JP2002357509A - 光伝送システム、端局装置及び波長分散測定方法 - Google Patents

光伝送システム、端局装置及び波長分散測定方法

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JP2002357509A
JP2002357509A JP2001164208A JP2001164208A JP2002357509A JP 2002357509 A JP2002357509 A JP 2002357509A JP 2001164208 A JP2001164208 A JP 2001164208A JP 2001164208 A JP2001164208 A JP 2001164208A JP 2002357509 A JP2002357509 A JP 2002357509A
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light
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signal
dispersion
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Hidenori Taga
秀徳 多賀
Koji Goto
光司 後藤
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KDDI Submarine Cable Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易に波長分散を測定できるシステムを安価
に実現する。 【解決手段】 制御回路34は、光スイッチ32をB接
点に接続し、光送信器20−1〜nを同期動作させる。
光多重器28は、光送信器20−1〜nの出力信号光を
多重し、その多重光は光スイッチ32を介して光ファイ
バ線路14に出力される。光ファイバ線路14を伝搬し
た信号光(テスト信号光)は、端局12では、分波器4
0を介して光分離器46に入射する。光分離器46は、
分波器40からの光を個々の波長の信号光に分離する。
光スイッチ52は、光分離器46からの各波長の信号光
を順番に選択し、受光器54に印加する。受光器54は
入力信号光を電気信号に変換する。位相差計58は受光
器54の出力に含まれる正弦波成分の位相を基準位相と
比較し、その位相差を示す信号を光送信器60に出力す
る。光送信器60は、位相差計58の計測結果を搬送す
る信号光を光ファイバ線路16を介して端局10に送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送システム、
端局装置及び波長分散測定方法に関し、より具体的に
は、光ファイバ線路の波長分散測定機能を組み込んだ光
伝送システム及び端局装置、並びに波長分散測定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】波長分割多重(WDM)を使用する海底
光ファイバケーブルシステムでは、海底部分を含む光フ
ァイバ伝送路の波長分散を適切に管理することにより、
各信号波長の伝送特性を良好に保つことができる。波長
分散の管理のためには、光ファイバ伝送路の波長分散を
測定する必要があり、そのための専用測定器が商品化さ
れている。
【0003】図4は、波長分散を測定する従来の専用測
定システムの概略構成ブロック図を示す。測定対象の光
ファイバ線路210の一端に送信測定装置212を配置
し、他端に受信測定装置214を配置する。受信測定装
置214の測定結果を別の通信線216を介して送信測
定装置212に伝送する。多くの光ファイバ伝送システ
ムでは、1対の光ファイバ線路の一方の光ファイバ線路
を上りに他方の光ファイバ線路を下りに使用するので、
光ファイバ線路210が1対の光ファイバ線路の一方で
あり、通信線216が他方である場合がある。通常、送
信測定装置212は受信測定装置としての機能を具備
し、受信測定装置214は送信測定装置112としての
機能も具備する。従って、通信線216である光ファイ
バ線路の波長分散を測定することも可能であり、測定結
果は、光ファイバ線路210を介して測定装置212か
ら測定装置214に伝送される。
【0004】可変波長光源220Tはレーザ発振波長を
変更自在なレーザからなり、制御回路222Tにより制
御される波長でレーザ発振する。制御回路222Tは、
可変波長光源220Tのレーザ発振波長を光ファイバ線
路210の信号波長帯内で一定周期で掃引する。波長計
224Tは、可変波長光源220Tの出力レーザ光の波
長を確認のために計測する。変調器226Tは、制御回
路222Tにより制御されるタイミング又は位相で、可
変波長光源220Tの出力レーザ光の振幅を正弦波で変
調する。変調器226Tにより振幅を正弦波変調された
レーザ光が、測定対象の光ファイバ線路210に出力さ
れる。
【0005】このように光ファイバ線路210に入射す
るテスト信号光は、光ファイバ線路210を伝搬して受
信測定装置214の受光器228Rに入射する。受光器
228Rは入射光を電気信号に変換する。すなわち、受
光器228Rの出力電気信号は、測定装置212の変調
器226Tによる正弦波変調に基づく正弦波成分を含
む。但し、その正弦波成分の位相は、光ファイバ線路2
10の郡速度に応じた量だけ遅延している。郡速度、即
ち位相遅延量は、テストに使用するレーザ光の波長に依
存するので、この値を隣接する波長間で比較することに
より、波長分散値を測定できる。
【0006】位相差計230Rは受光器228Rの出力
に含まれる正弦波成分の位相を基準位相と比較し、比較
結果を制御回路222Rに出力する。制御回路222R
は受光器228Rの出力から、送信側での可変波長光源
220Tの波長掃引タイミングを知る。制御回路222
Rは、送信側での波長掃引タイミングと位相差計230
Rからの位相差情報とから、各波長での波長分散値を算
出する。具体的には、制御回路222Rは群遅延時間の
差を波長で微分して、各波長での波長分散を算出する。
制御回路222Rは、測定結果の波長分散を示す情報を
変調器226Rに変調信号として印加する。変調器22
6Rは、可変波長光源220Rから出力される所定波長
のレーザ光を制御回路222Rからの測定結果情報で変
調して、通信線216に出力する。波長計224Rは可
変波長光源220Rの出力波長を計測する。前述の通
り、可変波長光源220R、波長計224R及び変調器
226Rは、通信線216の波長分散を測定する際の光
源系として利用される。
【0007】通信線216を伝搬した光は、測定装置2
12の受光器228Tに入射する。受光器228Tは、
入射光を電気に変換して制御回路222Tに印加する。
制御回路222Tは、受光器228Tの出力から、測定
装置214で測定された波長分散を復調する。位相差計
230Tは、通信線216の波長分散を測定する際に使
用される。
【0008】このようにして、測定装置212におい
て、テスト信号光の波長と、その波長での光ファイバ線
路210での波長分散が判明する。波長分散の算出を測
