JP2002360739A - 複数のディンプルセットを備えたゴルフボール - Google Patents
複数のディンプルセットを備えたゴルフボールInfo
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速での抗力を低減しつつ、低速での揚力を
増大するゴルフボールの新規なディンプルパターンの提
供を目的とする。 【解決手段】 複数のディンプルセットを備えたゴルフ
ボールのディンプルパターンが開示される。複数のディ
ンプルセットのそれぞれは、異なる直径を有する。好ま
しいディンプルセットは、7つの異なる直径を有する。
ディンプルは、ゴルフボールの表面の86%ほども覆って
よい。特有のディンプルパターンにより、ゴルフボール
は、急勾配のエントリーアングルによる浅いディンプル
を有することが可能となる。この特有のディンプルパタ
ーンにより、高速での抗力を低減しつつ、低速での揚力
を増大することが可能となる。好ましい実施例では、ゴ
ルフボールは、ゴルフボールの表面の86%を覆う384
個のディンプルを有する。
増大するゴルフボールの新規なディンプルパターンの提
供を目的とする。 【解決手段】 複数のディンプルセットを備えたゴルフ
ボールのディンプルパターンが開示される。複数のディ
ンプルセットのそれぞれは、異なる直径を有する。好ま
しいディンプルセットは、7つの異なる直径を有する。
ディンプルは、ゴルフボールの表面の86%ほども覆って
よい。特有のディンプルパターンにより、ゴルフボール
は、急勾配のエントリーアングルによる浅いディンプル
を有することが可能となる。この特有のディンプルパタ
ーンにより、高速での抗力を低減しつつ、低速での揚力
を増大することが可能となる。好ましい実施例では、ゴ
ルフボールは、ゴルフボールの表面の86%を覆う384
個のディンプルを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は、1999年9月16
日に出願された係属中の米国特許出願番号09/39
8,918の一部継続出願である。
日に出願された係属中の米国特許出願番号09/39
8,918の一部継続出願である。
【0002】本発明は、ゴルフボールに係り、より詳細
には、ディンプルパターンが異なるサイズのディンプル
を有するゴルフボール用のディンプルパターンに関す
る。
には、ディンプルパターンが異なるサイズのディンプル
を有するゴルフボール用のディンプルパターンに関す
る。
【0003】
【従来の技術】ゴルファーは、早くとも1800年代に
は、くぼみのある表面を備えたゴルフボールは滑らかな
表面のものよりも良く飛ぶことを実感していた。手で打
ち込みをしたグッタペルカのゴルフボールは、少なくと
も1860年代までは購入することができ、ブランブル
(へこみというよりこぶ)のゴルフボールは、1800
年代後半から1908年までの主流になった。1908
年、イギリス人のWilliam Taylorは、ブランブルのゴル
フボールよりも良好で正確に飛ぶくぼみ(ディンプル)
を備えたゴルフボールについて特許をうけた。A. G. Sp
alding & Bros.は、その特許に対しての米国の権利を購
入し、TAYLORディンブルを特徴としたGLORYボールを紹
介した。1970年代まで、GLORYボール、及びディン
プルを備えた他の大部分のゴルフボールは、同じパター
ン、すなわちATTIパターンを使用した同じ大きさの336
個のディンプルを有していた。ATTIパターンは、8つの
同心の直線列に分割された、八面体のパターンであり、
ゴルフボールの金型の主要創作者の名を取って名付けら
れた。
は、くぼみのある表面を備えたゴルフボールは滑らかな
表面のものよりも良く飛ぶことを実感していた。手で打
ち込みをしたグッタペルカのゴルフボールは、少なくと
も1860年代までは購入することができ、ブランブル
(へこみというよりこぶ)のゴルフボールは、1800
年代後半から1908年までの主流になった。1908
年、イギリス人のWilliam Taylorは、ブランブルのゴル
フボールよりも良好で正確に飛ぶくぼみ(ディンプル)
を備えたゴルフボールについて特許をうけた。A. G. Sp
alding & Bros.は、その特許に対しての米国の権利を購
入し、TAYLORディンブルを特徴としたGLORYボールを紹
介した。1970年代まで、GLORYボール、及びディン
プルを備えた他の大部分のゴルフボールは、同じパター
ン、すなわちATTIパターンを使用した同じ大きさの336
個のディンプルを有していた。ATTIパターンは、8つの
同心の直線列に分割された、八面体のパターンであり、
ゴルフボールの金型の主要創作者の名を取って名付けら
れた。
【0004】この60年間でゴルフボールの表面に関す
る革新は、メッシュパターン化されたゴルフボールをダ
ンロップのため発明したAlbert Penfoldからしか生まれ
なかった。このパターンは、1912年に発明され、1
930年代まで受け入れられた。
る革新は、メッシュパターン化されたゴルフボールをダ
ンロップのため発明したAlbert Penfoldからしか生まれ
なかった。このパターンは、1912年に発明され、1
930年代まで受け入れられた。
【0005】1970年代には、ディンプルパターンの
革新が主要ゴルフボール製造業者から出現した。197
3年には、Titleistは、ゴルフボールを20個の三角形
領域に分割する二十面体のパターンを紹介した。二十面
体パターンは、John VernonPughに英国特許377,354号に
おいて開示されるが、このパターンは、ゴルフボールの
金型の一般的には分割ラインに相当するゴルフボールの
赤道上に存在するディンプルを有した。それにもかかわ
らず、二十面体パターンは、今日のゴルフボールの支配
的パターンとなった。
革新が主要ゴルフボール製造業者から出現した。197
3年には、Titleistは、ゴルフボールを20個の三角形
領域に分割する二十面体のパターンを紹介した。二十面
体パターンは、John VernonPughに英国特許377,354号に
おいて開示されるが、このパターンは、ゴルフボールの
金型の一般的には分割ラインに相当するゴルフボールの
赤道上に存在するディンプルを有した。それにもかかわ
らず、二十面体パターンは、今日のゴルフボールの支配
的パターンとなった。
【0006】1970年代及び1980年代には、主要
ゴルフボール製造業者の数学者たちは、ゴルフボールの
ディンプル表面積(ディンプルによって被覆された面
積)を増加することにその意図を集中させた。ATTIパタ
ーンのゴルフボールのディンプル面は、略50%である。
1970年代には、ディンプル表面積は、増加され、ゴ
ルフボールの表面の60%より大きくなった。更に、画期
的発明は、ディンプル表面を70%を超えるまでに増加さ
せた。William Gobushに付与された米国特許第4,949,97
6号は、422個のディンプルを備えた78%のディンプル被
覆面積を有するゴルフボールを開示する。1990年代
には、80%の被覆面積を突破するディンプル表面積が出
現していた。
ゴルフボール製造業者の数学者たちは、ゴルフボールの
ディンプル表面積(ディンプルによって被覆された面
積)を増加することにその意図を集中させた。ATTIパタ
ーンのゴルフボールのディンプル面は、略50%である。
1970年代には、ディンプル表面積は、増加され、ゴ
ルフボールの表面の60%より大きくなった。更に、画期
的発明は、ディンプル表面を70%を超えるまでに増加さ
せた。William Gobushに付与された米国特許第4,949,97
6号は、422個のディンプルを備えた78%のディンプル被
覆面積を有するゴルフボールを開示する。1990年代
には、80%の被覆面積を突破するディンプル表面積が出
現していた。
【0007】ゴルフボール表面上の異なるディンプルの
数もまた表面被覆面積と共に増加する。ATTIパターン
は、ディンプルの一サイズのみを備えたディンプルパタ
ーンを開示した。異なるディンプルタイプの数が増加
し、3つのディンプルタイプが異なるディンプルタイプ
の好ましい数になった。Oka他による米国特許第4,463号
は、表面上に4つの異なるディンプルタイプを備え、デ
ィンプルの無い面が追加のディンプルを含むことができ
ないディンプルパターンを開示する。Steven Aoyamaに
よる英国特許出願番号2157959は、5つの異なる直径を
備えたディンプルを開示する。更に、William Gobush
は、11個の異なる直径を備えたディンプルを有するア
