JP2002360616A - 眼内挿入用レンズ - Google Patents

眼内挿入用レンズ

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JP2002360616A
JP2002360616A JP2001174113A JP2001174113A JP2002360616A JP 2002360616 A JP2002360616 A JP 2002360616A JP 2001174113 A JP2001174113 A JP 2001174113A JP 2001174113 A JP2001174113 A JP 2001174113A JP 2002360616 A JP2002360616 A JP 2002360616A
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intraocular lens
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optical
eye
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Isao Matsumura
勲 松村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角膜を傷付けることなく眼内に安定して固定
し、眼内から容易に取り出す。 【解決手段】 眼内挿入用レンズは水晶体Lを残した状
態で、角膜Cと虹彩Pの間の前房ACに配置する。虹彩
Pには眼内挿入用レンズを固定するための1対の貫通孔
Paを設けておく。眼内挿入用レンズは真円形状の光学
部1と、この光学部1の外周縁から滑らかに外方に延在
する略楕円形状の外周部2とを有する。外周部2には房
水の流れを良くするための複数の導水孔を設け、外周部
2の両端部には貫通孔Paに圧入し得る支持部3を設け
る。支持部3は外周部2から後方に拡径しながら張り出
し、途中から縮径し、先端において鈍く尖った形状とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近視や遠視の屈折
矯正のための眼鏡やコンタクトレンズの代りに、水晶体
の残存する眼内、又は水晶体を摘出した後の眼内に挿入
して用いる眼内挿入用レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、眼鏡やコンタクトレンズは近視
や遠視を矯正するために用いられているが、眼鏡は顔か
ら外れたり、視野の大きさが変わったりするという不便
さを持っている。これに対し、コンタクトレンズは眼鏡
の持っている不便さを解消し得る反面で、消毒が必要に
なるという不便さを持っている。
【0003】このような不便さを解消するために、角膜
を切開したりレーザー光で削ったりする手術が行われて
いる。しかしながら、角膜に侵襲を加えることは角膜内
皮に悪影響を及ぼすという問題がある上、十分な視力を
得ることができなかった場合に、元に戻すことが不可能
になるという問題がある。
【0004】これらの問題を解決する手段として、眼内
にレンズを挿入する概念、例えば白内障の治療において
水晶体を眼内から摘出し、代りに眼内レンズを眼内に挿
入することが知られている。この場合に、眼内レンズは
眼内の前房、後房、又はクリップ手段で虹彩に固定する
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
眼内レンズのうちクリップ手段で虹彩に固定するもの
は、眼内に安定して固定することが困難であり、眼内の
前房、後房に固定するものは、眼内から取り出すことが
困難であったりする。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
角膜を傷付けることなく眼内に安定して固定し得ると共
に、眼内から容易に取り出し得る眼内挿入用レンズを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼内挿入用レンズは、水晶体の残存する
眼内又は水晶体を摘出した後の眼内に挿入して用いるレ
ンズであって、屈折力を有する光学部と、該光学部の外
周縁の全部又は一部から外方に延在する外周部と、該外
周部に在って眼内に設けた孔に挿入可能な複数の支持部
とから成ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。図1は眼内に挿入した状態の第1
の実施の形態の側面図であり、眼内挿入用レンズは水晶
体Lを残した状態で角膜Cと虹彩Pの間、即ち前房AC
に配置することが可能な所謂有水晶体眼内レンズとなっ
