JP2002365928A - 画像形成装置および転写ユニット - Google Patents

画像形成装置および転写ユニット

Info

Publication number
JP2002365928A
JP2002365928A JP2001171314A JP2001171314A JP2002365928A JP 2002365928 A JP2002365928 A JP 2002365928A JP 2001171314 A JP2001171314 A JP 2001171314A JP 2001171314 A JP2001171314 A JP 2001171314A JP 2002365928 A JP2002365928 A JP 2002365928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer roller
frame
transfer
drive rail
swing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001171314A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4032669B2 (ja
Inventor
Hisashi Hanzawa
久志 半澤
Susumu Kondo
晋 今度
Michio Shimura
美千男 志村
Morihisa Kawahara
盛久 川原
Tetsuya Takei
哲也 竹井
Tetsushi Seino
哲史 情野
Yutaka Sato
豊 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2001171314A priority Critical patent/JP4032669B2/ja
Publication of JP2002365928A publication Critical patent/JP2002365928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4032669B2 publication Critical patent/JP4032669B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 できる限り小さな駆動力で転写ローラの押し
つけおよび引き離しを実現することができる画像形成装
置向け転写ユニットを提供する。 【解決手段】 転写ユニットでは、フレーム36a上で
第1駆動レール45が変位すると、第1揺動部材37の
揺動に基づき転写ローラ25aは感光ドラム17に押し
つけられる。フレーム36a上で第2駆動レール46が
変位すると、第2〜第4揺動部材39〜41の揺動に基
づき転写ローラ25b〜25dは感光ドラム17に押し
つけられる。例えば第1転写ローラ25aの移動にあた
って、第1駆動レール45は、第1揺動部材37から反
発力を受けるものの第2〜第4揺動部材39〜41から
全く反発力を受けることはない。したがって、比較的に
小さな駆動力で第1駆動レール45の変位は引き起こさ
れることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラーレー
ザプリンタといった画像形成装置に組み込まれる転写ユ
ニットに関し、特に、フレームと、中心軸回りで回転す
る転写ローラと、転写ローラの中心軸に平行な支軸回り
で揺動自在にフレームに支持されて、転写ローラの回転
軸を保持する揺動部材とを備える画像形成装置向け転写
ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】転写ユニットでは、固定のフレームと揺
動部材との間に巻きばねが挟み込まれる。巻きばねの収
縮力に基づき、プリント時に転写ローラは感光ドラムに
対して押しつけられることができる。この押しつけの働
きで、感光ドラムおよび転写ローラの間に挟み込まれる
プリント用紙や転写ベルトには感光ドラムから正確なト
ナー像が転写されることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プリンタの休止時に
は、転写ローラは感光ドラムから引き離されることが望
まれる。この引き離しにあたって収縮力に抗して巻きば
ねは引き伸ばされる。これまでのところ、こういった巻
きばねの伸張には相当な駆動力が必要とされた。
【0004】例えばカラーレーザプリンタでは、シア
ン、マゼンタおよびイエローといった三原色に加えてブ
ラックでカラー画像は描かれる。各色ごとに感光ドラム
および転写ローラは用意される。カラープリント時に
は、全4本の感光ドラムに対して対応の転写ローラは押
しつけられる。モノクロプリント時には、三原色に対応
する3本の感光ドラムから転写ローラは引き離される。
収縮力に抗して3本の巻きばねは引き伸ばされる。さら
にプリンタの休止時には、全4本の感光ドラムから転写
ローラは引き離される。このとき、前述の3本の巻きば
ねはさらに引き伸ばされなければならない。したがっ
て、プリンタの休止時には、転写ローラの引き離しにあ
たって相当に大きな駆動力が必要とされてしまう。
【0005】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、できる限り小さな駆動力で転写ローラの押しつけお
よび引き離しを実現することができる画像形成装置向け
転写ユニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明によれば、フレームと、相互に平行に延び
る中心軸回りで回転する第1および第2転写ローラと、
第1転写ローラの中心軸に平行な支軸回りで揺動自在に
フレームに支持されて、第1転写ローラの回転軸を保持
する第1揺動部材と、第2転写ローラの中心軸に平行な
支軸回りで揺動自在にフレームに支持されて、第2転写
ローラの回転軸を保持する第2揺動部材と、相対変位自
在にフレームに支持されて、第1揺動部材に駆動力を伝
達する第1駆動レールと、相対変位自在にフレームに支
持されて、第2揺動部材に駆動力を伝達する第2駆動レ
ールとを備えることを特徴とする画像形成装置向け転写
ユニットが提供される。
【0007】フレーム上で第1駆動レールが変位する
と、第1揺動部材に駆動力は伝達される。第1揺動部材
は揺動する。こうして第1転写ローラの移動は実現され
る。その一方で、フレーム上で第2駆動レールが変位す
ると、第2揺動部材に駆動力は伝達される。第2揺動部
材は揺動する。こうして第2転写ローラの移動は実現さ
れる。こういった転写ユニットでは、例えば第1転写ロ
ーラの移動にあたって必ずしも第2揺動部材に駆動力が
伝達される必要はない。第1駆動レールは、第1揺動部
材から反発力を受けるものの第2揺動部材から全く反発
力を受けることはない。したがって、比較的に小さな駆
動力で第1駆動レールの変位は引き起こされることがで
きる。
【0008】転写ユニットは、一端で第1揺動部材に連
結され、他端で第1駆動レールに連結される第1ばね部
材と、一端で第2揺動部材に連結され、他端で第2駆動
レールに連結される第2ばね部材とをさらに備えてもよ
い。
【0009】この転写ユニットでは、第1揺動部材と第
1駆動レールとの間で第1ばね部材の伸縮力は作用す
る。第2揺動部材と第2駆動レールとの間で第2ばね部
材の伸縮力は作用する。これら伸縮力の働きで各揺動部
材の揺動はそれぞれ1方向に付勢される。各揺動部材に
加えられる付勢力に基づき第1および第2転写ローラは
対応する対象物に押しつけられることができる。その一
方で、第1および第2揺動部材は、第1および第2駆動
レールの変位に基づき第1および第2ばね部材の伸縮力
から解放されることができる。こうして各揺動部材が伸
縮力から解放されれば、第1および第2転写ローラは比
較的に簡単に対象物から引き離されることができる。こ
うした引き離しにあたって各揺動部材や各駆動レールに