ルキメデス十四面体パターンを発明した。“500 Year o
f Golf Balls, Antique Trade Books”の189ページを参
照されたい。しかし、ゴルフボール用の複数のディンプ
ルを備えたディンプルパターンを発明することは、その
ゴルフボールが商品化され、かつ一般的なゴルファーに
とってプレイ時に使用可能であってはじめて、価値ある
ものとなる。
数もまた表面被覆面積と共に増加する。ATTIパターン
は、ディンプルの一サイズのみを備えたディンプルパタ
ーンを開示した。異なるディンプルタイプの数が増加
し、3つのディンプルタイプが異なるディンプルタイプ
の好ましい数になった。Oka他による米国特許第4,463号
は、表面上に4つの異なるディンプルタイプを備え、デ
ィンプルの無い面が追加のディンプルを含むことができ
ないディンプルパターンを開示する。Steven Aoyamaに
よる英国特許出願番号2157959は、5つの異なる直径を
備えたディンプルを開示する。更に、William Gobush
は、11個の異なる直径を備えたディンプルを有するア
ルキメデス十四面体パターンを発明した。“500 Year o
f Golf Balls, Antique Trade Books”の189ページを参
照されたい。しかし、ゴルフボール用の複数のディンプ
ルを備えたディンプルパターンを発明することは、その
ゴルフボールが商品化され、かつ一般的なゴルファーに
とってプレイ時に使用可能であってはじめて、価値ある
ものとなる。
【0008】更に、ディンプルパターンは、八面体、十
二面体及び二十面体パターンのような区分された形状に
基づいてきた。米国特許第5,201,522号は、同等にディ
ンプルの数を用いた5角形構成を有するディンプルパタ
ーンを備えたゴルフボールを開示する。米国特許第4,88
0,241号は、修正された二十面体パターンを有し、小三
角形領域が赤道に沿って存在しディンプルのない赤道が
提供されたゴルフボールディンプルパターンを開示す
る。
二面体及び二十面体パターンのような区分された形状に
基づいてきた。米国特許第5,201,522号は、同等にディ
ンプルの数を用いた5角形構成を有するディンプルパタ
ーンを備えたゴルフボールを開示する。米国特許第4,88
0,241号は、修正された二十面体パターンを有し、小三
角形領域が赤道に沿って存在しディンプルのない赤道が
提供されたゴルフボールディンプルパターンを開示す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ゴルフボールディンプ
ルパターンに関して発行された何百もの特許があるが、
現在のディンプルパターンに関して改善する必要性が残
されている。この必要性が、ゴルフボールの製造に使用
する新たな材料によって駆り立てられ、ゴルフクラブに
おける技術革新を依然として助長している。
ルパターンに関して発行された何百もの特許があるが、
現在のディンプルパターンに関して改善する必要性が残
されている。この必要性が、ゴルフボールの製造に使用
する新たな材料によって駆り立てられ、ゴルフクラブに
おける技術革新を依然として助長している。
【0010】そこで、本発明は、ゴルフボール上の高速
での抗力を低減しつつ、低速での揚力を増大し、これに
よりより遠くに飛ぶゴルフボールを提供する、新規なデ
ィンプルパターンの提供を目的とする。
での抗力を低減しつつ、低速での揚力を増大し、これに
よりより遠くに飛ぶゴルフボールを提供する、新規なデ
ィンプルパターンの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゴルフボール
の表面の86%ほども覆うパターンで配列された複数のデ
ィンプルセットを付与することによって、上記目的を達
成する。
の表面の86%ほども覆うパターンで配列された複数のデ
ィンプルセットを付与することによって、上記目的を達
成する。
【0012】本発明の一局面は、ディンプルパターンが
少なくとも5つの異なるディンプルセットを有するゴル
フボール上のディンプルパターンである。ゴルフボール
は、第1、第2、第3、第4、及び第5の異なるディン
プルセットを含む。第1の複数のディンプルのそれぞれ
は、第1の直径を有する。第2の複数のディンプルのそ
れぞれは、第1の直径よりも大きい第2の直径を有す
る。第3の複数のディンプルのそれぞれは、第2の直径
よりも大きい第3の直径を有する。第4の複数のディン
プルのそれぞれは、第3の直径よりも大きい第4の直径
を有する。第5の複数のディンプルのそれぞれは、第4
の直径よりも大きい第5の直径を有する。第1、第2、
第3、第4、及び第5の複数のディンプルは、ゴルフボ
ールの表面の少なくとも80%を覆う。
少なくとも5つの異なるディンプルセットを有するゴル
フボール上のディンプルパターンである。ゴルフボール
は、第1、第2、第3、第4、及び第5の異なるディン
プルセットを含む。第1の複数のディンプルのそれぞれ
は、第1の直径を有する。第2の複数のディンプルのそ
れぞれは、第1の直径よりも大きい第2の直径を有す
る。第3の複数のディンプルのそれぞれは、第2の直径
よりも大きい第3の直径を有する。第4の複数のディン
プルのそれぞれは、第3の直径よりも大きい第4の直径
を有する。第5の複数のディンプルのそれぞれは、第4
の直径よりも大きい第5の直径を有する。第1、第2、
第3、第4、及び第5の複数のディンプルは、ゴルフボ
ールの表面の少なくとも80%を覆う。
【0013】ゴルフボールは、表面上に設置された、第
5半径より大きい第6直径をそれぞれ有する第6の複数
のディンプルを更に含んでよい。第1、第2、第3、第
4、第5、及び第6の複数のディンプルは、ゴルフボー
ルの表面の少なくとも83%を覆う。
5半径より大きい第6直径をそれぞれ有する第6の複数
のディンプルを更に含んでよい。第1、第2、第3、第
4、第5、及び第6の複数のディンプルは、ゴルフボー
ルの表面の少なくとも83%を覆う。
【0014】ゴルフボールは、表面上に設置された第7
直径を有する第7の少なくとも1つのディンプルを更に
含んでよい。少なくとも1つの第7のディンプルは、第
1半径より小さい第7直径を有する。第1、第2、第
3、第4、第5、第6の複数のディンプル及び第7の少
なくとも1つのディンプルは、ゴルフボールの表面の少
なくとも86%を覆う。ゴルフボールは、第1の半球と第
2の半球に分離する赤道を有し、第1の半球は、第2の
半球と非対称であってよい。
直径を有する第7の少なくとも1つのディンプルを更に
含んでよい。少なくとも1つの第7のディンプルは、第
1半径より小さい第7直径を有する。第1、第2、第
3、第4、第5、第6の複数のディンプル及び第7の少
なくとも1つのディンプルは、ゴルフボールの表面の少
なくとも86%を覆う。ゴルフボールは、第1の半球と第
2の半球に分離する赤道を有し、第1の半球は、第2の
半球と非対称であってよい。
【0015】本発明の他の局面は、低速時のより大きな
揚力及び高速時のより小さな抗力を付与するディンプル
パターンである。ゴルフボールは、表面上に配設された
複数の異なるディンプルセットを含む。ディンプルの異
なるセットのそれぞれは、他のいずれのセットとも異な
る直径を有する。複数の異なるディンプルセットは、ゴ
ルフボールの表面の少なくとも83%を覆う。ゴルフボー
ルは、レイノルズ数70,000、及び回転数2,000rpmで0.20
より大きい揚力係数を有すると共に、レイノルズ数180,
000、及び回転数3,000rpmで0.232より小さい抗力係数を
有する。
揚力及び高速時のより小さな抗力を付与するディンプル
パターンである。ゴルフボールは、表面上に配設された
複数の異なるディンプルセットを含む。ディンプルの異
なるセットのそれぞれは、他のいずれのセットとも異な
る直径を有する。複数の異なるディンプルセットは、ゴ
ルフボールの表面の少なくとも83%を覆う。ゴルフボー
ルは、レイノルズ数70,000、及び回転数2,000rpmで0.20
より大きい揚力係数を有すると共に、レイノルズ数180,
000、及び回転数3,000rpmで0.232より小さい抗力係数を
有する。
【0016】本発明を簡潔に説明したが、上記及び更な
る目的、特徴及び効果は、添付図面と関連して以下の本
発明の詳細な説明から、当業者により認識されるだろ
う。
る目的、特徴及び効果は、添付図面と関連して以下の本
発明の詳細な説明から、当業者により認識されるだろ
う。
【0017】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に示すように、ゴル
