定するよう指
示する。これを受けてデータベース管理手段203は、
ユーザ情報データベース203を検索することにより、
発信元の電話番号がユーザ情報データベース203に登
録されているか未登録であるかを判定する(S22)。
【0582】データベース管理手段203が既登録と判
定した場合には、S23に進み、未登録と判定した場合
には、S36に進む。
【0583】S23において、データべース管理手段2
03が既登録と判定した場合、データベース管理手段2
03は、ガイダンス手段202に判定結果が既登録であ
ることをガイダンス手段202に通知する。
【0584】ガイダンス手段202は、データベース管
理手段203から既登録であることが通知されると、ユ
ーザが電話呼び出しを切断するための所定の時間、例え
ば3秒間だけ待機する(S24)。
【0585】まず、ユーザが電話受付手段7が電話呼び
出しを検知してから所定の時間以内に電話呼び出しを切
断した場合(S25)について説明し、その後ユーザが
電話受付手段7が電話呼び出しを検知してから所定に時
間が経過しても電話呼び出しを切断しなかった場合(S
26)について説明する。
【0586】まず、S25において、ユーザが、電話受
付手段7が電話呼び出しを検知してから所定の時間以内
に電話呼び出しを切断した場合は、S26に進む。
【0587】S26において、ガイダンス手段202
は、データベース管理手段203に携帯電話端末2の電
話番号を通知し、対応する携帯電話端末2の電子メール
アドレスを問い合わせる。
【0588】次に、ガイダンス手段202は、データベ
ース管理手段2020からの応答により携帯電話端末2
の電子メールアドレスを取得する。そして、電子メール
送信手段11に取得した電子メールアドレスを通知する
とともに、携帯電話端末2からの呼び出し先の電話番号
をも通知して、案内情報を送信するよう指示する。
【0589】電子メール送信手段11は、通知された呼
び出し先の電話番号に対応する案内情報を配信情報デー
タベース12から読み出し、通知された電子メールアド
レス宛に読み出した案内情報を電子メールとして送信す
る(S28)。
【0590】送信された電子メールは、プロバイダ5の
携帯電話端末2の電子メールアドレスに対応するメール
ボックスに格納され、携帯電話端末2がそのメールボッ
クスに格納された電子メールをダウンロードすることに
より、携帯電話端末2に電子メールが届く。このように
して携帯電話端末2のユーザは案内情報を取得すること
が出来る。
【0591】次に、S30すなわち、ユーザが電話受付
手段7が電話呼び出しを検知してから所定に時間が経過
しても電話呼び出しを切断しなかった場合について説明
する。
【0592】この場合、ガイダンス手段202は、電話
受付手段7が電話呼び出しに応答して通話状態にするよ
う制御し、通話状態で電子メールアドレスの変更登録の
音声によるガイダンスを行う。なお、変更登録のガイダ
ンスは第1の実施の形態で説明したものと同様である。
【0593】ここで、ユーザがS30の動作の最中に電
話呼び出しにともなう通話を切断したとする(S3
1)。このような場合は例えば、ユーザが案内情報の配
信を希望しているだけで電子メールアドレスを新しい電
子メールアドレスに登録変更する意図を持っていないに
も関わらず、所定の時間が経過するまでに電話を切断す
ることが出来なかった場合などに起こりうる。このよう
な場合、電話受付手段7が通話がユーザによって切断さ
れたことを検知すると、電話番号取得手段8を介してガ
イダンス手段202に通知する。ガイダンス手段202
は通話が切断されたことが通知されると、S26に進
む。従って、上記と同様にしてS26で携帯電話端末2
の電子メールアドレスが特定され、S28で案内情報を
配信する。
【0594】S31でユーザが電話呼び出しにともなう
通話を切断しなかったとする。この場合S32に進む。
S32において、ガイダンス手段202は、例えば図2
7の音声211や図30の音声222などの音声による
ガイダンスを行う。
【0595】次に、ユーザは携帯電話端末2から音声2
11や音声222などのガイダンスに応じて通話切断後
に空または任意の内容を含む電子メールを音声211や
音声222で通知された電子メール宛に送信する(S3
2)。
【0596】電子メール受信手段204は、S32でユ
ーザの携帯電話端末2から送信されてきた電子メールを
受信すると、その電子メールのヘッダ部分に付加されて
いる携帯電話端末2の電子メールアドレスを取得してガ
イダンス手段202に通知する。ガイダンス手段202
は、電子メールアドレス取得手段8から取得した電子メ
ールアドレスが通知されると、図29の確認の電子メー
ル215を電子メール受信手段214から通知された電
子メールアドレス宛に送信するよう電子メール送信手段
11に指示し、電子メール送信手段11は、この指示に
従って確認の電子メール215を通知された電子メール
アドレス宛に送信する。このようにして送信された確認
の電子メール215を受信したユーザは、URL215
の部分をクリックする。そうすると、第1の実施の携帯
と同様にして携帯電話端末2は、URL215に対応す
るウェブページにアクセスするためのアクセス要求を送
信する。ウェブページ提供手段214はこのアクセス要
求を受信すると、図29の(b)に示す電話番号入力画
面217をそのアクセス要求に対する応答として携帯電
話端末2に送信する。そして、電話番号入力画面217
でユーザが携帯電話2から電話番号218を入力し、送
信219をクリックすると、携帯電話端末2は、電話番
号をウェブページ提供手段214に送信する。このよう
にしてウェブページ提供手段214は、URL216と
電話番号とを取得することによってウェブページに電話
番号が入入力されると、ガイダンス手段202に通知
し、ガイダンス手段202はユーザの電子メールアドレ
スと電話番号入力画面217から入力された電話番号と
をURL216を利用して対応付けて第1の実施の形態
と同様にしてユーザ情報データベースに登録する(S3
4)。
【0597】次に、ガイダンス手段202は、このよう
にして取得したユーザの電子メールアドレスと電話番号
とのうち、取得した電話番号をキーに登録前の特定期間
の呼び出し履歴データベース206を検索するようデー
タベース管理手段203に指示する。これを受けてデー
タベース管理手段206は取得した電話番号と一致する
電話番号に対応する呼び出し先の電話番号をガイダンス
手段202に通知する(S35)。
【0598】ガイダンス手段202は、呼び出し先の電
話番号と、携帯電話端末2の電話番号とを電子メール送
信手段11に通知し、案内情報を送信するように指示
し、S28において案内情報を送信する。これ以後は上
記と同様である。
【0599】次にS36からの動作を説明する。S36
では、データベース管理手段203が未登録と判定した
場合である。
【0600】この場合、ガイダンス手段202は、所定
の時間をおかずにすぐに登録のガイダンスを行う。すな
わち、図27の音声207などの音声を流す(S3
7)。
【0601】さらに、S38において、音声209、音
声210、音声211などの登録推進のコメントを音声
で流す(S38)。
【0602】ユーザが自由なアドレスの保持者であるす
なわち、ユーザの電子メールアドレスが電話番号から所
定のルールに従って作成出来ない場合(S39)は、S
32、S33、34、S35、S25の動作を行う。こ
れについては既に説明したものと同様である。
【0603】また、ユーザの電子メールアドレスが電話
番号から所定のルールに従って作成可能である場合につ
いては、S42〜S28の動作を行う。これについては
第1の実施の形態で説明した動作と同様である。
【0604】以上のようにして案内情報が配信される。
【0605】また、S31において、ユーザがS30の
動作の最中に電話呼び出しにともなう通話を切断した場
合に、S26に進み、その結果案内情報が電子メールと
して送信されるとして説明したが、S35において、ユ
ーザの電話番号と電子メールアドレスとがユーザ情報デ
ータベース205に登録することが完了するまでの任意
の段階でユーザからの電話呼び出しを切断した場合に、
S26に進むものとする。
【0606】なお、本実施の形態の情報配信システムは
様々な変形を施して使用することが可能である。次に、
このような変形例について、各項目毎に分類して体系的
に説明する。なお、以下の説明では、各項目は大分類か
ら小分類まで階層的に項目に分類してある。そして、各
項目には表題をつけ、その表題の先頭には大分類から小
分類にいたるまでの階層構造を数字の組み合わせで表し
た。すなわち、1は大分類であり1−1、1−2などは
1の項目をさらに分類した項目であることを示してい
る。 (1基本システム)まず、このような変形例の根幹とな
る基本システムについて説明する。
【0607】基本システムとしては、1−1データベー
スの作成、1-2メール情報の準備、1-3利用者の判
定、1-4データ登録の推進1-5メール情報の提供1、
1-6メール情報の提供2について説明する。 (1−1データベースの作成)利用者の電話番号とメー
ルアドレスの対応データベースを作成する。すなわち、
図1のユーザ情報データベース205には電話番号と電
子メールアドレスとを対応させて格納しておく。従っ
て、例えばデータベース管理手段203は、電話番号を
キーとして対応する電子メールアドレスを特定すること
