JP2002365438A - 線状導光体およびそれを用いたディスプレイ装置ならびに電子装置、線状導光体の製造方法 - Google Patents

線状導光体およびそれを用いたディスプレイ装置ならびに電子装置、線状導光体の製造方法

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JP2002365438A
JP2002365438A JP2001170210A JP2001170210A JP2002365438A JP 2002365438 A JP2002365438 A JP 2002365438A JP 2001170210 A JP2001170210 A JP 2001170210A JP 2001170210 A JP2001170210 A JP 2001170210A JP 2002365438 A JP2002365438 A JP 2002365438A
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incident
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light
linear
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Tomoyoshi Arai
智義 新井
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Mark KK
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Mark KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度バランスの高精度な調整を容易に行うこ
とのできる線状導光体に関する技術を提供すること。 【解決手段】 光を入射する入射面12aと、入射面か
ら入射された光を出射する出射面12eと、入射面から
入射された光を出射面方向に反射する反射面12c、1
2dとを有する線状導光体12の反射面に、光の入射方
向と交差する方向に沿って延びる稜線12ca、12d
aと谷線12cb、12dbを形成する。これにより、
取り込んだ光の入射方向と交差する方向に沿って延びる
稜線と谷線を従来の線状導光体では何ら機能していなか
った面に形成することができ、その面を出射面方向に光
を反射させる反射面として機能させることが可能とな
る。このため、この新たな反射面からの反射光量と従前
の反射面からの反射光量とを合算させて、線状導光体か
ら出射される出射光量を増加させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から照射され
た放射状の光を入射面から入射し、その放射状の光を反
射面で反射して線状にし、その線状の光を出射面から出
射して照射対象物に照射する線状導光体およびそれを用
いたディスプレイ装置ならびに電子装置、線状導光体の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、たとえば携帯電話などの電子装置
における表示手段として使用されているLCD(Liq
uid Crystal Display・液晶ディス
プレイ)などの表示部には、省電力化、軽量化、薄型化
などを達成するために、当該LCDを背面から照射する
バックライト方式ではなく、前面から照射するフロント
ライト方式が数多く採用されている。
【0003】そして、このようなフロントライト方式の
表示部は、LED(Light Emitting D
iode・発光ダイオード)、線状導光体、フロントラ
イト導光板などにより構成されている。LEDから出射
された放射状の光は線状導光体の入射面から取り込ま
れ、その放射状の光は線状導光体の反射面であるプリズ
ム面で反射されて一旦線状にされる。そして、その線状
の光は線状導光体の出射面から出射されてフロントライ
ト導光板の入光端面から取り込まれる。取り込まれた線
状の光はフロントライト導光板の反射面で反射されてフ
ロントライト導光板の出射面から出射され、LCDを前
面側から照射するようになっている。
【0004】ここで、LEDから発した光をフロントラ
イト導光板に直接入射せず、線状導光体を介して間接的
に入射する理由は、LEDはある角度を持つ指向性の強
い光源であるため、LEDから発した光をフロントライ
ト導光板に直接入射すると照射できない影の部分が発生
してしまうからである。そこで、LEDから発した光を
線状導光体で一旦線状にしてからフロントライト導光板
