JP2002366487A - 不審な電子メールからの保護システム - Google Patents

不審な電子メールからの保護システム

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JP2002366487A
JP2002366487A JP2001169841A JP2001169841A JP2002366487A JP 2002366487 A JP2002366487 A JP 2002366487A JP 2001169841 A JP2001169841 A JP 2001169841A JP 2001169841 A JP2001169841 A JP 2001169841A JP 2002366487 A JP2002366487 A JP 2002366487A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】不審なメールから保護可能とし、コンピュータ
ウイルスの汚染を防止する。 【解決手段】受信した電子メール又はその添付ファイル
に不審を抱いたときに、当該不審な電子メールの開封又
は当該添付ファイルの実行前に、コンピュータウイルス
の少なくとも検出及び除去の処理が可能な処理センター
に、当該不審な添付ファイルを含む電子メールを送信し
て、当該処理センターにコンピュータウイルスの検出、
除去又は内容の開示処理を依頼する。当該処理センター
ではコンピュータウイルスの検出、コンピュータウイル
スの除去処理を行い、前記依頼者にその処理結果又は後
処置の助言を通知報告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不審な電子メール
からの保護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットやネットワーク技術の発
達によって、コンピュータウイルスの流行は、世界的な
規模でニュースとなっている。コンピュータウイルス
は、次々と各種のものが登場してきて、ひとつのウイル
スが終わると又新手のウイルスが登場してくるというよ
うに際限がなく、アンダーグラウンドでは、ウイルス作
成のツールも配布されている時代となり、専門的な知識
が多少有れば誰でもウイルスを作成できる時代となり、
今や、ウイルスの脅威は、誰にも身近な問題となってい
る。又、ウイルス感染による被害は、自己の範囲内に留
まらず、電子メール(以下、単に、メールという場合も
ある。)などの媒介で他人にも感染の被害を与えること
になるので、それにより社会的な信用の喪失を招いたり
することがある。ウイルス感染には、システムが破壊さ
れたり、データを消去してしまう等の深刻な実害を受け
る場合やただ単にメッセージを表示するだけのもの等千
差万別である。主なものには、例えば、システムに侵入
し、そのシステムから情報を得たり、そのシステムを遠
隔操作するトロイの木馬と称されるもの、メールなどの
手段を使用して自らを複製し、それを他のシステムに送
り出すワーム(worm)と称されるもの、マクロ機能
を持ち、ExelやWord(マイクロソフト社登録商
標)のデータファイルのマクロ部分に感染するマクロウ
イルスと称されるもの、「.exe」、「.com」、
「.sys」などの実行型拡張子を持つ実行型ファイル
に感染するファイル感染型ウイルスと称されるものがあ
る。ウイルスの侵入を防ぐには、自己のシステムに外部
からファイルを導入しないことであるが、それでは、コ
ンピュータなどの機器を使用しているメリットがなくな
ってしまう。ウイルス対策用の専用ソフトを導入して監
視するということも行われているが、前記のように、新
手新手のウイルスが出現するので、そのウイルス対策は
気休めにしか過ぎない。又、専用のウイルス対策ソフト
も、ウイルスの定義ファイルを更新せずにいれば新しい
ウイルスに対応出来ないので、定期的なその更新ファイ
ルのダウンロードが必要となり、煩雑で、一旦、ダウン
ロードしても又というように際限が無い。従って、ウイ
ルス感染からの防御は、個人のレベルを遙かに超えて、
個人レベルでは到底手に負えない時代となっている。電
子メールは、郵便などの通信手段に比べて手軽にできる
などの理由で急速に広まってきているが、ウイルス感染
は、当該メールの送受信の場において、多くなってきて
いる。インターネットのメールの友達募集のコンテンツ
や電子掲示板等において、見ず知らずの人とのふれあい
が増大し、ウイルスに感染する機会も多いことになる。
意味不明の文面の電子メールが送信されてきたり、又、
見慣れない拡張子の添付ファイルが送信されてくる機会
も増え、そのような見慣れない文面のメールや見慣れな
い拡張子の添付ファイルが電子メールにて送信されてき