が出来る。 (1-2メール情報の準備)特定の電話番号別にメールホ
゛ックスを用意し、メールを収納する。すなわち、配信情報
データベース12には、電話受付手段7が電話呼び出し
を受け付ける電話呼び出し先毎にメールボックスを用意
し、電話呼び出し先に応じた案内情報を格納しておく。 (1-3利用者の判定)特定の電話番号に対する利用者
の電話からの呼び出しから、発信番号通知サービスを利
用して利用者の電話番号を読み取り、電話番号をキーと
してデータベース管理手段203が登録・未登録を判定
し、ガイダンス手段202はその判定結果に基づいてそ
れぞれに対する対応を切り替える。 (1-4データ登録の推進)ガイダンス手段202によ
り、未登録者に対して簡易な登録の仕組みを提示し、デ
ータベースへの登録を推進する。 (1-5メール情報の提供1)特定の呼び出し先の電話番
号に対する利用者の電話からの呼び出しから、利用者の
電話番号を読み取り、ユーザ情報データベース205な
どのデータベースに基づいてメールアドレスを特定し、
対応するメールを配信する (1-6メール情報の提供2)データ登録前の利用記録を
呼び出し履歴データベース206に保存し、ユーザ情報
データベース205に登録時点でユーザデータデータベ
ース205に登録される電話番号をキーに呼び出し履歴
データベース206をを検索、登録前呼び出された特定
の電話呼び出し先のの電話番号に対応するメール情報を
配信する。 (2未登録者への対応登録者への対応とデータベース
化)次に未登録者のデータベース化について説明する。
未登録者のデータベース化のためには1−1音声案内方
式と2−2音声案内と2−2DTMF(プッシュ信号)
併用方式とがある。 (2-1音声案内方式) (2-1-1瞬時に音声対応)ユーザからの電話呼び出し
を検知し、そのユーザがユーザ情報データベース205
に未登録であると判定された場合には、瞬時に音声ガイ
ダンスを流す。そのような音声ガイダンスとしては以下
のようなものがある。すなわち、「情報配信システムを
初めてのご利用の方は登録が必要です。メールアドレス
が電話番号以外の方は、次のアドレスへメールをお送り
ください。メールの内容は入力されなくても結構です。
お送りいただくメールアドレスは、0156@0156.co.jp、
0156@0156.co.jpです。折り返し、登録用のメールをお
届けします。メールアドレスが電話番号のままの方は、
このまま電話をお切りください、確認のメールをお届け
します。」などのである。 (2-1-2電話番号ルールのアドレス保持者に対する対
応)また、電子メールアドレスが電話番号から所定のル
ールに従って生成可能であるユーザに対しては以下のよ
うな対応方法がある。 (2-1-2-1確認メールの配信) (2-1-2-1-1アドレス特定による配信方式)電話番
号とキャリアおよびサーバー名の関係を特定できるデー
タに基づいて電話番号を利用したままであると仮定した
メールアドレスを作成、確認のメールを送付する。 (2-1-2-1-2仮想アドレスによる配信方式)電話番
号を利用した各キャリア(各電話会社または各電話会社
の分社)のアドレス作成ルールに基づいて電話番号を利
用したままの場合の想定できるすべてのメールアドレス
を作成し、複数の確認のメールを送付する。 (2-1-2-1-3判定可能なものの絞込みと仮想アドレ
スによる配信を併用する方式)電話番号とキャリアおよ
びサーバー名の関係を構成するルールデータに基づいて
電話番号を利用したままの場合におけるメールアドレス
の絞込みを行い、可能性のあるすべてのメールアドレス
を作成し、複数の確認のメールを送付する。 (2-1-2-2確認メールの内容と機能) (2-1-2-2-1確認機能)確認メールには、それぞれ
ユニークな確認用のURLを添付し、それをクリックし
ていただくことて゛電話番号ルールで作成されたメール
が利用者に届いていることを確認し、メールアドレスと
電話番号の対応データを完成させる。 (2-1-2-2-2利用説明とデータの秘密厳守)確認メ
ールおよび添付のURLとリンクしたホームページには
当システムの利用方法や約束事を記載する。すなわち、
「一度登録すると、次からは電話を鳴らすだけで、電話
番号に対応するメール情報を受け取ることができる。し
たがって通話料はかからない」「登録は、当システム利
用のすべての電話番号に共通であり、利用する電話番号
が変わっても登録する必要はない」「当システムに登録
した情報・電話番号およびメールアドレスは当システム
内のみにとどめられ、他に流出することはない」等の利
用方法や約束毎を記載する。 (2-1-3自由設定のアドレス保持者に対する対応) (2-1-3-1メールによる登録のケース) (2-1-3-1-1登録用メール返信方式)利用者から送
られたメールにより利用者のメールアドレスを特定し、
登録用のメールを返信する。登録用のメールには電話番
号を入力するホームページへのアドレスを記載し、ホー
ムページのメールフォームに電話番号を入力・配信して
いただくことで、データベースを完成させる。 (2-1-3-1-2電話番号入力方式)利用者から電話番
号を入力したメールを送ってもらい、メールアドレスと
電話番号の対応データを完成させる。 (2-2音声案内とDTMF併用方式) (2-2-1DTMFによるガイド切り替え)「メールア
ドレスが電話番号のままの方は1を、そうでない方は2を
押してください。」というガイダンスを行う。 (2-2-1-1電話番号ルールのアドレス保持者)登録
方法をアナウンスする。 (2-2-1-1-1アドレスの特定)1を押した時点で、
電話番号を使ったメールアドレスと特定する。次に電話
番号とキャリアおよびサーバー名の関係を特定できるデ
ータに基づいてメールアドレスを作成、登録する。 (2-2-1-1-2仮想アドレスの確認)1を押した時点
で、電話番号を使ったメールアドレスと特定する。次に
電話番号を利用した各キャリアのアドレス作成ルールに
基づいて電話番号を利用したままの場合の想定できるす
べてのメールアドレスを作成し、複数の確認メールを送
付し、確認の上、登録する。 (2-2-1-1-3判定可能なものの絞込みと仮想アドレ
スによる配信を併用する方式)1を押した時点で、電話
番号を使ったメールアドレスと特定する。電話番号とキ
ャリアおよびサーバー名の関係を構成するルールデータ
に基づいて電話番号を利用したままの場合におけるメー
ルアドレスの絞込みを行い、可能性のあるすべてのメー
ルアドレスを作成し、複数の確認のメールを送付する。 (2-2-1-2自由設定のアドレス保持者に対する対
応) (2-2-1-2-1メールによる登録のケース)登録方法
をアナウンスする。 (2-2-1-2-1-1登録用メール返信方式)利用者か
ら送られたメールにより利用者のメールアドレスを特定
し、登録用のメールを返信する。登録用のメールには電
話番号を入力するホームページへのアドレスを記載し、
ホームページのメールフォームに電話番号を入力・配信
していただくことで、データベースを完成させる。 (2-2-1-2-1-2電話番号入力方式)利用者から電
話番号を入力したメールを送ってもらい、メールアドレ
スと電話番号の対応データを完成させる。 (2-2-1-2-2音声入力による登録のケース)音声入
力の方法を手順に沿ってアナウンス (2-2-1-2-2-1全音声入力方式)メールアドレス
をフルで音声入力していただく。 (2-2-1-2-2-2DTMF併用方式)アドレスの前
半部分(利用者設定)を音声入力で、また、音声入力の
量を減らすためにDTMFを併用し、電話会社などを選
択し、アドレスの後半部分を特定する。 (3登録者への対応とデータベース化) (3-1切断時間の確保)データ登録者に対しては、電
話をかけてきっていただくだけでメール情報を配信する
ことが可能であり、その場合は通信料もかからない。し
たがって、切断時間を設ける。 (3-2再登録の案内)猶予時間の後、登録のアドレス
を変更するためのアナウンスを流す。再登録の方法は、
初回の自由設定のアドレス保持者に対する対応に準じ
る。 (3-2-1-1メールによる登録のケース) (3-2-1-1-1メール返信方式) (3-2-1-1-2電話番号入力方式) (3-2-1-2音声入力による登録のケース) (4登録前利用記録の保存とメール配信)データベース
登録前の利用者の電話から掛ってきた記録を保存し、登
録後に利用者の電話番号をキーとして検索、対応するメ
ール情報を配信する。 (5Webからのメール情報の変更) (5-1メール情報の登録)パソコンや携帯電話から専
用のWebを通じて配信するメール情報を登録、更新で
きる。 (5-2メールボックスの切り替えと予約)メール情報
を格納するメールボックスを複数用意し、それを切り替
えることで配信する情報を瞬時に変更できる。また、こ
の切り替え機能は、時間、日付、曜日などで予約可能な
機能を備える。 (6キャリア判定と添付ホームページアドレスの変更)
電話番号によってキャリアを判定し、メールに添付する
ホームページアドレスをそのキャリアに対応したものに
自動的に差し替える。
【0608】なお、本発明は、上述した本発明の情報配
信方法の全部または一部のステップ(または、工程、動
作、作用等)の動作をコンピュータにより実行させるた
めのプログラムであって、コンピュータと協働して動作
するプログラムである。
【0609】さらに、本発明は、上述した本発明の情報
は配信方法の全部または一部のステップの全部または一
部の動作をコンピュータにより実行させるためのプログ