に入射することにより、上記影の部分を改善するように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の線状導
光体にて出射光の輝度バランスを調整するには、プリズ
ム面に形成されているプリズムの大きさを変化させた
り、プリズムの形成ピッチを変化させることで対応して
いる。すなわち、従来の線状導光体における輝度バラン
スの調整は、出射面に対向して設けられているプリズム
面のみの反射による反射光のみで対応している。このた
め、プリズム面における反射光量には限界があり、入射
した光の大部分は入射面に対向する端面から出てしまう
ことになるので、輝度バランスの高精度な調整が困難と
なる。
【0006】そこで、線状導光体の出射面を除く面、特
に入射面に対向する端面を反射板により覆い、線状導光
体の入射面に対向する端面から出てくる光を反射板の反
射面で反射して線状導光体内に戻すことにより、プリズ
ム面における反射光量を増加させるようにしている。し
かしながら、それでもプリズム面における反射光量の増
加には限界があり、輝度バランスの高精度な調整は困難
である。
【0007】そこで、本発明は、光量の増加と輝度バラ
ンスの高精度な調整を容易に行うことのできる線状導光
体およびそれを用いたディスプレイ装置ならびに電子装
置、線状導光体の製造方法に関する技術を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る線状導光体は、光を入射する入射面
と、前記入射面から入射された光を出射する出射面と、
前記入射面から入射された光を前記出射面方向に反射す
る前記プリズム面とプリズム面に直交する両側面または
片側面に形成した反射面とを有する線状導光体であっ
て、前記反射面には前記光の入射方向と交差する方向に
沿って延びる稜線と谷線が形成されていることを特徴と
する。
【0009】これによれば、取り込んだ光の入射方向と
交差する方向に沿って延びる稜線と谷線を従来の線状導
光体では何ら機能していなかっ側面に形成することによ
り、その面を出射面方向に光を反射させる反射面として
機能させることが可能となるので、この新たな反射面か
らの反射光量と従前の反射面からの反射光量とを合算さ
せて、線状導光体から出射される出射光量を増加させる
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付
図面において同一の部材には同一の符号を付しており、
また、重複した説明は省略されている。なお、発明の実
施の形態は、本発明が実施される特に有用な形態として
のものであり、本発明がその実施の形態に限定されるも
のではない。
【0011】図1は本発明の一実施の形態である線状導
光体が用いられたディスプレイ装置を示す分解斜視図、
図2は本発明の一実施の形態である線状導光体の斜視
図、図3は本発明の一実施の形態である線状導光体の3
面図、図4は本発明の一実施の形態である線状導光体の
第1の反射面の要部を示す平面図、図5は本発明の一実
施の形態である線状導光体の第2の反射面の要部を示す
平面図、図6は本発明の一実施の形態である線状導光体
の第2の反射面の要部の形態変化による輝度バランスを
示す図、図7は図1のディスプレイ装置における光路を
示す斜視図、図8はその上面図、図9はその側面図であ
る。
【0012】図1に示すように、本実施の形態のディス
プレイ装置10は、たとえば携帯電話などの電子装置の
表示用として用いられるもので、LED(光源)11、
線状導光体12、フロントライト導光板13、LCD
(表示部)14、反射板15などにより構成されてい
る。
【0013】LED11は、ある角度を持つ指向性の強
い例えば白色の光を発するようになっている。なお、L
ED11以外の光源を用いてもよい。線状導光体12
は、LED11から照射された放射状の光を入射面12
aから入射し、その放射状の光を第1の反射面12bお
よび第2の反射面12c、12dで反射して線状にし、
その線状の光を出射面12eから出射してフロントライ
ト導光板13に照射するようになっている。この線状導
光体12の詳細は後述する。
【0014】フロントライト導光板13は、線状導光体
12から照射された線状の光を入光端面13aから入射
し、反射面13bで反射して出射面13cから出射して
LCD14を照射するようになっている。このフロント
ライト導光板13は、ガラス基板の一面にマイクロ凹部
が形成された例えば紫外線硬化樹脂膜がコーティングさ
れて反射面13bとして形成され、他面に反射防止膜が
コーティングされて出射面13cとして形成されてい