定装置214の制御回路222Rでなく、測定装置21
2の制御回路222Tで行うこともある。テスト信号光
の波長を掃引することで、所定の信号波長帯での光ファ
イバ線路210の波長分散特性を測定できる。
【0009】測定する点(波長)数の多い方が、測定精
度が上がる。波長可変光源を使用することにより、より
多くの測定点を得られると共に、広い波長帯域での測定
に対応できる。
【0010】また、測定した信号の波長の値そのものが
測定制度に影響するため、波長計224Tを使用して信
号波長を精密に測定する。図4に示す構成では、海底光
ケーブルの両端にある陸揚げ局の一方に測定装置212
を配置し、他方に測定装置214を設置して、海底光ケ
ーブルの波長分散を測定する。先に説明したように、被
測定ファイバ210の測定中には、それと対をなす光フ
ァイバ(通信線216)を介して測定結果を伝送する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】海底光ケーブルでは、
その運用中に切断事故等が発生することがある。その修
理により、海底区間の波長分散が変化する。理想的に
は、光ケーブルの修理ごとに波長分散を再測定するのが
望ましい。
【0012】しかし、市販の測定器が高価であること、
及び、市販の測定器の取り扱いに専門知識を必要とする
ことから、修理の都度、波長分散を再測定することは現
実には難しく、実質的には不可能に近い。
【0013】本発明は、専用測定器を使用せずに、簡易
に波長分散を測定できる光伝送システム、端局装置及び
波長分散測定方法を提示することを目的とする。
【0014】本発明はまた、高度な知識を必要とせずに
波長分散を測定できる光伝送システム、端局装置及び波
長分散測定方法を提示することを目的とする。
【0015】本発明は更に、伝送端局装置において波長
分散を簡易に測定できる光伝送システム、端局装置及び
波長分散測定方法を提示することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光伝送シス
テムは、送信端局、受信端局及び当該送信端局から出力
される信号光を当該受信端局に伝送する光ファイバ線路
とを具備する光伝送システムである。当該送信端局は、
互いに異なる信号波長の信号光をそれぞれ出力する複数
の信号光出力装置と、当該複数の信号光出力装置から出
力される各信号光に波長分散を付与し、多重して出力す
る分散等化・多重器と、当該複数の信号光出力装置から
出力される各信号光を多重する光多重器と、当該分散等
化・多重器の出力光と当該光多重器の出力光の一方を選
択する光スイッチと、当該光ファイバ線路の波長分散を
測定するときに、当該複数の信号光出力装置を同期動作
させ、当該光スイッチに当該光多重器の出力光を選択さ
せる制御手段とを具備する。当該受信端局は、当該光フ
ァイバ線路から入力する光から各信号光を分離し受信す
る光受信装置と、当該光ファイバ線路から入力する光か
ら各信号波長の成分光を順次、選択する選択器と、当該
選択器の出力光を電気信号に変換する受光器と、当該受
光器の出力から、当該光ファイバ線路14における群遅
延を示す位相差を計測する位相差計とを具備する。
【0017】本発明に係る光伝送システムはまた、送信
端局、受信端局及び当該送信端局から出力される信号光
を当該受信端局に伝送する光ファイバ線路からなる光伝
送システムである。当該送信端局は、互いに異なる信号
波長のレーザ光を出力する複数のレーザ光源と、当該複
数のレーザ光源の出力光を送信データで変調する複数の
データ変調器と、当該複数の光変調器から出力される各
信号光に波長分散を付与し、多重して出力する分散等化
・多重器と、当該複数のレーザ光源から出力される各レ
ーザ光を多重する光多重器と、当該光多重器の出力光を
波長分散測定のテスト信号で変調する光変調器と、信号
伝送時に当該分散補償・多重器の出力光を選択し、当該
光ファイバ線路の波長分散を測定するときに当該光変調
器の出力光を選択する光スイッチとを具備する。当該受
信端局は、当該光ファイバ線路から入力する光から各信
号光を分離し受信する光受信装置と、当該光ファイバ線
路から入力する光から各信号波長の成分光を順次、選択
する選択器と、当該選択器の出力光を電気信号に変換す
る受光器と、当該受光器の出力から、当該光ファイバ線
路における群遅延を示す位相差を計測する位相差計とを
具備する。
【0018】本発明に係る光伝送システムはまた、送信
端局、受信端局及び当該送信端局から出力される信号光
を当該受信端局に伝送する光ファイバ線路からなる光伝
送システムである。当該送信端局は、互いに異なる信号
波長の複数の信号光からなる多重信号光を出力する多重
信号光出力装置と、互いに異なり且つ信号波長とも異な
るダミー波長の複数のダミー光を出力するダミー光源
と、当該複数のダミー光源の出力光を多重する光多重器
と、当該光多重器の出力光を当該光ファイバ線路の波長
分散を測定するためのテスト信号で変調する光変調器
と、当該多重信号光出力装置の出力光と当該光変調器の
出力光を合波する光合波器とを具備する。当該受信端局
は、当該光ファイバ線路から入力する光から各信号光を
分離し受信する光受信装置と、当該光ファイバ線路から
入力する光から各ダミー波長の成分光を順次、選択する
選択器と、当該選択器の出力光を電気信号に変換する受
光器と、当該受光器の出力から当該光ファイバ線路にお
ける群遅延を示す位相差を計測する位相差計とを具備す
る。
【0019】本発明に係る端局装置は、互いに異なる信
号波長の信号光をそれぞれ出力する複数の信号光出力装
置と、当該複数の信号光出力装置から出力される各信号
光に波長分散を付与し、多重して出力する分散等化・多
重器と、当該複数の信号光出力装置から出力される各信
号光を多重する光多重器と、光ファイバ線路に出力する
ために、当該分散等化・多重器の出力光と当該光多重器
の出力光の一方を選択する光スイッチと、当該光ファイ
バ線路の波長分散を測定するときに、当該複数の信号光
出力装置を同期動作させ、当該光スイッチに当該光多重
器の出力光を選択させる制御手段とを具備することを特
徴とする。
【0020】本発明に係る端局装置はまた、互いに異な
る信号波長のレーザ光を出力する複数のレーザ光源と、
当該複数のレーザ光源の出力光を送信データで変調する
複数のデータ変調器と、当該複数の光変調器から出力さ
れる各信号光に波長分散を付与し、多重して出力する分
散等化・多重器と、当該複数のレーザ光源から出力され
る各レーザ光を多重する光多重器と、当該光多重器の出
力光を波長分散測定のテスト信号で変調する光変調器
と、信号伝送時に当該分散補償・多重器の出力光を選択
し、当該信号光を伝搬する光ファイバ線路の波長分散を
測定するときに当該光変調器の出力光を選択する光スイ
ッチとを具備することを特徴とする。
【0021】本発明に係る端局装置はまた、互いに異な
る信号波長の複数の信号光からなる多重信号光を出力す
る多重信号光出力装置と、互いに異なり且つ信号波長と
も異なるダミー波長の複数のダミー光を出力するダミー
光源と、当該複数のダミー光源の出力光を多重する光多