フボールは、一般的に符号20で示される。ゴルフボー
ルは、ワンピース、ツーピース、スリーピース若しくは
その類のゴルフボールであってよい。更に、スリーピー
スのゴルフボールは、巻き層、固体境界層を有してよ
い。ゴルフボール20のカバー21は、どんな適切な材
料から構成されてよい。好ましいカバー21は、イオノ
マーの配合物から構成される。ツーピースに対するカバ
ーの厚さは、好ましくは0.070インチ(1インチ=
25.4mm)であるが、スリーピースに対するカバー
の厚さは、好ましくは0.030インチである。しか
し、当業者であれば、他のカバー材料も本発明の観点及
び精神を逸脱することなく使用されてよいことを認識す
るだろう。ゴルフボール20は、下塗り及び/又は上塗
りの仕上げを有してよい。ゴルフボールのPGA圧縮
は、好ましくは70から110の範囲内である。
フボールは、一般的に符号20で示される。ゴルフボー
ルは、ワンピース、ツーピース、スリーピース若しくは
その類のゴルフボールであってよい。更に、スリーピー
スのゴルフボールは、巻き層、固体境界層を有してよ
い。ゴルフボール20のカバー21は、どんな適切な材
料から構成されてよい。好ましいカバー21は、イオノ
マーの配合物から構成される。ツーピースに対するカバ
ーの厚さは、好ましくは0.070インチ(1インチ=
25.4mm)であるが、スリーピースに対するカバー
の厚さは、好ましくは0.030インチである。しか
し、当業者であれば、他のカバー材料も本発明の観点及
び精神を逸脱することなく使用されてよいことを認識す
るだろう。ゴルフボール20は、下塗り及び/又は上塗
りの仕上げを有してよい。ゴルフボールのPGA圧縮
は、好ましくは70から110の範囲内である。
【0018】ゴルフボール20は、表面22を有する。
ゴルフボール20は、更に赤道24を有し、第1半球2
6と第2半球28とにゴルフボール20を分割する。第
1極30は、第1半球26内に、赤道24から緯度の円
弧に沿って90度の位置で配置される。第2極32は、第
2半球28内に、赤道24から緯度の円弧に沿って90度
の位置で配置される。
ゴルフボール20は、更に赤道24を有し、第1半球2
6と第2半球28とにゴルフボール20を分割する。第
1極30は、第1半球26内に、赤道24から緯度の円
弧に沿って90度の位置で配置される。第2極32は、第
2半球28内に、赤道24から緯度の円弧に沿って90度
の位置で配置される。
【0019】両半球26及び28における表面22上に
は、7つの異なるディンプルセットに分割された382個
のディンプルが存在する。第1のディンプルセット34
は、好ましい実施例では220個のディンプルから成る最
も数の多いディンプルである。第2のディンプルセット
36は、次に数の多いディンプルであり、100個のディ
ンプルから成る。第3のディンプルセット38及び第4
のディンプルセット40は、次に数が多く、好ましい実
施例ではそれぞれ20個のディンプルから成る。第5のデ
ィンプルセット42及び第6のディンプルセット44
は、次に数が多く、好ましい実施例ではそれぞれ10個の
ディンプルから成る。第7のディンプルセット46は、
2個のみのディンプルから成る。好ましい実施例では、3
82個のディンプルは、ゴルフボールの表面22の86%を
占める。
は、7つの異なるディンプルセットに分割された382個
のディンプルが存在する。第1のディンプルセット34
は、好ましい実施例では220個のディンプルから成る最
も数の多いディンプルである。第2のディンプルセット
36は、次に数の多いディンプルであり、100個のディ
ンプルから成る。第3のディンプルセット38及び第4
のディンプルセット40は、次に数が多く、好ましい実
施例ではそれぞれ20個のディンプルから成る。第5のデ
ィンプルセット42及び第6のディンプルセット44
は、次に数が多く、好ましい実施例ではそれぞれ10個の
ディンプルから成る。第7のディンプルセット46は、
2個のみのディンプルから成る。好ましい実施例では、3
82個のディンプルは、ゴルフボールの表面22の86%を
占める。
【0020】第7のディンプルセット46の2個のディ
ンプルは、各極30、及び32にそれぞれ設置される。
第5のディンプルセット42のそれぞれは、第7のディ
ンプルセット46の一のディンプルの近傍にある。第1
半球26内に設置された第5のディンプルセット42の
5個のディンプルは、赤道24及び第1極30からそれ
ぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置された第5
のディンプルセット42の5個のディンプルは、赤道2
4及び第2極32からそれぞれ同一距離にある。これら
の極にあるディンプル42及び46は、ゴルフボール2
0の表面22の略2%を占める。
ンプルは、各極30、及び32にそれぞれ設置される。
第5のディンプルセット42のそれぞれは、第7のディ
ンプルセット46の一のディンプルの近傍にある。第1
半球26内に設置された第5のディンプルセット42の
5個のディンプルは、赤道24及び第1極30からそれ
ぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置された第5
のディンプルセット42の5個のディンプルは、赤道2
4及び第2極32からそれぞれ同一距離にある。これら
の極にあるディンプル42及び46は、ゴルフボール2
0の表面22の略2%を占める。
【0021】第5のディンプルセット42のディンプル
断面は、図8に示される。ディンプル42の半径R5は
略0.072インチ(1インチは、25.4mmである)、翼弦深さ
C5は略0.0054インチ、エントリーアングルθ5は略15.7
度、エッジ半径ER5は略0.0336インチである。第7の
ディンプルセット46のディンプル断面は、図10に示
される。ディンプル42の半径R7は略0.0510インチ、
翼弦深さC7は略0.0049インチ、エントリーアングルθ7
は略13.4度、エッジ半径ER7は略0.0336インチであ
る。
断面は、図8に示される。ディンプル42の半径R5は
略0.072インチ(1インチは、25.4mmである)、翼弦深さ
C5は略0.0054インチ、エントリーアングルθ5は略15.7
度、エッジ半径ER5は略0.0336インチである。第7の
ディンプルセット46のディンプル断面は、図10に示
される。ディンプル42の半径R7は略0.0510インチ、
翼弦深さC7は略0.0049インチ、エントリーアングルθ7
は略13.4度、エッジ半径ER7は略0.0336インチであ
る。
【0022】第6のディンプルセット44の10個のディ
ンプルは、ゴルフボール20の表面22の略3%を占め
る。第1半球26内に設置された第6のディンプルセッ
ト44の5個のディンプルは、赤道24及び第1極30
からそれぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置さ
れた第6のディンプルセット44の5個のディンプル
は、赤道24及び第2極32からそれぞれ同一距離にあ
る。また、第6のディンプルセット44のそれぞれは、
3つの異なるディンプルセット34,36及び40の近
傍にある。
ンプルは、ゴルフボール20の表面22の略3%を占め
る。第1半球26内に設置された第6のディンプルセッ
ト44の5個のディンプルは、赤道24及び第1極30
からそれぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置さ
れた第6のディンプルセット44の5個のディンプル
は、赤道24及び第2極32からそれぞれ同一距離にあ
る。また、第6のディンプルセット44のそれぞれは、
3つの異なるディンプルセット34,36及び40の近
傍にある。
【0023】第6のディンプルセット44のディンプル
断面は、図9に示される。ディンプル44の半径R6は
略0.0930インチ、翼弦深さC6は略0.0051インチ、エン
トリーアングルθ6は略15.2度、エッジ半径ER6は略0.
0333インチである。第6のディンプルセット44の群を
抜いて大きい直径は、本発明のディンプルパターンの並
外れた表面被覆面積を可能とする。これは、直径が小さ
いほどより大きな表面被覆面積が提供されると教授する
従来の考えとは逆である。
断面は、図9に示される。ディンプル44の半径R6は
略0.0930インチ、翼弦深さC6は略0.0051インチ、エン
トリーアングルθ6は略15.2度、エッジ半径ER6は略0.
