JP2002358146A - インターフェースエージェントシステム及びその制御方法 - Google Patents

インターフェースエージェントシステム及びその制御方法

Info

Publication number
JP2002358146A
JP2002358146A JP2001165599A JP2001165599A JP2002358146A JP 2002358146 A JP2002358146 A JP 2002358146A JP 2001165599 A JP2001165599 A JP 2001165599A JP 2001165599 A JP2001165599 A JP 2001165599A JP 2002358146 A JP2002358146 A JP 2002358146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interface agent
electronic document
window
word
interface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001165599A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Takano
智大 高野
Shunichi Yonemura
俊一 米村
Yasuhito Kono
泰人 河野
Mio Hosoya
未生 細谷
Tomoya Kosaka
朋也 小阪
Hiroto Ishii
寛人 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Nippon Telegraph and Telephone East Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2001165599A priority Critical patent/JP2002358146A/ja
Publication of JP2002358146A publication Critical patent/JP2002358146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが、表示されるインターフェースエー
ジェントの表情あるいは動作を違和感なく受け止めるこ
とができ、また、インターフェースエージェントシステ
ムを作成する側にとって、比較的容易に動作設計を行う
ことができるインターフェースエージェントシステムを
提供する。 【解決手段】 ウィンドウ表示をするグラフィカル・ユ
ーザ・インターフェースを有し、電子文書を閲覧・編集
可能なコンピュータシステムにおいて、所定の表示態様
をもつインターフェースエージェントを備え、表示画面
上に表示された特定のウィンドウを監視し、このウィン
ドウの状態が変化した場合に、このウィンドウ内に記述
された電子文書の内容に応じて、インターフェースエー
ジェントに表現させる動作を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムにおいて、エージェント技術を用いたグラフィカル
・ユーザ・インターフェース(GUI)技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムにおけるユ
ーザインタフェース技術として、そのディスプレイに、
表示態様としてアニメーションキャラクタを用いたイン
ターフェースエージェント用い、ユーザとインターフェ
ースエージェントとの対話機能等から、ユーザに対し
て、適切な情報の抽出やユーザ代行作業等を実現する技
術−エージェント技術−が注目されている。この技術の
なかで、インターフェースエージェントのアニメーショ
ンによる動作表現は、ユーザヘの情報提示の効率性を上
げるだけでなく、パーソナルコンピュータ等のコンピュ
ータの利用の娯楽性を向上させる上でも大きな役割を果
たしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうしたインターフェ
ースエージェントを用いたシステムでは、その動作定義
を予め作成しておく必要があるが、この動作定義は、各
ユーザがコンピュータを様々な用途で利用することを考
慮しなければならないため、非常にわずらわしい作業と
ならざるを得なかった。簡易にインターフェースエージ
ェントの動作を定義する手段として、ある一定時間ごと
にランダムにインターフェースエージェントの動作を定
義する手段が考えられる。しかしながら、この場合に
は、そのインターフェースエージェントの動作と、ユー
ザのコンピュータ利用状況との一貫性が崩れる場合はさ
けられず、このことがユーザに対するインターフェース
エージェントヘの不信感につながる可能性があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、ユーザが、表示されるインターフェースエージェン
トの表情あるいは動作を違和感なく受け止めることがで
き、また、インターフェースエージェントシステムを作
成する側にとって、比較的容易に動作設計を行うことが
できるインターフェースエージェントシステムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインターフェー
スエージェントシステムは、ウィンドウ表示をするグラ
フィカル・ユーザ・インターフェースを有し、電子文書
を閲覧・編集可能なコンピュータシステムにおいて、所
定の表示態様をもつインターフェースエージェントを備
え、表示画面上に表示された特定のウィンドウを監視
し、該ウィンドウの状態が変化した場合に、該ウィンド
ウ内に記述された電子文書の内容に応じて、前記インタ
ーフェースエージェントに表現させる動作を決定するこ
とを特徴とする。
【0006】また、本発明は、請求項1に記載のインタ
ーフェースエージェントシステムにおいて、表示画面上
に表示されたアクティブなウィンドウを監視し、該ウィ