重器と、当該光多重器の出力光を、当該多重信号光を伝
搬する光ファイバ線路の波長分散を測定するためのテス
ト信号で変調する光変調器と、当該多重信号光出力装置
の出力光と当該光変調器の出力光を合波する光合波器と
を具備することを特徴とする。
【0022】本発明に係る端局装置はまた、光ファイバ
線路から入力する光から互いに異なる信号波長の信号光
を分離し受信する光受信器と、当該光ファイバ線路から
入力する光から、当該光ファイバ線路の波長分散をテス
トするためのテスト信号を搬送する成分光を順次、選択
する選択器と、当該選択器の出力光を電気信号に変換す
る受光器と、当該受光器の出力から当該光ファイバ線路
における群遅延を示す位相差を計測する位相差計とを具
備することを特徴とする。
【0023】本発明に係る波長分散測定方法は、互いに
異なる信号波長の信号光を出力する複数の信号光出力装
置と、当該信号光に事前に波長分散を与える分散等化器
とを具備する送信端局、受信端局、及び当該送信端局か
ら出力される信号光を当該受信端局に伝送する光ファイ
バ線路を具備する光伝送システムにおいて、当該光ファ
イバ線路の波長分散を測定する方法であって、当該送信
端局において当該複数の信号光出力装置を同期動作さ
せ、当該複数の信号光出力装置から出力される複数の信
号光を、当該波長分散等化器を迂回して多重して当該光
ファイバ線路に出力し、当該光ファイバ線路を伝搬した
光から、当該複数の信号光を順次、選択して当該光ファ
イバ線路における群遅延を計測し、当該複数の信号波長
の当該群遅延から当該光ファイバ線路の波長分散を計測
することを特徴とする。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0025】図1は、本発明の第1実施例の概略構成ブ
ロック図である。端局10,12は、光ファイバ線路1
4,16を介して相互に接続する。端局10は光ファイ
バ線路14を介して信号光を端局12に送信でき、端局
12は光ファイバ線路16を介して信号光を端局10に
送信できる。但し、図1では、端局10が送信局として
動作し、端局12が受信局として動作する場合の構成を
図示してある。光ファイバ線路14,16は、簡略に図
示されているが、累積波長分散を補償する分散補償ファ
イバが適宜の間隔に挿入されている。光ファイバ線路1
4,16はまた、光増幅器を一定スパン毎に挿入された
光増幅中継光ファイバ線路である。
【0026】端局10の構成を説明する。20−1〜2
0−nは、それぞれ異なる信号波長λ1〜λnの信号光
を出力する光送信器であり、各出力信号光は、分波器2
2−1〜22−nにより2分割され、一方は個別分散等
化ファイバ24−1〜24〜nを介して光多重器26に
入力し、他方は、光多重器28に入力する。後述する
が、光多重器28に入力する信号光は、信号伝搬ではな
く波長分散測定に使用されるので、分波器22−1〜2
2−nの光多重器28への分割光量は、個別分散等化フ
ァイバ24−1〜24−nへのそれより十分に小さくて
良い。
【0027】光多重器26の多重出力光は、一括分散等
化ファイバ30を介して光スイッチ32のA接点に入力
する。光多重器28の合波出力光は、光スイッチ32の
B接点に入力する。制御回路34は、光スイッチ32の
切換え、及び、光送信器20−1〜20−nの同期動作
を制御する。光受信器38は端局12から光ファイバ線
路16を介して送信される波長分散測定結果の信号光を
受信し、その波長分散測定結果を制御回路34に通知す
る。制御回路34は、波長分散の測定結果を表示装置3
6の画面上に表示する。
【0028】個別分散等化ファイバ24−1〜24−n
はそれぞれ、光ファイバ線路14上での波長λ1〜λn
の累積波長分散を事前に等化する波長分散を各信号光に
与え、一括分散等化ファイバ30は、全波長λ1〜λn
に一括してほぼ等しい波長分散を与える。このような多
段構成での分散等化により、広い信号波長範囲に対応で
き、また、各分散等化ファイバを短くできる。個別分散
等化ファイバ24−1〜24−nと一括分散等化ファイ
バ30が、波長分散を事前に補償するプリ分散補償器と
して機能する。
【0029】端局12の構成を説明する。分波器40は
光ファイバ線路14から入力する光を2分割し、一方
は、一括分散等化ファイバ42を介して光分離器44に
入力し、他方は、直接、光分離器46に入力する。光分
離器44は入力光を波長λ1〜λnの信号光に分離す
る。分離された各波長λ1〜λnの信号光は、個別分散
等化ファイバ48−1〜48−nを介して光受信器50
−1〜50−nに入射する。光受信器50−1〜50−
nはそれぞれ、入力光が搬送する信号を受信する。一括
分散等化ファイバ42と個別分散等化ファイバ48−1
〜48−nと一括分散等化ファイバ30が、波長分散を
最終的に補償する分散補償器として機能する。
【0030】光スイッチ52は、光分離器46により分
離される各波長λ1〜λnの信号光を順に選択し、受光
器54に印加する。受光器54は、入力信号光を電気信
号に変換する。受光器54の出力は、入力信号光の正弦
波変調により搬送される正弦波成分を含む。制御回路5
6は、受光器54の特定の出力変化等に応じて、波長分
散測定の開始を知り、光分離器46の各力を順次的に選
択するように光スイッチ52を制御する。位相差計58
は受光器54の出力に含まれる正弦波の位相の、基準位
相との差を計測する。光送信器60は、位相差計58の
計測結果を光ファイバ線路16を介して端局10の光受
信器38に送信する。
【0031】光送信器60及び光受信器38は、端局1
2から端局10への光ファイバ線路16を使用する信号
伝送に用意されたものであってもよいが、光ファイバ線
路及びその上の中継器の監視及び制御のために用意され
てものであってもよい。
【0032】先ず、本実施例における信号伝送時の動作
を説明する。このとき、光スイッチ32はA接点に接続
する。光送信器20−1〜20−nは、それぞれ独立に
動作し、それぞれに割り当てられたデータを搬送する信
号光を出力する。光送信器20−1〜20−nから出力
される信号光は、分波器22−1〜22−n及び個別分
散等化ファイバ24−1〜24−nを介して光多重器2
6に入力する。先に説明したように、各個別分散等化フ
ァイバ24−1〜24−nは、波長λ1〜λnの各信号
光に、その波長に応じて設定された波長分散値を付与す
る。光多重器26は各入力信号光を波長領域で多重す
る。光多重器26で多重された信号光は、一括分散等化
ファイバ30及び光スイッチ32を介して光ファイバ線
路14に入力する。一括分散等化ファイバ30は、光多
重器26の出力光に波長分散を付与する。個別分散等化
ファイバ24−1〜24−nがあるので、等化ファイバ
30により付与される波長分散値は、波長に対してあま
り変化しなくてもよい。
【0033】このように、個別分散等化ファイバ24−
1〜24−n及び一括分散等化ファイバ30により事前
に波長分散を補償された信号光が、光ファイバ線路14
に入射し、光ファイバ線路14を伝搬して端局12に入
射する。
【0034】端局12では、光ファイバ線路14から入
力する信号光は、光分波器40及び一括分散等化ファイ