ラムを担持した媒体であり、コンピュータにより読み取
り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピ
ュータと協動して前記動作を実行する媒体である。
【0610】なお、本発明の一部の手段(または、装
置、素子、回路、部等)、本発明の一部のステップ(ま
たは、工程、動作、作用等)とは、それらの複数の手段
またはステップの内の、幾つかの手段またはステップを
意味し、あるいは、一つの手段またはステップの内の、
一部の機能または一部の動作を意味するものである。
【0611】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。
【0612】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。
【0613】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良
い。
【0614】また、本発明のデータ構造としては、デー
タベース、データフォーマット、データテーブル、デー
タリスト、データの種類などを含む。
【0615】また、記録媒体としては、ROM等が含ま
れ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、
光・電波・音波等が含まれる。
【0616】また、上述した本発明のコンピュータは、
CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウ
ェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良
い。
【0617】なお、以上説明した様に、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
【0618】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、必要な情報を手間をかけず入手すること
が出来る情報配信方法、情報配信システム、第3装置、
媒体、及びプログラムを提供することが出来る。
【0619】また、本発明は、ユーザ側及び情報提供側
の双方にとって、使い勝手がよい情報配信方法、情報配
信システム、第3装置、媒体、及びプログラムを提供す
ることが出来る。
【0620】また、本発明は、限定地域毎の情報を配信
することが出来る情報配信方法、情報配信システム、第
3装置、媒体、及びプログラムを提供することが出来
る。
【0621】また、本発明は、大規模な自然災害が発生
した場合、被災者の安全を確保するための情報を被災者
に正確にかつ素早く伝達することが出来る情報配信方
法、情報配信システム、第3装置、媒体、及びプログラ
ムを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の関連技術の発明の第1の例における情
報配信システムの構成を示す図
【図2】本発明の関連技術の発明の第1の例における案
内装置、携帯電話端末、案内サーバ、情報提供サイトの
やり取りを示す図
【図3】本発明の関連技術の発明の第1及び第3の例に
おける電話番号と配信される案内情報との例を示す図
【図4】本発明の関連技術の発明の第1、第3及び第4
の例における案内装置から電子メールで送られてきた案
内情報の例を示す図
【図5】本発明の関連技術の発明の第1及び第4の例に
おける案内装置から電子メールで送られてきた案内情報
の例を示す図
【図6】本発明の関連技術の発明の第1及び第4の例に
おける案内サーバがWebページで提供する案内情報の
例を示す図
【図7】本発明の関連技術の発明の第1の例における案
内サーバがWebページで提供する案内情報の例を示す
【図8】本発明の関連技術の発明の第2の例における情
報配信システムの構成を示す図
【図9】本発明の関連技術の発明の第2の例における案
内装置、携帯電話端末、案内サーバ、情報提供サイトの
やり取りを示す図
【図10】(a)本発明の関連技術の発明の第2の例に
おける地域を選択するための電話番号の例を示す図
(b)本発明の関連技術の発明の第2の例における音声
ガイダンスの例を示す図
【図11】本発明の関連技術の発明の第3の例における
情報配信システムの構成を示す図
【図12】本発明の関連技術の発明の第3の例における
案内装置と携帯電話端末とのやりとりを示す図
【図13】本発明の関連技術の発明の第3の例における
案内装置が電子メールで送信した案内情報の例を示す図
【図14】本発明の関連技術の発明の第3の例における
案内装置が電子メールで送信した案内情報の例を示す図
【図15】本発明の関連技術の発明の第4の例における
案内サーバ、携帯電話端末、案内装置のやりとりを示す
【図16】本発明の関連技術の発明の第4の例における
案内サーバが電子メールで送信した案内情報の例を示す
【図17】本発明の関連技術の発明の第5の例における
情報配信システムの構成を示す図
【図18】本発明の関連技術の発明の第6の例における
情報配信システムの構成を示す図
【図19】本発明の関連技術の発明の第7の例における
情報配信システムの構成を示す図
【図20】本発明の関連技術の発明の第8の例における
情報配信システムの構成を示す図
【図21】本発明の関連技術の発明の第8の例における
もう一つの情報配信システムの構成を示す図
【図22】本発明の関連技術の発明の第9の例における
情報配信システムの構成を示す図
【図23】本発明の関連技術の発明の第10の例におけ
る情報配信システムの構成を示す図
【図24】本発明の関連技術の発明の第1の例における
案内情報を選択するために枝番を使用した例を示す図
【図25】本発明の実施の形態1における情報配信シス
テムの構成を示す図
【図26】本発明の実施の形態1における情報配信シス
テムの動作を示すフローチャート図
【図27】本発明の実施の形態1におけるガイダンスの
一部を示す図
【図28】本発明の実施の形態1におけるガイダンスの
一部を示す図
【図29】本発明の実施の形態1におけるガイダンスの
一部を示す図
【図30】本発明の実施の形態1におけるガイダンスの
一部を示す図
【図31】本発明の実施の形態1におけるガイダンスの
一部を示す図
【図32】本発明の実施の形態2における情報配信シス
テムの動作を示すフローチャート図
【符号の説明】
1 案内装置 2 携帯電話端末 3 情報提供装置 4 中継局 5 プロバイダ 6 インターネット 7 電話受付手段 8 電話番号取得手段 9 電子メールアドレス取得手段 10 ユーザ情報データベース 11 電子メール送信手段 12 配信情報データベース 13 無線 14 電話回線 16 音声ガイダンス手段 17 電話応答手段 18 案内情報配信手段 20 電話呼び出し 30 案内装置 31 電子メールアドレス取得手段 32 事後登録テーブル 33 仮想電子メールアドレス作成手段 34 仮想電子メールアドレス作成ルール 35 送信結果判定手段 36 案内装置 38 事前登録テーブル 39 案内装置 40 電子メールアドレス取得手段 41 仮想電子メールアドレス作成手段 42 案内装置 43 選択手段 44 案内装置 45 削除手段 201 案内装置 202 ガイダンス手段 203 データベース管理手段 204 ウェブページ提供手段 205 ユーザ情報データベース 206 呼び出し履歴データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 3/42 Q 5K101 R 3/493 3/493 (72)発明者 和倉 慎治 奈良県生駒市さつき台2丁目450−152 (72)発明者 道関 亘 奈良県奈良市中山町西二丁目950−72 Fターム(参考) 5K015 AB01 AD01 5K024 AA71 FF06 GG01 5K030 HA06 HB01 HC02 JT01 KA05 KA06 KA07 5K036 BB01 DD01 DD11 DD25 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05 JJ12 JJ15 JJ16 5K051 BB01 BB02 CC01 CC02 DD01 DD13 FF07 GG01 GG02 GG03 5K101 KK02 KK16 MM07 NN16 NN18 NN21 PP03 TT06 VV07

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話番号と電子メールアドレスとを対応
    させたデータベースを予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    し、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行い、 前記所定の時間が経過する前に前記ユーザが前記電話呼
    び出しを切断した場合、前記発信元の電話番号に基づき
    前記データベースを検索して、得られた電子メールアド
    レス宛に電子メール情報を送信する情報配信方法。
  2. 【請求項2】 電話番号と電子メールアドレスとを対応
    させたデータベースを予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    し、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    登録変更のガイダンスがまだ開始されていないか前記登