ンドウの状態が変化した場合に、該ウィンドウ内に記述
された電子文書の内容を抽出する電子文書抽出手段と、
所定の単語と前記インターフェースエージェントの動作
を定義する動作定義との対応関係を蓄積する単語・動作
蓄積手段と、前記電子文書抽出手段により抽出された電
子文書の内容に含まれる単語が、前記単語・動作蓄積手
段に含まれているか検索する単語検索手段と、前記単語
検索手段により検索された前記電子文書の内容に含まれ
る単語に対応するインターフェースエージェントの動作
定義を前記単語・動作蓄積手段から取得し、取得した動
作定義を前記インターフェースエージェントに表現させ
る動作定義として決定するエージェント動作決定手段
と、前記エージェント動作決定手段の決定に応じた出力
に基づき、インターフェースエージェントの動作を制御
するエージェント動作制御手段と、を有することを特徴
とする。
【0007】また、本発明は、請求項1または請求項2
に記載のインターフェースエージェントシステムにおい
て、前記インターフェースエージェントの表示態様は、
人の顔の表情を模したものである、ことを特徴とする。
【0008】また、本発明のインターフェースエージェ
ントの制御方法は、ウィンドウ表示をするグラフィカル
・ユーザ・インターフェースを有し、電子文書を閲覧・
編集可能なコンピュータシステムに備えられた、所定の
表示態様をもつインターフェースエージェントの制御方
法であって、表示画面上に表示されたアクティブなウィ
ンドウを監視し、該ウィンドウの状態が変化した場合
に、該ウィンドウ内に記述された電子文書の内容を抽出
する手順と、所定の単語と前記インターフェースエージ
ェントの動作を定義する動作定義との対応関係を蓄積す
る手順と、前記抽出された電子文書の内容に含まれる単
語が、前記蓄積された対応関係に含まれているか検索す
る手順と、前記検索された前記電子文書の内容に含まれ
る単語に対応するインターフェースエージェントの動作
定義を前記蓄積された対応関係から取得し、取得した動
作定義を前記インターフェースエージェントに表現させ
る動作定義として決定する手順と、前記決定に応じた出
力に基づき、インターフェースエージェントの動作を制
御する手順と、を含むことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、ウィンドウ表示をするグ
ラフィカル・ユーザ・インターフェースを有し電子文書
を閲覧・編集可能なコンピュータシステムに備えられ
た、所定の表示態様をもつインターフェースエージェン
トを制御するためのプログラムであって、表示画面上に
表示されたアクティブなウィンドウを監視し、該ウィン
ドウの状態が変化した場合に、該ウィンドウ内に記述さ
れた電子文書の内容を抽出する手順と、所定の単語と前
記インターフェースエージェントの動作を定義する動作
定義との対応関係を蓄積する手順と、前記抽出された電
子文書の内容に含まれる単語が、前記蓄積された対応関
係に含まれているか検索する手順と、前記検索された前
記電子文書の内容に含まれる単語に対応するインターフ
ェースエージェントの動作定義を前記蓄積された対応関
係から取得し、取得した動作定義を前記インターフェー
スエージェントに表現させる動作定義として決定する手
順と、前記決定に応じた出力に基づき、インターフェー
スエージェントの動作を制御する手順と、を含むことを
特徴とするプログラムである。
【0010】また、本発明は、ウィンドウ表示をするグ
ラフィカル・ユーザ・インターフェースを有し電子文書
を閲覧・編集可能なコンピュータシステムに備えられ
た、所定の表示態様をもつインターフェースエージェン
トを制御するためのプログラムを記録した記録媒体であ
って、表示画面上に表示されたアクティブなウィンドウ
を監視し、該ウィンドウの状態が変化した場合に、該ウ
ィンドウ内に記述された電子文書の内容を抽出する手順
と、所定の単語と前記インターフェースエージェントの
動作を定義する動作定義との対応関係を蓄積する手順
と、前記抽出された電子文書の内容に含まれる単語が、
前記蓄積された対応関係に含まれているか検索する手順
と、前記検索された前記電子文書の内容に含まれる単語
に対応するインターフェースエージェントの動作定義を
前記蓄積された対応関係から取得し、取得した動作定義
を前記インターフェースエージェントに表現させる動作
定義として決定する手順と、前記決定に応じた出力に基
づき、インターフェースエージェントの動作を制御する
手順と、を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体である。
【0011】なお、上記において、抽出される電子文書
の内容は、当該電子文書に含まれる内容の一部あるいは
全部である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態
であるインターフェースエージェントシステムの構成を
示すブロック図である。
【0013】インターフェースエージェントシステム1
は、各種アプリケーション(特には、電子文書を閲覧・
編集可能なアプリケーション)を、その表示画面上にウ
ィンドウ表示するグラフィカル・ユーザ・インターフェ
ースをもつOS(Operating System)
を実装したパーソナルコンピュータ等のコンピュータシ
ステムを利用して実現される。
【0014】図1で、符合2は、記憶部であり、電子文
書を蓄積する電子文書蓄積部2aと、予め登録される単
語(特には、感情を表す単語)とインターフェースエー
ジェントの動作の定義(動作定義)とを対応付ける対応
関係テーブルを蓄積する単語・動作蓄積部2bとからな
る。図2に、この対応関係テーブルの一例を示してい
る。この例では、単語「おめでとう」に対し、「笑顔」
を対応付けている。また、単語「どうしよう」、「な
ぜ」、「さようなら」に対し、それぞれの動作定義とし
て、「不安な顔」、「混乱」、「手を振る」を対応付け
ている。図2に示す絵柄は、各動作定義に対応するイン