バ42を介して光分離器44に入射する。光分離器44
は波長領域で多重された各信号光を分離する。光分離器
44で分離された各信号光は、個別分散等化ファイバ4
8−1〜48−nを介して光受信器50−1〜50−n
に入射する。一括分散等化ファイバ42及び個別分散等
化ファイバ48−1〜48−nにより、各波長λ1〜λ
nの信号光の累積波長分散が補償される。
【0035】このようにして、各光送信器20−1〜2
0−nから出力される信号光が、分散補償システムの下
で光ファイバ線路14を伝搬して、対応する光受信器5
0−1〜50−nに入力する。各光受信器50−1〜5
0−nは、入力する信号光を処理し、その信号光で搬送
される信号を復元する。
【0036】次に、本実施例における波長分散測定動作
を説明する。この動作モードでは、制御回路34は、光
スイッチ32をB接点に接続し、光送信器20−1〜2
0−nを同期動作させる。
【0037】光送信器20−1〜20−nは、振幅を正
弦波で変調されたCW光及び同じタイミングのパルス光
のどちらを出力しても良い。どちらでも、光ファイバ線
路14の群遅延を計測できるからである。
【0038】同期状態で光送信器20−1〜20−nが
出力する信号光(波長分散測定のためのテスト信号光)
は、分波器22−1〜22−nを介して光多重器28に
入射する。光多重器28は、各入力信号光を波長空間で
多重する。光多重器28で多重された各波長の信号光
は、光スイッチ32を介して光ファイバ線路14に入射
する。光分波器22−1〜22−n、光多重器28及び
光スイッチ32により、個別分散等化ファイバ24−1
〜24−n及び一括分散等化ファイバ30が迂回され
る。
【0039】光ファイバ線路14を伝搬した信号光(テ
スト信号光)は端局12に入射し、分波器40を介して
光分離器46に入射する。光分離器46は、分波器40
からの光を、個々の波長の信号光(テスト信号光)に分
離する。光スイッチ52は、制御回路56の制御下で、
光分離器46からの各波長の信号光を順番に選択し、受
光器54に印加する。受光器54は入力信号光を電気信
号に変換する。制御回路56は、受光器54の特定の出
力変化により端局10による波長分散測定の開始を知
り、光分離器46の各力を順次的に選択するように光ス
イッチ52を制御する。位相差計58は受光器54の出
力に含まれる正弦波成分(又はパルス成分)の位相を基
準位相と比較し、その位相差を示す信号を光送信器60
に出力する。光送信器60は、位相差計58の計測結果
を搬送する信号光を光ファイバ線路16を介して端局1
0に送信する。
【0040】端局10の光受信器38は、端局12の光
送信器60から出力される信号光を受信し、位相差計5
8の計測結果を制御回路34に出力する。このような信
号の流れにより、制御回路34は、光ファイバ線路14
の、波長λ1〜λnにおける位相差を知ることができ
る。これらの位相差情報を波長で微分することにより、
光ファイバ線路14の波長分散特性を測定できる。信号
波長間隔という粗い測定ではあるが、光ファイバ線路1
4の波長分散特性を簡易に測定できる。測定結果が表示
装置36の画面上に表示される。表示装置36の代わり
に、又は表示装置36に加えて、プリンタを設けても良
いことはいうまでもない。
【0041】本実施例では、専用装置も熟練した測定作
業者も必要としないので、安価に実現でき、運用も容易
である。
【0042】各光送信器20−1〜20−nは、一般に
CW光源とその出力光を送信データで変調する光変調器
からなる。各CW光源の出力光を取り出し、多重した後
で、一括にして正弦波変調(又はパルス変調)してか
ら、光ファイバ線路14に出力するように、図1に示す
実施例を変更しても良い。
【0043】図2は、端局10をそのように変更した端
局10aの構成例を示す。図1に示す構成要素と同じ構
成要素には、同じ符号を付してある。変更部分を説明す
る。
【0044】各光送信器20−1〜20−nは、CWレ
ーザ光源70−1〜70−nと、光源70−1〜70−
nの出力光を2分割する分波器72−1〜72−nと、
分波器72−1〜72−nの一方の出力光を送信データ
に従って変調するデータ変調器74−1〜74−nから
なる。光多重器76は、分波器72−1〜72−nの他
方の出力光を波長領域で多重する。光変調器78は、制
御回路34aからの指示に従って波長分散測定開始のコ
マンドを端局12に送信するように光多重器76の出力
光を変調し、波長分散測定開始後は、所定周波数の正弦
波で光多重器76の出力光を変調する。光変調器78の
出力光は光スイッチ32のB接点に印加される。
【0045】制御回路34aは、基本的には制御回路3
4と同じ機能を果たす。即ち、制御回路34aは、波長
分散測定の際には、光スイッチ32をB接点に切換え、
光変調回路78の動作を後述するように制御し、光受信
器38からの計測結果から波長分散を演算し、表示装置
36の画面上に表示する。
【0046】各光送信器20−1〜20−nを同期動作
させる図1に示す実施例では、各光送信器20−1〜2
0−nの出力光に少なからず位相差がありうるが、図2
に示す変更実施例では、そのような波長間の位相差をゼ
ロにできるという利点がある。
【0047】図3は、本発明の第3実施例の概略構成ブ
ロック図を示す。高密度波長分割多重(DWDM)伝送
システムではしばしば、当初は、設計上の全波長を使用
せずに、少数の波長を使用し、需要の増大に応じて、使
用波長数を増加するという利用方法が採用される。その
ような利用法では、使用しない信号波長の光パワーを補
う目的でダミーレーザ光が適宜の波長位置で適宜の波長
間隔で配置される。例えば、信号波長帯のほぼ中央部分
に少数の信号波長を配置し、それらの信号波長の両側に
適宜の間隔でダミーレーザ光を配置する。ダミーレーザ
光の光パワーを調節して、光ファイバ線路上の全光パワ
ーを、設計上の全波長を使用したときのそれと等しくす
る。これにより、使用する信号波長の伝送特性を、全波
長使用時のそれと等しくできる。図3に示す実施例で
は、そのダミーレーザ光を波長分散の簡易測定に利用す
る。
【0048】図3に示す実施例の構成を説明する。端局
110,112は、光ファイバ線路114,116を介
して相互に接続する。端局110は光ファイバ線路11
4を介して信号光を端局112に送信でき、端局112
は光ファイバ線路116を介して信号光を端局110に
送信できる。但し、図3では、端局110が送信局とし
て動作し、端局112が受信局として動作する場合の構
成を図示してある。光ファイバ線路114,116は、
簡略に図示されているが、累積波長分散を補償する分散
補償ファイバが適宜の間隔に挿入されている。光ファイ
バ線路114,116はまた、光増幅器を一定スパン毎
に挿入された光増幅中継光ファイバ線路である。
【0049】端局110の構成を説明する。120−1
〜120−4は、それぞれ異なる波長λ1〜λ4の信号
光を出力する光送信器であり、各出力信号光は、個別分
散等化ファイバ122−1〜122〜4を介して光多重
器124に入力する。光多重器124の多重出力光は、
一括分散等化ファイバ126を介して光合波器又は光カ