ている。そして、虹彩Pには眼内挿入用レンズを固定す
るための一対の貫通孔Paを設けている。なお、全ての
実施の形態で用いる「後方」、「背面」などの用語は、
眼の存在する方向、眼に対向する面を意味している。
【0009】図2は眼内挿入用レンズの背面図、図3は
その側面図であり、眼内挿入用レンズは負のパワーを持
つ真円形状の光学部1と、この光学部1の外周縁から滑
らかに外方に延在する略楕円形状の外周部2とを有して
いる。外周部2には房水の流れを良くするための複数の
導水孔2aを設け、外周部2の両端部には虹彩Pの貫通
孔Paに圧入し得る1対の略円柱状の支持部3を後方に
向けて設けている。支持部3は貫通孔Paの内径よりも
先端の径を大きくし、先端において鈍く尖った形状とな
っている。
【0010】この眼内挿入用レンズを眼内に配置する際
には、支持部3を虹彩Pの貫通孔Paに圧入する。これ
により、支持部3の外周面が貫通孔Paの内周面に圧接
し、支持部3が貫通孔Paから容易に抜け出すことはな
い。そして、眼内挿入用レンズを眼内から取り出す際に
は、単に眼内挿入用レンズを眼内から引き抜けばよい。
【0011】この第1の実施の形態では、虹彩Pに1対
の貫通孔Paを形成する手術が容易であり、支持部3を
貫通孔Paに挿入するだけで眼内に固定することができ
るので、角膜Cを傷付けることなく、眼内に容易に固定
することができると共に、眼内から容易に取り出すこと
ができる。
【0012】図4は眼内に挿入した状態の第2の実施の
形態の側面図であり、眼内挿入用レンズは例えば白内障
で水晶体が摘出された眼内に配置している。この眼内挿
入用レンズは正のパワーを持つ光学部11と、この光学
部11の外周縁から滑らかに外方に延在する略楕円形状
の外周部12とを有している。外周部12には第1の実
施の形態と同様な図示しない導水孔と、第1の実施の形
態と同様な支持部13とを設けている。この第2の実施
の形態では、光学部11が正のパワーを持つことを除い
て、第1の実施の形態と同様な効果を得ることができ
る。
【0013】図5は第3の実施の形態の断面図、図6は
部分背面図であり、眼内挿入用レンズは第2の実施の形
態と同様な光学部21と外周部22を有しており、支持
部23は第1、第2の実施の形態とは異なった円筒状と
なっている。即ち、外周部22は第1の実施の形態のよ
うな導水孔2aを持たない代りに、外周部22及び支持
部23は相互に連通する孔22a及び孔23aをそれぞ
れ有している。そして、支持部23の外周面には虹彩P
の貫通孔Paに係止可能な突起23bを設けている。
【0014】この眼内挿入用レンズを眼内に挿入して、
支持部23を貫通孔Paに圧入した際に、突起23bは
圧縮されながら進行し、貫通孔Paを通過した後に復元
して虹彩Pに係止する。この第3の実施の形態では、支
持部23の突起23aを虹彩Pに係止することができる
ので、第2の実施の形態よりも眼内に確実に係止するこ
とが可能となる。
【0015】図7は第4の実施の形態の背面図であり、
眼内挿入用レンズは乱視度数を持つ光学部31と、この
光学部31の外周縁から滑らかに外方に延在する外周部
32と、第1の実施の形態と同様な3つの支持部33と
を有している。そして、外周部32には例えば長細状の
4個の導水孔32aを直交する径線上に形成していると
共に、1対の基準マーク34a、34bを径線の両端部
に設けている。
【0016】なお、乱視軸は基準マーク34a、34b
に関して、所定の角度に設定しておくこともできる。ま
た、基準マーク34a、34bは支持部33で代用する
か、或いは支持部33に重ねて表示すれば解り易くな
る。更に、光学部31を紫外線カットなどの所望の分光
特性を持たせる材料から形成するか、光学部31の表面
に同様の特性を持つコーティングを施すことも可能であ
る。そして、支持部33を4つ以上設けてもよいことは
云うまでもない。
【0017】図8は第5の実施の形態の背面図であり、
眼内挿入用レンズは、同心状に分割した2つの度数領域
41a、41bを有して所謂二重焦点レンズを形成する
光学部41と、多数の導水孔42aを同一円周上に持つ
外周部42とを有している。外周部42の外周縁には3
つの第2の外周部42bを等間隔で設け、これらの第2
の外周部42bには、第1の実施の形態と同様な支持部
43をそれぞれ設けている。
【0018】なお、光学部41は2つの度数領域41
a、41bに設定したが、3つ以上又は累進に設定する
こともできる。また、光学部41の表面に生体適合性物
質、例えばヘパリンをコーティングすることによって、
虹彩Pとの癒着や生体への適合性を高めることも可能で
ある。更に、光学部41、外周部42、第2の外周部4