    録変更のガイダンスが既に開始されたているか前記登録
    変更のガイダンスが完了したかに関わらず、前記ユーザ
    が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信する情報配
    信方法。
  3. 【請求項3】電話番号と電子メールアドレスとを対応さ
    せたデータベースを予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    し、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変
    更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に前記
    変更したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらう
    ものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断
    した時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレス
    をまだ知らせてもらっていなければ、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信し、前記ユ
    ーザが前記電話呼び出しを切断した時点で、前記変更し
    たい新しい電子メールアドレスを知らせてもらっていれ
    ば、その知らせてもらった電子メールアドレスより以前
    の電子メールアドレス宛には前記電子メール情報を送信
    しない情報配信方法。
  4. 【請求項4】 電話番号と電子メールアドレスとを対応
    させたデータベースを予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    し、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおかずに、変更したい新しい電子メールアドレスを前
    記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更の
    ガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記ユーザ
    が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信し、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変
    更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に前記
    変更したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらう
    ものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断
    した時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレス
    を知らせてもらっていれば、その知らせてもらった電子
    メールアドレスより以前の電子メールアドレス宛には前
    記電子メール情報を送信しない情報配信方法。
  5. 【請求項5】 複数の電話呼び出し先が存在し、前記複
    数の電話呼び出し先の電話番号に応じた電子メール情報
    を送信する場合、前記複数の電話呼び出し先のいずれか
    が前記ユーザから電話呼び出しを受ける毎にその電話呼
    び出しの発信元の電話番号と前記電話呼び出しを受けた
    前記電話呼び出し先の電話番号とを対応つけて第2のデ
    ータベースに所定の期間格納し、 前記発信元の電話番号が未登録と判定され、前記ガイダ
    ンスにより前記所定の方法に従って前記電子メールアド
    レスを知らせてもらった場合、その知らせてもらった電
    子メールアドレスに対応する電話番号に対応する前記呼
    び出し先の電話番号を、前記第2のデータベースから検
    索して特定し、前記電話呼び出し先の電話番号に応じた
    電子メール情報を知らせてもらった前記電子メールアド
    レス宛に送信する請求項1〜4のいずれかに記載の情報
    配方法。
  6. 【請求項6】 電話番号と電子メールアドレスとを対応
    させた、予め作成されたデータベースを格納する第1装
    置と、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記第1装置の前記尾デ
    ータベースを検索して、前記発信元の電話番号が既登録
    か未登録かを判定する第2装置と、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行い、 前記所定の時間が経過する前に前記ユーザが前記電話呼
    び出しを切断した場合、前記発信元の電話番号に基づき
    前記データベースを検索して、得られた電子メールアド
    レス宛に電子メール情報を送信する第3装置とを備えた
    情報配信システム。
  7. 【請求項7】 電話番号と電子メールアドレスとを対応
    させた、予め作成されたデータベースを格納する第1装
    置と、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    する第2装置と、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    登録変更のガイダンスがまだ開始されていないか前記登
    録変更のガイダンスが既に開始されたているか前記登録
    変更のガイダンスが完了したかに関わらず、前記ユーザ
    が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信する第3装
    置とを備えた情報配信システム。
  8. 【請求項8】電話番号と電子メールアドレスとを対応さ
    せた、予め作成されたデータベースを格納する第1装置
    と、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    する第2装置と、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変
    更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に前記
    変更したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらう
    ものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断
    した時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレス
    をまだ知らせてもらっていなければ、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信し、前記ユ
    ーザが前記電話呼び出しを切断した時点で、前記変更し
    たい新しい電子メールアドレスを知らせてもらっていれ
    ば、その知らせてもらった電子メールアドレスより以前
    の電子メールアドレス宛には前記電子メール情報を送信
    しない第3装置とを備えた情報配信システム。
  9. 【請求項9】 電話番号と電子メールアドレスとを対応
    させた、予め作成されたデータベースを格納する第1装
    置と、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    する第2装置と、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおかずに、変更したい新しい電子メールアドレスを前
    記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更の
    ガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記ユーザ
    が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信し、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変
    更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に前記
    変更したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらう
    ものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断
    した時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレス
    を知らせてもらっていれば、その知らせてもらった電子
    メールアドレスより以前の電子メールアドレス宛には前