る。
【0015】LCD14は、フロントライト導光板13
から照射された光を反射して画像を表示するようになっ
ている。反射板15は、線状導光体12の出射面12e
を除く面を覆い、特に入射面12aに対向する端面(以
下、反入射面という)12fから出てくる光を反射板1
5の反射面で反射して線状導光体12内に戻すようにな
っている。この反射板15は、アルミニウム板で箱状に
形成されており、LED11、線状導光体12およびフ
ロントライト導光板13の入光端面13a側を収納して
保持する機能を有している。
【0016】図2および図3に示すように、本実施の形
態の線状導光体12は、例えばアクリル樹脂により長尺
の直方体状に形成されている。この線状導光体12は、
長手方向に対し直交する1つの端面が、光を入射する入
射面12aとして形成され、入射面12aと直交する幅
が比較的狭い1つの側面が、光を出射する出射面12e
として形成され、出射面12eと対向し、かつ入射面1
2aと直交する幅が比較的狭い1つの側面が、光を出射
面12e方向に反射するプリズム面である第1の反射面
12bとして形成されている。なお、入射面12aおよ
び出射面12eは、鏡面仕上げされている。
【0017】以上の構成は従来の線状導光体と同一の構
成であるが、本実施の形態の線状導光体12は、さらに
出射面12eおよび入射面12aと直交する幅が比較的
広い対向する2つの側面が、光を出射面12e方向に反
射するプリズム面である第2の反射面12c、12dと
して形成されている。なお、第2の反射面は、何れか一
方のみ形成してもよい。
【0018】第1の反射面12bには、図3(A)、
(B)に示すように、断面が山形状であって、幅方向、
すなわち光の入射方向と交差する方向に沿って延びる溝
12baが決められた間隔で複数形成されている。この
溝12baの入射面12a側を向いている側面が、入射
面12aから入射した光を出射面12e方向に反射する
プリズムとして機能するようになっている。なお、溝1
2baの側面および溝12baが形成されていない平面
は、鏡面仕上げされている。
【0019】溝12baは、図4に詳細に示すように、
ピッチ(溝12baの頂部の間隔)P1を例えば200
μmで入射面12aから反入射面12fまで一定とし、
開き角度(溝12baの側面のなす角度)θ1を例えば
75度〜95度、望ましくは80度とし、高さ(溝12
baの頂部と溝12baが形成されていない平面との距
離)H1を例えば入射面12aから見て1個目〜155
個目までを20μm、156個目以降を20μm〜40
μmに変化させるように形成されている。
【0020】このような構成の溝12baを第1の反射
面12bに形成することにより、入射面12aから入射
して第1の反射面12bに達する光を出射面12e側に
確実に反射することができる。
【0021】第2の反射面12c、12dには、図3
(A)、(B)に示すように、光の入射方向と交差する
方向に沿って延びる稜線12ca、12daと谷線12
cb、12dbが交互に形成されている。すなわち、第
2の反射面12c、12dの断面は、鋸刃状に形成され
ており、入射面12a側を向いている稜線12ca、1
2daと谷線12cb、12dbの間の面が、入射面1
2aから入射した光を出射面12e方向に反射するプリ
ズムとして機能するようになっている。なお、入射面1
2a側を向いている稜線12ca、12daと谷線12
cb、12dbの間の面は、鏡面仕上げされている。
【0022】稜線12ca、12daおよび谷線12c
b、12dbは、図5に詳細に示すように、ピッチ(稜
線12ca、12da(谷線12cb、12db)の間
隔)P2を例えば入射面12aから反入射面12fまで
の間で0.6mm〜1.2mmに徐徐に変化するグラデ
ーションピッチとし、頂部角度(入射面12a側を向い
ている稜線12ca、12daと谷線12cb、12d
bの間の面と、稜線12ca、12daと入射面12a
側の谷線12cb、12dbの間の面とのなす角度)θ
21を例えば85度〜95度とし、傾斜角度(稜線12
ca、12daと入射面12a側の谷線12cb、12
dbの間の面同士のなす角度)θ22を例えば2度〜5
度とし、高さ(稜線12ca、12daと谷線12c
b、12dbとの距離)H2を例えば0.158mmと
して形成されている。
【0023】このような稜線12ca、12daおよび
谷線12cb、12dbは、図6に詳細に示すように、
光の入射方向に対して凹状の同心円の円弧で形成されて
いる。すなわち、線状導光体12の長手方向が同心円の
中心Cから延びる第1の直線L1に対して直交する方向
