JP2002367221A - 記録媒体およびコンテンツ販売方法 - Google Patents

記録媒体およびコンテンツ販売方法

Info

Publication number
JP2002367221A
JP2002367221A JP2001176880A JP2001176880A JP2002367221A JP 2002367221 A JP2002367221 A JP 2002367221A JP 2001176880 A JP2001176880 A JP 2001176880A JP 2001176880 A JP2001176880 A JP 2001176880A JP 2002367221 A JP2002367221 A JP 2002367221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
recording medium
state
recorded
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001176880A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatoshi Iwazawa
尚俊 岩澤
Mitsuya Okada
満哉 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2001176880A priority Critical patent/JP2002367221A/ja
Publication of JP2002367221A publication Critical patent/JP2002367221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像などのコンテンツをサービスを、サービ
スの提供側および顧客側の双方にとって、より簡便に無
駄のない状態で利用できるようにする。 【解決手段】 光ディスク10に記録したコンテンツの
情報が、記録層2の状態変化により、所定期間のみ再生
できるようにし、所定期間が過ぎると記録されているコ
ンテンツが再生できなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツなどの
情報を所定期間内記録する記録媒体およびこの記録媒体
に記録されたコンテンツの販売するコンテンツ販売方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】音楽や映像映画などのコンテンツを提供
は、古くは、レコード、カセットテープ、ビデオテープ
などの記録媒体にコンテンツを記録し、これらを販売す
るなどにより行われてきた。最近では、CDあるいはC
Dビデオ,DVDビデオに代表されるROM媒体を用い
てコンテンツの提供が行われている。このようなコンテ
ンツの提供において、一般に一コンテンツの価格が高い
ことから、期間限定でコンテンツが提供されるレンタル
業がある。
【0003】コンテンツのレンタル業においては、C
D,ビデオCD,DVDビデオ,ビデオテープなどのR
OM媒体を必要数仕入れ、これらを通常販売されるコン
テンツ価格に比べ割安な価格で貸し出すようにしてい
る。また、ケーブルテレビあるいは他の通信網を用いた
配信により、コンテンツを顧客に期間限定あるいは1度
限り視聴可能にするコンテンツ販売や、ハードディスク
を用いた期間限定のコンテンツ販売がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た期限限定のコンテンツ提供では、つぎに示すような問
題点があった。まず、レンタル業においては、コンテン
ツを数回貸し出すことで、CD,ビデオCD,DVDビ
デオであれば媒体に傷がつき、テープであれば摩擦磨耗
を生じ、コンテンツの品質を劣化させる場合がある。ま
た、レンタル行を営業する側から見ると、貸し出し量を
増やそうとすれば、大量の媒体を入荷しておく必要があ
るが、大量の媒体を入荷しても、需要が少なければ貸し
出し料が増加せず採算がとれなくなる。
【0005】例えば、人気コンテンツに関しては、大量
の媒体を入荷しないと需要に対応しきれない問題があ
る。かつ、大量に入荷しても、全てレンタル中の場合、
更なる顧客の要求に応じられないという問題がある。一
方、不人気コンテンツに関しては、入荷しても需要が少
ないため、採算がとれない。つまり入荷費用を越える収
入が得られない場合がある。また、顧客側からは不人気
コンテンツであると入荷されない可能性があり視聴でき
ない場合がある。また、入荷数が少なければ、これもレ
ンタル中は他の客は視聴できないという問題がある。
【0006】また、ケーブルテレビあるいは他の通信網
を用いた配信によるコンテンツ販売は、特に映像コンテ
ンツの販売においては、膨大な容量の配信になるため、
個人へのサービスを可能にするためには、インフラ整備
が必要となる。このインフラの整備には、相当な期間を
要する。また、この形態において、配信されたコンテン
ツを繰り返し視聴するには、ハードディスクなどのスト
