JP2002366888A - 光学式情報読取装置 - Google Patents

光学式情報読取装置

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JP2002366888A
JP2002366888A JP2001173275A JP2001173275A JP2002366888A JP 2002366888 A JP2002366888 A JP 2002366888A JP 2001173275 A JP2001173275 A JP 2001173275A JP 2001173275 A JP2001173275 A JP 2001173275A JP 2002366888 A JP2002366888 A JP 2002366888A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照合機能をバーコードリーダ単体で実施で
き、さらにこれらの機能に有益な機能を簡単に呼び出せ
る手段を設ける。 【解決手段】 定置型の光学式情報読取装置は、バーコ
ードに光を照射すると共に反射した光を受光してバーコ
ードを読み取る読取手段と、読み取ったバーコードのデ
ータを登録データとして記憶する記憶手段と、記憶手段
に登録データを記憶した後読取手段で読み取った他のバ
ーコードに記録された照合データを登録データと比較照
合すると共に、その照合結果を出力する照合手段と、記
憶手段が登録データを記憶できる登録モードと、照合手
段が登録データと照合データとを比較照合できる照合モ
ードとを、予め設定された順序で切替制御することがで
きる切替制御手段と、予め設定された切替制御手段の切
替制御に関わらず、登録モードに移行することができる
割込手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードを読み
取ってデータの登録、照合が可能な定置型の光学式情報
読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、商品コードの識別などの用途にバ
ーコードが用いられている。バーコードは、種々の幅の
線条を隣接して並べてバー部分と空白部分によって英数
字を表現することができ、例えばユニバーサルプロダク
トコードを表現する。
【0003】バーコードは一般に黒など反射率の低いバ
ーと、白など印字のない空白部分で反射率の高い部分を
交互に配置して、英数字などからなる所望の情報を記録
している。バーコードをシールなどに印刷しバーコード
ラベルとして対象物に張り付ける形態や、対象物に直接
印刷した形態で利用される。バーコードに対しレーザ光
などの光線を走査し、反射光を受光部の受光素子で検出
することによりバーコードのバーおよびスペースの幅を
測定する。得られたアナログ信号をデコードすること
で、バーコードにエンコードされた情報を読み取る。
【0004】光学パターンであるコードには、一次元バ
ーコードや二次元コード(データシンボル)がある。一
次元バーコードには、通常、商品等に付けられているJ
AN(EAN)コードを始めとして、CODE39、I
TF、インダストリアル2of5、NW−7、CODE
128などの種類があり、アメリカ合衆国を中心に使用
されているUPC−A、UPC−Eもある。
【0005】一方、二次元コードは、大別するとスタッ
ク式、マトリックス式がある。スタック式は、一次元バ
ーコードを積み重ねたような形であり、通常、垂直方向
には情報を有しない。マトリックス式は、多角形(一般
に正方形)であり、情報を白黒の枡目で縦横方向のモザ
イク状の構成となっており、水平方向と垂直方向とに情
報を有する。スタック式としては、PDF417、CO
DE49などがあり、マトリックス式としては、QRコ
ード、データコード、ベリコード、CPコードなどがあ
る。
【0006】このような光学パターンを読み取るため
に、光学式の情報読取装置が使用される。例えばバーコ
ードをスキャンするバーコード走査装置は、一般にバー
コードリーダやバーコードスキャナなどと呼ばれる。
【0007】バーコード走査装置は、一般に図1に示す
ような構成を備える。この図に示すバーコード走査装置
は、バーコード読取部1と信号処理回路2を備えてお
り、バーコードの印刷されたバーコードラベル3をバー
コード読取部1で走査し、反射光を検出して信号処理回
路2でバーコードの有する情報を読み出す。