を向き、かつ線状導光体12が同心円の中心Cから延び
て第1の直線L1に対し例えば45度の角度を成す第2
の直線L2と第1の直線L1との間に配置されたときの
円弧である。
【0024】このように、稜線12ca、12daおよ
び谷線12cb、12dbの形状は、同心円の円弧であ
るので、例えばダイアモンドバイトを有する旋盤を用い
ることにより、稜線12ca、12daおよび谷線12
cb、12dbを容易に加工することができ、線状導光
体12の製造コストを低減させることができる。
【0025】上述した範囲で第2の反射面12c、12
dに稜線12ca、12daおよび谷線12cb、12
dbを形成することにより、入射面12aからの入射光
の反射角度を変えることができるので、出射面12eか
らの出射光の輝度バランスを容易に調整することができ
る。
【0026】例えば図6に示すように、第1の直線L1
上であって同心円の中心Cから線状導光体12の長さL
の位置に入射面12aを位置決めして稜線12ca、1
2daおよび谷線12cb、12dbを形成したとき
は、出射面12eからの出射光の輝度バランスは入射面
12a側が強くなる。
【0027】また、同心円の中心Cから線状導光体12
の2倍の長さ2Lの第1の直線L1上の位置にて垂直線
を延ばして第2の直線L2と交差した位置に反入射面1
2fを位置決めして稜線12ca、12daおよび谷線
12cb、12dbを形成したときは、出射面12eか
らの出射光の輝度バランスは反入射面12f側が強くな
る。
【0028】そして、同心円の中心Cから線状導光体1
2の1.5倍の長さ1.5Lの第1の直線L1上の位置
にて垂直線を延ばして第2の直線L2と交差した位置に
反入射面12fを位置決めして稜線12ca、12da
および谷線12cb、12dbを形成したときは、出射
面12eからの出射光の輝度バランスはほぼバランスさ
れる。
【0029】このような構成の線状導光体12を有する
ディスプレイ装置10における光路について、図7〜図
9を参照して説明する。なお、各図では、第1の反射面
12bで反射される場合と第2の反射面12c、12d
で反射される場合の代表光路l1、l2をそれぞれ1本
ずつ示す。
【0030】LED11から出射された一の光は、線状
導光体12の入射面12aから入射され、例えば第1の
反射面12bで出射面12e側へ反射される。そして、
線状導光体12の出射面12eから出射された光は、フ
ロントライト導光板13の入光端面13aから入射さ
れ、反射面13bで出射面13c側へ反射される。そし
て、フロントライト導光板13の出射面13cから出射
された光は、LCD14にて反射されて使用者の眼に達
するようになっている。
【0031】また、LED11から出射された他の光
は、線状導光体12の入射面12aから入射され、例え
ば第2の反射面12cで出射面12e側へ反射される。
そして、線状導光体12の出射面12eから出射された
光は、フロントライト導光板13の入光端面13aから
入射され、反射面13bで出射面13c側へ反射され
る。そして、フロントライト導光板13の出射面13c
から出射された光は、LCD14にて反射されて使用者
の眼に達するようになっている。
【0032】このように、本実施の形態の線状導光体1
2における輝度バランスの調整は、出射面12eに対向
して設けられている第1の反射面12bのみならず、出
射面12eに直交して設けられている第2の反射面12
c、12dの反射による反射光をも加えて対応している
ので、従来のように、入射した光の大部分が反入射面1
2fから出てしまうようなことは無く、輝度バランスの
高精度な調整が可能となる。
【0033】なお、本実施の形態の各第2の反射面12
c、12dの各稜線12ca、12daと各谷線12c
b、12dbは、同一位置に同一方向を向くように、す
なわち互いに対称形となるように形成しているが、長手
方向にずらして形成するようにしても同様の効果が得ら
れる。
【0034】また、各第2の反射面12c、12dに形
成する稜線12ca、12daおよび谷線12cb、1
2dbは、同心円の円弧としたが、これに限定されるも
のではなく、例えば光の入射方向に対して所定角度、例
えば45度で傾斜し、かつ所定のピッチで複数本形成す
るようにしても同様の効果が得られる。
【0035】具体的には、図10に詳細に示すように、
稜線12′ca、12′daおよび谷線12′cb、1
2′dbは、ピッチ(稜線12′ca、12′da(谷
線12′cb、12′db)の間隔)P3を例えば入射
面12′aよりA1、例えば1.38mmの箇所から始
まって、その始まりの反射面からA2、例えば21.0