レージ媒体に保存し、一定の期間視聴可能にする手段が
考えられるが、特別な装置を必要とし、顧客はこれらの
装置を購入する必要がある。このように、この形態によ
るコンテンツの販売は、インフラ整備とあわせて客の負
担が大きく、かつ、普及に相当時間を要するという問題
がある。
【0007】また、ペイパービュー方式によるケーブル
テレビなどの配信では、ある時間毎に配信が開始される
方式あるいはオンデマンド方式においても、顧客側から
の割り込み、例えば視聴中に他の用事で視聴を中断する
場合などに対応しづらいという問題がある。ハードディ
スクを用いた視聴期間限定のコンテンツ販売という形態
もあるが、これには、つぎに示す問題がある。ハードデ
ィスクは精密機械を有し、持ち運ぶ回数が多ければ障害
を生じる可能性が高い。ハードディスクは、1台の価格
が高いため採算を得るためには繰り返しの使用になる
が、障害に対してのメンテナンスが必要になる。また装
置が重いため、顧客の持ち運びにも不便である。
【0008】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、映像などのコンテンツをサ
ービスを、サービスの提供側および顧客側の双方にとっ
て、より簡便に無駄のない状態で利用できるようにする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の記録媒体は、レ
ーザ光の照射により読み出し可能な情報が記録され、か
つ、この記録された情報が所定時間後に読み出し不能と
なる記録層を基板上に備えたものである。この発明によ
れば、記録媒体に記録された情報は、所定時間後に再生
できないものとなる。
【0010】上記発明において、記録層は、レーザ照射
により特定の反射状態とすることで読み出し可能な情報
が記録され、かつ、この情報が記録された領域の特定の
反射状態は、所定時間後に変化するものである。また、
特定の反射状態は、レーザ照射により所定の結晶状態と
なった状態であり、この結晶状態が、所定時間後に変化
するものである。また、所定の結晶状態は、レーザ照射
により非結晶となった状態であり、この非結晶の状態
が、所定時間後に結晶状態に変化するものである。ま
た、特定の反射状態は、レーザ照射により所定の分子配
列となった状態であり、この分子配列の状態が、所定時
間後に変化するものである。
【0011】本発明の販売方法は、上述した記録媒体
に、顧客の要求するコンテンツを記録し、このコンテン
ツを記録した記録媒体を顧客に販売するものである。ま
た、本発明の他の形態における販売方法は、 顧客の要
求するコンテンツをネットワークを介してダウンロード
し、ダウンロードしたコンテンツを、請求項1〜3いず
れか1項に記載の記録媒体に記録し、コンテンツを記録
した記録媒体を顧客に販売するものである。上記発明に
おいて、顧客の要求は、所定の通信手段を介して受け付
ける。また、通信手段は、ネットワークに接続されたも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。なお、以下に述べる実施の形
態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ま
しい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以
下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない
限り、これらの形態に限られるものではない。
【0013】図1(a),(b)は、本発明の実施の形
態における記録媒体である光ディスク10の構成を示す
斜視図である。まず、光ディスク10は、基板3に光硬
化性樹脂4で接着された記録層2を備えている。光ディ
スク10は、チャッキング9によりスピンドルモータ8
に押しつけられて固定され、スピンドルモータ8の回転
力により回転する。対物レンズ6により集光されたレー
ザビーム5が、回転している光ディスク10のトラック
7上を走査し、情報の記録および読み出しを行う。ま
た、レーザビーム5がトラック7上を走査できるよう、
スピンドルモータ8の回転には、トラッキングサーボが
かけられている。
【0014】記録可能な光ディスクには、追記型と可逆
型がある。追記型は、一般には1度書き込むと、書き込
んだデータを消去できない。従って、上書きなどはでき
ない。これに対し可逆型は、消去可能で、上書きも可能
である。本実施の形態では、追記型の1度記録した後で
は消去できない媒体については、記録したデータが規定
時間経過後に、再生不可能になるものとした。また、可
逆型については、記録したデータが規定時間経過後に、
再生不可能になる点は同様であるが、さらに再生不可能
になった媒体でも再度データを記録する媒体として再利
用できるものとした。
【0015】追記型には、光ディスクの場合、色素型と
相変化型がある。以下、色素型と相変化型の各々につい
て説明する。可逆型の例は、相変化型が一例となり、追
記型と同様である。色素型光ディスクは、CD−R、D