    記電子メール情報を送信しない第3装置とを備えた情報
    配信システム。
  10. 【請求項10】 複数の電話呼び出し先が存在し、前記
    複数の電話呼び出し先の電話番号に応じた電子メール情
    報を送信する場合、前記複数の電話呼び出し先のいずれ
    かが前記ユーザから電話呼び出しを受ける毎にその電話
    呼び出しの発信元の電話番号と前記電話呼び出しを受け
    た前記電話呼び出し先の電話番号とを対応つけて第2の
    データベースに所定の期間格納する第4装置を備え、 前記第3装置は、前記発信元の電話番号が未登録と判定
    され、前記ガイダンスにより前記所定の方法に従って前
    記電子メールアドレスを知らせてもらった場合、その知
    らせてもらった電子メールアドレスに対応する電話番号
    に対応する前記呼び出し先の電話番号を、前記第2のデ
    ータベースから検索して特定し、前記電話呼び出し先の
    電話番号に応じた電子メール情報を知らせてもらった前
    記電子メールアドレス宛に送信する請求項6〜9のいず
    れかに記載の情報配信システム。
  11. 【請求項11】 ユーザから電話呼び出しを受けると、
    その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、電話番
    号と電子メールアドレスとを対応させた、予め作成され
    データベースを格納する第1装置の前記データベースを
    検索して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを
    判定する第2装置により、前記発信元の電話番号が未登
    録と判定された場合、前記ユーザに電子メールアドレス
    を知らせてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイダン
    スを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行い、 前記所定の時間が経過する前に前記ユーザが前記電話呼
    び出しを切断した場合、前記発信元の電話番号に基づき
    前記データベースを検索して、得られた電子メールアド
    レス宛に電子メール情報を送信するガイダンス手段を備
    えた第3装置。
  12. 【請求項12】 ユーザから電話呼び出しを受ける
    と、その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、電
    話番号と電子メールアドレスとを対応させた、予め作成
    されたデータベースを格納する第1装置の前記データベ
    ースを検索して、前記発信元の電話番号が既登録か未登
    録かを判定する第2装置により、前記発信元の電話番号
    が未登録と判定された場合、前記ユーザに電子メールア
    ドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登録のガ
    イダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    登録変更のガイダンスがまだ開始されていないか前記登
    録変更のガイダンスが既に開始されたているか前記登録
    変更のガイダンスが完了したかに関わらず、前記ユーザ
    が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信するガイダ
    ンス手段を備えた第3装置。
  13. 【請求項13】 ユーザから電話呼び出しを受けると、
    その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、電話番
    号と電子メールアドレスとを対応させた、予め作成され
    たデータベースを格納する第1装置の前記データベース
    を検索して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録か
    を判定する第2装置により、前記発信元の電話番号が未
    登録と判定された場合、前記ユーザに電子メールアドレ
    スを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイダ
    ンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変
    更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に前記
    変更したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらう
    ものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断
    した時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレス
    をまだ知らせてもらっていなければ、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信し、前記ユ
    ーザが前記電話呼び出しを切断した時点で、前記変更し
    たい新しい電子メールアドレスを知らせてもらっていれ
    ば、その知らせてもらった電子メールアドレスより以前
    の電子メールアドレス宛には前記電子メール情報を送信
    しないガイダンス手段を備えた第3装置。
  14. 【請求項14】 ユーザから電話呼び出しを受けると、
    その電話呼び出しの発信元の電話番号に基づき、電話番
    号と電子メールアドレスとを対応させた、予め作成され
    たデータベースを格納する第1装置の前記データベース
    を検索して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録か
    を判定する第2装置により、前記発信元の電話番号が未
    登録と判定された場合、前記ユーザに電子メールアドレ
    スを知らせてもらう内容を趣旨とする新規登録のガイダ
    ンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおかずに、変更したい新しい電子メールアドレスを前
    記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更の
    ガイダンスを行い、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記ユーザ
    が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信し、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変
    更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に前記
    変更したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらう
    ものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断
    した時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレス
    を知らせてもらっていれば、その知らせてもらった電子
    メールアドレスより以前の電子メールアドレス宛には前
    記電子メール情報を送信しないガイダンス手段を備えた
    第3装置。
  15. 【請求項15】 前記ガイダンス手段は、前記新規登録
    のガイダンスとして、前記ユーザに知らせてもらう電子
    メールアドレスが前記発信元の電話番号から所定のルー
    ルに従って作られるものである場合は、前記電話呼び出
    しによる通話を切断するタイミングを知らせる内容を趣
    旨とする通話切断のガイダンスを行い、 前記ユーザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記
    発信元の電話番号から前記所定のルールに従って作られ
    るものではない場合は、所定の方法に従って前記電子メ
    ールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする電子メ
    ールアドレス入力のガイダンスを行う請求項11〜14
    のいずれかに記載の第3装置。
  16. 【請求項16】 前記ガイダンス手段は、前記登録変更
    のガイダンスとして、前記ユーザに知らせてもらう電子
    メールアドレスが前記発信元の電話番号から所定のルー
    ルに従って作られるものである場合は、前記電話呼び出
    しによる通話を切断するタイミングを知らせる内容を趣
    旨とする通話切断のガイダンスを行い、 前記ユーザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記
    発信元の電話番号から前記所定のルールに従って作られ
    るものではない場合は、所定の方法に従って前記電子メ
    ールアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする電子メ