は駆動力は一切加えられる必要はない。余分な駆動力が
排除されることから、各揺動部材や各駆動レールの剛性
は弱められることができる。各部材の軽量化や薄型化は
実現されることができる。
【0010】しかも、こういった転写ユニットでは、第
1および第2転写ローラの押しつけにあたって第1およ
び第2ばね部材は原形から最小限の変位で十分な伸縮力
を発揮することができる。押しつけにあたって第1およ
び第2駆動レールから各揺動部材に伝達される駆動力は
最小限に抑制されることができる。こういった駆動力の
減少は例えば電動モータといった駆動源の小型化や省電
力化に大いに貢献することができる。
【0011】こうした転写ユニットは、例えばレーザカ
ラープリンタといった画像形成装置に組み込まれて使用
されることができる。このとき、第1転写ローラは、第
1プリントユニット内の感光ドラムに向き合わせられれ
ばよい。第2転写ローラは、第2プリントユニット内の
感光ドラムに向き合わせられればよい。第1および第2
転写ローラは、対応する感光ドラムに押しつけられる接
触位置と、対応する感光ドラムから引き離される待避位
置との間で移動すればよい。
【0012】こういった画像形成装置では、第1駆動レ
ールの変位に基づき第1転写ローラは接触位置と待避位
置との間で移動することができる。第2駆動レールの変
位に基づき第2転写ローラは接触位置と待避位置との間
で移動することができる。前述の通りに、例えば第1転
写ローラの移動にあたって必ずしも第2揺動部材に駆動
力が伝達される必要はない。第1駆動レールは、第1揺
動部材から反発力を受けるものの第2揺動部材から全く
反発力を受けることはない。したがって、比較的に小さ
な駆動力で第1駆動レールの変位は引き起こされること
ができる。
【0013】一般に、カラーレーザプリンタには、シア
ントナー、マゼンタトナー、イエロートナーおよびブラ
ックトナーに関連して4機のプリントユニットすなわち
第1〜第4プリントユニットが組み込まれる。例えばこ
ういったカラーレーザプリンタに転写ユニットが組み込
まれる場合には、この転写ユニットは、第2転写ローラ
の中心軸に平行に延びる中心軸回りで回転する第3およ
び第4転写ローラと、第3転写ローラの中心軸に平行な
支軸回りで揺動自在にフレームに支持されて、第3転写
ローラの回転軸を保持する第3揺動部材と、第4転写ロ
ーラの中心軸に平行な支軸回りで揺動自在にフレームに
支持されて、第4転写ローラの回転軸を保持する第4揺
動部材とをさらに備えればよい。第3転写ローラは、第
3プリントユニット内の感光ドラムに向き合わせられれ
ばよい。同様に、第4転写ローラは、第4プリントユニ
ット内の感光ドラムに向き合わせられればよい。前述の
第2駆動レールは、前述の第2揺動部材に加えて第3お
よび第4揺動部材に駆動力を伝達すればよい。こうして
三原色すなわちシアントナー、マゼンタトナーおよびイ
エロートナーに関連して第2〜第4揺動部材は単一の第
2駆動レールの変位に基づき操作されることができる。
前述の第1および第2ばね部材に加えて、転写ユニット
には、一端で第3揺動部材に連結され、他端で第2駆動
レールに連結される第3ばね部材と、一端で第4揺動部
材に連結され、他端で第2駆動レールに連結される第4
ばね部材とがさらに組み込まれてもよい。
【0014】こういった転写ユニットでは、第1および
第2駆動レールの変位を実現するにあたって単一のカム
部材がさらに組み込まれてもよい。このとき、第1駆動
レールには第1カム受け面が形成されればよく、第2駆
動レールには第2カム受け面が形成されればよい。カム
部材には、第1カム受け面を受け止める第1プロファイ
ル面と、第2カム受け面を受け止める第2プロファイル
面とが規定されればよい。こういったカム部材の働きに
よれば、第1および第2駆動レールの変位は第1および
第2プロファイル面ごとに個別に制御されることができ
る。
【0015】第2発明によれば、フレームと、中心軸回
りで回転する転写ローラと、転写ローラの中心軸に平行
な支軸回りで揺動自在にフレームに支持されて、転写ロ
ーラの回転軸を保持する揺動部材と、相対変位自在にフ
レームに支持される駆動レールと、一端で揺動部材に連
結され、他端で駆動レールに連結されるばね部材とを備
えることを特徴とする画像形成装置向け転写ユニットが
提供される。
【0016】こういった転写ユニットでは、揺動部材と
駆動レールとの間でばね部材の伸縮力は作用する。この
伸縮力の働きで揺動部材の揺動は1方向に付勢される。
揺動部材に加えられる付勢力に基づき転写ローラは対象
物に押しつけられることができる。その一方で、揺動部
材は、駆動レールの変位に基づきばね部材の伸縮力から
解放されることができる。こうして揺動部材が伸縮力か
ら解放されれば、転写ローラは比較的に簡単に対象物か
ら引き離されることができる。こうした引き離しにあた
って揺動部材や駆動レールには駆動力は一切加えられる
必要はない。余分な駆動力が排除されることから、揺動
部材や駆動レールの剛性は弱められることができる。各
部材の軽量化や薄型化は実現されることができる。
【0017】しかも、こういった転写ユニットでは、転
写ローラの押しつけにあたってばね部材は原形から最小
限の変位で十分な伸縮力を発揮することができる。押し
つけにあたって駆動レールから揺動部材に伝達される駆
動力は最小限に抑制されることができる。こういった駆
動力の減少は例えば電動モータといった駆動源の小型化
や省電力化に大いに貢献することができる。
【0018】こういった転写ユニットは、例えばレーザ
カラープリンタといった画像形成装置に組み込まれて使
用されることができる。このとき、転写ローラは、プリ
ントユニット内の感光ドラムに向き合わせられればよ
い。転写ローラは、感光ドラムに押しつけられる接触位
置と、感光ドラムから引き離される待避位置との間で移
動すればよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の一実施形態を説明する。
【0020】図1は画像形成装置の一具体例に係るカラ
ーレーザプリンタ11を概略的に示す。このカラーレー
ザプリンタ11のハウジング12は、ほぼ直方体に形成
されて、内側に収容空間を区画するハウジング本体12
aと、このハウジング本体12aに連結されて、ハウジ
ング本体12aの1側面で開放口を開閉する開閉カバー
12bとを備える。ハウジング本体12aは例えば給紙
カセット13上に設置される。給紙カセット13には例
えば複数枚のプリント用紙といったプリント媒体が収納
される。ハウジング本体12aの上面には排紙受け14
が形成される。プリント後のプリント用紙は排紙口15
から排紙受け14に向かって吐き出される。こういった
カラーレーザプリンタ11は例えばコンピュータ端末
(図示せず)に接続されて使用されることができる。
【0021】図2に示されるように、ハウジング本体1
2a内の収容空間には4機のプリントユニット16が組
み込まれる。各プリントユニット16は、中心軸回りで
回転する現像ドラムすなわち感光ドラム17を備える。
4本の感光ドラム17は、1平面内で相互に平行に配列
される中心軸回りで同期しつつ回転することができる。
各プリントユニット16には、シアントナーC、マゼン
タトナーM、イエロートナーYおよびブラックトナーK
が個別に収納される。
【0022】ハウジング本体12a内の収容空間には、
4機のプリントユニット16の上方で光学ユニット18
が固定される。この光学ユニット18は、周知の通り、
各感光ドラム17の円筒表面に向けて個別にレーザ光線
19を照射する。レーザ光線19は各感光ドラム17の
円筒表面に静電潜像を描き出す。こうしてレーザ光線1
9に基づき円筒表面が感光されると、各感光ドラム17
にはトナーC、M、Y、Kが供給される。各色のトナー
C、M、Y、Kは各感光ドラム17の円筒表面上で静電
潜像を可視化する。
【0023】さらに、ハウジング本体12a内の収容空