VD−Rなどがある(特開2000−155994号公
報参照)。CD−R型の光ディスクの代表的な構造は、
厚みが約1.2mmの透明な円盤状基板上に有機色素か
らなる記録層、金や銀などの金属からなる光反射層、更
に樹脂製の保護層をこの順に積層したものである(例え
ば特開平6−150371号公報参照)。
【0016】また、DVD−R型の光ディスクは、2枚
の円盤状基板(厚みが約0.6mm)を、各情報記録面
を各々内側に対向させて貼り合わせた構造を有し、記録
情報量が多いという特徴を有する。これら光ディスクへ
の情報の書き込み(記録)は、近赤外域のレーザ光(C
D−Rでは通常780nm付近、DVD−Rでは635
nm付近の波長のレーザ光)を照射することにより行わ
れる。このレーザの照射により、色素記録層の照射部分
が照射された光を吸収して局所的に温度上昇し、物理的
あるいは化学的な変化(例えばピットの生成)が生じ、
この光学的特性を変えることにより情報が記録される。
【0017】一方、情報の読み取り(再生)も、通常、
記録用のレーザ光と同じ波長のレーザ光を照射すること
により行われ、色素記録層の光学的特性が変化した部位
(ピットの生成による記録層分)と変化しない部位(未
記録層分)との反射率の違いを検出することにより情報
が再生される。本実施の形態では、光ディスク10の記
録層2がある期間を超過すると状態が変化し、記録情報
が失われるようにしたものである。例えば、ある期間経
過すると反射率の維持を阻害する添加物が、記録層2に
添加されているものである。または、記録層2の組成の
中に、ある期間経過すると記録層2の反射率を変化させ
るように状態が変わる添加物が、添加されているもので
ある。
【0018】図2は、ある時間経過の後、記録層2の状
態が変化する様子を示す斜視図である。図2(a)に示
すように、レーザビーム5の照射により形成された記録
マーク部分21が、記録直後からある時間経過した後
は、図2(b)に示すように、他の部分と同じ状態に変
化して消失する。相変化方式の光ディスクは、規定パワ
ー以上のレーザ光を当て、結晶状態およびアモルファス
状態を変化させ、情報を記録する。結晶状態とアモルフ
ァス状態では反射率が異なり、再生時は反射するレーザ
光量の違いからデータを判別する原理になっている。
【0019】従来の光ディスク(記録媒体)を構成する
記録層では、ある規定パワー範囲のレーザ光が照射され
ると、照射された光のパワーに応じてアモルファス状態
と結晶状態が可逆的に変化し、かつ再度規定パワー範囲
のレーザ光が照射されない限り変化しない。これによ
り、上記光ディスクに記録した情報は、半永久的に保存
可能である。これに対し、本実施の形態では、前述した
ように、記録層2の組成を結晶状態あるいはアモルファ
ス状態からある期間経過すると変化するよう構成した。
【0020】記録層2の具体的な構成の例を示す。例え
ば、相変化型記録媒体では、通常アモルファス状態を記
録マークとしており、記録マーク周囲の状態は、結晶状
態である。ここで、記録層2に、アモルファス状態の安
定性が極端に低い記録膜を用いれば、アモルファス状態
の記録マークを形成して情報を記録した後、室温放置し
ておけば、次第にアモルファス状態が結晶に戻り、記録
マークが消えてしまう。相変化記録膜によく使われるG
eSbTe合金系では、SbTe組成を極端に多くした
組成、例えば、GeSb4Te7では、アモルファス状態
での安定性が低下するので、本実施の形態の記録層2に
用いることができる。
【0021】また、別の光記録媒体として、フォトクロ
ミック型の材料を使うこともできる。例えば、フリルフ
ルキドやスチルベンは、フォトクロミック型の光メモリ
材料として知られているが、長期にわたって安定した記
録保持を要求した場合、繰り返し耐性が低いことが難点
である。この材料系は、光照射によって分子配列が移動
し、吸収スペクトルが変化することで記録状態を形成す
るが、変化した状態はあくまで準安定状態であるため、
熱揺らぎあるいは再生光照射によって状態が変化してし
まう。
【0022】例えば、室温状態として再生光を照射しな
い状態であっても、フリルフルキドやスチルベンは、室
温相当の温度に起因した熱揺らぎによって、徐々に準安
状態から安定状態に分子配列が変化する。この現象は、
本実施の形態における記録層2には有効であり、一定時
間の保存によって以後の再生が不可になるように光ディ
スク10を設計することができる。
【0023】なお、図1に示した本実施の形態における
記録媒体である光ディスク10のフォーマットについて
は、以下に示すとおりである。CDプレーヤーで再生可
能な本実施の形態における光ディスク10は、記録した
コンテンツの再生期間が限定される以外、従来の音声ま
たは映像音声を記録したCDプレーヤーで再生可能なC
Dフォーマットに従うものである。光ディスク10は、
コンピュータまたはゲームプレーヤーで再生可能なフォ
ーマットに従い、コンピュータやゲームプレーヤーによ
り、記録されている情報の再生が可能である。
【0024】以上説明したように、本実施の形態では、
光ディスク10に記録したコンテンツの情報が、所定期