たときには、そのメールや添付ファイルを実行乃至開封
せず、又、専用のウイルス対策ソフトによりウイルスの
チェックを実施すればよいのであるが、上記のように、
専用のウイルス対策ソフトによるウイルス感染からの完
全な防御は、個人のレベルを超え個人レベルでは手に負
えないものとなってきており、又、実行乃至開封しなけ
ればよいとはいっても、内容を知りたいという欲求か
ら、ついつい、開封・実行してしまうことが多いのが現
状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の有する欠点を解消して、不審な電子メールから保
護することができる技術を提供することを目的としたも
のである。本発明の他の目的および新規な特徴は以下の
明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
【0004】
【課題を達成するための手段】本発明は、添付ファイル
を含む電子メールを受信した受信者が当該電子メール又
はその添付ファイルに不審を抱いたときに、当該不審な
電子メールの開封又は当該添付ファイルの実行前に、コ
ンピュータウイルスの少なくとも検出及び除去の処理が
可能な処理センターに、当該不審な添付ファイルを含む
電子メールを送信して、当該処理センターにコンピュー
タウイルスの検出、除去又は内容の開示処理を依頼する
段階と、当該処理センターではコンピュータウイルスの
検出を行い、コンピュータウイルスが発見された時には
必要に応じて除去処理を行い、前記依頼者の承諾のもと
に前記依頼者に画像送信などの通信手段を用いて内容の
開示を行い、前記依頼者にその処理結果又は後処置の助
言を通知報告する段階と、当該依頼者は、当該処理セン
ターからの通知報告に基づいて前記不審電子メールの開
封又は当該添付ファイルの実行を行うか或いは当該不審
電子メールの開封又は当該添付ファイルの実行を中止し
或いは削除する段階とを含有してなることを特徴とする
不審な電子メールからの保護システムに係わるものであ
る。
【0005】
【実施の最良の形態】図面は、本発明の実施例を示し、
図1は、本発明の実施例を示すユーザサイドのフローチ
ャート図、図2は、本発明の実施例を示す処理センター
サイドのフローチャート図、図3は、本発明の実施例を
示す構成図、図4は、本発明の実施例を示すブロック
図、図5は、本発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【0006】
【実施例】図1及び図2の各フローチャート図に基づき
本発明を説明する。図1に示すように、ユーザは、イン
ターネットなどを介して添付ファイルを含む電子メール
を受信する(S100)。添付ファイルを含む電子メー
ルを受信した受信者が、当該電子メール又はその添付フ
ァイルに不審を抱き、当該不審な電子メールの開封又は
当該添付ファイルを実行するか否か決断に苦慮すること
がある(S101)。開封又は実行すべきではないと判
断し、一応、例えば、ウイルス対策用専用ソフトによる
監視、検出を行っているが安全確認が不十分であるよう
な場合或いは当初からコンピュータウイルスのチェツク
対策が受けられる処理センターにユーザー登録しており
その添付ファイルを含む電子メールを送信すればよいと
考えている場合には(S102)、当該処理センターへ
その添付ファイルを含む電子メールを送信(転送)する
(S103)。当該処理センターは、少なくともコンピ
ュータウイルスの検出及び除去の処理が可能である。当
該処理センターは、現時点では最新のコンピュータウイ
ルス検出・除去プログラムを有することが必要である。
又、必要最新ワクチンソフトを有することが必要であ
る。当該処理センターは、ユーザの電子メールの内容ま
でを見る場合もあるので、ユーザーとの間で、セキュリ
ティ契約の締結が必要であり、当該センターに所定事項
を登録し、利用者のID(利用者識別符号)やパスワー
ド(暗証記号)や端末固有ID等の個人認証の確認・形
成の為のデータなどを記録する。当該処理センターは、
上記ユーザーの依頼に基づき、電子メール又はその添付
ファイルにおけるウイルスの検出を行い、ユーザーに、
その検出結果を、電子メールなどの文書等を介して、通
知し、ユーザーは、その通知を受信する。(S104、
S105)。尚、ユーザーから処理センターへの不審メ
ールなどの送信により検出依頼があったものとして処理
することも可能である。ユーザーは、電子メール又はそ
の添付ファイルにウイルスが発見され、当該電子メール
又はその添付ファイルがウイルスに汚染されている旨の
連絡通知を受けたときには(S105)、当該処理セン
ターにウイルスの除去を依頼することができる(S10
6)。その際に、ユーザーは、ウイルスの除去を要請せ