0333インチである。第6のディンプルセット44の群を
抜いて大きい直径は、本発明のディンプルパターンの並
外れた表面被覆面積を可能とする。これは、直径が小さ
いほどより大きな表面被覆面積が提供されると教授する
従来の考えとは逆である。
【0024】第4のディンプルセット40の全てのディ
ンプルは、第6のディンプルセット44のディンプルの
少なくとも一の近傍にある。第4のディンプルセット4
0の20個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22
の略2.7%を覆う。第1半球26内に設置された第4の
ディンプルセット40の10個のディンプルは、赤道24
及び第1極30からそれぞれ同一距離にある。第2半球
28内に設置された第4のディンプルセット40の10個
のディンプルは、赤道24及び第2極32からそれぞれ
同一距離にある。また、第4のディンプルセット40の
それぞれは、3つの異なるディンプルセット36,38
及び44の近傍にある。
ンプルは、第6のディンプルセット44のディンプルの
少なくとも一の近傍にある。第4のディンプルセット4
0の20個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22
の略2.7%を覆う。第1半球26内に設置された第4の
ディンプルセット40の10個のディンプルは、赤道24
及び第1極30からそれぞれ同一距離にある。第2半球
28内に設置された第4のディンプルセット40の10個
のディンプルは、赤道24及び第2極32からそれぞれ
同一距離にある。また、第4のディンプルセット40の
それぞれは、3つの異なるディンプルセット36,38
及び44の近傍にある。
【0025】第4のディンプルセット40のディンプル
断面は、図7に示される。ディンプル40の半径R4は
略0.062インチ、翼弦深さC4は略0.0052インチ、エント
リーアングルθ4は略15.2度、エッジ半径ER4は略0.03
58インチである。
断面は、図7に示される。ディンプル40の半径R4は
略0.062インチ、翼弦深さC4は略0.0052インチ、エント
リーアングルθ4は略15.2度、エッジ半径ER4は略0.03
58インチである。
【0026】第3のディンプルセット38の全てのディ
ンプルは、第6のディンプルセット44のディンプルの
少なくとも一の近傍にある。第3のディンプルセット3
8の20個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22
の略3.8%を覆う。第1半球26内に設置された第3の
ディンプルセット38の10個のディンプルは、赤道24
及び第1極30からそれぞれ同一距離にある。第2半球
28内に設置された第3のディンプルセット38の10個
のディンプルは、赤道24及び第2極32からそれぞれ
同一距離にある。また、第3のディンプルセット38の
それぞれは、3つの異なるディンプルセット34,36
及び40の近傍にある。
ンプルは、第6のディンプルセット44のディンプルの
少なくとも一の近傍にある。第3のディンプルセット3
8の20個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22
の略3.8%を覆う。第1半球26内に設置された第3の
ディンプルセット38の10個のディンプルは、赤道24
及び第1極30からそれぞれ同一距離にある。第2半球
28内に設置された第3のディンプルセット38の10個
のディンプルは、赤道24及び第2極32からそれぞれ
同一距離にある。また、第3のディンプルセット38の
それぞれは、3つの異なるディンプルセット34,36
及び40の近傍にある。
【0027】第3のディンプルセット38のディンプル
断面は、図6に示される。ディンプル38の半径R3は
略0.074インチ、翼弦深さC3は略0.0053インチ、エント
リーアングルθ3は略15.3度、エッジ半径ER3は略0.03
44インチである。
断面は、図6に示される。ディンプル38の半径R3は
略0.074インチ、翼弦深さC3は略0.0053インチ、エント
リーアングルθ3は略15.3度、エッジ半径ER3は略0.03
44インチである。
【0028】第1のディンプルセット34の220個のデ
ィンプルは、ゴルフボール20の表面22に、その個
数、サイズ、及び配置に起因して、異なるディンプルセ
ット34乃至46の中で最も影響を及ぼす。第1のディ
ンプルセット34の220個のディンプルは、ゴルフボー
ル20の表面22の略53%を覆う。第1半球26内に設
置された第1のディンプルセット34の110個の各ディ
ンプルは、赤道上の第1行80及び第2行82の形態
か、図3に最もよく示されているように第1極30まわ
りの星状形状84の形態で設置される。同様に、第2半
球28内に設置された第1のディンプルセット34の11
0個の各ディンプルは、赤道下の第1行90及び第2行
92の形態か、図示されていないが、図示されていない
第2極32まわりの星状形状94の形態で設置される。
ィンプルは、ゴルフボール20の表面22に、その個
数、サイズ、及び配置に起因して、異なるディンプルセ
ット34乃至46の中で最も影響を及ぼす。第1のディ
ンプルセット34の220個のディンプルは、ゴルフボー
ル20の表面22の略53%を覆う。第1半球26内に設
置された第1のディンプルセット34の110個の各ディ
ンプルは、赤道上の第1行80及び第2行82の形態
か、図3に最もよく示されているように第1極30まわ
りの星状形状84の形態で設置される。同様に、第2半
球28内に設置された第1のディンプルセット34の11
0個の各ディンプルは、赤道下の第1行90及び第2行
92の形態か、図示されていないが、図示されていない
第2極32まわりの星状形状94の形態で設置される。
【0029】第1のディンプルセット34のディンプル
断面は、図4に示される。ディンプル34の半径R1は
略0.0834インチ、翼弦深さC1は略0.0053インチ、エン
トリーアングルθ1は略15.3度、エッジ半径ER1は略0.
0344インチである。先行技術における用語“エントリー
アングル”若しくは“エッジ半径”の用法と異なり、こ
こで定義されるエッジ半径は、ディンプルの表面(cont
our)の凹セグメントと凸セグメントを仕切るエントリ
ーアングルと関係して用いられる数値である。図4Aに
示すように、2つのベジエ曲線(Bezierカーブ:4つの
点で規定される曲線)の第1及び第2の派生点は、エッ
ジ半径及びエントリーアングルによって定義される同一
点になるようにされる。ディンプルのより詳細な説明
は、1999年9月16日に出願された係属中の米国特
許出願番号09/398,918“Golf Ball Dimple With Curvat
ure Continuity”に示されており、ここでその全体を参
照することにより本明細書に結合する。
断面は、図4に示される。ディンプル34の半径R1は
略0.0834インチ、翼弦深さC1は略0.0053インチ、エン
トリーアングルθ1は略15.3度、エッジ半径ER1は略0.