間では4機のプリントユニット16の下方に転写ユニッ
ト21が配置される。この転写ユニット21は、各感光
ドラム17の中心軸に平行な中心軸回りで回転する前側
回転ローラ22a、22bと、これら前側回転ローラ2
2a、22bの中心軸に平行な中心軸回りで回転する後
側回転ローラ23とを備える。前側および後側回転ロー
ラ22a、22b、23には、少なくとも2つの回転ロ
ーラ22a、23の間で循環する中間転写ベルト24が
巻き付けられる。中間転写ベルト24は、少なくとも一
方の前側回転ローラ22bから後側回転ローラ23に向
かって1水平面を規定する。この1水平面は各感光ドラ
ム17の円筒表面から離された位置に規定される。
【0024】前側および後側回転ローラ22b、23の
間では、感光ドラム17ごとに向き合わせられる4本の
1次転写ローラ25a〜25dが配置される。各1次転
写ローラ25a〜25dは、感光ドラム17の中心軸に
平行な中心軸回りで回転することができる。各1次転写
ローラ25a〜25dは、後述されるように、対応する
感光ドラム17の円筒表面との間に中間転写ベルト24
を挟み込む接触位置と、対応する感光ドラム17の円筒
表面から完全に引き離される待避位置との間で変位する
ことができる。図2から明らかなように、1次転写ロー
ラ25a〜25dの働きで各感光ドラム17の円筒表面
に中間転写ベルト24が押しつけられると、各感光ドラ
ム17の円筒表面に描かれた各色のトナーC、M、Y、
Kの可視像は中間転写ベルト24に転写されることがで
きる。4本の感光ドラム17に相次いで接触した中間転
写ベルト24の表面にはトナーC、M、Y、Kに基づき
例えば多色の可視像が描き出される。中間転写ベルト2
4の張力は例えばテンションローラ26の働きで調節さ
れることができる。
【0025】この転写ユニット21は、前側回転ローラ
22aに向き合う2次転写ローラ27をさらに備える。
この2次転写ローラ27は、前側回転ローラ22aとの
間にプリント用紙を挟み込む。前側回転ローラ22aお
よび2次転写ローラ27が同期しつつ回転すると、前側
回転ローラ22aおよび2次転写ローラ27の間を通過
するプリント用紙に中間転写ベルト24上の多色の可視
像は転写される。2次転写ローラ27は、前側回転ロー
ラ22aの中心軸に平行な中心軸回りで回転すればよ
い。
【0026】ハウジング本体12a内の収容空間には、
4機のプリントユニット16や転写ユニット21に隣接
して駆動ユニット28が配置される。この駆動ユニット
28は、後述されるように、4機のプリントユニット1
6に組み込まれる感光ドラム17や、転写ユニット21
の後側回転ローラ23に所定の駆動力を伝達する。この
駆動力に基づき各感光ドラム17や後側回転ローラ23
は回転することができる。
【0027】ハウジング本体12a内の収容空間には前
側回転ローラ22aおよび2次転写ローラ27の上方で
定着器ユニット29がさらに固定される。この定着器ユ
ニット29は、前側回転ローラ22aや2次転写ローラ
27の中心軸に平行な中心軸回りで回転する1対の熱ロ
ーラ31、31を備える。熱ローラ31、31は、前側
回転ローラ22aおよび2次転写ローラ27から繰り出
されるプリント用紙を挟み込む。熱ローラ31、31の
熱はプリント用紙上のトナーC、M、Y、Kを溶融す
る。その結果、トナーC、M、Y、Kはプリント用紙に
染み込む。こうしてトナーC、M、Y、Kの可視像はプ
リント用紙の表面に定着することができる。定着器ユニ
ット29から送り出されるプリント用紙は排紙口15に
向かって案内される。
【0028】前側回転ローラ22aおよび2次転写ロー
ラ27の下方には紙送り出し機構32が配置される。こ
の紙送り出し機構32は、給紙カセット13から1枚ず
つプリント用紙を繰り出すピックアップローラ33と、
このピックアップローラ33から受け渡されるプリント
用紙を前側回転ローラ22aおよび2次転写ローラ27
の間に送り込むフィードローラ34、34とを備える。
こうしたピックアップローラ33やフィードローラ34
は、前側回転ローラ22aおよび2次転写ローラ27の
中心軸に平行な中心軸回りで回転すればよい。
【0029】ここで、本発明に係る転写ユニット21の
構造を詳細に説明する。図3に示されるように、転写ユ
ニット21は、ハウジング本体12a内に固定されるフ
レーム35を備える。このフレーム35は、少なくとも
前側および後側回転ローラ22a、22b、23の回転
軸を回転自在に支持する1対の側フレーム部材36a、
36bを備える。これら側フレーム部材36a、36b
に挟まれる空間で前述の中間転写ベルト24は前側およ
び後側回転ローラ22a、22b、23に巻き付けられ
る。
【0030】各側フレーム部材36a、36bには、ブ
ラックトナーKに関連する1次転写ローラすなわち第1
転写ローラ25aの回転軸を保持する第1揺動部材37
が取り付けられる。これらの第1揺動部材37は、第1
転写ローラ25aの中心軸に平行な1直線に沿って延び
る支軸38回りで揺動することができる。これらの第1
揺動部材37には、支軸38から相互に異なる方向に延
びる第1および第2アーム37a、37bが形作られ
る。第1アームの先端には回転自在に第1転写ローラ2
5aが支持される。第2アーム37bは、例えば支軸3
8上で第1アーム37aに90°程度の角度で交差すれ
ばよい。こういった揺動部材37の揺動を通じて第1転
写ローラ25aは前述の通りに接触位置と待避位置との
間で移動することができる。
【0031】同様に、各側フレーム部材36a、36b
には、イエロートナーY、マゼンタトナーMおよびシア
ントナーCに関連する1次転写ローラすなわち第2〜第
4転写ローラ25b、25c、25dの回転軸を保持す
る第2〜第4揺動部材39、40、41が取り付けられ
る。第2揺動部材39は、第2転写ローラ25bの中心
軸に平行な1直線に沿って延びる支軸42回りで揺動す
ることができる。第3揺動部材40は、第3転写ローラ
25cの中心軸に平行な1直線に沿って延びる支軸43
回りで揺動することができる。第4揺動部材41は、第
4転写ローラ25dの中心軸に平行な1直線に沿って延
びる支軸44回りで揺動することができる。これらの第
2〜第4揺動部材39、40、41には、前述の第1揺
動部材37と同様に、支軸42〜44から相互に異なる
方向に延びる第1および第2アーム39a、39b、4
0a、40b、41a、41bが形作られる。これら揺
動部材39、40、41の揺動を通じて第2〜第4転写
ローラ25b〜25dは前述の通りに接触位置と待避位
置との間で移動することができる。
【0032】図4に示されるように、側フレーム部材3
6aには、フレーム35に対して相対変位自在に第1お
よび第2駆動レール45、46が支持される。この支持
にあたって、第1および第2駆動レール45、46には
弾性フック片47、48が形成される。各弾性フック片
47、48は、側フレーム部材36aに形成される溝孔
49、50に着脱自在に受け入れられる。図5に示され
るように、弾性フック片47、48の先端には鉤47
a、48aが形成される。弾性フック片47、48が対
応する溝孔49、50にはめ込まれると、弾性フック片
47、48の鉤47a、48aは溝孔49、50の縁に
係り合う。図4から明らかなように、各溝孔49、50
は、支軸38、42〜44の軸心を含む1水平面に平行
に延びる。したがって、第1および第2駆動レール4
5、46は、4本の支軸38、42〜44の中心軸を含
む1平面に平行に側フレーム部材36a上で往復移動す
ることができる。
【0033】図4に示されるように、第1揺動部材37
と第1駆動レール45との間には第1ばね部材すなわち
第1巻きばね52が配置される。第1巻きばね52の一
端は第1揺動部材37の第2アーム37bの先端に連結
される。第1巻きばね52の他端は第1駆動レール45
の取り付け用突起45aに連結される。第1巻きばね5
2は、第1揺動部材37の第2アーム37bと第1駆動
レール45の取り付け用突起45aとを相互に近づける