間のみ再生できるようにした。従来、レンタル販売で
は、パッケージ媒体と同等の記録媒体を用い、貸出期間
を限定することで、コンテンツの限定的な販売を行って
いる。これに対し、本発明では、所定期間が過ぎると再
生できなくなるコンテンツを記録した光ディスクを販売
する。このため、顧客は、レンタル販売のように記録媒
体を返却する必要が無く、光ディスクに記録されたコン
テンツが再生可能な状態である限り視聴可能である。
【0025】図3は、コンテンツ販売方法を説明するフ
ロー図である。このフロー図を用いて、本実施の形態に
おけるコンテンツ販売方法について説明すると、まず、
店頭において、顧客が所望とするコンテンツを探し
(a)、探したコンテンツについて予約を行う(b)。
予約を受けた店舗側では、コンテンツの提供元より予約
されたコンテンツをダウンロードし(c)、ダウンロー
ドしたコンテンツを、本実施の形態における記録媒体に
記録する(d)。
【0026】予約を受けたコンテンツを記録媒体に記録
した店舗側は、この記録媒体を予約をした顧客に販売す
る(e)。この結果、顧客は、記録媒体に記録されたコ
ンテンツを再生して視聴することが可能となる(f)。
また、上記記録媒体に記録されたコンテンツは、所定の
視聴期間が過ぎると、前述したように記録状態が変化し
てコンテンツの再生が不可能になる(g)。
【0027】つぎに、顧客による予約の方法について説
明する。予約の手段としては、顧客は、店頭あるいはイ
ンターネットおよび他の検索手段により、コンテンツを
検索する手段がある。例えば、店舗がコンテンツ(商
品)展示するのに十分広ければ、多くのコンテンツにつ
いて現在レンタル販売において行われているように、C
Dケースなどでコンテンツの内容などを展示する。店舗
スペースが狭い場合には、情報検索用の端末を設置し、
コンテンツタイトル,ジャンル,アーティスト名などか
ら、所望とするコンテンツを検索することで内容を表示
し、顧客に実演宣伝を行う。
【0028】上述したことにより、顧客は希望のコンテ
ンツを選択し、予約を行う。この場合、店員を介して予
約を行う方法(図4(a))と、自ら端末を用いて予約
を行う方法(図4(b))とがある。前者の場合は、現
在のレンタル販売と同じ手段であり、店員を介しての予
約になる。後者の場合は、店員を介さず、上記端末から
直接予約が実施可能である。例えば、顧客のIDカード
をカードリーダーなどを介して端末で認識させ、予約画
面で希望とするコンテンツを予約する。不慣れな顧客の
ために、店員を介して予約を実施することも可能であ
る。
【0029】上述の方法によれば、コンテンツのダウン
ロードと記録の過程で時間を要するため、顧客に不便が
かかる場合がある。このため、予め店舗に顧客が訪れる
前に、インターネットなどの通信手段を用いて予約を受
け付けるようにしても良い。例えば、図4(d)に示す
ように、インターネットにウエブサイトにおいて、予約
受け付けのための情報を入力するホームページを開設
し、このホームページ上でコンテンツの検索とコンテン
ツの予約とを受け付けるようにしても良い。
【0030】このことにより、顧客が予約をしてから店
頭に訪れるまでの期間に、コンテンツのダウンロードと
記録とを店舗側で行っておけるので、顧客が店舗におい
て待たされることが無くなる。また、顧客に都合の良い
受け取り店舗の指定を、上記ホームページで受け付ける
ようにしても良い。また、据え置かれる端末装置ではな
く、図4(c)に示すように、携帯電話などの携帯端末
より送信された予約を受け付けるようにしても良い。
【0031】つぎに、予約を受け付けたコンテンツのダ
ウンロードおよび記録について説明する。図5に示すよ
うに、顧客からの予約を受け付けたコンテンツのデータ
は、配信センタ51に用意されている図示していない保
管場所からダウンロードし、店頭に配置されているコン
テンツ記録装置52により記録媒体に記録する。ここ
で、図5に示すように、各店舗に固定ディスクなどによ
るストレージ装置53を設置し、人気の高いコンテンツ
は、全てのコンテンツを一元管理する配信元より予めス
トレージ装置53に転送しておき、ストレージ装置53
より予約を受けたコンテンツデータを取り出すようにし
てもよい。
【0032】一方、人気の低いコンテンツは、予約を受
け付ける度に、配信元である配信センタ51よりダウン
ロードして取り出すようにしても良い。このようにして
取り出したコンテンツデータは、コンテンツ記録装置5
2により、記録媒体に記録する。なお、現在、1つのコ
ンテンツ(例えば2時間映画)をダウンロードするため
には、数十分要するが、今後、通信手段の高速化によ
り、数分でダウンロードが行えるようになる場合も予想
される。この場合、ストレージ装置を店頭に用意してお
く必要性が低下する。
【0033】つぎに、記録媒体に対する記録について説
明する。図6は、上述した本実施の形態における記録媒
体に対するコンテンツの記録について説明する説明図で
ある。図6に示すように、配信センタ51よりダウンロ
ードしたコンテンツは、1度ストレージ装置53に記録