2bをシリコーンなどで形成することにより折り畳むこ
とが可能となり、部分的に異なる材料から形成すること
により、虹彩Pに容易かつ安定して固定することが可能
となる。
【0019】図9は第6の実施の形態の背面図、図10
は断面図であり、眼内挿入用レンズの光学部51の外周
縁から滑らかに外方に延在する外周部52には、第1の
実施の形態と同様な3つの支持部53と、第4の実施の
形態と同様な1対の基準マーク54a、54bとを設け
ていると共に、ばね部材55を同心状に埋設している。
ばね部材55は加熱により縮小する材料、例えば形状記
憶物質、アクリル等から成り、レーザー光などにより全
体が加熱された際に光学部51の球面、パワーを一様に
変化させ、部分的に加熱された際に乱視度数を作り出す
ようになっている。
【0020】図11は第7の実施の形態の背面図、図1
2は断面図であり、眼内挿入用レンズは例えば第3の実
施の形態と同様な光学部61を有している。光学部61
の外周縁から滑らかに外方に延在する外周部62は第4
の実施の形態と同様な導水孔62aを有していると共
に、図13の部分拡大図に示すように、第3の実施の形
態と同様な孔62aに加えて、この孔62aの前端部に
座部62bを有している。また、支持部63は第3の実
施の形態と同様な孔63aを有している反面で、第3の
実施の形態のような突起23bを持っていない。代り
に、支持部63は図14に示すようなピン部材64によ
り虹彩Pに固定するようになっている。
【0021】ピン部材64は弾性材料から成り、外周部
62の座部62bに嵌合する頭部64aと、この頭部6
4aから後方に延在して支持部63の孔62a、63a
に嵌合する軸部64bと、この軸部64bの後端部から
分岐するように延在して、虹彩Pの後部に係止するフッ
ク状部64c、64dとを有している。
【0022】この眼内挿入用レンズを虹彩Pの前に配置
した後に、図15に示すようにピン部材64のフック状
部64c、64dを座部62b、孔62a、63aに通
して虹彩Pの貫通孔Paに挿入する。これにより、ピン
部材64のフック状部64c、64dが撓みながら進行
し、ピン部材64の頭部64aが座部62bに嵌合する
と同時に、ピン部材64のフック状部64c、64dが
貫通孔Paを通過して巻き込むよう復元する。
【0023】一方、眼内挿入用レンズを眼内から取り出
す際には、ピン部材64の頭部64aを引いてピン部材
64を抜き出せばよい。このとき、ピン部材64のフッ
ク状部64c、64dは直線状に変形して移動する。
【0024】図16は第8の実施の形態の背面図であ
り、眼内挿入用レンズは光学部71と外周部72を有
し、外周部72の外周縁には3本の湾曲したアーム部7
2aを等間隔で設け、これらのアーム部72aの先端部
に例えば第1の実施の形態と同様な支持部73をそれぞ
れ設けている。アーム部72aは光学部71の径方向に
変形可能な弾性を有し、支持部73を虹彩Pの貫通孔P
aに固定した後に虹彩Pが縮動又は散瞳した場合でも、
アーム部72aは弾性変形して光学部71の位置ずれを
抑制するようになっている。
【0025】図17は第9の実施の形態の背面図であ
り、眼内挿入用レンズは光学部81、外周部82、支持
部83を有している上に、外周部82には不透明な材料
によるコーティング又はペインティングを施している。
このコーティング又はペインティングは、虹彩Pとマッ
チングさせるために、虹彩Pの紋様とすることができ
る。
【0026】図18は第10の実施の形態の背面図であ
り、眼内挿入用レンズは例えば第1の実施の形態と同様
な光学部91と、導水孔を持たないが第5の実施の形態
と同様な外周部92、92aと、第1の実施の形態と同
様な支持部93とを有している。そして、外周部92、
92aには第9の実施の形態と同様に不透明な物質によ
るコーティング又はペインティングを施している。この
コーティング又はペインティングも、虹彩Pとのマッチ
ングを図る意味で虹彩Pの紋様とすることができる。
【0027】図19は眼内に挿入した状態の第11の実
施の形態の側面図であり、眼内挿入用レンズは、例えば
第2の実施の形態と同様な光学部101と外周部102
を有している。しかし、図20の部分拡大断面図に示す
ように、支持部103は弾性体から成り、外周部102
から後方に延在する軸部103aと、この軸部103a
の後端部の外周面に突出する係止部103bとを有して
いる。この支持部103は虹彩Pの貫通孔Paに予め固
定された筒状部材104に圧入されるようになってい
る。
【0028】図21の背面図、図22の断面図に示すよ
うに、筒状部材104は支持部103の軸部103aと
ほぼ同径の孔104aを有する筒部104bと、この筒