ターフェースエージェントの表示態様の一例である。
【0015】符合3aは、電子文書抽出部であり、表示
画面上に表示されたアクティブなウィンドウを監視し、
このウィンドウの状態が変化した場合に、このウィンド
ウ内に記述された電子文書の内容を抽出する。ここでい
うウィンドウの状態が変化した場合とは、ウィンドウ内
に記述された電子文書の内容が変更・更新された場合
や、このウィンドウが直前までアクティブでない状態か
らアクティブな状態(アクティブウィンドウ)に変化し
た場合等である。ここで、ウィンドウがアクティブな状
態とは、当該ウィンドウにおいて電子文書の入力や編集
が可能となっている状態を言う。なお、本実施の形態で
は、電子文書抽出部3aは、アクティブウィンドウの状
態の変化に応じて起動するが、特定のソフトウェア、例
えばチャット・ソフトウェアや、ウェブサイトを閲覧す
るためのブラウザなどで、そのウィンドウ内の情報が変
化したのを契機に電子文書抽出部3aを起動するように
してもよい。
【0016】符合3bは、単語検索部であり、電子文書
抽出部3aにより抽出された電子文書の内容に含まれる
単語が、対応関係テーブルに含まれているか検索する。
符合3cは、エージェント動作決定部であり、単語検索
部3bにより検索された電子文書の内容に含まれる単語
に対応するインターフェースエージェントの動作定義を
対応関係テーブルから取得し、取得した動作定義をイン
ターフェースエージェントに表現させる動作定義として
決定する。
【0017】符合3dは、エージェント動作制御部であ
り、エージェント動作決定部3cの決定に応じた出力に
基づき、インターフェースエージェントの動作を制御す
る。本実施の形態では、インターフェースエージェント
として、人の顔の表情等を模した表示態様をもつ表示要
素を表示画面に表示し、このエージェント動作制御部3
dは、この表示要素の表示態様を、エージェント動作決
定部3cによる決定に応じて変更する。符合3eは、入
出力制御部であり、表示装置、その他の入出力装置と接
続され、接続された入出力装置との入出力制御を行う。
【0018】なお、記憶部2は、ハードディスク、光磁
気ディスク等の不揮発性の記録装置により構成される。
また、電子文書抽出部3a、単語検索部3b、エージェ
ント動作決定部3c、エージェント動作制御部3dは、
これらの各機能を実現するためのプログラムを、メモリ
およびCPU(中央処理装置)等により構成される処理
部3のメモリにロードして実行することによりその機能
が実現されるものとする。また、インターフェースエー
ジェントシステム1には、周辺機器として入力装置、表
示装置等が接続されるものとする。ここで、入力装置と
はキーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。
表示装置とはCRT(Cathode Ray Tub
e)や液晶表示装置等のことをいう。
【0019】次に、このように構成されたインターフェ
ースエージェントシステム1の動作について説明する。
以下では、ユーザが、電子メール閲覧ソフトウェアの表
示ウィンドウをアクティブな状態にした場合を例として
説明する。また、ここでは、アクティブなウィンドウが
最前面に配置されるものとする。
【0020】まず、ユーザが、電子文書蓄積部2aに蓄
積されたメール情報(電子文書)の閲覧を始めたものと
する。このとき、メール情報が記述されたウィンドウが
表示画面の最前面に表示される。このようにして、ウィ
ンドウの状態が変化したので、電子文書情報抽出部3a
は、現在ユーザが閲覧している電子メールの内容を抽出
する。そして、電子文書抽出部3aにより抽出された文
書内容に含まれる単語の全部または一部が、単語検索部
3bに入力される(図4:ステップS01)。ここで
は、電子メールのタイトル情報のみが単語検索部3bに
入力されるものとする。
【0021】例えば、図3に示すような電子メールの文
書をユーザが閲覧していたとする。この図3に示した例
では、符合4部分が、表示画面であり、符合5部分が、
最前面に表示された受信メール内容を表示するウィンド
ウである。符合6部分は、他のウィンドウであり、先の
受信メール内容を表示するウィンドウの背面に位置して
いる。符合7部分は、表示画面に表示されたインターフ
ェースエージェントである。この例の場合、最前面にあ
る受信メール内容を表示するウィンドウに記述された件
名が、「おめでとう!○○さん」となっているので、こ
の件名(件名1とする)が、単語検索部3bに入力され
る。
【0022】単語検索部3bは、件名1のなかに含まれ
る単語が、単語・動作蓄積部2bに記憶された対応関係
テーブルに存在するか否かの検索を行う(図4:ステッ
プS02)。図2に示した対応関係テーブルの例では、
「おめでとう」という単語が存在する。この「おめでと
う」という単語が存在するという情報から、エージェン
ト動作決定部3cでは、インターフェースエージェント
に動作または表現させる内容を、対応関係テーブルを参
照することにより動作定義を「笑顔」と決定する(図
4:ステップS03)。
【0023】そして「笑顔」の動作または表現をするよ
うに、この動作定義がエージェント動作制御部3dに伝
達され、エージェント動作制御部3dは、表示画面上に
表示しているインターフェースエージェントの表示要素
を、笑顔を表現する表示態様に変更する(図4:ステッ
プS04)。ここでは、表示態様に対応して別途蓄積さ
れた画像データを表示させるようにしてもよいし、コン
ピュータグラフィクス(CG)技術を利用して、別途蓄
積したモデルデータを用いて描画するようにしてもよ
い。このようにして、このインターフェースエージェン
トが表示された表示画面を見ているユーザは、ディスプ
レイ上で笑顔を浮かべているインターフェースエージェ
ントを見ることになる。
【0024】以上、説明したように、本実施の形態で
は、ユーザが閲覧しているウィンドウが切り替わった瞬
間等に、切り替わったアクティブウィンドウ内に記述さ
れた電子文書に含まれる単語の中で、予め対応関係テー