0344インチである。先行技術における用語“エントリー
アングル”若しくは“エッジ半径”の用法と異なり、こ
こで定義されるエッジ半径は、ディンプルの表面(cont
our)の凹セグメントと凸セグメントを仕切るエントリ
ーアングルと関係して用いられる数値である。図4Aに
示すように、2つのベジエ曲線(Bezierカーブ:4つの
点で規定される曲線)の第1及び第2の派生点は、エッ
ジ半径及びエントリーアングルによって定義される同一
点になるようにされる。ディンプルのより詳細な説明
は、1999年9月16日に出願された係属中の米国特
許出願番号09/398,918“Golf Ball Dimple With Curvat
ure Continuity”に示されており、ここでその全体を参
照することにより本明細書に結合する。
【0030】第2のディンプルセット36の100個のデ
ィンプルは、ゴルフボール20の表面22に、その個
数、サイズ、及び配置に起因して、異なるディンプルセ
ット34乃至46の中で次に最も影響を及ぼす。第2の
ディンプルセット36の100個のディンプルは、ゴルフ
ボール20の表面22の略22%を覆う。従って、第1の
ディンプルセット34及び第2のディンプルセット36
は、組合せてゴルフボール20の表面22の略75%を超
えて覆うことになる。第1半球26内に設置された第2
のディンプルセット36の50個のディンプルは、赤道上
の第3の行86、第1極30まわりの第2の五角形10
2、若しくは緯度遷移領域70に沿って配設される。同
様に、第2半球28内に設置された第2のディンプルセ
ット36の50個のディンプルは、赤道24下の第3の行
96、図示されていない第1極30まわりの第2の五角
形102a、若しくは緯度遷移領域72に沿って配設さ
れる。
ィンプルは、ゴルフボール20の表面22に、その個
数、サイズ、及び配置に起因して、異なるディンプルセ
ット34乃至46の中で次に最も影響を及ぼす。第2の
ディンプルセット36の100個のディンプルは、ゴルフ
ボール20の表面22の略22%を覆う。従って、第1の
ディンプルセット34及び第2のディンプルセット36
は、組合せてゴルフボール20の表面22の略75%を超
えて覆うことになる。第1半球26内に設置された第2
のディンプルセット36の50個のディンプルは、赤道上
の第3の行86、第1極30まわりの第2の五角形10
2、若しくは緯度遷移領域70に沿って配設される。同
様に、第2半球28内に設置された第2のディンプルセ
ット36の50個のディンプルは、赤道24下の第3の行
96、図示されていない第1極30まわりの第2の五角
形102a、若しくは緯度遷移領域72に沿って配設さ
れる。
【0031】第2のディンプルセット36のディンプル
断面は、図5に示される。ディンプル34の半径R2は
略0.079インチ、翼弦深さC2は略0.0053インチ、エント
リーアングルθ2は略15.1度、エッジ半径ER2は略0.03
15インチである。
断面は、図5に示される。ディンプル34の半径R2は
略0.079インチ、翼弦深さC2は略0.0053インチ、エント
リーアングルθ2は略15.1度、エッジ半径ER2は略0.03
15インチである。
【0032】図1Aに最もよく示されているように、各
半球26及び28は、赤道24からの3行で始まる。第
1半球26の第1の行80及び第2の行82、及び第2
半球28の第1の行90及び第2の行92は、第1のデ
ィンプルセット34から構成される。第1半球26の第
3の行、及び第2半球28の第3の行96は、第2のデ
ィンプルセット36から構成される。この行のパターン
は、ゴルフボール20上のより大きなディンプルの表面
被覆面積を実現するのに用いられる。しかし、前述のよ
うに、従来の教授は、より小さい直径のディンプルの追
加の行が、より大きな表面被覆面積を実現するのに用い
られるべきであると要求するだろう。しかし、本発明の
ディンプルパターンは、同一のディンプルの行から五角
形領域98へと遷移していく。五角形領域98は、図2
Aに最もよく示されている。同様の五角形領域98a
は、図示されていないが、第2極32のまわりに設置さ
れる。五角形領域98は、第1極30から広がる5つの
五角形100,102,104,106、及び108を
有する。同様の五角形100a,102a,104a,
106a、及び108aは、第2極32から広がる。第
1の五角形100は、第5のディンプルセット42から
構成される。第2の五角形102は、第2のディンプル
セット36から構成される。第3の五角形104は、第
1のディンプルセット34から構成される。第4の五角
形106も、第1のディンプルセット34から構成され
る。第5の五角形108は、第1のディンプルセット3
4及び第6のディンプルセット44から構成される。し
かし、より大きな第5の五角形108’は、第5の五角
形108を含むと共に、第3の行86と第5の五角形1
08との間に設置された全てのディンプルを含む。五角
形領域98によって、本発明のディンプルパターンのよ
り大きな表面積が可能となる。
半球26及び28は、赤道24からの3行で始まる。第
1半球26の第1の行80及び第2の行82、及び第2
半球28の第1の行90及び第2の行92は、第1のデ
ィンプルセット34から構成される。第1半球26の第
3の行、及び第2半球28の第3の行96は、第2のデ
ィンプルセット36から構成される。この行のパターン
は、ゴルフボール20上のより大きなディンプルの表面
被覆面積を実現するのに用いられる。しかし、前述のよ
うに、従来の教授は、より小さい直径のディンプルの追
加の行が、より大きな表面被覆面積を実現するのに用い
られるべきであると要求するだろう。しかし、本発明の
ディンプルパターンは、同一のディンプルの行から五角
形領域98へと遷移していく。五角形領域98は、図2
Aに最もよく示されている。同様の五角形領域98a
は、図示されていないが、第2極32のまわりに設置さ
れる。五角形領域98は、第1極30から広がる5つの
五角形100,102,104,106、及び108を
有する。同様の五角形100a,102a,104a,
106a、及び108aは、第2極32から広がる。第
1の五角形100は、第5のディンプルセット42から
構成される。第2の五角形102は、第2のディンプル
セット36から構成される。第3の五角形104は、第
1のディンプルセット34から構成される。第4の五角
形106も、第1のディンプルセット34から構成され
る。第5の五角形108は、第1のディンプルセット3
4及び第6のディンプルセット44から構成される。し
かし、より大きな第5の五角形108’は、第5の五角
形108を含むと共に、第3の行86と第5の五角形1
08との間に設置された全てのディンプルを含む。五角
形領域98によって、本発明のディンプルパターンのよ
り大きな表面積が可能となる。
【0033】図2Bは、五角形領域98を構成する5つ
の三角形130乃至138を示す。破線140は、緯度
遷移領域70と重なるより大きな五角形領域98’の範
囲を示す。
の三角形130乃至138を示す。破線140は、緯度
遷移領域70と重なるより大きな五角形領域98’の範
囲を示す。
【0034】図1Bに最もよく示すように、第3のディ
ンプルセット38、第4のディンプルセット40及び第
6のディンプルセット44の全てのディンプルは、緯度
遷移領域70及び72内に設置される。緯度遷移領域7
0及び72は、本発明のディンプルパターンを行80,
82,86,90,92,96から五角形領域98及び
98aへと遷移させる。緯度遷移領域70及び72のそ
れぞれは、そのそれぞれの半球26及び28において赤
道から40度から60度の緯度範囲内の円周領域を覆う。第
1の緯度遷移領域70は、赤道24から略緯度60に極側
の境界120を、赤道24から略緯度40に赤道側の境界
122を有する。同様に、第2の緯度遷移領域72は、
赤道24から略緯度60に極側の境界120aを、赤道2
4から略緯度40に赤道側の境界122aを有する。
ンプルセット38、第4のディンプルセット40及び第
6のディンプルセット44の全てのディンプルは、緯度
遷移領域70及び72内に設置される。緯度遷移領域7
0及び72は、本発明のディンプルパターンを行80,
82,86,90,92,96から五角形領域98及び
98aへと遷移させる。緯度遷移領域70及び72のそ
れぞれは、そのそれぞれの半球26及び28において赤
道から40度から60度の緯度範囲内の円周領域を覆う。第
1の緯度遷移領域70は、赤道24から略緯度60に極側
の境界120を、赤道24から略緯度40に赤道側の境界
122を有する。同様に、第2の緯度遷移領域72は、
赤道24から略緯度60に極側の境界120aを、赤道2
4から略緯度40に赤道側の境界122aを有する。
【0035】本発明のディンプルパターンの代替実施例
は、図11及び図12において示される。図11のゴル
フボール20a上のディンプルパターンは、5つの異な
るディンプルセット34、36,40,42及び44の
みを有する。図12のゴルフボール20b上のディンプ
ルパターンは、6つの異なるディンプルセット34、3
6,38,40,42及び44のみを有する。ゴルフボ
ール20a及び20bのディンプルパターンの両方にお
いては、極30及び32に設置された第7のディンプル
セットが除去され、ゴルフボール20aのディンプルパ
ターンにおいては、第3のディンプルセットの全てのデ
ィンプルが第5のディンプルセット42のディンプルに
よって置き換えられる。
は、図11及び図12において示される。図11のゴル
フボール20a上のディンプルパターンは、5つの異な
るディンプルセット34、36,40,42及び44の
みを有する。図12のゴルフボール20b上のディンプ
ルパターンは、6つの異なるディンプルセット34、3
6,38,40,42及び44のみを有する。ゴルフボ
ール20a及び20bのディンプルパターンの両方にお
いては、極30及び32に設置された第7のディンプル
セットが除去され、ゴルフボール20aのディンプルパ