部104bの外周面の前後に位置するフランジ部104
c、104dとを有し、これらのフランジ部104c、
104dは虹彩Pの前後に係止するようになっている。
【0029】図23は眼内に挿入した状態の第12の実
施の形態の側面図であり、眼内挿入用レンズは例えば第
1の実施の形態と同様な光学部111と外周部112を
有している。そして、支持部113は光学部111と外
周部112を眼内の角膜C、虹彩Pなどに接触させない
ようなっている。即ち、図24の部分拡大断面図に示す
ように、支持部113は外周部112に段部113aを
介して設けている。
【0030】図25は第13の実施の形態の部分断面図
であり、第12の実施の形態の変形例となっている。即
ち、眼内挿入用レンズは、第12の実施の形態と同様な
光学部121と外周部122を有していると共に、第1
1の実施の形態と同様な支持部123を有している。そ
して、光学部121と支持部123の間に位置する外周
部122の後面には、前方に変形する湾曲部122aを
形成している。また、支持部123の外方に位置する外
周部122には、外方に向かって前方に傾斜する傾斜部
122bを形成している。
【0031】なお、上述の第1〜第13の実施の形態に
おいては、眼内挿入用レンズを角膜Cと虹彩Pの間の前
房ACに配置する場合について説明したが、虹彩Pと水
晶体Lの間の後房、又は虹彩Pの後側に配置する場合に
も、本発明を適用し得ることは云うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼内挿
入用レンズは、屈折力を有する光学部と、この光学部の
外周縁の全部又は一部から外方に延在する外周部と、こ
の外周部にあって眼内に設けた孔に挿入可能な複数の支
持部とから成るので、眼内に孔を設ける手術を容易と
し、角膜を傷付けることなく、眼内に安定して取り付け
かつ眼内から容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】眼内に挿入した状態の第1の実施の形態の側面
図である。
【図2】眼内挿入用レンズの背面図である。
【図3】側面図である。
【図4】眼内に挿入した状態の第2の実施の形態の側面
図である。
【図5】第3の実施の形態の断面図である。
【図6】部分拡大背面図である。
【図7】第4の実施の形態の背面図である。
【図8】第5の実施の形態の背面図である。
【図9】第6の実施の形態の背面図である。
【図10】断面図である。
【図11】第7の実施の形態の背面図である。
【図12】断面図である。
【図13】部分拡大図である。
【図14】ピン部材の側面図である。
【図15】ピン部材の使用状態の説明図である。
【図16】第8の実施の形態の背面図である。
【図17】第9の実施の形態の背面図である。
【図18】第10の実施の形態の背面図である。
【図19】眼内に挿入した状態の第11の実施の形態の
側面図である。
【図20】支持部の近傍の部分拡大断面図である。
【図21】筒状部材の背面図である。
【図22】筒状部材の断面図である。
【図23】眼内に挿入した状態の第12の実施の形態の
側面図である。
【図24】支持部の近傍の部分拡大断面図である。
【図25】第13の実施の形態の部分拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1、11、21、31、41、51、61、71、8
1、91、101、111、121 光学部 2、12、22、32、42、42b、52、62、7
2、82、92、92a、102、112、122 外
周部 2a、22a、23a、32a、42a、62a 導水
孔 3、13、23、33、43、53、63、73、8
3、93、103、113、123 支持部 23b、103b 係止突起 34a、34b、54a、54b 基準マーク 41a、41b 度数領域 55 ばね部材 64 ピン部材 104 筒状部材 113a 段部 122a 湾曲部 122b 傾斜部 AC 前房 C 角膜 P 虹彩 Pa 貫通孔 L 水晶体

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水晶体の残存する眼内又は水晶体を摘出
    した後の眼内に挿入して用いるレンズであって、屈折力
    を有する光学部と、該光学部の外周縁の全部又は一部か
    ら外方に伸展する外周部と、該外周部に在って眼内に設
    けた孔に挿入可能な複数の支持部とから成ることを特徴
    とする眼内挿入用レンズ。
  2. 【請求項2】 前記光学部は乱視度数を有することを特
    徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レンズ。