ブルに登録されている感情を表す単語があるか否かを検
索し、該当する単語が登録されている場合、対応する動
作定義を取得し、この動作定義に基づきインターフェー
スエージェントを制御する。したがって、この対応関係
テーブルに、登録された単語にふさわしいエージェント
の動作を予め定義しておくことによって、インターフェ
ースエージェントは、その電子文書の内容に合った適切
な表情あるいは動作を行う。
【0025】このため、ユーザは、インターフェースエ
ージェントの表情あるいは動作を違和感なく受け止める
ことができる。また、感情を表す単語と、それに対応し
たエージェントの動作定義を対応付けた対応関係テーブ
ルを作成するのみで、コンピュータシステム上でのイン
ターフェースエージェントの動作を適切に制御すること
ができる。このため、インターフェースエージェントシ
ステム1を作成する側にとって、比較的容易にエージェ
ントの動作設計を行うことが可能となる。
【0026】なお、この発明の実施形態を、図面を参照
して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の構成等も含まれる。
【0027】また、図1における処理部3の機能の一部
あるいは全部を実現するためのプログラムをコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に
記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込
ませ、実行することによりインターフェースエージェン
トの制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュ
ータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェア
を含むものとする。
【0028】また、「コンピュータシステム」は、WW
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
レキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−
ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵され
るハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムが送信された場合のサーバやクライアン
トとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(R
AM)のように、一定時間プログラムを保持しているも
のも含むものとする。
【0029】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ウィンドウの状態が変化した場合に、ウィンド
ウ内に記述された電子文書の内容に応じた適切な表現
を、自動的にインターフェースエージェントにさせるこ
とができるので、結果として、ユーザは、表示されるイ
ンターフェースエージェントの表情あるいは動作を違和
感なく受け止めることができ、ユーザヘの情報提示の効
率性を上げることができる。
【0031】また、所定の単語と、それに対応したエー
ジェントの動作定義を対応付ける対応関係テーブルを作
成するのみで、コンピュータシステム上でのインターフ
ェースエージェントの動作を適切に制御することができ
るため、インターフェースエージェントシステムを作成
する側にとって、比較的容易にインターフェースエージ
ェントの動作設計を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるインターフェー
スエージェントシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 同実施の形態の単語・動作蓄積部に蓄積され
る対応関係テーブルの一例である。
【図3】 同実施の形態の動作を、電子メールを閲覧し
た例を用いて説明するための図である。
【図4】 同実施の形態の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1…インターフェースエージェントシステム 2…記憶部 2a…電子文書蓄積部 2b…単語・動作蓄積部 3…処理部 3a…電子文書抽出部 3b…単語検索部 3c…エージェント動作決定部 3d…エージェント動作制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 泰人 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 細谷 未生 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小阪 朋也 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 石井 寛人 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5E501 AA01 BA03 BA17 CA02 DA01 EA14 FA15 FA43 FA46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウィンドウ表示をするグラフィカル・ユ
    ーザ・インターフェースを有し、電子文書を閲覧・編集
    可能なコンピュータシステムにおいて、 所定の表示態様をもつインターフェースエージェントを
    備え、 表示画面上に表示された特定のウィンドウを監視し、該
    ウィンドウの状態が変化した場合に、該ウィンドウ内に
    記述された電子文書の内容に応じて、前記インターフェ
    ースエージェントに表現させる動作を決定することを特
    徴とするインターフェースエージェントシステム。
  2. 【請求項2】 表示画面上に表示されたアクティブなウ
    ィンドウを監視し、該ウィンドウの状態が変化した場合