ップラ128に入力する。
【0050】130−1〜130−nは、それぞれ異な
る波長λ1d〜λndのダミーレーザ光を発生するダミ
ー光源である。ダミー光源130−1〜130−nから
出力されるダミーレーザ光の波長λ1d〜λndと光パ
ワーは、光ファイバ線路114上で、光送信器120−
1〜120−4から出力される信号光と共に、設計上の
最大信号波長数のときと同じゲインプロファイルを実現
するように、調整される。
【0051】光多重器132は、ダミー光源130−1
〜130−nの出力光を波長領域で多重し、多重光を光
変調器134に印加する。光変調器134は、光多重器
132の出力光をそのまま出力するスルーモードと、光
多重器132の出力光の振幅を正弦波で変調する変調モ
ードとを具備する。正弦波変調の代わりにパルス変調で
もよい。制御回路136は、光変調器134の動作モー
ドを制御すると共に、光変調器134により波長分散測
定の開始等を端局112に通知し、波長分散測定におけ
る端局112との協調動作を制御する。光合波器128
は、一括分散等化ファイバ126からの光に光変調器1
34の出力光を合波して、光ファイバ線路114に出力
する。光受信器138は、光ファイバ線路116を介し
て端局112から測定結果を示す光信号を受信し、測定
結果を制御回路136に通知する。制御回路136は、
波長分散の測定結果を表示装置139の画面上に表示す
る。
【0052】端局112の構成を説明する。光分波器1
40は光ファイバ線路114から入力する光を2分割
し、一方は、一括分散等化ファイバ142を介して光分
離器144に入力し、他方は、直接、光分離器146に
入力する。光分離器144は入力光を波長λ1〜λ4の
信号光に分離する。分離された各波長λ1〜λ4の信号
光は、個別分散等化ファイバ148−1〜148−4を
介して光受信器150−1〜150−4に入射する。光
受信器150−1〜150−4はそれぞれ、入力光が搬
送する信号を受信する。
【0053】光スイッチ152は、光分離器146によ
り分離される波長λ1d〜λndのダミーレーザ光(こ
こでは、波長分散測定のテスト信号光)を順に選択し、
受光器154に印加する。受光器154は、入力光を電
気信号に変換する。制御回路156は、受光器154の
特定の出力変化等に応じて波長分散測定の開始を知り、
光分離器146の各力を順次的に選択するように光スイ
ッチ152を制御する。位相差計158は、受光器15
4の出力に含まれる正弦波(又はパルス)の位相の、基
準位相との差を計測する。光送信器160は、位相差計
158の計測結果を光ファイバ線路116を介して端局
110の光受信器138に送信する。
【0054】光送信器160及び光受信器138は、端
局112から端局110への光ファイバ線路116を使
用する信号伝送に用意されたものであってもよいが、光
ファイバ線路及びその上の中継器の監視及び制御のため
に用意されてものであってもよい。
【0055】図3に示す実施例における信号伝送時の動
作を説明する。このとき、制御回路136は、光変調器
134をスルーモードに設定する。
【0056】光送信器120−1〜120−4は、それ
ぞれ独立に動作し、それぞれに割り当てられたデータを
搬送する信号光を出力する。光送信器120−1〜12
0−4から出力される信号光は、個別分散等化ファイバ
122−1〜122−4を介して光多重器124に入力
する。各個別分散等化ファイバ122−1〜122−4
は、波長λ1〜λ4の各信号光に、その波長に応じて設
定された波長分散値を付与する。光多重器124は、各
個別分散等化ファイバ122−1〜122−4から入力
する信号光を波長領域で多重する。光多重器124で多
重された信号光は、一括分散等化ファイバ126を介し
て光合波器128に入力する。一括分散等化ファイバ1
26は、光多重器124の出力光に波長分散を付与す
る。個別分散等化ファイバ122−1〜122−4があ
るので、等化ファイバ126により付与される波長分散
値は、波長に対してあまり変化しなくてもよい。
【0057】光多重器132は、ダミー光源130−1
〜130−nから出力されるダミーレーザ光を波長領域
で多重する。光変調器134は光多重器132の出力光
をそのまま合波器128に印加する。
【0058】合波器128は、一括分散等化ファイバ1
26からの波長分割多重信号光に、光変調器134から
のダミーレーザ光を合波し、その合波光を光ファイバ線
路114に出力する。ダミーレーザ光の存在により、波
長λ1〜λ4の信号光は、設計時の最大波長数の信号光
伝送時と同じ伝送特性、特に光SNRで光ファイバ伝送
路114を伝送する。光ファイバ線路114を伝搬した
信号光は、端局112に入力する。
【0059】端局112では、光ファイバ線路114か
ら入力する信号光は、光分波器140及び一括分散等化
ファイバ142を介して光分離器144に入射する。光
分離器144は、波長領域で多重された各信号光を分離
する。光分離器144で分離された波長λ1〜λ4の各
信号光は、個別分散等化ファイバ148−1〜148−
4を介して光受信器150−1〜150−4に入射す
る。一括分散等化ファイバ142及び個別分散等化ファ
イバ148−1〜148−4により、各波長λ1〜λ4
の信号光の累積波長分散が補償される。
【0060】このようにして、各光送信器120−1〜
120−4から出力される信号光が、分散補償システム
の下で光ファイバ線路114を伝搬して、対応する光受
信器150−1〜150−4に入力する。各光受信器1
50−1〜150−4は、入力する信号光を処理し、そ
の信号光で搬送される信号を復元する。
【0061】次に、図3に示す実施例における波長分散
測定動作を説明する。この動作モードでは、制御回路1
36は、光変調器134を変調モードで動作させる。
【0062】光多重化器132はダミー光源130−1
〜130−nの出力光を多重し、光変調器134に印加
する。光変調器134は、光多重化器132の出力光の
振幅を所定周波数の正弦波で変調し、光合波器128に
印加する。光合波器128は、一括分散等化ファイバ1
26からの波長多重信号光と光変調器134からの正弦
波変調されたダミーレーザ光を合波して、光ファイバ線
路114に出力する。ダミーレーザ光は正弦波変調され
ているが、そのダミーレーザ光により、信号光は、前述
の通り、設計最大波長数時と同様の光SNRで光ファイ
バ線路114を伝搬し、端局112で受信される。従っ
て、本実施例では、信号伝送サービスを提供しながら、
波長分散を測定できる。
【0063】本実施例では、波長分散測定のための正弦
波(テスト信号)がダミーレーザ光をキャリアとして、
光ファイバ線路114上を伝搬する。各ダミーレーザ光
の群遅延を測定すれば、そのダミーレーザ光の波長にお
ける波長分散を測定できる。
【0064】正弦波変調されたダミーレーザ光は、光フ
ァイバ線路114を伝搬して端局112に入射し、分波
器140を介して光分離器146に入射する。光分離器
146は、分波器140からの光を個々の波長のダミー
レーザ光に分離する。光スイッチ152は、制御回路1
56の制御下で、光分離器146からの各波長のダミー