収縮力を発揮する。第1駆動レール45が前側回転ロー
ラ22a、22bに最も接近する最前位置に位置決めさ
れると、第1巻きばね52はその最小長さまで収縮す
る。したがって、第1揺動部材37と第1駆動レール4
5との間には第1巻きばね52の収縮力は作用しない。
その一方で、第1駆動レール45が後側ローラ23に向
かって後退していくと、第1揺動部材37の第2アーム
37bには第1巻きばね52の収縮力が作用する。した
がって、第1揺動部材37の第2アーム37bは第1駆
動レールの後退移動に追従して後退する。第1揺動部材
37は揺動する。
【0034】同様に、第2〜第4揺動部材39、40、
41と第2駆動レール46との間には第2〜第4ばね部
材すなわち第2〜第4巻きばね53、54、55が配置
される。第2〜第4巻きばね53〜55の一端は第2〜
第4揺動部材39、40、41の第2アーム39b、4
0b、41bの先端に連結される。第2〜第4巻きばね
53〜55の他端は第2駆動レール46の各取り付け用
突起46a、46b、46cに連結される。第2〜第4
巻きばね53〜55は、第2〜第4揺動部材39、4
0、41の第2アーム39b、40b、41bと第2駆
動レール46の取り付け用突起46a、46b、46c
とを相互に近づける収縮力を発揮する。第2駆動レール
46が前側回転ローラ22a、22bに最も接近する最
前位置に位置決めされると、第2〜第4巻きばね53〜
55はその最小長さまで収縮する。したがって、第2〜
第4揺動部材39、40、41と第2駆動レール46と
の間には第2〜第4巻きばね53〜55の収縮力は作用
しない。その一方で、第2駆動レール46が後側ローラ
23に向かって後退していくと、第2〜第4揺動部材3
9、40、41の第2アーム39b、40b、41bに
は第2〜第4巻きばね53〜55の収縮力が作用する。
したがって、第2〜第4揺動部材39、40、41の第
2アーム39b、40b、41cは第2駆動レール46
の後退移動に追従して後退する。第2〜第4揺動部材3
9、40、41は揺動する。
【0035】側フレーム部材36aには、第1および第
2駆動レール45、46に接触するカム部材56が取り
付けられる。このカム部材56は、4本の支軸38、4
2〜44の軸心に平行に延びる支軸57回りで回転する
ことができる。図6から明らかなように、カム部材56
には、カム部材56が1回転する間に第1駆動レール4
5に接触し続ける第1プロファイル面56aと、同様に
カム部材56が1回転する間に第2駆動レール46に接
触し続ける第2プロファイル面56bとが形成される。
第1および第2プロファイル面56a、56bは、支軸
57の軸心で規定される方向に相互に隣接して形成され
ればよい。第1および第2プロファイル面56a、56
bは、後側回転ローラ23と支軸57との間で第1およ
び第2駆動レール45、46のカム受け面58、59に
接触する。こうした第2プロファイル面56bと第2駆
動レール46との接触の確立にあたって、第2駆動レー
ル46のカム受け面59は、カム部材56の支軸57を
跨いで後側回転ローラ23に向かって反対側に延びる接
触用アーム61の先端に規定される。
【0036】図7に示されるように、カム部材56に
は、支軸57の軸心から第1半径D1で描き出される第
1仮想円筒面62と、同様に支軸57の軸心から第2半
径D2で描き出される第2仮想円筒面63とが規定され
ることができる。第1および第2半径D1、D2の差分
は第1および第2駆動レール45、46の前後方向移動
量に対応する。
【0037】第1プロファイル面56aは、例えば中心
角0度位置から中心角80度位置までの間で広がる平坦
面64と、この平坦面64に連続する実円筒面65とを
備える。平坦面64は、中心角0度位置で第1仮想円筒
面62の母線に沿って第1仮想円筒面62に接する1平
面に沿って広がる。実円筒面65は、例えば中心角80
度位置から少なくとも中心角190度位置までの間で第
2仮想円筒面63に沿って広がる。平坦面64と実円筒
面65とは、例えば中心角80度位置で滑らかな湾曲面
66に沿って相互に接続されればよい。中心角190度
位置から中心角360度位置までの間には、第2半径D
2から第1半径D1に徐々に減少する半径で描き出され
る湾曲面67が形成されればよい。2つの湾曲面66、
67は支軸57の軸心に平行な母線を維持する。
【0038】第2プロファイル面56bは、中心角0度
位置から中心角90度位置までの間で第1仮想円筒面6
2に沿って広がる第1実円筒面71を備える。この第1
実円筒面71には、中心角90度位置から中心角170
度位置までの間に広がる第1平坦面72が連続する。こ
の第1平坦面72は、中心角90度位置で第1仮想円筒
面62の母線に沿って第1仮想円筒面62に接する1平
面に沿って広がる。この1平面は、前述のように第1プ
ロファイル面56aの平坦面64を含む1平面に直交す
る。
【0039】第1平坦面72には、例えば中心角170
度位置から中心角190度位置までの間で第2仮想円筒
面63に沿って広がる第2実円筒面73が連続する。第
2実円筒面73と第1平坦面72とは、例えば中心角1
70度位置で滑らかな湾曲面74に沿って相互に接続さ
れればよい。中心角190度位置から中心角360度位
置までの間には、第2半径D2から第1半径D1に徐々
に減少する半径で描き出される湾曲面75が形成されれ
ばよい。2つの湾曲面74、75は支軸57の軸心に平
行な母線を維持する。ただし、湾曲面75と前述の第1
実円筒面71との間には、少なくとも中心角315度位
置から中心角360度位置までの範囲で第2平坦面76
が形成されることが望まれる。この第2平坦面76は、
前述のように第1プロファイル面56aの平坦面64を
含む1平面に沿って広がる。
【0040】側フレーム部材36bには、側フレーム部
材36aと同様に、第1および第2駆動レール45、4
6や第1〜第4巻きばね52〜55、カム部材56が取
り付けられればよい。このとき、側フレーム部材36
a、36bの1対のカム部材56は支軸57を共有すれ
ばよい。すなわち、例えば一方のカム部材56に回転駆
動力が加えられれば、2つのカム部材56、56は同期
しつつ支軸57回りで回転することができる。
【0041】図8から明らかなように、駆動ユニット2
8には2機の駆動源すなわち第1および第2電動モータ
81、82が組み込まれる。第1電動モータ81の駆動
軸には、3通りの伝達経路83、84、85に沿って所
定のギア比で第1電動モータ81の回転を伝達する第1
歯車機構86が連結される。この第1歯車機構86は、
シアントナーC、マゼンタトナーMおよびイエロートナ
ーYに関連するプリントユニット16にそれぞれ連結さ
れる第1、第2および第3出力歯車87、88、89を
備える。第1、第2および第3出力歯車87〜89は、
各トナーC、M、Yに関連する感光ドラム17の回転軸
に結合されればよい。第1電動モータ81の駆動軸が回
転すると、シアントナーC、マゼンタトナーMおよびイ
エロートナーYに関連するプリントユニット16の感光
ドラム17は同期しつつ回転することができる。
【0042】第2電動モータ82の駆動軸には、同様
に、3通りの伝達経路すなわち第1、第2および第3伝
達経路91、92、93に沿って所定のギア比で第2電
動モータ82の回転を伝達する第2歯車機構94が連結
される。この第2歯車機構94は、第1伝達経路91に
組み込まれて、ブラックトナーKに関連するプリントユ
ニット16に連結される第4出力歯車95と、第2伝達
経路92に組み込まれて、転写ユニット21の後側回転
ローラ23に連結される第5出力歯車96と、第3伝達
経路93に組み込まれて、転写ユニット21のカム部材
56に連結される第6出力歯車97とを備える。第4出
力歯車95は、ブラックトナーKに関連する感光ドラム
17の回転軸に結合されればよい。第1および第2電動
モータ81、82の駆動軸が同一速度で回転すると、全
4機のプリントユニット16の感光ドラム17は同期し