9mmの箇所までの間で300μm〜910μmに徐徐
に変化するグラデーションピッチとし、傾斜角度(稜線
12′ca、12′daと入射面12′aのなす角度)
θ31を例えば40度〜45度とし、高さ(稜線12′
ca、12′daと谷線12′cb、12′dbとの距
離)H3を例えば0.031mmとして形成されてい
る。
【0036】なお、このような稜線12′ca、12′
daおよび谷線12′cb、12′dbは、例えば90
度の剣先を有するバイトにより形成することができ、こ
のような構成の線状導光体12′によっても、図11の
矢印で示すように、LED11からの入射光を確実に反
射させることができる。
【0037】また、反入射面12fにもプリズムを形成
しておくことにより、第1の反射面12bおよび第2の
反射面12c、12dにて反射しきれなかった光を出射
面12e側に反射させることが可能となるので、さらに
輝度バランスの高精度な調整が可能になるとともに、場
合によっては反射板15を無くすことも可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の線状導光
体の技術によれば、取り込んだ光の入射方向と交差する
方向に沿って延びる稜線と谷線を従来の線状導光体では
何ら機能していなかった面に形成しているので、その面
を出射面方向に光を反射させる反射面として機能させる
ことが可能となる。
【0039】したがって、この新たな反射面からの反射
光量と従前の反射面からの反射光量とを合算させて、線
状導光体から出射される出射光量を増加させることがで
きるので、出射面での輝度バランスを高精度に調整する
ことができる。そして、この線状導光体をディスプレイ
装置に適用することにより、むら等の無いクリアな画像
表示手段とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である線状導光他が用い
られたディスプレイ装置を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態である線状導光体の斜視
図である。
【図3】本発明の一実施の形態である線状導光体の3面
図である。
【図4】本発明の一実施の形態である線状導光体の第1
の反射面の要部を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態である線状導光体の第2
の反射面の要部を示す平面図である。
【図6】本発明の一実施の形態である線状導光体の第2
の反射面の要部の形態変化による輝度バランスを示す図
である。
【図7】図1のディスプレイ装置における光路を示す斜
視図である。
【図8】図7の上面図である。
【図9】図7の側面図である。
【図10】本発明の別の実施の形態である線状導光体の
第2の反射面の要部を示す平面図及び側面図である。
【図11】本発明の別の実施の形態である線状導光体の
斜視図である。
【符号の説明】
10 ディスプレイ装置 11 LED 12、12′ 線状導光体 12a 入射面 12b 第1の反射面 12c 第2の反射面 12d 第2の反射面 12e 出射面 12f 反入射面 12ba 溝 12ca 稜線 12da 稜線 12cb 谷線 12db 谷線 13 フロントライト導光板 13a 入光端面 13b 反射面 13c 出射面 14 LCD 15 反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 336 G09F 9/00 336B // F21Y 101:02 F21Y 101:02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を入射する入射面と、前記入射面から
    入射された光を出射する出射面と、前記入射面から入射
    された光を前記出射面方向に反射する反射面とを有する
    線状導光体であって、 前記反射面には前記光の入射方向と交差する方向に沿っ
    て延びる稜線と谷線が形成されていることを特徴とする
    線状導光体。
  2. 【請求項2】 前記出射面は前記入射面と直交する面で
    あり、前記反射面は前記出射面および前記入射面と直交
    する面であることを特徴とする請求項1記載の線状導光
    体。
  3. 【請求項3】 前記出射面および前記入射面はそれぞれ
    1つの面であり、前記反射面は1つの面もしくは対向す
    る2つの面であることを特徴とする請求項1または2記
    載の線状導光体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一項に記載の線状