され、この後、例えば光ディスクなどの記録媒体に、コ
ンテンツ記録装置52を用いて記録する。なお、コンテ
ンツを媒体に記録した後、媒体のパッケージングを自動
で行い、即顧客に販売可能な形態に自動で製作すること
が可能な装置を用いることで、さらに販売手段を改善す
ることが可能になる。
【0034】つぎに、コンテンツを記録した光ディスク
などの記録媒体を顧客に手渡す段階について説明する。
主に、図7(a)に示すように、顧客に都合のよい店頭
で光ディスクを手渡すようにする。また、光ディスクの
送料がコスト上問題とならなければ、図7(b)に示す
ように、店頭を介さずデータ配信先から直接顧客に対し
てコンテンツを記録した光ディスクを配達するようにし
ても良い。
【0035】以上、本実施の形態におけるコンテンツを
記録した光ディスクを、顧客に手渡すことができるよう
になる。光ディスクを受け取った顧客では、光ディスク
における情報の記録状態が変化するまでの間、コンテン
ツを再生して視聴することが可能となる。以上説明した
ように本発明の視聴期間限定記録媒体およびコンテンツ
販売方法を用いて、視聴期間限定にすることで、従来と
は異なったコンテンツ販売を実現できる。
【0036】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れない。上述した実施の形態では、光ディスクを媒体と
して記録し、記録された情報が規定期間経過後再生不可
能となる例を説明している。しかしこれに限らない媒体
に対して、同様のことにより、視聴期間が限定された記
録媒体およびコンテンツ販売方法が適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体に記録された情報は、所定時間後に再生できな
いものとなるので、映像などのコンテンツをサービス
が、サービスの提供側および顧客側の双方にとって、よ
り簡便に無駄のない状態で利用できるようになるという
すぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における記録媒体の構成
を示す斜視図である。
【図2】 記録層2の状態が変化する様子を示す斜視図
である。
【図3】 コンテンツ販売方法を説明するフロー図であ
る。
【図4】 顧客によるコンテンツの検索および予約につ
いて説明する説明図である。
【図5】 予約を受け付けたコンテンツのダウンロード
および記録について説明する説明図である。
【図6】 予約を受け付けたコンテンツのダウンロード
および記録について説明する説明図である。
【図7】 予約を受けたコンテンツを記録した記録媒体
を顧客に提供する方法を示す説明図である。
【符号の説明】
2…記録層、3…基板、4…光硬化性樹脂、5…レーザ
ビーム、6…対物レンズ、7…トラック、8…スピンド
ルモータ、9…チャッキング、10…光ディスク。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光の照射により読み出し可能な情
    報が記録され、かつ、この記録された情報が所定時間後
    に読み出し不能となる記録層を基板上に備えたことを特
    徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録媒体において、 前記記録層は、前記レーザ照射により特定の反射状態と
    することで前記読み出し可能な情報が記録され、かつ、
    この情報が記録された領域の前記特定の反射状態は、前
    記所定時間後に変化するものであることを特徴とする記
    録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記録媒体において、 前記特定の反射状態は、前記レーザ照射により所定の結
    晶状態となった状態であり、 この結晶状態が、前記所定時間後に変化するものである
    ことを特徴とする記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の記録媒体において、 前記所定の結晶状態は、前記レーザ照射により非結晶と
    なった状態であり、 この非結晶の状態が、前記所定時間後に結晶状態に変化
    するものであることを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の記録媒体において、 前記特定の反射状態は、前記レーザ照射により所定の分
    子配列となった状態であり、 この分子配列の状態が、前記所定時間後に変化するもの
    であることを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれか1項に記載の記録
    媒体に、顧客の要求するコンテンツを記録し、このコン
    テンツを記録した前記記録媒体を前記顧客に販売するこ
    とを特徴とするコンテンツ販売方法。
  7. 【請求項7】 顧客の要求するコンテンツをネットワー
    クを介してダウンロードし、 ダウンロードしたコンテンツを、請求項1〜5いずれか