ず、そのまま中止又は削除(処理センターにおける電子
メール・添付ファイルの削除)を指示することができる
(S107)。当該除去・中止・削除に際して、ユーザ
ーは、内容を知った上で指示を出したい場合があるの
で、ユーザーに対して処理センターはその内容を見るか
否かを判断させる(S108)。当該内容の開示は、イ
ンターネットの電子メールの添付ファイルで画像送信す
るなどの各種の通信手段で行うことが出来る。ユーザ
は、当該内容を見るのであれば、その旨処理センターに
指示を出す(S109)。上記のように、ユーザは、内
容を知って(S110)、その上で、除去・中止又は削
除の指示をすることができる(S106,S107)。
ユーザは、処理センターから最終的な通知報告を受信す
ることができる(S111)。図示が省略されている
が、ユーザは、その際に、ウイルスの除去が行われ、ク
リーン処理された電子メール又はその添付ファイルを受
け取ることができる。ユーザーは、自己のコンピュータ
などから、メールを削除し(S112)、添付ファイル
を削除することができる(S113)。クリーン処理さ
れた電子メール又はその添付ファイルに置き換えること
が出来る。ユーザーは、ウイルスが発見されず、或い
は、それが除去されたメールを開封することができる
(S114)。又、ユーザーは、ウイルスが発見され
ず、或いは、それが除去されたメールに添付のファイル
を例えばその拡張子が「.exe」の実行ファイルであ
れば、解凍など無くして実行・開封することができる
(S115)。図1に示すように、ユーザーは、内容を
知った上で(S110)、ウイルス検出を依頼すること
もできる(S104)。
【0007】図2に示すように、処理センターは、ユー
ザーからの不審メールを受信する(S200)。処理セ
ンターでは、当該ユーザーが、当該センターに所定事項
を登録し、又は、セキュリティ契約を締結しているか等
を確認し、更には、利用者のID(利用者識別符号)や
パスワード(暗証記号)や端末固有ID等の個人認証を
確認する(S201)。当該処理センターは、上記ユー
ザーの依頼に基づき、電子メール又はその添付ファイル
におけるウイルスの検出を行う(S202)。当該処理
センターは、電子メール又はその添付ファイルにおける
ウイルスの検出結果を、電子メール等を介して、ユーザ
ーに通知する。(S203)。当該処理センターでは、
上記のウイルスが検出された電子メール又はその添付フ
ァイルの内容をユーザーが見たいか否かを問い合わせる
(S205)。当該内容の開示は、インターネットの電
子メールの添付ファイルで画像送信するなどの各種の通
信手段で行うことが出来る。処理センターは、画像送信
の承諾の確認をして(S205)、ユーザーから、画像
送信などによる内容開示の要請があれば、処理センター
は、画像送信を行う(S206)。当該処理センター
は、画像を見て、内容を知ったユーザーにウイルスの除
去を行うか否かを問い合わせる(S207)。当該処理
センターは、ユーザーからのウイルス除去の承諾があっ
たか否かを確認し(S208)、ユーザーからの指示依
頼に基づきウイルスの除去を行う(S209)。当該処
理センターは、ユーザーへ通知報告をする(S21
0)。その際に、処理センターでは、ウイルスの除去が
行われ、クリーン処理された電子メール又はその添付フ
ァイルを、ユーザ宛てに送ることができる。処理センタ
ーでは、ユーザに対して助言することができる。当該助
言に際しては、ユーザーの判断とは別個に、メールを削
除すべき否かを判断して、削除させる方がよい時には、
理由を付けて、メールの削除を指示し、又は、メールを
開封させてもよいかを判断し、メールを開封させてもよ
いようであれば、メールの開封の許可を助言する。一
方、添付ファイルについて、それを削除すべきか否かを
判断して、削除させる方がよい時には、理由を付けて、
添付ファイルの削除を指示し、又、添付ファイルを実行
・開封させてもよいようであれば、添付ファイルの実行
・開封の許可を助言する。処理センターでは、前記のよ
うに、画像を見せ、ユーザーが内容を知った上で、ウイ
ルス検出を依頼させるようにしてもよい。
【0008】図3に示すように、例えば、処理センター
のサーバコンピュータ1と、ユーザーのパーソナルコン
ピュータ(パソコン)2や携帯電話機3やPDA(携帯
情報端末)4との間で、図示が省略されているが、イン
ターネット等の通信網を介して、ウイルス保護対策が採
られる。インターネット等の通信網5を介して、ユーザ
ーのパーソナルコンピュータ(パソコン)2や携帯電話
機3やPDA(携帯情報端末)4に電子メールが送信さ
れ、又、そのメールに添付ファイルが添付され、当該添
付ファイルを含む電子メールを受信した受信者が当該電