レーザ光を順番に選択し、受光器154に印加する。受
光器154は入力光を電気信号に変換する。受光器15
4の出力は、光スイッチ152により選択されたダミー
レーザ光で搬送される正弦波成分(テスト信号)を含
む。制御回路156は、受光器154の特定の出力変化
により端局110による波長分散測定の開始を知り、光
分離器146の各力を順次的に選択するように光スイッ
チ152を制御する。位相差計158は受光器154の
出力に含まれる正弦波成分(テスト信号)の位相を基準
位相と比較し、その位相差を示す信号を光送信器160
に出力する。光送信器160は、位相差計158の計測
結果を搬送する信号光を光ファイバ線路116を介して
端局110に送信する。
【0065】端局110の光受信器138は、端局11
2の光送信器160から出力される信号光を受信し、位
相差計158の計測結果を制御回路136に出力する。
このような信号の流れにより、制御回路136は、光フ
ァイバ線路114の、波長λ1d〜λndにおける位相
差を知ることができる。これらの位相差情報を波長で微
分することにより、光ファイバ線路114の波長分散特
性を測定できる。測定結果が、表示装置139に表示さ
れる。ダミーレーザ波長間隔という粗い測定ではある
が、光ファイバ線路114の波長分散特性を簡易に、し
かも通信サービスを提供しながら測定できる。専用装置
も熟練した測定作業者も必要としないので、安価で運用
コストの低い波長分散測定システムを実現できる。
【0066】図3に示す実施例でも、表示装置139の
代わりに、又は表示装置139に加えて、プリンタを設
けても良い。
【0067】上述の各実施例では、受信端局12,11
2から送信端局10,110に位相差の計測結果を送信
し、送信端局10,110において波長分散を計算した
が、受信端局12,112において波長分散を計算し、
その結果を出力するようにしても良い。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、簡易に光ファイバ線路の波長分散
を測定できる。専用の測定装置を光ファイバ線路に接続
しなくても良いので、熟練者でなくても測定を実行でき
る。これにより、安価で運用コストの低い波長分散測定
システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 本発明の第2実施例の要部の概略構成ブロッ
ク図である。
【図3】 本発明の第3実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図4】 従来例の概略構成ブロック図である。
【符号の説明】
210:光ファイバ線路 212:送信測定装置 214:受信測定装置 216:通信線 220T,220R:可変波長光源 222T,222R:制御回路 224T,224R:波長計 226T,226R:変調器 228T,228R:受光器 230T,230R:位相差計 10,10a,12:端局 14,16:光ファイバ線路 20−1〜20−n:光送信器 22−1〜22−n:分波器 24−1〜24〜n:個別分散等化ファイバ 26,28:光多重器 30:一括分散等化ファイバ 32:光スイッチ 34,34a:制御回路 36:表示装置 38:光受信器 40:分波器 42:一括分散等化ファイバ 44:光分離器 46:光分離器 48−1〜48−n:個別分散等化ファイバ 50−1〜50−n:光受信器 52:光スイッチ 54:受光器 56:制御回路 58:位相差計 60:光送信器 70−1〜70−n:CWレーザ光源 72−1〜72−n:分波器 74−1〜74−n:データ変調器 76:光多重器 78:光変調器 110,112:端局 114,116:光ファイバ線路 120−1〜120−4:光送信器 122−1〜122〜4:個別分散等化ファイバ 124:光多重器 126:一括分散等化ファイバ 128:光合波器 130−1〜130−n:ダミー光源 132:光多重器 134:光変調器 136:制御回路 138:光受信器 139:表示装置 140:光分波器 142:一括分散等化ファイバ 144:光分離器 146:光分離器 148−1〜148−4:個別分散等化ファイバ 150−1〜150−4:光受信器 152:光スイッチ 154:受光器 156:制御回路 158:位相差計 160:光送信器

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信端局(10)、受信端局(12)及
    び当該送信端局から出力される信号光を当該受信端局に
    伝送する光ファイバ線路(14)からなる光伝送システ
    ムであって、 当該送信端局(10)は、互いに異なる信号波長の信号
    光をそれぞれ出力する複数の信号光出力装置(20−1
    〜20−n)と、当該複数の信号光出力装置から出力さ
    れる各信号光に波長分散を付与し、多重して出力する分
    散等化・多重器(24−1〜24−n,26,30)
    と、当該複数の信号光出力装置から出力される各信号光
    を多重する光多重器(28)と、当該分散等化・多重器
    の出力光と当該光多重器の出力光の一方を選択する光ス
    イッチ(32)と、当該光ファイバ線路(14)の波長
    分散を測定するときに、当該複数の信号光出力装置を同
    期動作させ、当該光スイッチに当該光多重器の出力光を
    選択させる制御手段(34)とを具備し、 当該受信端局(12)は、当該光ファイバ線路(14)
    から入力する光から各信号光を分離し受信する光受信装
    置(42,44,48−1〜48−n,50−1〜50
    −n)と、当該光ファイバ線路から入力する光から各信
    号波長の成分光を順次、選択する選択器(46,52)
    と、当該選択器の出力光を電気信号に変換する受光器
    (54)と、当該受光器の出力から、当該光ファイバ線
    路における群遅延を示す位相差を計測する位相差計(5
    8)とを具備することを特徴とする光伝送システム。
  2. 【請求項2】 当該送信端局が更に、当該受信端局から
    の波長分散測定結果を受信する測定結果受信器(38)
    を具備し、当該受信端局が更に、当該位相差計の計測結
    果を当該送信端局に送信する測定結果送信器(60)を
    具備する請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 【請求項3】 当該分散等化・多重器が、当該複数の信
    号光源から出力される複数の信号光に個別に波長分散を
    与える複数の個別分散等化器(24−1〜24−n)
    と、当該複数の個別分散等化器の出力光を多重する第2
    の光多重器(26)と、当該第2の光多重器の出力光に
    波長分散を与える一括分散等化器(30)とからなる請
    求項1に記載の光伝送システム。
  4. 【請求項4】 当該受信端局が更に、当該光ファイバ線
    路からの入力光を2分割し、一方を当該光受信装置に、
    他方を当該選択器に供給する光分波器(40)を具備す