【0008】図1においてレーザ投光回路4はレーザ光
などの光をガルバノミラー5に照射し、その反射光をバ
ーコード上に走査される。バーコードを構成するバー部
分と空白部分では黒白により反射率が異なり、空白部分
は反射光量が強く、逆にバー部分は反射光量が弱い。こ
れらの反射光量をガルバノミラー5を介して集光ミラー
6で集光し、バンドパスフィルタ7と受光素子8である
フォトダイオードにより時系列のアナログ信号として取
り出す。受光されたアナログ信号は信号処理回路2に送
られる。
【0009】信号処理回路2は、バーコード読取部1か
らの信号を受け取る受光回路9、受光回路の出力の交流
成分を通過するACカップリング回路14、ACカップ
リング回路14で得られた交流成分の出力信号を増幅す
る増幅回路10、この増幅信号をフィルタするフィルタ
回路11、さらに二値化する二値化回路12、およびバ
ーコードに記録された情報を解読する復号回路13を有
する。復号回路13は一般にCPUなどで構成され、二
値化回路12で二値化されたデジタル信号としてCPU
に送られ、CPUがアルゴリズムにしたがってプログラ
ムでデコード処理を行う。
【0010】またバーコードリーダは、システム上一般
に固定型、手持型、定置型に分類される。 [固定式バーコードリーダ]工場の生産ラインや機械中
への組み込みなどに利用されるタイプである。生産ライ
ン上の搬送物に貼付されたバーコードに対して、バーコ
ードリーダの読取領域が指向するように、コンベアの側
面や壁面などに配設されて使用される。このタイプのバ
ーコードリーダ部分は、バーコードの情報をデコードし
てホストコンピュータに送信する機能を有している。言
い換えると、デコードされたデータに対する処理は一般
にホストコンピュータ側で行われ、バーコードリーダ部
分ではそのような機能を有しない。
【0011】[手持型(ハンディターミナルタイプ)バ
ーコードリーダ]倉庫における商品管理や検品などに用
いられるタイプである。このタイプは、ユーザが携行し
て現場で使用することを想定しているため、携行に便利
なようにハンディ型としており、さらに使用目的に応じ
た商品管理プログラムなどの処理機能を端末自体に備え
ていることを特長とする。すなわち、上記固定式バーコ
ードリーダと異なり、手持型バーコードリーダのみで操
作が完結する。
【0012】[定置型(テーブルトップ型)バーコード
リーダ]コンビニエンスストアのレジでのPOS管理な
どで使用されるタイプであり、卓上型とも呼ばれる。こ
のタイプのバーコードリーダはホストコンピュータに対
してデータを送信する。形状が銃のような形であること
から、「ガンタイプ」バーコードリーダと呼ばれること
もある。以下、本明細書においても主にガンタイプの称
呼を使用する。このタイプも上記手持型バーコードリー
ダと同様に、ユーザが扱いやすいコンパクトな形状であ
るが、相違点としては手持型バーコードリーダがそれ自
体で操作が完結しているのに対し、定置型バーコードリ
ーダはホストと協同して操作が成立している点が異な
る。また、定置型バーコードリーダの読取部分は、バー
コードをデコードする機能のみを有しているものが一般
的であり、いうなれば固定式バーコードリーダの読取部
分を手持ち型にしたものと捉えることもできる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、ガンタ
イプのバーコードリーダは従来、バーコードを読み取っ
て出力する機能のみを有しており、読み取ったデータを
所定のデータと比較、照合することはバーコードリーダ
単体ではできなかった。このため、照合作業を実施する
ためには、バーコードリーダと接続された他の機器を利
用する必要があった。
【0014】また、ガンタイプ・バーコードリーダには
通常、トリガスイッチのみが設けられており、これ以外
に操作を行うためのスイッチ類は設けられていなかっ
た。このため、仮にバーコードリーダ自体が読み込んだ
データの登録機能といった有用な機能を有していたとし
ても、従来のバーコードリーダの形態ではこれを必要時
に呼び出すことができなかった。必要な機能をユーザの
操作によって簡単に読み出すことのできる手段がなくて
は、有用な機能を有していたとしてもこれを十分に活用
することはできない。
【0015】本発明は、このような問題点を解決してガ
ンタイプのバーコードリーダの利便性を改善するために