つつ回転することができる。
【0043】第2歯車機構94は、第2電動モータ82
の駆動軸に噛み合わせられて、第2および第3伝達経路
92、93に第2電動モータ82の回転を分配する分配
歯車98を備える。この分配歯車98には、第5出力歯
車92に向けて所定のギア比で第2電動モータ82の回
転を伝達する第1中間歯車99と、同様に第6出力歯車
97に向けて所定のギア比で第2電動モータ82の回転
を伝達する第2中間歯車101とが個別に噛み合わせら
れる。第5出力歯車96は後側回転ローラ23の回転軸
に結合されればよい。こうして後側回転ローラ23には
所定のギア比で第2電動モータ82の回転が伝達され
る。第2電動モータ82の駆動軸が回転すると、後側回
転ローラ23は、少なくともブラックトナーKに関連す
る感光ドラム17に同期しつつ回転することができる。
【0044】さらに、この第2歯車機構94では、第2
中間歯車101から第6出力歯車97に至る第3伝達経
路93にクラッチ102が組み込まれる。このクラッチ
102は、第2中間歯車101から伝達される回転を受
け取る入力側歯車103と、1伝達歯車104を介して
第6出力歯車93に噛み合わせられる出力側歯車105
とを備える。クラッチ102は、同一の回転速度で入力
側歯車103および出力側歯車105を回転させる接続
状態と、入力側歯車103を空転させて出力側歯車10
5の回転を阻止する切断状態とで切り替えられることが
できる。クラッチ102の接続状態で第3伝達経路93
が確立されると、第2電動モータ82の回転は所定のギ
ア比で第6出力歯車93まで伝達される。その結果、カ
ム部材56は回転する。クラッチ102の切断状態では
第3伝達経路93は入力側歯車103および出力側歯車
105の間で分断される。この場合には、第2電動モー
タ82の回転に拘わらずカム部材56の回転は阻止され
る。第6出力歯車93は例えばカム部材56の支軸57
に結合されればよい。
【0045】カラーレーザプリンタ11の電源切断時や
待機中では、図9に示されるように、カム部材56は基
準姿勢に維持される。第1駆動レール45のカム受け面
58は第1プロファイル面56aの平坦面64に受け止
められる。同時に、第2駆動レール46のカム受け面5
9は第2プロファイル面56bの第2平坦面76に受け
止められる。第1および第2駆動レール45、46は最
前位置すなわちホームポジションに位置決めされる。
【0046】このとき、第1〜第4巻きばね52〜55
の収縮力は第1〜第4揺動部材37、39〜41に作用
しない。第1〜第4転写ローラ25a〜25dでは押し
つけ力は生み出されない。したがって、例えば中間転写
ベルト24の張力に基づき第1〜第4転写ローラ25a
〜25dは待避位置に押し戻される。第1〜第4転写ロ
ーラ25a〜25dは対応の感光ドラム17から引き離
される。中間転写ベルト24は、全ての感光ドラム17
から離れた位置で1水平面を規定する。第1〜第4巻き
ばね52〜55は最小長さに維持されることができ、し
たがって、第1および第2駆動レール45、46の最前
位置を維持するにあたって駆動力は一切加えられる必要
はない。余分な駆動力が排除されることから、揺動部材
37、39〜41や第1および第2駆動レール45、4
6の剛性は弱められることができる。各部材の軽量化や
薄型化は実現されることができる。
【0047】いま、カラーレーザプリンタ11にカラー
プリントの指令が供給される場面を想定する。クラッチ
102の接続状態は確立される。第1および第2電動モ
ータ81、82は始動する。カム部材56は回転する。
回転に応じて第1駆動レール45のカム受け面58と第
1プロファイル面56aとの接触位置は移動していく。
第1プロファイル面56aの湾曲面66はカム受け面5
8に押し当て力を作用する。第1駆動レール45は最前
位置から後退していく。カム受け面58と実円筒面65
との間で接触が確立されると、図10に示されるよう
に、第1駆動レール45は最後退位置に位置決めされ
る。
【0048】第1駆動レール45が最後退位置に向けて
後退するにつれて、第1揺動部材37と第1駆動レール
45との間では第1巻きばね52の収縮力が十分に作用
する。したがって、第1揺動部材37の第2アーム37
bは第1駆動レール45の取り付け用突起45aに引き
寄せられる。第1駆動レール45の後退に追従して第1
揺動部材37は揺動する。中間転写ベルト24の張力に
抗して第1揺動部材37は接触位置に向けて第1転写ロ
ーラ25aを持ち上げる。揺動に応じて第1転写ローラ
25aが接触位置に到達すると、第1転写ローラ25a
は、ブラックトナーKに関連する感光ドラム17に押し
つけられる。こうして第1転写ローラ25aと感光ドラ
ム17との間には中間転写ベルト24のニップは確立さ
れる。カム部材56の回転角が190度に達すると、カ
ム部材56の回転は停止される。
【0049】こうしたカム部材56の回転中に、第2駆
動レール46のカム受け面59と第2プロファイル面5
6bとの接触位置は同様に移動していく。こうした接触
位置は、第2プロファイル面56aの第2平坦面76か
ら第1実円筒面71および第1平坦面72を経て湾曲面
74に至る。カム部材56の回転に応じて湾曲面74は
カム受け面59に押し当て力を作用する。第2駆動レー
ル46は最前位置から後退していく。カム受け面59と
第2実円筒面73との間で接触が確立されると、図10
から明らかなように、第2駆動レール46は最後退位置
に位置決めされる。
【0050】第2駆動レール46が最後退位置に向けて
後退するにつれて、第2〜第4揺動部材39〜41と第
2駆動レール46との間では第2〜第4巻きばね53〜
55の収縮力が十分に作用する。したがって、第2〜第
4揺動部材39〜41の第2アーム39b、40b、4
1bは、第2駆動レール45で対応する取り付け用突起
46a、46b、46cに引き寄せられる。第2駆動レ
ール46の後退に追従して第2〜第4揺動部材39〜4
1は揺動する。中間転写ベルト24の張力に抗して第2
〜第4揺動部材39〜41は接触位置に向けて第2〜第
4転写ローラ25b、25c、25dを持ち上げる。揺
動に応じて第2〜第4転写ローラ25b、25c、25
dが接触位置に到達すると、第2〜第4転写ローラ25
b、25c、25dは、対応するイエロートナーY、マ
ゼンタトナーMおよびシアントナーCに関連する感光ド
ラム17に押しつけられる。こうして第2〜第4転写ロ
ーラ25b、25c、25dと感光ドラム17との間に
は中間転写ベルト24のニップは確立される。
【0051】以上のような動作中に、第1〜第4巻きば
ね52〜55では、中間転写ベルト24のニップに必要
とされる最小限の収縮力が生み出されればよい。したが
って、第1および第2駆動レール45、46に加えられ
る駆動力は最小限に抑制されることができる。したがっ
て、第1および第2駆動レール45、46の移動にあた
って大きな駆動力を発揮する専用の駆動モータは必要と
されない。第2駆動モータ82から分配される駆動力で
十分に第1および第2駆動レール45、46の移動は引
き起こされることができる。
【0052】続いて、カラーレーザプリンタ11にモノ
クロプリントの指令が供給される場面を想定する。クラ
ッチ102の接続状態は確立される。第2電動モータ8
2は始動する。カム部材56は回転する。回転に応じて
第1駆動レール45のカム受け面58と第1プロファイ
ル面56aとの接触位置は移動していく。前述と同様
に、カム受け面58と実円筒面65との間で接触が確立
されると、図11に示されるように、第1駆動レール4
5は最後退位置に位置決めされる。第1転写ローラ25
aは、ブラックトナーKに関連する感光ドラム17に押
しつけられる。こうして第1転写ローラ25aと感光ド
ラム17との間には中間転写ベルト24のニップは確立
される。
【0053】ここでは、カム部材56の回転角が90度
に達すると、カム部材56の回転は停止される。こうし
たカム部材56の回転中に、第2駆動レール46のカム