    る請求項1に記載の光伝送システム。
  5. 【請求項5】 送信端局(10a)、受信端局(12)
    及び当該送信端局から出力される信号光を当該受信端局
    に伝送する光ファイバ線路(14)からなる光伝送シス
    テムであって、 当該送信端局(10a)は、互いに異なる信号波長のレ
    ーザ光を出力する複数のレーザ光源(60−1〜60−
    n)と、当該複数のレーザ光源の出力光を送信データで
    変調する複数のデータ変調器(64−1〜64−n)
    と、当該複数の光変調器から出力される各信号光に波長
    分散を付与し、多重して出力する分散等化・多重器(2
    4−1〜24−n,26,30)と、当該複数のレーザ
    光源から出力される各レーザ光を多重する光多重器(6
    6)と、当該光多重器の出力光を波長分散測定のテスト
    信号で変調する光変調器(68)と、信号伝送時に当該
    分散補償・多重器の出力光を選択し、当該光ファイバ線
    路の波長分散を測定するときに当該光変調器の出力光を
    選択する光スイッチ(32)とを具備し、 当該受信端局(14)は、当該光ファイバ線路から入力
    する光から各信号光を分離し受信する光受信装置(4
    2,44,48−1〜48−n,50−1〜50−n)
    と、当該光ファイバ線路から入力する光から各信号波長
    の成分光を順次、選択する選択器(46,52)と、当
    該選択器の出力光を電気信号に変換する受光器(54)
    と、当該受光器の出力から、当該光ファイバ線路におけ
    る群遅延を示す位相差を計測する位相差計(58)とを
    具備することを特徴とする光伝送システム。
  6. 【請求項6】 当該送信端局が更に、当該受信端局から
    の波長分散測定結果を受信する測定結果受信器(38)
    を具備し、当該受信端局が更に、当該位相差計の計測結
    果を当該送信端局に送信する測定結果送信器(60)を
    具備する請求項5に記載の光伝送システム。
  7. 【請求項7】 当該分散等化・多重器が、当該複数のデ
    ータ変調器から出力される複数の信号光に個別に波長分
    散を与える複数の個別分散等化器(24−1〜24−
    n)と、当該複数の個別分散等化器の出力光を多重する
    第2の光多重器(26)と、当該第2の光多重器の出力
    光に波長分散を与える一括分散等化器(30)とからな
    る請求項5に記載の光伝送システム。
  8. 【請求項8】 当該受信端局が更に、当該光ファイバ線
    路からの入力光を2分割し、一方を当該光受信装置に、
    他方を当該選択器に供給する光分波器(40)を具備す
    る請求項5に記載の光伝送システム。
  9. 【請求項9】 送信端局(110)、受信端局(11
    2)及び当該送信端局から出力される信号光を当該受信
    端局に伝送する光ファイバ線路(114)からなる光伝
    送システムであって、 当該送信端局(110)は、互いに異なる信号波長の複
    数の信号光からなる多重信号光を出力する多重信号光出
    力装置(120−1〜120−4,122−1〜122
    −4,124,126)と、互いに異なり且つ信号波長
    とも異なるダミー波長の複数のダミー光を出力するダミ
    ー光源(130−1〜130−n)と、当該複数のダミ
    ー光源の出力光を多重する光多重器(132)と、当該
    光多重器の出力光を当該光ファイバ線路の波長分散を測
    定するためのテスト信号で変調する光変調器(134)
    と、当該多重信号光出力装置の出力光と当該光変調器の
    出力光を合波する光合波器(128)とを具備し、 当該受信端局(112)は、当該光ファイバ線路から入
    力する光から各信号光を分離し受信する光受信装置(1
    42,144,148−1〜148−4,150−1〜
    150−4)と、当該光ファイバ線路から入力する光か
    ら各ダミー波長の成分光を順次、選択する選択器(14
    6,152)と、当該選択器の出力光を電気信号に変換
    する受光器(154)と、当該受光器の出力から当該光
    ファイバ線路における群遅延を示す位相差を計測する位
    相差計(158)とを具備することを特徴とする光伝送
    システム。
  10. 【請求項10】 当該光変調器(134)が、当該光多
    重器の出力光をスルーするモードを具備する請求項9に
    記載の光伝送システム。
  11. 【請求項11】 当該多重信号光出力装置が、互いに異
    なる信号波長の信号光をそれぞれ出力する複数の信号光
    出力装置(120−1〜120−4)と、当該複数の信
    号光出力装置から出力される複数の信号光に個別に波長
    分散を与える複数の個別分散等化器(122−1〜12
    2〜4)と、当該複数の個別分散等化器の出力光を多重
    する第2の光多重器(124)と、当該第2の光多重器
    の出力光に波長分散を与える一括分散等化器(126)
    とからなる請求項9に記載の光伝送システム。
  12. 【請求項12】 当該送信端局(110)が更に、当該
    受信端局からの波長分散測定結果を受信する測定結果受
    信器(138)を具備し、当該受信端局(112)が更
    に、当該位相差計の計測結果を当該送信端局に送信する
    測定結果送信器(160)を具備する請求項9に記載の
    光伝送システム。
  13. 【請求項13】 当該受信端局(112)が更に、当該
    光ファイバ線路からの入力光を2分割し、一方を当該光
    受信装置に、他方を当該選択器に供給する光分波器(1
    40)を具備する請求項9に記載の光伝送システム。
  14. 【請求項14】 互いに異なる信号波長の信号光をそれ
    ぞれ出力する複数の信号光出力装置(20−1〜20−
    n)と、 当該複数の信号光出力装置から出力される各信号光に波
    長分散を付与し、多重して出力する分散等化・多重器
    (24−1〜24−n,26,30)と、 当該複数の信号光出力装置から出力される各信号光を多
    重する光多重器(28)と、 光ファイバ線路に出力するために、当該分散等化・多重
    器の出力光と当該光多重器の出力光の一方を選択する光
    スイッチ(32)と、 当該光ファイバ線路の波長分散を測定するときに、当該
    複数の信号光出力装置を同期動作させ、当該光スイッチ
    に当該光多重器の出力光を選択させる制御手段(34)
    とを具備することを特徴とする端局装置。
  15. 【請求項15】 更に、当該光ファイバ線路を伝搬した
    光を受信する受信端局からの波長分散測定結果を受信す
    る測定結果受信器(38)を具備する請求項14に記載
    の端局装置。
  16. 【請求項16】 当該分散等化・多重器が、当該複数の
    信号光源から出力される複数の信号光に個別に波長分散
    を与える複数の個別分散等化器(24−1〜24−n)
    と、当該複数の個別分散等化器の出力光を多重する第2