子メール又はその添付ファイルに不審を抱いたときに
は、当該不審な電子メールの開封又は当該添付ファイル
の実行前に、処理センターに当該不審な電子メール及び
/又は添付ファイルを送信する。処理センターでは、前
記のように、ウイルス検出、除去・内容のビュウーア・
指示を、当該ユーザーに宛てて、送信する。
【0009】図4に示すように、処理センターにおける
サーバコンピュータ1の一例は、制御部6と入力部7と
表示部8と通信制御部9と記憶部10とを備えてなる。
制御部6は、上記のような各種処理や以下述べるような
諸種の運用処理を行い、その為の制御をつかさどる。中
央処理演算装置(CPU)で構成される。入力部7は、
例えば、キーボードやマウスなどで構成され、必要デー
タなどがそれらを使用して入力される。表示部8は、ブ
ラウン管(CRT)等で構成され、必要事項を、画面に
表示する。通信制御部9は、通信の制御をつかさどるイ
ンターフェースで、通信網5を通して入力されてくるパ
ソコン2からの不審メールなどを受信したり、ユーザー
からの画像送信の承諾などの各種メッセージ等を送受信
する。記憶部10は、例えば、ROM(Read On
ly Memory)100やRAM(Random
Access Memory)101等により構成され
ている。ROM100には、中央処理演算装置(CP
U)6の実行に必要な処理プログラムが記録されてい
る。記憶部10における個人情報データベース102に
は、利用者のID(利用者識別符号)やパスワード(暗
証記号)や端末固有ID等の個人認証の確認・形成の為
のデータなどが記録されている。ユーザーからアクセス
があった時に、ID等により、同一人であるかの確認な
どが行われる。記憶部10には、最新の多数のアンチウ
イルスソフト群(103)が貯蔵更新されている。又、
最新の多数のワクチンソフト群(104)が貯蔵更新さ
れている。図示のように、処理センターのサーバコンピ
ュータ1には、ウイルス処理装置11が付設されてお
り、ウイルス検出手段110とウイルス除去手段110
とを備えてなっている。当該ウイルス検出手段110と
ウイルス除去手段110では、上記最新のアンチウイル
スソフト群(103)及びワクチンソフト群(104)
からデータが引き出される。
【0010】図3に示すように、例えば、処理センター
のサーバコンピュータ1と、ユーザーのパーソナルコン
ピュータ(パソコン)2や携帯電話機3やPDA(携帯
情報端末)4との間で、図示が省略されているが、イン
ターネット等の通信網を介して、ウイルス保護対策が採
られる。インターネット等の通信網5を介して、ユーザ
ーのパーソナルコンピュータ(パソコン)2や携帯電話
機3やPDA(携帯情報端末)4に電子メールが送信さ
れ、又、そのメールに添付ファイルが添付され、当該添
付ファイルを含む電子メールを受信した受信者が当該電
子メール又はその添付ファイルに不審を抱いたときに
は、当該不審な電子メールの開封又は当該添付ファイル
の実行前に、処理センターに当該不審な電子メール及び
/又は添付ファイルを送信する。処理センターでは、前
記のように、ウイルス検出、除去・内容のビュウーア・
指示を、当該ユーザーに宛てて、送信する。
【0011】図4に示すように、ユーザーのパーソナル
コンピュータ(パソコン)2の一例は、制御部200と
入力部201と表示部202と通信制御部203と記憶
部204とを備えてなる。制御部200は、上記のよう
な各種処理や以下述べるような諸種の運用処理を行い、
その為の制御をつかさどる。中央処理演算装置(CP
U)で構成される。入力部201は、例えば、キーボー
ドやマウスなどで構成され、必要データなどがそれらを
使用して入力される。表示部202は、ブラウン管(C
RT)等で構成され、必要事項を、画面に表示する。通
信制御部203は、通信の制御をつかさどるインターフ
ェースで、通信網5を通して入力されてくる不審メール
などを受信したり、処理センター宛てに画像送信の承諾
などの各種メッセージ等を送信する。記憶部204は、
例えば、ROM(Read Only Memory)
やRAM(Random Access Memor
y)等により構成されている。ROMには、中央処理演
算装置(CPU)200の実行に必要な処理プログラム
が記録されている。
【0012】図5は、上記パソコンに代えて携帯電話機
3としたもので、当該携帯電話機3の一例は、図5に示
すように、アンテナ部300と無線部301とROM3
02とRAM303とNVM304と中央制御部305
と入力部306と表示部307と発音部308とを備え
てなる。NVM(Non Volatile Memo
ry)304と入力部306と発音部308を除き、他
の構成は前記ユーザーのパーソナルコンピュータ(パソ
コン)2と同様で、同じような機能を有するので、それ