受け面59と第2プロファイル面56bとの接触位置は
同様に移動していく。ただし、接触位置は第2プロファ
イル面56aの第1実円筒面71上で維持される。した
がって、図11から明らかなように、第2駆動レール4
6は最前位置に留められる。第2〜第4巻きばね53〜
55の収縮力は第2〜第4揺動部材39〜41に作用し
ない。前述と同様に、第2〜第4転写ローラ25b、2
5c、25dは待避位置に押し戻される。第2〜第4転
写ローラ25b、25c、25dは対応の感光ドラム1
7から引き離される。
【0054】こうして第2〜第4巻きばね53〜55は
最小長さに維持される。カム部材56には、第1巻きば
ね52の収縮力に抗して第1駆動レール45を後退させ
る駆動力のみが必要とされる。したがって、カム部材5
6の駆動に必要とされる駆動力は最小限に抑制されるこ
とができる。第2駆動モータ82の負担は一層軽減され
ることができる。
【0055】以上のようなカラーレーザプリンタ11で
は、例えば電源の投入時に第1および第2駆動レール4
5、46の最前位置が検知されてもよい。こうした検知
にあたって、クラッチ102の接続状態が確立された後
に第1および第2電動モータ81、82は回転する。少
なくともカム部材56が1回転する間に第1および第2
駆動レール45、46の位置は持続的に監視されればよ
い。こうして第1および第2駆動レール45、46の位
置が監視されると、例えば図12から明らかなように、
カム部材56の姿勢すなわち支軸57の回転量は特定さ
れることができる。カム部材56基準姿勢を確立する第
2駆動モータ82の回転位置は特定されることができ
る。
【0056】その他、以上のような転写ユニット21で
は、図13に示されるように、例えば第1駆動レール4
5とカム部材56との間に転倒防止機構106が組み込
まれてもよい。この転倒防止機構106は、カム部材5
6の周囲に一体に形成される案内レール107と、第1
駆動レール45に形成されて、案内レール107を受け
入れる案内溝108とを備えればよい。案内溝108
は、第1駆動レール45のカム受け面58がカム部材5
6の第1プロファイル面56aに接触する限り、カム部
材56の1回転中に案内レール107を受け入れ続け
る。案内レール107は、第1および第2プロファイル
面56a、56bの境界に沿って第1プロファイル面5
6aから立ち上がればよい。こういった転倒防止機構1
06によれば、例えば第1駆動レール45が側フレーム
部材36aから遠ざかろうとすると、案内レール107
は案内溝108の内壁を受け止める。案内レール107
は第1駆動レール45の動きを規制することができる。
したがって、第1駆動レール45の転倒は確実に防止さ
れることができる。図14から明らかなように、案内レ
ール107は、第1プロファイル面56aから均一な高
さで立ち上がればよい。
【0057】(付記1) フレームと、相互に平行に延
びる中心軸回りで回転する第1および第2転写ローラ
と、第1転写ローラの中心軸に平行な支軸回りで揺動自
在にフレームに支持されて、第1転写ローラの回転軸を
保持する第1揺動部材と、第2転写ローラの中心軸に平
行な支軸回りで揺動自在にフレームに支持されて、第2
転写ローラの回転軸を保持する第2揺動部材と、相対変
位自在にフレームに支持されて、第1揺動部材に駆動力
を伝達する第1駆動レールと、相対変位自在にフレーム
に支持されて、第2揺動部材に駆動力を伝達する第2駆
動レールとを備えることを特徴とする画像形成装置向け
転写ユニット。
【0058】(付記2) 付記1に記載の画像形成装置
向け転写ユニットにおいて、一端で前記第1揺動部材に
連結され、他端で前記第1駆動レールに連結される第1
ばね部材と、一端で前記第2揺動部材に連結され、他端
で前記第2駆動レールに連結される第2ばね部材とをさ
らに備えることを特徴とする画像形成装置向け転写ユニ
ット。
【0059】(付記3) 付記1に記載の画像形成装置
向け転写ユニットにおいて、前記第2転写ローラの中心
軸に平行に延びる中心軸回りで回転する第3および第4
転写ローラと、第3転写ローラの中心軸に平行な支軸回
りで揺動自在にフレームに支持されて、第3転写ローラ
の回転軸を保持する第3揺動部材と、第4転写ローラの
中心軸に平行な支軸回りで揺動自在にフレームに支持さ
れて、第4転写ローラの回転軸を保持する第4揺動部材
とをさらに備え、前記第2駆動レールは、前記第2揺動
部材に加えて第3および第4揺動部材に駆動力を伝達す
ることを特徴とする画像形成装置向け転写ユニット。
【0060】(付記4) 付記3に記載の画像形成装置
向け転写ユニットにおいて、一端で前記第1揺動部材に
連結され、他端で前記第1駆動レールに連結される第1
ばね部材と、一端で前記第2揺動部材に連結され、他端
で前記第2駆動レールに連結される第2ばね部材と、一
端で前記第3揺動部材に連結され、他端で前記第2駆動
レールに連結される第3ばね部材と、一端で前記第4揺
動部材に連結され、他端で前記第2駆動レールに連結さ
れる第4ばね部材とをさらに備えることを特徴とする画
像形成装置向け転写ユニット。
【0061】(付記5) 付記1〜4のいずれかに記載
の画像形成装置向け転写ユニットにおいて、前記第1駆
動レールに形成される第1カム受け面と、前記第2駆動
レールに形成される第2カム受け面と、第1および第2
プロファイル面で第1および第2カム受け面を個別に受
け止めるカム部材とをさらに備えることを特徴とする画
像形成装置向け転写ユニット。
【0062】(付記6) ハウジングと、ハウジング内
で固定されるフレームと、ハウジング内に組み込まれる
第1および第2プリントユニットと、中心軸回りで回転
し、第1プリントユニット内の感光ドラムに向き合わせ
られる第1転写ローラと、第1転写ローラの中心軸に平
行な支軸回りで揺動自在にフレームに支持されて、第1
転写ローラの回転軸を保持する第1揺動部材と、第1転
写ローラの中心軸に平行な中心軸回りで回転し、第2プ
リントユニット内の感光ドラムに向き合わせられる第2
転写ローラと、第2転写ローラの中心軸に平行な支軸回
りで揺動自在にフレームに支持されて、第2転写ローラ
の回転軸を保持する第2揺動部材と、相対変位自在にフ
レームに支持されて、第1揺動部材に駆動力を伝達する
第1駆動レールと、相対変位自在にフレームに支持され
て、第2揺動部材に駆動力を伝達する第2駆動レールと
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【0063】(付記7) 付記6に記載の画像形成装置
において、一端で前記第1揺動部材に連結され、他端で
前記第1駆動レールに連結される第1ばね部材と、一端
で前記第2揺動部材に連結され、他端で前記第2駆動レ
ールに連結される第2ばね部材とをさらに備えることを
特徴とする画像形成装置。
【0064】(付記8) 付記6または7に記載の画像
形成装置において、前記第1駆動レールに形成される第
1カム受け面と、前記第2駆動レールに形成される第2
カム受け面と、第1および第2プロファイル面で第1お
よび第2カム受け面を個別に受け止めるカム部材とをさ
らに備えることを特徴とする画像形成装置。
【0065】(付記9) フレームと、中心軸回りで回
転する転写ローラと、転写ローラの中心軸に平行な支軸
回りで揺動自在にフレームに支持されて、転写ローラの
回転軸を保持する揺動部材と、相対変位自在にフレーム
に支持される駆動レールと、一端で揺動部材に連結さ
れ、他端で駆動レールに連結されるばね部材とを備える
ことを特徴とする画像形成装置向け転写ユニット。
【0066】(付記10) ハウジングと、ハウジング
内で固定されるフレームと、ハウジング内に組み込まれ
るプリントユニットと、中心軸回りで回転し、プリント
ユニット内の感光ドラムに向き合わせられる転写ローラ
と、転写ローラの中心軸に平行な支軸回りで揺動自在に
フレームに支持されて、転写ローラの回転軸を保持する
揺動部材と、相対変位自在にフレームに支持される駆動