    に、該ウィンドウ内に記述された電子文書の内容を抽出
    する電子文書抽出手段と、 所定の単語と前記インターフェースエージェントの動作
    を定義する動作定義との対応関係を蓄積する単語・動作
    蓄積手段と、 前記電子文書抽出手段により抽出された電子文書の内容
    に含まれる単語が、前記単語・動作蓄積手段に含まれて
    いるか検索する単語検索手段と、 前記単語検索手段により検索された前記電子文書の内容
    に含まれる単語に対応するインターフェースエージェン
    トの動作定義を前記単語・動作蓄積手段から取得し、取
    得した動作定義を前記インターフェースエージェントに
    表現させる動作定義として決定するエージェント動作決
    定手段と、 前記エージェント動作決定手段の決定に応じた出力に基
    づき、インターフェースエージェントの動作を制御する
    エージェント動作制御手段と、を有することを特徴とす
    る請求項1に記載のインターフェースエージェントシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記インターフェースエージェントの表
    示態様は、 人の顔の表情を模したものである、 ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のイン
    ターフェースエージェントシステム。
  4. 【請求項4】 ウィンドウ表示をするグラフィカル・ユ
    ーザ・インターフェースを有し、電子文書を閲覧・編集
    可能なコンピュータシステムに備えられた、所定の表示
    態様をもつインターフェースエージェントの制御方法で
    あって、 表示画面上に表示されたアクティブなウィンドウを監視
    し、該ウィンドウの状態が変化した場合に、該ウィンド
    ウ内に記述された電子文書の内容を抽出する手順と、 所定の単語と前記インターフェースエージェントの動作
    を定義する動作定義との対応関係を蓄積する手順と、 前記抽出された電子文書の内容に含まれる単語が、前記
    蓄積された対応関係に含まれているか検索する手順と、 前記検索された前記電子文書の内容に含まれる単語に対
    応するインターフェースエージェントの動作定義を前記
    蓄積された対応関係から取得し、取得した動作定義を前
    記インターフェースエージェントに表現させる動作定義
    として決定する手順と、 前記決定に応じた出力に基づき、インターフェースエー
    ジェントの動作を制御する手順と、を含むことを特徴と
    するインターフェースエージェントの制御方法。
  5. 【請求項5】 ウィンドウ表示をするグラフィカル・ユ
    ーザ・インターフェースを有し電子文書を閲覧・編集可
    能なコンピュータシステムに備えられた、所定の表示態
    様をもつインターフェースエージェントを制御するため
    のプログラムであって、 表示画面上に表示されたアクティブなウィンドウを監視
    し、該ウィンドウの状態が変化した場合に、該ウィンド
    ウ内に記述された電子文書の内容を抽出する手順と、 所定の単語と前記インターフェースエージェントの動作
    を定義する動作定義との対応関係を蓄積する手順と、 前記抽出された電子文書の内容に含まれる単語が、前記
    蓄積された対応関係に含まれているか検索する手順と、 前記検索された前記電子文書の内容に含まれる単語に対
    応するインターフェースエージェントの動作定義を前記
    蓄積された対応関係から取得し、取得した動作定義を前
    記インターフェースエージェントに表現させる動作定義
    として決定する手順と、 前記決定に応じた出力に基づき、インターフェースエー
    ジェントの動作を制御する手順と、を含むことを特徴と
    するプログラム。
  6. 【請求項6】 ウィンドウ表示をするグラフィカル・ユ
    ーザ・インターフェースを有し電子文書を閲覧・編集可
    能なコンピュータシステムに備えられた、所定の表示態
    様をもつインターフェースエージェントを制御するため
    のプログラムを記録した記録媒体であって、 表示画面上に表示されたアクティブなウィンドウを監視
    し、該ウィンドウの状態が変化した場合に、該ウィンド
    ウ内に記述された電子文書の内容を抽出する手順と、 所定の単語と前記インターフェースエージェントの動作
    を定義する動作定義との対応関係を蓄積する手順と、 前記抽出された電子文書の内容に含まれる単語が、前記
    蓄積された対応関係に含まれているか検索する手順と、 前記検索された前記電子文書の内容に含まれる単語に対
    応するインターフェースエージェントの動作定義を前記
    蓄積された対応関係から取得し、取得した動作定義を前
    記インターフェースエージェントに表現させる動作定義
    として決定する手順と、 前記決定に応じた出力に基づき、インターフェースエー
    ジェントの動作を制御する手順と、 を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2001165599A 2001-05-31 2001-05-31 インターフェースエージェントシステム及びその制御方法 Pending JP2002358146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001165599A JP2002358146A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 インターフェースエージェントシステム及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001165599A JP2002358146A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 インターフェースエージェントシステム及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002358146A true JP2002358146A (ja) 2002-12-13