    の光多重器(26)と、当該第2の光多重器の出力光に
    波長分散を与える一括分散等化器(30)とからなる請
    求項14に記載の端局装置。
  17. 【請求項17】 互いに異なる信号波長のレーザ光を出
    力する複数のレーザ光源(60−1〜60−n)と、 当該複数のレーザ光源の出力光を送信データで変調する
    複数のデータ変調器(64−1〜64−n)と、 当該複数の光変調器から出力される各信号光に波長分散
    を付与し、多重して出力する分散等化・多重器(24−
    1〜24−n,26,30)と、 当該複数のレーザ光源から出力される各レーザ光を多重
    する光多重器(66)と、 当該光多重器の出力光を波長分散測定のテスト信号で変
    調する光変調器(68)と、 信号伝送時に当該分散補償・多重器の出力光を選択し、
    当該信号光を伝搬する光ファイバ線路の波長分散を測定
    するときに当該光変調器の出力光を選択する光スイッチ
    (32)とを具備することを特徴とする端局装置。
  18. 【請求項18】 更に、当該光ファイバ線路を伝搬した
    光を受信する受信端局からの波長分散測定結果を受信す
    る測定結果受信器(38)を具備する請求項17に記載
    の端局装置。
  19. 【請求項19】 当該分散等化・多重器が、当該複数の
    データ変調器から出力される複数の信号光に個別に波長
    分散を与える複数の個別分散等化器(24−1〜24−
    n)と、当該複数の個別分散等化器の出力光を多重する
    第2の光多重器(26)と、当該第2の光多重器の出力
    光に波長分散を与える一括分散等化器(30)とからな
    る請求項17に記載の端局装置。
  20. 【請求項20】 互いに異なる信号波長の複数の信号光
    からなる多重信号光を出力する多重信号光出力装置(1
    20−1〜120−4,122−1〜122−4,12
    4,126)と、 互いに異なり且つ信号波長とも異なるダミー波長の複数
    のダミー光を出力するダミー光源(130−1〜130
    −n)と、 当該複数のダミー光源の出力光を多重する光多重器(1
    32)と、 当該光多重器の出力光を、当該多重信号光を伝搬する光
    ファイバ線路の波長分散を測定するためのテスト信号で
    変調する光変調器(134)と、 当該多重信号光出力装置の出力光と当該光変調器の出力
    光を合波する光合波器(128)とを具備することを特
    徴とする端局装置。
  21. 【請求項21】 当該光変調器(134)が、当該光多
    重器の出力光をスルーするモードを具備する請求項20
    に記載の端局装置。
  22. 【請求項22】 当該多重信号光出力装置が、互いに異
    なる信号波長の信号光をそれぞれ出力する複数の信号光
    出力装置(120−1〜120−4)と、当該複数の信
    号光出力装置から出力される複数の信号光に個別に波長
    分散を与える複数の個別分散等化器(122−1〜12
    2−4)と、当該複数の個別分散等化器の出力光を多重
    する第2の光多重器(124)と、当該第2の光多重器
    の出力光に波長分散を与える一括分散等化器(126)
    とからなる請求項20に記載の端局装置。
  23. 【請求項23】 更に、当該光ファイバ線路を伝搬した
    光を受信する受信端局からの波長分散測定結果を受信す
    る測定結果受信器(138)を具備する請求項20に記
    載の端局装置。
  24. 【請求項24】 光ファイバ線路から入力する光から互
    いに異なる信号波長の信号光を分離し受信する光受信器
    (42,44,48−1〜48−n,50−1〜50−
    n;142,144,148−1〜148−4,150
    −1〜150−n4)と、 当該光ファイバ線路から入力する光から、当該光ファイ
    バ線路の波長分散をテストするためのテスト信号を搬送
    する成分光を順次、選択する選択器(46,52;14
    6,152)と、 当該選択器の出力光を電気信号に変換する受光器(5
    4,154)と、 当該受光器の出力から当該光ファイバ線路における群遅
    延を示す位相差を計測する位相差計(58,158)と
    を具備することを特徴とする端局装置。
  25. 【請求項25】 更に、当該位相差計の計測結果を、当
    該信号光を出力する送信端局に送信する測定結果送信器
    (60,160)を具備する請求項24に記載の端局装
    置。
  26. 【請求項26】 更に、当該光ファイバ線路からの入力
    光を2分割し、一方を当該光受信装置に、他方を当該選
    択器に供給する光分波器(40,140)を具備する請
    求項24に記載の端局装置。
  27. 【請求項27】 当該テスト信号が正弦波からなる請求
    項24に記載の端局装置。
  28. 【請求項28】 互いに異なる信号波長の信号光を出力
    する複数の信号光出力装置(20−1〜20−n)と、
    当該信号光に事前に波長分散を与える分散等化器(24
    −1〜24−n,30)とを具備する送信端局(1
    0)、受信端局(12)、及び当該送信端局(10)か
    ら出力される信号光を当該受信端局(12)に伝送する
    光ファイバ線路(14)を具備する光伝送システムにお
    いて、当該光ファイバ線路(14)の波長分散を測定す
    る方法であって、 当該送信端局(10)において当該複数の信号光出力装
    置(20−1〜20−n)を同期動作させ、 当該複数の信号光出力装置(20−1〜20−n)から
    出力される複数の信号光を、当該波長分散等化器(24
    −1〜24−n,30)を迂回して多重して当該光ファ
    イバ線路(14)に出力し、 当該光ファイバ線路(14)を伝搬した光から、当該複
    数の信号光を順次、選択して当該光ファイバ線路におけ
    る群遅延を計測し、 当該複数の信号波長の当該群遅延から当該光ファイバ線
    路の波長分散を計測することを特徴とする波長分散測定
    方法。
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JP2012124782A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Fujitsu Ltd デジタルコヒーレント光受信器、適応等化型イコライザ及びデジタルコヒーレント光通信方法

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JP2012124782A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Fujitsu Ltd デジタルコヒーレント光受信器、適応等化型イコライザ及びデジタルコヒーレント光通信方法
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