レールと、一端で揺動部材に連結され、他端で駆動レー
ルに連結されるばね部材とを備えることを特徴とする画
像形成装置。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、できる限
り小さな駆動力で転写ローラの押しつけおよび引き離し
を実現することができる画像形成装置向け転写ユニット
は提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置の一具体例に係るカラーレーザ
プリンタの外観を示す斜視図である。
【図2】 カラーレーザプリンタの内部構造を概略的に
示す垂直断面図である。
【図3】 転写ユニットの構造を概略的に示す斜視図で
ある。
【図4】 側フレーム部材の構造を概略的に示す外向き
側面図である。
【図5】 図4の5−5線に沿った拡大部分断面図であ
る。
【図6】 上方から観察される側フレーム部材の部分平
面図である。
【図7】 第1および第2プロファイル面を概略的に示
すカム部材の側面図である。
【図8】 駆動ユニットの構造を概略的に示す側面図で
ある。
【図9】 カラーレーザプリンタの待機中に第1および
第2駆動レールと各揺動部材との関係を概略的に示す側
面図である。
【図10】 カラープリントの実行時に第1および第2
駆動レールと各揺動部材との関係を概略的に示す側面図
である。
【図11】 モノクロプリントの実行時に第1および第
2駆動レールと各揺動部材との関係を概略的に示す側面
図である。
【図12】 第1および第2駆動レールの変位量とカム
部材の回転量との関係を示すグラフである。
【図13】 転倒防止機構の構成を概略的に示す側フレ
ーム部材の部分平面図である。
【図14】 案内レールの形状を概略的に示すカム部材
の側面図である。
【符号の説明】
11 電子写真装置としてのカラーレーザプリンタ、1
2 ハウジング、16第1および第2プリントユニッ
ト、17 感光ドラム、21 転写ユニット、25a〜
25d 第1〜第4転写ローラ、35 フレーム、37
第1揺動部材、38 第1揺動部材の支軸、39 第
2揺動部材、40 第3揺動部材、41第4揺動部材、
42 第2揺動部材の支軸、43 第3揺動部材の支
軸、44第4揺動部材の支軸、45 第1駆動レール、
46 第2駆動レール、52〜55 第1〜第4ばね部
材として第1〜第4巻きばね、58 第1カム受け面、
59 第2カム受け面、56 カム部材、56a 第1
プロファイル面、56b第2プロファイル面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志村 美千男 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 川原 盛久 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 竹井 哲也 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 情野 哲史 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 豊 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AB02 BB42 BB46 BB53 BB63 2H071 BA03 BA04 BA13 BA20 BA27 CA05 DA05 DA09 DA15 DA26 EA18 2H200 FA15 GA12 GA34 GA47 GB22 GB25 HA02 HB12 JA02 JC03 JC07 JC09 LA22 LA24 LA27 LA29 LA38

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、相互に平行に延びる中心軸
    回りで回転する第1および第2転写ローラと、第1転写
    ローラの中心軸に平行な支軸回りで揺動自在にフレーム
    に支持されて、第1転写ローラの回転軸を保持する第1
    揺動部材と、第2転写ローラの中心軸に平行な支軸回り
    で揺動自在にフレームに支持されて、第2転写ローラの
    回転軸を保持する第2揺動部材と、相対変位自在にフレ
    ームに支持されて、第1揺動部材に駆動力を伝達する第
    1駆動レールと、相対変位自在にフレームに支持され
    て、第2揺動部材に駆動力を伝達する第2駆動レールと
    を備えることを特徴とする画像形成装置向け転写ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 ハウジングと、ハウジング内で固定され
    るフレームと、ハウジング内に組み込まれる第1および
    第2プリントユニットと、中心軸回りで回転し、第1プ
    リントユニット内の感光ドラムに向き合わせられる第1
    転写ローラと、第1転写ローラの中心軸に平行な支軸回
    りで揺動自在にフレームに支持されて、第1転写ローラ
    の回転軸を保持する第1揺動部材と、第1転写ローラの
    中心軸に平行な中心軸回りで回転し、第2プリントユニ
    ット内の感光ドラムに向き合わせられる第2転写ローラ
    と、第2転写ローラの中心軸に平行な支軸回りで揺動自
    在にフレームに支持されて、第2転写ローラの回転軸を
    保持する第2揺動部材と、相対変位自在にフレームに支
    持されて、第1揺動部材に駆動力を伝達する第1駆動レ
    ールと、相対変位自在にフレームに支持されて、第2揺
    動部材に駆動力を伝達する第2駆動レールとを備えるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 フレームと、中心軸回りで回転する転写
    ローラと、転写ローラの中心軸に平行な支軸回りで揺動
    自在にフレームに支持されて、転写ローラの回転軸を保
    持する揺動部材と、相対変位自在にフレームに支持され
    る駆動レールと、一端で揺動部材に連結され、他端で駆
    動レールに連結されるばね部材とを備えることを特徴と
    する画像形成装置向け転写ユニット。
JP2001171314A 2001-06-06 2001-06-06 画像形成装置および転写ユニット Expired - Fee Related JP4032669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001171314A JP4032669B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 画像形成装置および転写ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001171314A JP4032669B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 画像形成装置および転写ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002365928A true JP2002365928A (ja) 2002-12-20
JP4032669B2 JP4032669B2 (ja) 2008-01-16

Family

ID=19013099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001171314A Expired - Fee Related JP4032669B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 画像形成装置および転写ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4032669B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005036276A1 (ja) * 2003-10-08 2005-04-21 Sharp Kabushiki Kaisha 画像形成装置
