JP2002368239A - 熱光発電用光電変換素子 - Google Patents

熱光発電用光電変換素子

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JP2002368239A
JP2002368239A JP2001173017A JP2001173017A JP2002368239A JP 2002368239 A JP2002368239 A JP 2002368239A JP 2001173017 A JP2001173017 A JP 2001173017A JP 2001173017 A JP2001173017 A JP 2001173017A JP 2002368239 A JP2002368239 A JP 2002368239A
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JP2001173017A
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Tomomichi Nagashima
知理 長島
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TPV発電システムに適した半導体材料であ
るGe等のIV族半導体を用い、温度上昇時の光電変換効
率を向上させたTPV発電用光電変換素子を提供する。 【解決手段】 高温の発光体から輻射される光を受け入
れる受光面と、一対の裏面電極を備えた裏面とを有する
熱光発電用光電変換素子において、受光面側高ドーパン
ト層、中間部低ドーパント層および裏面側高ドーパント
層から成る一導電型のIV族半導体基板、および上記裏面
側高ドーパント層の裏面の一箇所または複数箇所に設け
られ、上記IV族半導体よりもエネルギーバンドギャップ
の大きい反対導電型の化合物半導体層を備え、上記裏面
側高ドーパント層と上記化合物半導体層とがpn接合を
構成し、上記一対の裏面電極はそれぞれ上記裏面側高ド
ーパント層および上記化合物半導体層に接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱源によって加熱
された発光体からの輻射光を光電変換素子によって電力
に変換する熱光発電装置に好適な光電変換素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】化石燃料や可燃性ガスから直接に電気エ
ネルギーを得る技術として、熱光起電力変換(thermopho
tovoltaic energy conversion)による発電すなわち熱光
発電(TPV発電)が注目されている。TPV発電のし
くみは、熱源からの燃焼熱を発光体(輻射体、エミッ
タ)に与えることにより、その発光体より輻射光を発生
させ、その光を光電変換素子(太陽電池)に照射して電
気エネルギーを得るというものである。TPV発電装置
は、可動部分を有しないため、無騒音・無振動システム
を実現することができる。次世代のエネルギー源とし
て、TPV発電は、クリーン性、静粛性などの点で優れ
ている。
【0003】TPV発電では、温度1000〜1700
°Cの発光体から得られる赤外光が用いられる。発光体
から輻射される波長1.4〜1.7μmの光を電気に変
換するためには、バンドギャップ(Eg)の小さい材料
で作製した光電変換素子を用いる必要がある。一般的な
材料であるSi(シリコン)は、1.1nm以下の波長
の光しか電気に変換することができないため、利用する
ことができない。
【0004】TPV発電装置用の光電変換素子として
は、0.5〜0.7eVのバンドギャップ(Eg)を有
する材料が適している。代表的な材料としてGaSb
(ガリウムアンチモン,Eg=0.72eV)、InG
aAs(インジウムガリウム砒素,Eg=0.60e
V)、Ge(ゲルマニウム,Eg=0.66eV)等が
挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】TPV発電のエネルギ
ー効率を高め、高価な光電変換素子の使用量を減らし
て、コストを低減する方法として、発光体から発生する
光の強度を増加させる方法がある。光強度を100倍に
すると、光電変換素子の使用量は1/100となり、コ
ストを大幅に低減することができ、またエネルギー変換
効率も向上する。
【0006】その場合、発生する電流が増大するため、
従来型の光電変換素子では、抵抗損失を減少させるべく
表面側の電極の面積を大幅に増加させる必要がある。し
かし、表面側の電極の面積が増加すると、光電変換素子
に入射する光の量が減少することとなり、光強度の増加
を活かすことができないという弊害が生ずる。
【0007】一方、表面側に電極を有しない裏面電極型
という構造があり、集光型発電システムに用いられてい
る。しかし、この裏面電極型は、キャリアの拡散長が大
きい間接遷移型材料でしか成立せず、実際にはSiでの
み成立している。間接遷移型でかつバンドギャップが小
さい材料としてGe(ゲルマニウム)があるが、Geの
場合、Siと比較してキャリア寿命が短く、表面でのキ
ャリアの再結合損失が大きい。現在のところ、材料とし
てGeを用いるとともに電極構造として裏面電極型を採
用した光電変換素子は実用化されていない。
【0008】そこで本出願人は、特願2000-105
408号において開示したように、表面でのキャリアの
再結合損失を大幅に低減できる素子構造を備え、TPV
発電用に適したGeを材料として採用し且つ電極構造と
して裏面電極型を採用することを可能とした光電変換素
子を開発した。しかし、前述のように発光体から発生す
る光強度を増加させると、これに伴い光電変換素子の温
度が上昇する。一般に、半導体の温度が上昇するとキャ
リア濃度が変化し、p層とn層とのエネルギーレベル
(擬似フェルミエネルギーレベル)の差が小さくなる。
そのため、光電変換素子の発生電圧が低下し、光電変換
効率が低下するという課題が残されていた。
【0009】本発明は、TPV発電システムに適した半
導体材料であるGe等のIV族半導体を用い、温度上昇時
の光電変換効率を向上させたTPV発電用光電変換素子
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第一発明の熱光発電用光電変換素子は、高温の発
光体から輻射される光を受け入れる受光面と、一対の裏
面電極を備えた裏面とを有する熱光発電用光電変換素子
において、受光面側高ドーパント層、中間部低ドーパン
ト層および裏面側高ドーパント層から成る一導電型のIV
族半導体基板、および上記裏面側高ドーパント層の裏面
の一箇所または複数箇所に設けられ、上記IV族半導体よ
りもエネルギーバンドギャップの大きい反対導電型の化
合物半導体層を備え、上記裏面側高ドーパント層と上記
化合物半導体層とがpn接合を構成し、上記一対の裏面
電極はそれぞれ上記裏面側高ドーパント層および上記化
合物半導体層に接続している、ことを特徴とする。
【0011】第一発明の上記化合物半導体は、III-V族
化合物半導体、II-VI族化合物半導体およびI-III-VI族
化合物半導体から成る群から選択できる。第一発明の望
ましい一態様においては、上記裏面側高ドーパント層内
の一箇所または複数箇所に上記裏面側高ドーパント層よ
りもドーパント濃度が高い一導電型の第二高ドーパント
層を更に備え、上記第二高ドーパント層と上記化合物半
導体層とがpn接合を構成する。
【0012】上記の目的を達成するために、第二発明の
熱光発電用光電変換素子は、高温の発光体から輻射され
る光を受け入れる受光面と、一対の裏面電極を備えた裏
面とを有する熱光発電用光電変換素子において、受光面
側部分を構成する透明基板、上記透明基板上に形成され
て裏面側の主部を構成し、受光側高ドーパント層、中間
部低ドーパント層および裏面側高ドーパント層から成る
一導電型のIV族半導体層、および上記裏面側高ドーパン
ト層の裏面の一箇所または複数箇所に設けられ、上記主
部のIV族半導体層よりもエネルギーバンドギャップの大
きい半導体から成る反対導電型の第二半導体層、を備
え、上記裏面側高ドーパント層と上記第二半導体層とが
pn接合を構成し、上記一対の裏面電極はそれぞれ上記
裏面側高ドーパント層および上記第二半導体層に接続し
ている、ことを特徴とする。
【0013】第二発明において、上記一導電型のIV族半
導体層の半導体材料は、Ge、Si、SiC、SiGe
およびCSiGeから成る群から選択でき、これよりも
エネルギーバンドギャップが大きい上記反対導電型の第
二半導体層の半導体材料は、薄膜Si、非晶質Si、S
iC、SiGe、AlP、GaP、AlAs、InP、