    ールアドレス入力のガイダンスを行う請求項11〜14
    のいずれかに記載の第3装置。
  17. 【請求項17】 前記ガイダンス手段は、前記ユーザに
    知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元の電話
    番号から前記所定のルールに従って作られたものである
    場合、前記タイミングに関する情報に応じて前記電子メ
    ールアドレス宛に確認の電子メールを送信する請求項1
    5または16に記載の第3装置。
  18. 【請求項18】 前記ガイダンス手段は、前記ユーザに
    知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元の電話
    番号から前記所定のルールに従って作られたものである
    場合、確認の電子メールを送信することなく、前記発信
    元の電話番号から前記所定のルールに従って前記電子メ
    ールアドレスを作成し、前記発信元の電話番号と作成し
    た前記電子メールアドレスとを前記データベースに登録
    する請求項15または16に記載の第3装置。
  19. 【請求項19】 前記ガイダンス手段は、前記データベ
    ースに登録する際、前記電子メールアドレス宛に前記電
    子メール情報をも送信する請求項18記載の第3装置。
  20. 【請求項20】 前記新規登録のガイダンスは、前記ユ
    ーザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元
    の電話番号から所定のルールに従って作られるものであ
    る場合は、前記電子メールアドレスを知らせなくてもよ
    いという内容を趣旨とする請求項11〜14のいずれか
    に記載の第3装置。
  21. 【請求項21】 前記登録変更のガイダンスは、前記ユ
    ーザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元
    の電話番号から所定のルールに従って作られるものであ
    る場合は、前記電子メールアドレスを知らせなくてもよ
    いという内容を趣旨とする請求項11〜14のいずれか
    に記載の第3装置。
  22. 【請求項22】 前記ガイダンス手段は、前記ユーザに
    知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元の電話
    番号から前記所定のルールに従って作られるものである
    か否かに関わらず、前記発信元の電話番号から前記所定
    のルールに従って電子メールアドレスを作成し、その作
    成した電子メールアドレス宛に確認の電子メールを送信
    する請求項20または21に記載の第3装置。
  23. 【請求項23】 前記新規登録のガイダンスは、前記ユ
    ーザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元
    の電話番号から所定のルールに従って作られるものであ
    るか否かに関わらず、所定の方法に従って前記電子メー
    ルアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする請求項1
    1〜14のいずれかに記載の第3装置。
  24. 【請求項24】 前記登録変更のガイダンスは、前記ユ
    ーザに知らせてもらう電子メールアドレスが前記発信元
    の電話番号から所定のルールに従って作られるものであ
    るか否かに関わらず、所定の方法に従って前記電子メー
    ルアドレスを知らせてもらう内容を趣旨とする請求項1
    1〜14のいずれかに記載の第3装置。
  25. 【請求項25】 前記ガイダンス手段は、前記ガイダン
    スに基づき前記電子メールアドレスを知らせてもらった
    際、その知らせてもらった電子メール宛に前記電子メー
    ル情報を送信する請求項11〜14のいずれかに記載の
    第3装置。
  26. 【請求項26】 前記ガイダンス手段は、前記確認の電
    子メールを送信する際、前記発信元の電話番号から所定
    のルールに従って複数の電子メールアドレスが作成可能
    である場合には、それら複数の電子メール宛に前記確認
    の電子メールを送信する請求項17または22に記載の
    第3装置。
  27. 【請求項27】 前記ガイダンス手段は、前記確認の電
    子メールを送信する際、前記確認の電子メールを送信す
    るとともに、その確認の電子メールに基づく確認が完了
    する前または後に前記電子メール情報をも送信する請求
    項17、22または26に記載の第3装置。
  28. 【請求項28】 前記ガイダンスは、音声、電子メー
    ル、及びウェブページの少なくとも一つ以上を用いて行
    われる請求項11〜27のいずれかに記載の第3装置。
  29. 【請求項29】 前記所定の方法とは、前記ユーザが発
    声した音声を音声認識することにより前記電子メールア
    ドレスを知らせてもらう方法である請求項11〜24の
    いずれかに記載の第3装置。
  30. 【請求項30】 前記所定の方法とは、電子メール及び
    /またはウェブページを利用して前記電子メールアドレ
    スを知らせてもらう方法である請求項11〜24のいず
    れかにに記載の第3装置。
  31. 【請求項31】 前記所定の方法とは、第1の電子メー
    ルアドレスを前記ユーザに通知し、前記ユーザが前記第
    1の電子メールアドレス宛に内容が添付されていない空
    のまたは任意の内容が添付された第1の電子メールを送
    信した場合、その送られきた第1の電子メールに付加さ
    れている送信元の電子メールアドレス宛に第2の電子メ
    ールを送信する方法である請求項30記載の第3装置。
  32. 【請求項32】 前記第2の電子メールには、前記第1
    の電子メールの前記送信元の電子メールアドレスに対応
    付けられた所定のウェブページのアドレスが添付されて
    おり、 前記所定の方法とは、前記第2の電子メールを送信した
    後、さらに、前記第2の電子メールを受け取った前記ユ
    ーザが、前記所定のウェブページのアドレスに基づいて
    前記所定のウェブページにアクセスすることにより電話
    番号を入力した場合、そのアクセスのために行われたア
    クセス要求に含まれる前記所定のウェブページのアドレ
    スを利用して前記送信元の電子メールアドレスを特定
    し、 入力された前記電話番号と特定した前記送信元の電子メ
    ールアドレスとを前記データベースに登録する方法であ
    る請求項31記載の第3装置。
  33. 【請求項33】 前記所定の方法とは、前記第2の電子
    メールを送信した後、さらに、前記第2の電子メールを
    受け取った前記ユーザが電話番号を添付した電子メール
    を返信した場合、その返信されてきた電子メールに添付
    された前記電話番号とその返信されてきた電子メールに
    付加されている送信元の電子メールアドレスとを対応さ
    せて前記データベースに登録する方法である請求項31
    記載の第3装置。
  34. 【請求項34】 前記ガイダンス手段は、前記確認の電
    子メールを送信する際、前記確認の電子メールに前記発
    信元の電話番号に対応付けた所定のウェブページのアド
    レスを添付して前記確認の電子メールを送信し、 前記確認の電子メールを受け取った前記ユーザが、前記
    所定のウェブページへのアクセス要求を行った場合、そ
    のアクセス要求に含まれる前記所定のウェブページのア
    ドレスを利用して前記発信元の電話番号を特定し、特定
    した前記発信元の電話番号と前記発信元の電話番号から
    所定のルールに従って作られた電子メールアドレスとを
    対応させて前記データベースに登録する請求項11〜2
    4のいずれかに記載の第3装置。
  35. 【請求項35】 前記ガイダンス手段は、前記確認の電
    子メールを送信した後、前記確認の電子メールを受け取
    った前記ユーザが、前記確認の電子メールに応じて返信
    の電子メールを送信してきた場合、その返信の電子メー
    ルに付加されている送信元の電子メールアドレスから前
    記所定のルールを利用して前記発信元の電話番号を特定
    し、 その特定した電話番号と前記送信元の電子メールアドレ
    スとを前記データベースに登録する請求項11〜24の
    いずれかに記載の第3装置。
  36. 【請求項36】 複数の電話呼び出し先が存在し、前記
    複数の電話呼び出し先の電話番号に応じた電子メール情
    報を送信する場合、前記複数の電話呼び出し先のいずれ
    かが前記ユーザから電話呼び出しを受ける毎にその電話
    呼び出しの発信元の電話番号と前記電話呼び出しを受け
    た前記電話呼び出し先の電話番号とを対応つけて第2の
    データベースに所定の期間格納する第4装置を備え、 前記ガイダンス手段は、前記発信元の電話番号が未登録
    と判定され、前記ガイダンスにより前記所定の方法に従