ターンにおいては、第3のディンプルセットの全てのデ
ィンプルが第5のディンプルセット42のディンプルに
よって置き換えられる。
【0036】飛行中のゴルフボールに作用する力は、次
の飛翔経路の方程式によって計算される。
の飛翔経路の方程式によって計算される。
【0037】
【数1】 ここで、Fはゴルフボールに作用する力、FLは揚力、
FDは抗力、Gは重力である。式Aの揚力及び抵抗は、
次の式によって計算される。
FDは抗力、Gは重力である。式Aの揚力及び抵抗は、
次の式によって計算される。
【0038】
【数2】 ここで、CLは揚力係数、CDは抗力係数、Aはゴルフ
ボールの最大断面積、ρは空気の密度、vはゴルフボー
ルの対気速度である。
ボールの最大断面積、ρは空気の密度、vはゴルフボー
ルの対気速度である。
【0039】抗力係数CD、及び揚力係数CLは、次の
式を用いて計算されてよい。
式を用いて計算されてよい。
【0040】
【数3】 レイノルズ数Rは、無次元パラメータで、慣性力と流体
中を運動する物体上に作用する粘性力との比を定量化し
たものである。ディンプルを有するゴルフボールに対す
る乱流は、Rが40,000より大きくなる時に発生する。R
が40,000より小さい場合、流れは層流である。飛行中の
ディンプルを有するゴルフボールまわりの空気の乱流に
よって、滑らかなゴルフボールよりも遠くに移動される
ことができる。
中を運動する物体上に作用する粘性力との比を定量化し
たものである。ディンプルを有するゴルフボールに対す
る乱流は、Rが40,000より大きくなる時に発生する。R
が40,000より小さい場合、流れは層流である。飛行中の
ディンプルを有するゴルフボールまわりの空気の乱流に
よって、滑らかなゴルフボールよりも遠くに移動される
ことができる。
【0041】レイノルズ数Rは、次の式から計算され
る。
る。
【0042】
【数4】 ここで、vはゴルフボールの平均速度、Dはゴルフボー
ルの直径(通常は1.68インチ)、ρは空気の密度(標準
気圧で0.00238slugs/ft3)、μは空気の絶対粘度(標準
気圧で3.74×10-7lb*sec/ft2)である。USGA承認の
1.68インチの直径を有するゴルフボールに対する標準気
圧でのレイノルズ数R、180,000は、飛行中でゴルフボ
ールが最も高速となる時点であってティーから打撃され
た200ft/s若しくは136ft/sであるゴルフボールに対応す
る。USGA承認の1.68インチの直径を有するゴルフボ
ールに対する標準気圧でのレイノルズ数R、70,000は、
飛行中のゴルフボールが最も低速となる時点であって飛
行中の頂点における78ft/s若しくは53ft/sであるゴルフ
ボールに対応する。重力は、頂点に達した後、ゴルフボ
ールのスピードを増加させる。
ルの直径(通常は1.68インチ)、ρは空気の密度(標準
気圧で0.00238slugs/ft3)、μは空気の絶対粘度(標準
気圧で3.74×10-7lb*sec/ft2)である。USGA承認の
1.68インチの直径を有するゴルフボールに対する標準気
圧でのレイノルズ数R、180,000は、飛行中でゴルフボ
ールが最も高速となる時点であってティーから打撃され
た200ft/s若しくは136ft/sであるゴルフボールに対応す
る。USGA承認の1.68インチの直径を有するゴルフボ
ールに対する標準気圧でのレイノルズ数R、70,000は、
飛行中のゴルフボールが最も低速となる時点であって飛
行中の頂点における78ft/s若しくは53ft/sであるゴルフ
ボールに対応する。重力は、頂点に達した後、ゴルフボ
ールのスピードを増加させる。
【0043】図13は、Titlelist PROFESSINAL、Title
list TOUR PRESTIGE、Maxfli REVOLUTION、及びMaxfli
HT URETHANEとの比較における、本発明のディンプルパ
ターンを備えたゴルフボール20の揚力係数を示す。図
14は、Titlelist PROFESSINAL、Titlelist TOUR PRES
TIGE、Maxfli REVOLUTION、及びMaxfli HT URETHANEと
の比較における、本発明のディンプルパターンを備えた
ゴルフボール20の抗力係数を示す。図15は、Titlel
ist PROFESSINAL、Titlelist TOUR PRESTIGE、Maxfli R
EVOLUTION、Titlelist HP DISTANCE 202、Titlelist HP
ECLIPSE 204、SRI Maxfli HI-BRD(日本製) 206、Wilso
n CYBERCORE PRO DISTANCE 208、Titlelist PRO V1 21
0、Bridgestone TOUR STAGE MC392(日本製) 212、Prece
pt MC LADY 214、Nike TOUR ACCURACY 216、Titlelist
DT DISTANCE 218、及びMaxfli HTURETHANE等との比較に
おける、本発明のディンプルパターンを備えたゴルフボ
ール20の平均揚力係数に対する平均抗力係数の関係を
示す。平均揚力係数は、4つの揚力係数、即ち、レイノ
ルズ数70,000、回転数2,000rpmでのゴルフボールの揚力
係数、レイノルズ数70,000、回転数3,000rpmでのゴルフ
ボールの揚力係数、レイノルズ数80,000、回転数2,000r
pmでのゴルフボールの揚力係数、及び、レイノルズ数8
0,000、回転数3,000rpmでのゴルフボールの揚力係数の
平均値である。平均抗力係数は、6つの抗力係数、即
ち、レイノルズ数120,000、回転数2,000rpmでのゴルフ
ボールの抗力係数、レイノルズ数120,000、回転数3,000
rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイノルズ数150,00
0、回転数2,000rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイ
ノルズ数150,000、回転数3,000rpmでのゴルフボールの
抗力係数、レイノルズ数180,000、回転数2,000rpmでの
ゴルフボールの抗力係数、及び、レイノルズ数180,00
0、回転数3,000rpmでのゴルフボールの抗力係数の平均
値である。
list TOUR PRESTIGE、Maxfli REVOLUTION、及びMaxfli
HT URETHANEとの比較における、本発明のディンプルパ
ターンを備えたゴルフボール20の揚力係数を示す。図
14は、Titlelist PROFESSINAL、Titlelist TOUR PRES
TIGE、Maxfli REVOLUTION、及びMaxfli HT URETHANEと
の比較における、本発明のディンプルパターンを備えた
ゴルフボール20の抗力係数を示す。図15は、Titlel
ist PROFESSINAL、Titlelist TOUR PRESTIGE、Maxfli R
EVOLUTION、Titlelist HP DISTANCE 202、Titlelist HP
ECLIPSE 204、SRI Maxfli HI-BRD(日本製) 206、Wilso
n CYBERCORE PRO DISTANCE 208、Titlelist PRO V1 21
0、Bridgestone TOUR STAGE MC392(日本製) 212、Prece
pt MC LADY 214、Nike TOUR ACCURACY 216、Titlelist
DT DISTANCE 218、及びMaxfli HTURETHANE等との比較に
おける、本発明のディンプルパターンを備えたゴルフボ
ール20の平均揚力係数に対する平均抗力係数の関係を
示す。平均揚力係数は、4つの揚力係数、即ち、レイノ
ルズ数70,000、回転数2,000rpmでのゴルフボールの揚力
係数、レイノルズ数70,000、回転数3,000rpmでのゴルフ
ボールの揚力係数、レイノルズ数80,000、回転数2,000r
pmでのゴルフボールの揚力係数、及び、レイノルズ数8
0,000、回転数3,000rpmでのゴルフボールの揚力係数の
平均値である。平均抗力係数は、6つの抗力係数、即
ち、レイノルズ数120,000、回転数2,000rpmでのゴルフ
ボールの抗力係数、レイノルズ数120,000、回転数3,000
rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイノルズ数150,00
0、回転数2,000rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイ
ノルズ数150,000、回転数3,000rpmでのゴルフボールの
抗力係数、レイノルズ数180,000、回転数2,000rpmでの
ゴルフボールの抗力係数、及び、レイノルズ数180,00
0、回転数3,000rpmでのゴルフボールの抗力係数の平均
値である。
【0044】本発明のディンプルパターンを備えたゴル
フボール20を含む比較試験のための全てのゴルフボー
ルは、熱硬化性ポリウレタンカバーを有する。本発明の
ディンプルパターンを備えたゴルフボール20は、ここ
で参照によりその関連部分を本明細書に結合する1999年
7月27日にファイルされた米国特許第6,117,024号“AGol
f Ball With A Polyurethane Cover”に示されたように
構成される。本発明のディンプルパターンの空気力学特
性は、低減された抗力とより大きな揚力をもたらすこと
により、同様の構成のゴルフボールよりも長距離を飛翔
するゴルフボール20へと変換する。
フボール20を含む比較試験のための全てのゴルフボー
ルは、熱硬化性ポリウレタンカバーを有する。本発明の
ディンプルパターンを備えたゴルフボール20は、ここ
で参照によりその関連部分を本明細書に結合する1999年
7月27日にファイルされた米国特許第6,117,024号“AGol