Family

ID=19008248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001165599A Pending JP2002358146A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 インターフェースエージェントシステム及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002358146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022079933A1 (ja) * 2020-10-14 2022-04-21 住友電気工業株式会社 コミュニケーション支援プログラム、コミュニケーション支援方法、コミュニケーション支援システム、端末装置及び非言語表現プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022079933A1 (ja) * 2020-10-14 2022-04-21 住友電気工業株式会社 コミュニケーション支援プログラム、コミュニケーション支援方法、コミュニケーション支援システム、端末装置及び非言語表現プログラム
JPWO2022079933A1 (ja) * 2020-10-14 2022-04-21
JP7193015B2 (ja) 2020-10-14 2022-12-20 住友電気工業株式会社 コミュニケーション支援プログラム、コミュニケーション支援方法、コミュニケーション支援システム、端末装置及び非言語表現プログラム
US11960792B2 (en) 2020-10-14 2024-04-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Communication assistance program, communication assistance method, communication assistance system, terminal device, and non-verbal expression program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI776066B (zh) 圖片生成方法、裝置、終端、伺服器及儲存媒體
US9674580B2 (en) Method and system for recording video directly into an HTML framework
US9086776B2 (en) Modifying avatar attributes
CN109154943B (zh) 自动播放内容到点击播放内容的基于服务器的转换
US7979801B2 (en) Media presentation driven by meta-data events
US20050212763A1 (en) Information processing apparatus and method
US20080235285A1 (en) Instant Messaging Service with Categorization of Emotion Icons
EP3912136A1 (en) Systems and methods for generating personalized videos with customized text messages
KR20080104286A (ko) 사용자 인터페이스를 출력하기 위한 방법 및 컴퓨터 판독가능 매체
WO2019242542A1 (zh) 截图处理方法及装置
US11308677B2 (en) Generating personalized videos with customized text messages
US20060244768A1 (en) Enhanced personalized portal page
CN112328094A (zh) 信息输入方法、云端输入法系统和客户端
KR101694303B1 (ko) 편집형 영상 객체 생성 장치 및 방법
JP2002358146A (ja) インターフェースエージェントシステム及びその制御方法
JP2002323998A (ja) 情報管理装置、情報管理方法、情報管理プログラムを記録した記録媒体および情報管理プログラム
US20030043215A1 (en) Portable information terminal, information display control method, recording medium, and program
US10915778B2 (en) User interface framework for multi-selection and operation of non-consecutive segmented information
CN111552467A (zh) 动态化页面处理方法、装置、系统及存储介质
CN110602559A (zh) 人机交互及电视操作控制方法、装置、设备以及存储介质
KR20180135532A (ko) 스토리 보드 구현 방법 및 시스템
CN114546229B (zh) 信息处理方法、截屏方法及电子设备
JP2023172386A (ja) 閲覧用pdf生成システム、閲覧用pdf生成方法及びそのプログラム
CN115408986A (zh) 文字调整方法和装置
CN117311884A (zh) 内容显示方法、装置、电子设备及可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071016