    って前記電子メールアドレスを知らせてもらった場合、
    その知らせてもらった電子メールアドレスに対応する電
    話番号に対応する前記呼び出し先の電話番号を、前記第
    2のデータベースから検索して特定し、前記電話呼び出
    し先の電話番号に応じた電子メール情報を知らせてもら
    った前記電子メールアドレス宛に送信する請求項11〜
    35のいずれかに記載の第3装置。
  37. 【請求項37】 請求項1記載の情報配信方法の、電話
    番号と電子メールアドレスとを対応させたデータベース
    を予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    するステップと、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行うステップと、 前記所定の時間が経過する前に前記ユーザが前記電話呼
    び出しを切断した場合、前記発信元の電話番号に基づき
    前記データベースを検索して、得られた電子メールアド
    レス宛に電子メール情報を送信するステップとの全部ま
    たは一部をコンピュータに実行させるためのプログラム
    を担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能
    である媒体。
  38. 【請求項38】 請求項2記載の情報配信方法の、電話
    番号と電子メールアドレスとを対応させたデータベース
    を予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    するステップと、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    登録変更のガイダンスがまだ開始されていないか前記登
    録変更のガイダンスが既に開始されたているか前記登録
    変更のガイダンスが完了したかに関わらず、前記ユーザ
    が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信するステッ
    プとの全部または一部をコンピュータに実行させるため
    のプログラムを担持した媒体であって、コンピュータに
    より処理可能である媒体。
  39. 【請求項39】 請求項3記載の情報配信方法の、電話
    番号と電子メールアドレスとを対応させたデータベース
    を予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    するステップと、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変
    更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に前記
    変更したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらう
    ものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断
    した時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレス
    をまだ知らせてもらっていなければ、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信し、前記ユ
    ーザが前記電話呼び出しを切断した時点で、前記変更し
    たい新しい電子メールアドレスを知らせてもらっていれ
    ば、その知らせてもらった電子メールアドレスより以前
    の電子メールアドレス宛には前記電子メール情報を送信
    しないステップとの全部または一部をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを担持した媒体であって、コ
    ンピュータにより処理可能である媒体。
  40. 【請求項40】 請求項4記載の情報配信方法の、電話
    番号と電子メールアドレスとを対応させたデータベース
    を予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    するステップと、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおかずに、変更したい新しい電子メールアドレスを前
    記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更の
    ガイダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記ユーザ
    が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信し、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変
    更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に前記
    変更したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらう
    ものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断
    した時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレス
    を知らせてもらっていれば、その知らせてもらった電子
    メールアドレスより以前の電子メールアドレス宛には前
    記電子メール情報を送信しないステップとの全部または
    一部をコンピュータに実行させるためのプログラムを担
    持した媒体であって、コンピュータにより処理可能であ
    る媒体。
  41. 【請求項41】 請求項1記載の情報配信方法の、電話
    番号と電子メールアドレスとを対応させたデータベース
    を予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    するステップと、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行うステップと、 前記所定の時間が経過する前に前記ユーザが前記電話呼
    び出しを切断した場合、前記発信元の電話番号に基づき
    前記データベースを検索して、得られた電子メールアド
    レス宛に電子メール情報を送信するステップとの全部ま
    たは一部をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ム。
  42. 【請求項42】 請求項2記載の情報配信方法の、電話
    番号と電子メールアドレスとを対応させたデータベース
    を予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    するステップと、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    登録変更のガイダンスがまだ開始されていないか前記登
    録変更のガイダンスが既に開始されたているか前記登録
    変更のガイダンスが完了したかに関わらず、前記ユーザ
    が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信するステッ
    プとの全部または一部をコンピュータに実行させるため
    のプログラム。
  43. 【請求項43】 請求項3記載の情報配信方法の、電話
    番号と電子メールアドレスとを対応させたデータベース
    を予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    するステップと、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおいて、変更したい新しい電子メールアドレスを前記
    ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更のガ
    イダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変
    更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に前記
    変更したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらう
    ものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断
    した時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレス
    をまだ知らせてもらっていなければ、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信し、前記ユ
    ーザが前記電話呼び出しを切断した時点で、前記変更し
    たい新しい電子メールアドレスを知らせてもらっていれ
    ば、その知らせてもらった電子メールアドレスより以前
    の電子メールアドレス宛には前記電子メール情報を送信