    1項に記載の記録媒体に記録し、 コンテンツを記録した前記記録媒体を前記顧客に販売す
    ることを特徴とするコンテンツ販売方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載のコンテンツ販売
    方法において、 前記顧客の要求は、所定の通信手段を介して受け付ける
    ことを特徴とするコンテンツ販売方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のコンテンツ販売方法にお
    いて、 前記通信手段は、前記ネットワークに接続されたもので
    あることを特徴とするコンテンツ販売方法。
JP2001176880A 2001-06-12 2001-06-12 記録媒体およびコンテンツ販売方法 Pending JP2002367221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001176880A JP2002367221A (ja) 2001-06-12 2001-06-12 記録媒体およびコンテンツ販売方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001176880A JP2002367221A (ja) 2001-06-12 2001-06-12 記録媒体およびコンテンツ販売方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002367221A true JP2002367221A (ja) 2002-12-20

Family

ID=19017808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001176880A Pending JP2002367221A (ja) 2001-06-12 2001-06-12 記録媒体およびコンテンツ販売方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002367221A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4433654B2 (ja) 光記録媒体
US7564771B2 (en) Bonded pre-recorded and pre-grooved optical disc
JP4244551B2 (ja) 記録再生システム
JP2702905B2 (ja) 光ディスク
US7768900B2 (en) Information storage medium, information recording method, and information reproducing method
EP1398773A2 (en) Content delivery method and system for same
JPH11312363A (ja) 光記録媒体および光記録装置
JP2000207774A (ja) 光学的情報記録媒体、その情報記録方法、その情報再生方法及びその情報消去方法
Sadashige Data Storage Technology Assessment-2002 Projections through 2010
JP2002367221A (ja) 記録媒体およびコンテンツ販売方法
KR101053947B1 (ko) 데이터 기록 장치, 데이터 기록 방법, 데이터 재생 방법 및 데이터 전송 장치
KR20070044501A (ko) 사전에 기록된 추가적인 콘텐츠의 렌더링
Binkowska et al. Mass production of DVDs: faster, more complex but cheaper and simpler
JP2001331942A (ja) 光学情報記録再生方法及び光学情報記録再生装置
JPH09231682A (ja) 情報記録再生装置および情報記録方法
JP2003059115A (ja) 記録媒体
JP2002342925A (ja) 光記録媒体、光記録再生装置および光記録再生方法
JP2003058850A (ja) 情報記録媒体及びその製造方法
Yamamoto Optical Recording Technology: Can Optical Disks be Applicable to Digital Audio Workstations?
JPH04103047A (ja) 光ディスク
Parsons Everything You Wanted To Know About DVD-R
JP2002319129A (ja) 光記録媒体、光記録媒体における識別情報取得方法及びディスク装置
JP2004227641A (ja) 光ヘッド、光情報記録再生装置、コンピュータ、映像記録再生装置、映像再生装置、サーバー、カーナビゲーションシステム
Discs et al. THE NEW CD-E AND ITS IMMINENT MARKET ENTRY
Klopfenstein DVD technology