f Ball With A Polyurethane Cover”に示されたように
構成される。本発明のディンプルパターンの空気力学特
性は、低減された抗力とより大きな揚力をもたらすこと
により、同様の構成のゴルフボールよりも長距離を飛翔
するゴルフボール20へと変換する。
【0045】ポリウレタンカバーを有する他のゴルフボ
ールと比較して、本発明のゴルフボール20は、高速で
の低い抗力係数と低速でのより大きい揚力係数とを組合
せた唯一のゴルフボールである。詳細には、図13及び
図14に示すように、レイノルズ数70,000で0.18より大
きい揚力係数CLとレイノルズ数180,000で0.23より小
さい抗力係数CDとを有する他のゴルフボールは1つも
ない。例えば、Titleist PROFESSINALは、レイノルズ数
70,000で0.18より大きい揚力係数CLを有する一方で、
抗力係数CDがレイノルズ数180,000で0.23より大きく
なっている。更に、Maxfli REVOLUTIONは、レイノルズ
数180,000で0.23より小さい抗力係数CDを有する一方
で、揚力係数CLがレイノルズ数70,000で0.18より小さ
くなっている。
ールと比較して、本発明のゴルフボール20は、高速で
の低い抗力係数と低速でのより大きい揚力係数とを組合
せた唯一のゴルフボールである。詳細には、図13及び
図14に示すように、レイノルズ数70,000で0.18より大
きい揚力係数CLとレイノルズ数180,000で0.23より小
さい抗力係数CDとを有する他のゴルフボールは1つも
ない。例えば、Titleist PROFESSINALは、レイノルズ数
70,000で0.18より大きい揚力係数CLを有する一方で、
抗力係数CDがレイノルズ数180,000で0.23より大きく
なっている。更に、Maxfli REVOLUTIONは、レイノルズ
数180,000で0.23より小さい抗力係数CDを有する一方
で、揚力係数CLがレイノルズ数70,000で0.18より小さ
くなっている。
【0046】この点に関して、United States Golf Ass
ociation(“USGA”)及びTheRoyal and Ancient G
olf Club of Saint Andrewsによって承認されたゴルフ
規則は、ゴルフボールの初速度を秒速250フィート(76.
2m)(最大で2%の誤差が許容され秒速255フィートの初
速度)に制限し、及び距離全体を280ヤード(256m)に
飛距離全体の6%の誤差が加算され296.8ヤード(6%の
誤差は4%まで下げてもよい)に制限する。上記ゴルフ
規則の完全な説明は、USGAのwebページ(www.usga.
org)で入手できる。それ故に、ゴルフボール20は、
これらの制限を満足しつつ超過しないことを可能とする
ディンプルパターンを有する。
ociation(“USGA”)及びTheRoyal and Ancient G
olf Club of Saint Andrewsによって承認されたゴルフ
規則は、ゴルフボールの初速度を秒速250フィート(76.
2m)(最大で2%の誤差が許容され秒速255フィートの初
速度)に制限し、及び距離全体を280ヤード(256m)に
飛距離全体の6%の誤差が加算され296.8ヤード(6%の
誤差は4%まで下げてもよい)に制限する。上記ゴルフ
規則の完全な説明は、USGAのwebページ(www.usga.
org)で入手できる。それ故に、ゴルフボール20は、
これらの制限を満足しつつ超過しないことを可能とする
ディンプルパターンを有する。
【0047】上述から、当業者であれば、本発明の数多
くの効果を認識し、本発明全体が、添付図面に示された
好ましい実施例及び他の実施例と関連して説明されてい
るが、多くの変更、修正及び均等な置換が、上記請求項
にのみ限定されるべきことを意図した本発明の精神及び
観点から逸脱することなくされうることを理解するだろ
う。それ故に、排他的な性質若しくは特権が要求された
本発明の実施例は、上記請求項において定義される。
くの効果を認識し、本発明全体が、添付図面に示された
好ましい実施例及び他の実施例と関連して説明されてい
るが、多くの変更、修正及び均等な置換が、上記請求項
にのみ限定されるべきことを意図した本発明の精神及び
観点から逸脱することなくされうることを理解するだろ
う。それ故に、排他的な性質若しくは特権が要求された
本発明の実施例は、上記請求項において定義される。
【図1】本発明のゴルフボールの好ましい実施例の赤道
視による図である。
視による図である。
【図1A】図1の視点によりディンプルの行を示す図で
ある。
ある。
【図1B】図1の視点によりディンプル遷移領域を示す
図である。
図である。
【図2】図1のゴルフボールの極視による図である。
【図2A】図2の視点によりディンプルの連続的な五角
形を示す図である。
形を示す図である。
【図2B】図2の視点によりディンプルの単一の包囲五
角形を示す図である。
角形を示す図である。
【図3】図1のゴルフボールの星状形状を示す極視によ
る図である。
る図である。
【図4】本発明のゴルフボールの第1のディンプルセッ
トのディンプルの拡大断面図である。
トのディンプルの拡大断面図である。
【図4A】エントリー半径の定義を示すための抽出され
た断面図である。
た断面図である。
【図5】本発明のゴルフボールの第2のディンプルセッ
トのディンプルの拡大断面図である。
トのディンプルの拡大断面図である。
【図6】本発明のゴルフボールの第3のディンプルセッ
トのディンプルの拡大断面図である。
トのディンプルの拡大断面図である。
【図7】本発明のゴルフボールの第4のディンプルセッ
トのディンプルの拡大断面図である。
トのディンプルの拡大断面図である。
【図8】本発明のゴルフボールの第5のディンプルセッ
トのディンプルの拡大断面図である。
トのディンプルの拡大断面図である。
【図9】本発明のゴルフボールの第6のディンプルセッ
トのディンプルの拡大断面図である。
トのディンプルの拡大断面図である。
【図10】本発明のゴルフボールの第7のディンプルセ
ットのディンプルの拡大断面図である。
ットのディンプルの拡大断面図である。
【図11】本発明のゴルフボールの他にとりうる実施例
の赤道視による図である。
の赤道視による図である。
【図12】本発明のゴルフボールのさらに他にとりうる
実施例の赤道視による図である。
実施例の赤道視による図である。
【図13】レイノルズ数に対する揚力係数のグラフであ
る。
る。
【図14】レイノルズ数に対する抗力係数のグラフであ
る。
る。
【図15】平均揚力係数に対する平均抗力係数の関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
20 ゴルフボール 21 カバー 22 表面 24 赤道 26 第1半球 28 第2半球 34 第1のディンプルセット 36 第2のディンプルセット 38 第3のディンプルセット 40 第4のディンプルセット 42 第5のディンプルセット 44 第6のディンプルセット 46 第7のディンプルセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン エス オッグ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92009 カールスバッド ターンストー ン・ロード 979
Claims (13)
- 【請求項1】 ディンプルの複数のセットを含み、表面
を有するゴルフボールであって、 0.23より大きい平均揚力係数を有すると共に、0.229よ
り小さい平均抗力係数を有し、 上記平均揚力係数が、レイノルズ数70,000、回転数2,00
0rpmでのゴルフボールの揚力係数、レイノルズ数70,00
0、回転数3,000rpmでのゴルフボールの揚力係数、レイ
ノルズ数80,000、回転数2,000rpmでのゴルフボールの揚
力係数、及び、レイノルズ数80,000、回転数3,000rpmで
のゴルフボールの揚力係数からなる4つの揚力係数の平
均値であり、 上記平均抗力係数が、レイノルズ数120,000、回転数2,0
00rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイノルズ数120,0
00、回転数3,000rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイ
ノルズ数150,000、回転数2,000rpmでのゴルフボールの
抗力係数、レイノルズ数150,000、回転数3,000rpmでの
ゴルフボールの抗力係数、レイノルズ数180,000、回転
数2,000rpmでのゴルフボールの抗力係数、及び、レイノ
ルズ数180,000、回転数3,000rpmでのゴルフボールの抗
力係数からなる6つの抗力係数の平均値である、ゴルフ
ボール。 - 【請求項2】 請求項1記載のゴルフボールにおいて、 上記表面上に設置され、第1直径をそれぞれ有する第1
の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第1半径より大きい第2直
径をそれぞれ有する第2の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第2半径より大きい第3直
径をそれぞれ有する第3の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第3半径より大きい第4直
径をそれぞれ有する第4の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第4半径より大きい第5直
径をそれぞれ有する第5の複数のディンプルとを含み、 上記第1、第2、第3、第4、及び第5の複数のディン
プルは、上記ゴルフボールの上記表面の少なくとも80%
を覆う、ゴルフボール。 - 【請求項3】 上記表面上に設置され、上記第5半径よ
り大きい第6直径をそれぞれ有する第6の複数のディン