開発されたものである。本発明の主な目的は、ガンタイ
プの光学式情報読取装置で完結できる照合機能を設けて
外部機器を不要にするとともに、有用な機能を簡単に呼
び出すことのできる手段を設けて使い勝手を改善したガ
ンタイプの光学式情報読取装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の請求項1に記載される光学式情報読取装置
は、バーコードを読み取り、読み取ったバーコードが所
望のデータを有するか否かを判定可能な定置型の光学式
情報読取装置である。この光学式情報読取装置は、バー
コードに光を照射すると共に反射した光を受光してバー
コードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取っ
たバーコードのデータを登録データとして記憶する記憶
手段と、前記記憶手段に登録データを記憶した後、前記
読取手段で読み取った他のバーコードに記録された照合
データを前記登録データと比較照合すると共に、その照
合結果を出力する照合手段と、前記記憶手段が登録デー
タを記憶できる登録モードと、前記照合手段が前記登録
データと前記照合データとを比較照合できる照合モード
とを、予め設定された順序で切替制御することができる
切替制御手段と、予め設定された前記切替制御手段の切
替制御に関わらず、前記登録モードに移行することがで
きる割込手段とを有することを特徴とする。
【0017】また、本発明の請求項2に記載される光学
式情報読取装置は、請求項1に記載される特徴に加え
て、前記光学式情報読取装置が1:N照合モードで動作
している場合に、前記割込手段を操作することによって
前記登録モードに移行できることを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の請求項3に記載される光
学式情報読取装置は、請求項1に記載される特徴に加え
て、前記光学式情報読取装置が1:1照合モードで動作
している場合に、前記割込手段を操作することによって
前記登録モードに移行できることを特徴とする。
【0019】さらにまた、本発明の請求項4に記載され
る光学式情報読取装置は、請求項1から3のいずれかに
記載される特徴に加えて、前記光学式情報読取装置がイ
ンターロック機能を有しており、前記照合手段が前記照
合データと前記登録データが一致しないと判定した場
合、インターロックを起動することを特徴とする。
【0020】さらにまた、本発明の請求項5に記載され
る光学式情報読取装置は、請求項1から4のいずれかに
記載される特徴に加えて、前記インターロックが起動さ
れた場合にインターロックを解除するインターロック解
除手段を設けたことを特徴とする。
【0021】さらにまた、本発明の請求項6に記載され
る光学式情報読取装置は、請求項1から5のいずれかに
記載される特徴に加えて、前記割込手段と前記インター
ロック解除手段が同一であることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための光学式情報読取装置を例
示するものであって、本発明は光学式情報読取装置を以
下のものに特定しない。また、特許請求の範囲に示され
る部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決して
ない。また各図面が示す部材の大きさや位置関係など
は、説明を明確にするため誇張していることがある。
【0023】バーコードは一般に黒など反射率の低いバ
ーと、白など印字のない空白部分で反射率の高い部分を
交互に配置して、英数字などからなる所望の情報を記録
している。バーコードをシールなどに印刷しバーコード
ラベル3として対象物に張り付ける形態や、対象物に直
接印刷した形態で利用される。バーコードに対しレーザ
光などの光線を走査し、反射光を受光部の受光素子で検
出することによりバーコードのバーおよびスペースの幅
を測定する。得られたアナログ信号をデコードすること
で、バーコードにエンコードされた情報を読み取る。
【0024】以下の実施例では、本発明の光学式情報読
取装置を具現化した一例として、バーコード走査装置に
応用した例を説明する。ただ、本発明は実施例をバーコ
ード走査装置のみに限定しない。例えば二次元コードや
文字認識を行うOCRなどにも利用できる。本明細書に
おいてバーコードとは、一次元バーコードや二次元コー
ド(データシンボル)を含む意味で使用する。