    しないステップとの全部または一部をコンピュータに実
    行させるためのプログラム。
  44. 【請求項44】 請求項4記載の情報配信方法の、電話
    番号と電子メールアドレスとを対応させたデータベース
    を予め作成しておき、 ユーザから電話呼び出しを受けると、その電話呼び出し
    の発信元の電話番号に基づき、前記データベースを検索
    して、前記発信元の電話番号が既登録か未登録かを判定
    するステップと、 前記発信元の電話番号が未登録と判定された場合、前記
    ユーザに電子メールアドレスを知らせてもらう内容を趣
    旨とする新規登録のガイダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定された場合、前記
    ユーザが前記電話呼び出しを切断するための所定の時間
    をおかずに、変更したい新しい電子メールアドレスを前
    記ユーザに知らせてもらう内容を趣旨とする登録変更の
    ガイダンスを行うステップと、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記ユーザ
    が前記電話呼び出しを切断した場合、前記発信元の電話
    番号に基づき前記データベースを検索して、得られた電
    子メールアドレス宛に電子メール情報を送信し、 前記発信元の電話番号が既登録と判定され、前記登録変
    更のガイダンスが前記電話呼び出しによる通話中に前記
    変更したい新しい電子メールアドレスを知らせてもらう
    ものである場合、前記ユーザが前記電話呼び出しを切断
    した時点で、前記変更したい新しい電子メールアドレス
    を知らせてもらっていれば、その知らせてもらった電子
    メールアドレスより以前の電子メールアドレス宛には前
    記電子メール情報を送信しないステップとの全部または
    一部をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2001173277A 2000-07-10 2001-06-07 情報配信装置、情報配信システム、媒体およびプログラム Pending JP2002368906A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001173277A JP2002368906A (ja) 2001-06-07 2001-06-07 情報配信装置、情報配信システム、媒体およびプログラム
PCT/JP2001/005871 WO2002005536A1 (fr) 2000-07-10 2001-07-06 Dispositif de distribution d'informations, systeme de distribution d'informations, support, regroupement d'informations, et programme
AU2001271024A AU2001271024A1 (en) 2000-07-10 2001-07-06 Information distribution device, information distribution system, system, medium, information aggregate, and program
US10/070,894 US20020194322A1 (en) 2000-07-10 2001-07-06 Information distribution device, information distribution system, system, medium, information aggregate, and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001173277A JP2002368906A (ja) 2001-06-07 2001-06-07 情報配信装置、情報配信システム、媒体およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002368906A true JP2002368906A (ja) 2002-12-20

Family

ID=19014765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001173277A Pending JP2002368906A (ja) 2000-07-10 2001-06-07 情報配信装置、情報配信システム、媒体およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002368906A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004595A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Nobutoshi Umeda タクシー配車システム及び配車方法
JP2014165741A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Kddi Corp 管理サーバ、通信端末、情報提供システム及び情報提供方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004595A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Nobutoshi Umeda タクシー配車システム及び配車方法
JP2014165741A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Kddi Corp 管理サーバ、通信端末、情報提供システム及び情報提供方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2002005536A1 (fr) Dispositif de distribution d'informations, systeme de distribution d'informations, support, regroupement d'informations, et programme
US7873148B2 (en) Handset originated programmable ringback replacement system
JP4205955B2 (ja) 無線装置を介して個別のビデオ/オーディオウェブコンテンツを対象としてアクセスする方法及び装置
US7953211B2 (en) Automated ringback update system
US7920689B2 (en) Ringback replacement insertion system
US8494146B2 (en) Ringback replacement insertion system
WO2007022675A1 (fr) Dispositif d’adresse de réseau de message court, système et procédé pour réaliser un service de message court à valeur ajoutée
JP2003534601A (ja) コンピュータを介する遠隔データオブジェクトのアドレッシング
KR100757757B1 (ko) 무선 인터넷 정보 검색 방법 및 무선 인터넷 정보 검색장치
KR100556530B1 (ko) 무선 인터넷 정보 검색 방법
JP3577628B2 (ja) システム、及び媒体
KR20000054346A (ko) 모바일 웹 브라우저나 무선데이터 통신을 이용한 음성정보제공서비스 업체를 검색하여, 통화 연결, 정보검색 또는정보를 다운로드하는 서비스 및 서비스 모델
JP2012128577A (ja) 連携支援装置、プログラム、連携支援方法、連携支援システム及び通信装置
JP2002368906A (ja) 情報配信装置、情報配信システム、媒体およびプログラム
JP4177232B2 (ja) 携帯電話会社移行の支援方法、プログラム及び支援装置
KR100640184B1 (ko) 에스엠에스 엠오 메시지를 이용한 인터넷 접속 시스템 및접속 방법
TW535091B (en) Calling music downloading system
JP4109080B2 (ja) 公衆表示器を利用した情報提供サービス装置及び方法
US20060080392A1 (en) Server system, message communication method, and program
KR20040001216A (ko) 차세대 망에서의 가입자의 현재 위치에 따른 광고 및 호연결 방법
JP4113109B2 (ja) サービス提供システム
KR100839919B1 (ko) Sms-ivr 시스템을 활용한 실시간 음성정보 제공시스템 및 방법
KR100687660B1 (ko) 무선 인터넷 정보 검색 방법
KR20010091662A (ko) 전화 접속이 가능한 웹 기반 정보 제공 방법 및 그 장치
KR20030077486A (ko) 휴대폰 메시지를 이용한 위치확인 방법 및 시스템