  3. 【請求項3】 前記光学部の乱視軸は前記支持部に対し
    て所定の角度で配置してあることを特徴とする請求項2
    に記載の眼内挿入用レンズ。
  4. 【請求項4】 前記光学部はステップ状又は連続した複
    数の屈折度数を有することを特徴とする請求項1に記載
    の眼内挿入用レンズ。
  5. 【請求項5】 前記光学部は所望の分光透過特性を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レン
    ズ。
  6. 【請求項6】 前記分光透過特性は紫外線を遮蔽する性
    質であることを特徴とする請求項5に記載の眼内挿入用
    レンズ。
  7. 【請求項7】 前記光学部又は前記外周部は前後方向に
    貫通する複数の孔を有することを特徴とする請求項1に
    記載の眼内挿入用レンズ。
  8. 【請求項8】 前記光学部、前記外周部及び前記支持部
    の全部又は一部は、折り畳み可能な材料から成ることを
    特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レンズ。
  9. 【請求項9】 前記折り畳み可能な材料はシリコーンで
    あることを特徴とする請求項8に記載の眼内挿入用レン
  10. 【請求項10】 前記外周部は前記光学部を円周状に取
    り囲むことを特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レ
    ンズ。
  11. 【請求項11】 前記外周部は不透明な部分を有するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の眼内挿入用レンズ。
  12. 【請求項12】 前記不透明な部分は虹彩の紋様である
    ことを特徴とする請求項11に記載の眼内挿入用レン
    ズ。
  13. 【請求項13】 前記光学部、前記外周部及び前記支持
    部の全部又は一部に生体適合性の高い物質を被覆してあ
    ることを特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レン
    ズ。
  14. 【請求項14】 前記生体適合性の高い物質はヘパリン
    であることを特徴とする請求項13に記載の眼内挿入用
    レンズ。
  15. 【請求項15】 前記外周部は前記光学部と一体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レンズ。
  16. 【請求項16】 前記光学部、前記外周部及び前記支持
    部は同一又は少なくとも2種以上の素材から成ることを
    特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レンズ。
  17. 【請求項17】 前記外周部と前記支持部に連通して設
    けた孔に、前記眼内に設けた孔に挿入可能なピン状部材
    を挿脱自在に取り付けてあることを特徴とする請求項1
    に記載の眼内挿入用レンズ。
  18. 【請求項18】 前記支持部は先端に広がりを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レンズ。
  19. 【請求項19】 前記支持部は前記眼内に設けた孔に予
    め取り付けてある筒状部材に挿入することを特徴とする
    請求項1に記載の眼内挿入用レンズ。
  20. 【請求項20】 前記外周部は前記光学部に関して外方
    及び内方に弾性を有することを特徴とする請求項1に記
    載の眼内挿入用レンズ。
  21. 【請求項21】 前記光学部は球面、乱視又は両者の屈
    折度数の変更が可能であることを特徴とする請求項1に
    記載の眼内挿入用レンズ。
  22. 【請求項22】 前記屈折度数の変更は外部から加熱す
    ることにより行うことを特徴とする請求項21に記載の
    眼内挿入用レンズ。
  23. 【請求項23】 前記光学部又は前記外周部は、前記支
    持部の基部から前方に湾状又は段状に遠去かる形状であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レン
    ズ。
  24. 【請求項24】 前記支持部は外周部に段部を介して設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レン
    ズ。
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