【0025】バーコードリーダの動作は、データの登録
と照合という2つの状態を有している。登録状態とは、
照合元データである登録データを登録するための動作で
ある。一方、照合状態とは、登録状態により登録された
登録データを基準として、他の読み込まれたデータを比
較し、照合を行う動作である。
【0026】これら2つの登録、照合状態を切り替える
使用形態として、1:N照合モードと1:1照合モード
の2つの動作モードが利用できる。バーコードリーダ
は、切替制御手段としてCPUなどで構成される制御回
路が、ユーザの指定に応じて上記の動作モードを所定の
順序で切り替えて所望の動作を行う。以下、制御回路に
よって実行される手順を図2に基づいて説明する。
【0027】[1:N照合モード]1:N照合モード
は、図2(a)に示すように、1つの登録データに対し
て複数個の照合データを比較照合するモードである。は
じめに登録データを登録した後は、原則として照合状態
に移行し照合作業のみを繰り返し行う。まず登録動作を
行って、照合元のバーコードラベル3のデータを読み取
り、このデータを登録データとして記憶する。以降のス
キャンでは、各々読み取ったデータが登録データと同一
か否かを照合する。種類が少なく同一種類の品目が多数
扱われるような状況に適しているといえる。
【0028】[1:1照合モード]1:1照合モード
は、図2(b)に示すように、照合動作と登録動作を交
互に切り替えるモードである。上記1:N照合モードと
同様の登録動作、照合動作を行った後は、照合状態に留
まらず、登録データを更新するために登録動作に戻る。
つまり、照合動作が行われる度に、照合元の登録データ
が更新されることになる。他種類の品目を少量ずつ扱う
ような状況に適した動作モードといえる。この1:1照
合モードでは、奇数回目のスキャンが登録動作、偶数回
目が照合動作というように、相互の動作が交互に繰り返
されている。
【0029】本発明は、1:N照合または1:1照合モ
ードのいずれにある場合でも、割り込み処理を行うこと
で、直ちに登録モードに移行することができる。割り込
みを行うためには、割込手段であるファンクションスイ
ッチ17を押下する。
【0030】[ファンクションスイッチ]図3は、バー
コード走査装置として、ガンタイプの定置型バーコード
リーダの本体の外観を示している。図3(a)は平面
図、(b)は側面図、(c)は背面図を示す。図に示す
バーコードリーダは、ヘッド部21とその下方に延長さ
れた把手22からなる。ヘッド部21には、照射部23
が前方に設けられている。把手22は、ユーザが片手で
握りやすいように全面に凹凸が設けられ、後方には滑り
止めのグリップ部28が配される。グリップ部28は滑
り止め効果を得るために、好ましくはゴム製とし、表面
に複数の突起を設ける。
【0031】把手22とヘッド部21との境界付近に
は、トリガスイッチ17を備える。トリガスイッチ17
は、ユーザが把手22を手で握って操作する際、人差し
指もしくは中指で操作できる位置に設けられる。トリガ
スイッチ17は引き金状に手前に引くことによってトリ
ガ手段がONされ、照射手段に対しトリガの命令が発せ
られる。
【0032】ヘッド部21の上面には、LED表示部2
4とファンクションスイッチ25が設けられる。ファン
クションスイッチ25は、ユーザが把手22を握ったと
き親指で操作できる位置に設けられる。ファンクション
スイッチ25は押しボタンであり、上方から親指で押下
することによりONすることができる。ファンクション
スイッチ25が押下されると、予め設定された所定の機
能を果たすための動作が実行される。ファンクションス
イッチは、バーコードリーダを制御するCPUのポート
に接続されており、チェックが必要なタイミングで該当
するCPUポートを確認して、ファンクションスイッチ
が押下されているか否かを判定する。判定の結果と、後
述する設定内容の組み合わせによって、照合時の動作が
決定する。
【0033】ファンクションスイッチ25には、ボタン
を連続して押すことでトグル状にON/OFFあるいは
キャンセル可能なボタンを使用しても良い。LED表示
部24は、バーコードの動作状態をユーザが確認するた
めのものであり、所定の色、点滅などにより動作状態を
表現する。例えば、ファンクションスイッチ25を押下
して所定の動作が正しく実行されたときに、その旨を確
認するために発光色を変化させる。さらに、効果音や音