プルを更に含み、 上記第1、第2、第3、第4、第5、及び第6の複数の
ディンプルは、上記ゴルフボールの上記表面の少なくと
も83%を覆う、請求項2記載のゴルフボール。 - 【請求項4】 上記表面上に設置され、上記第1半径よ
り小さい第7直径を有する第7の少なくとも1つのディ
ンプルを更に含み、 上記第1、第2、第3、第4、第5、第6の複数のディ
ンプル及び上記第7の少なくとも1つのディンプルは、
上記ゴルフボールの上記表面の少なくとも86%を覆う、
請求項3記載のゴルフボール。 - 【請求項5】 コアと、 ウレタン材料からなり、複数のディンプルセットを有す
るカバーとを含むゴルフボールであって、 0.24より大きい平均揚力係数を有すると共に、0.236よ
り小さい平均抗力係数を有し、 上記平均揚力係数が、レイノルズ数70,000、回転数2,00
0rpmでのゴルフボールの揚力係数、レイノルズ数70,00
0、回転数3,000rpmでのゴルフボールの揚力係数、レイ
ノルズ数80,000、回転数2,000rpmでのゴルフボールの揚
力係数、及び、レイノルズ数80,000、回転数3,000rpmで
のゴルフボールの揚力係数からなる4つの揚力係数の平
均値であり、 上記平均抗力係数が、レイノルズ数120,000、回転数2,0
00rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイノルズ数120,0
00、回転数3,000rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイ
ノルズ数150,000、回転数2,000rpmでのゴルフボールの
抗力係数、レイノルズ数150,000、回転数3,000rpmでの
ゴルフボールの抗力係数、レイノルズ数180,000、回転
数2,000rpmでのゴルフボールの抗力係数、及び、レイノ
ルズ数180,000、回転数3,000rpmでのゴルフボールの抗
力係数からなる6つの抗力係数の平均値である、ゴルフ
ボール。 - 【請求項6】 上記コアと上記カバーの間に中間層を更
に含む、請求項5記載のゴルフボール。 - 【請求項7】 請求項5記載のゴルフボールにおいて、 上記表面上に設置され、第1直径をそれぞれ有する第1
の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第1半径より大きい第2直
径をそれぞれ有する第2の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第2半径より大きい第3直
径をそれぞれ有する第3の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第3半径より大きい第4直
径をそれぞれ有する第4の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第4半径より大きい第5直
径をそれぞれ有する第5の複数のディンプルとを含み、 上記第1、第2、第3、第4、及び第5の複数のディン
プルは、上記ゴルフボールの上記表面の少なくとも80%
を覆う、ゴルフボール。 - 【請求項8】 コアと、 熱硬化性ウレタン材料からなり、複数のディンプルセッ
トを有するカバーとを含むゴルフボールであって、 0.233より大きい平均揚力係数を有すると共に、0.241よ
り小さい平均抗力係数を有し、 上記平均揚力係数が、レイノルズ数70,000、回転数2,00
0rpmでのゴルフボールの揚力係数、レイノルズ数70,00
0、回転数3,000rpmでのゴルフボールの揚力係数、レイ
ノルズ数80,000、回転数2,000rpmでのゴルフボールの揚
力係数、及び、レイノルズ数80,000、回転数3,000rpmで
のゴルフボールの揚力係数からなる4つの揚力係数の平
均値であり、 上記平均抗力係数が、レイノルズ数120,000、回転数2,0
00rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイノルズ数120,0
00、回転数3,000rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイ
ノルズ数150,000、回転数2,000rpmでのゴルフボールの
抗力係数、レイノルズ数150,000、回転数3,000rpmでの
ゴルフボールの抗力係数、レイノルズ数180,000、回転
数2,000rpmでのゴルフボールの抗力係数、及び、レイノ
ルズ数180,000、回転数3,000rpmでのゴルフボールの抗
力係数からなる6つの抗力係数の平均値である、ゴルフ
ボール。 - 【請求項9】 上記コアと上記カバーの間に中間層を更
に含む、請求項8記載のゴルフボール。 - 【請求項10】 請求項8記載のゴルフボールにおい
て、 上記表面上に設置され、第1直径をそれぞれ有する第1
の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第1半径より大きい第2直
径をそれぞれ有する第2の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第2半径より大きい第3直
径をそれぞれ有する第3の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第3半径より大きい第4直
径をそれぞれ有する第4の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第4半径より大きい第5直
径をそれぞれ有する第5の複数のディンプルとを含み、 上記第1、第2、第3、第4、及び第5の複数のディン
プルは、上記ゴルフボールの上記表面の少なくとも80%
を覆う、ゴルフボール。 - 【請求項11】 コアと、 複数のディンプルセットを有するカバーとを含むゴルフ
ボールであって、 0.245より大きい平均揚力係数を有すると共に、0.234よ
り小さい平均抗力係数を有し、 上記平均揚力係数が、レイノルズ数70,000、回転数2,00
0rpmでのゴルフボールの揚力係数、レイノルズ数70,00
0、回転数3,000rpmでのゴルフボールの揚力係数、レイ
ノルズ数80,000、回転数2,000rpmでのゴルフボールの揚
力係数、及び、レイノルズ数80,000、回転数3,000rpmで
のゴルフボールの揚力係数からなる4つの揚力係数の平
均値であり、 上記平均抗力係数が、レイノルズ数120,000、回転数2,0
00rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイノルズ数120,0
00、回転数3,000rpmでのゴルフボールの抗力係数、レイ
ノルズ数150,000、回転数2,000rpmでのゴルフボールの
抗力係数、レイノルズ数150,000、回転数3,000rpmでの
ゴルフボールの抗力係数、レイノルズ数180,000、回転
数2,000rpmでのゴルフボールの抗力係数、及び、レイノ
ルズ数180,000、回転数3,000rpmでのゴルフボールの抗
力係数からなる6つの抗力係数の平均値である、ゴルフ
ボール。 - 【請求項12】 上記コアと上記カバーの間に中間層を
更に含む、請求項11記載のゴルフボール。 - 【請求項13】 請求項11記載のゴルフボールにおい
て、 上記表面上に設置され、第1直径をそれぞれ有する第1
の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第1半径より大きい第2直
径をそれぞれ有する第2の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第2半径より大きい第3直
径をそれぞれ有する第3の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第3半径より大きい第4直
径をそれぞれ有する第4の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第4半径より大きい第5直
径をそれぞれ有する第5の複数のディンプルとを含み、 上記第1、第2、第3、第4、及び第5の複数のディン
プルは、上記ゴルフボールの上記表面の少なくとも80%
を覆う、ゴルフボール。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US846737 | 2001-04-30 | ||
US09/846,737 US6551203B2 (en) | 1999-09-16 | 2001-04-30 | Golf ball with multiple sets of dimples |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002360739A true JP2002360739A (ja) | 2002-12-17 |
JP2002360739A5 JP2002360739A5 (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=25298800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002127537A Pending JP2002360739A (ja) | 2001-04-30 | 2002-04-26 | 複数のディンプルセットを備えたゴルフボール |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6551203B2 (ja) |
JP (1) | JP2002360739A (ja) |
CN (1) | CN1462199A (ja) |
GB (1) | GB2381208A (ja) |
WO (1) | WO2002102472A1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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