JP2007079571A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Toshiba Corp 画像形成装置
JP2007232941A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置
CN100399201C (zh) * 2004-01-16 2008-07-02 夏普株式会社 转印装置
CN100421040C (zh) * 2004-09-28 2008-09-24 夏普株式会社 转印带装置以及成像设备
JP2009058681A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
KR20110029326A (ko) * 2009-09-15 2011-03-23 삼성전자주식회사 전사유닛 및 이를 가지는 화상형성장치
JP2011186106A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Sharp Corp 転写装置
JP2012058377A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Ricoh Co Ltd ベルト装置、転写ベルト装置及び画像形成装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005036276A1 (ja) * 2003-10-08 2005-04-21 Sharp Kabushiki Kaisha 画像形成装置
US7561840B2 (en) 2003-10-08 2009-07-14 Sharp Kabushiki Kaisha Transfer endless belt device applied to image forming apparatus
CN100399201C (zh) * 2004-01-16 2008-07-02 夏普株式会社 转印装置
CN100421040C (zh) * 2004-09-28 2008-09-24 夏普株式会社 转印带装置以及成像设备
JP2007079571A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Toshiba Corp 画像形成装置
JP2007232941A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置
JP4645481B2 (ja) * 2006-02-28 2011-03-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 カラー画像形成装置
JP2009058681A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
KR20110029326A (ko) * 2009-09-15 2011-03-23 삼성전자주식회사 전사유닛 및 이를 가지는 화상형성장치
KR101639806B1 (ko) * 2009-09-15 2016-07-14 삼성전자 주식회사 전사유닛 및 이를 가지는 화상형성장치
JP2011186106A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Sharp Corp 転写装置
US8818240B2 (en) 2010-03-08 2014-08-26 Sharp Kabushiki Kaisha Transfer device
US9195175B2 (en) 2010-03-08 2015-11-24 Sharp Kabushiki Kaisha Transfer device
JP2012058377A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Ricoh Co Ltd ベルト装置、転写ベルト装置及び画像形成装置
US9223257B2 (en) 2010-09-07 2015-12-29 Ricoh Company, Ltd. Belt unit, transfer unit including the belt unit, and image forming apparatus including the transfer unit
US9250577B2 (en) 2010-09-07 2016-02-02 Ricoh Company Ltd. Transfer unit including a belt unit with a moving assembly, and image forming apparatus thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP4032669B2 (ja) 2008-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4758945B2 (ja) スイッチバック機構および画像形成装置
JP5022834B2 (ja) 画像形成装置
US9244385B2 (en) Image forming apparatus that switches positions of developing rollers in a predetermined fixed order
JP3884960B2 (ja) 駆動装置及びカラー画像形成装置
US7599651B2 (en) Image forming apparatus including grooved cam and link mechanism engaging with grooves of the grooved cam
US9229410B2 (en) Sheet curl correction apparatus and image forming apparatus
CN110850699A (zh) 成像装置和处理盒
CN1700107A (zh) 用于成像装置的反向供纸装置
JP2002365928A (ja) 画像形成装置および転写ユニット
US9176435B2 (en) Belt unit and image forming apparatus having the belt unit
JP7447402B2 (ja) 画像形成装置
JP6604301B2 (ja) 駆動伝達装置及びこれを備えた画像形成装置
US7325802B2 (en) Aligning device and image forming system including the same
JP2003233287A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2018155786A (ja) 定着装置
JP5832198B2 (ja) シート圧縮装置及び画像形成装置
JP5092531B2 (ja) 画像形成装置
JP2020194025A (ja) 二次転写装置
JP2002040863A (ja) 定着装置およびそれを用いた画像形成装置
US7668485B2 (en) Image forming apparatus
JP2009116345A (ja) 画像形成装置
US20240168415A1 (en) Transfer device, image forming apparatus, pressing device, and belt device
US9725258B2 (en) Image forming device
JP2005017668A (ja) 画像形成装置
JP2005049891A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees