JP2002367839A - 無接触給電装置 - Google Patents

無接触給電装置

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JP2002367839A
JP2002367839A JP2001174969A JP2001174969A JP2002367839A JP 2002367839 A JP2002367839 A JP 2002367839A JP 2001174969 A JP2001174969 A JP 2001174969A JP 2001174969 A JP2001174969 A JP 2001174969A JP 2002367839 A JP2002367839 A JP 2002367839A
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JP
Japan
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core
primary
transmission unit
primary core
limit switches
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Pending
Application number
JP2001174969A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiko Koba
龍彦 木場
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次側コアと二次側コアの相対位置がある程
度変化しても問題なく電磁結合が可能であり、万が一対
向面に介在物がある場合には対向不良という情報をフィ
ードバックし、異常事態を回避できる信頼性の高い無接
触給電装置を提供する。 【解決手段】 高周波磁性材料からなり一次巻線3を巻
装した電力伝送部の一次側コア2と、高周波磁性材料か
らなり二次巻線を巻装したる電力伝送部のニ次側コア6
とを向かい合わせて所定のギャップまで接近させること
により、給電を行う無接触給電装置において、一次側コ
ア2をコ字形に構成するとともに、二次側コア6を一次
側コア2よりも広いI字形に構成し、かつ、一次側コア
2にリミットスイッチ4a,4bを複数個取り付けると
ともに、複数個のリミットスイッチ4a,4bを、直列
接続によるAND回路としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接点を用いる
ことなく、固定側となる一次側より、可動側となる二次
側へ無接触で給電する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波電磁誘導による無接触給電
装置は、高周波磁性材料からなる電力伝送部の一次側の
コア(以下、給電側コアという)と、高周波磁性材料か
らなる電力伝送部のニ次側のコア(以下、受電側コアと
いう)とを同一形状にして、たとえばE字形やコ字形に
形成するとともに、端面どおしを向かい合わせてある一
定のギャップまで接近させることにより、給電を行うよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、次のような問題があった。 (1)一次側および二次側コアの狭い端面どおしを向かい
合わせるため、コア端面には高い加工精度が要求され
る。 (2)コア端面は狭いので、高い位置決め精度が必要であ
り、また傾き補正が必要である。 本発明は、このような問題を解消するためになされたも
ので、一次側コアと二次側コアの相対位置がある程度変
化しても問題なく電磁結合が可能であり、万が一対向面
に介在物がある場合には対向不良という情報をフィード
バックし、異常事態を回避できる信頼性の高い無接触給
電装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、高周波磁性材料からなり一次巻線を巻装
した電力伝送部の一次側コアと、高周波磁性材料からな
り二次巻線を巻装したる電力伝送部のニ次側コアとを向
かい合わせて所定のギャップまで接近させることによ
り、給電を行う無接触給電装置において、一次側コアを
コ字形に構成するとともに、二次側コアを前記一次側コ
アよりも広いI字形に構成し、かつ、前記一次側コアに
リミットスイッチを複数個取り付けるとともに、前記複
数個のリミットスイッチを、直列接続によるAND回路
としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は、本発明の実施例における無接触
給電装置の電力伝送部の要部を示す斜視図である。図2
は本発明の実施例における無接触給電装置の電力伝送部
を示す側面図である。図3は本発明の実施例における無
接触給電装置の情報伝送部を示す側面図である。図1お
よび図2において、1は無接触給電装置の電力伝送部、
2は前記電力伝送部1の一次側コアで、高周波磁性材料
からなるとともに、コ字形(U字形も含む)に形成され
ている。また、前記電力伝送部1の一次側コア2は、図
示しない移動体等に載置される。3は前記一次側コア2
に巻装された一次巻線、4a,4bは前記コ字形の一次
側コア2の両端部に取り付けたリミットスイッチで接触
部が一次側コア2の端面から突出している。5は前記リ
ミットスイッチ4a,4bと接続された磁路開閉制御部
で、リミットスイッチ4a,4bはAND回路を構成し
ている。6は電力伝送部の二次側コアで、高周波磁性材
料からなるとともに、I字形に形成されている。7は前
記二次側コア6に巻装された二次巻線、8は前記一次側
コア2を支持するL字形の支持部材で、保護機構として
のフローティングジョイント9を介して前記一次側コア
2を支持している。10はスラストガイドで、前記支持
部材8に固定されるとともに、ベース11に固定された
ガイドレール12に係合している。13は磁路開閉用の
駆動モータで、前記ベース11上に取り付けられ、カム
リンク部14を介して前記支持部材8を矢印方向に移動
させる。このような構成において、無接触での給電は次
のようにして行う。図示しない移動体が所定の位置に配
置された二次側コア6の所に近づいて、一次側コア2を
前記二次側コア6に所定の大きなギャップを持たせて向
かい合わせる。この状態で、駆動モータ13を一定量駆
動して一次側コア2を移動させ、二次側コア6に対して
所定の小さなギャップを持たせて対向させる。一次側コ
ア2が二次側コア6に対して所定のギャップできちんと
対向すると両方のリミットスイッチ4a,4bが二次側
コア6に接触してONになり、一次側コア2と二次側コ
ア6の対向配置が良好に行われたことを示す。万が一、
一次側コア2と二次側コア6のギャップ面に異物が付着
していたり介在していた場合にはリミットスイッチ4
a,4bが良好に作動せずONにならない。そのため、
対向不良と判定されその情報がフィードバックされる。
それにより、異常事態を回避することができる。また、
たとえば一次側コア2と二次側コア6の位置が左右方向
にずれていてリミットスイッチ4a,4bの一方が二次
側コア6と接触しなかった場合にも、AND回路によっ
てONにならないため、対向不良と判定されその情報が
フィードバックされる。しかし、本発明の場合は、二次
側コア6をI字形に形成しているので、一次側コア2の
端面と対向する面は広く、その位置決め精度は、一次側
コア2の幅寸法をL1、二次側コア6の幅寸法をL2と
したときに、±(L2−L1)/2まで許容することが
できる。したがって、位置ずれによる対向不良は起こり
にくい。また、一次側コア2が上下方向に傾いていた場
合には、一次側コア2の一方の端面が二次側コア6に衝
突する可能性があるが、一次側コア2はフローティング
ジョイント9によってある程度自由に動けるようになっ
ているため衝撃が緩和される。また、先に当接した一次
側コア2の部分とリミットスイッチのドグの部分を支点
にして回動するので傾きが是正され、接触をしていなか
ったリミットスイッチも接触をして一次側コア2が所定
のギャップで二次側コア6と対向し、両方のリミットス
イッチ4a,4bがONになる。両方のリミットスイッ
チ4a,4bがONになり、一次側コア2と二次側コア
6の対向配置が良好に行われると、図示しない高周波電
源回路がONし、二次側へ電力を供給する。図3は、本
発明の実施例における無接触給電装置の情報伝送部15
を示している。この情報伝送部15も電力伝送部1と同
様な構成を採用している。すなわち、図3において、1
6は前記情報伝送部15の一次側コアで、高周波磁性材
料からなるとともに、コ字形に形成されている。また、
前記情報伝送部15の一次側コア16は、図示しない移
動体等に載置される。この一次側コア16には、電力伝
送部1と同様に2つのリミットスイッチを取り付けてい
るが図示を省略している。17は前記一次側コア16に
巻装された一次巻線、18は情報伝送部の二次側コア
で、高周波磁性材料からなるとともに、I字形に形成さ
れている。19は前記二次側コア6に巻装された二次巻
線、20は前記一次側コア16を支持するL字形の支持
部材で、保護機構としてのバネジョイント機構21を介
して前記一次側コア16を支持している。22はスラス
トガイドで、前記支持部材20に固定されるとともに、
ベース11に固定されたガイドレール23に係合してい
る。24は情報伝送部用のカムリンク部で、前記ベース
11に取り付けられている。前記カムリンク部24は、
前記駆動モータ13と連結され、前記支持部材20を矢
印方向に移動させる。このような構成における無接触で
の情報の伝送は、先に述べた電力の伝送と基本的に同じ
であるので、記載を省略する。電力伝送部1との相違点
は保護機構にあり、電力伝送部1が、一次側コア2をフ
ローティングジョイント9を介して支持部材8に支持し
ているのに対して、情報伝送部15は、一次側コア16
をバネジョイント機構21を介して支持部材20に支持
している点である。バネジョイント機構21は、図4に
示すように、一次側コア16が二次側コア18に当接し
た際に支持棒21aを後ろに大きく突出させて、フロー
ティングジョイント9の場合よりも大きな衝撃を緩和す
る機能があるが、一次側コアと二次側コアが大きな力で
当接しない限りはそれほどの差はない。フローティング
ジョイント9もバネジョイント機構21も一次側コアの
傾きを修正して両リミットスイッチをONならしめる重
要な機能を有しており、電力伝送部1にバネジョイント
機構21を用いてもよいし、情報伝送部にフローティン
グジョイント9を用いてもよい。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、一
次側コアと二次側コアの相対位置がある程度変化しても
問題なく電磁結合が可能であり、万が一対向面に介在物
がある場合には対向不良という情報をフィードバック
し、異常事態を回避できる信頼性の高い無接触給電装置
を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における無接触給電装置の電
力伝送部の要部を示す斜視図である。本発明の実施例に
おけるプリント配線板を示す平面図である。
【図2】 図2は本発明の実施例における無接触給電装
置の電力伝送部を示す側面図である。
【図3】 本発明の実施例における無接触給電装置の情
報伝送部を示す側面図である。
【図4】 図3における一次側コアが二次側コアに強く
当接した状態を示す要部の側面図である。
【符号の説明】
1 電力伝送部、 2 一次側コア、 3 一次巻線、 4a,4b リミットスイッチ、 5 磁路開閉制御部、 6 二次側コア、 7 二次巻線、 8 支持部材、 9 フローティングジョイント、 10 スライドガイド、 11 ベース、 12 ガイドレール、 13 駆動モータ、 14 カムリンク部、 15 情報伝送部、 16 一次側コア、 17 一次巻線、 18 二次コア、 19 二次巻線、 20 支持部材、 21 バネジョイント機構 21a 支持棒、 22 スラストガイド、 23 ガイドレール、 24 カムリンク部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波磁性材料からなり一次巻線を巻装
    した電力伝送部の一次側のコアと、高周波磁性材料から
    なり二次巻線を巻装したる電力伝送部のニ次側コアとを
    向かい合わせて所定のギャップまで接近させることによ
    り、給電を行う無接触給電装置において、 一次側コアをコ字形に構成するとともに、二次側コアを
    前記一次側コアよりも広いI字形に構成し、かつ、前記
    一次側コアにリミットスイッチを複数個取り付けるとと
    もに、前記複数個のリミットスイッチを、直列接続によ
    るAND回路としたことを特徴とする無接触給電装置。
  2. 【請求項2】 前記二次側コアに、衝撃緩和および傾き
    補正用の弾性部材からなる保護機構を装着したことを特
    徴とする請求項1に記載の無接触給電装置。
  3. 【請求項3】 前記保護機構が、ばねあるいはフローテ
    ィングジョイントで構成されていることを特徴とする請
    求項2に記載の無接触給電装置。
JP2001174969A 2001-06-11 2001-06-11 無接触給電装置 Pending JP2002367839A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107680782A (zh) * 2017-08-16 2018-02-09 上海交通大学 基于金属转轴的感应供电线圈装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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