InAs、GaSb、AlSb、AlGaAs、GaI
nP、GaInAs、AlGaAsSb、GaInAs
PおよびGaInPSbから成る群から選択できる。
【0014】上記の目的を達成するために、第三発明の
熱光発電用光電変換素子は、上部電極を備え且つ高温の
発光体から輻射される光を受け入れる受光面と、一対の
裏面電極を備えた裏面とを有する熱光発電用タンデム型
光電変換素子であって、受光面側高ドーパント層、中間
部低ドーパント層および裏面側高ドーパント層から成
り、裏面側単位光電変換素子を構成する一導電型のIV族
半導体基板と、該IV族半導体基板上に積層され、受光面
側単位光電変換素子を構成するIII-V族化合物半導体層
と、を備え、上記上部電極が上記受光側単位光電変換素
子の一方の電極を構成し、上記一対の裏面電極は上記裏
面側単位光電変換素子の一対の電極を構成すると共に、
これら一対の裏面電極のうちの一方が上記受光側端子光
電変換素子の他方の電極としても兼用される熱光発電用
タンデム型光電変換素子において、上記IV族半導体基板
の上記裏面側高ドーパント層の裏面の一箇所または複数
箇所に、上記IV族半導体よりもエネルギーバンドギャッ
プの大きい反対導電型の化合物半導体層が設けられ、上
記裏面側高ドーパント層と上記化合物半導体層とがpn
接合を構成し、上記一対の裏面電極はそれぞれ上記裏面
側高ドーパント層および上記化合物半導体に接続してい
る、ことを特徴とする。
【0015】以下、種々の実施形態により、本発明の構
成とそれにより奏される作用効果とを詳細に説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕図1に、第一発明
の一実施形態による熱光発電用光電変換素子の構造を断
面図で示す。図示した光電変換素子100は、高温の発
光体から輻射される光を受け入れる受光面Fと、一対の
裏面電極17、18を備えた裏面Rとを有する。
【0017】この光電変換素子100は、受光面側高ド
ーパント層(n+層)12A、中間部低ドーパント層(n
層)12Bおよび裏面側高ドーパント層(n+層)12Cか
ら成る一導電型(n型)のIV族半導体基板12上に作製
されており、裏面側高ドーパント層(n+層)12Cの裏
面12Rの複数箇所(図示した断面では2箇所)に、基板
12のIV族半導体よりもエネルギーバンドギャップの大
きい反対導電型(p+型)の化合物半導体層14を備えて
いる。
【0018】裏面側高ドーパント層(n+層)12Cと化
合物半導体層(p+層)14とがpn接合を構成してい
る。一対の裏面電極17、18は、それぞれ裏面側高ド
ーパント層(n+層)12Cおよび化合物半導体層(p+層)
14に接続している。図示した各層の機能は下記のとお
りである。
【0019】IV族半導体基板12の受光面側に設けた反
射防止膜10は、多層光学薄膜であり、光反射損失を低
減すると同時に、IV族基板12表面の保護膜としても機
能し、反射防止膜10とIV族基板12との界面の欠陥を
減少させる。
【0020】受光面側高ドーパント層(n+層)12A
は、欠陥の多い界面(この場合、受光面側の基板表面)
へのキャリアの移動を抑制して、界面での再結合損失を
低減する。
【0021】中間部低ドーパント層(n層)12Bは、
IV族基板12の本体であり、発生したキャリアのライフ
タイムが長いSi、Geを用いることが望ましい。
【0022】裏面側高ドーパント層(n+層)12C
は、欠陥の多い界面(この場合、基板裏面)へのキャリ
アの移動を抑制して、界面での再結合損失を低減すると
同時に、裏面電極18との接合において界面での抵抗を
減少させることができる。
【0023】反対導電型(p+型)の化合物半導体層14
は、IV族半導体12よりもエネルギーバンドギャップが
大きく、ドーパント濃度の高い裏面側高ドーパント層
(n+層)12Cと構成するpn接合により、大きな電位
差を得ることができ、光電変換素子100の発生電圧を
向上させる。
【0024】基板12の裏面12Rに設けた絶縁膜16
は、n+層12Cとp+層14とを保護すると同時に、こ
れらn+層12Cとp+層14とにそれぞれ接続した裏面
電極17と18を相互に絶縁分離する。
【0025】本発明の特徴として、pn接合を構成する
一方の半導体層にエネルギーバンドギャップの大きい材
料(化合物半導体層14)を用いたことにより、温度上
昇時におけるpn半導体層のエネルギーレベル差(擬似
フェルミエネルギー差)の減少量を低減できる。これに
より、TPVシステムの発光体(エミッター)の発光強
度を増加させて発電量を増加させることが可能になる。
また、光吸収特性はエネルギーバンドギャップの小さい
IV族基板12に依存するため、TPV発光体から輻射さ
れる赤外光を効率良く吸収できる。
【0026】図2に、実施形態1の望ましい態様の具体
例として光電変換素子150を示す。この素子150
は、一導電型のIV族半導体基板12としてn型Ge基板
を用い、基板12の裏面に反対導電型の化合物半導体層
14としてIII-V族化合物半導体であるp+型GaAs
層を形成した。図1に示した素子100の部位に対応す
る部位には同じ参照符号を付した。
【0027】図1に示した構造との相違点は、図2の構
造においては裏面側高ドーパント層(n+層)12C内
に更にドーパント濃度の高い第二高ドーパント層(n++
層)12Dを設け、これと化合物半導体層14とにより
pn接合を構成した点である。これにより発生電圧を更
に増加させ、キャリアを効率的に分離できる。下記に、
個々の部位について具体例を説明する。
【0028】反射防止膜10として、MgF2/ZnS多
層膜から成る選択反射膜を用いる。これにより、TPV
の発光体から輻射される光のうち、素子150により光
電変換できる波長領域の光のみを透過させて素子150
に吸収させ、それ以外の不要な光を反射することにより
素子150の昇温を抑制する。
【0029】n型Ge基板12内の各半導体層は下記の
構成である。なお、下記においてCはキャリア濃度、d
は拡散深さ(基板については厚さ)である。 ・受光面側n+層(12A):C=1×1018cm-3、d=0.5μm ・中間部n層(12B) :C=1×1015cm-3、d=150μm(Ge基板総厚さ) ・裏面側n+層(12C) :C=3×1018cm-3、d=2μm ・裏面側n++層(12D) :C=1×1019cm-3、d=0.5μm
【0030】 p+GaAs層(14) :C=2×1018cm-3、d=1μm 裏面側絶縁膜(16) :SiNx 裏面電極(17、18) :Au
【0031】上記の構成において、裏面側n++層12D
は、GaAs層14を基板12の裏面に形成する際にG
aAsのAsが基板Ge中に拡散することにより形成さ
れる。この裏面側n++層12Dとp+GaAs層14と
でドーパント濃度の高いpn接合を構成することによ
り、発生電圧を増加させ、キャリアを効率的に分離でき
る。
【0032】なお、IV族半導体基板12としては、上記
で用いたGeも含めて下記の半導体材料を用いることが
できる。 IV族半導体材料 :Ge、Si、SiC、SiGe、C
SiGe等。
【0033】また、裏面側化合物半導体層14の化合物
半導体としては、上記で用いたIII-V族化合物半導体で
あるGaAsも含めて下記の半導体材料を用いることが
できる。 裏面側化合物半導体材料: III-V族:GaAs、AlP、AlAs、InP、In
As、GaSb、AlSb、GaInP、GaInA
s、AlGaAsSb、GaInAsP、GaInPA
s等。 II-VI族:CdTe、CdS等。 I-III-IV族:CuInSe2、Cu(Ga,In)Se
2等。
【0034】更に、p層とn層との組合せは、上記具体
例に限定する必要はなく、逆の組合せにしても同様に本
発明の効果が得られる。
【0035】加えて、上記具体例においては、TPVシ
ステムの発光体から輻射される光の波長範囲に適したG
e基板12を用い、裏面電極構造を構成したことによ
り、抵抗損失が増加することなく高い光電変換効率を発
揮できる。また、Ge基板12上に、これと格子定数が
近いGaAs層14を形成したことにより、格子欠陥の
少ないGaAs層14をエピタキシャル成長させること
ができるので、格子欠陥でのキャリア補足による再結合
損失が低減して、高い光電変換効率が得られる。
【0036】〔実施形態2〕図3に、第二発明の一実施
形態による熱光発電用光電変換素子の構造を断面図で示
す。図示した光電変換素子200は、高温の発光体から
輻射される光を受け入れる受光面Fと、一対の裏面電極
17、18を備えた裏面Rとを有する。
【0037】この素子200は、受光面側部分が透明基
板26で構成されており、この透明基板26上に形成さ
れた一導電型(n型)のIV族半導体層22が裏面側の主
部を構成する。そして、IV族半導体層22は、受光側高
ドーパント層22A、中間部低ドーパント層22Bおよ
び裏面側高ドーパント層22Cから成る。
【0038】裏面側高ドーパント層22Cの裏面22R
の複数箇所(図示した断面では2箇所)に、主部のn型
IV族半導体層22よりもエネルギーバンドギャップの大
きい半導体から成る反対導電型(p+型)の第二半導体
層24を備えている。
【0039】裏面側高ドーパント層(n+層)22Cと
第二半導体層(p+層)24とがpn接合を構成してい
る。一対の裏面電極17、18は、それぞれ裏面側高ド
ーパント層(n+層)22Cおよび第二半導体層(p+層)2
4に接続している。
【0040】本実施形態による大きな効果は、実施形態
1と同様の特性向上効果を確保しつつ、実施形態1にお
けるIV族半導体基板に比べて、安価なガラス、プラスチ
ック等の透明基板を用いたことにより、光電変換素子の
コストを大幅に低減できることである。図示した素子2
00の層構成の具体例は下記のとおりである。
【0041】選択反射膜28は、MgF2/ZnS多層膜
から成る選択反射膜とする。これにより、TPVの発光
体から輻射される光のうち、素子200により光電変換
できる波長領域の光のみを透過させて素子200に吸収
させ、それ以外の不要な光を反射することにより素子2
00の昇温を抑制する。
【0042】透明基板26は、半導体層22を形成する
基板であり、選択反射膜28を透過してきた光を損失な
く素子200に伝えるように、ガラス、プラスチック等
の透明度の高い基板を用いる。
【0043】反射防止膜20は、IV族半導体層22の受
光側高ドーパント層(n+層)22Aの表面での光反射損
失を低減させるため多層光学薄膜を用いる。
【0044】一導電型の型IV族半導体層22として、n
型Ge層を形成する。n型Ge層22内の各半導体層は
下記の構成である。なお、下記においてCはキャリア濃
度、dは厚さである。 ・受光面側n+層(22A):C=1×1018cm-3、d=0.1μm ・中間部n層(22B) :C=1×1015cm-3、d=10μm ・裏面側n+層(22C) :C=3×1018cm-3、d=0.2μm
【0045】反対導電型の第二半導体層24としてp+
型Si薄膜を形成する。 p+Si薄膜(24) :C=1×1019cm-3、d=1μm 裏面側絶縁膜(16) :SiNx 裏面電極(17、18) :Au
【0046】上記の構成において、裏面側n+Ge層2
2Cとp+Si薄膜24とでドーパント濃度の高いpn
接合を構成することにより、発生電圧を増加させ、キャ
リアを効率的に分離できる。
【0047】なお、IV族半導体層22としては、上記で
用いたGeも含めて下記の半導体材料を用いることがで
きる。 IV族半導体材料 :Ge、Si、SiC、SiGe、C
SiGe等。
【0048】また、上記のIV族半導体よりもエネルギー
バンドギャップの大きい第二半導体層24の半導体材料
としては、上記で用いたSi薄膜も含めて下記の半導体
材料を用いることができる。 第二半導体層材料:非晶質Si、SiC、AlP、Ga
P、AlAs、InP、InAs、GaSb、AlS
b、AlGaAs、GaInP、GaInAs、AlG
aAsSb、GaInAsP、GaInPSb等。
【0049】更に、p層とn層との組合せは、上記具体
例に限定する必要はなく、逆の組合せにしても同様に本
発明の効果が得られる。
【0050】加えて、上記具体例においては、TPVシ
ステムの発光体から輻射される光の波長範囲に適したG
e基板12を用い、裏面電極構造を構成したことによ
り、抵抗損失が増加することなく高い光電変換効率を発
揮できる。また、Ge基板12上に、これと格子定数が
近いGaAs層14を形成したことにより、格子欠陥の
少ないGaAs層14をエピタキシャル成長させること
ができるので、格子欠陥でのキャリア補足による再結合
損失が低減して、高い光電変換効率が得られる。
【0051】〔実施形態3〕図4に、第三発明の一実施
形態による熱光発電用光電変換素子の構造を断面図で示
す。図示したように、本実施形態による光電変換素子3
00は、3端子構造のタンデム型光電変換素子であり、
裏面側単位光電変換素子(下部セル)150´として図2
の光電変換素子150を用い、その上に化合物半導体か
ら成る受光面側単位光電変換素子(上部セル)30を積
層した基本構造を有する。ただし、図2の光電変換素子
150の受光面の選択反射膜10は、下部セルとしては
不要なので除外してある。
【0052】3端子タンデム型光電変換素子300は、
上部電極38を備え且つ高温の発光体から輻射される光
を受け入れる受光面Fと、一対の裏面電極17,18を
備えた裏面Rとを有する。
【0053】下部セル150´の主部は、受光面側高ド
ーパント層(n+層)12A、中間部低ドーパント層(n層)
12Bおよび裏面側高ドーパント層(n+層)12Cから成
る一導電型(n型)のIV族半導体基板12で構成され
る。
【0054】このIV族半導体基板12上に、バッファ層
31を介して、上部セルを構成するIII-V族化合物半導
体層30が形成されている。すなわち図示の例では、上
部セル30は、受光面側反対導電型高ドーパント層(p+
型層)30A、中間部一導電型低ドーパント層(n層)3
0Bおよび裏面側一導電型高ドーパント層(n+層)30
Cから構成されている。
【0055】上部電極38は上部セル30の一方の電極
を構成しており、一対の裏面電極17、18は下部セル
12の一対の電極を構成すると共に、これら一対の裏面
電極17、18のうちの一方17が上部セル30の他方
の電極としても機能する。
【0056】IV族半導体基板12の裏面側高ドーパント
層(n+層)12Cの裏面12Rの複数箇所(図示の断面で
は2箇所)に、IV族半導体12よりもエネルギーバンド
ギャップの大きい反対導電型(p+型)の化合物半導体層
14が設けられていて、一導電型のIV族半導体基板12
の裏面側高ドーパント層(n+層)12Cと反対導電型の
化合物半導体層(p+層)14とがpn接合を構成してお
り、一対の裏面電極17、18は、それぞれ裏面側高ド
ーパント層(n+層)12Cおよび化合物半導体層(p+
層)14に接続している。
【0057】本実施形態による大きな効果は、実施形態
1と同様の特性向上効果、特に高温下での光電変換効率
向上効果に加えて、タンデム型光電変換素子に特有の利
点を同時に達成できることである。
【0058】すなわち、タンデム型光電変換素子は、光
電変換効果の得られる波長範囲が異なる異種材料の半導
体で形成した複数の単位太陽電池(セル)を積層し、T
PVシステムの発光体からの輻射光波長分布の広い範囲
を各セルで分担することにより、光エネルギーを電気エ
ネルギーに変換する光電変換効率を高めることができ
る。
【0059】これにより、TPVシステムにおいて、発
光体の光強度を増加させることによるエネルギー変換効
率の向上と、広い波長範囲の光エネルギーを有効に電気
エネルギーに変換できることによるエネルギー変換効率
の向上とを、同時に達成できる。
【0060】本実施形態による光電変換素子の層構成の
具体例は下記のとおりである。なお、下記においてCは
ドーパント濃度、dは厚さである。 上部電極(38):Au(櫛状の微細電極) 反射防止膜(36):MgF2/ZnS2層構造 コンタクト層(34):GaAs(d=0.1μm) 窓層(32):GaInP(d=0.03μm)
【0061】 上部セル(30):GaAs(Eg=1.42eV) ・上部領域p+層(30A):C=2×1018cm-3、d=0.1μm ・中間領域n層(30B):C=1×1017cm-3、d=3.0μm ・下部領域n+層(30C):C=2×1018cm-3、d=0.1μm バッファ層(31):n+型GaAs層、C=5×1018cm-3、d=2μm
【0062】 下部セル(12):Ge(Eg=0.66eV) ・受光面側n+層(12A) :C=1×1018cm-3、d=0.5μm ・中間部n層(12B) :C=1×1015cm-3、d=150μm(Ge基板総厚さ) ・裏面側n+層(12C) :C=3×1018cm-3、d=2μm ・裏面側n++層(12D) :C=1×1019cm-3、d=0.5μm
【0063】 裏面化合物半導体層(14):p+GaAs、C=2×1018cm-3、d=1.0μm 裏面絶縁膜(16) :SiNx膜 裏面電極(17、18) :Au
【0064】上記の例では、下部セルの半導体材料とし
てGeを用い、上部セルのIII-V族化合物半導体材料と
してGaAsを用いたことにより、下部セルGe基板上
に上部セルGaAs層をエピタキシャル成長させる際
に、両者の格子定数が近いため結晶欠陥の少ない上部セ
ルGaAs層を形成することができ、上部セル内でのキ
ャリア性結合損失が減少して、高い光電変換効率が得ら
れる。
【0065】ただし、上部セルのIII-V族化合物半導体
をGaAsに限定する必要は無く、AlP、GaP、A
lAs、InP、InAs、GaSb、AlSb、Al
GaAs、GaInP、GaInAs、AlGaAsS
b、GaInAsP、GaInPSb等を用いることが
できる。
【0066】下部セル12のIV族半導体材料および下部
セル12の裏面に設ける化合物半導体層14の材料につ
いては、上記の例に限定する必要はなく、実施形態1に
おいて記載した材料を用いることができる。
【0067】また、p層とn層との組み合わせは、本実
施例の組み合わせに限定する必要は無く、これと逆の組
み合わせを用いることができる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、TPV発電システムに
適した半導体材料であるGe等のIV族半導体を用い、温
度上昇時の光電変換効率を向上させたTPV発電用光電
変換素子が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第一発明によりIV族半導体基板上に作
製した熱光発電用光電変換素子を示す断面図である。
【図2】図2は、第一発明の望ましい態様による熱光発
電用光電変換素子を示す断面図である。
【図3】図3は、第二発明により透明基板上に作製した
熱光発電用光電変換素子を示す断面図である。
【図4】図4は、第三発明によるタンデム構造の熱光発
電用光電変換素子を示す断面図である。
【符号の説明】
100…第一発明による熱光発電用光電変換素子(IV族
半導体基板上に作製) 150…第一発明の望ましい態様による熱光発電用光電
変換素子(裏面に化合物半導体層) F…光電変換素子の受光面 R…光電変換素子の裏面 10…反射防止膜(選択反射膜) 12…一導電型(n型)のIV族半導体基板 12A…受光面側高ドーパント層(n+層) 12B…中間部低ドーパント層(n層) 12C…裏面側高ドーパント層(n+層) 12D…裏面側高ドーパント層(n++層) 14…反対導電型(p+型)の化合物半導体層(GaAs
層) 16…裏面絶縁膜 17,18…裏面電極 200…第二発明による熱光発電用光電変換素子(透明
基板上に作製) 22…一導電型(n型)のIV族半導体層 22A…受光面側高ドーパント層(n+層) 22B…中間部低ドーパント層(n層) 22C…裏面側高ドーパント層(n+層) 24…反対導電型(p+型)の第二半導体層 26…透明基板 28…反射防止膜 300…第三発明による熱光発電用光電変換素子(3端
子タンデム型) 30…タンデム型素子300の上部セル 30A…受光面側反対導電型高ドーパント層(p+型層) 30B…中間部一導電型低ドーパント層(n層) 30C…裏面側一導電型高ドーパント層(n+層) 150´…タンデム型素子300の下部セル(素子15
0に対応) 31…バッファ層 32…窓層 34…コンタクト層 36…反射防止膜 38…上部電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温の発光体から輻射される光を受け入
    れる受光面と、一対の裏面電極を備えた裏面とを有する
    熱光発電用光電変換素子において、 受光面側高ドーパント層、中間部低ドーパント層および
    裏面側高ドーパント層から成る一導電型のIV族半導体基
    板、および上記裏面側高ドーパント層の裏面の一箇所ま
    たは複数箇所に設けられ、上記IV族半導体よりもエネル
    ギーバンドギャップの大きい反対導電型の化合物半導体
    層を備え、 上記裏面側高ドーパント層と上記化合物半導体層とがp
    n接合を構成し、上記一対の裏面電極はそれぞれ上記裏
    面側高ドーパント層および上記化合物半導体層に接続し
    ている、ことを特徴とする熱光発電用光電変換素子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光電変換素子において、
    上記化合物半導体が、III-V族化合物半導体、II-VI族化
    合物半導体およびI-III-VI族化合物半導体から成る群か
    ら選択されることを特徴とする光電変換素子。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光電変換素子において、
    上記裏面側高ドーパント層内の一箇所または複数箇所に
    上記裏面側高ドーパント層よりもドーパント濃度が高い
    一導電型の第二高ドーパント層を更に備え、 上記第二高ドーパント層と上記化合物半導体層とがpn
    接合を構成することを特徴とする熱光発電用光電変換素
    子。
  4. 【請求項4】 高温の発光体から輻射される光を受け入
    れる受光面と、一対の裏面電極を備えた裏面とを有する
    熱光発電用光電変換素子において、 受光面側部分を構成する透明基板、 上記透明基板上に形成されて裏面側の主部を構成し、受
    光側高ドーパント層、中間部低ドーパント層および裏面
    側高ドーパント層から成る一導電型のIV族半導体層、お
    よび上記裏面側高ドーパント層の裏面の一箇所または複
    数箇所に設けられ、上記主部のIV族半導体層よりもエネ
    ルギーバンドギャップの大きい半導体から成る反対導電
    型の第二半導体層、を備え、 上記裏面側高ドーパント層と上記第二半導体層とがpn
    接合を構成し、 上記一対の裏面電極はそれぞれ上記裏面側高ドーパント
    層および上記第二半導体層に接続している、ことを特徴
    とする熱光発電用光電変換素子。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光電変換素子において、 上記一導電型のIV族半導体層が、Ge、Si、SiC、
    SiGeおよびCSiGeから成る群から選択された半
    導体から成り、且つ上記反対導電型の第二半導体層が、
    薄膜Si、非晶質Si、SiC、SiGe、AlP、G
    aP、AlAs、InP、InAs、GaSb、AlS
    b、AlGaAs、GaInP、GaInAs、AlG
    aAsSb、GaInAsPおよびGaInPSbから
    成る群から選択された半導体から成る、ことを特徴とす
    る熱光発電用光電変換素子。
  6. 【請求項6】 上部電極を備え且つ高温の発光体から輻
    射される光を受け入れる受光面と、一対の裏面電極を備
    えた裏面とを有する熱光発電用タンデム型光電変換素子
    であって、 受光面側高ドーパント層、中間部低ドーパント層および
    裏面側高ドーパント層から成り、裏面側単位光電変換素
    子を構成する一導電型のIV族半導体基板と、 該IV族半導体基板上に積層され、受光面側単位光電変換
    素子を構成するIII-V族化合物半導体層と、を備え、 上記上部電極が上記受光側単位光電変換素子の一方の電
    極を構成し、上記一対の裏面電極は上記裏面側単位光電
    変換素子の一対の電極を構成すると共に、これら一対の
    裏面電極のうちの一方が上記受光側端子光電変換素子の
    他方の電極としても兼用される熱光発電用タンデム型光
    電変換素子において、 上記IV族半導体基板の上記裏面側高ドーパント層の裏面
    の一箇所または複数箇所に、上記IV族半導体よりもエネ
    ルギーバンドギャップの大きい反対導電型の化合物半導
    体層が設けられ、 上記裏面側高ドーパント層と上記化合物半導体層とがp
    n接合を構成し、 前記一対の裏面電極は、それぞれ上記裏面側高ドーパン
    ト層および上記化合物半導体に接続している、ことを特
    徴とする熱光発電用タンデム型光電変換素子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298671A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Ube Ind Ltd 熱光起電力発電用エミッタ材料
JP2010123859A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Kyocera Corp 太陽電池素子および太陽電池素子の製造方法
JP2013077851A (ja) * 2006-10-27 2013-04-25 Kyocera Corp 太陽電池素子

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