声案内などを付加して視覚効果を高めても良い。
【0034】本発明は、バーコードリーダにトリガスイ
ッチ17以外のファンクションスイッチ25を設けるこ
とが特長であるから、バーコードリーダの形状は以上の
実施例に特定されない。必要に応じて、従来利用されて
いる形態や将来開発される形態のものを適宜利用するこ
とができる。
【0035】またこの実施例では、図3に示すようにフ
ァンクションスイッチ25を一のみ設けた例を説明して
いるが、本発明はこの例に限られないことは言うまでも
ない。例えばファンクションスイッチを2または3ある
いはそれ以上設けても良いし、配置場所も本実施例に特
定されず、バーコードリーダの背面でユーザが親指で操
作する位置に並列して設ける他、ヘッド部側面に設けた
り、トリガスイッチの下方あるいは上方に並列して複数
の引き金状スイッチが併設される形態とするなど、種々
の形態が考えられる。
【0036】ファンクションスイッチ25にユーザが所
望の機能を割り当てるには、設定用のバーコードを読み
取らせる。各機能ごとに専用のバーコードラベルを用意
しておき、ユーザが所望の機能に該当する設定用バーコ
ードリーダを選択して、これをバーコードリーダに読み
取らせることにより、自動的に設定が変更される。設定
変更が正しく行われると、LED表示部24は青色で点
滅するなどしてユーザに設定変更がなされた旨を通知す
る。この方法はきわめて簡単に設定を変更できるという
メリットがある。
【0037】あるいは、バーコードリーダをコンピュー
タとRS−232Cなどのインターフェースを介して接
続し、データ通信可能な状態としてコンピュータ上から
ソフトウェアで設定することもできる。この場合は、コ
ンピュータに予めバーコードリーダ設定用のソフトウェ
アを組み込んでおく必要がある。
【0038】[ファンクションスイッチに割り当てられ
る機能]本実施例では、ファンクションスイッチを押下
すると実行させる機能として、登録モードへの移行とイ
ンターロック解除機能がある。以下、それぞれについて
説明する。
【0039】[登録モードへの移行(登録/照合切
替)]図1は、バーコード読取装置としてガンタイプの
バーコードスキャナの構成を示す。この図に示すバーコ
ードリーダは、バーコード読取部1とデジタル処理部と
を有する。このバーコードリーダがバーコードラベル3
をスキャンしたとき、データの処理は図4に従って行わ
れる。データの処理経路は、バーコードリーダのスキャ
ン動作の状態によって異なる。読取手段を構成するバー
コード読取部1で読み込まれたバーコードのデータは二
値化され、デコードされたバーコードデータが状態依存
弁別器に送出される。状態依存弁別器はバーコードリー
ダに装備された比較器であり、バーコードリーダの動作
状態が登録モードか照合モードかを検出し、これに応じ
てデータの送出先を決定する。バーコードリーダが登録
状態であるときは、登録データメモリにバーコードデー
タが入力される。登録データメモリは記憶手段として働
くものであり、バーコードリーダに備えられたRAMな
どで構成される。バーコードデータは登録データとして
登録データメモリに記憶され、比較照合時の照合元に利
用される。
【0040】一方、バーコードリーダが照合状態にある
ときは、バーコードデータは状態依存弁別器から照合器
に送出される。バーコードリーダに備えられる照合器は
照合手段を構成し、読み取られたバーコードデータと、
照合元の登録データを比較する。照合の結果、照合され
たデータが登録データと同一であると判定された場合は
照合OKを出力する。また、true/falseとい
った照合の判定結果のみを出力する他、使用形態によっ
て登録データ、照合データ、照合結果データの3つを同
時に出力することもできる。
【0041】また一方、照合の結果、照合データが登録
データと一致しない場合は、NGと判定され照合NGが
出力される。これらの出力データは、外部機器に送出さ
れて後の処理に利用される。また、照合結果をLED表
示部やディスプレイなどに外部表示させることもでき
る。
【0042】登録と照合の状態遷移は、1:N照合と
1:1照合の場合に応じて遷移過程が異なる。以下、図
5に基づいてこれらの遷移過程を説明する。図5(a)
に示すように、1:N照合の場合は、登録バーコードを
走査しデータをスキャンする登録状態から、照合状態に
移行し、照合バーコードを走査してデータの照合を行
う。そして照合結果を出力した後、照合状態に戻って照