    導光体が六面体状に形成されていることを特徴とする線
    状導光体。
  5. 【請求項5】 前記稜線および谷線は前記光の入射方向
    に対して所定角度で傾斜して形成されていることを特徴
    とする請求項1〜4の何れか一項に記載の線状導光体。
  6. 【請求項6】 前記傾斜角度が前記出射面の垂線に対し
    入射光の反対方向に40度〜50度傾斜していることを
    特徴とする請求項5記載の線状導光体。
  7. 【請求項7】 前記稜線および谷線は所定のピッチで複
    数本形成されていることを特徴とする請求項5または6
    記載の線状導光体。
  8. 【請求項8】 前記稜線および谷線は前記光の入射方向
    に対して凹状に湾曲して形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜4の何れか一項に記載の線状導光体。
  9. 【請求項9】 前記湾曲が円弧であることを特徴とする
    請求項8記載の線状導光体。
  10. 【請求項10】 前記稜線および谷線は同心円の円弧が
    所定のピッチで複数本形成されていることを特徴とする
    請求項9記載の線状導光体。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の線状導光体の稜線お
    よび谷線は、前記線状導光体の長手方向が前記同心円の
    中心から延びる第1の直線に対して直交する方向を向
    き、かつ前記線状導光体が前記同心円の中心から延びて
    前記第1の直線に対し45度の角度を成す第2の直線と
    前記第1の直線との間に配置されたときの円弧であるこ
    とを特徴とする線状導光体。
  12. 【請求項12】 直方体状に形成されており、光を入射
    する1つの入射面と、前記入射面と直交する1つの面で
    あり、前記入射面から入射された光を出射する出射面
    と、前記出射面と対向し、かつ前記入射面と直交する1
    つの面であり、前記入射面から入射された光を前記出射
    面方向に反射する第1の反射面と、前記出射面および前
    記入射面と直交する1つもしくは対向する2つの面であ
    り、前記入射面から入射された光を前記出射面方向に反
    射する第2の反射面とを有する線状導光体であって、 前記第1の反射面には断面が山形状であって前記光の入
    射方向と交差する方向に沿って延びる溝が形成され、 前記第2の反射面には前記光の入射方向と交差する方向
    に沿って延びる稜線と谷線が交互に形成されていること
    を特徴とする線状導光体。
  13. 【請求項13】 前記稜線および谷線は前記光の入射方
    向に対して所定角度で傾斜し、かつ所定のピッチで複数
    本形成されていることを特徴とする請求項12記載の線
    状導光体。
  14. 【請求項14】 前記稜線および谷線は前記光の入射方
    向に対して凹状の同心円の円弧で所定のピッチで複数本
    形成されていることを特徴とする請求項12記載の線状
    導光体。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の線状導光体の稜線お
    よび谷線は、前記線状導光体の長手方向が前記同心円の
    中心から延びる第1の直線に対して直交する方向を向
    き、かつ前記線状導光体が前記同心円の中心から延びて
    前記第1の直線に対し45度の角度を成す第2の直線と
    前記第1の直線との間に配置されたときの円弧であるこ
    とを特徴とする線状導光体。
  16. 【請求項16】 光源と、前記光源からの光を入射して
    出射する請求項1〜15の何れか一項に記載の線状導光
    体と、 前記線状導光体からの光を入光端面から入射し、反射面
    で反射して出射面から出射する導光板と、 前記導光板の出射光により照明される表示部とを有する
    ことを特徴とするディスプレイ装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のディスプレイ装置が
    用いられていることを特徴とする電子装置。
  18. 【請求項18】 請求項9、10、11、14または1
    5記載の線状導光体の製造方法であって、 回転移動研削工具により前記稜線および谷線を形成する
    ことを特徴とする線状導光体の製造方法。
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