JP2002358156A - 感圧機能付き座標入力ペン - Google Patents

感圧機能付き座標入力ペン

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JP2002358156A
JP2002358156A JP2001163904A JP2001163904A JP2002358156A JP 2002358156 A JP2002358156 A JP 2002358156A JP 2001163904 A JP2001163904 A JP 2001163904A JP 2001163904 A JP2001163904 A JP 2001163904A JP 2002358156 A JP2002358156 A JP 2002358156A
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pen
pressure
detecting
input pen
detection
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English (en)
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Koichiro Katabami
康一郎 方波見
Tadaaki Sugino
忠昭 杉野
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆圧検出兼座標入力ペンの筆圧検出耐久性を
向上させる。 【解決手段】 検出軸の、押圧による軸方向移動を金属
バネで受け、検出軸後部の光遮蔽バーにより、透過型フ
ォトインタラプタの光路を可変遮蔽する。 【効果】 上記課題を成就し、且つ、加圧時と減圧時の
ヒステリシスが無く瞬時筆圧を正確に検出する。更に、
筆圧検出のリニアリティが向上した。また、検出軸のス
トロークが0.2mm程度なので違和感なく使用でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は座標タブレットの入
力ペンに係わり、特に筆記押圧をも検出する感圧機能を
兼備した座標入力ペンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、押圧感知スタイラスペンとして特
許第2717774号が登録されている。この特許第2
717774号では筆圧検出素子として感圧導電ゴムを
使用し、バネと共にペン押圧力を受けて感圧導電ゴムの
抵抗値変化を感知している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ペンで座標指示するデ
ィジタイザ(タブレット装置)において、例えば手書き
サインによる個人認証の場合、筆跡のみならず筆圧をも
加味して処理すると、認証の確度が向上する。上記の感
圧導電ゴムの圧力による特性変化を感知する特許第27
17774号に示されたものは、筆圧検出のためにゴム
材を使用しているので、ペン先に強い衝撃力が加えられ
たり、長期的に繰り返し使用すると、ゴムの変形,劣化
の問題が考えられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の問題点に
鑑みなされたもので、座標入力ペンの押圧力を金属バネ
で受け、ペン先への押圧力による検出軸後部の光遮蔽バ
ーの移動距離により、透過型フォトインタラプタのアナ
ログ出力電流を連続的に変化させることにより、筆記押
圧をも検出する感圧機能付き座標入力ペンを提案するも
のである。
【0005】
【作用】本発明では、金属バネで定常位置に保持された
検出軸の、筆記押圧による軸方向移動で、透過型フォト
インタラプタの光遮蔽量を可変する動作であるので、検
出軸と検出部が無接触で筆圧を検出する。
【0006】
【発明の実施の形態】容量結合式,電磁式,光ビーム
式,振動波式,二層抵抗膜接触式等の座標入力ペンの、
検出軸の筆圧による軸方向移動を金属バネで受け、検出
軸後部の光遮蔽バーの移動距離により、透過型フォトイ
ンタラプタの光遮蔽量を可変して、該フォトインタラプ
タのアナログ出力電流を連続的に変化させる。
【0007】
【実施例】本発明の詳細を添付図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の一例である容量結合式座標検出兼筆
記押圧検出装置の要部構成図である。参照符号1は座標
検出兼筆記押圧検出装置に使用される座標入力(座標指
示)ペンであり、座標入力を行うには、ペン1の先端が
タブレット2の盤面上を当接する事により、タブレット
2内の各電極線と、ペン1の座標検出軸の導体10のペ
ンケース(シールド)より突出した部分が容量結合し、
タブレット2内の各電極線から伝わる各電気信号を、信
号処理部3で処理することで、ペン1先端のタブレット
2盤面上の座標を検出する。座標検出に関する詳細は、
各文献を参照されたい。
【0008】次に本発明のペン1の前部(先端側)の構
造について説明する。図2は本発明のペン1の一部断面
図である。検出軸10には、検出信号を後部基盤12に
接続するための金属バネ11が密接されており、軸方向
の筆圧を受けるメイン金属バネ13を圧縮方向に多少付
勢している。検出軸10の後部には光遮蔽バー14があ
り、透過型フォトインタラプタ15の透過光光路を可変
遮蔽する。
【0009】今、タブレット2盤面上にペン1の先端を
当接すると、ペン1の先端が相対的に押される(荷重が
かかる)に従いメイン金属バネ13を圧縮し、検出軸1
0後部の光遮蔽バー14がペン1の軸方向に(この場
合、後方に向けて)移動する。この移動により、透過型
フォトインタラプタ15の透過光をより多く遮蔽し、図
4に示すようにフォトインタラプタ15の出力電流が変
化する。図3は透過型フォトインタラプタ15部分の拡
大説明図である。光遮蔽バー14の定常位置は、その末
端が透過型フォトインタラプタ15の溝16の中で、透
過光を少しだけ遮蔽するような位置であり、微少筆圧か
ら検出可能にしている。
【0010】メイン金属バネ13を圧縮しながらの検出
軸10の移動距離と筆圧(荷重)との関係を図5に示
す。図4,図5から分かるように、0.2mm程度の検
出軸10の移動(ストローク)でほぼ直線的に筆圧をア
ナログ量として検出できた。
【0011】上記の実施例で説明したメイン金属バネ1
3は、コイル状バネのみならず、板状バネ(線状のもの
を含む)でも良い。更に、容量結合式座標検出の例で説
明したが、〔発明の実施の形態〕で述べたような座標検
出の場合でも良い。
【0012】
【発明の効果】本発明の感圧機能付き座標入力ペンは、
簡単な構造で筆圧を金属バネで受け、しかも検出部と無
接触で筆記押圧(当接押圧)を検出できるため、耐久性
に優れている。また、手書き入力のような加圧と減圧が
ダイナミックに変化する場合、ゴム材ではどうしても加
減圧で差があるが(ヒステリシス特性が大きいが)、本
発明では金属バネで筆圧を受けるので、ダイナミックに
筆圧が変化しても、その瞬間の筆圧を正確に検出する。
更に、0.2mm程度の検出軸ストロークなので、操作
者は違和感なく使用でき、しかも筆圧検出のリニアリテ
ィが向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 容量結合式座標検出装置の要部構成図
【図2】 本発明の要部断面図
【図3】 透過型フォトインタラプタ部分の拡大説明図
【図4】 光遮蔽バーの移動距離 − 透過型フォトイ
ンタラプタの出力電流(相対値)特性図
【図5】 ペン先端荷重 − 光遮蔽バーの移動距離特
性図
【符号の説明】
1 入力ペン 2 タブレット(座標盤) 3 信号処理部 10 検出軸 11 信号バネ 12 回路基板 13 筆圧受けバネ(金属バネ) 14 光遮蔽バー 15 透過型フォトインタラプタ 16 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タブレット盤面上の座標を検出する入力
    ペンにおいて、該入力ペンの筆記押圧をも検出する手段
    として、前記入力ペンの、金属バネで定常位置に保持さ
    れた検出軸の、前記筆記押圧による軸方向移動で、透過
    型フォトインタラプタのアナログ出力電流を連続的に変
    化させる事を特徴とする感圧機能付き座標入力ペン。
JP2001163904A 2001-05-31 2001-05-31 感圧機能付き座標入力ペン Pending JP2002358156A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005190042A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Pentel Corp 座標入力装置
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