合バーコードの走査、照合を繰り返す。このように、一
旦登録状態から照合状態に移行した後は、照合状態に留
まってこれを繰り返す。
【0043】これに対し1:1照合の場合は、図5
(b)に示すように登録状態と照合状態を繰り返す。す
なわち、上記と同様に登録バーコードをスキャンする登
録状態から、照合バーコードをスキャンして照合を行
い、照合結果を出力した後は、登録状態に戻る。その後
は登録状態と照合状態を繰り返す。このように、1:N
照合と1:1照合とでは、照合状態からの移行先が異な
る。
【0044】本実施例において、ファンクションスイッ
チに登録状態への移行機能を割り当てた場合、いずれの
動作においても登録状態に戻る。1:N照合において
は、通常の動作では登録状態の終了後は照合状態を繰り
返すが、ファンクションスイッチを操作することによっ
て登録状態に移行することができる。このため、登録デ
ータを更新したい場合にファンクションスイッチを押下
すると、登録状態へ移行して登録データを変更すること
が可能となる。
【0045】また1:1照合においては、通常動作にお
いても登録と照合動作を繰り返しているが、登録後に照
合動作に移行することなく、再度登録を行いたい場合に
ファンクションスイッチを走査して登録状態に留まるこ
とができる。例えば、スキャンすべきデータを取り違え
た場合など登録データを誤って登録したときに、照合状
態に移行することなく再度登録を行って、前回の登録を
破棄することができる。この機能を利用して登録元デー
タを登録し直すことから、登録/照合動作一時キャンセ
ル機能とも呼べるものである。上記の1:N照合モード
時の登録/照合切替機能とは、照合動作の後、どの動作
に復帰するかが異なる。このように、登録状態への移行
機能は、1:N、1:1照合いずれの場合においても基
本的に同じ動作を実行する。
【0046】[インターロック解除機能]さらに、ファ
ンクションスイッチはインターロック解除手段としても
利用される。以下、インターロック機能とその解除方法
について、図6に基づいて説明する。通常、読み取られ
たデータはどのようなものであっても自動的に送信さ
れ、次段の読取や送信などの動作が中断されることはな
い。これに対しインターロック動作とは、読取エラーな
どの異常が生じたときに動作をロックし、それ以降はロ
ックが解除されるまで読取などの動作ができないように
するものである。
【0047】インターロックをしていない場合は、読取
にエラーや不具合が生じてもバーコードリーダの動作自
体には支障が生じず、通常の動作が継続される。このた
め、エラーが生じてもユーザは気付かなかったり見過ご
し易くなる。これに対しインターロックがかけられてい
る場合、異常が発生するとその時点からトリガがかから
なくなるため、ユーザに必ず確認を喚起できるという利
点がある。一方、インターロック動作時には、動作を再
開するためにインターロック状態を解除する必要があ
る。本機能は解除キーの役割を果たすものであり、この
機能に割り当てられたファンクションスイッチ25を押
下するとインターロックが解除される。このように、イ
ンターロック解除機能を割り当てた場合も、1:N、
1:1照合いずれの場合においても基本的に同じ動作が
実行される。
【0048】図6(a)は、1:N照合モードにおいて
インターロック機能を実行した状態を示している。イン
ターロックがかかっていない状態は、図5(a)と同様
の動作となり、設定に応じてファンクションスイッチを
押下すると登録状態に移行して登録データの更新を行う
ことができる。照合の結果、NGとなった場合はインタ
ーロック状態に移行し、トリガスイッチを操作してもこ
の状態から抜け出すことができなくなる。この場合にフ
ァンクションスイッチを押下すると、インターロック状
態が解除されて照合状態に戻る。
【0049】これに対し、図6(b)は、1:1照合モ
ードにおいてインターロック機能を実行した状態を示し
ている。インターロックがかかっていない状態は、図5
(b)と同様の動作となり、設定に応じてファンクショ
ンスイッチを押下すると登録状態に移行して登録やり直
しを実行させることができる。照合の結果、NGとなっ
た場合はインターロック状態に移行し、トリガスイッチ
を操作してもこの状態から抜け出すことができなくな
る。この場合にファンクションスイッチを押下すると、
インターロック状態が解除されて、登録状態に戻る。こ