らの説明は省略する。無線部301からアンテナ部30
0を経て処理センターのサーバコンピュータ1に、不審
な電子メールの開封又は当該添付ファイルの実行前に、
処理センターに当該不審な電子メール及び/又は添付フ
ァイルが送信されるNVM304は、電話帳データなど
一般的に長期間記憶しておくことが必要なデータを格納
しておくための記憶装置である。発音部308は、図示
のように、例えば、スピーカ駆動部とスピーカとを備え
て構成される。
【0013】本発明における通信端末としては、パソコ
ン、携帯電話機、PHS(パーソナル・ハンディホン・
システム、簡易型携帯電話機)、自動車電話機、コード
レス電話機、テレターミナル、MCAシステム、船舶電
話等の無線通信機、、携帯電話機を内蔵したPDA(携
帯情報端末)などを挙げることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、予め、不審なメールな
どを開封・実行前に、ウイルスチェックを行うので、不
審な電子メールやその添付ファイルを受信して、その電
子メールを開封したり、添付ファイルを実行することに
より、自己のパソコンなどが、ウイルスで汚染されるこ
とが回避でき、ウイルス感染から保護されることができ
る。こうしたウイルス感染による被害は、自己の範囲内
に留まらず他人にも感染の被害を与えることになり、社
会的な信用の喪失を招いたりすることがあるが、本発明
によれば、予め、不審なメールなどを開封・実行前に、
ウイルスチェックを行うので、他人への感染を回避で
き、社会的な信用を失うことが回避できる。ウイルス対
策用の専用ソフトを導入して監視していても、又、ウイ
ルスの定義ファイルを最新のものに更新していても、コ
ンピュータウイルスは、次々と各種のものが登場してき
て、ひとつのウイルスが終わると又新手のウイルスが登
場してくるというように際限がなく、個人のウイルス対
策は限界を超えているが、本発明によれば、処理センタ
に不審な電子メールやその添付ファイルを送ることによ
り、最新のウイルス対策を施すことができ、ユーザー側
ではワクチンソフトやアンチウイルスソフトを用意しな
くても済むので、個人でのウイルス対策を経済的に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例を示すユーザサイドの
フローチャート図である。
【図2】図2は、本発明の実施例を示す処理センターサ
イドのフローチャート図である。
【図3】図3は、本発明の実施例を示す構成図である。
【図4】図4は、本発明の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】図5は、本発明の他の実施例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1…処理センターのサーバコンピュータ 2…パーソナルコンピュータ(パソコン) 3…携帯電話機 4…PDA(携帯情報端末) 5…通信網 200…制御部 201…入力部 202…表示部 203…通信制御部 204…記憶部 300…アンテナ部 301…無線部 302…ROM 303…RAM 304…NVM 305…中央制御部 306…入力部 307…表示部 308…発音部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】添付ファイルを含む電子メールを受信した
    受信者が当該電子メール又はその添付ファイルに不審を
    抱いたときに、当該不審な電子メールの開封又は当該添
    付ファイルの実行前に、コンピュータウイルスの少なく
    とも検出及び除去の処理が可能な処理センターに、当該
    不審な添付ファイルを含む電子メールを送信して、当該
    処理センターにコンピュータウイルスの検出、除去又は
    内容の開示処理を依頼する段階と、当該処理センターで
    はコンピュータウイルスの検出を行い、コンピュータウ
    イルスが発見された時には必要に応じて除去処理を行
    い、前記依頼者の承諾のもとに前記依頼者に画像送信な
    どの通信手段を用いて内容の開示を行い、前記依頼者に
    その処理結果又は後処置の助言を通知報告する段階と、
    当該依頼者は、当該処理センターからの通知報告に基づ
    いて前記不審電子メールの開封又は当該添付ファイルの
    実行を行うか或いは当該不審電子メールの開封又は当該
    添付ファイルの実行を中止し或いは削除する段階とを含
    有してなることを特徴とする不審な電子メールからの保
    護システム。
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