のように、一のファンクションスイッチによって、登録
モードへの移行機能とインターロック解除機能を実行で
きる本実施例は、ユーザが同一のスイッチを操作するこ
とによって状況に応じて二つの機能を使い分けることが
できるので、極めて便利に使用できる。
【0050】なお、インターロック解除手段として、フ
ァンクションスイッチにこの動作を割り当てる以外に、
別途インターロック解除スイッチを設けても良い。この
場合は、ファンクションスイッチにはさらに別の機能を
割り当てることができる。
【0051】以上のように、本実施例では、登録モード
への移行機能、または、あるいはこれに加えてインター
ロック機能をユーザが指定し、ファンクションスイッチ
に割り当てるよう設定する。ユーザはバーコードリーダ
の使用状況に応じて所望の機能を予め選択し、設定して
おき、必要時にファンクションスイッチによって呼び出
すことができる。もちろん、これらの機能をファンクシ
ョンスイッチに割り当てないことも可能である。作業条
件によっては、登録機能やインターロック機能を使用し
ない方が望ましいと考えられることもあるので、ユーザ
の希望に応じて機能の有無や一時的な停止、取り消しを
設定し、これにより不用意に機能を動作させるという誤
動作を防止できる。
【0052】これらの機能をファンクションスイッチに
割り当てる設定を変更するには、専用の設定用バーコー
ドをスキャンする。設定用バーコードにより設定された
内容は、バーコードリーダ本体内部のメモリに保存さ
れ、必要な場合に適宜読み出されてバーコードリーダ本
体の動作を変更する。設定用バーコードを読み取ると自
動的に設定モードに切り替えるように設定している場
合、設定用バーコードのコード種を特定したり、桁数を
指定するなどして、一般のバーコードと設定用バーコー
ドとを区別する。さらに、例えばLED表示や音声案
内、効果音などでユーザーに通常スキャンモードから設
定用バーコードスキャンモードに切り替わったことを知
らせる。この方法では、専用の設定用バーコードをスキ
ャンするだけで所望の設定に変更できるため、簡単かつ
便利に利用できる。
【0053】ただ、バーコードリーダをRS−232C
などのインターフェースを介してホスト側のコンピュー
タと接続し、データ通信を行ってファンクションスイッ
チの割り当てなどの設定を変更する方法も可能である。
この場合、所定の通信コマンドをホスト側から入力して
設定される。コンピュータからデータ通信で設定の変更
を行う方法は、設定項目を直接指定して変更できるた
め、設定用バーコードをスキャンする方法よりも迅速に
設定変更が行える。また、ホスト側にコンピュータなど
の外部機器を接続している場合、データ通信によって各
種の命令をやりとりすることも可能である。例えば、イ
ンターロックがかかっている場合に、ホスト側からバー
コードリーダに対してインターロック解除命令を送信す
ることもできる。あるいは、登録データを変更したい場
合に、ホスト側からバーコードリーダへ指示を送り登録
データの変更モードに移行することも可能である。
【0054】本実施例のバーコードリーダを利用すれ
ば、ガンタイプのバーコードリーダのみによって照合が
可能となる。すなわち、照合機能を備える外部機器を接
続する必要がないというメリットがある。もちろん、ホ
スト側に接続した外部機器に照合機能が存在しても、本
発明のメリットが損なわれるものでない。
【0055】また、照合作業を行う際に便利な機能とし
て、登録/照合を切り替える登録モードへの移行機能を
備えている。さらに、このような機能を簡単な操作で呼
び出すためのスイッチを設けている。これによって、
1:N照合動作時には照合先の登録データを簡単に更新
することができ、また1:1照合動作時においては、登
録を誤った場合や不要なデータをスキャンしてしまった
場合、あるいは次のデータでは登録または照合をスキッ
プさせたいときなどに、前回の登録をキャンセルして再
度所望のデータを登録し、不要データを上書更新するこ
とが可能となる。
【0056】さらにインターロック機能によって照合に
NGが生じたときの見落としを防止することが可能とな
る。ただ、インターロック機能を使用すると、インター
ロック解除機能が必要となる。このため、本実施例では
ファンクションスイッチをインターロック解除手段とし
て利用できる。
【0057】
【発明の効果】本発明の光学式情報読取装置は、定置型
の光学式情報読取装置本体で照合モードを実行可能とす
ることにより、外部にホストなどの機器を接続すること
なくこの機能を単独で実施できる。これによって、簡易
的な照合作業ならば光学式情報読取装置のみで実施でき
るというメリットを有する。加えて、照合時に必要な機
能を呼び出し可能なスイッチを設けることによって、こ
れらの機能を有効に活用できる。特に本発明は1:N照
合、1:1照合いずれの状態にあるときでも割り込み処
理にて登録モードに移行することができ、あるいはイン
ターロック動作時にはこれらを解除できるため、読取エ
ラーの確認やデータの再スキャンを容易にして使い勝手
の良い操作環境を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バーコード走査装置の構成を示すブロック図
【図2】1:N照合モードと1:1照合モードの動作を
示すブロック図
【図3】ガンタイプの定置型バーコードリーダの外観を
示す概略図
【図4】バーコードリーダが読み込んだデータの流れを
示すブロック図
【図5】バーコードリーダの状態に応じた遷移過程を示
すブロック図
【図6】インターロック機能を実行した1:N照合モー
ドと1:1照合モードの動作を示すブロック図
【符号の説明】
1…バーコード読取部 2…信号処理回路 3…バーコードラベル 4…レーザ投光回路 5…ガルバノミラー 6…集光ミラー 7…バンドパスフィルタ 8…受光素子 9…受光回路 10…増幅回路 11…フィルタ回路 12…二値化回路 13…復号回路 14…ACカップリング回路 17…トリガスイッチ 21…ヘッド部 22…把手 23…照射部 24…LED表示部 25…ファンクションスイッチ 28…グリップ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードを読み取り、読み取ったバー
    コードが所望のデータを有するか否かを判定可能な定置
    型の光学式情報読取装置において、 バーコードに光を照射すると共に反射した光を受光して
    バーコードを読み取る読取手段と、 前記読取手段で読み取ったバーコードのデータを登録デ
    ータとして記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に登録データを記憶した後、前記読取手段
    で読み取った他のバーコードに記録された照合データを
    前記登録データと比較照合すると共に、その照合結果を
    出力する照合手段と、 前記記憶手段が登録データを記憶できる登録モードと、
    前記照合手段が前記登録データと前記照合データとを比
    較照合できる照合モードとを、予め設定された順序で切
    替制御することができる切替制御手段と、 予め設定された前記切替制御手段の切替制御に関わら
    ず、前記登録モードに移行することができる割込手段と
    を有することを特徴とする光学式情報読取装置。
  2. 【請求項2】 前記光学式情報読取装置が1:N照合モ
    ードで動作している場合に、前記割込手段を操作するこ
    とによって前記登録モードに移行できることを特徴とす
    る請求項1記載の光学式情報読取装置。
  3. 【請求項3】 前記光学式情報読取装置が1:1照合モ
    ードで動作している場合に、前記割込手段を操作するこ
    とによって前記登録モードに移行できることを特徴とす
    る請求項1記載の光学式情報読取装置。
  4. 【請求項4】 前記光学式情報読取装置がインターロッ
    ク機能を有しており、前記照合手段が前記照合データと
    前記登録データが一致しないと判定した場合、インター
    ロックを起動することを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載の光学式情報読取装置。
  5. 【請求項5】 前記インターロックが起動された場合に
    インターロックを解除するインターロック解除手段を設
    けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載
    の光学式情報読取装置。
  6. 【請求項6】 前記割込手段と前記インターロック解除
    手段が同一であることを特徴とする請求項1から5のい
    ずれかに記載の光学式情報読取装置。
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